昭和35年(1960年)7月19日、日本初の女性大臣が誕生したことにちなんだ「スーパーウーマンの日」に、自分を信じて挑戦し続ける女性や時代を切り開いた女性を描いた作品が数多く配信中の「ディズニープラス」から、アカデミー賞受賞映画、ドキュメンタリーなど特におすすめ作品をピックアップした。差別と闘いながらNASAを支えた3人の女性の功績『ドリーム』米国初の有人宇宙飛行「マーキュリー計画」を陰で支えたNASAで働く3人のアフリカ系 アメリカ人の女性の活躍を、実話をもとに描いた感動作。1961年、NASAのラングレ ー研究所には、ロケットの打ち上げに欠かせない“計算”を行う優秀なアフリカ系アメリカ人 の女性たちのグループがあった。そのひとり、天才的な数学者キャサリンは宇宙特別研究本 部のメンバーに配属されるが、そこは白人男性ばかりの職場で劣悪な環境だった。仲の良い同僚で、管理職への昇進を願うドロシー、エンジニアを目指すメアリーも、理不尽な差別によってキャリアアップを阻まれていた。それでも仕事と家庭を両立させ夢を追い続けた3人は、国家的な一大プロジェクトに貢献するため自らの手で新たな扉を開いていく...。第89回アカデミー賞において作品賞、助演女優賞、脚本賞の3部門にノミネートされ、知られざる3人の女性の功績に光を当てた本作は多くの評論家、映画ファンから高い評価を受けた。1960年代は、公共の乗り物は白人と有色人種では座席が分けられていた時代。社会が分断されていた時代に、世界が注目する宇宙計画に残した彼女たち3人が輝かしい功績は、数世代にわたって世界中の人々を奮い立たせ、大きな夢を与えてくれるだろう。ディズニープラスのスターにて独占配信中。ポジティブマインドと大きな愛で道を切り開いた『タミー・フェイの瞳』1970年代から80年代にかけて、キリスト教福音派のテレビ伝道師とし全米一成功を収めたタミー・フェイとジム・ベイカー夫妻の波乱万丈の人生を、タミーの視点で描いた実話に基づくストーリー。本年度アカデミー賞で見事、ジェシカ・チャステインが主演女優賞を獲得した。受賞式での名スピーチはここ日本でも大変話題となった。ジム・ベイカー(アンドリュー・ガーフィールド)は、妻タミー・フェイと共演したTV番組を製作。愛にあふれたメッセージ で視聴者は熱狂、瞬く間に絶大な人気を博し、大成功を収める。貧しい生活から一転、華やかな生活に変わったタミーは、番組中に泣いても崩れない個性的なメイク、独特の歌い方、そしてあらゆる人々を受け入れる寛大さで伝説的な存在に。人々を幸せにすることが自分の使命だと信じ、人々から寄付金を集めることは神の意志だと疑わなかったタミー。しかし、その栄光は長くは続かず、金銭的な不正、ライバルの陰謀、ジムのスキャンダルなどにより、2人が築いた帝国はやがて崩壊していく...。ディズニープラスのスターにて独占配信中。最も成功した女性の素顔に迫る「カーダシアン家のセレブな日常」最新ファッションやライフスタイルは常に注目され、“有名であることで有名”とも言われ、セレブとしてゴシップ記事を賑わしていたのは過去のこと。いまではそれぞれが起業家としてビジネスで成功をおさめ、プライベートでも結婚や出産といった経験を通してさらなる深い絆で結ばれるカーダシアン家。本作では、最も成功した女性たちであり、パワフルな起業家、そして母親として活躍するカーダシアン家の新たな日常に迫っていく。キムが弁護士試験を受けながら冤罪の死刑囚の減刑に向け戦う姿、長女コートニーが新たなパートナーと不妊治療に挑む様子、つらい離婚を乗り越え再び元夫との関係構築に希望を見出すクロエなど、世間の目をものともせずたくましく生きる様子はまさにリアルスーパーウーマン。早くもシーズン2の配信も決定し、まだまだ勢いが止まらないカーダシアン一家。たくましく生きるカーダシアン一家の姿に、パワーをもらえること間違いなし。ディズニープラスのスターにて独占配信中。新しい発見世界を変えたい!「ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女」『レ・ミゼラブル』や『マンマ・ミーア!』で注目を集めたアマンダ・セイフライドが主演・プロデューサー、“女性版スティーブ・ジョブズ”と評された実業家エリザベス・ホームズによって実際に引き起こされた一連の詐欺事件をドラマ化したオリジナルドラマシリーズ。幼い頃から「何か新しい発明をして世界を変えたい」と将来の夢を語っており、熱心に勉強に励んでいたエリザベス・ホームズ(アマンダ・セイフライド)は、名門のスタンフォード大学化学工学部を退学後、シリコンバレーに血液検査のベンチャー企業「セラノス社」を立ち上げる。セラノス社は数滴の血液でコレステロール値やがんなどを感知できる検査機器を開発し、安価で従来よりも早く検査結果を提供することができると謳っていた。当時は、大学中退の若い女性が創業者ということで、“史上最年少の女性ビリオネア”として全米メディアの注目の的になったが、2015年にウォール・ストリート・ジャ ーナルが調査報道を発表、には正確性に重大な誤りがあることが世に知れ渡る...。本年度プライムタイム・エミー賞にもノミネートされた。ディズニープラスのスターにて独占配信中。時代を切り開いた一人の女性のドキュメンタリー「サメと遊ぶ伝説のダイバー」海洋界の伝説ともいえる水中撮影とサメ研究のパイオニア、ヴァレリー・テイラーの大胆不敵な生涯を追ったドキュメンタリー作品。1960年代という男性優位の社会で野生生物保護について人々の関心も薄い時代に立ち上がった女性、ヴァレリー・テイラー。スピアフィッシング競技の世界で名を馳せた彼女と夫のロンは、あるとき海洋生物を殺し続けることに疑問を感じる。そしてこれまで握っていた銛をカメラに変え、ロンと共にサメの生態を記録するため水中撮影に取り組むように。さらに大胆にもゲージや武器を持つことなくサメに至近距離で近づき、人間を襲わないことも証明。「サメはただ生きるために戦っている、そう私たちと同じ様に」と語りかける。乱獲による絶滅の危機からサメを救い、いまでは水中撮影とサメ研究のパイオニアと称され、現在のサメに関する知識の基盤を築いた彼女は、海洋界の生ける伝説であり象徴的な存在となった。人を襲う生物として恐れられてきたサメとの共生の道を探り続けたヴァレリー。野生生物保護や環境保護が叫ばれるいま、時代を切り開いた女性ダイバーのドキュメンタリーを、息をのむような美しい水中の記録映像とともに楽しめる。ディズニープラスにて配信中。アクション×おとぎ話、新時代のプリンセス『ザ・プリンセス』『眠れる森の美女』や『塔の上のラプンツェル』など、これまでのプリンセス作品と同様のおとぎの世界を舞台に、意思の強い王女が王国を救うために戦うファンタジー・バトルアクション。主人公の王女(ジョーイ・キング)は、国王の座を奪い、全ての村人を 自分の支配下に置こうと企むジュリウス(ドミニク・クーパー)に結婚を申し込まれるも、 そのあまりの残忍な人格に拒否、その復讐に燃えるジュリウスによって城の離れの塔に監禁されてしまう。さらに、ジュリウスは国王の座を奪うため、王家に攻撃を仕掛け...。2019年のエミー賞で主演女優賞にノミネートされ、女優・声優など多岐に渡り幼い頃からハリウッドで活躍する主演のジョーイ・キング。脚本を読み、王女の大胆不敵な性格に最初から惹き込まれたとすぐにオファーを受けたという。そして、「彼女(王女)には将来の夢が明確にあることがわかりました。そして、ただのアクション映画ではないことも伝わってき ました。彼女は自分の家族に害を加えたジュリウスが許せなく、リベンジをするという目的があり、彼女自身もこの戦いに勝てること、そして不利な状況に置かれても彼女は立ち向かえるという自信を感じられました」と話している。ディズニープラスのスターにて独占配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドリーム 2017年9月29日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2016Twentieth Century Fox
2022年07月19日シルベスター・スタローン主演・製作『サマリタン』が8月26日(金)よりPrime Videoで独占配信されることが決定し、スタローンのコメントが到着。キーアート、場面写真も初公開された。13歳のサム・クリアリー(ジャボン・“ワナ・”ウォルトン)は、謎めいた引きこもりの隣人スミス(シルベスター・スタローン)が、実は正体を隠している伝説の人物なのではないかと疑っている。20年前、グラニット・シティのスーパーパワーを持つ自警団員サマリタンは、ライバルであるネメシスとの激しい倉庫での戦いの後、死亡したと報告されていた。サマリタンは炎に包まれて死んだと多くの人々が思っていたが、街にはサムのように、サマリタンはまだ生きているという希望を持つ人もいた。犯罪が増加し、街が混乱に陥る中、サムは引きこもりの隣人を説得し、街を破滅から救おうとするのだが…。世間から身を隠してひっそり暮らしているスミスを演じるシルベスター・スタローンは、「私はハートがあるアクション映画が大好きです。『サマリタン』に関わりたいと思ったのは、この物語が、人々が共感できる多くの要素を持っているからです。道徳的な話にもなっていて、見ていてとてもワクワクします。この作品がPrime Videoで全世界に配信され、私のファンやすべての観客が世界中で一緒に楽しめることに感激しています」と語っており、その出来栄えに自信をのぞかせる。スミスの隣人で彼を伝説のサマリタンだと疑っている13歳の少年サムには「ユートピア~悪のウイルス~」、アニメ映画『アダムス・ファミリー2』のジャボン・“ワナ”・ウォルトン、サマリタンの宿敵ネメシスには『オーヴァーロード』出演のデンマーク出身の演技派、ピルウ・アスベック。そのほか、『イン・ザ・ハイツ』のダーシャ・ポランコと『エンダーのゲーム』のモイセス・アリアスなど、個性豊かな俳優陣が物語に深みを与える。監督は『オーヴァーロード』『ガンズ&ゴールド』のジュリアス・エイヴァリー、脚本は『エスケープ・ルーム』『デビルクエスト』のブラギ・シャット、製作はシルベスター・スタローン自らがあたるとともに『Mr.ノーバディ』『バトルシップ』のブレイデン・アフターグッドが担当。製作総指揮はブレイデン・アフターグッドが兼務するほか、『キャンディマン』のデヴィッド・カーン、『クリード 炎の宿敵』『ラストスタンド』ノガイ・リーデルが名を連ね、アクションやスリラー作品を得意とするそうそうたるスタッフがスタローンのもとに集結した。併せて公開されたキーアートは、路上に立つスタローンのソロショットをとらえたもの。雨に濡れた道に映り込む姿が「サマリタン」なのだろうか…?また公開された場面写真では、人を左右に吹き飛ばすスタローンの姿も確認できる。サム少年との微笑ましい一幕も切り取られており、スーパースター、スタローンのまた一味違った一面が垣間見られるようだ。『サマリタン』は8月26日(金)よりPrime Videoにて独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年07月19日マーベル史上、最も予測不能で壮大な戦いを描いたアクション超大作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。7月19日、主演ベネディクト・カンバーバッチの誕生日に合わせ、本作に登場する“別バージョンのストレンジ”の秘密に迫る映像がボーナス・コンテンツから一部解禁となった。ベネディクト・カンバーバッチは、それぞれのマルチバースに登場する「3人のストレンジ」について、「別バージョンのストレンジを演じ分けるのは楽しい。対峙するシーンはダークにしたかった」と語り、脚本担当のマイケル・ウォルドロンは「”ディフェンダー・ストレンジ”は命知らずの冒険家、“シニスター・ストレンジ”は悲劇バージョンのストレンジで教訓になる存在。ベネディクトと協力して作り上げた」と語っている。そして、話題となった”ゾンビ・ストレンジ”は脚本のマイケルの案であることをサム・ライミ監督が告白。様々なバージョンのストレンジを創造するために、スタッフ一丸となって試行錯誤を重ねた様子がわかる貴重な映像となっている。複数のドクター・ストレンジを演じるのは「とても楽しい」カンバーバッチは、別の自分と対峙するシーンは非常に難しく、「最後に、シニスター・ストレンジというニックネームで呼ばれている人物と出会う、とても重要なシーンがあります。複雑ですね。大変なんです。他人の代役やスタントダブルと仕事をするわけですから」と明かす。「そして、彼らがどこにいるか、自分がどこにいたかという目印のようなものとして使い、自分の演技を覚えていなければならない。とても奇妙なことです。でも何とかうまくやり遂げることができました」と言い、さらに「観客が複数のストレンジをスクリーンで一緒に見られることを、とても楽しみにしています」と付け加えている。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』はデジタル配信中(購入/レンタル)、8月5日(金)よりMovieNEX発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年07月19日大ヒットファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズ最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』のブルーレイ・DVDセル&レンタル開始。『ファンタビ』3作品の入ったニュートのスーツケースBOXも1,000セット限定販売されることになった。魔法動物を愛する魔法使いニュートが、ダンブルドア先生たちと寄せ集めのデコボコチームを結成。未来を操ろうと企む史上最悪の魔法使い、グリンデルバルドに立ち向かう。そして明かされる、ダンブルドアとその一族に隠された誰も知らない秘密とは…?ニュート・スキャマンダー役のエディ・レッドメイン、ダンブルドア役のジュード・ロウをはじめ、ジェイコブ役ダン・フォグラー、クイニー役アリソン・スドル、ティナ役キャサリン・ウォーターストンら豪華キャストが続投し、さらに本作からグリンデルバルド役でマッツ・ミケルセンが参加。日本語吹替版も、ニュート役を宮野真守、ダンブルドア役を森川智之が続投するほか、過去にマッツ・ミケルセンの吹き替えを多く担当してきた井上和彦が、グリンデルバルドの吹き替えを担当するなど人気と実力を兼ね備えた超豪華キャストが大集結した。また、ホグワーツ城、ホグズミード村、クイディッチ、不思議なトランクや可愛い仲間のビーストたちとともに魔法の世界はますます広がり、魔法ワールド史上最高に迫力のあるダンブルドアの魔法アクションシーンも必見となっている。さらに『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』もBD&DVD発売世代を超えて、いまもなお多くの人を魅了し続けている「ハリー・ポッター魔法ワールド」。映画シリーズ第1作目の『ハリー・ポッターと賢者の石』が公開されてから20周年を記念し、2022年1月1日に米HBO maxにて『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』が公開されると、初の“同窓会”とその豪華さに世界中で大きな反響を呼んだ。先行してデジタル配信中の本作も、ついにブルーレイ&DVDとなって登場。そのリリースを記念して『賢者の石』から日本語吹替を務める、ハリー・ポッター役の小野賢章、ハーマイオニー役の須藤祐実が久しぶりの再会を果たした特別インタビュー映像を公開。インタビュー映像は、7月15日(金)、そしてハリー・ポッターの誕生日である7月31日(日)、本作リリース日の8月19日(金)と<再会編><裏話編><感動編>の3つのテーマで順次公開。ダニエル・ラドクリフやエマ・ワトソンたちと同年代であり、同じように成長してきた2人が感じる想い、それぞれにとっての「ハリー・ポッター」シリーズ、そして当時の思い出を語りつくす、必見のスペシャル映像となっている。『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は8月19日(金)よりブルーレイ&DVD発売・レンタル開始、デジタル配信中。『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』字幕版・吹替版は先行デジタル配信中、8月19日(金)よりブルーレイ&DVD 発売・レンタル開始ブルーレイ&DVDセット(2枚組)4,980円(税込)(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 2022年4月8日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Wizarding World™ Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.
2022年07月18日オースティン・バトラーが、ほぼ全編に渡り吹き替えなしでエルヴィスになりきって歌唱とダンスを行った映画『エルヴィス』。この度、“明日への願い”を込めて渾身のパフォーマンスを披露する、名曲「If I Can Dream」歌唱シーンの本編映像が到着した。しばらく音楽活動から離れていたエルヴィスが、自らの音楽的ルーツであるブラックミュージックへの情熱を呼び起こされ、歌手としての復帰を決意し、企画されたTVライブ特番「68カムバック・スペシャル」。映像には、特番で自らのメッセージを込めた「If I Can Dream」(楽曲邦題:「明日への願い」)を披露するエルヴィスが映し出される。若き敏腕ディレクターのスティーヴ・ビンダーとタッグを組み、数日間に渡る収録の末に制作された本番組は、全米瞬間視聴率70%超えとなり、完全復活を果たす。放送のさなか、ロバート・ケネディ大統領の暗殺が報じられ、キング牧師の暗殺も同年に起こるなど、国民の心に不安が広がる中でエルヴィスは、マネージャーのパーカー大佐の反対を押し切り、特番のフィナーレとして、この楽曲を披露する。激動のアメリカ社会において、なぜ人々がひとつになれないのか、なぜ分かりあえないのかと訴えるプロテストソングとなった本楽曲は、現代にも通じる愛と平和のメッセージに思わず胸が熱くなること必至だ。『エルヴィス』は公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:エルヴィス 2022年7月1日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2022年07月18日『屋敷女』『レザーフェイス-悪魔のいけにえ』の鬼才コンビによる『ザ・ディープ・ハウス』より予告編が解禁された。本作は、動画の登録者アップを狙い湖に沈んだ屋敷の撮影に挑むYouTuberの2人の若い男女が屋敷で想像を絶する恐怖に襲われる、ジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バスティロ監督の最新作。この度解禁となった予告編は、“警告!本編をご覧の際は、深呼吸をしてからご覧ください。”という物々しい警告文から始まる。そして、動画撮影のために“秘密の場所”を探しフランスの南西部に旅に出た一組のYouTuberカップル・ベンとティナは、湖畔で出会ったピエールに案内され、湖底に一軒の家が沈んでいるという湖にたどり着く。その湖の水面下は多くの魚が泳いでいるほど鮮明度のいい湖に見えたが、彼らが目指す屋敷の周りには立ち入り禁止の看板があるほか魚は一匹もいない様子…。ただならぬ雰囲気を感じつつも屋敷の中へ進むと、水中にいるはずのない人影を目撃。パニックに陥る2人は酸素のない水中で容赦なく襲い掛かるこの恐怖に耐えられるのか…!?思わず息をのむような衝撃映像に酸欠必至な予告編となっている。果たして、彼らは地上へ生還できるのか?エンドロール後まで見逃せない衝撃展開の連続は劇場で体感するにはうってつけだ。『ザ・ディープ・ハウス』は9月16日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2022年07月18日シリーズ最新作にして完結編『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』より特別映像が解禁された。前作『炎の王国』でパークが火山噴火により消滅、保護のためアメリカ全土へと連れてこられた恐竜たちが世界中に解き放たれてから4年経ったところからストーリーが展開する本作。クリス・プラットが演じるオーウェンは、クレアとメイジーと共に、ひっそりと山奥で暮らしており、そんな彼らの前にヴェロキラプトルのブルーが子どもと思しきラプトル、ベータとともに姿を現す。だが、密猟者たちによってベータがさらわれてしまう…。この度解禁された映像内で、本作で監督と共同脚本を務めたコリン・トレボロウが「『炎の王国』は局面を一変させ、シリーズの新境地を開いた」と語るように、恐竜と人類の関係は新たな局面へと入った。また、29年前にスティーヴン・スピルバーグが恐竜たちに息を吹き込み、シリーズの幕を開けた『ジュラシック・パーク』でメインキャラクターだったエリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)、イアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)、アラン・グラント博士(サム・ニール)ら、シリーズファンが興奮するレジェンドたちの参戦で、新旧キャストの世界が交わりながら「ジュラシック」シリーズは完結へと向かっていく。インタビューでは、本作から参戦するケイラ役のディワンダ・ワイズは「最終章にふさわしい」と語り、「2つの世界が交わるなんて最高のアイディア」(ローラ・ダーン)、「旧友と再会しつつ新たな出会いがある」「こんなアクションは見たことがない」(サム)、「本作はシリーズの集大成だ。期待に応えつつ、予想をはるかに超えてくる」(トレボロウ監督)、「恐竜たちは最恐にして最強だ」(ジェフ)とキャスト陣が本作への思いを語り、作品の出来栄えに自信を覗かせている。さらに、クレアとエリー・サトラー博士が行動を共にするシーンや、アラン・グラント博士とメイジー、そしてオーウェンの3人が並んでラプトルに立ち向かう姿、マルタ島での恐竜とのバイクチェイスなど、新旧キャラの共演や息を飲むアクションなどが収められており、本作の公開が待ち遠しくなる映像となっている。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は7月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 2022年7月29日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年07月17日ケイト・モス、リンダ・エヴァンジェリスタ、ナオミ・キャンベルをはじめ、数多くのスーパーモデルやセレブたちを虜にした天才メイクアップ・アーティスト、ケヴィン・オークインの人生を追ったドキュメンタリー『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』の公開が決定。併せて、ポスタービジュアル及びメインスチールが解禁された。1990年代、細眉、リップライナーが流行、そして光と影を駆使して立体感を出す「コントゥアリング」が爆発的に広まった。その革新的なモードメイクによって世界を席巻したのは、21才の若さでレブロンのULTIMAのクリエイティブ・ディレクターとして起用され、資生堂ブランドINOUIの全盛期のクリエイターだったことでも知られる天才メイクアップ・アーティスト、ケヴィン・オークイン。しかし、頂点を極めた彼は、頭痛と共に精神的苦痛に長年悩まされ、鎮痛剤の中毒で2002年に40歳の若さで突然の死を遂げる。本作では、時代を作ってきたケヴィンが、飾りすぎることを認めない風潮だった時代につけまつげを使ったり、極細眉を流行らせたり、全世界で2000万枚を売り上げたジャネット・ジャクソンのアルバム「Janet.」のジャケットの撮影をした際の裏話を紹介するほか、美の多様性を意識したライザ・ミネリのメイクや、ブルック・シールズらに男装させる性差をも超えるメイクで、美の固定観念に挑戦していた姿も紹介。CFDAファッションアワードのベスト・メイクアップ・アーティスト賞を史上初めて受賞したほか、著書がベストセラーになったり、「セックス・アンド・ザ・シティ」に本人役で出演するなど輝かしい功績を残した一方、保守的なルイジアナで同性愛差別に遭ったり、末端肥大症による鎮痛剤中毒で苦しんでいた影の部分にも迫る。この度解禁されたのは、グラフィックデザイナーの潟見陽によるポスタービジュアルで、鏡に映った魅惑的な女性像は、80年代を代表するイラストレーター・山口はるみによる作品「ルック(Look)」。70年代のパルコの広告として描かれたこの作品の女性は、男性目線のエロチシズムから解き放たれ、自身の存在を謳歌しているように見え、本作で語られる「メイク術で個性を際立たせ、多様な美しさを生み出す」というケヴィン・オークインの思想に通じている。『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』は10月7日(金)より渋谷ホワイトシネクイントにて先行公開。10月14日(金)よりアップリンク吉祥寺、10月29日(土)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー 2022年10月7日より渋谷ホワイトシネクイント、10月14日よりアップリンク吉祥寺、10月29日より横浜シネマ・ジャック&ベティほか全国にて公開©2017 Mr. Valentine LLC
2022年07月15日2018年、熱狂的な口コミにより観客動員数220万人・興行収入31億円を突破した『カメラを止めるな!』をフランスでリメイクした『キャメラを止めるな!』の公開に合わせ、オリジナル版・リメイク版両方に出演する竹原芳子と、オリジナル版で監督役を務めた濱津隆之が出演するWEB版特別CMが解禁。さらに、日本語吹替版冒頭3分が特別公開された。オリジナル版と同じく、ゾンビ映画を30分間ワンカットで描くという設定に加えて、日本で作られた大ヒット作をフランスでリメイクするという、現実ともリンクする構造が重ねられている本作。竹原さんはオリジナル版と同様、ロマン・デュリス演じるフランス人監督・レミーに無茶ぶりをし、現場を大混乱させるプロデューサー、マダム・マツダ役を演じている。今回のCMで描かれるのは、本作の前日譚ともいえる、オリジナル版『カメ止め!』とリメイク版『キャメ止め!』をつなぐような物語。濱津さん演じるオリジナル版の日暮監督に、竹原さん演じる笹原プロデューサーが『カメ止め!』の劇中劇『ONE CUT OF THE DEAD』がフランスでリメイクされることを伝える。『ONE CUT OF THE DEAD』が日本でヒットした後、フランスにリメイクの話が持ち込まれるまでのオリジナルとリメイクをつなぐ内容となっているが…。さらに公開を記念して、この特別CM映像と合わせて日本語吹替版の冒頭3分も特別解禁された。『キャメラを止めるな!』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャメラを止めるな! 2022年7月15日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開
2022年07月15日「ジュラシック」シリーズの最新作にして完結編『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』より特別映像が解禁。また、恐竜の目撃情報を収集する新サイト<ディノトラッカー>が公開された。シリーズ第1作目で活躍したサム・ニール演じるアラン・グラント博士、ローラ・ダーン演じるエリー・サトラー博士、前作でカムバックしたジェフ・ゴールドブラム演じるイアン・マルコム博士といったレジェンドキャラクター達の登場が発表され、大きな注目を集める本作。大ヒットシリーズの最終章を飾るに相応しい壮大なストーリー、映像技術、そしてエンターテインメント性など全てにおいてフルスケールアップしている。この度解禁された特別映像では、シリーズに登場する女性キャラクターたちにフォーカスし、エリー・サトラーと、本作のヒロインのクレア、および最新作に登場する女性キャラクターたちを紹介している。映像は、未だかつて誰も見たことのない“恐竜”を現代に蘇らせ、そのリアルでスリリングな映像体験で世界中の人々の心を躍らせ映画史を塗り替えた1993年公開の名作『ジュラシック・パーク』のワンシーンからスタート。映像の冒頭には本作で見事なカムバックを果たすアラン・グラント博士役のサム・ニール、エリー・サトラー博士役のローラ・ダーン、イアン・マルコム博士役のジェフ・ゴールドブラムといった、レジェンドキャスト3名の約30年前の姿が収められている。『ジュラシック・パーク』にてヒロインを演じたローラは「『ジュラシック・パーク』製作時から感じた。エリーはこれまでにないキャラクターだとね。女性キャラクターがアクションをすることに大きな意味があった」と当時をふり返る。ジュラシック・パークが崩壊し、外部にSOSの連絡を入れるため電気を復旧させに向かおうとする場面では、女性だからと心配して止めようとするジョン・ハモンド(ジュラシック・パークの創設者)の言葉も意に介さず、「性的偏見の話は別の機会に」と言い残して去っていく。また森の中を逃げ惑うシーンではアクションにも果敢にチャレンジ。ヴェロキラプトルに突破されないよう身を挺してドアを支える場面など、自らの危険をいとわない姿も見られた。また、『ジュラシック・ワールド』にてヒロインのクレアを演じるブライス・ダラス・ハワードは「古植物学者であるエリーはとても象徴的で重要なキャラクター。彼女の功績は、映画を観た若者に勇気と刺激を与えたこと」と話し、“先輩”であるエリー博士の功績を称えている。さらに、「女性キャラクターが一人一人違うから素晴らしい。誰も型にはまらずただ強く優しいだけの女性は一人もいない」と本シリーズの女性の描き方についても言及。ブライスが話すように従来多く描かれてきたような保守的なヒロインではなく、自ら目の前の困難に積極的に立ち向かい戦う、まるでヒーローのような女性キャラクターが本シリーズには多数登場しているのだ。前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』より登場し、訳あって本作ではクリス・プラット演じる主人公のオーウェンとブライスと一緒に山奥で家族のように暮らしている、メイジー・ロックウッド役のイザベラ・サーモンはシリーズで登場する女性キャラクターについて「メイジーにはお手本が沢山いる。強くて気性が激しい母親代わりのクレア、知的で賢くパワフルなエリー博士、超狂暴でタフなパイロットのケイラもいる。すごく強くて自立した女性ばかり」と話す。本作では彼女たちのマインドを受け継ぎ、思春期の少女とは思えないほど頼もしい姿を見せている。さらに、オーウェンと同じ退役軍人という過去を持ち、現在は裏社会で雇われ貨物パイロットのエースとして活躍しながら生活を送る“超狂暴でタフなパイロット”新キャラクター・ケイラ役のディワンダ・ワイズは「女性キャラクターの描き方は最初から優れていたけど個性や深みがどんどん増してる。ケイラもその一人」と自身が演じたケイラについてコメント。そんなエリー、クレア、メイジー、そしてケイラなど様々な女性キャラクターが活躍する姿に勇気と刺激をもらえるはず。女性キャラクターの描き方にも注目しながら、約30年続く特大ヒットシリーズの集大成を見届けたい。さらにこの度、DPW(Department of Prehistoric Wildlife=先史時代野生生物機関)が運営する恐竜の目撃情報収集サイト<ディノトラッカー>が公開。最新の恐竜の出現報告や市民による目撃投稿などを提供し、世界中の恐竜目撃情報や恐竜の生体情報、そして攻撃性レベルを確認することができる。日本各地での目撃情報も投稿されており、宮島付近を飛行するディフォルモドンの群れや芦ノ湖の上空でのプテラノドンなどの姿もとらえられている。映画の世界観を体感できるサイトとなっている。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は7月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 2022年7月29日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年07月15日公開中の『X エックス』より、本作で登場する殺人鬼・パールに関する衝撃の事実が解禁。実はヒロインを演じたミア・ゴスの1人2役だったことが明かされた。ポルノ映画で一攫千金を狙う若者たちが老夫婦に恐怖のどん底へと突き落とされる本作。この度、そんな彼らの若さと美しさに異様な執着をみせる史上最高齢の殺人鬼・パールは、実はヒロイン・マキシーンを演じたミア・ゴスの《1人2役》だったことが判明!公開前に行われた試写会でも、このミア・ゴスの1人2役に気づいた人はほんのわずか。エンドクレジットをみて初めて気づき衝撃を受けた人も少なくない。この大胆で驚くべきキャスティングを引き受けたミア・ゴスは、演じたパールについて「彼女はエキセントリックだけど、極端なほど無邪気。時代のせいで自分らしく生きることができなかった」と同情の声をあげる。それも、1979年という舞台設定が大きく関係しており、気難しく排他的な夫ハワードは第一次、第二次世界大戦に従軍した退役軍人であり、同じく妻のパールも時代の波にのまれ、農場以外の世界を知らずに若い時代を自由に過ごすことができなかった哀しい過去を背負ったキャラクターとして描かれている。「マキシーンとパールを同じ俳優に演じてもらいたいと思っていたけど、本当にそれを演じられる女優がいるかどうか分からず心配だった」と語るタイ・ウェスト監督。クレール・ドゥニ監督の『ハイ・ライフ』、ルカ・グァダニーノ監督の『サスペリア』に出演していたミア・ゴスの演技に惹かれ、この難役に抜擢。若さと老いのあわせ鏡のような両役を熱演し、ミア・ゴスは映画初主演を飾った。若くて輝かしいヒロインのパールと果たせなかった夢へ後悔の念を持つ老婆パールの関係性を合わせ鏡のように描いた本作だが、「初めて話したときから、彼女は両方を演じられると確信した。彼女は、夢に向かって突き進む情熱と、夢を手に入れることができなかった恐怖や哀しみ、それぞれに共感していたからね」と続ける。1人の女優によって演じられた2人の女性は、お互いに自分が持っていないものを欲しがり、それを手に入れるためにはなんだってやろうとする。物語が進むにつれ、2人の関係はより親密で、より緊張感のあるものへと変化していく。老婆を演じるにあたって毎回9時間ほどかけて特殊メイクを施し、ボイストレーニングも行い、時間をかけてパールの不安定な動きを習得していった。そんなミア・ゴスの熱演も必見だ。また『X エックス』公式サイトでは、鑑賞後の観客に向けてネタバレありの特別解説ページを設けている。タイトル「X」に秘められた意味や本編になにげなく写し込まれた小道具やセットに隠されたとんでもない伏線などが掲載されており、映画を観たあとに答え合わせをしてみるのも楽しいだろう。『X エックス』はTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:X エックス 2022年7月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022 Over The Hill Pictures LLC All Rights Reserved.
2022年07月15日レア・セドゥ主演最新作『ストーリー・オブ・マイ・ワイフ』より、イルディコー・エニェディ監督のインタビューが解禁となった。本作は、第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作で、『心と体と』(18)でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したハンガリーの鬼才イルディコー・エニェディ監督の最新作。賭けから始まった愛と嫉妬、騙し合いを描く、大人のラブロマンスだ。イルディコー・エニェディ監督は、ミラン・フストの小説を映画にしたいと思ったきっかけについて、「私は今までオリジナルの脚本を書いていました。文学作品を映画化するのはこれが初めてです。この本は夫婦に関するものですが、彼はこの大きな問い=すなわち“地球上でのこんなささやかで短い生涯をどう生きるのか?”について語っており、この問いをフランス人の女性である妻を理解しようとした貨物船船長の視点から深掘りしていきます。実のところ、彼女を通して人生を理解したいだけなのです」と、この物語は貨物船長のヤコブの視点のみで語られていると明かす。ヤコブの賭けにより出会ってすぐに結婚したという、一瞬で男性を虜にする小悪魔的なリジーを演じたレア・セドゥについては、「生活態度、人生へのアプローチに取り組むことで、レアがリジーを単に演じるのではなく、秘密や美しい不規則性を抱えた実在の人物としてリジーになりきってもらえるための余地を残そうとしました。私たちは性分として常に結論を求めます。シーンが終わるたびに、私たちは本能的に“ああ、彼女はこんな事を企んでるな”と考えます。レアは観客のこの確信を揺るがし、他の手がかりをほのめかすことができる女優です」と絶大な信頼を寄せた。そして、本作が原作になかった7つの章立てになっている意図については「原作は、心象風景を表す長大でとりとめのないモノローグ、自己分析と反省を連ねたものでした。私がストーリーラインを形作ったとき、ヤコブにとって何度も自分の失敗を次こそは正しいアプローチを選択するという、思考回路の道筋をつくりました。彼は自分の認識を『再起動』します。自分の周りで何が起こっているかを把握したいと躍起になり、主導権を取り戻したいと思っています。これらの章の見出しは、観客が落ち着いた瞬間、彼/彼女が経験したことを評価する瞬間、リジーとヤコブの曲がりくねった物語の中で新しい冒険の準備をするタイミングとして機能するように考えました」と語っている。『ストーリー・オブ・マイ・ワイフ』は8月12日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、ユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ストーリー・オブ・マイ・ワイフ 2022年8月12日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、ユーロスペースほか全国にて公開© 2021 Inforg-M&M Film – Komplizen Film – Palosanto Films – Pyramide Productions - RAI Cinema - ARTE France Cinéma – WDR/Arte
2022年07月15日フランスを代表する名女優カトリーヌ・ドヌーヴと、本作でセザール賞最優秀主演男優賞を受賞したブノワ・マジメルが共演した映画『愛する人に伝える言葉』の予告編が公開。フリーアナウンサー・笠井信輔がナレーションを務めた。予告編では、ブノワ演じる膵臓癌を宣告されるバンジャマンが、主治医から余命を告知され、カトリーヌ演じる母クリスタルの悲しみに暮れる姿が映し出される。バンジャマンは、名医ドクター・エデから「一緒に進みましょう」と声をかけられ、様々な葛藤に苛まれながらも、死と対峙していく。今回が初の映画予告編のナレーションだったという笠井さんは、「これは、末期がんを悲しむ映画ではありません。人生の終点までどう生きればいいのか?そして、どう見送ってあげればいいのかを優しく教えてくれるのです。がんサバイバーの私も希望と気づきを頂きました」とコメント。監督のエマニュエル・ベルコは「この映画は人生の讃歌だ」と語っている通り、本作は死を語ることで逆説的に生を描き、その尊さを見つめる作品となっている。『愛する人に伝える言葉』は10月7日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:愛する人に伝える言葉 2022年10月7日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開© Photo 2021 : Laurent CHAMPOUSSIN - LES FILMS DU KIOSQUE
2022年07月15日ソニックのハリウッド実写映画化『ソニック・ザ・ムービー』の待望の続編『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』より、前作超えの激闘を予感させる日本オリジナル新ポスタービジュアルが到着した。今回のビジュアルは、本国パラマウントのクリエイティブチームが、日本のためだけに全く新しいデザインを組んだ。陸・海・空、全てを股にかけたハイスピードバトルが展開される本作。海底からは謎の巨大宮殿、空では航空機が飛び、マスターエメラルドの閃光がソニック&テイルス、ナックルズ&ドクター・ロボトニック、と“正義”と“悪”の陣営を分かつような構図になっており、目にもとまらぬ激闘を予感させる。本作は、日本に先立ち公開を迎えた世界各国で初登場1位のハイスピードスタートを切っており、全米では前作を大幅に上回るオープニング3日間興行収入7,210万ドルを記録、累計興収も前作を上回る1億9,056万ドルを達成し、自らが打ち立てていたゲーム原作映画史上最高興収記録を更新。公開から3か月で全世界興行収入は4億ドル(約540億円=1ドル135円換算)を突破した。前作に引き続きメガホンをとったジェフ・ファウラー監督は「アクションはもちろん、ユーモアやハートもパワーアップしている。観客はソニックとより大きな絆で結ばれるだろう」と完成に自信を見せ、「ソニックは自分の目的を理解しようとしながら友情を探し求める、とても親しみの持てるキャラクターだ。そして観客が前作のソニックに夢中になったように、テイルスとナックルズも好きになってもらいたいんだ」とコメントしている。『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』は8月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2022年07月15日フィンランドの国民的画家ヘレン・シャルフベックの画業と人生を決定づけた1915年から1923年の時代を描いた『魂のまなざし』。この度、抑圧的な男性社会に臆せず、内から湧き出る情熱に従ったヘレンの凛とした姿を象徴する冒頭映像が解禁となった。ヘレンは幼少時から絵の才能を見込まれ、奨学金を得て18歳の時にパリへ渡り、20代の大半をパリで過ごした。しかし祖国に戻ると、美術界を支配する保守的で権威主義的な男性社会の中で、真実を追求する自由な魂は疲弊し、そこから逃亡することになる。解禁となった映像では、そんな田舎での母親との10年あまりに及ぶ半ば隠遁生活の中で、ヘレンはインタビューを受けることになる。「さっさと進めましょう。インタビューは苦手だから」とヘレンが静かに言うと、「わかります」と同意するインタビュアーに、少しビックリしたかのように目を上げる。インタビュアーから「その理由は?」と聞かれると、少し考えるように「つい間違ったことを言うから。何を言っても誰かを怒らせる」と、遠くを見てほほ笑むヘレン。インタビューが続く中、貧相な家で絵を描くヘレンの姿と共に、四季折々の田舎の庭が美しく映し出されている。「10年以上、美術界から距離を置いてますね」と聞かれると、ヘレンは「私のことは書かないで、注目をされたくない」と言い、「ご自分の作品をどう説明しますか?なぜ戦争や貧困を描くのか。その題材は...女流画家にふさわしくない」と返されると、少し呆れたように「画家が描くときは、作品の説明など考えない。着想は内側と外側から同時にわき起こる。女流画家のレッテルもはられたくない。一人の画家だから」と応じるのだ。この時代に自立し、強い意志を持っていたヘレン。どん底であっても絵を描くことを諦めず、背筋を伸ばして歩いていったヘレンのひたむきで凛とした姿が映し出されている。『魂のまなざし』は7月15日(金)よりBunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:魂のまなざし 2022年7月15日よりBunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開©Finland Cinematic
2022年07月14日マーベル・スタジオ劇場映画の最新作として7月8日(金)より公開するやいなや、公開3日間で興行収入5億8,601万円を記録し、『トップガン マーヴェリック』を押さえ週末動員ランキングでNO.1を獲得する大ヒットスタートを切った『ソー:ラブ&サンダー』。今回、そんな本作を見た観客のみならず、スタッフやキャストまでも夢中にさせている、あのヤギの特別映像が解禁となった。本作が公開されて以降、SNS上では「ヤギの存在感w」「ヤギに何度も笑わせられたw」「ヤギがたまらん」「ヤギうるせぇ、実際いたら怖いけど、嫌いになれないw」と、ヤギに関する投稿が数多く寄せられている。そのヤギとは本作で初登場となったキャラクターで、ソーやマイティ・ソーたちが乗り込むヴァイキング船を引っ張る2匹の巨大なヤギ、トゥース・グラインダーとトゥース・ナッシャーのこと。予告編などにも登場するこのチャーミングなヤギは、その巨大な身体で暴れまわり「メェー!」とデカい強烈な鳴き声を響かせて存在感を存分に発揮。公開前から本作での戦いの鍵を握る(?)キャラクターとして注目を集めてきた。今回解禁されたのは、そんな本作に出演したヤギ・コンビの片方トゥース・ナッシャーを演じた“デヴィン”について、本作のメインキャストでもあるソー役のクリス・ヘムズワース、マイティ・ソー/ジェーン役のナタリー・ポートマン、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソン、そして監督&コーグ役のタイカ・ワイティティが語る特別映像だ。「メリル・ストリープやマーロン・ブランドと肩を並べる名優」と大絶賛するタイカ監督を皮切りに、ナタリーやテッサも相次いでデヴィンをべた褒め。しかし、肝心の主人公であるクリスだけは“デヴィン”に嫉妬心全開、本作で注目の的となっている“デヴィン”が気に入らないという素振りを見せる。しかし、そんなクリスたちの傍で、スタジオの小道具やおやつに夢中になっている“デヴィン”のなんとも微笑ましい姿も見ることができる映像となっている。ヤギのキャラクターづくりが一番大変だった?スタッフたちのヤギへの想い本作を手掛けたスタッフたちも、このヤギに対して並々ならぬ想いを語っている。タイカ監督と共に脚本を手掛けた、ジェニファー・ケイティン・ロビンソンは「この作品でファンに最も気に入られるのは、多分、あのヤギたちでしょうね。2匹のヤギ(トゥース・ナッシャーとトゥース・グラインダー)は間違いなくスターですよ」と自信満々にコメント。ヤギのキャラクターデザインを担当したクリーチャー&プロスセティック・デザイナーのアダム・ヨハンセンは、「あのヤギたちの存在感を演出することがとても重要だったんです。一つずつ毛を打ちつけ、合成毛皮を染めたり、それは私たちが手掛けたどの作業よりも、おそらく一番難しい仕事だった思います。撮影現場で私たちが作ったヤギたちをお披露目したときの反応は上々でしたよ」と、ソーやマイティ・ソーたちに並ぶような存在感を出すために、こだわって作られていたようだ。そんなヤギがソー、マイティ・ソーと共に観客を運んでいくのは、何が起こるか分からないソーの新章となっている。『ソー:ラブ&サンダー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソー:ラブ&サンダー 2022年7月8日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年07月14日間もなくブルーレイ&DVDの発売が開始される『モービウス』より、本編映像が公開された。本作の主人公は、自身と同じ血液の難病に苦しむ人たちを救うことに情熱を燃やす天才医師であるマイケル・モービウス。コウモリの血清を投与するという危険な方法を自分の体を使って試し、驚くべき能力を手にする。人間としての尊厳を失わない自制心を持とうと葛藤する姿と、血への渇望を抑えきれないという二面性を持つ、ヒーローでもヴィランでもない深みのあるキャラクターだ。マイケル・モービウスを演じるのは『ダラス・バイヤーズクラブ』で第86回アカデミー賞助演男優賞を受賞、徹底した役作りで知られるジャレッド・レト。親友マイロ役には「ドクター・フー」「ザ・クラウン」などでも知られる英国俳優マット・スミス。日本語吹替版には、モービウス役に『アベンジャーズ』シリーズでキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャ ース役の吹き替えでも知られる中村悠一、マイロ役に「銀魂」の坂田銀時役などの杉田智和と豪華声優が集結している。この度公開されたのは、天才医師マイケル・モービウスが、“モービウス”に変貌してしまう衝撃のシーン。幼い頃から患っている血液の難病の治療法を見つけ出そうと、コウモリの血清を投与するという危険な方法を自身に試すマイケル・モービウス。この実験により、彼の身体は驚くべき変化を遂げ、超人的な筋力、スピード、飛行力に加え、周囲の状況を感知するレーダー能力まで手にする…。法的に禁じられた実験のため、密航船で国際水域まで離れ、海上で同僚マルティーヌと2人でひっそりと実験を行うモービウス。危険な結果になることは予測できていたモービウスは、血清を打ったあと隔離部屋で診療台に横たわりベルトをくくりつけていた。しかし、だんだんと体に変化が現れ、密航を請け負っている乗組員たちもただ事ではない異変に気づくが…。緊迫感漂うVFX満載のシーンとなっている。本作は、デジタルが先行配信中。今月リリースされる日本限定プレミアム・スチールブック・エディションには、NGシーンなど撮影の舞台裏がみられる特典映像が多数収録されるほか、ここでしか手に入らない全16種のポストカードが入ったポストカードブックレットとオリジナルステッカーが、特製の透明デザインアウターケースに格納されている。『モービウス』ブルーレイ&DVDは7月27日(水)より発売開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モービウス 2022年4月1日より全国にて公開© & TM 2020 MARVEL
2022年07月13日カトリーヌ・ドヌーヴとブノワ・マジメルの共演で大きな話題となった『De son vivant (原題)』が、邦題『愛する人に伝える言葉』として、10月7日(金)より全国にて公開されることが決定した。人生半ばで膵臓癌を宣告されたバンジャマンは、母のクリスタルとともに、業界でも名医として知られるドクター・エデを訪れる。ふたりは彼に一縷の希望を託すも、エデはステージ4の膵臓癌は治せないと宣告。そしてショックのあまり自暴自棄になるバンジャマンに、エデは病状を緩和し生活の質を維持するための化学療法を提案。またクリスタルは、ドクター・エデの助けを借りて息子の最期を出来る限り気丈に見守ることを心に決めるのだが…。主人公バンジャマンを演じるのは、『ピアニスト』でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞、本作でセザール賞最優秀主演男優賞を受賞したブノワ・マジメル。バンジャマンの母親役には、フランスを代表する名女優で是枝裕和監督の『真実』にも出演したカトリーヌ・ドヌーヴ。主人公を献身的に看病し、愛情を寄せる看護婦役には、『モンテーニュ通りのカフェ』などで知られるセシル・ド・フランス、そして主治医のドクター・エデには、実際に現役の癌専門医であるガブリエル・サラが扮している。監督は、『太陽のめざめ』でカンヌ国際映画祭のオープニングを飾ったエマニュエル・ベルコ。監督が「この映画は人生の讃歌だ」とコメントするように、フランスを代表する名優の共演で、癌を宣告された主人公と母親が死と対峙していく過程を描く感動作となっている。『愛する人に伝える言葉』は10月7日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年05月31日キーラ・ナイトレイ主演『彼女たちの革命前夜』より予告編が解禁された。世界三大ミスコンテストの一つである「ミス・ワールド」で、実際に起こった前代未聞の大騒動を映画化した本作。『はじまりのうた』のキーラ・ナイトレイ、『女神の見えざる手』のググ・バサ=ロー、『ジュディ 虹の彼方に』のジェシー・バックリーら豪華キャストの共演で、誰もが楽しめるエンターテインメント作品となっている。この度解禁となった予告編は、ミス・ワールド出演者の物真似をする孫を褒める母親に対し、サリー(キーラ・ナイトレイ)が注意をするシーンから始まる。1970年にロンドンで開催されたミス・ワールドの世界大会。出場者は理想のスリーサイズを求められ、まるでモノのように品定めされていた。司会はアメリカの人気コメディアンであるボブ・ホープ(グレッグ・キニア)。彼はいままでの優勝者と関係を持った経歴がある。そんな女性を見せ物にするミス・ワールドをぶっ壊そうと、サリーやジョー(ジェシー・バックリー)が立ち上がることになった。一方でミス・グレナダとして出場をするジェニファー(ググ・バサ=ロー)は自身が大会で優勝をすることで、故郷の少女たちに夢を与えたいという目標を持っていた。そして迎えた大会当日。多くの観客が会場に詰めかける中、司会のボブ・ホープは「私はケダモノではない。だが、常に女性に触れてたい」と冒頭からジョークを飛ばす。会場に潜入をしていたサリーらはこの言葉にショックを受け、準備をしていた抗議デモを始めるのだが…。出演者と主催者、そして開催を阻止しようとする女性たち、それぞれの思惑が交差する群像劇に期待が高まる映像となっている。『彼女たちの革命前夜』は6月24日(金)よりkino cinema横浜みなとみらい、kino cinema立川高島屋S.C.館、kino cinema天神ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女たちの革命前夜 2022年6月24日よりkino cinéma 横浜みなとみらい・立川髙島屋 S.C.館・天神ほか全国にて公開© Pathé Productions Limited, British Broadcasting Corporation and The British Film Institute 2019
2022年05月31日トム・クルーズが出演する映画『トップガン マーヴェリック』が5月27日に公開スタート。この度、本作の初週興行成績が発表され、29日までの3日間で動員数747,192人、興行収入1,157,564,620円を記録したことが分かった。幾多の公開延期を経て、先週、ついに公開を迎えた本作。平日にもかかわらず、初日から全国の劇場で満席回が続出、週末2日間では動員:524,843人/興収:824,711,300円を記録した。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の初日3日間興収8億6,830万1,500円を遙かに超え、近作でも、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(10億5,573万3,460円)、『シン・ウルトラマン』(9億9,341万0,050円)などを超える偉大な結果に。また、ラージフォーマット(IMAX、4D、Screen Xなど)が高稼働を見せ、地方・ローカルの興行収入比率が67.8%と高い数値を記録し、都心比率が高くなることの多い洋画大作の傾向を打ち破り、日本全国に広がっている。一方、アメリカもホリデーにあたる週末のため暫定値ながら、4735館で公開され約1億2,400万ドル(約157億円)を記録。これはアメリカでのトム・クルーズの出演作の歴代No.1オープニングという映画史に残る華々しいジェットスタート(過去No.1は、『宇宙戦争』の6,487万ドル)。祝日を合わせた4日間では、暫定1億5,100万ドルにのぼるとみられている。世界各国でもイギリス、フランス、ブラジルなど32の地域でトム・クルーズ史上No.1オープニングを打ち立て、フランス、オーストラリアなど18の地域ではパラマウント・ピクチャーズの実写映画史上No.1オープニングとなっている。そして「ロッテントマト」では、批評家レビューが96%フレッシュ&一般観衆のオーディエンススコア99%、日本でもYahoo!映画で★4.7、Filmarksで★4.6(いずれも22年5月30日正午時点)という高評価。観客からは「ストイックにアクション映画界の最前線をマッハ10で駆け続けてきたトム・クルーズだからこそ圧倒的説得力を持つ奇跡のような傑作」、「ありがとうトム。ありがとう全てのスタッフ」「お手本のような大傑作。極上の映画体験をありがとう!感謝!」、「最高に胸熱だった!まだ、心臓がバクバクしてる」、「ボロッボロに泣いた…劇場で観ることができて本当によかった…」などと多くの感想が寄せられているほか、上映後には自然と拍手が巻き起こる劇場もあったという。『トップガン マーヴェリック』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年05月30日ディズニーの名コンビの新たな物語を描くオリジナル長編映画『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』。5月20日(金)より配信開始されたばかりの、最新作でしか見られない“サプライズ”に注目する。「チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ」(’89)から30年後の現代が舞台となる本作。ショービジネスを引退しそれぞれ別の生活を送っていたチップとデールが、警察からの緊急依頼が舞い込んだことにより再びレスキュー・レンジャーズとして冒険に挑んでいく様子を、実写×CG×2Dアニメーションが融合した“ハイブリッド実写CGアニメーション”で描いていく。チップとデールの出会いが判明?ディズニーファンは見逃し厳禁!しっかり者のチップとお調子者のデールは、相性抜群なコンビネーションでいたずらを仕掛けたり、トラブルを解決したりと様々な場面で活躍してきた。愛くるしい見た目と憎めない性格から、1943年のスクリーンデビュー以来世界中で愛されてきたシマリスコンビだ。最新作ではそんな2人の驚きの出会いと子どもの頃の思い出が描かれている。性格が真反対の凸凹コンビはどのように仲が深まっていったのか?また、ハリウッドで“レスキュー・レンジャーズ”として活躍するに至るまでにはどんな経緯があったのか?本作で明らかになる、その衝撃の真実と過去も気になるところだ。まるで“現代人”!これまでにないチップとデールの姿に注目本作の舞台は1990年代に一世を風靡したアニメーション「チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ」のブームが過ぎ去った、30年後の現代のロサンゼルス。一躍時の人として栄華を誇ったチップとデールだったが、デールが突然自分一人の番組を始めると言い出し、ショービズ界の流行のスピードも相まって、なんと“番組打ち切り”を宣告されていたのだった。アニメーション版では、危機を前に仲間と共に様々な冒険に繰り出す、ファンタジーな物語が描かれてきたが、本作ではTVシリーズの打ち切り後、チップは保険のセールスマンに、デールはCG手術を受け、古い友人たちとファン・コンベンションで再びスターになることを夢見ていた、という現実的なシチュエーションとなっている。かつての仲間モンティの誘拐事件を解決すべく再集結したチップとデールだったが、久しぶりの再会に気まずい空気が流れ、ちぐはぐな雰囲気に。デールのせいで番組が打ち切りになったことを、チップはいまでも根に持っているようだ。人間関係や仕事、ショービズ界のリアルな様子が面白くもリアルに描かれ、シュールなユーモアがプラスされたチップとデールの姿が見られるのも最新作の魅力だ。名作から飛び出したディズニーキャラクターたちのカメオ出演アニメーションと実写が融合した『ロジャー・ラビット』(1988年公開)では、ミッキーの仲間達が多数カメオ出演し、ディズニーファンやカートゥーンファンの間で伝説的な作品としていまでも支持されている。この度のチップとデール最新作では、アニメーション、実写に加えてCG技術も融合し、『ロジャー・ラビット』からロジャー、『美女と野獣』のルミエールや『白雪姫』のスニージー(くしゃみ)、『リトル・マーメイド』のフランダーなど、1950年~1990年代に公開された名作キャラクター達が大集結。さらに、敵キャラとして登場する「ボブ」は昔のままのCG技術として描かれており、細かい目線の動きが表現されていないことをチップとデールに「僕たちに話してる?(目線が)窓の方を見てる」といじられたり、ヌルヌル動くVFX技術の猫人間を見て「アニメーションはリアルに見えて間違いだらけ」と皮肉られたりなど、普段のディズニー作品ではあまりない毒々しさも感じられる。これらのキャラクターは公開中の予告編でも確認できるが、本編でも多くのキャラクターが登場している。自分のお気に入りのキャラクターが出演しているか探してみるのもきっと楽しいだろう。『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』はディズニープラスで独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年05月29日『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で誕生したマルチバースの世界観の中で生まれた新たなマーベルのキャラクターをジャレッド・レトが演じた『モービウス』 が、6月8日(水)よりデジタル配信開始、7月27日(水)よりブルーレイ&DVDがリリース決定。特典映像シズルクリップ&予告編が解禁となった。自身と同じ血液の難病に苦しむ人たちを救うことに情熱を燃やす天才医師マイケル・モービウス。 人間としての尊厳を失わない自制心を持とうと葛藤する姿と、血への渇望を抑えきれないという二面性を持つ、 ヒーローでもヴィランでもない深みのあるキャラクターを演じるのは、徹底した役作りで知られ、『ダラス・バイヤーズクラブ』で第86回アカデミー賞助演男優賞を受賞したジャレッド・レト。同じ病気を抱える親友マイロ役で「ドクター・フー」「ザ・クラウン」などでも知られる英国俳優マット・スミスの怪演も見どころとなった。日本語吹替版も、モービウス役に「呪術廻戦」の五条悟役、『アベンジャーズ』シリーズでキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役の吹替でも知られる中村悠一、 マイロ役には、「銀魂」の坂田銀時役などで知られる杉田智和と豪華声優が集結した。完全数量限定で発売する【日本限定プレミアム・スチールブック・エディション】には、全16種のポストカードが入ったポストカードブックレットとオリジナルステッカーを特製の透明デザインアウターケースに格納。また、NGシーンや、撮影の舞台裏を描いたメイキングなど、30分以上の特典映像を収録する。『モービウス』は6月8日(水)よりデジタルセル配信、6月22日(水)よりデジタルレンタル配信、7月27日(水)よりブルーレイ&DVD&UHD発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モービウス 2022年4月1日より全国にて公開© & TM 2020 MARVEL
2022年05月29日伝説的ラッパー“2パック”と“ノトーリアス・B.I.G.”が人気絶頂期に暗殺された未解決事件を、実話に基づき映画化した『CITY OF LIES』が、邦題『L.A.コールドケース』として8月5日(金)より公開されることが決定した。1997年3月。全米に衝撃を与えたノトーリアス・B.I.G.の暗殺事件が勃発。その担当刑事だった元ロサンゼルス市警察署のラッセル・プール(ジョニー・デップ)は、事件から18年が経過したいまも、未解決事件の真相を追い続けていた。ある日、彼のもとに事件の謎を独自に探っていた記者ジャック(フォレスト・ウィテカー)が訪れる。なぜプールが家族や友人に避けられるようになってまでこの事件に執着しているのか、そこから捜査が進まない原因を突き止めようとする。さらに、プールはノトーリアス・B.I.G.の事件に警察官たちの関与を疑い捜査を深めていく。そして、プールとジャクソンは手を組み複雑に絡む事件の真相に迫るが…。90年代にアメリカ音楽界を激震させた、HIPHOP界の大スター“2パック”と“ノトーリアス・B.I.G.”の射殺事件。全米に衝撃を与えた伝説的な2人のラッパーの死は様々な憶測を巻き起こし、対立する所属レーベル同士の報復合戦が招いた悲劇とも噂されたが、現在に至るまで犯人は特定されず、真相はいまだに深い闇に包まれている。本作は、このアメリカ史上最も「悪名高い(ノトーリアス)」と称される未解決事件の謎に肉迫し、底知れない巨大な闇を鋭く抉り出した渾身のクライム・サスペンスだ。実在した主人公の元刑事ラッセル・プールを演じたのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジョニー・デップ。プールとともに事件解明に奔走する記者のジャックには、『ラストキング・オブ・スコットランド』(06)でアカデミー賞男優賞を受賞し、今年のカンヌ国際映画祭で“名誉パルムドール”を受賞した名優フォレスト・ウィテカー。監督は『リンカーン弁護士』(11)や『ランナーランナー』(13)などの鬼才ブラッド・ファーマン。米作家のランドール・サリヴァンが膨大なリサーチと綿密な取材に基づき02年に出版した傑作ノンフィクションをベースに映画化した。一体なぜ、誰に、20世紀を代表する2人のラッパーは闇に葬られたのか?“天使の街”ロサンゼルスに巣食う悪の正体とは?事件を追う刑事と探る記者の2人が、誰も望まない《真実》に辿り着いたとき、明かされるのは…。名優の競演と難事件の結末に注目したい話題作だ。『L.A.コールドケース』は8月5日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:L.A.コールドケース 2022年8月5日よりヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2018 Good Films Enterprises, LLC.
2022年05月28日スティーヴン・キングの傑作小説の再映画化『炎の少女チャーリー』で、超能力少女チャーリーを演じるのは期待の新星ライアン・キーラ・アームストロング。その演技力は製作陣からも絶賛されている。“超能力少女映画(パイロキネシス)”の原点ともいえる、84年のオリジナル作品でチャーリーを演じたのは、当時天才子役と賞賛されたドリュー・バリモア。本作のオーディションで11歳のチャーリー役に抜擢されたライアン・キーラ・アームストロングは、『ブラック・ウィドウ』(21)や『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(19)などに出演している新星子役だ。製作陣は、“チャーリーが内側に抱えている不安や感情を見事に表現してみせた”と彼女の演技を見たときに度肝を抜かれたそう。「他にも演技がうまかった子は大勢いたが、ライアンの演技は実際に燃焼しているかのような激しさで、群を抜いていた。彼女の目にはチャーリーの葛藤や不安、怒りが宿っていたよ。彼女を見た瞬間、『この子だ』と確信した。状況説明的なセリフがなくても、チャーリーが超能力を抑制しようともがいている様子を完璧に表現できるんだ」と脚本のスコット・ティームズもライアンに賛辞を贈っている。監督をはじめ“この子しかいない”と製作陣満場一致でチャーリー役が決まった。ライアンにとって、今回の役はいままで演じたキャラクターとは大きく違ったようで、「今まで以上に今回は役作りにかけた時間が長かった。撮影に入る前に何ヵ月もかけて、チャーリーというキャラクターを理解し、彼女がどのように超能力を使って物を動かしたり頭の中で火を起こしたりするのかを考えていった」と役作りを明かす。劇中、彼女の目力は驚異的で突き刺すような印象を残す。「他の子供たちが自身の感情や知性を理解できないのと同様に、チャーリーもこの世界と自分の能力の関わり方が分からない。彼女にとっては非常に辛いし、気持ちのやり場がないはずだ」と製作のアキヴァ・ゴールズマンが語るように、チャーリーは思春期に差し掛かり、自分が何者なのか、居場所はどこなのかをもがきながら理解しようとする難しい役どころだ。ライアンはそんなチャーリーの複雑な感情を体現している。怒りの炎を秘めた少女の葛藤を見事に演じ切った、本作でのライアンの熱演に注目して欲しい。『炎の少女チャーリー』は6月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:炎の少女チャーリー 2022年6月17日より全国にて公開© 2022 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2022年05月28日アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされた映画『リコリス・ピザ』で、ショーン・ペンとトム・ウェイツが演じた実在の人物が明らかになった。舞台は、1970年代のハリウッド近郊、サンフェルナンド・バレー。実在の俳優やプロデューサー、実際の出来事を背景にアラナ(アラナ・ハイム)とゲイリー(クーパー・ホフマン)が偶然に出会い、すれ違い、歩み寄っていく恋模様を描き出す。三姉妹バンド「ハイム」の三女であるアラナ・ハイムと、ポール・トーマス・アンダーソン監督の盟友フィリップ・シーモア・ホフマンの息子であるクーパー・ホフマンがともに本作で鮮烈な映画デビューを飾り、主演女優賞やブレイクスルー賞を総なめにして話題を呼んでいる。そのフレッシュな主演の2人とは対称的に、本作では誰もが知るエンタメ界のレジェンドたちが、実在の人物をモデルにした役どころで出演し、物語にアクセントと深みを与えているのも見どころだ。アラナが受けたオーディションで出会い、意気投合する俳優ジャック・ホールデンを演じたショーン・ペン。彼のモデルは、ロマンティックな『麗しのサブリナ』(54/ビリー・ワイルダー監督)から西部劇『ワイルドバンチ』(69/サム・ペキンパー監督)まで幅広く活躍した、ハリウッドを代表する超有名俳優のウィリアム・ホールデン。髪をオールバックにぴっちりと撫でつけ、低い声で囁く伝説の二枚目スターを嬉々として演じているショーン・ペンは必見だ。また、レックス・ブラウという映画監督を演じ、観客を驚かせるのは、ミュージシャンとしてロックの殿堂入りを果たし俳優としても活躍するトム・ウェイツ。モデルはウィリアム・ホールデン主演の『トコリの橋』を監督したマーク・ロブソン監督が有力だが、その破天荒ぶりはサム・ペキンパー、ジョン・ヒューストンもモデルにしているよう。なかなか出演依頼を受けないといわれるトムをどのような経緯でキャスティングしたかについて、アンダーソン監督は「ショーン・ペンをジャック・ホールデン役にキャスティングしてから、レックス・ブラウを誰が演じるべきか、2人で考えたんです。その時、ショーンがトムを提案したんだです。彼らはとても親しいからね。それなら受けてくれるかもしれないという気持ちもあって良いアイデアだと思ったんです」と明かす。トムが快く役を引き受け、撮影が始まると「僕は監督として、必要がないカットにも関わらず、ただ彼がすることを見ていたいがためにカメラを回していました」と、トムの人間としての引力の大きさを語った。夜のレストランで、名監督とウィリアム・ホールデンというレジェンドが顔を合わせて盛り上がるシーンでは、多くの映画ファンがかつて憧れた70年代のハリウッドに入り込んだような錯覚に陥り、心を揺さぶること間違いなしの屈指のシーンとなっている。『リコリス・ピザ』は7月1日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リコリス・ピザ 2022年7月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2022年05月28日公開中の『フォーエバー・パージ』より特別メイキング映像が解禁。製作のジェイソン・ブラムを始め、スタッフ・キャストたちのインタビューや撮影の様子を捉えて“無限パージ”の裏側を明かしている。本作は、一年に一晩だけ殺人を含むあらゆる犯罪が合法になる“パージ”を描くシリーズ最新作。先週20日に公開を迎え、スケールアップしたアクションや、移民問題やメキシコとの国境に築かれた壁などアメリカが抱える社会問題にも切り込んだ展開に「国外への脱出劇がスリルとアクションたっぷりに描かれていて最高!」「とんでも設定だけど、どんどん真実味を帯びてくる怖さがあった」などの声も挙がっている。このたび解禁されたメイキング映像では、製作を務めたジェイソン・ブラムの「安全は消え去った」と宣言した通り、本作ではシリーズの絶対のルールであった12時間の時間制限をついに破る。“無限パージ”へと突入したことによりなんでもアリの無法地帯と化したアメリカの姿が描かれるが、本作では危険から逃れるべく目指す土地としてメキシコまで舞台を広げている。そのため、監督にはメキシコ出身のエヴェラルド・ゴウトを抜擢したとブラムは明かしており、その期待を受けたエヴェラルド監督はメキシコからの移民のアデラ(アナ・デ・ラ・レゲラ)とホアン(テノッチ・ウエルタ)を物語の中心に据え、実体験も交えながら現代アメリカが直面する問題への外からの視点を見事に取り込んでいる。また、2人はメキシコ時代のとある過去から実戦経験を持つキャラクターとして描かれており、逃避行を共にするタッカー家の1人、キャシー・タッカーを演じたキャシディ・フリーマンは「アデラとホアンはヒーロー」と称している。 そんな彼らが見せる大迫力のアクション、そしてカウボーイたちが助け合いながら進んでいく様から、製作のセバスチャン・K・ルメルシエは「究極の現代版西部劇だ」と表現する。「アクションに満ちた絶叫マシン」と語るブラムは、「絶対に劇場で見るべき映画だ」と太鼓判。本作の熱狂を感じられる、特別メイキング映像となっている。『フォーエバー・パージ』はTOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フォーエバー・パージ 2022年5月20日よりTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 UNIVERSAL STUDIOS
2022年05月27日現在、米カリフォルニアのアナハイムで開催中の「スター・ウォーズ・セレブレーション」に、『スター・ウォーズ』ファミリーのハリソン・フォードがサプライズ登場した。同イベント内の「ルーカスフィルム・パネル」では、『スター・ウォーズ』シリーズ、第5弾を含む『インディ・ジョーンズ』シリーズの音楽を手掛けた作曲家ジョン・ウィリアムズが、タクトを振り、オーケストラと「オビ=ワン・ケノービ」のテーマ曲を披露した。続けて、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』のテーマ曲を演奏するとハリソンが登場し、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。ハリソンは、主演作『インディ・ジョーンズ』第5弾に関してコメントした。「Entertainment Weekly」誌が報じた。まずは「ジョンの90歳の誕生日を祝うことができて、大変光栄です」と今年2月に90歳の誕生日を迎えたジョンを祝福。ジョンが作ってくれた音楽はいつでもハリソンのそばに存在していて、「(今演奏した)あの曲は、私が前回大腸内視鏡検査を受けた時に処置室のスピーカーで流れていたものです。(検査は)合格しましたよ」という秘話を明かした。また、「ジョン・ウィリアムズが音楽を提供した『インディ・ジョーンズ』最新作の製作は、ほぼ完了しています。(監督の)ジェームズ・マンゴールド、それに再び組んだ(プロデューサーの)キャシー(・ケネディ)、フランク(・マーシャル)との仕事は最高の経験になりました。私たちが作った映画を誇りに思っています。ですから、また(映画内の)キャンパスでお会いしましょう!」と観客に呼びかけた。舞台上のスクリーンには、『インディ・ジョーンズ』第5弾のファーストルック画像が映し出された。また、公開日が2023年6月30日に決定したことも発表された。(Hiromi Kaku)■関連作品:インディ・ジョーンズ(2023) 2023年夏、全国にて公開© 2022 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
2022年05月27日7月8日公開のドキュメンタリー映画『アルピニスト』でフォーカスされている、天才クライマー、マーク・アンドレ・ルクレール。世界的クライマー、アレックス・オノルドも一目置く、若きフリーソロクライマーだ。スポーツクライミングが五輪種目となり、近年クライマーへの注目度は上昇の一途をたどる。SNSで積極的に発信したり、企業とのスポンサー契約を結ぶなど、現代のクライマーたちの活動、チャレンジは世間の注目を集めている。しかし本作で描かれるマークはそういった流行には目もくれず、SNSでのアピールにも無関心。まさに当時の彼は“知る人ぞ知る”存在だった。世界的には完全に無名だったマークに、絶大なるリスペクトを表明したのが、第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を獲得した『フリーソロ』で知られる世界的クライマー、アレックス・オノルドだった。アレックス自身も命綱なし、安全装置もなし、難易度の高い岩壁を、自分の手と足だけで登る危険なクライミングスタイルで、ヨセミテ国立公園エル・キャピタンでのフリークライミングを成功させたほか、パタゴニアのフィッツ・ロイの完全縦走を行うなど、数々の偉業を成し遂げている。常に死の危険と隣り合わせとなる状況では、少しの妥協、ミスが命取りに。世間一般から見ればなんとも命知らずで、無謀なチャレンジだと言われてしまいそうだが、それでも自分のスタイルを貫き、数々のビッグウォールを攻略してきたアレックス。そんな彼をして「彼はクレイジー」と言わしめたマークとはいったいどんな人物なのか?本作でその凄さが明らかとなるだろう。誰も攻略していない難易度の高い絶壁を、誰に注目されることなく、“ただ自分が登りたい”というだけのモチベーションで登り続けたマークの純粋さ、求道的な姿勢には、本物を知る男だからこそ、深く共鳴するものがあったのかもしれない。本編では、「僕が登るのは硬い岩だけど、彼は氷壁をフリーソロで登る」と、マークのスタイルについて熱弁するアレックスも登場し、最難関の山の一つ、トーレ・エガーの冬季単独登頂に挑戦するマークの偉業に迫っていく。『アルピニスト』は7月8日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アルピニスト 2022年7月8日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2021 Red Bull Media House. All Rights Reserved.
2022年05月27日人気絶頂で謎の死を遂げたスーパースター、エルヴィス・プレスリーを描くバズ・ラーマン監督作『エルヴィス』より、日本版予告と日本版ポスタービジュアルが解禁された。センセーショナルすぎるパフォーマンスから若者に熱狂的に愛された一方で、中傷の的になり警察の監視下に置かれたエルヴィス・プレスリーの真実の物語を、『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が映画化。エルヴィス役に大抜擢されたオースティン・バトラーが、本人そのもので演じ切る圧倒的なパフォーマンスは必見だ。悪名高い強欲マネージャーのトム・パーカー役を、2度のアカデミー賞受賞俳優トム・ハンクスが演じている。オースティン・バトラー Photo by Gareth Cattermole/Getty Imagesこの度解禁されたのは、エルヴィスの代表曲の1つ「監獄ロック」などの楽曲にのせ、“エルヴィス”の物語により引き込まれる日本版予告と、ロックが生まれ世界が一変したその瞬間が切り取られた、興奮と熱狂が伝わる日本版ポスタービジュアル。ロックを生み出し、「ビートルズ」や「クイーン」など多くのアーティストたちに多大な影響を与えた「世界で最も売れたソロアーティスト(ギネス認定)」エルヴィス・プレスリー。だが、彼が頂点に立つまでには、知られざる険しい道のりがあった。腰を小刻みに揺らし、つま先立ちする独特でセクシーすぎるダンスと、禁断の音楽“ロック”を熱唱するエルヴィスに、女性客は大興奮。小さなライブハウスから始まったその熱狂は瞬く間に全米に広がり、 エルヴィスはスーパースターになっていった。しかし、若者に熱狂的に受け入れられた一方、まだ保守的な価値観しか受け入れられなかった時代にブラックカルチャーをいち早く取り入れたパフォーマンスで、エルヴィスは世間の非難を一身に浴びてしまう…。そんな中行われた、故郷メンフィスでのラスウッド・パークスタジアムでのライブ。警察はライブを監視し、強欲マネージャーのトム・パーカーは「指一本でも動かせば逮捕だ…」とエルヴィスらしいパフォーマンスを阻止しようとする。そんな中でのエルヴィスの選択は、「誰に何を言われようと自分の心に従え」だった。圧巻のライブパフォーマンスは、さらなる熱狂を生み、世界を一変させる型破りなエルヴィスの伝説のライブのひとつとなった。しかし気掛かりなのは、熱狂の最中にトム・パーカーが呟いた「どれだけの危険が待っているか、彼にはわかっていない …」という一言。伝説を生み続け、42歳という若さで死んだスーパースター、エルヴィスの死は、いまなお謎に包まれているが、トム・パーカーが語る「“伝説”は、誰に殺されたのか―」「わたしだけが知っている」その言葉の裏に、真相が隠されているのだろうか…?また本作は、現在開催中の第75回カンヌ国際映画祭にて、ワールドプレミア上映される。主演のオースティン・バトラー、トム・ハンクス、バズ・ラーマン監督らが勢揃いし、レッドカーペットに登場予定だ。『ムーラン・ルージュ』(01)、『華麗なるギャツビー』(13)に続く、バズ・ラーマン監督の3度目となる新作お披露目は、今年のカンヌ映画祭の注目の一つとなっている。『エルヴィス』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エルヴィス 2022年7月1日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2022年05月27日『キャロル』のプロデューサーが豪華英国俳優陣を迎えて贈る『帰らない日曜日』。その衣装を手掛けたのはアカデミー賞常連スタッフのサンディ・パウエル。その時代を反映した豪華絢爛な衣装を、以前組んだことのあるコリン・ファースとオリヴィア・コールマンが絶賛するインタビュー映像とメイキングカットが解禁となった。衣装を担当したサンディ・パウエルといえば、アカデミー賞を3度受賞し、『キャロル』や『シンデレラ』など数々の話題作の衣装デザインを手掛け、アカデミー賞史上最多の15回ノミネートという記録をもつ。本作のプロデューサーであるエリザベス・カールセンとスティーヴン・ウーリーとは長年の友人関係にあり、キャストからの信頼も厚い超一流スタッフである。その仕事ぶりは『女王陛下のお気に入り』でパウエルとコラボしたオリヴィアも「本当に天才」と絶賛するほど。「衣装のうち少なくとも2着は彼女の家にあった生地を使っています。私にはカーテンみたいに見えたのですが、彼女がアレンジしてピンで止めると、驚き!1920年代の衣装が出来上がったのです!」と、機転を利かせた職人技に驚きを隠せなかったという。また、コリンは昼食会のシーンで着用した緑色のウェストコートがお気に入りだそうで、「衣装は役を理解するのに非常に役に立ちます。プロジェクトの始めからサンディとよく話し合い、ニヴン氏というキャラクターの理解を深めました。彼女との会話のなかで、ニヴン氏は出版業者だというアイデアがでて、想像を膨らませました。彼女のように洞察力のある人と一緒に組むと、物事がよりクリアに見えてきます」と明かし、役作りの上で衣装が大きな役割をもたらしたと語っている。本作では、1920年代~1980年代に渡り、オデッサ・ヤング演じるメイドだったジェーンが小説家となって成功するまでの生涯を描いているが、どの年代のジェーンも赤を基調とした衣装を着用しているため、大ベテランであるグレンダ・ジャクソンが演じる後年の姿でも、ひと目で昔の彼女と同一人物だと観客に認識させることができる。豪華キャストと一流スタッフの才能が集結した愛の傑作には、観る者を魅了する煌びやかな衣装も必見だ。『帰らない日曜日』は新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:帰らない日曜日 2022年5月27日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE AND NUMBER 9 FILMS SUNDAY LIMITED 2021 All rights reserved.
2022年05月27日