16歳で寮に入った娘に、毎週送っていたもの(※画像は君島十和子さんオフィシャルブログより)モデル・女優として活躍後、君島誉幸さんと結婚して芸能界を引退し、2人のお嬢さんを育てながら美容家として支持を得てきた君島十和子さん。27歳になる長女の憂樹さんは宝塚歌劇団月組娘役にて蘭世惠翔の名前で活躍したのち、今年4月に退団しました。現在は実家に戻り、大学4年生の次女も一緒に、家族4人で暮らしているそうです。世界的ファッションデザイナーだった故・君島一郎さんは宝塚歌劇団のファンで、十和子さんに子どもが生まれる前から、会うたび「女の子が生まれたらタカラジェンヌに」と願っていて、十和子さんも「いいですね!」と話していたそうです。残念ながら一郎さんは憂樹さんが生まれる前に他界されましたが、憂樹さんは4~5歳の頃から宝塚の観劇に連れて行ってもらい、幼稚園の卒園アルバムには「タカラジェンヌになりたい」と書くほど、幼い頃からずっと宝塚に入ることが夢だったそうです。「義理の父の夢を娘が叶えてくれた」と十和子さんもうれしそう。16歳で宝塚音楽学校へ入学した憂樹さんは親元を離れ、寮生活に。難関を突破しての合格はうれしいことではありましたが、親子とも初めての別れに不安がないといえば嘘になります。憂樹さんが宝塚時代一番つらかったのは、このときに経験したホームシックだったそう。十和子さんも同様に感情が揺れ動き、「合格がわかってから寮に入るまで2週間しかなくて。その2週間で準備と別れの覚悟を決めなくてはいけない。わかってはいたけど、こんなに早いタイミングで別れが来るとは……」と、寂しさを感じた当時の心境を振り返りました。ただ、寮生活になっても心配は尽きません。寮での食事は基本的に自己管理だったため、十和子さんは毎週のように食事を送っていたそうですが、食品と一緒に同封していたのは、なぜか「ぬいぐるみ」。「少しでも笑顔になる娘を想像して自分を慰めていたのかな」今になって十和子さんはそう思うようになったそうですが、毎週1つぬいぐるみが届くので、憂樹さんの部屋はパンパン。1年目から2年目になる際は寮の部屋を引っ越しましたが、その時点で50~60個ぐらいのぬいぐるみがたまっていたといいます。新しい寮にはぬいぐるみが入りきらないため、仕方なく憂樹さんは実家に送り返しますが、その数はダンボール3~4個も! 十和子さんは「自分ではそんなにたくさん送った覚えがない」と言いますが、憂樹さんは「ぬいぐるみの毛のアレルギー」だということもわかり、「なんてことをしたんだろうって思った」と自分でも衝撃を受けたようです。憂樹さんが寮に入ってからの約10年間は誉幸さん、十和子さん、次女の3人での生活でしたが、この春から家族4人での生活が改めてスタート。20歳をこえてなお、母子の関係は良好なようです。次女は誉幸さんに食事の好みや性格が似ているそうで、十和子さんが「今日何食べたい?」と聞くと、父子は以心伝心のような回答をしてくるそうです。十和子さんだけ食事の好みがわかれ、「いつも多数決で負けてたけど、長女は私と似てるので、味方が帰ってきた」と、家族4人での暮らしに期待をにじませていました。
2023年06月15日サマリーMEDEL GALLERY SHU(千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルプラザ東京2F)では、7月4日(火)より7月16日(日)まで、早野樹(はやのいつき)・もりかわさくの二人展「過程と痕跡」を開催いたします。それぞれ、東京芸術大学大学院(早野)と多摩美術大学(もりかわ)に在籍中であり、絵画と陶芸作品を作成する気鋭の現代アーティストです。本展は陶芸作品とその制作過程で描いたドローイングの両方を展示して、それぞれがどのように影響しているのかを考察する機会です。これからの活躍が期待される若きアーティストの作品展示にご期待ください!展示概要二人の作家に共通するのはドローイングを陶芸作品と結びつけて制作を行なっているところです。ドローイングのように気が向くままの感覚で土を扱ったり、あるいはドローイングから現れた形を陶器に起こしたりなど、ドローイングから見出す“過程”と“痕跡”のようなものを作陶(陶器)に結びつけています。本展では、その“過程”と“痕跡”がお互いの作陶(陶器)にどう影響を与えているのか、どのよう見え方が変化するのかを考察する機会としています。二人の作品は、一見無造作で荒削りなフォルムながら、深い味わいを醸し出し、そのアンバランスなバランスが完成度をより高く感じさせる不思議な力で私たちを魅了します。二次元のアウトプットをさらに三次元へとトランスフォームさせ、その実体を賛美しつつ、それぞれのプロセスとの関係を捨て去ることはしない、それ以上に関係が深まるように見えてくる・・・この一連の創作がどのように私たちに迫り来るのか、大変楽しみな展示です。本展は二人もドローイングと陶器/彫刻作品を展示したします。これからの活躍が期待される若きアーティストの作品にご期待ください。早野樹早野樹 プロフィールフォト陶芸=器(用途性)ではなく、(文化的な受け皿)という解釈で制作しています。土という素材はプロセスによって触覚と身体の共鳴が起き、陶芸の本能的な魅力を自身の想う「アイドル像」に偶像崇拝的な形でアプローチし、昇華させることを試みています。それは「アイドル」の放つ精神的な魅力を、陶芸の性質に触れ感じ、何かを作りたいという人間の本能を土という物質で表現したいからです。1998年4月28日生まれ2022年東京藝術大学学部工芸科卒業、同大学美術研究科陶芸専攻中2018年東京藝術大学工芸科入学2019年陶芸専攻選択2021年安宅賞受賞2021年4月 手捻り作品をメインに制作。→日常にある陶器の価値観に対して、既存の陶芸の価値観から新しい価値観を生み出したいと考え、自身の感じる現代文化をモチーフに作品制作し始める。2022年2月 第70回東京藝術大学卒業修了展「キッチュ」→主に手捻り作品計90作品と、既製品を用いて床置きで展示。作品タイトルにある「キッチュ」は(ロウカルチャーの流行り)として、陶芸は元々ハイカルチャーの世界である。安価な既製品、瓶やペットボトル、現代における器として存在しているモノを現代の陶器と捉え、自身の作品である用途性を持った手捻り作品とオブジェを同じ空間に存在させる事で、現在の陶芸(用途性)に対する価値観や在り方に焦点を当て、「新しい価値観(概念的な器)とは何か」というテーマで展示。2022年 東京藝術大学学部工芸科卒業、同大学美術研究科陶芸専攻中→アイドルシリーズ制作開始(本展のメイン展示)ユニット(早野樹)不良娘上上(早野樹)トルソー6(早野樹)もりかわさくもりかわさくプロフィールフォト2001年東京生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科在学中。絵画と陶器を軸に制作をしている。最近では「良い部分」と「悪い部分」が如何に共生していくかというテーマで「ツノ」や「窓」といったモチーフを扱い、絵画や彫刻に起こしている。展示歴2021「memento mori」(新宿眼科画廊)2021「Liquitex the challenge 2021」(三鷹市芸術文化センター)2022「五美大交流展 小作品展」(3331 Arts Chiyoda 104ギャラリー)2022「3331ART FAIR 2022」(3331 Arts Chiyoda)2022「∴」(多摩美術大学八王子キャンパス)2022 「長亭gallery展2022」(changthing gallery)2023「FACE2023」(SOMPO美術館)2023「いい芽ふくら芽 in TOKYO 2023」(大丸東京)2023「五美術大学交流展」(銀座洋協ホール)2023「ARTISTNEWGATE ファイナリスト展」(あべのハルカス)2023「ACTアート大賞展2023受賞者展」(Art Complex Center)2023「第41回 上野の森美術館大賞展」(上野の森美術館)2023「geisai#22」(東京ビッグサイト)受賞歴2021「Liquitex the challenge 2021」リキテックス賞大学部門 受賞2022「長亭gallery展2022」入選2023「FACE2023」入選2023「第3回ARTIST NEW GATE」ファイナリスト選出2023「いい芽ふくら芽 in TOKYO 2023」アートファクトリー賞,YOD gallery賞2023「第41回 上野の森美術館大賞展」入選2023「五美交アワード」東京展賞2023「ACTアート大賞展2023」優秀賞作品(もりかわさく)作品(もりかわさく)作品(もりかわさく)作品(もりかわさく)ギャラリーインフォメーションMEDEL GALLEYRY SHU東京都千代田区内幸町1-1-1帝国ホテルプラザ東京2F info@medelgalleryshu.com 11:00〜19:00(最終日は17時まで)MEDELとは、日本語で「物の美しさをほめ味わうこと」を意味する「愛でる」からきています。唯一無二のアートを賞美し、慈しむという行為を介して、アーティストと鑑賞者、ギャラリーの間に喜びの行き交いが成立してほしいという想いを込め名づけました。“時代を共にする人々にとっての財産であり、未来の社会を照らす火である”とアーティストの活動・作品を定義し、人々の心に残る独創性に富んだスタイルの作品を鑑賞者と共に愛でつつ、次世代に残るようなマーケットや美術史的評価を確立してゆくことが当ギャラリーのミッションです。そのような私たちの活動を通して、独創的な表現を受け容れる多様な社会的風土の醸成に資することができれば、これに勝る喜びはありません。The word “MEDEL” is from the Japanese word “めでる,” which means "to praiseand appreciate beauty" in Japanese.We named the gallery MEDEL with the intention of creating a pleasant exchange between the artist, the appreciator,through the unique artwork.We define artists’ activities and works of art as "an inheritance for the people who share the same era and a fire that will light up the society of the future”, and we hope to establish a market and an art historical reputation that will last for the next generation while appreciating works of art with the viewers, which are full of originality and style that will remain in people’s minds.Through our activities, we are more than happy to contribute to the development of a diverse social culture that accepts creative expression.早野樹|Itsuki Hayano もりかわさく|Saku Morikawa Duo Show 過程/痕跡 July 4〜July 16, 2023 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月14日この夏スタート予定の福原遥と深田恭子が主演する新火曜ドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」に、ネクストブレイク必至の若手俳優たちの出演が明らかになった。本作は、福原さん演じる夢に向かって歩きはじめた18歳の妊婦・仲川有栖と、深田さん演じる恋を後回しにしてきたビジネスパーソン・成瀬瞳子という2人の女性が、年の差を超えたシスターフッドを築き、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリー。それぞれが恋に落ちる訳あり男子として、鈴鹿央士と上杉柊平の出演も決定している。今回新たに出演が発表されたのは、「non-no」専属モデル、Netflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」で森七菜とW主演を務めた出口夏希、Netflixシリーズ「First Love 初恋」では主人公の妹の若い頃を熱演した長澤樹、「FANTASTICS」のボーカルを務める八木勇征、「ViVi」専属モデルで、『マイスモールランド』では主演を務めた嵐莉菜の4人。妊娠が分かったときも親身に相談に乗ってくれる頼もしい存在だが、実は密かに複雑な思いを抱えている、有栖の親友・西村世奈役の出口さんは「私の演じる世奈は友達を大事にしていて明るい女の子なので、自分自身と共通する部分もある役だと感じています」と役柄の印象を明かす。出口夏希有栖・世奈・留依の親友3人の中では、一番冷静で周りの人間関係の変化にも敏感に気づくが、親友にも伝えられないある悩みを抱えている根本留依役の長澤さんは、「実年齢よりも上の役を演じることが初めてなのでドキドキしています! 留依の抱える悩みや葛藤と向き合い、繊細に丁寧に表現できるよう精一杯頑張ります」と意気込む。長澤樹有栖の美大に通っている彼氏・麻生康介役の八木さんは、「とても人間味があって、ストーリーが進んでいくにつれて、康介自身の葛藤も描かれていくと思っているので、康介がどこか真っ直ぐな部分を感じさせる人物に成長していく姿を見せていけたらと思います」とコメント。八木勇征黒澤祐馬(鈴鹿さん)の幼なじみで、社長令嬢で帰国子女、祐馬と有栖が通う大学の大学院生であり、有栖にとって憧れの存在・光峯綾香役の嵐さんは、「初めての連続ドラマの撮影なので、緊張と不安な気持ちもありますが、この作品の一員になれて本当に光栄に思います。私も先日まで18歳でしたから『18/40』の18歳ならではの色んな葛藤に共感できるので、同世代の方にも是非観ていただきたい作品です」とメッセージを寄せている。嵐莉菜「18/40~ふたりなら夢も恋も~」は7月、毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年05月22日坂本龍一氏が小池都知事らに送っていた手紙「樹々は差別なく万人に恩恵をもたらすが、開発は一部の既得権者と富裕層だけに恩恵をもたらす」から考えるSNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は当社が運営するSNS、Surfvoteで「神宮外苑1000本の樹木が伐採の危機?坂本龍一さんが問題視した神宮外苑再開発をどう思う?」というテーマで意見投票を開始しました。問題提起はユナイテッドピープル株式会社代表の関根健次氏。坂本龍一氏が生前に送っていた手紙の内容を踏まえ、開発とまちづくりについて考えます。Surfvoteでの投票はどなたでも参加可能です。 ■神宮外苑再開発とは?東京港区と新宿区にまたがっている明治神宮外苑には銀杏並木があり、紅葉シーズンには多くの人で賑わい、それ以外のシーズンにも緑豊かな人々の憩いの場となっています。東京都はその神宮外苑を再開発対象として、敷地内にあるラグビー場と野球場の入れ替えや、新しいビルの建設などを予定しています。この再開発について争点になっているのは、敷地内にある森林の伐採です。新宿区によれば、低木も含めた伐採は新宿内だけでも3000本に及ぶとされ、近隣の一部住民からは反発の声も上がっています。国は森林を、国土の保全、水源の涵養、地球温暖化防止、木材の生産等の多面的機能を有した大切な資源としており、SDGsの観点からも重要視されています。このような背景から、Surfvoteではイシュー(課題)を発行し、ユーザーの意見投票を開始しました。問題提起いただいたのは、世界の課題解決を事業とするユナイテッドピープル株式会社代表の関根健次氏です。■問題提起いただいたオーサー 関根健次氏ユナイテッドピープル株式会社 代表取締役、一般社団法人 国際平和映像祭 代表理事。ベロイト大学経済学部卒。大学の卒業旅行の途中、偶然訪れた紛争地で世界の現実を知り、後に平和実現が人生のミッションとなる。2002年、世界の課題解決を事業目的とするユナイテッドピープル株式会社を創業。2009年から映画事業を開始。2014年より誰でも社会課題・SDGsテーマの映画上映会を開催できる「cinemo(シネモ)」を運営開始。映画『もったいないキッチン』プロデューサー。2021年9月21日、ピースデーにワイン事業「ユナイテッドピープルワイン」を開業。 ■Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。 ■Polimill 株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月18日前回、看護師1年目のF美は同じ病院に研修に来ていた研修生のT樹のことを好きになります。残念ながらT樹には彼女がいましたが、それでもF美に優しく仕事もがんばっているT樹はF美の憧れの存在でした。そんなある日、歓迎会の帰り道で、F美は突然T樹からキスをされて…!?研修期間だけの「都合のいい女」としてT樹はF美の好意を利用しようとしました。そのうえ、断られたT樹は「内緒にしてほしい」と必死に懇願…。2人がお世話になっている助教授から嫌われて自分の点数が低くなることをおそれたからです。T樹の計算高いところを知り、憧れの気持ちが崩れていったF美…。誠実に1人の女性を愛する…そんな男性がF美の前に現れてほしいものですね。作画:おむ原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年05月09日ベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと(BREAD,ESPRESSO&)」の新店舗「パンとエスプレッソと樹の下で」が、2023年4月25日(火)より青森にオープンする。限定メニュー「樹の下でムー~焦がしりんごカスタード~」などを提供する。バターの香り×焦がしりんごの限定トースト「パンとエスプレッソと樹の下で」限定メニューとなる「樹の下でムー~焦がしりんごカスタード~」は、バターを贅沢に使用したリッチな味わいが特徴のオリジナル食パン「ムー」を用いたトースト。ムーのバターの香りと、焦がしりんごの食感を楽しむことができる。カットすると現れるりんごのようなレッドカラーもポイントだ。りんご&シナモンのふわふわパンケーキやドリンクも同じく限定メニューとなる「リンゴとシナモンとぱんけーき」も展開。青森県産りんごで作ったベイクドアップルと自家製りんごジャムを合わせて、りんご尽くしな味わいを堪能できる一品に仕上げた。このほか、青森県産のにんにく、半熟たまご、生ハムを乗せた「ムーのガーリックウフマヨトーストセット」や、青森県産のりんごを100%使った「あおもりりんごジュース」など、青森店ならではの限定メニューが豊富にラインナップする。青森に新店オープンなお、新店の「パンとエスプレッソと樹の下で」は、“樹の下で”という店名の通り、白を基調とする店内に天井まで広がる樹のオブジェを設置。「パンとエスプレッソと」の中でも最大規模の客席と売場面積を誇る店舗となっている。青森駅から徒歩5分の中心市街地に位置するため、仕事の合間、友達や家族と一息つきたい時など、幅広いシーンで訪れることが可能だ。【詳細】「パンとエスプレッソと樹の下で」オープン日:2023年4月25日(火)住所:青森県青森市新町1-7-1 THREE内1F営業時間:7:30~20:00定休日:なし<限定メニュー>・樹の下でムー~焦がしりんごカスタード~ 550円・リンゴとシナモンとぱんけーき 1,500円・ムーのガーリックウフマヨトーストセット 1,500円・本気の蜜りんごソーダ 600円・あおもりりんごジュース 500円
2023年04月27日ベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと(BREAD,ESPRESSO&)」の新店舗「パンとエスプレッソと樹の下で」が、2023年4月25日(火)より青森にオープンする。限定メニュー「樹の下でムー~焦がしりんごカスタード~」などを提供する。バターの香り×焦がしりんごの限定トースト「パンとエスプレッソと樹の下で」限定メニューとなる「樹の下でムー~焦がしりんごカスタード~」は、バターを贅沢に使用したリッチな味わいが特徴のオリジナル食パン「ムー」を用いたトースト。ムーのバターの香りと、焦がしりんごの食感を楽しむことができる。カットすると現れるりんごのようなレッドカラーもポイントだ。りんご&シナモンのふわふわパンケーキやドリンクも同じく限定メニューとなる「リンゴとシナモンとぱんけーき」も展開。青森県産りんごで作ったベイクドアップルと自家製りんごジャムを合わせて、りんご尽くしな味わいを堪能できる一品に仕上げた。このほか、青森県産のにんにく、半熟たまご、生ハムを乗せた「ムーのガーリックウフマヨトーストセット」や、青森県産のりんごを100%使った「あおもりりんごジュース」など、青森店ならではの限定メニューが豊富にラインナップする。青森に新店オープンなお、新店の「パンとエスプレッソと樹の下で」は、“樹の下で”という店名の通り、白を基調とする店内に天井まで広がる樹のオブジェを設置。「パンとエスプレッソと」の中でも最大規模の客席と売場面積を誇る店舗となっている。青森駅から徒歩5分の中心市街地に位置するため、仕事の合間、友達や家族と一息つきたい時など、幅広いシーンで訪れることが可能だ。詳細「パンとエスプレッソと樹の下で」オープン日:2023年4月25日(火)住所:青森県青森市新町1-7-1 THREE内1F営業時間:7:30~20:00定休日:なし<限定メニュー>・樹の下でムー~焦がしりんごカスタード~ 550円・リンゴとシナモンとぱんけーき 1,500円・ムーのガーリックウフマヨトーストセット 1,500円・本気の蜜りんごソーダ 600円・あおもりりんごジュース 500円
2023年04月26日セックスレス夫婦の新たな門出を赤裸々に描いた朗読劇『したいとか、したくないとかの話じゃない』。開幕を約10日後に控えたタイミングで、夫婦に扮する篠原涼子と山崎樹範がインタビューに応じた。原作は、10月よりスタートするNHK連続テレビ小説『ブギウギ』を手がける脚本家・足立紳による同タイトルの小説(2022年刊行)。共同脚本・演出として劇団宝船を主宰する新井友香が加わり、コロナ禍を舞台にセックスレスの二人が夫婦や子育てのあり方を問う“ファミリーストーリー”が展開される。ペアが入れ替わるWキャスト制で、篠原×荒木宏文、山崎×佐藤仁美の夫婦ぶりも堪能したいところだ。妻のもとに夫から届いた、「今晩、久しぶりにしたいです。どうですか……?」というLINE。このメッセージをきっかけに冷え切った二人の関係性が転じていく中で、出会った頃の初々しい姿(早川聖来:乃木坂46、ゆうたろう)が映像で挟まれる。その劇効果を尋ねると、篠原は「恋愛初期のキラキラした時期と、口汚く罵り合う私たちの“成れの果て”のギャップを楽しんでいただければ」と笑う。山崎も「若かりし頃の夫婦をビジュアルで見せるからこそ、“成れの果て”の僕たちが陥る言葉だけの物語に厚みが増して説得力が加わりますよね」と頷いた。セックスレスを起点とする普遍的なテーマだからこそ、「彼らと同じ立場だったらどんな行動に出るか」と尋ねてみた。すると篠原は「距離を取って空気を入れ替えることで変化をもたらしたい」とコメント。「劇中の妻も離れたことによって相手を思いやる気持ちを取り戻し、ポジティブな言葉をかけられるようになりました。実生活でも大切な考え方だと思います」と述べる。山崎は「出会った頃の気持ちを思い出し、日ごろから“楽しい”とか“一緒にいて幸せ”という感情を言葉で伝える」と自らの日常を覗かせる一方で、「劇中の相手役である篠原さんに“もう一度、距離を詰めてもいいかな”と感じていただけることが僕の目標になりました!」と宣誓し、一同を和ませた。初挑戦の朗読劇に対して、篠原はYouTubeで動画を観るなど予習に余念がなく「表情や動きが封じられ、言葉だけで世界観を形づくることは映像や舞台に臨む時と心構えが違いますね」と率直な想いを明かす。経験者の山崎も「丁寧に言葉や物語を伝えることが難しくもあり楽しいところ」と続き、「長いこと役者をやって高い武器や防具を買い揃えたのに、ここへ来て初期の“棍棒”で勝負するドキドキ感があります」と例えていた。公演は4月20日(木)〜23日(日)、東京・俳優座劇場にて。チケット販売中。取材・文:岡山朋代ヘアメイク(山崎樹範):浅山ジャスミン莉奈(TUNE)、中間愛梨(TUNE)、眞舘楓
2023年04月19日初の単独ドーム公演を控え、さらに勢いづくSixTONES。そんな彼らの最新曲『ABARERO』(4月12日発売)のテーマは、暴れ回るモンスター!そこで、最近大暴れしたエピソードなど、メンバーに話を聞きました。■田中樹(27)――新曲『ABARERO』のタイトルとかけて、最近大暴れしたなというエピソードを教えて!「ずっと家でゲームしてて、ぜんぜん暴れてない(笑)。マップが開けなくて、いろんなボタンを押しまくったくらいかな」――新年度を迎えて、新たに挑戦してみたいことは?「クローゼットに着てない服がけっこうあって、断捨離しようと思ってる。すっきりした気持ちで新年度を始めたいからね」
2023年04月15日“本能寺の変”にて、刀剣男士たちと織田信長や羽柴秀吉ら戦国武将が絡み合い、衝撃の結末を描き出し大ヒットを記録した前作『映画刀剣乱舞-継承-』(2019年)から4年―― 戦いの舞台を「現代」へと変え、スケールアップした『映画刀剣乱舞-黎明-』が、ついに完成し、3月31日より公開されている。主人公、三日月宗近役に鈴木拡樹。そして山姥切国広役・荒牧慶彦、へし切長谷部役・和田雅成、骨喰藤四郎役・定本楓馬らが前作より続投。舞台「刀剣乱舞」でも同役を演じている山姥切長義役・梅津瑞樹、堀川国広役・小西詠斗、一期一振役・本田礼生、小烏丸役・玉城裕規が参戦、さらに髭切役・佐藤たかみち、膝丸役・山本涼介ら新たなメンバーも顔を揃えた刀剣男士たち。現代での戦いを手助けする“仮の主”役を、秋田汐梨、柳美稀、飛永翼、堀内正美らが務め、中山咲月は酒吞童子という難役を見事に演じ切った。そして藤原道長に柄本明、源頼光に津田寛治、安倍晴明に竹財輝之助という、日本映画界を代表する実力派が脇を固める。今回は、三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切長義役の梅津瑞樹にインタビュー。公開後だからこそ言える1回目では気づかないような細かい注目ポイントや、今作への思いについても話を聞いた。○■細かい注目ポイント――映画が公開されたということで、すでに観たという方ももう1回観たくなるような、細かい注目ポイントがあれば教えてもらえないでしょうか?鈴木:博物館に行って、現代の三日月宗近(刀)と遭遇するシーンがあるんですよ。 その刀の、完成度がすごい!梅津:今回のために用意されたものなんですか?鈴木:実際に、今作のために作ってくださった刀なんです。梅津:え〜! すごい!鈴木:よく出来すぎていて、鑑定師の方にも「これはすごい」という絶賛の言葉をもらった一振りだそうです。なので、映像でもしっかり見ていただきたいですし、スタッフの強いこだわりを感じるポイントです。梅津:まさか、一から作ると思わなかったです。すごいなあ。鈴木:すごい手間と労力がかかっているのだと思います。妥協しようと思えば妥協できただろうけど、やっぱり愛のあるスタッフさんが揃っているから、刃文にも全部こだわって作ってくださっているそうで、すごいポイントなんじゃないかな。実際に展示していたら、もしかしたら本物と間違われる可能性もあるレベルでの再現なんですよ。梅津:三日月宗近の写しが、また一振り誕生したんですね。すごい! どこかで飾られる可能性もありますか?鈴木:本当に、できることなら実際に見ていただきたいですね。三日月宗近が実際に展示されている時に見に行かれている方も、本当に見間違えると思いますので、機会があったらぜひ。――梅津さんもぜひ”細かすぎる見どころ”を教えてください。梅津:僕は随所でドヤ顔をしているので、そこまで見てほしいです。鈴木:(笑)梅津:今まで舞台の山姥切長義を演じてきて、今回は映画に初登場させてもらっているんですが、メイクや衣裳のディテールも映像用になっています。片腕だけ手甲のような防具を付けているんですけど、そこの可動域がすごい。指を曲げると一つ一つの部品が付いてくるので、僕も見て欲しくて、本編でもわざと手を動かして……。鈴木:見せたくて動かしてるんだ(笑)梅津:「この可動域を見よ」という気持ちです(笑)。ぜひ手のグーパーを見てほしいです。○■前作のヒットを受けて…――改めてになりますが、前作が9.5億円のヒットで続編が公開されることになり、どのような感想でしたか?鈴木:単純にうれしかったのと、発表するまでが待ち遠しかったです。我々は撮る段階もありますから、先に知ることができましたけど、結局1番届けたいのはお客さまなので。前作を撮っている時にも、キャスト、スタッフから「続編ができたらこんな話を描きたい」という話もこぼれていましたので、愛されている作品がちゃんと形になって届けられることになり「待ちに待った」という感覚でした。もちろん多くの人に作品を知ってもらいたいというのが1番のテーマですが、やっぱり数字の世界でもありますから、そうして結果が残ってくれたことに、ほっとした部分もありましたし、すごく大きなステップでもありました。なかなか愛だけでは次につながらないところもありますし、みんなで大きくした作品が愛されて救われて、受け止められたことが幸せです。本当にこれに尽きます。――そこから、今作についての思いも最後に聞かせていただければ。梅津:前作がヒットしたという話を伺って、今回第二弾ということで、やはり上回るヒットになれば嬉しいですし、3作目、4作目とまだまだまだ続いていける作品になればと思います。何回観ても楽しい作品になっていると思うので、ぜひぜひお楽しみください。鈴木:『刀剣乱舞』は今まで様々な媒体で歴史を描いてきました。今回は1番身近である現代を描いていますが、挑戦だとも思いつつ、僕はすごくプラスにとらえて、この作品に参加していました。きっと喜んでいただけると思いますし、出来上がった感触としても、ちょっとお祭り感があるんですよね。楽しんでもらえる、盛り上がってもらえる作品になっていると思うので、8周年を迎えて、まだまだ勢いのある『刀剣乱舞』の素晴らしい世界をいろいろな方に知ってもらいたいと思います。■鈴木拡樹1985年6月4日生まれ、大阪府出身。2007年、テレビドラマ『風魔の小次郎』で俳優デビューし、2008年、『最遊記歌劇伝 -Go to the West-』で初主演を果たす。以来舞台『弱虫ペダル』(12~)シリーズ、舞台『刀剣乱舞』(16年~)シリーズなどで活躍し、2.5次元界を牽引。近年はミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』(21年)、「バクマン。」THE STAGE(21年)、舞台『アルキメデスの大戦』(22年)、『映画刀剣乱舞-継承-』(19年)、映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(20年)などに出演する。現在、ミュージカル『SPY×FAMILY』(2023年3月~)に出演中。■梅津瑞樹1992年12月8日生まれ、千葉県出身。2015年より劇作家・鴻上尚史が主宰する「虚構の劇団」の団員として俳優活動を始める。2019年3月に舞台『刀剣乱舞』出演で話題を呼び、近年の主な出演作にミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計篇(21年)、テレビドラマ&舞台「あいつが上手で下手が僕で」シリーズ(21年~)、東映ムビ×ステ『漆黒天 -始の語り-』(22年)、SOLO Performance ENGEKI『HAPPY WEDDING』(23年)など。舞台『ちょっと今から仕事やめてくる』(2023年4月22日 - 30日)上演を控える。
2023年04月06日「『Hello! Project ひなフェス 2023』つばきファクトリープレミアム ~浅倉樹々卒業スペシャル~」が2日、千葉・幕張メッセにて開催され、つばきファクトリーの浅倉樹々が同公演をもってグループおよびハロー!プロジェクトを卒業。メンバー全員が涙を流した。ハロー!プロジェクトのメンバーが総出演する春の恒例のコンサート「Hello! Project ひなフェス 2023」が1日・2日に開催。最後の公演は浅倉の卒業公演「つばきファクトリープレミアム ~浅倉樹々卒業スペシャル~」として行われた。つばきファクトリーは「初恋サンライズ」からスタート。「17才」では、スクリーンにMVが流れ、初々しいメンバーの姿に観客から声が上がった。中盤では、メジャーデビュー5周年を記念した数々のイベントを振り返るVTRが流れ、リーダーの山岸理子は「季節を感じる曲が多いですよね」と述べ、浅倉は「どの季節もつばきって似合うよね」と照れながら話した。本編終盤は「アドレナリン・ダメ」や「今夜だけで浮かれたかった」などで盛り上がった後、「君と僕の絆」を浅倉の卒業ソングにリニューアルした「君と僕の絆 feat.KIKI」を披露。アンコールでは、黒のドレスに身を包んだ浅倉がソロで「You’re my friend feat.KIKI」を歌唱し、途中からメンバーも参加し、浅倉は目に涙が浮かべながら歌い上げた。卒業セレモニーでは、ファンやメンバー、スタッフ、家族への感謝の思いを涙ながらに述べた浅倉。4月から動物専門学校に通い、ソロとしても活動していくことを明かしているが、「私には最高すぎる仲間たちと歩んだ経験、思い出が味方です。新しい環境、ソロになってもきっと大丈夫だと思います。だから言わせてください。さようならじゃなく、行ってきます! これからもお互い、それぞれの場所でつばきの花を咲かせましょう」と笑顔でスピーチを締めくくった。見送る11人も一人ひとり浅倉にメッセージ。トップバッターの豫風瑠乃は「浅倉さんのいるつばきファクトリーには入れて本当によかったです」などと述べ号泣。話し終えると浅倉のほうへ走っていき抱き合った。豫風と同じく2021年に加入した福田真琳、八木栞、河西結心も「浅倉さん大好きです」「浅倉さんが先輩で本当に良かったです」「これからもずっとずっと憧れの存在です」などと思いを伝えた。サブリーダーの新沼希空は「強くて可憐でつばきの花言葉にふさわしい女性だなと思っていて、浅倉樹々というアイドル像を貫いていてすごいなと思っていました。樹々のこと本当に大好きなのでこれからも仲良くしてください」とメッセージ。山岸は「結成当初みんなにかわいいかわいいって言われていたけど、今は中身も見た目もすっかりお姉さんになって、本当に大人になったなって思います。かわいらしい中に強さがあって憧れています」と述べ、「これからの道も心から応援しています」とエールを送った。ラストは全員で「ハッピークラッカー」を披露。パフォーマンス後、浅倉はステージの端から端まで歩いてファンに手を振り、地声で「ありがとうございました!」と挨拶してアイドル人生を締めくくった。
2023年04月02日「『Hello! Project ひなフェス 2023』つばきファクトリープレミアム ~浅倉樹々卒業スペシャル~」が2日、千葉・幕張メッセにて開催され、つばきファクトリーの浅倉樹々が同公演をもってグループおよびハロー!プロジェクトを卒業した。ハロー!プロジェクトのメンバーが総出演する春の恒例のコンサート「Hello! Project ひなフェス 2023」が1日・2日に開催。ラストの「つばきファクトリープレミアム ~浅倉樹々卒業スペシャル~」では、前半にハロプロ研修生、ハロプロ研修生ユニット’23、OCHA NORMA、BEYOOOOONDS、Juice=Juice、アンジュルム、モーニング娘。’23が出演し、後半はつばきファクトリーの公演に。つばきファクトリーは「初恋サンライズ」からスタート。「17才」では、スクリーンにMVが流れ、初々しいメンバーの姿に観客から声が上がった。最初のMCで、浅倉は「初期の頃を意識して長めのポニーテールにしました~! 12人のつばきファクトリーを目に焼き付けてください」とメッセージを送り、「『17才』ではMVも流れたということで、私たちも大人になったね」としみじみ。リーダーの山岸理子は「12人ではラストのステージ。私たちから一瞬たりとも目を離さないでくださいね!」と呼びかけた。中盤では、メジャーデビュー5周年を記念した数々のイベントを振り返るVTRが流れ、山岸は「季節を感じる曲が多いですよね」と述べ、浅倉は「どの季節もつばきって似合うよね」と照れながら話していた。本編終盤は「アドレナリン・ダメ」や「今夜だけで浮かれたかった」などで盛り上がった後、「君と僕の絆」を浅倉の卒業ソングにリニューアルした「君と僕の絆 feat.KIKI」を披露。浅倉はメンバーと抱き合ったりしながらしっとりと歌い上げた。そして、アンコールで浅倉が黒のドレスに身を包み、ソロで「You’re my friend feat.KIKI」を披露。歌の後半でメンバーも登場し、浅倉は目に涙が浮かべながら歌唱した。ここから卒業セレモニーへ。浅倉は「卒業ライブと題した演目で行えること、すごく感謝しています。ひなフェスのステージをお借りして12人のつばきをたくさんの方に見ていただけることも、アイドル・浅倉樹々を最後に締めくくることができるのも本当に幸せです。ここにいる皆さんはもちろん、日頃から応援してくださる皆さんがいるからこそ今日のステージがあります。本当にありがとうございます」とファンに感謝した。家族やメンバー、スタッフへの感謝の思いも述べ、涙を流した浅倉。「愛があふれている場所からの卒業。これからは別の道に進むことになります。いつからか、やらなきゃという責任感から、楽しもうという気持ちに変わっていったこと、これが自分の中での大きな変化だと思います。大切なことにいっぱい気づかせてくれた9年間、本当にありがとうございました。これからもつばきファクトリーは最高を更新し続けるグループだし、絶対に楽しませてくれます」と語った。犬好きで知られる浅倉は、本格的に動物のことを学ぶために4月から動物専門学校に通い、ソロとしても活動していく。「私には最高すぎる仲間たちと歩んだ経験、思い出が味方です。新しい環境、ソロになってもきっと大丈夫だと思います。だから言わせてください。さようならじゃなく、行ってきます! これからもお互い、それぞれの場所でつばきの花を咲かせましょう」と笑顔でスピーチを締めくくった。その後、メンバー一人ひとりも涙ながらに浅倉にメッセージを送り、ラストは「ハッピークラッカー」を披露。パフォーマンス後、浅倉はステージの端から端まで歩いてファンに手を振り、地声で「ありがとうございました!」と挨拶してアイドル人生を締めくくった。
2023年04月02日『映画刀剣乱舞-黎明-』(3月31日公開)の舞台挨拶が31日に都内で行われ、鈴木拡樹、荒牧慶彦、和田雅成、梅津瑞樹、佐藤たかみち、山本涼介、定本楓馬、小西詠斗、本田礼生、玉城裕規、耶雲哉治監督が登場した。同作は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」の実写映画化作第2弾。2019年1月に公開された前作『映画刀剣乱舞-継承-』は中規模公開ながらも、多くの熱いファンに支えられ、興行収入9.4億円のヒットを記録した。そこから約3年をかけて温められてきた第2弾が製作された。この日は全国234館でライブビューイングが行われているということで、鈴木は「観てくださった皆さんと、抹茶ラテマキアートで乾杯したい気持ちでございます。エア乾杯!」と乾杯し、和田が「せんかい! 座長がやっとんねん!」と観客を笑わせる。現代を舞台にした今作については、鈴木が「三日月宗近という役を演じてまもない頃から夢見てたので、非常に楽しかったです。行って見たいところがたくさんありましたので、夢が叶ってすごく嬉しかったですね」と喜びを表した。作中では三つ巴の戦いもあったが、荒牧は「結構近くで殺陣をしてくれと言われ、物理的な距離感を詰めてくれと。我々は長い絡まるものがたくさんついている三振りでしたので大変でしたよね」と苦笑し、梅津は「本当にこの距離ですから」と荒牧との距離感を再現。荒牧は「映像だと違和感ないと思うんですけど、実際だと違和感ありまくるんですよ! カメラマンさんも近かったし、これで決まったと思ったら最後の最後、カメラマンさんがつるんとこけて、それでもカメラを守って、監督が『OK! こける瞬間まで使う』言ってくださったのでほっとしました」とエピソードを披露する。耶雲監督は「布が本当に厄介で、でも『こうやって』と言うとぱっとやってくれるんで、布のプロ。布プロです」とキャストを讃えた。前作にも出演していた定本は「前回は顕現仕立てで右も左もわからない骨喰だったんですけど、今回骨喰はの意志の強さ、芯の強さみたいなものを表現きでたらと意識してやらせてもらいました」、今回映画に初参戦した小西は「時間遡行軍が怖い。目がピカーンと光ってて、一人の戦いだったので、周りにうようよいて、恐怖を覚えました」と撮影を振り返る。本田は「道中の移動が拡樹さんとマッキーさん(荒牧)と席が近くて、3人でしゃべってる時があったんですね。『この2人と3人で喋ってる!』ってファン目線でめちゃめちゃ嬉しくて緊張してました」と明かすも、鈴木と荒牧は「そう!?」と驚いていた。玉城は頭頂部の長さについて触れ「クランクインした時は距離感が慣れてなくて。山なので仮設トイレがあるんです。入りは問題ないんですよ、視界が見えてるから。でも出る時ですよね」と仮説トイレ事情を暴露。周囲にツッコまれつつ、「俺、5分くらいもがいてたからね! 距離感掴むのに最初の段階で苦労した点です」と説明する。また山本は「初登場だったので、クランクインする前にたかみちと2人で2時間くらい散歩しながら役の相談したり、人生について話したりして仲を深めて兄弟感を出すようにしました」とエピソードも。佐藤は「刀を使ったアクションが初めてで、これはまずいぞと思って、竹光を買いました。家の近くに大きい公園があって、夜中に1日100本振ってたんですけど、風の噂で本田礼生くんが1日に1,000本振ってると聞いて『俺、ダメだ』となって、そこから1,000本振るようにしました」と先輩の影響を語った。改めて鈴木は「今作は1番、人と刀剣男士が近い距離で存在している作品になっていると思います。皆さんの身近に刀剣男士を感じてもらえる機会だと思います。他の皆さんにも勧めていただいて、たくさんの方に楽しんでいただきたいと思います」と挨拶。耶雲監督は「この映画はとにかく面白く作ろうという強い思いを込めて撮影しました。初日を迎えたわけですが、我々の役割はこれで終わり、あとは観ていただいた皆さんのものになったと思います。皆さんの中にある思いの力をぜひいろんな人に伝えて行っていただきたいなと思っていますし、日本中に広まることによって、『黎明』という名の通り、明日を明るくできるかなと思っています。この作品にはその力があると思っています」と強く語りかけた。
2023年03月31日“本能寺の変”にて、刀剣男士たちと織田信長や羽柴秀吉ら戦国武将が絡み合い、衝撃の結末を描き出し大ヒットを記録した前作『映画刀剣乱舞-継承-』(2019年)から4年――戦いの舞台を「現代」へと変え、スケールアップした『映画刀剣乱舞-黎明-』が、ついに完成し、3月31日に公開される。主人公、三日月宗近役に鈴木拡樹。そして山姥切国広役・荒牧慶彦、へし切長谷部役・和田雅成、骨喰藤四郎役・定本楓馬らが前作より続投。舞台「刀剣乱舞」でも同役を演じている山姥切長義役・梅津瑞樹、堀川国広役・小西詠斗、一期一振役・本田礼生、小烏丸役・玉城裕規が参戦、さらに髭切役・佐藤たかみち、膝丸役・山本涼介ら新たなメンバーも顔をそろえた刀剣男士たち。現代での戦いを手助けする“仮の主”役を、秋田汐梨、柳美稀、飛永翼、堀内正美らが務め、中山咲月は酒吞童子という難役を見事に演じ切った。そして藤原道長に柄本明、源頼光に津田寛治、安倍晴明に竹財輝之助という、日本映画界を代表する実力派が脇を固める。今回は、三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切長義役の梅津瑞樹にインタビュー。意外にも初共演だという2人に対して互いの印象や、作品についての感想、さらには「自分が刀剣男士を現代のどこかに連れて行くなら?」といった質問にも答えてもらった。○■実は…「影を感じていた」――今回初共演というお二人は、意外とレアな組み合わせなのかなと思い、お話を聞いてみたいと思ったのですが、いかがでしょうか?梅津:そうですよ!鈴木:役同士で考えても、かなりレアな方だと思います。梅津:僕は、鈴木拡樹さんの影を随所に感じたりは……。鈴木:影を感じる!?梅津:例えば拡樹さんが以前、別作品でやった役を僕がやるとか。鈴木:なるほど!梅津:そこからお会いできたことがうれしかったです。鈴木:僕としても「ようやく作品で共演か」という気持ちはありました。――改めて共演してみて、お互いの印象はいかがですか?梅津:菩薩のような、仏のような方というお噂はかねがね伺っていて、その印象から大きく逸脱するようなことは全くなかったです。鈴木:みんな、伝達ゲームのように(笑)梅津:その上で、会話に面白をにじみこませる部分がある方だというのが、発見というか。そういうこともされるんだという驚きがありました。面白いことを言おうとしない人って、あんまりにじまないんですよ。鈴木:(笑)梅津:でも、くすっとくるような面白のスパイスが振りかかっている会話をしようとする方だなと思いました。鈴木:普段あまり自分から話さない分、急にしゃべり出したと思ったら、ボケる予兆です。「あ、ここいけるんじゃないか」と思った瞬間に……。梅津:温めているんですね(笑)鈴木:僕は梅ちゃんが最初に出演された時の舞台を観に行っていました。撮影前に挨拶はすんでいましたし、今回の映画を撮った後でも、実はトーク番組でご一緒して、そこで大学で文学を専攻されていたことを知って「だからこんなに美しい言葉が出てくるんだ!」と驚きました。僕は、梅ちゃんから、改めて日本語の美しさを教わりました。梅津:本当ですか!?○■身近なところに刀剣男士が現れる良さ――梅津さんは『刀剣乱舞』のゲームもお好きということで、鈴木さんの演じる三日月宗近についてはどのようなすごさがあると思いますか?鈴木:怖い質問だ(笑)梅津:僕が語るのもおこがましいですが、ゲームの三日月宗近はこの間“極”の姿になっていて、鈴木さんの演じる三日月宗近にも、その強さの片鱗が見えるような気がします。先日は“大侵攻”のイベントがあって、そこでも三日月宗近がキーパーソンだったので、「もしかして何か知ってるの!? 全部話してくれよ!」と言いたくなるような怪しさ、妖艶さみたいなものを、鈴木さんにも感じるんです。鈴木:僕は逆に、梅ちゃんが舞台『刀剣乱舞』で演じている姿を見て山姥切長義というキャラクターを知ったんです。そういう立ち位置でキャラクターと出会うのも、楽しいですよ。そこから改めてゲームでキャラクターをみて、「この部分がそっくりだよね」と見比べてみても楽しいですし。――たしかに、鈴木さんと同じように今回の映画から『刀剣乱舞』の世界に入る方もいるかもしれないですね。今回は舞台が現代というところで、ファンは驚いたと思いますが、お二人はいかがでしたか?鈴木:僕はもともと「現代を描けるチャンスがないかな」と思っていたところだったので、楽しみにしていました。タイミング的にも、いろいろな本丸でいろいろな歴史を見てもらえていたので、いよいよ我々の身近なところに刀剣男士が現れるという良さがある。今だからこそ、なのではないかと思いました。梅津:僕らはとにかく「おもしろそう」だと楽しみでした。見知った渋谷だったり、東京の各所で歩いてる刀剣男士の姿を見ることは今までなかったので、やっぱり新鮮でした。ちゃんと現代を楽しんでいる三日月宗近がいたり。鈴木:また、三日月がマイペースだからこそ、どの時代にいてもブレなくて、そのギャップが面白いですし、その割には対応力がすごくある人物なので、彼なりにちゃんと楽しんでいる。三日月宗近っぽいなあ」と思って、僕にとってはすごくキュンとするポイントでした。梅津:うん、かわいいですよね。「それ、どうしてもなんだ」みたいな(笑)鈴木:想像がつく(笑)――今回は2012年に訪れましたが、もし2023年に刀剣男士が現れて、お二人が仮の主になるとしたらどこに連れて行きますか?鈴木:どこかな? やっぱり似合わないところに連れて行くのがいいですよね。梅津:僕はなんだろう? うーん、キャンプですね。長義はおそらく激務でしょうから、ちょっと落ち着いた時間を2人で過ごそうか、と。鈴木:仮にキャンプに行くとなったら、めちゃめちゃ仕切りそうじゃない? 繊細そうだし。梅津:仕切ってくれるなら、僕としては楽です。指示さえしてくれれば僕も動けますし。セッティングが終わったら、ちょっと火でもつつきながら、「どうなの? 最近」と話したりしたい。僕は1人でキャンプに行くことがあるので「来るなら来れば?」くらいの雰囲気で。鈴木:今までなかった、現代に飛び込む今作だからこそ、こういう新しい展開が考えられていいですね。もしかしたら、このアイディアが元になって、たとえばYouTube配信で10分くらいの短編ができたりするかもしれない。梅津:長義の!?鈴木:あるよ!梅津:シュールすぎませんか?(笑)鈴木:見たいなあ(笑)■鈴木拡樹1985年6月4日生まれ、大阪府出身。2007年、テレビドラマ『風魔の小次郎』で俳優デビューし、2008年、『最遊記歌劇伝 -Go to the West-』で初主演を果たす。以来舞台『弱虫ペダル』(12~)シリーズ、舞台『刀剣乱舞』(16年~)シリーズなどで活躍し、2.5次元界を牽引。近年はミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』(21年)、「バクマン。」THE STAGE(21年)、舞台『アルキメデスの大戦』(22年)、『映画刀剣乱舞-継承-』(19年)、映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(20年)などに出演する。現在、ミュージカル『SPY×FAMILY』(2023年3月~)に出演中。■梅津瑞樹1992年12月8日生まれ、千葉県出身。2015年より劇作家・鴻上尚史が主宰する「虚構の劇団」の団員として俳優活動を始める。2019年3月に舞台「刀剣乱舞」出演で話題を呼び、近年の主な出演作にミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計篇(21年)、テレビドラマ&舞台「あいつが上手で下手が僕で」シリーズ(21年〜)、東映ムビ×ステ『漆黒天 -始の語り-』(22年)、SOLO Performance ENGEKI「HAPPY WEDDING」(23年)など。舞台「ちょっと今から仕事やめてくる」(2023年4月22日 - 30日)上演を控える。
2023年03月30日東京工芸大学(学長:吉野 弘章、所在地:神奈川県厚木市、以下 本学)工学部卒業生で写真家の新田樹さんが、このたび第47回(2022年度)「木村伊兵衛写真賞」を受賞しました。第31回「林忠彦賞」に続けての受賞となります。新田さんの受賞作品は、4月28日から5月11日まで、ソニーイメージングギャラリー銀座(東京)で展示が予定されています。受賞作は写真集「Sakhalin(サハリン)」(ミーシャズプレス)と、写真展「続サハリン」(ニコンサロン)。新田さんは、日本の統治後、ソ連領になった後も帰郷することができないまま現在までロシアのサハリン(樺太)で暮らす、韓国・朝鮮系、日本人の姿を丁寧な取材で追いかけています。2023年に創立100周年を迎えた東京工芸大学は、前身である小西寫眞専門学校の時代から、日本の写真教育の先駆的な存在として、多くの人材を世に送り出してきました。写真には、カメラやレンズといった工学的な要素と、テーマや表現というような芸術的な要素があり、本学では、テクノロジーとアートの両方の要素に重きを置いた教育を創立当初から行っています。「木村伊兵衛写真賞」は2021年度(第46回)受賞者の吉田志穂さんに引き続き、2年連続での本学出身者受賞となります。「テクノロジーとアート、掛け合わせて、未来を変える」。東京工芸大学は、テクノロジー(工学)とアート(メディア芸術)を融合し、これからも新たな価値の創造を目指し、世界をリードする多彩な人材を輩出し続けるよう一層努力してまいります。■「木村伊兵衛写真賞」とは木村伊兵衛写真賞は、故木村伊兵衛氏の業績を記念して1975年に創設され、2008年4月に出版部門が朝日新聞出版として独立した後は、両社の共催となりました。各年にすぐれた作品を発表した新人写真家を対象に表彰しています。受賞者は、写真関係者からアンケートによって推薦された候補者の中から、選考会によって決定されます。【朝日新聞出版URL】 ■新田樹(にった たつる)1967年福島県出身。東京工芸大学工学部写真工学科を1989年に卒業後、麻布スタジオに入社。1991年に半沢事務所入社。後に写真家・半沢克夫氏に師事。1996年に独立。【新田樹公式ホームページURL】 新田樹氏■受賞作品写真集「Sakhalin(サハリン)」(ミーシャズプレス)、写真展「続サハリン」(ニコンサロン)写真集「Sakhalin(サハリン)」(ミーシャズプレス)■東京工芸大学東京工芸大学は1923(大正12)年に創立した「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、当初から「テクノロジーとアートを融合した無限の可能性」を追究し続けてきました。2023年に創立100周年を迎えました。【本学公式WebサイトURL】 【本学創立100周年特設サイトURL】 【学部学科構成】・工学部工学科総合工学系:機械コース、電気電子コース、情報コース、化学・材料コース建築学系 :建築コース・芸術学部写真学科、映像学科、デザイン学科、インタラクティブメディア学科、アニメーション学科、ゲーム学科、マンガ学科東京工芸大学創立100周年ロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月28日舞台『カストルとポルックス』の公開ゲネプロが24日に東京・品川プリンスホテル ステラボールにて行われ、藤原樹(THE RAMPAGE)、新谷聖司、田村升吾、山崎晶吾(※崎はたつさき)、うえきやサトシ、龍(THE RAMPAGE)、中村誠治郎、北園涼、佐藤流司が取材に応じた。同作は佐藤が原案・脚本・演出を務めたオリジナル作。西暦2045年を舞台に、地下シェルターで生活している喧嘩っ早いが仲間思いの兄・五十嵐総司(藤原樹)と、生活を日記に綴る心優しい弟・翔(新谷聖司)が、本物の星を見ることを夢見ながら、がむしゃらに疾走する姿を描く。初主演を務める藤原は「本当に素晴らしいキャストの皆様、アンサンブルの皆様、そしてスタッフの皆様に囲まれて、恵まれた環境で主演を務めさせていただいてます。個人的に初座長ということで、僕にとっても観に来てくださる皆さんにとってもこれから先忘れることのできないような素晴らしい最高の舞台をお届けしたいと思います」と意気込む。作・演出を務めた佐藤は「昨日まで脚本家、演出家という立場で芝居を見させてもらって、今日からいよいよ役者といういつも通りの立場に戻って、皆さんと一緒にお芝居やらせてもらうわけです。昨日場当たりの時に、とあるシーンがございまして、やった瞬間に勝利を確信した次第でございます。相当面白い作品になっていると自負しておりますので、ぜひ来ていただければと思います」と自信を見せた。藤原は佐藤について「以前映画で、ちょっとだけ一緒にやったんですけど、その時はあんまり話す機会がなくて。今回舞台が決まった時に一緒にごはんに行って話させてもらって、見た目はちょっと怖いお兄ちゃんみたいなイメージがあったけど、すごい気さくな方で」と振り返る。一方、演出家としては「場を引き締めてくれる方なので、普段の流司くんと演出家としての流司くん、どっちも見れて僕もやりやすかったですし、アドバイスも的確にくれる」と感謝する。佐藤は今回キャスティングについて「普段も仲良くしゃべれるような方とやる方がスムーズだと思った」と明かし、特に主演の藤原については「主演ってやっぱり華がないとだめで、ルックスを含めすごい華がある方なので、中心にいたら間違いなく様になる方だろうし、自分自身が描きたかった脚本の五十嵐総司にもぴったりだなと思ってオファーさせていただきました」と絶賛。作品については、佐藤が「自分が舞台を観に行ったりした時に『難しくてなんかよくわからないけど、面白いな』という作品を結構見かけるんですけど、今回は『わかるし、面白い』を目指した」と説明する。「もう、知育菓子みたいな感じだと思って。ねるねるねるね的なもんだと思ってていいかなと思います」とたとえると、周囲も「いいたとえだね」と感心していた。最後に、一人一人がメッセージ。藤原は「僕ら自身も楽しんで、これから先の活動の強みになるように、全力で最後まで頑張っていきたいと思います。絶対に何度観ても楽しめる作品ですので、ぜひ皆さんこの舞台を観に来てください」と呼びかける。新谷は「ここにないキャストの方も含めて素晴らしい方々ばっかりなので、その存在感に負けないように。こんな弟が一家に一人欲しいなと思ってもらえるように頑張ります」、田村「普段舞台に立たせていただくことが多いんですけども、今回はプレッシャーを感じるというか、すごく試されてるような。演出家が役者の先輩の流司くんで、これだけのメンバーが集まってすごいものをみんなで背負ってる感覚なので、最後まですごい楽しみ。俺は書いてないんですけど、ぜひ脚本を手にとって、また舞台に来ていただけると、より楽しめる作品だと思うので、色んな所を見比べながら楽しんでいただけたらいいなと思ってます」とアピールした。山崎は「本当に何回観ても新しい発見があるような作品になっておりますので、ぜひ何度も何度も観てほしいです。最後まで応援よろしくお願いします」、うえきやは「毎回毎回違うことが起きると思うので、自分もいっぱいアドリブ頑張ります。この和気あいあいとみんなでやらせてもらってるんですけど、『このメンバーかっこいいなあ』と、全員のことを好きになってもらえると思いますんで、本当に全力で頑張っていきたい」と意気込み。さらに龍は「かけがえのない時間でしたし、本当に刺激的な日々でした。全員の力を合わせて一個一個を大切にして、死ぬ気でかましたいと思います」、中村は「唯一の40代で、キャストの方の年齢関係なくものすごい才能の持ち主が集まってる。舞台って敷居が高い印象が強いと思うんですけど、この作品は舞台を観たことない人にも観やすい作品になってると思いますし、これをきっかけに舞台好きになっていただけるような作品だと思っておりますので、ぜひ勇気を持って。お金もちょっと、高いですけど、すごいいい作品なので騙されたと思って見に来てください」、北園は「本当に感動できて笑える作品になってます。さっき流司が言ったシーンの場当たりで、泣きました。1人泣きました。みんなに笑われちゃったんですけど、それくらい感動できて、何度ても楽しんでいただける作品になってますのでぜひぜひよろしくお願いいたします」と語る。最後に佐藤は「どういうお話にしようかとか企画を考えたのが(2022年)3月ぐらいで、7月ぐらいから本格的に脚本執筆し始め、1カ月の稽古期間を終えて本日に至るということで、1年ぐらいかけて、そして半年近く、台本を書いては消して書いては消してを繰り返した、大分手のかかる子だったなと思ってます」とこれまでの苦労話も。「ただ、今回間違いなく言えるのはこれをドラマでもなく映画でもなく舞台でやるからこそ意味があると実感してもらえる作品になったかと思いますので、役者の熱やなんかこう舞台ならではの美しさみたいなものを肌で感じていただければと思います」とまとめた。公演は東京・品川プリンスホテル ステラボールにて3月24日~4月2日
2023年03月24日『映画刀剣乱舞-黎明-』(2023年3月31日公開)の東京スカイツリー 点灯式&完成報告会イベントが19日に東京・東京スカイツリーで行われ、鈴木拡樹、荒牧慶彦、和田雅成、梅津瑞樹、佐藤たかみち、定本楓馬、小西詠斗、玉城裕規、耶雲哉治監督が登場した。同作は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」の実写映画化作第2弾。2019年1月に公開された前作『映画刀剣乱舞-継承-』は中規模公開ながらも、多くの熱いファンに支えられ、興行収入9.4億円のヒットを記録した。そこから約3年をかけて温められてきた第2弾が製作された。続編について鈴木は「第1弾が完成いたしまして、その時に続編をやりたいねっていう言葉がキャストのみならず、スタッフサイドの方からも出ておりましたので、ようやく形にできたなという気持ちでいっぱいです」と喜びを表す。荒牧も「いざ映画第2弾をやるぞという時は、震えましたね、今も震えてるんですけど」と気温の寒すぎる状況にかけ、和田は「全然うまくないです」とツッコんだ。続編から登場する梅津は「映画の方でも山姥切長義を演じさせていただけるなんて、こんなに光栄なことはないなと思いつつ、アクションがすごく重要になってくるので、舞台とは勝手が違うと思いましたし、そこが楽しみでした」、小西は「僕は第1作も見させていただいていて、この堀川国広という役は、この業界に飛び込んだきっかけでもある役だったので、また演じさせていただけるのはすごくうれしかったですし、3年ぐらい経っていたので、成長した姿を見せれたらいいなと思いました」とそれぞれ思いを表す。玉城は「第1作の方を映画館で1人で観に行った時に、とてつもなく嫉妬して。『なぜ僕はここにいないんだろう』と思いまして。でも第2作に出演がかなって幸せに思いますし、第2作が決まる前、監督とお会いした時に『出演したいです』と言ったことをずっと覚えていてくださって、本当にうれしかったです」と明かす。和田も出演していた舞台だったそうで「和田がつなげてくれたと言っても過言ではない」と感謝していた。新たに登場することとなった佐藤も「僕も1作品目を見た時に、次があるんだったら絶対にここに入って戦いたいと思ったんですよ。それが叶って、人間って本当に飛び跳ねて喜ぶんだなというくらい喜んだんです」と強い思いを持っていた様子。「外でマネージャーから電話がかかってきて、『決まったよ』『マジっすか!』みたいな。それを本当に何もない道端でやるんですよ。恥ずかしくなりました」という佐藤だが、話の着地点がわからなくなり「助けてください!」とヘルプを求め、和田は「怖い怖い!」と怯えていた。現代設定の物語が展開される今作について、耶雲監督は「『 今回は現代を舞台にしたい』という話を聞いた時に、撮影がちょっと楽になるかなと思ったんですけど、実は逆に大変で、しかも刀を持ってアクションを許可してくれる場所が少ないんですよ。今回渋谷に出陣するとか、今までの『刀剣乱舞』ではありえなかったシチュエーションがいっぱい出てくるので、本当に大変でした」と苦労を振り返る。撮影について聞かれると、定本は「前回もワイヤーアクションで、今回も引き続き挑戦させていただきました。前回を超えるという面で、気持ち前回より高いところに吊るされてるなという感覚がありました。で、前回よりも速いスピードで降ろされてるなという感覚もありました。ちょっと怖かったんですけども、迫力のあるシーンになっていると思います」と見どころを語った。この日は、同作のメインキャラクター10振りの刀がスカイツリーを斬るような演出から始まり、そのあと10振りをイメージしたカラー が同時に映し出されるという、イベント限定特別ライティングの点灯式も行われた。鈴木が「撮影でも使わせてもらっていたので、点灯式もさせていただいてうれしいです」と喜び、荒牧が「間近で見れることも感動的ですけど、もう少し離れた場所から見たら、1番キレイだなと」と発言すると、和田は「文句!?」とツッコミ。荒牧は「違います違います! この街のどこかで『スカイツリー、点灯したよ』と言ってる方々が1番楽しめるのかなと思います」と弁解していた。
2023年03月19日独自製法でつくられた、皮まで美味の冷凍壺焼き芋ホカホカ・ひんやり・シャリシャリ、3種の食べ方独自製法でつくられた、皮まで美味の冷凍壺焼き芋自宅には冷凍で届きます。賞味期限は、冷凍で45日ほど、解凍後は当日中。大きさはS/M/Lと3サイズ用意壺焼き芋のテイクアウト店として全国に●店舗展開する【壺焼き芋もとの樹】。ここでは、一般的に知られている“石焼き”ではなく、より時間をかけてゆっくりと焼き上げる“壺焼き”製法で焼いています。「さつまいもは、加熱することでデンプンが麦芽糖に変化します。この変化は約60~70℃付近で起こりますが、一般的な加熱方法だとこの温度帯を通り過ぎてしまいます」。オリジナルの壺を使った壺焼きそのため、【壺焼き芋もとの樹】ではその温度帯で焼き続けられる“壺焼き”を採用。炭の熱と壺の反射熱でゆっくりと時間をかけて焼くことで、麦芽糖へ変化する温度帯を長く保ち、壺焼き特有のトロトロとした甘みのある焼き芋に仕上げています。さらに、一般的に焼きの工程は一行程がほとんどですが、【壺焼き芋もとの樹】では複数回に分けているそう。回数を重ね、じっくりと焼き上げることで、皮ごと食べても苦くない、しっとりやわらかな壺焼き芋になります。比較的皮が薄く、シルクのような舌触りが特徴の「シルクスイート」焼き芋に使用するのは、茨城県産のシルクスイートを中心とした厳選素材。シルクスイートは滑らかな食感と上品な甘さが魅力で、いま人気のしっとりした焼き芋にぴったりの品種。さらに、「何も加えない、素材のおいしさだけで勝負したい」とのことから、【壺焼き芋もとの樹】では砂糖やはちみつ、添加物などは一切使用していないのも特徴です。ホカホカ・ひんやり・シャリシャリ、多彩な3種の食べ方【壺焼き芋もとの樹】の『冷凍焼き芋』最大の特徴は、3パターンの温度帯で楽しめること。定番の温かい焼き芋を楽しみたい場合はレンジやオーブンで温めて、スイーツ感覚で食べたい場合は冷蔵庫に入れてひんやり焼き芋に。さらに、半解凍でシャリシャリとした食感を楽しみたい方は、冷凍焼き芋としても食べられます。これは斬新!レンジやオーブンで温めた「ホカホカ壺焼き芋」冷凍焼き芋を常温で90分ほど自然解凍し、レンジやオーブン2~3分ほど温めるとホカホカの焼き芋のできあがりひんやり冷たい「冷やし壺焼き芋」冷凍焼き芋を冷蔵庫に入れて2~3時間自然解凍すれば、ひんやり食感の焼き芋が完成半解凍でシャリシャリ!「冷凍壺焼き芋」冷蔵庫で90分程、もしくは流水で20分ほど解凍し、表面がやわらかくなってきたら冷凍焼き芋の完成そんな3パターンの食べ比べが楽しめ、好きな時に焼き芋が食べられる【壺焼き芋もとの樹】のお取り寄せ『冷凍壺焼き芋』。季節の変わり目はあたたかな日と寒い日が交互に来ていますが、その日の気温や気分に合わせて焼き芋を楽しんでみてはいかがでしょうか。※商品は3パターンあり、1kg(5個入り)、2kg(10~11個入り)、3kg(15~16個)があります。お取り寄せサイト「ヒトサラ CHEF’S MALL」世界で活躍する日本のトップシェフがつくるグルメやスイーツをはじめ、全国の知られざる逸品やその土地ならではの味などを「お取り寄せ」できるECサイト。「食」をより楽しくするバラエティ豊かな商品をご紹介しています。
2023年03月15日これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「樹懶」はなんて読む?「樹懶」という漢字を見たことはありますか?通常カタカナやひらがなで書くことが多い上に、日常生活であまり目にするものではない難読漢字です。猿に似ていて、動物園で会えることもある動物ですよ。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は、「なまけもの」でした!マイペースな動きが可愛らしい動物ですよね。1日のほとんどを木の上で動かずに過ごすことで有名な、なまけもの。「羨ましい!」という声が聞こえてきそうですね。「樹懶」は、立ち木を表わす「樹」という漢字と「怠ける」を表わす「懶」という漢字から成ります。難読漢字ではありますが、意味を考えるとすごく納得できますよね。家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》・『デジタル大辞泉』(小学館)・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)・『日本大百科全書』(小学館)あわせて読みたい🌈【鰈】の読み方はなに?平べったい魚の名前!
2023年03月09日第31回 林忠彦賞は、新田 樹(にった たつる)さんの「Sakhalin」(サハリン)に決定しました。この賞は、戦後写真界に大きな足跡を残した写真家・林忠彦の多彩な業績を記念し、周南市が周南市文化振興財団とともに創設したもので、時代とともに歩む写真を撮り続けた林忠彦の精神を継承し、それを乗り越え未来を切り開く写真家の発掘を目指すもので、2022年1月1日から2022年12月31日に写真展、写真集、カメラ雑誌等の表現媒体ですでに発表された、全73点の応募作品の中から選ばれた賞です。新田さんにはブロンズ像(笹戸千津子作「爽」)と賞金100万円を贈ります。授賞式は、4月28日(金)に東京にて行う予定です。また、受賞作品展を4月28日(金)から5月4日(木・祝)まで東京・富士フィルムフォトサロン、5月12日(金)から5月21日(日)まで周南市美術博物館で開催します。写真集「Sakhalin」(発行 ミーシャズプレス)第31回 林忠彦賞受賞作品作品名新田樹「Sakhalin」発表形態写真集・写真展写真集タイトル「Sakhalin」発行所ミーシャズプレス発行日2022年5月31日定価3,000円(税込) 500部限定A4変型(265mm×210mm) 164ページ写真点数110点写真展名称「続サハリン」会場ニコンサロン(東京・新宿区西新宿)日時2022年5月31日(火)から2022年6月13日(月)展示点数52点内容等ロシア・サハリン(樺太)、この島の北緯50度から南半分は、日露戦争後の1905年から1945年8月の第二次世界大戦終結までの40年間、日本の統治下にあった。1945年8月のソ連参戦時の緊急疎開と翌年に始まる引き揚げで、そこで暮らしていた日本人の多くはこの地を後にした。一方で多くの朝鮮半島出身者やその配偶者であった日本人らは、ソ連が支配したこの地を離れることはかなわなかった。戦後50年を過ぎた1996年、写真家としての最初の地としてロシアを旅していた作者は、サハリンのユジノサハリンスク(豊原)で日本語を話す女性たちと出会い、サハリンとそこに生きる残留韓国・朝鮮人やその配偶者であった日本人がいることを知った。しかしその時はまだ、これらの人々と向き合う自身が持てなかった。14年後の2010年、作者はこうした人々の現実を残したいと決意を固めた。最後の生き残りともいうべき人たちの家を何度も訪ね、丁寧に取材し、その生活や周りの様子をカメラにおさめていった。そしてその成果を、2015年の写真展「サハリン」で発表、その後も取材を続け、2022年の写真展「続サハリン」と写真集『Sakhalin』にまとめあげた。遠い北方の地で今なお日本語を話す人々。凍てつく寒さの中でつつましく生きる彼女らの人生に寄り添いながら撮影した作品には静かな時間が流れている。歴史に翻弄されながらもたくましく生き抜いてきた一人一人の人生の重みが伝わってくる。本作品は、戦争の歴史に翻弄された人々の姿が写真の行間から浮かび上がるドキュメンタリーの仕事として、高く評価された。李富子さんブイコフ(旧内淵)2017金公珠さんユジノサハリンスク(旧豊原)2011ブイコフ(旧内淵)2011旧王子製紙株式会社知取工場マカロフ(旧知取)2017ウラジクの長女レーナさん(公珠さんのひ孫)ユジノサハリンスク(旧豊原)2014受賞者プロフィール新田樹さん経歴1967年福島県出身東京工芸大学工学部卒業後、麻布スタジオ入社1991年半沢事務所入社半沢克夫氏に師事1996年独立主な活動【写真展】2003年「SURUMA」(コニカプラザ)2007年「樹木の相貌」(コニカミノルタプラザ)2015年「サハリン」(銀座ニコンサロン)2018年「RUSSIA〜CAUCASUS 1996-2006」(Zakura Photo Concept Shop)2022年「続サハリン」(ニコンサロン)【写真集】2022年『Sakhalin』(ミーシャズプレス)受賞コメント今回林忠彦賞を受賞したと連絡をいただき驚いています。私が初めてサハリンを訪れたのは1996年のことでした。戦後から50年を経たこの地で、日本の言葉が日常的に使われていることを知りました。それは単に話ができることとは違う別の何か。あの時感じた何かは、その後幾度も繰り返される問いとなりました。自らに問い、話をきかせていただいた方たちに問うことを、2010年から続けてきました。時間が過ぎるとともに、ひとり、またひとりと、お亡くなりになり、今回の受賞をご報告することはかないませんが、地に足をつけて研鑽を重ねたいと思っております。ありがとうございます。写真家 新田樹公式ホームページ写真家 | 新田樹Sakhalin写真集サハリン : 第31回 林忠彦賞最終候補作品エバレット・ケネディ・ブラウン「Umui」(写真集)王 露(おう ろ)「Frozen are the winds of time」(写真集・写真展)キセキ ミチコ「VOICE 香港2019」(写真集・写真展)高椅 智史「男鹿ー受け継がれしものたちー」(写真展)高椅 万里子「スーベニア」(写真集・写真展)鶴巻 育子「芝生のイルカ」(写真集・写真展)新田 樹「Sakhalin」(写真集・写真展)水島 大介「おじいちゃんの写真集」(写真集・写真展)※五十音順、敬称略林忠彦賞について賞についてこの賞は、戦後写真界に大きな足跡を残した写真家・林忠彦の多彩な業績を記念し、周南市と公益財団法人周南市文化振興財団が1991(平成3)年に創設したものです。1996(平成8)年には第46回日本写真協会文化振興賞を受賞しました。趣旨わが国の写真文化の発展において、林忠彦は木村伊兵衛、土門拳、渡辺義雄各氏などの先輩写真家とともに日本写真家協会設立に尽力する一方、昭和28年、二科会に写真部を創設、以後、全国のアマチュア写真家の資質の向上に最後まで全力を傾注しました。こうした氏の遺志を生かしアマチュア写真の振興を目的として本賞を設立しました。デジタル化の急速な進歩により多極化する表現形態に対応するため、第12回から新しい写真表現を目指す作家の参入も推し進めました。さらに第18回より、これまでの経験をもとに、対象をプロ作家にまで広げ、時代とともに歩む写真を撮り続けた林忠彦の精神を継承し、それを乗り越え未来を切り開く写真家の発掘を目指す賞へと拡大しました。選考できるだけ広い視野のもとで候補作品を絞るために、写真界各層の関係者約250名より推薦を受けた推薦作品と、公募による自薦作品の中から選考委員5名(大石芳野、笠原美智子、河野和典、小林紀晴、有田順一(周南市美術博物館館長)の各氏)による選考委員会によって決定します。公式サイト周南市美術博物館:林忠彦賞公式サイト : 【この件に関する問い合わせ先】周南市美術博物館林忠彦賞事務局TEL : 0834−22−8880 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月07日イチゴ狩りやイモ堀り、栗拾いなど、楽しみながら食について学ぶことができる、収穫体験。休みの日などに、親子で一緒に体験しに行くという人は少なくありません。そんな収穫体験が、ショッピングモール『イオンモール』で開催されることをご存じですか。カゴメ主催の食育体験イベント『不思議の畑とトマトの樹』カゴメ株式会社は、『植育から始まる食育』を広める取り組みとして、『不思議の畑とトマトの樹』というイベントを全国5か所のイオンモールで開催します。2023年3月22日から4月23日の期間限定で行われるこのイベントでは、トマトの収穫などを体験することができるのです!2022年にも開催され、大好評となった同イベント。会場内には、高さ2.3mを超える巨大な『トマトの樹』が出現し、野菜にまつわる知識を楽しく学ぶことができる、さまざまなコンテンツを体験できます。中でも注目なのは、無料でできるトマトの収穫体験!こちらは、土曜日と日曜日に開催され、約1千個以上の実がなる『トマトの樹』から、実際にトマトを収穫できるといいます。収穫したトマトは、そのまま持ち帰ることができますよ。2022年の収穫体験の様子がこちらです。ほかにも、AR空間に野菜が育つ畑の世界が登場する『AR不思議の畑の冒険ラリー』や、トマトに関するクイズなど、多くのコンテンツを楽しむことができます。気になる人は、足を運んでみてはいかがでしょうか!【不思議の畑とトマトの樹】■福岡会場:イオンモール福岡 イーストコート開催日:3月22日~26日11時~18時■大阪会場:イオンモールりんくう泉南 セントラルコート開催日:3月29日~4月2日11時~18時■千葉会場:イオンモール幕張新都心 グランドコート開催日:4月5日~9日11時~18時■埼玉会場:イオンレイクタウンkaze 光の広場開催日:4月12日~16日11時~18時■愛知会場:イオンモール東浦 セントラルコート開催日:4月19日~23日11時~18時[文・構成/grape編集部]
2023年03月02日●12人の魅力がたっぷり詰まったシングルにハロー! プロジェクトに所属するアイドルグループ・つばきファクトリーが、メジャーデビュー6周年記念日となる2月22日に10枚目のシングルとなる「間違いじゃない 泣いたりしない/スキップ・スキップ・スキップ/君と僕の絆 feat.KIKI」をリリース。グループ結成当時からのオリジナルメンバーで、4月2日にグループおよびハロプロを卒業する浅倉樹々にとっては最後のシングルとなる。このたび、浅倉、同じくオリジナルメンバーでサブリーダーを務める新沼希空、2021年に加入した河西結心に、同作の魅力やグループの今後などについて話を聞いた。それぞれ異なるテイストの3曲で構成されたニューシングル。「間違いじゃない 泣いたりしない」はクールな英語詞がポイントで、英語パートは小学2年生まで上海で過ごしていた帰国子女・福田真琳が務めている。「スキップ・スキップ・スキップ」は乙女心を歌った楽曲で、キュートでさわやかなポップス。「君と僕の絆 feat.KIKI」は、昨夏開催された野外ライブで披露された「君と僕の絆」を浅倉の卒業ソングにリニューアルしたもので、ミュージックビデオ(MV)ではメンバーが1人ずつ浅倉と顔を寄せ合うシーンも収められている。――シングルの魅力をそれぞれどのように感じているか教えてください。新沼:いろんなジャンルの楽曲を歌えるというのがつばきファクトリーの良さの一つだと思っていて、今回は「間違いじゃない 泣いたりしない」という洋楽っぽい新しいテイストの楽曲、シングルでは珍しいポップな「スキップ・スキップ・スキップ」、卒業する樹々ちゃんにフィーチャーした「君と僕の絆 feat.KIKI」と、シングルの中でもいろんなジャンルを楽しんでいただける作品になっています。前作の「アドレナリン・ダメ」という曲で、「こんな楽曲も歌えるんだ!」と知ってもらえたと思いますが、前作よりももっと成長した私たちを感じてもらえる3曲になっていると思います。浅倉:私、浅倉樹々にとってはラストのシングルではありますが、今の12人のかっこよさやかわいさなど魅力がたっぷり詰まったシングルになっています。今の勢いを止めないようにみんなで力を合わせてレコーディングやダンス、MV撮影に臨んだので、自信を持って「聴いてください!」という気持ちでいっぱいですし、これを機にたくさんの方に知ってもらえるようなシングルになったらいいなと思っています。河西:つばきファクトリーはオールマイティーだなと思っているのですが、3曲とも三者三様の魅力があって、それぞれの良さを皆さんに知っていただけたらいいなと思っています。かっこいい曲が好きな方もかわいい曲が好きな方も、いろんな方に刺さるシングルになっていると思うので、幅広い方に楽しんでもらえたらうれしいです。――今回のシングルでご自身にとって挑戦だったことは?新沼:私は、英語の歌詞がたくさんある「間違いじゃない 泣いたりしない」が挑戦でした。ハロー! プロジェクトは全員1曲まるまるレコーディングして、そこから歌割りが決まっていくので、英語の部分もレコーディングしました。初めてのことだったので普段あまり聴かない洋楽を聴いてたくさん勉強し、すごくいい機会になりました。この曲は、失恋してから成長していく曲ですが、自分にとっては過去の自分よりも今の自分のことが好きになれるきっかけになった曲で、また一つ成長できたかなと感じています。――また英語使う楽曲をリリースすることになっても、今回の経験が生かされそうですね。新沼:そうですね。英語が得意なメンバーもいますが、次こそは1行ぐらいはもらえるように頑張りたいです!浅倉:3曲とも全く違ったジャンルの曲で、主人公の女の子もそれぞれ異なるので、表現という面ですごく苦戦し、レコーディングではどんな声色やトーンで歌ったらいいのか悩みました。後輩4人が入ったことで元からいた8人の歌の見せ方も幅が広がり、みんなが歌を磨いてきているのがわかっていたので、私もどんな自分で挑んだらいいのだろうとすごく考えました。でも、「間違いじゃない 泣いたりしない」は自分だけでは決められなくて、ディレクターさんと話し合いながらどう歌っていくか決めました。――表現において特に苦労したところを教えてください。浅倉:「間違いじゃない 泣いたりしない」は失恋した女性がテーマの曲ですが、失恋をした経験もないので、どこまでリアルに表現できるのかなというのはすごく苦戦しました。最近は難しい楽曲をいただく機会が増えて、どんどん成長できているつばきファクトリーを見てもらえると思いますし、表現力も鍛えられているなと感じます。――河西さんはいかがでしょうか?河西:私も「間違いじゃない 泣いたりしない」の歌い方にはすごく苦戦しました。すごく大人っぽい歌なので、私は今19歳ですが、その年齢よりも少し上の年齢を想像してレコーディングし、初めてハモりにも挑戦しましたし、英語の歌詞にも挑戦しました。そして、「スキップ・スキップ・スキップ」はまた全然違って、ポップでかわいらしい曲だったので、「間違いじゃない 泣いたりしない」とは違う見せ方にするため歌い方はすごく工夫しました。――浅倉さんが12人体制になってからの変化を話してくださいましたが、新沼さんも変化を感じていますか?新沼:4人が入ってくれたことは本当に大きくて、8人で長い時間活動してきたからこそ、いい意味でも悪い意味でも慣れて落ち着いていた部分があり、フレッシュな4人が刺激として加わってくれて、もともと持っていた闘争心に改めて気づかせてもらいました。4人は歌が上手ですし、人数が増えてレコーディングではより一層頑張ろうという気持ちになり、作品も素敵なものになっていると思います。――先輩たちのコメントを聞いて、河西さんいかがですか?河西:私たち4人は、まだまだ先輩に追いつけていないと思うところがたくさんありますが、新しい風が吹いたと言ってくださるのはすごくうれしいですし、もっともっと新しい風を吹かせていけたらいいなと思います!●「君と僕の絆 feat.KIKI」MV撮影で卒業を実感――「君と僕の絆」は「君と僕の絆 feat.KIKI」として浅倉さんの卒業ソングに。浅倉:まさかシングルの1曲になるとは思ってもいなかったですし、卒業ソングとしてタイトルにも名前を入れていただいてびっくりしています。作詞作曲が今までもたくさんつばきファクトリーに楽曲提供してくださった中島卓偉さんで、つばきファクトリーの成長を卓偉さんも見てくださっていたからこその歌詞の意味もあるのかなと。サビの「ひとりじゃないよ 振り向けばいつでも 近くにあるさ僕らの絆」は、結成当初の私たちでは表現できなかった歌詞だと思いますし、私自身も今だからこそ素直にそう感じて歌えるなと思います。――活動を重ねて絆が深まったとリアルに実感されているのですね。浅倉:そうですね。グループで活動していると、もちろん楽しいときもいいときもあれば、つらいな、苦しいなと思うときもありますが、その経験も含めていろんな感情を知ることができてよかったなと思います。一人ひとりの魅力や個性にいつも背中を押され、みんなが頑張っているから頑張ろうという気持ちにもなれる大切な存在で、そんなことを思いながら歌ったり表現しているので、その思いが皆さんにも届いたらいいなと思います。――MVも浅倉さんの卒業を表現されていて、グループの歴史も感じられる内容に。浅倉:ストーリー仕立てになっていて、最初のシーンは加入してきた4人の表情なので新生つばきを感じつつも、同期ごとに撮影していて、私や新沼希空ちゃんは結成当初からいるので、ずっと一緒にやってきたという安心感もあるし、私たち頑張ってきたよねという思いにもなりました。一人ひとりとハグをするシーンもありますが、それぞれの個性が出まくっていて、「私、本当に卒業するんだ」という実感にもつながって一気に寂しくなりました。――寂しさも感じつつ、笑顔で撮影されたのですね。浅倉:笑顔でしたね。今は前向きな気持ちになっていますし、ただ寂しいという卒業ではないので、みんなに背中を押してもらって、いい笑顔が自然と出てきたのかなと思います。新沼:MV撮影のときに、樹々ちゃんが卒業するんだという実感がやっと湧いてきました。MV撮影はいつも緊張しますが、同期ごとに撮ったので緊張よりも安心感のある撮影に。樹々ちゃんや私は最初から活動してきて、ここまで来られたのはみんなのおかげだなという気持ちも強く感じましたし、完成したMVを見たときエモいなと思いました。河西:ストーリー仕立てではありますが素の表情で撮影していて、みんなでスライドショーを見るシーンも初期の時代からの歴史を感じるようなMVになっていて、温かいグループに加入できたことが改めてうれしいなと感じました。浅倉さんが卒業してしまうという実感も湧いて、完成したMVを見たときはうるっときてしまう感覚になりました。●紅白出場の目標もグループの今後を語る――この先はどういう風になっていきたいと考えていますか?新沼:私は最初、加入が続いていくグループになるとは思っていませんでしたが、こうやって加入を繰り返していくグループになれていることが今はすごくうれしくて、何年も続いていきたいという思いがあります。そして、樹々ちゃんがラストというのもあって今みんなの気持ちが一つになっているので、いい気持ちの勢いを止めずに進んでいきたいです。樹々ちゃんが卒業するまでは思い出をたくさん作って、卒業後も樹々ちゃんの思いも引き継いでいいグループになっていけたら。サブリーダーとして、グループのために何かできるように頑張っていきたいです。――具体的に目標として掲げているものがありましたら教えてください。新沼:また日本武道館公演をやりたいですし、先輩方が立っているアリーナなどにも立てるくらい大きいグループになりたいです。全国各地で応援してくださっているファンの方たちにも会いたいので、いろんなところに行けるような活動もしていけたらと思っています。河西:浅倉さんの卒業までは、12人体制の最高のつばきファクトリーを皆さんにお届けできるような活動をもっとしたいと思います。そして、今後の目標としては、いつもテレビで歌番組を見て「私も出たい」と思っていて、テレビは皆さんに知っていただける場だと思うので出演したいです。また、アリーナなど大きなところでコンサートをしたいですし、私たちが加入してからまだ行ったことがない地域でもコンサートができたらと思っています。――出てみたい歌番組は?河西:いっぱいありますが、目標は大きく……『紅白歌合戦』に出てみたいです!――浅倉さんは卒業されますが、どんなグループになっていってほしいと考えていますか?浅倉:これまでいろんな楽曲をいただいてきましたが、季節を感じる楽曲が多いなと感じていて、季節を代表するような楽曲を今後も増やしていけたらいいなと思いますし、そうやって楽曲を大切に歌い継いでいけるグループであってほしいと思います。そして、一曲一曲にメッセージがたくさん込められているので、パフォーマンスに対する熱量や思いは、どのアーティストよりも熱く持っていてほしいですし、どんな曲も歌いこなせるグループになっていってほしいなと思います。――グループにいらっしゃる間にメンバーに伝えておきたいことはありますか?浅倉:言葉で何かを伝えるのが苦手なので、パフォーマンスなどを通じて伝えたいことを表現できたらいいなと。ただただ楽しい時期を過ごしたいという思いもあるので、みんなとたくさん思い出を作る期間にしたいと思います!■つばきファクトリー2015年4月にハロプロ研修生内ユニットとして結成され、2017年2月に1stシングル「初恋サンライズ/Just Try!/うるわしのカメリア」でメジャーデビュー。同年、『日本有線大賞』新人賞、『輝く!日本レコード大賞』最優秀新人賞を受賞。2021年7月に河西結心、八木栞、福田真琳、豫風瑠乃の4人が加入し、12人体制に。オリジナルメンバーの浅倉樹々が、4月2日に開催される卒業コンサートでグループおよびハロー! プロジェクトを卒業する。グループ名には、日本原産の花・ツバキ(椿)のように、端正で凛とした美しさを持ちつつ、エバーグリーンな瑞々しさと強さを備えたグループに育ってほしいという思いが込められている。
2023年02月28日昨日2月22日にメジャーデビュー6周年を迎えたアイドルグループ・つばきファクトリーが23日、埼玉のRaiBoC Hall(市民会館おおみや) 大ホールで6周年記念ライブを行った。22日に通算10枚目のシングルで浅倉樹々のラスト曲となる「間違いじゃない 泣いたりしない/スキップ・スキップ・スキップ/君と僕の絆feat.KIKI」をリリース。オリコンデイリーチャートで3位という順調な滑り出しを見せている新曲の勢いそのまま、つばきファクトリーの新しい魅力が凝縮されたライブが展開された。「つばきファクトリー メジャーデビュー6周年記念ライブ ~Moment~」と冠された今回のライブは、昼と夜公演あわせて約2500人を動員。公演名に“Moment(=瞬間)”とある通り、メンバーは記念ライブの一瞬一瞬の喜びを噛み締め、会場に訪れたファンも、その瞬間でしか垣間見ることのできないメンバーのパフォーマンスを目に焼き付けていた。また “6周年=ロック周年”とかけ、バンドスタイルでのライブが展開された。ハロー!プロジェクトとしては珍しいバンド編成でのライブは、今春卒業を控える浅倉の「バンド編成で歌いたい」という強い希望から実現したという。結成時からグループのセンターを務めてきた浅倉の念願のひとつがかなった公演となった。2枚目のアルバム『2nd STEP』に収録されている「マサユメ」でライブはスタート。白い幕が下りると、ステージの上にはロックスタイルの衣装を着たメンバーが登場し、会場のボルテージは一気に上昇。メンバーがロックスタイルの衣装を着た写真を前日にブログでアップするなど、匂わせ(!?)的な告知はしていたものの、サプライズとなった生バンドを引っさげたライブ演出に、ファンからは大きな拍手が巻き起こる。その後も「可能性のコンチェルト」「アドレナリン・ダメ」といったアップテンポな曲を、生バンドの演奏をバックに披露。清楚で可憐なパフォーマンスに定評あるつばきファクトリーだが、今日ばかりはロックアイドルグループにアップデート。ステージの上で激しいパフォーマンスを展開していく。4曲目となる「ふわり、恋時計」では、春のうららかな陽だまりに漂うようなセツナイミディアムナンバーをキーボードの演奏に合わせて歌い上げ、いつもと少し違う楽曲の表情を見せていた。MCで、「私たち、つばきファクトリー、メジャーデビュー“ロック”周年を迎えました!」と挨拶すると、会場からは大きな拍手が。また各メンバーが「私のここを見て!」というテーマの一言とともに自己紹介。「目力が強めの私」(山岸理子)、「ロックな希空」(新沼希空)、「優雅でエレガントな私に注目」(谷本安美)、「ハンサムな私」(岸本ゆめの)、「ロックな髪さばき」(浅倉樹々)、「キラキラな私」(小野瑞歩)、「かわいいだけじゃない紗栞」(小野田紗栞)、「カッコいいダンス、カッコいい歌」(秋山眞緒)、「正統ロックな私」(河西結心)、「私のさまざまな歌声に」(八木栞)、「強気でロック」(福田真琳)、「ロックな音楽を楽しみます」(豫風瑠乃)と挨拶し、それぞれの今日のアピールポイントをPRしていた。MC終了後は、バンドメンバーが一旦退場。つばきファクトリーだけでのライブタイムに。新曲の「スキップ・スキップ・スキップ」にはじまり、「春恋歌」「弱さじゃないよ、恋は」「間違いじゃない 泣いたりしない」「意識高い乙女のジレンマ」と続けてパフォーマンス。恋愛をテーマにした楽曲などで、それぞれが主人公となって一つ一つの曲を壮大な物語として演じることに長けている彼女たちの個性が発揮されるターンとなった。「光のカーテン」では、再びバンドメンバーが登壇。1番はピアノとアコースティックギターに合わせて、浅倉がソロパフォーマンスを披露する。そして、2番からは各メンバーが次々と登場していくという、浅倉の卒業を意識したような演出となっていた。バンドメンバーの紹介を経て、ライブは後半戦へ。メンバーの「みんなクラップ!」の掛け声に合わせて、ドラムのフィルインとともにファンも手拍子。いつもと違う生演奏による楽曲アレンジに会場は一体感で包まれ、さらなる盛り上がりを見せるなか「表面張力~Surface Tension~」「My Darling ~Do you love me?~」「三回目のデート神話」と立て続けにパフォーマンス。最後に「今夜だけ浮かれたかった」を歌い、本編は終了となった。その後アンコールを経て、メンバーは再びステージ上へ。「笑って」を披露し、メンバーがファンへ向けた感謝の気持ちとイベントの感想を述べていく。「このライブは私の人生でベスト5以上に入る楽しさ。この一瞬一瞬を今回のライブで心に刻んでいただけたなら」(豫風瑠乃)、「魅力のある唯一無二のグループで、活動ができて誇りと幸せを感じています」(福田真琳)、「高揚感があって、テンション爆上がりでした」(八木栞)、「この空間を皆さんと一緒に味わえて、本当に楽しかったです」(河西結心)、「つばきのいろいろな一面を魅せられたと思う」(秋山眞緒)、「7年目は可愛いだけじゃない紗栞をお届けしたい」(小野田紗栞)、「メンバーは家族みたい。空気みたいに必要な存在」(小野瑞歩)、「(バンド演奏という)夢が叶いました。幕が下りた瞬間、うれしすぎて震えが止まらなかった」(浅倉樹々)、「ここにいる皆さん、7年目のつばきファクトリーにもついて来い!」(岸本ゆめの)、「こんな恵まれた環境でライブができてうれしい。ファンの皆さんもいつも以上に笑っていた」(谷本安美)、「7年目はもっともっと頑張って、次はもっと大きい会場で(ライブ)ができたらいいなと思います」(新沼希空)、「今日は来たくても来られなかったという声をたくさん聞いた。私たち愛されているなと思いました」(山岸理子)とコメント。メンバー一人一人の挨拶に、会場は温かい拍手に包まれていた。最後に「帰ろう レッツゴー!」を歌い、ライブは終了。元々の武器である良い意味でハロー!プロジェクトらしからぬ清楚さと可憐さに、ハロー!プロジェクトらしい力強いパフォーマンスが加わった近年のつばきファクトリー。岸本ゆめの、浅倉樹々、小野瑞歩、秋山眞緒のボーカルを中心に、歌とダンスで安定感のあるパフォーマンスを見せる先輩メンバー。そして、先輩メンバーに勝るとも劣らない表現力や、歌唱力で魅せる2021年7月に加入した河西結心、八木栞、福田真琳、豫風瑠乃のリトルキャメリアンと呼ばれる4人の化学反応は、現体制での完成形と呼ぶにふさわしいパフォーマンスを見せた。
2023年02月23日ハロー!プロジェクトの注目12人グループ・つばきファクトリーを、エースとして導いてきた浅倉樹々さんが、今春をもってグループから卒業することを発表。長い間、苦楽を共にしてきた仲間からの、愛溢れる贈る言葉。from 山岸理子樹々はまさにつばきの華。エースだし、センターだし、樹々がいるのといないのとでは、グループの華やかさが違うなって樹々が活動をお休みしてる時に痛感して、改めてその存在の大きさを思い知ったよ。3年くらい前、大喧嘩したのもいい思い出(笑)。でもあの時言い合えたからこそ、ここまで仲良くなれたと思ってる。これから不安なこともあると思うけど、遠慮なくいつでも連絡してね。(写真下段・右)やまぎし・りこ1998年11月24日生まれ、千葉県出身。いつでも冷静で頼れるリーダー。「メンバーを引っ張るタイプではないけど、リーダーとして一人一人をよく見ることを意識しています」ブラウス¥12,100ビスチェ¥8,250(共にレイ ビームス/レイ ビームス 新宿 TEL:03・5368・2191)デニムスカート¥15,950(マリークヮント/マリークヮント コスメチックス TEL:0120・53・9810)パールピアス¥77,000(アナプノエ/フォーティーン ショールーム TEL:03・5772・1304)右手リング¥2,090左手セットリング¥1,760(共にアネモネ/サンポークリエイト TEL:082・248・6226)ソックス¥935(靴下屋/タビオ TEL:0120・315・924)パンプス¥35,200(銀座かねまつ/銀座かねまつ6丁目本店 TEL:03・3573・0077)from 新沼希空私が首のねんざでお休みした時、誰よりも先に心配してメッセージをくれたり、そんな優しさに救われてきました。樹々ちゃんが今、新しい目標に向かって頑張るって決心したのは、本当にカッコいい。最近実感が湧いてきてさみしいけど、全力で応援するし、残り少ない時間、しっかり12人で活動して見送れたらと思っています。別々の道を歩むけど、これからも一緒に頑張っていこう。にいぬま・きそら1999年10月20日生まれ、愛知県出身。「サブリーダーなのに何もできていないので、今年はしっかりみんなのために何かできたらいいな、と思います。頑張ります!」※撮影当日、新沼希空さんは頸椎捻挫の療養のため不参加となりました。インタビューは後日収録のものとなります。from 谷本安美真っすぐ前しか見てない樹々を、ずっとすごいなって後ろから見てた。同じ時を一番長く過ごした仲だけど、なかなかうまく向き合えなかったよね。でもこの2~3年で、本音をぶつけられるようになって、ブログに「兄弟みたいに話しやすい」と書いてくれたことが嬉しかった。新しい夢に向かう姿もカッコいいけど、私は、アイドルをしている時の樹々が一番好き。ソロ活動、楽しみにしてるね。(写真中段・右から2番目)たにもと・あみ1999年11月16日生まれ、北海道出身。2020年、写真集『Am1』(オデッセー出版)を発表。美容師の姉の影響で、美容に開眼。北海道日本ハムファイターズのファン。ニット¥57,200(ピンコ/サン・フレール TEL:03・3265・0251)ショートパンツ¥33,000(クローゼット/H3Oファッションビュロー TEL:03・6712・6180)細ヘアピン6本セット¥28,600(ジェニファーベア/ザ ヘア バー トウキョウ TEL:03・3499・0077)太パールヘアクリップ¥1,518(アネモネ/サンポークリエイト)from 岸本ゆめの樹々は初対面から今日まで一貫してストイック。最近やっと食に対する人間らしさを見せてくれるようになったね(笑)。甘いものの差し入れをいただいた時「ケーキ!」って一番に立ち上がる姿を見ると嬉しくなる。グループの顔として走った8年間。でもここからは自分のことを第一に、ロック好きなあなたらしく自由に生きてね。ケーキ食べすぎでぽっちゃり化した樹々も見てみたい!(笑)(写真下段・左)きしもと・ゆめの2000年4月1日生まれ、大阪府出身。今年のさらなる夢は、ソロライブを開くこと。「憧れのあやや(松浦亜弥)の曲を歌うイベントも開きたいです」。愛称きしもん。ジャケット¥20,900ストレートパンツ¥14,300(共にレイ ビームス/レイ ビームス 新宿)シャツ¥9,900(jouetie ルミネエスト新宿店 TEL:03・3226・0333)セットリング¥2,420(アネモネ/サンポークリエイト)ソックス¥880(靴下屋/タビオ)ローファー¥7,900(チャールズ&キース/チャールズ&キース ジャパン)from 小野瑞歩ねえ、樹々。これを読んでくれる時はもう卒業間近だね。樹々は私にとってすごく安心できる人で、いつも心を支えてくれた大切な存在です。いなくなるのが想像できなくて、この先の自分が心配(笑)。でも明確な将来のビジョンを持ってる樹々を応援したいなって。次に歩む道の途中でしんどい時は、今まで支えてもらったぶん私が支えになるからね。だから、卒業してもずっと友達でいたいよ。(写真中段・右)おの・みずほ2000年9月29日生まれ、東京都出身。ラジオ日本『Hello! SATOYAMA&SATOUMI Club~Next~』出演中。人生初ショートヘアに挑戦し、新たな魅力を開拓中。愛称おみず。タートルニット¥14,300(トゥービー バイ アニエスベー/アニエスベー TEL:03・4355・0110)ワンピース¥9,900(ティティアンドコー TEL:03・3796・1651)ベルト¥35,200(バイ ファー/H3Oファッションビュロー)イヤリング¥3,630(ミミサンジュウサン/サンポークリエイト)ローファー¥11,900(マンゴ/ロコンド)from 小野田紗栞唯一の同期が樹々。オーディションの時に「絶対に一緒のグループに入ろうね!」って言ってくれたこと、今でも忘れません。お互い大人になって、深い話ができるようになったのはここ数年だからこそ、すごくさみしい。でも卒業が決まった時、樹々が話してくれた将来のビジョンがすごくはっきりしていて、強い意志を感じました。あと少し一緒に楽しもう!そして卒業後も支え合っていこうね。(写真下段・中央)おのだ・さおり2001年12月17日生まれ、静岡県出身。メンバーの中でも一、二を争う美容好き。「自分でメイクをすることが多いので、自分に似合うメイクのバリエーションを研究中です」ジャケット¥10,900(マンゴ/ロコンド)スカート¥16,500(RRR SHOP TEL:03・4363・8569)ヘアゴム¥8,800(ザ ヘア バー トウキョウ TEL:03・3499・0077)イヤリング¥1,760(アネモネ/サンポークリエイト)ソックス¥935(靴下屋/タビオ)パンプス¥8,500(チャールズ&キース/チャールズ&キース ジャパン)トップスはスタイリスト私物from 秋山眞緒樹々は本当に周りをよく見てる子。私は悩んでることや考えてることをあまり人に言えないタイプだけど、いつも樹々が「今日元気ない?」とか声をかけてくれて、その些細な声掛けにいつも助けられていました。樹々は私たちには優しいのに自分には厳しすぎるところがあるから、今まで頑張ってきたぶん、卒業してからは自分の好きなことをたくさんしてほしいし、自分をもっと甘やかしてね!(写真中段・左)あきやま・まお2002年7月29日生まれ、大阪府出身。グループいちのダンスセンスの持ち主でワッキングが得意。「夢は海外公演。海外のファンの方に直接会って、感謝を伝えたいです」カーディガン¥14,300(ガールズソサエティ)付け襟¥38,500(グーニャ プロジェクト/H3Oファッションビュロー)レースパンツ¥30,800(クローゼット/H3Oファッションビュロー)イヤリング¥3,300(アネモネ/サンポークリエイト)右手リング¥14,300左手リング¥20,900(共にマム/ビヨンクール TEL:03・6804・5201)ソックス¥660(靴下屋/タビオ)スニーカー¥16,500(リーボック)from 河西結心凛として、華のあるパフォーマンスをする浅倉さんはまさに椿のよう。よく周りが見えてらっしゃる方で、私にとって初コンサートとなった「続・花鳥風月」では、戸惑い緊張する私にずっと寄り添ってくださいました。後輩を気遣い、相談にも乗ってくれた心の支えの浅倉さんがいなくなるのは寂しくて不安ですけど、私は浅倉さんが大好き!だから、笑顔で送り出せたら。はあ…、できるかな~。(写真上段・右)かさい・ゆうみ2003年7月30日生まれ、山梨県出身。メイクを磨きたいと勉強中。「谷本さんに、涙袋を強調するには白とアドバイスされてやってみたらぷっくり」。歴史やお城好きの一面も。スカート¥10,780(マーガリンフィンガーズ/スクリーンショット TEL:03・4363・8569)カチューシャ¥1,320(アネモネ/サンポークリエイト)イヤリング¥3,300(マリークヮント/マリークヮント コスメチックス)パールネックレス¥10,780(エイチアッシュ/フォーティーン ショールーム TEL:03・5772・1304)シャツはスタイリスト私物from 八木栞とっておきの思い出は、ディズニーランドで猫のマリーちゃんのかぶりものをして遊んだこと。そんなかわいいの、普段の私なら絶対選べません。でも浅倉さんが「これにしよ」って言ってくれたから、浅倉さんとだから…と大胆になれました。バースデーイベントのソロ歌唱、とても素敵で心に残っています。グループの中の浅倉さんも素敵ですが、これからのソロでの活躍を楽しみにしています!(写真上段・左から2番目)やぎ・しおり2003年9月19日生まれ、愛知県出身。特技はバレエと声楽。お嬢様な雰囲気と律儀な人柄、「八木メシ」で見せる豪快なセンス…、と底知れない魅力の持ち主。愛称やぎちゃん。スウェット¥3,299(ウィゴー TEL:03・5784・5505)中に着たボウタイブラウス¥6,930(ティティアンドコー)スカート¥20,900(ガールズソサエティ)パールイヤリング¥2,640(ミミサンジュウサン/サンポークリエイト)ソックス¥880(靴下屋/タビオ)ショートブーツ¥35,200(銀座かねまつ/銀座かねまつ6丁目本店)from 福田真琳華やかでセンターが似合って、強い芯を持っている、つばきファクトリーの象徴のような浅倉さん。以前、私がグループ行動に疲れてしまって相談した時「私も同じような経験はあるし、もっと一人の時間を大事にしていいんだよ」と言ってくださって、すごく心が軽くなりました。浅倉さんの気持ちを受け継いで、もっと大きなグループにしていけるように頑張るので、安心してください。(写真上段・左)ふくだ・まりん2004年10月18日生まれ、長崎県出身。「もう一つ、磨いていきたいのは、子どもの頃から続けているバレエ。今後の活動に活かしたいです」ジャケット¥53,900ワイドパンツ¥50,600(共にチャンス/H3Oファッションビュロー)Tシャツ¥5,200(エムエムエルジー/MUSINSA JAPANjapan@musinsa.com)ネックレス¥24,200(クローゼット/H3Oファッションビュロー)左手リング¥2,090右手リング¥1,760(共にアネモネ/サンポークリエイト)パンプス¥9,500(チャールズ&キース/チャールズ&キース ジャパン)ソックスはスタイリスト私物from 豫風瑠乃浅倉さんは初めて会った時から優しいオーラが溢れていて、練習が大変だった時も浅倉さんが励ましてくれたからこそ頑張れました。これから進む道で、壁にぶつかったり、迷うことがあったら、今までつばきのみんなで乗り越えてきたことを思い出して、卒業しても一人じゃないっていう気持ちで頑張ってほしいです。それから、一緒にいられる時間はもう少ないけど、もっと仲良くなりたいです!(写真上段・右から2番目)よふう・るの2007年12月20日生まれ、大阪府出身。最年少ながら、歌唱力が高く評価されている。「ライブの前は緊張でガチガチですけど、音楽が流れてくると“楽しい!”が勝っちゃいます」ニットボレロ¥9,900シアートップス¥7,480(共にレイ ビームス/レイ ビームス 新宿)スカート¥11,900(jouetie ルミネエスト新宿店)イヤリング¥3,080(ミミサンジュウサン/サンポークリエイト)スニーカー¥15,400(アスファルト/アースマーケティング TEL:03・5638・9771)浅倉樹々「みんながいなかったらこんなにも熱くなれなかった。ありがとう!」理子へ自然とわかり合える関係になれた理子。話さない時間さえも心地よくて、どんなに疲れていても、理子がいるだけで癒されてた。希空へ音程も表情管理も完璧。公演ごとにメイクや髪型を変えて、誰よりもアイドル・つばきファクトリーを見せてくれてありがとう。安美へ優しく寄り添ってくれて、いっぱい救われてきた。パフォーマンス中の笑顔が最高にかわいい!きしもんへ常に一生懸命で、溶けそうなくらい熱い人。陰のリーダーとして、グループのために言いにくいことも言ってくれるとこ、もっと評価されていいと思ってる。瑞歩へ低音の安定と大事なパートを決めてくれる信頼感が絶大!現状に満足しないところが素敵だけど、時には自分を褒めてあげてね。さおりんへ私の少しの変化にも気づいてくれる同期。歌や表現力が成長しているのは、陰で努力してるからだよね。まおぴんへいち早く振付を覚えて、みんなができるまで付き合ってくれる優しさに感動。疲れてるはずなのに「大丈夫だよ」って安心させてくれて、心が広すぎる!結心へ透き通る歌声を初めて聞いた時、「このグループに入ってくれてありがとう」と思った。怖がらず、すべてを出し切ったら魅力が爆発するはず!栞へ栞は努力を積み重ねられる人。加入当初はよく怒られてたけど、プライベートでダンスレッスンを続けてきた成果が出てきてる!真琳へその独特な空気感で、グループを知る新たな入り口になってくれてる真琳。やりたいことに真っすぐ突き進んで。瑠乃へ誰とも壁を作らない、愛され最年少。人のいいところをたくさん盗んで、自分のものにしてね。(写真中段・左から2番目)あさくら・きき2000年9月3日生まれ、千葉県出身。3rd写真集『cherie』(オデッセー出版)が3月22日に発売。「今後は、動物の知識を増やして、動物番組に出演していけたら」ワンピース¥20,680(ゴスペル/ザ・ウォール ショールーム TEL:03・5774・4001)ベレー帽¥8,800(アース/OVERRIDE 神宮前 TEL:03・6433・5535)ネクタイ¥879(ウィゴー)イヤリング¥8,800(シズクイロ/フォーティーン ショールーム)リング各¥12,650(ヲタヨリ/フォーティーン ショールーム)ルーズソックス¥1,210(靴下屋/タビオ)サンダル¥16,500(メリッサ×ヴィクター アンド ロルフ/H3Oファッションビュロー)※『anan』2023年2月22日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・コギソマナ(io)ヘア&メイク・鈴木海希子福岡玲衣(TRON)小松胡桃(ROI)徳永 舞(BEAUTRIUM)取材、文・小泉咲子大澤千穂菅野綾子古屋美枝撮影協力・EASE(by anan編集部)
2023年02月21日アーティスト・岩橋玄樹と「ニューエラ」による、初のコラボレーションが実現。日頃から「ニューエラ」製品を愛用する岩橋がセレクトしたヘッドウェアを中心に、スウェットセットアップを含むアパレル類まで用意されたコレクションが披露された。メインモチーフには岩橋がサインを描く際必ず添える、手描きのハートマークを採用。また、「ニューエラ」のフラッグロゴを岩橋のイメージカラーであるピンクにアレンジするなど、シンプルながら細部にまでこだわりが詰め込まれたデザインとなっている。Genki Iwahashi x New Era®のコラボコレクションは、全国のNEW ERA® STOREとNEW ERA® ONLINE STORE、また厳選された「ニューエラ」の正規ディーラーで1月19日(木)より発売を開始する予定だ。>>Genki Iwahashi x New Era®商品一覧はこちら 問い合わせ先ニューエラneweracap.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月18日有村実樹の愛用アイテムをチェック2022年12月30日、モデルの有村実樹は、SNSを通じて帰省中のカバンの中身を公開。愛用しているハンドケアアイテムとリップについて紹介している。有村実樹愛用のハンドケアアイテムは『ヘパトリート 薬用保湿ハンドクリーム』で、濃厚なテクスチャーが特長。保水有効成分「ヘパリン類似物質」や天然油分のミツロウなどが含まれており、手荒れやひび、あかぎれを防ぐ効果が期待される。1個当たりの内容量は60g、定価は981円。リップは、2023年1月6日に発売される『Celvoke アラウズ リップス 03(ネオテラコッタ)』を紹介。素の唇の血色や質感を生かす、透け感のある発色となっている。レフィルの定価は2,970円。NHK文化センターの美容講師としても活躍有村実樹は1986年2月26日生まれ。栃木県出身。株式会社 MYSに所属し、モデル、美容研究家として活躍している。フィトセラピー(植物療法士)、アロマコーディネーターなどの資格を保有。美容に関する知識や経験、テクニックが豊富なことで知られる。インスタグラムのフォロワー数は10万8,000人以上。著書には『すべては乾かない肌でいるために』がある。(画像は有村実樹オフィシャルブログより)【参考】※有村実樹オフィシャルブログ※有村実樹オフィシャルインスタグラム※有村実樹オフィシャルホームページ※ZETTOC STYLE ONLINE SHOP※Celvoke
2023年01月16日来年5月にグループから脱退し、ジャニーズ事務所を退所するKing&Princeの神宮寺勇太(25)。脱退まで残すところわずかとなった今、過去の会見やインタビューで語っていた彼の言葉を改めて振り返ってみよう。■2018年1月17日デビュー発表会見――デビュー発表で印象に残っていたことは?「ほんとに、ジャニーさんから『YOUたちデビューだよ』って言われました(笑)」――グループの目標は?「社会現象を起こすような活躍をしたい。世間の流行を作りたい」■2018年5月26日デビューイベント「『シンデレラガール』が主題歌のドラマ『花のち晴れ』(TBS系)が大好き。恋の駆け引きに泣きそうになっちゃう」「デビューの日はこっそり(岩橋)玄樹と一緒にCDショップへ行って、本当に買ってくれるのかを隠れて見ちゃいました」■2019年4月2日発売『女性自身』新曲発売インタビュー――10年前になりたかった自分になれていますか?「木村拓哉さんのように、いろんな人を幸せにできたらいいなと思っていました。少しは近づけていますか?」――10年後の自分にメッセージを。「今のように楽しんでやっているといいな」――デビュー1年のご褒美は?「青森とか、行ったことのない場所へ旅行したい」――最近ハマっていることは?「バイク屋さんにいること。買いもしないのに、お店の人と2時間しゃべったり……変態です(笑)」――最近の悩みは?「寝つきが悪くて布団に入っても2時間くらい眠れないんです。睡眠誘導の音楽を聴いても、歌詞をつけたくなったりして逆効果(笑)」――平野紫耀へ一言!「いつまでも笑顔を絶やさず楽しい人でいてね」――髙橋海人へ一言!「20歳の誕生日が新曲誕生日。ダブルでおめでとうだね。海人の誕生日が3rdシングルに持っていかれないように、ちゃんとお祝いするよ!」――岸優太へ一言!「廉の誕生日会のとき、『次、ご飯会に行ったら、俺がおごるから』って言ったこと、忘れてないから(笑)」――永瀬廉へ一言!「20歳の誕生日、おめでとう!休みの日は外に出よう!」当時から今日にいたるまで、ずっと仲睦まじいKing&Prince。3人が脱退しても、King&Princeの絆は永遠に――。
2022年12月31日「浅倉さんは今、新たなプロダクション探しを始めているそうです。大手に入りたいみたいで、私の知る限り最低でも2社以上に話を持ち掛けたと聞きました。ただ、どちらからも断られたそうです。やっぱり今回のトラブルが発覚したことで、どこも敬遠しているみたいですね」(浅倉を知る芸能関係者)芸能事務所LIBERAとの退所騒動で波紋を呼んだ浅倉唯(26)。2021年9月から『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日系)で悪の女王アギレラ役で出演し、大ブレイクを果たした彼女。退所後も作品公開は続いており、12月23日には、劇場版最新作『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』が公開される。また2023年2月10日にVシネクスト『リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ』が上映開始されることも発表され、話題を呼んでいる。そんななか彼女はひそかに新たな再出発の場を求めて動き出しているというが、難航しているという。そもそもの発端は8月30日、LIBERAがHPで浅倉の契約解除を発表したことだった。《諸般の事情並びにご迷惑をお掛けした関係各所様へのけじめとしまして、契約を解除いたします》という内容。これに対し、浅倉は9月16日の文春オンラインで猛反論。退所理由については「金銭面が一番の原因」と主張。6月に事務所が否定したストーカー騒動についても「被害は本当にありました」とした上で、事務所に相談したものの「警察に被害届だけでなく連絡すらしていなかったそうで、愕然とした」と主張。いっぽうのLIBERAは記事の中で金銭問題について《不払い、1営業日を超える遅延の事実はありません》と主張。ストーカー騒動についても《当社は、浅倉の所属事務所として、何度も警察に連絡しており、求められた資料の提出その他捜査に協力しています》と否定していた。真っ向から食い違う双方の主張。そんななか、今年9月に芸能関係者は本誌にこう語っていた。「(所属事務所は)すでに訴訟にむけて動き出しています。騒動は、法廷闘争へと発展することになりそうです」当時、本誌は一連の事実関係についてLIBERAに事実関係を問い合わせたところ、担当者は「指摘されることについて否定はしませんが、詳しくはお答えできません」と回答していた。浅倉も「内容が随分と誇張されているようです」と答えたものの、具体的な相違点については回答しなかった。あれから3カ月、いまだ目立った動きはない。もしかして、騒動は終息したのかと思いきや……。■LIBERAは「100%訴える」とやる気満々、移籍交渉にも影響か「いえいえ。事務所としては、裁判をやる気満々みたいですよ。『絶対に訴える』と言っていました。浅倉さんは写真集をボツにしたことについて『水着だと聞かされていなかった』と主張していましたが、昨年11月時点で担当の女性編集者も交えて話をして納得していたはずなんです。なのに今年に入って突然、過去の撮影分も含めて水着写真は出したくないと言い出して……。女性編集者は目に涙をためていました。振り回されたのは、事務所だけではないのです」(前出・浅倉を知る芸能関係者)終息どころか、水面下で着々と進んでいた事務所とのトラブル。結果、彼女の再出発にも影響が出そうだという。「現在、LIBERAは弁護士に具体的な請求金額などを計算してもらっているところだそうです。つまり、年明け以降もトラブルは続くことになります。そんな渦中の栗を拾うような事務所なんて、まずありませんからね。すべて決着するまでは、移籍交渉もまとまらないでしょう」(前出・浅倉を知る芸能関係者)2023年も待ち受ける“いばらの道”。浅倉にとって、激動の1年となりそうだーー。
2022年12月25日人気漫画『SPY×FAMILY』が2023年にミュージカル化が決定した。主人公ロイド・フォージャーを演じるのは、歌手として、ミュージカル俳優としての活躍が目覚ましい森崎ウィンと、舞台において欠かせない俳優となっている鈴木拡樹のWキャストとなっている。今作への想い、ミュージカルへの想いなどについて語っていただいた。謎めいた部分を持つ魅力的なロイド・フォージャー――まず、ご自身が演じられるロイド・フォージャーの印象についてお聞かせください。森崎ウィン(以下、森崎)同じ男性として憧れを持てる人でもありますし、本当に完璧な人間なんですよね。でも、全てがパーフェクトに見えるけど、その裏にある謎めいているからこその魅力がヒシヒシと伝わってきますし、バックボーンを知りたくなります。鈴木拡樹(以下、鈴木)謎めいていることはやっぱり男性の魅力でもありますよね。スパイなんて特に謎めいた職業で。謎を解き明かされるとまずい側の人間を描くのはやっぱり魅力的でしょうし、作っていてすごく頭を使うんだろうと思います。――ご自身と似ているところはありますか?森崎自分の似ているところは正直、同じ人間であるっていうことだけです。本当に1ミリも似てなくて。鈴木完璧そうに見えるけどね。森崎全く完璧ではないんですよ。いろいろ抜けてまして(笑)。鈴木僕も正直、似てる部分ってすごく少ないと思うんですけど……なんでしょうね、男性であること(笑)。森崎はははっ!生物学的に。鈴木……という結論が出ます(笑)。――今の時点では演じていくにあたってどのようにお考えですか?森崎歌を織り交ぜながら、作品をどのように伝えていくのか、広げていくのかという点にも注目していただきたいですし、二次元の作品を俳優が三次元でやることの意味を自分なりに見つけてみなさんに伝えていけたらな、と思います。鈴木仮初めの家族ということがひとつのテーマになっています。Wキャストなので回ごとに組み合わせが違うので、仮初めで集まっているからこその魅力と言いますか。ある意味、エチュードのような刺激だったりを楽しんでもらえたらと思います。(編注:本作では森崎さん・鈴木さん演じるロイド・フォージャーのほか、《妻》ヨル・フォージャー役、姉のヨルを溺愛する、東国の秘密警察のユーリ・ブライア役もWキャスト、《娘》アーニャ役はクワトロキャストが回替わりで務める)Wキャストだからこその作り方――今回、Wキャストということですが、どのように作品に作用していきそうですか?鈴木こうしてコミュニケーションが取れることがありがたいですね。Wキャストって考え方にもよると思いますけど、メリット、デメリットはあるじゃない?森崎ありますね。鈴木Wキャストであることで、少なくともひとりあたりの稽古時間が短くなるかも、ということもあるんです。反面、自分だけで描くよりも、自分の100%を越えられる可能性があるんですよ。相手の100%も観られるので、吸収できるものがあるんです。それを利用すれば、自分が絶対に出せなかった魅力も出せると考えると、得なのかな、と。森崎僕はWキャストに対しての印象があまり良くなくてですね……。本当に稽古場が一番残酷だな、と思っていて、時間も限られていますし、気づいたら本番1週間前で「あれ、まだ何もできていない!」みたいな。以前は人を見る余裕もなかったんですけど、拡樹さんがおっしゃったように、今回は切り替えるところでもあるのかな、と思います。Wキャストって相方なんですけど相方じゃないみたいな、共演とも違う、絶妙なところにありますよね。――お稽古が始まる前に、これだけは聞いておきたい!ということはありますか?鈴木ものすごくどうでもいいことかもしれないけど、稽古中ってスーツでやる?森崎スーツではないですけど、靴やズボンは気にしつつ、やろうかと思っています。ジャケットも自分の羽織れるものを持って行こうかな、と。鈴木そうだよね、ジャケットぐらいは。森崎普段のような稽古着にはならない気はしています。鈴木稽古場でもアーニャとの絡み方が変わってくるのかもしれないと考えると、多少寄せているのほうがいいのかな、とか考えました。でも、ひとりだけかっちりスーツとかめちゃくちゃ嫌じゃないですか(笑)。森崎むしろ着てほしいです(笑)。あと、ウィッグを付けて帽子を被るのが意外と怖くて。ウィッグの経験がないのでひとつミスるとウィッグごと外れちゃうんじゃないかな、とか。神は細部に宿るじゃないですけど、細かいところをいかにやっていくのかは聞いてみたいですね。鈴木衣裳やウィッグはやっぱり試せる期間が短いですし。でも、今こうやっていろいろふたりでも話し合いながら進められると心強いです。何気ない質問とかから打開策生まれそうな気もします。――それが全体としても高めていくきっかけにもなるかもしれないですね。鈴木そうですね。そうしたらWキャストである意味がより出てくるでしょうし。ミュージカルにおける「歌」の難しさ――今回、ミュージカルということもあり、少し歌についてもお聞きしたいな、と思います。おふたりにとって、ミュージカルで歌うことの難しさ、楽しさはどういったところになるでしょうか。鈴木僕の場合は単純に歌い慣れていないんですよ。本当に歌う機会が少ないですし、歌うことに対して、「行くぞ」という一歩無駄な踏み込みがあって、それはやっぱり消さなきゃいけません。でも、それを救ってくれるのがミュージカルだと思うんです。表現として考えやすく、表現の中で歌を自然に入れられるように、というところはありますね。――ただ歌うよりも、ミュージカルであると気持ちが乗せやすいんですね。鈴木普通の言葉では表現しきれないパワーを持っていますから。そういう力を借りられるのはありがたいな、と思いますね。森崎旋律も合っていなきゃいけないルールがある中で心情として表現する足し算と引き算とか、絶妙なラインのところで歌うのが、ミュージカルなんですよね。自分の(音楽活動での)楽曲を歌っているときは、その日の気分で少し変えてみることもできるんですけど、ミュージカルの中でどう表現していくのか。だけど、その表現にたどり着くように楽曲もできているはずなので、そこでリンクさせていくことに難しさを感じます。純粋に歌うことが好きなので、リンクされて歌と芝居が繋がった「これだ!」という瞬間が気持ちいいですね。――おふたりにとって歌はどういう存在なんでしょうか。鈴木実は、ほとんど家でも音楽を聴かないんですよ。森崎そうなんですか?演劇を観に行ったときに、劇中歌やBGMが気になったりとか……。鈴木なるほど……でも、照明の効果だったりは気になりますね。照明も表現だと思っているので、そこも見てしまうと言いますか。森崎僕にとっては……歌の存在は、なんだろうな。歌によって変化が生まれたこともたくさんありますし、ありきたりですけど、なくてはならないもの、ですかね。――お芝居を観られるときの着眼点がそれぞれ違うんですね。鈴木確かに音のマッチとかは感じていると思うんですけど、音楽に詳しくないから、どういう楽器なのかはわかるけど、「このあたりの国の楽器を使ってるんだな」と思っても、その楽器が何なのかは出てこないです。森崎それは僕も分からないです(笑)。鈴木でも、そういう音楽を使えば世界が感じられることもあるんだな、ということに今気づきました。すごいことですね、これって。森崎そうですよね。照明とかも僕なりには観てますけど、たぶん、そういうところの目線までいけていない自分もいるんですよね。でも音楽ならいけますよ、ということではなく、音楽が入ってくるタイミングがけっこう重要ですね。「あっ、このタイミングで流れるんだ」とか、そういうところはすごく気にかけてしまいます。――今回、帝国劇場の舞台に立たれます。その点についてはどう思われますか。鈴木歴史の長い劇場にはいくつか立たせてもらっているんですけど、その中でも帝国劇場はミュージカルのイメージが強いんですよね。僕はミュージカルの経験が浅いんですが、その中でも魅力を探求はしてきたので、今回の作品においてどんなふうに歌がマッチしていくのかをすごく楽しみにしています。この『SPY×FAMILY』は原作を読んでいるときから歌が合うんじゃないかと思っていて、それを証明してくれているのはアニメ版だと思うんです。音のチョイスがすごく良くって、作品とマッチしているのを見ると、音楽と相性のいい作品なんだな、と感じています。そしてこの作品はとてもミュージカルとして向いているのではないかと思いますし、そのアプローチができるのが嬉しいですね。その場がまた帝国劇場という。ミュージカルファンの方にも新しい刺激を受け入れてもらえるような作品として届けばいいな、と今の時点では思います。森崎舞台経験もまだまだ浅くて、ミュージカルも大きいものが次で4本目になるんですけど、それで帝国劇場に立てるのは本当にある意味ラッキーですし、その劇場に合うミュージカル俳優なのか、という自問自答をした瞬間でもあるんですよね。プレッシャーはすごく感じていますが、素直に一生懸命やる、というシンプルですけど、それに尽きるかな、と常に思っています。すごく怖くもありますが、もしかしたら二度とないかもしれない経験だからこそ、このご縁とこの瞬間の中の奇跡というものをどうやって楽しんでいくか、というふうに捉え方を変えていきたいな、と思っています。取材・文:ふくだりょうこ撮影:塚田史香ヘアメイク=(森崎)KEIKO / (鈴木)AKIスタイリスト=(森崎)森田晃嘉/ (鈴木)中村美保衣裳=(鈴木)スーツ(三服屋 / TEL090 4147 9438)・シャツ(BLACK LABEL CRESTBRIDG / SANYO SHOKAI カスタマーサポートTEL0120-340-460・ネクタイ・チーフ・ネクタイピン(giraffe / WORK TO SHOPSendagaya TEL03 6455 5892・その他 スタイリスト私物ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★森崎ウィンさん×鈴木拡樹さんのサイン入りポラを抽選で3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>ミュージカル『SPY×FAMILY』2023年3月8日(水)~3月29日(水)会場:東京・帝国劇場兵庫公演(4月)・福岡公演(5月)あり12月24日(土) より一般前売開始!チケット情報はこちら:ぴあアプリでは森崎ウィンさん、鈴木拡樹さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2022年12月23日積水ハウスは、11月30日に「都市の生物多様性フォーラム」を開催しました。ネイチャー・ポジティブがテーマである当フォーラムは、独自の取り組みである「5本の樹」計画の成果や、教育・ウェルビーイング分野等への新たな展開の発表、各分野の第一人者の方々とのパネルディスカッションを行いました。12月にはCOP15(生物多様性条約第15回締約国会議)第2部が開催され、世界的にも生物多様性保全への意識が高まっており、会場やオンライン視聴を含め、多くの方にご参加いただきました。フォーラムの登壇者【登壇者のご紹介】<基調講演>積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩国際自然保護連合日本委員会 事務局長 道家 哲平 様(ビデオ登壇)<ご来賓挨拶>環境省 大臣官房 総合政策課 環境教育推進室長 河村 玲央 様<都市の生物多様性 活動報告>公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子 様<パネルディスカッション>東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授 曽我 昌史 様(ビデオ登壇)写真家 今森 光彦 様千葉大学非常勤講師 NPO法人生態教育センター理事株式会社生態計画研究所 主席研究員 村松 亜希子 様立教大学 特任教授、不二製油グループ本社CEO補佐 河口 眞理子 様積水ハウス株式会社 ESG経営推進本部 環境推進部 八木 隆史<司会>フリーアナウンサー 木佐 彩子 様■「5本の樹」計画の成果を数値化。生物多様性保全の推進に貢献当フォーラムのテーマは「5本の樹」から始めるネイチャー・ポジティブです。ネイチャー・ポジティブとは、自然を増やすなどの意味を持つ言葉で、企業などが生物多様性保全を考える際によく使われるキーワードです。2001年から積水ハウスが取り組んできた「5本の樹」計画は、「3本は鳥のために、2本は蝶のために」という思いのもと、地域の在来樹種を中心とした植栽を提案するプロジェクトです。住まいの庭から地域の自然とつながり、生態系ネットワークの形成を目指しています。これまで1800万本以上をお客様と共に植栽してきました。2019年より行ってきた琉球大学との共同研究では、20年前と比較して住宅地に呼び込める鳥の種類が2倍、蝶の種類が5倍になったことが明らかになり、2021年に世界初の定量評価の仕組みを構築しました。自然を回復させ積極的なネイチャー・ポジティブな活動として「第30回地球環境大賞」の大賞や「第5回エコプロアワード」大臣賞の環境大臣賞受賞等、高く評価されています。積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩≪新たに定量化手法の活用、教育、ウェルビーイングの3分野へ展開≫フォーラムの基調講演では、積水ハウス代表取締役の仲井より「5本の樹」計画から始まるネイチャー・ポジティブの新たな展開が発表されました。「今後の新たな展開が3つあります。まずは『5本の樹』計画での定量化の手法が、都市緑化機構様によって全国87ヶ所の企業緑地の評価に用いられます。次に教育分野への展開として、横浜市や長野県上田市との環境教育の連携が決定しています。最後にウェルビーイング分野への展開として東京大学と生物多様性と健康に関する共同研究を開始します」「生物多様性の豊かな庭の自然とのふれあいが、住まい手の自然に対する行動やメンタルヘルスに及ぼす影響などを科学的に検証することは世界初の試みのようです。積水ハウスのグローバルビジョンは“「わが家」を世界一幸せな場所にする。”です。一つ一つの小さなお庭から自然と触れ合うことにより、感性を育み、健康で幸せに過ごしていく、そんな生活の一助になれるよう、今後も『5本の樹』計画の活動を継続していきます」≪企業のネイチャー・ポジティブへの取り組みが求められる時代へ≫次に、国際自然保護連合日本委員会事務局長の道家 哲平氏より、COP15開催直前情報とあわせて、国際会議を通じた世界の声や企業に求められることをビデオレターでご紹介いただきました。ビデオレターで出演された国際自然保護連合日本委員会事務局長の道家 哲平氏「12月7日にカナダで開催されるCOP15第2部では、生物多様性というテーマで、新たな世界目標(ポスト2020生物多様性枠組)の議論が行われる予定です。2050年までに『人と自然の共存する社会』を作りだすために、近い将来である2030年までに我々が一体どんな行動をすればよいのか。自然を回復の軌道に乗せる『ネイチャー・ポジティブ』の考え方は、重要なキーワードです」「これまで生物多様性は配慮と考えられてきました。マイナスをゼロにする考え方です。しかし今後は、ポジティブ、つまりプラスを求めていく時代がやってきます。人間は、食べ物だったり、服であったり、そして住居であったり、さまざまな自然を使っていかなければ生きていけない生きものであります。しかし今後は、人間が使った以上に自然が回復されていく、そんな時代が求められようとしています。この中でとても大切なのは、『ネイチャー・ポジティブ』を定量的に把握し、定量的に議論できる状況に持って行くことが重要です。「自然を守り回復させつつ、社会課題も解決されるよう私たち自身の仕事をデザインしていく『ネイチャー・ベースド・ソリューションズ』も重要なキーワードです。国際的には、この『ネイチャー・ベースド・ソリューションズ』にもっと投資をしていこうという動きが起こっていくと言われています。企業における主流化、企業の役割もCOP15の非常に大きなテーマです。事業のバリューチェーンやポートフォリオにおいて、生物多様性にどれだけプラスの影響を与えるかをモニタリングして透明な形で開示する動きもあります。未来を見据えた投資や消費ができるように、世界330社を超える企業から情報開示を義務化すべきだという声もあります。世界の動きもありながら、大事なのは持続可能な未来に向けて我々がどんな行動をしていくこと『5本の樹』計画のように人と自然をつなぎ、自然を回復させることに関わり、理解が深まることを祈念いたします」≪社会課題の解決と経済成長実現で新しい資本主義へ貢献≫続いて、環境省大臣官房 総合政策課 環境教育推進室長の河村 玲央氏より政府全体における環境政策の動向と環境教育プログラムについてご紹介いただきました。環境省大臣官房 総合政策課 環境教育推進室長の河村 玲央氏「現在、政府全体で、経済社会の課題解決のため、新しい資本主義の実現を目指しています。なかでも、全省庁が取り組んでおり、我が国が直面する最重要社会課題のひとつに、一刻の猶予も許されない『気候変動問題』があります。環境省では、『炭素中立型経済社会(カーボンニュートラル)・循環経済(サーキュラーエコノミー)・自然再興(ネイチャーポジティブ)の同時達成』により持続可能性をめぐる社会課題の解決と経済成長を同時実現することで、新しい資本主義に貢献することを目指しています」「2030年、2050年と息の長い取り組みを続けていく上で重要なのが教育。現在、自然共生・生物多様性分野に対する様々な教育プロジェクトが行われています。自然体験学習については学校教育法に規定があり、義務教育の中で自然体験活動を促進して、自然を尊重する精神や環境の保全に寄与する態度を養うことを目的としています。これまでも多くの小学校が宿泊を伴う体験活動を取り組んでおり、その中で自然体験活動を行っている学校は87.9%です。地域の生物多様性の親近感や、生物多様性の保全意欲を高める自然体験学習は、その他の環境課題への関心を育む上でも重要であり、そこへ企業の皆様が参加していくことに大きな意義があると考えています」「環境施策に関して、今後、強化したい取り組みのひとつに『ビジネスにおける生物多様性の組み込み』が挙げられます。配慮ではなく、本業として生物多様性を取り込んでいただけるかどうかが非常に重要です。その成果を正確に評価し、環境教育など様々な分野へ発展することが今後の論点となっていきます。積水ハウスの『5本の樹』計画が方法論として確立され、様々な分野や関係者の方々に展開されていくことは、ビジネスにおける生物多様性の主流化への重要な一歩になることでしょう」■緑の認定「SEGES(シージェス)」と生物多様性評価の取組みフォーラム中盤では、公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子氏より、都市緑化機構が行っている緑の認定「SEGES」のご紹介と、琉球大学理学部教授、株式会社シンクネイチャー代表取締役の久保田教授とともに分析を行ったSEGES認定緑地と生物多様性評価についての活動報告がありました。公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子氏「公益財団法人都市緑化機構は、2013年に内閣府の公益認定を受けた財団となります。緑をつくり、守り、育てる活動に関わる市民・事業者・公共団体等による取り組みを支援するとともに、都心の緑に関する調査研究、情報提供、普及啓発を通じて緑豊かなまちづくりに貢献する活動を行っています。SEGES(シージェス)は緑の評価・認定の取り組みです。民間事業者が所有管理する緑地の価値と取り組みが、市民や環境社会にとっていかに素晴らしいものであるかを客観的に評価し、認定する制度のこと。『そだてる緑・都市のオアシス・つくる緑』の3つの部門で、社会貢献性及び環境貢献性の観点から評価を行い、緑地を認定しています。SEGES認定緑地の場所と保全の重要性を把握し、その効果を見える化することが、認定緑地による生物多様性保全の貢献につながると考え、久保田先生とともに分析を行っています」久保田教授と行っているSEGES認定緑地の場所が持つ生物多様性のポテンシャルの評価分析についても、菊池 佐智子氏からご報告いただきました。≪認定緑地へのネイチャー・ポジティブ方法論の普及を図りたい≫「認定企業の皆さんから『所有している緑地が適切に評価できるのか』『生物多様性の保全に向けてどのように緑地管理や運営をすればいいのか』といった声が寄せられています。そういった認定緑地へネイチャー・ポジティブ方法論の普及を図り、また認定緑地の生物多様性評価の観点を強化することでESG投資やSDGs関連の課題解決に向けた指標や方法論の検討を進めたいと考えています。それぞれの認定緑地と周辺緑地の関係性を見たときに、どのような生物多様性の価値があるのかを明確に示すことができると考えております。企業が自社の緑地とその取組みを通じて、自然との関わりを見直すことがアーバンネイチャー・ポジティブの実践につながると期待しています」以上のフォーラム前半では、自然回復への貢献が数値で実証された積水ハウスの「5本の樹」計画の活動や、「ネイチャー・ポジティブ方法論」を各地へ展開することで、日本全体のネイチャー・ポジティブの後押しにつながることが明らかになりました。世界的な見解や企業に求められることや環境への意識醸成を目的とした教育の在り方まで幅広い内容となりました。■生物多様性保全の社会的価値を考えるフォーラム後半では、生物多様性の第一人者でもある多様な分野の専門家の方々に登壇いただき、多くの示唆に富んだパネルディスカッションを行いました。子どもと自然、健康と自然、企業と自然といった多面的な視点から生物多様性の保全やネイチャー・ポジティブについて議論がなされました。会場には、里山とのかかわりの深い写真家の今森氏、都市のまちづくりや幼保育分野で活躍される村松氏、グローバルな目線や企業のESG投資に精通した河口氏をお迎えしました。冒頭では、積水ハウスの昨年の取り組みと今年のテーマをご紹介しました。昨年は、「5本の樹」計画を皆様と一緒に広げていけるよう「ネイチャー・ポジティブ方法論」の2つの情報を共有しました。まず1つ目は、単なる樹木図鑑にとどまらず、どの植物にどんな鳥や蝶が集まってくるかの相関関係までご紹介する「庭木セレクトブック」を無料で公開しました。「庭木セレクトブック」は、一般のご家庭にとどまらず、今後は学校などの教育機関への提供が予定されており、環境教育の支援を行います。もう1つは、生物多様性の保全に関する評価の分析について、科学的なノウハウを公開しました。「5本の樹」計画を取り入れ植栽した樹木の種類や本数を数値化したデータを、琉球大学の久保田教授がまとめた生物多様性のビッグデータを使用して分析するという具体的な方法です。これを活用していただいたのが、都市緑化機構の取り組みです。続いて、フォーラムの冒頭で積水ハウスとの共同研究が発表された、東京大学大学院農学生命科学研究科准教授 曽我 昌史氏よりウェルビーイング分野に関する内容がビデオレターで紹介されました。≪人と自然のふれあいから生まれる好影響≫曽我氏「ネイチャー・ポジティブな社会へ導く上で、自然との日常的なふれあいは重要な役割を担います。人と自然とのふれあいにより、健康を向上させるだけではなく、人々の生物多様性保全に対するポジティブな態度や行動を醸成できるなど、ポジティブなフィードバックが得られます。最近の研究から自然とふれあうと、人間はいろんな面で健康になることが分かっています。まずは、体の健康です。高血圧・肥満になりづらい、循環系疾患の予防になることが分かっています。次に、心の健康です。鬱症状の低下やストレスを減少させます。2年前に行った研究では、コロナ禍で日常的に窓から緑を見ていた人あるいは緑地に出かけていた人は『自尊心が高い』『人生満足度が高い』『幸福感が高い』などのポジティブな感情が増えることが分かり、人の精神的な健康が高まる可能性が示唆されています。また自然の質が重要であることも明らかになってきました。質は生物多様性のことを指しています。研究でも生物多様性が豊かな公園の方が、より心理的な回復効果が高いことがわかりました」≪日常的な自然体験は大きな可能性を秘めている≫曽我氏「また生態系保全の態度・行動の醸成に関する研究行い、例えば『ガーデニング経験者の方が生態系を理解していること』『幼少期の自然体験頻度が高い方が生態系保全に対するポジティブな行動が増えること』がわかっています。日常的な自然との関わりの場となる家の庭は大きな可能性を秘めていると考えます。今後積水ハウスとの共同研究によって、庭が人間の健康や社会の生物多様性生態系保全の態度・行動に対して、どういった効果を及ぼすのかを明らかにしていきたいと考えています」東京大学大学院農学生命科学研究科准教授 曽我 昌史氏次に、会場でのディスカッションが繰り広げられました。積水ハウス環境推進部の八木がパネルディスカッションの司会進行を務めました。―写真家の今森さんには「5本の樹」計画を立ち上げる当初から、多くのアドバイスをいただいています。最近の活動や生物多様性の動きについて、どうお考えでしょうか≪日本人の自然観を取り戻す里山の活動≫今森氏「写真を撮る行為は『内に入り込む・被写体を知る』と『被写体から離れる・客観的に見る』という二面性があります。自然についてお話しすると『内に入り込む』、つまり自然の中に入り込んでそこで生きる命と出会って、その命の気持ちになって物事を見ることが希薄になっていると感じています。もともと日本人が持っていたそのような感覚を取り戻す意味合いで、人と自然が一緒に生きる共存空間である里山の活動を始めました。人と自然の関わり度数は、日本においては農業環境、農地が高く、都市は希薄になっていきます。そのような中で、積水ハウスの『5本の樹」計画によって、緑のネットワーク化ができれば、農地の生きものたちが都市でも生きていけるようになるのです。現状、絶滅危惧種の7~8割は農地に生息していることがわかっています。これらをどう守るか。人と自然の関わりがある里山に生息する生きものの特徴は、環境を戻すとすぐに復元すること。人が根気よく環境を戻していくことはすごく大切です」パネルディスカッションの様子―これまでも今森さんから多くのことを学んできましたが、それを「5本の樹」計画に取り込んで、里山と都市の間を繋いでいく存在になれたらと思います。次は、村松さんです。「5本の樹」計画の効果を測るために生きもの調査などを行っていたときから関わっていただきました。最近の活動と生物多様性の動きを教えてください。≪身近な自然、アクセスできる自然の存在が子どもを育む≫村松氏「小さな子どもたちにこそ、多様な自然の中での機会が大切であるというニーズを受けて、乳幼児の自然とのふれあい、自然を通じた子育て支援やまちづくり、幼稚園や保育園の先生を中心とした保育ナチュラリスト養成講座に取り組んでいます。子どもたちは『生きものにどこまで近づけるかな』『どんなふうに触ったらいいかな』と目の前にある生きものとの距離感や力加減を全身で学んでいます。小さな子どもたちにとって、目線の高さにふれあえる自然があることは大切です。例えば、街中の小さな低木でも子どもたちにとっては迷い込めるジャングルになります。子どもたちが生きものを見つけて、自然の中で周りの環境も含めてよく観察したとき、同じ場所にその生きものを返そうとしてくれることがあります。どの樹も同じように見えるけれど、その生きものにとってはその樹こそが大事と考えるからこそ。その感覚を培うためにも、身近な自然の存在が重要です。小さな子どもたちが日常的に自然にふれあう様子を見て、周りの大人たちももう一度自然のおもしろさに気づき、その価値を感じていくことにもつながっています」パネルディスカッションの様子―「5本の樹」計画の庭が子どもたちにそのような機会を与えてあげる場所になればいいなと思います。続きまして河口さんです。昨年のフォーラムでもご参加いただきました。ESG経営の専門家として自然資本を重視される中、最近の活動について教えてください。≪もっと身近に生物多様性保全を考えるために≫河口氏「不二製油グループはカカオやパームなどの植物原材料を調達する企業です。森林破壊や児童労働といった社会課題も話題になりながらも、我々は企業の努力としてマレーシアやインドネシア、アフリカでの森林破壊をしない原材料を調達する努力をしています。またアフリカでは、女性組合をサポートし『環境再生型農業』を導入すること、多品種の作物を作ることで生物多様性を満たしながら農家の方たちの収入源になる活動を行なっています。また、私個人的には生物多様性をもっと身近に引き寄せて考えるために『自然の存在なしでは人間は生きてこられなかった』という原点に立ち返り、日本文化と生物多様性を結び付けたらどうかと考えています。私自身が習っている俳句の季語は、生物多様性の宝庫でもあります。今まで生物多様性に興味のなかった人にも関心を持ってもらう活動として、NGOと共同で俳句や茶道などの文化から身近な生物多様性を考えるセッションを行い、生物多様性を身近に感じていただく努力をしています」パネルディスカッションの様子―次に、生物多様性の社会的価値について皆さんへお話を聞いていきます。今森さんは里山の活動を通じて、子どもたちと生物多様性の関係について変化を感じたことはありますか。≪生態系のネットワークへの意識を向ける関わりを≫今森氏「23年間にわたり里山で昆虫教室をやっていて思うのが、子どもたちの好奇心や虫に対する知識は昔と変わっていません。変わった点は、子どもたちが自然環境を知らないことです。カブトムシのことはよく知っているけれど、カブトムシが生息している環境や自然のことは知らない。椎茸を栽培するクヌギが育って伐採し、また数十年経って伐採するというサイクルのなかに幼虫が生まれて育って暮らしています。子どもの頃に、環境や生きものに興味を持つことは、とても大切。庭といった小さな自然は、大きな自然に続く窓のような役割になると思います」―次に村松さんにお聞きします。自然遊びを通じて、幼稚園の先生や保護者の皆さんの反応がどのように変化したのか教えてください。≪子どもと自然の関わりが、大人への環境教育につながる≫村松氏「私が自然遊びに通う保育園では、振り返りの際に、先生の発言が2つの面で変わっていくのを感じています。1つは自然に対する発言、もう1つは子どもに対する発言です。先生の中には、自然が苦手な方や、ご自身が幼少の頃に自然遊びをした経験が少ない方も多いのですが、自然に関する質問がどんどん科学的、哲学的になっていくのです。また、多様な自然の中で、子どもたちも多様であることに気づいて、子どもたちひとりひとりの違いに寄り添うようになっていきます。」―子どもだけでなく、それによって大人も育っていっている、勉強になっていることを感じました。少し視点を変えまして、河口さんにお聞きします。企業の新しい役割として積極的な情報開示について、どうお考えでしょうか。≪企業は積極的かつ丁寧に情報を開示していく≫河口氏「企業もお手盛りでなく、いろんな研究機関や専門家を巻き込んで客観的に丁寧に伝えていくことは非常に重要だと感じています。投資家がESG投資の観点で、企業の生物多様性保全の取り組みに注目しています。気候変動に関しては脱炭素の観点で企業評価ができるようになっており、生物多様性に対する評価も一歩前進しています。現在私がアドバイザーを務めている日本最大級の運用会社では、所有している日本株について生物多様性のチャンスとリスクを業種ごとに分析し、12/8のサスティナブルレポートにて公開します。投資家の間でも、各企業の生物多様性の取り組みを正しく評価していくために、企業側の積極的かつ丁寧な情報開示が必要になってくると思います」―ありがとうございました。本日のフォーラムも、それに繋がってくれればと感じています。最後に積水ハウス「5本の樹」に期待することを、ぜひ教えてください。今森氏「日本古来の里山の環境を取り戻すことは、日本人の自然観を取り戻すことです。今、絶滅危惧種の7~8割は農地に生息し生物多様性が群を抜いて高く、コンクリートが増える都市に行くに連れ低くなります。そんな中で積水ハウスの『5本の樹』計画の庭が点で増えていくと、生態系のネットワークが面になっていくと思います。自宅の庭だけではなくて、そこから一歩飛び出して背後にあるコアな自然(例えば大きな公園や神社、農地など)とどう関わっているか、そこに生息している生きものとどう関わっているか。『5本の樹』計画を通じて、そんなことに興味を持っていただければと思います」村松氏「つながりがキーワードだと感じました。『5本の樹』が多様な自然や生きものとつながっていく、子どもたちが人と自然をつなぎ、子どもと大人がつながっていく。子どもも大人も快適に過ごせる都心のまちづくりで、自然が果たす役割は大きいと感じています。これからの『5本の樹』計画の取り組みに期待しています」河口氏「昨年のフォーラムで、『5本の樹』計画のデータベースをオープンにして、日本や世界の生物多様性に寄与したいという、仲井社長の強い思いをお伺いしました。今年は企業や教育等、日本国内での展開の広がりを感じましたが、今後は、効果が評価され、手法が応用できる部分は国際的にも広げたいと考えています。どこの国においても、誰にとっても、その場にある自然は本当に貴重なものです。『5本の樹』計画を、リミットを設けずに、どんどん広げていっていただきたいと思います」パネルディスカッションの様子―本フォーラムが、私たちの暮らしを豊かにしてくれる自然資本を再認識するきっかけとなることを願っています。積水ハウスは、未来の子どもたちに豊かな自然と恵みを残すために、今後も人と自然の共生社会を目指していきます。本日は貴重なお話をありがとうございました。約90分間にわたるフォーラムは、ひとりひとりの小さな行動が積み重なり、自然を回復するネイチャー・ポジティブにつながることを深く理解する機会となりました。生物多様性の保全や自然回復は、人間にとっても健康や幸福感などの好影響がたくさんあることや、企業活動の主軸に組み込むための追い風や、生物多様性保全効果の定量化による手法論の拡大への期待など、多くの勇気と希望がありました。2030年、2050年の未来を見据えて積水ハウスでは、さらなる生物多様性への取り組みを推進していきます。・積水ハウス「都市の生物多様性フォーラム」特設サイト(アーカイブ視聴はこちらから) ・積水ハウス 生物多様性保全の取り組み ・動画 都市の生物多様性とネイチャー・ポジティブ ~積水ハウス 「5本の樹」計画~ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月23日