年下男子に好かれる女と嫌われる女には、どんな違いがあるのでしょうか?年上女性と付き合った経験のある男性たちに、話を聞いてみましょう。文・塚田牧夫「年上の女子っぽさ」「やっぱ、恋愛対象として見るなら、結構な上でも女子っぽさがある人がいいですね。女っぽさじゃなくて、女子っぽさね。かわいらしい感じの。自分が年上だと意識しすぎて、この女子っぽさを無理に出さないように頑張っているタイプの女性は、苦手です」(チハヤ/26歳)「若者に合わせないで」「昔、10個上のお姉さまとデートしたとき、僕に合わせてカラオケで若いアイドルの曲を無理して歌っている姿を見て萎えた。そういうの求めてない。もっとブリグリとかSPEEDとか、よくわからないけど、世代に合った歌を選曲してほしかった。もっといえば、石川さゆりとか、さらに上の世代かもしれないけど、お姉さんっぽい曲をどちらかといえば歌ってほしかったな」(リョウスケ/30歳)「知性を感じるかどうか」「年相応のマナーや知性はやはり欲しいですよね。若い子にも言えるけど、若いからいいやって部分はあるじゃないですか?一緒に食事していて話す内容が、恋愛・グルメ・仕事なんかでもいいですけど、そこから経済、金融、税金や政治の話まで発展したとき、ポカンとしているような年上女性は嫌ですね。逆に、ちゃんとそういうニュースも知っていて、自分の意見をしっかり持っているような年上女性にはキュンときます。なんか手が届かないような感じがいいです。でも、向こうもこっちのことをそう思っていたりして。年齢差があるから。そこがいいじゃないですか! 恋が燃え上がるパターンですよね? お互いに手が届かない存在と思っているなんて。これができるのは、相手が年上女性だからこそなんですよ!」(ダイキ/27歳)年下男子に好かれる女と嫌われる女の違いを、年上女性と交際経験のある男性の意見をもとにご紹介しました。年下男子好きのあなたはぜひ参考にしてみてくださいね。(C) Nick Starichenko / shutterstock(C) wavebreakmedia / shutterstock(C) Minerva Studio / shutterstock
2018年09月04日数多くの舞台に出演し、卓越した演技力と歌唱力が魅力の石川禅が『石川禅4thソロコンサート』を開く。【チケット情報はこちら】「今回は、自分の色をより強めたいと考えています。僕の場合、歌唱力というより、俳優として歌をどんなプロセスで表現するかを大事にしています。いわばこのコンサートは石川禅のスタイルを構築するための挑戦。自分の中から無尽蔵に湧き出るアイディアを活かし、俳優としての芝居歌を創る。それが課題です」と意気込みを語る。今回、観客からリクエストを募り、セットリストに取り入れたという。「1位『スターズ』、2位『カフェソング』(共に『レ・ミゼラブル』より)。この2曲が来ることは予想していましたが、『スターズ』の1位は予想外でした。今回の『スターズ』はミュージカルでの表現とは変えて、心の内側に感情を貯めて伝えられたらと考えています。3位の『星から降る金』(『モーツァルト!』より)も亡くなった父親への思いを込めて、自分のドラマとして歌いたい。以前、歌った時は女語りの歌詞を男語りに変えましたが、今回は歌詞はそのままに、青年が父親の元から旅立ち成長していく姿を描きたいです。『アンセム』(『CHESS』より)は前回、思いが入りすぎて号泣した曲です。今回は再挑戦、リベンジですね」リクエスト以外でも『エリザベート』『レベッカ』『アリス・イン・ワンダーランド』などの曲が予定されている。「複数の登場人物が掛け合いで歌う曲も選んでみました。ソロ曲ではない、ソロコンサートでは歌いづらい曲に、あえて挑戦。掛け合いやコーラスが入るところを僕ひとりで歌うとどうなるのか。バンドさんとの歌と楽器のセッションもあります。また、アンコール曲には、かなり意外な隠し球を用意していますから、お楽しみに!」500席という濃密な空間で、観客との交流もあるという。「普段の僕の芝居は相手役さんに捧げる芝居なんですよ。コンサートでは僕の相手役がお客様。緊張しがちですが、不思議とお客様の顔をみて歌い出すと安心するので。客席に降りて、お客様と交流する時間が楽しみです。俳優のコンサートとして新しい挑戦をしますので、ぜひ足をお運びください!」公演は6月30日(土)、東京・イイノホールで開催。チケット発売中。取材・文:三浦真紀
2018年06月25日2017年度の芸術選奨文部科学大臣賞(大衆芸能部門)を受賞した石川さゆり。1973年3月25日に『かくれんぼ』でデビュー、1977年には今なお歌い継がれる『津軽海峡・冬景色』が大ヒット。以降も数々のヒット曲に恵まれ、紅組のトリを務めた2017年のNHK『紅白歌合戦』では女性歌手としては初の出場回数40回を記録するなど、今や国民的歌手として多くの人に愛される存在となった。ここ数年は矢野顕子や大江千里、コブクロなどジャンルを超えたアーティストとのコラボレーション『X-Cross-』シリーズを手掛け、歌手・石川さゆりのさらなる可能性と魅力を追求している。「石川さゆり」チケット情報大阪では新しくなったフェスティバルホールで毎年、コンサートを開催。石川さゆりの音楽を多角度的にじっくりと魅せる演出や、和太鼓や邦楽を取り入れるなど、フェスティバルホールならではのステージを展開している。「フェスティバルホールは本当に、気持ちのいいホールで、私の大好きなアバンギャルド系の大阪のお客様がおしゃれをしてホールに集ってくださって、それがとてもいい塩梅なんです。音もすごくよくて。大阪の方のエネルギーと音の良さが歌い手をその気にさせて歌わせてくださるのがフェスティバルホールかなと思います」。関西、特に大阪のファンの特徴を尋ねると「大阪の皆さんは“来た分は持って帰らんとな。絶対に楽しいんやろうな!?”という気持ちで来てくださいます。それがたまらなく好きです。お客様が“儲かったで!”とおっしゃると、今見てくださったステージはちゃんと楽しんでいただけたんだなと安心しますね」デビュー45周年のメモリアルイヤーだった2017年はいつに増して精力的に活動した。「やりすぎたかも」と笑いながらも、歌を聴いてもらえる幸せをかみしめた。「皆様に歌をお届けして、楽しんでいただいて、石川さゆりを皆様に聴いていただける。エンタテインメントのステージを皆様に楽しんでいただけることは幸せなことだと思います」。『X-Cross-』シリーズの効果もあって、コンサート会場では若いファンも見かけるように。これからの展望を尋ねると「奇をてらうことなく、今、自分が何をやりたいのかということに向き合い、歌を作っていきたい」と石川。とはいえ、持ち前の探求心はその歩みを止めることを知らない。スタンダードでありながら、最も新しい石川をフェスティバルホールで堪能してほしい。公演は、6月10日(日)大阪・フェスティバルホールにて。チケットは発売中。取材・文:岩本和子
2018年03月26日1981年にベルリン芸術祭でデビューして以来、世界中で6,000を超える公演を行ってきた太鼓芸能集団「鼓童」。今年2月のエジプト公演で世界50か国公演を達成したほか、石川さゆりやAI、初音ミクらアーティストとのコラボや、坂東玉三郎が芸術監督を務める(2012~2016年)など、幅広く注目を集め続けている集団だ。【チケット情報はこちら】6月に開幕する『鼓童特別公演 2018「道」日本ツアー』について、鼓童代表で本公演の演出を務める船橋裕一郎に話を聞いた。「道」は、鼓童の前身・佐渡の國鬼太鼓座時代(1971~81)から継承されてきた、鼓童にとって“古典”ともいえる演目で構成された公演。船橋は「秋冬には新作『巡』もやりますが、そこで表現される新しさと、この古典ともいえる『道』。その両輪が自分たちのこれからの軸になると思います」と語る。「今回の『道』が、『何を以て鼓童なのか』も見えてくるような舞台になるといいなと思っています」という重要な意味を持つ公演。なぜ今のタイミングでそこに取り組んだのか尋ねると、今回の出演メンバーにヒントがあった。今作では、鼓童の根幹を作り上げてきたベテラン、それを継承し発展させてきた中堅、これからの鼓童を担う若手の3世代でツアーを回る。「以前、『村や共同体は、4世代目からがその真価を問われる』と言われたことがあって。鼓童は今、最初の世代を直接知らないメンバー、つまりその4世代目がだんだん入ってきているんです。だからこそ60代となった第1世代が引退する前に一緒にやりたかった。その中で、先輩から後輩に伝えてもらいたいし、後輩から先輩にどんどん聞いてもらいたい。ツアーを一緒に回ることで得るものもたくさんあると思いますし。鼓童は続けることに価値が出てきていると思うので、今この舞台を通して、次の第4世代に残せるものをつくっていきたいなと考えています」。もちろんただ受け継ぐためだけの舞台ではない。「ここ何年か玉三郎さんに斬新で自由な舞台をつくっていただいて、さまざまなものを取り入れた今、脈々と続いてきたものをやるとどういった表現になるのかを感じたい」と言い、「3世代が揃うことで今の解釈での『道』を作る」と各世代がアイデアを出し合いながら稽古中だ。船橋自身が楽しみにしているのは何かと聞いてみると「自分が思う“鼓童のかっこよさ”を体現できる舞台なんです。『血湧き、肉躍る』という言葉がチラシにありますが、これは自分が初めて太鼓を聞いたときの感情で。そういう、一歩踏み出すパワーを肌で感じられる舞台になると思います」と笑顔を見せた。公演は6月20日(水)から24日(日)まで東京・浅草公会堂で上演されたのち、8月まで全国を巡演。取材・文:中川實穂
2018年03月13日キャラとは一体何だ。 元おニャン子クラブのメンバーで、今なおタレントとして活躍中の国生さゆりさん(51)が最近どうも元気がないらしい。 先日出演した『有吉反省会』(日本テレビ系列)で、その心中を告白。もともと自由きままな独身生活を楽しむはずが、実際は暇をもてあまして謎の動画編集にハマっているというのです。 さらにはテレビで“熱血キャラ”と呼ばれることへの恐怖心や、もう一度恋愛や結婚を考えることにも疲れてしまったと告白。司会の有吉弘行さん(43)からも「バイオリズム的に下がっているんですか?」などと突っ込まれていました。 19歳でブレイクし、07年ごろにも『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系列)でタレントとしてプチブレイクをした彼女。これから3回目のさらなる活躍となると、モチベーションが途切れてしまうのも仕方のないことでしょう。しかもパートナーがいない&作る気がないのなら、なおさら仕事に熱を上げる理由もなくなるというものです。 そんな仕事との関わり方を模索中という印象の彼女ですが、ふとある女性と国生さんがリンクして見えるのです。それは、女優の杉田かおるさん(53)です。 かつて『ロンドンハーツ』でともに毒を吐きあい、番組を盛り上げた“戦友”の杉田さん。気づけばバラエティ番組で見かけることがめっきり減っていました。 実は杉田さん、10年ほど前に番組のダイエット企画で農業と出会って“毒吐きキャラ”を捨てたのです。筆者は当時、キャラ変更直後の彼女をある番組で見かけたことがありました。家庭菜園を世話しながら、「土が毒を吸い取ってくれる!優しくなれる!」と熱弁していた姿が思い出されます。 あれから10年。現在は農業生活や介護の事情もあって、仕事をセーブしていたという彼女。キャラ変更をしたものの、しっかりと自分の軸を確立。人生を充実させているお1人だと思います。 その点を踏まえると、今の国生さんはどうでしょうか。健康アピールにクオリティが微妙な動画。仕事や恋愛への疲れなど、ゴールが1ミリも見えていない印象です。 でもそれを反省するためバラエティ番組に出演するということは、本当は「くたびれ熟女キャラ」としての新たな戦略を練っているのでしょうか?もしそうだとしたら、貪欲すぎる! とはいえ今のままだとネガティブを通り越して、触れていいのか困るオーラがすごい。なので、やっぱり今は少し立ち止まって考える時期なのでしょう。 ちなみに1つだけ言いたいことがあります。国生さんの微妙な動画は、正式には動画とは呼びません。写真にアニメーションとBGMをつけただけで、ぶっちゃけて言うと“ただのスライドショー”なのです。この点は、最後に強調しておきます。 その勘違いも残念感を増していると思いますので、ぜひ今度は“動画撮影”から始めてみてはいかがでしょうか。それが新たなキャラになれば、生きがいにもなる。「クリエイター国生さゆり」、面白いじゃないですか!
2018年02月20日元モーニング娘。でタレントの石川梨華(32)が17日、自身のブログを更新し、第1子を妊娠したことを報告した。今年3月にプロ野球・西武ライオンズの野上亮磨投手(30)と結婚した石川。ブログでは「応援してくださる皆様へ」と書き出し、「この度、新しい命を授かりました。安定期に入りましたので、ご報告させて頂きます」とつづった。そして、「主人や周りにサポートしていただきつつ、私に出来ること、お仕事も含め、精一杯努めていきたいと思いますので、温かく見守って頂けたら嬉しいです」と呼びかけた。
2017年11月17日10月21日公開の映画『ミックス。』試写会イベントが2日、都内で行われ、新垣結衣、卓球選手の石川佳純選手と吉村真晴選手、石川淳一監督ら出席した。新垣結衣&瑛太のダブル主演でおくる本作は、気鋭の脚本家・古沢良太のオリジナル作品で、不器用で欠点だらけの登場人物たちが、卓球の男女混合ダブルス(ミックス)を通じて小さな奇跡を起こす、恋と人生の再生物語。そんな本作の試写会イベントに、主演の新垣結衣らが登壇した。試写会前の舞台あいさつに登場した新垣は、卓球を題材にした本作のオファー時を「卓球を題材にしている作品はそんなに多くないし、それにコメディーでラブストーリーということで、どうなるのか想像もつきませんでした」と当時の心境を吐露するも、「なるほどな! という仕上がりになっています。楽しみにして下さい」と作品の出来には自信。劇中で演じた富田多満子は、卓球選手として福原愛をモデルにしたそうだが、「資料をいただいてDVDを見たり動画を検索したりしました」と役作りに努力を惜しまなかった新垣に対して、卓球指導の川口陽陽氏は「実業団の選手がプレーしているようなプレーでしたね」と賞賛していた。舞台あいさつの途中から、本作にも出演している石川佳純選手と吉村真晴選手も登壇。石川は「まさか映画に出演するとは思っていなかったので、すごく楽しい経験でした」と笑顔を見せ、撮影の合間には新垣から話しかけられたそうで「休憩中に優しく話しかけてくれました。本当に夢みたいな時間で楽しい経験でした」と新垣の気配りに感謝。そんな新垣の卓球評価を「試合中のプレーはフォームがすごく綺麗で格好良かったですよ。すごくリーチが長いので羨ましいと思いました」と絶賛すると、それを横で聞いていた新垣は「初めてプロの評価を聞いたのでドキドキしたんですが、よかった(笑)」と石川のお墨付きに安堵した表情を見せていた。映画『ミックス。』は、10月21日より全国公開。
2017年10月03日気温35度を超す猛暑日となった7月19日。JR浜松駅に隣接する浜松アクトシティ大ホールは、つめかけた観客で立すいの余地もない。会場のキャパシティは2,300人。三味線の音とともに場内が暗転。桜色の着物をまとった石川さゆりさん(59)の姿がステージ中央に浮かび上がると、大拍手とともに「さゆり~」コールが巻き起こる。石川さんの出世曲『津軽海峡・冬景色』から、コンサートは始まった。 「今年の夏は暑いですね。東京は昨日、ひょうが降ったんですヒョ~(笑)」 舞台の背景には「45th」の文字が。続いて、これまでリリースした121枚のシングルジャケットが次々に流れた。 「みなさま、『そうそう、この歌ね』と思いだしてくださっているのではと思います。デビュー5年目で『津軽海峡・冬景色』がヒットしました。そういった、たくさんの方に聴いていただいた歌だけでなく、知る人ぞ知る歌も、本当に大切な曲ばかりです」 石川さんは今年がデビュー45周年。3月25日のデビュー記念日には、生まれ故郷の熊本城・二の丸ステージで、『百年の抱擁』を歌い、昨年の熊本地震から立ち上がる熊本市民にエールを送った。 「45周年なんて言うと、自分でも驚いてしまいます。自分の好きな道ですが、やはりみなさんのご声援があってのことです」(石川さん・以下同) ’72年、テレビドラマでデビューし、’73年、『かくれんぼ』で歌手デビュー。’77年の『津軽海峡・冬景色』では、日本レコード大賞歌唱賞、FNS歌謡祭グランプリをW受賞。スターダムにのし上がった石川さん。その後も『能登半島』(’77年)、『天城越え』(’86年)、『風の盆恋歌』(’89年)、『浜唄』(’12年)と大ヒットを飛ばす。結婚は’81年。結婚の3年後、長女・佐保里さんを出産。母になった。 「妊娠7カ月いっぱいまで仕事をして、出産後3カ月半ほどで復帰しました。影も形もなかった人間が、自分の体の中で成長して生まれるということを、私はすごく楽しみました。心臓の音を2つ聞くことができるのも、人生でいましかないんだなと、その心音を録音しておいたんです。出産後、夜泣きをしたとき、それを聞かせると泣きやむんですよ。『なんていとおしいんだろう。やっぱりこの子は、私の体の中から生まれた子なんだ』と、感じながら、日がな一日、日の長さを感じて過ごす。そんな生活がすごく楽しかった。だって、子どものころから、私はずっと家にいたことなんてなかったんですから」 子どもを持ったことで、母の偉大さも改めて感じた。 「母にはかなわないなあと思うことだらけでした。子育てって、もう一度、生き直しができることなんだなあと思いましたね。この季節には、こんな花が咲いて、こんな虫がいて、って公園で娘にひとつずつ教える。自分が子どものときには、聞き飛ばしていたことを、子どもを持ったことで、もう一度、体験して生き直しているんですね」 ’89年に離婚してからは、地方でコンサートがあっても、スタッフだけを現地に残して、日帰りで東京まで往復する日々が続いた。 「子どもが朝起きると、第一声で『おかあさ~ん』と、親を捜しますから、朝起きたときだけは絶対にいてあげたいと思いました。離婚したとき、娘は4歳。私がいない間は、シッターさんをお願いしましたが、やっぱりかわいそうだなという思いが残って。両親が家の裏に引っ越してきてくれたんですね。その後は2世帯住宅で、一緒に暮らすようになりました」 父(智さん)はすでに他界し、現在は、母・様子さんと娘、女ばかりの3世代で暮らしている。 「娘は、おからとか、ひじきとか、私より上手なんですよ。おばあちゃんに教わったんでしょうね」 母に支えられ、娘から刺激を受けて、いまの石川さんはある。3世代で暮らす家で日々、繰り広げられるささやかで温かな日々が歌手・石川さゆりを支えている。 「私、歌のために生きたいなんて考えたことはないんです。でも、年を重ねて、自分の体の中からどんな声が出て、みなさんにどんな歌が届けられるか、やってみたい。そのためにも歌手・石川さゆりである前に、ひとりの女性として、娘として、母として、普通の生活をつくっていることが大事なんです」 デビューから45年。歌一筋にも見えた石川さんだが、ここ数年は、震災被災地の支援の活動も活発だ。 「私は、いつも“いま”なんです。限りなく、とめどなく。いま、何が気になることなのかということを、感受し、変化していきたい。ひとつに固まりたくないんです」 いまを感じ、いまを生きる。その思いが、石川さんを被災地支援に駆り立てていた。東日本大震災から1年後、デビュー40周年記念シングル『浜唄』をリリース。その歌詞には、被災した宮城県東松島市の大曲浜獅子舞の浜甚句を一部、取り入れている。昨年4月、故郷・熊本が甚大な地震に見舞われると、石川さんは何度も故郷に足を運び、今年の8月20日、大西一史市長から「復興元年特命大使」に任命された。そして今年7月24日に発売された『東京五輪音頭2020』の歌唱を担当。 石川さんは“いま”を楽しんでいた。ズバリ、再婚は?単刀直入に質問すると、「そんなのって!私にもわかりません。いつ、どんな出会いがあるかわからないし」と、少女のような驚き方で目をみはった。 「でも、今年とか来年というスパンでは、いまの家族がいちばん。母と娘ですね(笑)。母は、明るい人で『おっはよう』『おはこんにちは!』って、朝から心地よいメロディで言うんです。うちの玄関には、母が座れるスペースがあって、仕事に出るときは、いつもそこに座って『行っていらっしゃい』って言ってくれる。あの母の声がいまもわたしの支えです」
2017年09月10日石川さゆりさん(59)は今年がデビュー45周年。3月25日のデビュー記念日には、生まれ故郷の熊本城・二の丸ステージで、『百年の抱擁』を歌い、昨年の熊本地震から立ち上がる熊本市民にエールを送った。 「45周年なんて言うと、自分でも驚いてしまいます。自分の好きな道ですが、やはりみなさんのご声援があってのことです」(石川さん・以下同) ’72年、テレビドラマでデビューし、’73年、『かくれんぼ』で歌手デビュー。’77年の『津軽海峡・冬景色』では、日本レコード大賞歌唱賞、FNS歌謡祭グランプリをW受賞。スターダムにのし上がった石川さん。その後も『能登半島』(’77年)、『天城越え』(’86年)、『風の盆恋歌』(’89年)、『浜唄』(’12年)と大ヒットを飛ばす。 不動の地位を築きながらも、年を追うごとに女性としても妖艶さを増し、美しく輝く彼女に憧れのまなざしを注ぐ女性は多い。 「みなさんに『美しい』と、言っていただくのは、励みになります。ただ、女性としての現役感って、努力や心がけというより、好奇心からくるものかもしれませんね。私の母がそうなんです。昭和8年(’33年)生まれの84歳ですが、すごく好奇心旺盛です。携帯電話も、スマホに買い換えまして(笑)。『らくらくホンにしなさいよ』と言ったら、『らくらくホンはつまらない!』って。iPadも使いますしね」 母・様子さんは、劇場での公演や大きなリサイタルの初日には、手料理を作って、差し入れてくれるそうだ。 「煮物とか赤飯ですね。『大変だから、いいわよ』って言うんですが、母は『私の楽しみだから』と、何日もかけておいもの皮をむいたり、煮たり。里いも、おこぶ、高野豆腐、しいたけ……。田舎煮です。一時は100人分作って、スタッフも、持ち帰りのお弁当箱を持参するくらい、皆、楽しみにしてくれていて」 石川さんは’58年1月30日、熊本市で生まれた。9歳下に弟がいる。 「父(智さん)は市電の運転手、母は幼稚園の保母さんでした。栄養士の資格を持っていて、給食の献立も担当していたんです」 石川さんの小学校入学のころ、様子さんは保育士をやめ、祖父から「石川食料品店」を継ぐことになった。 「田舎ですから、乾物もお魚も扱う小さなスーパーでした。朝、私が弟のおむつを替え、ミルクをあげていると、母が市場から帰ってくる。母は、本当に忙しかったんです。遅くまで、お店や家の片づけをしているのに、朝には学校で必要な雑巾や鉢巻きをちゃんと縫って、置いてある。『お母さんはいつ寝るんだろう』と思っていました」 一緒に台所に立って、お料理を教わったことすらなかったが、ひたすら働く様子さんの背中から、彼女はさまざまなことを教わった。 「思春期を迎えて、いろんなことに悩んだとき、母に『悩んでも仕方ないでしょう。やってみなければわからないじゃない。やってダメなら、また、考えればいいじゃない』と、言われたことをすごく覚えています。その言葉が、大人になっていく過程で、立ち止まりそうになるたびに響いてきたように思います」 ’73年3月25日のデビューコンサートの会場は、幼いときに母と歌謡ショーを見に行った故郷・熊本の体育館だった。 「ドラマに出たおかげで、名前や顔を覚えていただいていて、会場には2500人ほどいらしたのかな。そんなとっても恵まれた幸福なデビューをして、そのまま順調にいくかなと思っていると、そうでもなくて」 石川さんは当初、人気オーディション番組『スター誕生!』出身の森昌子、山口百恵とともに「ホリプロ3人娘」として売り出された。しかし、その後、森と山口は、同じ『スター誕生!』出身の桜田淳子と3人で「花の中三トリオ」として脚光を浴び始める。 「私だけ外れてしまって、どうなっちゃうのかなという思いはありました。私にも30万枚レベルのヒット曲はあったんですが、ミリオンがたくさん出る時代でしたからね。歌番組でもベスト10には入らなくて、『話題曲コーナー』での出演でしたが、本当に歌が好きでしたので……リハーサルのとき、多忙で本番に飛び込んでくるみなさんの歌を、よく代役で歌っていたんですね。そこからスタッフと親しくなって『津軽海峡・冬景色』を歌ったときは、局のスタッフのみなさんも『よかったね』と一斉に応援してくださって……。デビュー5年目のことでした」 石川さんは19歳。以降、『天城越え』をはじめ順調にヒットを飛ばし、トップ歌手への階段を着実に上っていった。結婚は’81年。 「23歳で結婚したのかなぁ。この世界にいると、事務所が1カ月後、1年後のスケジュールまで組んでくださる。でも、それは仕事であって、自分自身の人生においては『この先、何を見て生きていきたいんだろう』という壁にぶつかったんです。そのとき“結婚=自分の家庭・生活”というふうに気持ちが向いたんですね。自分を取り戻して、自分の何かを見つけたかった。いま思うと、思春期の壁にいたのかもしれないですね」 歌手は「結婚=引退」が当たり前だった時代。人気アイドルだった森昌子も山口百恵も、結婚と同時に引退するなか、石川さんだけは、結婚と仕事の両立を選んだ。 「私が『結婚』と言ったとき、『じゃあ、もう歌えなくなるね』『引退するんだね』と、周囲からは言われました。でも、私はそういう考え方は寂しいと思った。だって、母が常々言ってくれたように、結婚と仕事の両立だって、やってみなければわからないじゃないですか」 石川さんの脳裏には、働きながら自分と弟を育ててくれた母の後ろ姿が浮かんでいた。 「当時の芸能界では異端児だったのかもしれない(笑)。私は最初からヒットのレールに乗れなかっただけに、自分で開拓して、お稽古をしたり、素敵なものを見に行ったりするような“出合い”をする習慣を持てるようになりました。それが逆に、とても幸福なことだったんだなぁと思いますね」
2017年09月10日世界をフィールドに活躍する写真家の石川直樹による初の大規模個展石川直樹「この星の光の地図を写す」が、17年2月26日まで茨城県の水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催されている。石川直樹は、日本写真協会新人賞や、講談社出版文化賞などの受賞歴を持つ写真家。22歳で北極点から南極点までを人力で蹴破し、23歳では七大陸最高峰の登頂も達成しており、各地を旅しながら人類学や民俗学などの観点を取り入れた独自のスタイルによる写真作品を発表している。同展では、北極、南極、ヒマラヤ8,000m峰などの極地を撮影した各シリーズを中心に、初期作から最新作までの作品を総合的に紹介。ニュージーランドの原生林を撮影した「THE VOID」や、ポリネシア地域に浮かぶ島々を写した「CORONA」、世界各地の洞窟壁画を巡った「NEW DIMENSION」、日本列島の南北に広がる島々を探索した「ARCHIPELAGO」などの作品が展示される。その他、石川が遠征で使用した装備や、旅先で収集した道具や品物なども展示。初の海外一人旅で訪ねたインドを撮った高校生時代の写真や、熱気球による太平洋横断の挑戦の映像までが展開され、石川の全貌に迫ることのできる機会となっている。さらに、空間構成の一部は、16年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で特別表彰を受賞した日本館出品建築家の一組であるドット・アーキテクツ(dot architects)が担当している。また、17年2月12日には水戸芸術館ACM劇場にて、石川とサウンドデザイナーの森永泰弘が世界各地でそれぞれ撮影・録音した写真と音源を使った初のビジュアル&ディスクジョッキーイベントも行われる予定だ。【イベント情報】石川直樹「この星の光の地図を写す」会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8会期:12月17日~17年2月26日時間:9:30~18:00(入場は17:30まで)料金:一般800円、団体600円、中学生以下・65歳以上・障害者手帳保持者は無料休館日:月曜日
2017年01月12日大みそかに放送される『第67回NHK紅白歌合戦』の曲順が2016年12月25日に発表され、8度目の出場となる嵐が初の大トリを務めることがわかりました。また、トリを務めるのは39回目の出場となる石川さゆりさん(58)で、 『天城越え』を特別バージョンで披露するということです。今年の紅白は嵐のメンバー・相葉雅紀さん(34)が単独で白組司会を務めるなど、嵐が紅白を引っ張っていく存在として期待されていることが伺えます。これまで5度の大トリを務めた先輩グループのSMAPが解散し紅白から姿を消すことから、その後継者として目されている一面もあるようですが、この見方には批判も多い様子。大トリを務める嵐は、紅白を成功に導くことができるのでしょうか。●嵐にSMAPの代わりは務まらない?紅白の大トリに嵐が選ばれたことに対しネット上では、『人気はあるんだろうけど、SMAPほどの国民的アイドルにはまだなっていない』『SMAPの後継者だと言われると疑問。嵐もSMAPの話を出されるとイメージ良くないでしょ』『大トリなのにメドレーなの?ヒット曲がないって言ってるようなものじゃん』『石川さゆりと並ぶと格の違いを感じるなー』『トップバッターは関ジャニだし、ジャニーズ尽くしの紅白だね。SMAPを吹っ切ろうとしてるみたい…』『嵐の人気って、正直弱くなってきてる気がする』『出場歌手じゃなくて審査員とかゲストの方がよっぽど見どころ多いんだけど大丈夫?』『これで優勝が白組だったら出来レースといわれても仕方ない』『大トリで口パクはやめてくださいよ〜』『宇多田ヒカルが大トリなら誰も文句言わなかったのに』など、まだ大トリを務める器ではないという声が多く聞かれました。SMAPが出場しないことが正式に決定し、1組あたりの歌唱時間が増えるとも言われていますが、果たして嵐は歌手としての実力を見せることができるのか。大みそかのパフォーマンスに注目が集まります。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2016年12月26日「LUPIN THE IIIRD」シリーズ第2弾『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』。この度、現在製作中であるという本作から、場面写真が到着した。2014年に公開された『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』以来となるシリーズ第2弾となる本作は、前作のアダルトでヤバイ香りに満ちた世界を引き継き、孤高の剣士・石川五ェ門を主役に描く。監督・作画監督の小池健を始め、『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』を生んだスタッフが再集結。そしてキャストには、今回の主役石川五ェ門役の浪川大輔を始め、ルパン三世役の栗田貫一、次元大介役・小林清志、峰不二子役・沢城みゆき、銭形警部役・山寺宏一ら豪華声優陣が集結している。今回到着したのは、若く血気盛んな五ェ門と、お宝を前にして不適な笑みを浮かべるルパン三世の姿を捉えた場面写真。そして今回はそれだけでなく、若きルパン一味の前に立ちはだかる謎の敵キャラクターの場面写真も解禁された。浄園プロデューサーは「前作の『次元大介の墓標』をはるかにしのぐ作画枚数、五ェ門を中心としたアクションシーンが満載!ルパン三世の歴史においてもこれ以上の『五ェ門回』はないと自負しております」と自信を見せ、敵キャラクターについては、「かつてたった一人で二千人の兵士を亡き者にしたという伝説の兵士で“バミューダの亡霊”の異名を持つ男が、本作では五ェ門の前に立ちはだかります。これ以上は、もうちょっと待ってください(笑)」とコメントを寄せている。『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』2017年2月4日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月25日モデルの石川恋が1日、オフィシャルブログを更新し、同日付で所属事務所を「TEN CARAT」に移籍したことを発表した。これまでグラビアアイドルやタレントなどの活動もしてきたが、今後はモデル・女優業に専念していくと意気込みを示している。石川は、これまで所属していた「allure」から、田中麗奈、香里奈、高良健吾、中条あやみらが所属する「TEN CARAT」に移籍。ブログでは「今回このタイミングで移籍を決意した理由は、今後の人生を、19歳で芸能界に入った時点からずっと目標として持ち続けていたモデル、また、女優として生きて行きたいと強く思ったからです」と明かした。現在の心境は「正直希望と不安が半々です!(笑) たくさんの有名な俳優さん、女優さん、モデルさんがいる中で自分が勝負して行けるのか、、やっぱり不安の方が少し大きいかも」と吐露。それでも、「やるしかないです。頑張るしかないです」と決意を示している。一方で、これまで所属してきた事務所については「この3年間、どんな時も側で支えてくださったallureのマネージャーの皆さまと離れてしまうのは正直とても寂しいです」と名残惜しさもある様子。その上で、「今回のこの決断についても応援してくださり、移籍に関しては円満に事を進めてくださいました」と円満退社であることを報告し、「本当に、本当に感謝しています。allureという事務所で皆さまと一緒に今まで歩んでこれて良かった」と、感謝の気持ちをつづっている。ブログの最後には「ファンの皆さまのため、allureでお世話になった皆さまのため、新しくお世話になるTEN CARATの皆さまのため、お仕事関係者の皆さまのため、家族のため、、そして自分のために。良い変化を続けて行き、キラキラした素敵な女性になれるよう、またここから改めて頑張って参ります」とメッセージを寄せた。
2016年11月01日テレビ東京の人気旅バラエティ番組を映画化した、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅THEMOVIE』。太川陽介と蛭子能収のコンビにマドンナとして三船美佳を迎えることでも話題の本作だが、この度主題歌に由紀さおりの楽曲が起用されることが決定した。さらに、本作の予告編とポスタービジュアルが解禁された。テレビ東京で2007年より放送され、最高視聴率15.3%と好調な視聴率を獲得している人気旅バラエティ番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」を映画化した本作。「新・科捜研の女2」や連続テレビ小説「つばさ」に出演する太川さんと、漫画家・タレントとして活躍し、来年春公開の『任侠野郎』では主演を演じる蛭子さんのコンビに加え、マドンナに抜擢された三船さんの3人が、日本国内にある路線バスを乗り継いで3泊4日の日程内に目的地へ到達を目指す。本作では“台湾”を舞台に、日本を飛び出し初の海外ロケを敢行。映画の迫力を最大限に活かすため、全編に渡って4Kで撮影され、台湾の名所旧跡の魅力を3人と旅しているかのような臨場感を味わえる作りとなっている。今回公開されたポスタービジュアルでは、瞬時に目を引く黄色い背景と、元気いっぱいに映し出された3人の後ろには、バスはもちろん、台湾の名所も描かれている。“タイムリミットは3泊4日。魅惑の台湾で「乗り継げる」か!?”というキャッチコピーが、本作の内容への更なる想像を膨らませる。さらに本作の主題歌が由紀さんの「人生という旅」に決定。作詞をきたやまおさむが担当し、作曲を石川さゆりや竹内まりやなどに楽曲提供をする杉真理が担当している。由紀さんは、「長く歌ってきた私の人生の歌は、軽やかで爽やかで、でも『今』の言葉が欲しいと思いました。杉真理さんのメロディーと相まって、いい感じの作品に仕上がりました。楽しみです」とコメントを寄せている。そして同時に解禁された予告編は、「バス旅、まさかの映画化」というキートン山田のナレーションから始まる。台湾の風景と共に、3人が旅をする映像が映し出され、移動手段のバスの時刻表がないことに驚き、さらには台風も接近というハプニングが発生!初の海外ロケで、映画ならではのスケールアップした映像と、スリリングな展開が期待できる映像となっている。でこぼこコンビとマドンナのかけあいや、由紀さんの味わいのある主題歌と、見どころ満載の本予告編。史上最大の危機に見舞われる本作の、世界一ゆるくてガチで必死な旅を、まずは予告編から体感してみて。『ローカル路線バス乗り継ぎの旅THEMOVIE』は2016年2月13日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月18日カシオ計算機は11月25日、プロゴルファーの石川遼選手との所属契約を、2016年4月から2年間の契約で更新することで合意に達したと発表した。石川選手は2013年4月からカシオ計算機の所属選手としてトーナメント出場している。石川遼選手は2013年4月からカシオ計算機と3年間の所属契約を結んでいたが、このたびそれを更新。今後もカシオ計算機の所属選手としてPGA TOURを主戦場に、トーナメントを戦っていく。石川選手のコメント「カシオの所属選手として3回目の大会となるカシオワールドオープンでプレーすることを誇りに思います。そして、今後もカシオのロゴを身に着けてトーナメントを戦うことができることになり光栄に感じます。ファンの皆様の期待に応えられるように努力してまいります。」カシオ計算機 代表取締役社長 樫尾和雄氏のコメント「類稀な才能を持ちながら、常識にとらわれることなく技術を磨いて努力を積み重ね、世界で勝つことに挑戦し続ける石川選手を支援することで、人々に夢を伝えていきたいと思います。世界でのトップランク獲得に向けた活躍に期待しています。」
2015年11月27日石川県金沢市のもてなしドームで9月20日~21日の10時~16時、「石川県ご当地カレー選手権2015」が開催される。○来場者が食べたスプーンで投票同イベントは石川県内の金沢カレーをはじめ、和風カレーやインドカレー、タイカレー、ご当地カレー、ホテルカレーが一堂に会する。どれも1杯500円で販売する。会場では食べ比べができるほか、来場者の食べたスプーンで投票して優勝を決める選手権を実施する。前回優勝の「金澤駅前もてなし会」をはじめ、「きふじん」「パインダイナー」「パキスタン&インド料理azaan」「フランジパニバール」など、多数の店がエントリーする予定。さらに、石川県内のスイーツ店10店舗がスイーツを提供する「スイーツ選手権」も同時開催する。また、会場ではエフエム石川の公開生放送のほか、ご当地アイドルやスポーツチームのイベントなど、バラエティ豊かな催しも行われる。
2015年09月16日10月1日より日本テレビ系で放送がスタートするTVアニメ『ルパン三世』(毎週木曜25時29分~25時59分)のエンディングテーマを石川さゆり、作詞をつんく、作曲&プロデュースを大野雄二氏が担当することが明らかになった。楽曲名は「ちゃんと言わなきゃ愛さない」。石川、つんく、大野氏という三者初顔合わせのコラボ作品となり、「ルパン三世のテーマ」で知られる大野氏らしいクール&ゴージャスなビッグバンドサウンドに仕上がっているという。同曲は、シングルとして10月21日に発売予定で、5,000枚限定の初回限定盤(紙ジャケット仕様)と通常版(初回プレス分のみジャケットと同絵柄ステッカー封入)の2バージョンを展開(ともに1,389円/税別)。今回の発表に合わせて、新生ルパン三世と石川の2ショットをアニメーターチームが描き下ろしたジャケットイメージも公開されている。代表曲「津軽海峡・冬景色」の発表と『ルパン三世』テレビ第2シリーズのスタートがどちらも1977年であることに「不思議なご縁も感じます」と語る石川。収録について「作詞のつんくさんはルパンのストライクエイジだそうで、ルパン、不二子ちゃん、石川と、そんなキーワードがくるくると膨らみ、チャーミングで、せつないツンデレ女子の詞が完成! 大野雄二さんのサウンドに載せて歌ってみました」と振り返っている。作詞を担当したつんくは、「幼少の頃から何度となくテレビで見て来たルパン三世。その格好良さに理屈はなかったと思います。時に三枚目、なのに格好良いルパン三世は少年たちの憧れでした」と『ルパン三世』の魅力を力説。「そのルパン三世が久々にTVシリーズ化されるということでも驚いたのに、僕がエンディング曲に参加できるなんて!」とオファーの喜びを明かした。歌詞については「この曲は女性が主人公です。セクシーで意地っ張りで甘えるのが下手。そんな女性の心の葛藤を描きました」と話すつんく。大野氏から届いた楽曲をもとにした作詞を「曲は謎解き怪文のようになっていて、歌詞を書き込むときワクワクしました。『あ、ここは韻を踏む場所だな』『お、ここはあの場所を繰り返せだな』とか。ルパン三世になった気分でしたね」と振り返り、完成した楽曲とともに「『大人』で『艶やか』で『強気』で『恥じらいのある』。そんなたくさんの表情が入った歌声にほれぼれしました」と石川を絶賛した。そして大野氏も「歌ったら、それで全てが成立しちゃう『存在感』と心安らぐ『声』。さすがでした」と石川をたたえ、「石川さゆりとルパンサウンドのコラボをどうぞお楽しみください」とファンに呼びかけている。シングルには表題曲に加え、THE BOOMのメンバーとして活躍した宮沢和史と大野氏がコラボした「ニヒルに愛して」、『ルパン三世』の定番曲「ラブ・スコール」、さらにルパンマニアから評価の高い名曲「MEMORY OF SMILE」のカバーが、石川のボーカルで収録されているという。10月1日より新TVシリーズとしてスタートする本作は、1985年『ルパン三世 PART III』終了以来30年ぶりとなる、TVシリーズ第4作。総監督に『ルパン三世』シリーズ(劇場版『ルパンVS複製人間』原画、劇場版『カリオストロの城』原画、カーチェイス全般)など、アニメーター・作画監督として数々の作品に参加した友永和秀氏を迎え、監督は『もやしもん』の矢野雄一郎氏、シリーズ構成は『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』や『TIGER&BUNNY』の高橋悠也氏が担当する。さらにキャラクターデザインを横堀久雄氏が務め、青いジャケットに身を包んだ新生ルパン三世が描かれる。モンキー・パンチ(C)TMS原作:モンキー・パンチ(C)TMS
2015年08月26日9月20日(日)に行われる、くるり主催の野外イベント「京都音楽博覧会2015 IN 梅小路公園」の出演者が発表となった。『京都音楽博覧会2015 IN 梅小路公園』のチケット情報メンバー全員の出身地である京都で開催され、しかも京都駅から徒歩15分圏内の公園で行われるというアクセスの良さにも定評があるこのイベントもついに9年目。これまで、細野晴臣、石川さゆり、小田和正、椎名林檎ら国内のトップアーティストをはじめ、JAMES IHAやベンチャーズなど大物海外勢にいたるまで毎年“くるりらしい”ラインナップと、さまざまな企画が大きな魅力となっており、京都の秋の一大イベントとして、恒例となっている。そして気になる出演者は、国内からはくるりはもちろん、ザ・クロマニヨンズの真島昌利、ヒックスヴィルの真城めぐみ、中森泰弘で結成された「ましまろ」、ゲスの極み乙女。としても活躍中の川谷絵音率いる「indigo la End」、くるりにも大きな影響を与えたシンガーソングライター、高野寛、そして数々の国民的名曲を持ち、近年はジャズアルバムをリリースするなど、幅広い活動が注目される八代亜紀の出演が決定。海外からは現代ブラジル最注目のシンガーソングライター、マルチ奏者、コンポーザー・アントニオ・ロウレイロ、ロンドンを拠点に活動する25歳のヴォーカリスト、マルチ・インストゥルメンタ リスト/プロデューサー、コスモ・シェルドレイクの2組のアーティストを招聘。すでに発表されている岸田繁の開催宣言にもあるように、ご来場いただく皆様に対し、あっと驚く出会いを提供できるような、まさに「音博」といえるラインナップとなった。チケットの一般発売は7月25日(土)より開始。なお、チケットぴあではプレリザーブ(WEB先行抽選)を6月11日(木) 11:00 ~ 6月25日(木) 11:00まで実施。
2015年06月10日杏を始め、松重豊、濱田岳、高良健吾、麻生久美子ら豪華声優陣を迎え、江戸風俗研究家で文筆家、2005年に逝去した漫画家・杉浦日向子の初長篇アニメーション化した映画『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』。この度、本作の主題歌を椎名林檎が担当することが明らかになった。なお、椎名さんは『さくらん』以来、8年ぶりの映画主題歌提供となる。浮世絵師・お栄は、父であり師匠でもある葛飾北斎とともに絵を描いて暮らしている。雑然とした家に集う善次郎や国直と騒いだり、犬と寝転んだり、離れて暮らす妹・お猶と出かけたりしながら絵師としての人生を謳歌している。今日も江戸では、両国橋や吉原、火事、妖怪騒ぎ、など喜怒哀楽に満ちあふれている。恋に不器用なお栄は、絵に色気がないと言われ落ちこむが、絵を描くことはあきらめない。そして、百日紅が咲く季節が再びやってくる、嵐の予感とともに…。『河童のクゥと夏休み』や『クレヨンしんちゃん』シリーズなど、オトナが泣けるアニメーション作家として評価の高い原 恵一監督が、自身が敬愛してやまない杉浦日向子の「百日紅」を初の長篇映画化した本作。今回発表された主題歌は椎名さんの「最果てが見たい」。原作者・杉浦氏が、椎名さんの曲もよく聴いていたという話から、本作の世界観にも通じると考え原監督が主題歌をオファー。椎名さんは以前に石川さゆりに定位供した楽曲「最果てが見たい」を自身がカバーした新録曲を主題歌として原監督に提案したそう。その理由として「この曲は、富士を望む東海道で生まれたナンバーで、大胆かつ繊細な映画のアニメーションを拝見して僭越ながら好相性なのではと感じた次第です」と語る椎名さん。「(杉浦氏が)どこかからか見張ってくださっていると想像しながらもどうしても、生きてご覧いただきたかった…一度でもお会いしてお話させていただきたかった…と感じ淋しさに襲われます」と明かす。「この曲の詞にある、『生命を越えて本当の未踏の地へ』向かうということ。それは、素敵だったどなたかが、もしもいま、まだお元気でいらしたら、何を見て何を思い、何を目指していらっしゃるだろう。それを考え、恥じ、省み、やっぱり生きることなのだと思い至るのでした。出会い、別れ、生きて死ぬ。そんな我々のための映画です。みなさんの人生のどこかにきっと、寄り添ってくれますように」と熱いコメントを寄せた。この楽曲は、5月13日(水)に全世界同時配信リリースが決定。既に映画はフランス、イギリスを始めとした世界での配給が決定。主題歌決定とともに映画もさらに、未だ見ぬ世界への広がりを予感させる。『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』は5月9日(土)よりTOHOシネマズ日本橋、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:百日紅~Miss HOKUSAI~ 2015年5月9日より全国にて公開(C) 2014-2015 杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会
2015年04月10日○ネットワークに特色あり ICCのクラウドサービス石川県金沢市に本拠地を構える石川コンピュータ・センター(ICC)は、石川県内のみならず、全国へ各種ITソリューションを提供する情報サービス事業者である。創業当初の受託開発からスタートしている「自治体ソリューション」のほか、病院向けの「医療機関ソリューション」や一般企業向けの「民間ソリューション」「セキュリティソリューション」「アウトソーシングサービス」など幅広くサービスを展開している。昨今、同社が特に注力しているのがクラウド分野だ。従来からのデータソリューションサービスをより充実させるため、金沢データセンターに加え、2012年隣接する白山市に300ラックを収容するデータセンターを新たに建設し、クラウドサービス「ICCクラウド」の提供を開始した。同社 執行役員 クラウドビジネス本部長の福野幸以知氏は、「白山センターの設立は、東日本大震災前から計画されていたものでしたが、震災を受けて設計を一からやり直し、より強固な施設として生まれた施設です。また白山センターは、全国都市部からのアクセスが容易で、地震や津波の危険性が低い堅牢な『日本海側』に位置しています。DRやBCPの観点から、東日本だけでなく全国の企業にも注目されています」と述べる。この注目の背景には、白山センターのサービスが優良なだけでなく、JQA(日本品質保証機構)から認められた「情報セキュリティ適合証」など厳しい安全基準をクリアしていることがあげられる。また、「LGWAN-ASPサービス提供事業者」として登録されており、全国に張り巡らされたLGWAN(総合行政ネットワーク:Local Government Wide Area Network)を利用して、安全なサービスを全国の自治体に提供できる事業者として認定されているということも強みの1つである。ICCクラウドでは、こうしたインフラを通じて、ソリューション開発で培ってきたノウハウをクラウドサービスに生かし、「自治体向けクラウド」「医療向けクラウド」「民間向けクラウド」のほか、基盤ソリューション(IaaS)や共通ソリューション(SaaS)を提供している。○北陸発のバックアップサービスを全国の企業に届けたいICCクラウドのSaaSの中でも、2014年7月に正式リリースしたばかりの新しいサービスである「BCPリモートバックアップサービス」に注目したい。本サービスは、ICCクラウドのストレージへデータをバックアップできるサービスである。最大の特長は、上述したLGWANやVPNをアクセス回線として選択することが可能であることだ。同営業企画課 課長の東村善隆氏は、「当社の柔軟なネットワークサービスを活用し、経路上の安全性を確保しつつ、全国から安全な北陸の地へ手軽にデータを預けることができます。一般のバックアップツールを使えるのも特長の1つで、安価にDRやBCP対応を開始できることから、中小企業のユーザーにもオススメです」と自信を見せる。そこで、このバックアップサービスを提供するにあたって、基盤技術として選択されたのが、オブジェクトストレージソフトウェアの「CLOUDIAN HyperStore」である。もともと同社では、バックアップを個別の案件として受注しており、手間や工数が肥大化してしまうのが課題であった。同営業企画課 エキスパートの境谷賢治氏によれば、「中小企業でも気軽に利用できるサービス」を目指して、CLOUDIAN HyperStoreを選択したという。境谷氏らは当初、一般のバックアップツールを活用してサービスとして提供することを考えた。しかし、導入や運用の負荷に関する懸念点や、導入に際してお客様の環境に変更を強いてしまうという問題も発生する。そもそも、ユーザーごとのバックアップに対する要件は異なるため、手法を限定してしまうことに抵抗があった。また、同社サービスの差別化要因でもあるLGWANは、セキュアなネットワークを維持するため、通信プロトコルが限定されており、バックアップツールで使用されることの多い独自プロトコルを利用することができなかった。「CLOUDIAN HyperStoreは、業界標準とも言えるAmazon S3に準拠しており、さまざまなアプリケーションに対応します。また標準的なHTTP/HTTPSを用いているためLGWANでも問題なくアクセスできます。当社の顧客は自治体や医療、製造などと幅広く、それぞれの業界に特有のアプリケーションや運用、ガイドラインなどが存在しますが、CLOUDIAN HyperStoreは多様な環境を受け止めることができる“器”になり得ます」と境谷氏は強調する。○CLOUDIAN HyperStoreによって実現した安全・安心・安価なサービス同課の犬塚義博氏は、さっそくCLOUDIAN HyperStoreの評価版を入手し、ひと通りの操作を試してみることにした。そして企画どおりの機能が利用できることがわかると、クラウディアンの担当者に話を聞き、ハンズオンセミナーに参加することで、導入へと歩みを早めた。企画を立案した2013年10月から、1年を待たずにサービスインを実現できた。「CLOUDIAN HyperStoreは、他のオブジェクトストレージソリューションとは異なり、比較的小さなストレージ容量からスモールスタートすることが可能です。汎用サーバを追加するだけで容易に拡張し、可用性を高めていくことができます。まずは中小企業をメインターゲットに始めていますが、どんどん拡大していきたいですね」(犬塚氏)さらに本サービスでは、専任のエンジニアを確保できない中小企業でも容易にバックアップを活用できるよう、アイ・オー・データ機器が提供するNAS製品「HDL-XRWシリーズ」「HDL2-Hシリーズ」「HDL6-Hシリーズ」を組み合わせるソリューションサービスも展開している。同シリーズは、CLOUDIAN HyperStoreとの相互接続性が公式認定されているNASである。通常のファイルサーバと同様に、単純にファイルを格納するだけで、自動的にCLOUDIAN HyperStore(ICCクラウド)へバックアップデータを保存できるようになる。「DRやBCPへの関心は高くても、知識や技術、人員が不足している企業は多く、実現は容易ではありません。ICCクラウドのBCPバックアップサービスを活用すれば、複雑な運用は不要で、意識せずにIT-BCP対策を実践できます。顧客や取引先に対してもデータ保全の責任を果たせますし、監査機関にも健全な運用をアピールすることができます」(福野氏)今後、石川コンピュータ・センターでは、各種ソリューションとの連携や、仮想サーバサービスのストレージとして活用するなど、CLOUDIAN HyperStoreの活用範囲を広げる商品を企画していきたいとしている。CLOUDIAN HyperStoreによるクラウドストレージをキラーサービスとして、全国のお客様へ、効率のよい安心と安全を提供したいと考えている。
2015年02月20日石川県商工連合会は3月14日の北陸新幹線開業を記念して、3月25日~30日に東京・日本橋三越本店にて「石川"味と技"のおもてなし展」を開催する。同展は、石川県の料理や食材、工芸品などを展示・販売する物産展。料理人やパティシエによるトークショーや、九谷焼の絵付け教室、いしり(魚醤)の料理教室や和菓子作りの教室なども開催する予定となっている。同展では、「香箱」と称されるズワイガニの卵と蟹味噌を使った丼「香箱カニ丼」や、白山の伏流水と石川県産大麦を使用した地ビール「金沢百万石ビール」、「奥能登の限定生乳」を100%使用した「奥能登ジェラート」や和菓子など、料理やデザートを販売する。また、"加飾挽き"といわれるろくろ挽きの技術で作られた「山中漆器」や、多種多様な上絵付けを特徴としている「九谷焼」などの工芸品も提供する。
2015年01月19日J1ベガルタ仙台の石川直樹選手(29)の妻でタレントの茜ゆりか(28)が19日、自身のブログで第1子となる男児を出産したことを報告。石川選手と赤ちゃんの2ショット写真も掲載し、母となった喜びを伝えている。『王様のブランチ』などに出演茜ゆりかのプロフィール「いつも応援してくださる皆様へご報告です!1月18日午後3時32分に3355gの元気な男の子を無事に出産致しました」と書き出した茜は、「おしるし~破水と始まり、病院についてから徐々に陣痛が始まる…というお産でした」と出産を振り返り、「へその緒が首に2周もしていたらしく、上手に回転できず、出口の方へ下りてこられなかった様なのですが、陣痛促進剤の力も借り、小さい体で一生懸命に産まれてきてくれました」と感動をつづった。家族3人の写真も掲載し、「16時間という安産で我が子の産声を聞き、胸に抱いた時は、なんとも言いようのない幸福感でいっぱいでした。本当に親孝行な子で、石川くんの始動前に生まれて来てくれました。ありがとう」と感謝。最後は「私を励まし支えてくれた主人。この子の母にしてくれた、主人には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう!そして、みなさん3人家族となった石川家をこれからも、よろしくお願いします」と結んだ。二人は2013年8月に結婚。当時、石川選手は「仙台の地で入籍できたことを幸せに思います。共に支え合いながら、より一層サッカーに集中して取り組んでいきたいと思います」と喜びの報告をしていた。茜は09年からTBS系『王様のブランチ』にリポーターとして出演。06年~11年には、J1川崎フロンターレの応援番組『SUKI!SUKI!フロンターレ』でMCを務めている。
2015年01月19日(画像はプレスリリースより)江崎グリコの、おいしいチーズの新しいCMに採用された「吉高由里子」さん江崎グリコ株式会社は、吉高由里子さんを、新しいテレビCM「チーザの妖精」篇に採用した。全国で2014年6月3日から、オンエアがスタートする。CMの新商品は、チーズを53%用いて、カリッとなるまで焼き上げられた、質の良いおいしいチーズ商品だ。アイテムは深い味わいが楽しめる「チェダーチーズ」と、クリーミーな味わいの「カマンベールチーズ」の2種類が用意されている。またテレビCMでは、椎名林檎さんによって書き下ろされた、新曲「最果てが見たい」を、石川さゆりさんが素敵な声で歌っており、全体的に幻想的で優しいCMに仕上げられている。チーザが大好きな吉高由里子さんと、幻想的で優しい温かさを感じさせるCMの内容新しいCM内容について、幻想的な空の下で、妖精になった吉高由里子さんが、高くて細い真っ白い塔の上に腰掛ける。そして吉高由里子さんが、チーザの穴の中をのぞいてみると、恋人や父と子、および友人たちが、おいしそうなチーザを食べながら、幸せな時間を過ごす様子を見て、吉高由里子さんは優しい表情をするという、チーザのおいしさを上手にアピールしながら、ファンタスティックで優しさと温かさを感じさせる内容となっている。またチーザが大好きという、吉高由里子さんは撮影スタジオで、「この新商品はおいしい!もう1枚、食べてもいいですか?」(江崎グリコ株式会社 プレスリリース PR TIMESより)と笑顔で述べて、おいしいそうにチーザを食べ、撮影現場の雰囲気を和ませていたという。【参考】・江崎グリコ株式会社 プレスリリース(PR TIMES)・江崎グリコ株式会社 (テレビCM)「チーザの妖精」篇
2014年06月05日いやしブームに乗って、和楽が今注目されています。興味を持ってやってみたいと思っても、和楽器は高級なイメージがありますね。身近な材料で作れる和楽器はないか、琵琶演奏家の石田さえさんと、尺八演奏家の石田雄士さんに聞きました。本物のような音は出なくても、雰囲気は味わえるはず!――まず、尺八演奏家の石田雄士さんにうかがいます。尺八は高級なイメージがありますが、身近な材料で作ることはできますか?「プラスチックの水道管が加工しやすくて良いですよ。音もまあまあです。材料はホームセンターで手に入ります」――材料費はどのくらいかかりましたか?ちなみに、本物の尺八の価格は?「水道管と水道管のジョイントで200円です。本物は10万円からですね」――作り方を簡単に教えてください。「まずは水道管を尺八の長さに切ります。尺八はその名の通り、一尺八寸(約54cm)ですが、短い方が音が鳴りやすいので、初心者の方は一尺六寸(約48cm)ぐらいがいいでしょう。そして、唄口(うたくち・口をあてる部分)に水道管のジョイント部を短く切ってかぶせます。次に指で押さえる穴をあけてください。尺八の下から106mmの部分、152mm、199mm、253mmの4か所。そして尺八を裏返し、282mmの部分に1か所ドリルで穴をあけます。これは親指で押さえる部分。合計5つですね。電動ドリルを使うと早いですが、反対側に突き抜けないように注意しましょう」――特に重要な部分は?「唄口に被せた水道管のジョイント部ですね。この部分を25度の傾斜をつけて斜めに切るのですが、約2mmほど唄口が削れる程度にしなければなりません。微妙なので、大まかにカットしたあと、ヤスリで少しずつ削るのが良いでしょう。あとは顎に当たる部分など、痛くないように紙ヤスリで滑らかにすれば完成です」――思ったより簡単で驚きました。サイズさえ気をつければ誰でもできそうですね。時間はどのくらいかかりますか?また、本物の尺八はどのくらいかかるのでしょうか?「水道管尺八は、慣れれば数時間です。本物は、材料の真竹の乾燥だけで3年かかります。加工、漆を塗るなどの行程もありますので更に時間が必要ですね」――次に、琵琶奏者の石田さえさんにうかがいます。薩摩琵琶は素人では作れませんよね。そこで、「修理」にポイントを置いてお聞きします。柱(ちゅう)の部分、ギターで言うとフレットにあたる部分が摩耗しやすいということですが……。「琵琶は桑の木でできていますが、柱はホオの木です。これもホームセンターなどで木材が売っています。材料費は数百円。ノコギリで柱の形にカットし、ヤスリで仕上げ、琵琶に接着します。接着剤は本来ならニカワを使うのですが、木工用ボンドでもいいでしょう」――ちなみに、コンサートで外れてしまったことは?「コンサート直前に外れたことがあります。その時は柱ではなく、覆手(ふくじゅ・弦を結びつける部分)が外れました。普通の木工用ボンドでは接着する時間がかかるので、やむなく瞬間接着剤で……」――再び石田さんにおうかがいします。水道管尺八でどのような曲が演奏できますか?「通常の尺八で吹ける曲ならば、どのような曲でも問題ありません。本曲(尺八の伝統的な曲)や、よくお正月に流れる『春の海』、『荒城の月』、『さくらさくら』、『ふるさと』などです」――薩摩琵琶の音を聞いたことのある人はまれだと思います。実際聴くにはどこに行けばいいのでしょうか?「毎月『遊仙庵こんさあと』と題して土間、囲炉裏のある古民家でコンサートを行っています。堅苦しいものではなく、お茶菓子を食べながら気軽に聴いていただけます。また、私たちが主催している和楽器演奏グループ『遊仙花』のコンサートも、日暮里などで開催することもあります。コンサート日程は気軽に問い合わせてください」作るのも簡単、かつ材料費200円は魅力ですね。日本の伝統的な楽器や音楽は敷居が高そうなイメージですが、意外と気軽に楽しめるということがわかりました。チャレンジする価値ありですね。琵琶演奏家石田さえ15歳より薩摩琵琶を半田淳子に師事。「オーケストラ・アジア」に参加し、国内、海外で演奏活動を行う。自宅の古民家をステージとした「遊仙庵こんさあと」や、和楽器集団「遊仙花」を主宰する一方、カプコンのゲーム「戦国BASARA」の音楽に参加。そのほか、石川さゆり、小椋佳、坂本冬美らと共演するなど広範囲で活躍中。代表曲は「那須与一」。尺八演奏家石田雄士1992年日本音楽集団入団後、国内、海外で公演を行う。「オーケストラ・アジア」メンバー。長野オリンピック記念コンサート、文化庁芸術祭、インド・日本国交正常化50周年記念式典、NHK紅白歌合戦、NHK歌謡コンサートなどで演奏。そのほか、細川たかし、五木ひろし、石川さゆりと共演した経歴を持つ。遊仙庵ホームページ(OFFICE-SANGA秋田茂人)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月27日第一興商は4月29日の“昭和の日”を前に、昭和歌謡曲のカラオケランキング調査を実施した。調査期間は、2012年4月1日~2013年3月31日。同調査は同社の通信カラオケDAMシリーズの周辺機器「デンモク」(通信カラオケDAMシリーズで利用する情報端末)などに搭載されている機能、「あの頃検索」のデータを基にしたもの。あの頃検索とは、年齢又は年代を入力すると、その当時に流行した楽曲が簡単に検索できるという機能のこと。1位となったのは、石川 さゆりの「天城越え」。同曲は2009年の同ランキング調査開始以来、5年間上位にランクインしており(2009年1位、2010年2位、2011年1位、2012年1位)、不動の人気を誇っている。2位は尾崎 豊の「I LOVE YOU」、3位は吉 幾三の「酒よ」。注目は昨年の25位から大きく順位を上げたプリンセス・プリンセスの「M」で、7位にランクインしている。期間限定で16年ぶりに再結成し、東京ドーム公演2日間で9万人を動員するなど、話題に上ったことも上位にランクインした要因と言える。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月26日石川県能美市にある「いしかわ動物園」で、10月15日「ワタボウシタマリン」の双子の赤ちゃんが誕生。また、11月12日には、「アミメキリン」の「ジェブ」(オス)と「イザベル」(メス)の間に、5頭目の赤ちゃんが生まれた。「ワタボウシタマリン」はコロンビア北西部などの熱帯雨林に分布している小型のサル。名前のとおり、綿ぼうしのような白い毛が頭頂部にあり、首筋から背中にかけて伸びている。1産1子が普通だが、双子が産まれることもあるという。双子の母親は「ペロナ」で、父親は9月27日に死亡した「ジャンボ」。出産・子育て経験があるペロナでも、1頭だけで2頭の面倒をみるのは大変だと思われたが、子育てを放棄することもなく、双子は順調に育っているとのこと。双子は最近、ひんぱんにペロナから離れるようになり、枝や落下防止用ネットの上を動き回っているという。また、「アミメキリン」の赤ちゃんは、若干小柄で細身の体形。子どもが起立するのを手伝う際にメジャーで測ってみたところ、身長は170cmだったという。なお、一般公開はもう少し先になるとのこと。写真提供:いしかわ動物園【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日日本の女性は海外で人気があると聞きます。男性の後ろを一歩引いて歩く、控え目といったイメージはいまだ健在なのでしょうか。そこで、ザ・日本女性だと思う有名人を外国人20人に聞いてみました。・宇多田ヒカルさんです。本当に歌がうまいと思います (イタリア/女性/20代前半)・石川さゆりさん。私にとっては演歌の女王です。彼女の歌が大好きです。特に「天城越え」が最高です (ラオス/女性/20代後半)・AKB48。インドネシアで人気があり、子供も知っているから (インドネシア/男性/40代後半)JKB48の存在もあるのでしょうか、AKB48はインドネシアの子供にも知られているんですね。宇多田ヒカルさんも、アルバム「First Love」が日本におけるアルバム売上の最高を誇るなど知名度は抜群! また、石川さゆりさんのように着物で歌うことが多い演歌は、より一層日本人女性を意識させてくれるのかもしれません。ちなみに「天城越え」で有名な天城峠は、静岡県伊豆市と賀茂郡河津町の境にありますが、外国の方がこちらを通る際に「天城越え」を口ずさんでいたら…と考えると嬉しいですね。・仲間由紀恵さん。仲間由紀恵さんは大和撫子のような伝統的な美しさがあると思います (アメリカ/男性/30代前半)・小雪さん。「ラスト サムライ」の映画を見て、日本の女性らしいと思いました。黒い髪と、ゆったりと落ち着いた話し方が日本人女性っぽいです (マリ/男性/30代前半)・田中裕子さん。「おしん」が台湾で一世を風靡したことがあるから (中国/女性/30代後半)・藤原紀香さん。美人ですから (ネパール/男性/40代前半)・黒木瞳さん。女性らしく、美しく、気が強そうで知的な雰囲気があります (スイス/女性/40代前半)「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」のことわざがピッタリな女優陣が登場しました。中でも人気が高かったのは、仲間由紀恵さんと小雪さんです。黒髪で落ち着いた雰囲気を持つ女優さんは、日本人女性でも憧れますものね。・美空ひばりさん。みんなに愛されている国民的な歌手なので (韓国/女性/30代後半)・山口百恵さん。女優、歌手として有名な人です (中国/女性/30代後半)・源頼朝の正妻・北条政子です。強い性格の女性だったからです (ウズベキスタン/女性/20代後半)昭和を代表する歌手である美空ひばりさん。人気絶頂期に芸能界を引退し、家庭に入ったた山口百恵さん。そして鎌倉幕府の実権を握り「尼将軍」と呼ばれた北条政子と、芯の通った女性が日本人女性らしいと受け止められているのですね。外見の美しさに加えて芯の強い、しっかりとした女性がこれぞ日本人女性と見られているようです。なんとも嬉しい結果ですね。また「ザ・日本人男性」ではあがらなかった歌手の方が多く登場したのも興味深いところです。(文・アリウープ おーた) 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日東伊豆河津町(かわづちょう)に突如出現する、独特なデザインの橋・河津七滝ループ橋。全長は1,064メートル。ぐるりソフトクリームを描く要領で2回転、直径80メートルのサークルを上下に重ねて描き、高低差45メートルをつないでいる。それにしても、なぜここにこんなものがあるのか。説明しよう。伊豆半島の真ん中には、天城山(あまぎさん)がそびえている。この山は、天城連山と呼ばれることもある。つまり、いくつかの山が連なっているのだ。具体的には1,404メートルの万三郎岳(ばんざぶろうだけ)など、1,000メートルを超える山々の塊である。この山々を縫い、伊豆半島の真ん中を背骨のように貫いているのが下田海道(国道414号線)。下田に早く行くために最も使われている幹線道路である。その下田街道が天城山を越えるところに位置するのが、天城峠だ。この天城峠は川端康成の「伊豆の踊子」や松本清張の「天城越え」など、小説の舞台にもなっている。また、石川さゆりの「天城越え」でも歌われているように、かつては交通の難所だった。小説にも出てくるように、この地には天城山隧道(ずいどう)という古いトンネルがある。日本最長の石づくりトンネルだ。明治時代に作られた重要文化財らしい。このトンネルのさらに下80メートルの地には、1970年に開通した新天城トンネルがある。天城山隧道を見たい!という目的がない限り、普通はこちらの新しい方のトンネルを通る。くぐってもまだ標高600メートル。山に沿ってつづら折れの道が続いていたが、1978年には伊豆大島近海の地震によって、道路が寸断されるというアクシデントが発生している。天城山中は全国でも有数の多雨地域。土砂崩れで通行不能になることも珍しくない。そこで、この国道改良整備工事の一環として1981年、河津七滝ループ橋が作られたのである。これにより、土砂崩れの影響が少なく、スムーズに登り降りできるようになったという。直径80メートルというのはなかなか大きな円ゆえ、速度制限30キロで走っても外側に押し付けられる。何Gかは分からないがすさまじい遠心力。ジェットコースター的な体感ができる。このループ橋、正式には七滝(ななだる)高架橋という。伊豆地方では滝のことを「たる」という。七滝とは、河津川にある7つの滝を指す。散策路が整備されてからは、1時間もあれば7つ全てを巡ることができるようになった。初景(しょうけい)滝、へび滝、釜滝、えび滝、かに滝、出合(であい)滝、大滝の順番で回るのが通常ルートで、一番立派なのが大滝だ。高さ30メートル。滝壺の横、しぶきが掛かるような場所には古くから露天風呂があり、その奥には岩盤を掘り抜いた洞窟温泉がある。なかなか野性的な観光スポットだ。さらにループ橋を超えると、河津温泉。正式には河津温泉郷といわれたりもするように、七滝・大滝温泉、湯ヶ野温泉など7つの温泉からなる街が現れる。圧巻は峰温泉の「東洋一の大噴湯(だいふんとう)」。毎分600リットル、100℃の温泉がいつでも噴き上げている自噴泉(じふんせん)である。現在では峰温泉大噴湯公園として整備されており、足湯もある。火・金を除く毎日、1日7回、約30メートルまで吹き上がる湯を見ることができる。河津ループ橋を通過するだけで、ここに立ち寄らないのはもったいない。近くを通る際にはぜひ、訪れてほしい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日東京ICから玄関口熱海まで車で約1時間、新幹線だと35分というアクセスの便利さ。しかも、温泉、絶景、釣り、ダイビング、海水浴と郊外型観光の魅力盛りだくさんな静岡県の伊豆。熱海なんかはオールシーズンで花火大会をやっている。そんな伊豆を大別すると、西伊豆、東伊豆と東西に分けられることが多いが、地元の人間から見ると、温泉、釣り、ダイビングを楽しんだり、おいしく新鮮な魚介類を味わったりしたいなら東も西も大した差はない。強いて挙げれば、相模湾とタカアシガニなどのすむ3,000メートル級深海のある駿河湾とでは、捕れる魚に違いがあるくらいか。東伊豆は静岡県にありながら東京キー局の番組がそのまんま見られる。良くも悪くも開発が進み、あまり都内の生活と変わらない。住民もここは東京だと思っているフシがある。首都圏のショートトリップやグルメ番組でもよく取り上げられ、1泊10万を越える高級リゾートホテルから、ダイバー対象の1,000円前後の宿まで宿泊施設も多彩にそろっている。中でも熱海・伊東エリアは箱根とセットでひとつの観光地と化しているので、旅行で訪れる人も多い。アート系では宝紅白梅図屏風を持つMOA美術館を始め多くの美術館、博物館が集中し、伊豆高原一体には別荘も多く、別荘を保有する庭づくり愛好家80組が伊豆ガーデニングクラブを結成し、約20の庭が観光客へ開放されていて、誰でも美しい空間を堪能することができるのだ。一方、西伊豆にある大型の観光施設は、あわしまマリンパーク、三津シーパラダイス、らんの里堂ヶ島、加山雄三ミュージアムなど5~6施設ほど。東伊豆に比べると華やかな施設の数はぐっと少なくなり、全体的に地味な印象ともいえる。代わりに増えるのが、大自然の中での本格的アウトドア・スポーツだ。キャンプをはじめとして、ダイビング、カヌー、クルーズなどまで楽しむことができる。食に関しても駿河湾の深海魚が味わえる店があったりと、ワイルドで少し荒削りな自然満喫タイプのサービスが多い。陸上の交通が不便で、陸の孤島と言われ船でしか行き来できなかったことも関係があるのかもしれない。ざっくり大きく分けると、魅力的な文化施設と都会的サービスとを楽しみたいなら東伊豆、ワイルドな大自然を心ゆくまで堪能したいなら西伊豆をチョイスすべし!という感じだろうか。そんな五感を刺激する様々な魅力がつまった伊豆だが、近くに暮らす僕としては、伊豆をお手軽な避暑地と見ないでほしいのだ。このエリアの歴史と奥行きの深さには想像以上のものがある。確かに東京から熱海までは近い。だけど熱海はあくまでも玄関口。熱海=伊豆半島と考えられるとちょっと哀しい。伊豆半島は南北50キロ、東西30キロと思ったよりも大きく、能登半島とも互角に戦える大きさだ。伊豆半島の背骨に当たる天城山の最高峰万三郎岳も1,400メートルを優に超える。名曲として愛されている石川さゆりの「天城越え」も、まさにこのエリアから生まれたという伊豆のダイナミズム。つまり…何が言いたいかというと…皆さんに、もっと伊豆の魅力を知ってほしいのだ。歴史マニアも、演歌ファンも、きっと、人生のどこかで伊豆にインスパイアされたことがあるはずなのだから!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月09日東京ICから玄関口熱海まで車で約1時間、新幹線だと35分というアクセスの便利さ。しかも、温泉、絶景、釣り、ダイビング、海水浴と郊外型観光の魅力盛りだくさんな静岡県の伊豆。熱海なんかはオールシーズンで花火大会をやっている。そんな伊豆を大別すると、西伊豆、東伊豆と東西に分けられることが多いが、地元の人間から見ると、温泉、釣り、ダイビングを楽しんだり、おいしく新鮮な魚介類を味わったりしたいなら東も西も大した差はない。強いて挙げれば、相模湾とタカアシガニなどのすむ3,000メートル級深海のある駿河湾とでは、捕れる魚に違いがあるくらいか。○都会的な東伊豆では知的好奇心を満たすべし東伊豆は静岡県にありながら東京キー局の番組がそのまんま見られる。良くも悪くも開発が進み、あまり都内の生活と変わらない。住民もここは東京だと思っているフシがある。首都圏のショートトリップやグルメ番組でもよく取り上げられ、1泊10万を越える高級リゾートホテルから、ダイバー対象の1,000円前後の宿まで宿泊施設も多彩にそろっている。中でも熱海・伊東エリアは箱根とセットでひとつの観光地と化しているので、旅行で訪れる人も多い。アート系では宝紅白梅図屏風を持つMOA美術館を始め多くの美術館、博物館が集中し、伊豆高原一体には別荘も多く、別荘を保有する庭づくり愛好家80組が伊豆ガーデニングクラブを結成し、約20の庭が観光客へ開放されていて、誰でも美しい空間を堪能することができるのだ。○東伊豆ではワイルドな大自然を堪能すべし一方、西伊豆にある大型の観光施設は、あわしまマリンパーク、三津シーパラダイス、らんの里堂ヶ島、加山雄三ミュージアムなど5~6施設ほど。東伊豆に比べると華やかな施設の数はぐっと少なくなり、全体的に地味な印象ともいえる。代わりに増えるのが、大自然の中での本格的アウトドア・スポーツだ。キャンプをはじめとして、ダイビング、カヌー、クルーズなどまで楽しむことができる。食に関しても駿河湾の深海魚が味わえる店があったりと、ワイルドで少し荒削りな自然満喫タイプのサービスが多い。陸上の交通が不便で、陸の孤島と言われ船でしか行き来できなかったことも関係があるのかもしれない。ざっくり大きく分けると、魅力的な文化施設と都会的サービスとを楽しみたいなら東伊豆、ワイルドな大自然を心ゆくまで堪能したいなら西伊豆をチョイスすべし!という感じだろうか。そんな五感を刺激する様々な魅力がつまった伊豆だが、近くに暮らす僕としては、伊豆をお手軽な避暑地と見ないでほしいのだ。このエリアの歴史と奥行きの深さには想像以上のものがある。確かに東京から熱海までは近い。だけど熱海はあくまでも玄関口。熱海=伊豆半島と考えられるとちょっと哀しい。伊豆半島は南北50キロ、東西30キロと思ったよりも大きく、能登半島とも互角に戦える大きさだ。伊豆半島の背骨に当たる天城山の最高峰万三郎岳も1,400メートルを優に超える。名曲として愛されている石川さゆりの「天城越え」も、まさにこのエリアから生まれたという伊豆のダイナミズム。つまり…何が言いたいかというと…皆さんに、もっと伊豆の魅力を知ってほしいのだ。歴史マニアも、演歌ファンも、きっと、人生のどこかで伊豆にインスパイアされたことがあるはずなのだから!
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