カジュアルイタリアンで、楽しく温かい時間を過ごす「イタリアン食堂ヴァベーネ(Va bene)」は、吉祥寺で気軽にイタリアンが楽しめるお店です。肉料理を中心としたワインにピッタリのメニューが揃い、肉バルや居酒屋、パスタのお店としても利用されています。店内は、木の温もりを感じるカジュアルで入りやすい雰囲気。カウンター席やテーブル席、集まりに最適なロフト席など座席も充実しています。大きな炭火焼き台に生樽クラフトビールが5タップと、本場の空気感も味わってください。元気が湧き出るモリモリサラダはシェアして召し上がれ「生ハムとパルミジャーノ ガッツリ盛りサラダ」は、フレッシュなサラダを濃厚な生ハムと香り豊かなパルミジャーノで飾り付けた一品。ローストした玉ねぎの甘みと、香ばしい香りのドレッシングが一体感を生む、野菜が主役の料理です。野菜は信頼する契約農家から直接仕入れたものだけ使っているので、新鮮そのもの。ボリュームたっぷりなので、シェアして食べるメニューとしてもおすすめ。自家製パスタに牛の旨みがよく絡む食べ応え満点の一皿シナモンとグローブの香りが食欲をそそる「あか牛のラグーソースのタリアテッレ」。あか牛の旨みとパルミジャーノのコクが平打ちパスタに絡み、口の中で広がる一品です。乾麺には出せない、自家製の手打ちパスタのしっとりモチモチの食感がおいしさのポイント。ボロネーゼソースとの相性も良く、食べ応えのある麺に奥深い味わいのソースがよく絡みます。おいしくてヘルシー! 脂肪分控えめのあっさりステーキ希少部位のイチボを使った、「熊本産あか牛イチボの炭火焼き」も人気のメニューです。余分な脂肪が入っていない、さっぱりした美味しさが特徴の熊本産あか牛。噛む必要がないほど柔らかく、甘みとコクが味わえます。赤身ながら血生臭さはまったく感じません。炭火でサッと香ばしく炙っただけのシンプルな調理法だからこそ、お肉本来の美味しさが際立ちます。レアのあか牛と赤ワインの組み合わせは、まさに最強タッグ。満足間違いなしのメインディッシュです。料理よし雰囲気よしで、様々なシーンに大活躍客層は30~40代がメイン。女子会やデート、家族との食事や記念日での利用が多く、地元のお客さんにも親しまれるお店です。カウンター越しにキッチンがあり、調理の様子を見ながらお酒と料理を楽しむこともできます。来店の狙い目は、平日の夜とランチタイム。世代を問わず誰でも気軽に入れて、お好きなスタイルで楽しめます。美味しい肉料理が食べたいとき、本格的なクラフトビールが飲みたいときにもぜひ立ち寄ってみましょう。お店までは、JR中央線、京王井の頭線「吉祥寺駅」公園口(南口)を出て徒歩5分ほど。OIOIの右側の道を井の頭公園方面にまっすぐ歩くと左手に見えてきます。温かい雰囲気で、何度でも訪れたくなるイタリアン。笑顔と活気であふれる「イタリアン食堂ヴァベーネ」に行ってみませんか?スポット情報スポット名:イタリアン食堂ヴァベーネ (Va bene)住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-17-9電話番号:0422-26-7235
2017年10月25日俳優・佐藤健による書籍「るろうにほん 熊本へ」の発売記念会見が4月16日(日)に行われ、佐藤さんが記者陣に熊本の“うまかもん”名物だご汁をふるまった。佐藤さんは、熊本への特別な思いを語った後、「映画の撮影で訪れて、そこで初めてくまモンと出会って。それからマブダチなんですけど(笑)」と、無類のくまもん好きであることを告白し、大きな笑みを広げていた。佐藤さんにとって、熊本県は映画の撮影で度々訪れている縁の深い土地。撮影地であり、自身の代表作でもある映画『るろうに剣心』と、「日本」を掛け合わせたオリジナルの言葉がタイトルになった書籍「るろうにほん 熊本へ」は、熊本地震の復興を願って佐藤さん自らが企画した1冊。売上の一部を熊本の地元自治体へ寄付することも発表されている。この日、はじめに1分間の黙とうをささげた佐藤さんは、出版までの道のりについて、震災後、自分にできることがないかを考えていたという。「復興支援本とでも言うんでしょうか。以前、熊本に炊き出しに行ったとき、観光客が減っていることがすごく困っていると聞きました。熊本の素敵な場所や景色、食べ物を改めて紹介することで、足を運ぶきっかけになったらいいという思いで、出しました」と、佐藤さんなりの復興支援の気持ちから生まれたことを明かした。本の撮影は、トータルで4日かかったそうで、地元の人も知らないような、とっておきの穴場なども収められている。佐藤さんは、「僕は、熊本以外の方に作りました。ガイドブックはたくさんあるけど、そういうのには載っていないところが載っています。山の中にある水源とか牧場とか、自然の景色がすごく印象に残っています」と熱弁した。ちなみに、佐藤さんが好きな熊本グルメは、「馬刺しを食べるのは決まり事で儀式みたいなもの。新しく出会ったもので言うと、あか牛のステーキをいただいて。全然肉の質が違うんです!いつもは150gくらいだけど250gくらいいける」と、目を輝かせ饒舌になっていた。「るろうにほん 熊本へ」は現在発売中。(cinamacafe.net)
2017年04月16日「今の熊本城があるのも“お城を大切にしたい”という人々の思いと努力があったから。その気持ちを大事にしていきたいです」 そう語るのは、熊本城の修復作業に奮闘する「熊本城調査研究センター」の木下泰葉さん(27)。昨年4月14日から、震度7などの激震が相次いだ熊本地震。一連の地震での死者は50人。地震後体調を崩すなどした「災害関連死」を含めると200人を超える犠牲者を出した大地震から、まもなく1年。市民のシンボルである熊本城は、いまだ痛ましい姿を見せている。 「市民の皆さんもお城を見るたびに心を痛めていると思います。(加藤)清正公がわずか6年で建てた熊本城は、今は国の重要文化財。文化財の復旧は“元どおり”が原則です。急いで作業することもできますが、価値を損なうことなく修復するためには、時間がかかってしまうのです」(木下さん・以下同) 木下さんは福岡県久留米市出身。熊本大学で歴史学を専攻し、4年前から熊本市役所の専門職員として、熊本城の歴史についての調査・研究を担当してきた。いわば熊本城が“職場”だ。 「震災直後は市民の生活再建が最優先。城の復旧は、どうしても後回しになると思っていました。しかし、地震の数日後には、市民の方々から『早く城を修復してください』、『城の復旧支援金の口座を作ってほしい』という声が上がったのです。お城が本当に熊本市民に愛されていることを感じました」 そんな木下さんが復旧作業のため熊本城に入ったのは、震災から1週間後のこと。 「4月16日の本震で、天守閣から大量の瓦が落ち、重要文化財の東十八間櫓は石垣ごと倒壊。熊本城の石垣は全体の3割で修復が必要なほど崩壊していました……。無残な姿に涙が止まりませんでした。そして、熊本の人たちが元気になるために、私ができることはあるかを考えました」 今回の熊本地震で、熊本城は国の重要文化財13棟が被災、石垣は53カ所も崩壊するなど、大きな被害を受けた。熊本の人たちに笑顔を取り戻すため−−、彼女がたどり着いた答えは“歴史に学ぶこと”だった。 「清正公の手紙や家老たちの日記といった古文書、宮内庁に所蔵されている史料などから、城の被災履歴を調べました。熊本城は、1625年の地震で天守が被災して以来、明治22(1889)年の大地震までに何度となく被災しては修復されていたのです。それだけ人々に愛され、修復されてきた城であることがわかったとき、“また再建できる!”と励まされました」 小さいときから歴史に興味を持ち、休日には全国の城巡りをしていた“歴女”の木下さん。だが、当分は熊本城に“尽くす”つもりだ。 「天守から落ちて割れた大量の瓦の裏には、それを寄進した方の名前が書かれていました。熊本城が多くの人たちの思いによって守られてきた証しですよね。今は、恋愛や結婚より、寝ても覚めても熊本城のことばかり。完全に修復するまでには20年以上かかるかもしれませんが、熊本の人たちが城を見上げて、笑顔になってくれるまで頑張っていきたいです」
2017年04月16日「この春キャベツの甘味は特別。去年の10月に植えて、氷点下7度になるほど厳しい冬を乗り越えたからこそ出るもの。しかも震災を乗り越えた私たちが作るキャベツだから、1年前よりも格別においしくなっています」 熊本県西原村。雄大な阿蘇山のふもとにある畑で、藤本奈菜恵さん(31)と妹の未和さん(28)は、丸々としたキャベツの収穫をしていた。昨年4月14日から、震度7などの激震が相次いだ熊本地震。一連の地震での死者は50人。地震後体調を崩すなどした「災害関連死」を含めると200人を超える犠牲者を出した大地震は、農業にも甚大な被害を与えた。農地をはじめ、ため池や水路などの損壊は5,000件以上。九州一の米どころでありながら、稲作を断念した農家も少なくない。 「私たちの自宅も本震で倒壊寸前まで傾いてしまいました。私もタンスの下敷きになり、なんとか助けてもらいましたが、それ以上に深刻だったのが田畑。ため池が決壊して、収穫直前のにんじん畑が水浸しになってしまって……」 そう当時を振り返る未知さん。奈菜恵さんが続ける。 「それを見て落ち込んだのは父でしたね。水路が壊れ、農業用水が来なくなり、『もう何もかもおしまいだ』とすっかりやる気を失っていました。父は農業のプロだから、被害の大きさから絶望したのかもしれません。でも、私たちは素人感覚で“なんとかなる!”と思ったんです」 震災後は、2人で軽トラに寝泊まりして農業を続けた。 「水路が壊れているから畑にまく水は、川からくんでこなければなりません。余計な作業は増えましたが、落ち込んでいる父や近所のおじさんを見ていると、“若い私たちが、なんとかしないと”と思うようになったんです」(未和さん) そして、熊本地震は姉妹の意識も大きく変えた。 「野菜を食べた人の反応がわかったのは、ある意味、地震のおかげ。“復興マルシェ(仮設直売所)”のお客さんの『おいしい野菜で元気をもらった』と話す笑顔を見て、もっとおいしくしたい!と」(未和さん) あの地震から1年。姉妹はにんじん、キャベツ、大根を育てながら、花の栽培にまで手を広げている。父親も2人の姿で元気を取り戻した。地震で農業に見切りをつけた近隣の7軒から土地を借り受け、全部で約3万6,000坪の畑を手掛けるまでに、規模を拡大している。 「力仕事は男性には負けますが、畑に女性がいるのは珍しいから、おじいちゃんたちが優しくしてくれます。野菜を上手に育てるコツも、私たちが聞くと、すんなり教えてくれるんです。それに、野菜は質にこだわって、手間ひまをかければ、おいしくなります。農業には本当に“やりがい”がある。就農したい女性がもっと増えたらいいですね」 奈菜恵さんがそう語ると、未和さんが続けて−−。 「熊本の野菜のおいしさを世界中の人に知ってもらいたい。そのために法人組織にして、いずれはフィリピンなどの海外で“メード・イン・クマモトの野菜”を作りたいんです」 姉妹が作る野菜は、たくさんの夢が詰まって、さらに甘味を増している。
2017年04月16日「ワンピース×チームラボ デジタルアー島の冒険 in熊本」を熊本・鶴屋ホールにて開催。会期は、2017年4月26日(水)から5月7日(日)まで。本イベントでは、ウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」と、国民的少年漫画『ワンピース』がコラボレーション。最新のテクノロジーを駆使し、作品の世界を体験できるイベントだ。2015年の夏に東京・お台場で開催され、45日間で入場者29万人と言う大盛況を記録した本イベントが、作者の出身地である熊本に初上陸する。会場では、新作の「お絵かきチョッパーペーパークラフト」を含めた、「お絵かきチョッパー」、「トンタッタ族が住まうテーブル」、「チームラボカメラ 麦わらの一味vsDr.ボラム」の計4作品を展示。アートやテクノロジー、クリエイティビティを掛け合わせチームラボの仕掛ける展示は、まるで自分の麦わらの一味に加わったような気分を味わえる。『ワンピース』の中でもその愛らしさで人気を誇るチョッパーをフィーチャーした「お絵かきチョッパー」では、紙にチョッパーを描くと、自分が描いたものが目の前の巨大スクリーンに登場。そのスクリーンのチョッパーに触れると、それに反応して様々な動きをしてくれる。さらに、初公開となる新作「お絵かきチョッパーペーパークラフト」ではその描いたチョッパーで、オリジナルのペーパークラフトが作成できる。自由に創り出した”自分だけの世界でたった1つのチョッパー”と、実際に触れあい、ペーパークラフトで組み立て、家に持ち帰ることができる夢のような展示だ。その他に、人気キャラクター「ルフィ」と「サボ」に変身した自分の姿が画面に映し出される「チームラボカメラ 麦わらの一味vsDr.ボラム」も。変身した姿は動画として録画されるので、SNSにシェアしても楽しめる。また、テーブルに映し出された逃げ廻るトンタッタ族を、ゲーム感覚で実際に自らの道具や手を使って助ける「トンタッタ族が住まうテーブル」も体験できる。【詳細】ワンピース×チームラボ「デジタルアー島の冒険 」in 熊本会期:期間: 2017年4月26日(水)~5月7日(日)会場:鶴屋ホール住所:熊本県熊本市中央区手取本町6-1 鶴屋百貨店 東館 7F時間:10:00〜19:00 (金曜・土曜は19:30まで)※各日入場は閉場30分前まで。※最終日5月7日(日)の入場は15:30まで。(16:00閉場)休館日:なし料金::大人(中学生以上) 1,200円 /前売 1,000円、子ども(3歳~小学生) 700円 /前売 500円※混雑時は入場制限する場合あり。※ペーパークラフト、お絵かき用紙は別途料金(100円)が必要。■チケット購入先セブンチケット(セブンイレブン各店)、ローソンチケット(Lコード:82435)、チケットぴあ(Pコード:990-810)、イープラス(ファミリーマート各店)、熊日プレイガイド(びぷれす熊日会館B1F)【問い合わせ先】テレビ熊本事業局TEL:096-351-1140(平日10時~17時)
2017年04月02日『るろうに剣心』シリーズや『バクマン。』など様々なヒット作に出演する人気俳優・佐藤健が、書籍「るろうにほん熊本へ」を発売することが決定。本日3月21日(火)21時より予約受付開始、4月14日(金)より一般発売となる。佐藤さんにとって熊本とは、『るろうに剣心』の撮影で度々訪れており縁の深い場所。今回、「熊本地震の復興に少しでも役に立てたら」と佐藤さん自らが本書を企画し、熊本の地元自治体の協力のもと、昨年7月と8月に熊本県内にて撮影が行われた。本書は、210ページ&表紙&カバーのオールカラー仕様。熊本県内各地での魅力溢れる人々との出会いから、守るべき日本の伝統文化、そしてその未来について考える、“ロードムービー的BOOK”となっており、熊本のおいしい食べ物や素敵なお店、風景など、ガイドブックとしても活用できるような様々なスポットも紹介されている。そして、本書の中では熊本市をはじめ阿蘇市、南阿蘇村、宇城市、上天草市、合志市、高森町、産山村に足を運んだ佐藤さん。撮影を終え、「今回旅したところはすべて本当に素敵なところばかりですし、まずはこの本に載っている場所を起点に、ぜひ行って、味わって、経験してみてください」と呼びかけ、また「そして、その先でみなさんがまだ見ぬ素敵な場所を見つけてくれたら、より嬉しいなあと思います」と多くの人々に、この地を訪れて欲しいとコメント。なお、震災直後の熊本城や阿蘇神社の写真も収められており、忘れてはいけない震災の記録としても貴重な資料にも。書籍の売り上げの一部は、熊本の地元自治体に寄付されるという。佐藤健「るろうにほん熊本へ」は4月14日(金)より発売。※3月21日(火)21時~アスマートほか、全国書店、各NET書店にて予約開始(cinemacafe.net)
2017年03月21日熊本県出身者で製作され、期せずして今年の熊本地震前の風景を映像の中に記録することとなった映画『うつくしいひと』が東京国際映画祭にて上映された。行定勲監督、橋本愛、姜尚中、高良健吾、米村亮太朗が舞台挨拶に登壇し、改めて復興を訴えた。もともと、「くまもと映画プロジェクト」として熊本を舞台に、行定監督をはじめ、熊本にゆかりのある人々の手で製作された本作。熊本県内の美し景色を背景に大学生の透子、探偵、謎めいた中年男らのドラマが展開していく。撮影は昨年の10月に行われ、その後、今年4月に震災が発生。期せずして熊本城をはじめ、映画の中に、震災前の熊本の姿が刻まれることになったが、行定監督は「改めて、映画には記憶する力というものがあるというのを感じました」と語る。出演者は全員、熊本出身だが、中でも謎の中年男に本職の俳優ではなく、政治学者の姜さんを、行定監督はあて書きする形で起用! 行定監督は「(映画を見た)岩井俊二監督から『姜さん、普通に演技してたね』と連絡が来ました(笑)。最初は大変だったんですよ。セリフあるのに、それを知らなった。台本を事前に渡してたのに(苦笑)。愛ちゃんに(姜さんの芝居を)受けてもらわないといけないけど、20テイクくらいやった。『姜さん、声がいいんだから、渋くやってください』と言ってもかわいくやっちゃう(笑)」と現場での様子を明かした。姜さんは「(役柄は)通行人くらいのつもりだった」とまさかのメインキャストでの出演への驚きを口にし「いま思うと、ナレーターがよかった…」と釈明し、行定監督からは「ナレーターは難しいですよっ!」とツッコミが飛んでいた。橋本さんは、姜さんとの共演について「動物的でした! (橋本さんは女優として)経験があるので、動物にはかなわない! 車に乗って2人でドライブするシーンでは、ずっとおしゃべりしてて、行定監督の話で『監督の作品からノスタルジーを感じる』とおっしゃっていて、私も、同じ何かを感じてて、そうやってお話ができてよかったです」とふり返った。また、高良さんは「行定さんと『熊本で撮りたいね』と話してて、夢がひとつ叶いました。まさか震災が起こるとは思わず撮っていましたが、震災前の景色を記録として残せてよかったと、震災から半年経ったいま、改めて思います」と語る。また、続編の制作が既に決定っしているが「震災後の“いま”の熊本を残す意味があると思うし、それで熊本に恩返しすることができれば」と故郷への強い思いを吐露。今回、高良さんは探偵を演じたが「僕がこの世界に興味を持ったきっかけはドラマ『私立探偵 濱マイク』だったので、今回の『濱マイク』を見直して、ちょっと真似してます(笑)」と明かした。橋本さんは、映画に刻まれた故郷・熊本の風景の中でも「菊池渓谷」を特に印象深い景色に挙げ「美しくて素晴らしい。あんな美しい場所を(映像に)残せてよかった。ぜひ見た方々に行ってみてほしい」と呼びかけた。この日は、映画にも登場する人気キャラ・くまモンも登場したが、ハイテンションのくまモンに行定監督は「元気すぎる!発情期(笑)」とツッコミを入れ、会場は笑いに包まれる。まもなく続編の撮影がスタートするが、監督は改めて「(震災の記憶を)風化させず、忘れずに、映画を見て熊本との距離を縮めてもらって、遊びに来てもらいたいです」と訴えた。(text:cinemacafe.net)
2016年10月27日熊本県の人気キャラクター・くまモンが25日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われている第29回東京国際映画祭(TIFF)のオープニングレッドカーペットに、熊本出身の女優・橋本愛らと登場した。くまモンは、「熊本復興支援チャリティ上映」として選ばれた『うつくしいひと』で主演を務める橋本、美尚中、米村亮太朗、行定勲監督とともに登場。タキシード姿でかっこよく決め、手を振るなど愛嬌を振りまいて観客を喜ばせた。『うつくしいひと』は、熊本にロケハンに訪れた映画監督と若い女性の出会いと小さな旅の物語。熊本出身の橋本愛、美尚中、高良健吾、石田えりなどが出演する。くまモンは、これまでも同作の上映イベントに登場し、出演者と共に作品を盛り上げていた。東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。29回目となる今年は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催される。上映本数は204作品で、オープニング作品はメリル・ストリープ主演の『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』、クロージング作品は松山ケンイチ主演の『聖の青春』。出演者による舞台あいさつなどイベントも連日行われる。
2016年10月25日熊本地震から半年を迎えた本日10月14日(金)。高良健吾をはじめ、水前寺清子、「くりぃむしちゅー」、コロッケ、スザンヌら熊本出身の著名人が出演するWebムービー「フレフレくまもと!」が公開された。今回解禁されたムービーは、熊本へのたくさんの支援に対する感謝の気持ちや、熊本の“いま”を伝え、そして、熊本県が元気に前を向く姿を伝えるべく制作。同県出身の歌手・水前寺さんが歌う「三百六十五歩のマーチ」が使用され、県立熊本工業高校吹奏楽部の演奏にのせ、原曲の1番の歌詞に加え、熊本の未来に向けて作られた「フレフレくまもと!」オリジナル熊本バージョンの作詞が続く。復興に向けたシンボルマーク「くま紋」の旗を振りながら、熊本城や阿蘇、学校など県内20か所で歌いつないでいく。映像には、約900人の熊本県民や蒲島郁夫県知事、くまモン、ロアッソ熊本選手たち、そして熊本出身の著名人らが登場。水前寺さんをはじめ、タレントのコロッケさん、お笑い芸人の「くりぃむしちゅー」の上田晋也と有田哲平。月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で有村架純とW主演を果たし、この夏の話題映画『シン・ゴジラ』でも活躍する俳優の高良さん。モデルやタレントとして活躍するスザンヌさんも顔を揃えた。本ムービーにも登場する水前寺さんは「地震から半年が経ちました。まだ復興半ばですが、熊本は元気です!これからも、もっともっと元気になります!がまだす熊本!!」と力強いメッセージを寄せている。また、震災時にグラウンドにパイプイスで「SOS」というメッセージを出した熊本国府高校の生徒たちは、人文字で「アリガトウ」というメッセージを作り、支援に対する感謝を伝える。振り付けは、様々なアーティストのPVやライブなどの振り付けを担当する振付師チームの「air:man」が務め、誰でも踊りやすい振り付けとなっている。(cinemacafe.net)
2016年10月14日アイドルグループ・嵐が、熊本県天草市大矢崎緑地公園で行われる、熊本地震復興祈願チャリティイベント「ONE KYUSHU FES」(9月18日開催)に応援メッセージ動画を寄せることが、この度わかった。同イベントは、4月14日に発生した熊本地震からの復興と、海外へ向けた九州地域資源の発信を目的としたチャリティイベント。当日は、会場限定で嵐からのメッセージ動画が流れ、熊本地震で被災した地域の子供達や、国内外の来場者総勢1万人で、嵐の楽曲「ふるさと」を合唱する。「ふるさと」は、2010年の『第61回NHK紅白歌合戦』のために制作された楽曲。作家の小山薫堂が故郷・熊本県を思って作詞した。嵐のメッセージ動画は、会場内の復興ステージで20時15分からの公開を予定している。また、同ステージでは19時10分よりミュージシャン・佐藤竹善の復興ライブも実施する。復興ソング「明日へ」の初披露や、くまモン主演映画のテーマ曲「ふるさとで、ずっと。」などの楽曲を披露する予定だ。
2016年09月07日俳優の高良健吾や、熊本県のゆるキャラ・くまもんが、7日に東京・六本木ヒルズで行われる熊本地震のチャリティイベント「くまモト応援宣言」に登場する。これは、テレビ朝日の夏イベント「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」内で行われるもので、高良が出演する熊本を舞台に制作された映画『うつくしいひと』が行っている熊本復興支援の取り組みなどを紹介。この中で、高良は12時から行われるトークショーに登場し、熊本に向けての思いを伝える。さらに、くまモン隊がステージパフォーマンスを繰り広げるほか、モアリズム、Coby、タイチジャングル、鐘ヶ江隆二、神井大治という熊本出身のアーティストによるライブも展開。会場では、熊本の物産展や、今回の地震の報道写真展なども行われる。(C)2016 くまもと映画製作実行委員会
2016年08月05日熊本の鶴屋百貨店と伊勢丹新宿店では7月20日から26日まで、熊本の復興支援と新しい記念日“ともだちの日”を広めることを目的とした共同企画「ともだちの日~手をつなごう。いっしょに歩こう。TsuruyaとISETAN」を開催する。人気キャラクター・くまモンの生みの親としても知られる熊本県出身の放送作家で脚本家の小山薫堂が提唱している“ともだちの日”は、友達に感謝の気持ちを伝え友情を深め合う日。南米では、プレゼントを贈るなど友達とコミュニケーションをとる日として広く知られている。今回はこの“ともだちの日”に合わせて、小山薫堂の呼びかけにより鶴屋と伊勢丹新宿店が手をつなぎ、それぞれの店舗がセレクトしたとっておきの品々を、それぞれの店頭で限定販売する。伊勢丹新宿店本館5階のセンターパーク/ザ・ステージ#5では、鶴屋限定のオリジナルグッズや熊本にゆかりのある商品約20品目を鶴屋がセレクトして販売。購入した商品は、小山薫堂デザイン監修の鶴屋×伊勢丹コラボレーションによるオリジナルショッパーに入れて提供する。なおショッパーは各店、限定1,000枚で先着順となっている。また、鶴屋百貨店が熊本地震の被害を受けた熊本を“元通り100%の状態の戻すこと”を目的に開設している復興応援サイト「100%熊本百貨店」を紹介する展示や、チラシの配布によるPRも行い、来場者に熊本県産品購入による熊本支援を呼びかける。その他、7月20日には約60年続く鶴屋提供のラジオ番組「午後2時5分 一寸一服」を、小山薫堂とくまモンをゲストに迎えて伊勢丹新宿店から公開生放送する。鶴屋百貨店本館1階のイベントスペースでは、伊勢丹の象徴である「マクミラン/イセタン」と「ブラックウォッチ/イセタンメンズ」のデザインを落とし込んだアイテムを提供する伊勢丹のライフスタイルブランド・イセタンタータン(ISETAN TARTAN)のポップアップショップをオープン。会期中は、九州地区初登場となるイセタンタータンによる約40アイテムを期間限定販売する。なお、収益金の一部は復興支援のために寄付される。
2016年07月16日2016年6月12日、SMAPの木村拓哉(43)さんが熊本の被災地で『石原プロモーション』が行っている炊き出しに参加したことが話題になりましたね。6月12日掲載の『スポニチ』によると、きっかけは、『TOKIO』の長瀬智也(37)さんが、石原プロの重鎮・渡哲也(74)さんのマネージャーに、『炊き出し、やらないんですか?』と聞いたことにあるといいます。すでに石原プロが計画を立てていたこともあり、一緒に参加することが決定。長瀬さんは、その際に木村さんと『V6』の岡田准一さん(35)を誘って現地に赴く形となりました。ジャニーズの大スター3人の支援に、現地の人々からは歓喜の声が上がりましたが、一方でSMAPファンの心境は複雑なようです。●キムタクの単独熊本支援をファンが不安視!? 「やっぱり不仲?」「今度はSMAP全員で」と心配の声多数『なんでキムタクは他のSMAPメンバーと一緒に行かないの?』『SMAPメンバーじゃなくて他のグループのメンバーを誘うなんて……やっぱり不仲なのかなぁ』『せめて中居くんを連れてってあげればよかったのに』『SMAP全員でやってほしい』『中居くんは単独で行動してたのに、キムタクは一人では行動できないんだね。だから不仲になるんだよ』『解散しないって発言した後だからこそ、SMAP全員でやるべきだった』『一人で行っちゃうと、中居くんに対抗してるって思われちゃうよ…』『行動することは一番大事。でも出来るなら中居くんと炊き出ししてほしかった』『お願いだからSMAP全員仲良しな姿を見せて……』『皆がバラバラに動いていたらいつか解散しちゃうよ!』など、ファンの間ではメンバー同士の不仲や解散の可能性を不安視する声が多く上がっています。木村さんの『解散はしない』発言で一度は落ち着いたかに思えた“SMAP解散騒動”。しかし、今回の木村さんの単独行動でファンはまたも安心できない日々に逆戻りとなったようです。(文/パピマミ編集部)
2016年06月13日こんにちは、佐原チハルです。東日本大震災、そして熊本・大分での震災では、実際に被災した人はもちろん、ニュースやSNSなどを見て大きな不安を抱えた人も多いのではないでしょうか。特にアレルギーなどの持病のある子どもがいれば、なおさらでしょう。そこで今回は、アレルギーっ子のいるママ・パパが特にしておきたい“備え” について、ママさんたちからオススメの対策を聞いてみました。●(1)全ての基本は“自宅の備蓄”をしっかりさせること『家での安全が確保されているなら、自宅避難でも大丈夫な場合があると聞いた。インターネットのニュースで「菓子パンでしのいだ」みたいな話も見かけたんだけど、卵・小麦アレルギーのあるうちの子には何も食べさせられなくなっちゃう。だったら家で避難できるなら家にいられた方がいいなって思って、備蓄はしっかりしておこうと決めた』(30代・ワーキングマザー)また、アレルギーフリーのビスケットなど、“おやつ”も必ず備蓄に加えるようにしている、という話も聞きました。『地震を怖がって食欲をなくす子どもがいたって、東日本大震災で被災した親戚が言っていました。好物のおやつは口にしてくれることもあったらしいので、備蓄に加えました。卵を使っていないお菓子は、探さないと見つけられないことも多い から、準備しておかないと不安だし』(30代・ワーキングマザー)『自分たちに必要なものは、自分たちで用意しておくのが一番確実。原材料の確認できないものを子どもには食べさせられないから、文字どおりの死活問題になっちゃう』(20代・ワーキングマザー)●(2)多少の薬のストックもできるようにしておくことアレルギー体質の子どもの場合、日常的に・毎日、服薬が必要であることも少なくありません。『常に5〜7日分くらいは余裕がある状態になるようにしている』(30代・ワーキングマザー)『あまり多くを長く置いておくことはできないから、数日分を、病院に行くたびに入れ替えでストックしている』(40代・専業ママ)薬の保存ができるか否かなどは、種類によっても異なってきます。また薬は、しっかりと診察を受け、適切なものを処方される必要があります。そのため、素人判断でむやみにストックし、医師の診断もなく使ってしまうことがあれば、かえって危険な場合もあります。継続している薬があるなどの場合は、まずはお医者さんや薬局の薬剤師さんに相談してみるのが一番です。また、“避難のとき”には、母子手帳と一緒に保険証やお薬手帳も、できる限り忘れず携帯するようにしましょう。●(3)自治体の備蓄を確認しておくこと『自治体の備蓄のアレルゲン対策状況 を問い合わせてみました。卵アレルギーに対応したものは用意があったのですが、小麦に関しては一切ない状況でした。うちは卵だったのでほっとしたけれど、小麦の人は大変ですよね……』(30代・専業ママ)『自治体に問い合わせてみたら、今は乾パン(小麦使用)だけれど、アルファ米に切り替えて行っている最中だと言われました。アレルギーへの視点があるということを知れただけでも、少し安心しました』(20代・ワーキングマザー)自宅の備蓄があっても、自治体の備蓄に頼るべき状況がやってくる可能性はとても高いです。あらかじめ確認しておけると、不安の種が減らせるかもしれませんね。----------日頃からの備えが、イザというときに本当に役に立つかどうかは、そのときになってみなければわかりません。しっかりと備蓄をしていても、それらを置いて避難するべき事態になることもあり得るからです。けれど、“もしも”のときに役立てられることがあれば、とても心強いですよね。アレルギーの子どものためにも、自分の不安を少なくするためにも、おうちや自治体の備蓄を再確認してみましょう。●ライター/佐原チハル(フリーライター)
2016年06月08日熊本県の人気キャラクター・くまモンが1日、4月14日の熊本地震後初めてツイッターを更新した。くまモンは、笑顔の子供たちに囲まれた写真をアップし、「日本全国や世界中から熊本を応援してもらって、本当にありがとうだモン」と多くの支援に感謝。「熊本がもっと元気になって笑顔が広がるようにがんばるモン!今日からツイートも再開するモン」と決意を伝え、「これからも熊本をどうぞよろしくお願いしますモン!」と呼びかけた。くまモンのツイッターは地震発生以降、更新がストップし、「くまモン 地震大丈夫?」「くまもん無事?」などと心配の声が殺到。翌15日、県はくまモンの公式ホームページを通じて、「くまモン隊は、この度の地震に見舞われた方々の事を最優先に行動しているところであり、SNSでの情報発信については控えております」とコメントを発表していた。
2016年06月01日最大震度7を2回観測した熊本地震から、1ヶ月あまりが経ちました。怪我を負ったり、大切なものを失ったり、いまだ避難所での生活を余儀なくされている方もおり、当地では余震が観測される状況も続いています。そんななか、震災後1ヶ月というこの時期は、心のケアに改めて目が向けられはじめるタイミングでもあります。5月16日の報道で、熊本市教育委員会が市立小中学校全137校の計6万1,039人を対象にアンケートを実施、カウンセリングが必要と思われる児童・生徒が2,143人(3.5%)に上ったとの発表が伝えられました。今後、各校を巡回する臨床心理士を増員するなどの対応が進められる予定です。そして、子どもたちを笑顔にする“物語の力”が心のケアに果たす役割も、決して小さくはありません。東日本大震災から丸5年のことし2016年3月11日に刊行された『生きてごらん、大丈夫子どもと本と、出会いをつむぐ』(佐々波幸子著、かもがわ出版)には、東日本大震災後のできごとを追った文章が取り上げられています。降りかかる大きな試練に“物語の力”が果たす役割とはなにか。本書から読みとります。■震災のストレスを絵本が癒やした本書は、朝日新聞の記者である著者・佐々波さんが書き、2008年以降に同紙に掲載された“子どもと本”にまつわる記事をまとめたもの。詩人のまど・みちおさんや児童書作家の岡田淳さん、上橋菜穂子さんといった児童文学の担い手へのインタビュー、ブックスタート活動や読み聞かせの現場を取材した記事などに加えて、東日本大震災以降に同紙に掲載された、被災地での活動を伝えた記事も採録されています。被災地に絵本を届ける「3.11絵本プロジェクトいわて」の記事は、その一環で2011年4月27日に紙面に掲載されたもの。震災からひと月あまりが経った4月16日、プロジェクトのメンバーが岩手県大船渡市内の保育所を訪れたときの様子が記されています。当時、道の両脇には打ち上げられた漁船やがれきの山。風が吹けば車の破片や家の断熱材が飛び散る恐れもあり、外で遊ぶことができない園児たち、そして親たちにもストレスがたまっていました。この日、保育所に運び込まれた絵本は400冊。同プロジェクトの「被災地の子どもたちに絵本を」との呼びかけに応えて全国から寄せられたものでした。絵本『はらぺこあおむし』の読み聞かせに身を乗り出して聞き入り、にぎやかに声を上げて楽しんだ園児たち。「好きな本を選んでいいですよ」と声をかけられ、うれしそうに絵本に一斉に駆け寄りました。その日、子どもたちは絵本を持ち帰り、震災以来途絶えていた物語に親しむ時間を久しぶりに持つことができたのです。■本は食糧や毛布と同じくらい必要震災後1ヶ月の間に、同プロジェクトはこうして27の避難所や保育所、小学校に計1万2,700冊の本を提供し、絵本を乗せた「えほんカー」を走らせたそう。同プロジェクトの活動は現在も続いています。記事は、プロジェクトの呼びかけ人で児童図書編集者・末盛千枝子さんのこんな言葉で結ばれています。「遠くにちらっと希望や夢が見えていないと、人はなかなか歩き出せない。そういう力が絵本にはあると思うんです」このエピソードをはじめ、本書にまとめられた40本ほどの記事の端々から、生きる力を与えてくれる“物語の力”の存在を読みとることができます。2009年9月の朝日新聞「ひと」欄に掲載された国際児童図書評議会のパトリシア・アルダナ会長(当時)の記事では、洪水で両親を失い丸2日言葉が出なかったベネズエラの少年が、読んでもらった絵本を抱えて帰った翌朝、言葉を取り戻したエピソードが紹介されています。アルダナ氏は「本には凍りついた感情をとかす力がある。食糧や毛布と同じように速く届けることが必要なんです」と語ります。■本の主人公にふれることの大切さ“物語の力”は、子どもひとりひとりが生活のなかで直面する試練にもはたらきかけます。2008年12月16日に紙面に掲載されたインタビュー記事。東京子ども図書館理事長で翻訳家の松岡享子さんは、いじめに苦しむ子どもに向けてこう語りかけます。「いましか視野に入っていないと、とてもつらい。友だちのひと言で心が埋め尽くされてしまう。乗り越えるには、ちょっと離れて自分を見ることが必要です。さまざまな本の主人公の生き方にふれることで、自分に降りかかったことを複眼的に見られるようになってきます」*人生には、さまざまな試練が訪れます。多くの人が一度に巻き込まれる災害時はとくに、飢えや怪我など生命に直接かかわる被害へのいち早い対応が第一です。そして1ヶ月という時間が経ったいま、今度は目に見えない心の傷にも思いをいたすことが求められるのではないでしょうか。本書のタイトルは、児童文学の評論家で『ゲド戦記』などの翻訳でも知られる清水真砂子さんが2009年、34年間勤めた青山学院女子短大での最終講義で語った、「すぐれた子どもの本は『大きくなるって楽しいことだよ。生きてごらん、大丈夫』と背中を押してくれるもの」というメッセージから採られています。子どもたちがどんな出来事にも負けない心を育むために、いま一度立ち止まって、子どもの本が持つ奥深さ、“物語の力”を見つめ直す――再び起こってしまった災害からの復興を願うとき、そのきっかけにしたい1冊です。(文/よりみちこ) 【参考】※佐々波幸子(2016)『生きてごらん、大丈夫子どもと本と、出会いをつむぐ』かもがわ出版
2016年05月18日熊本在住のタレント・スザンヌ(29)が14日、自身のインスタグラムを更新し、熊本地震から1カ月経った今の心境を明かした。地震発生後、「わたしの家も実家も中に入れないくらいになってしまいました」と自宅が被害を受けたことをブログで明かし、今月4日には自宅の被害状況を説明しつつ「昨夜、地震からはじめて我が家のベットで寝ました」と報告していたスザンヌ。この日のインスタグラムでは、「熊本地震から1ヶ月。。まだまだ大変なことあるけど、 熊本のみんな前を向いて頑張ってるよ!!」とつづった。そして、「熊本のこと、大分のこといつも気にかけてくれて励ましてくれているみんなみんなにも心から感謝です」と感謝の気持ちを告白。「わたしも色々なモノなくなったけど、そのおかげで大切なモノや出来事はほんとにちょっとしかなくて、そのちょっとの大切なことを全力で守りたいと改めて思えたよ」と心境を伝え、「今日も笑顔の1日になりますように」と締めくくった。また、「ばあちゃん家でわたしがむかーしじいちゃんに描いた熊本城の絵を発見」と報告し、「額にまで入れて飾ってくれていてありがと」と感謝。「またいつか描きに行きたいな~」とコメントし、その絵と共に撮影した笑顔の写真も掲載した。
2016年05月14日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(52)が、8日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、熊本支援を目的としたお笑いライブに関して持論を展開した。熊本地震の発生を受け、芸能人たちのさまざまな支援活動が日々伝えられている。称賛の声である一方、中には「不謹慎」と捉えて批判する"不謹慎狩り"も。この日、ゲスト出演したお笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔(35)もその一人で、被災地の無料お笑いライブを企画しようとしたところ、ツイッターで反対意見も数多く寄せられたという。このことについて松本は、「本当はよしもとが、お笑いの会社がそれを率先してやれと」と主張。「われわれ芸人は、本当は前のめりになっていても、なってないように見せていたい人たち」とした上で、「『会社から言われて。今来たって迷惑でしょ』と言いながら、実は本当はやりたかったりする。そこを会社は汲(く)み取ってほしい」「よしもとが上から『行け!』と。お前らが何でやってくれへんねん」と訴えた。また、「本当は、村本にこんなことを言わしているようじゃあかん」と同事務所の村本をフォローすると、村本は会社から「みんなで行くので、一人では行かないでください。みんなでお笑いライブやりましょう」と言われたことを告白。すると松本は、「お前が『行く』ってなったら、みんながあまり行きたがらへんところもあるからな」とオチをつけて笑いを誘っていた。松本は地震発生後の4月16日、ツイッターを通じて「僕にもきっと何かが出来ると思っています。待っていて下さい」とメッセージ。吉本興業は同月20日、直営劇場など全国11会場で募金活動をスタートさせている。
2016年05月08日4月14日に突如として熊本を襲った『平成28年熊本地震』。発生から一週間以上たった今でも余震は続いており、震度7の本震のほか、震度1以上の地震は800回を超えています。今回の地震における熊本県内での重軽傷者数は約1,000人。死者は48人となっており、約9万2千人が避難生活を余儀なくされています。テレビでは、そんな深刻な地震被害を重く受け止め、CMやバラエティ番組などの放送自粛が続出していますが、この“自粛”対応に賛否の声が上がっています。ホリエモンの通称で知られている実業家の堀江貴文さんは、一連の自粛ムードに対し「バラエティ番組の放送延期は全く関係ない馬鹿げた行為」などとTwitterに書き込んで話題となりました(自身は出演予定だったインターネット放送局の番組が中止に)。しかし、一方では教育評論家である“尾木ママ”こと尾木直樹さんが「人間らしい共感能力あれば自粛して工夫しようとするのはあまりにも当然!」と自粛に賛成する旨の文章をブログでつづりました。この二人の主張は真逆ですが、それぞれ多くの人に支持され議論を呼んでいます。そこで今回は、パピマミ読者の方に『震災時のテレビ番組の自粛』についてどう思うのか聞いてみました!●震災時のテレビ番組の放送自粛をどう思いますか?・こんなときだからこそ放送すべき……76%(180人)・被災者に対して不謹慎だから自粛するのは当然……24%(57人)※有効回答者数:237人/集計期間:2016年4月20日〜2016年4月22日(パピマミ調べ)●約8割が「普通に放送すべき」と回答今回のアンケート結果では、「普通に放送すべき」と考えている人が約8割もいることが分かりました。『今回の地震はたしかに日本人全員が協力して助け合うべき問題。でも何でもかんでも自粛ムードにするのは間違ってると思う』(30代ママ)『被災していない俺たちにできることは、いつも通りの生活をしていつも通り働いて、そのお金を義援金として送ること。自粛は被災した人々に何のメリットもない 』(40代パパ)『自粛するよりも熊本のお酒や食べ物をいっぱい買って宴でもしたほうがよっぽど貢献できる』(30代パパ)4月21日にとあるTwitterユーザーが書き込んだ、『被災してわかったこと』という文章が話題を呼んでいます。そこには、被災時に“必要なもの”と“要らないもの”が挙げられており、「要らないもの」として、『自粛ムード、不謹慎連呼、被害の悲惨さばかり流すテレビ』と書かれています。約2万件もリツイートされたこの文章は、“自粛することの意味” について改めて考えさせられるものがあります。本来”自粛”というのは被災者のために行われるものであって、被災者が「自粛しなくていい」と言っているなら、自粛する必要はありませんよね。「自粛しない」という行為が被災者を見捨てるということではありませんし、「自粛する」という行為が必ずしも被災者のためになるとは限りません。私たちが持っている“被災者への思い”は、部外者の無責任な叱責ではなく、常に被災者の気持ちを軸にして持っておくようにしたいですね。●「自粛すべき」は24%震災時のテレビ番組の放送を「自粛すべき」と答えた人は24%となりました。『たしかに過剰な自粛は考えものだけど、せめて地震直後は自粛すべき。それが普通の感覚だと思う』(30代ママ)『あなたが泣いて落ち込んでいるとき、目の前でゲラゲラ笑われたらどう思いますか?』(40代ママ)『頭では「自粛しないほうがいい」という意見に賛成なんだけど、芸人がバカ騒ぎしている番組をみると……違和感を抱かないと言ったらウソになります』(20代ママ)頂いたコメントで多く見られたのは、「ずっと自粛はナンセンスだけど、ある程度は必要 」という旨の意見でした。他人に共感する能力というのは、人間に備わった素晴らしい能力です。そのため、「被災者がかわいそうだから、自粛するべき」という感情は人として持って当然だと思います。むしろ尊い感情であると言えます。おそらく堀江さんのように「自粛行為」を批判している人たちは、一部の“被災者の感情を無視した自粛の押しつけ” をしている人に向けられたものだと思います。繰り返しになりますが、自粛とは被災者のためにするもの。頑に「自粛すべき!」「自粛すべきでない!」と決めつけずに、彼らが本当に求めていることをしてあげたいですね。----------あなたはどちら派ですか?「自粛すべき」と答えた人も「自粛すべきでない」と答えた人も、根底にある「被災者のために」という思いは一緒だと思います。どちらが正しいというものではありませんが、常に被災者の気持ちを視野に入れて考えるようにしたいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(2択)】震災時のテレビ番組の放送自粛をどう思いますか?()(文/パピマミ編集部・上地)
2016年04月26日熊本地震発生直後から被災地で給水活動を行っていた熊本市出身の俳優・高良健吾が25日(月)、都内で行われた短編映画『うつくしいひと』のチャリティー上映会に、女優の橋本愛、行定勲監督らと出席した。同作は、昨年10月に熊本市出身の行定監督が、初めて故郷・熊本を舞台に撮りあげた地域発の短編作。今月21日に発売されたこの日の座席指定券218席は完売し、立ち見券32枚も完売した。劇中には、甚大な被害を受ける前の熊本の美しい風景や熊本城の姿が映されている。今年3月に熊本で行われた「菊池映画祭2016」で上映されたほか、6月2日から開催する「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2016」でクロージング作品として上映される。18日に博多経由で被災地入りしたという高良さんは「熊本で地震が起こるなんて誰も思わなかったし、地元の皆もそう言っていた。阿蘇大橋は小さいときに通っていた橋なので、そこがああいう景色になっているのはちょっと…」と変わり果てた故郷の姿にしばし絶句。一部被害を受けた熊本城は復旧まで約20年かかるといわれているが「熊本城は熊本のシンボル。直すのに20年かかると言われているけれど、それくらい長いスパンで支援していきたい。支援は今回だけで終わりではない。故郷は特別。長く育ててもらった気持ちが心の根っこにあるので、そこに対しての恩返しの気持ちが強い」と復興活動継続への思いを明かした。一部ネット上では芸能人による復興支援活動に対して懐疑的な声や批判もある。高良さんは「いいことも悪いこともジャッジされる仕事」としながらも「(復興支援している人は)応援したいという気持ちが真中にあるので、ちょっとしたミスや上げ足を取って批判する様な気持ちは分からない。批判されているのは可哀想」と述べた。これに現地で被災した行定監督も「相手の気持ちを考えれば、寛容になれるはず。それぞれが一度、相手の気持ちに立ってみるのは重要」と呼びかけた。同じく熊本市出身の橋本さんは、本作について「複雑な心境だけれど、この映画を撮って、映像として以前の景色を残すことが出来て良かったと思う。そしてこのようにチャリティー上映が実現出来て嬉しい」としみじみ。被災地には親族や友人もいるが「励ましの言葉や行動は、被災地の人たちを安心させる。これまではそういう力を甘く見ていたけれど、思い知らされた。心のケアも必要で、被災地の方々が安心して暮らせるように自分でも何かの助けになりたい」と想いを馳せた。(text:cinemacafe.net)
2016年04月25日こんにちは、ママライターのましゅままです。2016年4月、『平成28年熊本地震』が起こり、避難生活を過ごしている住民の方、それ以外の住民の方もライフラインの欠損で大きなダメージを受けています。水、電気、食料、物質が不足し、粉ミルクや調乳のための水、紙おむつ、ベビーフードなどが特に不足しているとのことです。無力な赤ちゃんを守ってあげられるのはそばにいる大人だけ。いつどこで災害に遭うか予想などつきません。日ごろから赤ちゃんのための物資も充分備えておくことが大切です。今回は、赤ちゃんがいる家庭の災害対策についてご紹介します。●物資や食料で備えておくと良いもの9つ●(1)粉ミルク母乳のみで赤ちゃんを育てていても、万が一のことを考えて粉ミルクは用意しておきましょう。離乳食作りにも重宝します 。また、粉ミルクが切れてしまった場合は、手に入るまでの間5%程度の砂糖水でも代用ができる ので、角砂糖やスティックシュガーも用意しておくといいかもしれません。大人も子どもも砂糖水でエネルギー補給をすることができますよ。●(2)ミルク用の水水は断水時にはとても入手しづらく、食用として煮沸消毒するための電気やガスもしばらく使えない場合があります。水の蓄えは必須 です。母乳のみで育っている赤ちゃんも、ママが清潔な水と少しのお米さえ食べれていれば充分な質の母乳を与えることができます。可能であればガスコンロや電気ケトルの準備をしておくといいです。●(3)紙おむつ紙おむつは災害時とても貴重な品物になります。必ず備えを用意しておきましょう。●(4)おしりふき、抗菌ウェットティッシュ汚れたおしりだけでなく、傷口や手足や体、口を拭くのにも重宝するでしょう。アルコールが入っているものだと口周りやおしりが荒れてしまうことがあるので、肌には水が主成分のおしりふきを用意しておくと良い です。少しの水で濡らせば洗髪代わりに赤ちゃんの頭を拭いてあげたり、歯を磨いてあげることもできます。●(5)着替え赤ちゃんの着替えを数組用意しておきましょう。サイズアウトした古着なども、切っておむつ代わりにできたり保温に役立ったりするので詰め込んでおくといいです。●(6)離乳食期の赤ちゃんのベビーフードベビーフードも大変手に入りづらくなります。赤ちゃん専用のベビーフードはもちろん、大人用の食事の缶詰やレトルトのものも、離乳食期の赤ちゃんが一緒に食べられるようなもの を用意しておきましょう。レトルトのおかゆやツナ、ひじき、大豆、ペーストコーン、煮魚の缶詰がおすすめ。●(7)タオル数枚、可能なら毛布赤ちゃんには必須アイテムなのでハンドタオル数枚、バスタオル1、2枚用意しておきましょう。バスタオルは授乳ケープやおくるみ代わりにもなります 。寒い時期の寝かしつけに毛布が重宝しますので車に積んでおくといいです。●(8)紙コップ災害時は哺乳びんを充分な消毒をすることができない場合もあります。そのとき、紙コップを使い捨てて、ミルクを与えることができます。食事の器代わりにすることもできます。●(9)ビニール袋・ゴミ袋古着をおむつ代わりにした際おむつカバーにしたり、汚れた紙オムツを包んだり、ビニール袋はあると重宝するでしょう。また、食材と水、ミルクを清潔なビニール袋の中で揉んでつぶせば簡単に離乳食が作れます。足や体の保温にも役に立ちます 。●被災ママたちの体験談『困ったのは、トイレ、水……下の子がまだ9か月だったので、余震の続く中家に入って、おむつやミルクを取り出さなければ、救援物資が届くまでもたなかった。3歳の子どもに穴をほったトイレにさせるのは大変だった。結局トイレを嫌がり、おむつ生活に……地震が終わってもしばらくはおむつだった。つらかったのは、自分の家は全壊なのに、他の家は無事で、早く仕事に出て来いと言われ、地震の起きた5日後には仕事へ。家にいて、子どもの心のケアをもっとしたかった 』(3歳・9か月のママ)『当然のことですが、タンスなどの大きな家具は倒れないようにしておかなくてはならないと思った 。被災する数分前まで、2階で遅い昼寝をしていた娘を起こして、下に連れてきて、起きたばかりで抱っこされたがっていたので、そのままストーブの前に居たところに、地震が起こった。そのため、しばらくの間(翌日くらいまで)2階のタンスが倒れていることもわからず、わかってからも何も考えなかったが、何日もたってからやっと、もう少しでタンスの下じきになっていたかもしれないことに気づき、とても反省した』(12歳・2歳のママ)『子ども(1歳7か月)が余震におびえ、風で家がきしむだけでも、大泣きする時期があった。夜も寝つきが悪くなり、電気を消すのも嫌がったので、お気に入りのビデオ、DVD、CDをかけながら、眠らせることが多かった。自分自身も産後1か月だったので、疲れがたまっていたが、リラックスすることを心がけ 、水分を多くとっていたので、母乳が止まらず、大変助かった』(1歳7か月・1か月のママ)●災害対策は心の準備も大切いかがでしたか?子育て期のママと赤ちゃんが被災に遭うと、身の回りの物資の不足はもちろん、集団生活での赤ちゃんの夜泣きに対応するママの疲労、赤ちゃんや子どもの心のケアも課題となります。ついつい、「自分の地域だけは大丈夫」と過信してしまいがちなのですが、今まで被災されてきた方々も同じような気持ちだったはず。ぜひ気持ちをひきしめて、災害に対する心構えや準備を日頃から行っておきましょう。【参考リンク】・赤ちゃんのいる家庭の防災準備 | コンビタウン()・災害体験に学ぶ | 東京都子どもを守る災害対策検討会(PDF)()●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年04月25日2016年4月24日、SMAPの中居正広さん(43)が熊本地震により避難所として使用されている熊本市立長嶺小学校をお忍びで訪れ、被災者の方たちへの炊き出しに参加したことが話題となっています。中居さんは黒いニット帽にサングラス、 マスクという姿での参加だったようですが、炊き出し後には顔を出し、被災地の方たちの呼びかけに笑顔で応じたということです。Twitter上では多数のユーザーがこの様子を投稿しており、被災者と握手を交わす姿や写真撮影に応じる姿などが驚きの声とともに伝えられています。中居さんは、2011年に起こった東日本大震災のときにも福島県を訪れ炊き出しを行っており、トップアイドルの心温まる行動に賞賛の声があがっているようです。●国民的アイドルの登場で被災地が笑顔に4月22日に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』で、『できる限りのことはさせていただきます』とコメントしていた中居さん。言葉だけでなく実際に行動へと移した姿にネット上では、『すぐに実行するあたり本物のスターって感じ』『お忍びでもあの格好はさすがにバレるwwwまぁ本人だって分かった方が現地の人は喜ぶわけだし、あの服装も中居くんなりの優しさなんだろうね』『SMAPが大変なときにこんな行動できるなんてさすが』『中居くんなら行ってくれると思ってた!』『やろうと思っても簡単にできることじゃないよね』『中居くん唯一の得意料理であるチャーハンを作ってたというのが微笑ましい』『実際に行動に移せるところが紀香とは大違いだ』『現地にいた人たちはめちゃくちゃ元気もらっただろうなー。いるだけで励まされるってのは芸能人にしかできないことだし』『周りを囲んでる人がみんな笑顔で素敵』など、行動力を賞賛する声が多く集まっています。日刊スポーツによると、炊き出し後にはマッサージチェアや電動足もみ器、子ども向けのおもちゃなども贈ったということで、中居さんの被災地への思いが見て取れます。震災後、多くの芸能人が現地を訪れたり寄付をしたりしていますが、中居さんの注目度の高さはピカイチ。東日本の際には2億円の義援金を送ったとの話もあり、テレビ画面を離れたところでの振る舞いも超一流であることを証明したといえそうです。(文/パピマミ編集部・豊田)
2016年04月25日アイドルグループ・SMAPの中居正広(43)が24日、避難所となっている熊本市内の小学校で炊き出しに参加したことが、現場にいた被災者のSNSへの投稿によって拡散され、話題となっている。中居は、帽子にサングラス、マスクという姿で、ほかのボランティアに混じってピラフを調理。フライパンで調理する姿や、現地の子供たちと触れ合っている姿などがツイッターに掲載された。また、「がんばってね」ではなく「一緒にがんばろうね」と声をかけたという。被災者たちから「中居くんありがとう」「嬉しかったし、みんな元気でた!ほんとにありがとうございます」「熊本人みんなに光をくれました」「中居くんと握手できた。絶対あわらん」などと感謝や感激の声が上がった。そして、「かっこよすぎる」「立派な人」「男前な中居正広!!」「人として本当に尊敬します」「実際に行動するって素晴らしい」と称賛の声も続々。「私も自分のできることから」「見習って自分に出来る事をします」というコメントも見られ、多く人に影響を与えている。
2016年04月25日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(52)が、24日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、震災時の"笑い"について持論を展開した。松本は、震災時のバラエティ番組の自粛について、「バラエティをやってはいけないとは思わないけど、内容と番組次第」と発言。「笑いって、仕掛ける方も仕掛けられる方もある程度の余裕がないと成立しないものだと思う。今回のように極度の緊張の中で中途半端な下手な笑いをやると怒りが生まれるのは当然だと思う」との考えを示した。そして、「許される笑いと許されない笑いがある」とし、「ダウンタウンの笑いはこういう時は不謹慎」と断言。「ダウンタウンはこういう時は出る幕はないなと思います」と話した。東野幸治が「どういうタイプのお笑いなら?」と聞くと、ウッチャンナンチャンや『笑点』を挙げ、「『笑っていいとも!』はよかった。安心感あった」と加えた。歌手で俳優の武田鉄矢は、「バラエティでだれが出てるかっていうのが安心のバロメーターになる」と意見。「松ちゃんが全部消えたっていう流し方をした場合、『何か悪いことがまだ起きるんじゃないか』。松本さんが出てくると、『大丈夫だよ、松ちゃん出てる』」と語り、「安定した日常のシンボル」と表現した。
2016年04月24日モデルの紗栄子(29)が19日、自身のインスタグラムを更新し、熊本地震の義援金として500万円2,000円を寄付したことを報告した。紗栄子は、500万2,000円と金額が記入された振込受付書の写真を掲載。「私も今できることを。子供達もお小遣い貯金を千円ずつ。家族みんなで募金させていただきます」とコメントし、「家族みんなで祈ります」と思いを伝えた。この投稿に、「ありがとうございます。本当に助かります」「心から感謝します」「さえちゃんありがとう」「涙がでます」と感謝のコメントが多く寄せられ、「一般人じゃなかなかできない金額」「額がすごい!」と金額に驚く声も上がっている。また、交際中のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する前澤友作氏も自身のツイッターを更新し、紗栄子同様に金額が記入された振込受付書を掲載。「熊本県に1000万円寄付しました」と明かした。
2016年04月19日4月14日から、熊本を中心に相次いで大きな地震が発生し、18日現在もなお余震が続いています。この『熊本地震』を受けて、多くの芸能人からも情報発信が行われています。●藤原紀香は被災経験をふまえブログ・講演でエール女優・藤原紀香さん(44)は、自身が1995年の阪神・淡路大震災の被災経験者をふまえ、14日に起きた最大震度7の地震以降、積極的にブログ更新を行っています。『現地の皆様、落ち着いて、どうか無事でいてください。助け合って、身を守ってください。閉じ込められている方は、絶対あきらめないで!』と、被災者を気遣うメッセージを更新し、ボランティアの受け入れ情報、被災者からのコメントへの個別返信などでエールを送っています。また、17日に開かれた、アジアの貧困地域に住む子ども支援のチャリティー講演会に登壇し、『私ができることは何かと考えました。できることがあれば、全力でお手伝いをしたい』と決意を語っています。『火の国の神様、どうかどうかもうやめてください。お願いします』というブログ内の文章が一時批判を呼びましたが、現在は削除済みです。●熊本在住のスザンヌはブログ・インスタで情報発信、タレント仲間に呼びかけも熊本市在住のタレント、スザンヌさん(29)は地震発生後から自身のブログ、Instagramにて被災者へのメッセージを発信しています。17日未明に更新したブログでは、『昨夜の大きな地震で、わたしの家も実家も中に入れないくらいになってしまいましたが、家族もわたしも無事で元気にいます』と自らの被災状況を報告。加えて、各避難所に足りていない物資の詳細情報を掲載するなど、被災地に一刻も早い支援が求められていることを訴えています。また、スザンヌさんは、お笑いコンビロンドンブーツ1号2号の田村淳さん(42)ら著名人に、Twitterなどネットを駆使した情報拡散を呼びかけています。----------度重なる余震によって、引き続き予断を許さない状況です。著名人だからこそできる行動で多くの被災者に安心を届けてほしいですね。【画像出典元】・藤原紀香「☆氣愛と喜愛で♪ノリノリノリカ☆」Powered by Ameba/(文/パピマミ編集部・楠)
2016年04月18日熊本県出身のものまねタレント・コロッケ(56)が18日、オフィシャルブログを更新し、地震に見舞われた故郷で起きている事件に怒りを示した。コロッケは「熊本のみなさん!!大変ですが頑張りましょう!!頑張ってると思いますが、自分たちも頑張りますので!!」とメッセージを送った上で、「それと空き巣とか他にも色々と、事件が起きてます!!気をつけて下さい!!」と注意を喚起。「人間じゃない悪魔がいます!!」と続け、「特に女性の方々、食料があるからとか、こちらに来てとか、言葉に惑わされないようにして下さい必ず、男の人と一緒に行動して下さい!!本当に気をつけて下さい!!」と呼びかけた。さらに、「人の弱みに付け込む悪魔がいる!!」と、再び"悪魔"という言葉を用い、「絶対許せない!!そういう人間には天罰が下りますように!!」と怒りを爆発。そして、「まだまだこれからが大変になっていきます頑張りますので!!」とつづった。
2016年04月18日熊本地震の発生を受け、歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が16日、京都劇場で上演中の「市川海老蔵特別公演源氏物語」にて、募金活動を行った。海老蔵は、昼の部公演終了後、ロビーで募金活動を実施。共演者と共に、観客らに募金を呼びかけた。「熊本の八千代座公演に伺っていることもあり、微力ながら私にできることはと思いまして、緊急募金を実施させて頂きました」とし、「一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます」とコメントしている。海老蔵は地震発生後、自身のブログのコメント欄を伝言板として開放。「急遽 地震でつながらない方!伝言板に使ってください!!」と題してブログを更新し、「電話つながらないとか連絡つかない方ご利用ください。よろしくお願いします。微力ですが、私に今できる事これくらいです」と呼びかけていた。
2016年04月16日熊本出身の俳優・高良健吾(28)が16日、約2年ぶりにオフィシャルブログを更新し、地震で甚大な被害が続く故郷への思いと共に、「自分にできることはすべてやりたい」と決意のほどをつづった。2014年7月10日以来となる投稿で「熊本の皆さんへ」と題し、「自分の声出せるのここしかなくて」の書き出しから、「自分の大切にしてる場所が大変なことなってて九州のみなさん心配です」「熊本のみなさん心配です」と胸の内を明かした。記事よると、高良の実家は福岡にあり、阿蘇に住む祖父母や熊本の友人の無事を確認。明日、友人らと益城町で炊き出しをする話もしていたが、交通網に影響が出ていることから断念したという。高良は、「今この時点ではどうにもこうにも動けません」「ずっとニュースを見ているだけしかできなくて」「今の状況だと、気持ちだけで動くことがかえって迷惑になることもわかるから」など歯がゆい思いを記し、「なにが今必要ですか?熊本のみなさん」「タイミングは見極めて動きます」と呼びかけている。■4月16日付投稿の全文(アメーバブログより)熊本の皆さんへ自分の声出せるのここしかなくて自分の大切にしてる場所が大変なことなってて九州のみなさん心配です熊本のみなさん心配です今自分の実家は博多なんですけど、福岡もだいぶ揺れたみたいで、阿蘇に住んでる祖父祖母は無事でした熊本の仲間も無事でした熊本の仲間とは明日から益城で炊き出しを一緒にしようと話して動いてたのですが、熊本全域で被害が広がってて、今の時点で空港も高速も機能していないので、、今この時点ではどうにもこうにも動けませんずっとニュースを見ているだけしかできなくて今の状況だと、気持ちだけで動くことがかえって迷惑になることもわかるから大切な場所で感謝しかない場所で大好きな人達が住んでる場所だから熊本に自分はなにができるのか常に思うことだからなにが今必要ですか?熊本のみなさんタイミングは見極めて動きますもう少し落ち着いてからの動きは考えています、力を貸してくれる人達もたくさんいます自分にできることはすべてやりたい不安な時間を過ごしてると思います熊本の尊敬するところは隣にいる人を自然に自分の身内のように大切にできるところだと思います人と人とのつながりをめちゃくちゃ強く持っていてそれを意地でも大切にしてるところだと思っていますそれはめちゃくちゃな強さだからその心の強さがみなさんの側に常にありますように常に味方でありますように今は祈るばかりです届きますように
2016年04月16日熊本県出身の歌手・森高千里(47)が15日、自身の公式ホームページを更新し、家族の安否を報告すると共に、悲痛な思いをつづった。森高は「昨夜の地震で被災された方々、まだまだ大変な時間を過ごされていると思います。心よりお見舞い申し上げます」とコメント。震災後、すぐに自宅に電話するもつながらず心配するも、「その後、すぐ母から電話が入り無事だという事を聞きました」と明かし、「電話が繋がりづらかったので、兄家族、友達にもSNSを使って連絡をとりました」と続けた。また、「熊本はあまり地震がない地域なので、かなり揺れたので両親を含めみんなビックリして、かなり怖かったようです」と家族の様子を伝え、「家の中の棚や食器、飾ってあった絵等、、、いろんな物が落ちてきて割れてしまったようです」と状況を説明した。そして、「テレビでも地震の状況が映り出されていて、私もかなりショックを受けています」と心境を告白。「亡くなられた方、怪我をなされた方がたくさんいらっしゃると聞いて、言葉になりません。どうかもう被害がこれ以上ひどくなりませんように」とつづった。さらに、「避難されてる方が早く自宅に戻れますように祈っています。まだ余震もかなりの頻度で起こっていて、ほんとうに怖いと思いますが、どうか早く余震もおさまりますように」と願い、「週末は天候も心配です。熊本の皆さん、どうか皆さま、お気をつけてお過ごしください」と被災地を思いやった。
2016年04月15日