タレントの加藤紗里が19日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、妊娠を報告した。昨年9月に不動産会社経営の男性と結婚し、今月10日に離婚していたことを発表した加藤。この日は「加藤紗里 ママになる!?」と題した動画で、病院に行った様子を紹介し、「妊娠してました」と報告した。そして、「離婚報道出たばっかりですけど、シングルマザーとして産むという決意で病院で手続きはしてきました。産みます」と決意を述べ、「シングルマザーとして頑張っていくしかないんで」と話した。出産予定時期は「初夏予定と言われたので、6月か7月ですね」とのこと。「やっぱり紗里も29なので決めました。シングルマザーとして頑張ります。仕事も頑張ります。Youtuberも頑張ります」と気を引き締めた。「誰の子ですか?」と聞かれると、「それはわからないです。離婚してたんで『誰の子や?』というコメントは殺到すると思う。(元)旦那の子ですよね? ですよね。元旦那の子ですね」と考えながら回答。「強い加藤紗里でいたいんで、Youtuberとしても仕事も子供のために頑張っていこうと思います」と話し、「加藤紗里ママになります」と宣言した。その後、インスタグラムでも妊娠を報告。「みんなーーーYouTubeアップしたけど妊娠が発覚しました!夢だったママになります!!厳しいお言葉あると思います。シングルマザーがどれほど大変か、、、未熟すぎる紗里です。でも子供のために今までやってこなかった自立。遅すぎるかもですがこれからは真面目に仕事と向き合っていこうと思っています」とつづった。
2020年01月19日ぢゅん子の漫画「私がモテてどうすんだ」が、吉野北人単独主演で映画化決定。神尾楓珠、山口乃々華、富田望生、伊藤あさひ、そして奥野壮と、いま注目の若手たちが出演する。ストーリーアニメ大好き!BL大好き!肥満腐女子街道まっしぐらな芹沼花依は、大好きなアニメキャラが死んだショックで寝込んでしまう。1週間ぶりに鏡を見たら、なんと激ヤセして超絶美人になっていた!そんな花依に“好き”と表明してきたのはスーパーイケメン男子高生の六見遊馬、五十嵐祐輔、七島希、四ノ宮隼人。4人から熱烈なアプローチを受けるようになった花依は、ついついBL目線で彼らをみて妄想してしまうのをこらえ、真っ当な恋愛観で接する努力をするが、全く実らず、ズレた考えで彼らと接することになってしまう…。「BLが好きなのに、私がモテてどうすんだ!?」と葛藤しながら始まった予測不可能な花依のリアル乙女ゲームな日々。花依に与えられたミッションは、4人のうちの誰かひとりを選ばなくてはいけないというもので――。アニメ化もされた話題作が映画にBLをこよなく愛する超ド級のヲタク女子をヒロインにしたぢゅん子氏の「私がモテてどうすんだ」は、「別冊フレンド」(講談社)にて連載され、第40回講談社漫画賞・少女部門を受賞、累計300万部を突破。2016年にはテレビアニメ化もされた人気漫画。アニメの推し同士やクラスのイケメン男子たちのBLを妄想するのが大好きな超ド級のヲタク女子が、ある日激ヤセしてしまったことで超美人に変身し、現実世界でモテまくるという、ぶっ飛んだ設定から始まり、ありえない現実に右往左往しながら爆走するヒロインを描いている。吉野北人、初主演!激ヤセした芹沼花依に恋するスーパーイケメンDK、<知的でクールな先輩>六見遊馬役を演じるのは、ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」のメンバー吉野さん。本作で初主演を果たす吉野さんは「初の主演ということで、気合を入れて作品に臨ませて頂きました。六見遊馬という人物になりきって、見た目や話し方にも拘っているので楽しみにしていて下さい」とアピール。また「キュンキュンするだけじゃなく、とても笑えるコメディ要素も満載です。とにかく観ないと損ですよ(笑)。公開まで待ちきれませんが、公開までの間で沢山の“わたモテ“の魅力を届けていきたいと思っています」とコメントしている。神尾楓珠&伊藤あさひ&奥野壮もスーパーイケメンDKそして、神尾さん、伊藤さん、奥野さんもスーパーイケメンDKに。「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」「左ききのエレン」の神尾さんが<まじめで優しいクラスメイト>五十嵐祐輔役。「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」や「4分間のマリーゴールド」出演で注目の伊藤さんが<ちょっとイジワルなチャラ男>七島希役。「仮面ライダージオウ」で人気の奥野さんが、<ツンデレで可愛い後輩>四ノ宮隼人を演じる。神尾さんは「原作のキャラクターを大事にしつつも自分なりの五十嵐像だったり、花依や他3人のライバルとの関係性を作るように心がけました。共演者も同世代の方が多いので楽しんで現場に臨めました」とふり返り、伊藤さんも「共演者の皆さんとはカメラが回っていないところでも、作品の中の関係性が滲み出てしまうくらい、息ピッタリでした。男子4人と花依の絶妙なテンポ感を大事にしっかりと七島を演じたので、楽しみに待っていて下さい」と撮影の様子を明かした。そして奥野さんは「初のラブコメ、そして漫画原作の実写化に挑戦させて頂くのでプレッシャーや不安などありました」と明かすも、「キャスト、スタッフの皆さんと共に暖かい現場で毎日楽しく真剣に撮影に取り組ませていただきました。必ず皆さんに楽しんでいただける作品になること間違い無しなので公開まで楽しみに待っていていただけたら嬉しいです」と完成に自信を見せている。ヒロインは富田望生&山口乃々華が二人一役!ヒロイン・芹沼花依を演じるのは、「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」などに出演し、いま注目の若手演技派女優・富田さんと、「E-girls」の山口さんが二人一役で演じる。激やせ変身【前】の花依を演じた富田さんは「キャラが濃い役はこれまでも演じてきましたが、今回は二人一役。ののちゃん(山口乃々華さん)に合わせるべきか悩みましたが、花依ちゃんは体型の変化を周りの人ほど重く受け止めていないぽわんとした子なので、あえて合わせることを意識せずに演じました」と二人一役の感想を明かし、「いろいろなキャラクターが登場して、展開も早く、見ていてどんどんワクワクする作品になっていると思います」と本作について語った。一方、激やせ変身【後】の花依を演じた山口さんは「撮影現場は、本当に学生に戻ったような雰囲気で楽しかったです。監督さん・スタッフさんの愛のある現場で私自身支えられながら、かけがえのない日々を過ごせました」と撮影をふり返り、「ひとつひとつを大切に、楽しみながら、最後までがんばった映画に、ぜひご期待ください」とメッセージを寄せている。監督は『HiGH&LOW』全シリーズの脚本を手掛け、『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』で映画監督デビューを果たした平沼紀久が務めた。『私がモテてどうすんだ』は7月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年01月10日片寄涼太ら扮する王子が渋滞した映画『PRINCE OF LEGEND』の待望の続編『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』から、白濱亜嵐や片寄さんをはじめ、山本耕史、関口メンディー、加藤諒らが登場する最新予告編が到着した。白濱さん演じる一介の土木業者で主人公・安藤シンタロウが、様々な抗争の末にやがて貴族・ドリーとなるまでを描いた連続ドラマ「貴族誕生-PRINCE OF LEGEND-」。その物語は、劇場版『貴族降臨』へ続く。映画では、ドリーと伝説の王子・朱雀奏(片寄さん)が、互いの正義をかけたバトルを繰り広げる。今回到着した予告編では、ドリー率いる“貴族”が、“王子”たちの通う聖ブリリアント学園を乗っ取る(!?)まさかの展開からスタート。「PRINCE is DEAD」と意味深な言葉を発するドリーや、「学園は僕が守ります」と颯爽と登場する朱雀奏をはじめ、前作にも登場した王子たちも続々と姿を見せ、“どちらが最強か”を決める、ドキドキの貴族vs王子のフェンシング対決シーンの一部も公開。また、鈴木伸之扮するヤンキー王子・兄や、吉野北人扮するダンス王子レッドが、まさかの“貴族側”への寝返り!?本作の主題歌で片寄さん初のソロ歌唱曲となる「Possible」も映像に彩りを添え、目が離せない展開となっている。『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』は3月13日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2020年01月08日「GENERATIONS from EXILE TRIBE/EXILE」白濱亜嵐が主人公を演じる『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』のビジュアルが公開された。ストーリー夜の世界の中心・ナイトリングのNo.1ホストクラブ「クラブ・テキサス」の代表となった安藤シンタロウ(白濱さん)は、自らの名を「ドリー」と改め、“貴族”としてこの世に生きる弱者を守り、全ての人が笑って暮らせる高貴な世界を作ることを決意。そんな彼は、あるきっかけで聖ブリリアント学園の存在を知ることとなる。いまや伝説の王子の“聖地”として、聖ブリリアント学園には転入者が殺到。「三代目伝説の王子」となった朱雀奏(片寄涼太)は世界中を廻り、王子道を邁進していた。そして共に頂点を極める両者が出会ったとき、戦いの幕はすでに切って落とされていた…。白濱さんが演じる一介の土木業者である主人公・安藤シンタロウが、様々な抗争の末に、やがて“貴族・ドリー”となるまでを描く連続ドラマ「貴族誕生 -PRINCE OF LEGEND-」が現在放送中。そして劇場版では、そのドリーが率いる貴族たちが、“伝説”の称号を巡って王子たちと史上空前の大バトルを繰り広げるストーリーが展開する。互いの正義をかけて戦うビジュアル今回到着したビジュアルは、白濱さん率いる“貴族”と片寄さん率いる“王子”が火花を散らす熱き一枚。佐野玲於や、鈴木伸之、町田啓太ら前作『PRINCE OF LEGEND』を彩った王子たちの姿も写し出されている。劇場前売券発売2020年1月10日(金)からは本作の劇場前売券も発売。特典としてA4サイズ特製クリアファイルの配布も決定した(全国合計2万名様完全限定生産)。表面には、美しき男たちの熱い戦いを想起させるポスターのビジュアル、また裏面にはこれからの戦いを予期させるドリーと奏が互いに背を向けるビジュアルが登場している。『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』は2020年3月13日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2019年12月20日タレントの加藤紗里が12日、オフィシャルブログを通じ、所属していた事務所から独立したことを報告した。加藤は「事務所独立しましたー」と題した記事で、「6月から個人事務所を立ち上げてはいたのですが、前事務所との折り合いが中々付かず、円満退社の予定が、今朝の週刊新潮の方での発表になってしまったこと申し訳ありません。。。」と事情を説明。「これから心機一転!!」「もっともっと自由な加藤紗里として活動していくので宜しくお願いします」と呼び掛け、新たな事務所名を「株式会社PAL flaming」と発表した。また、「あ! 今までやらせてもらえなかったYouTubeも今日からスタートを切ったよん」「こちらもチェック宜しくね」とアピール。開設したYouTubeチャンネルでも、「個人事務所として独立しました」と報告し、事務所名について「flamingは英語で“炎上”という意味だから、紗里にピッタリな名前」とうれしそうに話している。「今朝の週刊新潮の方での発表になってしまった」というのは、12日発売の週刊誌『週刊新潮』が報じた「今度は独立騒動の『加藤紗里』が『稼いだお金を返して!』」。記事では加藤自ら取材に応じ、ヌード写真集がノーギャラだったことを告発したほか、金銭トラブルや独立に至る経緯を告白。YouTubeにアップした動画でも、同様の内容を証言している。
2019年12月13日タレントの加藤紗里が30日、オフィシャルブログを通じ、結婚観に対して寄せられた批判コメントに反論した。今月13日、不動産会社経営の男性と9月に結婚したことを発表し、23日のブログで改めて報告しながら「厳しいお言葉たくさんあると思いますが、幸せはお金で買えると思っています」とつづった加藤。批判的なコメントが寄せられたことを受け、27日付のブログでは、「男で稼げないならクズだと思います」などと反論していた。30日付の投稿では賛否の声を列挙し、「たくさんの色々な意見全部しっかり読みました!」とそれぞれに回答していった。「男で稼げないならクズ」を差別発言とする意見には、「だって男は財布だもん。紗里前からゆってるけど男の金は紗里の金」(原文ママ・以下同)。「なんで謝らなきゃいけないの??」と問い掛け、「一生懸命働いて稼げないなら一生懸命が足りないんぢゃない?」「紗里悪くないから謝れない」と謝罪する意思がないことを強調した。また、「女性の方から反感を買うのでは」と心配する声に「別にいい人ぶりたくない!素直な自分でいたいの」と返し、過去に金銭面で苦労したのではと推測する声には、「両親から深ーく愛されてお嬢様として育てられて、お金で苦労したこと一度もない」「両親から愛されてお嬢様として育てられてお金に困ったことなんて今まで一度もないのよ」と明かした。一方で共感の声も寄せられており、「お金がなければ自信もなくなるし、稼げない旦那だと尊敬ができない。愛が0だとゆってるわけぢゃなくて、お金は愛に繋がるといいたいんです」「心の広さもお金で変わると思うんです」「お金がないほど愛だの恋だの、、、愛があれば幸せ?そんなの綺麗事すぎる。愛だけでなにができるのか教えて欲しいですよね」などと持論をつづっている。
2019年11月30日EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐が28日、インスタグラムを通じ、映像作家・米倉強太氏との結婚を発表したラブリこと姉・白濱イズミを祝福した。亜嵐は幼少期のツーショット写真をアップし、「お姉ちゃん結婚おめでとう!」と祝福。「初めて報告を聞いた時はまさかと思い飛び上がりました(笑)」と相当な驚きだったようで、「自分の事のように嬉しいです」と喜びを伝えた。そして、「母譲りの明るさと、父譲りの力強さで素敵な家庭築いてください!」と姉にエールを送り、「新たな人生のスタート。どう歩んでいくのか楽しみです」「本当におめでとう!」と結んでいる。一方、27日に結婚を報告し、「私をありのままの私で居させてくれる人です。出会った頃から全てが自然で日常的で、心が穏やかでした。そんな人とこれからも過ごしていくことは私にとってとても自然なことでした」と経緯をつづっていたラブリ。周囲からの祝福を受け、ツイッターを通じて、「沢山のお言葉ありがとうございます。発表すると責任が増えました。背筋が伸びますね。夫婦共々、互いに創作をし合う関係です、これからも宜しくお願いします」と感謝の思いを記している。
2019年11月29日タレントの加藤紗里(29)が11月23日に、ブログで《紗里事ではありますが、9月に一般男性と入籍しました》と入籍を報告した。続けて《厳しいお言葉たくさんあると思いますが、幸せはお金で買えると思っています。やっぱり紗里にだって愛はあるけど、、、愛だけでは成り立たないこともたくさんあるなと現実問題思います。。。》とつづり、ウエディングドレス姿でパンダの被り物をした結婚相手とのショットを披露した。ネットでは祝福の声が上がるいっぽうで、「幸せはお金で買える」と主張する加藤に非難の声が集中している。《お金お金ばっかり言いすぎて、結婚相手が『旦那さんでないとダメ』な部分が見えてこない》《お金と結婚したって言われても不思議じゃない》14日にも加藤はインスタグラムで独自の価値観をこう主張していた。《LOVEよりYENの方がよっぽど信用出来るってこと。そしてみんなそんなにLOVEを沢山持ってるなら愛する人のためにそのLOVEをYENに換金すればいいと思うの》そんな加藤に厳しい声が寄せられる中、加藤は27日に「紗里の生き方!コメント返し」としたタイトルでブログを更新。加藤を批判するコメントに対してブログで“反撃”したのだ。加藤は、《お金と結婚したとかゆって最低だとかゆってくる人たちいるけど―――ぶっちゃけそうゆうことゆう人て自分が裕福ぢゃないからでしょ??》とスッパリ。さらに追撃するように、《悔しければ稼げばいいのよ。正直男で稼げないならクズだと思います。女はね、お腹を痛めて子供を産んだりするの。男はお金さえ払えばいい話し。男なら家族のため、死に物狂いで働くの》と持論を展開した。加藤の価値観に賛同を示す声もあるいっぽう、「稼げないならクズ」といった伝え方を問題視する声が広がっている。《もう少しマシな喋り方なかったのかよ?》《言ってることはあながち間違いじゃないけど、大多数を敵に回すような言い方》《加藤紗里凄いねw 価値観なんて人それぞれだしさw 考え方的に悪くないと思うとこもあるけど、彼女は物の言い方で損してる気がするよ。お金の“有る無し”にかかわらず幸か不幸かなんて自分次第だと思うけどね》祝福ムードのはずが一転して“炎上”という結果となってしまったようだ――。
2019年11月28日タレントの加藤紗里が27日、オフィシャルブログを通じ、結婚報告に対する批判コメントに反論した。今月13日、不動産会社経営の男性と9月に結婚したことを発表し、23日のブログで改めて報告した加藤。「厳しいお言葉たくさんあると思いますが、幸せはお金で買えると思っています。やっぱり紗里にだって愛はあるけど、、、愛だけでは成り立たないこともたくさんあるなと現実問題思います」(原文ママ以下同)とし、「ハリーウィンストンの婚約指輪」「GRAFFでオーダーしたイエローダイヤモンドの結婚指輪」と共にその写真を公開していた。加藤のもとには祝福と共に批判的な声も寄せられているようで、「ぶっちゃけそうゆうことゆう人て自分が裕福ぢゃないからでしょ??悔しければ稼げばいいのよ」「正直男で稼げないならクズだと思います」と反論。「女はね、お腹を痛めて子供を産んだりするの。男はお金さえ払えばいい話し。男なら家族のため、死に物狂いで働くの」と持論を展開した。また、批判コメントを抜粋し、「金がなくなったら離婚しかないですよね、、、仕方のないことです。実際お金の問題で離婚せざるを得ない夫婦たくさんみてきました」「幸せはお金で買えますよ。ちなみに幸せはお金ぢゃ買えないてゆう言葉紗里1番嫌いな言葉。お金ない人の負け惜しみにしか聞こえない」などとそれぞれに返しながら、「これが紗里の考え。批判するなら批判して」「これが紗里の生き方」「応援してくれる方々いつもありがとうございます」「そして厳しいお言葉もありがとうございます」と締めくくっている。
2019年11月27日ロサンゼルス生まれのメイクアップブランド「NYX Professional Makeup」(ニックス プロフェッショナル メイクアップ)は、女優 仲里依紗と、世界でも一番売れている(※)NYX Professional Makeupの代名詞である41色の「ソフト マット リップクリーム」シリーズを使用した「ロサンゼルスで探そう!I am Myselfプレゼンキャンペーン」を10月16日(水)まで開催中!※NYX Professional Makeupのリップ製品の2018年売上個数に基づく仲里依紗さんがロサンゼルスで9変化「ロサンゼルスで探そう!I am Myselfプレゼンキャンペーン」実施中提供:NYX Professional Makeup今回のキャンペーンは、「I am Riisa」、「CREATIVE」、「ADVENTUROUS」、「WILD」、「INDEPENDENT」、「BRAVE」、「ENERGETIC」、「PURE」、「UNIQUE」と、NYXの発祥地ロサンゼルスで行った、9つの女性像の仲里依紗さんが店頭やSNS、ブランドサイトに登場。なかでも「I am Riisa」は、リップ選びからメイクルックの詳細まで仲里依紗さんと相談をしながら、彼女らしさを表現。仲里依紗さんは、「リップ1本で気分もガラッと変わり、新しい自分に出会えますよ。」とコメントしている。店頭でも今回メイクに使用したプロダクトを使った、メイクアップレッスン「マスタークラス」も開始するので注目!ぜひ応募してみて!「ロサンゼルスで探そう!I am Myselfプレゼンキャンペーン」概要提供:NYX Professional MakeupL.A.生まれのプロフェッショナル仕様のメイクアップブランド「NYX Professional Makeup」から「私」探しの旅を1組2名様にプレゼント!お気に入りのリップカラーをまとって、NYX Professional Makeupが生まれたLAで「新しい私」を探しに行こう!キャンペーンタイトル:ロサンゼルスで探そう!I am Myself プレゼントキャンペーン応募期間:開催中~10月16日(水)応募方法:NYX Professional Makeup公式InstagramまたはTwitterでアップされたキャンペーン投稿の画像をリグラムまたは、リツイートし、@nyxcosmetics_jp と「#Iammyselfで行こう」のアカウントとハッシュタグをつけて投稿当選者発表:当選者にのみダイレクトメッセージでご連絡キャンペーンサイト Professional Makeup Instagram Professional Makeup Twitter
2019年09月30日「水森亜土原画展」が、東京・三鷹のアートサロン和錆(わさび)で開催。期間は、2019年9月4日(水)から16日(月・祝)まで。期間中は、水森亜土による描きおろしの新作原画をはじめとする作品の数々を展示。水森亜土ならではの、ちょっぴりレトロでガーリーな雰囲気を閉じ込めた、キュートな世界観を楽しむことができる。また会場に併設されている、水森亜土の人気キャラクター“ネコのミータン”をモチーフにしたコラボカフェには、新メニューが登場。にっこりスマイルを浮かべる“ミータン型”ライスが印象的なプレートメニュー「ネコのミータン おめかしタコライス」を味わうことができる。さらに店内には、ミータンのデコレーションを飾った見た目にもキュートなかき氷パフェや、あんみつといったデザートメニューも用意。食後のデザートやカフェタイムに是非オーダーしてみてはいかがだろう。そのほか会場には、亜土ちゃんパッケージのオリジナルスイーツシリーズ「トンシャーム」の新作がラインナップ。ポップな色合いがキュートなキャンディや金平糖は、ちょっとした手土産にも喜ばれそうだ。【詳細】「水森亜土原画展」会期:2019年9月4日(水)~16日(月・祝)場所:アートサロン和錆 東京店住所:東京都武蔵野市中町 2-26-4TEL:0422-57-4130時間:11:00~18:00入館料:無料<関連情報>・ネコのミータン おめかしタコライス 1,000円+税・Ton Charme<カラフルキャンディ> 550円+税・Ton Charme<金平糖> 550円+税
2019年08月26日女優の松風理咲、竹内愛紗、長見玲亜が28日、東京・池袋の三省堂書店池袋本店で写真集『理咲』、『愛紗』、『玲亜』(発売中 各3,000円税抜 東京ニュース通信社刊)の発売記念イベントを行った。黒木メイサや桐谷美玲といった人気女優が在籍するタレント事務所・スウィートパワー所属の若手女優、松風理咲、竹内愛紗、長見玲亜の3人が、ソロ写真集を同時リリース。10代の弾ける笑顔や無邪気な姿はもちろん、ちょっと背伸びした表情を切り取るなど、彼女たちの魅力が詰まった写真集となっている。同じ日に同時発売したということで、この日の発売イベント前に3人が揃って制服姿で報道陣の取材に応じた。松風が「私の写真集は昭和レトロ、ノスタルジックをテーマにして撮りました。全体的な統一感がすごくあって、自分自身も色んな表情が出せたと思うので満足のいく1冊になりました」と自信を見せれば、竹内は「私はいつも役を通して色んな方々に知っていただいていたので、今回は素の表情をたくだん出るような1冊にしました。大人っぽい表情から子供っぽい無邪気な表情まで、スタッフさんと色々と会話しながら撮影しました」と回顧。3人の中で一番ファッション的要素が突出しているという長見は「私はメイクやヘアアレンジとか背景をこだわって、私の意見や理想をたくさん聞いてもらったので、自信を持って皆さんにお見せすることができる1冊になりました」とアピールした。今回の写真集では、3人とも水着にもチャレンジしている。中学生の時以来だったという松風は「私はスクール水着でしたが、懐かしさもあって若返った気分で撮影することができました。楽しかったです」と振り返り、長見も「すごい雰囲気が好きな1枚になったので恥ずかしいとかあまりなかったです」とやりきった様子。そんな彼女たちの写真集は、同日に発売されたが、竹内は「同日に発売と聞いて年齢も近いですし嬉しかったですね。完成した写真集を見て、1冊1冊全員の個性が出ていて、全く違って面白いなと思いました」とプライベートでも仲が良いということもあって満足そうだった。
2019年07月29日昨年ドームツアーも行ったGENERATIONS from EXILE TRIBEが、ニューシングル『Brand New Story』をリリース。白濱亜嵐さんが、グループの一員としてこれから挑戦していきたいことについて語ってくれました。グループと曲の作り手の懸け橋になれれば。東京ドームでライブをして、アーティストとしての自信がつきました。昔、東京ドームにある野外ステージでライブをして、“いつか…”と言っていたので嬉しかった。願いが叶ったのは、ありがたい環境はもちろん、僕らが本気で信じていたからだと思います。一番後ろの人までパフォーマンスを届けたい気持ちが、より強くなりました。デビューしてからしばらく、目指す方向性を模索していた時期がありました。でも、今思うと、いろんなスタイルに挑戦してモノにしていくことが僕たちらしさであり、強みなのかなって。表現の幅も広がるし、やりがいがあります。メンバー同士は年を重ねるにつれて、たくさん話し合いをするようになりました。責任感や、いい意味での自尊心が出てきたのかもしれません。今は曲を作るのが楽しくて、パフォーマーとしてはもちろん、トラックメーカーとしても頑張りたいです。譜面が読めないことが今さら恥ずかしいと思ったし、音楽理論を一から勉強しています。メンバーと曲の作り手にはそれぞれに意見があり、やっぱり100%伝え合うのは難しいから、僕が知識をつけることで、両者の懸け橋になれたらいいなって思っています。しらはま・あらん1993年8月4日生まれ。愛媛県出身。パフォーマー。主演映画『10万分の1』が今年公開予定。家の音響設備を整えてから楽曲制作や映画観賞がより楽しくなったそう。ジャケット(セットアップ)¥360,000カットソー¥50,000(共にヴァレンティノ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)スニーカー 参考価格¥81,000(ヴァレンティノ ガラヴァーニ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)その他はスタイリスト私物ジェネレーションズ フロム エグザイル トライブ2012年にデビューした7人組ダンス&ボーカルグループ。アニメ映画『きみと、波にのれたら』の主題歌「Brand New Story」を収録したニューシングルが発売中。今年は5大ドームツアーを予定。※『anan』2019年7月24日号より。写真・酒井貴生(aosora)スタイリスト・吉田ケイスケヘア&メイク・寺本 剛(JYUNESU)取材、文・菅野綾子保手濱奈美重信 綾撮影協力・アワビーズ(by anan編集部)
2019年07月25日モデルの紗栄子が13日、東京・渋谷ヒカリエホールで行われた女性ファッション誌『sweet』(宝島社)の創刊20周年イベント「sweet collection 2019」に出演。ディズニーのミュージカル映画『メリー・ポピンズ』をイメージしたパフォーマンスを披露した。紗栄子はメリー・ポピンズに扮し、空中ブランコに乗って華麗に登場。その後、ステージに降り立ち、「チム・チム・チェリー」に合わせてダンサーたちとキュートなダンスを披露し、観客を魅了した。パフォーマンス後、「初めてブランコで空から登場したので緊張しました」と心境を告白。「この日を毎年楽しみにしているので、みんなに喜んでもらいたいと思って、何にしようかなって」と、どんなステージにするか悩んだそうで、「直前まで和太鼓だったんです」とまったく違うパフォーマンスになりそうだったことを明かした。同イベントは、読者650組1,300人を招待し、日頃の感謝を込めてファッションショーやトークショーなどを実施するもの。「自分史上最高のオシャレ」をドレスコードに、おしゃれな読者が集結した。撮影:蔦野裕
2019年04月13日ステージ2の前立腺がんを患っていることを公表した演出家の宮本亜門氏(61)が12日、自身がプロデュースする「Hibiya Festival」オープニングショー(4月26日・27日)の稽古前に囲み取材に応じ、演出家としての思いを改めて語った。宮本氏は「自分に自信がない男で、自分こそ生きる価値がないと思って自殺するべきだと思っていたくらい自信がなくて」と打ち明けた上で、「演出家になって、みなさんが喜んでくれたり、感動したと言ってくれると、『ああ、俺は生きている価値があるんだ』ってやってきた30年間があった」と演出家になって生きている価値を感じられたと告白。だからこそ「今ここで終わらせたくないという思いがあります」と語った。また、2年前に受けた検査の結果でPSAの数値が高く、「もしかしたら前立腺のがんなどの可能性もあります」と書かれていたことを告白。だが、緊急を要するものではないと思い、「稽古の始まりのほうで中断したら舞台が上演されなくなるんじゃないか」と舞台のほうが心配だったという。「3年先まであって、いつも演出のことを考えていて、病院に行く時間は僕にはないと思っていた」と話した。がんと診断されてからも演出家として大忙しの宮本氏だが、「全然大丈夫」ときっぱり。「みなさんに救われて演出家をさせていもらってきたなとわかったので、その恩返しをますますしないといけない」と言い、「でも検査はちゃんと受けます」とにっこり。さらに、「人生二度なし。こんな幸せな国に生まれて、僕みたいなものが演出家になれて、人が喜んでくれるなんて、こんな幸せない。死ぬ瞬間まで演出をしたい」と演出家としての強い思いを語った。宮本氏は、TBS系『名医のTHE太鼓判!』で受診した人間ドックで前立腺がんが発覚した。番組では、前立腺の全摘出手術を受けることに合意、5月下旬を予定しているが、会見では、セカンドオピニオンを検討していることを明かした。
2019年04月12日ステージ2の前立腺がんを患っていることを公表した演出家の宮本亜門氏(61)が12日、自身がプロデュースする「Hibiya Festival」オープニングショー(4月26日・27日)の稽古前に囲み取材に応じ、心境を語った。TBS系『名医のTHE太鼓判!』で受診した人間ドックで前立腺がんが発覚した宮本氏。「緊張するな~」と笑顔を見せながら会見場に登場し、報道陣が元気な姿に驚くと「落ち込んでいる場合じゃない。1人でいるときは落ち込むときもあるんですが、だからってプラスになることはないので元気に。むしろ今まで以上に充実しているというか生きている感じがします」と語った。そして、「まさか、腫瘍があると聞いたときの驚きと、それが自分の耳に入ったときに『えっ』という感じで、先生の深刻な顔、そのあとにがんだと言葉にしたときに、きたかーと思いました」と告知されたときの心境を告白。「番組でやっていたこともあって、表情を絶対暗くしないぞという気持ちがあった」と言い、「心の中は一瞬めまいがするような。思わなかったですからね、自分がね」と振り返った。また、転移していなかったと聞いたときの心境も「なんて幸せ者なんだって。自分なんかがまだ生きていていいんだと言われたみたいな」と告白。「がんになったというよりもそれ以上にもっと幸せで、いろいろ感じることができた。感謝しかない」と語った。番組では、前立腺の全摘出手術を受けることに合意。5月下旬を予定しているが、会見では、セカンドオピニオンを検討していることを明かした。
2019年04月12日演出家・宮本亜門(61)が4月2日、前立腺ガンであると公表した。勇気ある発表にネットではエールが上がっている。宮本は自身のTwitterで《先日、人間ドックで前立腺ガンと診断されました》と報告し、《宣告されたとき「なんで自分が」と目の前がクラっときました。この年齢で演出がますます面白くなり、100歳まで続けると考えていただけにショックでした》と心情を吐露。いっぽう《仕事に影響無く治療できるようです》と明かし、《僕を支えてくれた全ての人に感謝しつつ、生きている喜びを噛み締め、日々精一杯生きていきます》とつづった。宮本の発表にTwitterでは《うちの父も同じ前立腺ガンになりましたが、重粒子線治療で完治しました!めっちゃ元気になりました!応援してます!》《無理なさらずに、どうか亜門さんらしく、日々ご自愛ください》といった声が上がった。また先月30日に千秋楽を迎えたミュージカル「プリシラ」に出演したLead・古屋敬多(30)からも《亜門さんとの出会いは僕にとっての宝です。いつも明るくエネギッシュな亜門さんが大好きです。回復を心よりお祈りしております》と応援のリプライが。他にも宮本にゆかりのある俳優たちから多数エールが上がった。「宮本さんは俳優たちからの信頼が特に厚い。というのも『そういうキャラクターじゃないから』と、稽古場で宮本さんは絶対に怒らないんです。かつてある俳優に叱ってほしいといわれたそうですが、『悪いけど、僕は最後まで怒らないよ』といったほど。ギスギスした雰囲気のなかでの稽古より、1人1人とのコミュニケーションを大事にしたいと考えているそうです。宮本さんの舞台には演技経験の少ない俳優も出演します。ですが、そうした“宮本メソッド”に触れることで皆さん最終的には『参加してよかった』といいます」(舞台関係者)宮本といえば01年バンコクで交通事故に遭ったこともあった。16年11月に出演したテレビ番組では当時を回想し、頭を50針縫ったと発言。さらに「パッカリ頭割れて血を噴いて……。完全に意識なくなって、すごいキレイな白い世界を見た」「こんなに悩みがなくて幸せならこのまま逝っちゃおうかと思った」とも明かしていた。「事故から生還した宮本さんは『なんで僕は生きてるんだろう』と自問するようになったといいます。しかし仕事で訪れたチベットで仏教徒の少年の祈り続ける姿や美しい自然に触れ、『生きていていいんだ。生きている全ての人に価値があるんだ』と悟ったそうです。前立腺ガンも当然ショックが大きいでしょうが、彼ならきっと新たな生きるヒントを見つけてくれるはず。そしてそのヒントを、また素晴らしい舞台作りへと繋げてくれると思います」(前出・舞台関係者)4月26日に開幕する「Hibiya Festival」のプロデュースや、7月の「氷艶 hyoen2019―月光かりの如く―」と10月のオペラ「蝶々夫人」の演出を控えている宮本。自分のペースで体と向き合ってほしい。
2019年04月03日毎年恒例の「AKB48選抜総選挙」が今年は見送りになったことを受け、SKE48の須田亜香里が13日、ツイッターを通じて心境をつづった。昨年の「第10回AKB48世界選抜総選挙」で15万4,011票を獲得し、自己最高の2位になった須田。ツイッターでは、見送りが発表された公式ブログを引用しながら、「皆!今年選抜総選挙ないって!」と呼びかけた。そして、「AKB48選抜総選挙がないアイドル人生は初めて」と明かし、「賛否の声もあるイベントだったかもしれないし私は選挙シングル以外はライトの当たらないポジションにいる期間も長くてファンの方を何度も悲しませたはずなのにそれでもよじ登ろうとする私を見て投票で力を貸してくれた全ての方へ改めて感謝しています!」とファンへの思いを記す。「では皆様、心置きなくもう一年 AKB48世界選抜総選挙2位の須田亜香里です!って言わせていただきますね!笑」と明るく振る舞い、「私たちアイドルに出来ること 私がしたいことは前向きに頑張る姿を見せる。それだけです」と一連のツイートを締めくくっている。須田の思いはファンにも届き、「流石の心構え」「強い心のメッセージ」「これに尽きる」「いつも元気をもらってます」「言葉の重みが違います」「それしかねえよな!」「ファンはそれを応援する!」など感動の声が寄せられている。
2019年03月14日アイドルグループ・HKT48の指原莉乃が、6日深夜(25:00~)に放送されるニッポン放送『HKT48 指原莉乃のオールナイトニッポン』のパーソナリティを務める。昨年末にHKT48のコンサートで卒業発表した指原。『オールナイトニッポン』に登場するのは、卒業発表後初となる。今回の放送では、ファンに向けて卒業について語られる。さらに指原のリクエストにより、HKT48のメンバーである田島芽瑠、松岡はな、村重杏奈もゲストで生登場することが決定した。さらに放送では指原が32回出演してきた『AKB48のオールナイトニッポン』から「名珍場面」が放送されるほか、リスナーからメールで指原莉乃への質問も受け付ける。
2019年02月06日ダンス&ボーカルグループ・EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐が4日、東京・渋谷ヒカリエで開催された「Samantha Thavasa 25周年キック・オフプレ発表会」に出演した。白濱は、白いスーツ姿で登場し、大歓声を浴びながらさわやかな笑顔を見せながらランウェイ。その後のトークでは、CMソングに「Love You More」が起用されたことがきっかけでスタートしたGENERATIONSとサマンサタバサのコラボレーションを振り返り、「ハートのステージでパフォーマンスをしたのが印象に残っています」と話した。また、MCから夢を聞かれると「GENERATIONSのリーダ―をやらせていただいているので、日本を代表するアーティストになって、さらに世界でも活躍できるようなアーティストにしたいというのが僕の一番の夢です」と力強く語った。同イベントは、今年3月にサマンサタバサが25周年を迎えることを記念して開催。抽選で選ばれた1,000人を招待し、25周年イヤー特別プロジェクトの発表をはじめ、豪華ゲストによるトークショーやライブパフォーマンス、ファッションショーなどを実施した。撮影:蔦野裕
2019年02月05日3歳〜活躍手抜きして料理上手に!?久原本家の「茅乃舎だし」いまや、仕事と育児の両立が当たり前のようになってきました。でも、ママだってスーパーマンじゃありません。全部を完璧にこなすなんて無理。とはいえ、我が子を思う気持ちはいつだってあります。そんなママの気持ちに応えてくれる「茅乃舎だし」。手を抜きつつ、ワンランク上の味を大好きな家族に出せたら。そんな一挙両得なアイテムです。《 紹介者 》ベビモニスタLIO&LUKAくんママベビモフの連載「着せ替えSNAP☆SNAP」で大人気だった双子のLIO&LUKAくんのママ。2018年、第3子となる男の子を出産。背伸びすることなく、子どもらしさを大事にした育児スタイルが共感を得ています。料理が苦手な私の救世主料理好きのママ友が教えてくれた「茅乃舎だし」。有名なので、知っている方も多いかと思いますが、本当に便利! 手間のかかるだし取りをしなくて済むなんて感激です。料理にはそんなに自信がない私ですが、日々のお味噌汁の味が格段にUPしました。「茅乃舎だし」を使ったレシピはネットで調べればいっぱい出てくるので、料理の幅も広がります。時短だけじゃない!納得の質仕事もですが、下の子が生まれて、より時間に限りができてしまって。少しでも日々の家事を時短できたらって、ママなら誰しもが望むことだと思います。でも、ただ単に時短できればなんでもいいってわけにはいかないのがママですよね(笑)。口に入るものは尚更、安全性にも敏感になりがち。その点、このだしは国産原料を使用。かつ、化学調味料も保存料も無添加。安心して使えます。できたゆとりで親子時間を楽しむ▼購入はこちら茅乃舎だし最近ハマっているのが、チャーハン。だしの袋を破って、一緒に炒めるだけ。たったそれだけで、美味しいチャーハンができます。離乳食にも使えるらしいので、今後は離乳食レシピも挑戦しようと思っています。手抜きというと良いイメージがないかもしれませんが、家事を効率よくこなすことって大事だと思います。仕事と家事で、1日の大半が終わってしまう中、子どもとの時間をどう創るか。そのために、優秀な調味料や時短家電などは賢く取り入れていきたいなと。Text:Kyoko Isobe
2019年01月24日2017年の東京・すみだ北斎美術館における朗読劇に続き、ロンドン・大英博物館でのリーディング公演も好評だった宮本亜門演出の『画狂人 北斎』。その後、東京・曳舟文化センターでの凱旋公演を経て、いよいよストレートプレイ版が、新国立劇場 小劇場で上演される。12月5日、宮本と葛飾北斎役の升毅らキャストを迎え、スタート地である、すみだ北斎美術館にて制作発表が行われた。《冨嶽三十六景》など約3万点もの作品を遺し、ゴッホら海外の画家にも影響を与えた北斎。一方で、「30回もの改名」「93回の引っ越し」など“奇行の人”としても知られる。会見では、まず宮本が「世界中で人気の絵師なのに、なぜ北斎がそんな奇行をしたのかについては、あまり知られていないんですよね。人間・北斎は何を考えていたんだろうというのを、(初演からの上演を通して)探っているところです」と熱を込めてあいさつ。主演の升は、「北斎を調べていくと、本当に面白い生き様の人だったんだなというのが分かります。今回は、(88歳で死んだ)北斎の70歳からの物語ということで、さて、どう“生きようか”と。魂を込めて演じたいですね」と、4年ぶりの舞台出演に手ごたえを感じている様子。宮本も「北斎の内面を描くにあたって、今回は雄弁にセリフを語るようなことはしません。升さんなら、葛藤をグッと内に溜め込んで、観る人に“この人は葛藤し続けたことで、こういう言葉が出てきたんだな”と感じさせる北斎になるのでは」と期待を寄せた。物語は、現代と江戸時代を行き来しながら展開。キャストは北斎の娘・お栄に黒谷友香のほか、北斎の孫・柳川時太郎に玉城裕規、現代の北斎研究家・長谷川南斗に津村知与支、長谷川の助手・峰岸凛汰役に和田雅成。さらに北斎の友人で戯作者の柳亭種彦を、水谷あつしが演じる。「幕府の圧力のもと反抗心をもって描き続けた北斎に比べて、現代の日本人は、僕も含めて“小さくなったな”と感じるんですよ。モノを表現する人間として、役者さんたちもきっと、北斎に感化されながらの稽古場になると思います」という宮本の言葉が印象に残った。『画狂人 北斎』は、1月10日(木)から20日(日) まで新国立劇場 小劇場にて上演。取材・文:佐藤さくら
2018年12月06日女優の市川紗椰(31)が、ロックバンド“BST”を絶賛したことでなぜか炎上している。マニアックに趣味を突き詰めることで知られる市川。『週刊プレイボーイ』では「ライクの森」と題したコラムを連載中だ。11月26日号のコラムでは“BST”というロックバンドの魅力を熱弁。『市川紗椰が語る“BST”の魅力「韓流アイドルグループの陰に隠れている不運なバンドです」』というタイトルでヤフーニュースにも配信された。すると、コメント欄が荒れ模様となってしまったのだ。《被爆者を嘲笑する原爆Tシャツ。日本人として絶対に許せません。ファンの若い人達は少しは歴史を学んでみたら如何かと思います》《原爆を肯定する様なTシャツを、平気で意図的に着ていた事が問題である。日本人としては到底容認出来る行為ではない》コメント欄には韓国のアイドルグループ“BTS”への非難が並んだが、市川が絶賛したのは‘60~70年代に活躍したアメリカのロックバンド“Blood,Sweat&Tears”。略して“BST”だ。コラムでも市川自身が「防弾少年団という韓流アイドルグループの曲で同名のタイトルのものがある」「しかも、防弾少年団の略称が『BTS』だったりもするので、かなりややこしい」と、BSTとBTSが紛らわしいことも説明している。コメント欄では《かわいそうなくらいみんな勘違いしている…こっぱずかしい…》《記事を読まないでコメントしてる人多すぎ》と苦言を呈する声も上がっていた。
2018年11月24日SKE48の須田亜香里、小畑優奈、古畑奈和、惣田紗莉渚、松村香織が20日、東京・有明の東京ビッグサイトで行われたイベント「愛知デスティネーションキャンペー ン」に出席した。愛知県と愛知県の市町村、そしてJRグループは、共同で大型観光キャンペーン「愛知デスティネーションキャンペーン」を10月1日から12月31日の期間に実施。それに先駆けて行われた同イベントでは、SKE48を起用した同キャンペーンのPR動画やポスターなどがお披露目された。PR動画で愛知県の観光スポットを訪れたメンバーたち。松村が「すごく楽しかったですよ。SKE48になって旅行に行く機会も正直減ったので、お仕事とはいえほぼプライベートみたいな形でやらせていただき、自然な私たちの姿が見られると思います」とアピールし、お酒好きという古畑は「みんな大人メンバーだったので、昼間からお酒が飲めて楽しかったですね(笑)」とニンマリ。また、23日に開催される「AKB48グループじゃんけん大会」が迫っているということで、登壇したメンバーで唯一本戦に進出する須田亜香里が、大村秀章愛知県知事とじゃんけんをすることに。須田が「勝ったら1日副知事に就任してもいいですか?」とおねだりすると、大村知事が二つ返事で承諾。結果、見事に須田が勝利して「勝ち取りました! ガチですよ!」と強調するも、「知事は優しいので、負けても副知事をやらせてくれたと思いますよ」と大村知事の人柄を称賛していた。「AKB48グループじゃんけん大会」の話題が飛ぶと、須田は「本戦に出場するのはすごく難しくて狭き門。私はもうすぐ活動10年を迎えますが、初めて本戦に出場します。もしかしたら今は運を持っている時期だと思うので、この勢いで優勝できるように頑張ります!」と力強く宣言。また、先日行われた『SKE48 リクエストアワー セットリストベスト100 2018~メンバーの数だけ神曲はある~』で、時期は未定ながら卒業を発表した松村は「発表した通り、卒業は未定です」と話しつつ、「もし副知事になったらいつでも伸ばせます。県のバックアップも受けられるしどうしても権力が欲しいですから。ちょっと考えたいですね(笑)」と笑いを誘う場面も。そんな彼女たちが在籍するSKE48は、エースの松井珠理奈が復帰したばかりで、須田は「皆さまが想像してくださっている通り、少しずつ元気になっているので、みんなでしっかりと支えたいと思っています」と力を込めていた。
2018年09月21日モデルの紗栄子が1日、さいたまスーパーアリーナで開催された「マイナビ presents 第27回 東京ガールズコレクション 2018 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)に出演した。今回、“8歳の天才ドラマー”として話題のよよかが、全国大会3年連続金賞を受賞している京華学園のマーチングバンドとコラボレーション。その豪華コラボ演奏の中、紗栄子は赤×黒のチェック柄のドレスで登場した。そして、オーラを放ちながらランウェイを歩き、先端では演奏に合わせて軽やかなダンスを披露した。紗栄子は、よよかのドラムに「びっくりしちゃって。息子が同い年なんですけど、トンもたたけない」と感心。MCの小藪千豊は「ウエスト細いですね。ビビるわ」と紗栄子のウエストの細さに驚き、共にMCを務めた田中みな実アナウンサーも「細いですねえ」とそのスタイルに魅了されていた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。27回目となる今回は「FOREVER GIRLS(女の子の“カワイイ”は永遠!)」をテーマに、女の子の“好き”を詰め込み、未来へ続くTOKYOの最先端トレンドを発信。ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万2,700人の観客が詰めかけた。撮影:宮川朋久
2018年09月01日『どもる体』は医学書院のシリーズ「ケアをひらく」の新刊として2018年6月1日に刊行。「話しにくさ」という表面的なことで語られがちな吃音ですが、体の中では何が起きているのか。吃音当事者に丁寧にインタビューしながら「どもり」に迫る1冊です。自らも「隠れ吃音」であるという、著者の伊藤亜紗さんに、ある時期に「話しにくさ」を感じていたという発達ナビ編集長の鈴木悠平が研究の裏側を聞きながら、「どもり」という現象について本音を語り合いました。Upload By 発達ナビ編集部東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は美学、現代アート。生物学者を目指していたが、大学3年次より文転。東京大学大学院人文社会系研究科美学芸術学専門分野博士課程修了(文学博士)。研究のかたわらアート作品の制作にもたずさわる。主な著書『目の見えない人は世界をどうみているのか』(光文社)、『目の見えないアスリートの身体論』(潮出版社)など。コントロールできない体のおもしろさUpload By 発達ナビ編集部鈴木: 伊藤さんは、吃音について研究する前は、視覚障害のあるアスリートへのインタビューなどを通して、「目の見えない人」の世界について研究されていましたね。いずれも、障害というものに対して、本人の身体感覚からアプローチされていることが印象的でした。そうした、身体的な現象に関心を持たれたのはなぜなんでしょうか?伊藤: まず、私たちの体って「選べない」ものなんだというところが出発点にあります。生まれたときや成長の過程でどうしようもなく与えられているこの体を、どう使っていくかが「生きていく」ということだと考えるならば、その課題や可能性は全人類にとって共通のものだと思ったんです。一方で、学問には「身体論」というジャンルがあるけれど、そこで語られる体というものは、どこか楽観的な感じがしていたんです。選べない、不自由な体の現象に言葉を与えながら、うまく体と付き合う方法を見つけていけないかと思って、研究をしています。鈴木: いわゆる標準的で、”五体満足”な体を想定した身体論とは違うところから、体というものを探っていきたいと思った、と。伊藤: そうですね。私自身の経験としては、出産をしたときの体の変化がとても大きくて。そもそも自分の中に別の人間が存在しているという物理的にも大きな変化があるし、妊娠中は急にジャズが聴きたくなったりして、身体感覚が全然違ってくるんですよ。「自分の体はこういうものだ」と思っていた体の輪郭から、自分が完全に外れていく感覚でした。障害とは違うんだけど、ある種、”体を失う”という経験だったと言えます。鈴木: なるほど…自分でコントロールできない方向に体が動いたり変化したりするという点で見てみると、障害と妊娠、一見別の現象にも共通点があるのかもしれませんね。今のお話は、『どもる体』の序章で書かれていた、「コントロールのきわ」に分け入っていくという表現につながっているように思いました。いわゆる五体満足であっても、自分の体を完全にコントロールできてる人なんて、そもそもいないと思いますが、目の見えない人や、吃音のある人など、障害があるゆえに体をコントロールできない度合いが大きい人たちが、どのように世界を見て関わっているかを探ることは、そうではない人にとってもきっと本質的な発見があるのだろうと思います。「聞けば聞くほど”発見”が”混乱”に…」吃音当事者としての研究の難しさUpload By 発達ナビ編集部鈴木: 本のあとがきで、伊藤さんご自身にも吃音があることを告白されていましたね。吃音といってもそれほど症状が重くはなく、日常生活や仕事は問題なくこなすことができる、だけど自分としてはどこか「体がどもる」感じがする…いわゆる「隠れ吃音」タイプである自分の体を抱えながら、今回、吃音をテーマにした取材・研究をされたわけですよね。それっていったい、どんな感覚だったんでしょう。伊藤: 今回は、話を聞けば聞くほど発見がそのまま混乱につながって。めちゃめちゃ大変でした、書くの(笑)。視覚障害をテーマにした研究のときは、わりと自分と相手の違いを相対視しながらオートマチックに書けた感覚があるんですけど。大変だった理由の一つは、吃音という障害の複雑さ。視覚障害は感覚の障害ですが、吃音は運動の障害でもありながら、社会的、心理的な障害でもあるという、複雑な要素が絡み合って起こる障害です。ずっと同じ症状が出ているわけではなくて、瞬間、瞬間に起こるものだから、吃音がある本人たちも振り返って分析するのが比較的難しい障害だと思います。もう一つは自分も当事者だから。自分のことでもあるからか、”ひらめき”がやってこないんですよ。吃音は視覚障害について書いたときの5倍くらい時間がかかりました。いろんな人から聞く一つひとつの話にいい距離がとれていなかったというか、いちいちボディーブローを受けたみたいにアザが残る感じで。鈴木: 傷だらけ(笑)。伊藤: 自分が当事者であることについて研究するのってこんなに難しいんだなって思いました。運動は、「相手からもらうもの」でもある鈴木: 本を読んでいて印象的だったのが、「連発」型の吃音があった人が、「難発」型の吃音を後天的に獲得するというお話です。周囲の人からのフィードバックなどを通して、自分の吃音が特殊であるという価値判断を内面化し、相手からの見られ方を意識して一言目が発しにくくなる、という…。伊藤: 運動って人からもらうものでもあるんですよ。自分の体ではあるんですが、周りのフィードバックを受けるなかでいろいろ調整がかかって、今この状態が成り立っているんだと思うんです。Upload By 発達ナビ編集部私、1年間フランスに住んでいたんですが、帰ってきてこういうポーズをよくするようになっていたんです。フランス人、よくこのポーズしますよね。それがうつっちゃって(笑)考えることとか、しゃべることの一部になっちゃってるんですね。周囲からのフィードバックを、自分の中に組み込んでいくなかで、どんどん運動が変化していく…もちろん、難発の場合には、周囲のネガティブな反応が引き金になることが多いので、単に「うつる」のとは違いますし、本人を傷つけるような関わりは言語道断ですが、本質的に、運動というのは他者との関係のなかで形作られていくものなんですよね。鈴木: その感覚、わかります。海外の大学院に留学していたときに仲良くなった日系アメリカ人の友人がいるのですが、彼と2人で話しているときは、英語と日本語のチャンポンなんですね。で、日本語を使うときは彼の日本語のたどたどしさに合わせて、僕のボキャブラリーも減るという(笑)相手の影響って知らず知らずのうちに受けているなあって。伊藤: ありますね。特に会話は共同作業なので相手に合わせるというのがある。それも単に相手と同一になるというよりカップリングしてうまくなるようにしますよね。新しい環境への変化に、「体が暴れる」ということ鈴木: 今回のテーマで取材をしていくころには、もう伊藤さんご自身の症状は「隠れ吃音」と言えるぐらいには目立たなくなっていたとのことですが、より症状が大きかった頃の吃音経験をお聞きしてもいいですか。伊藤: 子どもの頃から吃音はありましたが、あまり悩んだりはしなかったんですよね。小学校3、4年のころは、クラスのやんちゃな男子とかに真似されるようなことはあったけど、普通に言い返していましたし。しゃべりにくい感じはあっても、吃音という言葉も知らなかったので、他人と比較してどうこうじゃなく、自分のしゃべりは「そういうものだ」ぐらいに思ってました。むしろ、大学で教職について最初のころの方がきつかったです。就職して半年は「東京工業大学の伊藤です」という自己紹介がうまく言えなかったんですよ。それはきっと、就職するとか、組織に入るっていうことに納得していなかったんですね。自己紹介すらポジショントークに思えるっていう(笑)身体の研究をしているのに、就職するとこんなに自分の体を持っていかれるのかって思いました。多分、変化があるとちょっと暴れるんですよ、体が。Upload By 発達ナビ編集部鈴木: あー、それ、わかります!自分の所属とか立ち位置にしっくり感が足りないとき、自己紹介がすごく難しくなるんですよね…。そのくせ、環境に慣れてくるころには飽きてきちゃって、また新しい環境に飛び込もうとする、みたいな我ながらめんどくさい習性も持っているんですけど(笑)伊藤: 飽きちゃうんですね(笑)でも、私もそれまでの「スタンダード」を変えてみるということは好きです。絶対食べなかったものを食べてみるとか、聴いている音楽を変えるとか…。あえて自分から変化を起こして体の状態を変えるんです。変化に弱い部分と、変化をさせるのが好きという部分があるのは不思議ですね。鈴木: 変化する・しないの二者択一ってことではなさそうですよね。会社で働いていると、自分で提案・希望して仕事を勝ち取る側面と、「これ、やってみてよ」と他人から仕事が振られる側面と、両方ありますよね。で、他人から、つまり自分の「コントロールの外側」から仕事がやってくるときって、最初は「えー、できるかな…」と不安になったり、それこそ体が暴れたりすることもあるんですけど…伊藤: ええ。鈴木: 自分をよく見てくれている人がくれる仕事って、自分の枠を広げるのにちょうど良いチャレンジだったりすることも往々にあって。「やだなぁ」って思いながらやってみたら、だんだん楽しくなってきたり、「あれ、もしかして向いてるかも?」と新しい自分を発見できたりもするんですよね。だから最近では、変化すること自体への恐れは薄れてきたように思います。暴れるフェーズと馴染むフェーズ、振り子みたいに振れている自分を楽しむような感覚です。吃音があることの良さをあえて挙げるなら、それは「誠実さ」から逃れられないことUpload By 発達ナビ編集部伊藤: 鈴木さん自身も「しゃべれない」経験があったとお聞きしましたが、それはいつごろだったんですか。鈴木: 僕の場合は…「吃音」と言えるほどの症状か微妙なラインなんですが、話そうと思ってもなかなか言葉が出ない、人と「うまくしゃべれない」という時期がありました。大学卒業前後かな、ちょうど東日本大震災が起こった年と重なるんですけど。あのころ、社会全体も大きく揺れていた時期でしたが、それと同じタイミングで、僕の中でも、人と向き合う上でのありようの地殻変動が起こっていたというか、まぁちょっと色々こじらせていたんですけど(笑)。伊藤: こじらせてたんですね(笑)。鈴木: 要するに当時、震災と大学卒業のタイミングが重なって、同級生は就職とか、それぞれの選択をして進んでいったわけですが、僕はうまく決められなくて立ち往生しちゃったんですね。しっくりこなかったというか、それでしゃべれなくなっちゃった。いま思えば暗い時代です(笑)。伊藤: ”しっくり感”に対する感度が高くなりますよね、吃音だと。うまくしゃべれないというときに「言い換え」はしていましたか?鈴木: どうでしょう…そんなにしている感覚はなかったのですけど。伊藤: 私は結構しているんですよ。Aと言いたい、でも難発になりそうだからBに換えたというときに「Aだったらしっくりきてた」「Bだったからしっくりこなかった」というのがすごい残るんです。しっくり感に対する感度は私にとって言い換えで育まれた感じがしています。鈴木: なるほど。伊藤: 本の最後でも触れたんですけど、吃音があることの良さ…をあえて言うとしたら、それは「誠実」さから逃れられないことなのかもしれません。どうしても体の方が「ちょっと待て」とひっかけてきたりするので、立ち止まらざるを得ない。私、大学の講義も3年で内容を全部変えているんですよ。”立て板に水”みたいに話せるようになってきちゃうと、学生に対して申し訳ない気持ちになるし、苦しい。新しいものにしてたどたどしくしゃべらないと伝わってない気がするんです。鈴木: 仕事に慣れてくるとしゃべりが上手になってきますよね。同じことを繰り返し言っているようで…。単純に労力対効果でいったら効率よくなっているからいいことなはずなのに、逆に「このままでいいんだろうか」って思っちゃいます(笑)。伊藤: 自分の輪郭を更新したくなるような感じですね。形成されてきたパターンや枠…ある種、自分の枷にもなっているものがずれたときが楽しいし、生きてる感がある。鈴木: そういえば、うまくしゃべれない時期に出会った人に「君は、ちゃんとどもれるところがいい」って言ってもらったことがあって。どもっている時間は、自分が相手や言葉と誠実に向き合っているサインだというようなニュアンスでした。その言葉をもらったことが、僕にとってだいぶ救いになりましたね。でもまぁ…「誠実」であることって、燃費悪いですよね。なかなか楽にならない(笑)。手放しの肯定なんてできないけれどUpload By 発達ナビ編集部鈴木: 言葉の”しっくり感”に関するお話をしましたが、そういった感度も含めて、吃音であることが、何かその人らしい表現やコミュニケーションのリズムを形作る面もあると思います。とはいえ、いざ日常生活を送っていくうえでは、やっぱり吃音があることは”不便さ”と隣り合わせだったりする。この点、伊藤さんはどう考えられていますか?伊藤: 連発や難発になったときに、「じゃあどう対処したら正解か」という答えはやっぱりないですね。生身のコミュニケーションをしていて、その波が狂うっていうのは結構大きいことですから。波がない状態や、またはポリリズムな複数の波がある状態みたいなものも許容するような会話ができたらいいんだろうなって思います。鈴木: 周りの人たちに許容性があって、待ってもらえる空間や関係性だと、どもることに対する心理的安全感が高まるかもしれません。伊藤: そうですね。でも、ここが一番、私自身の当事者性が出るところで…。自分のしゃべりで波を壊してしまった経験があるので、明るく言えないんですよ。周りの人も感じている軽い”痛み”みたいなものを、簡単には肯定できない。鈴木: 確かに、仮に周りが「気にしなくていいよ」と言ったとしても、たとえば10秒間「たたた…」と連発状態になっている本人からしたら、気にしない方が難しいですよね。伊藤: インタビューをした吃音当事者の方々でも、「どもること」に対する捉え方はさまざまでした。「言い換え」などの工夫を身につけて、傍目には吃音だとわからないぐらいに話し方をコントロールできるようになったけれど、どもらなくなったことで、「本当の自分」を出せていない感覚がして、どこに行ってもどもりたくなってしまう人。どもらずに話せるようになって、どこか”嘘っぽく”生きることも含めて自分だと受け入れて、吃音と付き合っている人。「吃音当事者であること」と「その場その場でうまくやり過ごして生きていること」が、微妙に両立しないことがあるんです。Upload By 発達ナビ編集部鈴木: どちらが良い悪いといった話ではなく、個人の生き方の問題になってきますね。伊藤: ええ、そうなんです。たとえばどもる自分が「本当の自分」だと考える人にも理由があって、どもらないで話すなかで、「本当の自分が出せていない」と感じる経験が重なったからこそだったりするんですよね。鈴木: 吃音とどう付き合っていくのか、その人が自分の価値観を形成していくまでの物語がある。伊藤: その物語というのも、今後また変わっていくかもしれないんです。今は落ち着いていても、これから違うタイプの吃音症状が出るかもしれません。人間関係や生活環境などの影響も受けながら、吃音との付き合い方も変わっていくのだと思います。鈴木: たとえ今、自分なりに吃音というものの付き合い方が整理できていても、いつまたその前提が揺さぶられるかわからない…。伊藤: みなさんそれぞれ、「こんなときに自分はどもる」とか「自分の吃音の原因はこれだ」と分析して理屈を立てているんですが、結局、100%説明できる合理的な理由なんてものはないんです。立てたところで、すぐその理屈を裏切られてしまうから、常に自分の体に敗北宣言している感覚です。結局、個々人が自分の人生の中に吃音を意味づけてつくった「物語」も、長い時間軸で見たら体が全部飲み込んでいくんですよ。うまくしゃべろうとするとどもるとか、どもらないようにすると難発になるとか、吃音って、努力すれば確実に実る、というような分かりやすい話じゃないんですよね。…なんだか、明るいメッセージが出てこないですね(笑)。鈴木: そうですね(苦笑)。ま、それも「どもる人」としての誠実さということで…Upload By 発達ナビ編集部撮影:鈴木江実子
2018年07月30日「水森亜土のカワイイ世界展」が、神奈川・上大岡の京急百貨店にて開催される。会期は2018年7月19日(木)から24日(火)まで。「水森亜土のカワイイ世界展」では、未発表書き下ろし新作版画4作品を披露するほか、原画30作品、版画40作品の計70作品を展示・販売する。キュートなイラストを通じて、水森亜土の"カワイイ"世界観を満喫することができる。会場では、イラストを配したバッグやTシャツ、ノートなどのステーショナリーといったグッズも販売。また、特別企画として、携帯やスマートフォン用の公式待ち受け画像も配信する。さらに、版画や原画を購入した人には、水森亜土の直筆サイン色紙がプレゼントされるなど、ファンにはたまらない内容となっている。【詳細】「水森亜土のカワイイ世界展」会期:2018年7月19日(木)~24日(火) ※最終日24日(火)は17:00まで場所:京急百貨店 7階催事場住所:神奈川県横浜市港南区上大岡西1丁目6番1号【問い合わせ先】京急百貨店TEL:045-848-1111(代表) ※受付時間は営業時間内10:00~20:00
2018年07月15日読み終えた時、きっとあなたの中で何かが変わっている。そう断言したくなるのは、蛭田亜紗子さんの新作長編『エンディングドレス』。「3~4年前から自分で洋服を作るようになったので、洋裁の話を書きたいなと思っていました」夫を病で亡くし、後を追うつもりの麻緒(あさお)は偶然見つけた「終末の洋裁教室」に通いはじめる。最終的に死に装束の製作を目的とした教室だ。「夫と二人だけで完結していた世界が壊れてしまったことにより、もう一度周囲と関わり直していく、という面もあるのかなと思いました」そこにいたのは寡黙な先生と、3人の年配のご婦人の生徒たち。「実際に手芸店で布を選んでいる年配の方たちをよく見かけていて、素敵だなと思って。登場する3人はそれぞれ違う印象になるよう、おっとりした人、ちゃきちゃきした人、ミステリアスな人と書き分けました」麻緒たちは〈はたちのときにいちばん気に入っていた服〉〈十五歳のころに憧れていた服〉といった課題に臨む。きっと読者も、自分ならどんな服を作るか考えるはず。「服によって過去が想起される課題を考えました。他の生徒のおばあさんたちも、90代、80代とそれぞれ年齢が違うので、作る服もまったく異なってくるだろうと思いました」課題をこなし完成品を披露しあうたび、それぞれの人生が浮かび上がる。麻緒も夫との過去を振り返ることになるが、そこには後悔や罪悪感も含め、複雑な心情が含まれる。「後悔なども抱えて人は生きていくものだから、清廉潔白な主人公にはしたくなかった。きれいなおとぎ話にはせず、あえて厳しい面も書きたいと思いました」教室での人生模様だけでなく、家族や旧友との関わりも描かれ、さらにはファストファッションのあり方など現代的な問題も垣間見える。丁寧に針を運んで縫ったかのような繊細な細部の設定、巧みな仕上げ方。エンディングドレスの製作についても、思わぬ展開が待っている。「洋裁は手順通りやればいつかは出来上がるし、作れば作るほど上手くなる。それは服作り以外にも影響する部分があると思いました」何かを作ること、着ること、人と関わること。かけがえのないものがいくつも見えてくる一冊だ。ひるた・あさこ1979年、北海道生まれ。2008年「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞、’10年『自縄自縛の私』でデビュー。著作に『凜』など。写真の洋服はご自身で製作したもの。病気で夫を亡くし後を追うことにした麻緒は、死に装束を作る洋裁教室に通いはじめる。だが、課題をこなすうちに心に変化が……。ポプラ社1500円※『anan』2018年7月4日号より。写真・水野昭子(蛭田さん)大嶋千尋(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2018年07月02日ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼が1日、『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』内の『アエイオウ』舞台挨拶に登場した。同作は6つの詩から生まれた6つの新たな楽曲を6編のショートフィルムで描くオリジナル作。白濱は、安藤桃子監督『アエイオウ』の主演を務め、主題歌「何もかもがせつない」を同グループが担当した。主演の白濱は「音楽からショートフィルムが生まれるってLDHらしいプロジェクトだと思った」と語る。「台本を読んでいて、『これってどういうことなんですか?』と監督と話す機会が多かったので。見れば見るほど自分なりの答えが見つかってくる作品だなと感じました」と作品について振り返った。パフォーマーの小森は「改めてこの並びで、なんでお前なんだ感半端ない!」と苦笑。「グループのメンバーですけど、ボーカル(片寄)は歌って、亜嵐君は主演して。僕は曲聴いて『いいな』、映画観て『ちょっと難しいな』って。考えた時、どっちかというとこっちなんじゃないかな?」と客席側に立とうとする。片寄も「隼の存在意義みたいなのは、5日くらいかけて話してるんですよ」と明かした。主題歌にかけて最近あった「何もかもがせつない」エピソードを聞かれると、片寄は「小森の存在」とさらに小森いじり。小森は「SNSで僕の名前が出た時から、何もかもがせつない! 景色がすべて曇って見える」と嘆く。白濱は「隼の状況もそうなんですけど、こないだ(関口)メンディー君が始球式を投げて、133km/hで話題になったじゃないですか。すぐ樽美酒さんに抜かれましたね」と、それぞれメンバーのせつなさに注目していたようだった。また、作品にちなみ「ア・エ・イ・オ・ウ」のカードに書かれた質問に答えることに。「メンバーに感謝したこと、されたこと」という質問を引いた片寄は「もう、毎日っすね」と答え、会場からも感嘆の声が上がる。小森が「久々に会ったけどね」と言うと、片寄は「そんなことないでしょう。昨日会わなかっただけじゃない?」と指摘。小森は「1日会わなかったら久しぶりな感じするよね。今日朝、おはようって言うの緊張した」と告白し、白濱も「お前今日俺に言わなかったからね、『おはよう』って!!」と訴え、小森は「声が出なくて! なんかわからないけど亜嵐くんを見つめるだけの状況になった」と説明した。さらに小森は「昨日この登壇が心配すぎて、深夜に涼太くんに連絡したんですよ。なおさら挨拶しづらい」と複雑な心境を吐露。片寄が「感謝されてる感じはした。昨日LINEしてよかったでしょ?」と尋ねると、小森も「ちょっと心がほっこりした」と振り返った。
2018年07月01日吃音当事者のインタビューからまとめた『どもる体』を伊藤さんが語るUpload By 発達ナビニュース2018年6月に刊行された『どもる体』は医学書院のシリーズ「ケアをひらく」の新刊。著者の伊藤亜紗さんは、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授で、これまでに『目の見えないアスリートの身体論』(潮出版社)など視覚障害に関する著書も手がけています。吃音を題材とした今回は、伊藤さんが吃音当事者8人に丁寧にインタビューし、調査したことなどをまとめています。「しゃべりにくさ」という目や耳でとらえられる表面的なことで語られがちな吃音ですが、「連発」「難発」などの症状がある時、体の中では何が起きているのか。「治る/治らない」という考え方から離れ、これまでとはまったく違う身体的なアプローチで「どもり」の背景に迫ります。今回のイベントは、刊行から間も無く開催されたため、「予習なしでもOKなゼミ」と銘打って開催されました。会場は満員です。前半は、書籍の内容に沿って、吃音の症状とその時に体や心の中ではどんな動きがあるのかをインタビューした当事者の声を交えて紹介しました。しゃべりにくさという表面の問題だけではない、根っこの深い「吃音」Upload By 発達ナビニュース伊藤さんが考える「しゃべる」ための要素は、「自分の体」「言葉」「社会(環境)」の3つがあり、その中心に「しゃべるわたし」がいて成り立っています。伊藤さんは、自身に「母親」や「大学の教員」としての人格があることに触れ、「みんななんらかの人格があって、それぞれの社会的な要因の上で、演技をしてしゃべっている」と話していました。それは、本当は言いたくないことでも、立場上言わなければいけなかったりすることで、「自分と言葉にギャップが生まれる」ということです。さらに重要なのは「ギャップはできるけど、本当の自分の確固たるものが存在するのでなく、ギャップとともに自分が形成されていくというのがしゃべるということ」なのだと言います。これは吃音のある人に限らず、誰にでも当てはまることです。吃音については、代表的な症状として最初の音を連続して言う「連発」、最初の音が出ない「難発」があることを解説。「難発」は息が詰まるような苦しさが体にあるのに対し、「連発」はとても楽な状態だといいます。しかし、会話をする上ではいずれも困りごとの原因です。「連発」を避けようとする"対処"が最初の音が出てこない「難発」を誘い、その後、出てこない言葉を別の言葉に置き換える「言い換え」を習得する人も少なくないそうです。こうした過程が、幼少期には20人に1人と言われる吃音が成人では100人に1人まで少なくなる要因ではないかと考えられます。しかし、「言い換え」は工夫であって表面的に流暢に話すことができているだけに過ぎません。言葉を常に探していたり、「この言葉は言えないからこれにする」というパターンを追っている状態で、体の中はどもり続けているのです。さらに、言い換えによって生じる「本当に言いたいことを言えない自分」を受け入れられる人と、そうでない人に分かれます。伊藤さんがインタビューした当事者の中には、言い換えをやめ、再び連発になってでも「本当の自分」を取り戻した、と語る人もいました。言葉の問題と思われがちな吃音ですが、その根っこは、もっと深いところにあるようです。「そのしゃべりやすさの理由は?」──和やかに議論が飛び交ったゼミ後半はゼミ形式で参加者が議論しました。参加者に配られた紙には、次のような質問が並んでいました。Q以下のそれぞれの選択肢のうち、どの状況がいちばんしゃべりやすいですか。また、なぜそう感じるのか、理由も教えてください。[1]指名されて発言/指名なしで発言[2]台本あり/台本なし[3]対面/電話/スカイプ[4]30人の前で話す/1台のカメラに向けて話す[5]開会のあいさつ/演劇[6]パワポでプレゼン/アバターで実況中継みなさん、自分の「しゃべる」ことについて真剣に考えていました。そして、伊藤さんによるゼミが開始。それぞれの設問で当てはまる回答に参加者が手を挙げ、伊藤さんが「それはなぜ?」と質問していきます。[1]で「指名なし」を選んだ男性は「指名されて発言するときは『ストライクを投げないといけない』感じ。指名なしだとみんなで一斉にやる『玉入れ』みたいな。外れても構わない感覚がある」と例えていました。[3]でスカイプ派だという女性は「まずいことがあっても何か飛んでくることがない。テレビみたいな遠い世界を見ている感じ」と話していました。「声」は目に見える形としては存在しません。一人ひとりの中に感覚としてあるしゃべりやすさの条件がとてもユニークに語られていきました。伊藤さんは「なるほど!」「面白い」と意見を汲み上げながらも、最後には「理由を聞いてはみたけど、みんな合理的じゃない」と言い放ち、会場は笑いの渦に。「その人の何年分ものしゃべりの蓄積の結果論であって、普遍性がない世界」、「みんな言っていることが違う。多様であることをのっける枠組みはつくれるけど正解はない。身体を研究するというのはこういうことだなってつくづく思った」と研究のエピソードを語って締めくくりました。会場にいた人たちの声Upload By 発達ナビニュース伊藤さんが「リズムがあって、かっこいい連発なんですよ」と紹介した八木智大さん(25)。『どもる体』にも登場していて、この日のイベントに駆けつけました。八木さんにとって連発は、次の言葉に繋がる音を手探りしている感覚だそうです。会場からは「吃音の人と会話をしたことがなくて。最後まで話したいことを言うのを待っていたらいいですか」と質問があがりました。それに対し八木さんは、「ほとんどの人は自分が言い切るのを待ってくれる。吃音の本にもそれがいいと書いていることが多い。でも僕は言えないでいる時は、待たずに『こういうこと?』って言って欲しい」と回答。しかし、八木さんも最初からそう思っていたわけではありません。高校生のころまでは、先に言われてしまうと「言えなかったションボリ感」があったそうです。大学生になり、吃音で悩まなくなってから心境も変わったといいます。「どもる」こと自体は変わらなくても、吃音との距離感が変わっていった八木さん。最後まで待ってほしい人と、言葉を汲んでほしい人がいる訳でなく、同じ人の中でもその時々によって変化していくようです。八木さんの言葉の一つひとつに、参加した人達は耳を傾けていました。伊藤さんのデビュー作から読んでいるという細江幸世さん(53)。本に登場する1人の吃音当事者の方から「インタビューを受けて、自分がこんなふうに考えていたんだって分かった」と言われて興味を持ち、イベントに参加しました。仕事では子ども向けの本をつくっていて、言葉と体について考えることも多いそうです。「伊藤さんがどんなふうに研究をしているのかも分かって面白かった。本の中でインタビューを受けていた方の幼少期のことなど考えを広げながら、新しい知見を仕事にも生かしたい」と感想を話してくれました。まとめUpload By 発達ナビニュース特に来場者が自分の考えを率直に語ったゼミの時間は、「へえー」「あるある」といった相槌もあれば、吃音当事者の思わぬ本音に笑いが起こることも。「吃音」という一つの障害をテーマに語る場としては意外なほど、穏やかで温かい空気に包まれていました。「しゃべる」ということはそこにいる全員に共通する身体運動であるということが、吃音のある人、ない人の距離を埋めてくれているのだと思いますが、本来、障害やコンプレックスを話すときにはこれくらいの空気感がいいかもしれないと思わずにはいられない時間でした。「治る/治らない」という議論ではなく医学的、心理的とも違った新しいアプローチで吃音に迫った『どもる体』。障害のある人や障害が身近でない人をつなぐ架け橋のヒントになるようなイベントでした。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は美学、現代アート。生物学者を目指していたが、大学3年次より文転。東京大学大学院人文社会系研究科美学芸術学専門分野博士課程修了(文学博士)。研究のかたわらアート作品の制作にもたずさわる。主な著書『目の見えない人は世界をどうみているのか』(光文社)、『目の見えないアスリートの身体論』(潮出版社)など。
2018年06月21日