記憶を失った“三股男”のドタバタ恋愛劇を描いた『指輪をはめたい』が11月19日(土)、全国で公開初日を迎え、主演の山田孝之を始め、共演する小西真奈美、真木よう子、池脇千鶴、二階堂ふみ、そしてメガホンをとった岩田ユキ監督が東京・新宿バルト9で初日舞台挨拶を行った。記憶喪失でプロポーズする相手を忘れてしまった男・輝彦(山田さん)と彼の前に現れた全くタイプが異なる3人の花嫁候補(小西さん、真木さん、池脇さん)。輝彦が本当に愛していた相手とは?手がかりを求めて記憶を失ったスケートリンクに赴いた彼は、そこで謎のスケート少女(二階堂さん)に相談するが…。原作は芥川賞作家・伊藤たかみの同名小説。山田さんは本作のキャンペーン期間中、「男性に向けた作品」だとアピールし続けてきたと言い「原作者も男性ですし、男が結婚するにあたってどういうことを考えるのか?自分自身、その点は面白いなと共感できた。作品のイメージから女性にはさしてアピールしなくても(笑)、ちゃんと観に来てくれるかなと」。実際、客席には男性客の姿も多く見られ「アピールした甲斐ありました!」と満足そうな表情だった。そんな山田さん演じる輝彦について、この日登壇した女性MCが「いわゆる“ロールキャベツ男子”ですね。外側は草食系で、内側は肉食系っていう…」と持論を展開すると、山田さん本人は「どんどんそういう言葉が出てくるんですね。初めて聞きました」と苦笑いだった。一方、女性陣も個性豊かな演技で作品を盛り上げており、輝彦の上司で才色兼備の智恵を演じた小西さんは「パッと見はパーフェクトな女性ですけど、実は内側には情熱を持っていて、猪突猛進タイプ。人間臭く感情を爆発させるところが可愛らしい」と自己分析。真木さんは“セクシー風俗嬢”というこれまでのイメージを一新する役柄に「これを逃したら、こういう役は二度とできないなと思って。現場ではあれこれ考えたが、頭では正解を出せないので、体当たりでぶつかった」と役柄そのままの心意気を披露。人形劇で生計を立てる“ちょっと重い”女性・和歌子を演じる池脇さんは「とにかく輝彦さんと人形劇が好きで好きでたまらない。それだけで生きているような部分がある」と語った。『ヒミズ』(園子温監督)で共演者の染谷将太と共に日本人初のヴェネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)の受賞も記憶に新しい二階堂さんは、スケートリンクでの撮影を「とにかく寒くて、靴も足も冷えてしまって、筋肉が硬直した」とふり返った。そんなバラエティに富んだキャラクターの右往左往を、ファンシーに描いた岩田監督は「漫画チックな部分があるが、それをウソがないようにみなさんが演じてくれた」とキャストに感謝。「カッコつけたいとか、誰かに嫉妬したりとか、人間の原始的な感情の成長を描きたかった」とアピールしていた。『指輪をはめたい』は、新宿バルト9ほか全国にて公開中。■関連作品:ヒミズ 2012年春、シネクイントほか全国にて順次公開© 『ヒミズ』フィルムパートナーズ指輪をはめたい 2011年11月19日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 Kino Films/Kinoshita Management Co.,Ltd■関連記事:山田孝之インタビュー「夢はない。でも、芝居は楽しくて仕方ない」山田孝之、結婚は「タイミングと巡りあわせ。機が来ればすぐにでもGO!」園子温&神楽坂恵が婚約を改めて報告「私の“恋の罪”でお騒がせして」と照れ笑い名匠が被災地に捧げる3分11秒の短編が東京初上映!ワークショップも開催決定あなたは見つけられる?『指輪をはめたい』特製デコトラ“迷走”中!
2011年11月21日映画『指輪をはめたい』の完成報告記者会見が11月3日(祝・木)、都内で行われ主演の山田孝之を始め、小西真奈美、真木よう子、池脇千鶴と岩田ユキ監督が出席した。記憶喪失でプロポーズする相手を忘れてしまった男・輝彦と彼の前に現れた3人の花嫁候補。彼が本当に愛していた相手は誰なのか?記憶を取り戻そうと記憶を失ったスケートリンクに赴いた男は、そこで謎のスケート少女に相談するのだが…。本作への出演の決め手を問われた山田さんは「ぎりぎりウソにならない範囲で」と前置きした上で「僕も30歳手前でそろそろ結婚を考えなくちゃいけなくて、この輝彦という役を通して結婚というものを考えて、未開拓の地に足を踏み入れてみようかと…」と説明。出演してみて答えは「見つかったような、見つからないような…」と言いつつも「タイミング、巡りあわせだと思ってます。仕事でも友人関係でも合う合わないってやはりある。それが合えばすぐにでもしようと思います。機が来ればすぐにでもGOという感じ」と結婚観を明かした。記憶喪失になる前、輝彦はいわゆる“三股”状態で3人と付き合っていたわけだが、当然女優陣からは「ダメだなぁと思う」(池脇さん)、「許せない」(真木さん)、「絶対嫌です」(小西さん)と総スカン。山田さんはというと「取材などで『うらやましいです』って言う人もいましたけど、(三股は)大変なことが多そう。そこまで労力費やすほどは…」とこちらも否定的だった。ちなみに女優陣にそれぞれ結婚相手に求めるものを尋ねると、小西さんは「健康ですかね(笑)。一生一緒にいる人なのであまり虚弱だと困ります」。池脇さんは「相思相愛であり、一緒に食べて幸せに眠りにつけたら」と願望を明かした。3人の中で唯一、既婚の真木さんは単刀直入に「優しさですね」と語り、劇中さながら三者三様の答えとなった。山田さんは「男女で全く感じ方が違うと思う映画。コミュニケーションツールにしてほしい」と作品をアピールした。『指輪をはめたい』は11月19日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:指輪をはめたい 2011年11月19日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 Kino Films/Kinoshita Management Co.,Ltd■関連記事:名匠が被災地に捧げる3分11秒の短編が東京初上映!ワークショップも開催決定あなたは見つけられる?『指輪をはめたい』特製デコトラ“迷走”中!【TIFFレポート】山田孝之、司会者に「本当の恋愛って何ですか?」と逆質問【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ山田孝之主演、花嫁探しコメディ『指輪をはめたい』試写会に25組50名様ご招待
2011年11月04日2009年にNHKで放送され高い支持を集めたドラマ「外事警察」が映画化されることが決定!日本と韓国を舞台に、渡部篤郎、尾野真千子らおなじみのメンバーに加え、新たに真木よう子、さらに実力派の韓国人俳優キム・ガンウらが出演していることも明らかになった。通常の刑事警察とは異なり、対国際テロ捜査を専門とした“日本のCIA”とも呼ばれる警視庁公安部外事課。表立って行動することはなく、家族にさえも身分を明かさず、任務のためには民間人までも“協力者”として巻き込んでいく彼らの姿を描く。ドラマではジャーナリストとしても活躍する麻生幾による同名小説を原案に、渡部さん演じる住本が率いる外事4課の面々が、テロ対策国際会議を前に日本に潜入したテロリストを追いかけるさまが描かれたが、今回、1年半の歳月をかけてオリジナル脚本を完成させた。ドラマの最後で、事件の責任を取る形で表向きは外事課から外された住本が復職。震災の影響もあって社会不安が続く中で、大学施設から原子力関連の部品のデータが盗まれる。外事4課は怪しい動きを見せる「奥田交易」の捜査を開始し、社長の妻・果織を“協力者=スパイ”に仕立てようとする。その矢先、住本が日本に潜伏する韓国の諜報員に刺されるという事件が発生。それは彼らからの“警告”だった…。“公安の魔物”の異名を取る冷徹な主人公・住本を演じる渡部さんは「ドラマからスタッフ、キャスト一丸となって作ってきた作品ですので、 さらに作品が続いていくことをとても嬉しく感じております」と映画化の喜びを語る。さらに「日韓のコラボレーションによる、映像美や重厚感が随所に散りばめられた作品となっています。緻密なストーリーはドラマと変わらず素晴らしく、舞台が韓国にまで広がっていることでスケール感がさらにアップしています」と見どころを明かしてくれた。ほかにも尾野さんが演じた、所轄から外事課へと大抜擢されるも手段を選ばぬ住本のやり方に反発し衝突していた女性捜査官・松沢を始め、北見敏之、滝藤賢一、渋川清彦、山本浩司が演じる4課の面々もドラマに続き、映画版に登場。警視庁警備局長・倉田役の遠藤憲一、内閣官房長官・松村を演じる余貴美子、元警備局長で現在は内閣情報調査室長の有賀を演じる石橋凌もドラマに続いて劇場版に出演を果たしている。韓国の工作員・安民鉄を演じるキム・ガンウに、奥田交易の社長夫人である秘密を抱える果織を真木よう子、原子力研究のエリートであり、事件のカギを握る在日2世の徐昌義を田中泯が演じるなど、劇場版から出演となるキャスト陣にも実力派が多数!渡部さんにとって韓国語での芝居は初体験となったが、わずか1か月ほどの勉強で、現場でキム・ガンウらと通訳を介さずに話ができるほどマスターしていたとか。ソウルと釜山で3週間におよぶ撮影が行われ、特にSWATによる銃撃シーンは韓国屈指のアクション監督の指揮の下、2日で40時間を費やして撮影を敢行した。過去に渡部さんが出演したドラマ「ケイゾク」(TBS)などは韓国でも放送されており、街を歩いているときに観衆に囲まれてちょっとした騒動になったことも。中国のチャン・イーモウ監督による『Flowers of War』への参加も発表されているが、渡部さんにとってまた一歩、新たな世界へと踏み出す作品となった。渡部さん自身は韓国ロケを「非常に優秀なスタッフが加わり、素晴らしい環境の中で撮影をさせていただくことができ、とても貴重な体験となりました」とふり返っている。“スパイ天国”と揶揄される日本だが、多くの国民があずかり知らぬところで陰謀がうごめき、精鋭の捜査官たちが戦いを繰り広げている。“公安の魔物”が生み出すのは日本社会の平穏か?それとも――。『外事警察』は2012年6月2日(土)より全国にて公開。■関連作品:外事警察 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会
2011年10月28日2009年の冬に渡部篤郎主演で放送され注目を集めたNHKドラマ『外事警察』の映画化され、来年6月に公開されることが決定した。その他の情報本作は、日本のCIAとも呼ばれる“警視庁公安部外事課=外事警察”を主人公にした麻生幾の同名小説を原案に、オリジナルの脚本で映画化。2011年の震災で混乱する日本と韓国を舞台に、核テロに立ち向かう“外事警察”の姿を描く。渡部が引き続き、主演を務めるほか、真木よう子、尾野真千子、キム・ガンウ、イ・ギョンヨンらが出演し、ドラマ版を手がけた堀切園健太郎が監督を、『相棒』シリーズなどで知られる古沢良太が脚本を務める。渡部は「韓国の非常に優秀なスタッフが加わり、素晴らしい環境の中での撮影は、とても貴重な体験となった」と、今年の9月から10月にかけて行なわれた韓国ロケについてコメント。劇中では韓国語の台詞も多く、渡部は1か月のレッスンで雑談ができるレベルの韓国語を体得。撮影現場では通訳を介さずキム・ガンウら韓国人俳優、スタッフらと直接会話をし、周りを驚かせたという。冷酷非情な“公安の魔物”と呼ばれる主人公・住本健司については「裏の世界で生きる住本健司というキャラクターは、演じていて心臓をえぐりとられたような苦しい気持ちになる難しい役」と話し、「日韓のコラボレーションによる、映像美や重厚感が随所に散りばめられた作品となっています。緻密なストーリーは、ドラマと変わらず素晴らしく、舞台が韓国にまで広がっていることでスケール感がさらにアップしています」と見どころを語った。『外事警察』は2012年6月2日(土)に公開される。『外事警察』2012年6月2日(土)公開(C)2012「外事警察」製作委員会
2011年10月28日山田孝之主演で贈る、プロポーズする相手を忘れてしまった独身男の恋愛珍道中を描いたラブコメディ『指輪をはめたい』が11月19日(土)より公開を迎える。これを記念して現在、「特製デコトラ輝彦号」と冠した映画オリジナルのデコトラが街を“迷走”するキャンペーンが実施されている。山田さんが本作で演じるのは、プロポーズをする前に頭を打ち記憶喪失に陥ってしまった男・輝彦。そんな彼の前に、明るくセクシーな風俗嬢(真木よう子)、知的でクールな会社の先輩(小西真奈美)、家庭的な大和撫子(池脇千鶴)という全く異なるタイプの女性たちが現れ、輝彦の花嫁候補を名乗る。見覚えのない恋人たちに翻弄される輝彦の迷走ぶりがファンタジックに描かれていく。今回、主人公・輝彦に負けぬ“迷走”ぶりと、山田さんを始め豪華キャストのビジュアルが大きく貼りだされたポップなデザインが目印の特製デコトラだが、あなたがリクエスト次第でこのトラックが好きな街を走ってくれるという。リクエストの方法は単純明快。まず、街を迷走するデコトラを頑張って発見したら、カメラで激写!その写真をTwitterに貼って、ハッシュタグ「#yubiwa」を付けてつぶやくだけ。あとは、抽選やその日の気分で(?)、あなたがリクエストした街へデコトラが発進!さらに、抽選で1名様の望む場所にデコトラが駐車し、見事当たった方はデコトラと一緒に記念写真を撮ることもできる。“迷走”だけにこのデコトラ、どこを駆け抜けるのか検討もつかないが、そんな方のために映画の公式TwitterやFacebook上では、そのヒントが公開されているので要チェック。あなたは街で、このデコトラを目撃できるか?『指輪をはめたい』は11月19日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。『指輪をはめたい』公式Twitter『指輪をはめたい』公式Facebook■関連作品:指輪をはめたい 2011年11月19日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 Kino Films/Kinoshita Management Co.,Ltd■関連記事:【TIFFレポート】山田孝之、司会者に「本当の恋愛って何ですか?」と逆質問【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ山田孝之主演、花嫁探しコメディ『指輪をはめたい』試写会に25組50名様ご招待山田孝之、包帯を巻いて困惑…『指輪をはめたい』ポスター解禁!
2011年10月25日作家・高山由紀子の「源氏物語 悲しみの皇子」(角川書店刊)を原作に、生田斗真ほか豪華キャストを迎え、紫式部が「源氏物語」を執筆する現世と光源氏の生きる物語を描いた映画『源氏物語千年の謎』。光源氏との恋愛を繰り広げる数々の美しき姫君たちの中で、嫉妬に狂う苦悩の美女・六条御息所役の田中麗奈の劇中カットがこのほど披露された。田中さんが今回演じる六条御息所は、前の東宮の妃であり、教養も理性も兼ね備えた美女でありながら、年下の光源氏に恋をしたことで嫉妬に狂い、光源氏の正妻・葵の上(多部未華子)や彼の愛人・夕顔(芦名星)を生霊となって殺めていく。“生霊”役ということで、田中さんは特殊メイクを施し、獲物を絡め取る蜘蛛の巣をイメージした特注の衣裳をまとい、これまでの爽やかなイメージを一新するミステリアスな役どころを熱演。さらにワイヤーロープを用いての撮影にも挑んでいる。この難しい役をつくるうえで、「源氏物語」にまつわる映像や著書の数々から六条御息所という女性を研究したという田中さんは、「(研究で得た)それらを身体の中に取り入れる感じと、こんな風な女性に…という希望、それからただ苦しい恋をしてしまった女性の一人というイメージで演じさせていただきました」と話す。美しくも狂気に満ちた容貌については「メイクは生霊ということでもちろんおぞましいのですが、アジアンテイストを取り入れたモード感が入っているところが新しいと思うし、個人的にも好きです。カツラやメイクも彼女の感情に合わせて少しずつ変わってきています」と気に入った様子。だが、緊張感あふれるシーンが続いたそうで、「集中力を切れないようにすることがちょっと難しかったです」とも。愛するがゆえの怖ろしさと悲哀を、田中さんはどのように演じてみせるのか?光源氏を取り巻く女性たちの中でもひときわ異彩を放つ、六条御息所のドラマにご注目あれ。『源氏物語千年の謎』は12月10日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:源氏物語 千年の謎 2011年12月10日より全国東宝系にて公開© 2011 「源氏物語」製作委員会■関連記事:中谷美紀、憧れの女優は高峰秀子「輝き続けられるように自分を磨きたい」生田斗真の恋の相手は…?『源氏物語』に真木よう子、多部未華子、田中麗奈ら出演生田斗真主演『源氏物語』に中谷美紀、窪塚洋介、東山紀之が出演!
2011年10月17日映画『モテキ』が9月23日(金・祝)に公開を迎え、主演の森山未來をはじめ長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子に大根仁監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。久保ミツロウの人気漫画を原作に昨年、テレビ東京で放送されたドラマを久保さんと大根監督によるオリジナルストーリーで映画化。草食系のサエない男子・幸世が2度目のモテ期を迎え、美女たちに翻弄されるさまが描かれる。ドラマ、映画と幸世を演じてきた森山さん。これで終わることへの寂しさを問われると「ない」とアッサリ。「これですっぱりと(幸世と)手が切れればと思います。2度と僕の目の前に現れないでいただきたい」と映画公開初日に幸世との決別を宣言した。大根監督も「僕もこの幸世という男は大嫌いですから。これだけ感情移入されない主人公も珍しいですね」と森山さんに同意。今回の映画版に際し「元カノ(ドラマ)を今カノ(映画)が超えられるか?脚本で苦労した」と明かしたが、一方で美女たちに囲まれた撮影に関しては「毎日、入れ替わり立ちかわり、かわいい女の子が僕のいうことを聞きにやって来てくれて楽しくてしょうがなかった」とご機嫌だった。女優陣にはそれぞれにモテるためのテクニックを明かしてもらったが、長澤さんは「この映画から学んだのは、笑顔でいることはモテるためのポイントということ」とニッコリ。さらに監督に促されて、劇中で披露する「ここでドロンさせていただきます!」というやり取りを再現。このセリフの後に、手裏剣を投げる動作が加わるのだが、これは実は普段から長澤さんが得意としているネタなのだとか。長澤さんの“生ドロン”に会場はメロメロだった。麻生さんは「重たい女をやらせてもらいました」と挨拶。実は、麻生さんが演じたるみ子は女子からかなり高い支持を受けているという。それを聞いて麻生さんは「ウソ(笑)?重いですけど…」と自虐気味に語り笑いを誘った。仲さんは、一見ハデかわのアゲ嬢だが、二面性のある愛を好演。自らの役を「お持ち帰りしてみたら失敗したっていう男の人の話をよく聞きますが、そのパターンですよね」とバッサリ。モテる女について「めんどくさいことをちゃんとやる人がモテるんだと思います。私はめんどくさがりだからやりません(笑)」とサバサバと語っていた。ドS女の唐木役の真木さんは客席からの「蹴られたい!」という歓声に「本当ですか?」と驚いた表情。大根監督とは「週刊真木よう子」に続いての仕事となったが、監督から「あのとき(『週刊真木よう子』の撮影時)は、常に唐木のように僕に接していました」と暴露され、低い声で「やめてください」とピシャリ。真木さん、麻生さんらは長澤さんの“殺しの笑顔”を絶賛。真木さんが初対面をふり返り「初めてガッツリと見たとき、『(恋に)落ちるな、これは』と思いました」と言えば、麻生さんも「しゃべってて楽しいし、笑顔に特別感がある」とベタ褒め。長澤さんは恐縮しつつ「本当のモテキが来ているのか分かりませんが…」と複雑そうな笑顔を浮かべていた。『モテキ』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:モテキ 2011年9月23日より全国東宝系にて公開© 2011映画「モテキ」製作委員会■関連記事:森山未來インタビューわずかに成長?“中二病”主人公にけじめの決別宣言!長澤まさみ「大人にならないと演じられない役」に嬉し恥ずかし『モテキ』でPerfumeが映画初出演!森山未來が4人目のPerfumeメンバーに?新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設『モテキ』新キャスト発表豪華女優陣のハッピ姿に森山未來は「目のやり場に困る」
2011年09月24日「モテる男はツラい」と言うが、この映画を観てるとツラいを通り越して痛々しくなってくる。誰しもが青春の過程で一度は通り過ぎ、封印したはずの自意識過剰で、思わず「勘弁してくれよ!」と叫びたくなるような情けない姿をこれでもかと見せつける。森山未來はそんな恋愛偏差値の低いセカンド童貞男・藤本幸世を「中二病」とバッサリ斬り捨てる。久保ミツロウの180万部を超える人気漫画を斬新な演出で連続ドラマ化して話題を集めた「モテキ」が、今度は久保さんの書き下ろしによるオリジナルストーリーで映画化!長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子が演じる4人の美女に囲まれつつも、この美女たちの中心で苦悩と自己嫌悪を叫び続ける幸世に森山さんが冷静にツッコむ!映画版は監督&原作者の“イタい恋愛あるある”?「僕はドラマで“やりきった感”が満載だったので、(映画を)やるとなったときは戸惑ったという以上に『これ以上何をやるんだろう?』という気持ちでしたね」と森山さん。一方で映画版の幸世は「微妙なサジ加減で(苦笑)」成長を遂げているとも語る。「ドラマでは幸世は自分の気持ちだけで突っ込んで行って、自分でシャットアウトして全速力で戻ってくる。結局、自己完結で自分の場所に逃げ戻ってくるんです。それじゃダメだというところで終わって、映画はそこから1年後。成長したいというのもあって就職するところから始まるので、仕事で使えないなりにも対人スキルとかは微妙に上がってますよ(笑)。モテ期と言っても四方八方にではなく、一途な方向に向かっているのも変化ですね。ただ、最終的にあるヒロインを追いかけるけど、彼女を追いかける動機が最初とどう変わっているのかが分からないんですよね(笑)。ドラマでは闇雲に走ってたけど、今回は目標を持って走っているという差異はあるよね、という話は大根さん(※監督)とはしましたね」。おぉ!永遠の“中二病”幸世にそんな成長が。だが、当然のことながら目を背けたくなるようなイタい姿も(大江千里の「格好悪いふられ方」<※歌詞付き>も健在!)。森山さん自身、情けない幸世を演じながら青春のかさぶたをはがされるような心の痛みを感じることはなかったのだろうか?「そういう部分はドラマでやっているうちに麻痺してしまいましたね(笑)。ただ、原作のストーリーはドラマで全て消化して、今回はオリジナルストーリーとして久保さんと大根さんの“イタい恋愛あるある”みたいなものを詰め込んだ作品なので『どうしておれがそんなものを引き受けないといけないんだろう…?』という思いになったりはしましたね(苦笑)」。そんな“痛み”を伴う撮影の中で、森山さんと大根監督の間には険悪なムードが!?「大根さんは不思議な人で、自分で書いているからというのもありますが、ものすごく僕(=幸世)に感情移入しちゃって、撮りながらイタくなってるんです。だから僕に対してものすごいイライラして『もういい。もういい、カット!!』みたいな状態が続いて、撮影が進むにつれて、あまり言葉を交わさなくなったりしましたね(笑)」。主人公・藤本幸世を演じて得たもの、彼に贈る最後の言葉は――?ドラマと映画でこの1年ほどの間に幸世が向き合ってきた女性は8人。イタい恋愛依存症の女性から、自由奔放な女性まで様々だが、この作品を通じての変化も踏まえつつ、森山さん自身の女性観を聞いてみた。「元々、僕は男性が女性に勝てるとは思ったことがないんです。やっぱり女性の方が強くて、それは草食系うんぬんということではなく絶対的にあると思いますね。それをごまかすために男は見栄を張ったり、肉体的な部分で誇示したりするんだろうな、と。それが(社会的にも)女性の地位が上がっていく中でその分、男性の居場所がどんどんなくなっていった。それで“草食系”というようなものも生まれたのかな、とも思います。女性は…強いですよね(笑)」。では、本作で幸世を演じて彼から得たものは?と尋ねると、「誰しも幸世のような感情を持ってたことはあるし、それをこじらせた人を“中二病”と呼ぶわけで、中学2年生だったことがある人は、どこかしらこの感情を共有できる。もちろん、僕もその気持ちは分かるんですが、どこかで僕は『もうそういうの卒業したいな』と思ってた頃合いに、この作品でまたそこに引き戻されたんです(苦笑)。ドラマから映画に至るまで、その気持ちが続いてるんですが、もうそろそろいいかな、と…。だからこの映画ですっぱりとけじめがつけばいいなと思ってます」。ではいま、森山さんから藤本幸世に贈る言葉は?「二度と僕に近づかないでもらいたいですね(笑)」。この冷酷な言葉こそが、森山さんが全身全霊で幸世を演じた証と言えるのかもしれない。(photo/text:Naoki Kurozu)<衣装クレジット>シャツ¥9,975 / MONSIEUR NICOLE(03-5778-5445)スニーカー¥9,975 / HIDEAWAYS(03-5778-5445)Stylist:Mayumi Sugiyama■関連作品:モテキ 2011年9月23日より全国東宝系にて公開© 2011映画「モテキ」製作委員会■関連記事:長澤まさみ「大人にならないと演じられない役」に嬉し恥ずかし『モテキ』でPerfumeが映画初出演!森山未來が4人目のPerfumeメンバーに?新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設『モテキ』新キャスト発表豪華女優陣のハッピ姿に森山未來は「目のやり場に困る」
2011年09月20日森山未來主演の映画『モテキ』の完成披露パーティが30日に都内で行われ、森山、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子、リリー・フランキーと大根仁監督が登壇した。完成披露パーティの様子ドラマ『モテキ』は、もうすぐ30歳の冴えない幸世(森山)に突然訪れた“モテ期”を描いたもので、深夜ドラマにもかかわらず高視聴率を記録。映画版は原作者の久保ミツロウ自らTVシリーズ終了から1年後の設定でオリジナルストーリーを書き下ろしたもので、第2の“モテ期”を迎えた幸世が新たなヒロインの長澤、麻生、仲、真木と恋愛模様を繰り広げる。当日はミラーボールが輝き、真紅のじゅうたんが敷かれた会場にフォーマルなドレス姿のキャスト陣が登場。招待された一般客約100名からは黄色い歓声があがった。森山は「この映画で一生分モテつくしたので、もう満足。やりたい放題やらせてもらいました」とあいさつし、本作で初めてセクシー・シーンに挑戦した長澤は「恥ずかしかったのと同時に、大人になったなと感じました」と振り返り、“草食系”の幸世について「個人的には“肉食系”と“草食系”のどちらも持ってる男性が好き。映画では幸世は肉食系と感じることが多かったので、ドラマよりも成長した幸世が見られるんじゃないかな」と話した。最後にキャスト陣は巨大シャンパンタワーを囲み、映画のヒットを祈願して乾杯。森山は「どういうところから切り取っても楽しめるエンターテイメントとなってます。友達と観て、(ヒロイン4人の中の)“誰派”か話してみてください」とPRした。『モテキ』9月23日(金・祝)全国東宝系にてロードショー
2011年08月30日映画『モテキ』完成を記念しての披露パーティが8月30日(火)、都内で開催され、主演の森山未來をはじめ、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子、リリー・フランキー、大根仁監督が来場した。人気同名漫画を原作にテレビ東京で放送されたドラマの劇場版で、原作者・久保ミツロウの手による映画オリジナルのストーリーが展開。第二の“モテキ”が訪れた草食系のセカンド童貞男子・幸世の懊悩が描かれる。長澤さん、麻生さん、仲さん、真木さんという4人の美女からモテモテの役とあって森山さんはご機嫌。「去年から今年にかけて一生分、モテ尽くしましたね。毎日とっかえひっかえ、いろんなべっぴんさんとの撮影で、キスだ胸を触るだ、やりたい放題でした」と天国のような(?)撮影の日々をふり返った。この日、一番多く、しかも映画に関係ない話で盛り上がっていたのはリリーさん。MCを務めるテレビ東京のアナウンサーに「TVで見るより胸大きいですよね。最近のテレ東は胸が大きい人が多い」とちょっかいをかけたかと思えば、映画が完成しての心境を聞かれると「こうして今日の日を迎えられたのは、僕らが黒い交際もなく頑張ってきたから」とブラックジョークで会場を沸かせていた。女優陣に森山さん演じる幸世との恋愛がありかなしか?草食系と肉食系男子どちらが好みか?を尋ねると、長澤さんは「どちらでもいいかな…(苦笑)。どっちも持っている人が理想」。麻生さんは「(幸世は)かわいいな、とは思いますがタイプじゃない」とバッサリ。仲さんも長澤さん同様「(肉食・草食は)どちらでもいいですが、部屋が散らかっている人は嫌なので(幸世は)無理です」。さらに真木さんからも「イヤですね」とモテモテな劇中とは裏腹に、4人からは否定的な答えが寄せられた…。長澤さんが演じたみゆきは、男をメロメロにする笑顔の持ち主でこれまでにないセクシーなシーンも。長澤さんは「いままで撮られたことのないカットが多くて、脚だけや胸だけが画面に映っていて恥ずかしかったです…。同時に大人にならないと演じられない役柄ができたなと思います」と照れくさそうに語ってくれた。麻生さんは、現場で監督と衝突することもあったとか。リリーさんに「ケンカしていた」と暴露され、大根監督も「いまだに仲が悪いです」と明かされると「バラされたー!」と困ったような笑顔を浮かべていた。『モテキ』は9月23日(金・祝)より全国東宝系にて公開。■関連作品:モテキ 2011年9月23日より全国東宝系にて公開© 2011映画「モテキ」製作委員会■関連記事:『モテキ』でPerfumeが映画初出演!森山未來が4人目のPerfumeメンバーに?新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設『モテキ』新キャスト発表豪華女優陣のハッピ姿に森山未來は「目のやり場に困る」
2011年08月30日TVシリーズから始まり、前後篇2部作の劇場版で幕を閉じた「SP」シリーズ。その劇場版後篇に当たる『SP 革命篇』のDVDが8月26日(金)、早くも発売となり、これを記念して出演陣の中から松尾諭、神尾佑、平田敦子、野間口徹の4人が「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI店」に来場し、“SP”として店内見回りを行った。要人警護を専門とする「警視庁警備部警護課第四係」の面々の活躍を描いた本作。ドラマ版のラスト、そして劇場版前篇『SP 野望篇』で描かれた謎が全て解き明かされる。平日の昼間、しかも外は大雨にもかかわらず多くの人々がインターネットなどでの告知を見て来場。東京近辺だけでなく静岡に名古屋、岡山など遠方からやって来たファンもおり、平田さんは「私たち4人しか来ないので、あまり集まらないかと思ってたけど…」と驚いた様子。実は、およそ2年前になる劇場版の撮影は、この店のすぐ近くにある六本木ヒルズで始まったこともあり、六本木は「SP」にとって思い出の地のひとつである。4人は劇中の衣裳で来場したが、松尾さんは「2年も経ってまたこの服を着られるのはありがたいこと」と目を細める。神尾さんも「もう着納めだと思っていたので」と喜びを口にした。ひとり渋い顔の野間口さんはここ六本木で苦い思い出が…。野間口さんは潜入捜査に専従する捜査官の田中を演じているが、「撮影現場で潜入捜査の服を着て待ってたら、スタッフが誰かを探しながら、僕の前を3往復もした。衣裳さんに『誰探してるの?』って聞いたら『野間口さんが…』って。帽子を被っていたからだと自分に言い聞かせてます…」と寂しそうに明かしてくれた。今回はDVDということで、特典映像も見どころ。松尾さんは、出演陣ひとりひとりのクランクアップの瞬間を収めた映像集に触れ「とにかく僕はよく泣いてました。岡田(准一)さんのクランクアップシーンはノーカットで、人間こんなに涙出るかってくらい泣きました。もう『SP』で泣くことはないだろうと思ってたら、家でこのDVD見ながらまた泣いてしまいました」と告白し、観客席からは温かい笑いが起こった。『SP 革命篇』DVD&ブルーレイは発売中。■関連作品:SP 革命篇 2011年3月12日より全国東宝系にて公開© 2011「SP」プロジェクトチーム■関連記事:堤真一が岡田准一のアクションを絶賛!「弾丸をよけられる男ですから」真木よう子インタビュー 「SP」誕生から4年、大作への進化に「予測できた」キャスト陣も参加で裏話が聞ける?『SP』Twitterイベントを特別ドラマ放送中に開催真木よう子、壇上でまさかの舌打ち疑惑!岡田准一「何かムカつくことありました?」岡田准一『SP』深夜ロケで荒れた?「誰か蹴りてぇ!」で犠牲になったのは…
2011年08月26日2010年7月からテレビ東京系で放送された森山未來主演のドラマ『モテキ』の映画版の公開を記念し、映像配信サイトのGyaO!がドラマ全12話を無料で配信する。その他の情報ドラマ『モテキ』は、もうすぐ30歳をむかえる冴えない幸世(森山)に突然訪れた“モテ期”を描いたもので、深夜ドラマにもかかわらず高視聴率を記録し、第48回ギャラクシー賞選奨を受賞した。映画版は原作者の久保ミツロウ自らTVシリーズ終了から1年後の設定で、オリジナルストーリーを書き下ろしたもの。第2の“モテ期”を迎えた幸世が新たなヒロインの長澤まさみ、麻生久美子、仲 里依紗、真木よう子と恋愛模様を繰り広げる。映画が9月23日(金)に公開されるのを前に、GyaO!では8月31日(水)に1日限定でドラマ全12話を無料で配信し、サイト内で特集ページを公開する。GyaO!が民放ドラマの無料映像配信を行うのは初の試みで、今回は映画、テレビ、インターネットという異なるメディアの相互作用によって『モテキ』の魅力や認知度をより高めるために、配信を決定したという。●ドラマ『モテキ』全12話 無料配信配信期間:2011年8月31日0時~23時59分 1日限定対象デバイス:PC版GyaO!およびスマートフォン版GyaO!(iPhone、iPad、Android端末)『モテキ』9月23日(金)公開(C)「モテキ」久保ミツロウ/講談社(C)「モテキ」製作委員会
2011年08月25日極限のサバイバルゲームにハラハラドキドキスポーツの秋、読書の秋と「秋」の楽しみ方はいろいろありますが、たまには彼女や友達と映画鑑賞もいいのでは?今年の秋も話題作の公開がめじろ押しです!そこで、20代男性205名に、9月~12月に公開される作品の中で「これから見たい映画」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.これから見たい秋公開映画は?(複数回答)1位『カイジ2』21.4%2位『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』6.8%3位『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』6.5%4位『くまのプーさん』4.8%4位『モテキ』4.8%5位『映画 怪物くん』4.0%5位『ツレがうつになりまして。』4.0%■『カイジ2』が見たい!!・「出ている俳優が好き」(24歳/金融・証券/営業職)・「最近アニメもまた放送しているし、映画も見たいです」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「藤原竜也さんがカイジとそっくりだったから」(22歳/商社・卸/営業職)・「前作が非常に面白かったので」(29歳/機械・精密機器/営業職)・「前作の内容からどんな続編を作るのか興味がある」(29歳/通信/技術職)■『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が見たい!!・「シリーズが面白いので、今回も期待できるから」(27歳/ソフトウェア/技術職)・「シリーズの爽快(そうかい)感をまた味わいたいから」(25歳/建設・土木/営業職)・「シリーズが好きなので」(29歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「前作を見ているから」(29歳/ソフトウェア/技術職)■『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』が見たい!!・「毎シーズン欠かさず見ているから」(29歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「内容の想像がつかない。期待!」(29歳/ソフトウェア/技術職)・「これが映画化!?って感じだから」(29歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)■『くまのプーさん』が見たい!!・「昔から大好きだったので見てみたい」(28歳/小売店/販売職・サービス系)・「いやされそう」(29歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「気になる」(26歳/建設・土木/事務系専門職)■『モテキ』が見たい!!・「テレビ版も面白かったし、映画版も期待できそうだから」(27歳/情報・IT/営業職)・「マンガでも面白かったから。映画でどうなるか興味がある」(24歳/電機/営業職)・「キャストが豪華」(25歳/金融・証券/専門職)■『映画 怪物くん』が見たい!!・「ドラマが面白かったので期待できるから」(24歳/機械・精密機器/技術職)・「ドラマを見ていたから」(27歳/ソフトウェア/技術職)■『ツレがうつになりまして。』が見たい!!・「明日はわが身な世の中だからです」(27歳/生保・損保/事務系専門職)・「知っておくべき情報がありそうだから」(24歳/学校・教育関連/事務系専門職)■番外編:この映画が見たい!!・『アンフェア the answer』:「ドラマや前回の映画を見ていて結末がとにかく気になっていたから。そして、篠原涼子さんがハマリ役」(24歳/学校・教育関連/事務系専門職)・『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』:「タンタンの大ファン。原宿のショップにも行くくらい好きなので」(24歳/自動車関連/事務系専門職)・『聯合艦隊司令長官 山本五十六』:「きちんとした仕上がりになっているか興味がある」(29歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・『はやぶさ/HAYABUSA』:「どんなことがあったのか知りたい」(20歳/人材派遣・人材紹介)総評マンガが実写化された『カイジ2』が1位!!前作同様、主人公は藤原竜也さんが演じ、新たなキャストとして伊勢谷友介さんも登場するとのことで、より見どころが増えそう。今回は借金返済のため、10億円以上稼げるパチンコ台「沼」の攻略に挑む「欲望の沼」編。「前作が楽しかったから」、「原作のファン」という人もハラハラしながら見られそうです。「毎回見ている」人もいる大人気の『ミッション:インポッシブル』シリーズの第4作目『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が2位。トム・クルーズさんの迫力あるアクションシーンは、ぜひ劇場で見てみたいですよね!!「まさか映画になるとは!!」と劇場版製作に驚いた人が多かったのは、3位の『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』。タイトルに(笑)をつけているあたりふざけたにおいがプンプンします。NHKのコント番組である『サラリーマンNEO』を映画化したこの作品。セクスィー部長が登場するかどうかは、見てのお楽しみ!同率4位はディズニー映画『くまのプーさん』と実写ドラマも話題だった『モテキ』。3DやCGが主流の中、あえて伝統的なスタイルの手描きタッチのアニメーションで公開される『くまのプーさん』は「いやされそう」と人気でした。『モテキ』は主人公の森山未來さんに加え、長澤まさみさん、麻生久美子さん、真木よう子さん、仲里依紗さんという豪華キャストに期待する意見が多数。突然"モテ期”が訪れるなんてうらやましい状況を、実際に経験できないならせめて映画だけでも楽しみたいですよね。5位も同率で『映画 怪物くん』と『ツレがうつになりまして。』がランクイン。共にマンガから映画化された作品です。『映画 怪物くん』は3Dとのことで、手が伸びる映像を劇場で楽しみたいものです。『ツレがうつになりまして。』はうつ病を明るくコミカルに描いた作品。うつ病の夫役・堺雅人さん、支える妻役・宮崎あおいさん、2人の演技にも注目です。マンガ原作やドラマ、シリーズ作品、ディズニー映画など、さまざまなジャンルの映画がランクインしました。映画館に足を運んだ後は、読書の秋として原作を読んだり、ドラマを見直してみたりするのも楽しそう。ぜひ、恋人や友達と文化的な秋を過ごしてください。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2011年6月22日~6月28日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性205名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンクエンタメに関するコンテンツは『コブタメ』でCHECK!!【ランキング男性編】コミック原作の実写映画ランキング【ランキング男性編】守ってほしいハリウッド映画のヒーローランキング完全版(画像などあり)を見る
2011年08月19日2010年7月からテレビ東京系で放送された森山未來主演のドラマ『モテキ』の映画版に、女性3人組ユニットのPerfumeが映画初出演を果たした。その他の写真ドラマ『モテキ』は、もうすぐ30歳の冴えない幸世(森山)に突然訪れた“モテ期”を描いたもので、映画版は原作者の久保ミツロウ自らTVシリーズ終了から1年後の設定で、オリジナルストーリーを書き下ろしたもの。第2の“モテ期”を迎えた幸世が新たなヒロインの長澤まさみ、麻生久美子、仲 里依紗、真木よう子と恋愛模様を繰り広げる。Perfumeが出演したのは、モテない男・幸世が珍しくやって来た恋に浮かれる気持ちをPerfumeの楽曲“Baby cruising Love”にのせてミュージカル風に見せるシーンで、ドラマ版でも登場した同シーンは話題となり、映画版では本人たちが登場することとなった。Perfumeと共演を果たした森山は「“4人目にならせてください!”と自らダンスに参加させてもらえるようにお願いし、結果今までの三角形というPerfumeのフォーメーションが、平行四辺形や台形になっていたのが面白かった」と話しており、実際に撮影されたシーンでは50人のダンサーとチアガールをバックに、森山はPerfumeの4人目のごとく溶けこんでいたという。また、映画初出演となったPerfumeは「スタッフの方もPerfumeの曲を愛してくれている方ばっかりで、本当にあたたかい雰囲気の現場で楽しかったです。自分たちの楽曲を未來さんと一緒に踊れて、セリフではなくいつもどおりのダンスでしたので緊張というよりも楽しく出来ました」と喜びを語っている。『モテキ』9月23日(金)公開(C)2011映画「モテキ」製作委員会
2011年08月09日山田孝之主演のコメディ『指輪をはめたい』のポスター画像が解禁となり、公開日も11月19日(土)に決定した。原作は芥川賞作家・伊藤たかみの人気小説。スケートリンクで転倒し、記憶喪失となった営業マン・片山の鞄の中から出てきたのは婚約指輪。失くした記憶と婚約者を探し始める彼の前には、それぞれ彼女だと主張する3人の女性が。会社の先輩でクールな才女に、風俗店勤務のさばさばしたセクシー美女、公園で人形劇屋台をする清楚な女の子…はたして一体誰が本当の彼女?だが、恋の記憶を巡る結末には意外な秘密が隠されていた――。硬派なイケメンからダメ男まで幅広い役柄を演じる山田孝之を主演に迎えた本作。『鴨川ホルモー』に『大洗にも星は降るなり』と、たびたびコミカルな姿を披露している山田さんだが、本作では頭にグルグルと包帯を巻いて、記憶喪失に陥った主人公を熱演している。まじめな顔で面白いことをやってくれるのが山田さんの魅力だが、本作では山田さん演じる片山を振り回す女優陣も豪華!小西真奈美、真木よう子、池脇千鶴がそれぞれに彼女を主張し、物語をかき回す。果たして婚約指輪は誰の薬指に?もうひとり、片山がスケートリンクで出会う可憐なレオタードの美少女を演じる新鋭・二階堂ふみも注目。4人の美女たちの間で山田さんはどんな姿を見せてくれるのか?メガホンを握るのは、『檸檬のころ』で注目を集めた岩田ユキ。女性の感性で悩める記憶喪失男の恋路を描き出す。『指輪をはめたい』は11月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:指輪をはめたい 2011年11月19日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 Kino Films. All Rights Reserved.
2011年07月27日女優の中谷美紀が「第3回 プラチナ・ミューズ アワード」を受賞。その受賞式が7月14日(木)に都内で開催され、トロフィーとプラチナのネックレスが贈呈された。プラチナ・ジュエリーの国際的広報機関である「プラチナ・ギルド・インターナショナル」が雑誌「Domani」(小学館刊)とのコラボレーションで、プラチナのように光り輝く“ワーキング・ウーマン”を表彰するというもので、過去には米倉涼子、滝川クリステルが受賞している。映画やドラマなど女優としての活躍に加え、エッセイや紀行文など多彩な活躍で広い年代に支持されているということで今回、中谷さんが選ばれた。プラチナ・ギルドのハンキンソン尚子代表は「知性あふれる凛とした佇まいがプラチナ・ミューズにふさわしい」と中谷さんを絶賛。トロフィーを手渡し、“プラチナ・アラベスク”と呼ばれる、宝石を使わずにプラチナだけで制作されたネックレスを中谷さんの首に掛けた。中谷さんは「プラチナってこんなに輝く美しいものだったのか、と改めて実感しています。年齢と共に肌の輝きは減っていくものかもしれませんが、プラチナを身につけて輝きを増すことができたら。プラチナのように輝き続けられるように自分磨きに努めたい」と喜びを語った。この日は、大胆に肩を露出しつつも、下は黒のパンツスタイル。「シンプルな服が大好きなんですが、プラチナもシンプルで控え目な輝きを持っていて気に入っています」と微笑んだ。いわば、働く女性の理想として今回の受賞に至ったわけだが、中谷さん自身が憧れる女性像を聞かれると「日本の女性は空気を敏感に読み取り、和を保つことができてすごく素敵だと思います。女優として、亡くなられた高峰秀子さんを素敵だなと思いますが、憧れの女性に近づくのにあと何十年かかるのかな、とも思っています」と明かした。映画にドラマと活躍する中谷さんだが、今年は舞台に初挑戦。井上靖原作の「猟銃」がまずカナダのモントリオールで上演され、その後、10月に日本で凱旋公演が行われる。中谷さんは初舞台で一人三役をこなす。一人の男性の不倫の愛が、妻、愛人、愛人の娘の手紙で浮かび上がってくるという物語で「日本の女性の心のマグマのようなものが表現できるのでは?と思いました」と語り、初舞台で三役、しかも初演がモントリオールという点についても「自分に試練を与えるときなのかも、と思っています」と不敵な笑みを浮かべていた。さらに「演じるときに、年齢を(役を)あきらめる理由にするのではなく挑戦し続けたい。つい惰性で日々を過ごしがちですが、常に新鮮、純粋な気持ちで演じていきたい」とさらなる飛躍に向けた決意を口にした。■関連作品:源氏物語 千年の謎 2011年12月10日より全国東宝系にて公開© 2011 「源氏物語」製作委員会■関連記事:生田斗真の恋の相手は…?『源氏物語』に真木よう子、多部未華子、田中麗奈ら出演生田斗真主演『源氏物語』に中谷美紀、窪塚洋介、東山紀之が出演!
2011年07月14日人生において異常なほど異性にモテる時期、通称“モテキ(モテ期)”。そんな人生の中で“バブル”とも言えるような時期が到来した童貞男が、美女たちに翻弄される姿を描いた痛快ラブコメディ『モテキ』の新キャスト発表が6月13日(月)に日活撮影所にて行われた。発表会見には、主演の森山未來を始め、新キャストの長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子がそれぞれセクシーなハッピ姿で出席した。金なし、夢なし、彼女なしの、恋に奥手な草食男子・藤本幸世は、派遣職員を卒業し、新しい生活を始めるも、新しい出会いもないままに日々を過ごしていた。だが、ある日を境に突然、女性たちからの誘いの連絡がひっきりなしにやって来る。そして、気がつけば4人の女性から同時にアプローチを受ける様になるのだが、不慣れなモテっぷりに幸世自身でもその状況をコントロールしきれない。こうして、幸世の苦しくも幸せな日々が始ったのだが…。久保ミツロウの同名人気コミックを基にした本作。昨年、テレビ東京系列で放送され、高視聴率を記録したドラマ版「モテキ」では、野波麻帆、満島ひかり、松本莉緒、菊地凛子が主人公・幸世を翻弄する美女たちを演じたが、劇場版で彼女たちに代わるのが、以下の4名。幸世の大本命で、“殺しの笑顔”を持つ年下の雑誌編集者・松尾美由紀に長澤まさみ。美由紀の親友で“恋愛体質”な清楚系OL・桝本留未子を麻生久美子が、幸世に逆プロポーズする“ハデかわ”ガールズバー美人店員・愛を仲里依紗が演じる。そして、毒舌&下ネタで幸世を叱咤激励する“4人中最強の美貌”を持つSキャラ先輩社員の唐木素子には真木よう子と、まさに豪華絢爛の新キャストを迎える運びとなった!会見当日、クランクアップを迎えた女優陣は、作品への思い入れをそれぞれに語った。森山さんと『世界の中心で、愛をさけぶ』以来、約7年ぶりの共演となる長澤さんは「以前から女優を立ててくれる役者さんで、自分の芝居が上手くなった気がするくらい柔軟な方です。天才だと思います!」と森山さんをベタ褒め。また、仲さんは「二面性のある役なので、そのギャップを観てほしい」と自身の役柄について明かし、Sキャラの先輩社員を演じた真木さんは「豪快な飛び蹴りのシーンがあります。お楽しみに」と、それぞれに作品の見どころを語ってくれたが、麻生さんだけは「20代前半にモテキが来たことがあります!」と、突然のカミングアウト。さらに、セクシーなハッピ姿で登場した女優陣への感想を聞かれた森山さんは「目のやり場に困る」と恐縮しきりの様子で、笑いに包まれた会見となった。また、今月始めに発表された「TOWER RECORDS SUMMER SALE 2011」キャンペーンの一環で『モテキ』×タワーレコードのコラボレーションが実現!森山さんと4人の女優陣(長澤×麻生×仲×真木)の撮り下ろし顔写真とサイン入りのポスター・ビジュアルが解禁となった。しかし、こんな美女たちに一度に迫られたら、人生の“幸せ貯金”を全て使いきってしまいそうで恐ろしい…。だが、どこかでそれでも「“モテキ”が来ないものか」と待ち望んでしまうのも、男の悲しい性。本作では、そんな“幸せな悲鳴”を上げながらも、4人の美女たちのアプローチに頭をかきむしる幸世に、自分自身を重ねて見てみるのも面白いのかも。『モテキ』は9月23日(金・祝)より全国東宝系にて公開。■関連作品:モテキ 2011年9月23日より全国東宝系にて公開© 2011映画「モテキ」製作委員会
2011年06月15日3月26日(土)、映画『SP 革命篇』の舞台挨拶が都内で開催され、主演の岡田准一(V6)に、堤真一、松尾諭、神尾佑、波多野貴文監督が登壇。本作の収益の一部が、東北地方太平洋沖地震の被災者のために寄付されることが発表された。要人警護のスペシャリストたちの活躍を描くTVドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」としてスタートし、昨年公開された『SP 野望篇』を経て、これまでの全ての謎が明かされる完結編として、先日より公開されている本作。当初、公開初日の3月12日(土)に舞台挨拶が行われる予定だったが、震災のため延期され、改めてこうして舞台挨拶が行われることになった。岡田さんは「被害に遭われた方々のご冥福をお祈りします。そして『SP』の戦っている姿やチームワーク、勇気といったものが、いま、戦っている方の力になればこれ以上に嬉しいことはありません」と真摯に語った。堤さんも「震災があって、温かいところにいられることや電気のありがたさなどを感じましたし、いろんなことを考えさせられました。いま、みなさんもいろいろ考えてワサワサした感じを持っていると思いますが、それが大事だと思います」と語りかけた。阪神大震災で被災した経験を持つ松尾さんは「物質的な復興も大事ですが、被災されたみなさんの心の復興も長い時間をかけて大事にしていかなくてはならないと思います。早く、みなさんに映画を観ていただける日がくれば」と祈りを込めた挨拶。神尾さんは福島県いわき市出身で、ご家族が避難生活を送っているそう。「いま、この瞬間も現場で復興に向けて戦っている人への感謝の気持ちでいっぱいです。笑顔で生活できる日が来ることをお祈りしています」と語った。撮影時の話になると、次々と興味深いエピソードが続出。堤さんは「年なので、セリフを覚えるのがつらかった。その上、何で岡田准一とアクションせなあかんの?オッサン、大変でした」と苦労をふり返る。堤さんによると、岡田さんは鉄砲から出る火花を一瞬でかわしたそうで「本当にすごい!速い!速いよキミは。弾丸をよけられる男ですからね。たまりませんね」と手放しで岡田さんの身体能力を絶賛していた。岡田さんは「あなたにとって『SP』とは?」という問いに「結晶。スタッフとキャストみんなで偽りなく『観て!』と言えるものを作ったと思います」と充実の表情。最後に改めて「これから元気が大事だと思います。笑顔になっていただけるように出来ることをやっていきたいと思います。『SP』がその力になれば」と呼びかけた。『SP 革命篇』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:SP 革命篇 2011年3月12日より全国東宝系にて公開© 2011「SP」プロジェクトチーム SP 野望篇 2010年10月30日より全国東宝系にて公開© 2010「SP」プロジェクトチーム■関連記事:真木よう子インタビュー 「SP」誕生から4年、大作への進化に「予測できた」キャスト陣も参加で裏話が聞ける?『SP』Twitterイベントを特別ドラマ放送中に開催真木よう子、壇上でまさかの舌打ち疑惑!岡田准一「何かムカつくことありました?」2010年映画ファンが選ぶベストムービー洋画大作を抑えあの邦画がNo.1に輝く!岡田准一『SP』深夜ロケで荒れた?「誰か蹴りてぇ!」で犠牲になったのは…
2011年03月26日2007年に始まった連続ドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」は深夜枠としては異例の高視聴率を記録。待望の映画化となった『SP 野望篇』は観客動員300万人を超える大ヒットとなった。後編の『SP 革命篇』では、遂にこれまでのすべての謎が明かされる――。「笹本は、私も尊敬するかっこいい女性」この日、インタビュールームに現れた女優・真木よう子は、おなじみの黒いスーツ姿だった。「『SP』の衣装になると、立ち振る舞いが笹本っぽくなるんですよね。あんまりかわいい顔で笑えなくなるというか、ちょっとクールになります(笑)」と笑う姿は実にかっこいい。女性でさえも、いや、むしろ女性の方が惚れ惚れとするような、クールで男勝りな、それでいて実に女性らしい警視庁警備部警護課第四係の紅一点、笹本絵里を演じているが、その姿は真木さんのイメージにそのまま重なって見える。実際のところはどうなのだろう?「笹本は、私も尊敬するかっこいい女性。でも、最初からこうだったのかな?何話かやっていくうちに、私のやりやすいようにというか、(脚本の)金城さんが私に合わせて書いてらっしゃるのかなと。ほかの作品もだいたいそうなるんですけど(笑)」。物語はいよいよ佳境を迎え、国会議事堂でテロリストたちと壮絶なバトルが繰り広げられる。笹本にも印象的なアクションシーンがいくつかあり、そのひとつが、入山法子演じる青池由香莉とのバトルシーンだ。その鬼気迫るアクションは、男同士のバトルよりよほど迫力がある。しかし、体格も腕力も男性に比べて乏しい女性同士がアクションをこなすには、苦労や不安もあったのではないだろうか。「最初は女性同士ということですごく不安でした。お互いにアクション経験がゼロ同士で、でも周りの男性たちはみんなアクションができるから、私たちの女のファイトがかっこ悪くなっちゃったら台無しにしちゃうなと。監督からも『いわゆるキャットファイトみたいな感じにはしたくない』と言われたので、すごく練習しました。嘘のないアクションシーンにするには、練習するしかないんです。最後の方は当たってもしょうがないぐらいの勢いで、遠慮は全然なかったです(笑)。お互いにすごいテンションでした」。さらに、国会議事堂の本会議場では、ついに銃を抜くシーンも登場する。射撃の元オリンピック候補選手という笹本の真骨頂とも言えるシーンだ。「あのシーンは机を駆け上がらないといけないので、最初は(ワイヤーで)吊ろうかという話も出ていたんです。でも、そこは気合いで(笑)。ただ、歩幅を一歩でも間違うと、左右が逆になってフォームが変わっちゃったりするし、実際にはすごく難しかったんですよ。あと、スーパースローで撮っているので、実際の動きよりずっとゆっくり映るんですよね。だから、銃を撃つと火薬がパンッとなるんですけど、まばたきをしちゃいけなかったんです。それにはちょっと苦労しましたね」。「『SP』は自分の中でもすごく特別な作品」その一方で、「SP」ファンが楽しみにしているお決まりのシーンももちろん登場する。松尾諭演じる山本隆文との漫才のようなやり取りだ。正直なところ、演じているうちに快感になったりは…?「快感…ではないですよ(笑)。結構、本気で叩いているので、松尾さんも相当痛いと思います。でも、あそこは現場でもみんなが楽しみにしているんです。監督も含めみんなから、さらにいいものを…と求められている感じがあって、次は髪の毛をむしらないと笑ってくれないんじゃないかと(笑)。でも、毎回なにかしらの奇跡があって、メガネが飛ぶシーンで本当に割れちゃったりとか。『割れちゃった!』というセリフは、松尾さんのアドリブです(笑)。私もそんなプレッシャーから、本気で叩かなきゃと思って、ちょっと眼鏡狙いでいったりはしてます(笑)」。また、共演した堤真一に対しては、複雑な心情も抱いたという。「堤さんって、普段はマイカメラを持ち出して『真木ちゃん、ちょっと撮ってくれ』と自分のかっこいいポーズを撮らせたりする、お茶目なオッチャンなんですけど、ああやって完成した作品を観ると、本当に素晴らしい!『どこで切り替わってるんだろう?』とみんなで話し合ったことがあります。それぐらい、現場ではチャラけてるのに、すごい尾形になっていて、悔しいですよね(笑)」。「SP」との付き合いもかれこれ4年。その間には、結婚し、出産し、女性としても様々な経験を重ねた。そんな真木さんにとって、「SP」とはどんな存在なのだろう?「『SP』は自分の中でもすごく特別な作品。『SP』で私のことを知ってくださった方もすごくいると思うし、長く携われてすごく幸せな時間だったなと思います。スタッフもキャストもプロ意識の強い方たちばかりで、いい作品を作りたいという思いが強かったし、ひとつの作品を作り上げるという過程をものすごく実感できたというか。いろいろな意味ですごく幸せな現場でした」。企画からアクション、編集にまで携わり、20代の後半を本作に費やした主演の岡田准一をはじめ、キャスト、スタッフの本作への意気込みの強さは方々で語られている。だが、シリーズが始まった当初から、ここまでの大作になることは想像できたのだろうか?そう尋ねると、「できました」との即答が返ってきた。「私はあまりガツガツ人に『観てみて』と言う方じゃないんだけど、『SP』はすごく面白い自信があったから、『本当に面白いから観た方がいいよ』といろいろな人に言ってましたね。そこから本当に『SP』ファンになってくれたので、これで終わりじゃないだろうなとなんとなく思ってました」。「笹本をここで終えるのは悲しすぎる」それだけに、思い入れも強い。クランクアップを迎えたときは、珍しく感情が高ぶってしまったという。「私、ほとんど泣かないんですけど、このときばかりはちょっと泣いちゃいました。それまで実感はなかったんですけど、『こういうことを喋っているってことは、終わりなんだ…』と思ってきて。私、岡田くんのアップの瞬間に立ち合いたくて、松尾さんと『サプライズで行こうぜ』と、現場の近くに車を停めて待機してたんですけど、外せない急用ができてしまって、そのまま帰らなきゃいけなくなっちゃったんです。だから、立ち合えなかったのがすごく残念で…。きっと立ち合えていたら、終わったんだなという感じをみんなで共感しあえたのかなと思うんですけど」。まだまだ心残りを感じさせる真木さんに、スピンオフもありえるのでは?と伝えると、「スピンオフ…いやあ、どうですかね(笑)」と照れたような笑いを見せながら、「でも、笹本をここで終えるのは悲しすぎるから、似たような女の人か、寡黙な殺し屋みたいなものをやってみたいですね(笑)。もうちょっとアクションしたかったなと思うし、銃の上手な持ち方も教えてもらったから、それももう少し出してみたかったなと思います」と、素直な心情を語ってくれた。きっとその機会が巡ってきたあかつきには、いつもと変わらない彼女でありながら、確実にパワーアップしたアクションを見せてくれるに違いない。もう少し真木さんの笹本を観たいものだと強く思った。(photo:Yoshio Kumagai/text:Mio Kojima)■関連作品:SP 革命篇 2011年3月12日より全国東宝系にて公開© 2011「SP」プロジェクトチーム■関連記事:キャスト陣も参加で裏話が聞ける?『SP』Twitterイベントを特別ドラマ放送中に開催真木よう子、壇上でまさかの舌打ち疑惑!岡田准一「何かムカつくことありました?」岡田准一『SP』深夜ロケで荒れた?「誰か蹴りてぇ!」で犠牲になったのは…岡田准一、暴漢を退治!真木よう子は男に囲まれ火がついた?「殴る、蹴るが快感に」
2011年03月08日映画『SP 革命篇』の公開を3月12日(土)に控え、その1週間前に当たる明日3月5日(土)にフジテレビ系にてスペシャルドラマ「SP 革命前日」が放送されるが、このドラマを見ながらTwitterで熱く「SP」を語り合うというイベントが、WEB上の特設サイトにて開催されることが明らかになった。土曜の深夜枠の連続ドラマとして放送が開始され、瞬く間に話題を呼び、23時台という時間帯のTVドラマとして記録的な視聴率を誇った「SP 警視庁警備部警護課第四係」を2部作で映画化。昨年公開された『SP 野望篇』に続く最終章となる本作では、国会の場での大規模なテロ事件が勃発し、岡田准一扮する主人公・井上をはじめ、第四係の面々がテロリストに立ち向かう姿が描かれると共に、これまでベールに覆われてきた全ての謎が明らかに!5日(土)に放送される「革命前日」では、文字通り『革命篇』の前日が舞台。“革命”に立ち向かう尾形(堤真一)やテロリストたちの動向、大規模テロの計画など知る由もなく、束の間の休息を楽しむ笹本(真木よう子)、山本(松尾諭)、石田(神尾佑)ら第四係の面々のプライベートの様子、さらには尾形の動きに目を光らせ、真相に迫る公安の姿などが多角的に描かれる。そしてTwitterイベントは放送と同時刻のリアルタイムイベントとして、放送を見ながら「SP」について語り合う場となっている。いまでは、映画のプロモーションにTwitterが使われることはごく当たり前のことになったが、実は映画『SP』はその先駆けともいえる存在。2009年の9月5日のクランクインから、撮影現場の模様を実況中継したほか、撮影終了後も映画の完成までのプロセスやプロモーションの様子を断続的にツイートし、フォロワーは15,000を超えるまでに。先日、2月24日(木)に開催された『SP 革命篇』の完成披露試写会では、このイベントの直前、直後の舞台裏の様子をUstreamによりWEB上で生中継したが、平日の夕方という時間帯にもかかわらず、延べ5,000人がリアルタイムで視聴した。今回のTwitterイベントに参加するには、『SP』公式Twitterアカウント「@SP_movie」をフォローの上、ハッシュタグ「#SP_movie」をつけて、スペシャルドラマ放送中に「SP」についてツイートするだけ!これまでもTwitter上で本作について語ってきたスタッフ、キャスト陣も参加する予定とのことなので、思わぬ裏話が聞けるかも!?「SP革命前日」は3月5日(土)21:00よりフジテレビ系にて放送。『SP 革命篇』は3月12日(土)より全国東宝系にて公開。『SP』公式Twitter:特設ページ:■関連作品:SP 革命篇 2011年3月12日より全国東宝系にて公開© 2011「SP」プロジェクトチーム■関連記事:真木よう子、壇上でまさかの舌打ち疑惑!岡田准一「何かムカつくことありました?」岡田准一『SP』深夜ロケで荒れた?「誰か蹴りてぇ!」で犠牲になったのは…岡田准一、暴漢を退治!真木よう子は男に囲まれ火がついた?「殴る、蹴るが快感に」
2011年03月04日映画『SP 革命篇』の完成披露試写会が2月24日(木)、都内で開催され、主演の岡田准一をはじめ、堤真一、香川照之、真木よう子、松尾諭、神尾佑ら主要キャストが勢揃い。「SP」ファンで埋まった会場は大きな盛り上がりを見せた。深夜枠にもかかわらず高視聴率を記録した連続ドラマ、そして昨年公開された『SP 野望篇』に続く劇場版であり、完結篇となる本作。直木賞作家・金城一紀のオリジナル脚本で、特殊な能力を持った主人公の井上薫(岡田さん)を中心に、要人警護を任務とする警視庁警備部警護課第四係の面々の活躍が描かれる。特に本作では、上司の尾形(堤さん)の抱える、国家を巻きこんだ“秘密”が明らかになる。岡田さんらが姿を現すと、会場は熱狂!壇上には国会議事堂が描かれた幕が張られていたが、岡田さんらが壇上に上がるとテロを思わせるような大爆発音とともに幕が落ち、後ろから「SP」のロゴが登場するという演出で会場の熱気は最高潮に。マイクを握った岡田さんは「昨日は眠れませんでした」と初めてお客さんの前で、この『革命篇』を披露する喜びを表した。堤さんは、劇中のクールな尾形とは全く違うノリで開口一番「ヤッホー!」。満員の客席を見渡し嬉しそうに笑みを浮かべていた。与党幹事長の伊達を演じる香川さんは、緊張のせいか喜びのせいか噛みまくり。「おいしいワイン」と言うところを「わいしい…」と言うなどして「年だね、我々は」と、苦笑いを浮かべて隣りの堤さんをチラリ。すると堤さんも香川さんと肩を組み、優しい笑顔で「労り合おうね、ほめ合おうね」。2人のコミカルなやり取りに会場は笑いに包まれた。笹本役の真木さんが、突然、司会者から映画の見どころは?と質問され慌てて口ごもると、隣りの岡田さんや松尾さんが「いま、舌打ちした?ムカつくことでもありました?」とはやし立て、真木さんが「してません!」と必死で否定する一幕も。改めて真木さんは「4係のプライベート、私服姿が見られます」と見どころを明かしてくれた。さらに、松尾さんがリクエストに応じておなじみの(?)「かっこいいポーズ」を壇上で披露してくれたり、岡田さんのアクションについての感想を求められた香川さんが「ボクシングやらねぇか?」と『あしたのジョー』の丹下段平口調を見せたりと、登壇陣が次々とサービス。また、ハリウッドとの間で本作のリメイク化権の交渉が進められていることも明かされ、会場からは期待を込めた大きな拍手がわき上がった。『SP 革命篇』は3月12日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:SP 革命篇 2011年3月12日より全国東宝系にて公開© 2011「SP」プロジェクトチーム■関連記事:岡田准一『SP』深夜ロケで荒れた?「誰か蹴りてぇ!」で犠牲になったのは…岡田准一、暴漢を退治!真木よう子は男に囲まれ火がついた?「殴る、蹴るが快感に」
2011年02月24日映画『SP 野望篇』(波多野貴文監督)の初日舞台挨拶が10月30日(土)、TOHOシネマズ スカラ座で行われ、主演のV6・岡田准一、共演の堤真一、真木よう子らシリーズレギュラーメンバー5人が出席した。2007年11月〜2008年1月に深夜枠で放送された人気ドラマの劇場版2部作の第1弾で、研ぎすまされた神経と高い能力を持つ井上薫(岡田さん)ら要人警護を担当する警視庁警備部警護課第四係が、大物国会議員(香川照之)の警護につきテロリストに立ち向かう。脚本を手掛ける作家の金城一紀と企画段階から同シリーズを育み、本格アクションにも取り組んできた岡田さんは「前日は眠れなかった。ドキドキしちゃって。僕にとっては7〜8年越しくらいの企画。本当にみんなで闘ってきた作品なので違う感じがあって」と感慨深げ。「日本でここまでアクションはない、という作品を作ったので、これまでは『野望篇』を観ていただくのが野望でしたが、次の野望は『革命篇』(第2弾)を観ていただくことです」と凛々しい表情。井上の才能を見い出す上司・尾形役の堤さんは、アクションをやりたかったか?と司会者から聞かれ「アクションは危ない!」と即答。岡田さんから「『革命篇』では堤さんのアクションもありますよ」とバラされると「バァーンと飛んでポテッと落ちます」と告白。岡田さんは「随分軽い感じに聞こえますね」と苦笑いし、会場は爆笑だった。ほかに松尾諭、神尾佑が出席。空手有段者の神尾さんは「深夜ロケが続いていたある日、岡田さんが『誰か蹴りてぇ、ローキック蹴りてぇ』と言っていたので、僕が蹴られたんですけど、スピード、タイミング、ドンピシャで来るので本当に痛かった」と妙な褒め言葉。岡田さんは「荒れていたんですかねぇ」と照れ笑いでふり返っていた。『SP 野望篇』は全国東宝系にて公開中。『革命篇』は2011年春、全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:SP 革命篇 2011年春、全国東宝系にて公開©2011「SP」プロジェクトチーム SP 野望篇 2010年10月30日より全国東宝系にて公開© 2010「SP」プロジェクトチーム■関連記事:映画のヒロインに変身!「TIFF」ヘアデザインショーモデル体験に1名様ご招待ドラマの謎の続きがここに!岡田准一主演『SP 野望篇』試写会に10組20名様ご招待岡田准一、暴漢を退治!真木よう子は男に囲まれ火がついた?「殴る、蹴るが快感に」
2010年10月30日光源氏役に人気絶頂の生田斗真を迎えて描き出す歴史絵巻『源氏物語』の共演陣が新たに発表され、真木よう子、田中麗奈、多部未華子、芦名星、蓮佛美沙子、室井滋が出演することが明らかになった。作家・高山由紀子の「源氏物語 悲しみの皇子」を原作に、紫式部が「源氏物語」を執筆する現世と、光源氏の生きる物語の中という2つの世界を往き来する形で物語は展開。これまでに生田さんのほか、紫式部を中谷美紀、藤原道長を東山紀之、そして安倍晴明を窪塚洋介が演じることが発表されていた。今回新たに出演が明らかになったのは6人の女優陣。NHK大河ドラマ「龍馬伝」に龍馬の妻・お龍役で出演中の真木さんは、源氏の亡き母・桐壺と彼女に瓜二つで光源氏の義理の母となる藤壺を演じる。田中さんは、源氏に恋焦がれるあまり生霊の姿に身を変えてしまう六条御息所、多部さんは源氏の正妻・葵の上を演じる。源氏の想い人である夕顔の君に芦名さん、帝の正妻で桐壺を目の敵にする弘徽殿役に室井さんが演じ、現実世界で紫式部の語り相手で道長の娘である中宮彰子に蓮佛さんが扮する。生田さんからは「絢爛たる女優陣を相手に現代ならではの源氏物語を創っていきたいと思っています。ひとつの作品でこれだけ多くの女優さんと共演が出来ることは稀有な経験で、かなり緊張もしておりますが、いまから楽しみにしています」とのコメントが到着した。また、製作総指揮を務める角川歴彦氏は「光源氏をとりまく女たちには著者・紫式部の心の底に蠢く様々な思いが投影されています。だから“生田源氏”をとりまく女優たちには紫式部が振りつけた個性を光らせる“それぞれの艶”を演じきる力が必須でした。そこで魅力と可能性を併せもつ日本映画界屈指の華麗な演技派に白羽の矢を立てたわけです。母性と色香で光源氏を虜にする藤壺には真木よう子の放つ、なまめかしい大人の艶がその魅力を引き立たせると思います。光源氏への深い愛が嫉妬へと変貌し、生霊と化す六条御息所には妖艶さとある種の気迫を演じ切れるであろう田中麗奈に期待をかけました。光源氏の后・葵の上は、儚さと気品が絶対条件、さらに華もなければならない。表情に幼さを覗かせる多部未華子は適役でしょう。優しさと慎ましやかな佇まいで自然に光源氏に受け入れられてゆく夕顔には、可愛らしさを繊細にかもし出すことが出来るであろうクールビューティの芦名星を選びました。そして光源氏とは直接絡みませんが、清楚さと矜持を表現せねばならない道長の娘・彰子役は蓮佛美沙子に託しました。そして、この物語の主要な舞台となる平安宮廷の大奥を支配する弘徽殿は『人間失格』でも素晴らしい存在感で若手を圧倒した室井滋に委ねます。彼女なら“鬼気迫る”という言葉がまさにぴったりの、物語を大きくうねらせる演技をしてくれるに違いないと思っております」とひとりひとりの配役の理由を説明すると共に、期待を寄せる。彼女たちが源氏とどのように絡み合い、どのように愛憎を表現するのか?撮影は9月20日より始まり、岩手や京都を中心に行われ年内にはクランクアップの予定。『源氏物語』は2011年、全国東宝系にて公開。■関連作品:源氏物語 2011年完成予定■関連記事:生田斗真主演『源氏物語』に中谷美紀、窪塚洋介、東山紀之が出演!
2010年10月11日決め手はやっぱりバスト。不二子ちゃんの胸にふさわしい女優はこの5人!『ルパン三世』の峰不二子といえば、抜群のスタイルと美貌を武器に、男たちを翻弄する魔性の女。お金のためなら仲間も平気で裏切るヒールな役どころながら、どこか憎めない愛嬌も兼ね備えた、実に魅力的なキャラクターです。今回は“国民的悪女”とも言える不二子を演じてほしい有名人について、20代男性222名に聞いてみました。>>女性編も見る※以下敬称略Q.『ルパン三世』の不二子を演じてほしい有名人は誰ですか?(複数回答)1位藤原 紀香16.7%2位杉本 彩10.4%3位小池 栄子9.9%4位佐藤 江梨子9.0%5位釈 由美子8.6%■藤原 紀香派は……・「セクシーさとかっこよさを兼ね備えているから」(25歳/建築/総務)・「体型がぴったりだし、何よりオーラがある」(26歳/紙パルプ/営業)・「不二子はやっぱり、大人の女性に演じてほしい」(24歳/自動車関連/エンジニア)・「このスタイル、まさに不二子そのものという感じ」(23歳/ソフトウェア/エンジニア)■杉本 彩派は……・「大人のエロスを持ち合わせているから」(26歳/倉庫/プログラマー)・「セクシーな女優として真っ先に頭に浮かんだ。でも少し年齢が気になるかも……」(25歳/メンテナンス/営業)・「原作の不二子にそっくりだと思う」(24歳/官公庁/財務)■小池 栄子派は……・「ズバリ、胸の大きさ」(27歳/団体/営業)・「体型だけでなく、キャラクターも近いものを感じる」(29歳/学校/その他)・「ナイスバディでセクシーな魅力があるから」(29歳/金融/金融系専門職)■佐藤 江梨子派は……・「キレイで巨乳だから」(27歳/IT/クリエイティブ)・「キューティーハニーのイメージで」(28歳/自動車関連/エンジニア)・「どことなく猫っぽい感じが不二子に似ている」(22歳/学校/その他)■釈 由美子派は……・「顔の造作が何となく似ている気がする」(27歳/金属/研究開発)・「かわいくて胸も大きいから」(28歳/IT/営業)総評「不二子を演じてほしい有名人」のトップ5は、男性編・女性編ともにほぼ同じ顔ぶれとなりました。顔立ちやスタイルの良さなどを基準に選んでいる点は共通ですが、男性編で目立ったのは“胸の大きさ”に関するコメントが多かったこと。男性にとっては、「スタイルが良い=巨乳」というイメージが強いのかもしれません。また、票が細かく割れ、2位以下が僅差の戦いになったのも男性編の特徴。ちなみに6位以下も真木よう子さん、谷村奈南さんなど、グラマラスな美女が名を連ねました。(文・武政ふゆ)調査時期:2010年8月25日~9月6日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性222名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク映画やドラマ、あなたの気になるエンタメ情報はコチラでチェック【男性編】入社してきてほしい女性タレントランキング第2回「彼女にしたいアニメヒロイン」おれが惚れた女ベスト5!完全版(画像などあり)を見る
2010年10月07日2007年から2008年にかけて放送され、その後、スペシャル版も製作されるなど大人気を博したTVドラマの続編として前後編2部構成で映画化される『SP THE MOTION PICTURE』のスペシャル・イベントが8月9日(月)に東京・台場のフジテレビにて開催され、主演の岡田准一、共演の真木よう子、松尾諭、神尾佑が出席。映画ばりのアクションを生で披露し喝采を浴びた。前日の8月8日(日)はフジテレビが独自に制定した“フジテレビの日”ということで、同社の豊田皓社長が黒塗りのVIP車で登場。岡田さんらは、豊田社長の“SP”としてスーツ姿の“本番モード”で姿を現した。そこへ、客席から暴漢2名が現れるが、ひとりを神尾さんらが押さえ込んで確保。もう一人は武器を所持していたが、岡田さんが見事な投げ技で取り押さえ、会場は拍手に包まれた。要人警護のプロフェッショナルたちの活躍を描いた本作。挨拶に立った岡田さんは「異例の8か月もの撮影でしたが、みんな、素晴らしいチームワークで『チャレンジしよう!』という気持ちでやりました。変化球ではなく真っ直ぐなボールを投げよう、ドラマでできなかったことをやろうという気持ちで挑みました」と充実した表情を見せた。ドラマ版は、岡田さん演じる井上の上司である、堤真一さん扮する尾形の謎めいた行動と2人の対峙で幕を閉じ波紋を呼んだが、岡田さんは「『野望篇』と『革命篇』でみなさんの謎に答えて完結します」とニヤリ。人気キャラクター、女SPの笹本を演じる真木さんは「女一人で“男アクション祭り”の中で、私のアクション魂にも火がつきまして…(笑)。男性を殴る、蹴るというのがだんだん快感になってきました」と告白。劇中、かなり痛めつけられるシーンもあるようだが「日常生活の中で味わうことのない痛みでして、どうリアクションとっていいものかと困りました」と苦笑交じりに明かして会場の笑を誘った。続いてマイクを握った山本役の松尾さんは「真木ちゃんにいっぱい殴ってもらった幸せ者の松尾です(笑)」と挨拶。イベント冒頭のアクションについて「真面目にやれと言われてたのでそのつもりでしたが、なぜか笑いが起こっていて…」と複雑そう。さらに、岡田さんから「(松尾さんに)『かっこいいポーズやって!』と言うと、やってくれますよ」とムチャぶりが。観客が声を揃えて「かっこいいポーズやって!」とお願いすると、壇上で華麗に蹴りの型を披露し…足を滑らせて尻餅!客席からは温かい拍手がわき起こった。いまだ、作品の詳しい内容が明らかになっていないこともあって、ファンの期待は高まるが、劇場版では香川照之さんが与党幹事長の役で出演。これについて岡田さんは「鍵を握る人物です」とだけ明かした。また、クールなSP・石田を演じる神尾さんも「尾形vs井上の関係性の中で、自分は尾形に代わって井上をフォローするという責任が…」と物語や役柄の一端を明かし、ファンの期待を煽った。さらに、アクションシーンの撮影について岡田さんは「現場ではみんな、アザは当たり前。怪我と呼ぶのは骨折から」と説明し、その激しさをうかがわせた。『SP THE MOTION PICTURE 野望篇』は10月30日(土)より、『革命篇』は2011年春、全国東宝系にて公開。■関連作品:SP 革命篇 2011年春、全国東宝系にて公開©2011「SP」プロジェクトチーム SP 野望篇 2010年10月30日より全国東宝系にて公開© 2010「SP」プロジェクトチーム
2010年08月09日