最新の保湿機は、快適な睡眠をもたらすことを考えて作られています。今回は、冬の睡眠時の悩みを解消してくれる保湿機をご紹介します。快適な睡眠のために保湿が重要?だんだんと本格的に寒くなってきて、もう冬本番ですね。朝起きると、きりっとした寒さと乾燥した空気を感じますが、乾燥している空気の中では風邪の細菌が繁殖しやすいため、睡眠時もしっかりと保湿しておく必要があります。そんな時は、高機能保湿機に頼りましょう。睡眠中、乾燥した空気を潤して、快適な睡眠をもたらしてくれます。睡眠中の喉・鼻・肌の潤いを保ってくれる保湿機があります。睡眠時の乾燥について調べた調査によると、朝起きると喉や鼻の乾燥が気になっているという人が半数以上いたそうです。また、次いでお肌の乾燥を気にしている方も多いようです。乾燥の影響で朝すっきり起きられない人が多いことがわかります。低音スチームで顔周りの保湿今、睡眠中に顔周りを保湿してくれる保湿機が人気を集めているようです。睡眠時は、部屋全体ではなく、顔周りを保湿してくれれば十分でしょう。低音のスチームで顔周りだけを保湿させ、喉・鼻・肌の乾燥を防ぎます。通常の保湿機をつけると、窓や壁の結露が気になりますよね。顔周りのみを保湿するものを使えば、そういった結露も発生しません。また最近では、音の設計もよくできていて、ささやき声よりも静かな音で気にならないものも多いです。さらに、ベッドサイドにおけるコンパクトサイズのものも多く出ているので邪魔にもなりませんね。デザイン性も良くなっており、従来の保湿機のイメージとは変わってきています。快適な睡眠のためのアイテム保湿機以外にも、快適な睡眠のために有効なアイテムがあります。この寒い冬にオススメなのが、目もとを温めること。蒸しタオルなどを使うと、気持ちよくてそのまま眠ってしまいそうになるほどです。また、目もとを温める専用のホットアイマスクや、目もと温め専用のゴーグルは、その場で簡単に使えるのでオススメです。パナソニック社の「目もとエステ」という商品は、ゴーグル型のもので目もとを温めます。目もとを保湿し、振動を与えることでリラックス効果が得られます。普段、PCの画面をずっと見ていて目を酷使しているという方は、快適な睡眠のために、目もとのケアをしてみてはいかがでしょうか。Photo by Patrick
2015年01月07日近年、オンラインゲームにはまってしまって睡眠不足が続いている人が増えているようです。自分には関係ないと思われる人も要注意です!ゲームが及ぼす睡眠への影響をご紹介します。1日5時間以上インターネット今の高校生は1日どのくらいインターネットを使っていると思いますか?なんと、高校生の約4割が、5時間以上も毎日インターネットに接続できる端末を使っているそうです。インターネットに接続しているかは別としても、パソコンやスマートフォン、ゲーム機、携帯音楽プレーヤーなどの端末を1日に5時間以上も使っているとのことです。学生である高校生は、自由時間のほとんどを端末と共に過ごしているということでしょうか。また、朝食を食べなかったり、睡眠時間が短くて睡眠不足など生活習慣が乱れているという声もあります。特に、アプリやオンラインなどのゲームに没頭している学生が多いようです。睡眠不足とオンラインの関係インターネットに接続できる端末を長時間使っているユーザーの方が、朝食をとっていない傾向にあるようです。夜更かししてしまい睡眠不足で、朝なかなか起きられないというのも理由にあるのでしょう。生活リズムが乱れている証拠です。またネットの危険性についても、若者は個人情報の流出や友人とのトラブルの可能性を認識しているようです。ネットや端末の利用に関して、なかなか親子で話し合うといった機会はありませんが、逃げずにそういった機会を作るべきです。学生だけでなく、大人も自分の行動を見直してみましょう。オンラインゲームがもたらす睡眠不足以外の影響アプリやオンラインでゲームをしたことはありますか?ほとんどの人が遊んだことがあるのではないでしょうか?しかし、オンラインゲームには様々な悪影響があるようです。もちろんストレス発散になるなどのメリットもあるでしょう。ただ、はまってしまい長時間プレイし続けてしまったり、多額を課金してしまったり。睡眠不足になるほど時間を忘れて遊んでしまい、最後には引きこもりになってしまうというケースもあるようです。普段の生活に大きな影響を与えてしまう可能性のあるゲームには注意しなければなりません。はまって抜け出せなくなる前に、自分でコントロールしていく必要があるのです。Photo by Blake Patterson
2015年01月04日睡眠に悩みを抱えている方はたくさんいらっしゃると思います。でも、「自分の睡眠障害・病気はなんという名前ですか?」という質問に対してすぐに答えられる人は多くないと思います。今回は、「昼間の眠気」が生じるタイプの睡眠障害を解説したいと思います。眠気のタイプや症状からわかる睡眠障害「睡眠障害」というと、イコール「不眠」と捉えがちですが、じつはさまざまな種類が存在します。眠気のタイプや症状を見ることは、どのような睡眠障害なのかを判別する材料にもなるのです。たとえば、夜にちゃんと寝ているのに、昼間やたらと眠くなる--これはただの怠け癖か、それとも季節のせいか。このような症状の場合は、とかく睡眠障害以外が原因と自己判断・解決をしてしまうこともあるのではないでしょうか。でも、これも立派な睡眠障害のひとつなのです。「春眠暁を覚えず」だからしょうがない、コーヒーやガムでなんとか我慢して乗り越えようなんて考えていた方、ぜひこの記事を最後まで読んでください。2つの睡眠障害の可能性が?睡眠時間をしっかりとっているのに、昼間に強烈な睡魔に襲われる場合は、2つの睡眠障害の可能性が考えられます。(1)睡眠時無呼吸症候群(2)ナルコレプシーそれぞれ、どのような睡眠障害なのか解説していきたいと思います。(1)睡眠時無呼吸症候群これは睡眠中に呼吸が一時的に止まってしまうため、酸欠状態になって深い睡眠をとることができず、睡眠不足になってしまう病気です。たとえ8時間の睡眠時間をとっても、睡眠の質が著しく低下しているため疲れがとれません。よって昼間の眠気が発生します。ナルコレプシーってなに?(2)過眠を引き起こす病気のうち「脳の中の睡眠を調節する機構がうまく働かず、日中に強い眠気が出現するもの」の代表的な睡眠障害がナルコレプシーです。具体的には、脳内でヒポクレチンまたはオレキシンと呼ばれるたんぱく質(これらは覚醒状態を続ける働きをする)をつくりだすことができなくなって起こる病気と考えられています。どちらにせよ、「自分はナルコレプシーかも……」などの勝手な自己判断は禁物です。当てはまる症状や昼間の眠気がある場合は、一度お医者さんに相談してみましょう。Photo by ChRiS Lu
2015年01月01日「自分の眠りの質が良いのか悪いのかわからない」と悩んでいる人もいるかもしれません。最近、大手企業が睡眠に関するグッズを販売しており、この中には眠りの質を測定するものもあるのですが、どうして、こういう製品が登場しているのでしょうか?ゲームの任天堂が眠りの質測定グッズを発表ゲーム機で有名な任天堂が、2015年に眠りの質を測定する製品を販売すると発表しました。また、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療で知られる医療機器メーカー、米国レスメド社との業務提携も決定したそうです。この製品は、ノンウエラブル(身につけない)センサーによって、呼吸や心拍数を測定し分析するのが特徴。ゲーム機で培ったノウハウを生かして、無線でサーバーにデータを送り、睡眠を改善するために食生活や運動習慣などのアドバイスを提供するそうです。また任天堂では、こちらの医療機器を皮切りに、健康領域事業への参入を表明。今後、この分野にも力を入れていくそうです。アイシン機器もねむりモニターを発売眠りの質測定グッズを販売しているのは任天堂だけではありません。アイシン機器は、2014年の7月に『ねむりモニター』を発表。ベッドの脚に独自開発した体重検知センターを設置することで、寝返りの頻度を測定できます。サーバーと連携しているこの製品は、スマホやパソコンでも閲覧できるので、離れて暮らしている家族の睡眠をモニタリングできることも特徴です。眠りの質を測定できる製品がさまざまな企業から登場しています。でも、どうして大手企業が睡眠グッズを販売しているのでしょうか。手軽に睡眠の質をよくできる時代!大手企業が眠りの質を測定するグッズを販売するのはなぜでしょうか?よい睡眠に関心がある消費者が増えたからかもしれません。よい睡眠は、心身の疲労を回復するとともに、健康増進効果があると言われています。睡眠の質が下がってしまうと、日中の集中力も低下し、仕事や学業に支障が出てしまいかねません。そこで、どんな睡眠をしているか測定することで、こうした問題を防ぐことができるというわけです。質の高い睡眠ができるようになると、日常生活の充足感も十分に得られるはず。眠りの質測定グッズをりようすることで誰でも簡単に眠りの質が見直せるようになるので、ぜひとも活用しましょう。Photo by Jacopo Romei
2014年12月30日寝るときは、何を着て寝ますか?リラックスできる格好で、睡眠の質をできるだけ高めていきたいですね。睡眠の質を上げるためには、就寝時の格好はとても大事です。今回は、睡眠時に着る服についてご紹介します。何来て寝てる?睡眠の質を高めるパジャマとは?睡眠の質を高めるために、パジャマは重要な役割を果たしています。まず、パジャマを着ると眠る態勢に入るため、寝るモードの脳内スイッチが押されます。切り替えのスイッチになっているというわけです。最近では、パジャマを持たない(私服や部屋着と混合している)方も増えているようですが、切り替えスイッチとしても、パジャマは重要な役割を果たしているのです。実際、パジャマは通常の服より長く多く着ることになりますから、着心地や素材を重視したいところです。最近では、質にこだわっているルームウェア専門店などもあるので、質の高い睡眠のためにも、パジャマにお金をかけてみてもいいのではないでしょうか?侮れない!パジャマの睡眠効果普段パジャマを着ない人が、パジャマを着るようになるとどうなると思いますか?なんら変化はないように思うかもしれませんが、実際に、夜中目覚める回数が減り、睡眠効率が上がったそうです。パジャマだけでそんな効果があるとは驚きですよね。この服をパジャマにする、と決めることで、その服を着ることで、リラックスでき、睡眠の質が高まるのです。あなたも、お気に入りのパジャマを見つけて、質の高い睡眠が手に入るような生活をつくっていきましょう。リラックスできている?ストレスを抱えすぎないためにもリラックスする時間があると感じている方は約6割で、残りの約4割の方はストレスを抱えて日々過ごしていることになります。リラックスしている時間帯は、平日の夜や休日の夜中が多いようです。誰かと一緒にではなく、一人でいる方がリラックスできると考えている方も多く、一人の時間を大切にしたいと考えている方が増えています。一人でお茶を飲んだり、ダラダラしたり、好きな音楽を聞いたり。就寝前は一人の時間を作りやすい時間です。就寝前の時間を使ってリラックスタイムを作り出してみてはいかがでしょうか?Photo by Robert McDonald
2014年12月30日睡眠時間は十分に長くとったはずなのに寝起きが悪いと感じたことはありませんか?今回は、寝起きの悪さを改善するためにはどうしたらいいかをご紹介します。睡眠時間は長いのにすっきりしない長時間睡眠をとったけれども、疲れがとれない、すっきりしない、と感じたことはありませんか?寝起きに関する調査では、90%以上の人が寝起きに不満を持っていることが分かっています。寝起きが悪いことで、寝坊をしてしまったり遅刻をしてしまったり。すっきり起きられないことで、その後の予定にも影響が出てしまい、その日一日が上手くいかなくなってしまいます。睡眠時間が長いのにもかかわらず、寝起きがすっきりしないのは、睡眠の環境に問題があると考えられます。マットレスなどの寝具を変えることで睡眠の質が変わったと実感している人も多いようです。寝起きが悪いのはストレスのせい?前述の調査のなかで、寝起きがだるいと感じている人は約50%もいました。身体が痛い、頭がぼーっとするなど、それぞれ悩みを持っているようです。また、多くの人を悩ませているのが二度寝。睡眠の質が悪く、睡眠が浅いため、二度寝をしてしまうと考えられます。多くの人が悩みを抱えているのにもかかわらず、ほとんどの人は何の対策もとっていません。これは睡眠の質を高めようということに意識が向いていない、また気づかないところで大きなストレスを抱えている可能性があります。その場合、いくら睡眠環境を整えても睡眠の質は改善されません。朝から動く習慣をつける二度寝をしないためにも朝活の習慣をつけてみてはいかがでしょうか?近年の朝活ブームは今も続いており、企業でも朝方の生活にシフトするよう促しているところや、朝食を安く提供している大学があります。乱れがちな大学生の生活リズムを正してくれると、学生から好評のようです。朝の時間を有意義に過ごせたら素敵ですね。朝に予定が入っていると二度寝する暇もなく動かなければならないので、一日を無駄にすることなく過ごすことができておすすめです。Photo by lauren rushing
2014年12月29日なんでも効率よくこなす時短術を意識して生活しているあなた。短時間の睡眠でもスッキリ目覚めるショートスリーパーに憧れることはありませんか?でも、睡眠時間を決める体質は遺伝で決まってしまうと考える人もいるでしょう。今回は、どうやったらショートスリーパーになれるのか、探ってみたいと思います。ショートスリーパーになるのは難しいあなたは、仕事や勉強、あるいは趣味の時間をたっぷり確保したいと思いませんか?たとえば、あの有名なナポレオンは、1日約3時間ほどしか寝なかったという逸話があるショートスリーパーだったとか。彼のように、短時間の睡眠でも健康に過ごすことができる体質になりたいという人もいるでしょう。日本経済新聞の特集によると、睡眠は体温調節や退社など身体を休ませる要素と、環境によって変化する部分があるといいます。前者は個々の体質によって決まってしまうため、ナポレオンのようなショートスリーパーになるのは難しいようです。でも、環境的な要因を見直せば、睡眠時間を短くすることができるといいます。その根拠はどんなところにあるのでしょうか?遺伝だけでは決まらない睡眠時間実は、世界中のさまざまな国と人種の双子を対象として、遺伝に関する研究が行われています。その結果、睡眠時間に対する遺伝率は、およそ50%ではないかということが明らかになりました。体重や身長、知能の遺伝率が80%というデータと比較すると、睡眠時間は遺伝よりも環境い左右されやすいことが分かると思います。つまり、本物のショートスリーパーになれなくても、今までよりは短時間の睡眠で大丈夫な身体になれる可能性があります。そのためには、食事や運動習慣、快眠できる寝室など、自分の生活や身の回りの環境を見直すことが必要かもしれません。時短術の前に、眠りの質を見直そう睡眠時間を短くして仕事や勉強を頑張りたいというあなた。もし、ショートスリーパーになれれば、睡眠時間をたっぷり確保する必要がなくなりますよね。残念ながら、体質自体を変えることは難しいですが、環境によって左右される部分は努力次第でコントロールすることができます。深酒をしてしまったり、休日にゴロゴロしてしまったりすると、眠りの質が悪くなります。すると、ショートスリーパーの夢が遠のいてしまうかもしれません。あなたは、ぐっすり眠れる生活習慣を心がけていますか?睡眠時間の短縮で時短術を図るなら、一度自分の眠りを見直してみましょう。Photo by Donnie Ray Jones
2014年12月28日仕事が忙しいとき、どうしても徹夜で乗り切らなければならないこともありますよね。でも、睡眠不足は業務の質が落ちる原因。最大限のパフォーマンスでクリアするためには、どのように対策をとればいいのでしょう?睡眠不足は事故を招く元凶忙しいとき、どうしても徹夜で仕事をしなければならないときもありますよね。でも、徹夜で働くということは事故を招く元凶に。従業員の睡眠不足が原因で起きてしまったケースとしては、スリーマイル島原子力発電所事故やスペースシャトルチャレンジャー号事故などが挙げられます。睡眠不足は、疲労感や集中力の低下、注意力散漫といった状態を引き起こします。業務効率も降りてしまうので、なるべく徹夜はしたくないものですが、必要に迫られたときは、どのような対策をとるべきなのでしょうか?徹夜で働く時には15分寝ること!徹夜で仕事をしなければならないとき、シャキッとするためのポイントは、一度仮眠をすることにあるそうです。日本睡眠学会理事の宮崎総一郎医師によると、適切な仮眠時間は80~100分がよいとされています。これは、いわゆる睡眠のサイクルと呼ばれるもの。これだけ眠れば、ハードワークになる徹夜でも乗り切ることができそうです。夜勤でも質の高い睡眠をとるコツは?忙しい仕事のせいで徹夜をしなければならないというあなた。1日くらいなら仕方ないと感じるかもしれません。でも、きちんと対策をしておかないと事故を招くリスクもあります。徹夜での仕事に必要なのは、いったん仮眠をとること。「一度寝たら起きられない」という方もいるかもしれませんが、職場だったら同僚に起こしてもらうというのもよさそうです。睡眠不足によっておこる事故のリスクや業務効率の低下を理解している人なら、きっと了承してくれるはずです。実際には徹夜は避けたいものです。でも、「どうしても」というときは、徹夜に備えた準備をしましょう。Photo by Martin Cathrae
2014年12月27日冬は、寒さと乾燥で睡眠の質が低くなるのではないかとお悩みの方も多いはず。せっかくなら暖かくて保湿力に優れた快眠グッズを利用したいところかと思います。いい眠りをしたいなら、どんな素材を選ぶのがいいのでしょうか?乾燥シーズンこそ使いたいシルク冬は寒くて眠りの質が下がってしまうと心配する人もいるはず。「でも、暖房を使うと乾燥が心配で……」とお悩みの人もいると思います。そこで、紀元前から人々に愛されてきたシルクを利用するのはいかがでしょうか?シルクは、湿度を吸収するため高い保湿性が維持できることが特徴。また、適度に暖かさをキープできる点も魅力。冬の寒さを乗り切るための快眠グッズとして利用する人もいるようです。でも、シルクは価格が高いというイメージをお持ちの方もいるようです。高級な素材という印象があるかもしれませんが、実際はどうなのでしょうか?リーズナブルなシルクが登場シルクは寝具に使われる高級素材というイメージをお持ちの方もいるはず。確かに、国産のシルクは量産することが難しいと言われているように、高い価格で販売されていることが珍しくありません。実は、衣料品メーカーには「シルクは高い」というイメージを覆そうという動きがあります。中小企業基盤整備機構の調査によると、綿やカシミヤ、テンセルなどの素材と組み合わせて、さまざまな商品を販売しています。これにより、価格を下げながらシルクの機能性も維持できるようになりました。さらに、衣料品メーカーはシルクを混ぜた素材で新しい寝具も開発。快適な眠りをサポートしてくれるでしょう。夜勤でも質の高い睡眠をとるコツは?冬に快適な眠りを実現するには、暖かい環境を作ることが大切。できれば室温を20℃前後にしておきたいところです。でも、暖房器具を使うと部屋が乾燥してしまい、風邪など体調を崩したり肌がカサカサになったりするからイヤだという人もいるかもしれません。シルクは暖かくて保湿性にも優れた素材。いろいろな安眠グッズがあるので、不安に感じる人は活用すると良いでしょう。たとえば、目元の乾燥を防ぐアイマスクや、冷え性で気になる人向けの手袋や靴下などが登場しています。いずれも暖かいので、暖房自体を使わずに済むかもしれません。最近ではリーズナブルに購入できるシルク。乾燥や寒さが気になる人は、衣類に取り入れてみると良いでしょう。【参考】中小企業基盤整備機構『シルクの価値創造に関する調査事業」厚生労働省『健康づくりのための睡眠指針 2014』Photo by Mags_cat
2014年12月26日「睡眠不足で勉強できない!」と悩んでいる人もいるはず。寝てスッキリしたいと思いませんか?実は最近、寝ることで頭がシャキッとするメカニズムが明らかになりました。睡眠は脳内の老廃物を掃除していた!?人はどうして眠ると頭がスッキリするのでしょう?実は2013年になるまで、その具体的な答えが分かっていませんでしたが、ついに解明されたのです。米国はロチェスター大学の研究チームが、睡眠は脳内の老廃物を除去する効果があることを証明しました。でも、脳内の老廃物といっても、あまりピンとこないかもしれませんね。私たち現代人の脳は、勉強や仕事が原因で、過度に酷使されており、脳細胞に毒素が溜まっていることが指摘されています。しかし、睡眠が脳内をデトックスする掃除人のような役割を果たすことによって、その毒素が除去されているということが同研究によって明らかになったのです。睡眠でスッキリすると良いことがたくさん!寝ることは、脳の病気を予防できるという説も。たとえば、アルツハイマー型認知症の予防にも効果が期待できるそうです。寝ているときは、認知症の原因のひとつとされているタンパク質アミロイドベータの除去作用が、起きているときの2倍になると言われています。さらに、ぐっすり寝た後は勉強する力や判断能力を発揮できるようです。この理由は、脳から老廃物がなくなってクリアな状態になっているから。体液がスムーズに流れている方が、全身の循環が活発になって頭の中もスッキリします。だから、きちんと寝た方が良いということなんです。脳のデトックスをしよう睡眠不足が続くと、頭がぼーっとしてしまいますよね。記憶力や判断力も落ちてしまうので、同じ時間勉強をしていても効率が悪くなってしまいます。そこで、一度頭をスッキリさせるには少し寝ることがオススメ。寝不足で脳の中に溜まってしまった老廃物をデトックスすることで、テストや資格のために勉強したことを忘れずに済むでしょう。美容や健康分野で注目を集めるデトックス。実は、脳の中でも行われていることなので、いたわってあげるとよさそうです。少し眠いと思ったら、それは睡眠をとるべきサインかも。無理をせずに寝たほうが、効率もよくなりますよ。【参考】朝日新聞『睡眠が脳の老廃物を掃除』Photo by Roberta
2014年12月26日冬は寒くて、布団の中に入っても「ヒヤッ」とした感覚のせいでなかなか寝つけないこともあるでしょう。そこで、睡眠の質を高めるために、ある暖房器具を使うのが効果的だとか。では、どんな方法で、どんなアイテムを使うのがいいのでしょうか?冬でもぐっすり眠るなら電気毛布夜寝るときはできるだけ温かくして寝たいと思う人は多いはず。冬は空気が冷え込むので、部屋を暖めておきたいですよね。でも、ストーブが原因で火災事故が起きてしまうケースもあるし、エアコンは寝室が乾燥して風邪を引いてしまうかもと悩む人もいるでしょう。冬の寒さでも快適に寝たいと思うのであれば、電気毛布を活用することがおすすめ。寝床の温度はだいたい33℃前後と、体温より少し低いくらいがちょうどいいと言われているので、温度設定ができるものだと良いでしょう。では、電気毛布を使うとき、どんなことに注意すればよいのでしょうか。眠りのメカニズムと事故に注意電気毛布は、電気の力で発熱しているので、電源をオンにしている限り冷えることはありません。寝る直前まで温かい状態をキープできるので、心地よく眠りにつけると考える人もいるでしょう。でも、眠りのメカニズムを分析すると、ギリギリまで温かい電気毛布は逆効果になることも。人間は深部体温が下がったときに眠りに落ちます。そのため、機械的に温められ続けていると、スムーズに眠ることができなくなってしまうんです。また、電気毛布も火災事故が起きないわけではありません。電源コードが引っ張られたりねじれたりすることで、火災事故が起きる可能性も。睡眠サイクルや安全性を考えると、「ちょっと寒いかな」というタイミングで切るくらいがいいかもしれません。電気毛布を上手に使えばよい睡眠をサポート!寒い冬でも布団の中で温かく過ごしたいと思いませんか?そのためには、暖房器具を使って最適な温度まで寝床を温めるのが良さそうです。電気毛布は温かくて気持ちいい上に、スムーズな入眠をサポートしてくれるアイテム。寝る直前まで使うのは危険だし、かえって睡眠の質を下げてしまいますが、正しく利用すればぐっすり眠れる効果が期待できると思います。実は最近では、自動で電源がオフになるものも登場しているそうです。電気毛布を上手に活用すると、ぐっすり眠れる寝床環境が作れるはず。寒くて寝にくい冬も快眠サイクルを作って乗り切りましょう!Photo by Tania Ho
2014年12月26日時間をとってリラックスしたいときや仕事が忙しく仮眠をとりたいときに、ゆっくりとスパで体を休ませてはいかがでしょうか?最近のスパでは、質の良い睡眠を提供しているようです。今回は、最近のスパ事情をお伝えします。スパとは?質の良い睡眠を手に入れるそもそもスパとは何でしょうか?スパには、3つの定義があります。(1)「温泉、温泉地」、(2)「温泉、鉱泉を利用した治療を提供する保養施設」、(3)「スパ・ムーブメント」というものです。(1)(2)は言葉の通りの意味ですが、(3)はよくわかりませんね。今回注目するのは、(3)「スパ・ムーブメント」です。スパ・ムーブメントとは、心、身体、霊性を回復させるための運動です。様々なサービスを通じて健康を促進します。ですから、温泉でなく、ただのお風呂でもスパと呼ぶことができます。岩盤浴やヨガなどもスパの一種です。質の良い睡眠を手に入れるためにもスパは注目されています。定期的にスパに通い、心身をリラックスさせることで、深い睡眠を手に入れることができると考えられています。スパへのニーズの変化スパへのニーズは、近年変わってきているようです。もともとは、レジャーや非日常の体験ができる場として考えられてきましたが、最近では、健康やストレス発散のために定期的に利用する方が増えているようです。非日常ではなく、日常になくてはならないサービスとして存在するようになりました。東池袋にある「Times SPA RESTA」では、快眠のためのプログラムを取り入れているそうです。快眠セラピストや睡眠環境プランナーの方々が協力し、眠りにつきやすい環境を整えているとのことです。スパで質の良い睡眠をとりたいというユーザーの声を叶えたものになっています。ウェルネスという考え方ウェルネスという言葉を聞いたことはありますか?ウェルネスとは、健康で輝くように生き生きしている状態のことをいうそうです。健康状態を整えるだけでなく、自分自身に合った生活スタイルを確立し、豊かで幸福な人生を得ていこうという考えのもとに成り立っています。ウェルネスとスパは非常に近い考えのもとに成り立っていて、両方とも心身の健康を第一に考えています。その中で、質の良い睡眠も欠かせない要素となっています。質の良い睡眠のためにも、生活のリズムを整えることが重要ですし、逆に生活のリズムを整えるためにも質の良い睡眠が求められているのです。Photo by Sofitel So Bangkok
2014年12月25日現代人に多い睡眠の乱れや睡眠不足を改善し、学力・体力の向上や仕事の効率化を目指す「ボディクロック研究会」(理事長・内村直尚氏)が12月24日に発足、それに先駆け12月19日に記者発表会が開催されました。「ボディクロック」(=体内時計)は、人間の体に備わっている、生体リズムを調整する機能です。睡眠に深い関わりを持っていますが、現代は生活の夜型化によりボディクロックが乱れる傾向にあります。まずはこれを改善して睡眠衛生を促進し、日本全体の活力向上につなげます。とくに日本の将来を担う「子どもの睡眠」に重点をおき、(1)不眠による経済損失3.5兆円の削減に貢献(2)子どもの体力向上を支援し、東京オリンピックでのメダル獲得に貢献(3)子どもの学力世界1位の達成を支援の3つのビジョンを定めました。記者発表会では同会構成メンバー中の4人(理事長・内村直尚氏研究会員・明石 真氏、岡 靖哲氏、松本悠貴氏、三橋美穂氏)が、それぞれの研究・活動内容をベースにした講演を実施。内村直尚氏は、高校に午睡を取り入れることで学力がアップした実例や、睡眠の質、量に加え「位相」(リズムの乱れ)という新たな概念を取り入れた睡眠の新評価基準「3DSSによる睡眠の評価」を発表しました。続いての質疑応答では研究会員・松本悠貴氏も加わり、体内時計のメカニズムや、体内時計を改善する重要性について訴えました。同会では今後、「ヒト概日時計測定法」(明石 真氏)、「3DSSによる睡眠の評価」などボディクロックに関する医学的な調査・研究を進めるほか、ウェブサイト等による情報公開や市民講座等のイベントを通じて、ボディクロックに関する正しい知識や改善方法を広く社会に発信します。また、5項目からなる「パフォーマンス向上のためのボディクロックルール(※)」を啓蒙の柱に掲げるほか、理想的な体内時計の周期である24時間にちなんで毎月24日を「ボディクロックの日」と制定し、働きかけをしていきます。「24日は、5項目の『ボディクロックルール』を再確認する日にしていただければ」と内村氏は締めくくりました。※パフォーマンス向上のためのボディクロックルール(1)“勉強や仕事開始の3時間前に起床する”ことでボディクロックを朝型に(2)“起床時に朝日を浴びる”ことでボディクロックをリセット(3)“朝食を毎日食べる”ことでボディクロックをスタート(4)“10分程度の昼寝を午後3時までに取る”ことでボディクロックの微調整(5)“平日・休日の起床時間を一定にする”ことでボディクロックのズレ防止
2014年12月23日インフルエンザと闘うには睡眠が必須よい睡眠は心身の疲労回復ができるだけでなく、インフルエンザと闘うための免疫力をつけられると考えられています。でも、どうして睡眠が必要なのでしょうか。それは、病気になったときに発熱する理由を考えると分かります。白血球やリンパ球は、感染症にかかったときに数を増やして病原菌やウィルスに対抗しようとします。これらは身体の免疫システムのひとつで、菌の増殖を食い止めるためです。一方、睡眠不足になると病気と闘う免疫システムそのものが低下します。そのため、インフルエンザと睡眠が関係しているのです。インフルエンザ予防に効果的なグッズ免疫がもっとも活発化するのはノンレム睡眠のタイミングで、インターロイキン1βなどの免疫物質が増えるからだと考えられています。では、インフルエンザを予防しながらぐっすり眠りたいとき、どんなものを使えばいいでしょうか。免疫力アップにおすすめの睡眠グッズはインスタントカイロ。実は、体温が1度下がると免疫力が30%下がるという説があります。夜寝る前の身体の冷えは、インフルエンザが侵入しやすい状況かもしれません。特に冷えやすい手足や首元を中心に身体を暖めれば、スムーズな眠りが期待できそうです。免疫力をアップさせる上にぐっすり眠れる一石二鳥のアイテムと言えるでしょう。睡眠の質を良くしてインフルエンザを予防しよう昔から、「風邪を引いたら温かくして寝ること」と言いますよね。実は、睡眠や身体を暖める行為には、医学的な根拠があったんです。インフルエンザになってしまうと身体の自由が利かなくなるし、外出も禁止されてしまいます。当然、職場や学校に出勤・登校するのもNG!大事な仕事やテストがあったとしても休まなければなりません。かかってしまう前に予防をするのが一番です。毎年、冬になると大流行するインフルエンザ。インスタントカイロでの予防対策なら、睡眠の質も良くなって相乗効果が期待できるはずです。手軽にできる方法なのでぜひとも試してみましょう!Photo by Eneas De Troya
2014年12月22日睡眠障害は大人だけの病気ではありません。むしろ、子供のときに起こりやすい特有の睡眠障害も存在します。その1つが今回、紹介する夜驚症です。どのような症状がみられるのか、この機会に一緒に学んでみましょう。子供も睡眠障害になる夜驚症(やきょうしょう)というあまり聞きなれない名前の睡眠障害があります。これは3~8歳の子供に起こりやすいと言われる睡眠障害で、眠りについてもすぐに不安などから目が覚めてしまうという症状がみられます。その際、悲鳴を上げたり、体を震わせて泣き出したり、心拍数が上がって呼吸が速くなることがあると言われています。ただし、目が覚めているように見えても子供は完全に覚醒しているわけではないため、保護者がなだめようとしても、話しかけたりしても、反応がないこともあるそうです。夜驚症とは?悪夢などでうなされて目が覚める点との大きな違いは、子供がその状態を覚えているかどうか、というところだそうです。悪夢など泣いて目が覚めた子供に翌日話を聞くと、悪夢の細部に至るまで覚えていたりすることがよくあると言われていますが、夜驚症の場合は記憶に残らないのだそうです。また、夜驚症は浅い睡眠であるレム睡眠の際に起こる寝ぼけなどとは異なり、ノンレム睡眠時に起こることが一般的だと言われています。深い眠りの途中で脳に何らかの刺激・興奮が起こり、そこから目覚めるまでの過程がスムーズにいかずに生まれるものだと考えられています。不安やストレスと関係夢遊病、夜尿も同様にノンレム睡眠時に起こると考えられています。その理由は、ノンレム睡眠が出ると言われる睡眠の前半に出現することが多いからです。突然、夜中に叫んだり、泣きわめいたりする夜驚症をもつ子供の保護者の方は不安をよく訴えるものですが、ほとんど思春期までに消失するものなのだそうです。そのため、一般的には特別な治療を必要としない睡眠障害であると考えられています。傾向としては、甘えん坊の男の子に多いと言われているので、不安やストレスと深く関係しているようです。治療は不要と言われていますが、どうしても不安な保護者の方は1人で抱え込まずに小児科のお医者さんなどに相談することをお勧めします。Photo by NNelumba
2014年12月15日これから迎える寒~い季節。冷え性の人にとっては、寒さが一層身にしみます。また、冷え性ではなくても、寒い時期は睡眠の質が低下しがちになります。そこで今回は、冬の快眠対策に欠かせない、効果的なお風呂と身体の温め方を紹介します!冬に睡眠の質が落ちるのはなぜ?誰しも余計なストレスは持ち込みたくないものです。でも、冬になると寒さ自体がストレスになる人は多いようです。そのため、実にありがたくないことですが、寒さによる冷感ストレスなるものが発生してしまいます。この冷感ストレス。これが日常のストレスにプラスされることによって、コルチゾールというホルモンを過剰に分泌させます。そして、これが大脳皮質直下にある自律神経機能に悪影響を及ぼすのです。当然のことながら、乱れがちになった自律神経は、血行を妨げたり、睡眠の質を低下させたりというマイナス影響をもたらします。でも、冬の寒さは避けようがありません。そこで、冷感ストレスを解消して毎日快眠できるポイントをチェックしておきましょう!冬の快眠のためのポイントは、「温め」!冬場の快眠対策には、冷えた身体を温め、日ごろから血行を良くしておくことが大切です。血液には、全身に必要な栄養素を運ぶだけではなく、体内にたまった老廃物を出したり、熱を運んだりと、いろいろな役割があります。ですから、身体を十分に温めて血行をうながし、自律神経が乱れないようにしておきましょう。そこでオススメなのが、38~40度のお湯に10~20分つかること!熱いお湯だと交感神経が優位になりますが、ぬるめのお湯にゆっくりつかることで副交感神経を優位にすることができます。また、炭酸の入浴剤も役立ちます。お湯に溶け込んだ二酸化炭素が、皮膚に浸透して血管を拡張し、血の巡りを良くしてくれるそうです。冷えを解消する身体の温めポイント!冬の間、嫌でもずっとお付き合いしなければならない、冷え。一日中お風呂に入っているわけにはいきませんから、それ以外の時間をどうやって体を温めるか、ポイントを押さえておきましょう!身体のなかで温かさを感じるポイントが集まっているとされるのは首元です。首元を温めるだけでも、全身の血行が良くなり、副交感神経を優位にしてくれるそうです。他にも、眼球の周りを温めることもオススメ。ここには自律神経をコントロールする場所が集まっているので、温めることによって自律神経を整えることができます。冷え性の人にはつら~い時期。ポイントを押さえて、あなたも快眠できますように。Photo by U.S. Army
2014年12月14日子供の頃、よく悪夢にうなされたという経験はありませんか?今回は、子供の睡眠障害を紹介したいと思います。子供と大人の睡眠の違い子供の睡眠障害を紹介する前に、まずは子供と大人の睡眠の違いについて簡単に解説したいと思います。子供は生後3カ月ぐらいまでに5時間ぐらいの睡眠をまとめてとるようになりますが、1歳ぐらいまでは夜中に目が覚める時期があります。成長するにつれてレム睡眠(急速眼球運動睡眠/浅い睡眠)が増えていき、だんだんと大人と同じ睡眠へと近づいていきます。子供の睡眠障害は、ほとんどが一時的なもの、または周期的なものなので、その多くは治療の必要がないと言われています。子供の睡眠障害今回、紹介するのは「睡眠時随伴症」という睡眠障害です。これは4~12歳ぐらいの子供に起こりやすい睡眠障害で、無意識のうちに記憶に残らない行動をしてしまうというものです。具体的な行動としては、おそらく誰もが経験したことのある、就寝の際に体や脚がビクッと動いたり、短時間の映像が見えたり、歯ぎしりをしたり、歩き出したり、ということがあげられます。悪夢を見てうなされることもあります。これはレム睡眠時に起こるもので、熱があるときや疲れているときに頻度が高くなると言われています。特に子供は悪夢の内容を細部までよく覚えていて、怖がって眠れなくなることがあるそうです。悪夢の原因はなに?子供が悪夢によくうなされるという場合は、保護者の方にチェックしていただきたい点があります。それは子供が日中に「見ているもの」「体験していること」です。子供は素直で、正直なので、日中に怖いテレビ・映画やストレスを感じるような体験をすると悪夢を見やすくなると言われています。悪夢はかなり頻繁ではない限り、あまり心配をすることはないと考えられていますが、気になる保護者の方は子供の行動を日記につけるなどしてよく注意してみましょう。それでも原因を特定できない場合は病院へ行って、お医者さんに相談することも考慮する必要があります。Photo by Luciano Dinamarco
2014年12月11日「昨日は私5時間しか眠れなくって」「私なんて4時間しか寝てない」。なぜか日本人は短時間睡眠を自慢しがち。その理由はともかくとして、睡眠不足はあまり自慢できるものではないようです。今回は、睡眠時間と健康にスポットを当てます。睡眠時間と健康の関係「睡眠時間」と「健康状態」に相関関係はあるのでしょうか?毎日忙しくてどうしても長時間睡眠がとれないという方にとっては、とても気になるところですよね。結論から言えば、慢性的な睡眠不足は自律神経機能やホルモン分泌などに大きな影響を及ぼすと考えられています。さらに、記憶力や意欲の低下など、精神的にも悪影響があるそうです。なんとなくわかってはいたことですが、実際に睡眠不足は悪影響があると言われるとヘコみますよね……。でも、今回の記事で具体的にどのような影響やマイナスがあるのかをしっかり学習して、今後の生活に活かしていきましょう。睡眠不足の影響とは健康な人でも寝不足な状態を2日続けると、食欲が平常時と比べて増大してしまうということがわかっています。これはレプチンという食欲を抑えるホルモン分泌が制限され、逆にグレリンという食欲を増進するホルモン分泌が活性化するために起こります。つまり、簡潔に言えば睡眠不足を続けると太りやすくなる、ということですね。残業しながらお菓子をポリポリ、ストレスで遅い時間に暴飲暴食……これだけでも太る要因がたくさんあるのに体内から変化していたとは驚きですね!また、統計的に睡眠不足の人は、糖尿病や心筋梗塞、狭心症などの生活習慣病になりやすいとも言われています。BMAL1遺伝子って?現代は、幸か不幸かわかりませんが、確実に言えることは「夜は誰もが寝るもの」という時代ではないということです。つまり、誰もが体内時計(ボディクロック)が狂いやすい時代であるともいえます。なかでも、夜勤などの体内時計(ボディクロック)が狂いやすい仕事をされている方は健康管理に注意が必要です。というのは、夜間は体内時計(ボディクロック)を調節するBMAL1遺伝子とそのたんぱく質が活性化するため、より太りやすくなると言われているからです。肥満になると、より生活習慣病になるリスクが高くなるので、睡眠が健康にどれだけ深くかかわっているかということがおわかりいただけたかと思います。夜は寝る、そしてなるべく食べない!これを徹底して、健康ライフを送りましょう!Photo by YoungDoo Moon
2014年12月11日入眠しづらい、睡眠の質が良くない、などと感じた時に見直すのがベッドや敷き布団。しかし、掛け布団を見直す人は少ないのではないでしょうか。きちんとした睡眠を取りたければ、敷き布団だけでなく掛け布団も見直す必要があります。あまり気にすることがない掛け布団ですが、実は睡眠に与える影響は絶大。今回は、ご自身の睡眠環境に合う掛け布団を見直していただきたいと思います。掛け布団の詰め物によって感触が異なり、睡眠の質も変わる睡眠環境を整える上で欠かせない掛け布団。どんな素材のものが合うかは、人によって異なります。そこで、きちんとその特徴を把握しておくことが重要です。長所と短所をおさえて、ご自身に合う掛け布団を選んでみてくださいね。【羽毛布団】詰め物にダウンを50%以上使ったものが羽毛布団です。ダウンとは、グース(ガチョウ)やダック(カモ・アヒル)などの水鳥の綿毛のこと。長所:保温性、保湿性、吸湿性、放湿性に優れている短所:価格が高い【真綿布団】繭糸絹を用いた布団です。繭糸はフィブロインという2本の繊維がニカワ質のセリシンに包まれた構造。繊維の隙間に空気を含むので、保温性が高いといわれています。また、汗の吸収にも優れていて、放出もスムーズに行うということがわかっています。長所:保温性、吸湿性、通気性に優れており、軽い短所:価格が高く、厚みが出にくい【綿布団】綿花(コットン)を使用した掛け布団です。弾力性や吸湿性には優れていますが、放湿性が低いという特徴があります。そのため、天日干しなどでこまめにお手入れをする必要があります。長所:吸湿性、弾力性に優れており、比較的安価短所:放湿性がやや低い【ポリエステル布団】弾力性、保温性など布団としての条件は揃えています。軽量なのも特徴です。さらに、虫やホコリを寄せ付けないため、清潔さが保たれます。丸洗いできる布団のため、アレルギー体質などでこまめに洗濯をする必要がある人にとってはうってつけです。長所:弾力性、保温性、清潔性が保たれる。また比較的安価短所:放湿性が低い毛布の種類とその機能を知り、睡眠の質を高めよう掛け布団だけでなく、チェックしてほしいのが毛布。その素材によって、特徴もさまざまです。自分の好みに合ったものを選定するために、ぜひ参考にしてみてくださいね。毛布の代表的なものが、羊毛製のウール毛布。羊毛にはスケールと呼ばれる表皮があり、水分を吸収したり放出したりする性質が強いため、汗を素早く吸い取り不快感を防いでくれます。保温性にも優れています。アクリル毛布は、抗菌、防ダニ、遠赤外線綿入りなど多様な機能を付け加えることができ、手ごろな価格で入手できることが魅力です。天然素材ではないので丸洗いでき、虫食いの心配もありません。綿毛布は、軽くて肌馴染みが良いのが特徴で、夏場はこれ一枚で十分。肌触りが良いので、カバーをかけない方が心地よいでしょう。正しい掛け布団の使い方を知って、深い睡眠を得ようあなたは掛け布団と毛布をどんな順番で掛けていますか。アクリル毛布を羽毛布団の下にしている方が多いのではないでしょうか。しかし実は、羽毛布団を使用している場合、身体と羽毛布団を毛布で隔ててしまうのは大変もったいないことなのです。羽毛布団は身体に直接掛けて、毛布は布団の上から掛けましょう。これにより、温かさを閉じ込めて、羽毛布団が持っている吸湿性や放湿性も活用できるのです。逆に天然素材の毛布の場合は、吸湿性や放湿性に優れているため羽毛布団の下に掛けてOKです。羽毛布団の機能を損なうことがないためです。ちなみに、それでも身体が温まらない冬は敷き布団の上に毛布を敷くと効果的です。さらに保温性が高まるためです。掛け布団に関する正しい知識を基に、快適な睡眠を手に入れてくださいね。心地よい睡眠へ誘ってくれますよ。Photo by Jill
2014年12月10日コンビはこのほど、同社の公式サイトにて赤ちゃんの寝顔を募集する「すやすや寝顔募集キャンペーン」を開始した。同時に「日本の赤ちゃんは"世界一"睡眠時間が短い」という調査結果についても発表している。同調査は、世界16カ国の0~3歳児を対象に実施した睡眠時間調査によるもの。16カ国の中で最も睡眠時間が短かったのは日本で、全体平均を1時間近く下回る約11.37時間だった。これは最も睡眠時間が長いニュージーランドに比べ、2時間近くも差がある(※)。医学博士の古賀良彦教授によると、赤ちゃんの睡眠の"量"は、親の生活環境に左右されるという。そこで注目したいのが睡眠の"質"。体に負担がかかる無理な体勢でうたた寝をすると、血行障害を引き起こすだけでなく、慢性的な睡眠不足によりホルモンバランスが崩れ、アレルギー症状を悪化させる可能性もあるとのこと。また、日中の記憶の整理が不十分になり、言語習得や運動の遅れを招くほか、意欲の低下やイライラしやすくなったりと、発育に悪影響を及ぼす可能性が高くなる。夜の睡眠や外出中の環境を含め、赤ちゃんの質の高い睡眠には「心身共にリラックスできる寝姿勢」が大事だという。赤ちゃんも大人と同じように、体圧がうまく分散されていることで身体はリラックスし、自然と無理のない寝姿勢を取れるようになるという。さらに、睡眠の質と密接な関係にあることとして「通気性」を挙げている。赤ちゃんが質の良い睡眠を取るためには、寝具等赤ちゃんが触れる環境の通気性が優れていることも重要とのこと。同社では、赤ちゃんの快適環境(今回は眠り)について真剣に取り組む「もっと快適プロジェクト」を発足した。プロジェクトスタート記念として、現在「すやすや寝顔募集キャンペーン」を実施している。キャンペーン応募フォームから、赤ちゃんの寝顔の写真を受け付けており、応募者の中から抽選で30名の写真を、3月中旬発売の育児雑誌に掲載する。応募は、12月25日の10:00まで受け付ける。※出典:Cross-cultural differences in infant and toddler sleep. Mindell J.A. Sadeh A. Wiegand B. How TH. Goh DYT. Sleep Med2010;11:274-280
2014年12月08日睡眠不足は、もはや国民病。いろいろな情報も見聞きするようになっています。でも、「睡眠不足を何とか解消したいのはやまやまだけど、普段そんなに時間もないし……」と思っている方に、誰にでも簡単にできる方法をご紹介します。睡眠には欠かせないメラトニン。でもその分泌をうながすには……人の身体には、もともと約24時間周期の体内時計(ボディクロック)が備わっています。そして、時間ごとに分泌されるホルモンなどによってもリズムを刻んでいます。睡眠に深くかかわっているメラトニンもその一つ。「眠れないな~」と思うときには、何とかがんばってメラトニンを分泌するようにできればいいのですが、そう都合よくいかないのも事実。メラトニンの分泌量を増やすためには、日中の光の浴び方や運動など、これまでのいろいろなことを調整しなければならないかもしれません。忙しい毎日を送る人にとって、「それは無理!」と感じることもあるでしょう。でも、誰にでもできる簡単な方法もあるんです!睡眠をうながすコツは体温!私たちの身体は、体温が急激に低くなることで眠くなることがわかっています。ですから、このメカニズムを応用すれば、スムーズに眠れるようになるというわけです。一日中メラトニン作りにせっせと費やせるわけではない人にとっては、至って簡単な方法です。では、この方法。どうすればいいのでしょうか?まずは、体温を上げるようにしてみましょう。寝る3時間くらい前に、できるだけ熱いものを食べると、体温を上げるのに効果的です。また、2時間前くらいには、軽い運動をしましょう。このとき、息が上がってしまうほどの激しい運動は避けます。寝る前の準備には、お風呂が最適ここまででも、だいぶ体温を上げることができたでしょう。でも、快眠したいなら、これもぜひやっておきたいもの。それは、湯船につかることです。寝る1時間前くらいには、お風呂に入って身体を温めましょう。入浴の際は38~40度のお湯に10~20分ゆっくりつかるのが大切です。また、首もとや目もとも温めましょう。そうすることで、日中は交感神経優位だった自律神経が副交感神経優位に切り替わりやすくなります。ここまでで、「普段やっていることとそう変わらない!」と思われたでしょうか?そうだとしたら、あと少し工夫することで快眠できるかもしれませんね。寝る3時間前から体温を上げるという簡単なこの方法。ぜひ今日から始めてみてくださいね!Photo by Ella Mullins
2014年12月06日睡眠不足は集中力や記憶力の低下だけではなく、不安やイライラが増して短気になるという。忙しい毎日、「十分な睡眠を取るように」と言われても難しいだろうが、睡眠の質を高めるためにできることはある。The Next Webの「生産性アップのための睡眠術(原題:The best sleeping habits to enhance your productivity)」がいくつかのポイントを伝えている。○カフェインとうまく付き合うカフェインを夜に摂取することは体にとって良くないという話は割と一般的な話だと思う。だが、朝起きてすぐのコーヒーも実は体にとって良くないことだという。米メリーランド州ベセスダにある米国軍保険科学大学の調査によると、カフェインを摂取する際に最適な時間は午前9時半~午前11時半の2時間だという。朝食時にコーヒーを飲む習慣があるのであれば、水やフレッシュジュースに変えてみてはいかがだろうか。夕食後のコーヒーや就寝前のコーヒーは避けたい。就寝前6時間以内にカフェインを摂取した場合、睡眠の質に影響が出るとのことだ。○夕食は2時間前に夜食はもちろんのこと、夕食でも気をつけるべきことはある。夜食と共通するかもしれないが、夕食の時間は就寝2時間前がデッドラインだという。食べる物としては、食べ慣れないスパイスが効いた料理を夕食に食べると消化問題を起こし、睡眠に影響するという。アルコールも控えた方がよいとのこと。睡眠に良いホルモンとされる「メラトニン」を摂取するために、さくらんぼや白米、トウモロコシ、バナナなどを取り入れた料理を食べるよう心がけてはいかがだろうか。○睡眠環境を整えるベッドはマットレスの固さ、布団れば適度に乾燥した清潔な布団を気を付ければ快適な睡眠……とそれだけでダメだ。"光"も体内時計を狂わせるという。遮光カーテンなどで外の光をシャットアウトし、PCやスマートフォンなどもオフに。騒音も影響するため、音楽を聞きながら眠る習慣があるのであれば、ボリュームを落としてリラックスできる曲を選ぼう。夜寝る前のFacebookやTwitter、メールは避けた方が良い。端末が電磁波を発するだけでなく、ソーシャルや新しい情報は興奮を高めてしまう。本を読んだり音楽を聴くなどして、興奮から遠ざけて眠りに入ろう。○習慣付けが重要に成人の理想的な睡眠時間は7~8時間。これを確保できればベストだ。一方で、週末の"寝だめ"はあまり良くない。一定の時間帯に就寝して、7~8時間後に起きるという習慣を持つことで、体に対して余計なストレスを減らせるという。○昼寝のススメ昼寝は20分程度が効率アップに繋がる。一部の企業では実際に昼寝を許可しており、Googleなどは昼寝専用のスペースを設けているそうだ。1時間の昼寝が脳を活発にするといわれているが、10分寝るだけでも違うとのこと。会社が許可するなら、試してみてはいかがだろうか?
2014年12月06日最近よくADHDという言葉を聞くようになりました。ADHDに関する本も多く出ているようです。そこで今回は、ADHDと睡眠、また睡眠障害の関係に迫ってみたいと思います。これらの間には相関性などは存在するのでしょうか?ADHDと睡眠障害の関係ADHD=注意欠陥・多動性障害と睡眠障害に関連はあるのでしょうか。それを解き明かすために、まずはADHDというものがどのような障害なのか、解説してみたいと思います。ADHDは主に以下の5つの障害・併存症から成り立っていると言われています。その5つとは、(1)多動、(2)衝動性、(3)不注意、(4)実行機能障害、(5)併存症です。それぞれについてみていきましょう。(1)多動移動性多動と非移動性多動の2つがあります。前者は勝手に動き回ったりするもの、後者は座っていても手遊びやじっとしていられない状態を指します。衝動性、不注意、併存症(2)衝動性思いつきで行動してしまったり、衝動を抑えることができない状態です。具体的には、最後まで人の話を聞けない、自分の順番ではないのに勝手に話しはじめるなどの行動があげられます。(3)不注意関心が高いものに対して限定的に集中して行動する状態です。不注意が優位のADHDの場合、他人とのトラブルが少ないため、ADHDと気づかれないことも多いようです。(4)併存症ADHDは併存症を伴うことが多いと言われています。併存しやすいと言われているのは、睡眠障害や不安障害、チック障害や情緒障害などです。また、学習障害も2~5割で認められると言われます。子どものいびきにも注意が必要(5)実行機能障害十分な睡眠をとっていても、昼間に眠くなる、あくびを頻繁にしてしまうということがあると言われています。特に興味のないことをやっているときに眠りこんでしまうことがあるという報告もあるそうです。以上が5つの障害・併存症です。一説によると、やはりADHDと睡眠障害の関係は色濃く、いびきをかく子どものうち3人に1人はADHDの疑いがあるとも考えられています。保護者の方で、お子さんがよくいびきをかく場合や、学校で授業中に居眠りをしているなどの注意を受ける場合は一度お医者さんに相談してみるとよいかもしれません。Photo by Leo Hidalgo
2014年12月04日アメリカのハーバード大学の調査では、入院中の騒音レベルが上がるほど、入院患者の睡眠障害が増すことや、話し声や交通騒音よりも医療機器の電子音のほうが睡眠を妨害することが分かっています。日本の調査では、トイレの扉や引き出しの開閉音などの突発音は騒音レベルが高く、入院患者にとって不快感を強く感じる音だそうです。これらの騒音は入院患者の睡眠妨害になり、治療に悪影響を与えることから、周囲の人々の気配りが大事だといわれています。入院中の騒音が、入院患者の睡眠障害をもたらしているアメリカのハーバード大学が若い男女12人に実施した調査では、院内での騒音である「廊下を移動する台車」「製氷機の音」「廊下の話し声」「点滴静注のアラーム」「電話の呼び出し音」、また院外騒音である、車などの「交通騒音」や「ヘリコプターの通貨音」などを睡眠中に聞かせると、睡眠障害も増大したそうです。入院患者の睡眠不足は治療に悪影響を及ぼすために大きな問題になっており、特に高齢の患者にとっては、さらに睡眠が妨げられやすいのだといわれています。入院患者が騒音で睡眠を妨げられるとどうなる?高知大学が行った調査のレポート「入院生活の中での騒音」では、院内騒音が入院患者にとってどのような影響をもたらしているかが示されています。院内での不快な音といえば、エアコンの音やドアの開閉音、足音、人の動く音などが挙がっているようです。これらの騒音によって、眠れないという患者が最も多く、次いで途中で目覚めてしまう、イライラするといった影響をもたらしているそうです。実際、入院患者によって、ワゴン車に油を差すことやエアコンの音を低くすること、他人のことを考えて気配りをすることなどが提案事項として挙がっているようでした。看護師や医療スタッフの配慮も必要一方、山梨大学の調査では「トイレの流水音」や「トイレのドアの開閉音」、「PHSの呼び出し音」の騒音レベルが高いことが分かっています。そして、これらの騒音に対して、看護師や医療スタッフがドアや引き出し、カーテンの開閉時に音を出さないように配慮する対策を実施した結果、かなり騒音レベルが下がったという結果も出ています。このことから、音を出さないように配慮するだけでも、入院患者の睡眠を妨げない対策になることが分かります。医療従事者だけでなく、私たち一般人が入院のお見舞いなどに訪れる際には、音にはよく気を付けて行動したいところです。Photo by MIKI Yoshihito
2014年12月02日ニコンは11月26日、重ね合わせ精度とスループットを向上させたArFスキャナ「NSR-S322F」を発表した。12月より販売を開始する。半導体業界では、10nmノードプロセスのデバイス開発・生産に移行している。これに伴い、最先端のArF液浸スキャナと併用されるArFスキャナでも、重ね合わせ精度が非常に重要となっている。同装置は、重ね合わせ精度をSMO(Single Machine Overlay)で2.0nm以下、MMO(Mix and Match Overlay)で5.0nm以下、スループットを230枚/時以上と向上させた他、既存プラットフォームの継続採用により、ユーザー先での迅速な装置立ち上げを可能にした。具体的には、新干渉計システムのBird’s Eye Controlでは、エンコーダで空気揺らぎの影響を受けずにステージの位置を計測できる他、従来の干渉計計測とのハイブリッドなシステムの構成が可能となっており、重ね合わせ精度を大きく向上させている。また、新計測技術のStream Alignmentでは、FIAの5眼化により、短時間でのアライメント計測を可能にした。5眼化の効果により、全ショットに近い多点計測時でもスループットの低下を最小限に抑え、現行機種に比べてスループットを約5%向上させている。さらに、新モジュール構造であるModular2 Structureでは、階層的なモジュール化を実現することにより、ユーザー先での立ち上げ時間を短縮し、さらに部品交換も平易化した。これにより、メンテナンス性が大幅に向上したとしている。
2014年12月01日昼に居眠りをしていて上司に怒られたということはありませんか? でもその睡眠方法、あながち間違いではないかもしれません。マイクロスリープ(マイクロ睡眠)というものをご存知でしょうか? 今回は、居眠りの効果を検証すべく、マイクロ睡眠の活用法に迫ります。どのような効果があるのでしょうか?マイクロ睡眠とは?マイクロ睡眠は、微小睡眠とも呼ばれるもので、ほんのちょっと眠るといった状態を指すのだとか。一度にまとめて長い時間眠るのではなく、小刻みにマイクロ睡眠をとることで、じつはかなりの疲労回復効果があると言われています。そもそも、睡眠時間は長くとればとるほどよい、というものではないのだそうです。さらに、深い睡眠で、脳の疲労回復効果のあるノンレム睡眠が長すぎても、レム睡眠が多くて目覚めやすい睡眠もよくないと考えられています。すぐに実践できるマイクロ睡眠とは?「そんなに疲労回復効果が抜群のマイクロ睡眠は、どうやったら上手にとることができるの?」という声が聞こえてきそうですが、難しいことは何もありません。「居眠り」をすればいいのです。ランチ後に少しだけ自分のデスクで、電車の中で、車の中で、などどこでもちょっとの居眠りならすることができますよね。居眠りのポイントは、「日中に眠くなった時間に眠る」こと。ただし、寝すぎには要注意。この一番眠いときに10~15分眠ることで、夜の睡眠の約1時間にも相当すると考えられているそうです。体が欲しているときに少しだけ眠りの時間を与えてあげることがポイントなのです。1日の時間をじゅうぶんに活用するにはこのマイクロスリープを効果的に活用し、1日をフル稼働している方もいるそうです。たとえば、ランチ後に居眠りし、仕事を終えた夕方にも仮眠をとることで夜もスッキリした頭で活動できるので、昼と夜をじゅうぶんに楽しめるのだとか。最近、仕事の効率が上がらないとお悩みの方は、マイクロ睡眠を試してみてはいかがでしょうか。photo by Math Puente
2014年11月29日人は寝ている間もコップ1杯分の汗をかいているといいます。それが毎日の睡眠にどのような影響を与えているのでしょうか? 今回は睡眠と汗の関係に迫ります。しっかり知識を得て、快眠ライフを手にいれましょう!睡眠中にかく汗の量は?私たちは一晩の睡眠中にどのくらいの量の汗をかいているか、ご存知ですか? その量、なんと約300ml。とくに夏場などは、汗の量がさらに増え、疲労蓄積の原因になることもあるのだそうです。寝ている間に300mlも体から水分が出ていっている――すると、朝はどうなっているでしょうか? そうです、私たちは毎朝、脱水状態で目を覚ましている、ということです。具体的には、細胞や血液の水分が不足した状態になっているため、血液がドロドロになり、尿も濃くなります。睡眠中はただ寝ているだけと思いきや、夜から朝にかけて、体はこんなにも変化しているんです。起床時にはコップ1杯の水をそこで大切になるのが「朝起きたら、コップ1杯の水を飲む」こと。目覚めたときに水分を補給し、体の機能を正常に戻す必要があります。朝、水分を摂取しないと、血液が固まりやすくなったり、老廃物の排泄がうまくいかなかったりするので注意しましょう。また、ジョギングや散歩が趣味という方も多いかと思いますが、食事前に行う場合は、やはり水分を摂取することを心掛けたほうがよいのだそうです。とくに高脂血症や心臓病などの持病がある方は出かける前には必ず水を飲んだほうがよいと言われています。私たちにとって本当に欠かせない存在、水分。こまめな摂取を意識するようにしましょう!不眠と汗にも密接な関係がある不眠にも、じつは汗が密接に関わっています。読者の方のなかに、汗をかきにくい体質で、なおかつ睡眠に悩みを抱えているという方はいませんか? それにはちゃんとした理由があります。私たちは夜に体温が下がることで眠気を感じ、ぐっすり眠れるそうです。体温を下げるためには自ら発熱し、汗をかく必要があります。しかし、汗をかきにくい体質の方は寝汗をかかず、体温が高い状態のままのため熟睡しづらいと言われています。効果的と言われているのが、汗腺を鍛えること。有酸素運動や汗腺トレーニングをすることで、汗腺の働きを活発にすると眠りの質も高くなるそうです。不眠に悩む方はぜひトライしてみてくださいね!photo by Gabriele Diwald
2014年11月26日睡眠中は唾液量が少ないため、どうしても口の中が臭くなってしまいがちです。睡眠中の口臭予防として、睡眠前にしっかりとケアをしておけば、朝もすっきりと起きられます。今回は、口臭ケアについてご紹介します。口が臭い?朝すっきり起きられない朝起きると、自分でもわかるくらい口が臭いことはありませんか?特に、ニンニクの入った料理を食べた翌日は、口臭が気になりますよね。また、自分では気づかないうちに口臭を発していることもあるので、ケアは欠かせません。最近では、様々なタイプのブレスケア商品が発売されています。ブレスケア商品に頼る前に、まずしっかり歯磨きをしましょう。夜にきちんと歯磨きするかしないかで、翌朝のお口の中は変わってきます。また、歯磨き粉が重要です。実際に、朝目覚めたときの口臭を予防することを考えて作られた歯磨き粉が人気です。睡眠中の口の中には、ウイルスがたくさんどうして、朝になると口臭がひどくなっているのでしょう?睡眠中、人間は唾液の量が少なくなるため、口の中にすみついているバクテリアが繁殖してしまいます。バクテリアが臭いの原因である硫黄化合物を作り出し、口臭が生まれるのです。硫黄化合物と反応させ、臭いを消すために必要なのが、シクロデキストリンです。 ですので、シクロデキストリンが含まれている歯磨き粉は口臭予防ができると考えられます。いままで歯磨き粉までこだわっていなかった方も、睡眠中の口臭ケアを意識し、少しお値段が高くてもしっかりと口臭予防ができて汚れも取れる歯磨き粉を選んでみてはいかがでしょうか?睡眠不足が原因で口が臭くなる睡眠中、口の中で起こっているバクテリアの繁殖だけが口臭の原因とは限りません。睡眠不足や体調不良の際に、口臭が気になったことはありませんか?口臭は、健康のバロメーターにもなるのです。ストレスを多く感じているときにも口臭に変化が出る傾向があります。自分で口臭の変化に気づくためにも、日頃から口臭ケアを行って口の中を綺麗に保っておく必要があります。このように、睡眠と口臭には深い関係があり、すっきり目覚めるためにも口臭ケアは欠かせません。これを機会に、口臭ケアに力を入れてみてはいかがでしょうか?Photo by gabriela talarico
2014年11月26日人によって適度な睡眠時間は異なります。でも、忙しい人ほど、できるだけ短時間で効率よく質の高い睡眠を手に入れたいもの。そのための方法はあるのでしょうか?今回は1冊の本からそのヒントを探ってみたいと思います。圧縮睡眠とはなにか?多忙を極める現代のビジネスマンの悩みの1つ――それは睡眠時間ではないでしょうか。たとえば2時間の睡眠で8時間分の睡眠をとることができたらもっと効率的に働けて、家族との時間も過ごせるのに……。そんな心の声が聞こえてきそうな世の中です。今回は、悩み多きビジネスマンの方たちに少しでも助けになればと思い「圧縮睡眠」という方法をご紹介したいと思います。圧縮睡眠? なにそれ? と眉唾もののように思われるかもしれませんが、これはちゃんと『できる人の活性脳の作り方』という書籍の中に記載されている方法です。どのようなものか、詳しく解説していきます。睡眠の深さを決めるものこの本では、圧縮睡眠=すぐに寝付き、眠りも深く、起床時にパッと目が覚められるものと定義しています。また、睡眠量=睡眠時間×睡眠の深さととらえ、「睡眠の深さ」(つまり睡眠を濃密に圧縮する)を追求することで、睡眠時間が短くても最小限の時間で質の高い睡眠を手に入れることができるというわけです。それはどうやったら手に入れられるのでしょうか? この本では、2つのことが大切だと訴えています。1.疲労を回復するために正しい呼吸ができる、正しい姿勢で睡眠をとること2.体と脳、両方にとって最高の休息となる環境を整えること睡眠密度を高める2つの条件また、睡眠密度を高めるためにも2つの条件があるそうです。1.日中は、脳と体を十分に活動させ、就寝時になったら休息モードに切り替えること(メリハリをつけること)2.内臓を酷使してはならない。理想は栄養価の高いものを少し食べること。就寝前の食事は禁物日中に外で運動をしたり、読書をするなど、頭と体を使うことで夜には入眠がスムーズになるという自然の流れを利用するそうです。運動は、エレベーターではなく階段を使う、一駅分歩くなど、気軽にできることでよいのだとか。みなさんも早速今日からトライしてみてはいかがでしょうか?参考文献『できる人の活性脳の作り方』藤本憲幸著 主婦の友社Photo by Jinx!
2014年11月24日あなたの脳、疲れていませんか?脳の疲れをとるには、質の高い睡眠が必要です。質の高い睡眠の条件は、眠っている間に睡眠ホルモンといわれる「メラトニン」がしっかりと分泌されることです。今回は、この眠っている間のメラトニン分泌を増やすための方法を紹介します。疲れているのは体ではなく脳!現代で問題になっているのは、肉体的な疲れよりも、ストレスによる脳の疲れだといわれています。現在のワークスタイルで多いのはデスクワークなので、肉体的な疲れはさほど気にならないはず。もしかすると神経が疲れるという方もいるかもしれません。それも脳の疲れを示しているのです。脳が疲れると、まず寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりと、不眠を引き起こすといわれています。脳の疲れをしっかりとる睡眠とは?では、脳の疲れをとるためにはどうすればいいのでしょうか?ただ単に睡眠時間を長くとればいいというわけではありません。大事なのは睡眠の中身。つまり、「質の高い睡眠」をとればいいわけです。質の高い睡眠をとるためには、睡眠の質を高める「メラトニン」というホルモンを十分に分泌させる必要があります。このメラトニン分泌に欠かせないのが、昼間、セロトニン神経を活性化することです。セロトニン神経とは、脳を目覚めさせる作用や、心を安定させる作用などがある神経のことで、一言でいえば活性化されると元気になるもの。このセロトニンをしっかりと活性化させることが、脳の疲れをとってくれるメラトニンを活発に分泌させることにつながるといわれているのです。メラトニンを増やすために昼間行っておくべきこと脳の疲れをとる眠りのためには、昼間にセロトニン神経を活性化させることが大事。具体的には、まず朝一番で太陽の光を浴びること、そして「リズム運動」がいいといわれています。リズム運動とは、規則的に体を動かす運動のことで、ダンスや体操、ウォーキングがあります。軽快な音楽を聴きながらウォーキングをすると、歩行だけでなく呼吸までリズミカルになってきて、セロトニン神経の活性化にいいといわれています。セロトニン神経を活性化させてメラトニンをたっぷり分泌させて、ぐっすりと心地いい眠りを手に入れれば、脳の疲れはすっかりとれることでしょう。Photo by Avenue G
2014年11月23日