女優の満島ひかりと俳優の佐藤健が、宇多田ヒカルの楽曲「First Love」と「初恋」をもとにしたNetflixオリジナルシリーズ『First Love 初恋』(2022年配信)でW主演を務めることが2日、明らかになった。本作は、1999年に発売され大ヒットした宇多田の珠玉の名曲「First Love」と、その19年後に発表された「初恋」の2曲にインスパイアされ、新しいストーリーを紡ぎ出すオリジナルドラマ。90年代後半と、ゼロ年代、そして現在の3つの時代が交錯し、20年余りに渡る忘れられない“初恋”の記憶をたどる一組の男女の物語を描く。フライトアテンダントを目指すも不慮の事故で運命に翻弄される野口也英(のぐちやえ)役に満島、航空自衛隊のパイロットになるも、現在は別の道を進む、一途でまっすぐな性格の並木晴道(なみきはるみち)役に佐藤が決定。監督・脚本は、2004年に脚本家としてデビュー後、映画、テレビドラマ、MVなど多岐に渡って活躍する寒竹ゆり氏が務める。これまで数々の楽曲をドラマや映画に提供してきた宇多田ヒカルにとって本作が、彼女の楽曲にインスピレーションを受けて制作される初のオリジナルドラマとなる。Netflix作品に初出演となる満島と佐藤、そしてNetflix作品初監督となる寒竹が、Netflix史上最大級のスケールでの制作に向けクロストークを行い、熱い想いを語った。○■満島ひかりが相手役として佐藤健を提案佐藤:お話をいただいたとき、正直、この座組ならなんでも面白くなるだろうって思いました。寒竹さんとは10代の頃に仕事をしていて、すごく印象に残っていた方だったので、またご一緒できることが嬉しかったし、もちろん満島さんとの共演も。この二人と仕事がしたいと思ったんです。寒竹:うれしいですね。ありがとうございます。満島:私は、初めて八ヶ岳にある監督の家に行ったとき、こたつで打合せしたのをよく覚えています。脚本を読みながら、このシーンのこのお芝居できるかなと不安に思ったところがあって、その場で演じてみたんですよね。そうしたら寒竹さんが、ぽろぽろと泣き出して。私もこのプロジェクトに1年くらい関わっているけれど、寒竹さんは、何年も前から孤独に脚本を書いてきた。目の前で人(キャラクター)が動いたことで、ようやくこの物語が始まったんだなと、感動したことを覚えています。佐藤:僕も参加することになって「打合せは、八ヶ岳でやります」と連絡をもらって、えっ、八ヶ岳ってどういうことだ? って。そのときはすでに、寒竹さん、満島さん、プロデューサーの坂本さんは何度も打合せをしていて、いいチーム感が出来上がっているようだったので、うまく馴染めるかなと不安もありつつ行ってみると、まず最初に「寒竹ゆりお手製」のフルコースが出てきました。どれもぜんぶ超美味しくて。ああ、これが食べたくて、みんなここに来るのかと(笑)。満島:胃袋、つかまれてますから(笑)。寒竹:仕事の話もしてますよ(笑)。佐藤:なんだろう、美味しい料理を食べながら仕事の話をすると、自然とみんなハッピーになって、健全なぶっちゃけ話ができるんですよね。過去いろんな作品で、いろんなやりとりをしてきたけれど、ここまでぶっちゃけたやりとりは、なかなかない。新鮮だし、楽しいし、やりがいを感じてます。満島:やった! 晴道役は、佐藤健さんはどうかな? と、私が提案したんです。私は、ラブストーリーをほとんどやったことがないので、ドキドキする新しいキャスティングがいいなと思っていて。プロデューサーの坂本さんが、ネットに出ている健くんの写真と私の写真を合わせて、みんなで見ながら「似合う、似合う!」「この組合せ新しい!」って盛り上がったりして。そして、健くんがやって来てくれて、寒竹さんの筆が動き出して、脚本がもっと具体的に、もっと素敵になっていった。ドキドキする場面が増えていった気がします。佐藤:僕自身、ラブストーリーは見るのも好きだし、挑戦したいとも思っているジャンルなので、ラブストーリーで声がかかるのはうれしくて。ただ、相手役の方は本当のところどう思ってるんだろうって、気にしちゃうんですよね。だから満島さんがさっき言ってくれたみたいに、「私が決めました!」と聞けるとホッとするし、すごくうれしかった。満島:健くんは、映画やドラマの画面越しで見ていて華やかで、私に足りないところもいっぱい持っていて、一緒にお芝居をするのがすごく楽しみです。この前、八ヶ岳で打合せをしたときも、この人は現場で先頭に立ってきた人なんだな、みんなの前に立って、みんなを背負ってきた人なんだなって思いました。○■佐藤健、満島ひかりとの共演は貴重「レアポケモンみたい」寒竹:そのとき、八ヶ岳のうちのカウンターで、ひかりちゃんと健くんが並んでビールを飲んでいる姿が、もう普通にお似合いで、とても素敵で、ずっとニヤニヤしながら眺めてました。何だかんだ言っても、恋愛ドラマはカップリングが一番大事。恋が動き出しそうな二人じゃないと、ドラマを見たいと思わないですから。ひかりちゃんはもちろん、健くんに会ってからはイタコみたいになって、晴道についても筆が進みました。いい役者と出会うとこういう風になるんだなって。通常のドラマだと脚本が完成していない段階で撮り始めることもあると思うんですけど、今回は、本を作る時間、議論する時間、熟成させる時間がある。ありがたいです。佐藤:役者としても、これだけ時間を与えてもらうことは贅沢だし、感謝もしています。でも物づくりって、本来そうあるべきだなとも思っていて。それに、このくらい本気度の高い作品じゃないと満島ひかりは出てこないんだなと。なんて言うか、レアポケモンみたいになっていて、なかなか会えないし、なかなか共演できない人なので、この機会はほんとに貴重です(笑)。満島:たしかに、なかなか出てこないかも(笑)。この話をいただいたのは、フリーランスになってすぐの時期で、心体技ともに健康のまま作品に関われるのか不安もあったんです。少し休んで、いろんな役の疲れがとれてやっと自分に戻れていたのと、ドラマを作るためにドラマを作っていることにちょっと違和感が募っていたのと。お芝居が好きで、作品に愛おしさを感じて、そのキラキラした愛みたいなものを形にならない形にしていたいのに、何かやりたい!という衝動が作品を制作することそのものに負けていたり、作る過程の速度とか、ビジネスに負けているのが不思議で……。だから初めはいぶかしげに話を聞きに、会いに行ったんですが、帰り道に涙があふれてきて。たぶん寒竹さんをはじめ、プロデューサーの坂本さんと八尾さんのそれぞれから、熱い気持ちやいい緊張感が伝わってきたから。ああ、私はこの人たちと出会ったんだなと心が動いたんです。脚本を自分で書いて自分で撮るということや、私と年齢が近いことも含めて、寒竹さんと共にやってみたいなと思いました。佐藤:僕も、寒竹ゆりは天才だと思いました。王道なラブストーリーということ以上のディテールが脚本の細部に詰まっていて、二人のやりとりやセリフの一言一言が美しい。すごく惹かれましたね。○■「First Love」と「初恋」を繋ぐ物語に寒竹:うれしいですね。坂本プロデューサーから宇多田ヒカルさんの「First Love」と「初恋」を繋ぐ物語を作りたいと声をかけてもらって、すぐに「やりたい!」と思ったんです。多くの人にとって宇多田さんの曲は特別だと思うけれど、私は彼女と同じ学年ということもあって、そういう意味でも、常に気になる存在、特別な存在でした。いまでもよく覚えているのが、宇多田さんが15歳でデビューしたとき、学者みたいな人が、難しい顔で歌詞を分析していたこと。そんな大人を同い年の子が感心させていることがショッキングでしたし、自分達の方が彼女の歌詞を本質的に理解できている気がしました。このドラマのセリフにもありますが、その時「私たちの時代が始まった」と思わせてくれたんです。そんなこともあり、宇多田さんの「First Love」から「初恋」の間に起きた20年間のエポックを、也英と晴道の20年間のドラマを通して描くことがすんなりイメージできましたし、あの歌詞からこの物語を描く必然性を感じました。
2020年12月03日満島ひかり、佐藤健、そして宇多田ヒカルの楽曲という組み合わせで贈るラブストーリー「First Love 初恋」がNetflixオリジナルシリーズとして2022年、Netflixにて全世界配信されることが決定した。1999年に発売され大ヒットした宇多田ヒカルの珠玉の名曲「First Love」、その19年後に発表された「初恋」。本作は、この2つの楽曲にインスパイアされ、新しいストーリーを紡ぎ出すNetflixオリジナルシリーズ。90年代後半とゼロ年代、そして現在の3つの時代が交錯し、20年余りに渡る忘れられない“初恋”の記憶をたどるひと組の男女の物語。本作のW主演を務めるのは、満島ひかりと佐藤健。繊細さの中にも芯の強さのある演技で観るものを惹きつけてやまない満島さんは、フライトアテンダントを目指すも不慮の事故で運命に翻弄される野口也英(のぐちやえ)役に。アクションからラブストーリーまで幅広い役所を演じ分ける佐藤さんは、航空自衛隊のパイロットになるも現在は別の道を進む、一途でまっすぐな性格の並木晴道(なみきはるみち)役を演じる。監督・脚本は、2004年に脚本家としてデビュー後、映画、テレビドラマ、MVなど多岐に渡って活躍する寒竹ゆり。そして、これまで数々の楽曲をドラマや映画に提供してきた宇多田ヒカルにとって、本作は楽曲にインスピレーションを受けて制作される初のオリジナルドラマとなる。この度、Netflix作品に初出演となる満島さんと佐藤さん、そしてNetflix作品初参加となる寒竹監督が、Netflix史上最大級のスケールでの制作に向けクロストークを行い、熱い想いを語った。ありそうでなかった!満島ひかり×佐藤健のピュアな王道ラブストーリーまず、佐藤さんは「寒竹さんとは10代の頃に仕事をしていて、すごく印象に残っていた方だったので、またご一緒できることが嬉しかったし、もちろん満島さんとの共演も。この二人と仕事がしたいと思ったんです」と明かす。満島さんは「初めて八ヶ岳にある監督の家に行ったとき、こたつで打合せしたのをよく覚えています。脚本を読みながら、このシーンのこのお芝居できるかなと不安に思ったところがあって、その場で演じてみたんですよね。そうしたら寒竹さんが、ぽろぽろと泣き出して。私もこのプロジェクトに1年くらい関わっているけれど、寒竹さんは、何年も前から孤独に脚本を書いてきた。目の前で人(キャラクター)が動いたことで、ようやくこの物語が始まったんだなと、感動したことを覚えています」と打ち明ける。八ヶ岳では「最初に『寒竹ゆりお手製』のフルコースが出てきました」と佐藤さん。「胃袋、つかまれてますから(笑)」と満島さんも続ける。「健全なぶっちゃけ話ができるんですよね。過去いろんな作品で、いろんなやりとりをしてきたけれど、ここまでぶっちゃけたやりとりは、なかなかない。新鮮だし、楽しいし、やりがいを感じてます」と佐藤さんが話すと、「晴道役は、佐藤健さんはどうかな?と、私が提案したんです」と満島さん。「私は、ラブストーリーをほとんどやったことがないので、ドキドキする新しいキャスティングがいいなと思っていて。プロデューサーの坂本さんが、ネットに出ている健くんの写真と私の写真を合わせて、みんなで見ながら『似合う、似合う!』『この組合せ新しい!』って盛り上がったりして。そして、健くんがやって来てくれて、寒竹さんの筆が動き出して、脚本がもっと具体的に、もっと素敵になっていった。ドキドキする場面が増えていった気がします」と続ける。佐藤さんが「満島さんがさっき言ってくれたみたいに、『私が決めました!』と聞けるとホッとするし、すごく嬉しかった」と応じると、「画面越しで見ていて華やかで、私に足りないところもいっぱい持ってて、一緒にお芝居をするのがすごく楽しみです。この前、八ヶ岳で打合せをしたときも、この人は現場で先頭に立ってきた人なんだな、みんなの前に立って、みんなを背負ってきた人なんだなって思いました」と、満島さんは自らの選択に自信を見せた。満島ひかり「断るつもりが涙であふれた」…動かしたのは寒竹ゆり監督の熱い想い「そのとき、八ヶ岳のうちのカウンターで、ひかりちゃんと健くんが並んでビールを飲んでいる姿が、もう普通にお似合いで、とても素敵で、ずっとニヤニヤしながら眺めてました」と監督。「恋愛ドラマはカップリングが一番大事。恋が動き出しそうな二人じゃないと、ドラマを見たいと思わないですから」と言い、「いい役者と出会うとこういう風になるんだなって。通常のドラマだと脚本が完成していない段階で撮り始めることもあると思うんですけど、今回は、本を作る時間、議論する時間、熟成させる時間がある。ありがたいです」と打ち明ける。「でも物づくりって、本来そうあるべきだなとも思っていて。それに、このくらい本気度の高い作品じゃないと満島ひかりは出てこないんだなと。なんて言うか、レアポケモンみたいになっていて、なかなか会えないし、なかなか共演できない人なので、この機会はほんとに貴重です(笑)」と佐藤さん。すると、「たしかに、なかなか出てこないかも(笑)。この話をいただいたのは、フリーランスになってすぐの時期で、心体技ともに健康のまま作品に関われるのか不安もあったんです。少し休んで、いろんな役の疲れがとれてやっと自分に戻れていたのと、ドラマを作るためにドラマを作っていることにちょっと違和感が募っていたのと。お芝居が好きで、作品に愛おしさを感じて、そのキラキラした愛みたいなものを形にならない形にしていたいのに、何かやりたい!という衝動が作品を制作することそのものに負けていたり、作る過程の速度とか、ビジネスに負けているのが不思議で……」と明かす満島さん。「だから初めはいぶかしげに話を聞きに、会いに行ったんですが、帰り道に涙があふれてきて。たぶん寒竹さんをはじめ、プロデューサーの坂本(和隆)さんと八尾(香澄)さんのそれぞれから、熱い気持ちやいい緊張感が伝わってきたから。ああ、私はこの人たちと出会ったんだなと心が動いたんです。脚本を自分で書いて自分で撮るということや、私と年齢が近いことも含めて、寒竹さんと共にやってみたいなと思いました」。「僕も、寒竹ゆりは天才だと思いました。王道なラブストーリーということ以上のディテールが脚本の細部に詰まっていて、二人のやりとりやセリフの一言一言が美しい。すごく惹かれましたね」と佐藤さんも続けた。宇多田ヒカル「First Love」から「初恋」の間に起きた出来事を盛り込む寒竹監督は、「多くの人にとって宇多田さんの曲は特別だと思うけれど、私は彼女と同じ学年ということもあって、そういう意味でも、常に気になる存在、特別な存在でした。いまでもよく覚えているのが、宇多田さんが15歳でデビューしたとき、学者みたいな人が、難しい顔で歌詞を分析していたこと。そんな大人を同い年の子が感心させていることがショッキングでしたし、自分達の方が彼女の歌詞を本質的に理解できている気がしました。このドラマのセリフにもありますが、その時『私たちの時代が始まった』と思わせてくれたんです」と振り返る。「そんなこともあり、宇多田さんの『First Love』から『初恋』の間に起きた20年間のエポックを、也英と晴道の20年間のドラマを通して描くことがすんなりイメージできましたし、あの歌詞からこの物語を描く必然性を感じました」。また、満島さんはラブシーンに描き方について、「たとえば欧米のドラマのダンスシーンのように、身体に触れているのにキスできないとか、ずっと目が合っているのに何もできないとか、色っぽさが伝わってくるシーンって、日本だと難しいですかねって寒竹さんに尋ねたら、そういうシチュエーションを脚本に入れてくれた!好きな人がすぐ傍にいるのに恥ずかしくて見られない、でもつい目で追ってしまう、触れたくなる……そんな恋愛のときの豊かな感情が、透き通るように描かれています」と手応えを感じているよう。「これはもう、みんな健くん(=晴道)のことを好きになっちゃうなって」と続けると、佐藤さんも「みんな也英のことを好きになるだろうなって。脚本を読みながら普通にキュンキュンしていた」と打ち明けていた。Netflixオリジナルシリーズ「First Love 初恋」(Inspired by songs written and composed by Hikaru Utada/宇多田ヒカル)は2022年、Netflixにて全世界同時配信予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年12月03日満島ひかりと佐藤健がW主演を務めるNetflixオリジナルシリーズ『First Love 初恋』の制作が決定した。本作は、90年代後半と、ゼロ年代、そして現在の3つの時代が交錯し、20年余りに渡る忘れられない“初恋”の記憶をたどる一組の男女の物語。1999年に発売され大ヒットした宇多田ヒカルの名曲「First Love」、その19年後に発表された「初恋」。この2つの楽曲にインスパイアされ、新しいストーリーが紡ぎ出される。満島は、フライトアテンダントを目指すも不慮の事故で運命に翻弄される野口也英役を。佐藤は、航空自衛隊のパイロットになるも、現在は別の道を進む、一途でまっすぐな性格の並木晴道役を演じる。監督・脚本は、2004年に脚本家としてデビュー後、映画、テレビドラマ、MVなど多岐に渡って活躍する寒竹ゆり。そして、これまで数々の楽曲をドラマや映画に提供してきた宇多田ヒカルにとって本作が、彼女の楽曲にインスピレーションを受けて制作される初のオリジナルドラマとなる。佐藤は本作のオファーについて、「正直、この座組ならなんでも面白くなるだろうって思いました。寒竹さんとは10代の頃に仕事をしていて、すごく印象に残っていた方だったので、またご一緒できることが嬉しかったし、もちろん満島さんとの共演も。このふたりと仕事がしたいと思ったんです」と喜びのコメント。佐藤が晴道役を演じるにあたっては満島の言葉も大きかったようで、「晴道役は、佐藤健さんはどうかな?と、私が提案したんです。私は、ラブストーリーをほとんどやったことがないので、ドキドキする新しいキャスティングがいいなと思っていて。プロデューサーの坂本さんが、ネットに出ている健くんの写真と私の写真を合わせて、みんなで見ながら『似合う、似合う!』『この組合せ新しい!』って盛り上がったりして。そして、健くんがやって来てくれて、寒竹さんの筆が動き出して、脚本がもっと具体的に、もっと素敵になっていった。ドキドキする場面が増えていった気がします」とキャスティングの裏側を明かした。寒竹監督は、打ち合わせの際にふたりの相性の良さを感じたそうで、「ひかりちゃんと健くんが並んでビールを飲んでいる姿が、もう普通にお似合いで、とても素敵で、ずっとニヤニヤしながら眺めてました。何だかんだ言っても、恋愛ドラマはカップリングが一番大事。恋が動き出しそうなふたりじゃないと、ドラマを見たいと思わないですから。ひかりちゃんはもちろん、健くんに会ってからはイタコみたいになって、晴道についても筆が進みました。いい役者と出会うとこういう風になるんだなって」と絶賛。そして、宇多田ヒカルの楽曲を映像化することについては、「坂本プロデューサーから宇多田ヒカルさんの『First Love』と『初恋』を繋ぐ物語を作りたいと声をかけてもらって、すぐに『やりたい!』と思ったんです。多くの人にとって宇多田さんの曲は特別だと思うけれど、私は彼女と同じ学年ということもあって、そういう意味でも、常に気になる存在、特別な存在でした。いまでもよく覚えているのが、宇多田さんが15歳でデビューしたとき、学者みたいな人が、難しい顔で歌詞を分析していたこと。そんな大人を同い年の子が感心させていることがショッキングでしたし、自分達の方が彼女の歌詞を本質的に理解できている気がしました。このドラマのセリフにもありますが、その時『私たちの時代が始まった』と思わせてくれたんです。そんなこともあり、宇多田さんの『First Love』から『初恋』の間に起きた20年間のエポックを、也英と晴道の20年間のドラマを通して描くことがすんなりイメージできましたし、あの歌詞からこの物語を描く必然性を感じました」とその思いを語った。Netflixオリジナルシリーズ『First Love 初恋』Inspired by songs written and composed by Hikaru Utada / 宇多田ヒカル配信:2022年、Netflixにて全世界同時配信予定
2020年12月03日戦後の日本文学界を代表する三島由紀夫没後50年となる今年。9月、日生劇場において4日間限りで『MISHIMA2020』が上演された。彼の人生、作品、思想に刺激を受ける4名の演出家、加藤拓也、熊林弘高、長久允、野上絹代が、それぞれの目線で演出する三島作品をオムニバス形式で上演。2020年に旭日小綬章を受章した麻実れい、世界的ダンサーでありながら本作で圧倒的な芝居を見せつけた菅原小春をはじめとする、日本の第一線で活躍する才能あふれる俳優とクリエイティブスタッフが集結。原作の魅力を受け継ぎながらも、現代の視点で『真夏の死』『班女』『憂国』『橋づくし』の新たな4作品を生み出した。【動画配信】三島由紀夫没後50周年企画「MISHIMA2020」 追加アンコール配信 チケット情報さらに本公演ではライブ配信を実施。クリエイティブディレクターを鈴木健太(劇団ノーミーツ)が務め、劇場の臨場感ともまた違った映像ならではの熱気、スピード感で、三島の世界へと引き込んだ。ライブ配信の好評を得て、公演終了の3日後にはアンコール配信がスピード決定。徐々に『MISHIMA2020』の熱は広がり、そしてこのたび、三島由紀夫の命日となる11月25日より“追加アンコール配信”が2週間限定でスタートした。また、今回の追加アンコール配信は、作品をより深く堪能できるようにと、1作品ごとに視聴可能。 本編終了後、演出家のスペシャルインタビューやWEB上で上演脚本が視聴できる特典付きだ。お得な2本セット、4本セットの販売に加え、 公演プログラム付きのチケットも販売。さらに公演サイトでは、未公開舞台写真も公開。様々な角度から、新たな“三島”を楽しんでほしい。
2020年11月26日筑摩書房が、三島由紀夫没後50年特別企画として、1991年に刊行した『三島由紀夫レター教室』(ちくま文庫)を、小沢健二デザインによる特別帯をつけて販売することを発表した。小沢書下ろしエッセイを両面に掲載した特別帯は、11月11日(水)頃の書店着荷分から本に巻かれて全国順次発売となる。またそれに先がけ、メモリアル・イヤーにちなんだ2020部の限定版帯付き本を、10月31日(土)より全国86店舗の協力書店にて先行発売する。小沢は雑誌『オリーブ』92年9月号で、「私が文を学んだ本」として『三島由紀夫レター教室』を紹介している。当時これをきっかけにして「突然話題沸騰どうやら小沢健二さんのお気に入り本らしい」という帯が巻かれ、大きな話題を呼んだ。小沢健二書下ろしエッセイでは、『三島由紀夫レター教室』が「なんて贅沢な行為。なんと「反社会的」な行為。なんて地下活動的な、秘密裡な行為。編集されて、冷静に、平静に進んでいく世の中の下に、トンネルを掘るような。」と表現された。2020部限定版帯は、壁を破るかのような切り抜き、袖や裏面にまでびっしりと書きこまれたエッセイ、斜めにカットされた変形帯……。文庫版の帯としてはこれまでに見たこともない、異例の仕様となっている。『仮面の告白』『潮騒』『金閣寺』など硬派な純文学作品で知られる三島だが、本作は氏のもう一つの顔、極上エンタメ作家としての代表作のひとつ。1966年に週刊誌『女性自身』に連載されたこの異色小説は、メールやラインが主流となった現代において、さらに光を増すような魅力がつまっている。新たな帯は、この時代の空気の中で新たな価値を発掘し発信するものとなっている。■2020部限定版取り扱い書店(全国86店舗)北海道 紀伊國屋書店札幌本店北海道 MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店宮城 丸善仙台アエル店群馬 ブックマンズアカデミー前橋店埼玉 BookDepot書楽千葉 丸善津田沼店東京 紀伊國屋書店新宿本店東京 ジュンク堂書店池袋本店東京 丸善丸の内本店東京 三省堂書店池袋本店東京 三省堂書店神保町本店東京 東京堂書店神田神保町店東京 丸善お茶の水店東京 丸善日本橋店東京 ブックファースト新宿店東京 八重洲ブックセンター本店東京 紀伊國屋書店国分寺店東京 ジュンク堂書店吉祥寺店東京 MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店東京 紀伊國屋書店玉川高島屋店東京 ジュンク堂書店立川高島屋店東京 ブックファーストルミネ町田店東京 有隣堂アトレ目黒店東京 八重洲ブックセンタールミネ荻窪店東京 啓文堂書店吉祥寺店東京 紀伊國屋書店西武渋谷店東京 文教堂書店二子玉川店東京 くまざわ書店調布店東京 TSUTAYA三軒茶屋店東京 大盛堂書店駅前店東京 HMV&BOOKSSHIBUYA東京 タワーレコード新宿店東京 文喫六本木東京 ヴィレッジヴァンガード下北沢東京 HMV&BOOKSSPOT新宿東京 タワーレコード渋谷店東京 スーパーブックスあおい書店春日店神奈川 有隣堂横浜駅西口店神奈川 紀伊國屋書店横浜店神奈川 丸善ラゾーナ川崎店神奈川 八重洲ブックセンター京急上大岡店神奈川 紀伊國屋書店ららぽーと横浜店神奈川 有隣堂ルミネ横浜店神奈川 ACADEMIAくまざわ書店橋本店新潟 知遊堂亀貝店富山 明文堂書店富山新庄経堂店富山 喜久屋書店高岡店富山 BOOKSなかだファボーレ店石川 金沢ビーンズ明文堂石川 うつのみや金沢香林坊店愛知 三省堂書店名古屋本店愛知 ジュンク堂書店名古屋栄店愛知 MARUZEN名古屋本店愛知 TSUTAYAウイングタウン岡崎店愛知 TSUTAYA春日井店京都 MARUZEN京都本店京都 大垣書店イオンモールKYOTO店京都 ふたば書房御池ゼスト店京都 大垣書店烏丸三条店京都 大垣書店イオンモール京都桂川店京都 ふたば書房山科駅前店大阪 紀伊國屋書店梅田本店大阪 ジュンク堂書店大阪本店大阪 MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店大阪 ジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店大阪 ジュンク堂書店難波店大阪 ブックファースト梅田2階店大阪 梅田蔦屋書店大阪 大垣書店高槻店大阪 田村書店千里中央店大阪 HMV&BOOKS心斎橋大阪 HMV&BOOKSSPOT伊丹空港兵庫 ジュンク堂書店三宮店兵庫 ジュンク堂書店姫路店岡山 喜久屋書店倉敷店岡山 啓文社岡山本店広島 ジュンク堂書店広島駅前店広島 啓文社西条店福岡 ジュンク堂書店福岡店福岡 丸善博多店福岡 喜久屋書店小倉店福岡 HMV&BOOKSHAKATA熊本 蔦屋書店熊本三年坂鹿児島 ブックスミスミオプシア店沖縄 ジュンク堂書店那覇店沖縄 HMV&BOOKSOKINAWA(※在庫状況、販売方法などは各書店にお問い合わせください)■小沢健二デザイン帯付き『三島由紀夫レター教室』(普及版)2020部限定版の見た目そのままに、表紙カバーの一部も印刷して再現した大型の帯(ダブルカバー仕様)となっている。2020年11月11日より全国順次発売(※地域により差があります)■書誌情報タイトル:『三島由紀夫レター教室』ちくま文庫著者:三島由紀夫体裁:文庫判/240ページ本体価格:620 円(税別)
2020年10月23日本人も15年間愛用自然派化粧品ブランドKoh Gen Doを展開する江原道株式会社は、満島ひかりさんを起用した新動画「江原道 オリエンタルプランツ/BEAUTYは、これからだ。」を公開した。動画は10月5日(月)からWEB公開され、CMとしては10月8日からオンエアされる。Koh Gen Doではベーシックスキンケアライン「オリエンタルプランツ」一挙リニューアルを記念し、キャンペーンサイトを公開中だ。サイト内では、満島さんが15年間愛用している化粧水への、書き下ろしメッセージを限定公開している。プロからも選ばれる自然派化粧品Koh Gen Doは1986年東京に創業し、肌へのやさしさと機能性の融合を目指した自然派化粧品を開発している。肌あれに悩む女優が美しい肌を取り戻すために生まれたブランドであることから、厳しい目を持つプロからも選ばれ、数々の映画やドラマ、舞台の現場で使用されている。キャンペーン中の「オリエンタルプランツ」の中でもキーアイテムとなる化粧水「発酵ローション-60」は、独自発酵液を約60%加え、乾燥が気になる肌を角質層のすみずみまでうるおいで満たし、キメをふっくら整え、引き締まったハリ肌へと導いてくれる。(画像はプレスリリースより)【参考】※Koh Gen Doスペシャルサイト
2020年10月09日今回、ご紹介するのは、『カレーの唄。』。カレーをモチーフに男同士の絆を描いた、ハートウォーミングな物語です。主演の満島真之介さんと、コンビを組んだ鈴鹿央士(すずか・おうじ)さんにお話をうかがいました。写真・北尾渉 文・田嶋真理 スタイリスト・DAN(満島真之介さん) 外山由香里(鈴鹿央士さん) ヘアメイク・齋藤将志(満島真之介さん) 阿部孝介(トラフィック/鈴鹿央士さん)【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 68「カレーの香りのような存在を目指しました」『カレーの唄。』は、オリジナル作品に定評のある、脚本家・山﨑佐保子さんと瀬田なつき監督のタッグにより生まれた新作ドラマです。2人の男がカレーを通じて絆を深める様子を描き、食欲と心を満たす味わい深い作品に仕上がっています。両親に捨てられ、世界中を放浪しながら、一人で生きてきた男・天沢陽一郎を演じるのは、本作が連続ドラマ初主演となる満島真之介さん。優秀な弟にコンプレックスを抱く、芸術家志望の内気な大学生・鈴木二汰役を、2019年に公開された映画デビュー作『蜜蜂と遠雷』で、映画賞の新人賞を総なめにした鈴鹿央士さんが好演しています。このドラマのお約束となっているのが、陽一郎が悩みを抱えた登場人物を誘い、おすすめのカレーを一緒に食べながら、相手の悩みを解決するシーン。全12話それぞれにオリジナル・レシピや人気店が手掛けた、個性豊かなカレーが登場し、観る者の胃袋を刺激してくれます。ーー『カレーの唄。』に出演されるというニュースを読んで、まず満島さんが連続ドラマ初出演だということに驚きました。満島さん 同じことを言ってくださる方は多いのですが、僕は20代でデビューしたこともあってそれほど出演作は多くないんです。僕はこれまでに経験した現場で、大先輩方が真ん中に立ち、みんなを引っ張っていく姿を見てきました。命を削るような気持ちで作品に挑む、そんな現場を経験できたことを幸せに思っています。『カレーの唄。』で自分が真ん中に立つことにより、自分が関わった方々への感謝の気持ちを表現したいと思いました。ーー主演するにあたって、心がけたことは?満島さん 短い撮影期間の中で、共演者やスタッフの方々と強い絆を築くことに注力しました。自分が目立つというよりも醸し出す雰囲気を大切にしたくて。どこかの家から漂ってくる、食欲をそそるカレーの香りのような存在を目指しました。ーー大先輩方が真ん中に立つ姿を見てきた満島さんが、もっとも印象に残っている方は?満島さん すべての方ですね。真ん中に立つ方や取り組む作品次第で、いろんな立ち方があるんです。例えば、木村拓哉さんなら、周りの方々へのあふれんばかりの愛情と尊敬の心に加えて、自らのパワフルなエネルギーを絶やさない。しかも、現場ではささいな動きを見逃さないし、スタッフさんひとりひとりの名前をぜんぶ覚えているんです。木村さんを見ていると、落ち込んでなんかいられないという気持ちになりました。今回、自分が経験したことで、真ん中に立つ方々の苦労をあらためて実感しました。このドラマの撮影に入っているときは、姉(※女優の満島ひかりさん)とも、真ん中に立つ人の心得のような会話ができて。姉からアドバイスを受けたわけではないのですが、同じ感覚を共有できたことをうれしく思いました。ーー鈴鹿さんの第一印象を教えてください。満島さん 僕は演じる前にその人であるべきだと思っていて。オーディションで初めて会った瞬間に、央士は二汰だと思いました。その場にいた全員が僕と同じ気持ちで、彼が二汰役に決まったんです。ーー鈴鹿さんは、満島さんと共演していかがでしたか?鈴鹿さん 僕は満島さんが出演した『キングダム』や『全裸監督』などを観ていて。作品ごとに全く異なる、変態……なんて言ったら良いんだろう(笑)。良い意味で変態的な演技をされる方だなと思っていました。このドラマの撮影現場で、満島さんはすみずみまで目が行き届いていて。僕に対して、「こういうふうにしたほうが良いよ」とアドバイスをしてくださったときもありました。僕はこれまで先輩方から演技のアドバイスをいただいたことがなかったので、すごくうれしかったです。満島さんは僕の良き先輩であり、良き先生でした。ーー最後に、この作品の見どころをお願いします。鈴鹿さん 僕はこのドラマを観て、心が温かくなり、カレーが食べたくなりました。観ると、自分がその日過ごした1日を幸せだと感じる作品です。ぜひご覧いただきたいです。満島さん この作品には、食べて成長していくという考えが根底にあると思います。そういう考えは文化、人種や国を超えたものです。カレーは人間関係のように、奥が深くて終わりがない。ゆっくり時間をかけて煮込むことで、そこにしかない独自の味が出来上がります。『カレーの唄。』はみなさんが観て初めて完成します。観終わった後、感じた思いを人生に生かし、オリジナルのハーモニーを奏でていただきたいですね。インタビューのこぼれ話陽一郎がカレーを食べる前に行う、インパクト大の儀式は、満島さんのアイデアだそう。陽一郎の独特の動きは、全方向に感謝をこめているんだとか。「このドラマが配信・放送された後、カレー屋さんで子どもが陽一郎の真似をしてくれたらうれしいです」(満島さん)。動きの詳細は、ぜひ本編でご確認ください!Information『カレーの唄。』ひかりTV 10/1(木)より、毎週木曜23:00~23:30、dTVチャンネル 10/3(土)より、毎週土曜23:30~24:00にて順次配信BS12 トゥエルビ10/10(土)より、毎週土曜21:30~22:00放送出演:満島真之介、鈴鹿央士、出口夏希/森口瑤子©2020「カレーの唄。」製作委員会満島真之介さん 衣装協力:オーバーシャツ¥160,000、パンツ¥135,000(MISSONI/三喜商事 MISSONI部 03・3470・8235)シャツ¥28,000(08sircus/08book 03・5329・0801)シューズ¥160,000(BALLY/BALLY GINZA 03・6264・5471)鈴鹿央士さん 衣装協力:シャツ¥24,000(STUDIOUS×CULLNI/STUDIOUS MENS 原宿本店 03・5785・1864)パンツ¥26,000(STUDIOUS×SHAREEF/STUDIOUS MENS 原宿本店 03・5785・1864)シューズ¥23,000(TOSS/HEMT PR 03・6721・0882)
2020年09月30日卓越した演技力と美しすぎるビジュアルで活躍している女優の満島ひかり(みつしま・ひかり)さん。妹の満島みなみ(みつしま・みなみ)さんも美人と評判で、モデルとして活動しています。そんな満島ひかりさん兄弟がハーフだというウワサや、弟・満島慎之介さん、満島光太郎さんの活躍など、さまざまな情報をご紹介します!満島ひかりの妹満島みなみはモデル!満島ひかりさんの妹・満島みなみさんはモデルとして活動しており、数多くの作品に登場しています。 この投稿をInstagramで見る 満島みなみがONLY MINERALS 「2020 SPRING MINERALS & ROSES」のメインビジュアルに登場しています! #amazonemodels#MinamiMitsushima#満島みなみ#onlyminerals#オンリーミネラル Amazone Models (@amazone_models)がシェアした投稿 - 2020年 1月月19日午後10時28分PST目鼻立ちのくっきりとした顔立ちに憧れる人が続出!どことなく姉の満島ひかりさんに似ていて、とても美人ですね。そんな満島みなみさんは『キナリノ』、『装苑』、『リンネル』、『ELLE』、『CLUEL』など数々の人気ファッション誌で活躍。 この投稿をInstagramで見る こんばんは。お知らせ多いので、連投すみません。 セブン-イレブン、セブンネットショッピング限定のリンネル9月増刊号も本日発売してます! 増刊号はひんやり冷たい接触冷感タオル2枚セット。 ひとつはマフラータイプのタオルで、もうひとつはハンディタオルです。シックな北欧風の柄はジャーナルスタンダードレリュームの本誌限定デザインです。 柄のあるほうが接触冷感素材で、裏はふわふわのパイル生地です。そのままでもひんやり冷たいのですが、水に濡らすとかなりひんやりします^_^ 雨が多いので☔️出番はまだですが、マスクの夏の必需品なので、売り切れ前にゲットしてくださいね^_^ それにしても 満島みなみさんの美しいことよ #リンネル付録 #リンネル #ジャーナルスタンダードレリューム #リンネル9月号増刊 #リンネル9月号 #リンネル9月号本日発売 #満島みなみ リンネル (@liniere_tkj)がシェアした投稿 - 2020年 7月月18日午前4時34分PDTまた、多数のアパレルブランドのキービジュアルを務め、モデルとしての才能を発揮しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 満島みなみがTHE YARD 2020年 春夏コレクションに登場しています! #amazonemodels#minamimitsushima#満島みなみ#theyard#2020ss#lookbook#緑雨 Amazone Models (@amazone_models)がシェアした投稿 - 2020年 3月月31日午後10時07分PDT満島ひかりは妹も美人だけどハーフ?満島ひかりさんには妹・満島みなみさんのほかに弟が2人います。そのうちの長男・満島真之介さんは俳優として数々のドラマや映画に出演。最近はバラエティ番組などにも出演し、そのユニークなキャラクターをいかんなく発揮しています。 この投稿をInstagramで見る ⭐︎ 身体を整え、 居場所を整え、 愛と感謝で心を満たし、 まっすぐ輝く瞳で未来を見据える。 ⭐︎ Photo by @tomohisaphoto Hair make @masa4sai10 Shirt @prada 満島 真之介 Shinnosuke Mitsushima (@mitsushimax)がシェアした投稿 - 2020年 7月月21日午前4時19分PDTそんな才能豊かな満島兄弟には「ハーフなのではないか」というウワサがあり、真相について満島慎之介さんが言及しています。2017年に公開された映画『三度目の殺人』の初日舞台あいさつに登壇した満島慎之介さん。登壇者で唯一、イタリアで開催された『第74回ベネチア国際映画祭』に参加できなかったことに関連付けて、「僕自身、イタリア系の血が入っているんです。おじいちゃんが、そうなもんで」と祖父がイタリア人で、自身がイタリア系のクォーターであることを明かしています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 映画 『#三度目の殺人』 是枝裕和監督作品 9月9日公開しました! でっかい、ましゃさん ちっさい、すずさん いっぱい、ありがとさん! 満島 真之介 Shinnosuke Mitsushima (@mitsushimax)がシェアした投稿 - 2017年 9月月9日午後10時46分PDTちなみに満島ひかりさんの母親は日本人で、父親はハーフ。2人は、一部でかなりの美男美女とウワサされており、子供たちにもその血筋が受け継がれていることがうかがえます。満島ひかりの弟、真之介が語る家族満島真之介さんが、2016年1月11日に放送されたバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演。その中で独特な『家族のルール』を明かし、話題になりました。両親が体育教員で父親が中学のバスケ部の監督などを務めていたことから、体育会系一家で生まれ育ったと告白。そのため朝は必ず5時に起きて、兄弟全員が並んで「おはようございます」と挨拶をするのが日課だったと明かしています。さらに、父親が指笛を鳴らすと兄弟は3秒以内に集まらないといけないルールに基づき行動。しかも、そのルールはどこにいても守らなくてはならないそうで、お風呂やトイレにこもっていようが関係なし!そこで集合できないと、元居た場所に全員が戻り、最初からやり直さなければならないといいます。また、兄弟が集まると、姉である満島ひかりさんがキャプテンとなり、「休め!気を付け!よろしくお願いいたします!」と挨拶し、今日1日の予定を各自が発表していきます。これが満島家が毎朝行う『ミーティング』と説明した満島慎之介さんは、さらにもう1つの儀式、『セレモニー』について紹介しています。それは、両親の仕事の関係でほかの教師たちが家に来る際に『ミーティング』の成果をお披露目する絶好の場。この時も父親が自分のタイミングで指笛を鳴らし、兄弟たちは父の前に集合をしなければなりません。そして長女の満島ひかりさんが「休め!気を付け!礼!よろしくお願いいたします!」と挨拶を行い、ここでは「私は今日国語の授業と体育の授業といろんなことをやりました。楽しかったです。みなさん、これからもよろしくお願いいたします」と自己紹介を兼ねた最近の出来事を各々が語ります。その間、母親は脇でビデオをじっと回しているのだとか。このエピソードを聞いただけで、かなり独特な家庭で生まれ育ったということが分かりますね。 この投稿をInstagramで見る ◇きょうだい◇ 姉と弟が兄と妹になるんだぞ!なぬぬぅー! (by 弟のインスタをのっとった姉より♡) 満島 真之介 Shinnosuke Mitsushima (@mitsushimax)がシェアした投稿 - 2014年12月月23日午前2時22分PSTちなみに末っ子の満島光太郎さんはプロバスケットボール選手として活躍。試合では、満島ひかりさんや満島みなみさんが客席から見守っている姿が目撃されています。 この投稿をInstagramで見る ゴリラのパンだ ぁ〜ん ♪ 満島ひかり (@0o.mitsuhima.o0)がシェアした投稿 - 2015年 7月月13日午前3時12分PDTまた、満島ひかりさんは満島慎之介さんや満島みなみさんと一緒に撮った写真をインスタグラムにたびたび投稿。 この投稿をInstagramで見る とびひかり 満島ひかり (@0o.mitsuhima.o0)がシェアした投稿 - 2015年 2月月13日午後6時14分PST2015年3月11日には満島みなみさんとのツーショットを投稿し、「姉妹仲がよすぎる」「2人とも美人」と話題になりました。 この投稿をInstagramで見る ∞♡ みーみの現場にくるとは ひかりは想像もしなかったよ #姉妹 満島ひかり (@0o.mitsuhima.o0)がシェアした投稿 - 2015年 3月月11日午前3時54分PDT大人になった現在も兄弟仲がよく、とても微笑ましいですね。満島ひかりさんさん兄弟には、今後も互いに助け合って活躍し続けてほしいと思います!満島みなみプロフィール身長:172㎝所属事務所:AMAZONE アマゾーヌ満島ひかりプロフィール生年月日:1985年11月30日出身地:沖縄県血液型:A型身長:162㎝満島ひかりが『離婚した理由』をほのめかす事務所から独立した現在は?[文・構成/grape編集部]
2020年09月30日三島由紀夫が残した4作品を、4人の演出家が舞台化する企画公演『MISHIMA2020』が9月21日(月・祝)に開幕する。戦後の日本文学界に鮮烈な爪痕を残した作家、三島由紀夫。壮絶な最期に多くの人が言葉を失った日から、ちょうど50年の月日が流れる。半世紀を経てもなお、多くの読者を魅了してやまない彼の作品を、大いにフィーチャーした企画公演が行われる。タイトルは『MISHIMA2020』。ここに集結したのは、三島作品に影響や刺激を受けながら創作を重ねる新進気鋭の演出家4名だ。全員が、三島の死後に生まれた世代。現代の感受性で三島作品を読み解き、舞台の上でそれを視覚化させる。日程を前後半に分けて、2作品ずつ上演する今回の試み。前半日程では野上絹代が手掛ける『橋づくし』と、長久允が手掛ける『憂国』を上演。後半日程は加藤拓也が手掛ける『真夏の死』と、熊林弘高が手掛ける『班女』を上演する。野上絹代作・演出『橋づくし』出演左から伊原六花井桁弘恵野口かおる高橋努長久允作・演出『憂国』(『(死なない)憂国』) 出演左から東出昌大菅原小春出演陣も実に個性豊かだ。『橋づくし』では、『ウエスト・サイド・ストーリー』でヒロイン・マリア役に抜擢された伊原六花が悲願の舞台に上がる。『憂国』では東出昌大と、NHK大河ドラマ『いだてん』で圧巻の演技を見せたダンサー・菅原小春が共演。『真夏の死』では数多の映画やドラマできらめく存在感を見せる中村ゆりと、劇団「ハイバイ」での怪演が光る平原テツが相まみえ、そして『班女』では、ありとあらゆる劇世界を軽やかに渡ってきた麻実れいと、ジャンルを超えて確かな実力を発揮する橋本愛、NHK朝の連続テレビ小説『エール』でも誠実な演技を見せた中村蒼が顔を揃える。なお、9月21日(月・祝)と27日(日)、PIA LIVE STREAMでのオンライン配信も決定。クリエイティブディレクターの鈴木健太と、アートディレクター・グラフィックデザイナーの田中せりによる、こだわりの映像に期待が集まる。公演は9月27日(日)まで日生劇場にて。加藤拓也作・演出『真夏の死』(『summer remind 』)出演左から中村ゆり平原テツ熊林弘高作・『班女』近代能楽集より 出演左から麻実れい橋本愛中村蒼三島由紀夫没後50周年企画『MISHIMA2020』・『橋づくし』/『憂国』9月21日(月・祝)17:00・22日(火・祝)12:00、16:00・『真夏の死』/『班女』 近代能楽集より9月26 日(土)18:30・27日(日)12:00、16:00会場:日生劇場ライブ配信日程『橋づくし』/『憂国』:9月21日(月)20:00『真夏の死』/『班女』:9月27日(日)16:00PIA LIVE STREAMにて各公演2日後の23:59までアーカイブ配信あり(視聴券は各公演2日後の20:00まで販売)文:小川志津子
2020年09月20日三島由紀夫没後50周年企画『MISHIMA2020』が9月21日(月・祝)から上演される。4人のクリエイターによるオムニバス形式で上演される本企画で、長久允が作・演出する『憂国』(『(死なない)憂国』)に出演する東出昌大に話を聞いた。【チケット情報はこちら】4つの作品がつくられ、2作品ずつ上演される本企画の中で、東出が出演する『(死なない)憂国』は、三島由紀夫の『憂国』を元に、コロナ禍でライブハウス消滅の危機に瀕する夫婦を描く作品。「原作の『憂国』は二・二六事件にまつわる話で、中尉である信二が、仲間を討伐するくらいならと切腹し、妻・麗子も自決する物語、つまり“死”を終着点にしています。今回の僕らの『(死なない)憂国』は、信二と麗子にとって唯一の生き甲斐であるライブハウスを、信二が警察官として取り締まらなければいけなくなり、(原作のように切腹はせず)ライブハウスに向かいます。だけどやっぱりそれでいいのか悩み、生きるとはなんぞや、死ぬとはなんぞや、というところに進んでいくストーリーです」(東出)と、大胆なアレンジが加えられるようだ。東出といえば大の三島ファンだが、台本はどのように受け止めたのか。「すごい台本だと思いました。ぶっ飛んでるのにまとまっていて。『早く稽古場に入りたい!』って心の底から、震えるほどに思いました」。作・演出は、映画監督、映像作家の長久允。「長久さんは舞台初演出なのですが、“感情”や“生きている”ということを大事に演出される方だという印象です。今は、“気持ちのままにお芝居をする”ということが最上なのではないかという話を菅原(小春)さんと3人でしながら稽古しています」。ふたり芝居で、麗子を演じるのは世界的ダンサーの菅原小春だ。「菅原さんは、舞台で台詞のあるお芝居をするのは初めてらしいのですが、こんなに“自分の言葉”として台詞を喋れる女優さんがいるのかと、目を見張るような思いでいます」と絶賛。「毎日稽古が楽しくて」と笑顔を見せる。東出が「稽古初日から3人で、作品について深く掘り下げる議論を重ねてきました。そこで出てきたものを反映したお芝居もあります。だからリアルで生々しい芝居になると思います。」と語る『(死なない)憂国』と、野上絹代 作・演出の『橋づくし』は9月21・22日に、加藤拓也 作・演出の『真夏の死』(『summer remind』)と、熊林弘高 演出「『班女』近代能楽集より」は9月26・27日に、東京・日生劇場にて上演。9月21・27日に配信もある(アーカイブ配信あり)。チケット発売中。取材・文:中川實穗
2020年09月17日カレーをモチーフにした、満島真之介と鈴鹿央士が出演するドラマ「カレーの唄。」が配信・放送決定。オリジナル作品に定評のある脚本・山崎佐保子と瀬田なつき監督のタッグにより、2人の男がカレーを通じて絆を深める様を描く。両親に捨てられ、世界中を放浪しながら一人で生きてきた男・天沢陽一郎は、あるトラブルをきっかけに、芸術家志望の内気な大学生・鈴木二汰と出会う。お金がない陽一郎は、助けたことを口実に、二汰にカレーをおごらせると、ポツリと家族について語りだす。清川不動産の清川薫子(森口瑤子)は、アパートの管理人だったことが縁で、陽一郎の亡き父の遺骨を預かっている。陽一郎が毎日カレーを食べ歩くのには、何か深い理由があるようで…。本作が連続ドラマ初主演となる満島さんが演じるのは、両親に捨てられ、世界中を放浪しながら一人で生きてきた男・天沢陽一郎。そしてひょんなことから陽一郎が出会う、優秀な弟にコンプレックスを抱く芸術家志望の内気な大学生・鈴木二汰役を、映画デビュー作『蜜蜂と遠雷』で日本アカデミー賞、キネマ旬報ベスト・テン、毎日映画コンクール、報知映画賞など、映画賞の新人賞を総なめにした鈴鹿さんが演じる。満島さんは「僕にとってカレーは、人間関係のお手本であります。それぞれの具材が絡み合い高め合う。ゆっくり時間をかけて煮込むことで、そこにしかない独自の味が出来上がる。簡単なようで難しく、奥が深くて終わりがない。このドラマもカレーのように、素敵な仲間との出会いと縁が絡み合い、心温まる味わい深い作品が出来上がりました」と自信をみせ、鈴鹿さんも「このドラマは、カレーのようにキャストやスタッフの方々が素晴らしく融合して、温かくて美味しいものになりました。このドラマはまさしくカレーです。ちょっと何を言っているのかよく分からないかもしれませんが、本当にまさしくカレーです(笑)観ていて自然と笑顔になるような、幸せを感じることができる素敵なドラマです」とコメントしている。本作は、全12話各話ごとに異なる多種多様なカレーの登場も見どころのひとつ。都内の有名店や隠れた名店のほかにも、ハウス食品と共同開発したレシピのカレーや、店舗数1位のギネス世界記録TMを持つココイチも登場。陽一郎が悩みを抱えた登場人物を誘い、おすすめのカレーを一緒に食べながら、相手の悩みを解決していく。2人のほかにも、身寄りのない陽一郎を助ける下町の不動産屋経営者・薫子役を森口瑤子、二汰が片想い中の女子学生・森まどか役を出口夏希が演じることも決定。森口さんは「この『カレーの唄。』をご覧になった皆さんは必ずカレーが食べたくなります。100%絶対まちがいなく食べたくなります。そしてカレーを食べ終わる頃には、日々の切ない出来事も、もどかしい想いも『私ってなんだか幸せじゃん?』という気持ちに変わっているから、あら不思議。『カレーの唄。』はそんな素敵なドラマです」とドラマについて説明。出口さんは「カレーを食べたくなるのは間違いありませんが、クスッと笑えて見終わった後には温かい気持ちになれる作品ですので、ぜひ見ていただきたいです!」とメッセージを寄せている。なお本作の音楽は、国内外で人気を誇る4人組クラブジャズバンド「JABBERLOOP」が務め、主題曲「spice」などが収録されたアルバム「CORE」が9月9日(水)にリリース。そして同名タイトルでコミカライズ化され、COMIC BRIDGEにて8月7日(金)より連載がスタートする(漫画:月吉原作:山崎佐保子)。「カレーの唄。」は10月、ひかりTV、dTVチャンネルにて順次配信、BS12 トゥエルビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年08月06日俳優の吉沢亮と女優の満島ひかりが出演する「キリン 生茶」の新CM「生茶『新・生って、感動する。実感』篇」が、3日より全国で順次放送される。「生茶」誕生20周年を記念し、「キリン 生茶」をリニューアル発売。「濃いのにすっきり」な味わいに、あまみと香りがさらに豊かになり、おいしく進化した。リニューアルにあわせ、新CMキャラクターに吉沢を起用し、満島と共演。新CMは、清々しい姿で登場した2人が新「生茶」を試飲し、「生茶の新しいおいしさ」を実感するという内容で、うれしい驚きに包まれた2人の表情と姿で新「生茶」の魅力を表現している。吉沢は、新CMキャラクターに起用され、「2000年というと僕はまだ6歳の頃なのですが、子供の頃からずっと飲んでいた商品の20周年のタイミングでCMに出演することができて、とてもうれしいです」と感激。「生茶は以前から飲んでいたのですが、撮影時に改めて飲んでみると、本当においしくて、感動しました。濃いのにすっきりな味わいも好みだったので、楽しく撮影が出来ました」と撮影を振り返った。さらに、「『生茶になる前のお茶』も普通においしかったんですけど、新『生茶』は、まず香りが印象的でした。本当にさわやかで、先ほどのお茶には無い、みずみずしさが感じられました。それと、飲んだ後に口に残るあまみも、とても心地よいです。飲み比べをしたことで、本当に『生って、感動する。』と実感しました」と、新「生茶」の魅力を語った。
2020年03月03日関西テレビ制作のトークバラエティ『グータンヌーボ2』が、1月4日に新春スペシャルを放送。滝沢カレン(27)に代わる新MCとして満島真之介(30)が初登場した。男性タレントがMC陣に加わるのは初。今後は長谷川京子(41)、田中みな実(33)、西野七瀬(25)らと順番で、毎回2名のゲストとトークを繰り広げる。『グータンヌーボ2』は一見すると“ただのゆるいトーク番組”に思えるが、熱い視聴者に支えられている。それを象徴するように、Amazon Prime Videoのレビュー件数は161件にのぼる。『M-1グランプリ』104件、『相席食堂』30件と比べると、いかに熱心なファンに支えられているかがわかる。なぜ、ここまで熱心なファンが存在するのだろうか。■誰も仕切らないトークだからこそタレントが本音をこぼす番組序盤で繰り広げられるトークは、一般的な「ガールズトーク」像と大差ない。第一印象の褒め合いや、「わかる~」という表面的な共感で展開する会話。しかし徐々に視聴者がハッと共感できる話や、笑ってしまうほどの専門的すぎるこだわりなどが繰り出され、「台本がない」感じが魅力的に思えてくる。そんなゆるく自由な雰囲気だからこそ、ゲストのタレントも本音のトークをする。たとえば第46回ではソニン(36)が、19歳のときに出したCD「カレーライスの女」のセクシーなジャケットについて、MCらとこんな風に語った。田中みな実:ああいうのって自分の意志は全く反映されないんですか?ソニン:何もわからず。私の場合は、権限はなかったですね(笑)。田中みな実:やらされたわけじゃないと思いますけど、演出として疑問は思わなかったんですか?ソニン:若いし芸能界のこと分かってなかった。言われたことを一生懸命やることがすべてだと思っていた。「司会者とゲスト」「上手と下手」という序列がないからこそ、危ういタレントの本音がこぼれるのだ。■理想のコミュニケーションが学べる実用番組としての一面も『グータンヌーボ2』は、ファッションやライフスタイルを勉強するように「憧れのコミュニケーション」を学べる番組と言ってもいい。それも出演者たち三者三様の思惑と、関係性が構築される様子を出演者と同じ目線で眺められる実学性が魅力だ。例えば出演者は、順に一人ずつスタジオに入る。最初に入った人が二番目の人を迎える際の「誰も来ないかと思ったぁ~」なんてボケは、視聴者が明日の飲み会でそのまま使えたりできるのではないだろうか。このように『グータンヌーボ2』は「本音のトーク」、「魅力的なMC」によって視聴者を惹きつけて離さない。そしてそこに「理想のコミュニケーション」があることで、視聴者に憧れられる番組としての側面も持っている。そうした「純粋な面白さ」と「実学性」がトークバラエティ番組として独特の位置を築き、多くの視聴者を惹きつけているのである。■キャスティング・構成が絶妙!出演者全員のファンでなくても楽しめるまたMCとゲストのトークは、「芸能界」の裏側を見せてもくれる。たとえば第44回では、『あなたの番です』女優の三人(西野七瀬、奈緒・24、金澤美穂・25)が「朝ドラオーディションには筆記試験がある」という裏側を語っている。テンポのいい編集とツッコミ調なテロップは、出演者たちのファンでない視聴者をも確実に楽しませてくれる。第15回で夕方の情報番組で活躍するホラン千秋(31)が畠山愛理(25)に恋愛観にズバズバと斬り込んだ際、テロップがホラン千秋の表情に「キャスター顔!」とわかりやすくツッコミを入れてくれる。そのため知らないゲストが登場する回でも、毎週安心して視聴できるのだ。■スタジオトークで垣間見えるMC陣の魅力番組後半、MCたちが織りなすスタジオトークは毎回新鮮で視聴者を飽きさせない。昨年1年にわたりMCを務めていた滝沢カレンは、他番組のような「ツッコミ待ちの天然キャラ」ではない姿を見せていた。たとえば第41回のスタジオトークでは、滝沢カレン:顔はなにでエロいって決めるんですか?田中みな実:やっぱ目じゃない?西野七瀬:(顔がエロいって)私も思ったことないかも。長谷川京子:じゃあ二人が思う顔がエロい有名人は?滝沢カレン:志村けんさん。一同:(笑)のように、「オチをつくるための積極的なボケ役割」としての新たな一面がこの番組では見られる。以上のように、滝沢カレンの「積極的なボケ」キャラは『グータンヌーボ2』ならではの姿だった。今回発表された新MCにも、視聴者がまだ見たことない一面を披露して欲しい。本音が飛び出しやすく自由にふざけられる『グータンヌーボ2』は、タレントの新たな挑戦の場に最適であることは間違いない。【PROFILE】アララ東京の大学生3人によって運営しているエンタメnote。毎週末、テレビ、ドラマ、お笑い、映画、音楽にまつわるエッセイ、コラムを掲載している。1月には雑紙刊行予定。Twitter:@alalanote
2020年01月04日「グータンヌーボ2」の新MCに満島真之介が決定。満島さんが加入した新生「グータンヌーボ2」は、1月14日(火)深夜から放送される。MC1人が、ゲスト2人と共に台本なし、カメラのみの空間で恋や生き方についてたっぷり語り合う本番組。今回“新MC発表スペシャル”と題したスペシャル番組にて、「全裸監督」「いだてん~東京オリムピック噺~」などに出演する満島さんのMC決定が発表された。番組冒頭、スタジオには「NEW MCSEASON2」と書かれた赤いBOXが登場、新MCが中で待機しているというBOXを、出演者のひとり、田中みな実だけが先に覗くことに。そして対面した田中さんは「え!そのパターンありなの!?」と驚きを隠せない様子。そして、長谷川京子と西野七瀬は新MCにまつわる様々なヒントをもとに、新MC当てクイズに挑戦。一向に新MCを当てられない2人だったが、田中さんのヒントから西野さんが「満島さん…?」と答え、赤いBOXから満島さんが登場、場がウェルカムムードに包まれた。2人の姉を持ち、強い女性の中で育ってきたという満島さんは、3人を前にしても臆することなくトークを展開し、さらに社会学者・古市憲寿と又吉直樹と初のロケに挑戦した。収録を終え、満島さんは「初めて『グータンヌーボ2』MC就任を知ったとき“ドッキリかな”って思いました。収録を終えた今でも、まだドッキリなんじゃないかって思ってるぐらい(笑)。まさか男の人がグータンに出演するとは」と未だ信じられない様子。そして、女性MCメンバーについては「皆さん、イメージ通りでした。だからそのくらい、グータンは“素”の、その人の空気がちゃんと出ている番組なんだなあって」と印象を語りつつ、「これからもっと人となりを知っていきたいし、僕の事も知ってもらいたいですね。これからどうなっていくのか、とっても楽しみです」と期待。これから様々な人とロケをしていく満島さんだが、話してみたいゲストについては「自分の会わない畑の人達に会ってみたいですね。スポーツ選手だったり、音楽関係の人達だったり。会う機会のない人達の話を聞いてみたいです」と語り、「俺一人だけ男で、ゲストは女2人ってのもアリかな?それも楽しい気がするなあって。男側の意見と女側の意見と、見えてくる違いもあるかもしれないし、ちょっと時間経ったらそういうグータンもやってみたいですね」と新しいスタイルを提案した。さらに満島さんの加入を記念し、ビジュアルとエンディングテーマがリニューアルした。エンディングテーマは、ドラマやアニメ主題歌、CMタイアップ曲などが注目を集める安田レイの「fortunes」が起用される。「グータンヌーボ2」は毎週火曜日深夜0時25分~関西ローカルにて放送中。(次回は1月14日深夜0時45分~)毎週水曜日10時~Amazon Prime Video、カンテレドーガ、TVer、GYAO!ほかにて配信。(cinemacafe.net)
2020年01月04日大河ドラマ『いだてん』や、SNSを騒然とさせたNetflixの『全裸監督』など、話題作への出演が続いている満島真之介(30)。演技派俳優として、着実にキャリアを重ねているが、10代のころに映画の助監督として働いていたという過去がある。しかもその時期には、風呂なしのアパートに住んでいたこともあったというから驚きだ。「でもね、お金がなくても人生は楽しめるんですよ。世界一周旅行だってできちゃいますからね。たとえば、今日はメキシコに行きたいなって思ったら、メキシコの民族音楽をかけて、ナチョスにサルサソースなんかつけて、目をつぶって食べる。そうすると『あ、メキシコにいる……!』という感覚になれる。それから、馬頭琴の音をかけながら、つんできた雑草の匂いをかげば、そこはもうモンゴルだしね。イメージの力ってすごいんですよ!自分でイメージできることは、どんなに大きなことでも必ず実現できると思うんです。逆に、イメージがわかないことは絶対にできない。僕の場合は、毎日同じところに通勤するっていうのが、ぜんぜんイメージできなくて。それが早い段階でわかってたから、会社員になる選択をしなかったんでしょうね」まっすぐな瞳で楽しそうに語る満島。人生を自分の手で充実させる術をたくさん知っていそうだ。今でも“旅”は好きだそうで、かつてはイメージでしか行けなかった場所にも、今は実際に足を運んでいる。やはりそれが、忙しい日々のリフレッシュになっているのかと聞くと「リフレッシュは、まとめて一気にやってもダメ!」と熱弁する。「たまったものを一気に流すのは、さすがに無理なんですよ。だって『リフレッシュしたいから土日は絶対出かけないと』って気合入れても、みんなそう思ってるから!どこもめちゃくちゃ混んでて、より疲れちゃったりするでしょ?だからリフレッシュは日々しないと。僕にとってはゆっくり眠れることがいちばんのリフレッシュ方法。寝室の環境にはすごくこだわってますね。とくに重要なのが湿度!乾燥してるのはもってのほかだし、湿度が高すぎても寝心地悪いんですよ。だからいつも60%に保ってますよ。笑」ほかにも、毎朝のランニングがリフレッシュになっているというが、体作りや健康を意識しているわけではないという。「何も考えず、ただ気持ちいいからっていうのが大切なんですよ。みんな、何かをやるときに目標とか理由をつけたがるでしょ?それも大切ではあるんだけど、でもそれだけじゃ楽しさが半減しちゃうなと思うんです。達成できない自分にイライラするくらいならやらないほうがいいんじゃない?って思う。意外と好きなことって何も考えなくても自然とやってるから。それを見つめ直すだけでもリフレッシュになるはずですよ」途中から、満島に人生を楽しむアドバイスをもらっているように思えてきた今回の取材。最後は「楽しい人生を過ごしてください!」という言葉を送ってくれた。そんな満島は、11月11日放送のドラマ『ハル ~総合商社の女~』(テレビ東京系・月曜22時~)の第4話にゲスト出演。主演の中谷美紀(43)や藤木直人(47)とは、久しぶりの再会だったという。「以前共演したときにちゃんと関係性が作れていたから、ぜんぜん久しぶりな感じはしませんでした。僕はいろんなことを質問しちゃうので、藤木さんにお子さんの話を聞いたり、中谷さんとは旅の話題で盛り上がったりして。そういう、カメラに写ってない部分ってすごく大切なんです。何気ない会話のなかでいい雰囲気が生まれることがありますから。それって、人生も同じだと思う。ドラマや映画では、抜粋されたハイライトしか見えないけど、実は描かれていない日常の部分こそが、とても重要なんだと思います」
2019年11月11日福山雅治がリリー・フランキー、石田ゆり子、満島真之介と共に織りなす音楽と旅の番組「ウタフクヤマ」が、11月1日(金)今夜放送。『マチネの終わりに』で共演している石田さんをはじめ、これまで共演してきた俳優陣とのロケ、そして曲作りの様子を追っていく。『そして父になる』で日本アカデミー賞やヨコハマ映画祭など各映画賞を受賞したほか『るろうに剣心』シリーズ、『真夏の方程式』『SCOOP!』『三度目の殺人』などの作品に出演。日本を代表する俳優として知られる一方で、音楽アーティストとしての大きな業績を残してきた福山さん。『そして父になる』『SCOOP!』で福山さんと共演、『海街diary』や『万引き家族』の是枝裕和監督作をはじめ『モテキ』『聖の青春』など数々の映画に出演するほか、「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」の著書で知られるリリーさん。『北の零年』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞、2016年放送の「逃げるは恥だが役に立つ」が大ヒットしたほか、「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」『コーヒーが冷めないうちに』『記憶にございません!』など多彩な作品で知られる石田さん。放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」や『キングダム』などに出演。『三度目の殺人』で福山さんと、Netflixで話題の「全裸監督」ではリリーさんと、「BG~身辺警護人~」では石田さんとそれぞれ共演している満島さん。これまでも「一夜限りの音楽が生まれる場所」として放送されてきた本番組。今回はこの4人が“東洋のモナコ”と呼ばれる静岡県熱海のロケに繰り出す。仕事の話からプライベートな話に至るまで様々な話題で盛り上がる車中トークから、旅先での珍道中。そして最後の曲作りにはパーカッショニストの三沢またろうも参加。今回も珠玉の1曲が生まれる。福山さんと石田さんが共演する『マチネの終わりに』は11月1日(金)本日より全国東宝系にて公開。「ウタフクヤマ」は11月1日(金)今夜23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年11月01日『愛のむきだし』、『ヒミズ』、『冷たい熱帯魚』など、人間の裏表を強烈な映像で描き出し、国内外に熱狂的なファンを持つ園子温監督。そんな園監督の現場に、俳優の満島真之介が従事していたことは、広く知られたことだろう。園ワールドに魅せられ、映画の世界に飛び込み、助監督として作品に携わり続けた満島さん。やがて、彼の才能は演者としても花開き、今日の活躍に至る。ふたりが監督×役者としてタッグを組んだ3本目が、Netflixオリジナル映画『愛なき森で叫べ』である。実際の猟奇的殺人事件にインスパイアされ、大胆なオリジナルの物語として紡ぎ上げた戦慄のサスペンス・スリラーとなった『愛なき森で叫べ』。1995年、銃による連続殺人事件が世間を震撼させていた東京にて、田舎から上京したシン(満島さん)は、妙子(日南響子)と美津子(鎌滝えり)とともに、自主映画の撮影に参加する。その頃、美津子は村田(椎名桔平)という男に夢中になっていた。人当たりがよく紳士的に見える村田だが、実は天性の詐欺師で、美津子ならずシンたちまで支配していく。ふたりの関係性をなぞり、「師弟対談ですね」と水を向けると、園監督は「いやいや」と首を振ってみせたが、満島さんは大きな瞳を爛々と輝かせうなずいた。「園監督のもとで育った」という経験と誇りが満島さんの大きな軸となっていることに違いはなく、この後のインタビューでは、満島さん目線での園監督、園監督から見た満島さんの姿など、幾多もの貴重なエピソードや思いが語られることになった。久しぶりの再会で園監督が感じた満島さんの存在「姉貴以上に、吸収力がすごいのかな」――園監督と満島さんは、満島さんが10代のときからのお付き合いなんですよね。満島:そうです。18歳のときからなので。親元を離れてからの僕のことを知っているのは園さんぐらい。そんな人っていないだろうから、いわゆる「映画監督の園子温」という、皆さんとの距離感とは、ちょっと違うかもしれないですね。不思議なんですよ。お兄さんのような存在でもあるし、人生で切っても切り離せない関係なので。園さんと出会って「これだけ経ったんだな」と、いまになって感じることがたくさんあります。――本作で満島さんが演じたシンは、自主映画サークルの仲間たちと「ぴあフィルムフェスティバル」を目指すという、園監督の若いときを投影しているような役です。満島さんにオファーしたのは、これまでの関係性があったから、というのも大きいですか?園監督:やっぱり「もう1回やりたいな」って、そういう感じがあったんですよね。最初に満島真之介と出会ったのは、もちろん満島ひかりから紹介されて、なんですよ。高校卒業したての子で、何がしたいのかはよくわからないけど、毎日何かをしている感じで。雨になると、なぜか濡れるためだけに外に飛び出して「雨って最高!!」とか言っていて。満島:(笑)。園監督:俺が知っている真之介は、全然映画の知識もなくて、雨とか風とかに興味があって、電車でフラフラ旅に出たり、という人だった。とにかく、謎が多くて。けど、久しぶりに会ったら、映画もいっぱい観ているし、知識もすごいあって、同じ世代の役者と断然違う知識量と経験値を持っているから、もしかしたら姉貴以上に、吸収力がすごいのかなと思っちゃうときがあった。詳しくいろいろなことを知っているのは、日本の役者では稀有というか、珍しい存在だよね。とにかく視野が広いし、異様にワールドワイドに物事を考えられる人間だから。世界レベルで言えば当然なんだけど、その世界レベルに到達してる日本の役者はなかなかいないから、そういう意味では、彼は世界で戦える役者なんだなと思いますけどね。満島:でも、それは、俺がまだ何もない、何も知らないときに、園さんが調べていたこととか、観ていた映画だったり、読んでいた本、資料みたいなものがずっとそばにあったからです。社会や世界で起きていることにフォーカスを当てて、映画をどう作るかをずっと向き合っていた園さんが、楽しそうに調べている姿とか、映像を観ている姿を側で見ていたから、僕の中では当たり前だった。園さんが、18歳のときから見せてくれていた背中があったからこそ、自分が求めるものが、幅広いものになっちゃうんです。何も知らない自分に、スポンジが水を吸収するようにいろいろな情報や知識を伝えてくれたから、ひとりになっても、その先を求める自分がいるんですよね。同じ時間をまた共有できる喜び「園さんが作っている作品に常に関わっていたい」――園監督のもとで助監督をなさっていた満島さんですが、役者になると思っていましたか?園監督:思っていなかったし、そういう気配はなかった。けど、才能はあるだろうなと思っていました。しばらく全然会えない時期があって、それで、真之介が芝居をやり出したと聞いたんです。舞台とかを観に行ったりしたけど…最初のうちは自分とやらないで、どっかでやっているのを観て、「ちょっと歯がゆいな、俺もやってみたいな…」って。満島:(笑)。園監督:本当に最近になって、やっと会えるようになったんです。僕としては、まさかこういう形で真之介とちゃんと会うと思っていなかったところもあったから、あまりそういうことを思わないけど、当時、久しぶりに再会したときに「本当によかったな」と思って、それだけで十分幸福だった。幸せだったな。満島:最初、今回のお話がきたときはまだ準備稿だったんだけど、何も考えないで、すぐ「やります!」って返事をしました。やっぱり一緒に作品を作れる喜びは、本当に計り知れないんですよ。ありがたいことに、いろいろな人たちからオファーはいただきますけど、園さんはちょっと格別です。「役者として役をもらったからうれしい」とは違って、「同じ時間をまた共有できること」が、大きな喜びなんです。本当は、園さんが作っている作品全部に出たいんですよ、これから先も。常に関わっていたいという気持ちがあるのは、やっぱり特別です。――『愛なき森で叫べ』の現場も、特別でしたか?満島:現場も独特で楽しいんですよ!今回の役は、園さんの体験を追体験していると言ってもいいほど、園さんの昔のことが、このシンに詰まっているんです。メインの(村田の)お話がありつつ、シンという、園さんが若い頃に経験したことを盛り込んだ役をやれた。毎日現場で、「園さんと一緒に作っているんだな」という実感がありました。自分の人生、過去をちゃんと振り返って、「ああいうときもあったな」、「こうだったな」と、常に感じている毎日でした。そこに、新たなものがどんどん上乗せされていくから、全作品に関わりたくなるんです。もはや役者として出なくても制作側でもよくて、園さんが1から作品を作り上げるまで、ずっとそばで見ていたいんです。これからのふたり、これからはバトル――「東京ヴァンパイアホテル」、『ピアニストを撃つな!』に続き3作目ですが、これからもタッグを期待していていいですか?園監督:いまはまだ準備というか、『愛なき森で叫べ』は、ウォーミングアップ&ウェイクアップだよ。これから本気というか。満島:うん、それはわかる。これから先こそが本番です。園監督:「おう、久しぶりやな」って肩叩き合って、旧交を温めていたのがいままで。これから次にやるのは、一介の監督と一介の役者に戻って、もうちょっとバトルっつうか、『愛のむきだし』における、満島ひかりと俺の戦いのようなものを真之介と一回やらなきゃなと思ってる。いままでちょっと、あまりにも幸せで「フフフ」という感じでやっていたので、これじゃいかんなと。だから、これからのふたりも温かく見守ってくれれば。満島:ここから世界に向けて、園さんと新たな作品を作りたい気持ちがより強くなってきました。この作品は、ひとつのきっかけに過ぎないんじゃないかなと思っています。この間、僕はようやく30歳になったんですけど、やっと園さんとしっかり対峙できるような状態になり始めてきたな、と感じているんです。日本だけじゃなく、映画史に残る作品を一緒に戦って作りたい。そのときをいまかいまかと待ちわびています。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年10月08日俳優の山田孝之と満島真之介が28日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2019 AUTUMN/WINTER」にシークレットゲストとして出演した。前回に引き続き、山田孝之プロデュースのQALBスペシャルステージが実現。マギーと八木アリサ、馬場ふみかと浅香航大と朝比奈彩、鈴木ゆうかと浪花ほのか、志田愛佳と藤田ニコルとNiki、そして、Netflixオリジナルドラマ『全裸監督』の共演も話題の山田と満島が、それぞれ2ショットや3ショットでランウェイを歩いた。さらに、出演した12人が1列になってランウェイを歩くフィナーレもあり、豪華共演に会場から拍手が起こった。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。20回目となる今回は幕張メッセにて、“女の子のわがままが全部詰まったKIRA KIRAの魔法に包まれる夢のような空間”という意味を込めた「KIRA KIRA CELEBRATION」をテーマに、人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを開催した。撮影:蔦野裕
2019年09月28日9月2日(月)から満島ひかりさんが出演する江原道新CM「BEAUTYは、これからだ。」が公開されています。「もう見た!」という方も多いのではないでしょうか? この印象的なCMは、同日発売された江原道の新しくなったマイファンスィーモイスチャー ファンデーションを満島ひかりさんがまとったもの。型にとらわれない素直な美しさや解き放された感情を、魅力あふれる豊かな表情で表現しています。なぜ満島さんが起用されたかというと、江原道の「嘘のない広告を作りたい」という想いから。実は満島さん、19歳の時に江原道の製品に出会い、それからの愛用者。キャッチコピー「BEAUTYはこれからだ」も満島さんご自身が考えたものなのだとか。ヘビーユーザーだからこその愛がCMの表情から伝わってきます。 江原道マイファンスィーモイスチャー ファンデーション元々スキンケア発想から生まれたファンデーションが、さらなる素肌美を追求して進化!軽やかで新感覚のテクスチャーは肌に吸い付くように密着して、まるでもうひとつの素肌を纏ったかのような自然な艶肌へ仕上げてくれます。それでいて、毛穴やシミなどのお肌の悩みはしっかりとカバーしてくれます。さらにお肌へのやさしい使い心地はそのままで、贅沢に配合した自然由来の美容成分がメイクをしている間もうるおいをキープし、肌をすこやかに整えてくれます。カラーバリエーションは全13色。映画・ドラマ・舞台などでプロフェッショナル達が選択する江原道のコスメたち。ぜひ手に取ってその良さを確かめてくださいね。江原道HPはこちらスペシャルサイトはこちら
2019年09月18日満島ひかりや坂口健太郎が出演し、熊林弘高が演出を手掛けるシェイクスピアの恋愛喜劇『お気に召すまま』が7月30日に開幕する。それに先がけフォトコール(マスコミ向け撮影会)が行われ、冒頭のシーンが公開された。【チケット情報はこちら】開幕を前に熊林は「僕が演出を考える前提には、“役者の肉体”が大きくあり、作品と役に正しくはまる役者があって初めてスタートが切れるんです。シェイクスピアを演出するのは初めてです。シェイクスピアは、プロテスタントの時代に、カトリックの生まれなうえ、ゲイだったという説もある、つまり仮面をかぶって生きていた人なんですよね。だからこそ、作中で幾度も「自分とは何者か」と登場人物たちに自問させる。シェイクスピアのどこまでも続く問いかけに、いまわれわれが何を感じ考えたかを提示し、あとは観て下さる方々に委ねるしかありません。お客様には存分に(舞台となっているアーデンの)森の混沌を味わっていただければと思います」とコメント。本作は、配役で男女や年齢が大胆にひねられていたり、アーデンの森が牧歌的なユートピアではなく性的欲望がうごめく暗闇になっていたり、一筋縄ではいかない世界観。『お気に召すまま』と聞いて自動的にイメージするものとのギャップは、おもしろくもあり、なにか気付かされるものでもあった。ヒロイン・ロザリンドを演じる満島は「劇中ではかなり明け透けに、性的なことや恋することが語られますが、見て聞いている方それぞれにもきっと、違ったどきどきがあると思います(どきっとして欲しい)」、オーランド役の坂口は「性差を超えてさまざまな愛のカタチが描かれる今作、混沌としたアーデンの森で、自分が持っている肉体を、性的に純粋に駆使しながら、オーランドとして生まれてくる感情を大切に演じています」とコメントを寄せた。フォトコールでは、物語の始まり、ロザリンドとオーランドが恋に落ちるまでのシーンを披露。シェイクスピア特有の膨大な長台詞が渦巻く中でも、ふと運命に触る言葉が告げられる瞬間や、ロザリンドとオーランドの視線が交わる瞬間には、劇場全体の空気がぐらりと揺れたのが印象的だった。思わぬ始まり方や、客席まではみ出した舞台、合わせ鏡のようなセット、美しい衣裳も楽しく、魅力的なキャストが揃う本作は7月30日から8月18日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて上演後、豊橋、新潟、兵庫、熊本、北九州を巡演する。取材・文:中川實穗
2019年07月30日俳優の満島真之介(30)が6月3日夜、自身のインスタグラムを更新。所属事務所の移籍を報告した。インスタには《お知らせ、事務所が変わりました》として、新たな所属事務所のリンク先を掲載。これまで知り合った関係者への感謝をつづったうえで、《これからこの場所からはじまる新たな旅。さぁ!!旅立ちの準備は整った。風が示す道を歩こう》と心機一転の思いをつづった。もともと芸能プロ「ユマニテ」に所属していたが、同社サイトも真之介とのマネジメント契約終了を報告。姉で女優の満島ひかり(33)も同社に所属していたが、昨年3月に独立してフリーで活動している。「真之介さんはもともと姉の芝居に心を打たれて芸能界入り。姉と同じ事務所に入って順調にステップアップしていましたが、新事務所の設立日は今年5月7日。新元号での独立に向けて準備を進めていたようです」(映画関係者)以前は、役者としての“格”は姉が大きく上回っていた真之介。しかしここ数年は目覚ましい活躍で、NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に出演。テレビ朝日系の5夜連続ドラマ「白い巨塔」では主要キャストをつとめ、大ヒット公開中の映画「キングダム」にも出演するなどオファーが途切れない。「姉と同じように独り立ちして行ける自信がついたうえでの独立だったようです。きょうだい仲の良さが知られるだけに、いずれはひかりも合流するのではと噂されています」(芸能記者)姉との共演作で“役者魂”をぶつけ合う姿が見たいものだ。
2019年06月04日「独立する前の満島さんは『私ならきっとうまくやっていける』と思っていたのでしょう。しかしフリーとして活動を始めたところ、失敗の連続。彼女は、すっかり消沈していました……。そんななかでようやく舞い込んだチャンスですからね。満島さんは『この舞台にすべてを懸ける!』と意気込んでいるそうです」(舞台関係者)7月、シェイクスピア原作の舞台『お気に召すまま ‐As You Like It‐』で坂口健太郎(27)とタッグを組むことがわかった満島ひかり(33)。昨年3月に芸能事務所「ユマニテ」を退所して以降、初の舞台となる。満島といえば、昨年11月に同じくシェイクスピアの舞台『ロミオとジュリエット』で主演を務める予定だった。しかし自ら持ち込んだ企画にもかかわらず、直前になってまさかのドタキャン。周囲から批判の声が上がっていた。それだけに「今回こそは絶対に失敗できない」と意気込んでいるという。そこで彼女は“ある苦渋の決断”を下していた。「舞台を成功させるためにも信頼できる人たちに脇を固めてもらいたい。そう考えた彼女の頭に浮かんだのは、実弟の満島真之介さん(29)でした。しかしここで1つ問題が……。というのも、真之介さんが所属しているのは訣別した元事務所なのです。ここで真之介さんにオファーすれば、古巣のユマニテに『助けてください!』と懇願するかたちになってしまいます。それでも“背に腹は代えられない”と考えた彼女は、『スケジュールを調整して!』と言って真之介さんに直接オファー。同時に、監督やプロデューサーに頼み込んで弟の起用を認めてもらったといいます」(前出・舞台関係者)結果、なんとか姉弟共演は実現。真之介とは15年に故・蜷川幸雄さんが演出したシェイクスピアの名作『ハムレット』以来、4年ぶりの舞台共演となる。「オファーは、舞台のスタッフにしてもらったそうです。やはり彼女から直接頭を下げにくかったのでしょう。“屈辱”ですからね……。いっぽうで、真之介さんにもかけあってもらったと聞いています。事務所としても『そこまで言うのなら……』と考え、1年ぶりの“和解”が成立したのでしょう。思惑どおりに事が運んだ今、満島さんは俄然やる気になっています。本番は7月からですが、満島さんは5月から稽古に入る予定だそうです」(別の舞台関係者)まさに“お気に召すまま”のキャスティングが実現した満島。肝心の舞台は成功するのだろうか。
2019年02月20日満島ひかり、坂口健太郎、満島真之介らが出演するウィリアム・シェイクスピアの名作喜劇「お気に召すまま」が、今夏、東京芸術劇場にて上演されることが決定した。シェイクスピアの名作喜劇を演出するのは、気鋭の若手演出家・熊林弘高。2016年上演の舞台、チェーホフ作「かもめ」では、広い空間を効果的に使い、非常に挑戦的かつ魅力的な作品に仕立て高い評価を得た。今回の舞台では、「かもめ」に出演した俳優陣が複数参加。百鬼オペラ「羅生門」以来、2年ぶりの舞台出演となる満島ひかりがロザリンド役、「かもめ」の主人公のひとりである悩める青年・トレープレフ役で舞台デビューを果たし、今回2度目の舞台出演となる坂口健太郎がオーランドー役を。そして中嶋朋子、小林勝也、山路和弘と、「かもめ」から引き続き再度集結した。そのほか、熊林作品で初舞台を踏み、2015年の「ハムレット」以来4年ぶりに姉弟共演となる満島真之介、『空飛ぶタイヤ』「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」の中村蒼、個性派俳優の温水洋一も参加、舞台を盛り上げる。<ストーリー>青年オーランドー(坂口健太郎)は、追放された前侯爵の娘・ロザリンド(満島ひかり)と恋に落ちるが、父の遺産を継いだ実の兄オリヴァ―(満島真之介)に命を狙われていると知り、アーデンの森に逃げる。同じくロザリンドも、伯父である新公爵に追放されることに。彼女はオーランドーを追って従妹で新公爵の娘シーリア(中嶋朋子)と、召使のタッチストーン(温水洋一)を伴い森に向かう。女道中では危険だからと、ロザリンドは男装して“ギャニミード”と名乗る。森で暮らすオーランドーは、ロザリンドのことばかり想っている。そこに“ギャニミード”が登場して彼の恋の悩み相談に乗る。ついには「自分をロザリンドだと思って口説いてごらん」と言い、オーランドーは彼が実はロザリンドだと知らずに、思いのたけを告白。2人の恋愛ごっこは次第にエスカレートしていく…。「お気に召すまま-As You Like It-」は7月下旬~8月中旬、東京芸術劇場プレイハウスにて上演予定。※ほか豊橋、新潟、兵庫、熊本、北九州公演あり(cinemacafe.net)
2019年02月15日「博多華丸・大吉」の2人とNHKアナウンサー・近江友里恵が司会を務める朝の情報番組「あさイチ」に女優の満島ひかりが出演。朝ドラ「まんぷく」ヒロインの安藤サクラとの“関係”なども率直に語る満島さんのトークに視聴者から大きな反響が巻き起こっている。「まんぷく」のヒロイン役・安藤さんとは「特別な関係。人生の節目節目でお互い連絡し合う“戦友”」のようだと語る満島さん。安藤さんの姉、安藤桃子に招かれて高知の祭りに出向いた際の写真などが紹介された。小学生時代から「Folder」として活動、歌番組などにも出演。当時のメンバーでソロアーティストとして活動してる三浦大知らが抜けた後、女子メンバーで再編成された「Folder5」も彼女が高校時代に実質解散、その後女優に転身した満島さん。2011年放送の「それでも、生きてゆく」以降、「Woman」「カルテット」などでタッグを組んできた脚本家の坂元裕二がVTRで登場。「それでも、生きてゆく」では当初3回オファーを断られ、それでも諦められず自分で直接出演交渉に向かうも、実際に満島さんと会うと出るつもりがない雰囲気を漂わせていて、「このままじゃまずい」と手が震えてしまったという当時のエピソードを披露。「テレビは自分の名前が知られてしまう、それが怖かった」という満島さんだが、手を震わせ出演交渉に来た坂本さんの様子を見て出演を決めたという。これに「坂元さんにそこまでさせた満島さんもそこまでした坂元さんも凄いなあ」「満島さんも坂元さんも繊細な人同士って感じするなあ」など視聴者からの感想ツイートが寄せられる。また現在は事務所を独立しフリーで活動する満島さん。大吉さんは「フリーだとドッキリが仕掛けられない」と“不満”を漏らすと、「今回も“誰にインタビューしますか”とプロデューサーさんに聞かれました」と解答。そこから話題はフリーになった経緯に。忙しくなると周囲に“火を飛ばす”自分が気になって、自分と向き合う時間が欲しかったからフリーになったという満島さんだが「マスコミにいっぱい書かれた。信じないでください」「サクラちゃんとも仲良いです」と、フリーになったタイミングで巻き起こったマスコミ報道について“反論”。「サクラちゃんとも仲いいし(そこ大切)」「敢えてそれに」「触れて自分の言葉で説明する姿勢、潔いと思った」「自らゴシップに喝を入れる満島ひかり氏、推せる」など、率直に自分の言葉で語ろうとする満島さんの姿に多くの視聴者から声援が送られていた。(笠緒)
2018年12月21日映像作品のイメージが強いが、満島真之介にとって舞台は特別な場所である。俳優デビューを飾ったのも熊林弘高演出の舞台『おそるべき親たち』であり、その後も蜷川幸雄、野田秀樹など錚々たる演出家の作品に出演してきた。そんな彼をして「ただの1本の芝居を超えた特別な作品になる気がしている」と言わしめたのが来年上演となる『CHIMERICA チャイメリカ』(演出:栗山民也)である。【チケット情報はこちら】1989年の天安門事件の際に撮影された、買い物袋を提げて戦車の前に立ちはだかるひとりの青年の写真。“戦車男(タンクマン)”とも呼ばれるこの写真を撮ったアメリカ人のジョーは事件から20数年後、戦車男が何者なのか? その軌跡を追い始めるが…。満島が生まれたのは1989年5月30日。誕生の数日後の6月4日、天安門事件は起きた。ちょうど昭和が終わり、平成が始まった年でもある。そして事件から30年の時を経て、本作が上演される2019年に平成は終わりを告げ、満島自身は節目の30歳を迎える。こうした巡り合わせについて、満島は「完全に何かに突き動かされている。これまでの全ての出会い、時間が繋がるタイミングなんだ」と受け止め、自身のこれまでの人生の集大成として、本作への出演を決めたという。とはいえ、それは軽い決断ではなかった。ひとつには、事件がいまなお中国という国家にとって、過去のものではなく、癒えない生傷であるという点。「ここ数年、中国で仕事をさせてもらう機会も多くて、その中で、人々のあの事件に対する拒否反応の強さも感じていました。だから、この仕事をやることで、もしかしたら今後、中国で仕事ができなくなるかもしれないという可能性も考えました」それでも「断り切れなかった」と言うだけの魅力がこの戯曲にあった。巡り合わせはもちろんだが、満島と同じ1980年代生まれの女性劇作家ルーシー・カークウッドの“世代感覚”に共鳴した部分も大きかった。「人生の終わりを迎えようとしている人が“あの事件を遺さなきゃ”という思いで書いたのではなく、“いま”に直面している30代の人がこれを書いているんです。あの時代といま、当時の人々と現代を生きる人々が、パズルをはめていくように繋がっていくのは、彼女がいまの人だからだと思うんです。事件のことを描きつつ、“今日”の心情、いまの日常を生きてる人々の生活が見えてくるんです」もうひとつ、満島が楽しみにしているのは、日本のキャストで本作が上演されるという点。「イギリスで上演された時も、ジョーは白人の俳優が、僕が演じる中国人のリンは中国系の俳優が演じてるんですよね。今回、僕らが演じることで、視覚で人種の違いや絆を見せられない分、より僕らの発する言葉に耳を傾けてもらえるし、そこで本質がにじみ出てくるんじゃないかと思います」公演は2月6日(水)から24日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターで上演。当日券販売予定あり。(詳細は後日発表)取材・文:黒豆直樹ヘアメイク:齋藤将志スタイリスト:DAN
2018年12月19日「満島さんは沖縄と東京を行ったり来たりして、気ままに暮らしています。現在はマネージャーも雇っていないので、仕事の窓口もすべて自分。メールでの対応はもちろん、携帯にも本人が出るそうです」(芸能関係者)12月30日放送のNHK BSプレミアムドラマ『満島ひかり×江戸川乱歩』に出演する満島ひかり(33)。今年3月には所属事務所から独立し、フリーとして活動していくことが明らかに。マネージャーもつけずひとりで活動していくという、樹木希林さん(享年75)を彷彿とさせるスタイルで再出発中だ。今月上旬では一部週刊誌が、満島の“ひとり焼き肉”姿をキャッチ。今秋に都内で“自宅兼仕事場”となるマンションを借りた彼女は、慣れない事務作業への苦労をこう明かしていたという。《もうちょっと時間がかかるかなぁ。今まで事務所にお願いしていたのを、全部自分でやってるから》そうした作業に追われているからか、以前と比べて影が薄くなったようにも思えるが……。満島の知人はこう語る。「表立った女優の仕事が減った印象があるかもしれませんが、それは『やりたくない仕事は受けない!』というスタンスを貫いているからです。来年には舞台が2本決まっていて、映画も1本撮り終えていると聞きました。仕事のオファーは今もありますし、お金にも困っていません。だから彼女は、“自分の琴線に触れるような仕事”じゃないと電話もメールも返さないんです。あくまでマイペースを大事にしているということです」だがそんな彼女に対して、仕事関係者から“ブーイング”が上がっているという。「オファーを出してもいっこうに返事が戻ってこないので、受けてくれるのかどうかもわからない状態。その間は他の女優さんにもお願いしづらいので、仕事が滞ってしまうんです。みんな、かなり困っています。今年6月には、11月の舞台『ロミオとジュリエット』を降板すると報じられました。もともと自分から売り込んだものでしたが、それをキャンセルしたといわれています。そういうことが続くと、オファーもしづらくなってしまいます」(テレビ局関係者)前出の満島の知人も、こう不安の声を上げる。「樹木希林さんも自分でマネージメントしていましたが、こうしたトラブルはありませんでした。満島さんもまずは事務処理能力を磨く必要がありますね……」満島の19年の活躍は密な連絡にかかっているといえそうだ。
2018年12月19日三島由紀夫の小説を原作にした2018 PARCO PRODUCE 三島×MISHIMA 『命売ります』が東京・サンシャイン劇場にて12月9日(日)まで上演中だ。【チケット情報はこちら】開幕を迎え脚本・演出を手掛けるノゾエ征爾は「三島由紀夫の驚きのパンクな小説。を演劇化したらこんな風になったと、別に奇をてらったようなことは何もしていませんが、ともかく面白な原作に面白な役者が乗っかったらこんなんになりました」、主演の東啓介は「三島由紀夫でありながらノゾエさんの脚本・演出で、とてもエンターテイメントな作品に仕上がっていると思います。山田羽仁男という人物が愛されるよう、僕はひたむきに演じていきます。キャスト、スタッフ全員で作り上げてきましたので、是非劇場でご覧ください!」、上村海成は「『半分、青い。』等、最近やらせていただいた役とかなり違うタイプの役柄で、しかも初のストレートプレイなのでとてもドキドキしていますが精一杯演じます!お客様に観ていただくのがとても楽しみです!」とそれぞれコメントを寄せた。ある日ふと「死のう」と思い立ち「命売ります」という新聞広告を出した羽仁男(はにお)のもとに、訳ありの人々が次々と訪れる物語。原作が「週刊プレイボーイ」に連載されたエンターテインメント小説ということもあってか、羽仁男を取り巻く人物たちはキャラが濃く、それを上村や馬渕英里何、莉奈、樹里咲穂、家納ジュンコ、市川しんぺー、平田敦子、川上友里、町田水城、ノゾエ、不破万作、温水洋一という個性的なキャスト達がより一層ポップに立ち上げる。そんな彼らに命を買われる羽仁男は、若く、“いい生活”をしている、いわゆるエリート。演じる東の抜群のルックスも相まって、登場人物がずらりと並ぶオープニングでも一人浮き上がって見え、そんな彼こそが自分の命を売っているのだという異常さが引き立つ。何度命を買われても生き残ってしまう羽仁男。生きたくないから命を売っているのに、その出会いや体験が彼を変えていくのを観ていると、なんとも言えない気持ちになる。オムニバスのように進んでいく物語は一つひとつが一癖ある展開なのだが、劇中でふと歌われる歌の歌詞がそれとは真逆のストレートさで、目の前の出来事の別の面を見せる。ポップで笑えて楽しい舞台だが、命とは、生きることとはなんだろうかということを考えずにはいられない、ちょっと不思議な感覚が味わえる作品だ。公演は、12月9日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて、12月22日(土)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。取材・文:中川 實穗
2018年11月27日2018 PARCO PRODUCE “三島×MISHIMA”シリーズの第二弾『命売ります』が11月24日に開幕。原作は三島由紀夫が1968年に「週刊プレイボーイ」に連載したエンターテイメント小説で、ある日ふと「死のう」と思い立った27歳の羽仁男(はにお)が新聞に「命売ります」という広告を出す。すると訳ありげな人間たちが次々現れ――という物語。脚本・演出はノゾエ征爾。その通し稽古に潜入した。【チケット情報はこちら】東啓介が演じる主人公・羽仁男と関わる人々は、上村海成が演じる吸血鬼の母親のために羽仁男の命を買う高校生・薫や、馬渕英里何が演じる間貸しする女・玲子、莉奈が演じる謎の老人の妻・るり子、樹里咲穂が演じる吸血鬼の女、家納ジュンコが演じる図書の貸出係の女など、役柄を並べるだけでも面白そうな本作。さらに、最初に羽仁男に接触する謎の老人を温水洋一、るり子を愛人にしている男を不破万作が演じるほか、市川しんぺー、平田敦子、川上友里、町田水城、ノゾエがさまざまな役柄で登場する。組まれたセットは上下2段で等間隔に並んだ扉と、同じく床に等間隔に並んだ長方形の台で、スーパーマーケットの売り場のようにも見える。オープニングではそこにキャストたちが等間隔に並び、オリジナルの曲を全員で歌った。「妻といい仲になって、嫉妬した愛人から殺されてほしい」など、依頼内容はどれも個性的。羽仁男は毎回命を懸けて遂行するもなぜか生き残ってしまうため、オムニバスのように次々と出来事が描かれていく。命を買いに来る人たちはユーモラスでありながら切実で、依頼のひとつひとつに人間の欲望や業がカラフルに詰まっている。そして個性的なキャストたちの芝居により、そこに人間の持つおかしさや愛おしさ、そして残酷さが感じられた。そのなかで東は、死が迫り妙に生き生きしたり、死にたいのに死ねず苛立ったり、出会いと別れを繰り返すうちにある変化が訪れたりと、あらゆる依頼を渡り歩く姿が危うくセクシーだ。エンタテインメント小説と呼ばれる原作とノゾエによる演出の掛け算で、物語はポップに進んでいく。だからこそ浮き上がってくる三島由紀夫の死生観は、芝居に笑わされながらも心にグイグイと迫ってくるため、観終わった後には何とも言い難い気持ちになった。ぜひ劇場で味わってほしい。公演は12月9日(日)まで東京・サンシャイン劇場、12月22日(土)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。取材・文:中川 實穗
2018年11月26日東出昌大の3年ぶり2度目の主演舞台となる『豊饒の海』が11月7日より東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて開幕した。本作は、三島由紀夫が自決する直前まで書いていた全四部からなる長編小説を、てがみ座・長田育恵が一つの演劇作品として練り直したもの。演出は、ロンドンで活躍するマックス・ウェブスターが担い、三島作品への新たな挑戦として、注目を集めている。ここでは、7日に行われた同劇場にて初日前会見と芝居の一部を披露する公開フォトコールについてレポートする。【チケット情報はこちら】元々、三島由紀夫の作品を愛読していたという東出は、今回は三島作品の「美」の象徴とも言うべき主人公・松枝清顕役に挑戦。公演に向けての意気込みを問われると、「三島作品というものを全く汚すことなく舞台上に表出させることができるという確信がある」と自信を覗かせた。東出演じる清顕の生まれ変わりである飯沼勲役を演じる宮沢氷魚は、「豊饒の海を全て舞台化するという無謀な挑戦ではあったが、稽古を通して素晴らしい作品になり、皆さんにお届けできるのがすごく楽しみになっていたので、初日を迎えられて嬉しい」とし、同じく生まれ変わりの安永透役を演じる上杉柊平は、「この作品は、僕にとっても、観に来られる皆さんにとっても、人生に持って帰っていただけるものと自信を持って言える」と各々作品の仕上がりについてアピールした。また、次々と生まれ変わる清顕の人生を見届ける本多繁邦を、青年期・中年期・老齢期に分けて3人の俳優が演じるのも本作の試みのひとつ。青年期を演ずる大鶴佐助が「興奮と恐怖が入り混じった気分であるが、言葉と頼もしい共演者を信じて、瞬間瞬間を楽しんでいきたい」と語ると、中年期を担う首藤康之も、「ひとつひとつの美しい言葉を、丁寧に喜びを持って発していきたい」と語った。老齢期の本多は、生前の三島と親交があり、実際に三島手ずから演出指導を受けたことがある笈田ヨシが演じる。「三島先生に最後にお会いしたときに、いろいろと先生のご決意などを伺い、それ以来早48年間の年月が流れ、先生の祥月命日である11月にこの芝居をやらせていただくのは、感無量である」と感慨にふけった。マックスの手により、四部作を通して三島が描いた人間の生きていく姿、その崇高さ、美しさが表現されているという本作。東京公演は12月2日(日)まで上演。その後12月8日(土)・9日(日)と大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演予定。チケット好評発売中。
2018年11月14日三島由紀夫がその思想と死生観のすべてを注ぎ込んだ長編小説であり、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺をする直前に、最終巻の原稿を渡したことでも知られる『豊饒の海』。この小説は『春の雪』『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』の全4巻から成るが、根底に一貫して流れているテーマは“輪廻”だ。今回の公演では、文学作品の核心をすくいとり、舞台化する手腕に定評のある長田育恵が翻案と脚本を担当。さらに、昨年オールドヴィックシアター(ロンドン)のアソシエイトディレクターに就任したばかりの新鋭、マックス・ウェブスターが演出を手掛ける。長編小説をひとつの舞台作品として再構築するなか、三島の美しく深遠な世界観が、どのように立ち現われているのかに注目だ。いよいよ本日11月7日(水)に初日を迎えた本作で、華族の家に生まれ、幼馴染みの令嬢・聡子を愛しながらも、二十歳で世を去る松枝清顕を演じるのは東出昌大。物語が進むにつれ、清顕が転生する(と思われる)人物は別の役者が演じるが、もちろん東出の登場は序盤だけではないだろう。どういう形で舞台上に存在するのかも見どころだ。清顕の親友で、生涯を通して彼の転生に触れてゆく本多繁邦には、大鶴佐助(青年時代)と首藤康之(中年時代)、そして笈田ヨシ(老齢時代)と魅力的な配役が叶った。他にも、宮沢氷魚、上杉柊平、神野三鈴、初音映莉子ら盤石の役者たちがそろい、舞台を引き締める。本作のポスターには、海でたたずむ東出の写真と共に、「又、会ふぜ。きつと会ふ。」の文字が。その清顕の言葉がどんな意味を持つのか、ぜひ客席から見届けたい。12月2日まで紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAまで上演され、12月8日(土)・9日(日) には森ノ宮ピロティホールにて公演を行う。文: 佐藤さくら
2018年11月07日