ユアン・マクレガー、ケイト・ブランシェット、フィン・ヴォルフハルト、クリストフ・ヴァルツらが参加する、ストップモーション長編アニメーション映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』より、温かさと不可思議さに満ちた予告編とキービジュアルが公開された。本作は、児童文学の金字塔であり世界中で愛され続ける愛と悲しみの物語を、『パシフィック・リム』『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロが監督・脚本・製作を務め、新たに映像化。2011年から本プロジェクトに取り組んできたデル・トロ監督は「とにかく演技を大切にした。そして、沈黙や(通常なら)不必要なジェスチャーをアニメーションで描いた。この世界が生きていることが、感じられると思う」と語っており、余分な動きを敢えて描き出すことで、キャラクターに親近感を感じさせるなど、徹底したこだわりが詰め込まれた渾身作となっている。またボイスキャストには、コオロギ役でユアン・マクレガー、ゼペットじいさん役でデヴィッド・ブラッドリーが出演するほか、ピノッキオ役には新人グレゴリー・マンが抜擢された。さらにティルダ・スウィントン、クリストフ・ヴァルツ、フィン・ヴォルフハルト、ケイト・ブランシェット、ロン・パールマンらが名を連ねている。今回公開された予告編では、ゼペットが木で少年の人形を作り上げる、馴染みのあるシーンが映し出される。しかし、セバスチャン・J・クリケットが「知ってる話だと思うかもしれない。でも違う」と語っているように、新たな命が吹き込まれ、不可思議さの中にも温かみが感じられる。また、ピノッキオが出会う仲間たちや大冒険の一端が映し出されており、デル・トロ監督らしいダークで幻想的なシークエンスの数々とエモーショナルな展開が垣間見える。Netflix映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』は12月、独占配信予定。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年07月28日小説家ポール・ギャリコの「ハリスおばさんパリへ行く」を原作とした、レスリー・マンヴィル主演映画『ミセス・ハリス、パリへ行く』(原題:Mrs. Harris Goes to Paris)の公開が決定。1950年代、ロンドン。戦争で夫を亡くした家政婦が、ある日働き先でクリスチャン ディオールの美しいドレスに出会う。450ポンドもするそのドレスに心を奪われた彼女は、パリへディオールのドレスを買いに行くことを決意。新しい街、新しい出会い、そして新しい恋と、夢をあきらめなかった彼女に、素敵な奇跡が起きる――。主演は、『ファントム・スレッド』(’17)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたイギリスの名女優レスリー・マンヴィル。ディオールで働くマネージャー役にはイザベル・ユペールと、英仏2人の名女優が共演する中、セザール賞の常連であるランベール・ウィルソンや、「ハリー・ポッター」シリーズのジェイソン・アイザックス、「エミリー、パリへ行く」のリュカ・ブラヴォー、「シスター戦士」のアルバ・バチスタも出演する。監督・脚本は、アンソニー・ファビアン。さらに、プロデューサーも務める多才ぶりを発揮し、ドレスに恋をする女性の少女のようなトキメキを、ファンタジックに描き出している。作品を彩るのは、ディオールのドレスの数々。ドレスをデザインしたのは、『クルエラ』(’21)をはじめ3度のアカデミー賞に輝くジェニー・ビーヴァン。本作の字幕監修は、元「VOGUE JAPAN」の編集長でファッションジャーナリストの渡辺三津子が担当。「私の仕事の原点を思い出させてくれる楽しい出会い」と本作について語り、「”夢”の中にこそあるかけがえのない喜びを感じてもらえたらうれしいですね」とコメントしている。先日、公開がスタートした全米では、『ソー:ラブ&サンダー』、『ミニオンズ フィーバー』、『トップガン マーヴェリック』など夏の大作がひしめく中、1000館以下の公開作で唯一トップ10にランクイン。2週目も10位を記録。「Rotten Tomatoes」では、観客、評論家共に90%を超える高評価となっている。『ミセス・ハリス、パリへ行く』は11月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ミセス・パリス パリへ行く 2022年11月18日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2022 Universal Studios
2022年07月27日“ハリウッドの破壊王”マイケル・ベイプロデュースによる戦慄のパンデミック・スリラー『ソングバード』より特報と場面写真が解禁となった。『アルマゲドン』(98)や『トランスフォーマー』シリーズで知られる“ハリウッドの破壊王”マイケル・ベイがプロデュースを務めた本作は、外出制限の真っ只中のロサンゼルスで撮影された。アダム・メイソン監督からの「我々が正に経験している事を、いま映画にしよう」という提案に「いいアイディアだね!やってみよう」と即答し撮影が行われた。未曾有のパンデミックの真っ最中に、現在の状況がさらに悪化した未来を描くスリリングな試み。ロックダウン後、一番最初に撮影されたハリウッド作品である本作は、2020年7月、ロックダウン下のLAで、Frame.ioという新システムを用い、iPhone、GoPro、監視用カメラを多用した映像を、撮影現場にいなくともリアルタイムで共有することによって、制限の多い手探り状態のパンデミック下での撮影にも関わらず、スケール感は失われずに撮影を終えることができたという。この映画は決して非現実的な想像の産物ではなく、いまの時代のすぐ身近にある、コロナ禍の近未来への警鐘と、自由に向けた可能性の模索が込められている。閉塞した終わりが見えない世の中で、我々が「生きる」ための希望の光を探すエンターテインメント大作だ。公開された特報映像では、銃を向けられた男が「僕は免疫者だ」と手を掲げる衝撃的なシーンから始まる。パンデミックにより街はロックダウンされ荒廃、愛する人との接触さえも禁止された世界の映像が映し出される。恋人の感染が疑われ、隔離施設への収監を余儀なくされそうになる中、彼女を救う唯一の方法を求め組織に抗う姿や激しいガンアクションが切り取られる。併せて解禁された場面写真では、無機質な街の様子と防護服やマスクを身に着けた物々しい人々の姿が切り取られ、ダークな世界観が伝わってくる。その後の展開が気になる特報と場面写真となっている。『ソングバード』は10月7日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソングバード 2022年10月7日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 INVISIBLE LARK HOLDCO, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年07月27日『スパイダーマン』『ヴェノム』に続く、ヒーローでもヴィランでもない深みのあるキャラクターを描く映画『モービウス』のブルーレイ&DVDが7月27日(水)にリリース。これを記念して、ブルーレイに収録されるNG集の一部が公開された。徹底した役作りに定評があり、本作でも、幼いころから血液の難病を患っている天才医師、そして危険な実験により変貌してしまうモービウスをクールに演じているジャレッド・レト。彼のNGシーンや、劇中のダークで緊迫した雰囲気とは打って変わり、キャスト・スタッフがリラックスした雰囲気の中で過ごすオフショットが見られる。マット・スミス演じるマイロとモービウスの対決シーンでは、張り詰めた空気で撮影する中、自ら「もう一度?」と撮影を止めて、「『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』みたい」と冗談を言ったり、同僚医師のマルティーヌに真実を伝え、協力を仰ぐカフェでのシーンでは、自身のほっぺを叩きながら顔を緩ませる仕草を見せている。そのほかにも、マルティーヌを演じるアドリア・アルホナが、セットの小道具のお菓子を盗んでスタッフに配っていることが見つかってしまうという、お茶目なシーンも見られる。ブルーレイ&DVDセットには、NGシーンなど撮影の舞台裏がみられる特典映像が多数収録される。また、日本限定プレミアム・スチールブック・エディションには、特典映像のほか、ここでしか手に入らない全16種のポストカードが入ったポストカードブックレットとオリジナルステッカーが、特製の透明デザインアウターケースに格納されている。『モービウス』はブルーレイ&DVD&UHD発売中、デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モービウス 2022年4月1日より全国にて公開© & TM 2020 MARVEL
2022年07月27日英国貴族の壮麗な屋敷が舞台の大人気テレビドラマシリーズの長編映画2作目となる『DOWNTON ABBEY: A NEW ERA』(原題)が邦題『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』として9月に全国公開されることが決定した。1928年、英国北東部ダウントン。広大な領地を収めるグランサム伯爵ロバートらは喜びの日を迎えていた。亡き三女シビルの夫トムが、モード・バッグショーの娘と結婚したのだ。華やかな宴とは裏腹に、屋敷は傷みが目立ち、長女メアリーが莫大な修繕費の工面に悩んでいたところへ、映画会社から新作を屋敷で撮影したいというオファーが。謝礼は高額だ。父の反対を押し切ってメアリーは撮影を許可し、使用人たちは胸をときめかせる。一方、ロバートは母バイオレットが、モンミライユ男爵から南仏にある別荘を贈られたという知らせに驚く。その寛大すぎる申し出に疑問を持ち、妻コーラ、次女イーディス夫妻、トム夫妻、引退したはずの老執事カーターとリヴィエラへと向かう。果たして、海辺の別荘に隠された秘密は、一族の存続を揺るがすことになるのか…?2010年9月の放送開始以来、ゴールデン・グローブ賞やエミー賞など数々の賞に輝き、世界200以上の国と地域で大ヒットした傑作テレビシリーズ「ダウントン・アビー」。物語の舞台は、1912年から25年のイングランド北東部・ヨークシャーのカントリー・ハウスと呼ばれる大邸宅。グランサム伯爵クローリー家とその使用人たちの生活に歴史上の出来事が織り込まれたヒューマンドラマだ。2015年のシーズン6までの全52エピソードをもって幕を閉じた本シリーズは、2019年に劇場版として復活し、社会現象を巻き起こした。劇場版2作目となる本作の舞台は、前作から1年後の1928年。出演は英国の至宝マギー・スミスをはじめお馴染みの面々に、「ハンニバル」テレビシリーズのヒュー・ダンシー、『たかが世界の終わり』のナタリー・バイや、ローラ・ハドック、ドミニク・ウェストらが新たに加わった。脚本はシリーズ生みの親、アカデミー賞脚本賞のジュリアン・フェローズ。監督に『黄金のアデーレ 名画の帰還』のサイモン・カーティス。全英で4月29日に公開されると初登場1位となり、米批評家サイト「Rotten Tomatoes」では批評家スコア86%、観客スコア97%(7月13日時点)という高評価を獲得した。この度解禁となった予告編では、映画撮影のためにハリウッドスターがやって来て大騒ぎのダウントンを、長女メアリー(ミシェル・ドッカリー)が冷静に仕切る場面が描かれる。一方、先代伯爵夫人バイオレット(マギー・スミス)が訳ありで別荘を相続したと聞き、当主ロバート(ヒュー・ボネヴィル)たちは南仏へと向かう。そこで秘密めいた若き日のバイオレットの肖像画が見つかったことが、一族最大のミステリーへと発展していく様子が映し出されている。併せて解禁されたポスタービジュアルは、「お帰りなさいませ。皆様にお会いできることを心待ちにしております。」というコピーとともに、クローリー邸を背景に、一族と使用人たちそしてハリウッドスターもが一堂に会する華やかなビジュアルとなった。世界が新たな時代に移り変わっていく中、ダウントン・アビーの住人たちの未来はどこへ向かうのか?再び幕を開ける華麗なる大河ドラマに期待が高まる。『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』は、9月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダウントン・アビー 新たなる時代へ 2022年9月30日より全国にて公開© 2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2022年07月27日伊坂幸太郎の「マリアビートル」を、デヴィッド・リーチ監督が映画化した『ブレット・トレイン』。この度、山本舞香が本作で声優に初挑戦。日本語吹き替え版本編映像も到着した。今回山本さんが吹き替えを担当するのは、世界で最も運の悪い殺し屋レディバグ(ブラッド・ピット)を翻弄する謎の女子学生プリンス。狡猾で悪魔のような性格の持ち主で、優れた洞察力と自分の思い通りに物事が進んでいく強運を武器に、車内で起こる全ての出来事を裏で掌握し、レディバグたちに壮絶なバトルを繰り広げさせる。今回のオファーについて、最初は驚きを隠せなかったが、主演がブラッドということで「嬉しかった!」と率直な感想を語る山本さん。プリンスというキャラクターについては「過去にいろんなことがあって。悲しくて寂しくて、そこからこの感情が生まれて、この計画を立てたっていう。<寂しがり屋さん>っていうのかな?そこから狂気がうまれてきたっていうのは何となくイメージできました」とコメント。「これまでも、(実写の)アクション・シーンを撮った後のアフレコで、息遣いは結構撮ったりするので、役に立ったかもしれない」とふり返った。そして「こういう時期だからこそ、笑って泣けて、一人一人すごく個性が強いキャラクターが出てきて、心もすごく忙しいかと思うんですが、目茶苦茶面白いです!劇場で観て、笑って泣いてください!お楽しみに!」とメッセージを寄せている。また、吹き替え映像では、とある駅でようやく超高速列車から降りられるチャンスを得たかのようなレディバグだったが、プリンスに泣かれてしまい、車内に戻ることに。しかし、さっきまでの泣き声から一変、ケロッとした表情のプリンス。降りたくても降りられないレディバグの不運さと、悪魔のような性格で翻弄するプリンスの二面性が感じられるシーンとなっている。そんな本編に加え、アフレコ収録に際してプリンス役のジョーイ・キングが、山本さんにサプライズメッセージを送る映像も収録されている。『ブレット・トレイン』は9月1日(木)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ブレット・トレイン 2022年9月1日より全国にて公開
2022年07月27日映画作家アニエス・ヴァルダ監督の代表作の1つに数えられながらも、初公開以来、長らく日本で劇場上映されてこなかった“漂流する女性”映画の金字塔的作品『冬の旅』が10月下旬より公開決定。ポスタービジュアルも解禁となった。2019年3月に生涯現役を貫いて90歳で逝去したアニエス・ヴァルダ。訃報に際しては、マーティン・スコセッシやカトリーヌ・ドヌーブ、ミランダ・ジュライ、さらにマドンナ、パティ・スミスなど、映画界に留まらず世界中の人々が哀悼の意を表した。また、彼女から影響を受けたと語る映画監督も、グレタ・ガーウィグ、ケリー・ライカート、レナ・ダナム、アリーチェ・ロルヴァケルなど枚挙にいとまがなく、世界中の人々から敬愛されている。アニエス・ヴァルダアニエス・ヴァルダは28歳の時、後に「ヌーヴェルヴァーグの最初の映画」と評されることになる『ラ・ポワント・クールト』(54)を発表して一躍注目を集め、『幸福(しあわせ)』(64)では第15回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞し、世界に認識された。以後もフィクションとドキュメンタリーを縦横無尽に行き来し、常に市井に生きる人々の飾らない姿を活写し続けた。その長年の功績が讃えられ、2015年にはカンヌ国際映画祭名誉パルムドールを、2017年には米アカデミー賞名誉賞を受賞している。そんな彼女の劇映画の最高傑作との呼び声が高い作品が、1985年に発表された本作『冬の旅』。フランス片田舎の畑の側溝で、凍死体として発見された少女モナ。彼女の死に至るまでの数週間の足取りを、路上で出会った人々の証言から辿っていく、という物語。本国フランスでは、当時のアートシアター映画としては異例の100万人超えの観客動員を記録し、ヴァルダ最大のヒット作といわれている。第42回ヴェネチア国際映画祭では最高賞・金獅子賞に輝き、主演サンドリーヌ・ボネールもセザール賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、作品も高く評価された。だが、それから6年遅れた日本での初公開時の観客の反応は鈍く、正当に評価されたとは言い難いものとなった。今回、30年以上の歳月を経て、2022年3月、東京・国立映画アーカイブで行われた特集「フランス映画を作った女性監督たち-放浪と抵抗の軌跡」における一度限りの上映は、早々に満席完売に。奇しくも、2022年の日本では、ヴァルダも好きな監督の1人と公言し、同じベルギー出身の女性監督シャンタル・アケルマンの特集上映が盛況を呈しており、また『冬の旅』と同じく、「漂流する女性」を描き高く評価されつつも、長らく日の目を浴びてこなかったバーバラ・ローデン監督・脚本・主演を務めた『WANDA』も日本初公開を迎えている。なお、今回劇場公開で使用される素材は、2014年にヴァルダ本人と本作の撮影監督を務めたパトリック・ブロシェによる監修で2K修復された、DCP素材となる。『冬の旅』は10月下旬、シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:冬の旅 2022年10月下旬、シアター・イメージフォーラムほか全国にて公開© 1985 Ciné-Tamaris / films A2
2022年07月26日アニメーション映画『SING/シング:ネクストステージ』のディスクリリースを記念して、ブルーレイ+DVDと4K Ultra HD+ブルーレイに収録されている特典映像ミニ・ムービー「グンター・アイズ・オンリー」の一部が公開された。ゴリラのジョニーと一緒に催眠術師のショーを観ていたお調子者のブタのグンターが、“シークレットエージェント”になる催眠術をかけられてしまう今回の映像。「あなたのミッションは秘密兵器を探し出すこと」と、インチキがかった催眠術にかけられたグンターは、ジェームズ・ボンドのようなタキシードに着替え、意気揚々と会場を飛び出し、追跡を始める。ミッションはどうなるのか、グンターの催眠は解けるのか、注目だ。ほかにも特典映像では、木村昴が声を担当したダリウスのミニ・ムービーほか、盛りだくさんな内容となっている。『SING/シング:ネクストステージ』4K UltraHD、ブルーレイ、DVDは7月27日(水)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:SING/シングネクストステージ 2022年3月18日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年07月26日森見登美彦のベストセラーをアニメ化した『四畳半タイムマシンブルース』が9月30日(金)の全国劇場公開に先駆けて、9月14日(水)16時よりディズニープラスで独占配信されることが決定。夏目真悟監督からのコメントも到着した。本作は、フジテレビ“ノイタミナ”ほかにてTVアニメ化された、森見登美彦による小説「四畳半神話大系」(太田出版、角川文庫刊)と、初演以来4度舞台で公演され、実写映画化もされた上田誠による戯曲「サマータイムマシン・ブルース」が融合、発売されるやいなや約1か月で10万部を超えるベストセラーとなった「四畳半タイムマシンブルース」(著・森見登美彦)を待望のアニメ映画化。監督に、TVアニメ「四畳半神話大系」、『夜は短し歩けよ乙女』で、湯浅政明監督のもと主要スタッフとして参加した夏目真悟監督(「ワンパンマン」、「Sonny Boy」)、脚本には上田誠、キャラクター原案の中村佑介、音楽の大島ミチル、そして主題歌の「ASIAN KUNG-FU GENERATION」と、森見登美彦原作のアニメ化ではお馴染みの顔ぶれが集結。ディズニープラスでは、本作を全5話のシリーズとして、劇場公開に先行して、9月14日(水)16時より第1話を独占配信。以後毎週水曜日に1話ずつ、最終話の含む5話と、完全オリジナルエピソードの6話は10月12日(水)に同時配信する。第6話のディズニープラス配信限定の完全オリジナルエピソードは、本編鑑賞後に、本編では観られなかった作品の世界を楽しめるスペシャル映像となる。戯曲と小説にもなかった物語のその先に何が描かれるのか?期待が高まる。<夏目真悟監督コメント>配信限定エピソードは四畳半神話大系に続く並行世界の一つ、鉄道研究サークル『京福電鉄研究会』を舞台にしたお話であり、畳色のキャンパスライフが少しだけカラフルに色づく、四畳半タイムマシンブルースへと続くエピソードにもなっています。好機を求め二つの四畳半をまたぐ私を生暖かい目で見守ってください。『四畳半タイムマシンブルース』(全6話)はディズニープラススターにて、9月14日(水)より独占配信開始(毎週水曜16時配信、配信限定エピソード含む5・6話は同日配信)。9月30日(金)より劇場にて3週間限定公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:四畳半タイムマシンブルース 2022年9月30日より全国にて3週間限定公開©2022 森見登美彦・上田誠・KADOKAWA/「四畳半タイムマシンブルース」製作委員会
2022年07月26日トーマシン・マッケンジー出演のニュージーランド映画『The Justice of Bunny King』が邦題『ドライビング・バニー』として9月30日(金)に公開されることが決定し、メインビジュアルが解禁となった。ある事情から、妹夫婦の家に居候中の40歳のバニー(エシー・デイヴィス)。娘とは監視付きの面会交流しかできない。それでも、明るい笑顔と気の利いたトークで車の窓拭きをして必死に働いている。夢は娘の誕生日までに新居へ引っ越し、家族水入らずの生活を再開させること。そんなある日、妹の新しい夫ビーバンが継娘のトーニャ(トーマシン・マッケンジー)に言い寄る光景を目撃。カッとなったバニーはビーバンに立ち向かうも、家を叩き出されてしまう。「家なし、金なし、仕事なし」運の尽きたバニーは、救い出したトーニャとともに、ルールもモラルも完全無視の“子ども奪還作戦”に突っ走る…。主人公バニーを演じるのは、『ベイビーティース』(19)や夫であるジャスティン・カーゼル監督作品『ニトラム』(22)でオーストラリア・アカデミー賞助演女優賞を受賞した実力派のエシー・デイヴィス。また『ラストナイト・イン・ソーホー』(21)などいま注目のトーマシン・マッケンジーが、バニーの姪トーニャを演じる。経済的弱者が普通の家庭生活を送りたいと願うのは、高望みなのか。絶望という言葉すらよぎる厳しいドラマを、ユーモアと茶目っ気たっぷりのロードムービーに転換した本作は、第20回トライベッカ映画祭審査員特別賞ほか世界で賞賛された。解禁されたメインビジュアルは、晴れやかな青空の下、車の前に立つバニーとトーニャをとらえた1枚。「奮闘と希望のミラクル・ロードムービー」のコピーも爽やかだ。人生どん底状態でも情とウィットを忘れないバニーの生き様に、きっと勇気をもらえるはずだ。『ドライビング・バニー』は9月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドライビング・バニー 2022年9月30日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開© 2020 Bunny Productions Ltd
2022年07月26日ドウェイン・ジョンソン主演のDC最新作『ブラックアダム』より最新映像が解禁された。本作の主人公は、5,000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム。超大作「ワイルド・スピード」シリーズや『ジュマンジ』シリーズなどのドウェイン・ジョンソンが、世界を救わない最“恐”のアンチヒーローとして大暴れするアクション・エンターテインメントだ。7月23日(日本時間7月24日)に開催された世界最大級のポップカルチャーイベント、サンディエゴコミコンが3年ぶりに開催され、ブラックアダムを演じる“ロック様”ことドウェイン・ジョンソンが登場。さらに、ド派手なアクションや圧倒的スケールに驚愕する“破壊力抜群”の60秒の最新映像が全世界で解禁された。会場では6500人以上のファンが集結し、登場をいまかいまかと待ちわびる中、会場が突然暗転。稲妻の音が鳴り響くと、なんとブラックアダムが出現。「ホールH、これは警告だ。DCユニバースは大きく変わる」と宣言し、姿を消した。会場のボルテージが最高潮になったところで、ブラックアダム役のドウェイン・ジョンソン、スーパーヒーロー軍団の“ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ”メンバー、アトム・スマッシャー役のノア・センティネオ、ホークマン役のオルディス・ホッジ、サイクロン役のクインテッサ・スウィンデルら豪華キャスト陣、そして監督を務めたジャウマ・コレット=セラが登場。自身のトレーニングで驚異的な体を仕上げブラックアダムを演じたドウェイン・ジョンソンは本作の構想に10年間以上かかったことをふり返りながら「コミコンに来るのは毎回楽しみだけど、『ブラックアダム』でこの場に立てていることが本当に夢みたいだ」と話す。「はじめてこのメンバーが完璧にコスチュームに身を包んだのを見たとき、『これだ』と感じたんだ。みんなのエネルギーが『ブラックアダム』にも反映されていると思うし、僕のゴールはDCユニバースに新たな風を吹かせることなんだ、だれもやったことがない新鮮でユニークな風をね」と語り、会場を沸かせた。そして日本での公開を心待ちにしているファンに対しては「また日本に行きたいよ。いつもたくさんの応援とサポートをありがとう!」とメッセージを残した。「ブラックアダム以上に自分のDNAに語りかけてくるものはいない」と明言するドウェイン・ジョンソン史上最強で最高なハマり役は絶対に見逃せない。全世界に解禁された最新映像は、ブラックアダムが規格外の強度で暴れまくるアクション満載の映像となっている。雷マークが印象的な黒いスーツに身を包むブラックアダムは、飛んでいる戦闘機をへし折り、宙に舞う車をぶっ壊し、青い電撃をぶっ放す。自分の邪魔するもの全てを“破壊”しなぎ倒していくが、そんな彼の暴君ぶりをみかねた世界の平和を守るスーパーヒーロー軍団 “ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ”が立ちはだかる。ケタ違いのパワーを持つブラックアダムを人類の脅威と捉える“ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ”。しかしブラックアダムは軍団の空飛ぶリーダーホークマンすらも一瞬で吹き飛ばす圧倒的な強さで世界を驚愕させる…。スーパーヒーローとしての一線を軽々と踏み超え、世界すらも救わないアンチヒーロー、来る者全てをぶっ飛ばす破壊神ブラックアダムがついに降臨する!場面写真では、眠りから蘇ったブラックアダムとその後ろには建物が炎に包まれている1枚が。何かしらの闘いが起こったあとなのか、それとも…。そして最新映像でもブラックアダムに果敢に立ち向かう姿が描かれていた“ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ”のリーダー、ホークマンと正面から向き合い、対決を予感させる1枚。ほかにはスーパーヒーロー、ホークマンとドクター・フェイトの場面写真も解禁された。果たしてブラックアダムと彼らの対決はどんな結末を迎えるのか…。期待が高まる。『ブラックアダム』は12月2日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックアダム 2022年12月2日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2022年07月25日『スター・トレック』シリーズのクリス・パインが主演する『ザ・コントラクター』が10月7日(金)より公開されることが決定し、日本版ポスタービジュアルが解禁された。軍事任務での負傷により特殊部隊から強制的に除隊させられたジェームス(クリス・パイン)。家族を養うために彼が職を求めて行き着いた先は、退役軍人で構成された凄腕の民間軍事組織とその屈強なリーダー、ラスティ(キーファー・サザーランド)だった。ラスティの命により、テロ組織が隠し持つ凶悪な生物兵器の奪取に挑むジェームス。かつての戦友であるマイク(ベン・フォスター)と精鋭チームを組んでアメリカからベルリンに飛び立った一行だが、任務が無事終了する間際、何者かの罠にはまって弾雨を浴びたチームは壊滅状態に陥ってしまう。一体だれが裏切り、そしてその真の目的は何なのか?ベルリンに取り残され追われる身となったジェームスは、全てを明らかにして家族の元に帰るため、たった独り熾烈な戦いに身を投じていく。クリス・パイン本作の主演を務めるのは、『ワンダーウーマン』シリーズに出演、J・J・エイブラムス版『スター・トレック』映画シリーズで若きキャプテン・カークを演じたクリス・パイン。元最強特殊部隊の請負人(コントラクター)に扮し、世界を揺るがす陰謀に隠された真実を暴いていく、リベンジ・アクション大作だ。クリスは、米国特殊部隊グリーンベレー出身の軍事アドバイザーによる徹底的な訓練にも耐え、鍛え抜かれた肉体を駆使したリアルなアクションを披露している。さらにはアカデミー賞ノミネート作『最後の追跡』でもクリスと共演したベン・フォスターや、「24 -TWENTY FOUR」シリーズのキーファー・サザーランド、曲者役の多い名バイ・プレイヤー、エディ・マーサンなど名優たちが脇を固める。本作をプロデュースしたのは、キアヌ・リーブス主演の『ジョン・ウィック』シリーズの仕掛け人として賞賛を浴びたエリカ・リー、ベイジル・イヴァニク。監督は、TVシリーズ「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」「ウエストワールド」でキャリアを積み、『The Nile Hilton Incident』(原題)でサンダンス映画祭ほか各国の映画祭で賞賛を浴びた新鋭タリク・サレーが務める。この度完成した日本版ビジュアルでは、はためくアメリカ国旗を背にしたジェームス(クリス・パイン)の姿が全面に写し出されている1枚。その姿からは【テロ組織が隠し持つ凶悪な生物兵器の奪取】という、国家規模の責務の重要さが表現され、ハリウッドアクション大作らしさが伝わる渾身のビジュアルとなっている。『ザ・コントラクター』は10月7日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・コントラクター 2022年10月7日より新宿バルト9ほか全国にて公開MOTION PICTURE ARTWORK © 2022 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2022年07月25日“見た目はオトナ、中身はコドモ”の半人前ヒーロー『シャザム!』の続編が『シャザム!~神々の怒り~』の邦題で今冬に公開されることが決定。サンディエゴ・コミコン2022にて、特報映像が全世界に向けて解禁された。古代の魔術師から6人の神のパワー(S=ソロモンの知恵、H=ヘラクレスの剛力、A=アトラスのスタミナ、Z=ゼウスの万能、A=アキレスの勇気、M=マーキュリーの神速)を授けられた現代の少年ビリー。魔法の言葉「シャザム!(S.H.A.Z.A.M!)」を唱えると、“見た目はオトナ、中身はコドモ”のスーパーヒーローに大変身、騒動を巻き起こす。本作では、そんなシャザムが大人の事情が理解できず、神々を怒らせてしまうというストーリー。“神の娘たち”が巨大モンスターを引き連れて襲来し、地球は未曾有の危機に!そんな時、頼れるのは…「家族」だった!?解禁された特報では、“バットマン”、“アクアマン”、“フラッシュ”も登場し、壮大なスケールのアクションと、笑いが満載で、コミコン会場を熱狂の渦に巻き込んだ。7月21日から24日にかけて、コロナ禍以降3年ぶりに観客を入れて開催されたコミコン。コロナ対策として、参加者は全員、会場内ではマスク着用を義務付けられたほか、厳重体制での開催となった。会場内は、ジョーカーやワンダーウーマンなど、思い思いのコスプレ衣装に身を包んだ観客たちの姿もあり、この日を心待ちにしていたアメコミファンたちで盛り上がりをみせた。一番賑わう週末23日に『シャザム!~神々の怒り~』のプレゼンテーションが実施され、主演のザッカリー・リーヴァイ、アッシャー・エンジェル、ジャック・ディラン・グレイザー、ルーシー・リュー、そして監督を務めるデイビッド・F・サンドバーグが登場。ザッカリーは、最新作について「超人的な力をどう使いこなすかということだけでなく、スーパーヒーローとしての自分と普段の自分という2つのアイデンティティの間でどう折り合いをつけるか、という問題に直面する。そんな展開は、皆が共感できる、興味深くて、より現実的な側面をシャザムという物語のアークに与えてくれていると思う」と主人公のビリーが思春期ならではの悩みを抱える様子も作品の重要なポイントとなることを教えてくれた。ザッカリー・リーヴァイコミコン会場を大いに盛り上げた特報は、見た目はオトナ、中身はコドモの半人前ヒーロー・シャザムことビリーが、シャザムの姿に変身したまま、小児科医に向かって自分がヒーローとして未熟で、バットマンやアクアマン、フラッシュなどのDCヒーローと自分を比較して、この力に見合わないという悩みを告白するシーンから始まる。また、ビリーと一緒にグループホームで暮らすほかの5人の子どもたちも、魔術師からビリーと同じスーパーパワーを授かり、みんな好き勝手にやって困っているという思春期らしい家族への悩みも吐露している。続いて、魔術師から神の娘たちがやって来るという話を聞かされたビリー。「力を返してもらおう」と襲い来る神の娘たちに、家族の力で立ち向かおうとするが…。やがて、巨大なドラゴンが街を破壊し始め、自分の手には負えないと嘆くビリーだが、大切な家族を守るため、そして世界を救うため敵に立ち向かっていく。神々の怒りに触れてしまったビリーの運命はどうなっていくのか…?ザッカリーの言葉通り、ヒーローとしての自身のあり方に悩みながらも世界を守るために新たな敵と戦うシャザムの様子が印象的な映像となっているほか、ドラゴンが登場するなど前作よりも一層パワーアップした迫力のアクションシーンもあり、会場でいち早くその映像を見た6500人の観客たちからは大きな歓声と拍手が上がった。主人公シャザム役のザッカリー・リーヴァイ、ビリー役のアッシャー・エンジェル、フレディ役のジャック・ディラン・グレイザーら前作からの主要キャストが続投。さらに、アトラスの娘へスペラを『クィーン』(06)のアカデミー賞女優ヘレン・ミレン、カリプソを『キル・ビル』(03~04)のルーシー・リューという二大女優が演じ、『ウエスト・サイド・ストーリー』(21)のマリア役でゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞した新鋭レイチェル・ゼグラーもキャストに名を連ねる。監督は『シャザム!』に引き続きデイビッド・F・サンドバーグが務める。『シャザム!~神々の怒り~』は2022年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャザム! 2019年4月19日より全国にて公開©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2022年07月25日『ブラックパンサー』の主演チャドウィック・ボーズマン亡きいま、ベールに包まれていた『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が11月11日(金)に日米同時公開となることが決定、邦題&特報が解禁となった。祖国である超文明国家ワカンダの“秘密”を守るという使命を果たすため、ワカンダの国王とブラックパンサーというヒーロー、ふたつの顔を持つティ・チャラの活躍が描かれた『ブラックパンサー』(2018)。公開を迎えるやいなや、マーベル・スタジオの新境地となったアフリカ大陸に位置する架空の国“ワカンダ”を舞台にした設定や、一瞬たりとも目が離せない壮絶なアクション、新星ヒーロー・ブラックパンサーの活躍に“マーベル・スタジオ史上最高傑作”の声が相次いだ。『ブラックパンサー』キャスト陣全米歴代興行収入は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)や『アバター』(2009)に次ぐ歴代5位となる7億ドルを叩き出し、全世界では13億ドルを超える偉業を達成。さらにはヒーロー映画としては“初”となるアカデミー賞作品賞含む7部門にノミネート、3部門の受賞を果たした。グラミー賞受賞アーティスト、ケンドリック・ラマーら豪華アーティストが参加したインスパイア・アルバムも世界中で大きな話題となり、『ブラックパンサー』はヒーロー映画の枠を超え社会現象を巻き起こした、まさにエンターテインメント史に名を残す1作品となった。しかし、続編の製作が期待される中、ブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマンの訃報は世界中を深い悲しみに包んだ。解禁された特報では、ティ・チャラの母であり先代の王ティ・チャカの妻でもあるラモンダが王座に座り、彼を失った悲しみを乗り越え、力強く歩んで行こうとするワカンダの人々の姿が切り取られている。そんな大きな岐路に立たされているワカンダに迫る新たな敵とは?新たに登場した海に住む部族とワカンダの関係とはいったい…。そして、ティ・チャラの妹でワカンダの技術開発責任者でもあるシュリと親しく接する“鉄の心(アイアン・ハート)”を作る新たな少女も登場。彼女がどのように本作の物語へと絡んでくるのかも見逃せない。さらに注目なのが、映像の最後に登場したヒーロー、ブラックパンサーの姿ーー。ティ・チャラの遺志を継ぎ、次のブラックパンサーとなるのは果たして誰なのか。シュリ役レティーシャ・ライト監督を務めるのは、『ブラックパンサー』で功績を残し「世界で最も影響力のある100人」に選出されたライアン・クーグラー。ブラックパンサー演じるチャドウィックへの熱い想いを胸に、キャストと共に作り上げた渾身の1作が完成した。マーベル・スタジオの社長並びにマーベル・エンターテインメントのチーフ・クリエイティヴ・オフィサーを務めるケヴィン・ファイギは「ワカンダのレガシーを繋いでいく。そしてストーリーはリスペクトと希望に満ちたものになる」とコメントしており、日本時間の今朝サンディエゴで行われたコミコン2022開催にて、ファイギの口から本作がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェイズ4の最後を飾る作品となることも発表されている。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー 2018年3月1日より全国にて公開© Marvel Studios 2017 MARVEL-JAPAN.JP/blackpanther
2022年07月24日クリス・パインやミシェル・ロドリゲスに、「ブリジャートン家」で世界的にブレイクしたレゲ=ジャン・ペイジ、『IT/イット』シリーズのソフィア・リリスらが豪華共演を果たし、大ヒットゲームを実写化するアクションファンタジー映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(原題/Dungeons & Dragons:Honor Among Thieves)が、2023年に日本公開決定。予告編がお披露目された。仲間を集めて強大な敵に立ち向かっていく物語といえば、主人公となる伝説の勇者と、それをサポートする様々なスペシャリストたちで最強のパーティを組むのが鉄板。だが、今回解禁された予告編に映し出される本作の主人公・エドガンは“バード=吟遊詩人”で、盗賊稼業に勤しむアウトロー!?フォーゴトン・レルムと呼ばれる中世ヨーロッパ風の世界を舞台に、世の中を動かし得るほどのお宝、ドラゴンをはじめとした個性際立つクリーチャーたち、戦いを華やかに盛り上げる魔法や巧みなアクションシーン、邪悪を極めるヴィラン…とアクションファンタジーの必須要素が全て詰め込まれ、映画でしか描けない壮大な世界観と進化を続ける映像クオリティが目を引く。この予告編は、毎年熱い注目が注がれる“世界最大級のポップカルチャーの祭典”としてお馴染み、現地時間7月21日(木)より開催中の「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル2022」のステージで世界で初めてお披露目、期待に違わぬビジュアルの仕上がりはもちろんのこと、ユーモラスなセリフや展開の応酬にも笑いが絶えず、6,500人の定員MAXの観客で熱気溢れる会場大ホールも大熱狂となった。クリス・パイン主人公エドガンを演じるクリス・パイン(『スター・トレック』シリーズ、『ワンダーウーマン』シリーズ)が金髪姿でハイテンションに登場し、「この映画の原作であるダンジョンズ&ドラゴンズを40代になって初めてやったんだけど、すぐにドはまりしたよ」と打ち明け、パートナー役となる“バーバリアン=原始的戦士”のホーガを演じるミシェル・ロドリゲス(『ワイルド・スピード』シリーズ)も「この映画のためにハードに筋トレして4.5kg増量した。ボディメイクは本当に楽しかった」とこの映画にかける意気込みを語っている。ミシェル・ロドリゲスまた、エドガン、ホーガとユニークなパーティを組む仲間には、ハーフエルフの“ソーサー=魔術師”サイモン役に、『名探偵ピカチュウ』や『ジュラシック・ワールド』シリーズのジャスティス・スミス、モンスターと混血のティーフリング“ドルイド=僧”ドレク役に、『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』のソフィア・リリス。さらにNetflixの世界的大ヒットシリーズ「ブリジャートン家」で人気スターの仲間入りを果たしたレゲ=ジャン・ペイジも登場。エドガンの娘・キーラ役に『マリー・ミー』のクロエ・コールマン、そしてキーラを誘拐するエドガンのかつての友人・詐欺師のフォージ役には、かつて“ロマコメの帝王”とも呼ばれ、近年は『パディントン2』や『ジェントルメン』などで活躍するヒュー・グラント。監督・脚本は、近年脚本パートナーとしてタッグを組み『モンスター上司』などのヒット作を飛ばしているジョン・フランシス・デイリーと、ジョナサン・ゴールドスタイン(『スパイダーマン:ホームカミング』原案・脚本)と、気鋭のフィルムメイカーコンビが手掛ける。『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』は2023年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年07月22日ジョニー・デップとフォレスト・ウィテカーの共演で、90年代の二大カリスマラッパー、“2PAC”と“ノトーリアス・B.I.G.(ビギー)”の暗殺事件を題材に描く『L.A.コールドケース』。この度、ジョニーの新たな場面写真とノトーリアス・B.I.G.の楽曲が印象的な海外版予告が解禁された。写真家のユージン・スミス(『MINAMATA-ミナマタ-』)や、「ピーターパン」の作者ジェームス・マシュー・バリ(『ネバーランド』)から、「アメリカで最低の映画監督」と呼ばれたエド・ウッド(『エド・ウッド』)、「社会の敵ナンバーワン」と呼ばれたジョン・デリンジャー(『パブリック・エネミーズ』)など、これまで様々な実在の人物を演じてきたジョニーだが、本作でもラッセル・プールという生涯をかけてロス市警の汚職を追い続けた実在の刑事を演じている。今回解禁された新たな場面写真では、未解決事件を追うプールの姿が切り取られている。陰謀に隠された事件の真相を明らかにしようと奮闘するプールの姿が印象的な場面写真だ。また、併せて解禁となった海外版予告では、ノトーリアス・B.I.G.の楽曲「You're Nobody(Til Somebody Kills You)」が使用されている。ロサンゼルス市警の汚職を題材にした本作ではあるが、現実にも本作の公開までに紆余曲折があったという。ジョニーは公開まで時間が掛かったことに関して、「残念ながらいろいろな要素があったと思います。それにはロサンゼルス警察とその広大な背景が関係するでしょう」と明かすなど、事件から20年以上が経ったいまもなお、この事件の闇の深さを窺い知ることができる。また、本作についてジョニーは「勇気ある映画だ。皆さんがこの映画を見て、正義を求めてくれたらと思う」とも語っている。『L.A.コールドケース』は8月5日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:L.A.コールドケース 2022年8月5日よりヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2018 Good Films Enterprises, LLC.
2022年07月22日ついに日本でも公開された『ミニオンズ フィーバー』より、お馴染みのミニオンのケビン、スチュアート、ボブが厳しいカンフーの修行に励む姿を写した場面写真を独占入手。本作では、ある日、何者かに連れ去られてしまい行方不明となった“ミニボス”のグルーを救い出すため、ミニオンたちが奔走。今回入手した場面写真は、その際に町で出会ったカンフーの達人・マスター・チャウ(渡辺直美)のもとで、カンフーの修行を積むシーン。バランスや木材割り、はたまた実戦など様々な厳しい修行をこなしていくうちに、ミニオンたちの内なる何かが覚醒!?往年のカンフー映画の名作『死亡遊戯』でブルース・リーが着用していたトラックスーツを彷彿とさせる、まるで“燃えよミニオン”な衣装も登場した。さらに、悪党たちと戦っていくうちに衝撃の姿へ変貌したミニオンたちの写真も。厳しい修行を乗り越えた先にあるものとはいったい何なのか?そして、ミニオンたちは無事にグルーを救い出すことはできるのか!?これまでグルーとともにガジェットを使いながら敵と戦うイメージが強かったミニオンたちが、自らの身を呈してバトルする姿は、意外にもシリーズでは超貴重。観ているこちらも思わず燃えてくる、衝撃の展開をお見逃しなく。『ミニオンズ フィーバー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミニオンズ フィーバー 2022年7月15日より公開© 2020 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2022年07月22日世界的ベストセラーを映画化、エリック・バナが12年ぶりにオーストラリア映画で主演を務め、本国でロングランヒットとなったクライムサスペンス『渇きと偽り』が全国公開決定。ポスタービジュアルと予告編が解禁された。原作は、ジェイン・ハーパーのデビュー作「渇きと偽り」(ハヤカワ文庫刊)をオーストラリア最高峰の映画人たちが映画化。入念に仕組まれた伏線と意外な真相、そして過去と現在が巧みに交錯していく構成が観る者の心をひきつけ、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では90%の高評価を記録している(7月現在)。主演は、『ミュンヘン』や『NY心霊捜査官』などの作品で知られ、本作が12年ぶりのオーストラリア映画主演となるエリック・バナ。そのほか、世界中の映画界や演劇界で活躍する実力派オーストラリア人俳優たちが脇を固める。巧妙なサスペンスを描きエンターテインメント作品として人々を魅了しながら、自然に恵まれた観光大国であるオーストラリアがいま直面している問題を生々しく世界に提示する骨太な意欲作。多くの支持を集め、すでに続編も撮影開始されている。予告編でまず目に飛び込んでくるのは、渇ききったオーストラリアの広大な大地。長い間雨が降らず異様な雰囲気に包まれた町で、バナ扮する主人公・フォークは親友ルークが起こしたとされる一家心中事件の捜査を始めるが、それはやがて自身とルークの身に降りかかった過去の事件を思い起こすこととなる。疑惑の目を向けられながらも真相を追い求めるルークだが、「この町で真実を見つけられるとでも?」「長い間ウソをつき続けると、それが習性になる」という意味深なセリフから、町の人々も皆なにかしらの嘘を抱えていることが仄めかされる。渇き果てた灼熱の町で、一体何が起きているのか。静かな緊張感がみなぎる映像となっている。ポスターは、物語の舞台となる干ばつに襲われた町の渇いた大地が主役となり、フォークとその相棒となる警官・レイコーが事件を捜査する様子が描かれている。「本当にお前が殺したのか――」というキャッチコピーがサスペンス感を煽り、物語の意外な真相を予感させている。『渇きと偽り』は9月23日(金・祝)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇きと偽り 2022年9月23日より新宿シネマカリテほか全国にて公開©2020 The Dry Film Holdings Pty Ltd and Screen Australia
2022年07月22日『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』で長編映画監督デビューを果たしたオリヴィア・ワイルドの監督作第2弾、『Don't Worry Darling』(原題)の新たな予告編が公開された。今作は、ヴィクトリーという実験的な企業都市のユートピア(楽園)のようなコミュニティに暮らす人々の物語。夫たちは極秘の「ヴィクトリー・プロジェクト」に従事し、妻たちはコミュニティの美しさ、豪華さ、道楽を楽しんでいる。全ての住人のニーズに企業が応え、完璧な人生を送れるのだ。その見返りは、ヴィクトリーの理念に対する、疑問なき忠誠心だけ。しかし、牧歌的な生活に亀裂が入り、魅力的な見かけの下に潜む邪悪なものが姿を現し始めると、アリス(フローレンス・ピュー)はヴィクトリーで彼らが何を、何のためにしているのか、疑問に思わずにいられなくなる。予告編の最後では、アリスが企業の創設者フランク(クリス・パイン)と対峙し、「きみのような人を待っていた。ぼくに挑んでくるような」と言われるシーンも。キャストはフローレンス、ハリー、クリスのほか、ジェンマ・チャン、キキ・レイン、監督のオリヴィアも出演している。予告編には映画ファンから「予告編だけで十分にサイコ・ホラー。公開初日に観に行きたい!」「フローレンスの演技は予告編だけでも素晴らしい。オスカーが楽しみ!」などの感想が寄せられている。『Don't Worry Darling』は北米で2022年9月23日公開予定。(賀来比呂美)
2022年07月22日宇宙最凶のハンターと人類最強の戦士との戦いを描く『プレデター:ザ・プレイ』より、見えざるプレデターをとらえた新ビジュアルと場面写真が公開された。本作の舞台は、300年前のアメリカ。人類側の主人公は、ネイティブ・アメリカン最強の部族の女性ナル。あるとき、彼女に目に見えぬ危機が迫る。“生きるために狩りをする人類”vs.“狩りをするために生きるプレデター”の狩るか狩られるか、種族と技術の壁を越え、戦士の誇りをかけた“最初の戦い”が始まる。今回のビジュアルには、これから狩りに挑まんとする、日の光を浴びて全身から死の香りを漂わせている、仁王立ちのプレデターの後ろ姿が写し出されている。これまでのシリーズでも描かれてきた、プレデターの基本装備の一つ、近接格闘用の武器“リストブレイド”なのか、右手から長く鋭い爪が伸びていることが確認できるほか、肩や腰回りに装着されているガジェットも気になる。さらに、盾のようなものを構えた、防御態勢のプレデターの場面写真も公開。これまでのプレデターのマスクは、近未来的でメタリックなデザインのものが多かったが、今作のプレデターは、どことなく何かの頭骨をイメージさせるマスクを付けているようだ。そして、背後に迫るプレデターから逃れるべく、息を殺すナルや、究極の格差バトルの一端を切り取った、張り詰めた緊張感がひしひしと伝わってくるカットも公開となった。『プレデター:ザ・プレイ』は8月5日(金)よりディズニープラス「スター」にて独占配信。(cinemacafe.net)
2022年07月22日『アベンジャーズ』シリーズの“ルッソ兄弟”ことジョー&アンソニー・ルッソが監督を務めるノンストップ・アクション超大作、Netflix映画『グレイマン』。本作で共演したライアン・ゴズリングとクリス・エヴァンスが見どころを解説する、ルッソ兄弟の代名詞ともいえる“超ド迫力のアクションシーン”の撮影裏を収めた特別メイキング映像が解禁となった。ライアン・ゴズリング演じるCIA工作員、コート・ジェントリーは、とある理由から連邦刑務所で服役していたところをCIA管理官に死ぬまで組織のために働くことを条件にリクルートされエージェント“シエラ・シックス”に転身した元囚人。その強靭な体力と、どんなミッションもこなす精神力から、正体を知る者は誰もいない男=“グレイマン”の異名を持つCIA随一の優秀な雇われ工作員となる。ある日、所属する組織の“超重要機密”を知ってしまったことで、CIAから命を狙われることに――。解禁された特別映像では、「3.2.1.アクション!」の声を合図に、ロケットランチャーが放たれ車が大爆発するシーンから始まる。開始15秒ですでに迫力の溢れる映像となっているが、その勢いはとどまることを知らず、コートとロイドの激しい攻防が続く。恐れる様子もなく1人で敵陣に挑むコートを演じるライアンは、アクション監督の最高峰ともいえるルッソ兄弟について「アクション映画がどんなに好きな人でもルッソ兄弟にはかなわない」と絶賛。また、「これほど(アクションに)情熱を持つ2人と仕事ができて最高だ」と壮大なアクションスケールを誇る本作をルッソ兄弟と共に制作できたことに感謝する様子を見せる。CIAから追われるコートの唯一の味方ダニ・ミランダを演じるアナ・デ・アルマスは、自身の役について「彼(コート)にぴったりのスリリングな女性」と、常に危険と隣り合わせのコートと相性抜群なキャラクターであるとコメント。そんなスリリングな映像が続く中、ライアンと熱く抱擁を交わすのは、『アベンジャーズ』シリーズのキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役で知られるクリス・エヴァンス。クリスの演じるロイド・ハンセンは、元CIAの工作員で、その非人道的な性格から腕利きの殺し屋に身を転じ、CIAの依頼を受けコートを執拗に追いかける。スーパーヒーロー集団をまとめていた“キャップ”とは正反対のロイドについて「政府の暗殺者になるはずが、感情を抑えきれず暴走するあまりクビになり、プロの殺し屋になった」とロイドのキャラクターを解説。映像ではロイドに銃を突き付けられたコートが「ロイドだな―殴り方でわかる」と言葉を交わさずともロイドの狂気を感じている様子が伺える。世界を股にかけて撮影された本作は、ロサンゼルス、フランス、チェコ共和国、タイ、クロアチア、オーストリア、アゼルバイジャンなど、世界7か国以上で行われ、『グレイマン』の世界に命を吹き込むために1,000人を上回るスタッフが世界各地から集められたという。その壮大な制作規模に対し、ルッソ監督は「アクションに関しては容赦なし」と彼らの持てる全てを詰め込んだ作品となったと明かす。「命知らずで重力を物ともしないセットでの撮影は、信じられないくらい面白い!」と語るのはカメラマン兼エグゼクティブプロデューサーを務めるジェフリー・ヘイリー。コートと相克するデニー・カーマイケルを演じるレジェ=ジーン・ペイジも、「スケールに限界がない」と興奮を見せており、期待を高めている。Netflix映画『グレイマン』は7月22日(金)より全世界独占配信開始、一部劇場公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】グレイマン 2022年7月15日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、イオンシネマほか全国にて公開、7月22日よりNetflixにて配信
2022年07月21日イタリア発、全米絶賛の“家族小説”の映画化『靴ひものロンド』より本予告編が解禁された。「ニューヨーク・タイムズ」2017年〈注目の本〉に選出、全米で絶賛された家族小説をイタリアの名匠ダニエーレ・ルケッティが映画化した本作。夫の浮気によりばらばらとなった4人家族の崩壊と再生を描く、新たな「家族映画」だ。このたび解禁された日本版オリジナル予告編の冒頭では、作家・角田光代の「愛も自由も、こんなにおそろしいしっぺ返しとなって戻ってくる。夫婦の、家族の、いや、人間というものの底知れなさを思い知る。」という本作へのコメントが映し出される。続けて、歪な絆で結ばれた、愚かで愛おしい家族の物語が切り取られていく。舞台は1980年初頭ナポリ。家族揃って出かけ、食卓を囲み、テレビを観て一日を終える…そんな4人家族の平穏な暮らしは、夫のひと言で終わりを告げた。「女性と関係をもった」と浮気を告白する夫のアルド。予想だにしなかった愛する人の言葉、態度に妻のヴァンダは強烈な一撃をくらわし、夫を家から追い出した。その日を境に、家族の生活は一変する。1980年代と現代、2つの時代を織り交ぜて物語は進んでいく。そして30年後、夫婦は夏のバカンスへ。留守中に荒らされた家、飼い猫の失踪。突如起きた不穏な出来事をきっかけに夫婦、親子、それぞれが胸にしまっていた秘密と嘘がいま、溢れ出す…。予告編のナレーションを務めたのは、フリーアナウンサーの堀井美香。柔らかで芯の強い声色が、物語の辛辣なだけでは終わらない軽やかさとポジティブな印象を与えている。ほどいて、結んで、を繰り返す、めちゃくちゃな家族の不気味な崩壊と衝撃。切っても切れない夫婦であり親子の本当の姿に、突き抜けた爽快感と余韻が巡る、愚かしくも愛おしい人間ドラマに期待してほしい。『靴ひものロンド』は9月9日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:靴ひものロンド 2022年9月9日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開©Photo Glanini Fiorito/Design Benjamin Seznec/TROIKA
2022年07月21日実話に基づくフランスの感動作『1640日の家族』より、本編映像が解禁された。本作は、監督の少年時代の体験を基に、“家族”でいられるタイムリミットが迫る里子と里親の温かな絆を描く感動作。この度、解禁された本編映像は、シモンが悪夢にうなされるシーン。大声でママと叫ぶシモンの元に駆けつける里親のアンナ。夢から醒めたシモンはその内容をうつらうつら話し始める。恐ろしい夢の内容を聞いたアンナは「心配しないで 世界の果てにいても気づく」とシモンにキスし、優しく抱きしめるのであった。なんとこのシーン、実はシモン役のガブリエル・パヴィがアドリブで演じている。ガブリエルは、パリの公園で遊んでいるところを監督とキャスティングディレクターがスカウトし、本作が演技初挑戦だというから驚きだ。監督はガブリエルのこのアドリブのシーンについて、「この悪夢のシーンはガブリエルにとって最も長い撮影となりました。撮影は2/3が終了していたので、彼も撮影に慣れていたのが幸いしました」と明かす。「最初は脚本通りにセリフを言ってもらい、その後、彼に違う悪夢の話を自由にしゃべってもらったのですが、すばらしい完成度でした。ガブリエルが即興で作り上げた悪夢の話を、アンナ役のメラニーが受けて問い返す。メラニーには緊張の続く撮影だったと思いますが、私は驚きで我を忘れて2人のやりとりを眺めていました。メラニーは、彼から激しい感情を引き出すために常に気を使って演技してくれました。カメラが彼女に向けられているときは逆に演技を控えめにしなくてはならず、バランスをとるのに苦労しているようでした。他のシーンでも演技初体験の子どもたちを撮るために何度もテイクを重ねたので、大人のキャストとスタッフにとっては大変な撮影になりました」。併せて新場面写真も解禁。シモンが食事をするシーンや雪山でのスキーウェア姿、里親家族と兄弟のように過ごす様子などが切り取られている。里親と実父の間で揺れ動く葛藤と眼差しの強さを見せる、演技初挑戦とは思えない大人顔負けなガブリエルの迫真の演技に目が釘付けになること間違いなし。映画初出演にして一躍スターダムにのしあがった『存在のない子供たち』(18)のゼイン・アル=ラフィーアや『ミナリ』(20)のアラン・キムに継ぐ、新たな天才子役の誕生。シモン役ガブリエル・パヴィの演技をぜひ、スクリーンで堪能して欲しい。『1640日の家族』は7月29日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:1640日の家族 2022年7月29日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2021 Deuxième Ligne Films - Petit Film All rights reserved.
2022年07月21日小説「秘密の花園」が原作で、コリン・ファース主演の『シークレット・ガーデン』を皮切りに、厳選された様々なジャンルの12作品を上映する「Kino Festival(キノフェスティバル)」が約2年ぶりに開催されることになった。今年はkino cinema横浜みなとみらい、kino cinema立川高島屋S.C.館、kino cinema天神の全国3会場にて開催。作品ごとに1週間限定での上映となる(※上映期間の変更や延長の場合あり)。9/30~『シークレット・ガーデン』(THE SECRET GARDEN)両親を亡くし、親戚に引き取られたメアリー。広い屋敷を散策するうちに、閉ざされた庭園を見つける。そこに従兄弟のコリンや友人のディコンも加わり、荒れ放題だった庭園の秘密を解き明かしていく。監督:マーク・ミュンデン出演:コリン・ファース、ジュリー・ウォルターズ、ディキシー・エゲリックイギリス/英語/96分10/7~『ブレイキング・ニュース・イン・ユバ・カウンティ』(BREAKING NEWS IN YUBA COUNTY)スーは夫が売春婦と寝ていた時に心臓発作で死んだことを知る。この出来事をセレブリティになるチャンスと捉え、死体を埋めて、事実を隠そうとするが、町を巻き込んだ大騒動に発展してしまう…。監督:テイト・テイラー出演:アリソン・ジャネイ、ミラ・クニス、オークワフィナアメリカ/英語/98分10/14~『チルドレン・アクト』(THE CHILDREN ACT)裁判官のフィオナのもとに信仰から輸血を拒む青年の審判が持ち込まれる。成人には治療を拒否する権利があるが、彼は成年である18歳まで数か月足りなかった。面会を通じて青年との間には不思議な絆が生まれていく。監督:リチャード・エアー出演:エマ・トンプソン、フィン・ホワイトヘッド、スタンリー・トゥッチイギリス・アメリカ/英語/105分10/21~『イントゥ・ザ・ラビリンス』(INTO THE LABYRINTH)15年前に誘拐された少女サマンサが保護される。しかし、彼女はほとんど記憶を失っていた。精神分析医のグリーンは彼女の監禁中の記憶を取り戻そうとし、探偵のブルーノは誘拐犯の手がかりを追う。監督:ドナート・カリシ出演:ダスティン・ホフマン、トニ・セルヴィッロ、ヴァレンティーナ・ベルイタリア/イタリア語・英語/130分10/28~『スモール・カントリー』(SMALL COUNTRY)ガブリエルは彼の「小さな国」ブルンジの快適な外国人居住区で暮らしている。ガブリエルは普通の子どもで、友達や兄弟と一緒に楽しく暮らしていたが、隣国ルワンダの緊張が波及し彼の家族と無垢な心が脅かされる。監督:エリック・バルビエ出演:ジャン=ポール・ルーヴ、イザベル・カバノ、ジブリル・ヴァンコペノルフランス・ベルギー/フランス語・キニヤルワンダ語・キルンディ語/112分11/4~『シックス・ミニッツ・トゥ・ミッドナイト』(SIX MINUTES TO MIDNIGHT)第二次世界大戦前夜。ナチス・エリートの子女たちが通う学校から英語教師が姿を消した。新しい英語教師としてこの学校に就任したミラーだが、そこで元教師の死体が発見され、ある疑惑が浮上する。監督:アンディ・ゴダード出演:エディ・イザード、カーラ・ジュリ、ジェームズ・ダーシーイギリス/英語/99分11/11~『ロスト・プリンス』(THE LOST PRINCE)ジビの生活は愛する娘が全てであった。毎晩娘が眠りに落ちるまで、自分が王子様として登場する冒険物語の世界へと娘をいざなう。しかし、10代になった娘は父の物語から卒業し、自分自身の物語を作り始めてしまう。監督:ミシェル・アザナヴィシウス出演:オマール・シー、ベレニス・ベジョ、フランソワ・ダミアンフランス/フランス語/90分11/18~『バーデン』(BURDEN)サウスカロライナの町にKKKの博物館がオープンし、長年くすぶっていた人種間の緊張が高まる。ケネディ牧師は地域社会を癒すため平和への道に尽力し、そんな中、KKKの団員であるバーデンも自身の信念を見直すことになる。監督:アンドリュー・ヘックラー出演:ギャレット・ヘドランド、フォレスト・ウィテカー、アンドレア・ライズボローアメリカ/英語/117分11/25~『パラダイス・ヒルズ』(PARADISE HILLS)ユマはある朝目覚めると、高度な治療施設のある孤島にいた。そこは裕福な家族が子どもに対して、食事・レッスンなどの処置をして、完璧な子にすることが目的だった。しかし、ユマは施設に裏の秘密があることに気づく。監督:アリス・ワディントン出演:エマ・ロバーツ、ダニエル・マクドナルド、オークワフィナアメリカ/英語/95分12/2~『マイ・ドッグ・ステューピッド』(MY DOG STUPID)中年の作家であるアンリはここ数年何も出版できていない。妻と子どもたちには理解してもらえず、逃げ出して再生活を送りたいと思っていた。そんなある日、彼は不愛想で素行の悪い犬を見つけ、飼うことにするのだが…。監督:イヴァン・アタル出演:イヴァン・アタル、パスカル・アルビロ、セバスチャン・ティエリーフランス/フランス語/106分12/9~『パーフェクト・ナニー』(THE PERFECT NANNY)2児の母ミリアムは仕事復帰のため、ベビーシッターを探す。厳しい審査を行い、全員が納得する完璧な候補者であるルイーズを見つける。しかし、家族にとって不可欠な存在になったとき、彼女が本性を現し始め…。監督:リュシー・ボルルトー出演:カリン・ヴィアール、レイラ・ベクティ、アントワーヌ・レナルツフランス/フランス語/100分12/16~『ワンダー・ボーイ』(WONDER BOY)若くしてバルマンのデザイナーとして成功を収めたオリヴィエ・ルスタンは、生まれた時に親に捨てられた過去を持つ。ファッション業界で活躍する姿を追いつつ、自分自身を見つけるために真実を追い求める過程を描く。監督:アニッサ・ボンヌフォン出演:オリヴィエ・ルスタンフランス/フランス語/99分「Kino Festival 2022」は9月30日(金)よりkino cinema横浜みなとみらい・立川高島屋S.C.館・天神にて特別上映。(text:cinemacafe.net)
2022年07月21日世界で初めてレストランを作った男の爽快な人間ドラマを描いた『デリシュ!』より、場面写真11点が解禁された。貴族と庶民が同じ場所で食を共にすることが考えられなかった時代、世界で初めての「レストラン」はいかにして生まれたのかを、美食の国フランスを舞台に描く本作。この度解禁された場面写真は、マンスロン(グレゴリー・ガドゥボワ)とルイーズ(イザベル・カレ)が厨房で和やかに小麦粉を捏ねるシーンを含めた11点。繊細な指先使いでマッシュルームをカットし、丁寧にお皿に盛り付けするマンスロンの姿からは料理愛が溢れる。そんな彼が精魂込めた料理の数々を公爵(バンジャマン・ラベルネ)と貴族たちが吟味するのだが、当時のフランスではじゃがいもは一般的には豚のエサとして使われることが多く、まして優雅な貴族の食卓に並ぶものではなかったため、じゃがいもを使った創作料理「デリシュ」は司祭に注文をつけられてしまう。そして司祭のひと言で公爵も豹変し、マンスロンは解雇を言い渡される。写真の中には失意のマンスロンに弟子入りを志願するルイーズ、進歩的な考え方を持ち父に反発する息子(ロレンゾ・ルフェーブル)とのスリーショット、公爵の執事イアサント(ギヨーム・ドゥ・トンケデック)が厨房で指示を伝える場面。また、テーブルに並んだ料理の数々や、「デリシュ」を両手に抱えるマンスロンにルイーズが寄り添って給仕に向かう場面など、作品を彩るシーンの数々が切り取られている。『デリシュ!』は9月2日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デリシュ! 2022年9月2日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©︎2020 NORD-OUEST FILMS―SND GROUE M6ーFRANCE 3 CINÉMA―AUVERGNE-RHôNE-ALPES CINÉMA―ALTÉMIS PRODUCTIONS
2022年07月21日映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』より、中川大志と木村昴がそれぞれ声をあてるソニック&ナックルズの初対決シーンが映し出された、吹き替え版本編映像が到着した。平穏な日々を過ごしていたソニックのもとに、前作でソニックに敗れてキノコの星へ飛ばされた宿敵ドクター・ロボトニック(山寺宏一)が、次の手として銀河系一キケンな戦士・ナックルズを引き連れて地球へ舞い戻って来る本作。公開された映像では、「お前には“技”がない。鍛え足りない!戦う価値もない!!」と、容赦ない攻撃を浴びせるナックルズに、ソニックが「一つ忘れてるぜ、”止められない”だ!」とフルスピードで反撃!しかしそんな渾身の一撃は、軽々と受け止められてしまい、絶体絶命の窮地に追いやられてしまう。前作から引き続きソニックの声を務めた中川さんは「(前作は)自分がどこまでいけるか、ソニックになるためにすごく頑張ったし、楽しかった。今回は(キャラクターの)土台が出来上がっているからこそ、映画の中でもソニックが一作目よりも自由に、のびのびとやっているので、僕自身もソニックのキャラクターをもっと出して、色んなソニックを作れたら、とすごく意識しました。一作目より絶対進化しているソニックになっている自信があります!」と力強く語っている。『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』は8月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ 2022年8月19日より全国にて公開©2022 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC.
2022年07月21日『ジュラシック』シリーズ最新作にして完結編となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』より、サトラー博士とグラント博士の再会シーンの本編映像が公開された。サム・ニール演じるグラント博士の発掘現場のテントに、ローラ・ダーン演じるサトラー博士が訪れ、近況を聞くシーンからスタートする今回の映像。『ジュラシック・パーク』時には恋人であった2人だが、『ジュラシック・パーク III』ではサトラー博士は別の男性と結婚していた。その後は別々の人生を送っていたようで、夫の近況について聞かれると「別れた」とあっけらかんと答えるサトラー博士。また、寂しそうに「孤独だよ」とグラント博士が呟くとともに、「エリー、わざわざ近況を伝えに来たのかい?」と、久々の再会には理由があることを予感させる質問をなげかける。2人がシリーズ1作目で登場したのは、モンタナ州の発掘現場。ジョン・ハモンドが訪れ2人をパークへと連れていく、物語が大きく動き出すシーンを連想させる場所でもある発掘現場にて、本作で2人が再会を果たすのは、ファンにとって興奮を抑えきれないシーンだ。再び共演した感想をローラは「素晴らしかった!映画って、言わば大学時代の経験みたいなもの。だから、まるで25年前に大学でいっしょだった人たちと再会したような気分だった。クリエイティブな経験を通した再会っていう感覚はとっても不思議で、仕事の中で何人かとそんなことを共有できたのは幸運だった。サムみたいな素晴らしい旧友と再会して、また共演する機会を持てるなんて、自分の身体をつねったくらい」と話す。サムも「ローラとはいつもほんとにうまく行くし、共演するのは実に楽しいよ。だから、本作で再会できて大喜びしたね。彼女は大親友で、俳優としては素晴らしく達者だし、想像力豊かだし、生き生きして、演技を感じさせない。彼女と1度のみならず3度も共演するという恩恵にあずかったのは、私の人生の大いなる喜びだね」と喜びのコメントを寄せている。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は7月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 2022年7月29日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年07月21日幻想的な白黒映像で海外で高い評価を得たエストニア映画『ノベンバー』が10月29日(土)より公開されることが決定。日本版ティーザーポスター、場面写真、予告映像が解禁された。月の雫の霜が降り始める雪待月の11月、「死者の日」を迎えるエストニアの寒村。戻ってきた死者は家族を訪ね、一緒に食事をしサウナに入る。精霊、人狼、疫病神が徘徊する中、貧しい村人たちは「使い魔クラット」を使役させ隣人から物を盗みながら、極寒の暗い冬をどう乗り切るか思い思いの行動をとる。農夫の娘リーナは村の青年ハンスに想いを寄せている。ハンスは領主のドイツ人男爵の娘に恋い焦がれる余り、森の中の十字路で悪魔と契約を結ぶ。真夜中の十字路での悪魔的な出会い。満月の狼への変身と愛の特効薬。ペストを村から追い出すための奇策。白装束の死者の列。森の暗い松の間から漏れる月光…。フォークロア、ゴシック、ロマンス、ブラックユーモア、そして愛と哀愁をシームレスに縫い合わせ、凍てつく朝のように冷たくも美しい、ただひたすらに詩情溢れる少女と水と風の美しい物語が展開する。原作はエストニアの作家アンドルス・キビラークの「レヘパップ・エフク・ノベンバー(Rehepapp ehk November)」。2000年に発表されるや、エストニア内の全図書館において、過去20年間で最も貸し出された本としてカルト的ベストセラーとなる。現在では、フランス語、ポーランド語、ノルウェー語、ハンガリー語、ラトビア語、ロシア語に翻訳されてヨーロッパ各国で愛読されている一冊だ。「ノベンバー」原作書影監督のライナー・サルネは“全てのものには霊が宿る”というアニミズムの思想を基に、異教の民話とヨーロッパのキリスト教神話を組み合わせ映画化。撮影監督のマート・タニエルが夢のようなモノクロームの世界を撮影し、その独創性に溢れた映像美が高く評価された。儚い恋心に揺れる農家の娘リーナを演じるのはレア・レスト。喜びと、ほろ苦さと、痛みなど、複雑なキャラクターを魅力的に演じ切り、本作を別次元の作品に導いた。男爵の謎めいた娘には、パフォーマンス・アーティストとして活躍するジェッテ・ローナ・ヘルマーニスが扮し、そのエキゾチックな容姿で無垢なる役柄を演じ、彼女の記念すべき女優デビュー作となった。この2人の美しいゴシック・ヒロインの気を引こうとする農家の青年ハンスにヨルゲン・リイイク。憂鬱な表情を浮かべては、愛に満ちた笑みを浮かべ、ストーリーを思いがけない方向へ誘う。男爵には『ムカデ人間』(10)のハイター役でカルト的人気を誇るドイツの名優ディーター・ラーザー。スパンコールのジャケットを身につけ、凛とした男爵の力強さと痛々しさを絶妙なバランスで演じる。2017年に撮影した本作が氏の遺作となった。そのほか、魔女、幽霊、得体が知れない老婆などの多くは役者経験のない村人が務めたが、皆がまるで催眠術にかかったかのように、役になり切ることで、本作の悪夢的世界を彩る。解禁された予告編からは、美しく魅惑的な映像とともにどこかおどろおどろしい本作の世界観が垣間見える。その漆黒の深みと白い雪のような映像美も確認することができる。本作は、トライベッカ国際映画祭、ミンスク国際映画祭での最優秀撮影監督賞、アメリカ撮影監督協会スポットライト賞を始め、名誉ある賞を次々と受賞。アカデミー賞外国語映画賞2018年のエストニア代表に選出され、日本では同年に開催された第10回京都ヒストリカ国際映画祭「ヒストリカワールド」部門で上映されている。『ノベンバー』は10月29日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノベンバー 2022年10月29日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開©Homeless Bob Production,PRPL,Opus Film 2017
2022年07月20日トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、エド・ハリスらが出演する現在公開中の『トップガン マーヴェリック』が、7月19日までで興行収入:9,263,422,240円/動員数:5,906,852人を記録したことが分かった(※興行通信社調べ)。毎夜、チケット争奪戦が繰り広げられている相性抜群のラージフォーマット(IMAX、ドルビーシネマ、4D、ScreenXなど)の魅力といった強力な追い風を味方に、観客層が日に日に拡がり、2020年以降(コロナ禍以降)に日本で公開された実写映画のNo.1を進み続けている本作。複数回鑑賞する“追いトップガン”という言葉まで生まれるなど、引き続き大ヒットを記録し続け、今回の累計興収92.6億円突破でついに2022年日本公開作品の興行収入No.1となった。そして、先週末の大型作品公開ラッシュで、一度は一部劇場で上映が無くなっていたラージフォーマットでの上映が、様々な記録的快挙の追い風を受け、昨日から各地劇場で復活。7月22日(金)からは、“ミラクルミッションステッカー”第2弾の入場者プレゼントが始まり、今週末も追いトップガン現象は拡大見込みとなっている。『トップガン マーヴェリック』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年07月20日『海底47m』シリーズの製作陣が再び海の恐怖を描くサバイバルスリラー『海上48hours ―悪夢のバカンス―』から、海上漂流中の5人組の中で浮気が発覚、恋人たちが本音をぶつけ合うシーンの本編映像が解禁となった。今回到着した本編映像は、ナット(ホリー・アール)の恋人トム(ジャック・トゥルーマン)とナットの親友で、まさにこの場にいるミリー(キャサリン・ハネイ)による浮気発覚のすえ、ナットとトムがついに本音をぶつけ合う修羅場を捉えたシーン。ナットはトムに、何人と浮気をしているのかいきなり核心を突く問いを投げかける。背中を向け合い水上バイクにまたがる2人の間には浮気相手のミリーがおり、逃げ場のない彼女もいたたまれない表情を浮かべる中、トムは人数を打ち明ける。ナットは矢継ぎ早に不満をぶつけるが、トムはナットを真っすぐ見つめ「好きだから」と告げる。トムは浮気をしたものの、ナットをずっと心配していたのだ。同じころ、仲間たちの窮地を救おうとビーチまで助けを求めに行くために無謀な遠泳に挑んでいた体育会系キャラのタイラー(マラキ・プラー=ラッチマン)は、ついに1隻のヨットに遭遇。大声で助けを求めるが、船主はその声に気づかない。タイラーはヨットにさらに接近しようと再び泳ぎ始めたところで、目の前の海面にサメのヒレが姿を見せる――。タイラーは船主に気づいてもらえるのか、そして本音をぶつけ合った恋人たちの行方がどうなるのか、続きが気になる映像となっている。海上を漂流する5人を襲う恐怖とサバイバルを描く本作の中でも、このシーンは、登場人物たちが織りなす“ドラマ”を色濃く感じられる場面。脚本を担当したニック・ソルトリーズは、「この映画では、友情が壊れていく変化の形をより深く描いている。というのも、観客はサメの立場に立つというよりも、若者たちが経験することに共感するはずだからなんだ。サメのアクションが重要なのは当然だけど、サスペンス的な要素を春休みの若者たちの視点から見ることが肝だった」とストーリーにおける狙いを語っている。『海上48hours ―悪夢のバカンス―』は7月22日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海上48hours ―悪夢のバカンス― 2022年7月22日より新宿バルト9ほか全国にて公開© Vitality Jetski Limited 2021
2022年07月20日