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丸山隆平主演『金子差入店』より新たな場面写真が解禁された。刑務所や拘置所への差入を代行する「差入屋」を営む金子一家の、家族の絆と、彼らが巻き込まれる不可解な事件を描く本作。丸山隆平が8年ぶりに映画主演を務め、共演に真木よう子、寺尾聰らが名を連ねる。解禁されたのは、丸山演じる金子とその家族の日常を揺るがす2つの事件に関わる男たちを演じた、北村匠海、岸谷五朗、甲本雅裕を捉えた新場面写真。北村が演じるのは、1つ目の事件の犯人・小島高史。丸山演じる金子の息子・和真の幼なじみ・花梨を殺害した小島は、自身の母こず江(根岸季衣)と2人で暮らしをしており、花梨とは何のかかわりもない男。事件発生後間もなくして小島は逮捕され、こず江は金子に差し入れを依頼。そこから金子は小島との面会を繰り返すこととなり、「なぜ、何のために殺したのか」という疑問と怒りに身を焼かれる日々を過ごすこととなる。この度解禁となった場面写真では、殺害後に血まみれのまま人通りの多い交差点を練り歩く小島の姿が捉えられている。伸ばしっぱなしの長い髪で登場し、パブリックイメージとはかけ離れた役柄を演じる姿にも注目だ。岸谷が演じるのは、2つ目の事件の犯人・横川哲。川口真奈演じる女子高生・二ノ宮佐知の母親を殺害した容疑で逮捕された横川は前科があり、出所直後にも関わらず犯行に及び、押し入り強盗の末、佐知の母親を殺害したとして拘置所に収容されていた。そんな横川だが、自身の母を殺されたはずの佐知は、彼との面会を求め、毎日拘置所を訪れる。その渦中で金子と佐知は拘置所で出会い、事件の弁護士である久保木(甲本雅裕)から詳細を聞いた金子が佐知に歩み寄ることから事件は動き出していく。この度解禁となった場面写真は、凄みの奥に、物悲しさも同居させた表情を浮かべ一点をみつめている。甲本が演じるのは、2つ目の事件の弁護士・久保木。金子と古くから知り合いの弁護士、久保木は数多くの事件を担当する中で、横川の事件を担当。横川が殺害に及んだ理由など事件の詳細を知り、抱えきれなくなった久保木は金子に全てを話すため、夜な夜な金子差入店を訪れる。この度解禁となった場面写真は、加熱式タバコをくわえ、目線を落とす久保木が捉えられており、哀愁漂うカットとなっている。名バイプレイヤー甲本雅裕が演じる弁護士・久保木も事件に関わる重要な役どころだ。『金子差入店』は5月16日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:金子差入店 2025年5月16日より全国にて公開
2025年04月23日丸山隆平主演『金子差入店』より新たな場面写真とメイキング写真が解禁された。丸山隆平が8年ぶりの映画主演を務める本作は、刑務所や拘置所への差入を代行する「差入屋」を営む家族の絆と不可解な事件を描くヒューマンサスペンス。丸山がアイドルの色を封じて挑んだという本作は、これまでのイメージをがらっと変える役どころ。脚本も務めた古川豪監督は、丸山演じる主人公・金子の役柄について、「我が子が生まれた瞬間に感じた、『何があっても絶対に、自分が生きている限り、この子を守り続ける』という強い想いを、金子から息子の和真への想いに注ぎ込んでいます」と語っている。その想いを丸山に託すと決めたのは、「役者として新たな挑戦をしたい」と語る丸山の顔から、真剣勝負のステージに立ちたいという想いを感じたからだった。丸山に脚本を送ると早々に「こういう役を演じたかった」と2人の想いが合致したという。クランクイン前から、金子を演じるにあたり何度も話し合いを重ねた丸山と古川監督。互いの生い立ちや人生観などを話していくうちに、古川監督の丸山への印象は「繊細で凝り性、その上勉強家で非常に尊敬できる人」となっていった。金子に古川監督自身を投影させていると考えた丸山は、役作りの一つとして古川監督の観察を始め、現場スタッフから歩き方がそっくりだと言われるほどの再現率をみせた。この度解禁となった新場面写真では、身近に起きた凄惨な事件や差入屋という仕事に対しての葛藤を抱えながらタバコを銜える姿と、出所直後に息子の和真(三浦綺羅)を強く抱きしめる、金子の過去が垣間見えるシーンがとらえられている。また、併せて公開されたのは、丸山の誕生日当日に撮影された撮影現場の様子。花束を抱え、古川監督と写真付きのバースデーケーキとともに満面の笑みをみせる微笑ましいメイキングカット。40歳(撮影当時)という節目の誕生日を、8年振りの主演映画撮影中に迎えた丸山。本作で魅せる新境地に期待が高まる。『金子差入店』は5月16日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:金子差入店 2025年5月16日より全国にて公開
2025年04月10日丸山隆平主演『金子差入店』の本予告映像と本ビジュアルが解禁された。丸山隆平が『泥棒役者』以来8年ぶりの主役を演じる本作は、刑務所や拘置所への差入を代行する「差入屋」を営む金子一家の物語と、彼らが巻き込まれる不可解な事件を描くヒューマンサスペンス。この度解禁された予告編は、「奥様からご依頼をいただきまして、ご理解の上サインをいただくよう…」と、差入店を営む金子(丸山)が、依頼者から預かった離婚届を差し入れるシーンから始まる。刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する差入屋。様々な事情から面会に行くことができない人たちに代わって、面会室へ出向くこともある差入屋の仕事の様子がうかがえる一幕が映し出される。そんな差入店を叔父の星田(寺尾聰)から引き継いで営む金子一家。その穏やかな日常が映し出された直後、空気が一変。ある殺人事件をきっかけに物語は大きく展開していく。金子の息子・和真(三浦綺羅)の幼なじみ・花梨を殺害した男、小島高史(北村匠海)と対峙する金子の緊迫したシーンも。そして一家に様々な試練が訪れる…。主題歌を担当するのは古川豪監督が助監督を務めた『東京リベンジャーズ』シリーズで結んだ縁からオファーされた「SUPER BEAVER」。予告編でも、自身の過去、仕事のこと、家族のこと、あらゆる葛藤に苛まれ、「辛いんだよ、突き刺さってくるみたいでさ」と弱々しく呟く金子に、一家の日々を一番近くで見守る叔父の星田が「お前はお前の思うようにすればいいんだ」と投げかけ、緊張感が緩やかに解かれると、「SUPER BEAVER」の書下ろし楽曲「まなざし」が響く。最後には「差し入れるのは、小さな希望。」という本作のキャッチコピーとともに力強く繋がれた手で映像は幕を閉じる。金子一家と彼らを取り巻く人々の表情に注目の予告編に仕上がっている。併せて解禁となったポスタービジュアルは、丸山演じる金子の横顔と優しく光る“まなざし”が印象的なデザイン。金子の上下には真木よう子演じる妻・美和子や、寺尾聰演じる叔父・星田のほか、金子家を取り囲む人々を演じた豪華キャスト陣のカットが並んでおり、悲喜交々のストーリーを彷彿とさせるビジュアルとなっている。『金子差入店』は5月16日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:金子差入店 2025年5月16日より全国にて公開
2025年03月20日SUPER EIGHTが12日、公式インスタグラムを更新。【画像】改名報道で話題の関ジャニ∞・丸山隆平が誕生日「40歳も元気印な丸ちゃんでいて!」舞台『浪人街』の本番5分前ショットを公開。主演の丸山隆平の姿に、ファンから熱いコメントが殺到している。「明日も新橋演舞場中、いもり屋でお待ちしてます。」と投稿された。 この投稿をInstagramで見る SUPER EIGHT(@super_eight_official)がシェアした投稿 ファンからは「はーーーーーー源内源内源内源内源内」「どえらいかっこいいんですが、、、生で観て息してられるか心配になってきました…笑」と興奮の声が続出。また、「舞台行けないけど、こうやって載せてくれる公式に感謝」「お兄さん、おめめ合わせられないです!かっこよすぎる!!」と、丸山演じる源内のビジュアルに絶賛の声が相次いだ。
2025年03月13日丸山隆平主演の舞台『浪人街』の開幕を前に2月19日、東京・新橋演舞場にてゲネプロの模様が報道陣に公開され、その後、丸山らが取材に応じた。1928年(昭和3年)に公開され、幾度もリメイクされてきた映画『浪人街 第一話 美しき獲物』を倉持裕の脚本で舞台化。安政時代の江戸を舞台に、酒と博打に明け暮れる浪人・源内(丸山)をはじめ、主人を持たぬ浪人、盗賊などのはみ出し者たちが、悪徳な旗本に立ち向かうさまを描き出す。丸山にとって、初の本格時代劇挑戦となるが、演じる主人公の浪人・荒牧源内は何とも特異なキャラクター。着流し姿でボサボサの長い髪をなびかせ、舞台上でのほとんどの時間を泥酔して足元もおぼつかぬ、呂律が回らない状態で過ごしており、金もなく周りにタダ酒をせびり、悪態をついて人々の神経を逆なでにし、いらぬケンカを売られてしまうという、正統派の剣客ヒーローとは正反対のダメ男と言える。冒頭のシーンでも、騒がしい居酒屋で既に泥酔した状態で登場し、勝手に他人の酒を飲み、しかも、支払いの段階になって財布を取り出すも、中身は空っぽというひどい有様。“ろくでなし”を絵に描いたような男を丸山が飄々と魅力的に演じている。源内以外の登場人物たちも、いずれも個性的でキャラクターが立っている。源内の妻で、ろくでなしのこの男に貢がされ続けながらも、縁を切れずにいるお新(玄理)、酒場でのケンカをきっかけに源内と知り合う同じく浪人の赤牛(入野自由)に、母衣(入江甚儀)。寂れた長屋に暮らす孫左衛門(板尾創路)とその妹のおぶん(藤野涼子)は、主家に帰参する望みを捨てきれず、物乞いをしながら食いつないでいる。彼らが対峙する“悪役”もまた魅力的。旗本の小幡伝太夫(神保悟志)とその弟の七郎右衛門(矢柴俊博)は、屋敷の裏売買を企み、そのためにお新の父親代わりともいえる存在であり、浪人たちを常日頃から何くれとなく支えていた居酒屋の亭主・藤兵衛(佐藤誓)に盗みの罪をなすりつけ、殺してしまう。恩人を惨殺されたお新らは復讐に燃えるが……。原作の『浪人街 第一話 美しき獲物』は、数十名による“集団殺陣”というジャンルを切り拓いた作品として知られるが、本作もやはり、集団での殺陣が大きな見どころとなっており、特にクライマックスの決戦は圧巻!それまで、周囲にケンカを吹っ掛けられてものらりくらりとかわしていた源内だが、お新が捕まったと聞いて、伝太夫らが待ち構える森へと赴く。伝太夫の家臣たちに囲まれながらも、舞うような華麗な剣技で敵を斬り倒していく。それまでの酒浸りのダメ男っぷりはどこへやら、諸肌を脱いで、剣をふるう姿は雄々しく、美しい。演舞場の広い舞台を最大限に活かしながら、観る者を楽しませてくれる。ゲネプロ後の取材には、丸山、玄理、板尾、そして演出の一色隆司が登壇。ここまで約1カ月間、みっちりと稽古を積んできたとあって、初日を前に丸山は「江戸に生きる浪人たちの生き様にどっぷりと浸っていただけるものができていると思います。稽古で一色さんに育てていただいて、スタッフ一丸となって作ったものを欲張らず、届けるだけです」と落ち着いた口調の中に自信をうかがわせる。一色も「とても素敵な源内をつくってくれましたし、芝居も殺陣もすごいです。丸山さんの代表作になるんじゃないかと思います」と称賛の言葉を口にし、丸山も「僕もそのつもりでやっています」と言葉に力を込めた。板尾は、劇中では笑いを封印し、融通の利かない真面目一徹な浪人を演じているが、取材会では開口一番「中村主水役の東山紀之です(笑)」とボケて、すかさず丸山から「うちの大先輩ですよ!」とツッコミが飛ぶ。板尾も殺陣を披露しているが「61歳なので、みんなと次元の違う体力のなさで……(苦笑)。今日、初めて呼吸が苦しくて“口がふたつあったらいいな”と思いました」と息も絶え絶えの様子。丸山も「殺陣の稽古で酸素不足になります……。(稽古を)本当に地味にやっています」とうなずき、苦労をうかがわせた。最後に丸山は「いまの時代、この世の中に、由緒正しき新橋演舞場に観に来てくださったみなさんに、この作品がどんなふうに刺さり、どう持ち帰っていただけるのか?僕らも客席で観てみたい作品に仕上がったと思います。新しい『浪人街』が誕生したと思うので、ぜひ劇場に足を運んで、当時といまの時代を照らし合わせながら、思いを巡らせていただければ」と呼びかけた。『浪人街』は3月16日(日) まで新橋演舞場にて、3月21日(金) より28日(金) まで愛知・御園座にて、4月2日(水) より10日(木) まで京都・南座にて上演。取材・文:黒豆直樹<公演情報>舞台『浪人街』原作:山上伊太郎【配役】荒牧源内:丸山隆平お新:玄理赤牛弥五右衛門:入野自由おぶん:藤野涼子母衣権兵衛:入江甚儀藤兵衛:佐藤誓小幡七郎右衛門:矢柴俊博小幡伝太夫:神保悟志土居孫左衛門:板尾創路2025年2月20日(木) ~3月16日(日) 東京・新橋演舞場2025年3月21日(金) ~28日(金) 愛知・御園座2025年4月2日(水) ~10日(木) 京都・南座チケット情報:()公式サイト:※公演期間が終了したため舞台写真は取り下げました。
2025年02月21日丸山隆平主演のヒューマンサスペンス『金子差入店』より、新たな場面写真が公開された。本作は、第29回釜山国際映画祭のコンペティション部門〈NEW CURRENTS(ニューカレンツ)〉へ出品された作品で、差入店を営む家族の絆と一家が巻き込まれる事件を描く。刑務所や拘置所に収容された人への差入には、厳しい審査や検閲がある。そこで登場するのがルールを熟知した「差入屋」だ。様々な事情から面会に行くことができない人たちに代わって、面会室へ出向くこともあるという。差入店の店主を務める主人公の金子には、『泥棒役者』以来8年ぶりの主役を演じる丸山隆平。共演には、真木よう子、三浦綺羅、川口真奈、北村匠海、村川絵梨、甲本雅裕、根岸季衣、岸谷五朗、名取裕子、寺尾聰が名を連ね、監督はオリジナル脚本も手掛けた古川豪が務めた。公開された場面写真は、家族で差入店を営む主人公の金子(丸山)が依頼者からの手紙を拘置所に収容された人へ差し入れ、読み上げるシーンをはじめとした全11点。金子一家のほっこりショットや、一家を取り巻くキャラクターたちが写し出されている。併せて、特別映像も公開。金子一家の生業である「差入屋」は、誰のためのどのような仕事なのかがわかる説明動画となっている。『金子差入店』差入屋説明動画(15秒)<作品情報>『金子差入店』5月16日(金) 公開公式サイト:「金子差入店」製作委員会
2025年02月14日舞台『浪人街』で主演を務める丸山隆平、共演する玄理、入野自由、藤野涼子、入江甚儀、佐藤誓、矢柴俊博、神保悟志、板尾創路が都内のスタジオで稽古風景を公開。本番に向けた意気込みを語った。『浪人街』は、脚本家・山上伊太郎が書き下ろし、1928年のマキノ正博監督による『浪人街 第一話 美しき獲物』から始まるサイレント映画シリーズ。集団殺陣のジャンルを切り開いた作品として高く評価され、現在の時代劇にも多大な影響を与えている。今回の舞台版では、殺陣はもちろん、オリジナル映画版よりも、さらに浪人それぞれにフォーカスし、群像劇として、各々が抱えるものや感情の機微がより丁寧に描かれる。主人公・荒牧源内を演じる丸山は「その時代を生きる、自由奔放なひとりの人間が、どう変わっていくのか、それとも変わらないのか見てほしい」と人物像を語り、「新しい挑戦に恵まれた。おっかなびっくりな部分もあるが、常にアップデートしていかないといけないので、素敵なチャンスをいただいた。(稽古の)毎日がフレッシュな気持ちで、発見ばかり」と、本格的な時代劇への挑戦に背筋を伸ばした。舞台『浪人街』公開稽古より新橋演舞場の舞台に立つのは初めてだといい、「実は地元の南座も初めてで。会場によって、印象や雰囲気も違うはずなので、楽しみ」と期待のコメント。現時点で、公演数は53を数え「えっ?増えました?聞いていないです(笑)」と驚きの表情を見せ、「やはり見どころは殺陣なので、怪我のないよう、それぞれの距離感を稽古で固めていきたい」と意気込んだ。舞台『浪人街』公開稽古より浪人役を演じる上で、意識するのは「シンプルに居ずまい」だといい、「当時は死が隣り合わせ。常に刀を抜ける姿勢を保ち、歩き方にも心がけている。当時の武士は足腰が強かったはずなので、蹲踞(そんきょ)もするようにしている」と語った。また、「面白いのは、武士たち一人ひとり、剣の扱い方に性格が出てくる。人生が乗っかっているんだと思う」と話していた。源内に惚れている巾着切りのお新を演じる玄理は、「大人の恋愛の部分を楽しんでいただければ」とアピール。怒りのあまり、源内に蹴りを入れる場面もあり「丸山さんに、ムエタイの選手みたいと言われて(笑)」と照れ笑いを見せた。舞台『浪人街』公開稽古より人気声優の入野は、飲み屋の用心棒・赤牛弥五右衛門を演じており、「源内とは犬猿の仲。武士という身分にこだわりが強くて、物語に強い影響を与える」と説明。浪人の母衣権兵衛を演じる入江は、「お客様に一番近い立ち位置なので、丁寧に演じたい。恋愛パートもあるんですが、最後は源内じゃなくて、僕がお新をぶんどってやります!」と闘志を燃やした。板尾と藤野は、没落した武士の土居孫左衛門、その妹であるおぶんをそれぞれ演じる。板尾は「荒牧という役は、色気がないと成立しない。ファンの皆さんは、今まで見たことがない彼が見られるチャンスだと思う」と、初共演する丸山の“色気”に惚れぼれ。藤野は、「源内さんとお兄さんが、武士について話をするシーンがあり、それがどんな雰囲気になるのか今から楽しみ」と期待を寄せる。飲み屋の店主にして、義賊のお頭である藤兵衛を演じる佐藤は、「殺陣のシーンを1日稽古しただけで、もう箸が持てなくなって(笑)。老体に鞭打って頑張っている」と殺陣に悪戦苦闘。悪名高い旗本の小幡伝太夫を演じる神保は「大好物の悪役なので、存分に楽しみたい」、その弟・七郎右衛門役の矢柴は「やばい悪役です。終盤に座長(丸山)と一騎打ちする場面もありますが、勝つかもしれません。そうなったら、すみません」と、揃って悪役ならではの不敵な笑みを浮かべていた。舞台『浪人街』公開稽古より脚本は舞台作品のシナリオ、演出や映像脚本も数多く手がけて、特にセリフの構成力から描く人物像と世界観に定評がある倉持裕が担い、演出はNHKで数々のドラマ作を手がけるかたわら、『最貧前線~宮崎駿の雑想ノートより~』『モダンボーイズ』『精霊の守り人』など、舞台でも輝かしい活躍を見せる一色隆司を迎え、より一層の魅力を携えた新たな『浪人街』が創造される。人情、欲望、裏切りなど、時代劇らしさと、これまでになかった新しい視点が混ざり合った新時代のエンターテインメント時代劇に期待が高まる。取材・文・撮影:内田涼<公演情報>舞台『浪人街』原作:山上伊太郎【配役】荒牧源内:丸山隆平お新:玄理赤牛弥五右衛門:入野自由おぶん:藤野涼子母衣権兵衛:入江甚儀藤兵衛:佐藤誓小幡七郎右衛門:矢柴俊博小幡伝太夫:神保悟志土居孫左衛門:板尾創路2025年2月20日(木) ~3月16日(日) 東京・新橋演舞場2025年3月21日(金) ~28日(金) 愛知・御園座2025年4月2日(水) ~10日(木) 京都・南座チケット情報:()公式サイト:
2025年01月23日丸山隆平(SUPER EIGHT)主演映画『金子差入店』の公開日が5月16日(金)に決定し、特報映像とティザービジュアルが到着した。本作は、刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する「差入屋」を営む家族の絆と、彼らが巻き込まれる不可解な事件を描く感動のヒューマンサスペンス。丸山が、8年ぶりの主役としてこれまでのイメージとは異なる迫真の演技を披露しているほか、真木よう子、北村匠海(DISH//)、岸谷五朗、寺尾聰らも出演している。拘置所の面会室から始まる今回の映像。丁寧に挨拶する金子真司(丸山)をアクリル越しに睨みつける被疑者・横川(岸谷)、金子が見つめる先で、警官や救急隊員に抑え込まれながら泣き叫ぶ徳山詩織(村川絵梨)、鬼気迫る表情で怒鳴り散らす金子の姿。そして映像は、「あの子はちゃんとわかってる。パパの仕事のことも」という金子の妻・美和子(真木)のセリフから、徐々に光が差し、温かみを帯びていく。涙を流しながら抱きしめ、抱き合うシーンが続き、ラストには、固く繋いだ手が映し出される。まさに、ダークサイドから希望に満ちた光までを追いかけた映像だ。またティザービジュアルは、面会室のアクリル越しに憂いのある表情を見せる金子を、温かな光で照らしているデザイン。対面している髪の長い人物は一体誰なのかも、気になるところだ。『金子差入店』は2025年5月16日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:金子差入店 2025年5月16日より全国にて公開
2024年12月26日丸山隆平主演『金子差入店』より新たに7名のキャストの出演が発表された。本作は、刑務所や拘置所への差入を代行する「差入屋」を舞台に、家族の絆と人間ドラマを描く感涙のヒューマンサスペンス。この度解禁された追加キャストは、川口真奈、北村匠海、村川絵梨、甲本雅裕、根岸季衣、岸谷五朗、名取裕子の7名。川口はオーディションで抜擢され、映画初出演。毎日のように拘置所を訪れる女子高生・二ノ宮佐知を演じた。北村は罪を犯し拘置所に収容される小島高史を演じる。さらに、丸山演じる金子真司の息子の幼なじみの母親・徳山詩織役を演じるのは村川。金子家と関係性の深い弁護士・久保木役には、日本を代表する名バイプレイヤーの一人である甲本。差入の依頼のために金子を訪ねる小島の母・小島こず江役には、根岸。そして、佐知が毎日のように拘置所を訪れ、面会を求める男・横川哲役で、岸谷が出演。また真司の母、金子容子役として名取が参加する。差入店を中心に交差する複雑な事情を抱える人々のドラマという難しい題材を描くために、期待の新人から主演級の実力派俳優まで多彩なキャストが集結。その演技にも大きな注目が集まる。『金子差入店』は2025年、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:金子差入店 2025年全国にて公開予定
2024年09月18日映画『金子差入店』が、2025年5月16日(金)に全国公開される。主演は、SUPER EIGHTの丸山隆平が務める。家族の絆描くヒューマンサスペンス映画『金子差入店』映画『金子差入店』は、刑務所や拘置所に収容された人に差入を届ける商店「差入屋」を営む“家族の絆”を描いたヒューマンサスペンス。罪を犯した人々やその家族と、差入屋が対峙する時に生まれるドラマを通じて、人間の可笑しさや切なさ、ダークサイドから希望に満ちた光までを描き出していく。「差入屋」とは、受刑者や被疑者、被告人への差入を代行する専門店。差入にあたりクリアしなければならない厳しい審査や検閲のルールを熟知しており、様々な事情から面会に行くことができない人たちに代わって、面会室へ出向くこともある。物語の主人公は、「金子差入店」を営む店主の金子真司。金子は、家庭を持ちながら、人には言えない過去を抱えて生きている。息子のために生き直そうと決意していたが、あるきっかけで金子の過去が周囲に露となり、 家族の絆を揺るがす事態になってしまう……。映画『金子差入店』登場人物紹介主人公・金子真司…丸山隆平叔父の星田から差入店を引き継ぎ、「金子差入店」の店主を務める男。人に言えない過去を抱えながら、息子のために生き直そうともがく。息子の幼馴染を殺した男・小島との面会を重ねるも、金子一家の世間からの風当たりが強くなってしまう。美和子…真木よう子金子の妻。世の中の価値観に惑わされず、自らの信念を貫き通す性格。和真…三浦綺羅真司と美和子の息子。星田…寺尾聰金子の叔父。金子家と共に暮らしている。小島高史…北村匠海和真の幼馴染である花梨を殺害した罪で、拘置所に収容された男。小島こず江…根岸季衣小島の母。差入の依頼のために金子を訪ねる。⼆ノ宮佐知…川口真奈毎日のように拘置所を訪れる女子高生。横川に母親を殺される。横川哲…岸谷五朗佐知が毎日のように拘置所を訪れ、面会を求める男。徳山詩織…村川絵梨金子真司の息子の幼馴染の母親。久保木…甲本雅裕金子家と関係性の深い弁護士。金子容子…名取裕子真司の母。主演・丸山隆平、共演に真木よう子や寺尾聰主人公・金子を演じるのは、SUPER EIGHTの丸山隆平。映画『泥棒役者』以来8年ぶりの主役を演じる丸山は、2022年にはジョン・キャメロン・ミッチェル演出のブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』、2024年には三浦大輔演出の「ハザカイキ」で主演を果たし、その高い演技力が評価された。金子の妻・美和子は、2013年の日本アカデミー賞にて『そして父になる』で助演女優賞、『さよなら渓谷』で主演女優賞をW受賞を果たした真木よう子。2023年の主演映画『アンダーカレント』では、今泉力哉とタッグを組んだ。また、2人の息子役は、NHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原道長の長男役を演じた三浦綺羅。3人と共に暮らす金子の叔父・星田は、寺尾聰が務める。監督・脚本は古川豪監督・脚本を務めるのは、映画「東京リベンジャーズ」シリーズなどで助監督経験のある古川豪。本作が長編初監督作品となる古川は、構想から11年の歳月をかけたオリジナル脚本で、「差入店」という知られざる職業、そして「差入店」にまつわる人々を通し、家族や血縁関係といった大切な絆を問う物語を描く。なお、『金子差入店』は第29回釜山国際映画祭のコンペティション部門ニューカレンツ、第31回 ヴズール国際アジア映画祭コンペティション部門に正式出品されている。映画『金子差入店』あらすじ金子真司は妻の美和子と差入店を営んでいる。伯父の星田から引き継いだ住居兼店舗で、引退した星田と10歳になる息子の和真と一緒に暮らしていた。ある日、和真の幼馴染の花梨が何の関係もない男に殺害される。一家が花梨の死から立ち直れないでいた時、犯人の小島の母親から差入の代行と手紙の代読を依頼される。金子は差入屋としての仕事を淡々とこなそうとするが、常軌を逸した小島の応対に感情を激しく揺さぶられる。さらに、小島の母親から息子には話し相手が必要だと思うと再度の差入を頼まれた金子は、小島と話せば話すほど「なぜ、何のために殺したのか」という疑問と怒りに身を焼かれる。そんな時、毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会う金子。彼女はなぜか自分の母親を殺した男との面会を強く求めていた。2つの事件と向き合ううちに、金子の過去が周囲に露となり、家族の絆を揺るがしていく。【作品詳細】映画『金子差入店』公開日:2025年5月16日(金)監督・脚本:古川豪出演:丸山隆平、真木よう子、三浦綺羅、川口真奈、北村匠海、村川絵梨、甲本雅裕、根岸季衣、岸谷五朗、名取裕子、寺尾聰主題歌:SUPER BEAVER「まなざし」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
2024年08月29日「SUPER EIGHT」丸山隆平主演の感涙ヒューマンサスペンス映画『金子差入店』が公開決定した。刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する「差入屋」。 金子真司は、一家で「差入店」を営んでいた。ある日、息子の幼なじみの女の子が殺害される凄惨な事件が発生。犯人の母親が、差入をしたいと尋ねてくる。 差入屋として犯人と向き合いながらも、日に日に疑問と怒りが募る金子。そんなとき、毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会う。彼女はなぜか自分の母親を殺した男との面会を求めていた。2つの事件の謎と向き合ううちに、金子の過去が周囲に露となり、 家族の絆を揺るがしていく――。本作は、差入店を営む家族の絆を描く物語。刑務所や拘置所に収容された人への差入には、厳しい審査や検閲がある。そこで登場するのが、ルールを熟知した「差入屋」。また、様々な事情から面会に行くことができない人たちに代わって、面会室へ出向くこともある。『泥棒役者』以来、8年ぶりの主役を務める丸山が演じるのは、そんな差入店の店主をする主人公の金子。人に言えない過去を抱え、息子のために生き直そうとする男を、これまでの丸山のイメージとは一線を画す、迫真の演技で情感豊かに体現する。今回の役柄について丸山は「真っ直ぐな男です。それゆえに、自分で制御できない危うさも抱えています。家族に対する愛情はとてつもなく大きくて、差入屋という自分の職業と家族の間で揺れながら生きている人間です」と説明。そして「登場するすべての人たちとの人間関係を、どんどん掘り下げていく物語なので、自分自身がこれまで歩んできた人生を見つめ直すという貴重な作品にもなりました。ひと言で言えばいくつもの家族の物語なのですが、ひと言では簡単に言えない愛おしさや怒り、苦しさや喜びなどの想いが詰まっています。その中から宝探しをするような気持ちで観に来ていただければ、きっと何か大切なものを見つけてもらえるのではないかと思っています」とコメントしている。また、金子の妻・美和子役で真木よう子、息子の和真役で三浦綺羅、3人と共にに暮らす金子の叔父・星田役で寺尾聰が出演する。長編初監督の古川豪が、オリジナル脚本も自ら手掛けている本作。完成までに構想から11年の歳月をかけた本作について監督は、「差入店やそれにまつわる人々を通して、家族とは?血とは?家庭環境とは?を問うています。丸山隆平さんをはじめ素晴らしい俳優陣や愛すべきスタッフたちとともに作りあげました。どうか一人でも多くの方に観ていただけますように」と語っている。『金子差入店』は2025年全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:金子差入店 2025年全国にて公開予定
2024年08月26日アイドルグループ・SUPER EIGHTの丸山隆平が、映画『金子差入店』(2025年公開)の主演を務めることが26日、明らかになった。同作は刑務所や拘置所に収容された人への差入を担う「差入店」を営む家族の絆を描くオリジナル作。本作で長編初監督を務める古川豪監督が手掛けている。刑務所や拘置所には厳しい審査や検閲があり、ルールを熟知した差入屋が必要に。また、様々な事情から面会に行くことができない人たちに代わって、面会室へ出向くこともある。丸山が演じるのは差入店の店主を務める主人公の金子で、『泥棒役者』以来8年ぶりの主役を演じる。人に言えない過去を抱え、息子のために生き直そうとする男を、これまでの丸山のイメージとは一線を画す迫真の演技で情感豊かに体現した。金子の妻の美和子には真木よう子。世の中の価値観に惑わされず自らの信念を静かに貫く美和子を芯に強さのある柔らかさで表現した。2人の息子の和真は、NHK大河ドラマ『光る君へ』に藤原道長の長男役で出演するなど、今最も注目される子役の1人、三浦綺羅。3人と一緒に暮らす金子の叔父の星田役は寺尾聰。2016年に主演を務めたドラマ『仰げば尊し』の現場で制作スタッフだった古川監督の才能にふれ本作への出演を決めた。本作では要所要所で家族を支える星田を飄々とした優しさで演じている。金子が罪を犯した人々やその家族と対峙する時、胸を締め付けるドラマがあり、不運な事件があり、未解決の謎がある。誰も観たことのない設定で、人間の可笑しさと切なさ、ダークサイドから希望に満ちた光までを追いかけるヒューマンサスペンスとなっている。○丸山隆平 コメント僕が演じた金子は、真っ直ぐな男です。それゆえに、自分で制御できない危うさも抱えています。家族に対する愛情はとてつもなく大きくて、差入屋という自分の職業と家族の間で揺れながら生きている人間です。古川監督とはクランクイン前に何度もお会いして、生い立ちなど個人的な話もたくさんさせていただき、互いの人間性を深く知った上での撮影となりました。監督の中に眠るマグマのような熱量を受け止めて、嘘なく演じることができたのではないかと思います。登場するすべての人たちとの人間関係を、どんどん掘り下げていく物語なので、自分自身がこれまで歩んできた人生を見つめ直すという貴重な作品にもなりました。ひと言で言えばいくつもの家族の物語なのですが、ひと言では簡単に言えない愛おしさや怒り、苦しさや喜びなどの想いが詰まっています。その中から宝探しをするような気持ちで観に来ていただければ、きっと何か大切なものを見つけてもらえるのではないかと思っています。○古川豪監督 コメント助監督として参加する撮影の最中、拘置所の近くでポツリと構える差入店に目が留まりました。調べるうち、差入れ代行業の必要性を知るに至りました。昨今のセカンドチャンスに寛容になれない世間の風潮に一石投じられるのでは? とも思ったのですが、なかなか納得いくものが書けず、時間は過ぎていきました。11年。その間私自身結婚し、子を授かり、変わっていく価値観とともにストーリーも変化していきました。差入店やそれにまつわる人々を通して、家族とは?血とは?家庭環境とは? を問うています。丸山隆平さんをはじめ素晴らしい俳優陣や愛すべきスタッフたちとともに作りあげました。どうか一人でも多くの方に観ていただけますように。【編集部MEMO】映画『金子差入店』あらすじ刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する「差入屋」。金子真司(丸山)は一家で「差入店」を営んでいた。ある日、息子の幼馴染の女の子が殺害される凄惨な事件が発生。彼女の死にショックを受ける一家だったが、犯人の母親が差入をしたいと尋ねてくる。差入屋として犯人と向き合いながらも、日に日に疑問と怒りが募る金子。そんな時、毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会う。彼女はなぜか自分の母親を殺した男との面会を求めていた。2つの事件の謎と向き合ううちに、金子の過去が周囲に露となり、家族の絆を揺るがしていく。(C)2025「金子差入店」製作委員会
2024年08月26日舞台『ハザカイキ』のフォトコールがTHEATER MILANO-Zaにて行われ、丸山隆平、勝地涼、恒松祐里、三浦大輔(作・演出)が取材に応じた。同作は三浦大輔による3年ぶりの新作で、時代の価値観の変容に踊らされる人々を描く問題作となる。芸能界を舞台に、マスコミとタレントという特殊な関係の中、現代に振り回されながら葛藤し続ける人間たちの揺らぎを、三浦独自の視点で浮き彫りにする会話劇に。主演の丸山と初タッグを組み、芸能記者・菅原裕一を演じる。ほか、風間杜夫、さとうほなみ、九条ジョー、米村亮太朗、横山由依、大空ゆうひらが出演する。○■舞台『ハザカイキ』で芸能記者役に挑んだ丸山隆平構想7年という同作だが、作・演出の三浦は「とあるシーンを舞台上でやりたくて構想が始まったんですけど、7年経ってここまで時代とフィットするとは予想外なので、この時期に観るべき作品なのかなと強く思っています」と自信を見せる。主演の丸山については「(決まったのは)あやふやなんですけど、1年くらい前ですかね。普段のテレビとかで見る丸山くんの地をそのまま使って演じてほしいなという思いを強く持って、もちろん週刊誌の記者ではないですけど、自分の仕事とリンクする部分も演じてくれてるなと思います」と評価した。週刊誌記者役の丸山は、この会見でも記者たちが発言をメモする様子を見て「何書かれてるのかな?」と気になる様子。「新鮮でもありますし、こういう思いで記者の方がいろんな情報を集めたりしているのかなと。考えたことなかったので、観察のしがいのある職業だなと思いました」と明かす。映像なども参考にしたそうだが、実際のイメージとしては「車とかですごい張り込んでるイメージ。人によってスタイルは違うと思うんですけど、とにかく途方もない時間をかけてスキャンダルだったり、社会的なことも取り上げたりされてますから。時間も労力も精神的なものも削られるんだろうなというのは想像して、イメージが変わりました。すごい怖い人たちなのかなというイメージでしたけど、記者の方も生活があって家庭があるわけじゃないですか。そういう背景を考えさせられたりはしました」と振り返る。また恒松は「私はあんまりまだ撮られたりしたことがないので。ずっと外で寒い思いを新柄張り込んでる人たちというイメージ」という一方で、「今回の作品ではすごいマイクを向けられるシーンがあって、(会見中も)作品の舞台上にいるみたいな気持ちになってます。こういうシーンがあるから、リアルなのか舞台なのかがわからなくなってる感じです」と語った。芸能記者に向けての一言を求められると、丸山は「皆さん専門で飯を食われているわけですから、記事の質にはよるとは思うんですけど、報道すべきはすべきですし、忖度とか言われてますけども、信念や志を持たれてるんだったら、素晴らしい職業やと思います」と表す。「記事にもよりますけど」と念を押しつつ、「いい人生のためにやってるんだと思いますし、それは自分の生活としてやっていただければと思います。あんまり触れたくはないですけど、僕らもお世話になってますから、 いつも感謝はしています」と心境を明かした。舞台上では丸山と親友となる勝地は、実際には「なってないです。2カ月ではならないです。でもこれから」と今後に期待も。丸山は「舞台や演劇で言ったら大先輩だったりするんで、いろいろアドバイスいただいたり。この舞台の稽古期間中に『お前ちゃんとせいよ』というのは言っていただきました」と明かし、勝地は「変な切り取り方される!」と焦る。丸山は「劇を良くするために、『もうそろそろ、この段階ではダメなんじゃない?』と言ってただいて。僕も41(歳)なんですけど、なかなかそういうことを言ってくれる人っていなくて嬉しかったし、助かってます。本当に頼りになる」と感謝。「そこから台本とかを持って行って、『このシーンはどう見えた?』と聞いた時も的確にアドバイスをいただいて。もちろん三浦さんの演出が元なんですけど、フッと見た時にどう見えるか、つぶさにアドバイスくださり、めちゃくちゃ助かってます」と語った。東京公演はTHEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)にて3月31日〜4月22日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて4月27日~5月6日。
2024年03月31日舞台『ハザカイキ』のフォトコールがTHEATER MILANO-Zaにて行われ、丸山隆平、勝地涼、恒松祐里、三浦大輔(作・演出)が取材に応じた。同作は三浦大輔による3年ぶりの新作で、時代の価値観の変容に踊らされる人々を描く問題作となる。芸能界を舞台に、マスコミとタレントという特殊な関係の中、現代に振り回されながら葛藤し続ける人間たちの揺らぎを、三浦独自の視点で浮き彫りにする会話劇に。主演の丸山と初タッグを組み、芸能記者・菅原裕一を演じる。○■舞台『ハザカイキ』にちなみ丸山隆平が心境丸山は「今朝、SUPER EIGHTの安田章大さんから、『ガンバ!』とLINEいただきましたし、彼も舞台をやってるので、そういう仲間の支えで、最後まで無事安全に走り切れたらなと思っています」と意気込む。『ハザカイキ』=端境期にちなみ、グループの改名についての心境を聞かれると「いろんな段階を経てのことだった。グループ名を変えるのは自分たちで決断したことだったので、グループにとっても今年が周年でもあって、いい『ハザカイキ』になったんじゃないかなと思います。ファンの方々も一般の方々も、ちょっとクスッとしながらも応援してくださってるようなムードをこの2カ月間で感じているので」と明かす。前グループ名については「今でも言っちゃいますね。周りのスタッフさんとか共演者の方とかも、前の名前が出てきたりしちゃうので、しばらくご迷惑をかけるんだろうなというのは体感としてあります」と語った。メンバーの観劇については「予定ないですね。ヤスくんも舞台だし、村上(信五)くんもMCで引っ張りだこだし、横山(裕)くんも今撮ってますし、大倉(忠義)はプロデュース業で忙しいですし、わかんないですね」と忙しい様子。「前と状況がまた違うし、個々の活動が充実しているのはいいことなので、あんまり無理して来ず、休むときは休んでほしいです」と希望する。安田以外のメンバーからの連絡については「多分、今ごろきてるんじゃないですかね?」とニヤリとした。また、CDデビューが発表された後輩のAぇ! groupについては「大阪時代に交流があったり、朝の番組ですれ違って一緒に写真撮ったりとかあります」と説明。「ジュニア時代にごはんに行ったりもありますけど、彼らも多方面で活躍しているので、なかなか行く機会が。むしろ遊んでくれなくなったという感じ。いいことだと思います」と後輩の活躍を喜んでいた。東京公演はTHEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)にて3月31日〜4月22日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて4月27日~5月6日。
2024年03月31日漫画『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』などを手掛けた、日本を代表する漫画家である、鳥山明さんの逝去が報じられた、2024年3月8日。突然の別れに世界中から悲しむ声が上がり、同じ漫画家仲間からも、鳥山さんを偲ぶコメントが数多く寄せられました。ゆでたまご嶋田『ライバル』鳥山明さんを偲ぶ漫画『キン肉マン』の原作者で、漫画家ユニット『ゆでたまご』の嶋田隆司さんは、同日にX(Twitter)を更新。年齢、キャリアともに近い漫画家として、鳥山さんとはライバル的存在であったことを明かしつつも、悲しみの想いをつづりました。鳥山さんのサインを写した写真とともに、投稿された文章がこちらです。昼間に鳥山明さんの訃報を聞いた。彼は歳は5歳上だが、キャリアはゆでたまごの方が1年先輩だった。同じギャグ漫画家ということもあり初めて『Dr.スランプ』を見た時はアメコミ風の絵と洗練されたギャグでえらいやつが出てきたなと脅威を感じました。アニメも連載一年目からきまってこんちくしょうと妬みもあり。本当にバチバチに仲がわるかった、私たちも連載4年目で『キン肉マン』はアニメ化になり、ますます彼とはライバル意識し口も聞かなくなった。しかし初期は仲が良く 漫画家集まる宴会などではゲームしたり色紙のやり取りもしていた。でも鳥山さん68歳は若すぎるよ。悲しいよ 、、謹んでお悔やみ申し上げます。@yude_shimadaーより引用(原文ママ)昼間に鳥山明さんの訃報を聞いた。彼は歳は5歳上だが、キャリアはゆでたまごの方が1年先輩だった。同じギャグ漫画家ということもあり初めて『Dr.スランプ』を見た時はアメコミ風の絵と洗練されたギャグでえらいやつが出てきたなと脅威を感じました。アニメも連載一年目からきまってこんちくしょうと妬… pic.twitter.com/yUlNH3QTK9 — ゆでたまご嶋田 (@yude_shimada) March 8, 2024 「本当にバチバチに仲が悪かった」といいつつ、互いにリスペクトし合う関係でもあったことがうかがえる、嶋田さんのコメント。人気漫画家同士にしか分からない、数々の思い出があるのでしょう。投稿には、両者の作品に親しんだ人たちから、さまざまなコメントが寄せられていました。・ライバル同士のいい関係。こちらの目頭が熱くなってしまった。・『ドラゴンボール』も『キン肉マン』も、連載1話からリアルタイムで読んでいたことが、自分にとって生涯の自慢です。・そんな裏話があったんですね。互いにガチで勝負していたからこそ、魂を揺さぶる作品が生まれたんだろうな。・鳥山先生とライバルで「仲が悪かった」と書ける人がこの世に何人いるのか。互いに認め合っていたからこそいえることなんでしょうね。・初期の頃の色紙を大事に持っているなんて、よきライバルだったのだろう。リスペクトを感じる。両者の作品が、世界中で愛される名作となったのは、よきライバルがいたからこそなのかもしれません。互いに高め合う中で生み出された作品は、これからも人々の心を揺さぶり続けていくことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年03月09日丸山隆平が舞台『ハザカイキ』で主演を務めることが19日、明らかになった。同作は三浦大輔による3年ぶりの新作で、時代の価値観の変容に踊らされる人々を描く問題作となる。芸能界を舞台に、マスコミとタレントという特殊な関係の中、現代に振り回されながら葛藤し続ける人間たちの揺らぎを、三浦独自の視点で浮き彫りにする会話劇に。主演の丸山と初タッグを組み、芸能記者・菅原裕一を演じる。共演に勝地涼、恒松祐里、風間杜夫、さらにさとうほなみ、九条ジョー、米村亮太朗、横山由依、大空ゆうひと様々なジャンルで活躍する俳優陣が、三浦が創り出す一筋縄ではいかない人間関係の新たな有様を体現する。東京公演はTHEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)にて2024年3月31日〜4月22日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて2024年4月27日~5月6日。○■三浦大輔 コメントこの作品では、芸能界、マスコミという特殊な世界を舞台に、時代に振り回されながら葛藤し続ける人間たちを描きます。昨今、人は自分が犯した罪に対して、本来は謝る対象ではない世の中に向けてその意を伝えなければいけません。得体の知れない“世間”の顔色を常にうかがいながら生きる時代――このテーマ自体は6年以上前から考え続けてきましたが、いろいろな時期を経て、独自の視点も見つかり、やっと実現化するタイミングがやってきました。ただ構想を思いついた時よりも、ここまで時代にフィットしてしまう展開は、正直、予想外でしたが、これは生である演劇にとって「強み」と捉えています。タイトルの『ハザカイキ(端境期)』は、物事の入れ替わりの時期を表す言葉です。人間関係において、早急なアップデートが求められる過渡期だからこその新鮮なアングル、新感覚の人間ドラマを浮かび上がらせたい……何かを問題提起する気も、自分の価値観を押し付けるつもりもなく、この「変容」に揺れ動いている人間模様をありのままに描きたい。作劇/演出としては、肉体的な動きを重視していたこれまでの作風から抜けて、会話劇に重点を置くことになりそうです。対話で浮き彫りになる価値観のズレ、すり合わせ、そこにこそ、まさに今の“人間”が見えてくるはずです。“問題作”と銘打った本作は、人が人に謝り、人が人を赦すことに関しての物語です。○■丸山隆平 コメント一人の人物の心の揺れや動きをこれでもかと生々しく切り取り、人間同士のリアルな関係性を浮かび上がらせ、かつエンターテインメントである――『娼年』、『愛の渦』、『何者』、『そして僕は途方に暮れる』、『物語なき、この世界。』などなど、三浦さんが監督された映画や舞台を、これまで僕は何本も拝見してきました。観客としてそのリアリスティックな世界に驚かされながら、「いつか挑戦してみたい」と願っていた舞台にこうして出演が叶い、身が引き締まる思いです。今回僕が演じる役は “芸能記者”。人間という不安定な生き物がどうこの役に息づいていくのか、そして自分がどう構築していくのかまだ予想もついていません。ですが、大変興味深く、掘り下げ甲斐のある物語になる予感が既にしています。風間杜夫さん、勝地涼さんをはじめ、初めて舞台でご一緒する方も多く、新しい現場は毎回が入学式のような気持ち。ワクワクとドキドキ、新しいときめきに溢れていますし、座組みを眺めただけでも、演劇見巧者の方も、そして初めて舞台をご覧になる方にとっても、間違いなく見応えのある舞台になる確信があります。お芝居は映像とは違って、観客の皆さん一人ひとりが自分で好きなようにカット割ができる表現でもあります。舞台の上で生きている人間の数だけ人生がどんどん動いていきますので、端から端まで、前のめりで隈なく見つめていただけると嬉しいですね。そんなお客様をお迎えするために僕たちも、新宿歌舞伎町のTHEATER MILANO-Zaに、情報量のぎゅっと詰まった濃密な空間をつくり上げたいと思っております。○■勝地涼 コメント三浦さんとは、『SOUL TRAIN』(2006年)という映像作品でご一緒して以来です。気づけば約20年前ですが、当時脚本と監督を手がけられていた三浦さんがある場面の撮影で、モニターを眺めながら密かにニヤニヤしていた表情を鮮烈に覚えています。ごく普通の、なんの変哲もない場面でしたけれど、その顔を見た瞬間……「この人きっと変態だな。すごく好きだな!」と信頼度がアップしたんです。その後も継続していろいろな作品を拝見し、劇場で会えばご挨拶もしていましたし、こうしてやっと舞台でご一緒できることがとても嬉しく、THEATER MILANO-Zaという新しい劇場に立てることも幸せで、参加できる喜びを噛み締めています。丸山隆平さんとは昨年、バラエティ番組で初めてご一緒させていただきました。メンバーの皆さんとお芝居をした際、不思議と「演劇の匂いがするグループだな」と感じたんです。そして丸山さんがこちらの気持ちを瞬時に読み取って反応してくださったことも印象深い出来事で、「いつか舞台でご一緒したい」と思っていたので、願いがこんなに早く叶うとは……と驚いています。そして、とにもかくにも、映像でしか共演したことのない風間杜夫さんと同じ板に立てることに武者震いしております。あの瞬発力、立っているだけで漂う色気、そして狂気。演劇の神様と芝居ができることが、今から楽しみで仕方ありません。座組みには初めてご一緒させていただく方々も多く、新しい刺激をいただけるのではないかと、稽古スタートに今からワクワクしています。現代性を帯びた三浦さんの作品には、人間のドロッとした部分も出てくるのではないかと予測しています。僕自身もすごく楽しみな最新作、ぜひ劇場でご覧ください。○■恒松祐里 コメントリアルな人間の姿を浮き彫りにするような描き方やドキッとするようなセリフ……以前から様々な作品を拝見し、「驚くような感性をお持ちの方だな」と感じていた三浦さんの舞台に参加できることが、とにかく今、とても楽しみです。今回私は「橋本香」という、好感度調査で1位を誇るような“国民的人気タレント”を演じることになりました。彼女は、とあるリークでマスコミのかっこうの餌食となり、執拗なまでに追われることになってしまい――芸能界やメディアを背景に、その関係性も描き出す舞台と伺っていますが、ここまで自分が普段生きている世界に近い役柄を演じるのは初めてのことですし、「近い」からこその役づくりもできるのではないかと思います。そして、知っている世界だからこそ悩む場面も、おそらく出てくると予測しています。今回の座組みは“初めまして”の方ばかり。いろいろな作品で拝見している先輩方の演技を、間近で勉強できることにも身が引き締まる思いがします。皆さんとご相談しながら、どんどん深掘りしていくことに、今からとてもドキドキワクワクしています。また今年の夏に舞台『パラサイト』で立たせていただいたばかりの新しい劇場、THEATER MILANO-Zaに再び出させていただくことにも、大きな喜びがあります!三浦さんが描かれる特殊な世界――だからこそ見えてくるさまざまな存り様が、どんな言葉で、どんな状況で、どんな場面で描かれていくのか。今はまだ想像もつきませんが、早くその世界に飛び込みたい、早く登場人物たちの運命を知りたい!と、期待に胸をふくらませております。どうぞ初日を、楽しみにお待ちください。○■風間杜夫 コメント2年前にシアターコクーンで上演された『物語なき、この世界。』は、三浦さんの作品が持つ独特の語り口にグイグイと魅了されました。なので今回お声がけいただき、「ぜひやらせてください」と即答し、新しい体験に期待が膨らんでいます。今の時代を驚きの手法であぶり出していく三浦さんの作劇術、ドラマツルギーを体感できる稽古場に足を踏み入れることにもワクワクしていますし、彼の演出を受けることも、半分怯えながらも役者として胸躍るものがあります。丸山さんはじめ初顔合わせの方も多く、そこからも大いなるインスピレーションをいただけるでしょう。また、映像作品で親子役を演じたことがある勝地涼くん、8年前にアリエル・ドーフマンの『死と乙女』でご一緒した大空ゆうひさんと久々にお会いできることも、今からとても楽しみです。2023年は、ミュージカルにも出演し、テント芝居にも出ました。その合間を縫ってライフワークである一人芝居で全国を巡り――自分でこんな言い方はおかしいのですが、何にでも好奇心を持ってかじりつきながら、“節操のない”役者人生を送らせていただいております。元々学生演劇からスタートし、舞台が好きでこの世界に入り、役者人生は今年で52年となりました。年齢を考えるとあと何年このペースで仕事ができるか分かりませんし、人の一生が4幕ものの芝居だとしたら、もう最後のカーテンコールに向かっている段階じゃないでしょうか。今まで以上に1本1本の舞台が大切になる年代に突入した今、冒険心を持って向かえる舞台は貴重です。ありがたさしかありません。ベテランと言われる年齢になってもなお「奮闘」する姿を、ぜひご覧ください。【編集部MEMO】舞台『ハザカイキ』は三浦大輔によるオリジナル作。芸能記者である菅原裕一(丸山隆平)が担当することになった、国民的人気タレントの橋本香(恒松祐里)と人気アーティスト・加藤勇(九条ジョー)の熱愛疑惑。リークしたのは、香の友人・野口裕子(横山由依)だった。香の父・橋本浩二(風間杜夫)は人気俳優であったが、芸能事務所の社長となり、いまは香のマネージャーの田村修(米村亮太朗)とともにマネージメントをしている。香がまだ幼い頃に、不倫をスクープされ芸能界から姿を消した自身の経験を元に、香にはスキャンダルを起こさないよう諭している。勇のマンションから出てきた香を追い、菅原が入ったスナックには浩二と離婚した香の母・智子(大空ゆうひ)がいた。菅原には同棲している恋人・鈴木里美(さとうほなみ)と、親友・今井伸二(勝地涼)がいる。菅原は里美との生活に安らぎを得、今井と会うときには仕事の愚痴を話したり、ごく普通に過ごし、そんな生活が今後も続くと信じていたが、実は2人は菅原の仕事を快く思ってはいなかった。ある日、勇がとある不祥事で芸能界を追放され、事態が急変する。勇との熱愛をスクープされた香にも芸能人としての存続の危機が訪れる。そんな中、香は菅原に対面し、ある難題を投げつける……。
2023年12月19日《ヘルプマークをつける事になりました》11月26日、Xにこう投稿したのは、人気マンガ『キン肉マン』の作者である漫画家「ゆでたまご」の嶋田隆司氏(63)。同氏は10月に右膝の手術を受けたことを明かしている。東京都福祉局のホームページによると、ヘルプマークとは、見た目上は分かりにくい内部障害や妊娠初期の人などが、援助や配慮を求めやすくなるためのマーク。病院や地下鉄を中心に普及啓発活動を行っており、ヘルプマークを付けている人を公共交通機関でみかけたら席を譲るように呼びかけている。そんなヘルプマークをつける事になった嶋田氏だが、冒頭の投稿には続きがあった。《しかし席は誰も譲りません。私はマタニティマークやヘルプマークの方を見るといつも席譲ってました。一度優先席に座っていたおばあさんが私に席譲ってくれる素振り見せてくれました。流石に駅も近いのでそれは断りました。正義はないのかこの日本》この投稿には、同じくヘルプマークをつけているというユーザーから共感の声が寄せられていた。《私もヘルプマーク付けてますが譲られる事は2割あるかないかですね》《私も持ってますが譲ってもらった事はありません》《私もヘルプマーク着けてますが、皆さんホントに見てないですねスマホと睨めっこで見えてないです》ヘルプマークをつけているにも関わらず席を譲ってもらえないことを嘆いた嶋田氏だが、無視しているのではなく、マークの認知がされていないのではという意見もあった。《ヘルプマークってまだ一般的じゃないんですよね》《恐らく世の中のヘルプマーク認識の低さもあると思います》《先生のこのポストでこのマークの意味が分かりました。見かけたら席を譲るようにします》《何日か前にこのマークつけてる人見かけたけど何の意味なのか今知りました》
2023年11月28日2023年11月26日、人気漫画『キン肉マン』の原作者で、漫画家ユニット『ゆでたまご』の嶋田隆司さんがX(Twitter)を更新。難病や内部障害など、外見からは分からない疾患を周囲に知らせる、ヘルプマークを付けることになったと明かしました。嶋田さんは変形性膝関節症で右膝の手術をしており、同月13日に退院したばかり。リハビリに励んでいることをInstagramで報告しています。Xの投稿で、嶋田さんは「席は誰も譲りません」とヘルプマークへの理解度の低さを嘆いており、反響を呼んでいました。ヘルプマークをつける事になりました。しかし席は誰も譲りません。私はマタニティマークやヘルプマークの方を見るといつも席譲ってました。一度優先席に座っていたおばあさんが 私に席譲ってくれる素振り見せてくれました。流石に駅も近いのでそれは断りました。正義はないのかこの日本 #キン肉マン … pic.twitter.com/0s1GAy7Ssy — ゆでたまご嶋田 (@yude_shimada) November 26, 2023 「正義はないのかこの日本」と、憤りをつづっていた、嶋田さん。街中や公共交通機関などさまざまな場所で、周囲からの配慮を必要とするヘルプマークを身に付けた人は見かけます。しかし、マークを付けているのに席を譲ってもらえないケースは少なくないようです。投稿には共感の声など多くのコメントが寄せられています。・同じく譲ってもらったことはない。どちらかというと優先席に座っていても、文句をいわれないための装備品だと思ってる。・分かります。妊娠中に満員の車内で席を譲ってもらえなかった。愛のない人が増えたのか、もともと少ないのか…。・ヘルプマークを見た人は、声を掛けづらかったらそっと立つだけでも!もっと広まってほしいです。・スマホを見ていてマークに気付かないことも。困っている人がいないか、周りを見渡すことって大切ですね。コメントの中には「マークを初めて見た」という声もあり、まだまだ世間での認知が高くないことがうかがえます。嶋田さんは続けて投稿し、「ヘルプマークの意味は、せめてキン肉マンファンの方は覚えておいて」と呼びかけていました。[文・構成/grape編集部]
2023年11月27日COCOON PRODUCTION 2022『パラダイス』のフォトコールが7日にBunkamuraシアターコクーンにて行われ、丸山隆平、赤堀雅秋(作・演出・出演)が取材に応じた。同作は赤堀雅秋が作・演出を手がけるオリジナル作。高齢者を狙った詐欺グループのリーダー・梶浩一(丸山)は、ある日、ヤクザの1人に呼び出され、組織拡大という無理難題をふっかけられる。断ることもできず、、グループの腹心らと言われるがまま手を広げていく梶。被害に遭い、ズタボロにされていく老人たち、その家族を尻目に、梶らは一時隆盛を極めるが、やがて暗雲が立ち込める。主演の丸山のほか八嶋智人、毎熊克哉、水澤紳吾、小野花梨、永田崇人、梅沢昌代、坂井真紀、西岡德馬が出演する。もともと赤堀のファンだったという丸山は「映画の方で知ってそこから演劇を何本か観させていただきまして、好きやなあと思って雑誌で言ってたものを見てくださってたみたいで、言っとくもんだなとすごく嬉しいです」と喜ぶ。「いろんな解釈や切り取り方があるとは思うんですけど、何より今この世の中を生きる人たちに対して今を実感していただけるような舞台になっている」と魅力を表した。2020年5月~7月に上演を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い公演は中止になったという経緯もあり「世界も日本もいろんなことが変わったりとか、実感みたいなものをみんな生きてて持ってると思うんですね。そういう部分を改めて見直すこともできたりとか、家族のことを考えたりとか、会社のことを考えたりとか、普遍的で日常的なものを考え直せるようなところが魅力だなと思います。本当だったら一晩中語りたいですけどこの辺で」と言葉が止まらない様子だった。内容の2年前との変化について、赤堀は「詐欺集団という設定は変わってないんですが、核みたいな部分だったり、何をもって描くべきかは全くもって変わってます現在を感じとりながら自分なりに表出したいと思ってるので、2年前と今とでいろんなことによって大きく空気感が変わってきているところを具現化したつもりではいるんですが」と説明する。普段はバラエティなどでも活躍する丸山に「笑いを取りたくないのか」という質問が飛ぶと、「赤堀さんがそれで行けっておっしゃるんであればやります」と意欲。赤堀が「じゃあ一発芸をお願いします」と言うと、即座に準備する丸山を赤堀が「嘘です」と止め、丸山は「速っ!!」と驚いていた。赤堀は俳優としての丸山について「とっても素敵な俳優だと思います。正直ジャニーズかというところで斜に構えていた部分もあるんですけど、稽古の段階からとっても素敵だなって。本当に何のお世辞でもなくとても素晴らしいなと思いますし、この座組を引っ張ってくれてるなという思いは大阪公演の時からあります」と絶賛した。質問が途切れると、「興味ないですか〜? 大丈夫かなあ〜?」と報道陣を笑わせていた丸山。見どころを聞かれると「言っちゃっていいんですか? チケットを買ってくれた人の特権だと思います」と答える。また、関ジャニ∞のメンバーが観にくるかについては「全く聞いてないです。僕自身も聞かないようにしてます。それぞれのスケジュール感もあって『来てくれよなんていうとプレッシャーになっちゃうので、心に余裕がある時に来てくれたら」と言いつつ、「期待はしてます」という。「ヤスくん(安田章大)のやつは観にいきました。割とフラットに考えてます」と明かした。大阪公演を既に終えており、東京公演はBunkamuraシアターコクーンにて10月7日~11月3日。
2022年10月07日関ジャニ∞の丸山隆平が主演を務める舞台『パラダイス』が、2022年9月25日(日)から10月3日(月)まで大阪・森ノ宮ピロティホールで、10月7日(金)から11月3日(木)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンにて上演される。チケット一般発売日は8月28日(日)。“詐欺グループの男たち”を描く舞台『パラダイス』赤堀雅秋によるオリジナル舞台『パラダイス』は、詐欺グループの男たちの栄枯盛衰の物語。一見豊かで平和ぼけしているかのような街・東京 新宿を舞台に、“社会の底辺”で蠢く男たちが、破滅を予期しながらも刹那的な幸福を求めて走り続ける様を、俯瞰的な視点から描写する。当初は2020年5月から7月に上演される予定だった本舞台。今回は一部キャスト・スタッフが再集結し、念願の上演となる。関ジャニ∞丸山隆平が詐欺グループのリーダーに主演を務めるのは、関ジャニ∞の丸山隆平。アイドル活動に留まらず、ドラマ・映画・舞台と多岐に渡って活動し、2022年2月にはブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』で性別を超えて愛を求める主人公・ヘドウィグを演じ、新境地を開いた。そんな丸山隆平が『パラダイス』で演じるのは、高齢者を狙う詐欺グループのリーダーだ。明るく天真爛漫なイメージのある彼が、大きくギャップのある“底辺でもがく男”をどう演じるのか、期待が高まる。共演に八嶋智人や毎熊克哉共演には、シリアスからコメディまで巧みな演技で観客を惹きつける八嶋智人、独特の存在感で映像業界から熱い視線を集める毎熊克哉をはじめ、梅沢昌代、坂井真紀、西岡德馬など、ベテランから注目の若手まで、個性あふれる様々な世代の俳優が登場する。『パラダイス』あらすじ舞台は東京、新宿。表層的には豊かに見える平和ぼけしたこの街だが、虚無感を抱えた人間たちがもがく“底辺”が存在する。巷に蔓延る高齢者を狙った詐欺グループのリーダーの男は、ある日、懇意にしているヤクザの一人に呼び出され、組織拡大という無理難題をふっかけられる。断ることもできず、言われるがまま手を広げる男と詐欺グループの腹心たち。被害に遭い、ズタボロにされていく老人とその家族を尻目に、彼らは一時隆盛を極めるが、やがて暗雲が立ち込める……。底辺で蠢く人間たちの不毛な戦いと裏切り、束の間の栄枯盛衰の物語。作・演出に赤堀雅秋作・演出を務めるのは、『美しく青く』(2019年)以来、3年ぶり5回目のシアターコクーン登場となる赤堀雅秋。これまで、実際に起きた事件や時々の世相を題材に人間の機微を丁寧に描き、“赤堀ワールド”とも称される独特の世界観を確立してきた彼が、今回は悪党たちの生き様に焦点を当てる。公演概要COCOON PRODUCTION 2022『パラダイス』作・演出:赤堀雅秋出演:丸山隆平、八嶋智人、毎熊克哉、水澤紳吾、小野花梨、永田崇人、飯田あさと、碓井将大、櫻井健人、前田聖太、松澤匠、赤堀雅秋、梅沢昌代、坂井真紀、西岡德馬チケット一般発売日:8月28日(日)10:00~ ※8月29日(月)以降は各プレイガイド残席がある場合のみ取り扱い。■大阪公演公演期間:2022年9月25日(日)~10月3日(月)会場:森ノ宮ピロティホール住所:大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5チケット料金:11,000円(全席指定・未就学児童入場不可)■東京公演公演期間:10月7日(金)~11月3日(木)会場:Bunkamuraシアターコクーン住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1チケット料金:S席 11,000円/A席 9,000円/コクーンシート 5,500円(全席指定・未就学児童入場不可)プレイガイド:Bunkamura チケットセンター(オペレーター対応/10:00~17:00):・8月28日(日)発売日初日特電 TEL:03-3477-9912・8月29日(月)以降 TEL:03-3477-9999Bunkamura チケットカウンター:・8月29日(月)以降 Bunkamura1階(10:00~18:00)東急シアターオーブチケットカウンター・8月29日(月)以降 渋谷ヒカリエ 2階(11:00~18:00)チケットぴあ・公式サイト(PC・スマホ共通/座席選択不可)・8月29日(月)以降 セブン-イレブン(24時間/毎週火・水曜日の1:30~5:30を除く) <Pコード:513-006>イープラス・公式サイト(PC・スマホ共通/座席選択不可)・8月29日(月)以降 ファミリーマート店舗ローソンチケット・公式サイト(PC・スマホ共通/座席選択不可)・8月29日(月)以降 ローソン・ミニストップ店内 Loppi <L コード:31495>【問い合わせ先】■大阪公演:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~16:00/日祝休業)■東京公演:BunkamuraTEL:03-3477-3244(10:00~18:00)
2022年06月16日アイドルグループ・関ジャニ∞の丸山隆平、4人組バンド・ゲスの極み乙女のドラマー・ほないこかとしても活動する女優のさとうほなみが3日、東京・EX THEATER ROPPONGIで行われた『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』公開ゲネプロに参加した。同作は1997年にオフ・ブロードウェイで誕生したミュージカル。性転換手術のミスで股間に「怒りの1インチ(アングリーインチ)」が残ってしまったハンセルは、ドラッグクイーン・ヘドウィグとしてロックバンドのライブステージに降臨。やがて17歳の少年トミーに出逢い、愛情を注ぐようになるヘドウィグだったが、トミーはヘドウィグの曲を盗んでビルボードNo.1のロックスターに上り詰める。最愛の人に裏切られたヘドウィグは自らのバンド「アングリーインチ」を率いて、ストーカーのようにトミーの全米コンサート会場を追い、スタジアム脇の冴えない会場で巡業する。自分の魂である歌を取り戻し、捜し求めていた“カタワレ(=愛)”を探すヘドウィグの物語は、ヘドウィグによって、これまでの生い立ちと現在の心情を表す歌と共に、一人語りで進行。ヘドウィグを丸山が演じ、恋人でありバンドメンバーとして陰ながら見守るイツハクをさとうが演じる。2人ともミュージカル初挑戦となる。ゲネプロで丸山は、ミニスカ衣装、ハイヒール、ド派手なメイクにウィッグという姿でヘドウィグに。冒頭ではマントを大きく広げて歌い出し、一気に物語の世界へと誘う。スタンドマイクを用いて熱唱したり、ポップなダンスでキュートな一面を見せたり、さまざまなパフォーマンスで魅了。イツハク役のさとうと美しいハーモニーも披露した。そして、一人語りで、ヘドウィグの切ない心情も見事に表現していた。ウエスタンハットをかぶったり、ウィッグを変えたり、丸山のビジュアルの変化も見どころ。ステージ上で生着替えし、ドレスもチェンジする。アドリブの部分では、コロナ禍ならではのオンラインの取材にまつわるエピソードを話したり、報道陣を意識したトークも。丸山のサービス精神あふれるパフォーマンスに、最後は大きな拍手が起こった。ゲネプロ前に行われた取材会で、「このあと断髪式があるんです。こちらとこちらの毛をこのあと剃るので、見納めです、皆さん!」とワキ毛と脚の毛を剃ることを予告していた丸山。ゲネプロでは「さっき剃ったばかりです」と、きれいに剃ったワキと脚をアピールしていた。
2022年02月03日丸山隆平(関ジャニ∞)が2月3日、東京・EX THEATER ROPPONGIで開幕するブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の取材会及びゲネプロに出席した。丸山は主人公のヘドウィグ役でミュージカル初挑戦。華麗なドラァグクイーンの衣装に身を包み、「あら、ご機嫌、麗しゅう。皆さん、大変な世の中ですけど、負けないで一緒に戦いましょう」とヘドウィグになりきり挨拶していた。カメラマンに対しては「あら、たくさん撮ってくれるのね」と喜びの声をあげ、「手応え?お客さんが入ってからじゃないと分からないけど、でもなんか楽しそうだってことだけは分かってるわ」と“ヘドウィグ節”で挨拶を続けたが、共演するさとうほなみ(イツハク役)から「ずっとその感じで?」とツッコミが入ると、「ちょっと、やばいな(笑)」と軌道修正。素の丸山に戻り、「ミュージカル初挑戦なんで、どういう自分が湧き上がるのか、お客様の反応も含めて楽しみ。こういう状況で、いろんな制約がありますが、生の臨場感を楽しんでいただければ」と期待を寄せていた。ヘドウィグに変身した自身の姿については「プロの技術ってすごいなと実感」と語り、「このメイクと衣装が気持ちを持ち上げてくれる。助けられ、支えられています」と感謝の意。先日ファイナルを迎えた全国ツアー「KANJANI’S Re:LIVE 8BEAT」と並行し、本公演の稽古に臨んだといい「自然と体づくりができた」。それでも、不慣れなハイヒールには苦戦したそうで「思ったより高くて、動きも制限される。女性の気持ちが分かった」と話していた。また、役作りのため「これから脇と脛の断髪式をする」とも明かし、報道陣に“断髪”前の脇を披露するサービスも。メンバーからもさまざまな形でエールが届いているといい「村上くん(村上信五)は、北京から『応援してるぜ』ってメールが来ました。横さん(横山裕)は寡黙なんで、終わってから『お疲れ』って連絡が入るはず」と笑顔を見せた。コロナ禍での上演となるが「感染対策もしていますし、こういう世の中だからこそ、こういう劇が届くんじゃないかなと。無理のない範囲で来ていただき、お客様の中にたまっているものを発散させて帰すんで、お楽しみに」とアピールした。1997年にオフ・ブロードウェイで誕生し、その後映画化もされたミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』。少年ハンセルがアングリーインチという悲しみを抱え、性別を超えたドラッグクイーン・ヘドウィグとしてロックバンドのライブステージに降臨。物語は、そのヘドウィグによって、これまでの生い立ちと現在の心情を表す歌ととともに、一人語りで進行していく。2年ぶりとなる日本での上演では、生みの親であるジョン・キャメロン・ミッチェルがリモートで演出を手掛けた。取材・文・写真=内田涼【公演概要】ブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』作・演出:ジョン・キャメロン・ミッチェル / 作詞・作曲:スティーヴン・トラスクアドバイザー:鈴木勝秀出演:丸山隆平さとうほなみBAND:GUITAR / 山岸竜之介GUITAR / イイダケイスケBASS / FIREDRUMS / ナガシマタカトKEYBOARD / Robin■東京公演公演期間・会場:2022年2月3日(木)~13日(日) 全14回公演・EX THEATER ROPPONGI■大阪公演公演期間・会場:2022年2月16日(水)〜19日(土) 全7回公演・Zepp Osaka Bayside■福岡公演公演期間・会場:2022年2月23日(水・祝) 13:00 / 17:00 全2回公演・Zepp Fukuoka■名古屋公演公演期間・会場:2022年2月25日(金)~27日(日) 全4回公演・Zepp Nagoya■札幌公演公演期間・会場:2022年3月2日(水) 14:00 / 18:00 全2回公演・Zepp Sapporo■東京凱旋公演公演期間・会場:2022年3月4日(金)~6日(日) 全4回公演・Zepp DiverCity
2022年02月03日アイドルグループ・関ジャニ∞の丸山隆平、4人組バンド・ゲスの極み乙女のドラマー・ほないこかとしても活動する女優のさとうほなみが3日、東京・EX THEATER ROPPONGIで行われた『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』取材会に出席した。同作は1997年にオフ・ブロードウェイで誕生したミュージカル。性転換手術のミスで股間に「怒りの1インチ(アングリーインチ)」が残ってしまったハンセルは、ドラッグクイーン・ヘドウィグとしてロックバンドのライブステージに降臨。やがて17歳の少年トミーに出逢い、愛情を注ぐようになるヘドウィグだったが、トミーはヘドウィグの曲を盗んでビルボードNo.1のロックスターに上り詰める。最愛の人に裏切られたヘドウィグは自らのバンド「アングリーインチ」を率いて、ストーカーのようにトミーの全米コンサート会場を追い、スタジアム脇の冴えない会場で巡業する。自分の魂である歌を取り戻し、捜し求めていた“カタワレ(=愛)”を探すヘドウィグの物語は、ヘドウィグによって、これまでの生い立ちと現在の心情を表す歌と共に、一人語りで進行。ヘドウィグを丸山が演じ、恋人でありバンドメンバーとして陰ながら見守るイツハクをさとうが演じる。2人ともミュージカル初挑戦となる。取材会で丸山は、ミニスカ衣装、ハイヒール、ド派手なメイクにウィッグという女装姿を披露。「あら、ご機嫌麗しゅう! すごいわね~たくさん集まってくれているわ。皆さん、大変な世の中ですけど、負けないで一緒に戦っていきましょう」とヘドウィグになりきって登場した。手応えを聞かれると、ヘドウィグになりきったまま「手応えはお客さんが入ってからかしらね。よくわからないわ。でも楽しそうっていうことだけはわかっているわ。よろしくお願いしますって感じ」と答え、さとうから「え、ずっとその感じで!?」とツッコまれると、「ちょっとやばいな」と丸山自身に切り替え、「全力で初めてのミュージカルを、ほなみさんの支えとともに、バンドの方々もいらっしゃるので、生の臨場感を楽しんでいただけたらなと思います」と意気込みを語った。女装姿については「プロの技術ってすごいなと実感しています。メイクや衣装に助けられて、支えられて成り立っている」とコメント。「境目がちょっとわからなくなってきちゃって、舞台が終わったときにどうなっているのかなという不安もある。年上の男性スタッフの方から『きれいだね』って言われると、『ちょっと待って!』って(笑)。ちょっとわからない自分が生まれ始めているのかもしれないです」と初めての感情も芽生えているようだ。そして、「このあと断髪式があるんです。こちらとこちらの毛をこのあと剃るので、見納めです、皆さん! ズームして、私のわきに! このあと失われて皆様の前に登場って形になるので」と、わき毛と脚の毛を見せて笑いを誘う丸山。さとうは「わきを見せている写真に写りたくないなと思って」と距離をとるも、丸山が「生意気言うのね。私のわきと写れるなんで光栄と思いなさい」と言うと、「確かに」と納得し、丸山は「ありがとう。優しい」と喜んでいた。肉体美については、「ツアーを回りながらの稽古だったので、稽古とツアーをやっていると自ずとそうなっていきました。体作りという意味では、体幹をピラティスとかで作って。ヒールが思ったよりも高くて、動くときに制限がある。こういうのがあって、稽古するにつれてドラッグクイーンの体になっていっているような感じがします」と説明。「女性を尊敬します。女性の気持ちをちょっと体感させてもらっています」と話した。丸山とさとうは初共演。丸山は「わからないことはズバッと演出家や音楽家の方に聞いて、それをすぐ体現してやってみる。レスポンスが素晴らしいなと。一緒にやっていてすごく頼れる方だなと思いました」とさとうの印象を述べ、さとうも「お芝居をしていても、歌っていても、そのままの丸山さんでいても、自由度が高くてすごく生き生きされているので、一緒にやらせていただいて楽しいです」と丸山の印象を語った。関ジャニ∞のメンバーの反応を聞かれると、丸山は「今日、メール来ました。『初日頑張れ』って。村上(信五)くんは『北京から応援してるぜ』って感じで、ヤス(安田章大)はひとこと、『行ってらっしゃい』。(大倉忠義は)『大変な中やけど、無事に幕が開けて終わるのを待ってます』って。ヨコさん(横山裕)は寡黙な人なんで、終わってから『お疲れ』って言ってくれると思います」と明かし、「4人4様ですごく心温まって元気もらいました」と感謝。また、ビジュアルが公開された際も、「メンバー誰か忘れましたけど、『これ、丸!?』って言われ、うれしかったです」とリアクションがあったという。また、“カタワレ(=愛)”を探すヘドウィグの物語にちなみ、「丸山さんのカタワレは?」と聞かれると、「全国にいるファンのみんなです」とカメラ目線で堂々と答えていた。東京公演はEX THEATER ROPPONGIにて2022年2月3日~13日、大阪公演はZepp Osaka Baysideにて2月16日~19日、福岡公演はZepp Fukuokaにて2月23日、名古屋公演はZepp Nagoyaにて2月25日~27日、札幌公演はZepp Sapporoにて3月2日、東京凱旋公演はZepp DiverCityにて3月4日~6日。
2022年02月03日関ジャニ∞の丸山隆平主演によるブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』が、2022年2月3日(木)のEX THEATER ROPPONGIでの公演を皮切りに、全国5都市にて上演されることが決定した。1997年にオフ・ブロードウェイで誕生したミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』。少年ハンセルがアングリーインチという悲しみを抱え、性別を超えたドラッグクイーン・ヘドウィグとしてロックバンドのライブステージに降臨。物語は、そのヘドウィグによって、これまでの生い立ちと現在の心情を表す歌ととともに、一人語りで進行していく。舞台上で、演技・歌・そしてライブパフォーマンスという様々な要素を持つこの作品でヘドウィグを演じるのは丸山隆平。関ジャニ∞として常に音楽界の第一線を走り続け、俳優としても舞台・映画・ドラマで活躍し、作品のファンだったという丸山が、本作で初めてミュージカルに挑む。そして恋人でありバンドメンバーとしてヘドウィグを陰ながら見守るイツハクは、さとうほなみ。バンド“ゲスの極み乙女。”で、ドラマーほな・いこかとしてもバンドを支え、現実と作品がリンクするような存在のさとう自身、本作で新たな魅力を発揮することだろう。ミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』は、ジョン・キャメロン・ミッチェル作・主演で1997年にオフ・ブロードウェイで初演され、マドンナやデヴィッド・ボウイなど数々のセレブリティたちも熱狂しロングランを記録。2001年には同じくミッチェルによって映画化され、サンダンス映画祭観客賞、監督賞など数々の賞を受賞するなど、舞台・映画共に世界中に一大ブームを巻き起こした。さらにに、14年にはリバイバル作品としてブロードウェイに進出し、トニー賞4部門という快挙を遂げ、15年公演では、ミッチェルが本作においてトニー賞名誉賞も受賞。日本では、2004年、05年に三上博史で初演、07年、08年、09年には山本耕史により全編英語詞の歌唱で、12年は森山未來により日本を舞台としたオリジナル解釈で、そして19年には浦井健治で原点回帰ともいえる形式で上演。また、17年には生みの親であるミッチェル本人による「SPECIAL SHOW」が開催され、本作の底知れぬ魅力と音楽の力で観客を魅了した。2年ぶりとなる日本での上演において、ミッチェル自らが舞台版の演出を初めて手掛け、山本版ヘドウィグの演出を手掛けた鈴木勝秀が脚本とアドバイザーを担当し、よりディープにヘドウィグの世界を創り上げる。<コメント>■ジョン・キャメロン・ミッチェル丸山隆平さんが主演を務める新公演の演出を手掛けることになりました。丸山さんとは既に話し合いを進めていてご一緒出来ることを今からとてもワクワクしています。実は舞台版のヘドウィグは今まで一度も演出したことがなく、今回の公演用に新しいアイデアも用意しており、長年信頼してきた日本の制作チームとのコラボレーションも楽しみ。コロナの問題もありますが、私も初日には来日できることを願っています。いい公演になるように、そして皆さんに新しいヘドウィグを楽しんでいただけるように力を注ぎます!■丸山隆平僕にとって新しい愛の起源とカタチを提示してくれた、厳しくも温かい大好きな作品です。いつか演じることができたらと、思っていたことが叶うに至り、言葉に表せない喜びと、怖さが同時に押し寄せてきました。さとうさんは、女優さんとしてどの作品を観ても素敵です。そして、彼女はドラマー!僕は、ベーシストでもあるので、いいバディーになるのではないかしら、と思いますし、とてもワクワクしてます。今回のビジュアル撮影前はとても不安でしたが、皆様にヘドウィグを彩っていただけたおかげで、堂々と一瞬で入り込むことができました。この感触をヒントにさらにヘドウィグの世界にdiveしたいです。リモートですが、ジョン・キャメロン・ミッチェルさんと顔合せが出来て、感激でクラッときました。ほんものやぁーーっ!って。「ヘドウィグの世界へようこそ!」と、歓迎していただけて、より気が引き締まりました!作品のことから他愛もないお話もして、今後さらにコミュニケーションを取っていけたらと思います。1ヶ月先のことさえ霧の中の話の様で、来年の2月のことなんて想像出来ないですよね。世界中のみんながそうである様に、僕もそうです。公演が叶った時は、このミュージカルで皆様の心に彩をそっと贈らせてください。健康な身体でお逢い出来ることを心待ちにしております。■さとうほなみ最初にお話を頂いた時は、バンドメンバーでお誘いいただいているのだと勘違いしていて、イツハクでと聞いたときは正直とても驚きました。この作品はとても魅力的で、イツハクという複雑だけど人間味の溢れる人物で出演させていただけること、心より嬉しく思います。ビジュアル撮影で丸山さんにお会いした時には「目の前にヘドウィグがいる…」と見惚れてしまいました。とてもお綺麗です。そしてライブを模して撮影をしたときに、胸が高鳴り、私自身本番がとても楽しみになりました。ヘドウィグの人生と、イツハクとの関係。切なく儚く美しい。そんな物語をイツハクとしてパワフルにお届けできればと思います。お楽しみにお待ちいただければ幸いです。【公演概要】ブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』作・演出:ジョン・キャメロン・ミッチェル / 作詞・作曲:スティーヴン・トラスクアドバイザー:鈴木勝秀出演:丸山隆平さとうほなみBAND:GUITAR/山岸竜之介GUITAR/イイダケイスケBASS/FIREDRUMS/ナガシマタカトKEYBOARD/Robin企画・製作:テレビ朝日 / ニッポン放送 / 東京グローブ座公式サイト: www.hedwig2022.jpチケット一斉発売日:2022年1月8日(土) 10:00~チケット料金:全席指定 11,000円(全席指定・税込)※未就学児童入場不可・チケットぴあ " (東京・福岡・名古屋・札幌・東京凱旋公演)・イープラス (大阪公演)■東京公演公演期間・会場:2022年2月3日(木)~13日(日) 全14回公演 / EX THEATER ROPPONGI主催:テレビ朝日 / ニッポン放送 / 東京グローブ座お問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)■大阪公演公演期間・会場:2022年2月16日(水)〜19日(土) 全7回公演 / Zepp Osaka Bayside主催:サンライズプロモーション大阪お問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00~16:00 / 日・祝休業)■福岡公演公演期間・会場:2022年2月23日(水・祝) 13:00 / 17:00 全2回公演 / Zepp Fukuokaお問合せ:キョードー西日本0570-09-2424(11:00〜17:00 / 日曜日・祝日休)■名古屋公演公演期間・会場:2022年2月25日(金)~27日(日) 全4回公演 / Zepp Nagoyaお問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)■札幌公演公演期間・会場:2022年3月2日(水) 14:00 / 18:00 全2回公演 / Zepp Sapporoお問合せ:道新文化事業社 011-241-5161(平日9:30〜17:30)■東京凱旋公演公演期間・会場:2022年3月4日(金)~6日(日) 全4回公演 / Zepp DiverCity主催:テレビ朝日 / ニッポン放送 / 東京グローブ座お問合せ:サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日12:00~15:00)
2021年11月08日アイドルグループ・関ジャニ∞の丸山隆平が、ブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の主演を務めることが7日、明らかになった。同作は1997年にオフ・ブロードウェイで誕生したミュージカル。性転換手術のミスで股間に「怒りの1インチ(アングリーインチ)」が残ってしまったハンセル(丸山)はヘドウィグを名乗りロックバンドを組む。やがて17歳の少年トミーに出逢い、愛情を注ぐようになるヘドウィグだったが、トミーはヘドウィグの曲を盗んでビルボードNo.1のロックスターに上り詰める。最愛の人に裏切られたヘドウィグは自らのバンド「アングリーインチ」を率いて、ストーカーのようにトミーの全米コンサート会場を追い、スタジアム脇の冴えない会場で巡業する。自分の魂である歌を取り戻し、捜し求めていた“カタワレ(=愛)”を探すヘドウィグの物語となる。ヘドウィグによってこれまでの生い立ちと現在の心情を表す歌と共に、一人語りで進行していく同作は、舞台上で演技・歌・そしてライブパフォーマンスという様々な要素を持つ。作品のファンだったという丸山は4年ぶりの舞台主演となり、本作で初めてミュージカルに挑む。恋人でありバンドメンバーとしてヘドウィグを陰ながら見守るイツハクは、バンド“ゲスの極み乙女。”で、ドラマーほな・いこかとしてもバンドを支えているさとうほなみが演じる。同作は元々ジョン・キャメロン・ミッチェル作・主演で1997年にオフ・ブロードウェイで初演を迎え、マドンナやデヴィッド・ボウイなど数々のセレブリティ達も熱狂し、ロングランを記録した。2001年には同じくミッチェルによって映画化され、サンダンス映画祭観客賞、監督賞など数々の賞を受賞するなど、舞台・映画共に世界中に一大ブームを巻き起こした。14年にはリバイバル作品としてブロードウェイに進出し、トニー賞4部門という快挙を遂げ、15年公演では、ミッチェルが本作においてトニー賞名誉賞も受賞した。日本では、2004年、05年に三上博史で初演、07年、08年、09年には山本耕史により全編英語詞の歌唱で、12年は森山未來により日本を舞台としたオリジナル解釈で、そして19年には浦井健治で原点回帰ともいえる形式で上演。また、17年には生みの親であるミッチェル本人による「SPECIAL SHOW」が開催された。今回2年ぶりとなる日本での上演において、ミッチェル自らが初めて舞台版の演出を手掛ける。更に、山本版ヘドウィグの演出を手掛けた鈴木勝秀が脚本とアドバイザーを務め、よりディープにヘドウィグの世界を創り上げる。東京公演はEX THEATER ROPPONGIにて2022年2月3日~13日、大阪公演はZepp Osaka Baysideにて2月16日~19日、福岡公演はZepp Fukuokaにて2月23日、名古屋公演はZepp Nagoyaにて2月25日~27日、札幌公演はZepp Sapporoにて3月2日、東京凱旋公演はZepp DiverCityにて3月4日~6日。○ジョン・キャメロン・ミッチェル コメント丸山隆平さんが主演を務める新公演の演出を手掛けることになりました。丸山さんとは既に話し合いを進めていてご一緒出来ることを今からとてもワクワクしています。実は舞台版のヘドウィグは今まで一度も演出したことがなく、今回の公演用に新しいアイデアも用意しており、長年信頼してきた日本の制作チームとのコラボレーションも楽しみ。コロナの問題もありますが、私も初日には来日できることを願っています。いい公演になるように、そして皆さんに新しいヘドウィグを楽しんでいただけるように力を注ぎます!○丸山隆平 コメント僕にとって新しい愛の起源とカタチを提示してくれた、厳しくも温かい大好きな作品です。いつか演じることができたらと、思っていたことが叶うに至り、言葉に表せない喜びと、怖さが同時に押し寄せてきました。さとうさんは、女優さんとしてどの作品を観ても素敵です。そして、彼女はドラマー! 僕は、ベーシストでもあるので、いいバディーになるのではないかしら、と思いますし、とてもワクワクしてます。今回のビジュアル撮影前はとても不安でしたが、皆様にヘドウィグを彩っていただけたおかげで、堂々と一瞬で入り込むことができました。この感触をヒントにさらにヘドウィグの世界にdiveしたいです。リモートですが、ジョン・キャメロン・ミッチェルさんと顔合せが出来て、感激でクラッときました。ほんものやぁーーっ!って。「ヘドウィグの世界へようこそ!」と、歓迎していただけて、より気が引き締まりました!作品のことから他愛もないお話もして、今後さらにコミュニケーションを取っていけたらと思います。1ヶ月先のことさえ霧の中の話の様で、来年の2月のことなんて想像出来ないですよね。世界中のみんながそうである様に、僕もそうです。公演が叶った時は、このミュージカルで皆様の心に彩をそっと贈らせてください。健康な身体でお逢い出来ることを心待ちにしております。○さとうほなみ コメント最初にお話を頂いた時は、バンドメンバーでお誘いいただいているのだと勘違いしていて、イツハクでと聞いたときは正直とても驚きました。この作品はとても魅力的で、イツハクという複雑だけど人間味の溢れる人物で出演させていただけること、心より嬉しく思います。ビジュアル撮影で丸山さんにお会いした時には「目の前にヘドウィグがいる…」と見惚れてしまいました。とてもお綺麗です。そしてライブを模して撮影をしたときに、胸が高鳴り、私自身本番がとても楽しみになりました。ヘドウィグの人生と、イツハクとの関係。切なく儚く美しい。そんな物語をイツハクとしてパワフルにお届けできればと思います。お楽しみにお待ちいただければ幸いです。
2021年11月08日●阿部「優斗くんはカッコいいお兄ちゃん」ディズニー&ピクサー最新作『あの夏のルカ』(ディズニープラスにて独占配信中)の日本版声優を務めた阿部カノンと池田優斗を直撃。小学校に上がる前からこの仕事を始めた2人は、順調に子役としてキャリアを積み、声優経験も豊富で、そんな彼らだからこそ、吹替版のクオリティーを高みに上げた気がする。そんな2人の素顔は向上心にあふれていて、すでにしっかりと未来を見据えていた。『あの夏のルカ』の舞台は、北イタリアの美しい港町ポルトロッソ。余談だが、その名前を聞いただけで、『紅の豚』(92)を彷彿させ、エンリコ・カサローザ監督が宮崎駿ファンだとわかる。本作で阿部は海に住むシー・モンスターの少年ルカ役を、池田はその親友アルベルト役を演じた。2人はひょんなことから憧れの人間の世界に住み、人間の少女ジュリアと交流していくというひと夏の物語が描かれる。6月9日に12歳の誕生日を迎えた阿部は、2015年に映画『ギャラクシー街道』でデビューし、近年はミュージカル『Kinky Boots』(18)でヤングローラ役を演じて注目された。アフレコについて阿部は「映像や台本をたくさん見て、ルカの心の動きを表現できるようにやりました。声だけで表現するので、すごく難しかったです」とはにかみながら感想を語ってくれた。アルベルト役の池田優斗は6月25日で16歳になる。爽やかなイケメンで、近年は映画『糸』『滑走路』などに出演。今年1月期ドラマ『ここは今から倫理です。』『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』に2作品同時レギュラー出演するなど幅広く活躍する。「アルベルトは実年齢と近い役だったので、すごく演じやすかったです。最初は気合い入れて作り込んでいったのですが、初日に吹替演出の方から『池田君の素のままな感じでやってほしい』と言われたので、あまり考えすぎず、ありのままでやっていきました」劇中で息の合った掛け合いを見せている2人だが、一緒に収録できたのは初日だけだった。池田は「初めてカノンくんの声を聞いたときは『ルカだ!』と思いました」と言うと、阿部もうれしそうに「僕も優斗くんの声を聞いて『アルベルトだ!』って思いました」と池田と顔を合わせた。お互いの印象については、阿部が「優斗くんはすごくカッコ良かったから、めっちゃ緊張しちゃいました。でも優しく話しかけてくれたので、カッコいいお兄ちゃんという印象でした」と当時を振り返ると、池田は「めちゃくちゃうれしい」と喜ぶ。池田は「僕はカノンくんに会った時、すごく声が高くてきれいで、ルカにぴったりだなと思い、ルカの声を思い出しながらお芝居ができました。またカノンくんは、普段話している時と本番ではすごくギャップがあって、いざ収録となると、パチッと切り替えてプロの顔になるんです。まだ若いのにすごいなと思いました」と称えると、阿部は「ふふふ」と照れ笑いをした。●俳優業への思いや見据える未来2人ともディズニー&ピクサー映画の大ファンだというが、その魅力について阿部は「夢は諦めなければ叶うという点が、ピクサー作品の魅力だなと。また、友情や絆があふれているところも、ピクサー作品ならではだなと思います」と言う。阿部自身も幼い頃から今の仕事につき、現在、夢に向けて邁進中なので、「もうすでに夢は叶えていますね」と聞くと、阿部は「一応、夢が叶っているといえばそうなんですが、今よりもっともっといろんな人に僕の歌や演技を見てほしいし、みなさんを笑顔にできるようなアーティスト、俳優、声優になっていきたいです」と目を輝かせた。なんとも頼もしい12歳!と感心しつつ、アーティスト、俳優、声優のなかで一番やりたいジャンルについて尋ねると「うーん……。すごく難しい。声優のお仕事は本当に大好きだけど、歌も大好きなので、歌の仕事もやりたいなと思ってしまって……」と悩ませてしまったので、「無理に選ばなくて大丈夫です!」とすぐに質問を取り消した。池田もディズニー&ピクサー映画について「アニメーション作品なのに、海や人の表情などがすごくリアルで、キャラクター一人ひとりにちゃんと個性があるし、大人から子どもまで幅広い年齢層に観てもらえるところも最高です。今回も仲間の大切さや友情など、すごく熱いメッセージが込められた作品だと思います」と熱弁する。5歳の時に俳優デビューした池田はすでに“十年選手”だが、経験を重ねる中で俳優業の面白さと難しさの両方を実感してきたそうだ。「僕は平仮名が読めない頃からこの仕事をさせてもらっていて、当時はまだ小さかったので、オーディションなどがあっても緊張することはなく、ただ一生懸命やっていただけでした。でも、年齢を重ねていくうちにいろいろと考えるようになり、すごく緊張するようになりました。これまでにいろんな作品に参加させてもらいましたが、やっぱり緊張していてもベストなパフォーマンスをできる人が、本当に上手な人だと思うので、僕はここからが勝負かなと。そういう意味で、今からが2回目のスタートを切る感じです」そんな池田にとって、俳優としての分岐点となった作品が、藤原竜也主演ドラマ『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』だったという。「もちろん徐々に自分自身が変わっていったとは思いますが、あの時期に『青のSP』に出会えて本当に良かったと思っています。これまで自分の考えを言えずに、不甲斐ない感じで終わってしまったことが過去に何回もありました。でも今は積極的になって、ちゃんと自分の考えを監督さんに提案し、とりあえず自分が思ったようにやってみるようにしようと思っています。あとで後悔はしたくないので」と、真っ直ぐな目で語る。●ルカとアルベルトの関係性から学び本作では、人間とシー・モンスターという種の違う者同士が、いかにしてお互いを認め合い受け入れるかという今日的なメッセージが織り込まれている。阿部は「やっぱり見た目などで判断しないで、ちゃんとお互いのことを認め合い、心を通じ合えれば、争いなどは起きないんだなと思いました」とうなずく。ネタバレは避けるが、阿部はルカが最終的にくだす決断についても「ルカは自分の考えで決心したんだなと。だから僕自身もそこはすごく共感できました」と、まるで自分のことのように受け止めたとか。池田は、「ルカとアルベルトの関係性を見て、友達の大切さはもちろん、そういう友達がいるというごく当たり前の世の中がいかに大切なのかと、本当に身に染みて感じました」と、コロナ禍でより一層、そのテーマが深く心に刺さったと明かした。インタビュー中、阿部が自身の一歩先を行く池田の一挙手一投足をキラキラした目で見つめたり、池田が後輩的な存在である阿部を温かい目線で見守ったりする姿も印象的だった。2人とも、声優としてのスキルはもちろん、作品の読解力からもベテランの風格を漂わせているが、現時点ではルカたちと同じく紛れもない“少年たち”である。『あの夏のルカ』は、そんな等身大の彼らが命を吹き込んだ作品だからこそ、ただの冒険ファンタジーという枠を超えた、珠玉の青春映画に仕上がったのではないだろうか。だからこそ、ラストに流れるヨルシカのsuisによる「少年時代(あの夏のルカver.)」も、いろいろな意味で深い余韻を醸す。本作は今の少年たち、そして昔少年だった大人たちにぜひ観てもらいたい秀作だと思う。
2021年06月20日川口春奈さん主演のテレビドラマ『着飾る恋には理由があって』(TBS系)が、2021年6月22日に最終回を迎えます。同作は、ルームシェアを通し、5人の男女が恋や友情を育む『うちキュン』ラブストーリー。それぞれの恋の行方や仕事上の試練など、佳境を迎える『着飾る恋には理由があって』に視聴者の注目度はこれまでにないほど高まっています。また、最終回直前の同月19日には、午後2時45分からドラマの公式Instagramアカウントで、インスタライブが開催されることが決定。展開が気になって仕方がないというドキドキ・ワクワク感を、さらに盛り上げれくれること間違いなしです!横浜流星と丸山隆平がインスタライブに出演最終回直前のインスタライブには、藤野駿役の横浜流星さんと、駿のはとこ・寺井陽人役の丸山隆平さんが出演。撮影時の裏側や、最終回のことなど、インスタライブでしか聞けないトークを繰り広げます。 この投稿をInstagramで見る 【公式】TBS火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』(@kikazarukoi_tbs)がシェアした投稿 恋に仕事に、登場人物たちが最終的に選ぶ道は…横浜流星さんと丸山隆平さんのインスタライブを見て、最終回にそなえましょう![文・構成/grape編集部]
2021年06月18日波瑠が月9ドラマ初出演にして初主演を務める、完全オリジナル青春群像医療ドラマ「ナイト・ドクター」。この度、月9初出演となる5人の新キャストが発表された。本作は、夜間救急専門のチーム「ナイト・ドクター」結成のために集められた医師たちが、夜は命に、昼はそれぞれの人生に向き合いながら唯一無二の絆を紡いでいくドラマ。舞台となる「柏桜会あさひ海浜病院」の救命救急センターで、昼間に働く日勤の医師・根岸進次郎を演じるのは、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」「この恋あたためますか」の一ノ瀬颯。「ナイト・ドクター」として働くことになった深澤(岸優太)は同期であり、彼を憐れみ、日勤の医師こそが優秀であり一流の医師であると思っている人物。「柏桜会あさひ海浜病院」救命救急センターで働く看護師・益田舞子役には、元「AKB48」野呂佳代。「ナイト・ドクター」をサポートする役どころ。同じく看護師の新村風太役を、「オオカミくんには騙されない」や連続テレビ小説「エール」に出演し、今作が3作目のTVドラマ出演となる櫻井海音。この3人は、本作にレギュラー出演。「役者なら誰しもが憧れる月9枠に出演させていただけて、とても光栄です」と参加を喜んだ一ノ瀬さんは、「医療と聞くと遠いものだと感じる方も多いかと思いますが、人として大事なことを教えてくれる本作をぜひ楽しみにしていてください」とメッセージ。野呂さんは「救急現場のリアルな動きを教えていただき、今の医療のお話を伺い、より一層医療従事者の方々へ心から頭の下がる思いです。その思いが見ている皆さまにも伝わるよう、最後までドラマ制作の一員として頑張ります!」と意気込み、櫻井さんは「今は世界的に苦しい日々が続いていますが、ナイト・ドクターが戦う姿を見て、視聴者の皆さまが少しでも前向きな気持ちになっていただければ幸いです」とコメント。そして準レギュラーキャストとして、原菜乃華と宮世琉弥がオーディションを勝ち抜き、役を射止めた。『3月のライオン』『罪の声』に出演した原さんが演じるのは、深澤の妹・心美。寮で一緒に暮らす心美は生まれつき体が弱く、「柏桜会あさひ海浜病院」に通院中。一方、「青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-」に出演していた宮世さんが演じるのは、心美の彼氏・岡本勇馬。深澤に隠れながら交際しており、勇馬は心美が生まれつき体が弱いことを知らずデートに出かけるが、そこで心美は体に違和感を覚え…。この役を絶対にやりたいと思ったという原さんは「深澤心美という役を通して作品に込められたメッセージを届けられるように頑張ります」と言い、宮世さんは「この心美&勇馬カップルにもぜひ注目してみてほしいです!こんな状況下だからこそ、共感する部分もたくさんあると思います。僕も本を読ませていただいて共感することばかりだったので、この作品がいろんな方に届いたら良いなと思います」とアピールした。「ナイト・ドクター」は6月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年05月24日菅田将暉をはじめ、杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎と日本屈指の名優たちが勢揃いし、密室サスペンスの先駆けとして世界中でカルト的人気を誇る作品をリメイクする『CUBE』。この度、実写映画『約束のネバーランド』のドン役や「青のSP―学校内警察・嶋田隆平―」での演技が光った山時聡真(さんとき そうま)の出演が明らかに。兄弟を演じた菅田さんとのクランクアップ写真も初公開された。毎月18日を“「CUBE」=部屋の日”と定め、初回の4月18日“死ぬ部屋の日”には、危険の象徴である「部屋」が次々と映し出される特別映像や、原作をリスペクトしつつも緊迫感を張り巡らせた完全オリジナルストーリー情報、『CUBE』生みの親であるヴィンチェンゾ・ナタリ監督のクリエイティブ協力情報、そして素数が示す時間によって様々な危険トラップが発動する映画公式HPの大幅リニューアルが発表された本作。そして今月18日“部屋の日”には、山時聡真の出演が解禁。山時さんは5歳の時のスカウトをきっかけに子役として活動し始め、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」やNHK「少年寅次郎」、NHK連続テレビ小説「エール」、フジテレビ「青のSP―学校内警察・嶋田隆平―」など数々の話題ドラマに立て続けに出演し、昨年大ヒットした映画『約束のネバーランド』では同世代の子役の中でも圧倒的な存在感を放った若手のホープといえる存在だ。さらに今回は、山時さんと同じ所属事務所(トップコート)の先輩でもあり、本作の主演・菅田さんとの2ショットも公開。彼の役は、CUBE=部屋に突然閉じ込められた後藤裕一(菅田さん)の弟・後藤博人となる。写真を撮影した日は主演・菅田さんのクランクアップ日で、初共演の山時さんとの撮影を終えた菅田さんは「山ちゃん最高だった!」と大絶賛。そんな山時さんは「菅田さんが演じられた後藤裕一の弟役で、その緊張感を保ちながら撮影に臨みました。何よりも事務所の先輩である菅田さんと同じシーンを経験できた事は僕にとってとても貴重な時間でした。1カット1カット噛み締めながら、そして博人に寄り添いながら、作品に挑むことができたと思います」とコメント。「台本を読んだ時、博人から感じられたのは”深い闇”でした。作品に入る前に清水(康彦)監督と役について話し合えたことで、より博人として入りやすくなりました」とも明かしている。いまや“日本を代表する俳優の1人”といえる菅田さんと同じ事務所に所属し、活躍の場を広げている山時さん。兄弟役を演じる2人の関係性や共演シーンにも期待が高まる。『CUBE』は10月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:CUBE(2021) 2021年10月22日より公開©2021「CUBE」製作委員会
2021年05月18日女優の明日海りおが、ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』に主演することが5日、明らかになった。同作は福山庸治による同名コミックスを原作としたミュージカル。「モーツァルトが実は女だった」という設定で、天から与えられた音楽の才能に恵まれ常にその喜びに溢れていたモーツァルトが、父を愛しながらも男として育てられたことへの葛藤、偽って結婚した妻との関係、そして本来の自分の姿に悩みながらも、音楽と共に生きる決意をし、音楽と共に果てていく一生をドラマティックに描き出す。日本オリジナルミュージカルを牽引してきた音楽座を代表する名作で、1991年に初演されこれまで幾度も上演されてきた。モーツァルトの楽曲が使用されているのはもとより、小室哲哉が音楽を担当していることでも大きな話題を呼んだ。初演から30年が経つ本年、東宝製作により新たな『マドモアゼル・モーツァルト』が誕生。女として生まれながら音楽の才能を活かすために男として育てられたモーツァルトを明日海が演じる。宝塚歌劇団でトップスターを務め、退団後は連続テレビ小説『おちょやん』、ドラマ『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』『コントが始まる』など話題作に次々と出演する明日海が、退団後初のオリジナルミュージカルに挑む。モーツァルトを敵視しながらも惹かれるサリエリ役には、話題作に次々と出演し確かな歌唱力と美しい立ち姿で観客を惹きつける実力派のミュージカル俳優・平方元基、俳優・劇場支配人・脚本家など多彩な面を持つモーツァルトの友・シカネーダー役には、音楽活動のみならず近年は幅広い舞台でも活躍するLeadの古屋敬多が決定した。公演は東京建物 Brillia ホールにて、10月10日〜31日。○明日海りおコメント音楽座作品は、昨年『シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)まで飛んだ』を知って大変興味がありましたので、お話しをいただいて嬉しく思っております。今作では、ヴォルフガング・モーツァルト、男として育てられたエリーザを演じます。私の場合は宝塚時代に、葛藤などなしに好き好んで男役を演じておりましたので、その経験が生かされるかと言うと、少し違うかもしれませんが、ただ、エリーザが、初めてドレスに身を包む時の恥じらいや、女性として扱われた時に目に映る景色は、きっと誰よりもリアルに、自身とリンクして演じられるのではないかと、楽しみにしております。この作品以外にも、ミュージカル等で様々な描かれ方のある、モーツァルト。彼と彼が魂を捧げた音楽、彼とそれぞれ登場人物、ピュアでありながら壮絶な関係性を、歌に、お芝居に乗せてお届けできたらと思います。私にとりましては、難関への挑戦が目白押しになりそうですが、どうぞご期待下さいませ。
2021年05月05日