ミュージカル『マイ・フェア・レディ』が5月5日、東京・日生劇場にて開幕した。ヒロイン・イライザは霧矢大夢(きりや ひろむ)と、真飛聖(まとぶ せい)。ヒギンズ教授役は寺脇康文。5月4日、初日に先がけ出演者が意気込みを語った。ミュージカル『マイ・フェア・レディ』チケット情報『マイ・フェア・レディ』は下町の花売り娘・イライザが、言語学者のヒギンズ教授に正しい言葉と淑女としてのマナーを教え込まれ、レディとして生まれ変わるシンデレラ・ストーリーで、オードリー・ヘップバーン主演映画でもよく知られる作品。日本初演から50年の節目の年での上演となる今回は、キャスト、演出などすべてが一新して登場する。寺脇は「大劇場公演の持つセットやオーケストラの迫力という醍醐味はもちろんありながらも、今回の新バージョンは、G2さんの演出ということもあり、今までよりももっとイライザとヒギンズの恋愛模様が深く描かれている気がします。大劇場ならではの興奮と、小劇場で役者の顔を間近に見た興奮がないまぜになったような感想を持っていただけるのでは」と見どころを話した。イライザは、ともに宝塚のトップスターとして人気を博した霧矢と真飛がWキャストで演じる。「緊張と不安でいっぱいですが、皆さまに楽しんでいただけるミュージカルに仕上がっているであろうと強い自信を持って挑みたい」(霧矢)、「イライザとして生きられることが本当に幸せ。お客様にも同じような時間を味わっていただけるように舞台を作り上げたい」(真飛)とそれぞれ語る。だが長年男役として過ごした彼女らならではの苦労もあるようで、「根本的にひとりの人間を演じる、その心情の作り方は一緒なんですが、表現方法が違う」(霧矢)、「今まで男心を追求してきましたので、元が女性なんだから素直にやればいいのに、鍵を掛けすぎちゃって、女心が出てこない(笑)。やっとこないだ鍵を見つけて、ようやく『あ、私も女だったんだな』と思いました」(真飛)。そんなヒロインふたりについて、しかし共演者からは「いえいえ、ちゃんと女性でしたよ! ただセットの裏側を歩く時や早替えの時は、凛々しい男のようです(笑)。でもサッサッという動作が美しい上、落差が楽しい」(ピッカリング大佐役・田山涼成)、「私は初めてのミュージカルで、ほんとにもの覚えが悪い。そうしたら霧矢さんと真飛さんが協力して、iPadで僕が稽古しているところを録ってくれて、これを新幹線の往復の間に見なさいと渡してくれました。こんな優しい主役、いないですよ!」(ドゥーリトル役・松尾貴史)と絶賛の声。寺脇も「ふたりの魅力がまったく違う。商売抜きで、ふたりのイライザを観ないと損です!」とアピールしていた。東京公演は5月28日(火)まで。チケットは発売中。その後、石川、福岡、愛知、大阪でも公演あり。
2013年05月07日ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の製作発表が2月21日、都内で行われ、霧矢大夢、真飛聖、寺脇康文、田山涼成、松尾貴史、江波杏子ら出演者が顔を揃えた。『マイ・フェア・レディ』本作はオードリー・ヘプバーン主演で映画化もされたブロードウェー・ミュージカルの名作。ロンドンの下町に住む花売り娘イライザが、言語学者ヒギンズ教授(寺脇)によって貴婦人に変貌を遂げるシンデレラストーリーで、元・宝塚歌劇トップスターのふたり、霧矢、真飛がWキャストでイライザを演じる。宝塚退団後初舞台となる霧矢は「出演のお話をいただいた時は、まだ宝塚でバリバリの男役を演じていたので、今ドレスを着てここにいるのが夢のよう。麗しいの“う”の字も私の辞書にはないのでこれから作り上げていきたい」。ひと足先に女優デビューを果たしている真飛も「男役の時は背中で哀愁を演じてきたのですが、その哀愁は取っ払いたいです」と笑わせた。今回の舞台は初演から50周年を数える記念公演。1963年に日本語で初めて上演されたブロードウェー・ミュージカルが今作だ。会見では当日出席できなかった演出のG2からのメッセージも読み上げられた。「オファーをいただいた際に「日本で初めて上演されたブロードウェイ作品として東宝ではこれからも大事にしていきたい」と伺い感銘を受け、ご指名いただいたことを光栄に、かつ意気に感じております。初演時はゴージャスな英国貴族の場面が当時の観客に憧れをもって迎えられた作品だったのではと想像します。2013年にニュー・ヴァージョンとして上演するにあたり、主人公・イライザをより「等身大」に描くことで、さらに現代の日本人の心情に訴える、より心に染みいる作品としてリメイクではなくリボーン(再誕生)させようと目論んでいます。今回、お許しを得て翻訳も新しく書かせて頂きました。十年前、ウエストエンドで本作を観て「なるほど英語だと直感的に分かり易い!」と感動した経験を生かし、イライザの言葉の特訓シーンに、ユニークな工夫を凝らしてあります。そのあたりもお楽しみ頂けるのではないかと自負しております」ストレートプレイからミュージカル、翻訳劇からオリジナル作品まで、幅広い活動に注目が集まる売れっ子劇作家・演出家のG2。その新演出版に期待が高まる。公演は5月5日(日・祝)から28日(火)まで、東京・日生劇場にて。その後、愛知、大阪、福岡でも公演。東京公演のチケット一般発売は2月23日(土)午前10時より。東京公演は2月22日(金)18:00まで先着先行プリセールを受付中。
2013年02月22日菊地成孔率いるDCPRGが12月12日(水)に東京・新宿BLAZEでライブを行う事が決定した。今年、DCPRGはアルバム『SECOND REPORT FROM IRON MOUNTAIN USA』をリリース。それに伴いアルバムに参加したSIMI LABを迎え、新木場と野音でそれぞれライブを行った。今回、10月に行われた野音での公演の盛り上がりに応えて、前回も出演したSIMI LABと新たにジャズ・ドミュニスターズの大谷能生も参加し、追加公演を開催する事となった。アルバムの世界観をライブで楽しむ事ができる貴重なライブとなるので、興味のある方はご確認を。なお、チケットぴあでは一般発売に先がけて、先行抽選プレリザーブを実施。受付期間は11月11日(日)午前11時から11月14日(水)午前11時まで。■DCPRG YAON 2012追加公演出演:DCPRGguest: SIMI LAB, 大谷能生会場:新宿BLAZE(東京都)時間:19:30 開演 /19:00 開場料金:スタンディング 4500円 ※ドリンク代別途必要
2012年11月09日“劇作家が純粋に、いま伝えるべきこと、伝えなければならないこと、描きたいこと”を時間をかけて形にしていく、東京・世田谷パブリックシアターのプロジェクト〈劇作家の作業場〉。『4 four』は、そこから立ち上げた戯曲を舞台作品として上演する第1弾で、11月5日(月)に開幕する。川村毅が書いた戯曲を白井晃が演出し、キャストには高橋一生、田山涼成、須賀貴匡、野間口徹、池田鉄洋と個性的かつ技量のある面々が揃う。稽古中の白井、高橋、池田に話を訊いた。罪と罰を巡る奇妙な物語が、登場人物と俳優の身体との間を縫うように展開する。登場人物は、裁判員に選ばれた大学職員と、法務大臣、刑務官、死刑囚、そして“男”。出演者は各々が「F」「O」「U」「R」「男」として舞台に存在し、登場人物たち個々による膨大なモノローグを時に役柄を交換して演じていく、という二重構造となっている。かつては、川村が第三エロチカ、白井が遊◎機械/全自動シアターを主宰し、小劇場ブームの中でそれぞれに潮流を作ったが、ふたりがタッグを組むのはこれが初めて。「両劇団が全く違う系譜に連なっていたので、本当に接点がなかったんです」と白井。戯曲については、「現実の事件を思わせるリアルさが川村さんらしいし、ところどころにウジェーヌ・イヨネスコ(不条理劇で知られるフランスの劇作家)のような上質な喜劇性もあったり。稽古は各モノローグと全員が集まる会話の部分とを交互にやっているんですが、繰り返すうちに役者が少しずつ変化していくのが面白いです」と新鮮に受け止めている様子だ。高橋は言う。「モノローグは山に登るような苦しさがありますが、会話の場面では全員が下山して一斉に持っているカードを出すようなワクワク感がある。こういう風に時間軸も場所も人物も、次々に飛び越えていくような作品は演劇でしか表現できないもの。テーマはシリアスですが、稽古はひたすら楽しいですね」。一方の池田は「笑いの要素がない芝居もモノローグも、実は苦手。でも白井さんに誘われたら、自分を追い込みたくなって」と笑わせつつ、「一見複雑な物語だけれど、話が進むうちにある結末に向かっているのがわかってくる。演じる側にはそれを伝える緻密さが要求されると思うので、稽古場でもっと苦しみたい」と対照的な表情を見せた。「高橋君には内在した狂気がある。池田君には内面に孤独感がある」というのが、白井によるふたりの印象。劇作家と演出家、俳優たちがピースを埋めていく。そして物語を最後に完成させるのは、私たち観客なのかもしれない。11月5日(月)から25日(日)まで東京・シアタートラムで上演。チケット発売中。取材・文:佐藤さくら
2012年10月19日藤山直美と高畑淳子が初共演を果たす舞台『ええから加減』の製作発表が、6月4日に都内で行われた。『ええから加減』公演情報原作は第84回オール讀物新人賞を受賞した永田俊也の短編小説で、上方女漫才コンビの濱子(藤山)と宇多恵(高畑)を中心に物語は展開する。25年のキャリアがありながら、コンビの人気はそこそこといったところ。しかし、ボケ役の宇多恵が突然「上方演芸大賞を目指そう」と言い出したことから、状況は変わり始める。漫才は劇中で実際に披露される予定で、藤山は「イメージするコンビは、海原お浜・小浜師匠や、島田洋之介・今喜多代さん、内海桂子・好江師匠のように、どの年代でも楽しめる王道で古風なタイプ。一生懸命ふたりで練習して、役者による漫才にしてはようがんばったな、と思っていただきたい」と謙虚な姿勢をみせる。一方の高畑は、藤山との初共演が何よりうれしいようで、「短パン、スッピンでマーケットを走り回っているような私が、藤山さんとお芝居できるなんて。軽い“追っかけ”だったので、胸がいっぱいです。漫才のシーンは、読み合わせの段階からすごく面白くて、このまま出しても金になるぞ、と思ったほど。藤山さんは絶対かなわない人ですし、ただへばりついていくつもりです」とユーモラスに心境を語った。記者会見には原作者の永田、脚本・演出の田村孝裕、濱子の夫役を演じる赤井英和、漫才コンビの所属事務所の専務に扮する田山涼成も出席した。永田は「脚本を読んだらものすごくすばらしい内容だった。今から成功を確信しています」と期待を寄せ、田村は「“笑うとはどういうことか”が今回のテーマのひとつ。ぜひ笑っていただけるような舞台を作りたい」と意気込みを語った。公演は、東京・シアタークリエにて7月1日(日)から29日(日)まで。チケット発売中。
2012年06月04日映画『貞子3D』が5月12日(土)に公開を迎え、主演の石原さとみを始め瀬戸康史、山本裕典、田山涼成、英勉監督に劇中に登場する貞子、そしてその可憐な少女時代を演じていることが、昨日、発表された橋本愛が舞台挨拶を行なった。Jホラーの金字塔とも言える『リング』シリーズの恐怖を、新たに3Dで再現。原作者・鈴木光司の書き下ろし小説を基に、閲覧すると死ぬと言われる“呪いの動画”に端を発した恐怖、そして貞子の復活を描き出す。初回上映前の朝10時からの舞台挨拶にもかかわらず、劇場には多くのファンが足を運んだ。石原さんは「現場はホラーを撮ってるとは思えないくらい楽しかった」と述懐。貞子によるプロ野球の始球式、渋谷ジャックなど、ここ数か月におよぶプロモーション活動をふり返り「貞子に頑張っていただいて日々、ニュースになりました。『貞子3D』のおかげで『いいとも』に出て、“100分の1アンケート”でタモさんストラップをもらえたのがすごく嬉しい。『貞子3D』ありがとう」と笑顔を見せた。瀬戸さんは石原さん演じるヒロイン・茜の恋人の安藤孝則を演じているが、この安藤は以前のシリーズにも登場しているキャラクター。「マニアックな方は分かると思います。小さい頃に亡くなって、貞子に復活させてもらった人物です。なぜ生き返ったのか?それも踏まえて観ていただけると」とこれから映画を観るファンの期待を煽る。山本さんは、貞子の復活を目論む謎の男を演じているが「瀬戸康史のいいキャラとは逆の悪い男です。ズコズコ人を殺して井戸に放り込んでます。初の悪い役なので新鮮だと思います」とアピール。特に冒頭の部分は山本さん中心のかなりかっこいい映像に仕上がっているようで「打ち上げで石原さんが『何だよ、山本裕典のPVじゃん!』って言ったくらいです」と満足そうに明かした。橋本さんが貞子を演じていることは昨日発表され、衝撃をもって受け止められたが、当人は「何ともヘビーな役ですが、ラスト十何分しか出てないので…すみません、みなさんが観る前にここに立たせていただきまして」と恐縮しきりの挨拶。橋本さんが演じているのはあくまで美少女時代の貞子で、人々を恐怖に陥れるのは、この日も一緒に並んだ髪の長い方の貞子。橋本さんが「気持ち悪いのがいっぱい出てくるので」と口を滑らせると、貞子は手を振り上げ怒りを露わにし、客席は笑いに包まれた。この日は、原作者の鈴木さんも駆けつけたが、貞子を見るなり「しばらく見ないうちに大きくなったな。反抗期じゃないか?」と父親のようなコメントで笑いを誘う。本作は韓国で6月14日(現地時間)より国内最大規模の200館で上映されるほか、香港、シンガポール、台湾などアジア各国での公開が決定!貞子に感想を求めると、英監督の“翻訳”を通して「貞子ジュセヨ(貞子です)。私は国際派女優」と韓国語まじりの返答があり、アジア進出に向けてやる気満々のようだった。『貞子3D』は全国にて公開中。■関連作品:貞子3D 2012年5月12日より角川シネマ有楽町、角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2012『貞子3D』製作委員会■関連記事:公開直前で正体が明らかに!美しき“貞子”を演じるのは…石原さとみと貞子が質疑応答「おいくつですか?」の問いに「享年17。ざっくり高2」キティちゃんが「貞子」に変身!?『貞子3D』×HELLO KITTYシリーズ発売!日本中を震撼させた、あの“貞子”がついに甦る…『貞子3D』試写会に15組30名様ご招待
2012年05月14日かつて一大ホラーブームを巻き起こした『リング』シリーズの貞子が3Dで復活!映画『貞子3D』の試写会が4月23日(月)に行われ、主演の石原さとみを始め瀬戸康史、山本裕典、田山涼成、英勉監督が舞台挨拶に登壇。さらに“生”貞子も乱入し観客を恐怖のどん底に突き落とした。呪いの動画を見た人々が不可解な死を遂げる事件が発生。恐怖と死の連鎖は止まるところを知らず、やがて呪いの元凶と言える貞子の存在が浮かび上がってくる。この日は、貞子の正体を映画公開の5月12日(土)まで秘密にするため、ラスト12分で上映を打ち切るという異例の試写会となった。石原さんは本作でホラー映画に初めて挑戦したが、呪いのビデオで教え子を失ってしまい事件に巻き込まれていく教師役ということで、かなりの数の絶叫シーンをこなしたそう。「ビックリするぐらいすっごい叫びました!」と爽やかに明かした。激しいアクションも自ら行っており「陰湿なホラーを想像してたのでこんな爽快なアクションがあるとは…」と笑顔でふり返った。瀬戸さんは石原さん演じる茜の彼氏役だが「ホラーなので非日常的なことがどんどん起きて怖いけど、僕が出てくるところはホッとさせようと思って演じました」と優しいスマイル。だが実は、瀬戸さんは霊感が強いそうで「DVDで過去のシリーズを観てたら、急に止まったんです」と怪奇現象の実体験を明かした。山本さんは貞子の復活を企む謎めいた男を演じているが、その気持ちを理解するのはかなり難しかったよう。「よく分からないのでGACKTさんをイメージしました。山本GACKTって感じでやってます」と明かし「何で白の革パンツなんだ?」と自らの劇中の衣裳に厳しいツッコミを入れ、笑いを誘っていた。田山さんは事件を追う刑事役だが、長い芸歴を誇る田山さんも意外にもホラー初体験。「こんな顔なんでお呼びがかからなかった」とおどけるが、自らの役柄も気に入っているようで、若い観客に向け「渋かったでしょ?僕の役」とアピールしていた。先述のようにラストの展開や、誰が貞子を演じているのかなどはいまだ謎に覆われているが、英監督は「アンジェリーナ・ジョリーです」と告白。結末を見られずにヤキモキする観客を前に「ぶっちゃけ、この後どうなるかというと…」と結末を暴露しようとしキャスト陣から慌てて制止されていた。そして会場の照明が落とされ、おどろおどろしい音楽と共に本作の最大のスターとも言える貞子が登場すると、客席のあちこちからは悲鳴や「やめて!やめて!」という声が上がった。壇上では貞子と話ができるという英監督を通じて石原さんや瀬戸さんが貞子に質問。「おいくつですか?」と石原さんが貞子に年齢を尋ねると「享年17。ざっくり高2」と監督を返して返事が…。瀬戸さんの「前は呪いのビデオだったのが今回は呪いの動画になってますが」という問いに「ビデオテープはいま売ってない。IT革命」、山本さんの「井戸での住み心地は?」という質問には「狭い。湿気多い。ルームシェアしたい」という珍解答が寄せられ、会場は笑いに包まれた。最後には会場に向けて「ミテネ」と映画をアピールするなど映画の宣伝にも熱心な素顔(?)をのぞかせた。『貞子3D』は5月12日(土)より全国にて公開。■関連作品:貞子3D 2012年5月12日より角川シネマ有楽町、角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2012『貞子3D』製作委員会■関連記事:キティちゃんが「貞子」に変身!?『貞子3D』×HELLO KITTYシリーズ発売!日本中を震撼させた、あの“貞子”がついに甦る…『貞子3D』試写会に15組30名様ご招待
2012年04月23日卓越したお笑いのセンスと息の合った掛け合いが幅広い人気を集めている「関ジャニ∞」の7人が初主演するヒーロー・エンタテインメントムービー『エイトレンジャー』がこの夏公開される。このほど本作の脇を固める個性的なキャストの面々が明らかとなり、ヒロインである女刑事役を人気タレントのベッキー、そして悪の総統役を東山紀之が演じることが決定した。舞台は2035年の日本。関ジャニ∞と舘ひろしが演じる伝説のヒーロー“エイトレンジャー”が荒廃しきった八萬市(エイトシティー)の人々を守るべく、悪の組織と戦う姿を描いたヒーロー・アクション。現在公開中の『劇場版 SPEC~天~』など数多くのヒット作を送り出す堤幸彦監督がメガホンを握る。今回、ベッキーさんが演じるのはエイトレンジャーと共に平和のために闘う熱血女刑事、鬼頭桃子。いつもの元気なイメージを封印して影のあるシリアスな表情や、街のチンピラやテロリストたちをなぎ倒すアクションが見せ場であるが、自身の役について「笑顔のシーンが1個もなく、ずっと真顔、もしくは怒っている顔。それが自分の中ですごく新鮮でしたし、ずっとそういう役をやりたかったので本当に嬉しかったです。映画を観た方は『ベッキーこわっ!』って思うかもしれないですけど(笑)」と明かす。関ジャニ∞のジャニーズ事務所の大先輩にあたる東山さんは、町を牛耳る“ダーク・クルセイド”の総統に!後輩たちのためにひと肌脱ぎ、東山さん自身初となる悪役に挑戦する。この新たなる挑戦に本人も「非常にやりがいを感じます。『レオン』のゲイリー・オールドマンの悪の凄み…彼のような雰囲気を出せたらと思います。いままで感じたことのない、このゾクゾクした不思議な感覚を悪の総統としておもいっきり作品にぶつけてやろうと思っています」と興奮のコメントを寄せている。このほかにも蓮佛美沙子、竹中直人、田山涼成、石橋蓮司、上島竜兵(ダチョウ倶楽部)と若手からベテランまで個性豊かなキャスト陣の参加も決まっており、どんな掛け合いを見せてくれるのか楽しみなところ。『エイトレンジャー』は7月28日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:エイトレンジャー 2012年7月28日より全国東宝系にて公開
2012年04月11日関西出身のジャニーズグループ、関ジャニ∞のデビュー8周年を記念した主演映画『エイトレンジャー』の新キャストが発表され、エイトレンジャーと対立する悪の総統役を東山紀之、刑事役をタレントのベッキーが演じることがわかった。その他の写真本作は、かつては平和だった近未来都市・八萬市(エイトシティー)を舞台に、テロリストによって支配され荒廃してしまった街の平和と未来を取り戻すために立ち上がったヒーローたちが奮闘する物語。劇場版は『TRICK』『SPEC』の堤幸彦監督がCGを駆使してエイトレンジャーの活躍を描く。ベッキーが演じるのは、腐敗した警察機構に憤りを感じ、エイトレンジャーとともに闘う刑事の鬼頭桃子役で、笑顔を一切見せない正義感の強い女性のため、テレビで普段見せる明るく元気なキャラクターを完全に封印したという。ベッキーは、「自分の中ですごく新鮮でしたし、ずっとそういう役をやりたかったので本当に嬉しかったです。映画を観た方は「ベッキーこわっ!」って思うかもしれないですけど(笑)」と話しており、初めて挑戦したアクションについて「爽快、痛快です」と撮影を楽しんでいる様子。また、関ジャニ∞の先輩でもある東山は、長い俳優人生で初めての悪役に挑戦。八萬市を牛耳るテロリスト集団“ダーククルセイド”の総統を演じ、エイトレンジャーと対峙する役どころだ。東山は、「今回の作品で『レオン』の時のゲイリー・オールドマンの悪の凄み、彼のような雰囲気を出せたらと思います」と意気込みを話し、後輩との共演に「負けてられない」と気合いが入っているようだ。豪華キャストとの共演にも注目したい本作は、エイトレンジャー率いる伝説のヒーロー役を演じる舘ひろしをはじめ、東山、ベッキー、蓮佛美沙子、竹中直人、田山涼成、石橋蓮司、上島竜兵と、個性豊かな面々が参加。関ジャニ∞とどのような絡みを見せるのか、期待が高まる。『エイトレンジャー』7月28日(土)より全国東宝系ロードショー
2012年04月11日小泉孝太郎と福田沙紀がBeeTV配信によるドラマ「ヒミツの関係〜先生は同居人〜」でW主演を務めることが決定!高校教師と教え子の“禁断の恋”を描くラブコメディで、2人が秘密の同棲生活を送ることが明らかになった。赴任早々、担任するクラスの様々な問題に遭遇する高校教師・小林直樹(小泉さん)。ある日、先輩教師に連れて行かれたキャバクラで、なんと生徒の千夏(福田さん)と会ってしまう!両親を亡くし、親戚の家で暮らす彼女にはお金が必要だったのだ。直樹にバイトを辞めさせられた千夏は「学校には絶対バレないように」という約束の下、直樹の家に居候することに…。“先生と生徒の禁断の恋”と言えば、かつて一世を風靡したTVドラマ「高校教師」(TBS)などが思い起こされるが、この「ヒミツの関係」はポップなテイストで学園ラブコメディの“王道”を行く作風。小泉さんと福田さんの絶妙な掛け合いが見どころとなっている。小泉さんと福田さんの共演は2006年のドラマ「不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜」(フジテレビ)以来2度目。また小泉さんにとっては教師役も「オトコの子育て」(2007年/テレビ朝日)以来2度目となるが「ひとりひとりの生徒と関わる先生をこんなに深く演じたことはありませんでした。自分の高校時代、そのときに感じていた空気やにおいを思い出して演じました。でも(高校時代に)先生との恋愛はなかったです(笑)」とコメント。さらに「福田沙紀さんについては、勘が鋭いというか、瞬発力があってトップに駆け上がっていく女性特有の鋭い感性の持ち主だと思います。あと干支が一緒でびっくりしました(笑)」と福田さんとの共演について語っている。一方の福田さんは、小泉さんについて「すごく波長の合う人で、お兄ちゃんのように楽しく話せる存在です。先生は恋愛対象と考えたことないですけど、こんな爽やかでかっこいい先生は普通いないですよ!」とベタ褒めのコメントを寄せてくれた。共演陣には佐藤江梨子、石井正則(アリtoキリギリス)、中尾明慶、田山涼成、平泉成ら個性豊かな実力派が顔を揃える。さらに、JURIAN BEAT CRISIS(ジュリアンビートクライシス)が歌う主題歌「I believe」を手がけたのは、昨年、期間限定で復活を遂げたLINDBERG(リンドバーグ)の渡瀬マキ(作詞)と平川達也(編曲)。LINDBERGを思わせる軽快なメロディは、学園ドラマにピッタリ!ひと回り年の離れた小泉さんと福田さんだが、2人の同棲、そして禁断の恋のゆくえは…?「ヒミツの関係〜先生は同居人〜」は7月1日(木)よりBeeTVにて配信開始。「ヒミツの関係〜先生は同居人〜」7月1日(木)配信開始※毎週木曜日更新(全13話)公式サイト:© BeeTV■関連作品:踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 2010年7月3日より全国東宝系にて公開© 2010 フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー■関連記事:7年ぶりの映画『踊る大捜査線』に織田裕二予告「現場に血は流れます」
2010年06月23日こんにちは、おーまえです。京都のちょっといいこと、連載5回目の今回は、京都の涼です。京都も夏本番!盆地で湿度が高く、蒸し暑いのが京都の夏の特徴。ジリジリ、ムシムシしていて本当に京都の暑さって身体に堪えるんですよねー。そんなこともあって、昔から涼をとりながら夏の風情を楽しむ、鴨川納涼床や川床などの文化が生まれました。さて、そんなあっつい京都の夏。市内の中心地に比べると−5°の気温差があると言われる京都の奥座敷、鞍馬-貴船へ出かけてきました。鞍馬へは、出町柳駅から叡山電車へ乗っていきます。ただ昨年の台風の影響で現在も市原駅までの運行となっていますので、ご注意を。1日も早い復旧を願うばかりです。叡電市原駅からはバスに乗り換えて鞍馬へ向かいます。▲市原駅は無人駅。緑がいっぱいののどかな駅周辺。鞍馬寺は、西暦770年建立の歴史あるお寺で、また牛若丸が修行をした場所など、伝説もいっぱいです。鞍馬山はお山自体が尊天の御神体と考えられており、天狗が住むと言われる京都屈指のパワースポット。なるほど、見るからに圧倒されるパワーを感じるお寺です。山門をくぐって参道を30分ほど登って本殿へ。ケーブルカーを使って登る方法もあるので脚力に自信のない方もご安心を。▲バスを降りたらすぐに登場!幻想的で神々しい雰囲気が漂っています。▲途中にある神社も厳かな雰囲気。立派な杉の木が目を引きます。そこからもうひと頑張り。清少納言も『枕草子』で「近うて遠きもの、鞍馬のつづら折りという道」と書いた「木の根道」を通って川床の名店が立ち並ぶ、まさに京都の涼の聖地、貴船へ向かいます。歩いて約40分ほどの道のりです。▲これが木の根道。すごい迫力です。▲山を下ると川のせせらぎが。ついに貴船へ到着!やはり街中よりも少し涼しい気が!それに川の流れる音が聞こえることで、気持ちも洗われるようです。川床料理のお店の間を少し歩けば、貴船神社に到着です。▲青紅葉が美しい貴船神社。縁結びで有名です。ここも京都市内かと疑いたくなるくらい、清涼感のある場所でした。いつかはリッチに川床で流しそうめんや懐石料理を楽しんでみたいものです。京都へ住んでいてもなかなか近くて遠い鞍馬と貴船。大人がしっとり涼を楽しむ地域としておすすめです。ぜひ足を運んでくださいね。今月の京都のちょっといいことは、ここまで。また来月お会いしましょう! おーまえ京都在住。ほぼ毎日自転車行動。時間があると気になる場所やお店をウロウロ探し回りがち。お笑いと犬がずっと好き。最近はリボベジに小さな幸せを感じてます。
2001年12月05日