●CGに近いGACKT&確かな演技力の二階堂ふみ1982年に発表された未完の作品ながら、2015年に復刊され、"埼玉dis"漫画として突如ブームとなった『翔んで埼玉』がまさかの実写映画化となり、現在全国で公開されている。埼玉県人が東京都民からひどい迫害を受けている世界を舞台に、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)が、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)と惹かれ合うも、実は埼玉県人だった……。22日に公開されると、週末興行収入ランキングで1位を記録。さらに埼玉での興行収入が記録的数字となったことで、ますます注目されている。同作を生み出したのは、『パタリロ!』『ラシャーヌ!』などで知られる漫画家・魔夜峰央。耽美な絵柄で破壊的なギャグを繰り出し、45年間現役で漫画を描き続ける同氏だが、この作品のヒットには「意味がわからない」と首をひねっているという。今回は「埼玉だから許された」という同作について、話を聞いた。○新しい作品だったら、成立しない可能性も――『翔んで埼玉』が、原作のヒットからまさかの映画化ということで、話を聞いた時の心境を教えてください。おかげさまで本がヒットした後に、まずはアニメの話があったんですよ。アニメの方が現実的だなと思っていましたが、いつの間にか「無理だろう」と思っていた実写映画の方が完成してしまいました。だって、この作品をどう実写化するのか……「正気ですか? 誰が責任を取るんだ」「私は知りませんよ」という感じでした(笑)。――映画化に関して、内容には何かご意見などされたんですか?全くタッチしていませんし、「好きにやってください」と言わざるを得なかったです。何も考えてなかったですから(笑)。最初に武内監督とプロデューサーが会いに来てくれて、「どうやら本気らしい」と思ったんですが、キャストにまず「GACKT」という名前が出てきて、びっくりしました。その場にいた人は全員のけぞったけど、次の瞬間にはうなずいてたわけですよ。よく考えてみたらこういう巨大な虚構作品の主役を張るからには、本人が相当なキャラクターでないと太刀打ちできません。GACKTさん自身、異世界の存在みたいなところがありますし、生きてる人間よりCGに近いし、試写を見せていただいて、最初に飛行機から降りてきた時に「これだ」と思いました。百美役の二階堂さんはコスチュームから何からそっくりで、ここまで似せる必要があるのか、と思ったくらいによくできてました。原作ではほとんどお人形さんみたいな扱いだったところにキャラクターを肉付けして、人間にしてくれた。監督は、二階堂ふみの演技力を最初から買ってたらしいので、さすがだなと思います。――『翔んで埼玉』という作品は、なぜ30数年ぶりに受け入れられたのでしょうか?私にとっては全く謎で、理解できません(笑)。――私自身も埼玉出身なので、すごく笑えるところが多かったです。埼玉の人は、逆に遠慮なく笑えると思います。他の県の人たちは、遠慮するんですって。本当に笑っていいのかな、差別にならないのかな? と。それはもう、遠慮しないで笑って欲しいですよね。――県民ならでは、というネタも多かったと思いますが、元埼玉県民としては、映画版はどのようにご覧になったんですか?「元埼玉県民」って、初めて言われましたね(笑)。私はまだ埼玉に住んでいたとしても、もっといじめて欲しかったかもしれない。やっぱり監督も千葉出身だから、遠慮したのか、最後の方はかなり気を使って、埼玉を持ち上げてましたね。逆に終盤は監督が千葉のことを放りっぱなしだったので、千葉の人の反応が怖いです(笑)。他のどの都道府県でも成り立たなかった作品だと思います。埼玉県民だけが鷹揚なんですよ。――たしかに、故郷ではあるけど、埼玉という名前がなくなってもいいや、くらいのゆるい感覚ですね。結局、そこに行き着くんですよね。郷土愛があるとかないとかじゃなくて、「たまたまここに住んでる」みたいな感覚だから、きっと許されるんですね。これが京都だったらと思うと、想像しただけで怖いです。ただ、それも30数年前の作品だから、許されたのだと思います。これが新しい作品だったら、出版されることもなかっただろうし、まして映画化なんて。ある程度時効になっているから許せるということで、現実化しているんじゃないかな。それをとやかくいう人も、今のところはいないですし。まあ、言いたいことがあって、やりたいことがあるならやればいいし、反対意見があるなら堂々と言えばいい。なんとなく「いけないんじゃないか」で終わらせていたら、始まらないとは思います。●ギリギリを超えない感覚で攻める――この作品は先生が埼玉に住んでいた頃に書かれて、埼玉から引っ越した時に「ただのディスになるから」と辞められたんですよね。そこの感覚もすごいな、と思ったんですが。実際、自虐ネタなんですよね。自分がよそに出たら自虐じゃなくなるから、そこはちょっと。まあ、続きも考えていなかったですし(笑)。――でも改めて、この面白さってどこにあるんだろう、と思いながらも映画を観ました。人間には、誰にでも差別意識はあるし、ごくつまらないことでも人と比べたがるし、比べられてしまう。それを逆手にとって笑い飛ばそう、というのがこの作品なんです。だから遠慮なく笑ってもらいたいし、この冗談が否定される世界だったら、その方が怖いでしょう。――差別意識をおちょくる、みたいなところが。冗談は、ある程度まではきつければきついほど面白いんですよ。それを超えるとダメなんですけど、『パタリロ!』も、結構ギリギリのところまでやるタイプですから。――そういう感覚は、どこで培われたんですか?生まれつきですね(笑)。反射神経で、勝手に出てくる。そう考えると、やっぱり今回はもうちょっとやっても良かったかなと思います。大抵の埼玉県民からは、物足りなかったという話を聞きます(笑)。――改めて、映画の中で印象的だったシーンをぜひ教えてください。面白かったですよ。監督と感性が似ているんだなと思いました。印象的だったのは、埼玉と千葉のカードバトルと、群馬県の空を飛ぶプテラノドン。私だったら、UFOを飛ばすかもしれないですね(笑)。○実は家族で映画に出演――映画の冒頭には先生も出演されていたんですが、ご家族と聞いて驚きました。マシュー・ボーンの『白鳥の湖』のパロディのような雰囲気で……。監督は、なんとなくその雰囲気を出したそうです(笑)。「この作品はフィクションです」というナレーションが必要で、私がやることになり、気がついたらああいう風になっていました。周りの男性ダンサーについては、プロデューサーがあちこち電話したら、所沢のNBAバレエ団が埼玉つながりで引き受けてくれました。息子以外の方はみなさん、トッププリンシパルやプリンシパルだったんですよ。自分よりはるかにえらい方達が、センターに出してくださるので、息子が恐縮していました。――ご家族で出演されて、思い出にもなりましたか?それは、そうでしたね。でもバレエの発表会など、4人が同時に出る舞台はしょっちゅうやっているんです。初発表会の時は、人生で一番緊張して3日間は頭の奥がぎゅっとなっていたんですが、だんだん数を重ねて、今年1月の会では一番楽しくやれました。奥さんがシンデレラで、私が意地悪なお姉さん役でした(笑)。――それはぜひ観てみたいです。最後に、映画を楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。とにかく楽しい作品ですから、もう何も考えずに見ていただきたい。「ここで笑ってはいけないんじゃないか」とか、そういうことは一切気にしないで、ただただ、おかしかったら、遠慮なしに笑っていただければ嬉しいです。■魔夜峰央1953年3月4日生まれ。73年に『デラックスマーガレット』(集英社)でデビュー。78年、『花とゆめ』(白泉社)にて代表作『パタリロ!』の連載を開始。『パタリロ西遊記!』などのスピンオフ作品を生む大ヒット作となり、82年にはCX系列でテレビアニメ化もされる。現在、『マンガPark』(白泉社)にて『パタリロ!』を連載中。また、『まんがライフ』(竹書房)では年に1回、『眠らないイヴ』を掲載している。15年に本作の原作にあたる「翔んで埼玉」(82)がネット発で話題となり、約30年ぶりに宝島社から復刊された。
2019年02月27日GACKTと二階堂ふみのダブル主演映画『翔んで埼玉』の好スタートを受け、埼玉県に縁のある27の市区町村・団体キャラクターがコメントを寄せた。同作は魔夜峰央氏のマンガを原作とし、『テルマエ・ロマエ』シリーズや『今夜、ロマンス劇場で』などで知られる武内英樹監督がメガホンをとった作品。埼玉県人が東京都民から迫害を受ける様がユーモラスに描かれ、初週の週末興行ランキングで1位を獲得。都道府県別の興行収入でも他県を引き離して埼玉県が1位になるなど、注目が集まっている。“埼玉ディスり”が話題になっている同作。各キャラクターたちの評価は概ね好評のようだが、埼玉県のマスコット・コバトンは「最後は埼玉愛でいっぱいだったから認めちゃうトン! だけど、一言言わせてほしいトン! 埼玉は映画の中で出てきたような砂漠みたいなところじゃないトン! 緑いっぱいでとっても住みやすい、いいところトン! 」と主張。所沢のマスコット・トコろんは、「もちろん公認します! 所沢育ちの竹野内豊さんに、所ジョージさん、オードリー春日さん、大相撲の北勝富士関、岡井千聖ちゃんも所沢出身だーん!」と所沢出身の著名人を次々と挙げ、そのほかのキャラクターたちも各々の地元をアピールしている。アルディ(大宮アルディージャ)「公認します! しかし、大宮は2018年住みたい街ランキング関東版で9位! 埼玉で一番! 浦和より上! なのに試写会では、大宮アルディージャの名前を見つ見つけられなかったなぁ」彩夏ちゃん(朝霞市民まつり実行委員会事務局)「朝霞市で開催の『彩夏祭』が出てこなかったけど、埼玉愛にあふれていたので、この映画、認めまーす! ちなみに、2019年8月2日~8月4日、朝霞の『彩夏祭』ぜひ来てね~!」いるティー(入間市企画部企画課企画渉外担当)「ここまでディスれば笑いに変わる! ので認めます! だけど、ひとこと言わせて! 埼玉は煎餅とねぎだけじゃない! 入間の狭山茶、お忘れなく!」オケちゃん(桶川市観光協会)「謹んで公認します! 映画ではお役に立てなくてごめんべに~」かいちゃん&つぶちゃん(埼玉県三郷市商工観光課)「埼玉の魅力いっぱいの映画だから、認めます。だけどね、あそこで決戦するなら、三郷市も取り上げてほしいんですけど!」カパル(公財 志木市文化スポーツ振興公社)「翔んで埼玉、サイコーだったお埼玉disりも認めるお! だが一言言わせておっ…カパルもdisられたかったお」こぜにちゃん・フラべぇ(行田市環境経済部商工観光課)「公認します! だけど、行田市は埼玉県名発祥の地だから、もっとディスってほしかったのに~」コバトン(県民生活部広聴広報課魅力発信担当)「最後は埼玉愛でいっぱいだったから認めちゃうトン! だけど、一言言わせてほしいトン! 埼玉は映画の中で出てきたような砂漠みたいなところじゃないトン! 緑いっぱいでとっても住みやすい、いいところトン!」こむぎっち(上里町役場総務課)「埼玉がいっぱいでとっても面白い映画! こむぎっちも認めるよ! でもひとこと言わせてもらうと、群馬県にはあんな険しい道を通らなくても行けるよ!」サイコミ君(彩の国コミュニティ協議会)「埼玉のいろんな地域が出てきて嬉しかったよ! 認めます! だけど、埼玉県民はみんなボロボロの服じゃないし、地元、地域をもっと大切にしているよ」さいのブンたくん(埼玉新聞社)「右も『埼玉』、左も『埼玉』でした!! 公認します!! だけど、埼玉新聞も出演したかったなぁ…」さかろん(坂戸市役所総合政策部)「愛県心のあるディスり映画認めます! だけど、埼玉のへそは坂戸って言って欲しかった 第2弾あったらぜひうちもディスってくださいw」シラオ仮面(総合政策部秘書広報課)「埼玉愛は認める! だけど、次回作は白岡市のシラオ仮面を主役にしてもらわないと困る!」すぎぴょん(杉戸町役場商工観光課)「これ以上ない、埼玉県の主役感! 認めます。もし、第2弾? があれば、杉戸町も参加させてね」ゾウキリン(新座市シティプロモーション課)「面白かったから認めるゾウ! でも新座市は出てこない! いじられない! いっそ思い切りディスられたいゾウ!」つなが竜ヌゥ(さいたま市 経済局 商工観光部 観光国際課)「さいたま満載でお腹いっぱいです。認めます。だけど、ひとこと言わせてもらうと、出演したかったなぁ」つるゴン(鶴ヶ島市産業振興課)「カパル氏が認めるならつるゴンも認めるよ。…でもひとこと言いたい。『この春、全鶴ヶ島市民が涙する』だっていっさい出てこないんだもの」トコろん(所沢市役所 産業経済部 商業観光課)「もちろん公認します! 所沢育ちの竹野内豊さんに、所ジョージさん、オードリー春日さん、大相撲の北勝富士関、岡井千聖ちゃんも所沢出身だーん!」とまちゃん(埼玉県北本市産業振興課)「埼玉愛にあふれた映画だったトマ~もちろん認めるトマ! 名産品がない?北本市にはご当地カレーグランプリ優勝の『北本トマトカレー』があるトマよ!」はにぽん(本庄市役所市民活動推進課)「すごく埼玉愛を感じたよ~もちろん認めるよっ! でも、熊谷がほぼ群馬なら本庄はどうなっちゃうの!?」ふっかちゃん(深谷市役所 協働推進部協働推進課 シティセールス推進係)「ふっかちゃん出演の映画『翔んで埼玉』! もちっ、公認だよぉ♪ だけど、いつもより太って観えたんだけど!? あんなにでっぷりしてる…の? 武内監督! 撮り直しよろしくおねぎしまぁ~す」プラスちゃん(十文字学園女子大学)「笑いが止まらなかった のは認めるプラ! でも、一言言うプラ! プラスの大学には天然芝のグラウンドがあるけど、草は食べないプラ」ぽぽたん(埼玉県朝霞市役所シティ・プロモーション課)「面白かったから認めるぽ~。だけど、朝霞の文字だけじゃなく映像も撮ってほしかったぽ。むしろ、ぼく、ぽぽたんも映画にでたかったぽ!」ぼんサイくん(アルコグランデ)「笑えるから認めるぼん。だけど、ひとこと言わせてぼん。埼玉の名産品は世界盆栽大会も開催されるほどの『盆栽』があるぼん。わすれちゃダメだぼん」わこうっち(和光市 市民環境部 産業支援課)「埼玉の素敵なところもたくさん出てきてうれしかった♪ よろこんで公認しまーす。でも、ひとこと言わせてね。関所を置くなら和光でしょ~?」夢馬(飯能市産業環境部観光・エコツーリズム推進課)「埼玉県民必見の映画なので認める! だけど、東京と長ぁ~く接している飯能に関所がないぞぉ! 山ばっかりだからか…」ブコーさん(横瀬町役場 まち経営課)「公認します! ただし、海なし県っていうけれど、1700~1500万年前の大昔、秩父は海の底だったんだからね! ドコドン!」
2019年02月26日2019年2月22日(金)より公開される、二階堂ふみさん・GACKTさん主演の映画『翔んで埼玉』のオリジナルポスターが作成され、全国の地方飲食店をジャック中。解禁されたポスターや、コラボ店舗などをご紹介します。映画『翔んで埼玉』が2019年2月22日に公開!『翔んで埼玉』は、『パタリロ』などで一世を風靡した漫画家・魔夜峰央さんの伝説的埼玉ディス漫画『翔んで埼玉』の実写映画。『テルマエ・ロマエ』シリーズで知られる武内英樹監督が手がける、“郷土愛”をテーマにした壮大なエンターテインメント超大作です。主演は二階堂ふみさんとGACKTさん(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会強烈なディスをお見舞いする生徒会長役を二階堂ふみさん、隠れ埼玉県民の転校生役をGACKTさんが演じます。伊勢谷友介さん・京本政樹さん・ブラザートムさん・成田凌さんなど、個性的なキャストにも注目です。映画『翔んで埼玉』のシーンをチラ見せ!(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会映画『翔んで埼玉』の地方別コラボポスターが解禁!公開に伴い、映画『翔んで埼玉』が全国の地元民に愛される地方飲食店20店舗以上と協力し、地方別「埼玉扱い」のコラボポスターを作成。2019年2月12日(火)の週から、全国に400以上あるコラボ店舗にて続々と掲示されています。二階堂ふみさんとGACKTさんがご当地グルメをディスる、ユニークなポスターは必見です。映画『翔んで埼玉』を観たくなるポスターデザイン埼玉をディスる衝撃的な劇中のセリフ「そこらへんの草でも食わせておけ。埼玉県人ならそれで治る」をもじって、地方の飲食店メニューに「これを食ったら治るだろう」というディスをお見舞い。究極の地方ディス映画『翔んで埼玉』に興味をもちたくなるような、面白いデザインになっています。解禁されたコラボポスターのSNSの反応は?映画『翔んで埼玉』のコラボポスターのプロモーションが開始されると、SNSでは早速ポスターを発見した人の投稿がちらほら。「うちの県がディスられていない」など、ディスられたい願望をあらわにするようなコメントもあります。“なんやかんや、盛り上がっているようで(^o^;)日本全国の皆様❗地元メシ、思いっきり宣伝してくださいね❗\(^o^)/私は、埼玉県民なので、そこら辺の草を食います❗”出典:“埼玉県民は そこらへんの草 なのに、北海道民はチャイナバーガーやら餃子カレーやら何だか良いもの食べさせてもらえて願ったり叶ったりなんですが・・・埼玉の皆様、北海道民贅沢でごめんなさい”出典:“伊勢うどんがありますように伊勢うどんがありますように今からでもコラボ検討していただけますようにm(_ _)m”出典:映画『翔んで埼玉』地方別コラボポスター概要期間2019年2月12日(火)の週から順次、全国のコラボ先計400店舗以上に掲出コラボ先一覧 公式HP(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
2019年02月25日「ぴあ」調査による2019年2月22日、23日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、魔夜峰央(新潟県出身)のギャグ漫画を二階堂ふみとGACKTの主演で実写化した『翔んで埼玉』が第1位になった。出口調査では「埼玉を最高にイジッていてギャグ満載」(埼玉県民)、「もう全部おもしろかったー!」(東京都民)、「ぶっ飛びすぎていて笑うしかなかった!」(千葉県民)などの熱い声が多くあがった。本作は、伝説パートと現代パートの2部構成になっており、伝説パートではその昔、埼玉県民は東京都民から迫害を受けており、東京に行くには“通行手形”が必要で、持っていないものは強制送還されるため、埼玉県民は救世主の出現を願っていた、という設定の下、都知事の息子(二階堂ふみ/沖縄県出身)と、アメリカ帰りの転校生(GACKT/沖縄県出身)が出会い、埼玉を解放する闘いに身を投じていく様が描かれる。調査を行った都内の劇場には都民だけでなく、埼玉県民、千葉県民などが集結! 映画館に行列ができる盛況ぶりで、本作に惹かれた理由について「予告がぶっ飛んでいたから」(未回答)、「埼玉に住んでいるので興味をもった」(埼玉県民)、「千葉がどれだけひどい扱いなのか気になった」(千葉県民)、「原作ファンだから」(東京都民)と回答。上映後の出口調査では「ずっと笑っていた!」(埼玉県出身で東京都民)、「バカな部分を全力で演じている俳優さんたちがよかった」(未回答)、「埼玉県民しか知らないようなローカルなネタも織り交ぜられていて、知ってるから楽しめる嬉しさもあった」(埼玉県民)、「東京に住んでるけど、埼玉の人とかに共感しちゃった」(東京都民)、「原作のキャラに似せていたのがよかった」(未回答)などの声が寄せれており、楽しそうに話す姿が印象的だった。中には「なぜか最終的には埼玉に行きたくなる、好きになる、そんな映画で、愛を感じた」(未回答)、「なかなか深い映画だった」(東京都民)、「最後は笑えて泣けた」(埼玉県民)と話す人もいた。本ランキングは、2/22(金)、2/23(金)に公開された新作映画13本を対象に、ぴあ編集部による映画館前(東京都内)での出口調査によるもの
2019年02月25日映画『翔んで埼玉』地元―1グランプリ表彰式が23日に埼玉・新所沢レッツシネパークで行われ、二階堂ふみ、GACKT、武内英樹監督が登場した。同作は『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品で、2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。埼玉県民が東京都民からひどい迫害を受けている世界で、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂)は、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)と惹かれ合うも、実は埼玉県出身の麗は埼玉解放運動に身を投じていく。PR期間中に行っていたキャンペーンの一つ、「地元-1グランプリ」の表彰式が開催された。全国の劇場がそれぞれ地元の魅力を掲げ、各劇場の地元の魅力に対して一般人が“応援したい”と思った劇場に投票するキャンペーン。事前に応募のあった137の劇場の中から激戦を制し、グランプリを獲得したのは「“所沢なのに“狭山”茶が名産、だけど麻実麗様のふるさと!!」というキャッチコピーを掲げた、「新所沢レッツシネパーク」だった。授賞式では劇場の早瀬智宏支配人がステージに登壇し、主演の2人は本日のために特別に作られたお手製感満載の襷と王冠、監督は埼玉をイメージした「彩玉ボール」を贈呈した。早瀬支配人は「このグランプリを取れたのも、所沢市の皆さんが応援してくださったおかげ。劇場からも所沢市の皆さんに向けた様々なプロモーションが、ちゃんと心に届いたからだと思っています」と、笑顔で喜びの言葉を述べた。同劇場は2年前のリニューアルでコンセプトを一新し、通常空席になりがちな前方にリクライニング付きのシートを供えたり、最前列には炬燵で映画を鑑賞できる「コタツシート」(冬季のみ)が備えたりするなど、「くせが強い」劇場となっている。登壇した3人も、報道陣がコタツシートエリアから取材する様子を見て驚き、二階堂は「何です? このコタツの席(笑)。理想的なシートですね、私こういった席があったらいいなと思っていたんです。すごく素敵な劇場だと思います」と絶賛。GACKTは「人生で初めて、メディアの方がコタツに足を入れ写真を撮っている姿を見ました。その姿が今年1番のつぼです(笑)」と爆笑していた。○二階堂ふみ コメント公開2日目を向かえて、たくさんの方たちにこの映画が観て頂き始めていると周りの方たちから聞いて、とてもうれしく思いました。初日には初めて大入り袋をいただきまして、今まで関わった映画で、こういったものをいただくのは久しぶりだったので、もっともっとたくさんの方たちに観ていただいて、楽しんでいただきたい作品です。○GACKT コメント何度も足を運んでいただき、映画館でしか味わえないスケールを是非楽しんでください。武内監督のこだわりを感じる細やかなネタが随所に出ている作品になっています。○武内監督本作は、たくさんの小ネタを盛り込んだ作品になっていますので、何度も見て色々な小ネタを探してみてください。そして埼玉県の人からすると前半の30分は辛い時間帯が続くかもしれませんが、最後には、埼玉を愛する郷土愛に話しになっていますので、是非SNSなどでも感想をつぶやいていただければと思います。
2019年02月24日●『最後から二番目の恋』以降断り続けた女優業2002年、『Popteen』の読者モデルになると、益若つばさの世界は変わった。身につけるものが飛ぶように売れることから「100億円ギャル」と呼ばれるようになり、経済効果をもたらすその現象は「つばさ売れ」と称された。しかし、その“流行発信源”は、埼玉県越谷市から1時間半をかけて渋谷に通っていた17歳の少女だったことも揺るぎのない事実である。地元のイベントなどにも積極的に参加し、バラエティ出演時には埼玉をネタにすることもあった益若。そんな彼女に、“問題作”のオファーが舞い込む。魔夜峰央氏のマンガを原作とし、二階堂ふみとGACKTがダブル主演を務める『翔んで埼玉』(2月22日公開)。埼玉県人が東京都民から迫害を受ける様がユーモラスに描かれ、その世界に飛び込む覚悟はもちろん、演技の仕事を断り続けていた益若にとっては大きな決断だった。埼玉県越谷市が育んだ、平成を代表するモデル・益若つばさ。「埼玉」と「平成」をテーマに、一時代を築いた女性の原点を探る。○■『ケンミンSHOW』『さんま御殿』にも感謝――益若さんは、アメリカ帰りの転校生・麻実麗(GACKT)の家政婦・おかよ を演じています。逃げ惑う姿含め、試写室は笑いが絶えませんでした。うれしい! よかったです。私が観たときは、硬そうな大人の方々が多くて(笑)、一緒に観たヘアメイクの友達と私ぐらいしか笑ってなかったんです。どちらかというと気まずいというか、「面白かったのかな?」という手応えがない状態だったので、絶対にもう一度映画館で観ようと思っています。先ほど取材していただいた方も、「みんな笑ってました!」とおっしゃっていたのでちょっと安心しました。そして、何よりも「こんな豪華な方が出ていたんだ!」という驚きも大きかったです。初めて映像を見た時に、すごいところに呼んでいただけたんだということが実感できて。映画の世界に素直に入り込めてなかったような気もしますので(笑)、あらためてゆっくり観たいです。――そもそも、「益若つばさ=埼玉」のイメージがあったので、すんなり受け入れることができました(笑)。ありがとうございます。たぶん、埼玉がテーマだった『ケンミンSHOW』や『さんま御殿』に出演させていただいたおかげで、今回の出演にもつながったと思います。演技のお仕事はほとんどしたことがなくて、『最後から二番目の恋』(12)以降はお断りしていたんです。自信がなさすぎて……。――『最後から二番目の恋』は、なぜ出演することになったんですか?その時もお断りしようとしていたんですけど、周りの大人の方々から「人生で一度も挑戦したことがないものを否定しない方がいい」「木曜10時のフジテレビだよ?」と説得されて(笑)。悩みに悩んでの挑戦でした。●「埼玉から渋谷109」往復3時間の記憶――悩んだ末の撮影はいかがでしたか?正直、めちゃくちゃ楽しかったです(笑)。それまで何となく観ていたドラマが、現場を体験させていただいたことによってもっと魅力的になったというか。すごくやってよかったと思えましたし、貴重な経験になったことは間違いありませんが、どうしても緊張してしまって。セリフを忘れてしまうんじゃないかとか、自分が足を引っ張ってしまったらどうしようとか不安になって、眠れない日が続いて。その後もオファーしていただいた時に、「またあの時の緊張感に襲われる」と思うと、自信なくなっちゃって。本当に申し訳なかったのですが、お断りさせていただいてました。そして今回、『翔んで埼玉』のお話をいただいた時も「どうしよう!」と思ったんですけど、あれから数年は経っていたので。自分の仕事も落ち着いて来ましたし、普通のドラマだと悩んだかもしれませんが、埼玉が舞台です。きっと私が埼玉出身で、私だからこそ演じられる役だからオファーしてくださったと思ったので、受けさせていただきました。何よりも、その前からマンガは読んだことがあって。「埼玉をめちゃくちゃディスってる!」という噂を聞いて、どんなものか読んでみたら、本当に半端なくディスってて(笑)。悩んだ点といえば、埼玉がめちゃくちゃディスられている映画に出て、怒られるかもしれないという不安でした。でも、私は埼玉県民。自分が出ることに意義があると思いました。――なるほど。『最後から二番目の恋』で感じていたようなプレッシャーや不安はありましたか?前回はドラマで、今回は映画。スケールが全然違っていて、撮り方やセットも何もかも、こんなに映画ってすごいんだと知ることができました。ドラマよりスタッフさんの人数も多くて。一人だけ、素人丸出しのような感じだったと思います(笑)。GACKTさんや二階堂(ふみ)さんもすごく優しい方で助けていただいて、監督からもアドバイスいただきながらの撮影でした。――GACKTさんとの共演こそ、緊張しそうな気が……。バラエティでもお会いしたことなかったので、私にとっては架空の生き物(笑)。現場では気さくに接してくださって、演技指導も熱心にしてくださいました。監督と一番最初に会った時、「本当に素人なので、教えてください」とお願いすると、「戦争の映画を観て、そのぐらいの気持ちで臨んでほしい」と言われて、『火垂るの墓』(88)をあらためて観ました。隠れ埼玉県人の役で、追われる時にただ逃げるわけではなくて、「生きるか死ぬか」を意識することが大事だと。エキストラの方々も本当に必死で、過呼吸で倒れてしまう方がいるくらいでした。――映画には県民性のみならず、戦争や差別についてもあらためて向き合うきっかけになりますよね。今回、インタビューを受けていて思うのは、観てくださった方が予想以上に多くのことを考えてくださっていること。私は映画を観て、「埼玉をバカにしている」とは全く思わなくて、すごく愛のあるイジりだったりとか、郷土愛だったりとか、隣の県との助け合いとか……笑いの中にもたくさんのことを考えさせてくれるような作品でした。○■埼玉は「住」「食」、東京は「衣」「遊」――益若さんは高校時代、よく渋谷に遊びに行ってたんですよね。埼玉から1時間半、往復で3時間。16歳の頃から、友達と一緒に109に通っていました(笑)。当時、埼玉には欲しい洋服がそんなに売ってなかったんです。越谷にはレイクタウンがありましたけど、雑誌に出ているような洋服が欲しかったので、いつも109に通っていました。――ということは、地元にお目当ての洋服があれば行ってなかった。行ってないと思います。昔からファッションが好きで、雑誌をいつも読んでいました。――過去のブログでは、「埼玉県という東京とは少し離れた場所で、なんでこんなにファッションとかメイクに執着心があったかはわからないけど、とにかく夢中で楽しかった記憶がある。で、なんでこんなファッションで電車1時間乗って都内に行っちゃったんだろうって思い出もある。笑」(2014年9月2日)という投稿もありました。振り返ってみて、いかがですか?なんでそんなに通ってたんですかね。当時は、自分がほしいすべてのものが東京にあると思っていました。埼玉は「住」と「食」で、東京は「衣」と「遊」。スナップ写真撮ってもらってから撮影に呼ばれるようになって、埼玉から始発で渋谷に行くこともありました。そして、渋谷から埼玉に帰ると、日焼けサロンでバイト。よくそんな生活続けていたなと思うくらい、すごくハードで(笑)。今みたいに地下鉄では電波が通らなかったので何もやることがなくて、移動中はブログの文面を作ったりしていました。●テレビは「いつ切られてもしょうがない」――それだけ大変でも、当時の益若さんにとっては大切な場所だったんですね。埼玉にいた普通の高校生が、今まで読んでいた雑誌に出させてもらえる。その喜びはすごかったですね。仕事とは感じなかったですし、それを仕事にしようとも全く思わなくて。本当に思い出作りで、いつ辞めてもいい。そう思っていました。――仕事として意識するようになったのはいつ頃だったんですか?子どもを生んでからです(2008年に男児を出産)。初めて芸能事務所に入ることになって、「芸能人になりたくない! 私は読者モデル! 別にテレビにも出たくない」と必死に抵抗していたんですけど、『情熱大陸』のオファーがあって。当時、『情熱大陸』を観たことなかったので断ってたんですけど、周りの方から「バカか!絶対に出るべき!」と言われて。それが初めてのテレビ出演です。そこからテレビのオファーがたくさん来るようになって。その後もたくさんのバラエティに出演させていただいて、自分が想像していなかった展開で、今こうして埼玉の映画に出演させていただくことになりました(笑)。子どもを生んだ直後は、「これからどうやって生きていこうかな」とぼんやりと考えるぐらいでした。――なぜ、芸能人になることを拒んでいたんでしょうか。「芸能人になりたくない」というか、「なれるわけがない」という気持ちが大きかったですね。読者モデル出身でテレビに出ている人は、当時いなかったので、私みたいな異端児が出られるわけない。そう思っていました。「君は誰?」「どこから来たの?」みたいに不思議がられることも多くて、今思い返すと本当にラッキーだったと思います。――それでも平成を代表するモデルになったわけですから、分からないものですね。今では読者モデル出身で芸能界デビューする人も珍しくなくなりました。そうですね。なーちゃん(鈴木奈々)やローラも一緒に雑誌に出ていましたし、にこるん(藤田ニコル)も私と同じ『Popteen』出身。みんなで出ていたので、友達同士で楽しくテレビに出ている感覚でした。――お子さんがきっかけで、仕事として意識するようになり、その後の将来設計には変化もあったんじゃないですか?プロデュース業をはじめさせていただいて、今も21歳の頃の目標と変わらないんですけど、自分が表に出なくても、商品が発展していくような人になりたい。それが今でも理想です。テレビは、そんな自分を宣伝できる、すごくありがたい場所だと思っていて。芸能人になりたいから出たいというわけでもないんですよね。ずっとそうなんですけど、「いつ切られてもしょうがないかな」って。それはそれでしょうがない。でも、そうならないように、いいものを作ろう。いいコスメを作り、いい洋服を作っていこう。それは、自分がいつかいなくなるかもしれないから。――原宿に出店されている「EATME」もその一環ですか?そうですね。いつかは私がディレクターを降りても続くブランドにしたいですし。もともと、あまり欲がないんですよね。テレビも楽しかったら出ているという感じで。自分のキャラと違うものに出るということをずっとしていなくて。「何でもやります!」という感じでもないんです。――平成を振り返ると、益若さんから発信された流行もありました。ですが、本人の意図するところではなかったと。流行を発信したいわけではなかったんですけど……今ならできないことですよね。あの頃の自分だからこそできた。若い子たちへの影響力も含めて、すごく一生懸命でがむしゃらだった感じが、共感してもらえたり。30代になって落ち着いた私は、当時の自分にきっと勝てない。そんなパワーがあったなと思います。――一方で、今しか発信できないこともありますよね。そうですね。影響力があったのは10代から20代の頃だと思うので、その当時の自分と闘ってもしょうがない。今の年齢だからこそできる発信をして、若い子たちが私ぐらいの年齢になった時に、「こういう道もあるんだ」と思ってもらえたらすごくうれしいです。――そういう発信の1つとして、演技はやらないんですか(笑)。おこがましいなと。でも今回、すごく楽しかったんですよね。またお声をかけていただいたら前向きに考えたいと思います。ひょっとして、それが30代でできる発信なのかもしれないですね(笑)。○■「怒りの沸点」がない内面――影響力があった時代にも、地元埼玉で積極的にイベントをやってらっしゃいましたね。郷土愛も昔から変わらないんですか?正直なことを言うと……郷土愛がそんなにあるわけでもないんです(笑)。埼玉には自慢できるものはそんなにないんですけど……というぐらいの、いじられるスタンスの郷土愛ならあります。「こんなに埼玉すばらしい!」なんて、押し付けるような感じではなくて。『翔んで埼玉』もそんな感じですよね(笑)。観ると、すごく埼玉に行きたくなるわけでもないじゃないですか?――気になりますよ!気にはなりますけど、埼玉を押し付けるわけでもない。興味があればよかったら……私の郷土愛もそんな感じです(笑)。――埼玉に対する思いはずっと変わってないんですね。埼玉をすごいと思ったことはないですし、「東京に近くていいな」ぐらいで。でも、越谷の観光大使に任命していただいたんですよ。突然市長に呼び出されたので、怒られるのかと思いました(笑)。――今回の出演も、こうして地元についてあらためて考えるいい機会だったんじゃないですか?埼玉をフィーチャーをして、イジっていただけてありがたいです。埼玉だから成立したところもあるんじゃないかなって。イジられても嫌味じゃない。埼玉じゃなかったら、炎上するかもしれませんね(笑)。――そういえば、埼玉はおおらかな人が多いというのは本当ですか?寛大な人は多いと思います。私もイジられ慣れているので。あと、私は基本、沸点がないんですよ。――(笑)。結構、ズバズバ言いそうなタイプに見られがちなんですが、全然怒らなくて。県民性なんですかね。――周囲の方は? ご家族、ご親戚、ご友人とか。怒る人いないです。確かに穏やか! みんなイジられることに慣れてまっている……(笑)。――劇中ではランキングの自虐ネタもありましたが、「温厚な人が多い県ランキング」とか1位になりそうですね。そうですね! それが伝わる良い映画だと思います。とにかく、みなさん一生懸命演技をしていて。純粋に映画館で声を出して笑える作品だと思います。思った以上にディスっているのに嫌な気持ちがしないというか。真面目に取り組んでいるからこそ起きる笑いだったり。あとは、出ているキャストさんがすごく豪華です。私もすごくビックリしました。そんな中で出させていただいて、すごく光栄でした。■プロフィール益若つばさ1985年10月13日生まれ。埼玉県出身。B型。2002年から『Popteen』読者モデルとして一躍脚光を浴び、身につけたものが瞬時に売れる現象から「つばさ売れ」「100億円ギャル」と称された。その後はバラエティー界にも進出し、2009年からは美容やアパレル関連の商品プロデュースを手掛けている。
2019年02月23日映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶が22日に都内で行われ、二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、京本政樹、武内英樹監督が登場した。同作は『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品で、2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。埼玉県民が東京都民からひどい迫害を受けている世界で、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂)は、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)と惹かれ合うも、実は埼玉県出身の麗は埼玉解放運動に身を投じていく。作中で男子高校生役を演じていた二階堂は、白の紋付袴姿で登場。「プロモーションもずっとパンツスタイルだったので、ぜひ紋付袴を着せていただきたいなと思い、希望させていただきましたが、いかがでしょうか」と観客に語りかけると、拍手が起こっていた。「原作の世界観がすごく強いものだったので、その強さを失わないように」と意図を明かした二階堂。「性別や年齢を全て超越しているので、あまりそこにはこだわり過ぎず、でもちゃんと男の子として見ていただけるように努力しました」と振り返る。埼玉県知事にも会いに行ったというが、「県知事も『埼玉の人たちは心が寛大なので、こういうことで怒りません』と公認をいただいたので、よかったな。本当に寛大に受け止めてくださって、より好きになりました」と埼玉愛を明かした。またこの日は特製のくす玉で「脱! ダサイタマ」を祝った。
2019年02月22日X JAPANのYOSHIKI(年齢非公表)が映画『翔んで埼玉』のPR動画で、自身が許可をした覚えのない画像が使用されたことについて神対応をしたとして話題だ。2月22日公開予定の『翔んで埼玉』は、『パタリロ!』で知られる魔夜峰央(65)の原作。埼玉県のローカル性をネタにしたコメディ作品だ。20日、映画公開直前のプロモーションのため公開された短編動画の1つが、千葉県と埼玉県がそれぞれの出身地代表のロックスターをアピールし合って戦うものだった。埼玉県側は高見沢俊彦(64)、千葉県側は館山市出身としてYOSHIKIの旗を掲げて、一触即発の雰囲気で向かい合っている。どうやらこの投稿、YOSHIKI本人は許可を出した記憶がないよう。YOSHIKIは自身の公式Twitterでと寛大な心を見せている。《なにこれ。。びっくり。。許可した?まーいいか。笑》この神対応を見たファンたちは《許して下さるところが、YOSHIKI様の寛大さですね》《まさかの無許可…なんですか!?それでも許してしまうYOSHIKIさん、心広すぎです》とYOSHIKIの器の大きさを称賛。映画の舞台は、埼玉県出身者が差別される世界。YOSHIKIの友人でもあるGACKT(45)が、埼玉県生まれという過去を隠しながら生活し、二階堂ふみが男装して演じる友人役と交流を深めていくストーリー。原作者の魔夜も「主演が決まったと聞いたときは驚きました」と語るほど豪華なキャスティングだ。YOSHIKIも後押しする大作に期待したい。
2019年02月22日「嵐」チームとゲストチームが体感型ゲームで対戦するフジテレビ系「VS嵐」。2月21日(木)放送回は二階堂ふみ、ブラザートム、島崎遥香、加藤諒、益若つばさ、京本政樹ら映画『翔んで埼玉』チームが参戦、カンニング竹山、カズレーザーが加わった「嵐」チームと対戦する。今回『翔んで埼玉』チームとして参加するのは『ヒミズ』や『蜜のあわれ』などで演技力が高く評価される一方、『オオカミ少女と黒王子』などの胸キュンムービーでみせるキュートさも人気の二階堂さん。90年代に「バブルガム・ブラザーズ」で人気を博し、音楽活動とともに演技の道にも進出、「エンジェル・ハート」『食堂かたつむり』などで知られるブラザートムさん。AKB48から女優の道を歩み連続テレビ小説「ひよっこ」への出演で広い世代に認知、『ニセコイ』などへの出演で話題の島崎さん。『デトロイト・メタル・シティ』や「怪盗 山猫」などでその突出した個性が注目され、「僕たちがやりました」「PRINCE OF LEGEND」など数々の作品で起用され続ける加藤さん。ティーン誌の読者モデルとしてカリスマ的人気を博し、その後も音楽活動やモデル活動を展開している益若さん。「必殺シリーズ」で名を馳せる一方、特撮好きとして「仮面ライダー」や「ウルトラマン」シリーズなどにも出演、多くのファンに支持される京本さんという面々。この『翔んで埼玉』チームがプラスワンゲストとしてカンニング竹山さん、カズレーザーさんの2人を加えた「嵐」チームと今夜対戦。人気の「クリフクライム」では二階堂さんと益若さん、カズレーザーさんと櫻井翔がペアを組み戦うことに。相手チームの映画タイトルにかけて「翔んで櫻井で(笑)」とおどける櫻井さんの結果やいかに。また今回は「顔ミックス対決」を映画にちなんで埼玉を代表するモノ、縁のある人などに誰かの顔がミックスされていく「埼玉ミックス対決」として実施。意外すぎるものとのミックスをお見逃しなく。今夜「嵐」が対戦したキャストが出演する映画『翔んで埼玉』は、「埼玉が東京に虐げられる」という埼玉を徹底的にディスった人気コミックを映画化した作品。二階堂さんとともにGACKTがW主演。2月22日(金)より全国公開される。「VS嵐」は2月21日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:翔んで埼玉 2019年2月22日より全国にて公開©2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
2019年02月21日2月22日(金)より公開される映画『翔んで埼玉』。その公開を記念して2月16日(土)のフジテレビ系「土曜プレミアム」枠では、2014年に公開され大ヒットした映画『テルマエ・ロマエII』を本編ノーカットでオンエアする。独創的な世界観が話題を呼んだ『翔んで埼玉』でメガホンを取った武内英樹監督が手掛けた『テルマエ・ロマエ』シリーズは、イタリア在住のマンガ家、ヤマザキマリが「コミックビーム」誌で2008年から連載開始した人気コミック。古代ローマの浴場設計技師が現代日本の“風呂”にタイムスリップ。時間も文化も超えて接した日本の風呂文化に影響を受けながら浴場作りをしていくという物語となっており、2012年に実写第1作が公開され大ヒット。そのヒットを受けて製作、公開されたのが本作となる。斬新なテルマエ(浴場)を作ったことで一躍人気者になった古代ローマの浴場設計技師ルシウス(阿部寛)は、その功績によりコロッセオにグラディエイターを癒すテルマエ建設を命じられる。アイデアに悩みまくるルシウスは再び現代日本にタイムスリップ。そこで風呂専門雑誌のライターに転向していた真実(上戸彩)ら「平たい顔族(=日本人)」と再会するのだが、その頃古代ローマでは平和推進派のハドリアヌス帝と武力行使派の元老院が対立。ルシウスもその中に巻き込まれていく。果たしてルシウスは日本の風呂文化でローマ帝国を二分する危機を救うことができるのか…という物語。ルシウス役の阿部さんをはじめケイオニウス役の北村一輝、アントニヌス役の宍戸開、ハドリアヌス役の市村正親ら日本が誇る(?)“顔の濃い”俳優陣が集結。ヒロイン役として登場する映画オリジナルキャラの山越真実役を演じる上戸彩をはじめ、竹内力、笹野高史、キムラ緑子、松島トモ子らが現代日本側のキャラクターで登場。さらに曙、琴欧洲らも出演している。本作の武内監督の最新作となる映画『翔んで埼玉』は2月22日(金)より全国公開。「埼玉が東京に虐げられる」という埼玉を徹底的にディスったストーリーが話題となった原作を関東圏一帯を巻き込んだ大スペクタクルにスケールアップ。GACKTと二階堂ふみがW主演を務める。土曜プレミアム『テルマエ・ロマエII』は2月16日(土)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:テルマエ・ロマエII 2014年4月26日より全国東宝系にて公開© 2014「テルマエ・ロマエII」製作委員会
2019年02月16日映画『翔んで埼玉』に出演しているGACKTと二階堂ふみが、2月14日(木)放送の「ぐるぐるナインティナイン」の「ゴチになります!20」にVIPゲストとして出演、“本物を知る男”GACKTさんと元ゴチメンバーの二階堂さんはどんな戦いをみせる!?2001年には紅白出場、2005年には東京ドーム公演を実現させるなどアーティストとして成功を収めるとともに、大河「風林火山」などで俳優として、「TRICKSTER」などでは声優として演技の才能もみせるGACKTさん。『ヒミズ』『悪の教典』などで注目されると『私の男』でアカデミー優秀主演女優賞に輝き、『オオカミ少女と黒王子』から『リバーズ・エッジ』まで幅広いジャンルで活動する二階堂さん。2人を迎えた今回は東京ドームホテル最上階の高級イタリア料理店「アーティストカフェ」を舞台に“バレンタインゴチ”を展開。フィレ肉がゴロゴロ入ったハンバーグステーキなど独創的な料理が登場する。世界中の美食を堪能してきた舌を持つGACKTさんに「この料理なら6万円出します」と言わしめた子羊を使った“ヒトサラ”は必見。いまブレイク中のジェンダーレス芸人・夢屋まさるから「GACKTさんとやりたい」と詰め寄られ突然キレて…一体何があったのか?さらに一方的なライバル心を燃やす「ナインティナイン」岡村隆史にもGACKTさんのイライラが募っていく。そのせいか「激ムズ!高級食材本物当てクイズ」ではまさかの大混乱をみせる事態に。果たして“本物を知る男”GACKTさんの戦いの行方は!?さらに運命の結果発表ではまさかの“ピタリ賞”が!ピタリ賞を取ったのは果たして誰か?今回のゴチバトルは最後まで見逃せない。GACKTさんと二階堂さんのW主演でおくる映画『翔んで埼玉』は魔夜峰央の人気コミックを実写化した作品。「埼玉が東京に虐げられる」という埼玉を徹底的にディスったストーリーに“埼玉の対抗組織・千葉”や“高みの見物・神奈川”、“秘境・群馬”ほか茨城、栃木など関東圏一帯を巻き込んだ大スペクタクルが加えられてスケールアップした愛と革命の物語が描かれる。『翔んで埼玉』は2019年2月22日(金)より全国に公開。「ぐるぐるナインティナイン」は2月14日(木)19時56分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年02月14日2月22日公開の映画『翔んで埼玉』でGACKTとともにダブル主演を果たした二階堂ふみが7日、埼玉県さいたま市の埼玉県庁にブラザートム、武内英樹監督と訪れ、埼玉県知事表敬訪問を行った。埼玉をディスった原作コミックを映画化したということで、この日は主演の二階堂ふみらが埼玉県庁を訪れて上田清司埼玉県知事と対面。まずは武内監督が「このようなディスるような作品を作って誠に申し訳ありませんでした」とお詫びし、「決して埼玉をディスる物語ではなく、郷土愛をテーマにした作品なので、埼玉県民が戦っている姿をぜひ見ていただけたらと思います」と弁明。上田県知事に理解を求めた。二階堂も「この映画は最終的なテーマが郷土愛で自分のアイデンティティーを感じられる映画となっています。前半20~30分は埼玉の方にとって辛いシーンもありますが、それを超えたエンターテイメントになっているので、そういったところを楽しんでいただけたらと思います」とアピール。二階堂らの言葉を受けた上田県知事は「埼玉の皆さんは大らかで優しいんですよ。この映画のことでメールが来ましたが、『悪名は無名に勝る』とか『話題になること自体は悪くない』といったものばかりでした。聞けば、最後は埼玉を褒めるらしいということを聞きましたので、それを楽しみしたと思っています」と話し、最後は武内監督の要望を受けて知事の公認を与えた。表敬訪問後には報道陣向けの会見に応じた二階堂は「すごく緊張したんですが、映画のことも理解してくださって、すごく包容力のある優しい方だと思いました」と好印象のようで、「公認をいただけたので、我々としては力強い気持ちになれました」と笑顔。さらに、「今日改めて上田知事にお会いして埼玉の魅力をたくさんお聞きできました。この映画のプロモーション中は埼玉代表のつもりでプロポーションしていければと思います」と意欲を見せていた。『パタリロ』などで知られる漫画家・魔夜峰央が1982年に発表し、2015年に復刊されたのを機にメディアで取り上げられて大反響を呼んだ漫画コミック『翔んで埼玉』。そんな同コミックを二階堂ふみ&GACKTのダブル主演でまさかの実写化が実現した。埼玉県民が東京都民にひどい迫害を受けている世界を舞台に、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂)は、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)と惹かれ合う。だが、実は埼玉県出身の麗は埼玉解放運動に身を投じていく、というストーリーとなっている。映画『翔んで埼玉』は、2月22日より全国公開。
2019年02月08日映画『翔んで埼玉』(2019年2月22日公開)のジャパンプレミア inTOKYOが28日に都内で行われ、二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、ブラザートム、島崎遥香、加藤諒、益若つばさ、中尾彬、京本政樹、武内英樹監督が登場した。同作は『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品で、2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。埼玉県民が東京都民からひどい迫害を受けている世界で、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂)は、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)と惹かれ合うも、実は埼玉県出身の麗は埼玉解放運動に身を投じていく。作品の世界観に合わせ、藁の上にゴザが敷かれた「SSSシート(埼玉・スーパー・シート)」、埼玉県人を取り締まる警備、「埼玉県人には、そこらへんの草でも食わせておけ」というセリフにちなんだグリーンカーペットなどが設置され、埼玉から来た観客もなぜか大盛り上がり。グリーンカーペットに登場した二階堂とGACKTは、客席へ向けて「彩の国 埼玉」になぞらえたカラーボール=彩の玉を投げ入れた。男子を演じる二階堂は「今日は男の子の気持ちで」と、パンツスーツに身を包む。作中では埼玉を”disる”シーンも多々あるが、「突中からガラリと愛の方向に向かっていきますので、disりから愛への変化を楽しんでいただけたらと思っています」とアピールした。一方、「最初は高校生役という話を聞いて、即答で断ったんですよ」と明かしたGACKT。「特殊な高校生だから」と説得され、オファーを受けたものの「撮影初日が、ふみちゃんとのキスシーンからだったんですよね。なんて行程だと思った」と苦笑する。京本との共演も楽しみにしていたことを語り、「楽屋に挨拶に行ってノックして、パッと開けたら、京本政樹がパッといるわけですよ。『やっと会えたね〜! だってさ〜同じジャンルじゃん!!』と言われて。それで思わず出ちゃったんですよ。『同じですか!?』って」とエピソードを披露した。千葉出身の伊勢谷は次回作として『泳いで千葉』を提案し、GACKTと京本が話している最中に二階堂と自撮りするなど、自由な様子。最後には、埼玉の県鳥であるシラコバトと、埼玉の「玉」を表す、同作オリジナルの「埼玉ポーズ」で全員が「アイラブ!」「埼玉!!」と埼玉愛を叫んでいた。
2019年01月28日昨年11月に40周年を迎えたこのモンスター漫画『パタリロ!』を生み出したのが、魔夜峰央さん(65)だ。だが、そんな大御所にもピンチの時代が……。そこから救ってくれたのは、自分自身が若き日に描いた『翔んで埼玉』だった――。「主演がGACKTさんに決まったと聞いたときはのけぞりました。実際、お会いしたGACKTさんはオーラがすごかった。漫画好きだとは聞いていたんですが、私の作品の大ファンだと言ってくれて、とてもうれしかったですね。もう1人の主役で、少年役に挑戦してくれた二階堂ふみさんも、コスチュームを含め、原作の世界観を忠実に再現してくれました」そう語るのは2月22日に公開される『翔んで埼玉』(東映系)の原作者で、『パタリロ!』(白泉社)でも知られる漫画家の魔夜峰央さん。『翔んで埼玉』の世界では埼玉は東京から徹底的に差別されている。二階堂ふみ(24)が演じるのは、東京都でも屈指の名門高校・白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美。埼玉から東京に引っ越してきたZ組の生徒が病気を訴えても「そこらへんの草でも食わせておけ!」と埼玉県人に対して横暴な態度をとっている。そんななか、謎の帰国子女・麻実麗(GACKT・45)が転校してくるところから、物語は動きだす……。魔夜さんが『パタリロ!』、そして『翔んで埼玉』について語ってくれた。■全部出さないと新しいものは入らない新潟県で生まれた魔夜さん。高校を卒業後、大阪芸術大学に進学したが、2年生の冬休みに退学を決意。その後、新潟の実家に戻り、漫画を描いては東京に送った。20歳のとき、漫画誌『デラックスマーガレット』(集英社)に投稿した『見知らぬ訪問者』でデビューを果たす。魔夜さんの転機となったのが、’78年に発表された『ラシャーヌ!』という作品だ。それまでシリアスな作品が多かったなかで、初めてコメディ要素の入った作品だった。「“この路線ならいけるんじゃないか”、“ギャグも描けるんだ”と自信を得ました。自分にはそんな才能がないと思っていたのに」(魔夜さん・以下同)そんな矢先、60ページの執筆依頼が舞い込む。そのとき描いたのが『パタリロ!』(’78年)。人気に火がつき、魔夜さんが描く原稿も、月に100ページを軽く超えるようになった。こうなると、アシスタントがいない新潟で、1人で描き続けるのは困難だ。「『花とゆめ』の編集長に『東京に出たい』と相談したところ、“同業者が多く住んでいて、交通の便がいい西武線沿線がいいんじゃないか”と紹介されたのが、埼玉県の所沢でした」住まいは、憧れた東京のような都会ではなく、のどかなねぎ畑に囲まれた一軒家。東京とは異なる時間の流れと、風景。そこで思いついたのが、『翔んで埼玉』だった。「でも、作品は3話で終了しました。所沢から横浜に引っ越したためです。住んでいない土地のことをちゃかすことはできませんから」プライベートでは、ファンイベントに参加していた、当時高3だった芳実さんに“一目ぼれ”し、’84年に結婚。2児にも恵まれ、パタリロもわが子のように育てたが……’11年ごろから苦境に追い込まれる。「単行本が以前ほどは売れなくなって、経済的に苦しくなった。“この先どうなるんだろう”という不安な時期が、数年間も続きました」最終的に税金を滞納せざるをえなかったこともあった。「印税が入ったそばから徴収されてしまいました。『パタリロ!』全盛期のときに買っていた宝石や貴金属も、売り払った。バレエダンサーだった妻が自宅の地下に作ったスタジオで、バレエ教室をやっているのですが、その収入にも助けられました」しかし、ついに「妻と『このままでは自宅も手放さなければならないかもしれない』と話していた」ころ、30年以上前に発表した『翔んで埼玉』がSNSなどでおもしろすぎると話題になっていた。’15年に宝島社が単行本化を決定する。発売の1カ月前、『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で大きく取り上げられるなどの追い風もあり、現在まで合計66万部という大ベストセラーになった。税金の滞納分も、借金も全額返済できたのだ。「本当にすべてを失ったときに、埼玉が救ってくれました。全部を出し切らないと、新しいものは入ってこないのかもしれませんね」劇場版『翔んで埼玉』では苦楽をともにした家族と共演もした。「映画は私が登場するシーンで始まります。じつは、最初にバレエダンサーが出てくるのですが、それが長男。漫画を描く私の両側で踊っているのが、妻と長女です。試写会では、埼玉に遠慮して、笑うのを我慢したという他県出身者もいたそうですが、遠慮することはありません。『翔んで埼玉』は埼玉でいちばん売れているんですから(笑)」
2019年01月26日漫画好きなら、誰もが知っている『パタリロ!』。昨年11月に40周年を迎えたこのモンスター漫画を生み出したのが、魔夜峰央さん(65)だ。そんな魔夜さんが若い日に描いた快作『翔んで埼玉』(白泉社)を原作とした、劇場版『翔んで埼玉』(東映系)が2月22日に公開される。「主演がGACKTさんに決まったと聞いたときはのけぞりました。実際、お会いしたGACKTさんはオーラがすごかった。漫画好きだとは聞いていたんですが、私の作品の大ファンだと言ってくれて、とてもうれしかったですね。もう1人の主役で、少年役に挑戦してくれた二階堂ふみさんも、コスチュームを含め、原作の世界観を忠実に再現してくれました」『翔んで埼玉』の世界では埼玉は東京から徹底的に差別されている。二階堂ふみ(24)が演じるのは、東京都でも屈指の名門高校・白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美。埼玉から東京に引っ越してきたZ組の生徒が病気を訴えても「そこらへんの草でも食わせておけ!」と埼玉県人に対して横暴な態度をとっている。そんななか、謎の帰国子女・麻実麗(GACKT・45)が転校してくるところから、物語は動きだすのだが……。じつは魔夜さんも埼玉と深い因縁がある。■パタリロを殺そうとした過去新潟県で生まれた魔夜さん。高校を卒業後、大阪芸術大学に進学したが、2年生の冬休みに退学を決意。その後、新潟の実家に戻り、漫画を描いては東京に送った。20歳のとき、漫画誌『デラックスマーガレット』(集英社)に投稿した『見知らぬ訪問者』でデビューを果たす。魔夜さんの転機となったのが、’78年に発表された『ラシャーヌ!』という作品だ。それまでシリアスな作品が多かったなかで、初めてコメディ要素の入った作品だった。「“この路線ならいけるんじゃないか”、“ギャグも描けるんだ”と自信を得ました。自分にはそんな才能がないと思っていたのに」(魔夜さん・以下同)そんな矢先、60ページの執筆依頼が舞い込む。そのとき描いたのが『パタリロ!』(’78年)だ。人気に火がつき、魔夜さんが描く原稿も、月に100ページを軽く超えるようになった。こうなると、アシスタントがいない新潟で、1人で描き続けるのは困難だ。「『花とゆめ』の編集長に『東京に出たい』と相談したところ、“同業者が多く住んでいて、交通の便がいい西武線沿線がいいんじゃないか”と紹介されたのが、埼玉県の所沢でした」住まいは、憧れた東京のような都会ではなく、のどかなねぎ畑に囲まれた一軒家だった。「じつは編集長も、それよりも怖かった編集部長も家がすぐ近所でした。完全にだまされたんです!」かくして“軟禁状態”を強いられながら、ただひたすら原稿に向き合う日々が始まった。「1日12時間漫画を描いて、12時間寝て、12時間雑用をする。36時間だから計算が合わない。やっぱり埼玉は魔境なんでしょう。朝、味噌汁の具がないときは、近くの畑からねぎを引っこ抜いたりしましたね」東京とは異なる時間の流れと、風景。そこで思いついたのが、『翔んで埼玉』だったのだ。「でも、作品は3話で終了しました。所沢から横浜に引っ越したためです。住んでいない土地のことをちゃかすことはできませんから」プライベートでは、ファンイベントに参加していた、当時高3だった芳実さんに“一目ぼれ”し、’84年に結婚。2児にも恵まれ、パタリロもわが子のように育てたが……。「じつはパタリロを“殺そう”としたことがあります。’90年に連載が『花とゆめ』の本誌から別冊に移ったんですが、“左遷された”というような気持ちになって、やめようと思ったんです。『鉄腕アトム』最終回で、アトムは地球を救うために太陽に突っ込むんですが、パタリロも同じように太陽に突っ込ませて終わらせようかと。でも、やっぱり気が変わって、宇宙人に地球に連れ戻されるというオチを加えました」昨年11月、『パタリロ!』は連載開始40周年を迎え、単行本も100巻を達成した。「次は200巻ですね。もう40年待ってください」
2019年01月26日「主演がGACKTさんに決まったと聞いたときはのけぞりました。実際、お会いしたGACKTさんはオーラがすごかった。漫画好きだとは聞いていたんですが、私の作品の大ファンだと言ってくれて、とてもうれしかったですね。もう1人の主役で、少年役に挑戦してくれた二階堂ふみさんも、コスチュームを含め、原作の世界観を忠実に再現してくれました」そう語るのは2月22日に公開される『翔んで埼玉』(東映系)の原作者で、『パタリロ!』(白泉社)でも知られる漫画家の魔夜峰央さん(65)だ。『翔んで埼玉』の世界では埼玉は東京から徹底的に差別されている。二階堂ふみ(24)が演じるのは、東京都でも屈指の名門高校・白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美。埼玉から東京に引っ越してきたZ組の生徒が病気を訴えても「そこらへんの草でも食わせておけ!」と埼玉県人に対して横暴な態度をとっている。そんななか、謎の帰国子女・麻実麗(GACKT・45)が転校してくるところから、物語は動きだす……。魔夜さんが漫画家になったきっかけを語ってくれた。■大学を退学するための“でまかせ”で、漫画家に!新潟県で生まれた魔夜さん。漫画好きの少年だったという。「中学生のとき、少女漫画というものを読んで、“きれいな世界だな、描いてみたいな”と思って、高校生になるころには、寝る間を惜しんで、漫画を描いていました」(魔夜さん・以下同)高校を卒業後、大阪芸術大学に進学したが、まったく面白くなかった。2年生の冬休みに、帰郷したときに退学を決意する。「親に『卒業する予定までのあと2年、食べさせてください。それまでに漫画家になるから』と頼みこみました。やめるための“出まかせ”が本当になっちゃった」新潟の実家で漫画を描いては東京に送った。20歳のとき、漫画誌『デラックスマーガレット』(集英社)に投稿した『見知らぬ訪問者』でデビューを果たす。「これで執筆依頼がどんどん来ると思っていたら……まったく来なかった。駆け出しの漫画家は、ネーム(下書き)を編集部に送ってアピールするものなんですが、そんなことは知らず、ただ待っていたのがいけなかったみたい(笑)」なかなか仕事が決まらなかったが、下積み時代に、後に共に少女漫画界を牽引することになる、あの漫画家との邂逅を果たしている。「『ガラスの仮面』の作者、美内すずえ先生を手伝うため、新潟から東京に一度だけ呼ばれたことがあります。美内先生とは年はあまり変わらないのですが、向こうは高校生のころにデビューし、すでに売れっ子でした。でも、現場に行くと、肝心の先生が“行方不明”だったんです」編集者が総出で捜索していた。現場に現れたのは、なんと魔夜さんが到着してから6日後だった。「何事もなかった様子で『どうも~』という感じで入ってきて(笑)。漫画家って、締切りを守らない人ばかりです。でも私は“人と同じことが大嫌い”。だから、逆に締切りだけは守ろうと、このとき決意したんですよ」魔夜さんの転機となったのが、’78年に発表された『ラシャーヌ!』という作品だ。それまでシリアスな作品が多かったなかで、初めてコメディ要素の入った作品だった。「“この路線ならいけるんじゃないか”、“ギャグも描けるんだ”と自信を得ました。自分にはそんな才能がないと思っていたのに」そんな矢先、60ページの執筆依頼が舞い込む。そのとき描いたのが『パタリロ!』(’78年)だ。昨年11月、『パタリロ!』は連載開始40周年を迎え、単行本も100巻を達成した。「次は200巻ですね。もう40年待ってください」魔夜峰央はまだまだ翔ぶ!
2019年01月26日千葉のロックミュージシャン・JAGUR(ジャガーさん)が、映画『翔んで埼玉』(2019年公開)に出演することが25日、明らかになった。同作は『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品で、2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。埼玉県民が東京都民からひどい迫害を受けている世界で、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)は、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)と惹かれ合うも、実は埼玉県出身の麗は埼玉解放運動に身を投じていく。物語の中で“伝説の人物”とされる埼玉デューク(京本政樹)は、埼玉県人でありながら、東京を歩いても誰からも疑われず、むしろ都会人に間違えられるほど。東京で虐げられていた埼玉県人たちに声を掛け、クーデターを仕掛けようとしていたが、何者かに正体を知られて命からがら逃亡する。その"何者か"の正体が、JAGUR演じるエンペラー千葉となる。埼玉が通行手形の撤廃をかけて戦う一方で、千葉県も同じく通行手形の撤廃を目論んでおり、“エンペラー千葉”が暗躍。埼玉デュークとは、因縁のライバルになる。
2018年12月25日魔夜峰央原作の映画『翔んで埼玉』から、W主演の二階堂ふみとGACKTをはじめ、京本政樹、伊勢谷友介、竹中直人ら豪華キャストが登場する本作の本ポスタービジュアルと本予告編が到着した。今回到着した予告編は、豪華俳優陣が演じる個性強めなキャラクターが続々登場し、本作が描くひどすぎる埼玉の姿が…!東京から虐げられ、出入りするには“通行手形”が必要、さらには、SAT(Saitama Attack Team)という、不正入都した埼玉県人を処罰する特殊部隊が目を光らせているという状況も映し出されている。そんな中、「埼玉県人にはそこら辺の草でも食わせておけ!」とものすごい形相で言い放つ壇ノ浦百美(二階堂さん)や、埼玉県に自由をと解放を企てる埼玉解放戦線のリーダー・埼玉デューク(京本政樹) vs 阿久津翔(伊勢谷友介)率いる千葉解放戦線。埼玉と千葉、どちらの県が通行手形を撤廃できるのかという、邦画史上最大の茶番劇が描かれている。…とそんな伝説を車中ラジオで聞いている埼玉県在住の菅原家。成田凌演じる愛海(島崎遥香)の婚約者・五十嵐春翔との結納のため東京へ向かうが、馬鹿げた伝説に車内では波乱の予感…?さらには、予告編のラストはにらみ合う埼玉と千葉の軍勢が、「XJAPAN」YOSHIKI、「THE ALFEE」高見沢俊彦の写真がなぜか掲げ、出身地対決を大真面目に繰り広げる場面も。もはや本作はどこへ向かっているのか?最後は、菅原家の娘・愛海のごもっともな「なんなのこれ…」という言葉で締めくくられる。なお、主題歌にははなわが歌う「埼玉県のうた」を起用。2003年にアルバムに収録された楽曲を、映画のために再収録している。併せて、あの有名絵画を彷彿とさせる<革命>がテーマのド派手ポスタービジュアルも到着。なぜか「何も無いけどいい所!」と埼玉を自虐した文言を掲げる百美、麗は深谷ネギを手にし、さらにはあの有名ゆるキャラの姿も描かれている。『翔んで埼玉』は2019年2月22日(金)より全国に公開。(cinemacafe.net)■関連作品:翔んで埼玉 2019年2月22日より全国にて公開©2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
2018年11月12日女優の二階堂ふみとアーティストのGACKTがW主演を務める映画『翔んで埼玉』(2019年公開)のポスタービジュアルが31日、公開された。同作は『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品で、2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。埼玉県民が東京都民からひどい迫害を受けている世界で、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂)は、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)と惹かれ合うも、実は埼玉県出身の麗は埼玉解放運動に身を投じていく。今回公開されたポスタービジュアルでは、二階堂が初の男性役を演じる百美のまるで白馬の王子のような姿、そしてGACKT演じる麗の紫で統一された貴族のような装いが完全再現されている。さらに、映画オリジナルキャラクターである、東京都知事に仕えている執事・阿久津翔(伊勢谷友介)の謎めいた雰囲気、そして原作では伝説の埼玉県民として語られつつもその姿は謎に包まれた京本政樹演じる埼玉デューク(京本政樹)の、時代劇風白髪・白塗りメイクが表されている。さらに、ポスターに書かれているコピーには、「埼玉県人にはそこら辺の草でも食わせておけ」「ダさいたま、クさいたま、田舎くさいたま」など、それぞれのキャラクターが発した「埼玉ディス」台詞があしらわれており、キャラクターの表情が分かるアップVer.と人物造形が分かる全身Ver.の2種類、計8枚が公開された。
2018年10月31日二階堂ふみ×GACKTをW主演に迎えた、魔夜峰央原作映画『翔んで埼玉』。この度、ついにキャラクターの全貌が明らかになる、“ぶっ翔ビジュアル”が公開された。本作ではすでに第1第ビジュアルが公開されているものの、全貌は明らかにされていなかったキャラクターのビジュアル。先日、追加のキャストや映像も発表され話題となっていたが、今回これまでひた隠しにされてきた二階堂さん、GACKTさん、伊勢谷友介、京本政樹のキャラクタービジュアルの全貌がついに解禁!初の男性役に挑戦した二階堂さん演じる壇ノ浦百美は、白の衣装に身を包み、その姿はまるで白馬の王子。高校生役に挑戦したGACKTさん演じる麻実麗は、かつてを彷彿とさせる紫で統一された貴族のような装いに。また、映画オリジナルキャラクターの伊勢谷さん演じる東京都知事に仕えている執事・阿久津翔は、どこか謎めいた雰囲気…。原作では伝説の埼玉県民として語られつつも、その姿は謎に包まれた京本さん演じる埼玉デュークは、白髪&白塗りメイクで時代劇風になっている。さらに、本ビジュアルにはそれぞれのキャラクターが発した“ディス台詞”も。アップと全身、キャラクターの表情とファッションもハッキリ分かるポスタービジュアルとなっている。『翔んで埼玉』は2019年2月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:翔んで埼玉 2019年2月22日より全国にて公開©2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
2018年10月31日二階堂ふみとGACKTがW主演を務める映画『翔んで埼玉』。二階堂さんが初の男性役、GACKTさんが高校生役を演じるということで話題となっている本作だが、この度新たに島崎遥香、成田凌、間宮祥太朗、益若つばさ、竹中直人らが出演することが決定した。■原作を大胆にアレンジ! 映画は“伝説パート”と“現代パート”の2部構成原作は、東京都民から迫害されていた埼玉県民の自由を求め、百美と麗が旅立つところで突然終了してしまう“未完成”の物語。今回映画化にあたり、最大限のリスペクトをもって原作の舞台や設定を活かし、百美や麗が活躍する<伝説パート>と、埼玉県在住のある家族を通してその伝説をふり返り、埼玉への郷土愛を再認識する<現代パート>の2部構成になることが明らかに。<伝説パート>埼玉県人が東京へ入るための必須アイテムとして登場する“通行手形”の撤廃と、自由を求めて戦う百美・麗の前に、埼玉同様、自県の通行手形の撤廃をもくろむ対抗勢力として、千葉県が立ちはだかる!一方、東京都と密な関係を築き、埼玉と千葉の東京進出を快く思わない神奈川県という勢力も登場。東京、埼玉、千葉、神奈川をはじめ、群馬、栃木、茨城をも巻き込んだ関東一帯の各勢力が複雑に絡み合う…。<現代パート>埼玉県在住の菅原家を中心に物語が展開される<現代パート>。娘の結納のため、一路東京へ向かう道中、車内のラジオから流れてきたのは、百美と麗らが埼玉県人の自由と誇りをかけた戦いの日々を綴った物語――。果たして、この物語は菅原一家や婚約者たちをどんな結末に導いてしまうのか…。■キャラ大渋滞!? 豪華俳優陣発表!今回新たに発表されたのは、伊勢谷友介、京本政樹、ブラザートム、麻生久美子、島崎遥香、成田凌、間宮祥太朗、益若つばさ、武田久美子、麿赤兒、竹中直人、中尾彬の12名のキャストたち。まず、二階堂さん演じる百美とGACKTさん演じる麗のいる<伝説パート>には、百美の父親である東京都知事壇ノ浦建造の執事・阿久津翔役の伊勢谷さん。埼玉県人でありながら、それを疑われない伝説の埼玉県人・埼玉デューク役の京本さん。百美の両親、建造&恵子役の中尾さんと武田さん。麗の父・西園寺宗十郎役の麿さん。現職の神奈川県知事役を竹中さん。麗のお手伝いさん・おかよ役の益若さん。東京都に不正に入り込んだ埼玉県人役の間宮さんが登場。そして、先日解禁された映像にも登場していた加藤諒は、白鵬堂学院の3年生、埼玉県出身者で構成され常に学園中からひどい扱いを受けている「Z組」の生徒・下川信男役を演じる。また<現代パート>には、菅原家の父・好海役をブラザートムさん、千葉県出身の母・真紀役を麻生さん、娘・愛海役を島崎さん。東京に勤めている埼玉“都民”で愛海の婚約者・五十嵐春翔役を成田さんが演じる。なお、4人の役柄はそれぞれの出身県に合わせた設定となっている。『翔んで埼玉』は2019年2月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:翔んで埼玉 2019年2月22日より全国にて公開©2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
2018年10月16日映画『翔んで埼玉』(2019年2月22日公開)の追加キャストが16日、明らかになった。W主演を務めるGACKTと二階堂ふみのほか、伊勢谷友介、京本政樹、ブラザートム、麻生久美子、島崎遥香、成田凌、間宮祥太朗、益若つばさ、武田久美子、麿赤兒、竹中直人、中尾彬らが出演する。同作は『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品で、2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。埼玉県民が東京都民からひどい迫害を受けている世界で、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂)は、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)と惹かれ合うも、実は埼玉県出身の麗は埼玉解放運動に身を投じていく。しかし、原作は東京都民から迫害されていた埼玉県民の自由を求め、百美と麗が旅立つところで突然終了してしまう、未完成の物語。魔夜が作品発表当時、埼玉県所沢市に住んでいたことから“埼玉”を題材に作品を執筆していたものの、途中で他県へ引っ越すことになってしまい、それ以上書くと「悪口になってしまう」と判断したことが未完の理由だという。そのため映画化にあたり、同作を再構成。百美と麗が活躍する「伝説パート」と、埼玉県在住のある家族を通して、その伝説を振り返り、埼玉への郷土愛を再認識する「現代パート」の2部構成となった。「伝説パート」では、埼玉県人が東京へ入るための必須アイテムとして登場する“通行手形”の撤廃と、自由を求めて戦う百美・麗の前に、埼玉同様、自県の通行手形の撤廃をもくろむ対抗勢力として、千葉県が立ちはだかる。百美の父で現・東京都知事の壇ノ浦建造 (中尾)、建造の執事で実は千葉解放戦線のリーダー・阿久津翔(伊勢谷)、東京を歩いても誰からも疑われない伝説の埼玉県人・埼玉デューク(京本)、百美の母で阿久津とただならぬ関係の壇ノ浦恵子 (武田)、麗の父親・西園寺宗十郎(麿)、神奈川県知事(竹中)、麗のお手伝い・おかよ(益若)、東京都に不正に入り込みSAT(Saitama Atack Team:埼玉急襲部隊)に発見される埼玉県人の青年 (間宮)、白鵬堂学院の3年生で、埼玉県出身者で構成された「Z組」の生徒・下川信男 (加藤)が登場する。「現代パート」では、埼玉県在住の菅原家を中心に物語が展開される。埼玉出身であることをよく思っていない娘・愛海(島崎)の結納の為に、熊谷在住の父・好海(ブラザートム)、千葉県出身で埼玉に嫁いた母・真紀(麻生)、そして愛海の婚約者で埼玉都民の五十嵐春翔(成田)が東京へ向かう道中、車内のラジオから流れてきたのは、百美と麗らが埼玉県人の自由と誇りをかけた戦いの日々を綴った物語。現代パートで演じる役柄は、それぞれの出身県に合わせた設定となっている。
2018年10月16日埼玉県飯能市にて開業準備中フィンテック グローバル株式会社と株式会社ムーミン物語は、北欧の豊かさを感じることのできる「metsa(メッツァ)」を、埼玉県飯能市に順次開業します。その第一弾は、2018年11月9日(金)にスタートする「metsa village(メッツァビレッジ)」。北欧フィンランドのイメージは?今年3月に国連より発表された「世界幸福度ランキング」のトップは、フィンランドであることをご存じでしょうか。オーロラやムーミンをイメージする人は多いかと思いますが、サウナが充実していることも有名です。北欧のライフスタイルを体験「メッツァ」は、北欧の暮らしを通じて、心の豊かさを大切にできる場所を目指します。「メッツァビレッジ」では、そのライフスタイルを体験してみてください。なお、来年3月には「ムーミンバレーパーク」がオープン予定です。(画像はプレスリリースより)【参考】※metsa(メッツァ) 公式サイト※プレスリリース
2018年08月17日二階堂ふみとGACKTをW主演に迎えた、魔夜峰央原作映画『翔んで埼玉』の公開日が、来年2月22日(金)に決定。併せてティザービジュアルと特報映像が到着した。二階堂さんが初の男性役、GACKTさんが高校生役を演じるという、まさかの配役に大きな注目が集まっている本作だが、今回公開された本編映像初解禁となる特報では、某洋画大作を彷彿とさせるスケール感のある映像からスタート。しかし、後半では埼玉県人をディスるセリフが続き、「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」というセリフまで飛び出す!そして注目なのが、映像ラストのシーン。同原作者の舞台・映画版「パタリロ!」にて主演を務めた個性派俳優・加藤諒が登場。ひどい扱いを受けながらも、東京で働くことを夢見る“埼玉県人役”として本作に出演していることが明らかに。また併せて公開されたティザービジュアルは、どこか神々しい絵画のようなデザインに。本作は埼玉をディスる描写が多いため、壇ノ浦百美(二階堂さん)と麻実麗(GACKTさん)が人口730万人の埼玉の皆様へ向け、「埼玉の皆様、映画化してゴメンなさい」と謝罪する、お詫びの気持ちを込めた一枚となっている。ほかの出演者やそのビジュアルがどのようになっているのか、今後の情報にも注目だ。『翔んで埼玉』は2019年2月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:翔んで埼玉 2019年2月22日より全国にて公開©2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
2018年08月17日魔夜峰央の漫画『翔んで埼玉』の実写映画化が決定。2019年2月22日(金)より全国ロードショー。魔夜峰央の伝説的“埼玉ディス”漫画が実写化原作の『翔んで埼玉』は、『パタリロ』(1978)などで一世を風靡した漫画家・魔夜峰央が1982年に発表したコメディ漫画。2015年には『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』(宝島社)として30年ぶりに単行本として復刊され、それをきっかけにテレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、再び反響を呼んだ。話題を呼んだ理由の1つは、作品発表当時に住んでいた埼玉を題材にした「埼玉から東京に行くには通行手形がいる!」「埼玉県民はそこらへんの草でも食わせておけ!」「埼玉狩りだー!」などの徹底的な“埼玉ディス”。後に続く“地方ディスマンガ”ブームのきっかけでもある。ただし、当の上田清司埼玉県知事からは、「悪名は無名に勝る」と県公認?のお墨付きコメントを得ている。原作あらすじかつて埼玉県民は東京都民からひどい迫害を受け、身を潜めて暮らしていた。ある日、東京でトップの高校・白鵬堂学院の生徒会長で東京都知事の息子・壇ノ浦百美(だんのうらももみ)は、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(あさみれい)と出会う。互いに惹かれ合うも、実は麗が埼玉県出身だったと知る百美。そして、東京と埼玉の県境で引き裂かれる2人。まさに埼玉版「ロミオとジュリエット」とも呼べる愛の逃避行と、その中で埼玉県解放を成し遂げるべく戦いを挑んだ者たちの革命の物語である。2部構成の映画オリジナルストーリー原作が未完の物語であることから、制作陣は映画化にあたり、「伝説パート」と「現代パート」の2部からなるオリジナルストーリーを構想した。「伝説パート」埼玉県人が東京へ入るための必須アイテム“通行手形”の撤廃と、自由を求めて戦う百美・麗の前に、埼玉同様、自県の通行手形の撤廃をもくろむ対抗勢力として、千葉県が立ちはだかる。一方、東京都と密な関係を築き、埼玉と千葉の東京進出を快く思わない神奈川県という勢力も登場し、東京、埼玉、千葉、神奈川をはじめ、群馬、栃木、茨城をも巻き込んだ関東一帯の各勢力が複雑に絡み合う、壮大な物語が展開される。「現代パート」埼玉県在住の菅原家を中心に物語が展開。娘の結納の為一路東京へ向かう道中、車内のラジオから流れてきたのは、百美と麗らが埼玉県人の自由と誇りをかけた戦いの日々を綴った物語。果たしてこの物語は、菅原一家や婚約者たちを、どんな結末に導いてしまうのか…。埼玉県在住のある家族を通して、百美・麗の伝説を振り返り、埼玉への郷土愛を再認識するパート。二階堂ふみ&GACKTのW主演東京都知事の息子であり、白鵬堂学院の生徒会長=エリートとして華々しく学生生活を送る主人公の壇ノ浦百美(だんのうらももみ)役を演じるのは、若手演技派女優NO.1の呼び声も高い二階堂ふみ。当初は原作の性別を変更しようという案もあったが、二階堂本人による「これ、私が男性の役をそのまま演じたほうが面白くないですか?」という提案から、原作の通り、名前も外見も女性っぽいのに実は男性、というキャラクターのまま進められることとなった。そして、二階堂演じる百美が淡い恋心を抱く、容姿端麗でアメリカ帰り、でも実は埼玉県出身の転校生・麻実麗(あさみれい)役にGACKT。原作者も交えたキャスティング会議では、満場一致で「なるほど!」となったという、原作者お墨付きの配役だ。とはいえ、いくらミステリアスな設定といえど、麻実麗は18歳の高校生。「原作の魔夜さんのご指名なら...」と引き受けたGACKTが麻実役をどう料理するのかも、本作の見所の1つとなりそうだ。伊勢谷友介、京本政樹らも出演「伝説パート」では、百美の父親である東京都知事・壇ノ浦建造の執事・阿久津翔役に伊勢谷友介、伝説の埼玉県人・埼玉デューク役に京本政樹が抜擢。その他、現東京都知事で百美の父・壇ノ浦建造に中尾彬、百美の母・壇ノ浦恵子に武田久美子、麗の父親・西園寺宗十郎に麿赤兒、神奈川県知事に竹中直人、麗のお手伝いさん・おかよに益若つばさ、埼玉県人の青年に間宮祥太朗、白鵬堂学院の学生・下川信男に加藤諒と、実力派&個性派俳優陣らが集結する。「現代パート」では、菅原家の父・菅原好海をブラザートム、母・菅原真紀を麻生久美子、娘・菅原愛海を島崎遥香、愛海の婚約者・五十嵐春翔を成田凌が演じる。役柄は、それぞれの出身県に合わせた設定となっており、出演者が故郷への愛をどのような形で表現するのかも注目だ。作品情報映画『翔んで埼玉』公開日:2019年2月22日(金)キャスト:二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、ブラザートム、麻生久美子、島崎遥香、成田凌(友情出演)、間宮祥太朗、加藤諒、益若つばさ、中尾彬、武田久美子、麿赤兒、竹中直人、京本政樹ほか原作:『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』魔夜峰央(宝島社)監督:武内英樹(「のだめカンタービレ」シリーズ「テルマエ・ロマエ」シリーズ「今夜、ロマンス劇場で」他)脚本:徳永友一(ドラマ「海の上の診療所」「水球ヤンキース」「探偵の探偵」「HOPE〜期待ゼロの新入社員」「僕たちがやりました」他)音楽:Face 2 fAKE
2018年04月12日二階堂ふみとGACKTという異色のW主演により、「パタリロ」などで知られる漫画家・魔夜峰央による「このマンガがすごい!comics翔んで埼玉」が実写映画化、2019年に公開されることが分かった。■原作は“地方ディス”マンガの火付け役!魔夜峰央が1982年に発表した原作マンガは、2015年に「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」(宝島社)として30年ぶりに単行本として復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、累計発行部数は62万部を突破。魔夜氏が作品発表当時に埼玉県所沢市に住んでいたことから、「埼玉から東京に行くには通行手形がいる!」「埼玉県民はそこらへんの草でも食わせておけ!」「埼玉狩りだー!」など“埼玉県”を徹底的にディスるセリフなどが大きな話題を呼び、後に続く“地方ディス”マンガの火付け役に。上田清司・埼玉県知事からも、「悪名は無名に勝る」と県公認(!?)のお墨付きコメントをもらうまでになっている。■まさかの映画化決定!ディスっているけど地方にエールを送る作品!本作のプロデューサーを務める若松央樹氏は、2015年、書店に平積みされていた原作を見て、強烈なインパクトを感じたという。なぜいま、この作品が世に受けているのかと興味を持ち、「おそらく、ディスられても笑いに変えられるほど、地方が成長しているからではないか…」との仮説から、地方出身者である同氏は地方をもっと応援できるような、それでいて、都会に住んでいる人も楽しめる、そんな作品を作りたいと映画化に向けて動き始めた。そこで、「のだめカンタービレ」など何度かタッグを組んでいる監督の武内英樹(『今夜、ロマンス劇場で』)と、「久しぶりにバカなことをやりたい!」と意気投合。だが、『翔んで埼玉』は未完の作品であり、その続きを考えるために脚本家も交えてオリジナルの展開を模索。大都会・東京から虐げられた埼玉が、自由を求めて徒党を組み戦うという原作の設定に、新たに“千葉”という対抗組織も用意。同じく東京から迫害を受けている埼玉と千葉の攻防、そして、東京と埼玉という相容れない土地に生まれた2人の間に芽生えた“愛”という2つのテーマを携えたストーリーを構成した。■二階堂ふみ&GACKTが異色のW主演!その理由は…?“原作の設定の素晴らしさ”が魅力の本作にとって、最重要なのは主役2人のキャスティング。東京都知事の息子であり、白鵬堂学院の生徒会長=エリートとして華々しく学生生活を送る、壇ノ浦百美役は当初、原作の設定を変更し、女性にしてもよいかという意見も出ていた。そして、若松氏や武内監督、脚本の徳永友一(「僕たちがやりました」)を中心に会議を重ねる中で浮かび上がってきたのが、若手演技派女優NO.1の呼び声も高い二階堂ふみの存在。最近ではバラエティ番組でも活躍し、ラブコメ作品でも随一の演技を見せる実力派の彼女であれば、原作のキャラクター造形の面白さを最大限に表現してくれるのではないかと考えた。最初は「女性に変えようかと思っている」と説明していた中、脚本を読んだ二階堂さん本人から、「これ、私が男性の役をそのまま演じたほうが面白くないですか?」と提案があったことで、原作の通り、名前も外見も女性っぽいのに、実は男性というキャラクターのままでキャスティングが決定。そして、二階堂さん演じる百美が淡い恋心を抱く、容姿端麗でアメリカ帰り、でも実は埼玉県出身の転校生・麻実麗に、原作者も交えたキャスティング会議で満場一致で「なるほど!」となったのが、GACKT。本業の歌手活動はもちろんのこと、大河ドラマ「風林火山」(07)での上杉謙信役など俳優業としての活躍も目覚ましいGACKTさんに、原作の魔夜氏も大絶賛&太鼓判!まさかのミステリアスな18歳の高校生役を演じる。■撮影現場はまるで宝塚歌劇団のような空気感!?二階堂さんとGACKTさんは、それまでバラエティなどでの共演はあったものの、本格的な演技での共演は本作が初!すでに3月21日よりクランクインしており、ご当地・埼玉を始め、関東各地で撮影が進められている。どこか浮世離れしていて、宝塚歌劇団のような空気感すら感じる現場の美術や衣装に囲まれ、主演の2人もすぐに世界観に溶け込み、笑いの絶えない現場で気持ち良く、この強烈すぎるキャラクターを演じているとのこと。劇中には、埼玉ゆかりの企業や、名産品、登場人物も出演するなど、誰が見ても笑えるだけでなく、高級感とスケール感も出したコメディ大作として完成させるべく、現在鋭意撮影中という。■二階堂さん&GACKTさんから“純愛ボーイズラブ”にコメント到着二階堂ふみ壇ノ浦百美 役埼玉のプライドをかけた戦い、そしてそこから生まれる純愛ボーイズラブ。どのような作品になるのかは全く想像できませんが、精一杯真面目にふざけられたらと思います。GACKT麻実麗 役オファーがあったときは、「設定に無理があるんじゃないかな?」とは思ったんですけれども、ずっと以前から魔夜先生の作品のファンだったっていうことから、先生からの指名ということであればやるしかない…という想いで、今回の作品は受けてしまいました(笑)。正直なところ、「ボクの歳で高校生ってどうなのか?」という気持ちは未だに払拭できてはいないんですが、この漫画自体がかなり無理のある設定の漫画ですので、無理がもう1つぐらい増えても問題ないかなとは思っています。(二階堂)ふみちゃんとは、こういう形で一緒に共演できるのは嬉しいと思ってます。番組以来の久しぶりの再会なので楽しみです。ふみちゃんにとって最高の相手役、最高のキャラクターで撮影に入れるように作り込んでいきたいと思います。■原作者・魔夜峰央は「本当にいいんですか?」30年前の作品です。当時、私は埼玉県所沢市に在住しておりまして、抜けるような青い空と一面緑のネギ畑に囲まれて、牧歌的ながら、本当は東京へ行くはずだったのになぁ…と思いながらなんとなく悶々としていました。良いところなんです所沢は。しかし、これから一旗揚げようかと野心満々の当時の私にとっては、のんびりしすぎていて、なんとなく物足りなかったのは事実です。とくに誰と話したわけではありませんが、周りで暮らしている所沢、埼玉の人たちも同じような気持ちでいるのではないかなぁと肌で感じることがよくありました。いまの生活に不満は無い、でももうひとつグレードアップしたい、というような、かすかな心の通奏低音が皆さんからも感じられたような気がしたのです。その頃、自虐的にそういった埼玉県民の心の声をある意味痛切に描いたのが、この「翔んで埼玉」です。おもしろいとかおもしろくないとかではなく、日々の鬱憤が爆発した心の声とでも言いましょうか。いま見るととんでもない作品ですが、当時は素直な気持ちをそのままぶつけたのだと思います。それが、いまになって、なぜ?まったくもって私自身が一番驚いているような状況なのです。今回はそれが、さらに映画化されるということで、ありがたいやら恐ろしいやら。「本当にいいんですか?」と、最後に言わせていただきます。二階堂さんへ最近テレビでお顔は拝見しておりました。なんだか面白いキャラの人だなぁと、いい意味で、思っておりましたので今回の役はぴったりかもしれません。映画の中で思い切り遊んでいただけたらと思います。GACKTさんへまさかオファーを受けていただけるとは思いませんでした。最初GACKTさんのお名前が上がったとき、そこにいた一同全員がのけぞり、次の瞬間、ありか、と頷いたものです。願ってもないキャスティングですが、この役がGACKTさんの人生の汚点にならないことを祈っております。『翔んで埼玉』は2019年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年04月09日女優の二階堂ふみとアーティストのGACKTが、映画『翔んで埼玉』(2019年公開)でW主演を務めることが9日、わかった。同作は『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品で、2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。埼玉県民が東京都民からひどい迫害を受けている世界で、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂)は、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)と惹かれ合うも、実は埼玉県出身の麗は埼玉解放運動に身を投じていく。魔夜が作品発表当時に埼玉県所沢市に住んでいたことから、“埼玉”を題材に。「埼玉から東京に行くには通行手形がいる!」「埼玉県民はそこらへんの草でも食わせておけ!」「埼玉狩りだー!」など“埼玉県ディス"なセリフが大きな話題を呼んだ。見た目も名前も女性に見える男子・壇ノ浦百美役は当初、原作の設定を変更し女性にしても良いのではないか、という意見が出たため、二階堂にオファー。しかし本を読んだ二階堂本人が「これ、私が男性の役をそのまま演じたほうが面白くないですか?」と提案したことで、実は男性というキャラクターのままで進められることになった。また、麻実麗のキャスティングには様々なアイディアが出たが、原作者も交え満場一致で「なるほど!」となったのが、GACKT。「原作の魔夜さんのご指名なら……」と引き受けたGACKTも、自らが高校生役を演じて良いかと悩みながら、衣装合わせなどに挑んだ。3月21日にクランクインし、埼玉を始め、関東各地で撮影が進められている。劇中には、埼玉ゆかりの企業や、名産品、登場人物も出演する予定だ。若松プロデューサーは、原作が平積みになっている様子を見て、これが受けるのは「ディスられても笑いに変えられる程、地方が成長しているからではないか……」という仮説から、地方をもっと応援できて、都会に住んでいる人も楽しめる作品を目指しているという。未完の作品だが、続きを考えるために武内英樹監督、脚本家も交えてオリジナルの展開を模索した。○二階堂ふみコメント埼玉のプライドをかけた戦い、そしてそこから生まれる純愛ボーイズラブ。どのような作品になるのかは全く想像できませんが、精一杯真面目にふざけられたらと思います!○GACKTコメントこのオファーがあった時は、「設定に無理があるんじゃないかな?」とは思ったんですけれども、ずっと以前から魔夜先生の作品のファンだったっていうことから、先生からの指名ということであればやるしかない、、、という想いで、今回の作品は受けてしまいました(笑)。正直なところ、「ボクの歳で高校生ってどうなのか?」という気持ちは未だに払拭できてはいないんですが、この漫画自体がかなり無理のある設定の漫画ですので、無理がもう一つぐらい増えても問題ないかなとは思っています。(二階堂)ふみちゃんとは、こういう形で一緒に共演できるのは嬉しいと思ってます。番組以来の久しぶりの再会なので楽しみです。ふみちゃんにとって最高の相手役、最高のキャラクターで撮影に入れるように作り込んでいきたいと思います。○魔夜峰央コメント30年前の作品です。当時私は埼玉県所沢市に在住しておりまして、抜けるような青い空と一面緑のネギ畑に囲まれて、牧歌的ながら、本当は東京へ行くはずだったのになぁ……と思いながらなんとなく悶々としていました。良いところなんです所沢は。しかし、これから一旗揚げようかと野心満々の当時の私にとっては、のんびりしすぎていて、なんとなく物足りなかったのは事実です。とくに誰と話したわけではありませんが、周りで暮らしている所沢、埼玉の人たちも同じような気持ちでいるのではないかなぁと肌で感じることがよくありました。今の生活に不満は無い、でももうひとつグレードアップしたい、というような、かすかな心の通奏低音が皆さんからも感じられたような気がしたのです。その頃、自虐的にそういった埼玉県民の心の声をある意味痛切に描いたのが、この「翔んで埼玉」です。おもしろいとかおもしろくないとかではなく、日々の鬱憤が爆発した心の声とでも言いましょうか。今見るととんでもない作品ですが、当時は素直な気持ちをそのままぶつけたのだと思います。それが、今になって、なぜ?まったくもって私自身が一番驚いているような状況なのです。今回はそれが、さらに映画化されるということで、ありがたいやら恐ろしいやら。「本当にいいんですか?」と、最後に言わせていただきます。 二階堂さんへ最近テレビでお顔は拝見しておりました。なんだか面白いキャラの人だなぁと、いい意味で、思っておりましたので今回の役はぴったりかもしれません。映画の中で思い切り遊んでいただけたらと思います。 GACKTさんへまさかオファーを受けていただけるとは思いませんでした。最初GACKTさんのお名前が上がった時、そこにいた一同全員がのけぞり次の瞬間、ありか、と頷いたものです。願ってもないキャスティングですが、この役がGACKTさんの人生の汚点にならないことを祈っております。(C)魔夜峰央『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』/宝島社
2018年04月09日埼玉県の南東部、東京都足立区に接する埼玉県草加市。一般には『草加せんべい』が有名ですが、最近では体操の内村航平選手の練習拠点があるとしても名が知られています。そんな草加市の住みやすさや子育て環境をご紹介します。(2018年2月時点の情報です)草加は周辺の市も充実草加市の南側は東京都足立区、西は埼玉県川口市、北は埼玉県越谷市と接しています。県内の主要市や東京に接しているのは強みになりますね。鉄道は東武伊勢崎線のみですが、東京外環自動車道や国道4号を使えば東西南北へ移動できます。市内の主要駅は『草加駅』と『獨協大学前駅』草加市内で目立つエリアは『草加駅周辺』と『獨協大学前<草加松原>駅周辺』です。『草加駅』は市の中心となる大きな駅があり、駅前には商業施設が多く並んでいます。昼も夜も活気があり、良くも悪くも目立つエリアです。『獨協大学前駅』はその名の通り、獨協大学があります。外国語系に定評がある中堅大学です。自然と周辺には学生向けの商業施設や家が多くなっています。ラッシュのきつい東武伊勢崎線市内を通る唯一の鉄道は『東武伊勢崎線』です。埼玉県を南北に貫く路線のため、ほとんどは都内が目的地。上り電車に集中し、朝のラッシュはなかなか厳しい状態です。特に草加は県内ではもっとも東京に近いため、駅に電車が着いた段階ですでに車内は大混雑。各駅電車は日比谷線直通がほとんどなので、各駅・準急・急行のどれに乗っても混雑は避けられません。そのため、草加駅から2駅先の『竹ノ塚駅』で降りて竹ノ塚駅始発の東京メトロ日比谷線直通電車を待つ人もいます。時間をかけても座って行けるので、面倒でも銀座や中目黒に行く人は選択肢に入ります。大型施設は草加駅と主要道路沿いに大型施設は草加駅周辺と国道4号線沿いに集中しています。飲食店は県道49号線や115号線沿いも多く点在します。草加駅周辺草加ヴァリエファッションエリアは2018年秋にリニューアル。マツモトキヨシやロッテリア、茂蔵なども入っています。生鮮食品にお惣菜、スイーツと、仕事帰りに寄りたくなる駅ビルです。イトーヨーカドー草加店・草加マルイ草加駅東口ロータリーには、イトーヨーカドー草加店と草加マルイがあります。2つは建物内の連絡通路でつながっているので便利です。マルイにはセリアも入っています。ダイエー草加店草加駅西口から徒歩3分。住宅に囲まれた場所にあります。周辺の道路は狭いので、車よりは自転車や徒歩で行きたいお店です。西友草加店草加駅東口から徒歩4分の西友。年中無休、24時間営業でワーママも安心です。国道4号線沿い島忠草加店家具日用品も電化製品もまとめて買えます。引っ越しの強い味方ですね。草加セーモンプラザトイザらス・ベビーザらス草加店やケーズデンキ草加店、コモディイイダ草加店などが入っているショッピングモールです。土日祝日は家族連れでにぎわいます。ニトリ草加店大きな看板が遠くからも目立ちます。1Fにはカーテンや食器、インテリア小物が、2Fにはベッドやテーブルなどの家具が並びます。ビバホーム草加店南館、北館、新館に分かれています。日用品のほか、インテリア、DIY、ペット、園芸などの買い物ができ、帰りに一息つけるフードコートもあります。草加駅は治安に不安が平成29年12月の段階で、草加市の犯罪率は県内でワースト3位の悲報レベルです。隣の越谷市や八潮市とともに、ここ数年不名誉なランクインとなっています。実際に住んでいる人も、「草加駅、特に西口は夜に女の子が歩くのは不安」と漏らします。風俗やキャバクラなどが多く、客引きの男性がいることなどが原因です。隣の獨協大学前駅になると、獨協大学生が多少騒ぐことはあっても、治安という面ではずっと安心できます。治安が気になるなら、敢えて大きな駅を避けるという選択肢もありますね。子育て環境は悪くない草加市の待機児童数は平成29年4月の段階で39人、県内ではワースト15位です。決して少なくはない数字ですが、平成28年は77人、平成27年は126人。3年連続減少しているというのは、明るい数字と言えます。乳幼児医療費助成制度により、15歳年度末(中学校卒業)まで医療費は無料です。市内の救急指定病院である『草加市立病院』には、『子ども急病夜間クリニック』が併設されています。夜間や休日の発熱や嘔吐などに対応してくれるので、急な子供の変調にも安心です。子どもと遊ぶなら、市内北東部にある『そうか公園』。東京ドーム4個分という広さが魅力です。散歩でリラックスするも良し、遊具で遊ぶも良し、広場でお弁当を食べるも良し。子どもとの遊びには十分すぎる公園です。草加の小学校草加市内には全部で21の小学校があります。草加駅周辺にあるのは、『草加小学校』『西町小学校』『高砂小学校』『氷川小学校』の4つです。市の名前がついた『草加小学校』は明治5年開校と歴史ある小学校です。生徒数は700人程度、『西町小学校』も同じくらいです。草加駅の南側にある『高砂小学校』は900人のマンモス校。『氷川小学校』は500人程度の中規模校です。たとえば草加小学校まで徒歩で20分以上かかる松江4丁目など、一部地域は学校まで距離があります。事前にリサーチしておくと安心ですね。草加の住みやすさまとめ草加駅の治安と混雑が心配ではありますが、買い物や子育てを考えると住みやすい街。車のある家庭なら、休日のレジャーもショッピングも市内で事足ります。東京スカイツリーも東武動物公園も電車一本で行けますし、子育て世代には嬉しいエリアと言えます。⇒草加市の新築マンション情報⇒草加市の中古マンション・中古戸建情報⇒合わせて読みたい埼玉県で住みやすい街はどこ?家族で探す子育て環境が充実した街まとめ
2018年03月03日これから首都圏でマンションや戸建ての購入を検討されている家族にお届けする「埼玉の住みやすい街」レポート。もともと埼玉県に土地勘のある方はだいたいどの街や駅が住みやすいか、治安がいいかなどはわかると思います。しかし、埼玉県に土地勘がないファミリーだと利便性や治安、周辺環境に自治体の子育て支援事情が気になりますよね。ここでは、埼玉県内にある各駅を中心に日々の生活で必要なスーパーでの買い物や日用品が買えるお店。そして子どもたちが通うことになる学校。いざという時に知っておくと安心の病院などの情報をまとめてみました。都心の不動産価格が高騰している中で、注目が集まってる城北と埼玉エリア。“ダ埼玉”なんてもう遠い昔の話、住みたい街が見つかったら次は周辺に何があるのかここでチェックしてみましょう。埼玉県は広い!東京に近い街から不動産価格が高騰中埼玉県の県庁所在地はさいたま市浦和区(最寄り駅:浦和)です。埼玉県内の政令指定都市はさいたま市のみですが、法定人口20万人以上の中核市は川越市、越谷市、川口市(平成30年4月に中核市へ移行)の3市です。政令指定都市:政令で指定する人口50万以上の市のこと。日本の都市制度の一つで、大都市に該当する交通の利便性から、東京から近いJR京浜東北線沿線の川口市はマンション供給も増え人口も増えていることから平成30年4月に中核市へ移行することが決定しています。都心の新築マンションは手が出せなくても今なら埼玉県ということで都心と比べればまだまだ購入できる範囲のようです。とくに通勤にも有利な東京よりの埼玉県南部(さいたま市・蕨市・戸田市・川口市・和光市)はじわじわと不動産価格は上がっているようです。一方で、大宮より北にあたる上尾市や熊谷市方面は利便性からみるとやや不利ですが、不動産価格や広さや戸建てにこだわるのであれば狙い目のエリアでもあります。かなり余談ですが、さいたま市の正式なひらがなの「さ」は2画目と3画目が繋がっている2画が正式です。また、NHKブラタモリでも触れられた大宮台地は地震にも強いというウワサもあり、マンション販売のセールストークになっているところもあるようです。▲埼玉県庁(さいたま市浦和区)平成の大合併でモメたらしい埼玉県庁のさいたま新都心(さいたま市中央区)への移転話など含め、大宮と浦和は仲が悪いという話もありましたが、今ではプロサッカーJリーグ(浦和レッズと大宮アルディージャ)含め耳にすることはなくなりました。鉄道マニアも埼玉県民も大好きな京浜東北線!▲さいたま新都心駅(さいたま市中央区)埼玉県さいたま市大宮区の大宮駅から神奈川県横浜市の横浜駅とその先の根岸線までを走る京浜東北線。平日や土日祝日は快速電車となり都内の一部駅は通過します。昔は神田駅も通過していたのですが、いつの間には快速が停車するようになっていました。京浜東北線沿線の魅力はやはり人気の街を経由するという点です。埼玉県内では大宮・浦和・川口、都内では上野、秋葉原、東京、神奈川県内は川崎、横浜、桜木町とお出掛けにも通勤にも便利です。⇒「大宮」⇒「さいたま新都心」⇒「与野」⇒「北浦和」⇒「浦和」⇒「南浦和」⇒「蕨」⇒「西川口」⇒「川口」埼玉と千葉の友好の架け橋?意外と便利なJR武蔵野線南北に横断する電車がJR京浜東北線なら東西に横断するのがJR武蔵野線です。千葉県の船橋方面と東京都の府中本町を結んでいます。本数は少ないですが八王子駅・新習志野駅と大宮駅を乗り換えなしで運行もしています。埼玉県内の朝の時間帯は、乗り換えができる南浦和駅(JR京浜東北線)と武蔵浦和駅(JR埼京線)は非常に混雑しています。⇒「南越谷(新越谷)」⇒「越谷レイクタウン」⇒「新三郷」近未来的な都市開発が進むつくばエクスプレス東京・秋葉原と茨城県つくばを結ぶつくばエクスプレス(略称:TX)。開業当時から運賃が高い!というウワサだけ知っている人や、まだ乗車した事がない!という人も多いみたいです。都心の不動産価格が高騰しているので、つくばエクスプレス各駅周辺の再開発は急ピッチで進められています。住みやすさや子育て環境が整うと秋葉原・浅草・北千住・つくばという駅を結んでいるので注目度はもっとあがりそうです。⇒「八潮」⇒「三郷中央」合わせて読みたい埼玉県周辺の住みたい街⇒川崎・横浜に住みたい!神奈川で探す子育て環境も教育も充実した街まとめ⇒住みたい街東京!家族で探す子育て環境が充実した街まとめ
2018年01月24日ゼットンは4月30日、大宮駅(埼玉県大宮市)周辺の商業施設で3つのビアガーデンをオープンする。4月30日には、大宮タカシマヤ屋上(埼玉県さいたま市)にオリエンタルをテーマにした「ORIENTAL RESORT BEER GARDEN(オリエンタル・リゾート・ビアガーデン)」をオープン。「豚と鶏肉のエスニックグリル パオピン巻き」や「鉄板 ナシゴレン」「フルーツのセット」などがついた「アジアン・パシフィックコース」(2,700円)などを提供する。同ビアガーデンの飲み放題は120分制で、価格は1,500円~。定期的にフラダンスやタヒチアンダンスショーも開催するとのこと。営業時間は16:00~22:30で、ラストオーダーはフードが21:30、ドリンクが22:00となる。5月1日からは、そごう大宮店屋上(埼玉県さいたま市)に「SKY GARDEN BEER & GRILL(スカイガーデン・ビア&グリル)」が期間限定でオープン。本格的なBBQメニューやタパス、サラダバイキングのほか、フライドポテトやシェイブアイス(ハワイアンかき氷)の食べ放題がついたプレミアムBBQセット(2,700円)などを用意する。同ビアガーデンの飲み放題プランは120分・1,800円で、プラス500円でプレミアムビールの「エビス生ビール」も飲み放題になるとのこと。営業時間は16:00~22:30で、ラストオーダーはフードが21:30、ドリンクが22:00となる。ほかにも、大宮駅・駅ナカの商業施設「ルミネ大宮店 ルミネ2」(埼玉県さいたま市)でも、「ラナイ・ハワイアン・ナチュラル・ディッシュズ」のルーフトップ・テラスにてハワイアン・ビアガーデンを4月下旬より期間限定で開催。ハワイアンBBQとハワイアン・タパスのセットや飲み放題コースを用意している。ドリンクメニューには、ハワイアン・ビールやトロピカル・カクテルを取りそろえている。営業時間は11:00~22:00で、ラストオーダーはフードが21:15、ドリンクが21:30となる。※価格は全て税込
2015年04月28日