町田啓太が主演する「テッパチ!」の2話が7月13日放送。第一班メンバーの過去に「胸の奥がギュッってなる」などの声が上がる一方、北村一輝演じる八女の“真意”には「ガチでこわい北村一輝」といった投稿も。宙と荒井の“和解”にも多くの反応が集まっている。陸上自衛隊を舞台に青年たちの成長と熱き思いを描いた完全オリジナル企画となる本作。キャストは定職に就かずその日暮らしの生活を送っていた国生宙に町田さん。自衛隊音楽隊に憧れている馬場良成に佐野勇斗。宙と対立する荒井竜次に佐藤寛太。ガンマニアで元SEの丸山栄一に時任勇気。一匹狼タイプな武藤一哉に一ノ瀬颯。元お笑い芸人の渡辺淳史に坂口涼太郎。小説家志望の小倉靖男に池田永吉。自衛官一家に育った西健太に藤岡真威人。宙たち自衛官候補生らの教官になる桜間冬美に白石麻衣。宙たちをスカウトした教育隊中隊長(教官)の八女純一に北村一輝といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。自衛隊を辞めようとする宙に八女は、荒井と決着をつけたいのならケンカではなく訓練で決着をつけろ。来週行われる体力検定の場で勝負すればいいと告げ、宙は同じ第一班の馬場に立会人を頼み、荒井に勝負を申し込む。すると荒井はただ勝負するだけではつまらないと「負けた方がここを辞める」という条件を出し、宙もそれを受ける。それ以来、宙と荒井は訓練中だけでなく、掃除や自由時間まで何かと張り合うようになっていく…というのが2話のストーリー。2話では第一班のメンバーの過去が明かされていくことに。宙や荒井だけでなく丸山、渡辺、池田らが辛い境遇のなかで、八女にスカウトされ入隊した経緯が語られると視聴者からは「みんなそれぞれ重たい過去があるんだね……頑張って生きてる」「みんなの過去を知ったらなんか胸の奥がギュッってなる」「班の一人一人がいろいろな事情や過去を抱えてるんだなぁ」などの反応が上がるとともに、「全員八女教官が勧誘してるの?」「皆んな八女さんの勧誘!?」など驚きの声も。また「八女さんすごいー。八女さんの過去も気になる」「八女さんの過去編はやらないのかな?この先やるよね、きっと」と八女の過去が気になるといった視聴者からの声も上がるなか、ラストでは八女の“真意”も明らかに。八女は第一班が全員挫折せず自衛官になった場合、自分の希望の職への復帰を上申してもらうよう上司に話しており、八女の真意を知った視聴者からは「八女さーーーーーんそうだったんかーい!」「ギャグ要素でも何でもなくガチでこわい北村一輝だった...」といった感想も上がる。一方、宙と荒井の勝負は荒井の勝利となり、宙は自衛隊を去るつもりでいたが、タバコを吸っていた宙のもとに現れた荒井が、宙のタバコを奪い「これでチャラにしてやるよ」と賭けを撤回する…。そんな2人の“和解”に「タバコでチャラ!荒井くん、やっぱりいいヤツ」「自分のタバコあるのにさ~ほんっと素直じゃないんだから荒井くん」「え、ここから親友になる?ならない?」などの声も。さらにラストでは武藤に父親殺しの過去の疑惑も。この展開には「最後に重めの過去でびっくりだよ…」「脚本がライトな感じだから武藤が父親を刺し殺したのもやむを得ない理由なんじゃないかな」「武藤くん、そんな過去かなと思ってたけど、何か理由があってのことだよね」など、武藤の過去について様々に想いを巡らせる声も多数寄せられている。【第3話あらすじ】第一班の面々は武藤が少年刑務所あがりだという噂話を聞く。父親を刺し殺したのだという。アイツならやりかねないなどと言い出す荒井や丸山たちに宙や馬場はただの噂話かもしれないから気にする必要はないと言う。そんな折、新たな訓練で武藤は男性教官から叱責されながら指導を受けていたが様子が変で…。「テッパチ!」は毎週水曜22時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年07月14日“笑わない男”ラグビー選手の稲垣啓太選手(32)は、かねてよりお付き合いしていたモデルの新井貴子さん(31)と2022年1月に結婚。お2人とも自身のSNSにて結婚の報告をし、公開したツーショット写真が“笑わない男”が笑った!と話題に。先日は、稲垣選手の誕生日ショットが投稿され反響を呼んでいるようです。早速チェックしてみましょう!風船を持つ可愛い稲垣選手にファン歓喜 この投稿をInstagramで見る Kiko Arai(@kikoarai)がシェアした投稿 「32歳になられました。Happy birthday!♡明日から合宿頑張って」と、妻の貴子さんが自身のインスタグラムに祝福のメッセージを投稿。壁にはデコレーションがされていて、大きい風船を持つ稲垣選手の姿が。2枚目に写真をスライドさせると、32の数字で顔を挟むおちゃめな姿が!また、ほんのり笑顔の夫婦ツーショット写真もあり、夫婦仲の良さがうかがえますね。コメント欄には、「風船持ってる!これは奥様にしか撮れない写真ですね〜」「こんなおちゃめなお姿が見られるのも、貴子さんのおかけです」「いろんな表情をみられるきこさんが羨ましい♡ホントお似合い夫婦だね」と、ラブラブなお2人に羨望のまなざしが向けられておりました。また「プリンアラモード(笑)とはかわいすぎ」と誕生日ケーキではなくプリンアラモードを選ぶところにも注目が集まっているようでした。宮崎で合宿中の稲垣選手。今後控えている日本代表戦での活躍が楽しみですね!あわせて読みたい🌈上野樹里さん自宅から夫婦でインライ!「歌も最高」ファンからも祝福
2022年06月20日俳優として様々に活躍する水谷豊が監督を務めた映画の第3弾『太陽とボレロ』が6月3日に公開された。ある地方都市の市民交響楽団を舞台にし、主宰者の花村理子(檀れい)が楽団の歴史に幕を閉じる決断を迫られ、最後のコンサートのために奔走する姿を描く。個性豊かな楽団員が登場し、役者陣はみな吹き替えなしで演奏にも挑んだ。トランペット奏者・田ノ浦圭介を演じた町田啓太は、かねてより水谷監督と一緒に仕事をしたいと思っていたそうで、取材時にはツーショットチェキに水谷のサインを書いてもらうなど、まさかのファン心も爆発。今回は水谷監督と町田に同作についてインタビューした。○■キャスティングでは「迷いもなく」――水谷監督にお伺いします。今回、トランペット奏者の圭介が町田さんに決まったのはどういう理由だったのでしょうか?水谷:台本が出来上がってさて、この若いトランペット奏者を誰にしようかというキャスティングが始まった時に、資料の映像をいろいろ見せていただいて。同年代の方がずらっと並ぶ中で、迷いもなく啓太でした。町田:ありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しいです。水谷:もう、ピカイチでした。ちょっとユーモアのある役ですが、必ずできると確信しました。センスを持ち合わせているのを感じましたし、いざやってもらってみたら思った以上でした。非常にリズム感と感性がすごいです。町田:嬉しさしかないですし、もっと頑張れればと、気合いが入ります。僕は本当にいつか何かの形でご一緒できたらと思っていたので、こうして一緒にインタビューさせてもらうこと自体もとても嬉しいです。――演奏シーンも迫力があって印象的だったんですが、町田さんはトランペットに挑戦されていかがでしたか?町田:本当に試練でした。やっぱりちょっとやそっとじゃできることではないですし、そこに嘘が生じてしまうと観ている方のストレスになって、物語や音楽の素晴らしさが伝わらなくなってしまうので、自分も音楽を好きで愛しているというところに持っていかなければと、その分の練習をして、先生にもすごくお世話になりました。――音も自分で出されてたんですか?町田:現場で出したんですけど、申し訳なくなるぐらいの音だったかと……(笑)水谷:出せてましたよ!(笑)町田:本番では、ちょっと調子に乗ってしまいました(笑)――町田さんはダンスもされていて、リズム感などは生かせるところだったりしたんですか?町田:リズムに関しては「速取りの名人」と言われていたので(笑)。テンションが上がりすぎて、音よりも速く動いてしまうんです。今回はそれを必死に抑えながらやらせてもらいました。――水谷監督に対してはどのような印象でしたか?町田:いつかご一緒できたらと思っていましたし、ご本人の前で言うのは恐縮なんですけれども、本当に素敵な方だと思いました。俳優としてのインタビューなどを読ませていただいていた時から思っていましたし、実際にお会いしたらプロフェッショナルとユーモアがたっぷりで。この映画も品がある中にユーモアと優しさがあり、水谷さんを象徴している作品だと思いました。僕は、今のこの年齢でお会いできて本当に良かった。今後もずっと役者を続けたいと思っている中で、「こうなれたらいいな」という方に出会うことができました。○■理想の現場は「それぞれがリスペクトし合う」――水谷監督は俳優として確かなキャリアを築かれて来ましたが、映画監督としての醍醐味はどのようなところにありますか?水谷:映画監督って、やっぱり「作品の方向を決める」という責任があるんです。キャストもスタッフも、監督が言ったゴールへ向かうわけですから、向かう先が間違ってたら作品は失敗するわけですよね。ただ、いい方向が見えた時に、キャストやスタッフが一つになっていく様を見れるというのは、監督じゃないと味わえない醍醐味だなと思います。ですから、僕の笑い声が入ってNGになることもあります(笑)町田:水谷さんの笑い声が聞えてくると、安心します。「ああ、よかったんだ」って。水谷:それ、ほかの俳優さんにも言われたよ(笑)町田:できればもっと笑ってほしいと思ってしまうぐらいです。皆さん、絶対にそう思われてると思います。――今作では楽団をまとめる難しさも描かれていました。水谷監督も、映画の現場をまとめる際に気をつけられていることはありますか?水谷:スタッフもキャストもひとつの台本を読んで集まるんですね。感性の違う人たちが集まって、近い世界に向かおうとする。やはりどこかの分野で優れてる人たちが集まりますから、どういう世界なのかそれぞれに判断できて、面白いと思えばみんな熱量があがる。逆に「なんだかつまらないな」と思ったらエネルギーが向かなくなってくるでしょうね。だからみんなが面白いと感じる世界を示せるかに、かかってくると思っています。町田:今回、大先輩方もそう感じられていたと思います。最初からみんな「楽しい」と言っていて、作品の中でどんどん挑戦されている姿が刺激的でしたし、水谷さんが笑ってくださったり方向性を伝えてくださったりすることが本当に嬉しく、自信にもなりました。役者として貪欲になれる、素敵な空間の中で演じることができました。――映画監督のあり方も問われる昨今で、俳優・監督として思うことや、「こうありたい」という姿はありますか?水谷:撮影現場には基本的にスタッフが40人ほどいて、必要じゃない人はいないんです。全ての方が必要。よく言われる撮・照・録……撮影・照明・録音、さらには美術などもありますけど、それぞれの専門家が集まって、実際に形作ってくださる。実際にクリエイティブを担うのが彼らなので、僕が入れないところもあって、それぞれの仕事を見ているとすべて尊敬できます。僕がイメージを伝えると、それ以上のことをやってくださるわけです。作品ができる前に感動させてもらっています。自分ができないことをやってくれているわけだから、それぞれがリスペクトし合う現場が理想だと思っています。町田:おっしゃる通りだと思います。水谷さんの言葉を聞いて、「リスペクト心があれば、ハラスメントがなくなるかもしれない」と言われてるのは、間違いじゃないと思いました。水谷:絶対に自分ができないことをやってくれてるんだから、偉そうになりようがないよね。――ハラスメント防止の取り組みを「リスペクト・トレーニング」というくらいなので、水谷監督から「尊敬」という言葉が出てきて驚きました。水谷:僕は何よりも大切なのは、尊敬だと思ってるんです。友達も家族も、誰にでもそうだけど、実は自分の意識から信頼や尊敬にいたるわけじゃないですか。逆に疑おうとすればなんでも疑うようになってしまうし、相手の尊敬できるところを見つけるのが1番です。町田:それがあるべきというか、普通だという世界になってほしいし、楽しい世界であってほしいと改めて思いました。■町田啓太1990年7月4日群馬県出身。『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(20年)では、第106回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞などを受賞。近年の主な出演作に『SUPER RICH』(21年)などがある。NHK総合にて『漫画家イエナガの複雑社会を超定義』(毎週金曜23:15~)がレギュラー放送中。7月からスタートするフジテレビ系ドラマ『テッパチ!』では主演を務める。ヘアメイク/Kohey(HAKU)、スタイリスト/Eiji Ishikawa(TableRockStudio)■水谷豊1952年7月14日、北海道出身。代表作はドラマ『傷だらけの天使』(74年)、『熱中時代』(78年)、『相棒』シリーズ(00年~)など。映画では『青春の殺人者』(76年/キネマ旬報主演男優賞受賞)、『幸福』(81年)、『少年H』(13年)、『王妃の館』(15年)などがある。『TAP‐THE LAST SHOW‐』(17年)で初監督に挑み主演を務め、『轢き逃げ 最高の最悪な日』(19年)では監督と脚本を務めた。ヘアメイク/山北真佐美、スタイリスト/高橋正史
2022年06月05日映画『太陽とボレロ』(6月3日公開)の公開記念舞台挨拶が4日に都内で行われ、檀れい、石丸幹二、町田啓太、森マリア、田口浩正、藤吉久美子、田中要次、六平直政、原田龍二、河相我聞、永岡佑、高瀬哲朗、梅舟惟永、木越明、水谷豊監督が登場した。同作は水谷豊監督作の第3弾で、ある地方都市の市民交響楽団を舞台に、「音楽を愛する人々」と「音楽の素晴らしさ」を描いていく。主宰者である主人公の花村理子(檀れい)は18年間、個性豊かなメンバーとともに活動してきたが、楽団の経営は苦しく必死に奔走する理子だったが、ついに楽団の歴史に幕を閉じる決断を迫られる。そして、最後にして最高のコンサートがはじまる。俳優たちは吹き替えなしで演奏に挑み、自分が担当した楽器を持って登場した。トランペット奏者を演じた町田は「最初の方に『トランペットをちょっとやった』と、言っちゃったんですよね。水谷さんにも言っちゃったもんだから申し訳ないんですけど、小学校の鼓笛隊でピ〜と鳴らしてただけなんですよ。ほぼやってないのと一緒だったので、自分からハードル上げてしまって大変だったんです」と苦笑。「スタジオを借りてやったり、家でミュートをつけて、布団とかかぶりながら」と練習の日々を振り返った。また作品にちなみ「自身が経験した小さなミラクル」について聞かれると、町田は「雨が降ってて、撮影できないな、晴れないかなあ、待ってみようという状況もあったんですけど、監督が『ちょっと待ってて』とおっしゃってスッと目を閉じると、本当に止むんですよ」と明かす。森も「水谷監督は天気を操れる男とお聞きしました」と畳み掛け、水谷監督は爆笑。「でも、本当の話ですよ。たまったま起きるんですよ。たまたま起きること多いんですね。雨も呼べるんですよ」と自身の特殊能力について語った水谷監督だったが、「もうそこまでにしときます」と会場の笑いを誘っていた。
2022年06月04日2022年6月2日、ラグビーチーム『埼玉ワイルドナイツ』所属の稲垣啓太さんが、Instagramを更新。同年1月に結婚した妻でモデルの新井貴子さんが、32歳の誕生日を祝福してくれたことを写真付きで報告しました。仲むつまじい姿に「素敵」の声も凛々しい表情を崩さないことから『笑わない男』とも呼ばれている稲垣さん。しかし、写真には心なしか優しい表情にも見える稲垣さんが写っていました。 この投稿をInstagramで見る keita inagaki(@gaki.keita)がシェアした投稿 仲むつまじいツーショットに、稲垣さんの知人や友人から祝福の声が寄せられたほか、「素敵な2人」「幸せそう」とうらやむ声も多数寄せられました。・お誕生日おめでとうございます!表情が柔らかくなってきましたね。・美男美女で、目の保養です。・なんて優しい顔。幸せオーラが伝わってくる。2022年度のラグビー日本代表候補選手にも選ばれている稲垣さん。6月3日から始まる代表合宿を前に、パワーをチャージできたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年06月03日GENERATIONS from EXILE TRIBEの新曲「チカラノカギリ」がフジテレビで7月よりスタートする町田啓太主演ドラマ『テッパチ!』の主題歌に決定。併せて同曲を表題曲としたニューシングルが8月3日にリリースされることが発表された。同ドラマのために書き下ろされた「チカラノカギリ」は、今までの彼らの楽曲の中では表現したことのないド直球なロックソング。歪んだギターのハウリングの音が狼煙のように高々と打ち上がっていくような感覚に包んでいき、ボーカルの掛け声と共に乾いたギターのカッティングが脈打つ鼓動をさらに煽るようなイントロから始まるこの楽曲は、シンプルなバンド編成ながらギター、ベース、ドラムのそれぞれの一音一音に魂が込められているような重厚感が漂っている。またドラマとリンクした「チカラノカギリ」全身・全力で進んでいくという想いを表現した歌詞で、今という時代を全力で生き抜いている幅広い世代にも共感できる内容となっている。なお後日公開予定のMusic Videoでは、メンバーが全力で何かに取り組み、走り抜けていく姿が描かれる。『テッパチ!』は、防衛省全面協力のもと陸上自衛隊を舞台に青年たちの成長と熱き思いを描いた完全オリジナルの熱血青春ドラマ。さまざまな事情を抱えた青年たちが、現実の厳しさ、夢や希望、友情や恋愛、汗と涙など、日々壁にぶつかりながら「誰かのために命をかけられるのか」「自分がやりたい本当のこととは…」と悩みながらも奮闘していく。■数原龍友 コメントチカラノカギリという楽曲は、ド直球なロックサウンドに、ド直球な熱いメッセージを込めた楽曲になります!諦めそうな時、挫けそうな時、苦しい時、何か乗り越えなければいけない大きな壁に直面した時に是非この曲を聴いて泥臭い姿が決して格好悪い事ではなくむしろ、その姿が美しくて誰かの勇気に繋がっているという事に気づいて貰えたら嬉しいです!■白濱亜嵐 コメントGENERATIONS候補生として大変な下積み時代を共にした町田君の主演作品で、いつかGENERATIONSが主題歌をやりたいというのは夢でもあり、約束でもあったので叶う事が出来嬉しいです。「チカラノカギリ」はそのタイトル通り、足掻いて、もがいて泥だらけになって、例えカッコつかなくてもいいから前に進む勇気を届けたいとこの曲を聴いた人に伝えたいメッセージでもあり10周年を目の前にしている僕達自身の今にも響く楽曲となっています。■町田啓太 コメント個人的な想いとしてもGENERATIONSと一緒にドラマをつくれることがとても嬉しいです。楽曲を聴いた瞬間にこのドラマに関わるみんなと太陽の下を疾走している情景が浮かびました。ド直球に背中を押して、熱い思いを沸き立ててくれる素敵な主題歌です。この楽曲を心に流しながら撮影を駆け抜けたいと思います。■ドラマ『テッパチ!』編成企画 渡辺恒也(フジテレビ)コメントデモを聴いた瞬間に、その場にいたスタッフ一同「これだ!」と満場一致で、自然に拍手が起きたことを思い出します。高い壁にぶつかったり、挫けそうな出来事があっても、とにかく「チカラノカギリ」前に向かって駆けだしていけば、きっと横には仲間がいる。そんなドラマのテーマを見事なまでに表現した、最高の一曲を仕上げていただきました!「チカラノカギリ」という楽曲がこのドラマだけでなく、いつまでもこの夏を思い出してもらえるような、心のテーマソングとなってくれることを願っています!<番組情報>ドラマ『テッパチ!』7月よりフジテレビ系でスタート毎週水曜日22:00~22:54放送予定ドラマ『テッパチ!』ロゴ番組公式HP:番組公式Twitter:<リリース情報>GENERATIONS from EXILE TRIBE ニューシングル『チカラノカギリ』2022年8月3日(水) リリースGENERATIONS『チカラノカギリ』ジャケット●CD+DVD(RZCD-77575/B):2,400円(税込)【CD収録内容】・チカラノカギリ・タイトル未定(新曲)【DVD収録内容】・チカラノカギリ(Music Video)※Version1(仮)ほか収録内容未定●CD+DVD(RZCD-77576/B):2,400円(税込)【CD収録内容】・チカラノカギリ・新しい世界【DVD収録内容】・チカラノカギリ(Music Video)※Version2(仮)ほか収録内容未定※RZCD-77575/B、RZCD-77576/BのDVDに収録予定の「チカラノカギリ」(Music Video)はバージョン違いとなります。●CD Only(RZCD-77577):1,500円(税込)【CD収録内容】・チカラノカギリ・新しい世界・タイトル未定(新曲)・新しい世界(Orchestra Version)予約リンク:<ツアー情報>GENERATIONS LIVE TOUR 2022 "WONDER SQUARE"※終了分は割愛6月11日(土) 青森・盛運輸アリーナ(青森県栄スケート場)6月12日(日) 青森・盛運輸アリーナ(青森県栄スケート場)6月17日(金) 三重・三重県営サンアリーナ6月18日(土) 三重・三重県営サンアリーナ6月19日(日) 三重・三重県営サンアリーナ6月24日(金) 兵庫・ワールド記念ホール6月25日(土) 兵庫・ワールド記念ホール6月26日(日) 兵庫・ワールド記念ホール関連リンク公式HP:::::::
2022年06月03日白石麻衣が町田啓太主演の熱血青春ドラマ「テッパチ!」に出演することが明らかに。ヒロインで教官の桜間冬美を演じる。本作は、陸上自衛隊を舞台に、青年たちの成長と熱き思いを描くドラマ。町田さんのほかにも、佐野勇斗、北村一輝、佐藤寛太、工藤阿須加、桐山漣らの出演が明らかになっている。白石さん演じる冬美は、主人公・宙(町田さん)が憧れを抱く陸上自衛隊員。防衛大学校を卒業したエリートで、現在は教育隊に所属し、宙たち自衛官候補生らの教官となる。また、幹部で宙たちの指導係であり、候補生と教官という身分の違いに加え、ヤンチャな宙とクールな冬美とでは、真逆のタイプ過ぎて、なかなか距離も縮まらない。町田さんとの初共演について白石さんは「“自衛隊の様式を参考にした生活をしていた”ということをお伺いして、この作品にかける熱い思いも感じ取ることができました。私は、その背中についていくのみです!」と言い、「自衛官は男性が多いイメージですが、私演じる冬美のように女性も活躍できる場ということも作品を通して知ってもらえたらうれしいです。暑い夏をより熱くしていきたいと思いますので、皆さま楽しみに待っていて下さい!」とメッセージを寄せた。「テッパチ!」は7月、毎週水曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月26日水谷豊の監督作品第3弾『太陽とボレロ』が6月3日(金)より公開。その東京プレミアに、本作が映画初主演となった檀れいをはじめ、石丸幹二、町田啓太、森マリア、そして監督・脚本を務める水谷さんが登壇した。本イベントは、本作がオーケストラを題材にしていることにちなみ、縦2.4m×横7.2mの大型劇場パネルが設置された本物のコンサートホールさながらの会場で開催。檀さんらが次々に登壇すると、満員約500人の観客からの大きな拍手が送られた。まず、公開まで2週間を切った現在の気持ちを問われると、映画初主演の檀さんは「1人でも多くの方に見ていただきたいですし、可愛がっていただきたいです」と公開への期待をコメント。また、監督作品3作目となる水谷さんは「(コロナ禍での撮影延期を経て)今、作品が完成してここに立てていることが奇跡だと感じています」と本作にかけてきた想いを熱弁した。続いて、水谷組での撮影について檀さんは「(毎朝、水谷監督と全キャスト・スタッフで交わす)グータッチからいただくエネルギーは大きくて、今日も1日頑張るぞと思いました」とふり返る。町田さんも「こんな時間をすっと過ごせたらいいなと思うぐらい夢のような時間でした」と語り、水谷組の仲の良さを話すと、それを受けて水谷監督は「冗談だけど、どうしてそのことを現場で言ってくれなかったのか(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。さらに、吹き替えなしでの演奏シーンの撮影について、トランペット奏者・田ノ浦圭介役の町田さんは「小学校の鼓笛隊で少しだけ鳴らしたことがありまして、まさかまたトランペットと縁があるとは思いませんでした(笑)」と、はにかみながら答え、「1年以上、(家での練習では音が大きいため)布団をかぶったり、時にはマウスピースだけで練習していました」と苦労した練習の日々を語った。続く、ヴァイオリン奏者・宮園あかり役の森さんは「共通言語として“音楽”という話題があったので、他の現場よりも一体感が感じられました」と、音楽を通してキャスト一丸となっていった当初の様子を明かす。また、その練習の成果を目にした弥生交響楽団主宰者・花村理子役の檀さんは「花村理子としても檀れいとしてもうちの弥生交響楽団はほんとにすごいんだぞと叫びたいくらいみなさんカッコよかったです」と絶賛、理子を支える鶴間芳文役の石丸さんは「本当の意味でのブラボーの演奏を聞かせてもらって感激でした」と明かした。檀れい「この仕事が何よりも好きなこと」そして、弥生交響楽団のメンバーが音楽を愛するようにキャスト陣が「ずっと好きなもの」や「好きなこと」を問われると、檀さんは「やはりこの仕事です。表現すること、エンターテインメントの世界でお仕事することは何よりも好きなことです。どんなに大変でも苦しくてもそれ以上に好きという気持ちがあるのが1番いいと思います」と語る。水谷監督は「人って何だろうと思うことが原動力。いろんなことがあっても最後に必ずいいことがあると思って生活することが好きなことです」と回答し、長年エンターテインメント界を牽引してきた2人の答えに、ほかのキャストも真剣に耳を傾けていた。最後に、檀さんは「ユーモアあふれる作品なので存分に楽しんでいただけたらいいな」とコメント、水谷さんは「太陽とボレロがご覧になったどなたかにとって、1日幸せな気分で過ごせるようないい映画になってくれたらこんなに嬉しいことはありません」と公開に向けた意気込みを語っていた。『太陽とボレロ』は6月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽とボレロ 2022年6月3日より全国にて公開©2022「太陽とボレロ」製作委員会
2022年05月24日俳優の内藤秀一郎と瀬戸利樹が、6月16日よりMBSほかで放送されるドラマ『先輩、断じて恋では!』でW主演を務めることが18日、発表された。MBSによる1年限定のドラマ新枠「ドラマシャワー」で、アンマッチなふたりが繰り広げるオフィスBLコメディ『先輩、断じて恋では!』の放送が決定。CGデザイナーとして優秀で経験豊富であり、誰にでも人当たりが良く、周りからは「チャラい」と言われがちな先輩・柳瀬淳役を内藤秀一郎、柳瀬の勤める会社に新人として入社してきた、無表情で不愛想な子…と思いきや本当はピュアで照れ屋過ぎる後輩・金田優希役を瀬戸利樹が演じる。内藤は2020年に『仮面ライダーセイバー』で主演を務め話題に。瀬戸も2016年に『仮面ライダーエグゼイド』の仮面ライダーブレイブ役で話題を集めた。仮面ライダー出身の2人が本作でW主演を務める。天才CGクリエイターの柳瀬が教育を任されたのは、無表情で不愛想な後輩・金田。仲良くなろうと親しみを込めて接するが「もっと距離をとってください」と冷たい態度で返されてしまう。傷つく柳瀬だったがある日の飲み会の帰り道、酔った金田が柳瀬に秘めていた本当の想いをぶつけて……。仕事を通し次第に距離が縮まっていく2人だが、一体この気持ちは「憧れ」か「恋」か。狭間で揺れる2人の結末は!?晴川シンタ氏による原作コミック『先輩、断じて恋では!』は、BLコミックサイト「COMIC フルール」にて連載が開始され、2019年7月にコミックス化。反響を受けて続刊の「先輩、断じて恋では! Brush up」を2020年9月に発行。さらに、この度のドラマ化決定に合わせ、続話となる「先輩、断じて恋では! Brush up【第6話】」(電子書籍単話)がドラマ初回放送に合わせて6月17日に配信されることが決定した。ドラマ『先輩、断じて恋では!』は、全8話をMBSにおける1年限定の放送新枠「ドラマシャワー」枠にて放送。6月16日よりMBSにて25:29~、テレビ神奈川では25:00~初回放送スタートほか、チバテレ、テレ玉、とちテレ、群馬 テレビでも順次放送。 7月31日23:00からはCS放送 LaLa TVで2話連続放送も開始され、TVer、MBS 動画イズム、GYAO!では見逃し配信が決定している。内藤秀一郎、瀬戸利樹、晴川シンタ氏がコメントを寄せた。○■内藤秀一郎柳瀬は表向きは優秀、天才肌、ちょっとチャラめで男女問わずモテる。完璧のように見えるけど、心には悩みも抱えているキャラです!少し裏表があるところに魅力を感じさせるそんな男性です!実際演じてみて、最初は難しいというよりも、哀しくなることが多かったんですが、金田との出会いで、僕自身も柳瀬をすきになりました。自分の本当の気持ちを隠して生きることに、少し親近感も湧きました。柳瀬淳という人間も愛してもらえるように演じたので皆様、是非お楽しみに。○■瀬戸利樹金田を演じさせて頂きます、瀬戸利樹です。ラブコメディは初めてではありませんが今回は受ける芝居が多く、キュンとする言葉を言われる側のあまり経験したことのない気持ちに寄り添うことが課題で難しかったです。リアクションが大事な要素なので、キュンとする部分、コメディの部分のメリハリを大事にしました。誰しもが思ったことのあるモノローグの数々、リアリティ溢れる空間を楽しんで頂けたらなと思います。よろしくお願いします。○■原作者・晴川シンタ実写ドラマという素敵な企画を頂いた時、言葉では言い表せない喜びを感じました。キャストの皆様、現場や制作関係者の皆様から作品を丁寧に、熱意を込めて制作して頂き、そして多くの方に見ていただける機会をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。内藤さん・瀬戸さんの柳瀬と金田がずっと描いてきたイメージにぴったりで、一視聴者として楽しみにしております。原作と共にドラマならではの2人の行く末を、楽しんで頂けますと嬉しいです。(C)Shinta Harekawa 2019(C)「先輩、断じて恋では!」製作委員会・MBS
2022年05月18日佐野勇斗が町田啓太主演の水曜夜10時枠「テッパチ!」にてフジテレビ系連続ドラマ初出演。初共演の町田さん演じる主人公の自衛官候補生の仲間を演じる。水曜夜10時枠の完全オリジナル企画となる本作は、陸上自衛隊を舞台に青年たちの成長と熱き思いを描いた物語。未熟な若者たちが、現実の厳しさ、夢や希望、友情や恋愛、汗と涙…など、日々壁にぶつかりながら、「誰かのために命をかけられるのか」「自分がやりたい本当のこととは…」と悩みながらも奮闘していく。今作で主人公・国生宙(町田啓太)の自衛官候補生の仲間・馬場良成(ばば・よしなり)を演じるのが佐野勇斗。馬場は学生時代、吹奏楽部でトランペットを担当し、部活動に励んでいたが、大学卒業後は音楽から離れ一般企業に就職。ある日、街中で自衛隊音楽隊が演奏しているのを目にすると、音楽に携わりたいという思いが再燃する。音楽隊への憧れを捨てきれない馬場は、思い切って会社を辞めることを決意。「自衛隊に懸けてみたい!」という強い意志で自衛官候補生への道に進むことに。馬場は真面目で心優しい性格の持ち主。宙より年下だが、誰よりも思いやりがあり、個性強めな自衛官候補生たちの中で“緩和剤”となっていく。しかし、座学は優秀だが、優しすぎるがゆえにそれが欠点になってしまうことも…。適当な気持ちで入隊してきた破天荒キャラの宙とは、真逆な馬場だが、2人は時間がたつにつれ絆も深まり、宙と馬場はお互い、誰よりも頼れる大切な存在になっていく。青年たちが“陸上自衛隊”という天職に出会ったことがきっかけで、大切な仲間と出会い、友情に芽生え、時には恋をし、さまざまな経験を経て人とのつながりの大切さに気づき、少しずつ成長していく。佐野さんといえば、2018年公開の映画『ちはやふる-結び-』で主人公の後輩を演じ、高い演技力が評価され、第28回日本映画批評家大賞の新人男優賞を受賞。その後も、「ドラゴン桜」第2シリーズや「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(共に2021年/TBSドラマ)などの大ヒットドラマに出演し、注目を浴びる。さらに「真犯人フラグ」(2021~22年/日本テレビ)でも悪人と善人の顔を持つ役を見事に演じ分け、存在感ある演技力は話題を集めた。今作がフジテレビ系の連続ドラマ初出演となり、町田と佐野は今作で初共演となる。佐野さんは「肉体を作るために10キロ以上増量しました」と言い、注目してほしいと明かしている。「テッパチ!」は7月、毎週(水)22時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年05月01日「劇団EXILE」町田啓太が、フジテレビ7月期の水10ドラマ「テッパチ!」に主演決定。完全オリジナル企画の今作は、陸上自衛隊を舞台に青年たちの成長と熱き思いをコミカルに描く。4月より新たに登場した「水曜夜10時」は、先日初回放送を迎えたばかりの「ナンバMG5」では、主演・間宮祥太朗演じるニューヒーロー(主人公)に話題を集めたことが記憶に新しい。そんな中、新たに選ばれた主人公は、幅広い演技力で見る者を魅了する、いま最も勢いのある人気俳優・町田啓太。主人公・国生宙(こくしょう・ひろし)は、高校時代はラグビー部のエースとして全国でも注目される選手だったが、独りよがりな強引なプレーでケガをしてしまう。チームメートから非難された宙は、孤立したまま引退。卒業後は、一人暮らしをするも定職に就かず、フラフラと気楽なその日暮らしの生活を送っていた。ある日、ケンカが原因で警察沙汰になり、工事現場の仕事はクビ、住んでいたアパートも家賃滞納で立ち退きを言い渡され、途方に暮れる。すると、ある男から「お前にピッタリな仕事を紹介してやる!」と声を掛けられる。「寮完備で三食飯つき!体力自慢のお前にはもってこい!」と言われて紹介された仕事は…“陸上自衛隊”。最初は拒絶するも、「仕事は決まんねぇし、どこもアパート貸してくれないし、このままじゃ生活できないから、訓練生でも給料が出るなら、とりあえず受けてやるか」と何とも中途半端な決意の末、陸上自衛隊の候補生になる。生半可な気持ちで入った先には、過酷な訓練が待ち受けていた。そこで大切な仲間と出会い、友情に芽生え、時には恋をし、さまざまな経験を経て人とのつながりの大切さに気づき、少しずつ成長していく。“やけっパチ”な考えで入隊した青年が、自衛官にとって身を守る鉄帽=“テッパチ”をかぶるにふさわしい1人前の自衛官になるまでを描く。そんな“やけっパチ”な自衛官候補生・国生宙を演じる町田さんは、2014年にNHK連続テレビ小説「花子とアン」で主人公の義弟を好演し、一躍注目を集める。その後も、映画化もされた「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」やNHK大河ドラマ「青天を衝け」、「SUPER RICH」などに出演。今作では、これまでのクールでスマートなイメージとは打って変わって、ヤンチャな肉体派男子を演じる。また、町田さんは今作でフジテレビ系ドラマ初主演となる。今回のオファーを受けて、「舞台が陸上自衛隊で群像劇というのを聞いて胸が熱くなりました。実は高校時代に自衛隊の様式を参考にした寮生活を送っていたこともあり、懐かしさと共に不思議なご縁を感じています」とコメント。「集団生活に難のある性格のこの青年が、どのように陸上自衛隊員になっていくのか、丁寧に、そして大胆に寄り添っていきたいと思っています」と意気込み、また「過酷な訓練シーンなども、たくさんあるので耐えられる以上の体づくりに励んでいます」と、早速役作りしていることを明かしている。「テッパチ!」は7月、毎週(水)22時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年04月17日主演の赤楚衛二演じる安達と、町田啓太演じる同期の黒沢によるラブコメディの映画化『チェリまほTHE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』がついに劇場公開。この度、幸せオーラに包まれる安達と黒沢カップルの仲睦まじい様子と、笑顔あふれるチーム“チェリまほ”仲良しメイキング&オフショットが解禁された。SNS上では、「胸が熱くて熱くてどうしたら…」「何回も息するのを忘れました」などキュン死続出の一方で、「ずっと泣きっぱなしでした」と後半の展開に号泣する人も多数、リピーターが続出している本作。日本と同日公開となった台湾では、4月8日(金)~10日(日)までの公開3日間で新作として2位に初登場。2022年台湾での「日本実写映画」初週末興行収入ランキング第1位となり、日台共に大ヒットスタート。今後も香港、韓国、タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマーでの上映も決定している。約2週間かけて都内近郊で撮影された本作は、連続ドラマの最終回から1年以上のブランクを経ての撮影で、誰もが以前のチーム“チェリまほ”に戻れるか不安を口にしていたが、いざクランクインすると、すんなり元の雰囲気に戻ったよう。赤楚さんは「ドラマの時と雰囲気は変わっていない」と言い、「現場に入ったらおのずと不安な気持ちは全部吹き飛んだ」と語る町田さん。オフショットからも、笑いが絶えない撮影現場だったことがよく伝わってくる。また、釣りデートを楽しむ安達・黒沢カップルや、初詣の神社の境内の柘植(浅香航大)と湊(ゆうたろう)のカップルの撮影は、寒さとの戦いでもあったが、和気あいあいの雰囲気は変わらず。安達と黒沢が勤める豊川のオフィスでは、六角祐太役の草川拓弥や、藤崎希役の佐藤玲、浦部健吾役の鈴之助ら社員たちも集結し、同窓会のような雰囲気に。草川さんは「オフィスに入った瞬間から戻って来たという感覚があった」と語り、佐藤さんも「1年経った感じがしなかった」と現場の変わらぬ雰囲気に安心したそう。オールアップとなる最後のカット前には、「5年くらいかけて撮りたいね、顔が変わっちゃうけど」と冗談めかす町田さん。赤楚さんも「5年後って33ですよ」と返すやりとりも。ついに終わってしまうという気持ちがそう言わせたのだろうか。撮影後、監督から花束を渡された町田さんは、「優しい空気の中で撮影できたのは赤楚君がいたから。素敵なチームに関われて、これを糧に頑張っていきたいです。長かったのか短かったのかわからないけど、深い時間をありがとうございました」とコメントし、赤楚さんとハグを交わしていた。『チェリまほTHE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~ 2022年4月8日より全国にて公開©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会
2022年04月16日現在ヒット中の映画『チェリまほ THE MOVIE』。豊田悠氏による同名コミックを実写化した同作は、「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた冴えない30歳のサラリーマン・安達清(赤楚衛二)と、社内随一の人気者で仕事もデキる同期・黒沢優一(町田啓太)の恋模様を描く。テレビ東京の木ドラ25枠で『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』として放送されると深夜枠にも関わらず話題が沸騰し、海外人気も爆発することとなった。今回映画化となり、ドラマの続きが描かれる同作について、主役の安達を演じた赤楚と、黒沢を演じた町田にインタビュー。これだけ愛されることとなった作品に感じることや、映画撮影で見えたお互いの一面について話を聞いた。○■赤楚はいたずらっ子、町田はコメディセンス――ドラマの放映時には、赤楚さんの天然話が話題になっていたのを覚えています。ごはんつぶをつけて撮影にやってきたり、急に「手のひらから音が鳴る」(親指の付け根の関節が鳴らせる)と言い出したり…というお話でした。赤楚:僕の特技の話ですね(笑)(親指の付け根の関節を鳴らして再現する)町田:(笑)――映画の撮影では、赤楚さんのそういったエピソードはありましたか?町田:たくさんありました。でも今回印象的だったのは、いたずらっ子だったところかな。スタッフの方ともすごく仲良くなっていて、赤楚くんも僕も衣装部の方にけっこう甘えていたんですが、その方が怖がりだから、赤楚くんが後ろの空間をじっと凝視して怖がらせていました(笑)赤楚:ずっとやっていました(笑)。たまに「本当に怖いから!」と怒られていました。――赤楚さんは『妖怪大戦争 ガーディアンズ』の時に寺田心さんにびっくりさせられてたというお話でしたが、今回は怖がらせる側だったんですか?赤楚:そうですね(笑)――逆に町田さんについて赤楚さんにお伺いしたいんですが、本間かなみプロデューサーが「コメディセンスがすごい」とおっしゃっていて、町田さんの面白さに「すごい」と思うところはありましたか?赤楚:間だったり表情だったり絶妙に黒沢の面白おかしさを表されていて、いつもすごいと思っています。それに加えて、普段から面白くて。たとえば「ホッカイロ、どこに貼る?」という話をしていた時に、「ここ!」と自分の肩をポンとする手のなめらかさが面白かったり(笑)。私生活から面白いです!町田:みんな笑ってくれるから、それが嬉しくてやっちゃうだけで(笑)。でも僕、昔は友達や先輩に「面白くない」と言われることが多かったんです(笑)。「話にオチがない」と言われたこともあって、別に面白くなくてもいいやと思っていたんだけど、この仕事を始めて、お芝居で自由にやれることが楽しくなりました。でも今回の場合は、赤楚くんを含めた皆さんが本当によく笑ってくれるから、甘えています。赤楚:いやあ、みんな実は笑いに厳しいと思いますよ!(笑) 僕は大ウケすることは、なかなかないです。町田:そういう赤楚くんも面白いから!(笑) 狙ってないところが面白い。○■役から学べたことも大きかった――海外の反響も大きい作品ですが、世界中からの声については、どのようにとらえられていたんですか?赤楚:本当に嬉しいんですが、元々は木曜の深夜に見てくださる方が面白い!と思ってくださったらいいなという気持ちだったので、手元から羽ばたいて制御不能なところまで行ってしまったような感覚もあります。「本当に僕らがやってきたものなのかな?」という、不思議な夢見心地のような気分。町田:僕らはまだ『チェリまほ』を好きな方たちとお会いする機会がなくて。イベントなどができていなかったので、実感として落ちてきていない感覚はあります。たくさんの声が届いてますし、嬉しいという気持ちはありますが、僕もまだちょっとふわっとしているところがあるので、ぜひ……。赤楚:行きたいですね!町田:本当に。挨拶をしたり、皆さんのお顔を見ながらトークできたらいいなと思っています。――今回の役から教えられたこと、影響を受けたことなどはあったでしょうか?赤楚:ドラマ版からそうなんですけど、人を想うことで喜びや切なさ、嫉妬、色々な感情が動いていくことの素晴らしさを感じました。一歩踏み出す勇気の大切さ、アクションを起こしていくことで視野が広くなることも学ぶことができました。映画では安達が「黒沢と一緒にいたいから自分は仕事を頑張るんだ」と奮起する場面もあって、誰かのために強くなるという気持ちに触れることができました。町田:人と接する上で大切なことがたくさん詰まっている作品で、その中でも僕は「自己理解が大事なんだな」と気付かされました。なかなか自分を客観視することはできないけど、人と関わることで自己を見出せるのだと、役と作品を通して学ばせてもらったなと思います。例えば、安達も黒沢も自分を大事にすることが、他人に優しくすることにもつながっている。今まで自分にはできていなかった点だと意識するようにはなったけど、なかなか実践するのが難しかったりもして、でもそのことを学べただけでも僕の中ではすごく大きかったです。そういう気付きが「自分自身に恥ずかしくないような行動をすれば、人からどう見られても恥ずかしくないな」とか、「役に対してもそういうアプローチができれば」と思うことにもつながって、これまでの自分を色々反省しています(笑)――そうやって自身の考えが深まったり、反響が大きかったり、映画につながったりと様々な影響があった作品かと思いますが、「財産になった」と思うのはどのようなところですか?赤楚:国内外問わず、すごくたくさんの人に見てもらえたというのが初体験で、そういった意味では特別な作品です。でもやっぱり、町田くんや本間プロデューサー、風間監督、共演者やスタッフの皆さんと出会えたのが1番の財産じゃないかな。2回もこうやって同じ作品で同じ役でご一緒させていただいて、改めて良かったと思える、素敵な出会いだったんだと思います。町田:僕も同じ気持ちです。チームはもちろん、見てくださった方々との出会いも財産になりました。赤楚:例えば監督だったら感情面での質問、心情描写での質問も何ひとつ迷いなく返してくれるというところで、役のことを理解してくださっているのがわかります。どういう風に描きたいのか、どういうものを見せたいか、ビジョンがはっきり見えているところで、迷いなくやらせてもらえるというのはありがたいことです。町田:本当にそうだね。作品に対して1番大事に愛情を注いでるのがプロデューサーと監督だと思うので、絶対的な信頼感がありますし、会っただけで安心できるんです。風間監督は自分からは言いませんでしたが、完成直前イベントのTシャツが(作中で2人が勤める会社の)豊川カラーになっていて、ペンも豊川のペンを使用していて、とても愛情を感じました。そういう姿を見ると、信頼しかないです。――もちろん試行錯誤して良いものになっていく作品もあると思いますが、この作品は「皆ですごく話し合うわけじゃないけど、現場で自然と一本筋の通ったものができあがる」というお話も聞いていて、役者さんからしてもそういう空気だったんですか?赤楚:本当にそういう撮影現場でした。町田:作品に対して持っている価値観がちゃんと共有できているので、話す必要性がないんです。赤楚:僕らが話し合うのは、主に時系列的なことでの確認でしたね。町田:この作品が現代の30歳前後を描いてるということも大きいのかもしれません。僕らと同世代を描いているからこそ、今僕ら自身が持ってる価値観や「こういうことをやっていくべきじゃないか」という部分を共有できているのが、すごく大きいんじゃないかなと思います。■赤楚衛二1994年3月1日生まれ、愛知県出身。2017年に、仮面ライダーシリーズ『仮面ライダービルド』に出演。その後、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(20年)や、TVドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(20年)に出演し注目を集める。その他の出演作品に、TVドラマ『彼女はキレイだった』(21年)、『SUPER RICH』(21年)、『世にも奇妙な物語 ’21 秋の特別編』(21年)、『WOWOWオリジナルドラマ『ヒル』(22年)、映画出演作には『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(21年)、『決戦は日曜日』(22年)などがある。■町田啓太1990年7月4日生まれ、群馬県出身。劇団EXILEのメンバー。NHK連続テレビ小説『花子とアン』(14年)で主人公の義弟役を務め注目を集める。主な出演作品に、NHK 大河ドラマ『西郷どん』(18年)、『青天を衝け』(21年)、 ドラマ『中学聖日記』(18年)、『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(20年)、『今際の国のアリス』(20年)、『SUPER RICH』(21年)、『ダメな男じゃダメですか?』(22年)などがある。NHK総合にて4月より毎週金曜23:15~『漫画家イエナガの複雑社会を超定義』がレギュラー放送スタート。また映画『太陽とボレロ』が6月3日公開予定。
2022年04月10日映画『チェリまほ THE MOVIE』(4月8日公開)の公開初日舞台挨拶が9日に都内で行われ、赤楚衛二、町田啓太、浅香航大、ゆうたろう、草川拓弥(超特急)、佐藤玲、鈴之助、風間太樹監督が登場した。同作は豊田悠による同名コミックの実写化作。童貞のまま30歳を迎えたことにより、「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた冴えない30歳のサラリーマン・安達清(赤楚衛二)は、社内随一のイケメンで仕事もデキる同期・黒沢優一(町田啓太)に触れ、自分への恋心を聞いてしまう。公開初日には邦画実写映画ナンバーワンスタートを切り、全国164スクリーンで舞台挨拶中継も行われていた同作。有観客イベントも初となり、赤楚は「初めてこうやってお会いして、対面させていただいて、こみ上げてくるものがあります」、町田は「本当に感慨深いですね。こうやってみんなで登壇するというのも初めてですし、こういう機会をいただけたのもみなさんのおかげだと本当に心から思っています」と喜びを表した。映画になると聞いた時には「めちゃくちゃ嬉しかったですよね」(赤楚)、「またみんなと会えるのも嬉しいし、あの世界に入れるんだというのは嬉しかったよね」(町田)と噛み締め合う。一方、赤楚は「浅香くんだけあんま変わってないなあ、久しぶりな感じしないな、みたいな。なんかワクワク感がなかった」と明かし、浅香は「ワクワクしてたよ。楽しみにしてたし、会えて嬉しかったよ!」と抗議する。ドラマから映画までの間に痩せてしまった赤楚は、餅を食べて体重を増やしたそうで「お餅が体重つくのに気づいて、自分に合うんだなと、お餅ばっかり食べてました」と振り返った。作品にちなみ「心の声を聞いてみたい」と思う出演者について聞かれると、赤楚は「みんなで集まって控室でしゃべったりする時、タイミング的にしゃべりたくないなと思ったりすることもあるかもしれないじゃないですか。本当に楽しかったのかなというのは聞きたい。僕は楽しかったですし、色鮮やかな日々を送らせていただいたんですけど、みんな同じ気持ちだったら嬉しいな」と自信のない様子。町田が「いや、楽しかったしかないでしょう! なんで? そんな心配だったの?」とフォローしていた。また鈴之助が「ゆうたろうさんが若い世代なので、若者の気持ちが知りたい」と言ったことから、最後のフォトセッションでゆうたろうが教える流行りのポーズを披露することに。全員で笑い合いながらポーズに挑戦し、和気あいあいとした姿を見せていた。
2022年04月09日ついに今週、4月8日(金)より公開となる『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』より、赤楚衛二演じる安達と町田啓太演じる黒沢の朝食シーンを捉えた場面写真が到着した。童貞のまま30歳の誕生日を迎えたことにより“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた安達(主演・赤楚衛二)と、そんな彼に好意を抱く会社の同期の黒沢(町田啓太)によるラブコメディ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(通称「チェリまほ」)。シリーズ累計200万部突破の豊田悠原作の人気コミックをドラマ化した本作は、一昨年10月期(テレビ東京系列/木ドラ25枠・全12話)で放送され、そのあまりにもピュアなストーリー展開と登場人物たちの愛らしいキャラクター像がSNS上で話題をさらい、回を追うごとにファンが激増。放送直後は「チェリまほ」が日本・タイ・韓国・ベトナムなどでトレンド入りを果たし、数々のドラマ界の賞を総なめ。今や200以上の国や地域で見られるまでになり、その勢いはワールドワイドになっている。そんな「チェリまほ」 が『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』として映画化され、4月8日より劇場公開。さらに海外でも続々と上映が決定し、台湾では日本と同日公開も予定している。そのほか香港、韓国、タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマーでの上映も決定し、世界各国でも「チェリまほ」旋風の勢いが止まらない。連続ドラマの放送時に、視聴者から「かわいすぎる!」と話題になったおなじみのシーンのひとつが、黒沢の手料理を食べた時の、目を丸くして愛くるしい表情で「うんまっ!」と歓喜の声を上げる安達と、その安達の「うんまっ!」を独占したいとますます張り切る黒沢の姿だ。本予告でも、インスタントではなく鶏肉と薬味がのった本格的なチキンラーメンを食べた時の安達の「うんまっ!」の表情と、安達特製のオムライスが登場。チキンラーメンを食べるシーンの撮影中には「めっちゃ優しい味…」「全部食べたい」「(ドラマの時も)毎回美味しかったですよね…お茶漬けとか!」と、赤楚と町田から絶賛のコメントも。安達の手料理のオムライスが登場するシーンでは、レアな事態に黒沢も「もったいなくて食べられない」と思わずたじろぐなど、連続ドラマに続き、映画でも美味しそうな手料理と満面の笑みの表情がたっぷり楽しめそうだ。今回は、安達の転勤先・長崎での安達と黒沢の仲睦まじい朝食シーンの場面写真が公開された。安達の実家から送られてきたたくさんの食材を、黒沢が手際よく朝食に。ポトフやポテトサラダなど野菜が豊富で、忙しい時期が続いた安達の健康を考えた、黒沢らしいメニューになっている。「いただきます」の後は安達の「うんまっ!」がくるのがいつもの二人だが、実はこのシーンの直後で重要なことが発覚する。何が起きるかは、劇場でのお楽しみ。■『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』本予告■安達の「うんまっ!」のメイキング入りインタビュー映像『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』4月8日(金)より公開
2022年04月06日「拙者ムニエル」のメンバーとして一時代を駆け抜け、その後も「モッカモッカ」や「またはブライアン」といったユニットを立ち上げるなど、舞台を中心に活躍を続ける加藤啓。そんな加藤がひとりで企画・演出を担うプロジェクト「加藤啓アワー」を始動させる。そこで加藤と、作家陣に名を連ねる徳尾浩司、蓮見翔、ブルー&スカイを加えた4名に話を訊いた。自分が見たい、出たい、面白いと思うものを――「加藤啓アワー」立ち上げの経緯とは?加藤まず事務所の方から、僕の演出でなにかやりませんか?というお話をもらったんです。僕個人で演出をするのは初めてでしたし、せっかくなら僕が面白いと思うもの、見たいもの、出たいものがやりたいなと。それで好きな作家さんと好きな役者さん、しかも2チームとも見たいという方々に集まっていただいて。まぁその時点で僕の仕事はほぼ終わりましたね(笑)。――今回のお話があった時、お三方の心境は?徳尾啓さんには自分の劇団(とくお組)にも出ていただいていましたし、僕自身啓さんの演出を見てみたいと思ったので、「すぐやります!」と返信しました。加藤徳尾くんは即答でした。ちゃんと考えてますか?って心配になるくらい(笑)。徳尾早いと面白いかなと思って(笑)。加藤蓮見くんに関しては、「これは若い才能出たな」とキャッチしまして(笑)。24歳にして、もうあり得ないレベルで完成しちゃっている。で、なんの縁もなかったんですが、思い切ってお願いしてみました。蓮見僕にとっても初めてのパターンなんですよね。普段は同世代のユニット(ダウ90000)のメンバーに当て書きばかりしているので。でも僕、「カジャラ(小林賢太郎によるコント公演)」が大好きで、その憧れの出演者の方がたくさんいたので、もう絶対にやろうと思いました!加藤カジャラには今回の出演者である竹井亮介さん、小林けんいちさん、辻本耕志くん、あと僕も出ていますからね。賢太郎さん、ありがとう!(笑)ブルー僕はお話をもらった時、「大丈夫だと思うよ」って返事はしました。加藤それで僕としては、「じゃあお願いします!」と飲み込んで(笑)。ブルーさんとは一番古いつき合いで、別ユニットで何度もお願いしているんですが、やっぱりこの企画で、今のブルーさんの作品が見たいなと。そういう純粋な気持ちでお願いしました。ブルーこういう依頼自体久しぶりなので、すごくありがたかったですし、嬉しかったです。作家陣が書き上げた脚本にはある共通点が……――内容について加藤さんの方からなにかオーダーは?加藤おおよその時間と2チームの出演者、あと『オレ、産まれたぞ!』ってタイトルだけをお伝えしました。徳尾僕は家族の話にしました。それなら他の人とかぶらないかなと思って。加藤実はビックリする共通点があって……、“家族”(笑)。徳尾・蓮見・ブルー(笑)。徳尾まぁタイトルがね。加藤そうそう。あとキャスティングもあるんですよ。20代の若手の女性と、40代以降の男女っていう。でもなにも縛っていないのにこうなったのが、僕はすごく興味深くて。家族の関係性ってすごく独特ですし、しかも作家さんがそれぞれ、その関係性をとても面白く書いてくれている。そこはめちゃくちゃ見どころだと思います。蓮見僕は自ずと家族の設定になりました。というのも普段のメンバーだったら説得力が持たせられない人物も、今回は実年齢の方に当て書き出来る。しかもこれだけ実力ある方々に。それはすごく楽しかったですし、普段出せないものが出せた感じはあります。ブルー自分的にはコントではなく「寸劇」と呼びたいんですが、書き方自体はいまだによくわかっていなくて。だからこの設定の中で、書けるものを書いたって感じですね。――皆さんの脚本を読まれての感想は?加藤演出家としては、上がってくる脚本に対してなにか意見したりするのかな、と思っていたんです。でもなにも言いませんでしたね。ただ「ありがとうございます!」って(笑)。それぞれ読解するのも面白いですし、とにかくこの脚本の面白さをちゃんと伝えたいと思いました。徳尾ちなみに演出は、2チームで意図的に変えているんですか?加藤それも最初考えたんだけどね。でもまったくなしにした方が面白くなるなと。この面白い脚本を、違うもので生きてきた5人と5人で育ててもらう。そうしたらそれぞれ個性があり過ぎて、こちらの想像を遥かに超えた面白いものが出来上がって!きっとウケどころとかも変わってくるんじゃないかなと思います。47歳で始めた新プロジェクトで“産まれ直し”――お三方が観客として期待されていることは?徳尾僕の作品は短距離走的な瞬発力のある笑いというよりも、中距離走的な、お芝居が面白いというものを書いているつもりなので、そのへんが2チームでどう変わってくるのか、すごく楽しみです。蓮見自分の意図していなかった面白み、みたいなものが舞台上で見られたら、きっといろいろ感じること、考えることがあるんだろうなと思います。ブルー啓さんにすべてお任せしますって気持ちなので、自分の書いたものがこの2チームでどれだけ違うものになっているのか。劇場で楽しみたいです。――最後に加藤さんから、読者の方にメッセージをお願いします。加藤僕が47歳にして新たに始めたプロジェクトで、個人的には“産まれ直し”のような心境です。いろいろ大変な時代ですが、必ず楽しんでもらえる時間になると思いますので、ぜひ観に来てください!取材・文:野上瑠美子撮影:川野結李歌加藤啓アワー 『オレ、産まれたぞ!』■会場東京・下北沢駅前劇場■日程2022年3月31日(木)~4月4日(月)■チケット情報
2022年03月31日俳優の町田啓太が23日、都内で行われた「アベンヌ アンバサダー就任発表会」に出席した。アベンヌは、南フランスのアベンヌ村に湧き出る温泉水をベースに、製薬・化粧品メーカーの皮膚科学研究力を結集させ生まれたスキンケアブランド。より多くの人たちにブランドを知ってもらうためのキャンペーン「I and Avene」が4月1日より実施される。その一環として、アベンヌブランドの人気商品である「アベンヌ ウオーター」を日頃から愛用している町田啓太がアンバサダーに就任した。町田は「ユーザーでしたのでうれしいです。本当に光栄です。普段から使っておりましたのですごくうれしかったです」とアンバサダー就任を喜び、「使っていたからこそお伝えできることもあるなと思います。老若男女問わず使っていける素晴らしい商品ですので、ぜひ手に取っていただきたいと思っています」と意気込んだ。また、同ブランドとの出会いを聞かれると、「いつもお世話になっているヘアメイクさんからご紹介いただきました。詳細にアベンヌの魅力を伝えてくださって。安心感があるというか間違いないなと。そこからですね」と答えた。アンバサダーとしてすでに広報活動を始めているという町田。「大学から仲のいい関口メンディーに連絡をしまして、『アベンヌ知ってる? 使ってる?』って言ったら、『知ってるよ。使っている』と」とメンディーもユーザーであることを明かし、「メンディーからぜひ伝えてほしいと言われたんですけど、『メンディーもおすすメンディー』って(笑)。これ言うか迷ったんですけど、彼もユーザーということはぜひ言っていきたいと思いますし、いろんな方との輪ができていくといいなと思っています」とメンディーからの伝言を紹介すると会場から笑いが起こった。なお、町田が出演するWeb CMが、4月1日よりアベンヌ公式サイトやインスタグラムで順次公開予定。
2022年03月23日最近の瀬戸康史は、なんだかとってもいい顔をしている。たったひとりで地元の福岡から上京してきたのが17歳のとき。それから20代前半までの6年間は、人に心をうまく開けない暗黒期だったとしばしば彼は語っている。でも今はそんな鬱屈とした闇なんて感じさせないくらい、表情も明るく清々しい。世の中には、自分なんてダメだと思っている人がいっぱいいる。3月18日(金)から Prime Videoにて独占配信されるドラマ『恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~』も、自分に自信が持てないヒロインが恋を経て変わっていく成長物語だ。瀬戸康史が演じるのは、主人公・聡子(波瑠)の恋の相手である涼介。作品にちなんで、瀬戸康史が考える「自信の持ち方」について聞いてみた。僕自身はあんまり裏表のない方だと思います本作は、司書の聡子が図書館にやってきた涼介にひと目ぼれするところから幕を開ける。スマートで紳士的な涼介は瀬戸康史にぴったりの役どころ。だが、単に爽やかな王子様というよりも、素性も真意も謎めいたところがあるミステリアスなキャラクターだ。「すごく優しいんだけど、どこかこの人はどういう人なんだろうと思わせるキャラクターですよね、涼介は。意識したのは台本にある『……』の部分。この『……』で何を涼介は考えているのか。聡子を見て微笑むんだとしたら、それはどういう微笑みなのか。聡子のことが好きというふうに見てもらってもいいし、実は裏があるんじゃないかと見てくれてもいい。視聴者の方にいろんな想像をしてもらえればいいかなと思って演じていました」監督の前田哲も、さり気ない一挙手一投足にこだわりを込めた。「あるシーンで立ち去り方について監督からはオーダーをもらいました。監督曰く『もっとせつなげに』ということだったんですけど、その塩梅が難しくて。あまり大きくしすぎるとやりすぎになるし。微妙なさじ加減に苦戦した記憶があります」持ち前の爽やかで誠実なパブリックイメージが涼介を演じる上でプラスに作用した、と監督も太鼓判を押している。本人はそうした世間の印象をどう受け止めているのだろうか。「どうなんですかね(笑)。でも、そうやって誠実というイメージを持ってもらえる分にはいいんじゃないですか。僕自身、あんまり裏表のない方だと思います。性格も結構きちっとしている方だと思うし、朝もすぐに起きられるし。わりとこまめな方なんじゃないかと」確かにズボラな瀬戸康史は想像ができない。だが、まったくそういった要素がゼロというわけでもないのだそう。「面倒くさいモードに入ると、何もかも面倒くさくなります。たとえば、夕食を食べて、お風呂上がりに炭酸水を飲むときにコップを使ったら、本当はその日のうちにコップを洗いたいんですけど、つい明日の朝でいいかってなる(笑)。僕の面倒くさがりレベルはそれぐらいです」変わろうという気持ちを持てることがすごいと思う涼介に恋をした聡子の前に現れたのは、フランス文学『恋愛論』の作者・スタンダールだと名乗る謎の男(小日向文世)。恋愛経験ゼロの聡子は、スタンダールのアドバイスに振り回されながら、少しずつ涼介に近づいていく。「恋愛論については興味がないです(笑)」そうにっこりと笑う。だが、恋愛論に興味はなくても、作品の中で描かれるメッセージにはうなずけるものがあったと振り返る。「スタンダールからのアドバイスに最初は聡子も抵抗しているんですけど、ひとつひとつ試してみることで変わっていく。そんなふうに自分でやりたくないなと思っていることとか、大丈夫かなと不安に思うことでも、まずはやってみることが大事なのかなと。やってみることで、自分の知らない新しい世界が見えてくる。そこはすごく共感できました」自分に自信のない聡子は、スタンダールにアドバイスされても、なかなか自分の外見的魅力を見つけることができなかった。他人から良いと評価されたところも、心を閉ざしたままでは受け入れられない。瀬戸康史も、かつてはそうだった。「僕も若いときは、どちらかと言えば可愛らしい顔立ちがコンプレックスでした。でも、それも含めて自分なんだと受け入れられるようになってからは、気持ちが楽になったし、役者としてもこの顔が武器なんだと思えるようになりました」故郷を離れ、芸能界という未知の世界で、悩み、塞ぎ込んでいた瀬戸康史は、ありのままの自分を受け入れることで、自分を認められるようになった。「自信を持つって難しいなと思います。やっぱり時間はかかります。一発で何か劇的に自分を変えようというのは、僕は無理だと思う」そう前置きをしてから、穏やかな口調で瀬戸康史は言葉を重ねた。「僕が自分の容姿を受け入れられるようになったのも、何か大きなきっかけがあったというわけではないんです。本当に、徐々に徐々にという感じで。よくこういう取材でも『自分を変えてくれた恩師との出会いは?』という質問をもらったりするんですけど、あんまりなくて…。それは別に周りに感謝の気持ちがないという意味ではなく。何て言うんだろう。たぶん人が変わるのって、そういう大きな出来事じゃなくて。日々の小さな積み重ねなんじゃないかなって」確かに、つい人は人生にドラマみたいなターニングポイントを求めがち。でも、多くの人にそんな劇的なことは起こらない。だからこそ、何気ない毎日をどう生きるかで、自分も、未来も、変わっていく。「自信の持ち方は人それぞれでいいと思うんです。僕の場合は、とにかく自分を客観視して、自分の嫌だなと思っていることをひとつひとつ受け入れていく、その繰り返しでした。聡子みたいに髪を切るとかメイクや服装を変えるとか、外見から入るのもいいと思う。方法は人それぞれ違ってくるのかなと思うけど、共通して言えることは、やっぱり時間がかかるということです」そうまとめた上で、いちばん大切なことを瀬戸康史は教えてくれた。「実際に変われるかどうかはわからなくても、まずそうやって変わろうという気持ちを持てることが素敵だし、すごいなと思います」そう、大事なのは意志なのだ。意志をもって行動を起こした人に、道は開かれる。僕の自己肯定感は75%くらいです俳優は、作品ごとにタッグを組む相手も違えば方法論も異なる。過去の成功体験が次の現場で通用しないのが、俳優業の難しさだ。そんなふうに一定期間でめまぐるしく環境が変わっていくこの仕事において、瀬戸康史が自信を持って現場に入るために実践していることは何だろうか。「人と話すことです。結局、自分にとって居心地のいい環境をつくることが大事だと思うんです。そのためには、いろんな人と話すのがいちばん。話す内容なんて何でもいいんです。たとえば待ち時間の間に、そばにいた照明部の方に『今日は暑いっすね』と声をかけたり。そうやって少しずつ自分がいやすい環境をつくっていくことで、自分もいい状態でいられるのかなと」ここでもやっぱり大事なのは、小さなことの積み重ねなのだ。ちなみに、自分の可愛らしさを受け入れられるようになったと言うが、過去の自分の映像や写真を見返すことはあるのかと聞くと…。「それはしないです。やっぱり恥ずかしいです(照)」そんな照れ屋なところも、いつまでも変わらない彼の魅力だ。自分のコンプレックスも欠点も受け入れ認める。そうやって自信を身につけてきた。今、自身の自己肯定感をパーセンテージで表すならどれくらいだろうか。「え〜。(考えて)…75%くらい?」ここで100%じゃないところが、瀬戸康史らしさなのだろう。「わからないですけど、自己肯定感が100%だと自己中な人間になってしまいそうで…。アーティストの方だと、そこまで振り切ってもいいのかもしれないけど、僕がそうなってしまうのは違うのかなと。そもそもそこまで人としてできているわけじゃないというか。基本的には、自分ごときが…と思ってしまう人間なので、75%くらいがちょうどいいんです」慢心はせず、過剰に自虐もしない。程よく自分を肯定できるようになった瀬戸康史は、やっぱりとってもいい顔をしていた。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント瀬戸さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら(857dcd21-a04f-46b1-b427-2562aabe448c) からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!撮影/友野雄、取材・文/横川良明
2022年03月16日映画『チェリまほ THE MOVIE』(4月8日公開)の完成直前イベントが10日に都内で行われ、赤楚衛二、町田啓太、風間太樹監督が登場した。同作は豊田悠による同名コミックの実写化作。童貞のまま30歳を迎えたことにより、「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた冴えない30歳のサラリーマン・安達清(赤楚衛二)は、社内随一のイケメンで仕事もデキる同期・黒沢優一(町田啓太)に触れ、自分への恋心を聞いてしまう。ドラマから時間が経っての映画撮影に対し、町田は「ちゃんと始められるかが不安だったんですけど、風間さんと本間プロデューサー、ヘアメイクチームと久々にお会いする機会があって、ドキドキしながら行ったら、顔を見た瞬間に『戻ってきた』と思って。赤楚くんと会った時には『安達じゃん』とすべてがフラッシュバックしてきました。現場に入ったらまた思い出してきて、不思議と『今まで準備してきたものがなくても大丈夫だ』と思ったくらい、安心感のある空気の中でやらせてもらっていた自分がいて、戻ってこれた」と心境を表す。最初のシーンの撮影でも「『安達、おかえり』『黒沢、おかえり』と言ってくれて、よかった〜と思ったのをすごく覚えてます。スペシャルな時間をすごしてたんだなと、改めて思いました」と自身にとっても特別な作品となったようだった。赤楚は「あまりにもすいすい元に戻れてしまうもので、逆に僕らはちょっと不安で、『自分、安達になってるのかな』とか、お互い確認し合って……」と振り返り、町田も「2人でずっと確認してたよね。最後までやってた」と笑い合う。また、互いの魅力について聞かれると、赤楚は町田について「人を傷つけないようなマインドは、言葉選びひとつとっても学ばせてもらうくらい素敵です。作品の中でも『食事中に椅子にジャケットをかけていたら良くないんじゃないか』とか、マナーやありかたについても意識されて意見を言えていて、僕はまったくそんなこと考えてなかったので、今回も改めて勉強させていただきました」と絶賛。町田は逆に「こういうところが素敵なんですよ」と赤楚について語り、「本当に気持ちのいい方だなとずっと思っていて。人と人って接していく時に近寄り難かったりとか、いろいろ思うことあると思うんですけど、何もそこの心配がない。現場にいても『疲れた』の一言も聞いたことがない。ため息ひとつすら! 本当にこの仕事が好きなんだろうなと思いますし、熱量もすばらしいし、『チェリまほ』は赤楚くんがこういう人柄だからこそ優しい空気感になっているんだろうなと思います。僕にはない魅力がたくさんありすぎて」とたたみかける。一方で、町田が「それでいて、ちょっと抜けているところがある」と言うと、赤楚は「抜けてますかねえ」と首をひねり、町田は「自覚があまりない感じとかもすごい素敵。気づかないでほしい」と希望。さらに町田は「見れば見るほど魅力的ですし、役者としてもどんなお芝居されるんだろうな、どんな役をされるんだろうなと興味津々で、すごく刺激をもらっています」と続けた。赤楚も町田について「最初は『どんな人かな?』と思ったんですけど、空気感で『絶対優しい人だ』とわかった。目から優しさが滲み出てる」と表し、町田は「最初から嫌われたくないもん!」と笑顔に。2人は「自分だって、疲れたとかしんどいとか言わないじゃないですか」(赤楚)、「けっこう言ってるよ! それは聞かないようにしてくれてるんだよね」(町田)、「言ってないです! そんなことないです!」(赤楚)とヒートアップし、我に返った町田は「これ、何の会になってるのか……すいません、何をお見せしているんだろう」と苦笑する。そんな2人の様子を見た風間監督は「本当に赤楚くんと町田さんだからこそ作れる空気感を、僕らが撮れていたということだと思う。ドラマの時と変わらなくて、お互いに信頼しあっている雰囲気はすごく伝わってきたので、やりやすかったですね」と語った。
2022年03月10日映画『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』完成直前イベントが3月10日(木)、都内にて行われ、出演する赤楚衛二、町田啓太、風間太樹監督が登壇した。登壇時、MCから演じた役について「(安達の)恋人の…」と紹介されると「恋人になったんですねえ…!紹介が!」と町田さんは思わず歓喜の声をあげ、赤楚さんと微笑み合っていた。『チェリまほ THE MOVIE』は2020年に放送された同名テレビドラマの映画化。ドラマの放送直後からSNSを中心に話題となり、いまや200以上の国や地域で見られるなど、ワールドワイドな人気を誇る。本作では、童貞のまま30歳を迎え、触れた人の心が読める魔法を手に入れたサラリーマン・安達(赤楚さん)と、晴れて恋人関係になった同期の黒沢(町田さん)の日常とハプニングが描かれる。この日、黒の上下というそろった衣装のトーンで登場した3人は、当然ながら息もぴったり。撮影に入る前の心境を聞かれると、町田さんは「現場に行って、またスタッフさん、共演者の皆さんと会ったら全部思い出した。不思議と今までの準備がなくても大丈夫というくらい安心感があった。また戻ってこれたんだなって。スペシャルな時間を過ごしていたんだなと思いました」と撮影をふり返る。赤楚さんも「あまりにもすいすい戻れてしまって、“自分って安達になっているのかな!?”とお互い確認し合いましたよね!」と町田さんに呼びかけると、町田さんも「最後までやってたよね!」と、ハマりすぎてお互いに確認が続いたと朗らかに語った。傍でやり取りを見ていた風間監督も「現場で、初日のオフィスシーンの撮影で戻ってました(笑)」と太鼓判を押す。演者として、人としての魅力を聞かれた赤楚さん&町田さん。赤楚さんが長々と町田さんの魅力を語ると、負けじと町田さんも延々と赤楚さんの魅力を話し出す。最後に町田さんが「僕にはない魅力がたくさんありすぎて!」と言うと、赤楚さんも「一番最初、町田くんはどんな感じだろうと思ったけど、もう空気感で(大丈夫だった)。目から出るやさしさが滲み出ていて…!」と激論。すると町田さんが「最初から嫌われたくないもん(笑)」とかわし、風間監督に「(ふたりが)ほほえましいなって(笑)。安達、黒沢だからじゃなくて、赤楚さん、町田さんだから作れた空気感だった。お互いに信頼し合っている雰囲気はすごく伝わってきた」と締めていた。この日は3月1日に28歳の誕生日を迎えた赤楚さんのお祝いも行われた。演じた安達が毎朝食すおにぎりの形をした巨大ケーキが登場すると、赤楚さんは思わず目をぱちくり。「あまりにも大きいおにぎりを目の前にすると動揺してしまうものですね(笑)」と喜びながらも町田さんと笑い合った。『チェリまほ THE MOVIE』は4月8日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~ 2022年4月8日より全国にて公開©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会
2022年03月10日映画『チェリまほ THE MOVIE』(4月8日公開)の完成直前イベントが10日に都内で行われ、赤楚衛二、町田啓太、風間太樹監督が登場した。同作は豊田悠による同名コミックの実写化作。童貞のまま30歳を迎えたことにより、「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた冴えない30歳のサラリーマン・安達清(赤楚衛二)は、社内随一のイケメンで仕事もデキる同期・黒沢優一(町田啓太)に触れ、自分への恋心を聞いてしまう。作品は現在編集中で、今回は「完成直前イベント」となった。町田は「安達の恋人・黒沢役の……」と紹介され、「紹介が"恋人"になったんですね」と嬉しそうにしながら、「『チェリまほ』で初めてこんなにしっかりと登壇させていただくので、新たに緊張しています」と笑顔を見せる。海外からの反響も多い同作について、赤楚は「嬉しいです。予告なんて、まだ字幕もついてない段階なのにコメントをくださったりとか、愛を持ってくださってるというのは本当にありがたいことだなと思ってます」と感謝。町田は「最初は深夜でひっそりと、見てくれる方一人ひとりの印象や記憶に深く残ってもらったらいいな、という感じでがんばりましょうと話をしていたのを覚えているので、まさかそんなに広まっていくとは思ってなかったんですけど、作品作りに大切なものを学ばせてもらったなと思います」と語った。この日は3月1日に28歳の誕生日を迎えた赤楚へ、サプライズでお祝いも。安達の好物であるおにぎりを形取ったケーキに、赤楚は驚き、町田も爆笑する。「サプライズは知ってました!?」「このケーキの形は知ってました!?」とたたみかける赤楚に、町田は「ケーキの形は知らなかった」と答え、「ふいをつかれすぎてリアクションにめちゃくちゃ困ってるよね」と指摘。赤楚は「クオリティすごくないですか!? つぶがひとつひとつ、米の形までリアルですもん」と興味津々だった。監督から「動揺しすぎじゃない?」とつっこまれた赤楚が「あまりにも大きいおにぎりを目の前にすると、動揺してしまいます」と言いながら「この草も食べ……?」とケーキの下の葉を指すと、すかさず町田が「それは食べられないね。ちょっと期待したよね。チラチラ見てるなと思った」とツッコミ。動揺している赤楚に対して、町田は「こういうところが素敵なんですよね。『すご〜い!』とかもできるのに、本当に素直にいるから、いいですね」と褒め、赤楚は「誕生日は終わったものだと思ってたので、本当に嬉しいです」と喜んでいた。
2022年03月10日宝塚歌劇団花組で男役スターとして活躍し、昨年7月に退団した瀬戸かずや。18年過ごした宝塚から新しい世界へ一歩踏み出した瀬戸によるファーストコンサート『The ALSTROEMERIA-アルストロメリア-』が2022年4月29日(祝・金)から東京・サンシャイン劇場、5月6日(金)から大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで開催される。コンサートの開催にあたり、瀬戸は「宝塚の男役としてこれまで歩んできたものがありつつ、卒業をして、これから自分がどんな風に変化していくのか、ちょうど境目のときだと思っています。今しかできない表現を探りながら、あらゆる面をお見せできたら」と心境を語る。タイトルにある「アルストロメリア」とは花の名前で、「未来への憧れ」や「凛々しさ」という花言葉を持つという。「私の愛称が『あきら』なので、「A」から始まるコンサート名がいいなと思っていました。花組出身ですし、アルストロメリアはいろいろな色がある花。コンサートでは自分もいろいろな色を表現できたら面白いと思って、選びました」と命名の由来を明かす。元花組トップスターのANJU(安寿ミラ)が構成・演出・振付を手掛けるほか、元月組トップスターの真琴つばさや、元花組トップスターの真飛聖らの出演も決定。瀬戸は「私が宝塚と出会うきっかけを作ってくださった憧れの真琴さんと、一緒に舞台をつくってきた真飛さん。このお二方がご出演を引き受けてくださったという事実だけでも幸せで胸がいっぱい。お二方と舞台をつくることができる時間を大切に、楽しんでいきたいです」と興奮した様子だった。退団後に感じる変化を尋ねると「時間の流れ方が変わった」と瀬戸。「朝起きて、お昼がきて、夕方が来て、夜が来て。当たり前のことかもしれないんですが、ちょっとした日々の変化や喜びを感じるようになったんです。そういう些細なことの積み重ねをいっぱいしていきたい」と話す。ジムに通ったり、マシーンを使ったピラティスやゴルフを始めたりしているそうで「いろいろなことに挑戦できる時間があって、嬉しい」。コンサートを楽しみにしている観客へのメッセージとして「宝塚を卒業して、男役ではなくなった瀬戸かずやとして、今、みなさまにどんな姿をお見せできるのか。私自身も楽しみです。『こんな一面もあったよ』とか『こんな姿も見せちゃうよ』とか、自分自身も挑みながら楽しみながら、みなさまのお力をお借りして素敵なコンサートをお届けしたいです」と話した。東京公演は4月29日(祝・金)~5月1日(日)。大阪公演は5月6日(金)~7日(土)。取材・文:五月女菜穂
2022年03月07日赤楚衛二、町田啓太、浅香航大、ゆうたろうといった“チェリまほ”チームが再集結する『チェリまほTHE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』。この度、本作の撮影現場のレポートとともにメイキング画像が解禁となった。今回到着したのは、約2週間かけて都内近郊で撮影されたという本作のメイキング画像。撮影初日はドラマで安達が黒沢の気持ちを初めて知った、あのエレベーターのシーンから幕を開けたそう。赤楚さんは特別な思いがあるのか、「エレベーターを見て、ここが居場所だと感じた。安達になれた、戻ってこられた」と初日の心境を明かしており、そこへ次の場面から入る町田さんも到着。朝から明るいテンションで「久しぶりだな」とつぶやくが、帰ってきた少し照れくさい気持ちを爽やかさで包んでいる様子。さらに豊川オフィスの撮影では、「ああー帰って来たぞ!」と嬉しそうな姿もみせていたとか。オフィスのシーンでは、安達と黒沢が目で会話をするような場面もあり、恋人同士となった2人の幸せな空気が伝わってくる現場の雰囲気に。メイキング画像でも、楽しそうに2人でおにぎりを見せ合う赤楚さん、町田さんの姿や撮影の合間に談笑する姿が収められている。町田啓太も「やりすぎちゃった?」安達&黒沢、柘植&湊が揃いアドリブ連発柘植将人役の浅香さんと綿矢湊役のゆうたろうさんがクランクインしたのは、安達と黒沢が初詣に出かけるシーン。神社の境内で安達、黒沢の2人と柘植、湊の2人がばったり出くわし、4人で会話を交わすことに。途中、黒沢が安達を見て微笑む様子に監督が「ちょっとイタズラっぽすぎるかな」と言うと、「やりすぎちゃった?」と町田さん。段取り、テスト、本番、そして様々な角度からのカットを撮るたび、4人の演技はどんどん自然になり少しずつ違ってくる。現場では、「甘酒、今度作るよ」というセリフが黒沢(町田さん)からアドリブで飛び出すひと幕もあり、3人からは「え?」と素の反応が。また、湊と一緒にいることで楽しそうに笑う柘植につっこむ安達。そんな安達に柘植が肩パンをくらわすシーンでは、いかにも不器用な柘植らしい動きにほかの3人から笑いが起こる。この日は小雨がぱらつく瞬間もあったが、シーンの合間にスタッフが準備を終えて撮影を再開するときには、雨雲もどこかに行っていた。撮影に戻った赤楚さんも「雨が止んだ!?」と嬉しそうにつぶやいていた。シリアスに感情を込めるシーン、じゃれ合うシーンも到着一転、現場ではシリアスな場面も。雨の中、黒沢が安達の元に駆けつけるというシーン。転勤という大きな変化に対し、互いを思うゆえのもどかしさ、愛おしさがこみ上げるシーンとなっていて、感情を込めた演技が求められる重要なシーンだ。撮影終わりには2人も「5分くらいのシーンなのに10分くらいに感じる」と漏らすほど。町田さんはこのシーンに苦戦したようで、監督からのアドバイスに耳を傾け「難しいけどやってみます」と撮影に臨んでいた。ドラマでは黒沢が引っ張って安達が自己肯定できるように導いていったが、映画では、黒沢が自分にあった殻を破るという成長も描かれていき、黒沢がどう変わっていくのかにも期待が高まる。そのほかにも、晴れて恋人同士となり、甘い時間を過ごす安達と黒沢の2人を演じる赤楚さんと町田さんは、久しぶりの“チェリまほ”撮影を思いっきり堪能した様子。オレンジのエプロンを身に着けてはにかむ安達を演じる赤楚さんの姿や、町田さんとともに、終始楽しそうに笑い合い、じゃれ合い、ダンスまで披露する、和気あいあいとしたまさに幸せオーラ全開な現場の様子がメイキング画像からも伝わってくる。『チェリまほTHE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』は4月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~ 2022年4月8日より全国にて公開©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会
2022年03月07日まっすぐで不器用な想いがすれ違う…。映画『愛なのに』に出演する瀬戸康史さんとさとうほなみさんが表現する、焦がれる恋愛模様とは。想いに焦がれ、交差する愛の関係。明確な理由はないけど好き。それこそが人間らしい。手に入らない誰かを想うような、切なく、ドラマティックな表情を見せてくれた俳優の瀬戸康史さんと、さとうほなみさん。映画『愛なのに』で共演するお二人に、作品のことや、“焦がれる気持ち”についてお話しいただきました。――瀬戸さんは、女子高生に片想いをされる古本屋店主の多田を、さとうさんは、婚約者に裏切られる一花を演じています。瀬戸:多田は、同じような毎日を繰り返しながらも、それが不満なわけではない人物。きっと、仕事や性に対する欲みたいなものが少ないのかもしれません。平和主義者なところがあるので、高校生の岬ちゃんに対しても、はっきりと「無理」と言えない。さとう:“押せばいける”と思わせる感じがありますよね。でも、ただ優しいだけじゃなく、自分を持っていて、まっすぐです。だからこそ、面倒くさいことに…。瀬戸:客観的に見ると面白いけど、当事者だったら抜け出したいと思うだろうな(笑)。さとう:一方通行の連鎖になっていきますからね。瀬戸:それに自分を多田に置き換えて考えてみると、女子高生から好かれたとしても、“お金をとろうとしているな…”とか、裏があるとしか思えないだろうな(笑)。そして、一花はかわいそう。婚約者の亮介が本当にひどいですから。さとう:亮介の裏切りを知った後、完全に悪い方向に猪突猛進して。瀬戸:でも、傷ついた人間が暴走するのはある意味仕方ないよね。さとう:人の気持ちを考える余裕がないほど、自分のことでいっぱいいっぱいだったんだと思います。それで周りの関係のない人に対してひどいことをしていたとしても、突き進むしかなくて…。彼女も、多田さんとは違うまっすぐさを持っている人なのかな。愛し合うシーンでの監督の実演指導に衝撃。――作品で好きなシーンは?瀬戸:それこそ、一花と婚約者の亮介のシーン。一花はかわいそうだけど、亮介がダメすぎて面白い。さとう:私は、多田さんと岬のシーン。お弁当を食べるほんわかとしたところとか、“なにこれ、かわいい!いいな!”と(笑)。――撮影中、監督とのやりとりで印象に残ったことはありますか?瀬戸:基本的に自由な感じで演じましたが、肉体的な描写の時は、城定(秀夫)監督が助監督の男性と一緒に、「こういう感じで」と実演して見せてくれたんです。さとう:それも、裸でね。瀬戸:それが衝撃すぎて。だから、我々が恥ずかしがっている暇は、なかったです(笑)。さとう:爆笑していました(笑)。瀬戸:声もリアルに演じてくださって。城定監督はシャイなイメージだったので驚きましたけど、すごくありがたかったです。でも、流れを説明してくれるくらいで、あとはお任せでした。さとう:「もっと激しく!」とか、「ここでくるっと!」とかはありましたけど、そのくらいでしたね。瀬戸:最初は不安だったけど、相手が以前に共演したことのあるさとうさんだったので、変な緊張はせずにできました。さとう:城定監督が大事にしてきたところでもあると思うんですけど、事後の感情を映し出している時の画面の色合いや背景がきれいで、記憶に残っています。作り込まれた照明だったのですが、こういうところに美しい表現として出てくるんだなと。瀬戸:本当、生々しいところも、絶妙ないい描き方になっていると思いました。美しいシーンでいうと、個人的には、多田が働いている古本屋にいるところ。実在する古本屋で撮影をしていたのですが、建物自体が雄弁で素敵でした。――今号のananは、今作でも描かれている“焦がれる気持ち”がテーマです。お二人は、これまでにそうした気持ちを経験したことはありますか?瀬戸:“焦がれる”って、それこそ一方通行のような“叶わない”みたいなイメージがあるんです。それでいうと、幼稚園から小学6年生まで、一人の人を好きだったことがありますね。さとう:すごいですね!瀬戸:しかも、その間、一度も会っていなくて。それでも、ずーっと好きだったんです。でも、中学生の時に友だちを通じて告白したら、振られました。さとう:悲しい結末。その間、ほかに好きになった人とかは、いなかったんですか?瀬戸:いない、いない。ちなみに、頭の中に浮かぶ彼女の容姿は、幼稚園の時のままで止まっているんだけど(笑)。さとう:それは…(笑)。振られた時、大丈夫だったんですか?瀬戸:ショックな気持ちはなくて、やっと目が覚めたという感じだったかな。“長年の呪縛から解き放たれた…”みたいな感じでした。さとう:すごい。私はそういう経験はないかな…。でも、『愛なのに』で、多田さんが一花の名前を検索するシーンがあって。何も引っかからないんですが…。瀬戸:一般人だからね(笑)。さとう:でも、そうした意味のないことをしてしまうのは、心のどこかに引っかかって取れずにいる相手への想いがある証拠だし、そんな気持ちを“焦がれる”というのかなと思いました。理由のない想いに、突き動かされる人間くささ。瀬戸:僕は、自分の気持ちに理由をつけたがる性格で。“自分がこう思ったのはなぜだろう”と考えてしまう、少し冷めたところがあるというか。だけど、『愛なのに』で多田を演じてみて思うのは、好きとか、愛とか、人間の感情や想いに、明確な理由はないということ。“そもそも、理由が要るの?”みたいな言葉をよく聞きますが、その意味がわかったし、発見がありましたね。登場人物たちはみんな人間味があって、そこが面白いところなんだなと。さとう:“なんかモヤモヤする”とかもありますもんね。瀬戸:僕がこれまで出演してきた作品は、わりと明確なメッセージやテーマみたいなものがあったけど、この映画は、いい意味でふわっとしている。だからこそ、ちゃんと作品を通じて伝えたいことを届けられているのかなと思ったところもあって。さとう:私は瀬戸さんとは逆で、本当に何も考えずに生きているタイプだからな。瀬戸:お芝居もそうだよね。さとう:え!そうですか!?瀬戸:悪い意味ではなく、野性的なお芝居というか。感覚的に生きていて、それがカッコいいと思います。お芝居は、ライブ感と瞬発力が大事だと思っているので、あまり作らないように意識しているけど、難しくてなかなかできない。だから、羨ましいですよ。さとう:いやいや、勘弁してください(照れ笑い)。瀬戸さんが引っ張ってくれなかったら、今回の映画はできませんでしたから。でも、瀬戸さんがおっしゃるように、登場人物はみんな大変で苦しい思いをしているのに、それぞれに人間くさいところがあり、笑えちゃうんです。そんな愛くるしさがあるところが、『愛なのに』の強みになっているのかなって。映画『愛なのに』に見る、焦がれる気持ちポイント1、報われないとわかっていても諦められない、一方通行の想い。女子高生・岬に想われる多田(瀬戸康史)は、婚約者がいる一花(さとうほなみ)に片想い。その婚約者・亮介は、ウェディングプランナーの美樹と男女の関係に…。一方的に想いを募らせ、叶わずこじらせる登場人物たち。「相関図にすると、矢印が向き合う人が誰一人いないんです」(さとうさん)2、ピュアだからこそ厄介な、駆け引きなしの衝動。プロポーズや告白、傷ついた気持ちを紛らわせる突飛な行動などが描かれるが、それは誰かを真剣に愛しているがゆえのもの。「一花は変にまっすぐで、そこが怖くも、愛らしくもあります」(さとうさん)。「岬に思い切り告白する正雄くんの片想いも高校生らしくてかわいい」(瀬戸さん)3、人間らしくて、時に苦しい。誰にも説明できない欲望。婚約者の裏切りがきっかけとなり、一花は誰にも言えない欲求を抱え、多田にぶつける。彼もまた、頭ではよくないとわかりながらも受け入れてしまう。「誰かを想うことに明確な理由というものはなく、いろいろな愛の形があるんだと感じました。人間的で面白い登場人物ばかりです」(瀬戸さん)映画『愛なのに』女子高生の岬(河合優実)に求婚された、古本屋店主の多田。一方で、忘れられない憧れの女性・一花が婚約者に裏切られたことを知り…。まっすぐで不器用な登場人物たちによる、それぞれの一方通行の恋愛模様と、人間らしさを描くラブコメディ。監督は城定秀夫、脚本は今泉力哉。新宿武蔵野館ほか全国公開中。© 2021『愛なのに』フィルムパートナーズせと・こうじ1988年5月18日生まれ、福岡県出身。ドラマ『男コピーライター、育休をとる。』、映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』などに出演。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の出演も決定している。パンツ¥35,200(08circus TEL:03・5329・0801)その他はスタイリスト私物さとうほなみ1989年8月22日生まれ、東京都出身。映画『窮鼠はチーズの夢を見る』、Netflix『彼女』などに出演。映画『恋い焦れ歌え』が今春公開。ゲスの極み乙女。のドラマー、ほな・いこかとしても活動。ワンピース¥73,700(アツシナカシマ/ザ・PR TEL:03・6803・8313)ブーツ¥50,600(セレナテラ/ホールバイセレナテラ TEL:03・6419・7732)ピアス¥66,000バングル¥17,600(共にフレーク TEL:03・5833・0013)※『anan』2022年3月9日号より。写真・矢吹健巳(W)スタイリスト・小林洋治郎(瀬戸さん)鹿野巧真(さとうさん)ヘア&メイク・須賀元子(星野事務所/瀬戸さん)野中真紀子(eclat/さとうさん)取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2022年03月06日檀れいが主人公を演じる、クラシックのオーケストラを題材にした水谷豊監督作『太陽とボレロ』。この度、石丸幹二、町田啓太、森マリア3名の追加キャストが明らかになった。「題名のない音楽会」で司会を務めるほか、歌手としてオーケストラ・コンサートを積極的に開催するなど、音楽の分野でも活動の幅を広げている石丸さんが演じるのは、主人公・理子と共にアマチュア交響楽団を支える中古車販売センター社長・鶴間芳文。経営者としても主宰者としても包容力を発揮する役柄だが、理子に時折見せるチャーミングな一面も見どころだ。町田さんが演じるのは、鶴間の会社で働きながら、交響楽団でトランペットを演奏する田ノ浦圭介。心の奥底では音楽や楽団を愛しているものの、ストレートに言葉にできず、擦れたように見えてしまうところも。また、理子の洋装店で働きながら交響楽団のヴァイオリン奏者を務める宮園あかり役は、「ヤヌスの鏡」で連続ドラマデビューし、本作が映画初出演となる森マリアが抜擢。「ヴァイオリンこそ我が人生!」と話すほど音楽を愛するあかり。経済的な問題からプロになる夢を諦めるやっとの思いで入団した交響楽団が解散するという現実に向き合いながらも、希望を持ち続け明るく前を向いて、楽団を支える存在となっている。▼追加キャスト&監督コメント・石丸幹二これまで映画やドラマでご一緒させていただいた大先輩の水谷さんが、映画の監督をなさる。それも近々!と伺った瞬間、心の中で「出たい!」と願ってました。それが叶った時は嬉しかったですね。水谷さんの現場は温かいんです。しかも色々と学べる。実際、監督として立たれた水谷さんは、イソップ物語に出てくる太陽のような人だった。陽光を浴びる俳優たちが、すっと心を開いて、その光に応えたくなるような感じなんです。僕の場合、最初に脚本を拝読した時、鶴間は二枚目かと思ったので、檀さん演じる理子を格好良く支えたいな、と思ったのですが、見事に別方向に導かれました。監督は、僕の芝居に寄り添った形で、想像をはるかに超えるシチュエーションに引っ張ってくださったんです。面白かったですね。そうして出来上がった鶴間を、観客の皆さんには微笑ましく思っていただけると嬉しいです。個性派の俳優陣が演じる登場人物たちは、皆、クソ真面目に苦難に立ち向かっていきます。が、そのさまは、どこかおかしくて、愛おしい。最後の彼らの笑顔が、きっと皆さんの笑顔につながると信じています。是非劇場でご覧ください。・町田啓太今回、水谷組に参加できると聞いてすごく嬉しかったです。現場に入り、毎回監督に演出のアイディアをいただくのですが、なんで俺は気づかなかったんだろうと悶々とし、自分なりに咀嚼して出せるかが毎回の課題でしたが、実はそれが楽しかったです。圭介というキャラクターは交響楽団のトランペット奏者です。自分自身、トランペットは小学生の頃少しだけ触れたことはあったのですが、とにかく音を出すのが難しく、苦戦しました。ですが、合奏のシーンではプロの方々と音楽を奏でることが出来、今後の人生でもうないだろうなと思ったので貴重な経験をさせてもらいました。撮影は今まで味わったことない感覚で終わってほしくない時間でした。その雰囲気などが映像を通して伝わると思うので、皆さんに見ていただきたいです。また本編ではチャーミングな人たちも、楽器を持つと雰囲気がガラッと変わるので、是非そこにも注目してみてください。・森マリアこの作品に出演が決まったとマネージャーさんから聞いたときはただただびっくりしました。私が演じる、宮園あかりは明るくはっきりとした性格で、ヴァイオリンのプロの道を諦めなければならない状況でも、弾くことを諦めずアマチュア交響楽団で演奏している一生懸命な女性です。そんなあかりを体現できるよう、ひたすらヴァイオリンの練習をしました。元々楽器を習っていたのですが、5年ぶりの演奏だったのでとにかく必死でした。ですが、弾いていくうちにどんどん楽しくなっていき、私の一部だと思えるようになりました。初めての映画出演で、上手くいかず悩んだことも多かったのですが、監督がかけてくれる言葉の一つ一つが魔法みたいで、演技を楽しむ気持ちをも持つことが出来ました。圧巻のオーケストラシーンはもちろん、楽団員一人一人のそれぞれの想いなど沢山のシーンを是非劇場でご覧ください!・水谷豊監督【石丸さん出演にあたって】この物語のメインである、アマチュア交響楽団を立ち上げたのは理子と鶴間です。石丸さん自身、楽器をやっていて音楽を愛している方なので、その石丸さんが鶴間を演じて下さったことで交響楽団の存在がよりリアルなものになりました。鶴間の大人の優しさに何度となく癒されながら、サックスを吹くシーンは必見です。【町田さん出演にあたって】町田くんは若手の中でも勢いがあり、感性の素晴らしさに注目していました。太陽とボレロでは若手トランペット奏者の役ですが、シーンを撮るたびにかっこよさとユーモアを兼ね備えた圭介というキャラクターが出来上がっていきました。魅力溢れる町田くんのセンスが作品の中で光っています。【森さん出演にあたって】あかりの役は吹き替えなしにヴァイオリンが弾けること、弥生交響楽団の中で太陽のような存在であることがイメージでした。かつてヴァイオリンをやっていたとはいえ、マリアちゃんは短期間の猛特訓で見事なヴァイオリニストになってくれました。彼女のフレッシュさと愛くるしさもまた、この作品の見どころのひとつになりました。『太陽とボレロ』は6月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽とボレロ 2022年6月、全国にて公開予定©2022「太陽とボレロ」製作委員会
2022年02月15日4月8日(金)に公開となる『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』から赤楚衛二と町田啓太(劇団EXILE)の新ビジュアルが公開された。「チェリまほ」は童貞のまま30歳の誕生日を迎えたことにより“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた安達(赤楚衛二)と、そんな彼に好意を抱く会社の同期の黒沢(町田啓太)によるラブコメディ。180万部突破の豊田悠原作の人気コミックをドラマ化した本作は、昨年10月期(テレビ東京系列/木ドラ25枠・全12話)で放送され、そのあまりにもピュアなストーリー展開と登場人物たちの愛らしいキャラクター像がSNS上で話題をさらい、回を追うごとにファンが激増した。今回、公開されたビジュアルでは、安達が初めて黒沢の心に触れたオフィスで、再び黒沢の心に耳を傾けようと寄り添う安達と、部屋着姿でくつろぐ穏やかなふたりが描かれている。ドラマでは晴れて恋人となり、魔法がとけてハッピーエンドを迎えたかのように思われたが、映画でも安達は、なぜかまだ魔法が使えているよう。社内恋愛も順調な幸せな日々の中、安達に1200km離れた長崎への転勤の話が舞い込む。やりたい仕事ができるチャンスに喜ぶ安達。しかし、転勤話をめぐり、互いを想い合うがゆえに黒澤とすれ違ってしまう。そして、ふたりは未来について考え始めて……。映画版の新キャストも発表され、安達が転勤する長崎支社の同僚役に松尾諭、安達と黒沢の両親役として、遠山俊也と榊原郁恵、鶴見辰吾と松下由樹の出演が決定した。恋人となったふたりの一歩進んだ世界を映画版では見せてくれそうだ。映画版主題歌・挿入歌は、ドラマでも大好評だったアーティスト2組の続投が決定。ドラマ版オープニングテーマ「産声」のOmoinotakeは、映画版主題歌「心音」を、ドラマ版エンディングテーマ「Good Love Your Love」のDEEP SQUADは、映画版挿入歌「Gimme Gimme」をそれぞれ書き下ろす。音源詳細は、今後発表予定。さらに映画公開に向けて、ドラマの再放送やネット配信も行われている。【ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』再放送&ネット配信情報】<テレビ放送>◆テレビ東京毎週水 27:20~27:50 オンエア中◆テレビ北海道毎週水 24:00~24:30 オンエア中◆テレビ大阪毎週土 25:26~25:56オンエア中◆TVQ九州放送毎週土 26:00~26:30オンエア中◆BSテレ東毎週日 26:45~27:15オンエア中※2月13日、20日は深夜26:55~予定< ネット配信>◆TSUTAYA TV / Paravi / J:COMオンデマンド / TELASA / milplus / auスマートパスプレミアム / Hulu配信中◆ネットもテレ東配信中『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』4月8日(金)より公開
2022年02月10日連続ドラマに始まり、勢いを加速させ続ける人気シリーズ「コンフィデンスマンJP」。1月14日に公開される劇場版第3弾は『コンフィデンスマンJP 英雄編』と題して、マルタ島を舞台に、元マフィアが所有する古代ギリシャ彫刻、そして当代随一の腕を持つコンフィデンスマン(詐欺師)に受け継がれる称号「ツチノコ」をめぐって騙し合いが展開する。そこで新たに登場するのが、瀬戸康史演じる“インターポールの狼”こと国際警察のスーパーエリート捜査官・マルセル真梨邑だ。ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)を追い詰める役で、人気シリーズに爪痕を残す力演を見せる瀬戸にインタビュー。「ついに、ダー子たちを捕まえちゃうぞ!」と笑顔で語る瀬戸に、人気シリーズに初参戦した感想や、エリート真梨邑への挑戦について聞いた。また、イラストが得意で、絵に個性があると嬉しいという瀬戸に、役者としても「ユニークだ」と言われたいか質問すると、その答えに瀬戸の役者としてのポリシーが覗いた。○■生みの苦しみのあるキャラクターにワクワク――人気作への初参加になりました。もともと「コンフィデンスマンJP」シリーズのファンだったので、とても嬉しかったです。周りにもファンが多いので羨ましがられました。ドラマの時も、僕が撮影していた隣のスタジオで撮っていて、東出さんにも会ったりしてたんです。口には出しませんでしたが、羨ましいなと思ってました(笑)。それが今回こうしてオファーをいただいて、こんなこともあるんだと嬉しかったです。――マルセル真梨邑として脚本を読まれた感想は?準備しないといけないことが多いなと思いました。生みの苦しみがあるだろうなと。これを演じられるんだとすごくワクワクしました。――特に苦労されたのは?真梨邑のキャラクターの作り方というか、変に悪目立ちしすぎてもダメでしょうし。でも個性も出さないと。――『ルパンの娘』では誠実な刑事でしたが、今回はインターポールですね。和馬はまっすぐで泥臭い刑事でしたけど、真梨邑はスマートで何を考えているかわからない人。というか、インターポールと聞くと、僕は銭形警部しか浮かばなかったんですけど(笑)。でもエリートだということは誰もがわかる設定ですからね。そしてなぜかオッドアイなんです。確か脚本には書かれていなかったと思うのですが、田中(亮)監督と話して、色々なカラーコンタクトを試しながらキャラクターを作っていきました。○■小手伸也は現場でも五十嵐ポジション――シリーズのファンだったとのことですが、チームの結束を感じましたか?もちろん。めちゃくちゃ出来上がっているチームですから。みんな多くは語らずに、暗黙の了解というか、「ここはこうしましょう」とか特に言葉で語らずともみんなで理解して進んでいく感じでした。そこに入るのはやっぱり緊張するものですが、みなさんのおかげで、すんなり溶け込むことができました。――瀬戸さんが昔から知っている城田優さんも、お宝を所有しているスペインの元マフィア役で初参戦ですね。意外と作品ではご一緒してなかったんです。城田さんはコミュニケーション能力がめちゃくちゃ高くて、緊張もするんでしょうけど、どこでも生きていける人です。僕にはそんなコミュニケーション能力はないのですが、スタッフさんも含め、すごくいいチームで入りやすかったです。あと驚いたのが、小手(伸也)さんが、五十嵐みたいに普段からいじられていたことですね(笑)――舞台挨拶やバラエティ番組に出られる時も、長澤さんはじめ、キャストのみなさんにいじられていますね。カメラの外でもあのまんまです。小手さんとはその前に、三谷幸喜さんの舞台(『23階の笑い』)でご一緒したんです。同じ楽屋だったのですが、普段静かな方で、僕も静かなので、楽屋でほぼ話しませんでした。だから五十嵐はあんな感じだけれど、「コンフィデンスマンJP」の現場でも、本当は落ち着いた感じなんだろうなと思っていたら、めちゃくちゃいじられていてビックリしました(笑)。本当に和気あいあいとした現場でしたね。○■鼻に抜けるフランス語での指示出しに苦戦――さて、インターポールのエリートということで、英語やフランス語を披露されていました。これまでにも特に英語を話す役をされていますが、英語力のキープは意識的にしているのでしょうか?いえ、その都度です。一時期英語をしゃべる役が続いたからキープできてるんですかね。だから英語はまだよかったんですけど、フランス語は久しぶりだったのでつらかったです。フランス語ってカタカナで表せないものが多くて、先生のをひたすら聞いて真似するしかないんです。――以前も、『合葬』でのモントリオール映画祭で披露された、フランス語でのスピーチが話題になりました。あれも、今聞くとカタカナだなと思います。ということは、少しは成長しているかなと。ただ、今回はセリフが多かったのと、インターポールとして指示出しをフランス語でするというのが、何より難しかったです。「何々班はこっち!」みたいなのを、英語だとGO! と言えるのが、フランス語だと、ふにゃふにゃ~と鼻に抜けていくような言葉ばかりなので。気合いを入れて言うのが難しかったです(苦笑)――英語の勉強の際にはドラマ『フレンズ』をかなり観たそうですが、たとえば今フランス語の映画などを観ると、ちょっとはわかるようになってます?全くないです。聞き取れないです、何も。たぶんフランス語は四六時中聞いてないと聞き取れるようにならないんじゃないですかね。今回、城田さんがスペイン語を話してるんですけど、脚本に書いてあるスペイン語のセリフを「これはこうは言わない」とか話されていて、わかる人はそういうやりとりもできるからステキだなと思いました。僕は言われるがままなので(笑)――新しく挑戦したい語学を挙げるなら?えー、今のところないですね。あ、でもどこだっけな、すごく可愛い言葉があるんです。僕がやってる『グレーテルのかまど』という番組で知ったんですが、そうそう、バスク地方のバスク語。これがすごく可愛いんですよ。ただマイナーな言葉なので、披露できる場所がありませんけど、気になるのはバスク語かな。○■称号がもらえるなら?――今回、ダー子たちのターゲットはギリシャ彫刻の“踊るビーナス”です。瀬戸さんはご自身でもイラストを描かれますが、部屋に置きたい美術品などはありますか?エゴン・シーレという画家の絵はいつか欲しいなとは思います。まあでもお高いですし。欲しいな、くらいの気持ちですけど(笑)――余るほどのお金があったら、そうした絵画や美術品、コミックなどでもいいですが、囲まれて暮らしたいですか?フィギュアなども好きですが、かさ張るしあまり集めないようにしてるんです。部屋がごちゃごちゃするのは好きじゃないので。数を置くのではなくて、本当に好きなものを厳選して置きたいです。――今回、詐欺師たちは美術品だけでなく、「ツチノコ」の称号も狙っています。瀬戸さんが何か称号をもらえるなら?この質問、ほかのところでも聞かれたんです(笑)。その時は地元が福岡なので、「”福岡大好きです”の称号」をもらいたいと言ったんですが、ここでは違うものを……じゃあ、イラストで。僕、自分では自分のイラストに個性がないと思うんですけど、周りの方からは個性的な絵を描くねと言われることもあって、それは嬉しくて。だから「”意外とイラストのオリジナリティがあるよね”称号」が欲しいです。――(笑)。瀬戸さんのイラスト、色合いも可愛くて私も好きです。あれはパソコンで描いているのですか?iPadのCLIP STUDIO PAINTというソフトで描いてます。色合いは感覚ですね。――役者としてもユニークだね、オリジナリティがあるねと言われるのは嬉しいですか?それはあまりないです。僕自身は役者としてその世界にどれだけ馴染めるかということを目指しているから、個性派俳優、ユニークと言われるよりも「馴染んでいる」と言われる方が嬉しく思います。――真梨邑も、「コンフィデンスマンJP」の世界に馴染みまくってました。最後に見どころをお願いします。これまでにいろんなピンチをくぐり抜けてきたダー子たちも、今回はそうはいかないぞ、と。インターポールの僕が立ちはだかって捕まえちゃうぞ、と。僕の仕事はそこなので、期待してください。ついに、ダー子たちを捕まえちゃうぞ!■瀬戸康史1988年5月18日生まれ、福岡県出身。近年の出演作に、ドラマ『透明なゆりかご』『まんぷく』(18年)、『デジタル・タトゥー』(19年)、『私の家政夫ナギサさん』(20年)、『男コピーライター、育休をとる。』(21年)、『ルパンの娘』(19年〜20年)、映画『ミックス。』(17年)、『寝ても覚めても』(18年)、『事故物件 恐い間取り』(20年)、舞台『マーキュリー・ファー』(15年 演出:白井晃)、『遠野物語・奇ッ怪 其ノ参』(16年 脚本・演出:前川知大)『陥没』(17年 作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ)、『ドクター・ホフマンのサナトリウム』(19年 作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ)、『23階の笑い』(20年 作・演出:三谷幸喜)、『日本の歴史』(21年 作・演出:三谷幸喜)、『彼女を笑う人がいても』(21年 演出:栗山民也)など。主演映画『愛なのに』は2022年2月25日公開。(C)2022「コンフィデンスマンJP」製作委員会
2022年01月16日町田啓太主演のドラマ「ダメな男じゃダメですか?」が、2月2日(水)より放送されることが決定した。本作は、テレビ東京にて放送中、テレビ東京×めちゃコミックで共同開催した、漫画化とドラマ化作品を同時に選ぶドキュメンタリープロジェクト「僕を主人公にした漫画を描いてください!それをさらにドラマ化もしちゃいます!!」にて、大賞を獲得した作品のドラマ化。ある日、東京で偽りの人生を送る見栄っ張りな大学生と、田舎暮らしのパワフルなおばあちゃんが入れ替わってしまうことに。「やりたいことに向けて正直に生きること」をテーマに、「自分を偽らなくても、ありのままで生きて良いということ。人間誰しも必ず光るものがあるということ」を描いていくコメディドラマ。本プロジェクトの審査委員長でもある町田さんが演じるのは、偽りの自分を繕って過ごすヘタレな主人公・田町権太。権太とは性格が真逆で、どんなことにも挑戦していくスーパーポジティブなおばあちゃんの落合カツヨを、宮崎美子が演じる。町田さんは「もちろん権太とカツヨの入れ替り劇も注目して頂きたいポイントですが、原作者の大盛さんが僕になったらやってみたい…かもしれないことを盛り込んでくださったと聞きました。そして僕のふるさとの言葉を僕が話すのも聴いてみたいと。まだ出会ったことのない自分に出会えそうだと見事に挑戦心をくすぐられました」と印象を明かし、「癖の強い愉快な物語になっています。初めてこんなにも作品づくりに深く関わらせてもらえたので、普段あまり言いませんが敢えて言わせて頂きます。絶対観てください。平日の深夜にひっそりと笑ってもらえたら嬉しいです」とコメント。「思ったよりも個性的なおばあちゃんだったので、少し不安もありました」と語る宮崎さんは、「実際、撮影していきますと、入れ替わった後の方が分量が多いので、元のばあさん役に戻るとすごく楽なんです。また、田町という青年はSNSの中で虚構の自分を作っているので、最初は、その感じを理解するのが難しかったです」とふり返り、「ちょっと深い時間ですが、町田さんがおばあちゃんなんですよ。見逃したらもったいないです」とメッセージを寄せている。ほかにも、いつも権太のことを気にかけてくれる、学生時代からの権太の彼女・葛西真央を、元「乃木坂46」の深川麻衣。権太の大学時代のバイト仲間で、権太を慕う後輩・中野奏助を加藤清史郎が演じることも決定。深川さんは「どんな方にも楽しんでいただける内容になっていると思います。ぜひ、お楽しみにしていてください!」とアピールし、加藤さんも「中野くんは入れ替わった2人に振り回されまくります(笑)。乞うご期待下さい!!」と呼びかけている。▼「ダメな男じゃダメですか?」第1話あらすじ田町権太(町田啓太)は、子どもの頃から周りに影響されやすく流されやすい性格のまま育ってきた。大学生となり就活に失敗し、たまたま投稿したSNSでバズったことでSNSにのめり込んでいく。そんな権太を心配した田舎の母親は、祖母のカツヨ(宮崎美子)に権太の様子を見てきてほしいと頼む。そして、孫の情けない姿を見たカツヨは「身い染みろい!!」と強烈な鉄拳をお見舞い!すると、権太とカツヨの中身が入れ替わっていて…。「ダメな男じゃダメですか?」は2月2日(水)スタート。毎週水曜日深夜1時~テレビ東京ほかにて放送。Paravi、Amazon Prime Videoにて配信中。※初回2月2日、9日、16日の放送時間は10分押しの深夜1時10分~(cinemacafe.net)
2022年01月13日映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』(1月14日公開)のワールドプレミアが10日に都内で行われ、長澤まさみ、東出昌大、小手伸也、小日向文世、松重豊、瀬戸康史、城田優、生田絵梨花、角野卓造、江口洋介、田中亮監督が登場した。同作は脚本家・古沢良太によるオリジナル作で、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる。国際警察の捜査官・マルセル真梨邑を演じた瀬戸は「すごくハードルの高い役どころだったんですけど、本当に和気あいあいとした現場ですんなり入ることができて、変な緊張もなくなりましたね」と感謝する。「本当にかっこいい役」と紹介されると、「いやあそうなんですかねえ。自分でかっこいって言うのは、アレじゃないですか」と照れていた。小日向が「瀬戸くんって、よく見るとベビーフェイスなんですよ」と言うと、瀬戸は「よく見なくてもベビーフェイスですよ」と苦笑。小日向は「でも今回はちょっと怖い感じで、リチャードの次にかっこよかった」と自身の演じたリチャードが1番ということを譲らぬまま褒める。フォトセッションでは、同作仕様のお札が大量に降り、瀬戸の頭に乗っていたために客席がざわつき、和やかな笑いも起こっていた。
2022年01月10日赤楚衛二が演じる30歳の誕生日に“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた安達と、そんな彼に好意を抱く町田啓太が演じる同期の黒沢によるラブコメディの映画化『チェリまほTHE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』から、赤楚さん、町田さんのスペシャルメッセージ入り特報映像が解禁された。2020年10月期に放送されたドラマは、放送直後に「チェリまほ」が日本・タイ・韓国・ベトナムなどでトレンド入りを果たし、いまや200以上の国や地域で見られるまでになり、その勢いはワールドワイドに。さらに、ギャラクシー賞「月間賞」「マイベストTV賞第15回グランプリ」受賞などドラマ界の賞を総なめに。映画化と2022年4月8日(金)に劇場公開されることが発表されると、たちまち「チェリまほ」がトレンド1位を獲得した。映画のキャストには、7月期に放送されたドラマ「彼女はキレイだった」や終了したばかりの「SUPER RICH」など、注目作品への出演が続く赤楚さん。同じくドラマ「SUPER RICH」でも赤楚さんと共演した町田さんに、浅香航大、ゆうたろう、草川拓弥(超特急)、佐藤玲、鈴之助らドラマでお馴染みの個性的なレギュラーキャストが引き続き総出演。さらに今後、追加キャストの発表も予定されている。特報は、赤楚さんと町田さんからのスペシャルメッセージからスタート。映画化を「嬉しい」と喜び、映画ではドラマのその後が描かれることについて意味深に微笑む2人。続いて、ドラマの名シーンを凝縮したシーンが連続。“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた安達が、「めっちゃドキドキする」「ごめんな、好きになって」「安達はオレにとって…特別なんだから!」といった黒沢の“好意がダダ漏れの心の声”が!人生で初めての自分への熱い好意に戸惑う“初々しさ全開”の安達と、クールなポーカーフェイスの裏で安達への恋心が本人にバレているとは知る由もない“恋心全開”の黒沢の2人が、時にコミカルに、時に切なく、心の繋がりを強くしていく。そしてついにクリスマスイブに恋が成就すると、晴れて“魔法使いも卒業”したかのように思われたドラマのエンディングだったが、映画ではなんと魔法が復活!あの夜に一体何があったのか。果たして、この恋はどうなるのかが描かれていく。映画は現在、絶賛製作中。公開に向けて、ドラマの再放送やネット配信も決定している。『チェリまほTHE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』は2022年4月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~ 2022年4月8日より全国にて公開©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会
2021年12月28日