「永山たかし」について知りたいことや今話題の「永山たかし」についての記事をチェック! (1/4)
俳優の阿部寛が主演を務める、TBS系日曜劇場『キャスター』(毎週日曜後9:00)が新たにスタート。今回は、岡部たかしが演じる海馬浩司を紹介する。本作は完全オリジナルストーリー。テレビ局の報道番組「ニュースゲート」を舞台に、“世の中を動かすのは真実!”という信念の男・進藤壮一が闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメントだ。岡部たかしが演じる海馬浩司は、普段は局長室で過ごしているが、時々報道フロアの様子を見回り、チーム全体を気にかけている。最近は進藤に振り回されることが増え、頭を悩ませている。コンプラ違反、労基違反などクオリティ面以外のことは口出しするが、基本的には現場を尊重している。当事者よりも先に「やばいやばい」と騒ぐこともあるが、それは会社を守りたいという信念があるため。
2025年04月18日パリ五輪・柔道男子60キロ級で銅メダルを獲得した永山竜樹が15日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】柔道の永山竜樹が食事会を報告「私事ですが本日29歳になりました!」と綴り、2枚の写真をアップ。息子との2ショットを披露した。続けて「20代ラスト自分の柔道を信じて貫いていきます」と強い言葉を綴った永山。最後は「今後とも応援よろしくお願いします」と綴り、投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 永山竜樹 Ryuju Nagayama(@ryuju60)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「お誕生日おめでとうございます」「これからも応援しています!!」といったコメントが寄せられている。
2025年04月16日松本潤、長澤まさみ、永山瑛太らが出演した舞台「正三角関係」を、英語タイトル「Love in Action」に変え上演したロンドン公演の配信が決定した。サドラーズ・ウェルズ劇場における3日間のステージは全て完売。大盛況のうちに幕を閉じた本舞台。海外公演といえば、日本で成功を収めた再演作品を持ち込むのが通例。だが、作・演出の野田秀樹は、あえて新作をロンドンに持ち込み、さらなる挑戦に踏み出した。日本ツアーと同じ年にロンドンでの上演を実現するのはNODA・MAPにとっても初の試みだったが、1500席を有するサドラーズ・ウェルズ劇場の客席は連日満席。スタンディングオベーションが巻き起こり、万雷の拍手に包まれた。また本作は、英語字幕付きで上演。字幕上演作品にはその劇評が厳しいとされる英国の演劇界において、初日から多くの絶賛評を獲得した。松本、長澤、永山をはじめ、村岡希美、池谷のぶえ、小松和重、竹中直人といった多彩な実力派の俳優たちが脇を固めた本作。今回の配信は、2024年11月1日の収録映像。PPV(ペイパービュー)形式となっている。特典映像として、松本潤×長澤まさみ×永山瑛太×野田秀樹によるスペシャルインタビューも収録。ロンドン公演を意識した作品創りや、それぞれの役づくりの秘話などを聞くことができる。なお配信チケットは、4月14日(月)12時に発売される。「NODA・MAP ロンドン公演『Love in Action』作・演出:野田秀樹」は4月21日(月)12時~5月12日(月)23時59分イープラス(Streaming+)、チケットぴあ(PIA LIVE STREAM)、ソニー・ミュージックソリューションズ(Stagecrowd)にて配信。(シネマカフェ編集部)
2025年03月29日阿部寛主演、永野芽郁、道枝駿佑出演の4月スタートの日曜劇場「キャスター」から新キャストとして高橋英樹、音尾琢真、岡部たかし、宮澤エマ、菊池亜希子、玉置玲央、キム・ムジュンが発表。それぞれの場面写真とともに解禁となった。完全オリジナルストーリーで送る「キャスター」は、JBNの報道番組「ニュースゲート」を舞台に闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。“世の中を動かすのは真実!”という信念の男・進藤壮一(阿部寛)は、公共放送で社会部の記者として15年間キャリアを積み、その後報道番組のキャスターを務めていたが、民放テレビ局JBNの会長・国定義雄(高橋英樹)に引き抜かれ、視聴率低迷にあえぐ報道番組「ニュースゲート」のメインキャスターに就任した。生ぬるい報道体制を正すことが使命で、番組を正すためにやってきたと豪語する進藤は、“真実を伝える”ためには手段を選ばず、独自のルールで取材や調査を行い既存のルールはおかまいなし。圧倒的な存在感で周囲を巻き込んでいく。■報道番組「ニュースゲート」は個性派ぞろい進藤がキャスターを務める夜の報道番組「ニュースゲート」のテコ入れとして総合演出に抜擢されたのは、バラエティ番組で活躍し会長賞をもらったこともあるヒットメーカー・崎久保華(永野芽郁)。進藤に憧れジャーナリストを目指している入社2年目のアシスタントディレクター(AD)・本橋悠介(道枝駿佑)。そして彼らを束ねる報道局長の海馬浩司(岡部たかし)を筆頭に、「ニュースゲート」のプロデューサー・山井和之(音尾琢真)、編集長の市之瀬咲子(宮澤エマ)、社会部記者・安藤恵梨香(菊池亜希子)、ディレクター・梶原広大(玉置玲央)、ADのチェ・ジェソン(キム・ムジュン)の面々が脇を固める。報道の正義をかざす者、志に燃える者、視聴率に一喜一憂する者、とにかくミスなくその日が暮らせればいいと思っている者など様々な人間模様が繰り広げられていたが、進藤のキャスター就任によってバラバラだった面々がいつの間にかチームとして成長していくことに…。しかし、彼らが本当の意味での理想を叶えたとき、闇に葬られていたある事件の真相が明らかになる!?オリジナル脚本で描く、社会派エンターテインメントが誕生する。新キャストよりコメント到着<高橋英樹>JBN会長国定義雄役の高橋英樹です。阿部さん演じる進藤は、変わり者だけど“正しいことを正しい”として取り上げていく人間で、今の世の中に必要なタイプなのでは? と感じております。メディアをテーマに取り上げ、メディアの中身をよく知っている方々が番組を作っていることもあり、物語が非常に面白く出来上がっています。普段テレビでは取り上げない部分を取り上げていく「キャスター」というキャラクターを全面に出しながら、裏にはいくつもの隠れたお話があって、とても中身の濃い作品になるのではないかと期待しております。私も背が高い方だと思うのですが、それ以上に阿部さんがすっごく背が高いので、誰かを見上げてお芝居するのが新鮮でして。これから阿部さんとどうお芝居していこうかなと思いながら、撮影を楽しんでおります。<音尾琢真>阿部寛さんとは、作品としての共演の機会は幾度かありましたが、実際に同じシーンを一緒に作りあげた事は一度もありませんでしたので、今回のお話をいただけてとても嬉しく感じております。いざ撮影で対峙しますと、とても背が高く迫力があり、それでいて深みのある眼差しが印象深いです。私の役柄は報道番組「ニュースゲート」のプロデューサーです。阿部さん演じる破天荒な進藤さんには振り回されっぱなしですが、なんとかチーム全員の動きが円滑に回るようにまとめていきたいです。「ニュースゲート」ともども、「キャスター」をご覧になっていただけますと幸いです。<岡部たかし>報道局長を演じさせていただきます。どういう局長か? というと、出川哲朗さんのように「ヤバいよヤバいよ」と言いながら仕事している局長です。会社を守りたいという気概の強い局長がゆえ、そのために大事な事実を隠したりねじ曲げたり嘘をついたり、という報道の真髄に反したこともしかねない人。というかしそうな人。心配です。清廉潔白で生きるのは難しいと考えさせられるドラマです。そのへんのことを考えながら僕は演じていきたい。視聴者の皆さまにもそのへんのことを考えながら楽しんでもらいたい。そんな風に思います。<宮澤エマ>錚々たるキャスト、スタッフと共に日曜劇場の歴史の一員になれて大変光栄です。「ニュースゲート」で初めて編集長を任された市之瀬咲子は役職の責務と報道に対する理想の狭間で「テレビメディアを通して報道すべき事は何か」を考え葛藤している人物です。上司である海馬(岡部)、山井(音尾)にも全く物怖じせず自分の意見をぶつけていく市之瀬が進藤たちとの出会いでどう変わっていくのか、それとも変わらないのか、彼女の報道に対する信念を大切に演じたいと思います。白黒をはっきりとつけられない事案や何層もある事柄をどう伝えていくことが「正しい」ことなのか、何を、そして誰を信じるべきなのか1話の中でもどんでん返しが何度もあるので台本を読みながら私自身も先の読めない展開に毎話ワクワクしています。<菊池亜希子>社会部記者・安藤恵梨香役の菊池亜希子です。安藤は社会部一筋でキャリアを重ねてきた女性です。正義感と好奇心のもと、「夜討ち朝駆け」も厭わず自分の足でネタを取ることに喜びを感じてきた根っからの記者気質。現在は内勤キャップとして「ニュースゲート」チームの隣の島にいますが、ちょくちょく速報を持って飛び込んできます。山井さんと梶原(玉置)くんはかつて社会部で共に戦ってきた先輩と後輩。進藤さんに振り回されながらも切磋琢磨しながら番組を作り上げていく様子に、彼女自身も刺激を受け記者魂を静かに燃やしているのだと思います。自分の中にある正義を信じながら、疑いながら。彼女の目を通して、私自身も一生懸命考えたいと思っています。<玉置玲央>憧れの日曜劇場、くわえて阿部寛さんが主演ということでそこに参加させていただけることを光栄に思います。撮影が始まって一か月ほど経ちますが、扱っている題材故に緊張感のあるシーンと和やかなシーンの振れ幅がジェットコースターのように訪れて、未だに面食らうこともあります。視聴者の皆様にもそんな刺激的な空気を感じていただけるよう、そして出演者と一緒にまるで報道番組の制作に携わっているような没入体験をしていただけるよう、いち出演者として誠心誠意取り組ませていただきます。お楽しみに。<キム・ムジュン>こんにちは、キム・ムジュンです。「ブラックペアン シーズン2」に続き、また日本の皆さんにご挨拶できることを嬉しく思います。僕が演じるチェ・ジェソンは、「キャスター」の中で、お茶目で愉快なアシスタントディレクターです(笑)。まだ日本語が完璧ではないかもしれませんが、一生懸命勉強しながら成長していきます。作品にご迷惑をおかけしないよう、最善を尽くして頑張ります!僕を待っていてくださった皆さん、そしてこれから「キャスター」をご覧になる皆さんに心から感謝いたします。素晴らしい共演者の方々と一緒に楽しく撮影しているので、きっと皆さんにも楽しんでいただけると思います! どうぞ楽しみにしていてください!日曜劇場「キャスター」は4月、毎週日曜21時~TBS系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2025年03月03日今年後期の連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK)に、俳優・岡部たかし(52)が出演すると発表された。岡部といえば、昨年度の『虎に翼』で伊藤沙莉の父親役を演じて話題になったことも記憶に新しい。『ばけばけ』では、朝ドラとしては異例の二度目の“ヒロインの父親”役に抜擢されている。2022年放送のドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』(フジテレビ系)のプロデューサー役で一躍注目を集めた岡部。今では、朝ドラをはじめ出演オファーが絶えない人気俳優となった。アラフィフにして花開いた岡部の役者人生だが、大成した裏には“4人の女性”の存在があったという。1人目の女性は、岡部の地元・和歌山で出会ったという元妻だ。本誌が24年4月におこなったインタビューで、岡部は元妻への感謝を語っている。23歳のころから付き合い始めたという5歳年上の美容師の彼女は夢を追う岡部の背中をいつも押してくれていたという。そして共に上京し、結婚すると、28歳のときに息子が誕生。だが、芝居に没頭するあまり家庭を顧みなかった岡部は離婚を切り出されてしまう。その後、元妻は息子を連れて地元へ帰り、交流は完全に途絶えてしまったそうだ。家族が新しい局面を迎えたのは、東日本大震災後。息子を心配して掛けた電話に、初めて元妻が出たという。電話口で、「離婚をして、養育費を払わなくなる人が多いのに、ずっと払ってくれてありがとう」と感謝を伝えられた岡部。これに“誠意”の大切さを痛感したそうで、その後関係は改善。息子の父と母として良い関係を築けるようになったという。2人目は、岡部が前述のインタビューで「助けられた」と明かした女優の故・深浦加奈子さん(享年48)。2008年に天国へと旅立った深浦さんと岡部は、演劇ユニット・城山羊の会で出会う。当時、芝居で“面白さ”を追求していた岡部は、自分が普通であることに悩み、深浦に相談。すると、次のような言葉を掛けられたという。「普通をちゃんとやりなさい。とがっているだけじゃ駄目だし、作ってやるもんでもない。あなたのままをちゃんとしたら面白い。普通をちゃんとできる人って、あまりいないんだから」“普通をちゃんとやる”というアドバイスで、当時ぶつかっていた壁を乗り越えたという岡部。深浦さんの“金言”は岡部の現在の自然体な演技にも繋がっているに違いない。最後の2人は、意外だが芸人・阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子(52)と木村美穂(51)だ。実は3人は、1994年に「劇団東京乾電池」の研究所で知り合ったという旧知の仲。同じ劇団で1年間苦楽を共にして、「おかっち」「えりりん」「きむみほ」と呼び合う関係だという。岡部が書いた台本を3人が同じチームで演じたこともあるそうで、下積み時代の大切な仲間として『ボクらの時代』(フジテレビ系)で共演したことも。岡部より先にブレイクを果たした阿佐ヶ谷姉妹には、共に切磋琢磨してきた“戦友”として励まされた部分はあるだろう。『エルピス』でのブレイク後も、どんな仕事にも真摯に向き合い、地道に信頼を積み上げていった岡部。4人の女性に背中を押されて続けてきた“普通の努力”こそが、遅咲きの俳優を唯一無二の存在へと押し上げたのかもしれない。
2025年02月26日高石あかりがヒロインを務める2025年度後期連続テレビ小説「ばけばけ」から、明治時代の没落士族・松野家の面々が明らかに。岡部たかしは「虎に翼」に続いて、ヒロインの父親役。池脇千鶴は2001年度後期「ほんまもん」以来、小日向文世は「まれ」以来の“朝ドラ”となる。明治時代の松江。怪談話が好きな松野トキを主人公にした本作。外国人の夫ラフカディオ・ハーン/小泉八雲と共に、怪談を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名もなき人々の心の物語に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦を描いていく。今回は貧しいながらもトキにたっぷりと愛情を注ぐ、個性豊かな家族が決定した。主人公/松野トキ高石あかりよりコメントこのような方々と、これから松野家の家族として、そして「ばけばけ」チームの家族として、約一年間ご一緒できることをとてもうれしく思います。いつも味方でいてくれるおじいちゃん、どこか抜けているけど松野家を陰で支えるお母さん、頼りないのになぜか憎めないお父さん。トキにとって、家族の存在はとても大きく、守ろうとする姿は、「使命」のようにも感じます。個性と笑いあふれる松野家の生活が楽しみで仕方ありません!岡部たかしトキの父/松野司之介連続テレビ小説歴「ひよっこ」「なつぞら」「エール」「ブギウギ」「虎に翼」(役柄)松江藩の上級武士だったが、時代が明治になると収入がなくなり、苦しい貧乏暮らしを送る。いままで武士をやってきたからお金の稼ぎ方なんて分からない…けど、愛する娘・トキと家族のために不器用ながらも奮闘する。トキに「かっこいい」と言われたい!(コメント)大阪局制作の朝ドラに出演させていただくのは2度目となります。ありがたいことです。なじみのスタッフさんや呑処の皆さんに「おかえり!」と声をかけていただき感動しました。演じる司之介は誇り高きかっこいい男でありますが、時代の変化にあってその生き方は「ちゃんとせんかいっ!」と言いたくもなります。そんな司之介の葛藤やぐちゃぐちゃしたものを皆さまに楽しんでもらえるよう精進します。「ばけばけ」、ごひいきに。(制作統括より)このドラマで、一番最初に決まったキャストが岡部さんです。しかも、ヒロインが決まる前に!迷うことなくお声掛けしました。「虎に翼」でヒロインの父・直言を演じた岡部さん。 “トラつば”とは、また違った父親像が見られると期待しています。池脇千鶴トキの母/松野フミ連続テレビ小説歴「ほんまもん」(役柄)出雲大社の上官の家で育ち、出雲の神々の物語や生霊・死霊の話、目に見えないモノの話に詳しく、トキにもよくお話を聞かせてあげる。トキのお話好きはフミ譲り。トキの幸せを誰よりも願っている。時代の変化に戸惑いながらも、内職で家計を支えるしっかり者。(コメント)20数年ぶりの朝ドラ。体力がもつのか心配です(笑)。「ばけばけ」は、明るくて楽しくて、肩の力を抜いて観られるドラマだと思います。わたしもまだ先の展開は分かりませんが、今からドキドキワクワクしています。テレビの前の皆さんも、毎朝楽しみに観ていただけるよう精いっぱいフミを生きようと思います。どうぞよろしくおねがいいたします!(制作統括より)個性豊かな松野家の面々を愛情で深く包み込み、でも、母としての業も心の奥に抱えている、それを演じられるのは、池脇さんしかいないと思いオファーしました。「ほんまもん」のヒロイン・山中木葉、ジョゼ、ジルバ…見るたびに全く違う池脇さんに感動してきました。池脇さんが今演じるフミがどのようなものになるのか、撮影が始まるのがとても楽しみです。小日向文世トキの祖父/松野勘右衛門連続テレビ小説歴「まんてん」「まれ」(役柄)幕末をたくましく生き抜いた生粋の武士。明治となり武士の時代は終わった…はずだが、いざという時に異国からこの国を守るのは自分だと信じ、髷を結い、剣の稽古を続ける“ラストサムライ”。剣ではいかなる相手にも決して負けないという自負があるが、孫であるトキにはめっぽう弱い。(コメント)10年ぶりに朝ドラに参加出来ることを嬉しく思っています。衣装合わせの時に丁髷のかつらをかぶり、朝ドラで?っておかしくなりました。年号が明治に変わっても武士の魂を忘れず髷を結い続け、主人公トキの祖父としてトキを可愛がり、幸せを願う松野勘右衛門という役に改めて愛着を感じています。「ばけばけ」の撮影が今からとても楽しみです。(制作統括より)勘右衛門はただ厳しいだけではなく、心のなかに熱い思いと、そして、どこか可愛らしいところも併せ持っている人物です。先日、小日向さんと衣装合わせをした時に、着物に髷姿で木刀を楽しそうに振る姿を見て、間違いない!と思いました。連続テレビ小説「ばけばけ」は2025年秋、NHKにて放送予定。※高石あかりの「高」は、正しくは「はしごだか」(シネマカフェ編集部)
2025年02月26日展覧会「やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ」が、2025年4月26日(土)から6月30日(月)まで、熊本市現代美術館にて開催。後に全国へ巡回する。やなせたかし作品を紐解く大規模展覧会アンパンマンの生みの親として広く知られるやなせたかしは、漫画家、詩人、絵本作家、イラストレーター、デザイナー、編集者といった多彩な活動を通じて、“人を喜ばせること”に人生最大の喜びを感じた、極上のエンターテイナーであるとも言える。「やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ」は、そんなやなせたかしの作品を紐解く大規模展覧会だ。代表作「アンパンマン」ほか原画約200点が集結苛酷な戦争体験や家族との別れを経験し、「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」を自分に問い続けたやなせが辿り着いたのは、困っている人に一片のパンを与えられるヒーロー像だった。会場では、代表作「アンパンマン」のほか、「やなせたかし大解剖」「漫画」「詩」「絵本/やなせメルヘン」といった5つのテーマをもとに、やなせが手掛けた作品を展示。原画約200点を中心に、人々に勇気を与え続ける、やなせの作品に迫る。展覧会概要「やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ」会期:2025年4月26日(土)~6月30日(月)会場:熊本市現代美術館 ギャラリーI・II住所:熊本県熊本市中央区上通町2-3 びぷれす熊日会館 3階開館時間:10:00~20:00(入場は19:30まで)休館日:火曜日※4月29日(火・祝)は開館し、翌30日(水)は休館。※5月6日(火・祝)は開館し、翌7日(水)は休館。観覧料:一般 1,500(1,300)円、シニア 1,200(1,000)円、学生(高校生以上)1,000(800)円、中学生以下無料※( )内は前売/20名以上の団体/電車・バス 1 日乗車券、 JAF 会員証、市電緑のじゅうたんサポーター証/熊本県立美術館友の会証提示者の料金。※各種障害者手帳の提示者と付き添い者1名無料(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳等)※うぇるかむパスポートの提示者は無料。※前売り券は4月25日(金)まで販売。チケット取扱:熊本市現代美術館ほか【問い合わせ先】熊本市現代美術館TEL:096-278-7500
2025年02月13日俳優の永山瑛太が26日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】岡田将生がストーリー更新! ルイ・ヴィトンのモデル写真を公開「土。木。空。」と綴り、オフショットを公開。夜空をバックに、白いもやのようなものが写っている。永山が狙って撮影したのだろうか、とても幻想的な一枚だ。 この投稿をInstagramで見る 永山瑛太(@nagayama.eita)がシェアした投稿 この投稿にファンから、「すごい。どうやって撮ったのですか?芸術的!?」「風神が舞ってそう」など多くのコメントが寄せられている。
2025年01月27日俳優の永山瑛太が6日、インスタグラムを更新。【画像】「素晴らしい時間でした。」舞台後の打ち上げショットを永山瑛太が公開!投稿されたのは「2024年」と一言添えられた謎の写真。テカテカとした手元に注目が集まり、マネキンの手を使ったユニークな構図だったことが発覚した。これにファンからは「シュールすぎる」「マネキンさんかぁ〜い!」とコメントが殺到し、笑いが広がった。 この投稿をInstagramで見る 永山瑛太(@nagayama.eita)がシェアした投稿 コメント欄には「朝から元気もらいました!」「一瞬、カエラさんかと思った」「どこで撮ってるの?」などのツッコミが続々届いている。永山らしいユーモアと遊び心が詰まった投稿で、ファンの心を掴む朝となった。
2024年12月06日松本潤、長澤まさみ、永山瑛太が初めて共演した、NODA・MAPの最新作舞台「正三角関係」の舞台映像が、世界配信される。長男・富太郎(松本)は花火師、次男・威蕃(永山)は物理学者、そして三男・在良(長澤)は神に仕える人に。それぞれの夢を叶えた三兄弟が集められたのは、長男の富太郎が父親殺しの罪に問われる「法廷」だった。それは、父親と同じ女性、グルーシェニカ(長澤)を愛した三角関係の愛情のもつれ故の犯行なのか――。国内で76ステージを経て、現在ロンドンで上演中の本作は、野田秀樹がドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」をモチーフに描いた物語。松本演じる長男・富太郎が、父親殺しの罪に問われる法廷劇を中心に展開。長澤と永山がそれぞれ異なる役柄で物語を彩る。さらに、村岡希美、池谷のぶえ、小松和重、そして竹中直人という近年のNODA・MAP作品で圧倒的な存在感を放ってきた役者が勢揃い。東京公演収録映像を配信する今回。英語と中国語(繁体中文)の字幕に対応し、言語の壁を越えて世界中の観客に届けられる。NODA・MAP「正三角関係」配信概要■収録日・場所東京公演2024年8月3日(土)東京芸術劇場プレイハウス■配信期間2024年12月2日(月)12:00~2025年1月14日(火)23:59■配信チケット<発売期間>2024年11月25日(月)12:00~2025年1月14日(火)18:00<料金>3,300円(税込)<視聴形式>PPV形式■チケット販売プレイガイド・プラットフォームイープラス(Streaming+)チケットぴあ(PIA LIVE STREAM)ソニー・ミュージックソリューションズ(Stagecrowd)■配信エリア日本、北米(アメリカ・カナダ・メキシコ)、南米(ブラジル・ペルー)ヨーロッパ(イギリス・ドイツ・フランス・イタリアスペイン)アジア(韓国・台湾・香港・マカオ・シンガポール・マレーシア・タイ)、オセアニア(オーストラリア・ニュージーランド)(シネマカフェ編集部)
2024年11月04日永山瑛太が2日、自身のInstagramを更新。【画像】永山瑛太、妻・木村カエラとの2ショットを公開「20周年おめでとう」ロンドンでの舞台公演も残り2回となったことを報告。座長を務める松本潤への敬意と感謝の想いを込め、「最高の漢だよ」と語り、共演者たちと築いた絆の強さを感じさせるメッセージを綴った。また、妻である木村カエラも同行し、笑顔の写真にファンも感激の様子だ。 この投稿をInstagramで見る 永山瑛太(@nagayama.eita)がシェアした投稿 コメント欄には「潤くんとのツーショットありがとう!」「カエラちゃんとロンドンにいるの最高」といった喜びの声が多く寄せられ、日本からも応援するファンたちが熱いエールを送っている。ロンドンで輝く俳優たちの姿に、多くのファンが感動を共有しているようだ。
2024年11月02日2024年10月27日、俳優の永山瑛太さんがInstagramを更新。妻であり、歌手の木村カエラさんとのツーショット写真を公開し、反響を呼びました。永山瑛太&木村カエラの『夫婦ショット』に反響デビュー20周年を迎えた、木村さん。同月26日に日本武道館で、記念ライブを開催しました。木村さんのデビュー20周年をお祝いするべく、永山さんも会場に駆け付けた模様。夫婦のツーショット写真と一緒に、パフォーマンスを見て感じたことをつづりました。歌手を目指し、歌い続け、夢を現実にする事。どんな事を思考し生きてきたのか。木村カエラって何者なんだ。周りの人達の沢山の愛に包まれている事への感謝。その小さな体で、逞しく己と向き合ってきた勇敢さと柔らかく人の心を豊かにするエネルギー全身で浴びる事が出来た尊い時間でした。キラキラと輝く笑顔をこれからも、皆様にみせてほしい。20周年おめでとう。nagayama.eitaーより引用 この投稿をInstagramで見る 永山瑛太(@nagayama.eita)がシェアした投稿 木村さんへのリスペクトが感じられる、永山さんの文章。一番近くで活動を見守っているからこそ、心に響くシーンが多々あったのでしょう。また、素敵な笑顔を見せるツーショット写真からは、2人の仲のよさが伝わってきますね。お互いに尊重し合う、永山さん夫婦の姿には、このようなコメントが寄せられていました。・素敵な写真をありがとうございます!憧れの夫婦です。・カエラちゃんが輝き続けているのは、ご自身の努力とお人柄、そして素敵なご家族の存在も大きいでしょうね。・夫からの最高の言葉…泣けます!・2人とも大好きです!最高!見ているだけで心が温かくなる、永山さんと木村さんの写真。これからも仲むつまじい姿を見せてくれたら嬉しいですね![文・構成/grape編集部]
2024年10月27日「被告人は、いずれも無罪――」『虎に翼』の5月3日放送回では、ヒロインの父・直言(岡部たかし・51)が、1年半に及んだ裁判で無罪を勝ち取るシーンが描かれた。父を信じる寅子たちの思いによって、不利な状況を覆し無実が証明されたことに、SNS上などで感動の声が多数上がった。法廷闘争の間、お茶の間の注目を集めたのが、父親役の岡部の好演だ。「名バイプレイヤーとして数々のドラマに出演してきた岡部さんですが、’22年放送の『エルピス-希望、あるいは災い-』(フジテレビ系)でとがったプロデューサーを演じ、一躍知名度を高めました。朝ドラ『ブギウギ』にも“アホのおっちゃん”役で出演、先日放送の『情熱大陸』(TBS系)で特集されるなど“イケオジ俳優”としてブレーク中です」(演劇関係者)勢いに乗る岡部だが、じつはこの春に、一つの“別れ”を迎えることになるという。「演出家の平田オリザさんが芸術総監督を務める『こまばアゴラ劇場』が今月末に閉館し、40年の歴史に幕を閉じるのです。この劇場は若手俳優や地方の劇団に公演の場を提供してきており、岡部さんも数々の作品に出演しています」(前出・演劇関係者)岡部は芸能界入りを志して’96年に上京。柄本明(75)が座長を務める「劇団東京乾電池」の研究生になった。研究生としての卒業公演の舞台こそ、こまばアゴラ劇場だったのだ。自身の初舞台について岡部に取材を申し込むと、当時の様子を次のように振り返ってくれた。「勢い勇んで、脚本・演出、さらには主演もやろうとしたのですが、筆が進まず、十二指腸潰瘍を患い、異常なまでに激ヤセしました。さらに自分が書いたものが恥ずかしくて、本番では舞台上で前を向けず、どんどん舞台の後ろに下がっていってしまって。当時付き合っていた彼女からも……、これ以上は言わぬが花でしょう(笑)」記念すべき初舞台は自身にとって“有罪”の苦い記憶となっているようだが、この後正式に劇団員となった岡部は役者の道を本格的に歩みだす。初舞台から10年が経過したころ、壁にぶつかった際にヒントをくれたのも、こまばアゴラ劇場のステージだったと岡部は言う。「おれ停滞してるな、という気持ちになって、おもしろいと思う企画や劇団のオーディションを受けまくり、アゴラで開催する公演に出演することになったんです。これまでやってきたこととは違う稽古で新鮮だったのですが、同時に慣れないことへの戸惑いやふがいなさも感じました。それを乗り越えた公演が、おもしろかったと好評だったんです。自ら動き、実感を得たことは、俳優としての大きな経験になりましたね」それだけ思い入れの深い劇場が閉館することについて、いまの胸中を岡部に聞いてみると――。「心寂しい気持ちもありますが、僕の友人たちがすでにあちこちで活躍しているのを見ると、『こまばアゴラ劇場』で、平田オリザさんのもとで学び培ってきたものは、すでに未来に向かっているんだなと。ええ感じに伝承されていくんだな、と感じています」遅咲きのイケオジ俳優は初舞台を踏んだ“役者の原点”の記憶を胸に、これからも愛あふれる演技を見せてくれるに違いない。
2024年05月10日歌手の木村カエラが19日、ABEMAオリジナルの結婚モキュメンタリー番組『私たち結婚しました5』(毎週金曜23:00〜)に出演。夫・永山瑛太の出演作で“観ない作品”を明かした。○夫婦間で仕事の相談をする?スタジオでは、夫婦間で仕事の相談をするかどうかという話題に。スタジオゲストの木村カエラは、夫で俳優の永山瑛太とはお互いにどう思うか相談に乗り合うことを明かし、「一ファンとして彼の仕事を見ているので、自分では客観視できないところをお互いに話して、相談に乗り合う部分はありますね」と話した。そんな木村に対し、サバンナ・高橋茂雄が「(永山さんの)作品は全部観ていますか?」と質問すると、木村は「ちょっと他の人とイチャイチャしすぎている時は、何日間か夢に出てきそうなので……観ないんですけど」と照れた様子で告白。これには河北麻友子も思わず「かわいい~!」と声をあげていた。(C)AbemaTV, Inc.【編集部MEMO】同番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクした、ABEMAオリジナルの結婚モキュメンタリー番組。芸能人同士の期間限定の結婚生活に密着し、結婚式や新居の準備、寝室での様子など、普段見ることができない芸能人夫婦の様子を楽しむことができる。また今回は、これまでもMCを務めてきた三浦翔平に加え、サバンナ・高橋茂雄と河北麻友子が新たにMCに加わった。
2024年04月25日緑豊かなゴールデンウィークの日比谷公園で、大巻伸嗣、永山祐子、細井美裕によるアートインスタレーションが繰り広げられる「Playground Becomes Dark Slowly」が4月27日(土) から5月12日(日) まで開催される。「Playground Becomes Dark Slowly」は、東京都が実施している四季を通じた花と光の演出によって公園の新しい楽しみ方を提案する「花と光のムーブメント」に、「アート」を掛け合わせる新しい試み。山峰潤也がキュレーターを務め、「公園という都市の隙間の中で変化していく日の光を感じながら、自然への想像力を駆り立てること」をコンセプトに大巻伸嗣、永山祐子、細井美裕が、それぞれインスタレーションを展開する。日中は永山祐子の「はなのハンモック」を中心としたプレイグラウンドが第一花壇に登場。夜の草地広場では大巻伸嗣の「Gravity and Grace」が幻想的な光を放ち、また園内各所には、細井美裕が日比谷公園の音を収集し、再構築したサウンドインスタレーション「余白史」が設置され、一日を通して公園での新たなアート体験を楽しむことができる。大巻伸嗣「Gravity and Grace」(“Art Fair Philippine 2019” “10 days of Art” Manila city, Philippine, 2019)大巻伸嗣による日比谷公園のためのスケッチ永山祐子建築設計「はなのハンモック」CG パース細井美裕「余白史」(サウンドインスタレーション)作品イメージ4月27日(土)、5月4日(土・祝)、5月11日(土) には、光の粒を携えた花一輪を来場者自らが心字池の水辺に浮かべ、「花と光の群像」を作り出す永山祐子によるワークショップイベント「はなの灯籠」も開催。会期中の土・日・祝には、キッチンカーの出店も予定されている。永山祐子建築設計「はなの灯籠」CG パース<開催概要>「Playground Becomes Dark Slowly」会期:2024年4月27日(土)~5月12日(日)会場:日比谷公園時間:9:00~22:00入場:無料・予約不要公式サイト:
2024年04月25日ドラマ『エルピス』での暴言セクハラプロデューサー、朝ドラ『ブギウギ』での「アホのおっちゃん」、そして『虎に翼』でのヒロインの父・猪爪直言。数々の個性的な役を演じてきた岡部たかし(51)の俳優人生がアラフィフで大きな花を咲かせたのには、人生の節目節目で応援してくれる、かけがえのない女性の影響があった――。就職した会社を辞め、地元・和歌山に戻った彼は、トラックの運転手や喫茶店などフリーターとして「自由な自分」を取り戻した。「運送業は、働いている先輩後輩も仲よくて職場が楽しくて。喫茶店は、母親が雇われ店長している店で、僕は名前を変えて、母と一緒に働いてました(笑)」良好な人間関係のもとでのフリーター生活は、楽しかったと同時に「これでいいんか?」と、思い始めた時代でもあったという。「やっぱり、和歌山から出たい気持ちはあったんです。ふんわりと“華やかな芸能界に行きたい”という感じやったんです」そんなとき、一人の女性が彼の背中を押してくれた。23歳のころから付き合い始めた5歳年上の美容師の彼女だった。「厳しい母とは真逆の女性で、僕を信じて受け入れてくれました。『和歌山、出たい』と、夢を語るだけで満足しちゃって、何も行動をしない、いちばんしょうもないパターンだった僕に、『そんなに東京行きたいなら、私も一緒に行く。やりたいこと、やったほうがええよ』と言ってくれたんですね。当時の僕にとって上京は、もう外国に旅立つ感覚でした。それでも『絶対、いけるよ』って背中を押してくれたんです」彼女の後押しにより、岡部は24歳で上京する。のちに妻となるこの女性は、まだ何者でもなかった彼の未来を「面白いから、絶対大丈夫!」と唯一信じてくれたのだ。’96年、上京した岡部は、柄本明が座長を務める「劇団東京乾電池」の研究生オーディションを受け、真っ白なスーツ姿で尾崎豊の『I LOVE YOU』を熱唱して合格。「芸能人にはなりたいけれど、どうしたらいいかわからない。ここは研究生の月謝が1万円ほどと安かったのが決め手でした」1年後、研究所の卒業公演。脚本・演出・主演を務めたが、筆が進まず、十二指腸潰瘍も患った。その舞台を見た彼女からは「やめたら?向いてないで」と厳しい言葉をかけられた。「僕、自分が書いたものが恥ずかしくて。舞台上で前をよう向かんかったうえ、どんどん自分から舞台の後ろに下がっていったんです」それでも正式に劇団員として認められ、うどん店・すし店の出前や居酒屋のバイトをしながら、芝居の道へ本格的に歩み出した。そして東京に一緒に来てくれた彼女と結婚。’00年、28歳で息子が誕生。同年、劇団を退団した。■「自分で道を切り開くのではなく、結局は他人任せの他力本願の人生」だが、当時の岡部はバイトが楽しくなりその仲間と遊んでばかり。「ホンマに東京に何しに来たん?」と、母親になった妻からそう言われても、「当時は『やってるよ!』と答えてはいたけれど、でもそれは“やってなかった”と今は思いますね。“何か”が見つかってへん感覚はありました。標準語もでけへんし、芝居も下手くそでした」厳しい母の庇護の下から外れた反動で、優しい妻に甘えすぎていたのかもしれないと振り返る。「おかんも奥さんも、僕のためになんでもしてくれて。自分で道を切り開くのではなく、結局は他人任せの他力本願。僕の人生、出会った人らに助けられてるんです」元ワハハ本舗の岩谷健司さんや、俳優・演出家の村松利史さん、またCMディレクター山内ケンジさん主宰の「城山羊の会」(’04年結成)と、現在にも続く芝居の仲間たちと出会ったのもこの時期だ。「面白いとは何か?」に取りつかれるように、岡部は脚本作り・芝居に没頭していった。「それまでの芝居は楽しい・軽い=面白いだけでしたが、このときは自分を突き詰めないといけなかった。それまで自分は、ずっと苦しみから逃げていただけやったと気づきました。芝居をやっていても誰にも褒められない。でもバイト先でなら『面白い!』と言ってもらえる。楽なほうへと逃げていたんです」岡部が大切にしている、作家・町田康の言葉がある。《面白いことはただ面白さだけでそこにあるのではなく、悲しみや苦しみとともにそこにある》自らの家族との日常を脚本のネタにしたこともある。芝居へ精魂を注ぐ彼の舞台を観た妻は「むちゃくちゃ面白い!」と爆笑していたという。「自分のこともネタにされても『こんなに面白いのは世に出るべきやで!』と言ってくれた。それ以降は、ずっと『面白い』と言ってくれています」役者としての修業時代、着実に力をつけていくのと反比例するかのように、夫・父としての役割は遠く、薄くなっていった。「正月に『サイゼリヤ』にこもってネタを作っていたこともあります。それまでは途中でいろいろとやめてきた僕が、それでも芝居をやめなかったのは、苦しいけれど“面白い”からでした」幼子を抱え、美容師の仕事も休んでいた妻は和歌山の岡部の実家で暮らし、別居する時期もあった。妻は東京に戻っても、生活費を稼ぐためパートの日々。時給のよいラブホテルで勤務したことも。その間も夫は家に帰ってこない。岡部はこのころ「子供と過ごす時間はほとんどなかった」と呟く。やがて、息子が6歳になるとき、妻は一つの決断を下す。《離婚してください。子供の養育費はちゃんと払ってください》「33歳で息子を産み、当時は高齢出産といわれた時代でした。美容師の職もあるし、将来のことを考えて決めたんだと思います」妻と息子は、地元・和歌山へと帰っていった。30代半ばを迎えた岡部にも変化が訪れていた。警備員、テレホンアポインター、デリバリー業とバイトは続いていたが、芝居での新たな出会いを求め、小劇場のオーディションを受け続けるようになった。「落ちてもいいから以前と違うことをやりたい衝動にかられました」離婚したことで他力から自力へと“自立”したのかもしれない。芝居ではさらに“面白い”を追求するようになっていた。「喋るのが下手なので、飲みに行って相手に向かい『お前、おもろない!』と言いすぎて、ケンカになることもありました。30代は尖ってたんです(苦笑)」悩んでいた岡部は、城山羊の会で出会い名脇役として活躍していた女優の深浦加奈子さんの言葉に助けられることになる。あるとき、岡部は深浦さんに「自分は普通で、おもろないんです」と嘆くと「そんなことで悩んでいるの?」と一笑され、こう答えてくれたという。「『普通をちゃんとやりなさい。とがっているだけじゃ駄目だし、作ってやるもんでもない。あなたのままをちゃんとしたら面白い。普通をちゃんとできる人って、あまりいないんだから』と。作らんでいいということを言われましたね」彼女の助言によって岡部の旧来の考え方に風穴が開き、ようやく壁を乗り越えられるように──。深浦さんは’03年に結腸がんを患っており、’08年天国へと旅立った。■東日本大震災を機に元妻と会話。「ちゃんとやらなあかんねんな」その3年後、2011年3月11日、東日本大震災が発生した。彼の人生も新たな局面を迎えることになる。「気になって息子に電話したら元奥さんが電話に出たんです」岡部は離婚後、息子とは時折会ってはいたが、元妻との交流は一切途絶えていた。「だから、間違い電話をかけてしまったと思ったくらいです」受話器の向こうから元妻は「大丈夫?」とまず彼を気遣ってこう続けた。「離婚をして、養育費を払わなくなる人が多いのに、ずっと払ってくれてありがとう。感謝してる」役者だけでは食えずバイトを掛け持ちしながらも、岡部は離婚時の約束を守り、毎月、養育費を払い続けていた。元妻とは、久々の会話だった。「そんなん言うなら、ちょっと甘えて『来月から安くしてくれとか言うぞ!』と冗談言えて(笑)。それからまた、元奥さんにも会うようになったんです。だから、ふざけたような生活をしてても『誠意』は大事で、ちゃんとやらなあかんねんなって思いました」当時、月収20万円を稼げればいいほうだったという彼に失礼ながら養育費の額を聞くと……。「毎月7万~8万円払ってましたよ(苦笑)。借金もしてましたし、みんなに助けてもらいました」離婚した母子家庭で、養育費を受給している世帯は、28.1%しかない(「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」)。“面白い”を追求してバイトで稼ぎながら、岡部が守った誠意とおとこ気を、元妻はしっかり感じ取っていたのだろう。「それからは定期連絡をするし、和歌山に戻ったときに元奥さんに許されて、家にも入れるようになりました。息子は息子で戸惑ったみたいです。説明せんままで、元奥さんの家に突然行くようになってるから(笑)」6歳で父と離れた息子は、中学時代、やんちゃな時期があった。当時の息子の言動について「それ、本当におもろいんか?おもろかったら、ええんちゃうん」と諭したこともあったという。大震災の翌年、40歳を迎え事務所も移籍すると、大きな劇場の芝居にも出演するようになった。「縁がつながっていったんです。前の事務所の社長が今の事務所を紹介してくれて。また僕がこれまでやってきたことが合致したタイミングがありましたね」’04年から続けている城山羊の会が、ドラマや映画の製作陣、役者たちの間で「面白い」と評判になり、劇場に足を運ぶ人が増えた。そこから岡部に声がかかる機会が増えていった。「売れることはもう諦めてました。だから売れるより誰が見ても『あの人面白いね』と言われる人になりたいと意識していました」不思議なことに“売れる”“目立つ”ことを諦めたことで、仕事が増えていった。人との縁を大事にして、深浦さんに教わった“普通にちゃんと生きて”声がかかった作品一つ一つを地道に真摯に誠実に積み上げて、俳優一本で生活できるようになったのだ。人生って“面白い”──。ちなみに、一部ネット情報では岡部が《元妻と再婚》と書かれているが「それは違う」と断言する。「彼女は美容室を経営して、夢をかなえてるし、僕は僕の道を歩んでいます。いい関係ですが、再婚はしていないと、太字で書いてください(笑)」別々の道を歩みながらも父母として絆を結び直し、私生活では新たな“家族の再生”を果たした。一方、俳優業では『エルピス』など、アラフィフで個性派俳優としての地位を確立。“翼”を得た今、まさに『虎に翼』でヒロイン寅子の父として、お茶の間の朝の顔になったのだ。■「役者の息子とは父子というより、先輩と後輩みたいな感じなんです」「(伊藤)沙莉ちゃんも仲野太賀くんも、僕のアドリブを受けて返してくれるし、猪爪家のみんなで盛り上がっている仲のよさは、きっと画面にも出ていると思います」『虎に翼』は、嫁入りするのが当然とされた昭和初期に、結婚だけが幸せではないと自らの道を切り開くヒロイン・寅子を描いている。岡部はその寅子について、「やりたいことがあるのは幸せだよね」と思いを募らせる。実は岡部の息子は高校3年に上がる前に城山羊の会で出演する彼の舞台を観ていた。「親父って、こんな面白いことをやってるんや」と衝撃を受け、俳優を志すようになっていた。「自分が18歳で就職して、やりたいことが見つからずに辛かったので、寅子にしても、息子にしても、誰しもやりたいことがあるのは本当に幸せだと思う。苦労をしても、悩みながらキラキラしているほうが絶対いいと思うんです」元妻から事前に「俳優になりたいみたい」と聞かされていた岡部は、息子から直接相談を受けると「おもろかったら、ええんちゃう」と即答。息子の名前は岡部ひろき(23)。’20年には父子で同じ舞台に立った。「離婚後も会ってはいましたけど、一緒に長いこと住んでなかったので、父と息子というより、先輩と後輩みたいな感じなんですよね」と、岡部はうれしそうに笑った。「これまで出会った人たちへの感謝しかない。やはり人間はやりたいことをやらなあかん。後悔だけはしてもらいたくない」“夢追い人”だった20代の岡部に「あなたは絶対面白い」と、背中を押してくれた元妻の存在は、とても大きかったようだ。「もう、彼女には『ありがとう』しかありませんね。実は僕と息子は高校も一緒なんです。先生にも『岡部の息子か?』と言われたらしい。芝居をやっているのも一緒で。なんかちょっと年上の女性に恋してるらしい。年上の女性と結婚して離婚して……って、そこまで親子で一緒やったら“面白い”と思いません?」このほほ笑みは、元妻への照れ隠しなのか─―。ようやく翼を得た岡部の半生にこそ、朝ドラに匹敵する人間ドラマがあった。(取材・文:川村一代)
2024年04月14日2024年2月20日、演歌歌手の細川たかしさんがX(Twitter)を更新。内容に「ネットとの付き合い方が上手すぎる」「爆笑した」といった反響が集まりました。細川たかしの投稿に「好感度が爆上がり」同年1月、一部週刊誌で再婚を報じられた細川さん。その際、ド派手なドクロ柄のセットアップを着る細川さんの写真がネット上で話題になりました。ネットでは、さまざまな画像に細川さんの写真をコラージュするのが流行。細川さんは、そんな話題になった自身の私服姿をグッズ化したようで…。こちらの投稿をご覧ください!満足げな細川たかし #とうとうできた ! #ドクロ柄セットアップ #少し大きい #比較 #白菜足りない pic.twitter.com/jQOde8IHc0 — 細川たかし (@takashihosokee) February 20, 2024 細川さんのアクリルスタンドが大量…!そう『ドクロ柄のセットアップを着る細川さん』をアクリルスタンドとして、グッズ化していたのです。「満足げな細川たかし」という投稿文のとおり、本物の細川さんは、素敵な表情でカメラに視線を向けています。あまりに大量に並んでいるので、インパクトが大きく、笑ってしまいますね。ちなみに、ハッシュタグになっている「白菜足りない」の『白菜』というのは、袴姿のアクリルスタンドのこと。袴のデザインが白菜に似ていることから『白菜』と呼んでいるようです。ネット上の反応も楽しんでいる様子の細川さんに、称賛の声が相次いでいます。・爆笑した!ネットとの付き合い方が上手すぎる。・好感度が爆上がり。アクスタ欲しいです。・「また細川たかしさんでふざけているやつがおる」と思ったら、ご本人のアカウントで笑った。・有能なスタッフさんがいるのだろう。時代に合わせられる細川さんの柔軟な感性も素敵。・ずるいわ、こんなの!はじめてアクスタを欲しいと思いました。細川さんのアカウントでは、本人とアクリルスタンドを一緒に写した写真が、日々投稿されています。同年1月からXを始めた、細川さん。これからもお茶目な一面を見せ、我々を笑顔にさせてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年02月23日「最近、番組のキャスティングの際によく名前が挙がるのが演歌歌手の細川たかしさん(73)です。“ドクロ私服”で若い世代からも人気を集めているんです」こう話すのは芸能関係者。今年1月に50代の女性と昨年6月に結婚していたことを発表した細川だが、テレビ局が熱視線を送っているという。「1月に細川さんの結婚を『FRIDAY』が写真付きで報じました。その際に細川さんが着ていたのは、黒地に白でドクロが大きくデザインされたセットアップ。73歳にしてド派手でワイルドな私服がたちまち話題を呼びました」(スポーツ紙記者)“ドクロ私服”がネット上で注目されていることを細川自身も耳にしたようで、《ベストも持っている》と同じドクロ柄のベストを着用している動画をTikTokに投稿。さらに、特徴的な髪型を自らハサミで整える様子をXに投稿するなど、SNSでは大御所演歌歌手とは思えないお茶目な表情を見せている。「細川さんがここまでSNSを活発に更新するようになったのは最近のこと。コロナ禍でコンサート活動が制限されるなか、ファンとの交流の場としてSNSを開設する演歌歌手が多くいました。ところが細川さん『やらない』とかたくなでした。しかし、昨年10月にTikTokを開設。Xは15年から開設していましたが1月から頻繁に投稿するようになり、1日に複数回投稿することも珍しくありません。“ドクロ私服”が話題になっているこのタイミングで始めるのが“おいしい”と考えたそうです」(前出・芸能関係者)これには、結婚したばかりの22歳年下の新妻が関係しているという。「SNSに投稿している写真や動画は奥さんが撮影していることも多いそう。奥さんは細川さんのマネージャー業務も行っていて、細川さんの着物の着付けも行っています。普段から間近で接しているだけに、細川さんの魅力が伝わる投稿ができるのでしょう。“ドクロ私服”の反響も2人で楽しんでいるといいます」(前出・芸能関係者)新妻と切り拓く新境地。来年にはデビュー50周年も控えており、さらなる魅力がさく裂しそうだ。
2024年02月16日底が知れない。俳優・永山瑛太の居住まい、そして目を見ると、ふとそんな言葉が浮かぶ。土橋章宏の原作・脚本で、また新たな時代劇が誕生した。ムロツヨシ主演の『身代わり忠臣蔵』は、若い世代にとっては馴染みが薄くなりつつある忠臣蔵を、ポップで親しみやすいものに仕上げている。吉良孝証・上野介の一人二役を担ったムロツヨシ。孝証と不思議な友情を築く赤穂藩の家老・大石内蔵助を演じた永山瑛太。唯一無二と思える縁で結ばれた二人の関係性を振り返り、いま、永山瑛太が思うことは。ムロツヨシ主演と聞いて「やります」と即答大石内蔵助役のオファーを受けたとき、永山が得ていた前情報は「ムロツヨシが主演で一人二役を演じる」「土橋章宏が原作・脚本を務める」の二点だけだったのだとか。「ムロくんが主演で、忠臣蔵を描く。そう聞いた瞬間に、気づいたら『やります』と返事をしていました。間違えましたね」と、永山はユニークに語る。「あ、このときが来たんだな、と思いました。土橋さんとは、以前にも『幕末相棒伝』という作品でご一緒させてもらっていて。土橋さんのつくる型破りな時代劇で役を演じることが、とても楽しかったんです。不安要素は何もありませんでした」忠臣蔵そのものは、これまで多くの映画やドラマで扱われてきた題材だ。偉大な前例があるなかで、永山は「あまり意識はしなかった」と役作りに触れる。「大石内蔵助を演じるうえで、史実に基づいていたのは“昼行燈”だった、ということぐらい。制作陣とチームを組んでより良い作品にすること、かつ、ムロくんと向き合う過程で新しい何かが自然と生まれるんじゃないか。そんな思いで現場にいました」腹の底がわからないからこそ、魅力的土橋章宏の原作・脚本作品で、ムロツヨシが主演。永山にとって、内容を精査する前から「やる」と即答できる、信頼できる布陣だった。20年ぶりのムロとの共演で、感じた変化とは。「変わらないですよ、彼は。明るくて、人をイヤな気持ちにさせない。でもどこか、何を考えているかわからない感じもあって。それは、どうしても僕が『本当はムカついてるんじゃないかな』とか、人の負の面を想像してしまうからなんですけど。人って、わからないものじゃないですか。絶対的にポジティブな人なんて、いないと思うから。僕にとって、ムロくんはずっとおもしろい人。腹の底が知れないからこそ、魅力的だなと思います」永山とムロツヨシが20年前に共演したのは、映画『サマータイムマシン・ブルース』(2005)。大衆居酒屋でたくさん芝居の話をした二人は、お金もなく、都内から離れた場所に住み、ギリギリの生活をしていた。お互いの苦しい時代を知っているからこそ、久々の共演には「照れくささ」があったという。「もちろん緊張感もありましたが、僕としては、照れくさい気持ちのほうが強くて。普段は面と向かって、目を見て話すことなんてないですけど、芝居では目を見なきゃいけない。ここまで長く付き合いがあって、出会ったころのつらさも、頑張ってきた過去も知っている相手ですから、ムロくんは。あらためて会って話さなくても、どこかで通信し合っていた感じがずっとあったんです。だから、なんていうかね……照れくさかったですよ」長いあいだ一緒にいる友達と、あらためて向き合って話すことなんてないでしょう? と話す永山には、撮影当時の「照れ」を思い返している様子が窺えた。人との出会いには、絶対に意味がある長く親交のあるムロと永山が、20年ぶりの共演。本作『身代わり忠臣蔵』で二人が演じた吉良孝証と大石内蔵助も、ひょんな出会いから不思議な友情を築いている。永山にとって、人との「縁」の大切さを実感する瞬間はあるのだろうか。「2024年、誰しもにとって考えることの多い年になっているな、と思います。そんななか、エンターテイメントに携わる者として、二つの思いに挟まれるんです。前向きに生活をしたほうがいいという気持ちと、何か自分にできることはないか模索する気持ちと。両者のあいだで模索しながら、何が失礼にあたることで、何がそうではないのか……その価値判断も難しくなってきている気がして。そういった葛藤のなかでの、人との出会いには、やっぱり何か意味があると思うんです」まさに先日、永山には奇特な縁があったようだ。取材日の数日前に更新された永山のInstagramには、「野生爆弾・くっきー!さんの『肉糞亭一門』に入門させてもらった」「僕は門下生の『肉糞亭ポリたん』になりました」と和やかな報告が。永山の交友関係の広さに、あらためて驚く。俳優にとどまらず、映画監督やフォトグラファーとしても引き出しを増やしてきた彼の目には、もはや職業も立場も関係のない、フラットな視界が拓けていると思えてならない。「今後この出会いが、また何か新しいことに繋がっていくかもしれないですよね。もし、それを楽しみにしてくださる方がいれば、さらに役者冥利に尽きるな、と思います。ただ僕は、新しい出会いがあったあと、いったん距離を置いて考えるタイプなんです。このご縁は、僕に何をもたらすのか……時間をおいて考えてみる。良い意味でも悪い意味でも、人って変わっていくものですから」自分にとって必要な縁を繋ぐには?役者という仕事上、撮影現場が変われば、関わる人々も変わっていく。変動性の高い日常のなかで、大切にしたい縁を切らさずに、繋ぎ続けるためにはどうしたらいいのだろうか。「この人と仲良くしたい、と思ったら、必ず自分から『連絡先を交換しませんか?』と聞きに行きます。それか、InstagramでDMを送ります。以前までは、先輩に対して自らアクションを起こすのが難しかったんです。でも、もし後輩から『電話番号を教えてください!』って言われたら、僕だったら嬉しい。少なくとも、イヤな気は絶対にしません。たとえ怖そうな先輩でも、大御所の方でも、絶対に自分から聞きに行ったほうがいいです」そうしたら、高級焼肉をごちそうしてもらえますから、と永山は、最後までユーモアたっぷりに語ってくれた。役者は、不思議な仕事だ。いきなり「夫婦になってください」「300年後からやってきた未来人になってください」「葛藤の気持ちを表現してください」と言われ、そのとおりに動く。だからこそ、その現場でしか出会えない“縁”を実感する瞬間も多いのだ、と回顧する永山。彼の目には、やはり底が知れない魅力がある。取材・文:北村有撮影:友野雄ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>『身代わり忠臣蔵』2月9日(金) 公開公式サイト:「身代わり忠臣蔵」製作委員会
2024年02月07日演歌歌手・細川たかし(73)の私服が話題を呼んでいる。きっかけは、細川の再婚を1月11日に報じた「FRIDAY」。1月中旬、奈良県でのコンサート後の私服姿の細川を写真に収めていたのだ。「FRIDAY」は《1月中旬、奈良県でコンサートを終えて会場を後にする細川》として写真を掲載。その際に細川が着ていたのは、カジュアルなデザインのセットアップ。黒と白を基調とし、トップスの中央にはなんとドクロの柄があしらわれている。「この服は、木村拓哉さん(51)がアンバサダーを務めるゴルフアパレル『MARK&LONA』のものです。大きなドクロ柄はブランドのロゴで、昨年の秋冬コレクションで発表されたボア素材の商品です。価格はトップスとボトムス合わせて、13万円以上すると言われています」(ファッション誌ライター)73歳とは思えないワイルドすぎるファッションがたちまち話題を呼び、15日にはレイザーラモンRG(49)が同じセットアップを着用した写真をXに投稿していた。細川も自身の服装が注目されていることを耳にしたようで、なんと19日にTikTokで《ベストも持っている》と、同じドクロ柄のベストを着用している動画を投稿したのだ。さらにこの動画に寄せられたユーザーからの《最近、Xのタイムラインが細川たかしコラ画像ばかりでしたよ》という声に、《そうみたいね》と反応。《ベストも持ってるんやぞ!ってRG挑発してるっぽい》との声にも《笑》と返していた。大御所歌手の大胆なファッションとお茶目なTikTokでの様子は、Xでも拡散。多くの人がにっこりしたようだ。《眩しいよ、似合ってるよ》《待ってwwwwwそれはw反則wwwwwww》《ベスト着てるだけで笑ったの初めてやわ》《夜中の2:17に自宅のトイレで声出して笑った。明日も頑張るわ。》《なんか元気出た金曜日乗り切れそうw》《この服を着こなせてるのすごい》
2024年01月19日俳優の永山瑛太が、14日に都内で行われた映画『身代わり忠臣蔵』(2024年2月9日公開)の完成報告会見にムロツヨシ、原作者の土橋章宏氏、河合勇人監督とともに登壇した。同作は土橋章宏氏による同名小説の実写化作で、同氏が脚本も担当する。嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられ、お家取り潰しの危機に両家とも大ピンチ。吉良家家臣からは殿にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方切腹した赤穂藩の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないようなという状況で、世紀の大芝居「身代わりミッション」が幕を開ける。○■永山瑛太、ムロツヨシは忠臣蔵に爪痕残す「いい意味でも悪い意味でも……」今作の脚本を読んだ印象を聞かれた永山は「往年のすごい先輩方が重厚な作品を作られてきた上で、今の時代にとって必要な忠臣蔵なんじゃないかということを強く感じました」とコメント。さらに「確実にムロ君が忠臣蔵に爪痕を残すなという予感がしまして。それは良い意味でも悪い意味でも……」と語りだした永山に、ムロは慌てた様子で「絶対に悪い意味は隠した方がいいよ!」とフォローを入れていた。また、撮影現場を振り返った永山は「ムロ君のパワーも全開で誰も止められないなという感じ。天才性もすごく感じましたし、天才という言葉だけじゃ片付けられないムロ君の人間性が作品の中に全て映っている。ムロツヨシという俳優がこの時代において本当に必要なんだなということを心から感じました」と絶賛した。プライベートで親交のあるムロと永山だが、共演は約20年ぶりだそうで、ムロは「まずは緊張しました……でも嬉しかったですね。パッと横顔を見た時に、またかっこよくなったなと。家族を持ったりだとかして、私にはないシワがある。羨ましいというよりは憧れ」と振り返る。一方の永山も「ムロくんはやっぱり色気があるなと思いました。それが出来上がった作品の中にも映っていて。そういった意味でも照れくささが僕の中でもあった。いい男だったんだと……」と話し、互いにべた褒めし合う。ムロは「気持ち悪いよ、文章にしたら2人が褒め合っているだけ(笑)」と笑いを誘いつつ、「でも嬉しいですね!」と笑顔を見せた。
2023年12月14日第112作目となる、2025年度前期の連続テレビ小説が、アンパンマンを生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦をモデルにした「あんぱん」に決定した。脚本は、中園ミホが手掛ける。昭和のはじめ頃、高知の町中をものすごい勢いで走る少女がいた。「ハチキンおのぶ」こと、朝田のぶ。一方、幼い時に父を病気で亡くした柳井嵩(やないたかし)は、叔父の家に引き取られ、そこでのぶに出会う。2人を結びつけたのは、一個のあんぱん。戦争の足音が近づく頃、女学校に通っていたのぶは周りと同様に、妄信的な軍国少女に。やがて戦争が始まり、嵩は出征。嵩は弟・千尋(ちひろ)を戦争で亡くし、のぶも最愛の人を亡くした。女学校を卒業し、のぶは戦争で全ての価値観が変わり、「何が正しいかは自分で見極めなければならない」と新聞社に女性初の記者として就職。戦後、クズ拾いの仕事を辞めた嵩が新聞社に入社してきて、2人は同じ雑誌の担当に。嵩は東京で漫画家を目指したい気持ちがありつつも、生活していけるか不安だった。のぶはそんな嵩に「あなたも後から来なさいよ。先に東京に行って待ってるわ」と告げ、新聞社を辞め上京。のぶを追いかけ上京した嵩と、六畳一間のオンボロアパートでの生活が始まる。お風呂はなく、トイレは共同。トイレの天井には穴があき、雨の日は傘をさして入らなければいけないが、晴れた夜には星が見える。そんな暮らしをおもしろがり、「どんな環境でも楽しめるこの人と一緒にいたい」と2人は結婚。「手のひらを太陽に」「アンパンマン」が世に出るのは、まだまだ先のことだった…。あらゆる職業を転々としながら定まらない人生を送っていた、遅咲きの漫画家・やなせたかしが70歳にして生きる喜びを書いたアンパンマンのマーチの歌詞を生み出した背景には、戦前・戦中・戦後と激動の時代を、ちょっと気が弱くて自信のないたかしと共に生き、けん引し続けた「ハチキンおのぶ」の存在があった。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった2人の人生。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語だ。本作は、実在の人物である、小松暢(1918―1993)とやなせたかし(1919―2013)がモデルとし、激動の時代を生きた波乱万丈の物語として大胆に再構成する。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描かれる。尚、ヒロイン・のぶ役はオーディションにて決定する。中園ミホ<執筆にあたって 作者 中園ミホコメント>「ハチキンおのぶ」「韋駄天おのぶ」こと、小松暢さんをモデルにした朝田のぶがこのドラマのヒロインです。ハチキンとは、土佐弁で男勝りの女性のこと。県大会で優勝するほど脚が速く、行動力とスピード感にあふれ、人生の荒波をパワフルに乗り越えていくヒロインです。彼女は、あの『アンパンマン』に登場する『ドキンちゃん』のモデルと言われています。いつも好奇心に目を輝かせ、「お腹がすいた~!」というのが口癖のチャーミングな妖精です。そして、暢さんが生涯のパートナーとして選んだ男性は、漫画家で詩人の柳瀬嵩(やなせたかし)さん。彼ははっきり言って遅咲きの人です。日本中の子どもたちの間でアンパンマンが大人気となり、漫画家として世間に認められたのは、なんと70歳になってからでした。幼い時に父を病気で亡くしたやなせさんは、高知県の後免町にある伯父の家に引き取られ、やがて戦争が始まり、出兵します。終戦後の混乱期、二人は高知新聞社の編集部で記者として働いていましたが、暢さんは「私、先に東京へ行ってるから」と言い残し、さっさと新聞社を辞めていなくなります。彼女を追いかけるようにやなせさんも上京し、漫画家となるきっかけをつかむのです。こうして、暢さんは持ち前の行動力と飽くなき好奇心で、様々な職場を渡り歩き、手塚治虫、赤塚不二夫、いずみたく、向田邦子、青島幸男……等々、才能豊かで個性的な人たちと出逢い、関わり合いながら、ちょっと気が弱くて自信のないやなせさんを励まし続けます。やなせさんの才能がいつか必ず開花することを信じていたパートナーの存在がなかったら、アンパンマンがこの世に誕生することもなかったかもしれません。「正義は逆転することがある。信じがたいことだが。じゃあ、逆転しない正義とは何か?飢えて死にそうな人がいれば、一切れのパンをあげることだ」これはアンパンマンの神髄であり、二人が逆境や失敗をいくつも乗り越えて、つかんだ人生のテーマです。二人が最も輝いていたはずの青春期、戦争が始まりました。やなせさんはたった一人の弟(千尋さん)を戦争で亡くしました。戦場にも日本中にも飢えて死にそうな人があふれていました。だからこそ、晩年になってアンパンマンを書かずにいられなかったのだと思います。お腹をすかせて弱っている人に自分の頭をかじらせて元気にするヒーローです。初めは「自分の頭を食べさせるなんてグロテスク」とか「太っていてカッコわるい」と、まるで人気がなかったアンパンマンですが、たった一人、暢さんだけは応援し続けたのです。最後に、とても個人的な打ち明け話をします。アンパンマンが誕生するずっと前、小学生の私は、やなせさんと文通をしていました。『愛する歌』という詩集に感動して手紙を送ったところ、すぐにお返事をくださったのです。何度かお目にかかったこともあります。やなせさんはいつもやさしい笑顔を浮かべ、「元気ですか? お腹はすいていませんか?」と声をかけてくれました。戦後80年、放送開始から100年目にあたる2025年、連続テレビ小説で、のぶと嵩のお話を書かせていただけることに、今、私は幼い頃のように胸を高鳴らせています。ドキンドキンと――<制作にあたって 制作統括・倉崎憲 チーフプロデューサーコメント>ここ数年ほどアンパンマンのテーマ曲を無意識に口ずさむ頻度が増えました。「なにが君のしあわせ なにをしてよろこぶ わからないままおわる そんなのはいやだ!」人生百年時代と言われ、大人になればなるほど生き方に悩み、この歌詞が身に染みるのです。人生って一回きりなんだなー、と。この歌詞を生み出したやなせたかしさんをぐいぐいと抜群の行動力で引っ張ってきたのが、小松暢さんです。上京する時、結婚する時、漫画家として独立する時、いつも暢さんのアクションがありました。暢さんがいなかったらもしかしたらアンパンマンも生まれていなかったかもしれないと、二人の物語を描きたいと思いました。中園さんにやなせさんの書籍を差し出したところ、「私、やなせさんと小学生のころ文通していました」という驚きの発言が。これは運命だと感じ、そこからあっという間に今に至ります。二人が生きた激動の半生を通じて、生きる喜びが身体中から湧いてくるような、生きていて良かったなと感じていただけるような朝ドラをお届けできたらと思います。2025年度前期 連続テレビ小説「あんぱん」は2025年春、放送。(シネマカフェ編集部)
2023年10月20日吉岡里帆と永山瑛太がタイムパトロール隊員を演じる「時をかけるな、恋人たち」の2話が10月17日に放送。永山瑛太の繰り出す未来人の演技に「瑛太のこういう役好きだ~」や「立ち姿も未来人なの天才すぎ」の声が上がっている。完全オリジナル脚本の本作は、現代人と未来人の恋を描いた物語。現代人でタイムパトロールの一員になった廻を吉岡里帆、未来人で大学生の廻と恋人だった過去を持つ翔を永山瑛太、翔の許嫁・リリリーを夏子、パトロール隊員でオペレーターの天野りおんを伊藤万理華、メカニック担当・八丁堀惣介をじろう・シソンヌ、隊長の和井内秀峰を石田剛太が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。翔(永山瑛太)は、かつてタイムパトロール中に大学生の廻(吉岡里帆)と恋に落ちたが、規律に反する行為だったため廻の記憶を消したことを打ち明ける。しかしまったく身に覚えがない廻は、そんな翔に公私混同だと警告する。そんな中、次の違法トラベラーが発見される。工事現場で働く古市ヒロキ(南出凌嘉)はまだ高校生の17歳。タイムパトロール少年課のリリリー(夏子)によれば、ヒロキの両親はAIに相性が悪いと判定されたにも関わらず結婚し、その結果家庭環境が悪化。ヒロキの家出に繋がったという。またリリリーが翔の婚約者であるとわかり、廻はなぜか不満顔。AI判定や親の都合で決められた結婚のため、翔にその気は全くないが、AI判定によるふたりの相性はかなり高く――というのが2話の展開。ヒロキの張り込みを始めた廻と翔だが、ヒロキが西キョウカ(鳴海唯)という高校教師と令和に駆け落ちしてきたことが判明。今回は未来人同士ということもあり、記憶の消去はされないものの、ふたりは離れ離れになることを余儀なくされる。しかし、辻褄合わせが得意な廻は、2人が一緒にいられる方法を思いつく。ヒロキを元の時代に戻し、キョウカを10年後の未来に送るというのだ。ふたりは10歳差があるため、これで再会するときは同い年。10年は長くヒロキが心変わりをする可能性も考えられるが、ふたりはこの提案を受け入れ、未来へと戻っていく。そして、約束の時。ふたりは10年越しの思いを叶え、ふたり並んで未来へと歩き出す。そんな最高の辻褄合わせにSNSでは「10年待つって結構大変だと思うんだけどちゃんと再会出来て良かった」や「最高の辻褄合わせ」の声が上がっている。また未来人を演じる永山瑛太の演技に「久しぶりにこう言う役の瑛太さんを見れて嬉しいです」や「瑛太のこういう役好きだ~」、「立ち方も未来人なの天才すぎ」といった賞賛のコメントが寄せられている。【第3話あらすじ】廻(吉岡里帆)は後輩の広瀬(西垣匠)に呼び出され、結婚をやめようと思っていると告げられる。さらに告白までされそうな雰囲気になるが、恋に一歩を踏み出せない廻はそれを阻止。うれしさもあったが動揺し、結局広瀬の気持ちを聞かなかったことにするのだった。また、翌日には打ち合わせ先で偶然にも初恋相手の同級生・諸星(ニシダ・ラランド)と再会。実は諸星も廻が初恋だったといい、帰り際、食事に誘われる。さらに、記憶を消してから10年、ずっと廻を想い続けてきた翔(永山瑛太)の愛情表現も日に日に増していき、廻は急にやってきたモテ期に戸惑う――。「時をかけるな、恋人たち」は毎週火曜23時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月18日吉岡里帆と永山瑛太が共演するドラマ「時をかけるな、恋人たち」が10月10日にスタート。この度、「PEOPLE 1」による本作のオープニング映像が公開された。ヨーロッパ企画・上田誠のオリジナル脚本で贈る本作は、吉岡さんと永山さんが、タイムパトロール隊のメンバーとして、時をかけてくる恋人たちを取り締まりながら、時空を超えた本気の恋をするタイムパトロール・ラブコメディー。ほかにも、伊藤万理華、西垣匠、田中真琴、夏子、石田剛太、じろう(シソンヌ)らが出演している。今回公開されたのは、「PEOPLE 1」による新曲「ドキドキする」を使用した、アニメーションのオープニング映像。視聴者からは、「レトロ感あってオシャレ」、「めちゃくちゃ可愛くて素敵」、「耳に残るし映像もかわいい」というコメントが寄せられている。なお本映像は、「スタジオプラセボ」が制作している。第2話あらすじ(10月17日放送)かつて、タイムパトロール中に大学生の廻(吉岡里帆)と恋に落ちたが、規律に反する行為だったため、廻の記憶を消したことを打ち明ける翔(永山瑛太)。当時の記憶がよみがえり、感極まる翔だったが、廻は身に覚えがないことから、公私混同だと軽くあしらう。一方、次の違法トラベラーが発見される。工事現場で働く古市ヒロキ(南出凌嘉)はどうやら23世紀から家出してきたらしい。翔たちの仲間でタイムパトロール少年課のリリリー(夏子)によれば、ヒロキの両親はAIに相性が悪いと判定されたにも関わらず結婚。その結果、家庭環境が悪化し、ヒロキにも影響を及ぼした。廻と翔が早速張り込みを開始すると、ヒロキは西キョウカ(鳴海唯)と一緒にいることが判明。そんな中、廻は、リリリーが翔の婚約者だと知り――。「時をかけるな、恋人たち」は毎週火曜日23時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月13日『ミステリと言う勿れ』『アンダーカレント』など今年だけでジャンルの異なる4本の映画に出演、春ドラマ「あなたがしてくれなくても」も話題を呼んだ永山瑛太が、10月10日(火)より放送開始の時空を超えたタイムパトロール・ラブコメディ「時をかけるな、恋人たち」では“未来人”を演じる。悲哀さとシュールさを纏い、実際にどこかに存在していそうな市井の人間を演じたかと思えば、まるで別人のように妖しい存在感をわずかなシーンでも発揮する。未来人と言われても、なぜだかしっくり来てしまう(!?)永山さんの近年の多彩な活躍を追った。2023年度、出演作品が止まらない!●『怪物』坂元裕二作品の“常連”、是枝裕和と初タッグ「それでも、生きてゆく」「最高の離婚」「anone」と坂元裕二脚本のヒットドラマに出演してきた永山さんは、『怪物』で是枝裕和監督との初タッグが実現。カンヌ国際映画祭では坂元さんが脚本賞を受賞し、また日本映画として初めてクィア・パルム賞に選ばれた。坂元さんによって「当て書きされた」保利先生を演じた永山さん。「羅生門」スタイルで進む映画で保利先生はやる気や反省の色のない教師にも、児童のためを思って先走るように行動する教師にも見える。是枝監督は、「坂元さんが書いたドラマ『最高の離婚』で彼が演じた役柄もそうだったように、どこか気持ち悪いと思われてしまうあの感じを、きちんと理解したうえで魅力的に表現できる人は、他にいない」と絶賛を贈る。本作は先日、トロント国際映画祭スペシャルプレゼンテーション部門にて北米プレミア上映されたほか、釜山国際映画祭などでの上映も決定している。全国にて公開中。●SNSで話題に!ドラマ「あなたがしてくれなくても」「漫画アクション」にて連載され、30代~40代の女性に圧倒的支持を集めるハルノ晴の同名コミックを、奈緒主演でドラマ化。婚姻関係にあるカップルの2組に1組が抱えるとされるセックスレスの問題に直球で切り込んだ作品で、“妻にだけED”の吉野陽一役に。喫茶店のアルバイト・結衣花(さとうほなみ)と一度だけ関係を持ってしまうも、みち(奈緒さん)の心が自分から離れ誠(岩田剛典)に向かっていることで、ますますみちを傷つけてしまう夫・陽ちゃんのダメさ加減は毎回SNSで話題に上った。FODほかにて配信中。●『ミステリと言う勿れ』整を「髪がもじゃもじゃ」と形容するのが愛おしい田村由美の同名人気漫画を原作に、2022年に放送された高視聴率ドラマが映画化。映画『ミステリと言う勿れ』では原作漫画で人気の「広島編」が描かれるが、永山さんは連続ドラマに引き続き犬堂我路(ガロ)として登場、しっかりと余韻を残してファンを魅了している。プレミアイベントにて「金髪じゃなくて、すみません。諸事情ありまして」菅田将暉が演じる主人公の久能整は、膨大な知識に裏打ちされた時に優しく、時に鋭い魔法のような持論を展開して事件の謎を紐解いていくが、整にとってガロ君は数少ない、心を許して会話ができる存在。そんな整に我路もシンパシーを感じているという関係性は、続編もぜひ期待したいところ。全国にて公開中。●『福田村事件』100年前の実話をつまびらかにする『福田村事件』では関東大震災時に実際に起きた日本の負の歴史を、『FAKE』『i 新聞記者ドキュメント』などのドキュメンタリー監督・森達也が真っ向から描く。金髪の犬堂我路から一変、永山さんが演じるのは主人公夫婦(井浦新&田中麗奈)が暮らす福田村にやってきた行商団のリーダー格、沼部新助。薬売りだが、どこか天狗のような山伏のような風情でカリスマ性に溢れた人物。恐ろしいことに、100年前の出来事ながら“遠くない世界”と感じさせる本作のキーパーソン。全国にて公開中。●『アンダーカレント』今泉力哉監督とも初タッグ「漫画界のカンヌ映画祭」と呼ばれるフランス・アングレーム国際漫画祭でオフィシャルセレクションに選出され、国内外から熱狂的な人気を誇る豊田徹也の原作漫画を、『愛がなんだ』の今泉力哉監督が映画化した『アンダーカレント』。銭湯「月乃湯」を経営するかなえ(真木よう子)の突然失踪した夫・悟を演じている。キャラクターポスターには「本当のことなんて誰も知りたくないんだよ」という悟の意味深な言葉が添えられ、初参加となる今泉ワールドでの永山さんも必見となりそう。共演経験も多い真木さんに関しては、「真木よう子の力を存分に味わってもらいたい」との言葉を寄せている。全国にて公開中。●『身代わり忠臣蔵』一人二役のムロツヨシとガッツリ共演『超高速!参勤交代』『引っ越し大名!』などの時代劇ヒットメーカー・土橋章宏著の同名小説を映画化。映画では久々の共演だが、プライベートで親交の深いムロツヨシが吉良孝証とその兄・吉良上野介の二役を演じ、永山さんが仇討ちを目指す(?)大石内蔵助役に。土橋氏脚本のNHK正月時代劇「幕末相棒伝」(22)の坂本龍馬役も好評だった永山さん。『身代わり忠臣蔵』では「令和の天才俳優ムロツヨシさんが主演ですから、この映画間違いなし」と自信たっぷりの様子、一体どんな大石内蔵助となるのか見逃せない。2024年2月9日(金)より全国にて公開。主演短編映画が第96回アカデミー賞ノミネート候補にドラマ「WATER BOYS」や「のだめカンタービレ」などで注目を集めた永山さんは、西川美和監督『ディア・ドクター』(09)、大森立嗣監督『まほろ駅前』シリーズ(11-14)などでもめきめきと頭角を現す。『64-ロクヨン-』瀬々敬久監督の『友罪』ではいわゆる“少年A”を、坂元裕二脚本のドラマ「それでも、生きてゆく」では友人だった“元少年A”に妹を殺され、苦悩を抱えた兄を演じた。『ガマの油』(09)2015年から住友生命のCMで演じた、生真面目で慎重すぎるサラリーマン「上田一(うえだ・はじめ)」も、その佇まいや間のとり方などが絶妙にダサくてシュールでハマり役となった。「最高の離婚」(13)濱崎光生の延長上ともいえる、理屈をこねたがりの愛すべき人物だ。そんな中、大河ドラマ「西郷どん」(18)での西郷隆盛の盟友であり、国を変えるためにいくつもの葛藤と苦悩に直面してきた大久保利通はそういったイメージを覆した役柄といえそう。「リコカツ」(21)で“交際ゼロ日婚”をした自衛隊員・緒原紘一は、またひと味違う堅物ぶりが注目を集めた。「エルピス-希望、あるいは災い-」(22)での“真犯人”と思しき男の不穏さは、永山さんが演じればこそだろう。さらに最近は、短編映画の監督・主演、写真展「永山瑛太、写真」の開催など、多才ぶりも発揮している。特にWOWOWのプロジェクト「アクターズ・ショート・フィルム」では森山未來監督のもと『in-side-out』に主演、身体表現も豊かにひとり芝居を見せ“閉鎖的ミュージカル”と言われた。『in-side-out』続く「アクターズ・ショート・フィルム2」では初監督に挑み、その作品『ありがとう』には『ガマの油』で親子役として共演した役所広司を主演に起用した。『半透明のふたり』そして、芥川龍之介の短編小説「鼻」を原案にした『半透明のふたり』(浜崎慎治監督:CM「au三太郎シリーズ」)は川栄李奈と共演。「昨今の正体不明なモノに対して一石を投じるエンターテイメントになっている」と永山さんが言うように、ぶしつけにスマホを人前にかざして撮影する暴力についても問う。今年、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」にてライブアクション部門(ジャパン)優秀賞を受賞。来年度のアカデミー賞短編映画部門ノミネート候補作の1つとなっている。「時をかけるな、恋人たち」は時をかけるロミジュリ!?『リバー、流れないでよ』のスマッシュヒットが記憶に新しい「ヨーロッパ企画」の上田誠が脚本を手がけた2005年の『サマータイムマシン・ブルース』が映画初主演だった永山さん。10月10日よりスタートする今回のドラマで18年ぶりのタッグが実現している。『サマータイムマシン・ブルース』(05)同作はヨーロッパ企画による舞台をROBOT製作、『踊る』シリーズの本広克行監督により映画化。猛暑の夏、タイムマシンでエアコンのリモコン死守を目指す青春SFコメディで、上野樹里や真木よう子、ムロツヨシ、永野宗典、本多力、佐々木蔵之介らが出演していた。そして今作では、23世紀の未来からやってきた永山さん演じるタイムパトロール隊員・井浦翔と、吉岡里帆演じる常盤廻が違法なタイムトラベラーを取り締まることに。歴史を変える恐れがある違法タイムトラベルを取り締まるなら、『サマータイムマシン・ブルース』のSF研究会たちはギリギリセーフだろうか!?「SFものとしても、1話ごとに引っかかるところが少しずつ回収されていって、霧のようなものが少しずつ晴れていく」と永山さんは語っているだけに、至るところに伏線が張り巡らされていそう。さらに今作はラブストーリーでもあり、実は廻と翔は時をかけて恋に落ちた恋人同士で、2人の恋は許されない運命であるため、タイムトラベル取り締まりのルールに従って廻はその記憶を消されている、という設定にも注目だ。<第1話あらすじ>令和の時代を生きる主人公・常盤廻(吉岡里帆)。広告代理店でアートディレクターとして働き、後輩から慕われ、仕事では辻褄合わせが大得意。しかし、恋となると、いつもあらゆる一線を超えられない。ほんのり恋心を抱いていた会社の後輩・広瀬航(西垣匠)にも思いを告げられない。そんな廻が、未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔(永山瑛太)と出会い、特命を受けて一緒に違法なタイムトラベラーを取り締まることに。タイムパトロール基地では、オペレーターの天野りおん(伊藤万理華)、メカニック担当の八丁堀惣介(じろう)、隊長の和井内秀峰(石田剛太)が目を光らせ、任務にあたっている。歴史を変える恐れがあるため、違法トラベルは重大な罪。それでも、恋の事情を抱えて、時空を超えて、時をかけてでも、未来から令和の時代にやってきて“恋に生きようとする恋人たち”に心動かされ、時には辻褄を合わせて、彼らの悲恋を実らせていく廻。気づけば、そんな廻を待ち受けていたのは、翔との恋の超展開。しかし、2人の運命はそれだけに収まらなかった。実は、かつて廻と翔は時をかけて恋に落ちた、恋人同士だったのだ。タイムパトロールで23世紀の未来から来ていた翔と、大学時代の廻は出会ってしまった。しかし、2人の恋は許されない運命。タイムトラベル取り締まりのルールに従って、廻はその記憶を消されていた。思いを募らせ、時を超えて、未来から再び会いに来た翔と、全く覚えていない廻。いつも後回しにしてきた自分の恋を今度こそ叶えるため、時をかけて、人生の恋の辻褄合わせに奮闘することに。<現代人・廻>と<未来人・翔>の時を超えたロミオとジュリエットばりの禁断の物語が、始まる――。「時をかけるな、恋人たち」は10月10日より毎週火曜日23時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)■関連作品:福田村事件 2023年9月1日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開(c)「福田村事件」プロジェクト2023怪物 2023年6月2日より全国にて公開©2023「怪物」製作委員会ミステリと言う勿れ 2023年9月15日より全国東宝系にて公開Ⓒ田村由美/小学館Ⓒ2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社アンダーカレント 2023年10月6日より全国にて公開(C)豊田徹也/講談社(C)2023「アンダーカレント」製作委員会身代わり忠臣蔵 2024年2月9日より全国にて公開(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会
2023年10月10日吉岡里帆と永山瑛太が共演する新ドラマ「時をかけるな、恋人たち」より、2種類のポスタービジュアルが公開された。本作は、初共演となる吉岡さんと永山さんが、タイムパトロール隊のメンバーとして、時をかけてくる恋人たちを取り締まりながら、時空を超えた本気の恋をするタイムパトロール・ラブコメディー。時間SFを得意とするヨーロッパ企画・上田誠のオリジナル脚本だ。今回公開されたビジュアルは、グリーンの“時をかける約束バージョン”と、ピンクの“恋をしようぜバージョン”の2種類。アートディレクターの岡田和朗がデザインし、カメラマンのオノツトムが撮影。吉岡さんと永山さんもアイディアを出し、15種類以上ものポーズを考案、ドラマのセットを使って1時間かけて撮影した288カットの中から厳選した2枚となっている。完成したポスターを見た吉岡さんは、「可愛らしくて、ちょっと不思議で、何が起こるかわからない未知な感じが出ていて。作品のイメージ通りのポスターですね」と笑顔。永山さんは「まず、僕は、吉岡里帆さんのファンに謝らなくてはいけないです…ポスターでこんなに触れていていいものなのか?っていうところでの2パターンなのかなと。腰に手を回している方は、どんどんこの世から消えていく恐れがありますね…。吉岡さんのファンから怒られるのが怖いです」と神妙な面持ち。また、どちらが好きかと問われると、「迷いますね~。後藤レイコさんっていうスゴイ方が、今回のドラマの美術を担当されていて、セットが素晴らしいんです。タイムパトロール基地の細部がわかるって意味では、グリーンの方がドラマの面白さがより伝わるかなって思いますね。指切りしているのも意味深な感じがして気に入っています!」(吉岡さん)。「それが、分からないんです(笑)。最初、ピンクの方がいいかなと思ったけど、ずっと見ているとグリーンの方が良くなってくる。で、グリーンを見てると、やっぱりピンクいいなと。どっちも好きですね」(永山さん)と、どちらもお気に入りの様子。撮影も佳境を迎える中、初回放送に向けて吉岡さんは「どこをとっても本当に見たことないなというシーンが連続のドラマです。廻と翔の2人の恋模様ももちろんですが、現代に違法滞在する未来人のエピソードも本当に濃厚です。そして、やっぱりSFなので、時をかけるロジックも本当に面白いです!ぜひお楽しみに!」と呼びかける。永山さんは「自分が出るドラマは絶対面白いっていう自信があるんです。今回も僕は胸を張って、自信を持って、皆さんに、このドラマをおすすめしたいですね。1話を見れば面白さがちゃんと伝わって、分かっていただけると思います。ライトな気分で見ていただきたいんですけど、実はすごくいろんなメッセージが込められていて。回を重ねるごとに伏線回収だけでなく、つじつま合わせだけでもなく、ラブラブストーリーとしての展開もありますし。やっぱりラブストーリーとして面白いのは、令和から300年近く経った未来人と出会った吉岡さん演じる廻が、どんな感情で動いて、どう未来人に対して反応していくかっていうところが見どころの一つになるだろうなと思います」とメッセージを寄せている。<第1話あらすじ>令和の時代を生きる主人公・常盤廻(吉岡里帆)。広告代理店でアートディレクターとして働き、後輩から慕われ、仕事では辻褄合わせが大得意。しかし、恋となると、いつもあらゆる一線を超えられない。ほんのり恋心を抱いていた会社の後輩・広瀬航(西垣匠)にも思いを告げられず、人知れずヤケ酒で涙。そんな廻が、未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔(永山瑛太)と出会い、特命を受けて一緒に違法なタイムトラベラーを取り締まることに。タイムパトロール基地では、オペレーターの天野りおん(伊藤万理華)、メカニック担当の八丁堀惣介(じろう)、隊長の和井内秀峰(石田剛太)が目を光らせ、任務にあたっている。歴史を変える恐れがあるため、違法トラベルは重大な罪。それでも、恋の事情を抱えて、時空を超えて、時をかけてでも、未来から令和の時代にやってきて“恋に生きようとする恋人たち”に心動かされ、時には辻褄を合わせて、彼らの悲恋を実らせていく廻。気づけば、そんな廻を待ち受けていたのは、翔との恋の超展開。しかし、2人の運命はそれだけに収まらなかった。実は、かつて廻と翔は時をかけて恋に落ちた、恋人同士だったのだ。タイムパトロールで23世紀の未来から来ていた翔と、大学時代の廻は出会ってしまった。しかし、2人の恋は許されない運命。タイムトラベル取り締まりのルールに従って、廻はその記憶を消されていた。思いを募らせ、時を超えて、未来から再び会いに来た翔と、全く覚えていない廻。いつも後回しにしてきた自分の恋を今度こそ叶えるため、時をかけて、人生の恋の辻褄合わせに奮闘することに――。「時をかけるな、恋人たち」は10月10日より毎週火曜日23時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年09月23日8月28日、大麻取締法違反罪で起訴された俳優の永山絢斗被告(34)の初公判が行われた。そこで指摘された“驚愕の事実”に、ファンはショックを隠せないようだ。今年6月15日、東京・目黒区の自宅で乾燥大麻を所持したとして大麻取締法違反の罪に問われていた絢斗被告。各メディアによると公判で、検察は絢斗被告に対して「中学2年の夏ごろ初めて大麻を使用し、18、19歳ごろから知人のすすめで大麻の使用を再開した」と指摘。また、絢斗被告は大麻について周囲から使用を止めるよう注意を受けるも、「ストレスだったり眠れない時にリラックスするから」とやめられなかったことも明かしたという。絢斗被告は’07年、18歳の時にテレビドラマ『おじいさん先生』(日本テレビ系)で俳優デビュー。’10年に『ソフトボーイ』で映画に初主演を果たし第34回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞している。しかし、この時期には大麻の使用を再開していたことになる。絢斗被告と大麻との初接点が、あまりに若いことや俳優としてデビューした当初から大麻を使用していたことにSNS上ではショックの声が相次ぐ事態に。《ちゅ…中2?》《俳優として頭角を現し注目度が増したプレッシャーから薬物に手を出したのかと思っていたので、初期から観ていた者としてはちょっとショックだな・・クスリに染まってない彼を、自分は観たことがなかったわけだ》《永山絢斗、中2の頃から大麻……って、今まで見て来た作品もじゃあ、、そういうことなんだよなー、なんか、複雑。》《永山絢斗さん、お芝居のファンだったのですが、中2からと聞いてかなりショックを受けました》さらに、《中2からって家族も知ってたんじゃないか?》《中2で使用してるのに兄の瑛太さんは気付かなかったの?》と、当時の家族の責任を問う声もあがっていたが――。「絢斗被告は両親の離婚によって、小学校高学年の頃から母親と二人暮らしをしていたことを明かしています。絢斗被告が中学2年生のとき、兄の瑛太さんは同居していなかったうえに、俳優としてはブレイク直前の多忙な時期。当時気づくというのは難しかったのではないでしょうか。どのみち、絢斗被告が語るように周囲が止めに入ったところで、簡単にやめることができないのが薬物の恐ろしいところでしょう」(芸能関係者)
2023年08月28日7月7日、大麻取締法違反容疑により逮捕された俳優・永山絢斗被告(34)が保釈された。永山は6日に東京地検に起訴され、弁護人が保釈を請求。これが認められ、保釈保証金300万円を即日納付した。6月16日に逮捕され、21日ぶりの保釈となった永山。勾留先の警視庁原宿署から午後6時前に出てくると、報道陣に向けて「この度はご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした」と述べ、深々と頭を下げた。永山は白いシャツ、黒のスーツに黒いネクタイという姿で現れ、髪は綺麗にセットされていた。しかし口元には長い髭をたくわえており、ネット上ではシビアな意見も。《髭くらい剃りなさいよ。弁護士は世間に対する心象とかアドバイスしないのかしら》《第一印象「ヒゲを剃れ、話はそれからだ」古かろうが何だろうが、そう思う人はいっぱいいると思いますよ》《髭ひとつ剃っていないところで、反省している?って見ちゃうんだよね》《ヒゲしっかり剃ると「芸能人だから」とか言われるだろうしそらなきゃそらないで「みっともない」って言われるだろうしね。私は「みっともない」派です》確かに、逮捕時は短かった髭が21日の勾留期間を経て長く伸びていた。しかし、伸びっぱなしでボサボサというわけではなく、きちんと整えられているようにも見え、そのことを指摘する声もあった。《テレビで「髭は伸びたまま」って聞いたから無精髭かと思いきや、めちゃくちゃ整ってるやん》《すごい髭整ってるじゃん。散髪にでも行ったんか》《謝罪してるけど髭のせいで大河ドラマの役みたいになっちゃってるな。かっこよかったらあかんやん笑》《髭のお手入れしたのか》そもそも保釈前に髭を整えることは可能なのだろうか。「留置場内には髭剃りやカミソリを持ち込むことはできませんが、電動シェーバーならOKとされています。また、保釈後は着替えや身なりを整える部屋などは用意されないことが多いです。しかし、トイレなども含め、署内のどこかで外に出る前に身なりを整えることはできるようです」(全国紙社会部記者)最低限の身だしなみを整える時間はあったようだ。今後は二度と違法薬物に手を出さないよう、髭だけでなく心も整えてほしい。
2023年07月07日6月22日(木)今夜、最終話が放送されるドラマ「あなたがしてくれなくても」。主演を務めた奈緒と、その夫役の永山瑛太がクランクアップし、本編の撮影がついに終了した。奈緒さん演じる主人公・吉野みちが、同僚の新名誠(岩田剛典)に夫とのセックスレスを告白したことから始まる大人の恋愛ドラマ「あなたがしてくれなくても」。最新話では、ついに2組の夫婦が離婚を決意する展開に。まず撮影を終えたのは、吉野陽一役の永山さん。快晴の下、急勾配が印象的な吉野家前の坂道のシーンでクランクアップした。視聴者の間でたびたび賛否を巻き起こしてきたキャラクターである陽一。演じた永山さんは「俳優をやる上で、自分が演じるキャラクターは誰よりも理解して、自分自身で愛しながらやりたいと思っていたんですけど、初めて陽一というキャラクターは嫌いになりそうになりました(笑)」とふり返りつつ、「現場に来ると、みんなが良いものを作ろうという意識と、楽しもうという気持ちが僕自身にもたくさん伝わってきて、ちょっと心が折れそうな時もあったんですけど、本当にみんなでチーム一丸となって作れたという達成感だったり、なかなか味わえないような感情で満たされています」と思いを語った。またこのシーンは、妻・みち役の奈緒さんとも最後の共演シーン。永山さんは、奈緒さんに「残りのシーン頑張ってね」とエールを送ると、奈緒さんも「最後まで頑張ります!」と返し、固く握手を交わし、お互いをねぎらうように優しく抱き合った。一方のみち役・奈緒さんは、みちが1人暮らしを始めたアパートのシーンでクランクアップ。最後のシーンに向けて入念に打ち合わせをしてから撮影に臨み、みちとしての演技を終えた。約3か月におよぶ撮影を終えた奈緒さんは、「1クール、皆さん本当にお疲れ様でした」とまず挨拶し、「この現場で出会った皆さんと過ごしていく中で、“やっぱり、エンターテインメントを作るということは、人として優しくなれるお仕事に携わっているんだな”とすごく感じました。現場では、私に想像も出来ない、各部署でツラいことや大変なこともあったり、寝られない時間もあったりすると思うんですけど、それでもドラマの中に生きるみち、誠、楓、陽一という本当に愛すべき人たちのことを、皆さんが考えて現場で愛して作っている姿を本当に身にしみて感じながら、“やっぱりこの仕事が大好きだな”と改めて思いました。すごく頼りない座長だったと思うんですけど、すてきな共演者の皆さんと、監督と、スタッフの皆さんに囲まれて、最高の結婚生活を送ることができました。皆さんとまたお会いできるように、もっともっと優しい自分になってお会いできるように、これからも精進してお芝居を続けます」とコメントした。「あなたがしてくれなくても」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年06月22日映画『怪物』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が19日に都内で行われ、安藤サクラ、永山瑛太、是枝裕和監督が登壇した。同作は是枝監督と脚本家・坂元裕二氏によるオリジナル作で、第76回カンヌ国際映画祭で脚本賞、クィア・パルム賞を受賞した。大きな湖のある郊外の町に存在する、息子を愛するシングルマザー(安藤)、生徒思いの学校教師(永山瑛太)、そして無邪気な子供たち(黒川想矢、柊木陽太)。そこで起こったのはよくある子供同士のケンカに見えたが、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した。今週末にも観客動員数100万人を突破する勢いの同作。集まった観客の中には5回以上観たという人もいたことから、安藤は「えぇ~!」と驚きのリアクションを見せる。日々、影響力の大きさを感じているようで、「聴いているラジオで次々に『怪物』の話をされるので、すごいんだなと……だんだん私よりもご覧になった皆さんの方が細かいことをご存じなんじゃないかと思い始めていて、しゃべるのが怖い気持ちになってます」と予想外の反響に戸惑いも。瑛太のもとにも感想が届いているようで、「2回以上観たという方々はこの映画の感想のニュアンスが違ってくるなという印象を受けました。いちばん多いのは、『言葉にならない』と(いう感想)。会って話がしたいと、連絡が来たり」と話す。「(この作品を)どういう風に語っていいか、わからなくなった。サクラがおっしゃっていたように、お客様の方がこの映画のことを理解しているような気がして。僕自身も言葉にできない」と現在の心境を明かした。また、同作が190以上の国と地域で展開されることについて、安藤は「国内でも様々な角度からの感想があるというのを公開されて感じたので、文化が違う中で、この映画が(世界に)広がったら、またその角度が増えるんだろうな。おもしろいんだろうなと思います!」と笑顔を見せ、瑛太も「想像できないですけど、すごいこと。カンヌ以外の方々の感想も聞いてみたいですね」と語った。一方、是枝監督は「すごい……すごいですね。190も国があるんだと最初に驚きますけど(笑)。カンヌにそれだけの国・地域の方がいたわけではないと思いますが、カンヌでも街を歩いでいると声をかけてくれて。あんな風にいろんな国でこの映画について、会話がつながっていくといいなと思います」とカンヌ滞在中のエピソードを披露しつつ、世界中でのさらなる広がりにも期待を寄せていた。なお、瑛太にとってこの日は、弟で俳優の永山絢斗が16日に大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されて以降、初の公の場。逮捕当日、マスコミの直撃取材を受けて「俺は許さない」などとコメントしていたが、イベントでは弟の事件について触れることはなかった。
2023年06月19日