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■前回のあらすじ実母に育児を頼ってばかりいた緑は、保育園のお迎えに行くことに。そこで会った近所のママ友・茜に、自分は母親失格だと話すと、茜はそれを否定。しかし「自分の居場所のない子どもだっている」という言葉に、緑は息子の柊が安心できる場所は祖母の家ではないかと思いこんでしまい…。 >>1話目を見る 【緑side story】母の通院のため、久しぶりに自分で柊を迎えに行き、そして夕食も自宅で取ることにしたのですが…。土日は息子と一緒に生活しているのだから、平日でもできるだろう…そう考えていました。でも土日ならできていることでも今日はまったくできませんでした。母がいないことが息子を不安にさせてしまっているのか、土日に比べて圧倒的に時間が少ない平日だから私がイライラしてしまうことが原因なのか…。私は母親として何も役に立たない人間だったのだと、今になってわかったのです。次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年06月04日■前回のあらすじ園長から柊の問題行動を指摘された緑は、自分の子育てを反省するもどうすればいいかわからずにいた。さらに会社ではまたも同僚からのひどい陰口を耳にしてショックを受ける。しかし、祖父母の育児サポートを受け仕事するのがそんなに悪いことなのかと疑問で…。 >>1話目を見る 【緑side story】孫である柊の世話で母が苦労していること、柊の寝不足問題、深夜の騒音問題と、解決しなければいけないことはたくさんありました。でも、時間や頻度を調整することで何とか乗り切れるのではないかと考えていたのです。でも茜さんが口にした「子どもの居場所」という問題。息子は私といる場所は居場所になっているかと問われたら自信がまったくなくて…。次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年06月03日■前回のあらすじ緑に対し、夜中の騒音や夜遅くに柊を起こしていることを非難した葵。その場面を目撃した義母から「葵さんはもっと力を抜いた方がいい」と言われ、葵は「私の母じゃないから説教なんていりません」と言い返してしまう。そして葵に怒鳴られてしまった緑は…。 >>1話目を見る 【緑side story】葵さんからの告白で、深夜に迷惑をかけていたことを初めて認識しました。自分の親だけではなく、隣人にまで私の行為によって苦しめられている人がいたことに、私はショックを受けていました。さらにそれは息子の柊にまで及んでいる可能性があることを知らされてしまい…。そんな中、またしても聞いてしまった同僚からの私に向けられた悪口。ここまで同僚に嫌われていることもつらいですが、「子どもが問題を起こす」「親を頼ると痛い目を見る」といった葵さんと同じことを言われていることに動揺を隠すことができませんでした次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年06月02日■前回のあらすじ娘の彩葉が発熱してしまい、葵は仕事を1日休んだが、2日目は夫に会社を休んでほしいとお願いする。しかし、義母を頼ればいいと言い返されてしまう。夫婦で解決したい葵は、モヤモヤしながらも義母を頼ることに。そんなとき、緑から「お義母さんに頼れたらいいけど…」と言われ怒りがわいた葵は「他人の家のことより自分たちの行動を改めて」と強く言ってしまう。 >>1話目を見る 【葵side story】必死に自分の気持ちを押し殺してお義母さんに娘の看病を依頼してきた私。緑さんのように自分のわがままために親を頼るような人と私を一緒にしてほしくなかったのです。そして私は、ついに緑さんに騒音のことを注意してしまい…。緑さんの家の騒音に困っていたのは私。親に子どもを任せて育児していない緑さんが親として失格なのは当然。どうして誰一人私の気持ちをわかってくれないのか…私にはどうしてもわかりませんでした。次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年06月01日■前回のあらすじ夕飯の支度をしながら、実家のサポートがある緑と自分を比べイライラしていた。そんなときに「一緒に遊びたい」と何度も言う彩葉に怒鳴ってしまう。彩葉の泣き声に気づいた義母は、夕飯を作るから彩葉と過ごしてと話すが、それが葵には気に入らず…。 >>1話目を見る 【葵side story】緑さんのことでイライラしていた私は、晩ご飯の準備中、何度も「遊んで」と言ってくる彩葉を怒鳴ってしまいました。そこで義母がカレーを作ってくれて、私は彩葉と過ごしたのですが…。夫もお隣の緑さんも…どうしてみんなしてお義母さんを頼るように言ってくるのか…。夫婦ふたりで子育てを乗り越えている家庭もたくさんいるし、ワンオペで頑張っているママたちもいる。「頼れ」と言われるたびに、私のしている家事や育児がダメなのだと突きつけられているように感じてしまい…。だから、緑さんたち家族が深夜に車で帰って来るたびに迷惑に感じていた気持ちを抑えられずに、怒りのままさらけ出してしまったのです…。次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年05月31日■前回のあらすじ同僚からの陰口を耳にした日、実母から「孫が赤ちゃんの頃だけのサポートのつもりが、ずっと頼られると思わなかった」と言われて衝撃を受ける緑。そして親の助けなしに今の生活はできないと焦るのだが…。そして葵は茜との立ち話の中で、緑の親頼りの子育て方針を非難したことに「誰にも迷惑をかけていないから別にいいんじゃない?」と言われたことを気にかけていて…。 >>1話目を見る 【葵side story】仕事をして、家事をして、子どものことだってすごく考えている。これほど頑張っているのに、夫は認めてくれるどころか、自分では何もせずにお義母さんを頼るように話すし、お義母さんも私のすることなすこと否定ばかり…。結局みんな私が何をしても気に食わなくて、誰も私のことをわかってくれない…、そう思うと悔しさでいっぱいでした。次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年05月30日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します! マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:エトラちゃんは見た!祖父母が遺した日本庭園のような綺麗な庭を相続した結果主人公は、夫と2人の子どもと郊外戸建てに暮らしている主婦です。祖父母が亡くなったため、立派な庭付きの家を相続することになりました。主人公は母と話し合い、庭を可能な限り残しながらの建て替えを検討します。ご近所への挨拶もひと段落…出典:エトラちゃんは見た!建て替えの工事などで迷惑をかけてしまうことからご近所へ挨拶回りに…。それもひと段落ついたころ、ある人物が怒鳴り込んできます。問題さあ、ここで問題です。この後、突然現れたのは誰でしょうか?ヒント主人公が相続した家の建て替えを反対している人物です。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:エトラちゃんは見た!正解は「祖父母の家の隣人」でした。隣人に弁明しようとしますが、まったく聞く耳を持ちません。結局、言いたいことだけを言って去った隣人に困り果てた主人公なのでした…。隣人トラブルとても綺麗な庭だったことから隣人も思い入れがあったのかもしれませんが…。事情も知らずに一方的に怒鳴られてしまっては困惑してしまいますよね。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月30日■前回のあらすじ時短で働く緑は、子どもがいても同僚に迷惑をかけずに働いていると自負していた。しかし、同僚が「実家にフルサポートしてもらってる自分を基準にしている」「子どもの成長を見てなさそう」「実家依存の妻なんて嫌だ」と緑への陰口を耳にしてしまい…。 >>1話目を見る 【緑side story】息子の柊には、仕事や家事で疲れきった自分ではなく、ゆとりをもって接したい。そして私自身も仕事で迷惑をかけることなく、自分の実力を思う存分発揮したい。そう思っていました。母も「柊と一緒にいるとすごく楽しい」「柊は今日こんなことをしたよ」と楽しそうに話していて、私たちが一緒に食事を食べるようになった時も「にぎやかになって嬉しい」と喜んでくれていたはずなのに…。仕事、育児、親孝行のすべてがうまく回っていると思っていたのは私だけだったのでしょうか…。次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年05月29日■前回のあらすじかつて放置子だった茜は、同じような環境に育った智哉と結婚。愛されず育った自分は、母親として大丈夫なのか、愛されて育ったママ友たちを妬んでしまっているのかと悩むのだった。そして、自分の母に息子のお弁当作りから幼稚園後の送迎や食事を頼っている緑は…。 >>1話目を見る 【緑side story】育児休暇から復帰した後は時短勤務でしたが、仕事は手を抜かず頑張ってきました。同僚に迷惑をかけないためにも、親を頼りながらって子育てをしてきたつもりです。それなのに、まさか同僚から「子どもの成長を見ていない」とか「実家依存」「離婚しそう」など言われるとは思っていませんでした。次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年05月28日皆さんは、相続のことで悩んだ経験はありますか? 今回は「祖父母が遺した日本庭園のような綺麗な庭を相続した結果」を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!祖父母が遺した庭を相続した結果主人公は、夫と2人の子どもと共に郊外の戸建てで暮らしている主婦。あるとき、主人公の祖父母が亡くなり、祖父母の遺した家をどうするか親戚と話し合いをすることに。祖父母の家にはまるで日本庭園のような綺麗な庭がありました。しかし、この庭を維持するためにはかなりの手間がかかり、夫婦で働きながら管理するのは困難です。そこで、主人公はある決断をします。家を建て替えることに出典:エトラちゃんは見た!出典:エトラちゃんは見た!祖父母の家を家族4人が住めるように建て替え、さらに庭も自分たちが管理できる規模に造り替えることにしたのです。しばらく工事等で騒がしくなることもあり、祖父母の隣の家に挨拶に行った主人公ですが…。なんと、隣の家に住む女性が庭を造り替えることに猛反対してきたのです。その理由は、自分が無料で綺麗な庭の景色を楽しみたいからという自分勝手なものでした。隣の女性からしつこい嫌がらせを受けた主人公は、祖父母の家を建て替えることを断念するのでした…。自分勝手な要求自分が管理するわけではないのに庭の維持を要求する女性には呆れてしまいますね。身勝手な女性の嫌がらせにモヤっとしてしまうエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月28日■前回のあらすじ茜と智哉は、親と良い関係を築いている人たちをうらやましいと思いつつ、でもつらい環境で育った自分たちが幸せな家庭を持てたことを感謝し合う。しかし、茜は忘れたいのに母親のことを思い出してしまい…。 >>1話目を見る 【茜side story】こんなとき普通のお母さんだったらなんて言うのか…そう思う場面が子育て中にはいくつも起こります。でもそんなときに私はその「普通」がわかりません。「しつけ」と「怒る」の違いが理解できていない気がして、常に自分の行動を自分が監視しているような気持になる時があります。一緒にいるときはいつも怒鳴られ、それでもそんな母さんにそばにいてほしくて、家にいるときはまとわりついていました。そんな子ども時代を過ごした私にとって、気づかないうちに葵さんも緑さんも羨んでいるのかもしれません。次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年05月27日■前回のあらすじ葵との会話を思い出して落ち込む茜。葵の母親でいる姿勢が、「ちゃんとした親に育てられなかった子はダメ」と言われているように感じてしまうと夫に打ち明ける。どうやら茜夫婦は、親と連絡を取っていないようで…。 >>1話目を見る 【茜side story】子どもを通じて出会う人は、自分の子育ての不安と一緒に親との関り合いについても自然と話題にあがります。悪気なく聞かれてもいつも口を濁すしかない私。ママ友との付き合いでは、誤魔化すことができても、いざひとりで行き詰ったとき、うまくできないときに、どうしても自分の母さんのことを思い出さざるを得なくて…。次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年05月26日■前回のあらすじ緑の家の騒音苦情を夫に言ってもらおうとする葵だったが、夫が拒否。数日後、茜と会った葵は、緑一家の騒音のこと、子育ての仕方について悪く言ってしまう。すると茜から、緑の育児は「騒音と関係ないでしょ?」と言われ…。 >>1話目を見る 【茜side story】これまで子育ては夫の智哉と協力し合いながら乗り越えてきました。だけど正直言って自分の育児にまったく自信がない私。そんな私が、自分の何十倍もしっかりしているように見える葵さんに対して意見言ってしまったことを後悔していました。そして同時に緑さんの祖父母にサポートを頼む育児の方法も気になってしまい…。「おばあちゃん」「おじいちゃん」と呼ぶ相手がいない自分の娘・紗耶に申し訳ない気持ちになっていきました。次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年05月25日■前回のあらすじ緑一家が深夜に帰宅した際に立てる音に迷惑していた葵は夫に相談。しかし、祖父母の家で食事もお風呂も済ませてくる緑のやり方に夫は感心し、「緑さんの環境に嫉妬してるだけじゃない?」と言い、葵を憤慨させる。 >>1話目を見る 【葵side story】夫に隣の緑さん一家の騒音を相談したのに…。夫には私が、実家に子育てを協力してもらっている緑さんに嫉妬しているだけと言われてしまい…。そうじゃない、私は騒音で眠れないことを夫にわかってほしいのに…!茜さんはあまり感情を外に出すことはありませんが、逆に私はそんな彼女がすごく信頼できると感じていました。何よりも緑さんと違って夫婦共働きで子育てしていることにも共感していたのです。でも茜さんにまで味方してもらうことはできず…。私は自分の考えのどこがおかしいのかどうしてもわかりませんでした。次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年05月24日■前回のあらすじ祖父母に子育てを頼るのは親孝行だと言う緑。しかし葵には、緑が子育てを祖父母に丸投げしているように思えてモヤモヤ。さらに緑一家の深夜の騒音で睡眠不足になっていた葵は、我慢の限界に近づいていて…。 >>1話目を見る 【葵side story】私は隣の家に住む緑さん一家の深夜の騒音に悩まされていました。今まで我慢していたのですが、騒音は毎晩で私は睡眠不足になってしまい、このままでは体調に良くないと思い、夫に相談してみることに…。家事も子育ても私に任せきりにしながら、相談に乗ってもくれない夫。ずっとひとりで頑張ってきた私をいたわるどころか、緑さんの祖父母に頼った子育てを「合理的」といって褒めるなんて…。子育てに責任を持ちたい私にとって、緑さんのやり方は真逆。どうして夫は私が緑さんに嫉妬してるなんて言い出すのか私には全然わかりませんでした…。次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年05月23日■前回のあらすじ何かと小言を言う義母と、そのつらさを理解しない夫に悩む葵。両親に子育てのサポートをしてもらっている隣人の緑に「葵さんのようにひたむきに子育てできない」と言われたことに、葵はけなされているように感じてしまい…。 >>1話目を見る 【葵side story】突然、緑さんからマウントを取られるようなことを言われた私は、なんと返したらいいのか戸惑いました。正直腹が立ちましたが、隣人であることを考えると強く出ることもできず…。毎晩夜中に車で帰って来る緑さん家族。我が家側に車の駐車場があるため私は毎晩この騒音と闘う羽目に。こんな非常識な行為を繰り返すのに、私には義母に育児を頼るよう勧めたり、自分の時間を持つようアドバイスする緑さんに対して良い感情を持つことができなくなっていました…。次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年05月22日■前回のあらすじ新興住宅地でお隣同士として暮らす3人の母親は、同じ保育園に子どもを通わせていた。義母と同居する葵は良い母親でいたいという気持ちが強く一生懸命育児をしているが、義母から口出しされることが悩みの種で…。 >>1話目を見る 【葵side story】お義母さんに育児について口を出されると、より自分できちんとやらなきゃという気持ちが強くなってしまいます。その結果、やらなければいけないことが増えてしまい、結果的に焦ってイライラしてしまうことがあって…。お義母さんには頼らず、母親である自分がしっかり育児をすることが大事。そう思っている私ですが、夫には父親として育児に参加してほしいと思っています。だけど夫は母親にその役割を担わせようとしていてモヤモヤする日々。しかもお隣の緑さんは、全部自分で頑張ろうとする私に対してマウントするかのような発言を連発。周囲から見た私の子育て方針ってそんなにおかしいの…!?次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年05月21日【葵side story】新興住宅地に同じ時期に引越してきた3つの家族。同じ保育園に通う同じ年齢の子どもを持つ母親3人はそれぞれの想いを抱え、自分が信じる「正しい育児」を模索しながら暮らしていました――。ご近所で子どもの年齢も近く、私は隣近所である緑さん、茜さんとも仲良く過ごしていきたいと思っていました。でも少しずつお互いの家庭環境の違いなどもみえてきて…。3世代同居しているのは我が家だけ。だけど緑さんのご実家は近所にあるようでそちらにかなり助けてもらっている様子。茜さんはまったく自分の話をしないのでよくわかりませんが、親御さんが訪ねてきている様子はありませんでした。そんな日々の中、私の家庭の中ではお義母さんとのやり取りでいつもモヤモヤしていることがあって…。お義母さんは良かれと思って言葉を掛けているのだとわかってはいても、私の子育てに対する意見は気持ちのいいものではなくて…。私は義母との付き合い方に悩んでいました。次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年05月20日■前回のあらすじ小学校になるころ、両親が離婚したことを知っていたしろみ。しかし、母は「父」という言葉に激しい嫌悪感をむき出しにするため、口が裂けても母の前で父の話をすることはできませんでした。祖父母宅に逃げられなかった理由はおじいちゃんおばあちゃんの家って天国ですよね! 子どものころを振り返ると「祖父母宅=もう最高…!」という思い出しかありません。そんなハッピー祖父母宅ライフもこの電話により終わります。この時私はひたすら母に謝りながら『母は可哀想な人なんだから私が一人ぼっちにしちゃダメなんだ』『母には私たちしかいないんだから一緒にいてあげなきゃ』という使命感? が出てきました。次回はすごく独特な習い事に通うことになったお話です。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年05月17日結婚したころには4人そろっていた、私の祖父母。あれから11年…今は1人だけです。そんな祖母ももう90歳すぎ…小さい頃から私のつたない話を一生懸命きいてくれて、アドバイスをくれた大切な祖母は、遠方に住んでいるのでなかなか頻繁に会いに行くことができません。たまにお手紙を書いたり電話をしたりするのですが、そんな祖母が一番喜んでくれるのが、子どもたちの写真を送ったり、電話でお話したりすることです。 離れて暮らす祖母に、1月に1度の子どもカレンダー。おすすめです!
2023年04月11日4人の息子を育てている、いであいさん。今回は三男くんの保育園の祖父母参観のときのお話です。あいさんのお母さんが、新幹線に乗って来てくれました。しかし、お母さんは乗るはずだった新幹線に乗り遅れてしまいました。そこで、当時0歳の四男くんを車に乗せ、20分かけて、お母さんが到着した駅までお迎えに行くことに。あいさんの車に乗り込むなり、お母さんが放った言葉に、あいさんは一瞬、凍り付きました……。三男の祖父母参観 今日は三男くんの祖父母参観の日。 新幹線に乗って、おばあちゃんが来てくれました。おばあちゃんはあいさんの実のお母さん。 マイペースなお母さんは、お迎えにきたあいさんの車に乗るなり、言いました。 「新幹線乗り遅れちゃったけど間に合うじゃない。ちょうどよかったわね」 この発言に、あいさんは顔を曇らせます。 なぜならお母さんは新幹線に乗り遅れてしまい、あいさんは0歳の四男くんを車に乗せて往復40分の運転をさせられている状況だったからです。 とはいえ、せっかく三男の祖父母参観に来てくれたのだからと、怒ってはいけないと思い、笑顔で祖父母参観の話題を振りました。渡したお便りに書いてある時間を教えてと。 するとニコニコと「お便り?なくしちゃったわ」と言うお母さん。仕方なく開始時間を覚えてないか聞きました。あいさんは9時半か10時だったという記憶でした。 するとお母さんは、「え? 38分とか?」と、いかにも適当な返事をしてきたのです。 「そんなわけないでしょ!」と言いたい気持ちを抑え、手を震わせるあいさんでした……。 ◇◇◇電車の乗り遅れもお便りの紛失も悪びれるどころか「ちょうどよかったわね」などと前向きなお母さま。なせか時間も「38分? ウフフ」と適当なのにニッコニコ。こんなに笑顔だと、なんだか周囲も「ま、いっか」と思えてしまうのではないでしょうか。茶目っ気たっぷり、素敵なお母さまですね♡著者:マンガ家・イラストレーター いで あい4人の男の子のママです! ゆる〜く育児マンガを描いたり、イラストのお仕事をしています。
2023年02月05日祖父母にとって、孫はかわいくてたまらない存在でしょう。孫と離れて暮らし、たまにしか会えない祖父母であれば、なおのことです。祖父母は嬉しくて「1日でも長くいてもらいたい」と思うかもしれません。『孫を引き止めたい』伊東(@ito_44_3)さんが描いた、祖父母と孫の漫画をご紹介します。地方に住む祖父母の家に、孫が久しぶりに遊びに来ました。しかし、孫にとって、何もすることがない祖父母の家は退屈なようで…。【再掲】孫を引き止めたい pic.twitter.com/XfANtkZmLk — 伊東 (@ito_44_3) January 13, 2023 都会では見ることがほとんどない、『コイン精米機』を目撃した孫。祖父母は「あれを見たのか!?」「夜が明けるまで、部屋を出てはいけない!」と慌て始めました。祖父母は、どうにか孫を引き止めたい一心から、協力してウソをついたようです。独特な祖父母の引き止め方に、父親は苦笑いを浮かべました。読者からは「笑った」「かわいいな」などの声が上がっています。・『コイン精米機』を都市伝説扱いする祖父母、お茶目でかわいいやん。・祖父母は、どうしても孫を引き止めたかったのね。でも次回から、孫が怖がって来なくなっちゃうかもよ…!・祖父母の『コイン精米機』の扱いが怪異『八尺様』と同じで笑った!『コイン精米機』は怖くないよ…!「どうしても孫を引き止めたい」という祖父母の熱意は、きっと孫に伝わったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年01月16日ホラー映画『みなに幸あれ』が、2024年1月19日(木)に公開される。主演は古川琴音、総合プロデュースは清水崇。とある村が舞台、祖父母の家にいる「何か」映画『みなに幸あれ』は、とある村を舞台にしたホラー映画。祖父母の家に「何か」がいる、という違和感を抱いた主人公が、得体のしれない恐怖に追い込まれていく様を描く。タイトル『みなに幸あれ』には希望と皮肉の意味が込められており、「誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている」という人類の根源的なテーマを描き出す、社会派ホラーだ。なお、映画『みなに幸あれ』は「日本ホラー映画大賞」で大賞を受賞した短編作品を長編へとスケールアップした作品で、短編では描かれていなかったバックグラウンドも描写。より一層没入感のある不穏な世界観を楽しめるようになっている。清水崇が総合プロデュース総合プロデュースを手掛けるのは、『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』の「恐怖の村」シリーズを生み出し、最新作『忌怪島/きかいじま』の公開も控えるジャパニーズホラーの名手・清水崇。ホラー映画の豊かな知見を活かし、新人監督・下津優太へ強力なバックアップを行った。主演・古川琴音がホラー映画に初出演主演を務めるのは、『春』『偶然と想像』『街の上で』などで話題を集める古川琴音。彼女がホラー映画に出演するのは、初の試みとなる。主人公・孫…古川琴音看護学生。田舎に住む祖父母に会いに行き、久しぶりに家族⽔⼊らずの幸せな時間を過ごしていたが、どこか違和感を覚える。“誰かの不幸の上に、誰かの幸せが成り立っている”という世界の特異な成り⽴ちに疑問を持ち⾏動を起こすも、逆にどんどん追い込まれていき……。幼馴染…松⼤航也主人公の幼馴染。社会の仕組みからこぼれ落ち、どうしようもない現実を突きつけられながらも“幸せ”について考えを巡らせる。「日本ホラー映画大賞」初大賞作品を映画化なお、映画『みなに幸あれ』は、KADOKAWAが2021年より開始した一般公募フィルムコンペティション「日本ホラー映画大賞」の初大賞作品を映画化するもの。コンペで大賞を受賞した下津優太による同名短編映画を、長編へとグレードアップさせた。映画『みなに幸あれ』は、下津優太の商業映画デビュー作品となる。主題歌はBase Ball Bear「Endless Etude」主題歌は、Base Ball Bearの書き下ろしによる楽曲「Endless Etude」。誰も観たことのない、斬新な恐怖の世界を創り上げることに挑んだ映画『みなに幸あれ』にふさわしく、Base Ball Bearとしても新機軸となる1曲だ。尚、『みなに幸あれ』が大賞を受賞した「日本ホラー映画大賞」では、Base Ball Bearのボーカル・小出祐介が審査員として参加している。映画『みなに幸あれ』あらすじ看護学生の孫は、ひょんなことから田舎に住む祖父母に会いに行く。久しぶりの再会に、にこやかに微笑む優しい祖⽗⺟と過ごす穏やかな時間も束の間、どこか違和感を覚える孫。祖父母の家には「何か」がいる。そしてある時から、人間の存在自体を揺るがすような根源的な恐怖が迫って来る…。【詳細】映画『みなに幸あれ』公開日:2024年1月19日(金)総合プロデュース:清水崇原案・監督:下津優太脚本:角田ルミ出演:古川琴音、松⼤航也音楽:香田悠真配給:KADOKAWA
2022年11月29日産後2カ月、初めての赤ちゃんを抱いて、私の祖父母が住む田舎へ出かけました。当時80歳代だった祖父母は、ひ孫に会える日を待ちに待っていました。そんな祖父母の喜ぶ顔を見るのが楽しみでした。そして、祖父母の家に到着すると、想像もしていなかった展開に……!?まさかのお祝いパーティー!?ひ孫に会って、祖父母はどんな顔をするんだろう……。私はワクワクしながら家へ入りました。玄関で「ただいま~!」と大きな声で言うと、出てきたのは祖父母だけでなく、近所に住む親戚たち総勢10人でした。 まさかのお祝いパーティーが開催されました。どれだけ盛り上がっているんだとおかしくなりましたが、とても幸せな瞬間でした。親戚たちにとって、私の出産は大ニュースだったようです。 祖父母と親戚たちのパワーに圧倒された!当時80歳代だった祖父母は、年齢を感じさせないくらい元気でした。祖母は料理がじょうずで、私たちがくると聞き、大張り切り! ちらし寿司にお刺身、天ぷらなど、豪華な食事が食卓に並んでいました。 私の祖父母の家では「誰がこんなに食べるの?」というくらい料理が並ぶんです。そんな祖母の気持ちもすごくうれしかったです。「遠慮せずたくさんお食べ!」と、みんなにお祝いしてもらいました。一緒にいた夫は、祖父母と親戚たちのパワーに圧倒されていました。 心底幸せそうな笑顔を浮かべる祖父母心底幸せそうな笑顔を浮かべながら、ひ孫を抱く祖父母。私はすかさずカメラにおさめました。ひ孫を腕に抱けるなんて想像もしていなかったようです。祖父母は「長生きできてよかった」と、口をそろえて話していました。 私自身、ひ孫を抱くなんて想像がつきません。改めて元気な祖父母はすばらしいと感じます。お祝いにきてくれた親戚たちのあたたかさにも触れ、心地のいい時間を過ごすことができました。そんな余韻を感じながら、私たち夫婦は自分たちの住む町へ帰りました。 現在、祖父は94歳、祖母は90歳になりました。畑仕事をするほど元気です。私の目標は、祖父母のように元気でいること。ひ孫を抱けるまで生きられたらいいなと思っています。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師 松田玲子著者:田中由惟1男1女の母。2人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2022年11月11日「もし、来世も人間に生まれたら…」生き物の魂が生まれ変わる『輪廻転生』について、ぼんやりとそんな考えをめぐらせたことは誰もが一度はあるでしょう。外見や生まれなどが違う別の人間として、今の人生とは異なった道を歩む…そうなった時、あなたは何をしたいと思いますか。祖父母に「来世でもまた夫婦になりたい?」と聞いた孫箱石志保(kaigobiyou_haru)さんは、大好きな祖父母に、ある質問をしてみることにしました。それは…「生まれ変わっても、また夫婦になりたい?」というもの。90代になっても、いつも元気で仲のいい祖父母。箱石さんの質問に、2人はこのように返しました。 この投稿をInstagramで見る 箱石 志保介護×美容(@kaigobiyou_haru)がシェアした投稿 凄まじい速さで「はい!」と即答した祖母と、頷きながら同意をした祖父。パートナーや孫に気を遣っている様子もなく、その回答が心からの想いであることが、2人の笑顔から伝わってきます。一緒に暮らし、相手のいろいろな姿を知ることで、愛が冷めてしまう…というケースは残念なことに少なくありません。きっと箱石さんの祖父母は、何十年と一緒に暮らすことで、相手を1人の人間としてさらに愛すようになったのでしょう。『夫婦愛』という言葉がふさわしい動画は、多くの人に笑顔のおすそ分けをしてくれました!・素敵!夫婦愛ってこういうものだよね。・いい夫婦だなあ。自分も将来はこうなりたい!・心が温まった…。お互いにそう思えるって幸せなことだ。運命によってめぐり合った、箱石さんの祖父母。今後の人生も、2人はお互いを支え合い、人として尊敬の念を抱きながら楽しい日々を過ごすのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年09月26日祖父母と孫が一緒に過ごす時間は貴重です。長期休暇を利用し、祖父母宅へ子供を連れていく親は珍しくないでしょう。キャベツ太郎(@Level7Pkch)さんの3歳の娘さんは、祖父母から「夏休み中、お泊りにこないか」と誘われました。「ジジとババ、どっちとねんねしたい?」そう聞かれた娘さんは、「3人でねんねする」と答えます。きっと、娘さんの返答を祖父母は嬉しく思ったことでしょう。※写真はイメージ…しかし!娘さんの返答には続きがありました。「それでジジとババが寝たら、娘ちゃんは帰ってママとねんねするの」娘さんにとって『一緒に寝たい人No.1』は母親のキャベツ太郎さん。例え別の場所にお泊りしても、それは揺るがないようです。「夏休み中ジジババのお家にお泊りしにおいで」と誘われた娘(3歳)。「ジジとババどっちとねんねしたい?」と聞かれ「ジジとババと3人でねんねするよ。それでジジとババが寝たら、娘ちゃんは帰ってママとねんねするの。」とのこと。どうやら寝かし付けを終えたら帰ってくるらしい。— キャベツ太郎 (@Level7Pkch) July 21, 2022 ほかの誰よりも母親を愛していることが伝わってくる、娘さんの返答。祖父母のぬか喜びを見て、キャベツ太郎さんは思わず笑顔になってしまったといいます。投稿には、「想像の斜め上をいく発想」「ジジとババは2人で仲よくねんねしようね」「そりゃあ、ママが1番だよ!」などの反響が上がりました。自分たちが選ばれないのは残念なものの、祖父母としては、親子仲のよさを知ることができて安心したかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2022年07月24日こだわりが強く、心配性な長男長男は現在小学2年生。年長のときに自閉スペクトラム症やDCD(発達性協調運動症)などの診断を受けました。性格は特性も関係しているのか、こだわりが強く融通が利きにくく、また慎重で真面目で過剰なぐらい心配性で、不安感も強く怖がりです。そして、独り言が多く過剰に喋る所があります。もともと優しく世話焼きな性分なので、過剰なぐらい世話を焼いたり、小言なども多い長男。学校や学童では次男の世話を焼き過ぎるぐらい焼いては、次男に「うるさい!」などと言われているようです(苦笑)。私と実母、実父との関係私と実母(子どもたちにとっての祖母)の関係はあまり良いとは言えません。私自身バツイチなのですが、離婚の際には世間体を気にして大反対、今の夫(夫もバツイチです)のことも最初から受け入れてくれず、その後生まれたわが子たちに関しても「孫だとは一切思わないし会いたくもない!」と言い張っていると実父から聞いていました。母は障害への偏見も強く、元々好き嫌いをハッキリ態度に出し、一度相手のことを嫌い!となるとそれ以降は一切受け入れないので、そもそも「会いたくない」と言っているのに、障害のある長男を受け入れてもらえるかは心配の種でした。実家が遠いこともあり、頻繁には会わないのですが、対照的に父は「会ったことがない孫であっても孫には変わらないから」と毎月仕送りをしてくれています。御礼の電話の度に子どもたちと楽しそうに話す様子を見て「父はやっぱり孫に会いたいのだろうな…」と私も夫も申し訳ない気持ちになっていました。家族旅行で実家のある県へ。そこで両親に会い…そんなある日、家族旅行で実家のある県へ行く機会がありました。仕送りしてくれている父への感謝を会って伝えたい。せっかく近くまで行くのだから、両親に孫を会わせたいと考えました。実家で会うよりも外で会う方が良いだろうと、宿泊しているホテル近くの駅で待ち合わせて、喫茶店で話すことにしました。喫茶店で自己紹介をするやいなや、定型発達の次男は当たり前のように私の両親の間に座り、うれしそうに2人と手をつなぎました。甘え上手な次男のニコニコと人懐っこい様子に、二人は「可愛い、可愛い」と目を細めました。一方長男は、様子を伺いオドオドして、私の手を離しません。父が長男に少し質問したら、関係ないことまで話し出したり、独り言を言いはじめたりといつもと違う環境に興奮気味なのか声の大きさの調節もできずにいました。Upload By 発達ナビ編集部長男がパニックを起こしてしまい…次男と夫がトイレで席を立つと、母から責めるような言葉を投げかけられました。長男の様子が気に入らなかったのでしょう。場の空気が張り詰めたキツイ感じになりました。そんな母を父は諫めてくれたのですが、長男は場の雰囲気を感じ取りパニックを起こし大声をあげて号泣してしまいました。私は長男を抱き締めて「大丈夫だよ。喧嘩じゃないからね。ママはここにいるよ」と背中をさすり続けました。Upload By 発達ナビ編集部その間もずっと母から「小さい子じゃあるまいし泣き喚いて恥ずかしい」「何話してるのかさっぱり分からないし、独り言をずっと言ってて気持ち悪い」「甘やかしてるからそうなるんじゃないの?障害だからって周りの人にも迷惑でしょう?」など厳しい言葉を言われ傷つきましたが、ただ長男の背中をさすって母の言葉をやり過ごし続けました。昔からこう言う人だからと、あきらめていたのだと思います。それを聞いていた父は、優しい口調で「ビックリしたんやなぁ。電話で毎月じぃじと話してるけど初めての土地で初めて顔合わすし、そら怖いやろう。でも、じぃじは泣いてもその顔すらもうれしいんやでぇ。それだけ大きい声で泣けるんは元気な証拠やぁ。お前もよう頑張ってるなぁ。2人を見れば分かるよ。大変やと思うけどえぇお母さんやっとる。頑張っとるなぁ」と長男の頭をなでてくれました。父が話してくれたこと夫と次男がトイレから戻ると、父が持病のかかりつけの医師に、長男の発達障害について話したときのことを教えてくれました。なんと父自身、多動傾向があり衝動性が強く、集団生活が苦手で会社を辞め自営業に転職したことや、国語はからっきしなのに、計算だけはものすごくできたというのです。医師に「ご自身も発達障害の傾向があったのかもしれませんね」と言われたと話してくれました。それを初めて聞いた母は「なんでそんなこと言い出すんよ?!そんなわけないやろ?!」と苛立って声を荒げました。父はしれっとした感じで「障害があろうとなかろうと、この子はこの子でただの個性や。それをぐちぐち言える権利が俺らにはないんやで?この子のありのままを受け入れてやらんとやろ?」と泣いている長男の手を取り何度もさすってくれました。その言葉がとてもうれしく、涙がこぼれそうになりました。Upload By 発達ナビ編集部次男も「お兄ちゃんはね、パニックになってるだけなの。優しくてね、僕の自慢のお兄ちゃんなの。だからねチクチク言葉はダメなんだよ?」と母に言うと、母は父と次男に「自分が悪いの?」と非難するような視線を送りました。父は「何も気にすることはないし、この子はこの子。しっかり育てるんやで」と笑ってくれました。母だけが納得のいかない表情をしていました。長男の優しさに触れて別れる時間となり、みんなで両親を駅まで見送りに行きました。母は数ヶ月前に足を骨折してから、骨粗鬆症もあり治りが悪く、足を引きずるようになっていました。父からも母が週5だった仕事を週3にしていることを聞いていたので子どもたちにも「ばぁばはね、足が悪いからゆっくりしか歩けないんだよ。抱っこをねだったり、手を引っ張って急かしたらダメだよ」と言い聞かせていました。父と母と手をつないで歩いていた次男がふざけて手を引っ張り駆け出そうとしたりしていたのを見て、長男が「そんなことをしてはダメ!」と強い口調で言いました。その後、母の元に駆け寄ると「ばぁば、足痛いんでしょ?大丈夫?弟がごめんね。無理しないでね」と顔を見上げ心配そうに声を掛けていました。母は驚いて戸惑うような表情をしていました。先程パニックを起こした長男の様子を見ていたので、そんな気遣いができるなんて想像できなかったのだと思います。その様子を見た父は、目を細めて微笑みながら長男の頭をなでて、母に「この子は優しい子やないか?違うか?」と言い、「ありがとうな。ばぁばを気遣ってくれたんやなぁ」と長男をたくさん褒めてくれました。母は父の言葉に目を伏せて黙って頭を垂れていましたが、「ありがとうね。心配してくれたんやね」とそのときに初めて長男と言葉をかわし、頭をなでてくれました。駅に着き、別れたあとも両親は改札の向こう側から何度も振り返り、手を振ってくれました。Upload By 発達ナビ編集部母に対して思うことすぐさま、母の認識や価値観を変えるのは難しいと思います。ですが、最後に長男の優しさに触れて、長男自身を見てくれた、と少しだけ安心しました。完全に解決したとはまだまだ言えませんが、少しばかりは母との関係も前進したのかなと感じています。エピソード提供/みぃこイラスト/SAKURA(監修:三木先生より)優しいお祖父様ですね。ご自身が苦労をされて、そしてそれを悩みながらを乗り越えられた経験のある方は、同じような困難を持つ人に受容的になれますよね。またお祖母様も長男さんと気持ちのこもったやり取りができることによって、「障害」というフィルターを外したコミュニケーションができたんですね。こういう関係を積み重ねていくことで、またみなさんの関係が良くなっていくのだと思います。あなたのエピソードもコラムになるかも?体験談募集中!保護者の方が日々子育てをする中で「こんなトラブルがあった」「こんなハプニングがあった」など悩みはつきないと思います。そんな発達ナビユーザーのみなさんの「困った」エピソードを募集しています。テーマは「反抗期・思春期」「自傷」「学習」「不登校」「ゲーム」「不器用」「ママ友・保護者」「ご近所トラブル」などに加え、今回より「パートナーや両親(義両親)、親族間トラブル」「冠婚葬祭」のお悩みも追加募集!パートナーなどとの意見の相違、冠婚葬祭でのルールが分からない、反抗期による親との言い争い、癇癪を起こして自分の頭を叩く、地団太を踏むなどの自傷行為…読み書きや計算の困りはもちろん、授業を落ち着いて受けられないなどの学習の悩み…行き渋りや不登校などの悩み…いろいろなお悩みエピソード、お待ちしております。お寄せいただいたエピソードの中から数作品、発達ナビの連載ライターさんにコラムとしてコミックマンガエッセイ化していただき、発達ナビで公開いたします!あるあるのエピソードからヒヤリとしたエピソード、SNSなどではなかなか言えないような家族やママ友とのトラブルまで。いろいろな「困った」エピソードをぜひ教えてください。
2022年06月28日産後2カ月、初めての赤ちゃんを抱いて、私の祖父母が住む田舎へ出かけました。当時80歳代だった祖父母は、ひ孫に会える日を待ちに待っていました。そんな祖父母の喜ぶ顔を見るのが楽しみでした。そして、祖父母の家に到着すると、想像もしていなかった展開に……!?※コロナ禍前の体験談です。 まさかのお祝いパーティ!?ひ孫に会って、祖父母はどんな顔をするんだろう……。私はワクワクしながら家へ入りました。玄関で「ただいま~!」と大きな声で言うと、出てきたのは祖父母だけでなく、近所に住む親戚たち総勢10人でした。 まさかのお祝いパーティが開催されました。どれだけ盛り上がっているんだとおかしくなりましたが、とても幸せな瞬間でした。親戚たちにとって、私の出産は大ニュースだったようです。 祖父母と親戚たちのパワーに圧倒された!当時80歳代だった祖父母は、年齢を感じさせないくらい元気でした。祖母は料理がじょうずで、私たちがくると聞き、大張り切り! ちらし寿司にお刺身、天ぷらなど、豪華な食事が食卓に並んでいました。 私の祖父母の家では「誰がこんなに食べるの?」というくらい料理が並ぶんです。そんな祖母の気持ちもすごくうれしかったです。「遠慮せずたくさんお食べ!」と、みんなにお祝いしてもらいました。一緒にいた夫は、祖父母と親戚たちのパワーに圧倒されていました。 心底幸せそうな笑顔を浮かべる祖父母心底幸せそうな笑顔を浮かべながら、ひ孫を抱く祖父母。私はすかさずカメラに収めました。ひ孫を腕に抱けるなんて想像もしていなかったようです。祖父母は「長生きできてよかった」と、口をそろえて話していました。 私自身、ひ孫を抱くなんて想像がつきません。改めて元気な祖父母はすばらしいと感じます。お祝いにきてくれた親戚たちのあたたかさにも触れ、心地のいい時間を過ごすことができました。そんな余韻を感じながら、私たち夫婦は自分たちの住む町へ帰りました。 現在、祖父は94歳、祖母は90歳になりました。畑仕事をするほど元気です。私の目標は、祖父母のように元気でいること。ひ孫を抱けるまで生きられたらいいなと思っています。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2022年04月13日みなさんこんにちは。子どもの頃、食べられなかったものが美味しく感じてきて、着実に舌の味蕾がお亡くなりになっていってるんだなと感じるかわベーコンです。大人になると味蕾が少なくなって味覚が変わるんだけど、詳しくはググってくれ…!ところで、大人になると視野が広くなったり、多角的に物事を考えられるようになりますが、子どもの頃は、どうしても目の前のことに夢中で、ほかのことがおざなりになりがちですよね。うちの子どもらは、よくお片づけをしなかったり、電気をつけっぱなしにすることがあって、その度に私が鬼になってしまいます。■子どもの頃、よく祖父母の家で遊んでいた私晩ごはんの食材のことを直前に考えていたせいもあったんですが、ふと昔、祖父母の家で遊んでいたときのことを思い出しました。私の両親は共働きだったので、小さい頃から二人の家に預けられることが多く、私は祖父・祖母っ子でした。そのため、学校帰りも祖父母の家でひとりで遊んでいました。そんなときに、テンションが上がるアイテムを見つけてしまったのです…。 ■その辺にある草を「気合い切り」したら…!?うそぉん!? うちアスパラガスなんて作ってたの!? とビックリ…。うちの祖父母の家は農家だったので、野菜は作っていたのですが、アスパラは今まで作っているのを見たことがなく、「あのモジャモジャのへんな葉っぱたちがアスパラガスだったの!?」っと、なりました。お店に売っているシルエットじゃないよ!? と。ちなみにこれを機に調べたら、アスパラガスって、成長するまでに時間がかかるんですね。私が気合い切りしてしまったのは、1年目のやつだったのか…。改めて、じーちゃんごめん…。それからは、その辺にある植物は切り裂かなくなりました。子どもたちにも安易にその辺にある草を抜いたり、切り裂かないように、このエピソードの恥とともに語り継いでいこうと思った母なのでした。
2022年03月18日みなさんは、不思議だと思うような“心霊体験”をしたことはありますか? 今回は実際に募集した心霊体験エピソード「カーテンに映る影」をご紹介します!「カーテンに映る影」幼稚園に通い始めたばかりの幼い頃、祖父母の家に泊まった時の体験です。その日は、物心がついて初めて、自分の家以外で一夜を明かそうとしていました。祖父母達が眠っている中、私だけ、寝付くことができませんでした。初めてのお泊りに、緊張していたのかもしれません。外は”土砂降り”で雷が鳴っていたというのも、寝付けない原因の一つでした。カーテンに影が…引っ込み思案な性格だった私は、眠れないからといって誰かを起こす勇気もなく、寝転がったまま窓の方を見ていました。すると、ピカッと雷が光った瞬間、カーテンに“影”が映りました。その影は、馬車でした。馬や御者の影もはっきり見え、御者は鎧を身にまとっているように見えました。また光った瞬間に、今度はガラガラと音を立てながら馬車が動き始めました…。怖くなった私は、寝返りを打って窓に背を向けました。母親にそのことを話すと…?寝返りを打ってすぐ、弟のミルクを作るため、母が目を覚ましたので私は母に声を掛けました。母は私が起きていることに驚いていました。私が先程見た光景を母に話すと、真面目に取り合ってくれませんでした…。怖い思いをしたというのに、弟を優先して蔑ろにされたため、恐怖心よりも悲しみが勝ったことを今でも覚えています。弟は赤ん坊だったので優先するのは当たり前のことですが…。いかがでしたか?幼い頃の心霊体験エピソードでした。馬や御者がはっきりと見えただなんて、ゾッとしますね…。次回の「心霊体験エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年02月06日