小林聡美主演で描く人生賛歌の物語『ツユクサ』より場面写真が公開された。本作は、過去を抱えながらも、“いま”を生きる主人公・五十嵐芙美にこれから訪れるだろう幸せや希望を爽やかに映し出した“大人のおとぎ話”。今回到着した場面写真では、ツユクサの葉で草笛を吹いて見せる篠田吾郎(松重豊)と、楽しそうに歌を口ずさむ五十嵐芙美(小林さん)の2ショットをはじめ、海をバックにお弁当を食べる芙美と職場の友人、直子(平岩紙)と妙子(江口のりこ)の姿、運転中に目の前の夜空が光に包まれたときの表情も切り取られている。本作の監督・平山秀幸は、「今回はリキまない映画づくりをしようと思っていました。本を読んだ時に『いい読後感』という表現があるとすれば、その感覚を映画でもやれないかなとは思っていました。心地良さとか、ふんわりした楽しさとか、そんなものが残せる作品になればいいな」と言い、小林さんも「日常のなかにファンタジーがあって、恋愛もあって、ちょっと不思議な、とてもチャーミングな物語」と本作を表現。そんな穏やかでやわらかな映画の雰囲気が伝わってくる場面写真だ。『ツユクサ』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ツユクサ 2022年4月29日より全国にて公開©2022「ツユクサ」製作委員会
2022年03月17日馬場ふみかが主演する映画『てぃだ いつか太陽の下を歩きたい』の公開が決定。裏切り、憎悪、友情、別れ、愛情を丁寧に描いていく、石垣島初ヒューマンサスペンス映画となっている。タイトルの“てぃだ”は、沖縄の方言で“太陽”を意味する言葉。本作の主人公は、東京から逃げるように石垣島にやってきた高橋まどか。石垣島ならではの自然、離島ならではの人の温かさに触れ、人に裏切られそれでも人を信じようと努力し、成長していく姿を描いていく。まどかを演じるのは、『パズル』で女優デビューし、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズや「百合だのかんだの」に出演、4月からは「やんごとなき一族」の放送が控える馬場ふみか。「裏切られ、逃げてきた主人公高橋まどかが、石垣島で人々と触れ合い、温かさをしり、石垣島の離島ならではの綺麗な自然に心を癒され、前を向き太陽の下を歩こうと必死にもがき一人の女性として成長していくさまを丁寧に演じました。実際に行われた石垣島マラソンでの撮影、石垣島の素晴らしい自然も見どころです。ぜひご覧ください」とメッセージを寄せている。監督は、青柳翔主演コメディ映画『サンゴレンジャー』を手掛けた中前勇児。「沖縄県石垣島のきれいな海をたくさんの人たちに見せたい」という思いから本作を製作したという。『てぃだ いつか太陽の下を歩きたい』は秋、全国にて順次公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:てぃだ いつか太陽の下を歩きたい 2022年秋、全国にて公開予定©手力プロダクション
2022年03月17日重松清の名作を実写化した未来へつながる家族の絆の物語『とんび』。この度、主人公・ヤスの息子アキラを演じた北村匠海が、ナレーションを担当した“大切な家族”のキャラクター紹介映像が到着。併せて、アキラの場面写真も公開された。今回公開されたキャラクター紹介映像は、家族編・アキラ編・ヤス編の3種類。それぞれのキャラクターの魅力が、アキラ目線で伝わるとても温かな映像に仕上がっている。みんなの愛で大人に…/アキラの家族編ありがとうを伝えられるのか?/ヤス編ナイーブだけど芯の通った男/アキラ編また今回の場面写真は、ヤス(阿部寛)に不器用ながらも男手一つで懸命に育てられ、また町のみんなからも家族のように大きな愛情を受けたアキラの成長の記録ともいえるカット。無事に高校生となったアキラは、ヤスとぶつかり合いながらも皆の優しさで立派に成長。そして昭和55年、アキラは見事、東京の大学に合格し、ヤスのもとを離れることに。アキラが旅立つ日の朝、ヤスは「一人前になるまでは二度と帰ってくるな!」と強がる一方で、寂しさを隠しきれずにいた。場面写真では、そんな高校時代のアキラや、上京して東京に馴染んでいくアキラの様子が垣間見える。さらに時は過ぎ、父親となったアキラが、息子を温かい眼差しで見つめる姿も公開。今回、青年時代から父親になるまでのアキラを演じた北村さんは、「“家族”という存在は、時代が変わっても変わらないものです。その形は色々あるけど、この映画で描かれている親子の話は、きっといつまでも誰かに届くとおもいます」と話し、「この時代だからこそ、人と人との繋がりを伝えられる映画となっています。映画館で見て、温かい前向きな気持ちになって頂きたいし、この映画が家族に連絡をするきっかけになってくれたら嬉しいです」と思いを語っている。『とんび』は4月8日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年03月17日「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明が企画・脚本を手掛ける『シン・ウルトラマン』より、最新ポスタービジュアルと劇場バナービジュアルが解禁された。本作は、海外でも人気の高い日本を代表するキャラクター“ウルトラマン”を『シン・ゴジラ』などの庵野秀明と樋口真嗣のタッグで作り上げたウルトラマン55周年記念作品。斎藤工がウルトラマンとなる主人公・神永新二を演じるほか、長澤まさみ、西島秀俊ら、演技派・個性派キャストが総出演することでも大きな話題となっている。この度解禁された最新ポスターではウルトラマンの横顔が大きく写し出され、そこに張り詰めた表情の斎藤さん、長澤さん、西島さんら、脅威に立ち向かう組織のメンバーの姿が重なっている。さらに、新たに掲げられたコピーである「空想と浪漫。そして、友情。」が添えられ、誰も観たことのない“ウルトラマン”が降着する世界での、新たな“衝撃”と“感動”を予感させるビジュアルになっている。劇場に掲示されるバナービジュアルには、青空をバックに振り返るウルトラマンの立ち姿が写し出されており、本ビジュアルで初めてその後ろ姿が明らかとなった。強さと美しさを宿したその背中で、ウルトラマンが語っているものとは…?そしてその眼差しの先に、何を見据えているのか…?最新ポスターおよびバナーは3月18日(金)より、全国の映画館(一部を除く)に掲示される。公開までいよいよ2か月を切り、ますます期待の膨らむ本作。今後の続報に注目だ。『シン・ウルトラマン』は5月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シン・ウルトラマン 2022年5月13日より全国東宝系にて公開Ⓒ2021「シン・ウルトラマン」製作委員会
2022年03月17日3月24日から配信予定のNetflix映画『桜のような僕の恋人』より、主演の中島健人(Sexy Zone)、ヒロイン役の松本穂香、メガホンをとった深川栄洋監督が本作を語る特別映像が公開された。本作は、2017年に発売され、発行部数70万部を突破した同名小説の実写化。人の何十倍も早く老いていくという難病を抱えるヒロインと、彼女に恋をする主人公の儚くも美しい、忘れられない物語を映し出す。到着した映像は、3名のインタビューと共に、本編とメイキング映像も見ることができる。まず、「運命的な出会い」と語ったのは、主人公・晴人役の中島さん。読書好きな中島さんは、書店巡りをしている最中に原作に出会ったそうで、「僕自身が大ファンであった『桜のような僕の恋人』の実写映画に出演させていただいていることが、人生で1番ラッキーな瞬間かもと思いました」と喜びを明かしている。さらに「恋愛って人を強くしますよね。この作品によって今まで泣けないことも多かった自分が、こんなにいい涙に出会えるなんて」と晴人が美咲を想って流した涙をふり返っており、中島さん自身も俳優としての新境地を築いたといえる。また、ヒロイン・美咲役の松本さんは、「最初はキラキラしたところから始まるんですけど、早老症と言う病気にかかってしまい、心は20代の女の子なんだけど、見た目は90歳になってしまって、演じていても辛いところではありました」とふり返りながら、「晴人くんと出会って、夢を目指している2人なので一緒にいると全部が良い方向に開いていくような、そういう存在だったと思います」と晴人と美咲の関係を語る。深川監督は「誰もが経験したことがあるような人を愛する物語」とし、「僕ら歳をとった45歳は響きあうし、もっと上の先輩は若さに涙する」とあらゆる世代の心に寄り添う作品になっていると話している。Netflix映画『桜のような僕の恋人』は3月24日(木)Netflixにて全世界独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年03月17日蜷川実花監督が、CLAMPの伝説的大ヒットコミックを実写化する、究極の新体感ビジュアルファンタジー『ホリック xxxHOLiC』。この度、「SixTONES」松村北斗が演じる主人公の同級生・百目鬼静の新たな場面写真が公開された。原作でも圧倒的な人気を誇る百目鬼静は、四月一日(神木隆之介)とひまわり(玉城ティナ)のクールでミステリアスな同級生。寺の息子で、巧みな弓の使い手でもあり、実家のお寺で行っている弓神事でも的の中心を射抜く、見事な腕前を見せる。また、実は根は仲間思いで、どこか危うさを抱える四月一日のことをいつも気にかけている百目鬼。孤独だった四月一日が、心を許せる数少ない人物であり、アヤカシが視える四月一日にとって、“祓う力”を持つ百目鬼は大切な相棒でもある。そんな百目鬼を演じるにあたり、松村さんは蜷川監督から「(百目鬼は)自分自身がお寺のような人間。とにかく格好よくいてほしい」と指示を受け、「(動じないという)お芝居をしていて不安になってちょっと反応を入れると、『それすらもいらないかな』と(監督に)言われて。勇気をもって引き算していくのも大事だと学びました」とこれまでに演じたことのない役柄にチャレンジし、新たな学びを得たと語る。今回公開された場面写真は、学生服姿の百目鬼が腕を組み、あまり感情を表に出すことのない彼のクールだが静かな強さをたたえた表情が印象的なカットとなっている。『ホリック xxxHOLiC』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年03月16日玉山鉄二が主演を務め、深川麻衣、音尾琢真、団長安田らが共演する『今はちょっと、ついてないだけ』。この度、シェアハウスで共に過ごす4人が、ゆっくり心を休める様子を映し出す本予告が解禁。奈良発のロックバンド「Age Factory」の主題歌、「First daysong」も初披露された。今回、解禁となった本予告では、爽やかなせせらぎの音から始まる。表舞台から姿を消した人気カメラマンの立花(玉山鉄二)、家に居場所がない元テレビマンの宮川(音尾琢真)、将来に悩む美容部員の瀬戸(深川麻衣)、そして落ち目な芸人の会田(団長安田)、それぞれが“今はちょっと、ついてない”日々の中、シェアハウスで出会い、共に過ごし、ゆっくり心を休める様子が映し出される。立花に背負われながら「俺はこれからどこに行けば良いんでしょう」と言う宮川に対し「ご自宅に帰ってください」というやりとりや、4人が集うシェアハウスで淹れる香り立つ一杯のコーヒーに癒される姿、美しい緑に囲まれた北竜湖でのカヤックや海を見渡すことのできる大三東駅、さらにドローンで撮影された美しい棚田などの風景が心を満たす。かつて自分をプロデュースした巻島(高橋和也)との過去に囚われていた立花だったが、不器用な仲間たちとの時間が立花を少しずつ変えていく。そして、立花の母(かとうかず子)の「そのうち、ええ運がくるでねぇ」という一言に、彼らの未来が少し感じ取れる予告映像だ。さらに、原作にインスパイアされ書き下ろした「Age Factory」の主題歌「First daysong」が流れ、曲中の「時計の針が今重なって、少しだけまた思い出す」の歌詞は、主人公・立花が“心が本当に求めるもの”を重ねる日々に見出していく姿を表現している。先日2月26日に開催された「映画のまち調布 シネマフェスティバル2022」では、本作を世界最速で上映。上映前のトークイベントには玉山さん、深川さん、柴山健次監督が登壇。玉山さんは「いま(の時代は)凄く閉塞感があって、一回失敗してしまうと、もしかしたら次のチャンスが巡ってこないかもしれない。リスタートを切るのが怖い、そんな社会になっている最中、ポンと背中を押してもらえるような作品になっていると思う」と語り、深川さんは「あの時こうしていればよかったとか、あの道を選択していればよかったな、と誰しも思うことがあると思う。でもどんな自分の選択もこれでよかったんだ、遠回りしたからこそ見える景色があるんだ、と気づかせてくれる話」とコメント。2016年に原作と出会い、自ら映画化の許諾に動いた柴山監督は、「世の中にはがんばれ、という作品が多すぎると思っていたけれど、生きているだけで頑張っていない人はいないと思う。この物語は、がんばれがんばれとは言わない。でも、ちゃんと見守ってくれているんです。そんな優しさが映画を通して伝われば嬉しい」と語った。さらに『今はちょっと、ついてないだけ』オリジナル・サウンドトラックの発売ならびに配信も決定している。『今はちょっと、ついてないだけ』は4月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。『今はちょっと、ついてないだけ』オリジナル・サウンドトラックは4月8日(金)配信開始、4月19日(火)CD発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:今はちょっと、ついてないだけ 2022年4月8日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開©2022 映画『今はちょっと、ついてないだけ』製作委員会
2022年03月16日櫛木理宇の同名小説を、岡田健史×阿部サダヲW主演で映画化したサイコサスペンス『死刑にいたる病』より、強烈なインパクトを与える本ポスターならびに本予告が解禁された。『凶悪』『彼女がその名を知らない鳥たち』『孤狼の血』など数々の映画賞を獲得し高い支持を得ている、白石和彌監督による最新作。この度解禁された本予告では、「ある大学生の元に届いた1通の手紙」というナレーションと共に不穏なBGMが流れ、大学生・雅也(岡田健史)の元に届いた手紙が映し出される。さらに「筧井雅也様、君に頼みたいことがあってこの手紙を書きました」「久しぶりだね。まーくん」という24人もの若者を殺した連続殺人鬼・榛村(阿部サダヲ)の声が流れる。周囲の人々の証言によって明らかになる、異様な犯行からは想像もし得ぬ人当たりの良さで出会う者を次々と魅了してきた榛村の姿。そんな彼が冤罪を主張する事件の真相に迫るために奔走するうち、雅也の中で何かが変わり始める。さらに調査を進めていく中で浮かびあがる謎の人物、土砂降りの雨の中を引きずられていく女性の叫び声、そして榛村の「こっち側に来たら、もう戻れないよ」という意味深な言葉で締めくくられる。併せて解禁された本ポスターでは、二面性を象徴するような榛村のアップが強烈なインパクトを与える。その下には、ずぶ濡れになった雅也の姿があり、不思議な魅力を放つ榛村と事件の真相に翻弄されていく雅也の様子が見てとれ、この事件の底知れぬ不穏さが窺えるビジュアルとなっている。『死刑にいたる病』は5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月6日より全国にて公開©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年03月16日岸井ゆきのと浜辺美波が共演する映画『やがて海へと届く』の冒頭2分半のアニメーションパート映像、イラストが公開された。本作は、突然、消息を絶った親友の死を受け入れられずにいる主人公・真奈が、深い悲しみを抱えながらも前に踏み出そうとする姿を見つめる、喪失から再生へと向かう物語。アニメーションパートでは、浜辺さん演じるすみれの幻想的な世界を、水彩タッチの繊細なアニメーションで表現。原作小説のもつ映像化困難と言われた世界観と、人の思いと命の循環が印象的に描かれる。そんなアニメーションパートについて、真奈役の岸井さんは「完成版を観た時に『こんな風に実写とアニメが折り重なっていくんだ』と感動しました。アニメがラストシーンに向かう橋渡しの役割をしていて、実写では伝えられないことをより観客の皆さんの心にダイレクトに届けられていると思います」と話し、浜辺さんも「一番最初の顔合わせのときにアニメーションの映像を見せていただきました。不思議なのですが、腑に落ちた気持ちにもなり、同時にアニメーションの中の女性の姿に必死に涙を堪えたのを覚えています。私にとってあのアニメーションがあったことは役を考える救いになりました。映画全編を通してみるとまた受け取る感情が変わるのではないかと思っています」と明かしている。アニメーションパートを製作したのは、「進撃の巨人」(シーズン1~3)のWIT STUDIO。アニメーション監督を務めた久保雄太郎(『Kicking Rock』)と米谷聡美(『白いうなばら』)は、「アニメーションは、形のないものを象っていく性質をもっています。一つひとつ描いていった輪郭は、彼女、彼らの記憶であり、想いであり、時間であり。大切なものを想い、大切なものに気づかされながら、誰かの代わりに日記を書くように、あるいは記録をするように形を作っていきました」(久保さん)、「あったかもしれない未来や、憧れに胸を焦がし、いつのまにか記憶が混濁していく。儚く移ろい続け、とどまることを知らない水面の反射に、真奈とすみれを重ね合わせながら、あらゆるゆらぎに寄り添いたい一心でアニメーションに挑みました」(米谷さん)とコメントしている。『やがて海へと届く』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:やがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2022年03月15日芥川賞受賞作家・今村夏子のデビュー作を映画化、井浦新と尾野真千子が出演する『こちらあみ子』の公開日が7月8日(金)に決定。オーディションの中から見いだされた新星・大沢一菜が演じる“あみ子”が登場する超特報とティザービジュアルが解禁された。主人公は、広島に暮らす小学5年生のあみ子。少し風変わりだが純粋なあみ子の行動が、家族や同級生など周囲の人たちを否応なく変えていく過程を、少女の視線で鮮やかに描き出す。主人公のあみ子を演じるのは、応募総数330名のオーディションの中から見いだされた新星・大沢一菜(おおさわ・かな)。圧倒的な存在感で“あみ子の見ている世界”を体現していく。父親役には、数々の映画作品からTVドラマ「最愛」まで幅広い活躍を見せる井浦新。そして母親役には、主演作『茜色に焼かれる』(21)が数々の映画賞を受賞している尾野真千子。監督は、大森立嗣監督をはじめ、日本映画界を牽引する監督たちの現場で助監督を務めてきた森井勇佑。原作小説と出会って以来、映画化を熱望してきた森井監督が、原作にはないオリジナルシーンやポップでグラフィカルな映像描写で“あみ子の見ている世界”に新たな風を吹き込み、念願の監督デビューを果たした。劇場公開決定の一報と合わせ、あみ子の小学生時代から中学生時代までを描いた本作のティザービジュアルと超特報が解禁。片面には、大沢さん演じる中学生のあみ子がこちらに向かって手を伸ばしている写真、もう片面には下校途中、力強く立つ小学生時代のあみ子の写真が使用されている。タイトルロゴには劇中に登場するトランシーバーをあしらい、キャッチコピーにはあみ子の印象的なセリフ「応答せよ、応答せよ」を使用。キャラクターの表情、たたずまい、心の声を全面に押し出したビジュアルが完成した。そして小学生時代のあみ子の姿を収めた3種の超特報映像「あみ子、川であそぶ。」「あみ子、だんご虫をさわる。」「あみ子、お兄ちゃんとセッション。」も到着。あみ子の魅力について、森井監督は「世界の輪郭はもっと、ぐにゃっとしていて、きらきらしていて、不気味で、粒だって生きいきしているのだということ。社会とは別に、そんな世界のありようがあるのだということ。この感覚を映画にしたいと思いました」とコメント。一途に自分を貫き通すあみ子の姿は、常識に縛られ、違和感や生きづらさを感じている現代の私たちにとって、かつての自分を呼び覚まし、勇気や力をもたらす存在となってくれそう。また、選ばれた大沢さんについては「オーディション会場の待合室で、大沢一菜が椅子にただ座っている姿を見たとき、この子があみ子だとすぐに思いました。一菜の目はどこか遠くを見ていて、まるで僕には見えていないなにかを見ているかのようでした。一菜はとても自由で、なににも縛られない、台風のような子です。彼女が撮影現場に現れると、ものすごい勢いで現場が沸き立ち動き出すのでした。僕たちは必死にそれを撮影しました。一菜やみんなと過ごした時間は、僕にとってかけがえのないものです」とふり返っている。また、本作の音楽を手掛けたのは、繊細な歌声とやわらかなクラシックギターの音色で聴く者を魅了し続け、国内だけでなく海外からも人気を集める音楽家、青葉市子。「どんなときも、どんなことでも。そっと見守って、そっと聞かせて。あみ子さんのまっすぐな心に寄り添えたらと、音を選びました。劇場で公開されるのを楽しみに待っています」とコメントを寄せている。『こちらあみ子』は7月8日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:こちらあみ子 2022年7月8日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開
2022年03月15日広瀬すずと松坂桃李をW主演に迎えた『怒り』『悪人』の李相日監督最新作『流浪の月』。この度、かつて誘拐事件の“被害女児”となった女性と、その事件の“加害者”とされた青年の15年後の再会を描く本作から、“許されない2人”の場面写真が解禁となった。現在公開されている特報映像についても「世界観に引き込まれる!」「2人が一体どうなってしまうのか...」など、様々な反響を呼んでいる本作。今回は、その世界観がうかがえる13枚に及ぶ場面写真が解禁された。更紗(広瀬さん)、文(松坂さん)、亮(横浜流星)、谷(多部未華子)に加えて、更紗の同僚でシングルマザーの安西(趣里)、更紗のバイト先の店長(三浦貴大)、10歳時の更紗(白鳥玉季)、文の母親の佐伯音葉(内田也哉子)、更紗が訪れるアンティークショップ店主の阿方(柄本明)の姿も登場。更紗、文の傍らにはそれぞれ現在のパートナーの姿があり、2人が明るい未来へ進んでいることがわかる。しかし、大切なはずの人の横で笑顔がぎこちない更紗、口を固く結び不穏な表情を浮かべる文、どこか不安げな目つきの亮、何かを見据える谷、そして彼らを取り巻く人々の目線の行方も定まらないまま。どの表情にも緊張が見え隠れしており、動き出した2人の運命の行方が一体どうなっていくのか、暗示めいたものを感じさせる内容となっている。広瀬さんの心の機微を感じ取れそうな繊細なしぐさ、減量して身体から役になりきった松坂さんの佇まいなども、この先待ち受ける衝撃を物語っている。『流浪の月』は5月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:流浪の月 2022年5月13日より全国にて公開(c)2022「流浪の月」製作委員会
2022年03月15日山田涼介“エド”や本田翼“ウィンリィ”らの続投、渡邊圭祐、新田真剣佑、内野聖陽ら多くの新キャストが参加する、二部作で原作の感動の最終話までを描き切る実写映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』。この度、イシュヴァール殲滅戦から“約束の日”までを描く、迫力満点のロング予告映像が公開された。「鋼の錬金術師展 RETURNS」大阪会場で行われた、山田涼介&朴ロ美による映画キックオフイベント内にて公開された今回の映像。廃墟で何かの手がかりを探そうとしているエドの映像から始まり、原作でも重要なキーポイントとなるイシュヴァール殲滅戦の回想シーンが映し出される。容赦なく鳴り響く銃声やアメストリス軍の攻撃から逃げ惑う人々…、ロイ・マスタング(ディーン・フジオカ)ら国家錬金術師が人間兵器として投入され多くの人々が命を落とした戦いの凄惨さが伝わる。そして現代に移り、国家錬金術師をターゲットにした連続殺人事件が発生。額に傷のある謎の男<スカー>(新田さん)がエドと弟アル(水石亜飛夢)の前に立ちはだかり、「神の道に背きし錬金術師、滅ぶべし」という名台詞とともに2人を襲う。また、アメストリス軍の大総統キング・ブラッドレイ(舘ひろし)や国家錬金術師アレックス・ルイ・アームストロング少佐の姉オリヴィエ・ミラ・アームストロング少将(栗山千明)、東の大国シンからやってきたリン・ヤオ(渡邊圭祐)、エドとアルの父ヴァン・ホーエンハイム(内野聖陽)ら新キャスト陣も大活躍。さらに、真理の扉の前で佇むアルもその顔が登場。ウィンリィに決意を伝えるエド、仲間たちがエドに声をかける緊迫のシーン、最後には「消えて失せろ錬金術師」という言葉と共に謎の男の姿も映し出されている。『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』は5月20日(金)より、『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』は6月24日(金)より二部作連続公開。(cinemacafe.net)■関連作品:鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー 2022年5月20日より公開©2022 荒川弘/SQUARE ENIX©2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成 2022年6月24日より公開©2022 荒川弘/SQUARE ENIX©2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会
2022年03月15日キャラクターたちのかわいいビジュアルを裏切り、本格的なミステリー・サスペンスを展開したTVシリーズを再構成しつつ、衝撃の最終回のその後も描かれる『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』。この度、トップクラスに“ヤバい雰囲気”漂うキャラクターの場面写真が到着した。主人公のタクシードライバー・小戸川をはじめ、個性的なキャラクターがたくさん登場する本作。中には、危険な香りのするキャラクターも登場する。スーツ姿に黒手袋、ツンツン頭で常に韻を踏んだラップ調で話すトリッキーなキャラクター・ヤノは、ラッパーのMETEORが声優を務め、フィーチャーしたオリジナル楽曲を持つといった、「オッドタクシー」の中でも特に人気のあるキャラクター。ヤノが憤りながら、誰かに何かを語るこの場面。何に憤り、何を語っているのか、腕を組んで見守る舎弟の関口は何を思っているのだろうか?また、ヤノの先輩で、ヤノと対立しているプロの格闘家並みに強いドブが、凍りついた表情で銃を構えるシーン。警棒のようなものを持ち、勢いよく突進している、喧嘩にはめっぽう強い舎弟・関口や、険しい表情で電話をかけているアイドルグループ「ミステリーキッス」のマネージャー・山本の姿も写し出されている。小戸川が関わった事件について、関係者17人が証言するという構成になっている本作。本作の企画プロデューサーは、見どころについて「一連の事件の裏側を覗き見るようなワクワクを感じてもらえる構成になっています。劇伴も映画用に5.1chミックスされて、劇場ならではの迫力のある音響を楽しんでもらいたいです。また、TVシリーズの衝撃のラストの続きにも注目して欲しいです。いつものごとく、スタッフの遊び心が随所に仕掛けてありますので、エンドロールの最後までお楽しみください」と語っている。『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ 2022年4⽉1⽇よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開©P.I.C.S. / 映画⼩⼾川交通パートナーズ
2022年03月15日湯浅政明監督×脚本:野木亜紀子で贈る、「女王蜂」アヴちゃんと森山未來W主演ミュージカルアニメーション映画『犬王』の公開日が5月28日(土)に決定。併せて、狂騒&狂熱の本予告映像が公開された。ヴェネチア国際映画祭にて“ロックオペラ”と評された本作は、ヒップホップやロックが入り混じり、歓喜する民衆の様子はまるで狂熱の野外フェスのよう。映像では、犬王を演じるアヴちゃんの歌声で始まり、グルーヴする音楽、派手なパフォーマンスシーンが印象的。また、脇を固める柄本佑(足利義満役)、津田健次郎(犬王の父役)、松重豊(友魚の父役)の声も今回初披露となった。併せて公開された本ビジュアルは、橋の下に作られた特設ステージに、瓢箪のお面を高々と掲げる犬王と琵琶を携えた友魚が描かれた。ド派手なステージを見届けようと待ちわびる民衆の姿もあり、まさに音楽フェスの熱気を感じさせる。ほかにも、犬王&友魚の友情、激しいライブシーンなど印象的なシーンを切り取った場面写真も到着した。『犬王』は5月28日(土)より全国にて公開。映画『犬王』オリジナル・サウンドトラックは5月25日(水)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:犬王 2022年5月28日より全国にて公開©“INU-OH” Film Partners
2022年03月15日三木孝浩監督が手掛ける道枝駿佑(なにわ男子)×福本莉子W主演映画『今夜、世界からこの恋が消えても』が3月上旬にクランクアップを迎え、そこで道枝さんから福本さんへ、あるサプライズ企画が実行された。ドラマ「消えた初恋」では、クラスメイトとして共演した道枝さんと福本さんが、今作では恋人役で共演し、消えゆく日々の中で明日のちいさな幸せを懸命に掴み取ろうと、もがく姿を自らの輝きそのままにフレッシュに演じている。数日前、一足先にクランクアップしていた道枝さんは、福本さんのクランクアップを祝すべく、撮影最終日に福本さんには内緒で現場入り。ソワソワし、かなり緊張した様子の道枝さんだったが、福本さんが撮影終了後インタビューを受けている背後からサプライズ登場し、しっかり驚かせた。突然の出来事に福本さんは困惑の様子だったが、道枝さんは「莉子ちゃんが、真織でいてくれたからこそ、僕も透でいつづけることができましたし、今日も今まで1ヶ月積み上げてきたものを放出する大変なシーンでしたが、走り続けた莉子ちゃん、すごいと思います。本当にお疲れ様でした!」と感謝と労いの言葉と共に花束を贈呈。今回贈られた花束は、今作のタイトルに絡め、この現場の思い出が消えないように、残るようにと、“消えないで残る=ドライフラワー”が選ばれた。お花は道枝さん自らが数種類の中から、花言葉で「元気な女性」という意味のあるピンクのアジサイに、「感謝」という意味のカスミソウ、福本さんの好きな色であるブルーのカラーのスイートピー(花言葉:門出)に、今作のイメージだという紫のスターチス(花言葉:永遠に変わらない)をチョイス。また、好きな色がブルーであることも、撮影の合間に本人に気づかれないよう聞き込みをしたという道枝さんだったが、福本さんは「それで、いきなりあんな質問を!」と少し不思議には思っていたそう。お花選びに真剣な道枝駿佑、そしてドキドキのサプライズへ…!無事、撮影が終了し「寂しい気持ちでいっぱい」と語る道枝さんは、「初主演映画で分からないことも多く、人見知りなのでガツガツはいけなかったのですが、キャストの方やスタッフの皆さんとのコミュニケーションは意識して取るようにしていました。福本さんとは二度目の共演だったこともあり、気持ちも楽に、楽しく撮影に臨むことが出来ました。三木監督ともたくさんお話をさせて頂き、最初、透は声のトーンや姿勢も少し暗い印象なのですが、真織と出会ってから徐々に明るくなっていく過程を意識したり、これは僕個人がやっていたことなのですが、透は家事や料理をするので、爪は常に短い方が良いかなと、まめに切っていました」とコメント。福本さんは「道枝さんは、原作を初めて読んだ時にも感じましたが、現場でも透くんそのもので、ご本人が持っている優しさや誠実さがこの役にピッタリでした。一度共演したことがあったので、リラックスしてお芝居することが出来ましたし、道枝さんが透くんで本当に良かったなと心から思ってます」と共演をふり返り、「台本を読んで何度も泣いてしまったのですが、その感動を早く皆さんにお届けしたいです。楽しみに待っていてください!」とメッセージを寄せている。『今夜、世界からこの恋が消えても』は7月29日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:今夜、世界からこの恋が消えても 2022年7月29日より全国東宝系にて公開©2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会
2022年03月15日山本直樹原作・城定秀夫監督の『ビリーバーズ』にて、磯村勇斗が主演することが分かった。漫画家・山本直樹が「カルト」の世界に切り込み、人間の欲望をあぶり出した問題作を、『アルプススタンドのはしの方』などの城定秀夫監督が実写映画化した本作。監督自身が、本作の映画化を熱望し、長年ファンである山本直樹の世界観へ最大限のリスペクトを込めながら、絡みつくような官能美に、乾いたユーモアとヴァイオレンスを交え、唯一無二の映像世界を作り上げた。今回、主演を務める磯村勇斗は、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(17)ではヒロインと恋に落ちる心穏やかな好青年役、『ヤクザと家族 The Family』(20)ではヤクザ相手に一歩も引かないアウトロー役など常に多彩な演技で観客を魅了し、第45回日本アカデミー賞では、『ヤクザと家族 The Family』、劇場版『きのう何食べた?』の2作品で新人俳優賞を受賞した注目の若手俳優だ。本作で磯村さんが演じるのは、宗教的な団体の中で、食欲、性欲などいかなる欲も捨て去り浄化を目指すオペレーター役。純粋な信仰心と抑えきれない欲望の間で揺れ動く姿を演じ、どこか浮世離れした登場人物の日常に見事な説得力をもたらしている。<主演・磯村勇斗コメント>初主演の映画が「ビリーバーズ」で良かったと心から思います。原作と脚本を読んだ時、自然とこの物語の世界を生きてみたいと感じました。俗世間と、それに対して、可能な限り欲望を削ぎ落とし、信仰する力で安住の地を求める世界。異様にも映るこちらの世界の方が純粋で、常識に囚われている世の中の方が異常なのかもしれない。ビリーバーズで生きる人物たちは皆一生懸命です。だからこそ滑稽にも見えて笑えてくる。信仰があり、エロスがあり、不気味だけどどこか哀愁があり。人間の本能の先にあるものは何なのか。混沌とした今の時代だからこそお届けしたい作品です。<城定秀夫監督コメント>「オペレーター」という風変わりな役名でこの狂気の物語を力強く牽引するのが磯村勇斗さんです。食事制限で体を絞り、髪と髭を伸ばし、電気も水道もなく、虫は入るわ、雨漏りするわの安普請の劇用プレハブに撮影前から泊り込んで役作りをし、全身全霊で演じてくれた磯村さんの存在がなければこの映画は成立しませんでした。『ビリーバーズ』は7月、テアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2022年03月14日堤幸彦監督が手掛けた「嵐」初のライブフィルム『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』の日米同時イベント上映が決定。ライブの総合演出を手掛けた松本潤は「僕ら5人とファンのみんなで作り上げたこのコンサート映画を同じ日にそれぞれの場所で観てもらえるなんて、本当に幸せな事だと思います」「この映画が世界のどこかにいる誰かの、ほんの少しの彩りになってくれたら」とコメントを寄せている。国内のドルビーシネマでは、11月の先行公開から本日まで延べ132日間上映と、国内のドルビーシネマ上映作品の最長記録を更新する勢いのロングラン上映が続いている本作。先日、アメリカ全土での公開が決定したが、今回その公開日にあわせ、3月22日(火)に日米同時イベント上映の開催が決定。日本国内では、全国公開時の劇場200館を超える、217館もの劇場にて同時上映、うちわ・タオル・ペンライト・サイリウム・ハンドクラップ、振り付けOKの無発声応援上映の形で開催(※ドルビーシネマ劇場では、無発声応援上映ではなく「通常上映」)。アメリカの劇場は、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ワシントン、ボストンなどの主要都市を含め120館以上のドルビーシネマでの上映を予定。すでにロサンゼルス、ニューヨークではほぼ満席になる劇場も。翌日3月23日には、ハワイでも上映される。また、イベント上映の開催を記念して、限定ポスタービジュアルも公開。次の舞台である世界へと羽ばたく5人の姿を象徴し、これまでのブルーを基調としたポスターイメージから一新、赤をメインカラーとしたこの日限りの特別なビジュアル。「Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ」のワンカットで、5人が会場を見据えてエネルギッシュなダンスを披露する瞬間が写し出されている。<松本潤コメント全文>嵐のライブフィルムが日本を越えて、たくさんの地域での公開を経て、この度アメリカで公開されることになりました。3月22日はアメリカの135館の劇場と、改めて国内217の劇場で上映が決まりました。時間と場所を越えて、また一つ夢のつづきが。。僕ら5人とファンのみんなで作り上げたこのコンサート映画を同じ日にそれぞれの場所で観てもらえるなんて、本当に幸せな事だと思います。そして1999年にハワイで結成し、2014年のコンサートを経て、映画として、もう一度ハワイへ。想い出の詰まった地で、嵐の20年を詰め込んだ作品を届けられる事にとても意味を感じています。大変な状況が続く中、この映画が世界のどこかにいる誰かの、ほんの少しの彩りになってくれたら。こんなに嬉しいことはありません。楽しんで頂けたら!『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』は公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories” 2021年11月26日より全国にて公開、11月3日ドルビーシネマ限定先行©2021 J Storm Inc.
2022年03月14日山崎賢人演じる天下の大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信と吉沢亮演じる中華統一を目指す若き王・嬴政(後の秦の始皇帝)を壮大なスケールで描く、大人気漫画の映画化『キングダム2 遥かなる大地へ』。その主題歌が今年デビュー30周年を迎える「Mr.Children」に決定、その楽曲が流れる最新予告も解禁された。楽曲の制作にあたり「Mr.Children」桜井和寿は「目指したものは、-壮大な景色を音にすること。-ひたむきな願いを、友への想いを、命の尊さを、愛する強さを歌にすること。-映像の中の肉体的な躍動感に呼応すること。タイトルは『生きろ』です。シナリオに突き動かされて出てきた言葉です。自分でもびっくりするフレーズでした。自己ベスト更新に挑む気持ちで制作させていただきました」と自信を見せるコメント。天下の大将軍を夢見て、戦場で激闘を繰り広げる信や、戦場で出逢うこととなる伍のメンバーら、“蛇甘平原”を舞台に、絶望的な戦況の中でも命をたぎらせる彼らの背を押すような歌詞と、「Mr.Children」にしか生み出すことが出来ない希望にあふれた旋律は、『キングダム』の世界に新たな風を吹き込んだ。松橋真三プロデューサーは「『生きろ』は、私の想像を超える素晴らしいもので、遥か彼方に続く悠久の大地で、無謀とも思える大いなる夢を抱いた少年が、友との約束を胸に、逞しく一歩一歩成長していく姿に重なりました。この壮大な楽曲がヒントとなり、映画に『遥かなる大地へ』というサブタイトルをつけさせていただきました」と楽曲の持つ力が本作の製作にも影響を与えたことを明かしている。大沢たかお演じる大将軍・王騎も満を持して登場予告編は、信(山崎さん)の「待たせたな!」の言葉とともにスタート。初陣となる“蛇甘平原”で出逢う運命共同体となる「伍」のメンバーと共に数多の敵兵へと立ち向かい、死闘を繰り広げながら仲間たちを鼓舞する信。遂に幕を開けた過酷な戦場での激しいアクション、初陣の総大将となる麃公(豊川悦司)の登場、さらには前作で共に死線を乗り越えた嬴政(吉沢さん)や河了貂(橋本環奈)、そして、あの大将軍・王騎(大沢たかお)も満を持して登場。羌瘣(清野菜名)の悲痛な叫びには胸を締め付けられ、まさに見どころ満載の予告映像となっている。そして、映像の最後に公開日が7月15日(金)に決定したことも明かされている。『キングダム2 遥かなる大地へ』は7月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キングダム2 遥かなる大地へ 2022年夏、公開予定(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会
2022年03月14日儚くも美しい、忘れられない恋を描く中島健人主演映画『桜のような僕の恋人』より、中島さんとヒロイン役・松本穂香のオフショットが公開された。今作で中島さんは、素朴で生真面目な主人公、松本さんは明るく溌剌とした女性だが、ある日突然難病に冒されてしまうという難役に正面から向き合い、それぞれ魂のこもった芝居を刻んだ。公開されたオフショットでは、公園で2人が遊具で遊ぶカットや、松本さんが笑顔や優しい表情を見せる自然な姿が切り取られた。また元々、原作の大ファンであったという中島さんは、「役者人生の中でもっとも泣いた宝物のような脚本」「僕の人生を変えた映画」と本作について語っている。Netflix映画『桜のような僕の恋人』は3月24日(木)Netflixにて全世界独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年03月14日坂口健太郎が岡田准一主演映画『ヘルドッグス』に出演、制御不能のいかれたサイコパス役で岡田さんと“最狂のバディ”を組むことが分かった。『関ヶ原』『燃えよ剣』に続き、岡田さんと原田眞人監督のタッグ3作目となる本作。岡田さんは本作でも技闘デザイン(アクション振り付け)を担当し、クランクイン前から原田監督と綿密な打ち合わせを経て、劇中のキャラクターの個性にあったリアルかつ創作的なアクションを振り付けている。その岡田さんが演じるのは、正義も感情も捨て、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾。兼高は、愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、闇に落ち、正義も感情も捨て復讐することにのみ生きていた男で、その闇と狂犬っぷりに目をつけた警察組織から、ヤクザ組織への潜入という危険なミッションを強要される複雑なキャラクター。そして坂口さんが演じるのは、兼高が潜入を強いられるヤクザ組織の一員・室岡秀喜。死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない制御不能な存在だ。満腹中枢が機能せず、常に空腹で何かを食べている。感情を抑えられないサイコパスな室岡だが、警察のデータ分析によると、兼高との相性はなんと98%。警察は、兼高に室岡に喧嘩を売り、それをきっかけに組織へ潜入するよう指示を出すが、2人は最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰め、なくてはならない存在となっていく。坂口さんが「室岡というキャラクターは世間の坂口健太郎のイメージとはガラッと違う役」と話しているように、これまでの柔らかいイメージから一転、鋭い眼光やボサボサの髪、そして腕には兼高と同じくトライバルタトゥーを入れ、影のある役回り。「室岡という役を考えている時間、乾いた笑顔の裏にある深い闇や寂しさを感じ、その感情を丁寧に、時には刹那的に放出する作業はとても心地の良い瞬間でした」と坂口さんはコメント。原田監督作品は初参加となり、「お芝居していく中で、毎回裏切っていきたいなって気持ちがあった。監督とお話をさせてもらってやりたいっていうのは瞬間的に強く思いました。室岡の根本というか、どこに中心があるんだろうっていうのはすごく頭で考えて、マフィアのような集団の中にいる中で、どこか浮いちゃダメだって思っていたけれど、室岡なりの感情の出し方や異質感はすごく調節をしなきゃいけないなっていうのは思ってはいました」と室岡というキャラクターについて語っている。また、坂口さんについて監督は「とにかく一番最初に本人と会って、色々話してみて、凄くいいなって思いました」と語る。「ちょうど『クライマーズ・ハイ』で堺雅人と会った時とか、あるいは『日本のいちばん長い日』で松坂桃李と話した時とか、そういう時の、ああいい感じっていう、お互いにクリックするものがありました」と明かし、「室岡は97%サイコパスであっても原石の純真さが3%残っています。その微妙なニュアンスを健太郎は切なく的確に表現してくれました」と語った。室岡は兼高とバディとして行動をしていくうちに、絶対的な信頼、そして強い憧れを抱くようになるが、初共演となった岡田さんについて坂口さんは「バディ感というか、僕はもう本当の兄貴のように慕っていたので、そういう画が映像になったときに感じてもらえると思います。セクシーで、とても切ない映画だなって感じますね」とふり返っている。『ヘルドックス』は9月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年03月14日堀田真由が声優初挑戦した、現在公開中のアニメーション映画『ブルーサーマル』の本編映像が、いち早くシネマカフェに到着した。到着した映像は、合同合宿にてグライダーでのフライトを終えたものの、無理な飛行を続けた影響で倒れ、寝込んでしまったたまき(堀田さん)が、翌朝目を覚ます場面。散歩に向かうたまきを心配して追ってきたのは、出会ったときから喧嘩してばかりの先輩・空知(榎木淳弥)。少しぶっきらぼうにたまきと並んで、朝焼けの美しい空の下歩き出していく。元気そうなたまきの天真爛漫な表情に安堵した様子の空知や、2人のその光景を見て倉持が微笑む場面も印象的に映し出されており、反発しあっていたたまきと空知の関係性の変化を予感させるよう。青春感じるこの場面で流れているのは、本作の主題歌を担当したピアノロックバンド「SHE'S」による挿入歌「Beautiful Bird」。空の壮大な美しさに魅せられたたまきの心情や、たまきの活躍を次第に応援するようになる空知の思いを連想させる楽曲。楽曲提供に際し「朝の澄んだ空気と雲が見えるような挿入歌。そんなイメージをしながら曲を書かせていただきました」と「SHE'S」が述べているように、本作の世界観をより一層感じられること間違いなしだ。『ブルーサーマル』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ブルーサーマル 2022年3月4日より全国にて公開© 2022「ブルーサーマル」製作委員会
2022年03月13日小松菜奈と坂口健太郎のW主演でベストセラー恋愛小説を映画化した『余命10年』。本作で監督を努めた藤井道人と、音楽を担当した「RADWIMPS」野田洋次郎の対談が実現し、本作について徹底的に語り尽くした。本作は、“涙よりも切ない”恋愛小説として、発売以来、SNSを中心に反響が広がり続けているベストセラーを、『新聞記者』『ヤクザと家族The Family』「アバランチ」の藤井監督が映像化。不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた茉莉(小松菜奈)と、生きることに迷いながらも茉莉と出会い、恋に落ちていく和人(坂口健太郎)。彼らの人生が交わるとき、ありふれた毎日が嘘みたいに輝き出す――。著者の小坂流加さんは、茉莉と同じく難病を抱え、小説の文庫化を待たずして亡くなった。俳優陣とスタッフ陣が、“原作者・小坂流加さんの生きた証を残したい”という思いのもと作り上げられた本作は、3月4日に公開を迎え、週末動員ランキング初登場実写映画No.1を獲得、公開3日間で興行収入3億円超えの好スタートを切った。また本作は、実写映画としては初めて、「RADWIMPS」が全編にわたり音楽・主題歌を手掛けているのも注目ポイントだ。――主題歌「うるうびと」の歌詞は、和人の目線でつくられています。最初からそのような打ち合わせがあったのでしょうか?藤井監督:なかったですね。台本をお渡しして、その感想を曲にしてくださいとお伝えさせていただきました。野田:(藤井監督からは)最初から全幅の信頼を寄せていただいていたので、まずは思ったままにつくってみますとお伝えしました。ただ監督から「衣装合わせの前にデモがあると嬉しいです」と言われたので、一昨年の夏くらいにデモをお渡しました。――作品と音楽が密接になっている作品なんですね。藤井監督:音楽はもう一つの主人公だと思っています。野田さんが作ってくださった音楽が本当に見事に調和してくれたといいますか、野田さんがすごく作品に寄り添って、茉莉ちゃんに、和人に寄り添って曲を練りこんで作り上げてくれたから良かったんだと思います。野田:俳優でご一緒した時も、一番最初は撮影前に脚本打ち合わせを何ヶ月かやりながら作り上げていき、その後役者として合流していきました。そして、今回本作では音楽を担当させてもらって、作品との向き合い方みたいなものも含め、互いにすごく理解し合っていた気がします。僕も現場でいえば音楽監督、バンドで言えば監督的な立場でやっているので、そこら辺の視点みたいなもので通ずる部分があるんだなと、勝手に思っているわけですが、その心地良さみたいなものを感じながら曲を作れたという感じです。――お二人のお話しを聞いていて、考え方や感情の受け止め方が似ているのかなと思いました。野田:藤井監督が「シーンによってはもう少しこういうのも聞いてみたいです」と仰ると、基本的には一回全部を吸収して、飲み込んで受け入れて作っていきます。それでもどうしても僕がこっちの方が良いと思った時は僕も折れないですし、監督自身も折れないんです。でもそんなときは、譲ったり、お互い分かり合っていたと思います。藤井監督:お互い見えている図や想いは一緒ではありますが、音楽の細かい部分に関して僕は分からないので。「これが良い」と野田さんが信じてくれたものを自分は大事にしたい。僕が今回『余命10年』の音楽をやって欲しいと伝えて、承諾いただいた後「大体どれくらい曲数あるの?」と聞かれたときに、とっさに「15曲くらい…そんなに音楽多くないイメージなんですよ」とお伝えしたのですが、結果倍ぐらい作ってくださいました(笑)。野田:今回のサントラ30曲入りですね(笑)。こんなに音楽ばっかりで大丈夫なのかなって心配になりました。――撮影していく中で、この作品には音楽が必要だと監督ご自身が感じたということでしょうか?藤井監督:最初15曲とお伝えした時はそんなに考えていなかったのですが、劇伴音楽って“風”のような存在だと思うんですよ。野田さんの音楽もまさに“風”のようなもので、二人(茉莉と和人)はこんな“風”を受けているというような空気を作ってくださる。この映画をすごく多くの人に届けたいと思った時に、二人のお芝居が足りてないから、音楽を足すのではなくて、より豊かな空気の中で二人の芝居を良く見せたい。そこに野田さんの音楽がついてくださったというのが、一番曲が増えた要因なのかなと思います。――普段の楽曲作りと、本作での楽曲作りでの違いはありましたか?野田:僕は今回の方が個人的に自分として幸せが多いという感じがしましたね。今までは、自分が歌うために曲を作り、自分はこうなんだということを示して、それで多くの人に聞いてもらって、20年近くやってきました。でも今回は全く新しい違う喜びなんですよ。素晴らしい作品があって、そこに生きている瑞々しい登場人物と、監督の想いがあって。その人たちのために何ができるだろうと考えた時に、今回はもしかしたら喜びが強いと言うか、その人たちを喜ばせたい、監督を驚かせたいとか。そのために考えている時間がすごい好きですし、その両方があって音楽だと思いますね、すごく幸せでした。――野田さんの気持ちの変化があった時に、藤井監督がお声掛けをしたというのは何か縁を感じますね。藤井監督:今回、自分にとっても多くの人に観てもらいたいという想いが出てきた時に、野田さんに全ての音楽を直接お願いしに行きました。いつかやってもらいたいとずっと思っていたのですが、自分にとってやっとそういう時期が来たなと。――なぜ、“そういう時期”が来たと感じ、この作品と野田さんが繋がったのでしょうか?藤井監督:10代の頃から(RADWIMPSさんの)音楽を聴き続けてきて、野田さんの音楽の特徴というのは目に見えない、人が言い表せない心の感情の機微というものをずっと届けてくれていたような気がしていて。僕たちも“映画でしか表現できないもの”というものを追い続けてきましたが、“あと10年しか生きられない”という感情は言葉にはできないと思うんです。でも、小坂さんが生きた10年を野田さんの音楽で聞いてみたかったというところが一番大きな理由ですね。野田:嬉しいですね。結果こういう作品が出来上がってみて、監督の直感は正しかったんだなと思いました。――改めて楽曲制作ではなく、完成した作品を鑑賞したご感想は?野田:藤井監督も最初仰っていたように、“余命モノ”と言われる映画を作るのは、まずそれだけで覚悟が必要ですし、観る側にも一つバイアスやフィルターがかかって観られるものであると思うんですよ。だけど、それを遥かに飛び越えるくらいの、まっすぐさというか、情熱というか、真摯さみたいなものが映像を観た時に、画面から飛び出してくるように感じました。ずっと残っていくような作品だなと感じましたし、このような作品に、初めて実写映画に音楽をつけられて本当に幸せでした。一生大事にしたいと思える映画です。キャスティング含めて、本当にすごいですよね。みんなが一つの意志のもと繋がっている感じが、観ていてすごかったです。――藤井監督の作品にまた俳優として出演したいと思いますか?野田:こんな大御所の監督になられてしまって(笑)。あの時(ドラマ「100万円の女たち」)はまだ新人同士でしたからね、ピチピチでしたよね(笑)。藤井監督:僕は俳優としてもお願いしたいですね。例えばアクションとか。でもアクション練習を野田さんとやるのは緊張しますね(笑)。僕は野田さんといて一番気持ち良いのは、お互いが強制し合わないこと。いつかピタッと来るその瞬間を待てるから一番安心できるんです。野田:お互いが武者修行しているじゃないですけど、HP(ヒットポイント)をどんどん増やすみたいな、(藤井監督に対して)「次会う時までにお前かっこよくなってろよ」という感覚がどこかにあって。俺も絶対次なんかやるんだったら驚かせたいし、どんな冒険をしてきたのかということを伝えたいし、藤井監督も多分そうやって生きていくだろうし、そういう戦友みたいな心強さは感じますね。――お二人にとってこれまでの10年は、どのような10年でしたか?藤井監督:デビューが26歳で、メジャーデビューがワーナー・ブラザーズさんの映画でした。浮かれて頑張ったけど、全然ダメで。作品がというより、自分が監督として全然ディレクション出来ていなくて、人をまとめる力も技術もなくて。それで一回監督を辞めて、自主映画をまた撮り直し始めました。全部勉強し直してというのが二十代後半。ずっと録音の機材を勉強したり、CGの勉強をしたり、自分に体力をつけて戻ってきたいと思った一発目の作品が「100万円の女たち」で30歳の頃ですね。野田:27歳くらいで初めて映画の主演の話を頂きました。それまでは自分の中で閉じながら音楽を作っていたのですが、10年ぐらい前からいろんな人と繋がっていって、コミュニケーションを取りながら違う分野で“表現”というものをしてみようと思い始めたんです。それがあって今があります。バンドはバンドの“自分達だけ”という美しさもあると思うんですが、それだけだと息が持たなかったと思います。この10年はいろんな出会いを求めながら、新しいものを自分が作れている10年間だったと思いますね。――これからの10年はいかがでしょうか?野田:藤井監督は45歳くらいが一番カッコ良さそうですね(笑)。10年後もこのペースで作品を作っていそうです。藤井監督:本当ですか?このペースでやっていったらやばいかな(笑)。変わんないというのが人生の目標というか。例えば、お金をたくさんもらって、かっこよく使えればいいんですけど、そうなれる自信がないので。あまり飾らず、作品でちゃんと語ると言うか、そういう大人になれなくなったら辞めようというのはなんとなく自分の中では考えていますね。野田:藤井監督は変わらない気がする。多分自分の満足を、お金だったり名声だったりではダメで、自分の作品以外では満たせない気がします。そこは自分と通じるものがあるなと思いますね。間違いなく今より自分が表に立っていくというのは減っていくと思います。見られるような、見てくれじゃなくなっていくかもしれないですし(笑)。でもそれがすごい楽しみです。例えば、自分よりもずっと違う歌い手さんのプロデュースをしてみたり、映画の音楽だろうと、何の音楽だろうとそこに自分の何かを足したら面白いものになるだろうなというのに挑んでいるんじゃないかなと思います。『余命10年』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年03月13日1話から緻密に張り巡らされた伏線を回収した戦慄の最終回がTwitterのトレンド入りをするなど大反響を巻き起こしたTVアニメ「オッドタクシー」を再構成しつつ、衝撃の最終回のその後も描かれる『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』より、新規カットが解禁された。今回解禁されたのは、TVアニメにはなく映画版で追加された新規シーンの場面写真。本作は主人公・小戸川(演:花江夏樹)が関わった事件について、関係者17人が証言するという、サスペンスな雰囲気の作品となっているが、新たに追加された場面写真も、そんな雰囲気を一層加速させる不穏さを醸し出している。白いアルパカのナース・白川(演:飯田里穂)が、暗い表情を浮かべてカフェで飲み物を飲んでいる様子を捉えているカットでは、一体彼女は誰に何を語っているのか気になる1枚になっている。また、アイドル「ミステリーキッス」のセンターを務める二階堂(演:三森すずこ)が、鏡に映る自分を見て思い詰めているようなシーンも。劇中ではメジャーデビューを控え、人気も急上昇中のアイドル「ミステリーキッス」。そんなアイドルグループのセンターを務める彼女は、なぜこんなにも思い詰めた表情をしているのか。さらには主人公・小戸川を含む本作の登場人物を調査したかに思われる謎の調査報告書の場面写真も。本作は主人公・小戸川が関わった事件について、登場人物17人が証言をするという作品になっているが、この調査報告書にはどんな意味が隠されているのか。そしてこの調査報告書を作ったのは、一体誰なのか。ほかにも何かに怯える大門弟(演:ミキ亜生)や、道路に一台ポツンと佇むタクシーなど、どの場面写真も不穏かつ謎が深まるものばかりだ。見た目は可愛い動物なのに、繰り広げられる物語は超本格サスペンスなアニメ「オッドタクシー」。それを再構築し、ますます不穏で怪しいシーンが加わった本作に期待したい。『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ 2022年4⽉1⽇よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開©P.I.C.S. / 映画⼩⼾川交通パートナーズ
2022年03月12日「Hey! Say! JUMP」山田涼介がエドワード・エルリックを演じ、二部作連続で公開される映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』。この度、エドのほか、内野聖陽、舘ひろし、栗山千明、渡邊圭祐が演じる新キャラクターの場面写真が到着した。二部作で原作の感動の最終話までを描き切る本作。前編『復讐者スカー』は、かつて国軍によって滅ぼされたイシュヴァールの民の復讐のために、新田真剣佑が演じる全ての国家錬金術師の抹殺を誓う男、傷の男(スカー)がエドに立ちはだかる。また後編『最後の錬成』では、原作のクライマックスシーンである“お父様”との戦いと、その後のエドとアル、そして仲間たちを描く。前作からの続投キャストのほか、今作からの新キャストの存在も明らかになった本作。今回公開された場面写真では、一人二役に注目が集まる内野さんが演じる、エドとアルの父親ヴァン・ホーエンハイムの姿。舘さんが演じるアメストリス軍の大総統キング・ブラッドレイのアクションに期待が高まる、サーベルを手にした戦闘シーンと思われる場面。渡邊さんが演じる、東の大国シンから不老不死の法を求めてやってきたシン国第十二皇子リン・ヤオや、栗山さんが演じる“剛腕の錬金術師”の二つ名を持つ国家錬金術師アレックス・ルイ・アームストロング少佐の姉で、“氷の女王”の異名を持つオリヴィエ・ミラ・アームストロング少将の姿も。そして本作の主人公・エドが、敵を前にしたのか、眼光鋭い表情を見せるシーンも公開された。なお、池袋のサンシャインシティにて開催されていた原画展「鋼の錬金術師展 RETURNS」が、3月12日(土)より大阪・ひらかたパークで行われ、そこでは映画で使用された18キャラクターの衣装展示が決定。今作の衣装が展示されるのは、初めてとなる。『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』は5月20日(金)より、『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』は6月24日(金)より二部作連続公開。原画展「鋼の錬金術師展 RETURNS大阪」は3月12日(土)~6月26日(日)ひらかたパーク イベントホールにて開催。(cinemacafe.net)■関連作品:鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー 2022年5月20日より公開©2022 荒川弘/SQUARE ENIX©2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成 2022年6月24日より公開©2022 荒川弘/SQUARE ENIX©2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会
2022年03月12日窪田正孝、本田翼、広瀬アリス、遠藤憲一らが出演する、診療放射線技師と放射線科医たちが織りなすヒューマンドラマの映画化『劇場版ラジエーションハウス』より、新シーン満載の特報映像と新場面カットが公開された。これまでの映像では、離島で謎の感染症に一人奮闘する杏(本田さん)と、離れた場所にいながらも助けに向かおうとする唯織(窪田さん)の姿が中心に展開。今回の最新映像では、「謎の病」のほか、「SIT」「衝突事故」「心臓カテーテル」「病院“史上最悪”の事件!?」などの気になるワードも登場し、甘春総合病院でもただならぬ事件が起こることが予想できる。また、ナイフを突き付けられ叫ぶ鏑木先生(浅野和之)や、SITに包囲される中、刃物らしきものを振り回す小野寺技師長(遠藤さん)、「殺せるもんなら、殺してみなさいよ!」と吐き捨てるたまき(山口紗弥加)など、ラジハメンバーのバタバタシーンの一方、「私に任せて下さい!」と頼もしい姿を見せる裕乃(広瀬さん)や、「医師をサポートして、病気の原因を見つけ出すのが、うちら技師の仕事だ!」と小野寺の熱のこもった言葉と共に、チームワーク溢れる彼らの活躍が垣間見られる。さらに、チームラジハの面々や、唯織と圭介(山崎育三郎)が対峙するシーン、圭介が妻・夏希(若月佑美)を心配そうに見つめるところや、杏と房子(キムラ緑子)の楽しそうな食事シーンなど、劇場版ゲストキャストたちの姿を写し出した場面写真も到着した。なお、3月15日(火)10時より、Loppi端末で予約購入ができる映画グッズ付きチケットの販売が決定。グッズは3ショット(五十嵐唯織、甘粕杏、広瀬裕乃)のアクリルプレート(サイズ H:約150mm×W:約100mm)。同日より、「メイジャー」ムビチケカード型前売券、「ムビチケオンライン」デジタル映画前売券も発売開始となる。『劇場版ラジエーションハウス』は4月29日(金・祝)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版ラジエーションハウス 2022年4月29日より全国東宝系にて公開©2022 横幕智裕・モリタイシ/集英社・映画「ラジエーションハウス」製作委員会
2022年03月12日中井貴一、松山ケンイチ、北川景子ら豪華共演の『大河への道』より、玉置浩二書き下ろし主題歌入り本予告と本ポスターが解禁された。本作は、市役所に勤める池本保治(中井貴一)が伊能忠敬を主人公とする大河ドラマを実現させようとするも、意外な史実が明らかになるという〈歴史発見〉エンターテインメント。大河ドラマ実現を描く現代パートと、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代劇パートの2つのドラマで構成され、主要キャストはそれぞれの時代のキャラクターを一人二役で演じている。今回解禁となった本予告映像は、舞台を令和から江戸へと移し、亡くなった伊能忠敬を囲む測量隊(和田正人、田中美央、溝口琢矢、平田満)たちを前に天文学者・高橋景保(中井貴一)の「今しばらく伊能先生には、生きていていただきましょうか」という一言から、驚愕の隠密作戦が実行されていく様子が描かれている。測量隊の面々、高橋の助手・又吉(松山ケンイチ)、下女のトヨ(岸井ゆきの)、伊能のかつての妻・エイ(北川景子)らは亡くなってしまった伊能の志を引き継ぎ、地図の完成に向けて尽力する。【初の日本地図完成の裏側】では一体何が起きていたのか?そして、映像の最後に映された景保の涙の理由とは…。初の日本地図完成への壮大なドラマを感じさせる予告映像となっている。本予告で解禁となった書き下ろし主題歌「星路」(みち)を手掛けた玉置浩二は「コメント等はあまり得意ではないので、 上手く言えませんが、微力ながら、僕の歌が映画『大河への道』を少しでも照らすことが出来たなら、嬉しく思います。映画の御成功、心からお祈りしています」と語っている。「星路」(みち)は日本地図の完成目前で亡くなった伊能忠敬の志を引き継いだ者たちの物語に寄り添い、明るく照らし出すような楽曲となっている。また、今回の本予告映像解禁と併せて解禁となった本ポスタービジュアルでは、伊能忠敬の志を継いだ面々が唇に指を当て何かを隠すしぐさをしながら、大河ドラマ開発プロジェクト成功に向け奔走する池本の周りを取り囲んでいる。伊能忠敬が完成させたと思われている初の日本地図の裏側に隠された驚くべき秘密とは?物語の全貌が気になるデザインとなっている。『大河への道』は5月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大河への道 2022年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2022「大河への道」フィルムパートナーズ
2022年03月11日様々なフィールドで活動する36名が監督した短編映画を、オムニバス形式で4シーズンに分けて公開する『MIRRORLIAR FILMS』のSeason3より、第2弾ラインアップが発表。撮影現場でのメイキング写真も公開された。同シーズンではすでに、松居大悟、李闘士男、井樫彩ら実力派監督の参加が決定しているが、今回新たに、プロジェクトの発起人でもある山田孝之、俳優でミュージシャンの渡辺大知、映像クリエイターの野崎浩貴、俳優・村岡哲至といった4名の監督が明らかに。山田さんは、Season2で俳優として出演しタッグを組んだ紀里谷和明を俳優に抜擢し、南沙良を主演に起用した『沙良ちゃんの休日』。渡辺さんは、藤原季節や夏子を起用し、詐欺を働く男と彼の浮気を疑う彼女を描く『Good News,』。野崎さんは、疎外感を感じながら生きる小学生の日々を描く『絶滅危惧種』。村岡さんは、自身の家族の葬儀を題材にした『家族送』を監督する。『Good News,』渡辺大知監督なお、新宿バルト9、横浜ブルク13ほか、上映劇場も発表された。<監督コメント>・山田孝之与えられたのは自由な表現の時間。制限が無いと聞けば、人は自分で制限をどんどん増やすから面白い。予算は? 日数は?人数は?機材は?納品は?自分一人スマホを片手に佇むこともできるし、熟考の末予算を増やし結集させることもできるだろう。5分~15分の短い時間の意味は、強さも弱さも全てを含めた己との戦いから始まる。既に100で恐れているから未来は明るい。・渡辺大知僕は元々バンドをやっていて音楽のはたけにいたのですが、映画が好きで、映画の魅力について深く知りたくなって、映像の大学に通い、普段役者としても映画の現場に参加させてもらうようになりました。今回のありがたい縁を大切にして、より映画のことを知るきっかけに出来たら嬉しいです。・野崎浩貴例えば小学生やおばあちゃんたちが作る映画だって当たり前にある方がいいです。この企画には必須条件はありません。少し前までサラリーマンだった僕も作ります。しかも全て劇場公開されます。すでにもう楽しみです。・村岡哲至2020年は自分にとっても大きな「変化」そして挑戦の年となりました。長い自粛生活を通して一番に感じた、家族の存在の大きさ、大切さ。家族と過ごす時間が長い今だからこそ、家族をテーマに、家を舞台にした、家族出演による作品を作りたいと思い、今回の『家族送』を制作しました。監督も初挑戦なら、出演してくれた家族も映画に初挑戦。初めてづくしの今回の作品ですが、必死に挑む家族の姿を通して、家族の愛しさや可笑しさを感じて頂けたら幸いです。『MIRRORLIAR FILMS Season3』は5月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:MIRRORLIAR FILMS Season3 2022年5月6日より全国にて公開
2022年03月10日佐津川愛美主演の映画『蜜月』が、監督・榊英雄氏による性暴力・性被害の告発および報道を受け、公開中止となることが公式SNSにて発表された。『とんび』『宮本から君へ』『MOTHER マザー』で知られる脚本家・港岳彦によるオリジナルストーリーとして、3月25日(金)より公開される予定だった本作。映画『蜜月』製作委員会は文面で、「榊英雄氏が監督した同作品につきまして、関係各所との協議の結果、映画『蜜月』の公開を一旦中止とさせていただきます」と発表。告発報道の内容等については触れることなく、「公開をお待ちいただいておりましたお客様、また関係者の皆様には多大なるご迷惑をお掛けし、深くお詫びを申し上げます」と謝罪した。本作は家庭内で性被害に遭ってきた女性が描かれることから、3月8日の国際女性デーに完成披露上映と女性だけのトークイベントを開催。主演の佐津川さんが「色々と沢山お伝えしたい気持ちもありますが…」と冒頭の挨拶から涙に言葉を詰まらせていた様子が伝えられ、「男性が書かれた物語なので男性目線になるのはわかっていたけれど、現場では女性としてそれはしないと思うことや女性として理解ができないことは、色々と意見させていただきました。できる限りのところで闘いました」とも明かしていた。その後9日に、榊氏により過去に性的行為の強要などがあったという複数の女性の告発を「週刊文春」がオンラインで報道、脚本の港氏もTwitterで「取材を受けました」と投稿し、事実関係についての質問を榊氏や製作委員会にそれぞれ送ったことなどを明らかにしていた。同製作委員会によれば、今後については「すべて未定」だという。(text:Reiko Uehara)
2022年03月10日主演に岸井ゆきの、出演に浜辺美波を迎えた、中川龍太郎監督最新作『やがて海へと届く』より本編映像が解禁された。主演を務めるのは、その卓越した演技力の高さで映画・テレビ・舞台と幅広く活躍する岸井ゆきの。親友のすみれは、映画のみならずテレビやCMなど引く手数多の浜辺美波が演じている。さらに、いま大ブレイク中の俳優・杉野遥亮をはじめ、中崎敏、鶴田真由、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研と豪華俳優陣が集結した。監督は、モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞するなど国内外で注目される中川龍太郎。彩瀬まるによる同名小説に、詩人としても活躍する監督の世界観と圧倒的映像美が融合されている。この度解禁となった本編映像は、眠っている真奈(岸井ゆきの)をすみれ(浜辺美波)がビデオカメラで撮影するシーンから始まる。グリーンが散りばめられた爽やかな真奈の部屋で、ベッドで熟睡している真奈を「爆睡中~」とビデオカメラで撮影するすみれ。はじめは頬をつついてみたり、手をつかんでみたりとちょっかいを出してみるすみれだが、真奈は全く起きる様子がない。すみれはそんな真奈を撮影しながら、切ない表情を浮かべる。その後、おもむろに真奈の洋服からコーディネートを選び「着たい服がなかったので真奈の服を借りていくねすみれ」と置手紙を残し外出するすみれ。すみれは何を想いながら撮影し、真奈を見つめていたのか。「私たちには、世界の片面しか見えていないと思うんだよね」というポスターコピーにもあるように、すみれの中にある、真奈からは見えていない片面が気になる映像だ。『やがて海へと届く』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:やがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2022年03月10日永野芽郁、田中圭、石原さとみらが共演、2019年本屋大賞受賞の大ベストセラー小説を映画化した『そして、バトンは渡された』。ブルーレイ・DVDのリリースを記念し、プレミアム・エディションに収録される永野さん、田中さんと岡田健史によるメイキング映像が到着、さらにワーナー ブラザース公式YouTubeチャンネルにて本作の無料冒頭10分映像が2か月限定で公開されることになった。大ベストセラー小説を映画化した本作は、何度も苗字が変わった主人公・優子(永野芽郁)と血の繋がらない義父“森宮さん”(田中圭)、自由奔放に生きる梨花(石原さとみ)の2つの家族が描かれる。第46回報知映画賞において前田哲監督が監督賞、永野さんが主演女優賞を受賞。さらに、第45回日本アカデミー賞では永野さんが優秀主演女優賞、石原さんが優秀助演女優賞をそれぞれ受賞、第64回ブルーリボン賞では永野さんが主演女優賞を受賞するなど話題を呼んでいる。今回到着したのは、プレミアム・エディションに収録された撮影の裏側が垣間見える貴重なメイキング映像。映像の冒頭で紹介されているのは、田中さん演じる森宮さんが作った料理を優子役の永野さんが食べるシーン。田中さんが作った回鍋肉に、永野さんはお腹が空いてきたようで「美味しそう、いい匂いがする」と満面の笑みに。永野さんは「私が現場で結構食事の話をしていることがとっても多くて。あれ食べたい、これ食べたいなど、基本的にずっとお腹すいたって言っていたので、毎日ご飯の話をしていましたね、全員と」と撮影中のお茶目なエピソードを明かす。また、2人が揃った料理シーンの撮影では笑いがこらえられない様子も。というのも、リハーサルで監督から野菜を切るリズムの演出がつけられていた。田中さんは2人で野菜を切るシーンについて、「嬉しかったよ」と話すと、続けて永野さんは「そこはとても似ていました。合わせなくても”トントン”という(包丁を振る)リズムの取り方が」と2人で料理したシーンを楽しそうにふり返った。続いて、森宮家が岡田健史演じる早瀬を招いての餃子を取り囲んだ食卓のシーンでは、岡田さんに思わぬハプニングが。運ばれて来た餃子を見た一同は、口々に「これ熱そう」「絶対熱い」「ここまで感じる温かさ」と反応。熱すぎるのは危険なので、スタッフとキャストがうちわで餃子を冷ますことに。ほどよい熱さに冷ました頃合いで迎えた本番、ひと口食べた岡田さんからは「おいひいじゃないですかお父さん」と、思わず口の中を冷ましながらのひと言が。カットの声とともに前田監督が「熱かった?」と声をかけ、岡田さんが笑顔を見せるなど現場の和やかな雰囲気が伝わってくる映像になっている。さらに、無料本編冒頭10分動画も5月9日(月)までの期間限定で公開されており、こちらも要チェックだ。『そして、バトンは渡された』ブルーレイ&DVDは4月6日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
2022年03月09日