いまから10年前の2005年、テレビ朝日系列で「熟年離婚」というドラマが放送されました。主演は渡哲也さん。その内容はというと、渡哲也さんが定年退職を迎えた日、35年の結婚生活を共に送ってきた妻から離婚届を突きつけられるというもの。主人公からすれば、寝耳に水の出来事です。現実にもドラマさながらに、子どもが手離れしたときや、夫の定年退職を機会に、妻のから離婚を切り出すケースは多いようです。それが、突然に離婚を思い立ったのではなく、きっかけはもう何十年も前だったというのも、よく聞く話です。なぜ女性は、離婚したいと思った夫と長年一緒に暮らすことができ、その間、夫の面倒も平気な顔ででき、自分の本音を隠し通せるのでしょうか。○女性は嘘をつくときも目が泳がない?厚生労働省の「人口動態統計」などを見てみると、結婚5年未満の離婚割合が減る一方で、20年以上の熟年離婚が増えているようです。前述のように、離婚のきっかけはここ数年のことではなく、10年、20年前にさかのぼる……なんてことも少なくありません。なぜ女性は、離婚したいと思った夫と長年一緒に暮らし、自分の本音を隠し通せるのか。いってみれば、嘘が上手なのか。これに関してはアメリカで面白い研究が行われています。その内容とはというと、男女に、一対一で話し合いをしてもらい、最初は本当のことを、途中から男性も女性も、嘘の内容を話させるという実験です。結果はというと、本当のことを話しているときの相手の顔を見つめている時間に比べて嘘をついているときは、男性は女性の顔を見る時間が減少し、女性は男性の顔を見る時間が増えたのです。よく、嘘をついている人は目が泳ぐなんていいますが、そのことが男性に関しては証明されたわけです。逆に女性はこの実験によると、嘘が上手で、自分の本音を隠し通すことができる、ということになりました。しかし、この実験結果では、離婚したいと思った夫と長年一緒に暮らすことができるという説明にはなっていないですよね。その説明には、経済的な問題が関係しているかもしれません。というのも、現在熟年離婚をする世代においては、女性で仕事を持っている人は多くはありません。離婚するとこで、生活水準が下がるケースは多いわけです。夫の定年退職後の財産分与(退職金)や厚生年金の分割などは、小さな問題ではないでしょう。そのためにも、定年までは一緒にいるんだという覚悟が女性にはあるのだと思います。もともと女性は、自分と自分の子どもを保護・養育してくれる男性をパートナーと決めたら、揺れ動くということは基本的にはありません。というのも、自分の命と引き替えになるかもしれない出産を、その男性との子どものために行うわけです。つまり、一度決めたら貫き通すというのが女性なのです。そんな女性の持つ意志の強さと嘘の上手さが、自分の本音を隠し通せる理由なのかもしれません。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール平松隆円化粧心理学者 / 大学教員1980年滋賀県生まれ。2008年世界でも類をみない化粧研究で博士(教育学)の学位を取得。京都大学研究員、国際日本文化研究センター講師、チュラロンコーン大学講師などを歴任。専門は、化粧心理学や化粧文化論など。魅力や男女の恋ゴコロに関する心理に詳しい。現在は、生活の拠点をバンコクに移し、日本と往復しながら、大学の講義のみならず、テレビ、雑誌、講演会などの仕事を行う。主著は「化粧にみる日本文化」「黒髪と美女の日本史」(共に水曜社)など。
2015年03月22日昨年9月に終了した番組『テラスハウス』に出演していた菅谷哲也と島袋聖南が11日、都内で行われた映画『テラスハウス クロージング・ドア』(2月14日公開)のトークイベントに出席した。おなじみのテイラー・スウィフトのテーマ曲に乗って登場した2人。お互いの第一印象について、菅谷は「すごい、クールな女性だと思いました。けど、だんだん日を追っていくごとに、いい意味でイメージが崩れてきたなと思いましたね」と振り返ると、島袋は「すごい子犬のようなかわいらしい子だなって。赤ちゃんみたいだなと思いました。今はすごいお兄さんになりましたね」と当時の印象を語った。また共同生活をしてみたいかという質問に、出演したメンバーの中でもっとも長くテラスハウスに住んだ経験を持つ菅谷は、「それはどうかな(笑)。今度は、一人の時間も大切にしたい」と回答。番組終了後の日々が描かれる映画については、「テレビでは、ほかのメンバーがどこで何をやっていたか、どんなことをしゃべってたのかがわかったんですけど、映画だとそういうのがわからないので、かえって新鮮でした」とテレビ番組との違いに触れた。また当日は、抽選で選ばれた6人が、車のトランクを開けて座る「テラスハウス乗り」を2人と再現できるフォトセッションも行われた。ファンとともに撮影後、「距離が近いのでドキドキしますね。2人の距離が縮まるという意味でもいいですよね」と島袋がコメントすると、菅谷が「(湯川)正人くんと聖南さんがやったのが最初じゃないかな! それからテラスハウスの文化みたいになりましたね」と、そのルーツを明かした。最後は、映画を多くの人に楽しんでほしいと呼びかけ、笑顔でファンたちに手を振り別れを告げてイベントは終了した。2人は公開初日となる14日に、TOHOシネマズ日本橋をはじめとする7劇場を回り、バレンタイン公開を記念した"バレンタインフラワー"の手渡しプレゼントも行う予定。
2015年02月13日俳優の菅谷哲也、モデルの島袋聖南が30日、神奈川・川崎大師で、映画『テラスハウスクロージング・ドア』のヒット祈願を行った。2月14日から全国公開される本作は、フジテレビ系で放送されたリアリティーショー番組『テラスハウス』の劇場版。シェアハウスに住む男女たちの日常生活や恋模様を追った内容で、劇場版では、最初から最後までテラスハウスに住み続けた"てっちゃん"こと菅谷を中心に、新たな住人たちの生活、卒業メンバーたちの人生を映し出していく。あいにくの冷たい雨の中、関係者らとともに境内でお護摩をうけた菅谷と島袋は、真剣な表情でヒット祈願。祈願を終えた菅谷は、「健康でいられますように」と絵馬に書き、「心を込めて祈ったので、ヒットして欲しい」ときりっとした表情を見せた。一方、「結婚出来ますように」と書いた絵馬を照れながら披露した島袋は、「気が引き締まった感じがしました。まだ観ていないので、私たち自身も楽しみにしてます。楽しく観てくれればうれしい」と公開へ向けてアピールしていた。
2015年01月31日少子高齢化により、明日を担う子どもたちに期待が集まる一方で近年、人生の円熟期=“プレミアムエイジ”と呼ばれる60歳以上のシニア層にも注目が集まっている。シニアたちがどのようなセカンドライフ(シニア生活)を理想としているのか、実態を探る意識調査が行われ、「樹木希林」がプレミアムエイジの憧れる“女性著名人”第1位であることが明らかとなった。今回の意識調査は、セカンドライフの総合プロデュース企業として総合介護サービスを展開している日本ロングライフ株式会社が、2014年12月11日~14日の4日間、全国の60~79歳の男女を対象に「人生の円熟期“プレミアムエイジ”と理想のセカンドライフに関する意識調査」としてインターネットリサーチを行ったもの。その中で、全回答者(1,000名)に「70歳代でセカンドライフを満喫していると感じる、憧れの女性著名人は?」と質問をしたところ、第1位が「樹木希林」、第2位は「野際陽子」、第3位に「吉行和子」、第4位は「加藤登紀子」、第5位は「倍賞千恵子」という結果となった。さらに男女別に見てみても、男性が選ぶ第1位は「倍賞千恵子」に譲ったものの、女性が選ぶ第1位は「樹木希林」だった。現在、72歳の樹木さん。舞台の上で、TVの画面の中で、銀幕の世界でーー実に50年以上もの間、女優として活躍し続ける一方、“ロック”な夫・内田裕也との夫婦関係や「全身がん」を患っていることなどを公言しており、その飾り気のない毒の効いた小気味好い“希林節”と呼ばれる語り口がたびたび注目され、昨年大ヒット記録を打ち立てた『アナと雪の女王』のテーマよろしく“ありのまま”を体現している人物でもある。今年の6月には、「やり残したことは、ありませんか?」というキャッチコピーが話題となっている、“カンヌの常連”河瀬直美の監督最新作『あん』で主演を務めており、昨年末に開かれた製作発表会見では「役者という我が身を映し出す仕事を選んだのには、何かがあった」と自身の人生の意味を自問自答するシーンが印象的だった。ちなみに、憧れの“男性著名人”の第1位は「加山雄三」、第2位「石坂浩二」、第3位は「高橋英樹」、第4位には「鳥越俊太郎」、第5位は「小泉純一郎」。また、第6位は「渡哲也」、第7位に「渡瀬恒彦」と兄弟揃ってベスト10入りを果たしている。(text:cinemacafe.net)
2015年01月20日フジテレビの人気リアリティ番組「テラスハウス」に出演し、一躍人気者となった“てっちゃん”こと菅谷哲也の素顔に迫ったDVD「裸の時間~若き才能~ 俳優・菅谷哲也」の発売を記念し、1月10日(土)にトーク&握手会を開催。イベント前に菅谷さんが報道陣の取材に応じた。菅谷さんは「テラスハウス」出演をきっかけに、俳優としてドラマ「ラスト・シンデレラ」、映画『ハダカの美奈子』、舞台「タンブリング FINAL」などに出演。このDVDでは「テラスハウス」以上に菅谷さんにカメラが密着し、連日の仕事の様子やプライベートでの姿を捉えている。DVDの中には菅谷さんが「タンブリング」で共演した須賀健太と焼肉屋で語り合う姿なども収められているが、普段から須賀さんとは仲が良いそう。また「テラスハウス」で一緒の時間を過ごした面々とも番組終了後も時折、顔を合わせて食事などをしていると明かした。元々、菅谷さん自身は人見知りとのことで、この日も報道陣を前に質問に答える様子も少し照れくさそう。「少しは直ってきた…」と明かしつつも、先述の須賀さんとの焼肉屋でも「須賀くんの方が喋ってるのが多いんですよね(笑)」と少し申し訳なさそう。この日のトーク&握手会で、一昨年の写真集発売以来、久々にファンと直接触れ合うこととなるが「ちょっと緊張しています…(笑)」と胸の内を明かした。ちなみに、シェアハウスを出て以降は「普通に独り暮らしです。人並みに暮らしてます…オシャレな家ではなくなりましたが(笑)」とのこと。この正月は地元でのんびりと過ごしたそうだが、声を掛けられることも増えたのでは?と思いきや「うちの地元は狭いのでそんなこともなく…前から知ってる人が多いので。(握手やサインを求められることは)全然なかったです。ちょっと寂しいですね」と苦笑交じりに語った2月14日(土)のバレンタインには、「テラスハウス」の“その後”を映し出す劇場版『テラスハウス クロージング・ドア』が公開となるが、改めて「テラスハウス」について「2年間出させていただいて、あの番組があって、いま自分はここに立たせてもらっている」とその存在の大きさを口にする。終了に関しては「寂しい気持ちもあるけど巣立つ感じ」とも。「“テラスハウスのてっちゃん”を卒業していけるようにしたい」と俳優として新たな境地を切り拓くことへの意欲を見せる。ちなみに現在、恋人は?という問いには「いえ、相変わらず(苦笑)」と赤面。好きなタイプの女性の性格や外見について「誠実」や「目力がある」などの要素を挙げ「女優さんでいうと、以前から真木よう子さんのファンです」と明かす。最後に改めて今回のDVDについて「『テラスハウス』よりももう一歩踏み込んで知ってもらえると思います」とアピールした。「裸の時間~若き才能~ 俳優・菅谷哲也」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年01月10日「ゆくゆくはショートフィルムの監督の中から1億円プレイヤーが誕生する」――。それは別所哲也が自ら代表となって国際短編映画祭を創設して以来、十数年にわたって言い続けてきたことである。10年前、いや5年前でも人はそんな言葉を夢想と笑ったかもしれない、だがいまや、それは決して夢物語ではなく、近い将来に十分に実現可能な目標と言える。それくらい、ここ数年でショートフィルムを取り巻く環境は激変した。スマートフォンや携帯型タブレットが普及し、どこでもインターネットに接続できる環境も整備され、ショートフィルムのみならず、海外ドラマや映画、TV番組に、スマホで撮影されたちょっとした面白映像まで、人々の生活と映像が深く結びついた。別所さんが創設以来、文字通り我が子のように育て上げてきた映画祭は「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」として年々、盛り上がりを増している。こうした変化に伴い多くの企業が、自社のブランディングの方法として、これまでの15秒、30秒の短いCMとは異なるショートフィルムの製作に力を入れるようになった。「Lexus Short Films」はそんな試みの先駆的存在。「LEXUS(レクサス)」と米独立系スタジオの大手「ワインスタインカンパニー」が協同で有望な若手監督のショートフィルム製作を支援しており、レクサスが掲げる“Life is Amazing”をテーマに今年も「Market Hours」(ジョン・ゴールドマン監督)、「Operation Barn Owl」(大川五月監督/落合賢脚本)の2作品が制作された。今年はSSFF & ASIAにおいてワールドプレミア上映も行われたが、この十数年のショートフィルムの興隆を見守ってきた、いや、自ら先頭に立ってその発展に寄与してきた別所さんに「Lexus Short Films 2014」の魅力からショートフィルムの変化、そして今後についてじっくりと話を聞いた。アメリカでショートフィルムに出会い、1999年に映画祭を始めたが「名刺にちょうどメールアドレスが入り始めた頃かな?」と別所さん。もちろん、映画をインターネットで見ることなどまだなかったが、それでもIT技術がこの業界に大きな影響を与えるという“予兆”は感じていたという。「その少し前、97年ごろかな…ハリウッドで、音声コンテンツの次は動画コンテンツだ!ネットという新たなウィンドウで映像をどう扱うべきか?そこでどうコンバートしていくか?ということを映画のプロデューサーも、テクノロジー側も、ファイナンス側も真剣に議論していた。ロバート・レッドフォードが主催するサンダンス映画祭に、シリコンバレーの資金がついて、IT関係の人間が大挙してやって来ていて、そうした予兆は何となく感じてはいましたね」。「映画も産業やテクノロジーと表裏一体。21世紀に入って映画もその在り方を自問自答してきたし、企業も広告とはどうあるべきかを自答し続けてきた」と語るが、その中で「Lexus Short Films」のような企画が生まれることは「必然だった」とも。「自動車であれ、他の産業であれ“ものづくり”というのはそこにデザインやアート、普遍性というのを必ず追い求めていくものです。映画もまた時代を“真空パック”する存在ですが、その意味で、洗練されたラグジュアリーブランドである『レクサス』が新たな才能やクリエイターを引っ張り上げ、新しい表現を模索し、新たな時代の“映像未来予想図”を示していくというのは必然でしょう。まず一義的に、レクサスは若いクリエイターを支援するけど、そこで生まれるデザインや創造性の力が、最終的にレクサスが追い求めるライフスタイル――Life is Amazing―――を実現する原動力となる。単なる芸術振興を超えた新たなパラダイムを提示していると思います」。16年前を思えば、隔世の感があるが、別所さん自身は「想像していた以上に変わった部分もあるし、もっと進むと思っていたところもある」と語る。時代と共にショートフィルムの世界も「いまなお模索中」であるという。「既に長編映画とショートフィルムという“二極化”ではなく、“多様化”の時代になってます。編成にとらわれない中編も増えていくでしょう。時間とコストの関係性も変わっていき、10分の映像に1億を投じることもあれば、2時間の作品をよりリーズナブルに製作し、それが大ヒットするということも増えると思います。ショートフィルムに関しては、1億円プレイヤーの実現もそうですが、4コマ漫画の連載で生活する漫画家がいるのと同じように、ショートフィルムというものがよりジャンル化され、当たり前の価値として存在するようになって欲しいと思います」。映画を「作る」デバイスと「見る」デバイスの革新に加え、SNSの普及など、その間の部分に関しても「“流通革命”と言うべき大きな変化が起きている」とうなずくが、その中で映画祭の果たす役割も大きく変わってきた。「映画祭というのは、究極の“価値づけの装置”、ランキングプラットフォームだと思う」と言葉に力を込める。「映画、映像が持つ価値をいかにストーリーテリングし、観客に伝えるか?観客に新たな価値との出会いを提供すること、それが映画祭の役割。とはいえ、20世紀型の映画祭ではもうダメ。リアルなイベントと結びつきながら、21世紀のネットワーク型映像映画祭としてネット上で大きくなっていくと思います。その中で、『いいね!』といった評価をシェアしたり、オーディエンスアワードのような観客の支持で良いものを選んでいく“共感メディア”として存在することも求められるし、一方で、キュレーターの時代と言われる現代だからこそ、専門的な目で批評することも映画祭の存在する意味だと思います。なかなかいまの日本では、映画にせよ本にせよ、本気でクリティック(批評)するという文化が少ないと思いますが、そこで戦い、議論し、考え方や価値観、地域性などをあぶり出していくという役割も果たせたらと思います」。とここまで“映画祭代表”として、ビジネスマンとして、ショートフィルムについて語ってもらったが「Lexus Short Films 2014」で発表された「Market Hours」と「Operation Barn Owl」の2作に話が及ぶと、急に別所さんは俳優、いや、ひとりの映画ファンの顔になり、愛情あふれる言葉が口をつく。「どちらもほのかなラブストーリーで、片想いを描いてますが、『Market Hours』が心の中の声を表象化していくのに対し、『Operation Barn Owl』は日本、アジア的な間を大事にして心の声を表情や佇まいで見せてくれます。両作品とも、良い作品が持つセリフや映像、構成上のダブルミーニング、トリプルミーニングを巧みに使っていて、本当にクオリティの高い作品に仕上がっていると思います。何度も観ることで細部にわたるミルフィーユのような重層的な構想や意味づけがジュワっと味わい深く出てくるので、じっくりと堪能していただきたいです」。(text:cinemacafe.net)
2014年11月06日JR東日本盛岡支社はこのほど、大船渡線BRTの新駅設置と陸前高田駅の移設を発表した。新駅の名称は「高田高校前駅」。陸前高田市からの要望を踏まえ、岩手県立高田高等学校の新校舎が陸前高田市内に再建されることに合わせ、新設することとした。これと同時に、陸前高田市役所仮庁舎前にある陸前高田駅を、隣接する陸前高田市消防防災センター等整備事業区域内に移設し、駅舎を新設する。高田高校前駅ならびに陸前高田駅新駅舎の供用開始は2015年3月の予定で、供用開始後は大船渡線BRTの運行ルートも一部変更となる。運賃や時刻などの詳細は決まり次第、発表となる。
2014年10月28日JR東日本盛岡支社はこのほど、大船渡線BRTに設置していた臨時駅「奇跡の一本松駅」を10月1日から常設化すると発表した。これにともない、同駅発着の運賃は一部改定となる。「奇跡の一本松駅」は昨年夏、夏季限定の臨時駅として長部~陸前高田間に設置された。今年も3月1日から同駅への停車を再開していた。同駅発着の運賃は従来、外方の隣接駅の営業キロを適用していたが、常設化後は新たに同駅にも営業キロが設定されることに。鉄道線と近接しない一般道路上に設置されているため、陸前矢作~竹駒間の鉄道線路上に位置する駅とみなし、陸前矢作から2.9km、竹駒駅から0.1kmとして営業キロを設定する。これにより、陸前高田~奇跡の一本松間の運賃が現行の190円から140円に変更されるなど、一部区間で運賃の改定が生じる。
2014年09月30日『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演中の菅谷哲也、OGの今井華、住岡梨奈や、叶姉妹の妹・美香、モデルの秋元梢らが28日、東京・日本橋の江戸桜通りで行われた『トランスフォーマー/ロストエイジ』(8月8日公開)のジャパンプレミアに登場した。日本橋の江戸桜通りを完全封鎖して行われた『トランスフォーマー/ロストエイジ』のジャパンプレミア。50mに渡って敷かれた赤と青のオプティマスカラー仕様のカーペットには、来日を果たしたヒロイン・テッサ役のニコラ・ペルツ、その恋人・シェーン役のジャック・レイナーのほか、多くの有名人たちが登場した。はじめに、俳優の真剣佑が、モデルの秋元梢、石田ニコルと、『テラスハウス』に出演中の菅谷哲也は、モデルの鈴木あや、植野有砂と共に登場。続いて、『テラスハウス』に出演していたモデルでタレントの今井華、シンガー・ソングライターの住岡梨奈が姿を現した。そして、ジャパンプレミアの特別ゲストで、「トランスフォーマー30周年記念大使」を務める武井壮と、吹き替え版でヒロイン・テッサの声を演じる中川翔子が、浴衣姿で登場。叶姉妹の妹・美香は、胸元を強調したセクシードレスでカーペットを歩いた。さらに、『トランスフォーマー/ロストエイジ』コスプレコンテスト参加者も、オプティマスやバンブルビーに扮した自慢のコスプレ衣装を披露。北海道・旭川市のキャラクター・あさっぴーも参加し、今回特別に用意したオプティマス衣装を初披露した。
2014年07月29日鬼才・中島哲也監督の最新作『渇き。』の完成披露試写会6月9日(月)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。主演の役所広司を始め、共演の小松菜奈、清水尋也、橋本愛、國村隼、オダギリジョー、中谷美紀、中島哲也監督が舞台挨拶に勢揃いした。原作は、第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作家・深町秋生氏の推理小説「果てしなき渇き」。酒飲みのロクデナシな父親・藤島(役所さん)が、謎の失踪を遂げた才色兼備の娘・加奈子(小松さん)を見つけ出そうと独自の調査に乗り出すが、やがて知られざる娘の正体が浮かび上がってくる。キャスト陣は、それぞれ演じた役柄を表した漢字2文字のパネルの前に立った。役所さんは「狂犬」の文字をまじまじと見つめ、「宣伝部、なかなか良い名前付けるね(笑)。クランクインする前にこの言葉をいただいていたら、もう少し良いお芝居できたかな?初めてこういうキャラクターを演じさせてもらって、非常にチャレンジだったけれど良い経験になった」とご満悦。一方、「畜生」と書かれたパネルに首をかしげたオダギリさんは、「この言葉、声に出していいのかな……」と戸惑い気味だった。中島監督に大抜擢され、本作で銀幕デビューを果たした小松さんは、「天使?」とクエスチョンマークの付いた謎の役どころで「天使か悪魔かって言われると悪魔かもしれないけど、天使の部分もあったり、人を惹きつける不思議な魅力を持った役」と捉えていた。操り人形の意を持つ「傀儡(くぐつ)」という言葉通り、加奈子に翻弄される気弱な少年を演じた清水さん。この日15歳の誕生日を迎え、R15+指定の本作も鑑賞できる年になったが、「友だちにも観てほしいけれど、観ない方がいいよ、とも思う(笑)。観る直前に『覚悟はできたか?』と確認は取るかな…」とあまりの衝撃作に圧倒されていた。壮絶な現場だったことで知られる『嫌われ松子の一生』以来、約9年ぶりに中島監督作品に戻ってきた中谷さんは、「中島監督から『今日は悪口は言わないように』と言われている(笑)」と口裏合わせを暴露しながら、「思い返すと監督に助けられたことばかり。今回も雪山に放り出されたシーンで100テイクはいくかなと覚悟していたけれど、1~2テイクで終わった。優しいところもある」と頬をゆるめていた。小松さんも、「中島監督は噂では怖いと聞いていたけれど、私を緊張させないように気をつかってくれていた。優しいクマさんみたいな方ですね」と意外にもほんわかとした印象に驚き。すると、前作『告白』に続いて中島組に参戦した橋本さんも「クマのイメージ。現場も気持ちいい」と“鬼”監督と思われがちな中島監督の誤解を解き、中島監督もほっと安堵の表情を浮かべていた。『渇き。』は6月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年06月10日『嫌われ松子の一生』『告白』の中島哲也監督が、役所広司を主演に迎えた新作映画『渇き。』がすべての仕上げ作業を終えてついに完成し、7月4日(金)から公開されることが決定した。その他の情報本作は、“第3回このミステリーがすごい!大賞”を深町秋生のデビュー作『果てしなき渇き』が原作。突然、失踪してしまった優等生の娘を、元刑事の父親が捜索するうちに想像もしていなかった事態に巻き込まれていく姿を描く。主人公の元・刑事、藤島昭和を役所が、娘の加奈子役を新人の小松菜奈が演じ、妻夫木聡、オダギリジョー、中谷美紀、二階堂ふみ、橋本愛が共演する。本作は昨年末にクランクアップし、夏の公開を目指して仕上げ作業が行われていた。先月初旬に開催された配給会社GAGAのインアップ発表会に登場した中島監督は「今までの僕の作品ともまったく違う映画になりそうなので、ハラハラドキドキしながら仕上げの作業をやっている最中。きちんと映像化できれば、今までにない相当新しい映画となって、面白くお客様に観て頂けるんじゃないかなと思う」と宣言していたが、映画はこのほど完成。これまでの中島作品の衝撃を上回る過激なエンターテインメント作品になっているという。前作『告白』が大きな反響を巻き起こした中島監督の“次の一手”となる本作には、制作発表時からネットなどで期待のコメントが多くあがっており、7月の公開時にはこれまで以上の盛り上がりを見せることになりそうだ。『渇き。』7月4日(金) TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー
2014年04月04日東京・新国立劇場 中劇場にて今夏上演される舞台『激動-GEKIDO-』で、水川あさみが舞台初主演を務める。共演の別所哲也とともに、作品にかける思いを訊いた。舞台『「激動-GEKIDO-」川島芳子の物語』チケット情報過去に共演経験もあり、取材開始直後から打ち解けたようすを見せる水川と別所。まず別所が「あさみちゃんは何の色にでもパッと飛び込んでいける、チャレンジ精神豊富な女優さん。しかも本当に明るい人なので、今回も現場のムードメーカーにとどまらず、主演として作品そのものを引っ張っていってくれると思います」と切り出すと、水川は「怖い~」と苦笑い。水川は別所について「何でも包み込んでくれる、懐の大きい方」と表し、「別所さんがいてくれてとても安心ですし、いろんなことを勉強させてもらいたいです」と、別所に全幅の信頼を寄せる。本作で描かれるのは、“男装の麗人”として一世を風靡しながら、最期にはスパイとして中国で処刑された川島芳子の生涯。その芳子を水川が、芳子の養父であり、芳子への複雑な愛に苦悩する川島浪速を別所が演じる。水川は「女性っぽさと男性っぽさ、その二面性みたいなものがとても面白い。謎の多い女性ではありますが、それがまた彼女の魅力にもなっていて…。芳子という女性の切なさ、芯の強さみたいなものを、観た方に伝えられたらなと思います」と抱負を明かす。また浪速という男について別所は、「芳子に対して、愛情と憎しみが入り混じっている。自分が育てたのに、出来が良過ぎると逆に嫉妬してしまうというか…。さらに浪速を始め、芳子を取り巻く人々がどういう時代を生き、なぜこんなにも“激動”だったのか。演じることを通して、体で感じていきたいです」と、作品に対する期待感を募らせた。今年30歳を迎える水川。8年前の初舞台について「あまり面白みを見出すことができなかった」と振り返るが、「新たなチャレンジをしたい!」という思いが、水川を再び舞台へと駆り立てた。「私にとって舞台はとても大きなチャレンジですし、ぜひそのチャレンジを見届けて欲しいです」と水川。その表情は大きな壁を前にしながらも、非常に楽しそうだ。そんな水川に「やっぱり生水川、これは事件です!」と語気を強めるのは別所。さらに「せっかくですから、やっぱりドキドキする舞台にしたいですよね。僕らもお客さんと一緒に、この物語の中で心拍数が上がるような…。そういうグッと胸が熱くなる、胸に迫る作品にしたいなと思います」と続けると、水川も大きく頷いた。舞台『「激動-GEKIDO-」川島芳子の物語』は8月23日(金)から9月2日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2013年08月20日バレエダンサー熊川哲也のBunkamuraオーチャードホール初代芸術監督就任記念として上演した『シンデレラ』が3月、再び同劇場で上演される。続く4月にはオリジナル振付の大作『ベートーヴェン 第九』も上演と、意欲的に活動を続けている熊川に話を訊いた。熊川哲也 Kバレエ カンパニーのチケット情報16歳でローザンヌ国際バレエコンクールで日本人初の金賞を受賞した熊川は、英国ロイヤル・バレエ団で世界のトップに立った後、27歳でKバレエカンパニーを設立。古典作品に重きを置きながら、新作まで意欲的に手掛ける傍ら、バレエスクールを創設して子どもたちの指導にも熱心に取り組む。熊川の作る舞台は、クオリティはもちろん、バレエビギナーにも分かりやすいというのが大きな魅力だ。「バレエは言葉を使わないですから、観る人にもっと理解してもらいたいという気持ちはいつもあります。古典のいくつかは、つじつまが合わないというか、分かりにくさというのがどうしてもある。だからまずはストーリーの色づけと、物事をきちんと順序立てることに重きは置いてますけれど。でもそれは作品へのアプローチの仕方であって、それを優先しているわけではないんですよ。あくまでその他の要素…音楽と美術と、ダンサーの技量と、それら全ての相乗効果として作品を届けられたらと」。熊川が演出・振付を手がけた『シンデレラ』は昨年初演し、大好評を博した。熊川がこの作品の中で具体的に“色づけ”した部分について話を訊くと「シンデレラの義姉たちだけでなく、義母を出すことで、それが自然と大きなポイントになった。誰よりも、何よりも自分がお姫さまになりたかった女性。その義母が策略を巡らすというのが、今回はプラスアルファの部分ですね」と語ってくれた。クラシック音楽はずっと身近な存在だったという熊川。『ベートーヴェン 第九』(2008年初演)については「子どもの頃はクラシックといえば、すなわちバレエで踊る曲だと思っていたんです。そのうち、作曲家と振付家の共同作業でバレエの曲は作られているんだと分かってきたんですけど(笑)。でもそういう認識があったので、既存のクラシックで踊るというのは僕らダンサーにとってそう意外なことではないんです。それにベートーヴェンって、今でこそクラシックとひとくくりにされてますけど、発表された当時は前衛的というか、だいぶ型破りだったそうです。危険だとか、子どもに聞かせちゃいけないとまで言われたらしい。そういったこの曲のもつ気迫のようなものを感じて、僕は惹かれたんだと思います」と語る。取材・文:佐藤さくら熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2013『シンデレラ』は3月6日(水)から10日(日)まで、『ベートーヴェン第九』は4月11日(木)から14日(日)まで、いずれも東京・オーチャードホールで上演される。『シンデレラ』のチケットは発売中。『ベートーヴェン第九』は1月26日(土)より一般発売開始。なお、熊川哲也のインタビュー全容はチケットぴあ『今週のこの人』のコーナーにて掲載。
2013年01月25日数々の名作を世に送り出し日本映画の歴史を彩ってきた日本最古の映画会社、日活が10日に創立100周年を迎え、日活調布撮影所にて記念式典が開催された。日本映画黄金期を支えた名優たちを代表して宍戸錠、浜田光夫、和泉雅子、松原智恵子らが出席。日本映画を支えた先達たちの手型を収めたモニュメントの除幕式が行われた。大正元年に“日本活動写真株式会社”として誕生し、戦後は1953年に映画制作再開を宣言。同時に着工となり、当時、東洋一と呼ばれた調布撮影所が翌1954年に完成した。手形モニュメントには64名の映画人が参加。小林旭に舟木一夫、渡哲也、浅丘ルリ子、谷ナオミ、吉永小百合、鈴木清順監督、石原裕次郎など、銀幕を彩り時代を駆け抜けた錚々たる面々の手形が並んだ。創業から16代目にあたるという佐藤直樹社長は「日活100年の歴史は映画100年の歴史とも言えます。アクションに恋愛、青春映画。多くの監督やスタッフを育成したロマンポルノなどのタイトルも素晴らしい作品であり我々の誇り。このようなライブラリーを作り上げた先輩たちの技術やプライドを受け継いでいきたい」とあいさつした。2011年には『八日目の蝉』および『冷たい熱帯魚』が高い評価を受け、日本アカデミー賞で計11冠に輝くなど“復権”の兆しも見えるが、佐藤社長は「日活はまだ元気に映画を作れると思っていただける成果が少しずつ出てきた」と述べ、この春に制作が発表された鈴木清順監督×宍戸錠のコンビによる『野獣の青春』のリメイクでジョン・ウー監督がメガホンを執る『デイ・オブ・ザ・ビースト(原題)/Day of the Beast』への期待を口にし、「日本のみならず海外とも共同制作を推進していきたい」と今後の展望を語った。また、宍戸は「なんと58年ここで働いてました。いまだにやってます。何でやってるかというと面白いから。映画作りほど面白いものはない!」と衰えることのない映画作りへの情熱、映画への愛を吐露した。浜田と言えば吉永との“純愛コンビ”で知られるが共演作『キューポラのある街』の公開50周年を記念し、この春には映画の舞台となった川口市を訪れたそう。「かつての鋳物工場が高層マンションになっており、50年の歴史を感じました」と過ぎし日を偲んだ。昭和36年に13歳で日活に入社した和泉は「60歳を過ぎてからは言われなくなったけど、50代までは日活の俳優さんに会うと『何歳になったの?』と聞かれたものでした。おかげさまで65歳になりました」とおどけつつ、「日活は私の青春です」としみじみ。和泉の同期で16歳で日活に入り、10年を過ごした松原も「素人の私をスタッフのみなさん、共演者のみなさんが優しく見守ってくれて、監督自らお芝居をしながら私を育ててくれた10年でした。日活は本当に私にとって恩人であり懐かしい場所です」と感慨深げに語り、集まった多くの関係者から温かい拍手が送られた。なおこの手形モニュメントは調布撮影所内と調布市内で一般公開される予定だという。
2012年09月10日1987年のデビュー以来、舞台、映画、ドラマ、ラジオなど、さまざまなジャンルで幅広い活躍を見せる別所哲也。そんな経験豊富な彼にさえ、「初めてづくし」と言わしめる舞台が「朗読活劇レチダ・カルダ『義経』」だ。レチダ・カルダとは、イタリア語で「熱い朗読」の意味。朗読をベースに、小説の主人公を演じる芝居と演奏家よる音楽や舞などで構成され、仏閣や歴史的建造物を会場に開催する。日本の歴史や文化を感じて欲しいという趣向だ。2009年の初演以降、作品や演者を変え上演してきたこの舞台に、初めて出演する別所が心境を語った。「朗読活劇レチタ・カルダ」チケット情報「朗読・芝居・音楽を織り交ぜながら進行していく朗読活劇自体が初めてだし、舞手と音楽家とのコラボレーション、そしてひとり芝居、屋外劇と、今回の舞台は初めてづくし(笑)」と話す。しかし彼からは未体験への不安は感じられない。それどころか、新しい挑戦への昂揚感が高まっている様子。「朗読活劇は多重構造なんです。映画やドラマは、役柄とシチュエーションを理解して物語を作っていく。朗読劇は、語り手として観客の空想力、想像力を膨らませ、物語の中へ誘う道先案内人みたいなもの。朗読活劇はさらにハードルが上がり、語り手もあれば、芝居もある。さらに舞や音楽との共演まであるから、まさに玉手箱状態。それだけにどんな舞台に創り上げられるか楽しみ」なのだとか。司馬遼太郎原作の『義経』を、語り手、演技者として演じるにあたっては、「誰もが知っている名作ですから、観客もいろんなイメージを抱いて来ると思います。司馬遼太郎先生が描く『義経』というヒーロー像を借りて演じますが、偶像化されたカッコいいヒーローではなく、義経の時代にあった価値観や、死生観、結婚観などから、今の時代に共通している部分が見えてくる作品になればいいと思います」と抱負を語る。上演は一夜限り。今回は東京・池上本門寺が会場となる。「歴史のある寺院で、それも屋外。いくら作品を創り上げても、当日の天候やその場の空気感によっては、演じる姿勢も変わるかもしれない。その時限りの一期一会の関係、その瞬間に何が生まれるか、(観客に)目撃者となって欲しいし、体感して欲しい。それが舞台というリアルなアナログの面白さだと思います」。公演は5月19日(土)に池上本門寺にて開催。チケットは発売中。取材・文藤田正恵
2012年04月06日石原裕次郎の没後25年の節目となる今年、『黒部の太陽』『栄光への5,000キロ』の完全版を全国で上映するプロジェクト“裕次郎の夢~全国縦断チャリティ上映会”が発足され、23日に都内で行なわれたプレミア上映会に渡哲也、石原まき子夫人らが登壇した。その他の写真1968年に初公開された『黒部の太陽』は、三船敏郎と石原裕次郎が主演し、世紀の難工事といわれた黒部ダム建設の苦闘を描いた超大作だが、裕次郎氏の「映画は大きなスクリーンで観てほしい」という生前の願いを汲み、これまで特別上映以外に一般公開やビデオ・DVD化されてこなかった幻の作品だ。今回は劇場公開より44年ぶりの上映となり、石原プロモーションとCSエンターテインメントチャンネル「チャンネル銀河」の協賛で行われる本プロジェクトの収益は東日本大震災の被災地に寄付される。実行委員の応援団長を務める渡は「『黒部の太陽』は日本人の魂と勇気がテーマです。そして三船敏郎さんと石原裕次郎さんの勇気と決断がなければ実現しなかった映画でもあり、特に裕次郎さんにとっては思い入れの強い作品でした」とコメント。まき子夫人は「今から44年前、裕次郎さんが33歳だったときに製作した作品をみなさまに拝見していただけてうれしい。東日本とみなさま方の少しでもお役に立ちますよう実行委員会を成功させたい」と話し、会場からは大きな拍手が起こった。記者会見でまき子夫人は「33歳の裕次郎がそこから出てきたようで感慨無量です」と当時を振り返り、“敗戦後の焼け跡の中から文明を築いていく日本人の勇気の記録である”という作品の冒頭部分の言葉に触れ「戦争の体験者として、時間はかかっても立ち直っていただきたい。必ず日本は復興すると信じたい。裕次郎の作品を後世に残し、いまの時代の人たちにわかっていただけるチャンスをいただけたことは幸せ」と語った。“裕次郎の夢~全国縦断チャリティ上映会”は、5月に九州地区からスタートし全国を縦断。被災地では無料上映会を行なう予定。
2012年03月23日戦国時代なら「武田信玄vs上杉謙信」、マンガなら「悟空vsベジータ」などと、ライバルたちの戦いには胸が熱くなるものがありますよね。では、これを都道府県に置き換えたら……。マイナビニュース読者にアンケートで、「ライバルだと思う都道府県」を挙げてもらいました。調査期間:2011/9/28~2011/10/3アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■千葉vs埼玉「千葉には海があるし、空港もある」(27歳/男性/千葉出身)「ディズニーランドがあるのは千葉!」(30歳/女性/千葉出身)「千葉は大型の施設ばかり。埼玉の方がバランスがいい」(27歳/女性/埼玉出身)「埼玉は埼京線や湘南新宿ラインで池袋や新宿に出やすい」(24歳/女性/埼玉出身)「関東の第3位争い」ともいわれる、千葉vs埼玉。千葉県民は東京ディズニーランドや成田空港などの大型施設を誇らしげに語る方が多かったのですが、埼玉県民は都心へのアクセスの良さなど、住環境の充実を挙げる方が多く見受けられました。■島根vs鳥取「島根出身の有名人は多い。江角マキコ、渡哲也、MEGUMIとか……」(31歳/男性/島根出身)「鳥取砂丘の方が、石見銀山より有名だと思ってる」(22歳/女性/鳥取出身)「あんまり違いがないけど、取りあえず故郷を応援してる……」(29歳/女性/島根出身)山陰地方の永遠のライバルといえば、島根と鳥取。それぞれ石見銀山や出雲大社、鳥取砂丘など、魅力的な観光地を抱えていますが、どこか地味なのが共通点と言えそうです。関東地方の人間からは、「どっちが島根でどっちが鳥取だっけ?」などと言われることも多いですね。■北海道vs沖縄「北海道は食べ物がおいしい。土地の広さでも負けない!」(21歳/女性/北海道出身)「沖縄の海の透明度にかなうものはない」(24歳/女性/沖縄出身)人気の観光地としてライバル争いを繰り広げている、北海道と沖縄。どちらにもそれぞれの魅力があるので、これについてはなかなか甲乙付けがたいです。■東京VS大阪「経済力や知名度では断然東京!」(28歳/女性/東京出身)「東京は日本の首都」(23歳/女性/東京出身)「文化の中心は大阪」(32歳/男性/大阪出身)「大阪の方が人の温かみは間違いなく上!」(26歳/男性/大阪出身)東京と大阪は、言わずとしれた永遠のライバル。確かに政治経済では東京が中心ですが、日本の文化の一端を担うテレビでは、大阪の芸人が席巻しているような状況もありますよね。これもなかなか勝敗を決めるのは難しそうです。このほかにも"北関東対決"の「茨城vs栃木」や、"歴史・伝統対決"の「奈良vs京都」など、さまざまなライバルの例が挙げられました。コメントも白熱しており、やはり生まれ育った故郷に対する思いが強い人は多い、ということがよく分かるアンケート結果に……。さて、皆さんの故郷のライバルはどんなところですか?(萩原雄太/かもめマシーン+プレスラボ)【関連リンク】【コラム】意外な県が人気!?老後ゆっくり暮らしたい都道府県【コラム】ゼリーをフライに?地域限定のメジャー食品【コラム】ここの出身者と結婚してみたいと思う都道府県は?
2011年11月21日俳優の別所哲也が、CS映画専門チャンネル「ムービープラス」で放送される特別番組「カンヌ映画祭を観る -受賞作品から知るその魅力-」(5月4日放送)に出演することになり、4月12日(火)、横浜にある「ブリリア ショートショート シアター(Brillia Short Shorts Theater)」にて収録を行った。同局では5月11日(現地)から開催される第64回カンヌ映画祭に合わせ、「カンヌ映画祭スペシャル2011」と題し、関連番組が特集放送される。別所さんが出演する「カンヌ映画祭を観る −受賞作品から知るその魅力−」は、過去の受賞作やトリビアなど映画祭をより楽しむための情報を届けるオリジナル番組。別所さん自らが“審査委員長”となり、過去にカンヌで受賞したすべての作品の中から、「俳優賞」、「音楽賞」、「賛否両論賞」、そして最高にあたるパルム・ドールならぬ「ヴェッショ(別所)ドール」を独断で(!?)で選定するというユニークな内容だ。収録が始まると、早速「Bonjour Comment allez-vous(ボンジュール コマンタレヴ)」(こんにちは。調子はいかが?の意)とフランス語の挨拶を決めた別所さんは、「これでカンヌに行く準備はバッチリ」とご機嫌。その後、次々と受賞結果を発表し、番組収録は順調に進んだが「うーん、『賛否両論賞』だけは言いにくい(笑)」と悪戦苦闘。それでも「今年は順調。去年はリテイクの嵐だった。こうやって、歴史が刻まれていくんですね」としみじみした様子だった。果たして、栄えあるヴェッショドールの行方は?気になる結果は番組でチェックされたし。このほかにも過去のカンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞した『ダンサー・イン・ザ・ダーク』、『ブリキの太鼓』や、本年の審査委員長を務めるロバート・デ・ニーロの主演作『グッドフェローズ』、木村佳乃と伊勢谷友介が共演した第61回オープニング作品『ブラインドネス』、同じく第61回の特別招待作品でイ・ビョンホンが主演した『グッド・バッド・ウィアード』なども放送予定。そして、5月22日(日)には、別所さんがナビゲーターを務める「日本独占!第64回カンヌ映画祭授賞式ライブ」が放送される。「カンヌ映画祭を観る -受賞作品から知るその魅力-」は5月4日(水・祝)放送。「日本独占!第64回カンヌ映画祭授賞式ライブ」は5月22日(日)生放送。■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]
2011年04月13日1月6日に夫、オーランド・ブルームとの第一子を出産したばかりのミランダ・カーが早くもモデル業に復帰、2か月になる息子のフリンくんを連れてオーランドと共に渡仏し、パリ・ファッション・ウィークのランウェイに登場した。夫妻は2日、パリのシャルル・ド・ゴール空港に降り立ち、そのままバレンシアガのオフィスに直行。ミランダはフィッティングを行い、翌3日の2011/12秋冬コレクションに出演した。ホテル・ドゥ・クリヨンの会場ではオーランドが母親のソニアさんと最前列に陣取って愛妻の活躍を見守った。隣りには、『プラダを着た悪魔』のモデルといわれる「Vogue」誌の名物編集長、アナ・ウィンターの姿があった。ミランダは妊娠前と変わらないスリムな体形に戻っており、仕事再開を楽しんだ様子。自身が手がけるオーガニック化粧品のブランド「kora」公式サイト内のブログでショーのバックステージの様子を写真付きで紹介している。(text:Yuki Tominaga)写真は息子のフリンくんと共にパリに降り立ったミランダ・カー、オーランド・ブルーム。kora公式サイト:© AFLO■関連作品:三銃士 2011年10月、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© TTM
2011年03月07日若きビジネスマンの社会生活に大きな影響を与える、上司という存在。「いつかは超えたい目標」であったり、「仕事で成長してきた上での恩人」であったり、「絶対にああはなりたくない反面教師」であったり……。そのあり方は様々かもしれませんが、もしも上司を選べるならどんな人がいいですか?20代ビジネスマンから人気を集めた、個性豊かなナイスミドルの面々とは……。Q、上司になって欲しい俳優は誰ですか?1位所ジョージ12%2位北野武6%3位渡哲也5%4位島田紳助4%4位佐藤浩市4%■所ジョージこそ理想の上司!その理由は……・「どんな仕事でも面白くしてくれそう」(26歳/IT/SE)・「メリハリが利いていそうで、楽しく仕事ができそうだから」(23歳/商社/システム)・「博識で、仕事以外の分野でもいろいろ話ができそうなところ」(23歳/電気/財務)・「大きく構えて、仕事場の空気を働きやすいようにしてくれそうなイメージ」(28歳/IT/経営・コンサルタント)■北野武こそ理想の上司!その理由は……・「普段はふざけているが、いざというときはしっかりしそうだから」(27歳/精密機器/研究開発)・「面白いけど頭もきれるところ」(28歳/IT/SE)・「発想力のすごいところ」(23歳/精密機器/設計)■渡哲也こそ理想の上司!その理由は……・「厳しいところは厳しく指導してくれそうなので」(26歳/通信/企画開発)・「誰にでも平等に接してくれそう。考え方に一本筋が通ってそう」(27歳/精密機器/営業)■島田紳助こそ理想の上司!その理由は……・「知識、行動力、面倒見のよさ」(22歳/ソフトウェア/SE)・「能力を引き出す力がある」(25歳/建築/建築)■佐藤浩市こそ理想の上司!その理由は……・「仕事に対する熱意が感じられるから」(27歳/化学/研究開発)・「トヨタ『マークX』のCMのイメージ」(24歳/自動車関連/設計)■その他、こんな上司も理想的!・明石家さんま「いろいろと冗談を言いつつ、士気を盛り上げてくれそう」(28歳/精密機器/財務)・タモリ「いろいろな人生観を教えてもらえそう」(24歳/IT/経営・コンサルタント)・江口洋介「冷静沈着で、後輩に対しても厳しさと優しさがありそう」(26歳/商社/営業)・阿部寛「硬派かつ、コミカルな面もある」(27歳/T/営業)・織田裕二「熱い感じがいい」(24歳/小売/販売)・星野仙一「監督として非常にリーダーシップを発揮しておられ、あの人の下で仕事をしてみたいと感じたから」(25歳/繊維/研究開発)・福山雅治「万能なところ」(22歳/機械/設計)完全版(画像などあり)を見る
2009年09月16日高齢化社会が問題視される昨今ですが、日本は世界に誇る長寿国。いくつになってもまだまだ現役、と言う人が増えていますよね。生きるとはなんたるかを、身をもって教えてくれるのが、祖父母の存在です。では20代ビジネスパーソンにとって、「理想の祖父像」はどんな人なのでしょうか?タレントにたとえて回答してもらいました。Q.理想の祖父をタレントにたとえるなら【男性編】1位所ジョージ21%2位タモリ12%3位渡哲也6%4位津川雅彦5%4位宇津井健5%4位高倉健5%●所ジョージ派・適度に力を抜いていながらも、まじめで人として尊敬できるから(23歳/精密機器/設計)・悩みとか、なんでも話せそうな雰囲気が好き(23歳/電気/営業事務)・子ども目線でいてくれる。「大人になるのは楽しい」と感じさせてくれそう!(26歳/商社/営業)・多趣味のため、自分の世界も広がりそう(25歳/医薬品/営業)●タモリ派・万能でどんなことも相談できそう(22歳/ソフトウェア/SE)・くだらないことをまじめにやってそうだから(29歳/建築/経営企画)・知識が豊富だし、頼りにしたいから(24歳/団体/金融系専門職)・親しみやすく、怖くないから(27歳/人材派遣/営業)●渡哲也派・男としても父親や祖父としても、大きな威厳と貫禄を感じるから(25歳/人材派遣/SE補佐やコンサルタント調査業務補佐など)・厳しいときは厳しく、優しいときは優しくしてくれそうで、自分がまっすぐに成長できそうだから(22歳/運輸/サービス)・包容力がありそう(28歳/電気/営業)●津川雅彦派・厳しさを持っている感じがするから(22歳/機械/エンジニア)・俳優業をこなしつつ、映画監督という自分のやりたい仕事も成し遂げているから(26歳/鉄鋼/マーケティング)・実はおもしろい(31歳以上/商社/営業)●宇津井健派・ダンディーでかっこいいおじいちゃまと言うイメージだから(25歳/IT/総務)・『渡る世間は鬼ばかり』のイメージ(29歳/マスコミ/システム)・優しく接してくれるのに、相談事にはちゃんとした答えを返してくれそうだから(27歳/機械/SE)●高倉健派・「男の中の男」と言う感じがするから(25歳/卸/財務)・寡黙でテレ屋だが、子どもや孫のことを考えてくれてそう(25歳/卸/営業)・無口ながらも雰囲気があるから(26歳/小売/販売)完全版(画像などあり)を見る
2009年09月03日