藤原竜也と伊藤英明がW主演を務め、大ヒットしたパク・シフ主演の韓国映画を日本を舞台に映画化する『22年目の告白―私が殺人犯です―』。その公開日が2017年6月10日(土)に決定、藤原さん演じる“美しき連続殺人犯”のポスタービジュアル&映像が初解禁となった。阪神大震災、地下鉄サリン事件…混沌とした1995年に起きた5件の連続殺人事件。被害者に近しい者に殺人の瞬間を見せつけること、背後から縄で首を絞めあげること、目撃者をあえて殺さずに犯行をメディアに証言させること。その3つをルールで行われた残忍な犯行は、世間の注目を浴びた。事件を担当する刑事の牧村は、あと一歩のところまで犯人を追い詰めるものの、狡猾な犯人の罠によって敬愛する上司が殺されてしまう。犯人はそのまま姿をくらまし、事件は未解決のまま時効を迎えてしまうのだった。そして、22年後のある日。1冊の本が日本中を震撼させる。その本のタイトルは、「私が殺人犯です」。それはあの事件の犯人と名乗る男が書き綴った殺人手記。出版記念会見に現れたのは、曾根崎と名乗る妖艶な男だった。過熱するマスコミ報道、SNSにより、曾根崎は時の人になっていく。だが、その告白は、新たな事件の始まりに過ぎなかった…。『デスノート』シリーズの“キラ”こと夜神月をはじめ、個性的なキャラクターに挑み続ける超演技派俳優・藤原さんと、“熱い漢”から“猟奇的な殺人犯”まで幅広い役をこなす本格派俳優・伊藤さんが、初共演でW主演を果たすサスペンス・エンターテインメントとなる本作。監督は、『ジョーカー・ゲーム』『太陽』など話題作に挑んできた入江悠が務める。届いた初映像では、1995年、残忍な手口で5人の命を奪い、世の中を震撼させた連続殺人の犯人が、時効を迎えた22年後、前代未聞の“殺人手記”出版記者会見を行うところから始まる。その手記を書いた人物、曾根崎雅人(藤原さん)は、大量のフラッシュを浴びて会見場に姿を現す。大勢のマスコミ、罵声を前に彼が発したのは、「はじめまして、私が殺人犯です」─という強烈な言葉。さらに、その男を睨みつける刑事・牧村航(伊藤さん)との因縁めいた関係性も描かれている。また、同じく完成したポスターでは、自ら記した著書「私が殺人犯です」を手に、不敵な笑いを浮かべる曾根崎の姿が!残忍な殺人を犯したとは思えない、美しさと妖しさを披露する。「日本中が、欺かれる。」との言葉にあるように、まさに日本中を混乱に陥れ、人々の感情を逆撫でし、禍々しさすら感じさせるビジュアルだ。この藤原さん演じる曾根崎と、伊藤さん演じる事件を追い続けてきた牧村刑事は、どんな結末へと向かうのか。いまからも期待せずにはいられない。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は2017年6月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月27日藤原竜也と伊藤英明が主演を務める映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』の新画像と映像が公開になった。タイトル通り殺人を“告白”した男と、事件を追い続ける刑事の攻防を描いたサスペンス作品だ。その他の画像/映像が初公開本作は1995年から始まる。残忍な手口で5人の命が奪われる連続殺人事件が発生するが解決せず、22年後にすべての事件が時効に。しかし、藤原演じる曾根崎を名乗る男が殺人手記の出版会見を行う。映像では大勢のマスコミを前に曾根崎が「はじめまして。私が殺人犯です」と語る場面が登場。そして映像の最後に登場するのが、伊藤が演じる牧村刑事だ。彼はこの事件を追い続け、あと一歩のところまでいくも、結果的には事件は未解決、そして時効になってしまった。なぜ、曾根崎は名乗り出たのか? 報道が過熱し、人々が熱狂する中で、新たな事件が起こる。『SRサイタマノラッパー』シリーズ、『ジョーカー・ゲーム』の入江悠が監督を務める。『22年目の告白-私が殺人犯です-』2017年6月10日(土)全国ロードショー
2016年10月27日かつて究極の頭脳戦を繰り広げた夜神月役の藤原竜也とL役の松山ケンイチが、“再登場”することでも話題を呼んでいる『デスノート Light up the NEW world』。このほど、安室奈美恵による本作劇中歌のダンスナンバー「Fighter」の超絶クールなミュージックビデオが解禁。安室さんが、リュークをはじめ映画に登場する死神たちとコラボを果たしていることが分かった。デスノートで世界を変えようとしたキラこと夜神月(藤原さん)と、暴走する彼を阻止しようとした世界的名探偵・L(松山さん)の天才vs天才の激突から、10年後が舞台となる本作。キラ事件に精通する捜査官・三島創(東出昌大)、Lの遺伝子を継ぐ後継者・竜崎(池松壮亮)、キラ信奉者のサイバーテロリスト・紫苑優輝(菅田将暉)という新たな世代の3人が、それぞれの“正義”のためにデスノート争奪戦を繰り広げる。先週、MVが発表された本作の主題歌「Dear Diary」は、愛することや信じることが世界に光を照らし、悲しみや痛みさえも強さや愛しさへと変えていく力を与えてくれる、という真っ直ぐな想いを描いた壮大なバラードソングであるのに対し、劇中歌「Fighter」は、 “愛するあなた”への想いを貫くために戦う“ファイター”でありたい、という強い信念が込められたアグレッシブなダンスナンバー。三島、竜崎、紫苑それぞれの前日譚に当たる物語を描いたHuluオリジナルドラマ「デスノート NEW GENERATION」主題歌にも追加決定し、9月に同テレビCMでオンエアされたことから、一気に話題の1曲に。そして、今回公開されたMVでは、なんと映画に登場する死神たちとのコラボレーションも実現した。安室さんが長テーブルで死神・リュークと向かい合い、挑発的な眼差しを向けるシーンや、リュークの好物のリンゴを手にしながら、まるで“死神の目”を手に入れたかのように目が赤く色づくシーンのほか、安室さんらしい見応え充分のダンスシーンが展開。“死神の目”とは、残りの寿命の半分を死神に差し出すことで、ある人物の顔を見るだけでその人の本名がわかるようになるという力。デスノート所有者が死神と交わす契約だ。また、リュークのほかにも、灰白色のボディの死神と、さらにもう1体の死神が部屋の中で安室さんと対峙していることが分かる。まるで、安室さんの映像世界に、“デスノート”の世界が紛れ込んだダークファンタジーのように仕上がった今回のMV。当日は、死神が合成されることを想定しながらの撮影となり、長テーブルのシーンでは、死神が椅子に腰掛けることを前提に、セットの高さやカメラの位置などを綿密に計算した上で撮影が行われたという。この「Fighter」、そして「Dear Diary」のMVは、すでにオフィシャルYouTubeチェンネル“AmuroNamiech”にてショートバージョンを公開中。フルバージョンは、10月26日(水)発売のシングル(CD+DVD)盤にのみ収録される。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月25日シリーズ最新作『デスノート Light up the NEW world』の公開を前にした10月24日(月)、都内でイベントが行われ、かつて究極の頭脳戦を繰り広げた藤原竜也(夜神月役)と松山ケンイチ(L役)がサプライズ登壇。公の場で10年ぶりの2ショットが実現した。この日、東京・新宿ピカデリーで開催された『デスノート』『デスノート the Last name』(ともに2006年公開)の2本立てイッキ見上映の終了後、ファンの前に現れた“キラとL”にファンは騒然!デスノートで世界を変えようとしたキラこと夜神月と、暴走する彼を阻止しようとした世界的名探偵・Lのバトルから、10年後の“現代”が舞台となる新作『デスノート Light up the NEW world』では、藤原さんが10年ぶり、松山さんがスピンオフ作『L change the WorLd』以来8年ぶりにそれぞれのキャラクターを演じており、「新作ってノートが6冊あるんでしょ?」(藤原さん)、「どんだけ増えるんだって!」(松山さん)と最新作へのツッコミも披露していた。10年前をふり返り、松山さんは「当時、僕は新人で、竜也さんは百戦錬磨。存在感がものすごくて、対峙できるか悩みやプレッシャーもあった」と本音を告白。実際に「あの宝石のような、狂気じみた演技が忘れられない」そうで、「僕にとっては追いつきたい存在であり、目標にしている」と先輩に最大級のリスペクトを示した。一方、藤原さんも「松ケンはこの10年で、本当にいい作品に出演しているからなあ」と後輩の活躍ぶりに喜びと羨望のまなざし。今後の共演について話題があがると、松山さんは「そういえば、『ザ・ワールド・イズ・マイン』をやりたいって話をしていましたよね」と新井英樹氏の人気コミック実写化の構想を語り、藤原さんは「まあ、そうは言っても僕らだけじゃなかなか…。周りが動いてくれないとね」。仮に別キャストで映画化されたら「デスノートに名前書くでしょ?」(松山さん)、「そんなことしない」(藤原さん)、「僕は書きますよ」(松山さん)と息の合ったトークを繰り広げていた。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月24日俳優の藤原竜也が24日、前日に急逝した俳優・平幹二朗さん(享年82)の訃報を受け、所属事務所を通じて追悼コメントを発表した。今年5月に80歳で亡くなった蜷川幸雄さん演出の舞台『ハムレット』などで共演していた藤原は、「こんなにも突然、また演劇の宝が逝ってしまい、悲しいです」と胸の内を明かし、「俳優とは孤独なものだと教えてくれた人でした」と悼んだ。そして、「平さん、天国でまた蜷川さんと芝居しますか」と蜷川さんの名前を出し、「あんなに元気だったのに、平さん、ショックです。ゆっくりやすんでください」と語りかけた。平さんは、フジテレビ系月9ドラマ『カインとアベル』(毎週月曜21:00~21:54)に出演しているが、きょう24日放送の第2話が最後の出番となる。
2016年10月24日『デスノート』『デスノート the Last name』(06年)、スピンオフ作『L change the WorLd』(08年)で大成功を収めた実写『デスノート』シリーズ。誕生から10年の時を経て、映画『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)で、まさかの続編として復活を遂げる。果たして、その"最終ページ"には一体何が書き込まれたのか。マイナビニュースでは「独占スクープ 映画『デスノート』の最終ページ」と銘打ち、すべての作品を企画・プロデュースしてきた日本テレビ・佐藤貴博プロデューサーの「今だから語れる」証言を中心に、全20回にわたってその歴史を掘り下げていく。インタビューは合計約5時間、4万字近くにも及んだ。第4回は「ストーリー展開」にまつわる秘話。――俳優陣の役作りと共に、ストーリー展開を評価する声もあります。「主演・藤原竜也」は決まっていて、金子修介監督と脚本・大石哲也さんとの本格的な脚本作りを始められたのが、2005年11月下旬頃。前編を「夜神月とLの対峙」まで、後編を「両者の決着」とすることと、二部作ではあるけれど、どちらにも事件の展開と盛り上がりとクライマックスを作り、前編、後編それぞれどちらもひとつの作品としても楽しんでもらえることを目指しました。――原作のヨツバグループやニア・メロを映画に入れなかった理由は? 2部作であれば、採用する選択肢もあったのではないかと。ドラマからスタートするプランではどちらも入れるつもりでしたが、映画2部作で完結させるとなった段階で、月とLの激突を主軸にしたいと、集英社さんを通じて、原作者の大場つぐみ先生にお願いして、ご了承いただきました。――後編の結末も最初から考えていたんですか?考えていません(笑)。「Lで決着させる」と決めていましたが、ギリギリのスケジュールだったので、前編撮影前には、前編の脚本で精一杯。決着のトリックや、弥海砂(戸田恵梨香)をどのように活躍させるかの具体案は間に合っていませんでした。――夜神月は、原作では2人目の標的としてコンビニ前で強引にナンパしていた男・渋井丸拓男を実験台に「試し書き」をします。ところが映画では、一度はノートを手放そうとしたものの、無罪放免となった凶悪犯に強い憎しみを抱き、正義感のもとで犯人の名前を書き込みます。この違いは?僕としては原作のまま「退屈な天才がたまたま手にしたデスノート」という始まりにしたかったのですが、金子修介監督は違った。金子監督としては、映画という短いスパンでは主人公のモチベーションに観客は感情移入出来ないとダメだと強く主張されて、月が最初から法で裁かれない犯罪者への強い憤りを持っているキャラクターになりました。そこは"金子修介のすごさ"だと思います。結果として、金子監督のアイデアは正解で、何よりも藤原竜也という俳優が持っている魅力にも合っていました。――なるほど。後編へとどのようにつなげていったのかが気になります。前編を撮りながら後編の脚本を作っていました。レイ・ペンバーとの地下鉄シーンは、原作の設定では山手線でしたがロケはできないので、福岡の地下鉄で撮ることに。日中、特別ダイヤにしていただいて、限られた時間の中で撮影しました。タイトなスケジュールでそんなに予算があったわけではないので、ラストシーンの美術館も福岡の流れで撮影できる北九州美術館で撮ることに。地下鉄に合わせて、ロケ地が決まっていった感じです。地下鉄と美術館シーンの間に1日だけ撮休があったので、脚本の大石哲也さんに九州まで来てもらって、そこで後編の脚本打合せを開始しました。大石さんの実家が北九州だったので、そのまま里帰りしてもらいました(笑)。――その時点で後編の結末はどのようにイメージしていたんですか。僕が監督と脚本家に伝えたのは、「デスノートを完全に終わらせる」。ホラー的な「恐怖は終わらない」的な終わらせ方ではなくて、「完全に」終わらせる。それと、「デスノート」だから決着のトリックは「デスノート」でなければならないこと。前編の撮影段階で原作はまだ終わっていなかったので、最終回のゲラがあがったところで、貴重なそのゲラを先に見せていただきました。そこに「リュークが夜神月の名をノートに書く」という衝撃の結末が書いてありまして、そこは絶対に踏襲しようと。しかし、原作とは違うLとの対決の中で決着させなければならないので、「デスノート」の「23日ルール」と「一度書かれたことは覆らない」というルールを使ってのLの決死の逆転策にたどり着きました。月とLのどちらかの完全勝利にはしたくなかったので、ある意味での相討ちの終着を思いつけて良かったと思っています。――Lの本名を考えたのは、原作・原案の大場つぐみさんと聞きました。実写化に協力的だったことがうかがえます。上記の決着を思いついた時に、原作には出てこないLの本名が必要だったので、それは大場先生にお願いしました。Lの本名を我々が決められるわけはないですから(笑)。ストーリー的にLの本名が必要なのをご理解いただき、快く本名を考えていただけました。大場先生は協力的というよりも、「映画は映画」という割り切った感じだったのではないでしょうか。ご自身の漫画への誇りや自信を持たれていると思いますので。でも、「楽しみにしています」とおっしゃっていただいたのはとてもありがたかったです。デスノートのルールを変えない。われわれにとっての「鉄の掟」でした。そこがブレてしまうと何でもありになってしまいますので、矛盾が生じないよう細心の注意を払いました。デスノートのルールに関しては、担当編集の吉田幸司さんに厳しく詰められました(笑)。私が集英社に行って、吉田さんと二人で朝までルールの検証をして、それをそのまま寝ないで、私が脚本打合せの場に持って行って、監督、脚本家と脚本に落とし込んで練り上げていくという作業を繰り返しました。私が法学部だったことは役に立っていたかもしれません(笑)。デスノートのルールは、死神もすべては把握していないし、また人間が知りえないものもある。そして、実際のところどのようになるかは、解釈によるところもあり、それは法律的な読み解きに近い。解釈の仕方を利用するといったことも可能なもので。前編と後編、結末のトリックの種は私が提案したものです。デスノートでは他人の命を奪うような行動を操ることは出来ない。「拳銃で誰かを殺す」と書いても、心臓麻痺で死んでしまう。南空ナオミが「拳銃を暴発して自殺」、秋野詩織が「美術館の同時刻に事件に巻き込まれて被弾して死ぬ」。デスノートはその時の状況に合わせて、一番都合が良い死に方をするという解釈であればデスノートのルールは成立する可能性もある。大場先生に相談したら、「まぁ、そうですね(笑)」とご了解いただきました。■プロフィール佐藤貴博(さとう・たかひろ)1970年4月26日生まれ。山梨県出身。1994年、日本テレビに入社。営業職を経て、2003年に念願の映画事業部に異動する。映画プロデューサーとして、『デスノート』シリーズ、『GANTZ』シリーズ、『桐島、部活やめるってよ』などヒット作話題作を数多く手がける。今年公開作品は、『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)、『海賊とよばれた男』(12月10日公開)。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2006「DEATH NOTE」FILM PARTNERS監督:金子修介
2016年10月24日『デスノート』『デスノート the Last name』(06年)、スピンオフ作『L change the WorLd』(08年)で大成功を収めた映画『デスノート』シリーズ。誕生から10年の時を経て、映画『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)が、まさかの続編として復活を遂げる。果たして、その"最終ページ"には一体何が書き込まれたのか。マイナビニュースでは「独占スクープ 映画『デスノート』の最終ページ」と銘打ち、すべての作品を企画・プロデュースしてきた日本テレビ・佐藤貴博プロデューサーの「今だから語れる」証言を中心に、全20回にわたってその歴史を掘り下げていく。インタビューは合計約5時間、4万字近くにも及んだ。第2回は「藤原竜也」の天才的な演技と行動について。――夜神月役の藤原竜也さんは、どのような経緯で決まったのでしょうか。(藤原)竜也くんは、かなり最初の方から決まっていました。当時ホリプロのマネージメントの部長だった鈴木基之さん(現在は専務取締役)が、「夜神月は藤原竜也だ!」と日本テレビだけでなくいろいろなところにプレゼンしていたそうで(笑)。だからというわけではありませんが、我々も竜也くんしかいないと思っていました。イメージだけであればほかに合っている人もいたかもしれませんが、「狂気」を演じられる俳優はそう多くはありません。そして、主演としてしっかり真ん中に立てる人も。「夜神月役は藤原竜也しかいない」という結論は、こうしてかなり早い段階から決まっていました。何もないと物事はなかなか進まないものですが、「藤原竜也がいる」ということはわれわれにとって大きな支えとなりました。そして彼は天才型の俳優なんだと思います。努力しているようなところを全く見せない。何にも考えてないように見せて、現場にふら~っと入ってきて、本番でスイッチが入るとガラリと雰囲気が変わる。普段はフラットで、本当に普通な感じ。究極にスイッチが入る。松ケン(松山ケンイチ)は、撮影中はずっとその役として生きている感じ。(戸田)恵梨香ちゃんはどちらかというと竜也くんに近い感じだと思います。いろいろなタイプの役者さんがいますが、演技力を認められている方々はみなさん真面目です。驚くほど役のことを考え続けている。タイプの違いは、その出し方が違うだけ。活躍している(いろんな作品に出演している)役者さんは、「役と脚本をとてつもなく考えている人たち」とも言えると思います。――死神との絡みなどで、藤原さんの演技力が光った瞬間は?竜也くんは、完成した映像を見ても分かるとおり、死神への視線の送り方が完璧だったり、CG合成のためには何度も同じ芝居を繰りかえさなければならないのですが、それをいともたやすく実行できたりと、テクニック的なところもすばらしいと思います。『デスノート』の世界観が実写で成立し、ここまで受け入れられたのは彼がいたからこそ。また、その状況に合った感情をリアルに表現できるような演技力はもちろんですが、「同じことを何度もできる」のは役者・藤原竜也のすごさ。舞台を何度も経験しているだけあって、全く同じ動きを何度もできるんです。さらに、同じ動きが出来る人は沢山いるかもしれませんが、同じテンションと観客に与えるエモーションを毎回ハイレベルで出せるのは竜也くんの凄いところです。Lという極端に異常な存在というのは、もしかしたら役者にとってはアプローチしやすいキャラクターかもしれません。でも、夜神月は天才ではあるけれど外見はいたって普通の大学生です。竜也くんは役者としてネタバラシをしないという美学を持っていると思うので、いつも役作りについて語りませんが、相当、夜神月のことを考えに考え抜いて挑んだはず。でも、何事もなかったかのように演じている。そこが竜也くんのカッコいいところです。自分の芝居については、演じたものを見て判断してくれと。それを自ら説明しようとしない。飲んでいても、演技論とか芝居論とか本当にしゃべらないんです。テレてるのか、(そういった演技論とかを話すのが)かっこ悪いと思っているのか(笑)。僕が松ケンと比較するとあまり竜也くんのことを話さないのは、本人があまり言ってほしくないのかなという配慮です(笑)。だから、自然とLの話が多くなっちゃったりするんですよね。そんなわけで竜也くんと飲んでいる時は、バカ話だけ(笑)。ある意味で、プロフェッショナルな俳優だと思います。――そんな彼がきっかけとなり、新宿ジョイシネマが"聖地化"してしまったそうですね(笑)。もちろんそれだけではないんですが(笑)。新宿ジョイシネマは2009年に閉館した映画館。キャパは200~300人ほどですが、『デスノート』シリーズでは全国の劇場で観客動員第一位の成績を残しています。当時、新宿ピカデリーも、TOHOシネマズ新宿もなかったからといっても、あのキャパで全国ナンバー1を獲るにはずっと満員御礼じゃないと難しいです。聖地化するのは異例のことだと思います。きっかけは、竜也くんの"思いつき"でした。前編の公開初日舞台挨拶行脚は、川崎のチネチッタで終わり、少しの休憩時間を取って、日本テレビ系『スポーツうるぐるす』の生放送に番宣出演して初日プロモーションは終了する予定でした。すると、その少しの休憩時間に竜也くんが「もっとどっか(舞台挨拶)行きましょうよ」と(笑)。その突然の舞台挨拶オファーを受けてくれたのが新宿ジョイシネマだったわけです。結構夜遅めの回でしたが満席で、みなさん普通に映画を観に来られた方々。そこに突然、藤原竜也と松山ケンイチが現れるわけですから、場内が騒然とするのは当たり前ですよね(笑)。以後、そんなノリでサプライズ登壇を繰り返していたので、自然と聖地化していきました。――その"思いつき"というのは、完成後も作品に貢献したいという熱い思いの現れとも受け取れます。なんとしてもヒットさせたいと。そうですね。普段は普通の田舎の兄ちゃんのような飾らない雰囲気で、いたずら好きなノリの良さで周囲を盛り上げてくれます。サプライズ登壇して、司会者が観客に写真を撮らないように注意をしても、「いいよ。撮って撮って」とファンサービスも。天才型の俳優にはそんな一面もあります。■プロフィール佐藤貴博(さとう・たかひろ)1970年4月26日生まれ。山梨県出身。1994年、日本テレビに入社。営業職を経て、2003年に念願の映画事業部に異動する。映画プロデューサーとして、『デスノート』シリーズ、『GANTZ』シリーズ、『桐島、部活やめるってよ』などヒット作話題作を数多く手がける。今年公開作品は、『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)、『海賊とよばれた男』(12月10日公開)。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2006「DEATH NOTE」FILM PARTNERS監督:金子修介
2016年10月22日俳優・藤原竜也(34)が、映画『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)で、約10年ぶりに夜神月を演じていることが14日、明らかになった。今回の情報は、14日の日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』で放送された『ルパン三世 カリオストロの城』の合間に流れた15秒映像で明らかになったもの。月からの「すべてを君に託す。キラとして生きろ」というメッセージを受け、困惑する弥海砂(戸田恵梨香)。「月は生きてるの?」と問いかけるも、死神・リュークは不敵な笑みを残して姿をくらましてしまう。合わせて公開された新たな場面写真では、「キラウィルス 世界中で被害拡大」と伝える報道番組『NEWS FOCUS』の1シーン。そのほか、スマホの画面やオフィス内のPCモニターにも「キラウィルス」とされる夜神月の姿が映っている。約10年ぶりに再演し、藤原は「『デスノート』は自分にとって大きな存在で、海外に行っても国境を超えて世界中の人たちが観てくださり、ひとり歩きして多くの人たちに受け入れていただいた作品です」と回顧。2006年に2部作連続で公開された『デスノート』『デスノートthe Last name』を懐かしんだ。また、「10年前、松山ケンイチくんともこの作品で携わらせていただき、23歳という非常に良い年齢の時に贅沢な作品と出会えたと思っています」と振り返るなど、世界的名探偵・L役を演じた松山ケンイチとの縁にも感慨深げ。「今回、新たなキャストの人たちと新たな物語で展開していくということは非常に面白いことだなと思いました。10年経って、自分がこうして参加できるとは思っていなかったので、非常に楽しく演じさせていただきました」と撮影の感想を語った。一方、シリーズを通して担当してきた佐藤貴博プロデューサーは「10年ぶりの新作プロジェクトの企画を開始する前に竜也クンには趣旨を説明したのですが、その時に『俺もまた夜神月やりたいなあ』とつぶやいたのを聞き逃さず、何とかして『月の復活』を実現させるべく試行錯誤を繰り返し、"衝撃の復活"に辿り着くことが出来ました」と経緯を説明。「デスノートのルールは変更していません」とした上で、「では、どうして"キラ"が再び降臨するのか? ぜひ劇場で目撃いただければと思います。藤原竜也が再び演じる意味を十二分に込められたと思います」と呼びかけている。最新作の舞台は、夜神月とLの死から10年後。6冊のノートの存在が判明し、ノート対策本部捜査官・三島創(東出昌大)、Lの遺伝子を継ぐ世界的名探偵・竜崎(池松壮亮)、キラ信奉者でサイバーテロリスト・紫苑優輝(菅田将暉)の3人がメインキャラクターとして登場、三つどもえの頭脳戦を繰り広げる。先行して公開された予告編では、紫苑の「夜神月は生きている」というセリフが話題になっていた。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年10月14日先日の“L”役松山ケンイチに続き、藤原竜也が『デスノート Light up the NEW world』にて、2006年の『DEATH NOTE』『DEATH NOTE the Last name』以来、10年ぶりに夜神月=キラを演じていることが判明。先ほど、金曜ロードSHOW!『ルパン三世 カリオストロの城』の放送中に、“キラからの予告”と銘打たれた“ジャック映像”が流れたことが分かった。10年前、天才的な頭脳を持つ夜神月(藤原さん)は「そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ」という死神のノート“デスノート”を手にする。月は、ある種の正義感に貫かれ、自らの手で理想の世界を作ろうと決意、デスノートを使って世の中に野放しになっていた凶悪犯の粛清を始める。犯罪者が次々に謎の不審死を遂げたことで、月は世の中から救世主“キラ”と呼ばれるようになり…。デスノートで世界を変えようとした“キラ”こと夜神月と、暴走する彼を阻止しようとした世界的名探偵・Lの天才VS天才の戦いから、10年の時を経た“現在”が舞台となる本作『デスノート Light up the NEW world』。あのとき、彼らの戦いは決着し、デスノートを巡る事件は幕を下ろしたはずだった。しかし、再び全世界のネット回線がジャックされ、“キラウイルス”ともいうべき復活宣言が発信される――。さらに今回、登場するデスノートの数は“6冊”。再び事件が続発する中、ノート封印へと向かうデスノート対策本部捜査官の三島(東出昌大)、Lの遺伝子を継ぎ、Lを越えることを誓う竜崎(池松壮亮)、全てのノートを独占し、キラ復活を望むサイバーテロリストの紫苑優輝(菅田将暉)が、それぞれの正義を懸けデスノート争奪戦に挑んでいく。撮影現場に、当時と同じ黒いスーツで現れた藤原さん。まさに夜神月そのもので、10年の時の経過をまったく感じさせない様子だったという。10年ぶりに月を演じたことについて、藤原さんは「『デスノート』は自分にとって大きな存在で、海外に行っても国境を超えて世界中の人たちが観てくださり、ひとり歩きして多くの人たちに受け入れていただいた作品です。10年前、松山ケンイチくんともこの作品で携わらせていただき、23歳という非常に良い年齢の時に贅沢な作品と出会えたと思っています」と感慨深げにコメント。「今回、新たなキャストの人たちと新たな物語で展開していくということは、非常に面白いことだなと思いました。10年経って、自分がこうして参加できるとは思っていなかったので、非常に楽しく演じさせていただきました」と、撮影をふり返っている。また、シリーズを手がけてきた佐藤貴博プロデューサーは、「10年ぶりの新作プロジェクトの企画を開始する前に竜也くんには趣旨を説明したのですが、そのときに『俺もまた夜神月やりたいなあ』とつぶやいたのを聞き逃さず、何とかして“月の復活”を実現させるべく試行錯誤を繰り返し、“衝撃の復活”に辿り着くことができました」と激白。「デスノートのルールは変更していません。では、どうして“キラ”が再び降臨するのか?ぜひ劇場で目撃いただければと思います。藤原竜也が再び演じる意味を十二分に込められたと思います。先週、松山ケンイチが再びLを演じたことも発表しましたので、10年を経て新作映画でも、月=藤原竜也とL=松山ケンイチの揃い踏みが実現しました。2人の天才の逆襲をお楽しみに!!」と期待を込めている。今回解禁となった新たなTVスポットでは、いまなお月を愛し続ける、本作の鍵を握る弥海砂(戸田恵梨香)の前にリュークの姿が…。彼女が持つデスノートは月から託されたものなのか?やはり、月は生きていたのか?そして「僕の血と意志を受け継ぐ者として、全てを君に託す。デスノートを手に入れろ」という彼の言葉に隠された真実とは?原作漫画にも、前作にもない、誰も知らない極限のデスノート争奪戦にますます期待が高まる。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月14日『デスノート』シリーズの特別版『デスノート 逆襲の天才』が、日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』(毎週金曜21:00~)で、28日に放送される。「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ…」という死神のノート"デスノート"を巡る同シリーズ。今回の特別版は、2006年に公開された映画『DEATH NOTE』『DEATH NOTE the Last name』の2部作に、今月29日に公開される劇場最新作『デスノート Light up the NEW world』につながっていく新たな撮影したストーリーを加えて再構築したものとなる。東出昌大演じるデスノート対策本部の捜査員と、池松壮亮演じる"Lの後継者"の視点で、月=キラ(藤原竜也)とL(松山ケンイチ)のバトルをつづっていき、最新作につながる衝撃のラストが待っているという。なお、きょう14日放送の『金曜ロードSHOW! ルパン三世 カリオストロの城』の放送中に、『デスノート 逆襲の天才』と映画『デスノート Light up the NEW world』に出演するある人物が、"衝撃告白"をするという特別映像が放送される。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2006「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年10月14日10月28日の「金曜ロードSHOW!」では、映画『デスノート』シリーズの特別編「デスノート 逆襲の天才」を放送することが決定した。原作「デスノート」は、2003年原作・大場つぐみ、作画・小畑健により「週刊少年ジャンプ」(集英社)で読み切りが掲載され、同年12月から2006年5月まで連載された伝説的コミック。「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ…」そんな死神のノート“デスノート”をめぐる物語が描かれる。今回放送される「デスノート 逆襲の天才」は、2006年に公開された実写映画『DEATH NOTE』『DEATH NOTE the Last name』の2部作に、10月29日(土)より公開される最新作『デスノート Light up the NEW world』へ繋がる新たなストーリーを加えて再構築した、ここでしか見られない“特別版”。東出昌大演じるデスノート対策本部の捜査員と、池松壮亮演じる“Lの後継者”の視点で、月=キラ(藤原竜也)とL(松山ケンイチ)のバトルを綴っていくストーリー。最新作に繋がる衝撃のラストが待っているようだ。『デスノート Light up the NEW world』は、伝説となった映画『デスノート』誕生から10年目となる今年、“正統な続編”として完全新作で放たれる映画。原作にありながら、未だ使用されていなかった“6冊ルール”を駆使し、繰り広げられる極限のデスノート争奪戦を描く。なお、14日(金)今夜放送される「金曜ロードSHOW! ルパン三世カリオストロの城」の放送中には、「デスノート 逆襲の天才」および映画『デスノート Light up the NEW world』に出演する“ある人物”が衝撃告白する特別映像の放送も!一体誰が登場するのか、何が明かされるのか、こちらもぜひ見逃さないでいて。金曜ロード「デスノート 逆襲の天才」は10月28日(金)21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年10月14日東出昌大&池松壮亮&菅田将暉共演で贈る『デスノート Light up the NEW world』。この度、伝説となった世界的名探偵・L役の松山ケンイチが本作でも続投していることが分かった。犯罪のない社会を目指し、デスノートで世界を変えようとしたキラこと夜神月。暴走する彼を阻止しようとした世界的名探偵L。天才VS天才の対決から10年経ったある日、世界中のネット回線がジャックされ、キラによるメッセージが発信された。「デスノートを手に入れろ」。死神により地上にもたらされた6冊のデスノート。同時多発的に発生する大量の殺人事件。そんな中、三島(東出昌大)が率いるデスノート対策本部に、Lの後継者・竜崎(池松壮亮)が加わり、無差別殺人事件の現場で一冊のデスノートを手に入れる。一方、その現場には、キラの信奉者・紫苑(菅田将暉)の姿が。いま、それぞれの譲れない“正義”を懸けた、3人の壮絶な頭脳戦が始まる──!今回の正統続編では、なんとあの“L”を、松山さんが再び演じていることが明らかに!LはICPOの要請を受けて、日本の警視庁にキラ事件を解決するために送り込まれた人物で、世界中の迷宮入りしていた数々の難事件を解決してきた天才的な推理力を持った名探偵。Lは真っ白な肌に隈取ったかのようにギョロッとした目、ボサボサの黒髪に痩身猫背で裸足にジーンズ、そして白い長袖のシャツしか着ないという外見。さらにどんな椅子にも膝を抱える独特の姿勢で座り、常に甘いモノを食べ糖分を異常摂取しているまさに異形の存在。本名・経歴ほか全てが謎に包まれ、日本の警察はもちろん、ICPOや各国の諜報機関も制御できない特別にして唯一の男、というキャラクターだ。松山さんのその怪演ぶりで、第30回日本アカデミー賞で優秀助演男優賞(『DEATH NOTE』)を受賞。Lはファンのみならず、松山さん自身も思い入れの深いキャラクターとなっているそう。今回、松山さんがLを演じるのは、Lを主人公としたスピンオフ作『L change the WorLd』以来8年ぶりということで、「また久しぶりにLを演じる事が出来てとても嬉しく思っています」と松山さんは喜び、「なれたのは3分だけでしたが。でもそれ以上なれない位自分にとって心身ともに遠い存在になっていました。このように自分の中のLを探す旅みたいな事が出来たのもこの作品のおかげだと思って感謝しています」とコメントした。本作の舞台は夜神月(藤原竜也)とLの「名前を書かれた人間は死ぬ」という死神のノート“デスノート”を巡る壮絶な戦いから10年の時を経た世界。池松さんが演じる竜崎は、Lが生前残した遺伝子から生まれた正統後継者にして世界的名探偵で、“竜崎”はLが偽名として使っていた名前でもある。前作でLは、難敵である月を食い止めるための最期の手段としてデスノートを使用。いままで語られなかった、Lがデスノートを使用したことへの思いが、松山さん演じるLの言葉として、後継者である竜崎に語られる。それを受けて竜崎はLを超えることを誓う。Lが竜崎に遺した言葉とは何なのか、そして竜崎はLを超えることが出来るのか?松山ケンイチさんが新たに演じたLの言葉にも注目だが、それだけではない“Lの登場”も!?一体どんな形となっているのだろうか。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月07日『デスノート』シリーズの世界的名探偵・Lの怪演で話題になった俳優・松山ケンイチ(31)が、映画『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)で再びLを演じていることが7日、明らかになった。『デスノート』『デスノート the Last name』(06年)、『L change the WorLd』(08年)のL役で多くの人に知られる存在となった松山。天才的な推理力を兼ね備えたLは、ボサボサの黒髪に真っ白な肌、痩身で猫背、裸足にジーンズ。椅子には膝を抱えて座り、甘いものを異常なほど摂取する。奇抜な難役だったが松山は憑依型の演技で、スピンオフ作を実現させるほどのキャラクターを確立した。本作で描かれるのは、夜神月/キラ(藤原竜也)とLが、「名前を書かれた人間は死ぬ」という"デスノート"を巡る壮絶な戦いから10年の時を経た世界。池松壮亮演じる世界的探偵・竜崎はLが生前残した遺伝子から生まれた後継者で、前作で月を食い止める最後の手段としてデスノートを使ったLの思いを本作で回顧する。Lの言葉を受けた当時、Lを超えることを心に誓った竜崎。果たして、Lが竜崎に遺した言葉とは。そして、竜崎はLを超えることができるのか。約8年ぶりにLを演じた松山は、「また久しぶりにLを演じる事ができてとてもうれしく思っています。なれたのは3分だけでしたが。でもそれ以上なれない位自分にとって心身ともに遠い存在になっていました。このように自分の中のLを探す旅みたいな事ができたのもこの作品のおかげだと思って感謝しています」とコメントを寄せている。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年10月07日藤原竜也、山本裕典が栗山民也演出のもと、韓国現代戯曲に挑む舞台『鱈々』。韓国演劇界の重鎮、劇作家・李康白の代表作のひとつで、藤原と山本、そして中村ゆり、木場勝己の4人のみで展開する濃厚な会話劇だ。物語の舞台となるのは、時代も、国も定かではないある場所。ジャーン(藤原)とキーム(山本)はともに倉庫で暮らしながら、日々箱を積み下ろすだけの作業を長年続けている。几帳面に作業を全うすることを生き甲斐とするジャーンと、変わらない毎日にいらだち、脱出を願うキーム。彼らの前に妖艶な女ミス・ダーリン(中村)と女の父親(木場)が現れて、男ふたりの平坦な日常が揺らぎ始める。10月7日の開幕に向けて、連日高い集中度で稽古に臨む藤原、山本のふたりに、稽古の手応え、本作への思いを聞いた。舞台『鱈々』チケット情報「栗山さんは稽古のスピードが速いんですね。作品に対するイメージが出来上がっていて、演出家として初日に向けて計算をしながら、日々、僕らに的確な指示をくれる。僕らは必死についていきながら、栗山さんの一つ一つの言葉を大事にキャッチして、自分の内側に埋めていく作業を今、やっています。短いけれど、とても深い、いい時間を与えてもらっているなと。必死でやっているうちに、あっという間に初日になっちゃうのかなという緊張もありますね」(藤原)「僕はいまだに緊張していて、稽古場に来るのがつらいです(笑)!栗山さんに何か言われると、ああ~、そうだった!って毎日思って、オロオロしちゃってます。4人のキャラクターが確立しているので、自分の役割を果たす、そのプレッシャーは半端じゃないんですよね。でも、自分なりにこんな感じに積み上げていけばいいんだな、と思えた時は、今日は頑張ったな!って達成感があって、すごく気持ちいいです」(山本)ふたりの口調から漂う雰囲気が、すでにジャーンとキームのよう。自身との共通項を問うと、藤原が「ありますよ」と即答した。「キームみたいに外の世界に飛び出して、違う自分を見てみたい思いは、若い人なら誰でもあるはず。またジャーンみたいに『この仕事そのものが僕の存在証明なんだ』と思ってしまう人間性も理解できます。対照的なふたりが非常にうまく書かれた、優れた戯曲だと思いますね。裕典、キームに合ってるよね?楽しそうにやってる(笑)」(藤原)「はい。稽古で栗山さんに『ちょっと動物的にやって』と言われたんですが、僕自身、動物的な部分があるなと(笑)。竜也くんも本当にしっかりした方なので、普段のまんまのような気がします」(山本)対照的なふたりの男の人生の選択が、どんな衝撃を生むことになるのか。韓国演劇の妙を味わう体験が間近に迫っている。「栗山さんと4人の役者で立ち向かう、シンプルで深い作品。濃密ないい時間、いい芝居になればと思っています」(藤原)公演は10月7日(金)から30日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。その後、大阪ほか、全国を巡演。取材・文上野紀子
2016年10月06日藤原竜也、山本裕典の競演舞台『鱈々』が10月7日(金)、天王洲銀河劇場にて開幕する。韓国を代表する劇作家のひとり、李康白による四人芝居で、藤原、山本のほかに中村ゆり、木場勝己が出演。時代も、国もわからないとある場所を舞台に物語は展開する。長い年月を倉庫で暮らし、箱を積み下ろすだけの作業を日々続けているジャーン(藤原)とキーム(山本)。彼らの前に妖艶な女ミス・ダーリン(中村)と女の父親(木場)が現れて、男ふたりの平坦な日常が揺らぎ始める。演出家・栗山民也が、際立つ個性と実力を併せ持つ俳優陣とともに、さまざまな示唆を感じさせる巧妙な韓国現代戯曲をどう立ち上げるのか。四人だけの濃密な対話劇、その稽古場を覗いた。舞台『鱈々』チケット情報張り出し舞台の形をとった舞台面には、二台のベッドが上手と下手に分かれて、簡素に置かれていた。一方はきれいに整頓され、もう一方は乱雑なまま。几帳面なジャーンと自由奔放なキーム、それぞれの性格が寝床にも表れていて面白い。舞台奥の壁面には、ふたつのベッドを見下ろすように箱が高々と積み上げられ、不気味な圧迫感を醸し出している。異様な雰囲気の中、これもまた簡素な卓を前に山本と木場が向き合って、ある場面の立ち稽古がスタートした。花札をめくりながら、ふたりは賭け事に集中している。感情が顔にすぐ出てしまう真っ直ぐな気性の山本キームを、木場は獲物をじっくりと仕留めるように翻弄。狡猾さがにじむ声のトーンに惹きつけられる。まんまと騙されて金を巻き上げられたキームは、落胆の大絶叫だ。倉庫中を駆け回り、悔しさを全身で表わす山本の演技に、栗山を始めとするスタッフ陣から笑いが沸き起こった。続いてジャーンとミス・ダーリンのシーンへ。意味ありげな視線でジャーンを誘惑するミス・ダーリン。中村の力みのない口調、浮遊感のあるたたずまいには、確かに魔性の匂いが漂って非常に魅力的だ。顔を真っ赤にして応対する藤原ジャーンは、セリフのひと言、ひと言に不器用な生真面目さが表れて、やはり周囲の失笑を誘っていた。箱を開ける、開けないで言い争うジャーンとミス・ダーリンのやりとりでは、爆笑が響き渡るほど。謎めいた印象の濃いこの戯曲が、これほど笑いの種を含んでいたことに驚いた。しかし、続いてのジャーンとキームの素朴な会話のシーンは、ふたりのあいだに流れる微妙な空気が緊張を呼び、思わず息を詰めて見つめることになる。変わりばえのしない毎日にいらだち、倉庫を飛び出そうとしているキームに対して、ジャーンが静かに訴える。「行かないでくれよ。俺と一緒にここにいようよ」。藤原の感情を抑えた表現が、寂しい余韻となって胸を刺す。最終場の稽古は、栗山の意向により見学は許されなかった。ジャーンとキーム、ふたりの示す生きざまは観る者に何を語るのか。それぞれが選択した未来とは…。謎の結末は劇場で確かめるしかない。公演は10月7日(金)から30日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。その後、大阪ほか、全国を巡演。取材・文:上野紀子
2016年09月29日伝説的コミックスを実写映画化し、スピンオフも合わせたシリーズ3作が爆発的ヒットを飛ばした映画『デスノート』誕生から10年。正統なる続編の『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)が、ついに放たれる。年頭に、日活調布撮影所でメインキャストの東出昌大、池松壮亮、菅田将暉が顔をそろえての撮影が行われた。キラこと夜神月(藤原竜也)と世界的名探偵L(松山ケンイチ)の対決から10年。地上に6冊のデスノートがもたらされ、新たな事件が頻発していく。デスノートおたくで対策本部の捜査官・三島創(東出)、Lの遺伝子を継ぐ名探偵の竜崎(池松)らが、事件を解明しようと奔走するなか、キラ信奉者のサイバーテロリスト紫苑(菅田)が、キラの目指した世界を実現させようと動き出す。公開されたのは、本作のストーリー中、もっとも重要といっていいシーン。唯一、東出、池松、菅田の3人が対峙する場面だ。その舞台に選ばれたのは、趣のある洋館。外観を、神戸の小高い丘の上にある廃墟、麻耶観光ホテルで撮影。実際に3人がぶつかり合う内部は、撮影所にセットを組んで行われた。このセットが圧巻。一歩外へ目を向ければ足場や機材が散乱しているものの、セット内は建物を貫く太い柱に、一面に張られたガラス窓と格子が美しい洋館そのもの。メインの3人は、重厚なセットに負けないオーラを放出。撮影にはSAT(特殊急襲部隊)が登場しての銃撃戦もあり、緊迫した空気が流れていく。本編においても、同シーンでは時間の経過が描かれるのだが、それを表すガラスの格子から差し込む光がとにかく美しい。昼間の太陽光から一転、洋館を夜が覆い、さらに追手による人工的な明かりが入り込んでくる。美術部、照明部、スタッフ、俳優たちが、一丸となったシーンが、目の前で誕生していく。実際に出来上がった本編でも、この日撮影されたくだりは、特段美しい場面に仕上がっていた。ダークで美しい新たな世界観で繰り広げられる"デスノート争奪戦"。登場人物たちの運命の舵が、あることをきっかけに大きく切られる。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年09月27日大場つぐみ、小畑健の原作・作画タッグによって生み出された伝説的コミックス「デスノート」は、藤原達也、松山ケンイチ主演による実写映画『デスノート』『デスノート the Last name』、スピンオフ『L change the WorLd』によってさらに伝説となった。それから10年。その世界を受け継ぎつつ、新たな世界観を持った新作映画『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)が完成した。本作を手掛けたのが、シリーズをけん引してきた佐藤貴博プロデューサーと、金子修介監督から指揮を引き継いだ佐藤信介監督。今年1月5日、2人が撮影現場で今作について語った。「前作のエンディングを受けて、新たにデスノートの事件が始まる"まだ誰も知らない物語"であり、前作とはまた違ったテイストで物語が展開していきます。リメイクではないので、全く違った方向の"デスノート"のテイストも植え付けていこうと思っています。死神をアニメチックに描いているところは前作の魅力のひとつだと思いますが、リュークに関して本作では、より緻密にリアルに計算してデザインしています」と監督。そして、なぜ今『デスノート』なのか、佐藤Pが答える。「10年前と違い、日本人にも"テロ"の脅威が迫ってくる時代となり、今こそまた、人間が人間を裁く"デスノート"のテーマに取り組むべきだと感じました。夜神月は、法律で裁かれなかった犯罪者を"デスノート"で裁き、犯罪のない平和な新世界を目指した。今回はさらにその先に踏み込み、戦争をやめられない人間たち、暴力・恐怖で問題を解決しようとする人間たちについて、是か非かと問いかける人間たちの物語になっています」。気になる原作、前作との関係にも触れた。「ルールは原作そのままで、前作の映画で起きた出来事もそのまま事実として扱っています。あくまで"デスノート"を描いた映画ですが、金子監督のワールドがあり、信介監督のワールドがあるので、表現方法はだいぶ変わっていると思いますね。前作は映画自体の色合いが割とカラフルでポップな感じでしたが、今回目指したのはモノトーン。美しい映像の中で、よりアクションやサスペンスが展開します」。前作では藤原竜也、松山ケンイチのふたりが、絶対的な支持を得た。新作では東出昌大、池松壮亮、菅田将暉がメインを担う。監督が語る。「前作は2つの戦いだったと思うのですが、今回はまさに三つどもえというか、3つのキャラクターのぶつかり合いです。ファンタジックな物語だけれども、実は色濃い人間ドラマで、普通では見られない人間ドラマが見られると思います」。さらに起用理由を佐藤Pがコメント。「捜査官の三島は"デスノート"によって悪のほうに落ちていくキャラクターではないので、"実直でまっすぐな男"を探すことになりました。そんなとき、東出の初舞台を観劇に行き、彼の成長を感じ、本作の真ん中を預けたいと思いました。三島の"受けの力"に対して、Lの後継者の竜崎とサイバーテロリストの紫苑は攻撃的でエキセントリック。今若手の中で最も面白い俳優、池松、菅田を起用しました。3人にはキャラクター作りから入ってもらいました」。まだ誰も観たことのない新『デスノート』の船出は目の前だ。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年09月27日データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」による、7月スタートの夏の連続ドラマの全話平均満足度が出そろい、寺尾聰主演のTBS系『仰げば尊し』がトップとなった。○夏ドラマ全話平均満足度ランキングテレビウォッチャーは、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもので、満足度は5点満点で評価。全体の数値傾向から、3.7以上を高満足度と位置づけているが、『仰げば尊し』は第7話で4.2という高数値を記録し、最終話も4.14で着地した。2位は、同クール平均視聴率トップの北川景子主演『家売るオンナ』(日本テレビ系)。初回の3.52が最低値で以降はどんどん上昇し、最終話で4.2まで達した。3位は、初回満足度トップだった、藤原竜也主演『そして、誰もいなくなった』(日テレ系)。2話で若干下がった以降は3.9以上の高数値で推移していたが、最終話で3.3と急降下してしまった。最終話の自由記述の感想を見ると、「最後が拍子抜けした」(42歳男性)、「結末が微妙だった」(23歳女性)など、納得のいかなかった視聴者が多かったようだ。直接対決となっている日曜21時枠では、春ドラマでTBS系『99.9-刑事専門弁護士-』が視聴率でも満足度でも、フジ系『OUR HOUSE』を大きく引き離したが、今クールではフジ系『HOPE~期待ゼロの新入社員~』が、全話平均満足度で0.069差まで迫った。また、火曜22時枠では、カンテレ・フジ系の『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』が、BPOからの"残虐シーン"に関する提言をもろともせず、3.721で5位にランクイン。TBS系『せいせいするほど、愛してる』は11位だったが、全話平均視聴率では0.1ポイント差というデッドヒートとなった。全体で見ると、高満足度の3.7以上となったのは6作品で、春ドラマから1作品減。また、全話平均4を超える作品は0本(春ドラマは1本)だった。今クールは視聴率面でも苦戦し、全話平均2ケタに乗ったのが3本のみという厳しい状況となっている。●「テレビウォッチャー」調査概要・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、BS(NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、Dlife)・サンプル数:地上波(関東1都6県)男性1,500+女性1,500=計3,000、BS(全国47都道府県)男性1,500+女性1,500=計3,000・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各500サンプル ・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを配信し、データを回収するウェブ調査・調査内容:接触数(4段階)、録画数、視聴満足度(5段階)、番組の感想(自由記述)
2016年09月26日藤原竜也が個人情報を奪われてしまう天才プログラマーを演じ、二階堂ふみ、玉山鉄二、黒木瞳、伊野尾慧らが共演するドラマ「そして、誰もいなくなった」の最終回となる第9話が、9月11日(日)今夜放送され、全ての謎に決着が着く。藤原さんが「ST~赤と白の捜査ファイル」以来2年ぶりに日本テレビの連続ドラマで主演を務めた本作。“パーソナル・ナンバー”と呼ばれる国民番号が普及した社会で藤原さんが演じる藤堂新一が“パーソナル・ナンバー”を奪われたことで“存在しない”人間にされてしまう。自分を陥れた「ガキの使い」なる存在に翻弄され、自分とすり替わった“藤堂新一”が社会的に認知されていくなかで新一を取り巻く人々が次々と死んでいき、新一がかつて在籍していた会社も倒産の危機を迎える。新一は爆弾を搭載したドローンで首都圏を停電させ、そのすきに政府のコンピュータにアクセスし全国民の“パーソナル・ナンバー”を抹消しようと試みる。そして前回、成功するかに思えたドローンによる新一の計画を妨害したのは、まさかの日下(伊野尾さん)。新一が通うバーのバーテンダーとして登場した日下だったが、新一同様パーソナル・ナンバーを持たない存在であることや、新一の母・万紀子との関係を匂わせる写真の存在など、新一を陥れた“黒幕”が日下であることを感じさせてドラマは今夜の最終回を迎えた。最終回、万紀子(黒木さん)に襲いかかられる新一だがその時、万紀子の電話が。電話から聞こえてきた「どう? 殺した?」…その声は日下のものだった。万紀子に連れてこられた古い家で新一は日下と再会する。日下に対し「君が仕組んでいたのか?」と問う新一だが、日下は「さすがに俺一人じゃない。一人じゃ、全部は無理でしょ」と答える。日下の目的、新一の周囲の人間たちはなぜ新一を陥れようとしていたのか。信じていた仲間たちに裏切られ続け、日下の口から思いもよらない言葉を浴びせられた新一は、日下の挑発に思わずナイフを振り上げる――。謎が謎を呼ぶ展開が話題を呼んだ本作では視聴者による“推理合戦”も白熱。新一と日下が兄弟であるという説や、日下が包帯をしているシーンとしていないシーンが混在していることから双子説も出現。Twitterでは多くのファンが“真犯人”を推理しているが、それも今夜の放送で答えが明らかになる。また今回、これまでキュートなイメージが強かった伊野尾さんが“悪役”に挑戦したことも話題に。Twitterでは「伊野尾くんの演技の成長に涙」「伊野尾くん本当めきめき成長してますよね」など、悪役を演じられるまでに成長したことはもちろん、ドラマ撮影期間中でもその演技が進化しているというツイートが多数。そんな伊野尾さん演じる日下が今夜、どんな結末を迎えるのかにも注目。最後に生き残るのは一体誰か。今夜ついに全ての謎が明らかになる「そして、誰もいなくなった」最終回は9月11日(日)今夜22時30分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年09月11日俳優の藤原竜也が主演を務める日本テレビ系ドラマ『そして、誰もいなくなった』(毎週日曜22:30~23:25)では、11日に最終回を迎えるのを前に、Twitter上で特別画像が返信されるキャンペーンを、9日から開始した。この企画は、藤原演じる主人公の「藤堂新一」か「#そし誰」の2つのワードが含まれたツイートをしたユーザーに対して、公式アカウントから藤堂新一が追い詰められた画像がリプライ(返信)されるというもの。画像は数種類からランダムに選ばれる仕組みになっており、中にはレアな画像も用意されているという。こうしたTwitterでのキャンペーンを実施するのは、日本テレビとしては初の試み。実施期間は最終回放送の11日22時30分まで。返信は期間中、何度も受けることができる。
2016年09月09日9月6日。初日を1か月後に控えた舞台『鱈々』の顔合わせが行われた。舞台『鱈々』チケット情報韓国の戯曲が、6都市ツアーを含むこれほどの規模で上演されるのは日本ではほぼ初めて。稽古を始める前に劇作家・李康白氏から、この日のために届いたというメッセージが読み上げられる。「戯曲は紙に書かれた文字です。その文字を、舞台の上で生き生きと動き回る生命体にするには、皆さんに体を与えてもらい、魂を吹き込んでもらわなければなりません」と始まる文章には、演出:栗山民也への敬意や、康白氏の令嬢がキャストの藤原竜也ファンだということも記され、カンパニーを大いに激励する内容だった。続いて挨拶を求められた栗山も「最近の日本は、何もかもを“わかりやすさ”で括ろうとする危険な状態にあります。だからこそ他者や種々の出来事に対し、自分の視点からきちんと問い掛けることが、混迷する現代日本を生き伸びるためには不可欠。この戯曲には、そんな、今の日本から失われたものが多々含まれている。目に見えぬ大切なものを見つけるために最適の戯曲を、皆さんと共に舞台に立ち上げたいと思っています」と、康白氏の言葉を引き継ぐように檄を飛ばした。戯曲は冒頭から真面目で几帳面なジャーン=藤原竜也と、やや投げやりで粗暴なキーム=山本裕典、ふたりのやりとりが延々と続き、稽古場はあっという間にふたりが暮らす薄暗い倉庫、その息苦しいような雰囲気へと塗り替えられていく。同じ仕事、意味も理由もあいまいな作業を繰り返す日々にうんざりし、イラつくキームを穏やかに誠実になだめるジャーン。初回とは思えぬほど藤原&山本のコンビネーションが良く、時に周囲に笑いも巻き起こしながら、会話はどんどんテンポアップしていく。場が変わって中村ゆり演じるミス・ダーリンが登場。男たちとは別の角度から、自身の人生をなんとか変えようと足掻くダーリンを、中村は繊細にしなやかに表現する。彼女の父親でトラック運転手役の木場勝己は、その登場から倉庫にそれまであった、退屈な平穏をぶち破る衝撃。圧倒的な声量と迫力が、場の空気を震わせる。閉塞した劇中の状況とは裏腹に、本読みはスピーディに進み、一度の休憩を挟んだものの100分程度でラストまで駆け抜けた。「面白いホンだよね。平凡な日常を描いているようで実は、人物や倉庫から出し入れされる大量の箱の存在など、非常に象徴的かつ寓話的で、観る者に多くを想像させる。稽古では、観客がさらなる想像を膨らませられるよう、色々なことを仕込んでいこうと思う」と、栗山。4人の俳優たちも、それぞれ思うところのある表情で席を立っていった。秘密や謎の多い戯曲に、エネルギッシュな4人の俳優と演出家が挑む。その先にどんな舞台が生まれるかはまだわからないが、多くの観客が“未知”の演劇に触れられる。そんな予感を強くした一日だった。公演は10月7日(金)から30日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。その後、長野、大阪、鹿児島、福岡、静岡を巡演。取材・文:SORA ONOE
2016年09月09日俳優の志尊淳が8日、東京・新木場STUDIO COASTで行われたクリープハイプのライブ「クリープハイプの日」にサプライズゲストとして登場した。志尊淳が出演している日本テレビ系のドラマ『そして、誰もいなくなった』が、11日で最終回を迎える。同ドラマの主題歌「鬼」を歌っているのが、若者からの支持を得ているバンドのクリープハイプで、同ドラマで五木啓太役として出演している志尊淳が、彼らのライブにサプライズで登場した。ライブ前には報道陣の取材に応じ、クリープハイプの魅力について「主題歌の『鬼』は、ドラマの世界観とすごくマッチしているというか、"すげえな!"と思いました。独特の怪訝な感じというか、妙な感じのままストーリーが進むというか、イントロになるとテンションが上がるんです」と熱く語った志尊。クリープハイプのライブに出演が決まった時は「嬉しさはもちろんありましたが、不安の方が強くて『誰だこいつ?』とならなければいいんですけどね(笑)」と不安そうだったが、「役者の友だちもクリープハイプさんのファンが多いので、本当に今日のライブは楽しみでした」と期待を寄せていた。サスペンス要素満載でスリリングに物語が進んでいく同ドラマ。撮影現場は物語とは異なるようで「全然違いますよ(笑)。藤原竜也さんやヒロミさんが直前まで笑いを提供してくれますし、本番に入るとみんなで芝居モードになり、和やかなムードの中でやらせてもらった印象が強いですね」と明かしつつ、最終回の見どころを「今までのストーリーの犯人がわかります。五木自身としての見どころは、衝撃なことをやってからの気持ちの動きを皆さんに共感してもらえる部分があればいいなと思っています」とアピールしていた。
2016年09月09日アイドルグループ・KAT-TUNの上田竜也が、3日放送のTBS系バラエティ番組『炎の体育会TV』(毎週土曜19:00~)で、KAT-TUNへの愛を語った。上田は同番組でジャニーズJr.のオーディションを行い、8名を選出した「ジャニーズ陸上部」を結成。陸上女子日本代表を倒すことを目標に、夏の強化合宿を行った。合宿の最後、ジャニーズJr.のグループ・Love-tuneの長妻怜央が「俺はチームプレーなんか考えてなかったんですよ」と告白。しかし長妻は、疲労から身体がふらついた際、同グループのメンバーである諸星翔希が背中を押してくれたことから「チームプレーって大事なんだな、とわかることのできた合宿だった」と振り返った。すると上田は、後輩たちに「のちにグループのチーム力の良さがわかってくる」とアドバイス。自身も最初は「俺が強くて、相手を倒せばいいや」という考えで、KAT-TUNのメンバー全員と「めちゃめちゃ喧嘩してた」が、「10年以上メンバーとずっと一緒にいて仕事してきたから、だんだんと戦友みたいになってくるの」と状況を説明した。上田は、6人でスタートしたKAT-TUNのメンバーが、脱退を繰り返したことで「3人になっちゃってすごく悩んだのよ」と心情を吐露しつつ、「充電期間をおいて、それぞれ頑張ってる」と目を潤ませながら語った。メンバーが3人になったKAT-TUNは、5月1日の東京ドームコンサートを最後に充電期間を設けたが、上田は現在ソロで行っている活動も「全部、KAT-TUNのことしか考えてないから」と明かし、「初めてバラバラになって、色んなことのありがたみがすごくわかる」と打ち明けた。真剣な眼差しで上田をみつめる後輩たちに対して、上田は「仲間の大切さに早い段階で気づいて欲しい」と説き、「今だから言えることだからね、これは」と念を押すと、陸上部の8人も涙を浮かべながら頷いていた。
2016年09月03日俳優・池松壮亮が漫画『DEATH NOTE』実写映画化シリーズ最新作『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)内で演じる竜崎の愛車として、ドゥカティのバイク・ディアベルが登場することが29日、発表された。本作の舞台は、かつての主人公とライバルである、夜神月(やがみ・らいと/藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の死から10年後の世界。デスノートによる大量殺人事件が再発したことで、6冊のノートの存在が判明する。池松演じる竜崎は、Lの遺伝子を持つ後継者の世界的名探偵という役どころだ。そんな竜崎の乗るディアベルは、快適性と実用性を両立させた、強い存在感のあるモーターサイクル。その名前は、開発初期段階に試作モデルが組み立てられて披露された際、開発者の1人が「まるで悪魔みたいだ!」とつぶやいたことに由来し、イタリア・ボローニャの方言で"悪魔"を意味する。本作劇中でも、黒を基調としたファッションも相まって竜崎の持つワイルドながらもクールな印象を、より特徴づけており、さまざまなシーンで登場している。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年08月29日藤原ヒロシがキュレーションした、FRAGMENT、AMKK(東信、花樹研究所)、藤原ヒロシのもとに集まった京都精華大学の学生で構成された集団・S.U.C.C.による「FLOWER HUDDLE」展が、8月27日から9月25日まで東京・渋谷のThe Massにて開催される。昨年12月に大阪で開催された同名の展覧会をさらにアップデートさせ、様々な花の作品を集めた同展。AMKKによる生花のインスタレーション作品など、花にまつわる洗練された作品の数々が展示される。また、別スペースではフラワーショップも併設される他、同展の開催を記念したTシャツや花器などのオリジナルグッズの販売される予定だ。【展覧会情報】「FLOWER HUDDLE」展会場:The Mass住所:東京都渋谷区神宮前5-11-1会期:8月27日~9月25日時間:12:00~19:00料金:500円(学生無料)定休日:月火曜日
2016年08月25日月(ライト/藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の死から10年後の世界を描く新章『デスノート Light up the NEW world』に、前シリーズに続き弥海砂(あまね・みさ)役で出演する戸田恵梨香の撮影の現場の様子が明らかに!その手に持ったノートに書くのは誰の名前なのか――?前シリーズでの月とLの死闘から10年。死神が再び、地上のデスノートをばらまき、世界中は混乱に陥る。この未曽有の状況に立ち向かう捜査官・三島(東出昌大)、Lの正統な後継者として捜査に協力する竜崎(池松壮亮)、彼らを翻弄する狂気の男で、キラの復活を目論むテロリスト・紫苑(菅田将暉)らの戦いが展開する。戸田さんは前シリーズではデスノートの保持者となり、愛する月のために死神の目(=デスノートの使用に必要な相手の名前や寿命が見える目)を持つダークヒロイン・海砂を演じた。本作では海砂は、既にデスノートの所有権を放棄したことで、デスノートに関する記憶を失っており、女優として活動しているが、この封じられ10年前の“記憶”と彼女の“目”が物語の大きなカギを握ることに…。この日、撮影が行われたのは、東京・湾岸地域にあるビルの1階の大きなホールで、多くの群衆が行き交うという設定に合わせて、300人ものエキストラが参加した。戸田さんのほか、主要キャストでは池松さんが演じる竜崎、そして菅田さん演じる紫苑も参加している。シーンとしては、物語の終盤に差し掛かっており、この3人がどういう関係であり、それぞれがどのような思惑で動いているのか…?海砂は1階ホールの中央に静かに佇むが、その衣装は白っぽいグレーのロングコートに黒のインナーで足元も黒いブーツ。竜崎が黒づくめの衣装、そして紫苑は上下とも白で、白・黒・グレーの3人の姿が、群衆の中でもひときわ際立つ!この衣装に関して戸田さんは衣装担当の宮本まさ江さんと相談して決めたという。「『やはり黒と赤が海砂のイメージだよね』というところから、宮本さんが『恵梨香の普段の私服に近い気がする』って言ってくださったんです。それで自分の私服をイメージし、そこに海砂をはめ込んだら、意外としっくりくるかも! と思えて。実際には、衣装合わせのときに宮本さんが用意してくださったロングコートがいちばんしっくりきて、とても救われました。インナーもまさに私の私服のようでした」と明かす。また、白と黒の対照的な衣装の紫苑と竜崎に対しても感じるところがあったよう。「事前にそれぞれのキャラクターの写真を見せていただいたんですけど、まず『なるほどな』と思いました。10年前の『デスノート』では月は真っ黒の衣装、Lが真っ白の衣装を着ていて、それで“正義”と“悪”を表現していたと思うんですけど、今回はそれが逆になっていたから『こう来たか!?』 という驚きがありましたね」と語っている。衣装に加えて、髪形も注目のポイント!このシーン、海砂は戦う決意を込めた“ハーフツインテール”で登場しているが、実はこれは戸田さん自身の発案によるもの!この髪型が、10年ぶりに海砂を演じるにあたって「一番悩んだ」ポイントだったという。「前髪を作って髪の長さも当時の長さに戻すとして、普通に下ろすと大人っぽ過ぎるような気がしました。それで次にポニーテールも考えてみましたが、現場に入ってやってみたらカッコよ過ぎるし、しっくりこなくて…。現場に入って自分で髪を手でつまんでいるときに『これだ!』というスタイルを見つけることができ、撮影にギリギリ間に合いましたね」と明かしてくれた。戸田さん自身、10年前の『デスノート』が映画デビュー作であり、この作品をきっかけに注目を浴び、次々と話題作へ出演し、押しも押されもせぬ同世代を代表する人気女優となり、いまに至る。現在、女優として活躍する海砂の人生と重なる部分も感じるが、10年を経ての海砂の人物像をどのように捉えているのだろうか?「海砂は確かに女優として成功しましたが、10年前に持っていた無防備なところや明るさ、隙はいまも彼女は持っているような気がします。それを隠し通して女優として生きるのではなく、本人もたぶんプライベートな一面も含めて外に見せる顔を作った人なんだろうと思います。そこがちょっと切ないし、改めて孤独な人だなという印象を持ちました」。戸田さんにとっては「原点に帰るような気持ち」だったという再びの『デスノート』参戦。果たして海砂はどのような変貌を遂げ、どのような思いを抱きノートを手にして竜崎、紫苑の前に現れたのか?海砂という“劇薬”の存在が、新たな戦いに何をもたらすのか――?『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月22日本日8月12日(金)、映画『デスノート Light up the NEW world』スペシャルイベントが開催され、そこに『DEATH NOTE』『DEATH NOTE the Last name』に出演していた青山草太が登場。引き続き本作にも登場していることが分かった。本イベントに登場した青山さんは、前2作でキラ対策本部のメンバーとしてキラ事件を追いかけ、夜神月(藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の壮絶な死闘を目の当たりにした刑事・松田桃太役を好演。10年ぶりの新作に青山さんは、「責任感と共に、嬉しさを感じました。(本作の)撮影時にはキャスト同士で、良い意味で前作を裏切っていかなきゃいけないねと話しました」と明かし、自身が演じた松田桃太については「天然なところがありつつも責任感がある強い刑事」と語っていた。そして、前作『DEATH NOTE』と本作『デスノート Light up the NEW world』の劇中の写真が登場。今回の撮影時の様子にていて青山さんは「前作の時は劇中で夜神月とLがチェスをしていましたが、本作では三島役の東出くんと竜崎役の池松くんが将棋をやっていて、10年前はチェスで、今回は将棋という10年の間の変化がおもしろかったです!」とエピソードを披露。また、先日完成したばかりだという本作を鑑賞した青山さんは「前作はデスノートが何なのか誰も知らなかったので、“人間vsデスノート”の戦いでしたが、今回の新作はデスノートという武器を持った“人間vs人間”の戦いが描かれているのが魅力です!」と本作の見どころを語った。最後に青山さんが「今回の新作『デスノート Light up the NEW world』は前作を継承しながらも、また新たな世界観が誕生し、皆さんにも楽しんでいただける作品です!」と本作をPR。イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。伝説となった映画『デスノート』誕生から10年目となる2016年、“正統な続編”として完全新作で放たれる映画『デスノート Light up the NEW world』。本作では、原作にありながら未だ使用されていなかった“6冊ルール”を駆使し、繰り広げられる極限のデスノート争奪戦を描く。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年08月12日漫画『DEATH NOTE』実写映画化シリーズ最新作『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)より新たに登場する死神を捉えた場面写真が5日、公開された。本作の舞台は、かつての主人公とライバルである、夜神月(やがみ・らいと/藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の死から10年後の世界。デスノートによる大量殺人事件が再発したことで、6冊のノートの存在が判明する。続出するノート保持者に世界中が大混乱に陥る中、"キラウィルス"と呼ばれるコンピューターウィルスが世界中に拡散。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉の3人がメインキャストとして出演し、キラ復活を望む者とそれを阻止する者たちによる頭脳戦が繰り広げられる。先日公開された特報第2弾でも少しだけ姿を見せた、写真の死神の名前は"アーマ"。以前からシリーズに登場していたリュークをはじめ、本作で登場する死神たちは、10年間のVFXの進化もあり、佐藤信介監督の新たな解釈でスタイリッシュになって登場。その肌や髪、羽などの質感もリアリティを増している。さらに、正義感に燃える若き捜査官・三島(東出)らデスノート対策本部の面々と、Lの遺伝子を継ぐ正統な後継者で世界的名探偵の竜崎たちが"地下保管室"に降り立つ場面写真も公開。ロシア、アメリカのウォール街、そして東京・渋谷でノートによる大量殺人が再び突発する中、三島と竜崎たちはノートを押収。それに触れると死神が出現し、人間界に6冊のノートがもたらされていることが知らされる。しかし、人間界で同時に使用できるデスノートの数は6冊のみ。7冊目以降は持ち込まれてもその効力が無いこと、ノートのルールがいくつあるのかは死神たち自身も分かっていないということも判明する。なお、このシーンで彼らが出会うのはリュークやアーマでなく、また別の死神であるという。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年08月05日原作にありながら、未だ使用されていなかった“6冊ルール”を駆使し繰り広げられる極限のデスノート争奪戦を描く『デスノート Light up the NEW world』。この度、本作のポスタービジュアルが解禁された。犯罪のない社会を目指し、デスノートで世界を変えようとしたキラこと夜神月。暴走する彼を阻止しようとした世界的名探偵L。天才VS天才の対決から10年経ったある日、世界中のネット回線がジャックされ、キラによるメッセージが発信された。「デスノートを手に入れろ――」。死神により地上にもたらされた6冊のデスノート。同時多発的に発生する大量の殺人事件。夜神総一郎が立ち上げた<デスノート対策本部>は存続していた。すでに亡くなった夜神総一郎の跡を継ぐべく、キラ事件に精通した三島(東出昌大)を筆頭に、唯一10年前のキラ事件を経験した松田を含む5人の対策特別チームの捜査官たちを中心に警視庁内に本部を構えていたのだ。ロシア、ウォール街そして渋谷でのデスノートによる大量殺人が行われる中、世界的私立探偵にして、“Lの正統な後継者” 竜崎(池松壮亮)が加わり事件解明に当たり、無差別殺人の現場で1冊のデスノートを手に入れる。一方、その現場には、キラ信奉者・紫苑(菅田将暉)の姿が。いま、3人の壮絶な頭脳戦が始まる。すべてを終わらせるのは、誰か?極限のデスノート争奪戦の幕が切って落とされた――!名前を書かれた人間は死ぬという死神のノート「デスノート」を使って犯罪者を粛清し、理想の社会を作り上げようとする夜神月と世界的名探偵・Lによる頭脳戦を描き、10年以上を経た現在も圧倒的な支持を得、世代を超えて読み継がれ日本国内累計発行部数3,000万部を誇る大ヒットカリスマコミック「デスノート」。2006年の最初の実写版ほか、アニメ、小説、舞台と様々なメディアミックスを展開し、日本国内のみならず、世界中で新たなファン層を獲得している。本作の舞台となるのは、デスノートを拾った天才的頭脳を持つ大学生・夜神月/キラと、命をかけてキラを食い止めた世界的名探偵・Lとの天才同士の対決から10年を経た世界。“6冊ルール”を適用し、新たなデスノート争奪戦を描く。キャストには、デスノートを追う男、デスノート対策本部の捜査官・三島創役の東出昌大を始め、デスノートを封じる男・竜崎役の池松壮亮、デスノートを制する男に菅田将暉。ほかにも、世界中に散らばった“デスノート”6冊のうち、1冊を手にする青井さくら役に川栄李奈や、“ミサミサ”こと弥海砂役に戸田恵梨香が続投している。今回解禁となったのは、東出さん、池松さん、菅田さんら主要キャストが屋上に降り立ち、後方にはデスノートを手にする戸田さん姿も収められた最新ポスタービジュアル。背景には東京の夜景が広がり、地上を明るく照らす光からは死神・リュークの姿、そして大都会を光と闇で二分するように、空にはキラ、Lらデスノートをめぐり死闘を繰り広げたかつての天才2人が君臨している。さらに「これで、すべてを終わらせる。」といったコピーも添えられ、その言葉に込められた意味とは一体…?と、ますます本作の公開が待ち遠しくなるビジュアルに仕上がっている。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月29日漫画『DEATH NOTE』実写映画化シリーズ最新作『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)の新たなポスタービジュアルが29日、公開された。本作の舞台は、かつての主人公とライバルである、夜神月(やがみ・らいと/藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の死から10年後の世界。デスノートによる大量殺人事件が再発したことで、6冊のノートの存在が判明する。続出するノート保持者に世界中が大混乱に陥る中、"キラウィルス"と呼ばれるコンピューターウィルスが世界中に拡散。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉の3人がメインキャストとして出演し、キラ復活を望む者とそれを阻止する者たちによる頭脳戦が繰り広げられる。公開されたポスターには、10年前の事件を緻密に調べあげるデスノート対策本部の熱い捜査官・三島創(東出)、Lの遺伝子を継ぐ正統な後継者で世界的名探偵の竜崎(池松)、キラの信奉者にして狂気のサイバーテロリスト・紫苑優輝(菅田)ら屋上に降り立った3人が。紫苑の後方、建物を隔てるような位置には、成長した弥海砂(あまね・みさ/戸田恵梨香)の姿も見られる。背景には、東京の夜景が広がり、死神・リュークも飛ぶ。さらに、都会を光と闇で二分するように空には、キラとL、ノートをめぐり死闘を繰り広げたかつての天才2人の面影も。そんな光と闇のはざまに立つ三島は真剣なまなざしを向け、暗い闇側の竜崎はLの象徴とも思われる"ひょっとこ"のお面を手にし、明るい光側の紫苑はリュークの好物であるりんごをつかんでいる。上部に「これで、すべてを終わらせる」との言葉も踊り、先に公開されていたティザーポスターから、さらに意味深な含みあるデザインに仕上がっている。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年07月29日