伝説のギャグ漫画の実写化『KAPPEI カッペイ』より、劇場公開に先駆けて、一度観たら忘れられない、唯一無二の設定が堪能できる本編冒頭5分の映像が到着した。シリアスな幕開けで始まる映像は、師範(古田新太)の「か、か、解散…!!!」という衝撃の一言から、一変する。ノストラダムスの大予言を信じ、乱世の救世主となるべく、修行に人生を捧げてきた勝平(伊藤英明)は、裸ベストにホットパンツという姿で東京に上陸。すると、周りに「変態だ」と囁かれるも、気付かない浦島太郎状態の勝平。「世の中には女という生き物が存在するが、おぬしたちには一切関係ない!」と言い切る師範の偏った教えのせいで、初めて見る女の子から目が離せず、そのまま幼少期の修行の日々へと思いを馳せる。一心不乱に修行に励む少年たちだが、師範が彼らに言っていることはメチャクチャ。その対比は、思わず笑ってしまうこと間違いなしだ。『KAPPEI カッペイ』は3月18日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:KAPPEI カッペイ 2022年3月18日より全国東宝系にて公開(C)2022 映画『KAPPEI』製作委員会 (C)若杉公徳/白泉社(ヤングアニマルコミックス)
2022年03月09日ターニングポイント、生涯得難い経験、記念碑的作品――小松菜奈と坂口健太郎にとって、W主演を果たした映画『余命10年』は、言葉にするならばそういう類の、あまりにも特別な1作となった。完成した作品を観た後は、「初めまして」だった関係者の男性と涙ぐんで感想を話し合ったし、自分の作品を客観的に泣きながら観てしまった。そんなことは初めての経験だったと、ふたりは頷き合って言葉を交わす。第43回日本アカデミー賞6部門受賞の藤井道人監督が手掛けた『余命10年』は、小坂流加による同名原作の映画化。数万人にひとりという不治の病を患い、余命が10年であることを知らされた高林茉莉(小松さん)が、同窓会で真部和人(坂口さん)と再会するところから、物語は始まる。惹かれる気持ちはあるものの、恋はしないと決めていた茉莉は、和人と付き合うことを葛藤し最初は拒否。しかし、抑えられない恋心がスパークし、そこからは大切なふたりの日々が綴られる。いじらしくも残酷な10年という日常が、春夏秋冬のうつろいに乗せて描かれる。二人三脚となった小松さんと坂口さんは、およそ1年にまたがって行われた撮影期間を駆けた。インタビューでは、坂口さんからの「作品、どうでしたか?」という“逆質問”からスタート。余命という言葉が持つ儚さよりも、生きることの尊さと腹の底から湧き上がる愛しい気持ちが、ふたりの言葉からもあふれ出る。今までにない経験、観終わった後は「みんな同じ気持ち」――公開直前のインタビューになりました。今のお気持ちはいかがですか?坂口:あの…作品、いかがでしたか?小松:うん、聞きたいです!坂口:もうすぐ公開なので、「いろいろな人に観てもらえたらいいね」と菜奈ちゃんと話していたんですけど、自分たちは当事者として観ちゃっているから「本当のところ、どうなんだろうね!?」とすごく気になるんです。自分たちとしては、すごくいい作品だとは思っているんですけど。小松:本当に、そうですよね。――出演作は客観的に観られないという話は“俳優あるある”で伺いますが、おふたりはいかがですか?坂口:いつもはそうです。自分が出ていると、どうしても主観的になって観てしまうんだけど、今回は…めちゃくちゃ泣いちゃって。ちょっとびっくりしちゃいました。小松:わかります。試写で観終わった後、関係者の男性が感想を伝えてくださいりながら、すごく泣いていらして。その方のお話を聞いているうちに、私も泣いてしまって。「初めまして」の方でしたが、すごく隣で寄り添えるような感覚になりました。スタッフのみなさんとも観終わった後、2時間ぐらい立ち話をしていたんです。そんな経験、今までになかったなと思いました。坂口:本当にあまりないよね、ああいう試写後の空気感って。小松:そうそう。試写が終わると気恥ずかしさもちょっとあるからか、みんな「おつかれさまです」、「ありがとうございましたー」みたいな感じですけど、今回は違って。「みんな同じ気持ちだったんだ」と感じられたのは、すごく嬉しかったです。坂口:本当にそうだね。――言葉に表すなら、『余命10年』はおふたりにとって何がどう特別だったんでしょうか?坂口:僕は「藤井組だったから」という感じがあります。とにかく、この『余命10年』という作品にかけてくれたスタッフさんたちの熱量に尽きます。僕の役(和人)は、物語の中でもある種シンプルなんですよね。茉莉ちゃんのことをずっとちゃんと好きでいること、茉莉ちゃんに対してどこまで愛情を持っていられるか、ということがキーでした。シンプルなようですけど、そのエネルギーをちゃんと真実として見せられるかが、すごく難しかったです。この作品は約1年かけて撮っていったので、撮影が空く期間は別の作品に入っていたんですね。それでも、心のどこかで茉莉ちゃんのことも、作品のことも思っていました。逆にその時間があるからこそ、一歩引いて考えられたりもして、邁進しすぎないこともできましたし。和人と距離を置くわけではなく、そうした時間があったからこそ、考えた結果の芝居ができました。――時間があった分、役への寄り添いや臨み方も普段とは少し変わっていたんですね。坂口:いろいろなものに追われちゃっていると、考える前にセリフを言わなきゃいけないときも正直あったりするんです。けど、この長い期間をちゃんと使って、和人のこと、茉莉ちゃんのことを頭の中に置いてできたのは、すごくよかったです。――藤井監督とは初めてですが、どういうやり取りをされていたんですか?坂口:なんかね、すごく不思議だったんですけど、和人は僕と藤井監督の“共通の友人”みたいな感じだったんですよ。小松:へえ~!坂口:僕と監督のふたりで、「あいつってさ~」みたいな感じで和人の話をすることが多くて。演出はほとんどなかったんですけど、代わりにいろいろなパターンを撮りました。「こういう感情になる和人もいるだろうし、こっちの感情になる和人もいるだろうし」とカメラを回したことはすごく覚えています。例えば、焼鳥屋さんで玄さん(リリー・フランキー演じる和人のバイト先の店主)と話した後、茉莉ちゃんの元に走っていくシーンも、実はいろいろな感情の吐き方を撮りました。ラストの和人の歩いた最後の表情も、3~4パターンは撮っています。監督には「そのときに組んでみて、一番いいところをチョイスすると思う」と言われていましたし、僕もそうであるべきだなと思いました。だって、感情は一色ではないから。自分の中で整理がつく感情をいろいろ撮って、そこで一番いい形で歯車を合わせる作業をこの作品ではやっていましたね。『余命10年』は「生きた証」「大きなものが変わる作品」――小松さん、坂口さんの今のお話をずっと「うん、うん」と熱心に聞いていらっしゃいました。改めて、作品への思いはひとしおでしょうか?小松:本当に、そうですね。オファーをいただいたとき…そのとき監督が話している目から、もう違ったんです。だからこそ簡単には「やります」と言えなくて、すごく覚悟が必要な作品でした。撮影に入ってから、監督とは「大げさな演出はやめよう」と話しました。リアルさもあって、大げさでもなく、というところをちゃんと追求しようと。本当に「妥協なしで最後まで燃え尽きようね」と作品中もずっと話していたんです。だからこそ、茉莉を演じるときは、1分1秒を大事に生きなきゃ、と向き合っていました。作業的な感情は無理ですし、嘘の感情では、この茉莉の気持ちは届かないと思ったので。芝居は何度も何度もやりましたが、いつも新鮮でいたいという気持ちでやっていました。坂口:僕は近くで菜奈ちゃんを見ていたからこそ、すごく大変だっただろうなと思います。和人は本当に最後のほうに病気のことを知るけれども、茉莉ちゃんはずっと和人に黙っていなきゃいけないし、菜奈ちゃんは減量もあったし…1年、本当に大変だったよね。小松:役のために減量もしていたので、気持ちと体力が追いついていかなくて、感情が出なかったりしたときもありました。でも、ちゃんと気持ちにたどり着くまでは絶対嘘がないように演じたいと思って。…私、あまりにもずーっと作品や役のことを考えすぎちゃって、無意識に奥歯をかみしめすぎていたらしく、作品中に1本、奥歯が抜けちゃったんです(苦笑)。「藤井監督は日本アカデミー賞を獲られているんだ、この作品をダメにしたらどうしよう」とか、「RADWIMPSさんは絶対にいい曲を書いてくださるから、それに負けちゃったらどうしよう」とか、そんなことまで考えてしまって、自分に変なプレッシャーをかけすぎちゃっていたのもありました。――おふたりのすべてを注ぎ込んで完成された『余命10年』は、鑑賞した観客の心に深く残るものがある作品だと思います。小松:私も、茉莉を生きることで、自分の人生をやっと見つめ直せました。人とのコミュニケーションの大切さや、人と会うことの大切さに、改めて気づかされたりしましたし。限りある人生だと思ったら、「じゃあ何でもやってみよう」とポジティブに捉えられるようになったと思います。坂口:うん。初号を観て、「すごくちゃんと生きる話だな」と感じたんですよね。死に向かって、余命の残りの灯(ともしび)に向かって進んでいくというよりは、余命をどれだけ生き抜くか。だから、必ずしも悲観的なものというよりは、ちゃんと生き抜いた茉莉の姿がそこにあったので、生きた証のひとつの作品になったと感じています。小松:そうですよね。25歳(※撮影当時)にして、すごく深く刺さるものがありました。自分の役者という人生にとっても、大きなものが変わるというか、節目というか…旗が立てられるような作品になると直感的にちょっと感じました。出演させていただいた作品は、もちろんどれも愛情はあるんですけど、『余命10年』は違うステージだったというか、壮絶だったので、愛情のかけ方が今までとはまた違ったように思っています。【小松菜奈】スタイリスト:遠藤彩香ヘアメイク:DAKUZAKU(TRON)衣装クレジット:シャツ 22,000円 ジャンティーク/Tシャツ 8,800円 ステージ/パンツ 39,600円 トーガ プルラ/ブーツ 28,600円 センソイヤリング 57,000円 シャルロット シェネ/リング [左手ひとさし指](ゴールド)30,800円 フォーヴィレイム/(シルバー/2個セット)41,800円 ブランイリス/リング [左手小指] 30,800円 フォーヴィレイム(text:赤山恭子/photo:Maho Korogi)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年03月09日主演・神尾楓珠、ヒロイン・西野七瀬で、秋★枝による人気コミックを実写映画化する『恋は光』の公開日が6月17日(金)に決定、“恋とはなんぞや?”を紐解くポスタービジュアルと予告編が解禁された。今回解禁となる予告編は、「恋というものを知りたい、彼女はそう言った」という西条(神尾楓珠)の台詞からスタート。恋愛とは無縁の学生生活を送り、遊びといえば幼なじみの北代(西野七瀬)と釣りを嗜む主人公・西条が、ある日「恋というものを知りたい」と言う文学少女・東雲(平祐奈)と出会い、ひと目惚れ、“恋の定義”を語り合う交換日記を始めることに。“恋する女性が光って視える”その特異体質ゆえに煩わしいと遠ざけていた恋に向きあう西条。他人の恋人を略奪してばかりの宿木(馬場ふみか)と北代も交換日記に加わり、いつの間にか4人で“恋とはなんぞや?”を考えはじめ、やがて不思議な四角関係に…。『殺さない彼と死なない彼女』の小林啓一監督により紡がれる、個性的なキャラクターや言葉遣い、リズミカルに展開されていく会話劇は、それぞれの考える“恋の定義”も飛び交い、これまでにない恋愛映画を期待させる予告となっている。「恋とは誰しもが語れるが誰しもが正しく語れないものである」という台詞が物語るように、数千年もの間、人類誰しもが悩んできた“恋”を、彼らは解くことができるのか?また、ポスタービジュアルは表情や仕草にそれぞれのキャラクターの個性が伺えるもの。「恋を解く。」をはじめ、「恋とは、遺伝子レベルの渇望?はたまた戦い?」など、まるで本作の会話のように散りばめられた「恋とは何か?」を探究する言葉の数々が印象的なビジュアルになっている。『恋は光』は6月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:恋は光 2022年6月17日より全国にて公開©秋★枝/集英社・2022 映画「恋は光」製作委員会
2022年03月09日竹内涼真と横浜流星がW主演を務める池井戸潤原作映画『アキラとあきら』に、「King & Prince」高橋海人が出演していることが分かった。合わせて、場面写真も公開された。アイドルとしてだけでなく、主人公の親友を演じた「ブラック校則」や姉思いな弟を演じた「姉ちゃんの恋人」、東大を目指す専科の生徒を演じた「ドラゴン桜」など、俳優としても活躍する高橋さん。今作で演じるのは、老舗海運会社「東海郵船」の御曹司で彬(横浜さん)の弟・龍馬。優秀な兄に対しコンプレックスを抱き、いつしか犬猿の仲に。兄が跡継ぎの座を下りたため、若くして社長となり会社の舵を切るが、親戚同士の企みに巻き込まれ、苦悩していく。池井戸作品初参加となった高橋さん。「撮影はあっという間だったので寂しかったのですが、本当に楽しかったです!」とふり返り、キャラクターに関しては「劣等感を感じている人物で、僕自身も自分に自信がなく、共感できる部分があったので、その気持ちを大切にしながら演じさせて頂きました」とコメント。また、兄役の横浜さんとの共演をふり返り、「流星くんと一緒に撮影することが多くて、不安そうにしているといつも声をかけてくれて嬉しかったです。こんなお兄ちゃんが欲しかったな、と思いました!」と明かし、「お仕事や何かを頑張ることに対してネガティブに捉えている人たちも、明日からまた頑張るぞ!という熱くて勇気の出る作品になっていると思います。是非劇場でご覧ください!」と公開を待つファンへメッセージを送った。『アキラとあきら』は8月26日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アキラとあきら 2022年8月26日より全国東宝系にて公開©2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年03月09日綾野剛主演×藤井道人監督のタッグで話題を呼んだドラマ「アバランチ」で“最狂の敵”役を演じ注目を集めた木幡竜主演の映画『生きててよかった』が5月13日(金)より公開。そのポスタービジュアルと予告編が解禁された。長年の闘いが体を蝕みドクターストップによって強制的に引退を迫られたボクサー・楠木創太は、第二の人生を歩むため恋人との結婚を機に新たな生活を始めるも、社会に馴染めず苦しい日々を過ごす。そんなある日、創太のファンだと名乗る謎の男から大金を賭けて戦う欲望うずめく地下格闘技へのオファーを受け…。年齢と身体の限界を超えてもなお、闘い続けることでしか生きる価値を見出せない元ボクサーの主人公・創太を演じたのは、自身もプロボクサーという経歴を持つ木幡竜。プロボクサー、サラリーマンを経て一念発起で俳優を志し、中国映画『南京!南京!』(09)で高い評価を得ると、翌年にはアンドリュー・ラウ監督の『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』(11)でドニー・イェンらと並び、悪玉のトップを演じ異彩を放った。木幡竜昨年放送されたドラマ「アバランチ」(21)で“最狂の敵”を演じて注目を集め、本作でついに映画初主演。過酷な減量とトレーニングを重ね、体脂肪率3%まで搾り上げた鋼のような肉体が魅せるボクシングと総合格闘技を融合させた本格アクションを披露する。監督・脚本を務めたのは、自身の境遇や経験をもとに手掛けた『くそガキの告白』(12)がゆうばり国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞ほか4冠を獲得した鈴木太一。アクション監督に『ベイビーわるきゅーれ』(21)の園村健介が加わった。柳俊太郎主人公・楠木創太の幼なじみで恋人の幸子役に鎌滝恵利、同じく創太の幼なじみの松岡健児役に、鈴木監督作『くそガキの告白』で主演を務めた今野浩喜が出演。さらに、創太を不当な地下格闘技の世界へと誘う謎の男役に柳俊太郎、松岡の妻役に長井短、創太のボクシングジムの会長役に火野正平、創太の母親役に銀粉蝶と、個性豊かな実力派が顔を揃えた。また、エンディングテーマにはbetcover!!による楽曲「NOBORU」が決定した。今回解禁になった予告編は、ボクシングに人生の全てを懸けてきた主人公の創太が、勢いよく繰り出す反撃もむなしく顔面に強烈なパンチを食らう本物のKOシーンから始まる。長年恋人として支えてくれた幸子との結婚を機にボクサーを引退し第二の人生を歩もうとするが、厳しい現実を突きつけられ悶々とした日々を過ごす。そんな中、自身のファンだと名乗る謎の男から地下格闘技のオファーを受け、一度きりの思いで誘いに乗った創太だったが、空っぽの自分を埋めるようにふつふつとアドレナリンが沸き立ち、忘れかけた興奮が蘇っていく…。「嘲笑え、闘いに魂を喰いつくされた姿を――」というコピーとともに、狂気をも感じる創太の不敵な笑みが浮かぶラストカットに圧倒させられる映像に仕上がった。また、ポスタービジュアルは木幡さん演じる主人公・創太の傷だらけの顔面に、「生きててよかった」という魂の叫びともとれるタイトルロゴが大きくあしらわれたインパクトのあるデザイン。予告編のラストで見せる不敵な笑みともまた違う、熱気を帯びたどこか爽やかな表情を写した1枚となっている。『生きててよかった』は5月13日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:生きててよかった 2022年5月13日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2022ハピネットファントム・スタジオ
2022年03月08日幾度途切れても必ず繋がっていく親子の絆を描く、重松清による不朽の名作小説「とんび」を阿部寛主演で映画化した『とんび』より、長尺予告映像と場面写真が解禁された。この度解禁された長尺予告映像は、“町の名物男”であったヤス(阿部寛)が、愛する美佐子(麻生久美子)と結婚し、子宝を授かるところから始まる。息子・アキラ(北村匠海)が生まれ、町の人々から「とんびが鷹を生んだ」と囃されるヤス。未来への希望に包まれる中、妻は息子・アキラを庇い、突然の事故で命を落としてしまう。亡き妻への悲しみに暮れる暇もなく、男手ひとつで息子・アキラを育てていくヤス。不器用だが懸命に、悲しみを背負いながら一歩一歩生きていく親子を、町の人々も“家族”のように愛し、見守っていた。「ヤス、お前は海になれ」と、悲しみに暮れるヤスに愛のある言葉をかけるのは、ヤスの幼なじみ・照雲の父・海雲(麿赤兒)。「アキラは皆の子じゃけえ」と、感情を露わにヤスに詰め寄る、照雲(安田顕)。そして、母のような愛でふたりを包み込む小料理屋の女将・たえ子(薬師丸ひろ子)に、照雲の妻・幸恵(大島優子)。時に優しく、時に厳しく、大きな愛で見守る町の人々との絆も、アキラを大人へと育てていった。そんな中、母の死の真相を知りたがる息子・アキラに、ヤスは「お母さんは、お父さんを助けて死んだんじゃ」とたった一度の“大きな嘘”をついてしまう。ヤスがついた嘘が明らかになるとき、“大きな愛”に気づき、涙する。また、ゆずによる主題歌「風信子」も、本予告映像では使用されていなかったフレーズが新たに解禁。最新予告のラストで、親子の永遠に続く“変わらぬ愛”を、より感動的に彩っている。主演の阿部さんは撮影をふり返り、「町の人々皆が支え合いながら生きていく姿が、この映画の魅力だと感じました。ヤスにとっての“家族”は、アキラだけではなく登場人物全員です」とコメント。また瀬々敬久監督は、「ヤスを中心にしながらも、すべての登場人物が抱えている物語がどれも濃厚で、人の心を惹きつけます。誰を主人公にしても、一編の映画が出来るのではないでしょうか」と、アキラとヤスを取り囲む町の人々の魅力について語った。また、併せて阿部さんと北村さん演じる親子が住む街・備後の人々が写し出された場面写真が5点解禁された。ヤスとアキラを温かい愛で包み込む町全体の愛を感じられる写真になっている。『とんび』は4月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年03月08日大ヒット漫画原作の実写化映画の続編『キングダム2 遥かなる大地へ』より新キャストが解禁。麃公を豊川悦司が演じるほか、小澤征悦、高橋努、渋川清彦の出演が発表された。本作は、中国春秋戦国時代を舞台に、後に秦の始皇帝となる若き王・嬴政と天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信の活躍を描く壮大なスペクタクルロマン「キングダム」(原泰久/集英社)の実写映画化。2019年に公開され大ヒットとなった前作の続編となる。1月1日には最新ティザー映像が解禁され、ストーリーは“蛇甘平原”が描かれること、キーパーソンである羌瘣を演じる清野菜名、信・羌瘣とともに運命共同体となる“伍”のメンバーのキャスト(岡山天音・三浦貴大・濱津隆之)がすでに発表され、大きな注目を集めている。そして、秦国の最前線に居続ける変わり者と言われているが、六将にも引けを取らない力を持つ大将軍である麃公(ヒョウコウ)を豊川悦司が演じることが分かった。麃公は主人公・信の初陣での総大将となる。些細な戦の変化も見逃さず、戦を炎に例えて表現し、その匂いをかぎ取って本能で動く独特の感性を持つ麃公は、豪胆さと、圧倒的な行動力で、無謀ともとれる激しい合戦を繰り広げる。本作への出演について、豊川さんは「佐藤監督のもと、キングダムの世界にどっぷりと浸ってきた。大感謝。大満足。想像以上に1を超えた2が、あなたの目の前に繰り広げられるでしょう。キングダム、恐るべし!」とコメントを寄せた。さらに、豊川さんについてプロデューサー・松橋真三は「野獣のような眼光と、巨大な鎧を着こなす大きな体躯、そして大将軍としての存在感、説得力。それを考えると、豊川悦司さんしか思い浮かばず、ご出演のお願いをしました」とキャスティングの経緯を明かす。そして、馬に乗り、荒野を駆ける姿を見た監督・佐藤信介は「本能に任せて全軍を指揮しつつも、どこかユーモラスなキャラクターが、一挙手一投足のうちに浮かび上がって来て、本作の大黒柱となるキャラクターの創造に、ひたすら興奮しました」と語っている。さらに、敵国となる魏国の総大将で、魏国が誇る魏火龍七師の一人であり、戦の天才と言われる呉慶(ゴケイ)を小澤征悦が、呉慶軍の副将であり、軍師も兼任している宮元(キュウゲン)を高橋努が、麃公軍所属の千人将で、信の初陣の上官となる縛虎申(バクコシン)を渋川清彦が演じることも決定。一歩兵として戦場に繰り出し、まさに「大将軍」の一歩を踏み出した信、そして彼が出逢うことになる偉大なる将軍たちが、どのように物語に絡んでくるのか?今後の情報にも注目だ。■豊川悦司(麃公役)コメントキングダムが、強者役者をキャスティングしまくってるという噂が走った。なんかドキドキした。俺に声がかかるのか、かからないのか。強がりしててもなんか気になる。で、この大役をいただきました。就職試験に受かった気分。トヨエツじゃねー!という声もあるでしょうが、佐藤監督のもと、キングダムの世界にどっぷりと浸ってきた。大感謝。大満足。想像以上に1を超えた2が、あなたの目の前に繰り広げられるでしょう。キングダム、恐るべし!■松橋真三(プロデューサー)コメント麃公将軍とは、百戦錬磨で戦場を生き抜いてきた秦国最強の大将軍のひとりであり、原作でも大人気のキャラクターです。その野獣のような眼光と、巨大な鎧を着こなす大きな体躯、そして大将軍としての存在感、説得力。それをを考えると、豊川悦司さんしか思い浮かばず、ご出演のお願いをしました。豊川さんの演じる本能型将軍の最高峰・麃公将軍の勇姿とその感動を、主人公の信が間近で感じるように、観客の皆さまにも劇場の大スクリーンで感じていただきたいと思います。■佐藤信介(監督)コメント麃公という本能で動く将軍を、豊川悦司さんに演じていただくに際し、まずはビジュアルづくりを一緒になって、細かく作り込んでいきました。髪、髭、眉毛、鎧。全てを本当に細かく。ビジュアル作りが、キャラクター作りの始まりでした。撮影では、本能に任せて全軍を指揮しつつも、どこかユーモラスなキャラクターが、一挙手一投足のうちに浮かび上がって来て、本作の大黒柱となるキャラクターの創造に、ひたすら興奮しました。『キングダム2 遥かなる大地へ』は夏、公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キングダム2 遥かなる大地へ 2022年夏、公開予定(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会
2022年03月08日吉岡里帆、中村倫也、柄本佑、尾野真千子らが出演する映画『ハケンアニメ!』より、本予告映像が到着。主題歌は「ジェニーハイ」が担当することが分かった。到着した映像では、新人監督・瞳(吉岡さん)が「観てくれた人に魔法をかけられるような作品を作りたい」と真剣に語るシーンからスタート。そして、瞳を振り回すプロデューサー・行城(柄本さん)、スランプ中の天才監督・王子(中村さん)、王子の才能に人生をかける敏腕プロデューサー・香屋子(尾野さん)が、それぞれのアニメーション制作への思いをぶつける中、瞳が王子に覇権宣言。さらに、瞳がスタッフたちとぶつかり合いながらも一心不乱に作り上げていく姿、王子と香屋子の作品作りに対する真摯な思いが、劇中アニメーション映像とシンクロしながら、テンポよく描かれていく。そして、映像でも流れる本作の主題歌が、「ジェニーハイ」による書き下ろし新曲「エクレール」に決定。「ジェニーハイ」は、ドラム:小籔千豊、ベース:くっきー!(野性爆弾)、キーボード:新垣隆、ボーカル:中嶋イッキュウ(tricot)、ギター&プロデュース:川谷絵音(ゲスの極み乙女。/indigola End)から成るバンド。ジェニーハイ「エクレール」は、アニメーション業界の個性豊かでエネルギッシュなイメージが伝わる唯一無二の楽曲に仕上がっており、瞳の好物として劇中に登場するエクレアをモチーフにしたタイトルだ。また、人気アイドル声優・群野葵役で出演する高野麻里佳が、今回ゲスト・ヴォーカルとして参加しているほか、劇中アニメーションの声優を務めた梶裕貴、潘めぐみ、高橋李依、花澤香菜といった豪華声優陣も掛け声で参加している。楽曲を聴いた吉岡さんは「思わず"可愛い"と声が出ました」と印象を明かし、「エクレアは本編でも登場し、心情を伝える大切なアイテムです。映画に出てくるエクレアを思い出しながら聴くとまた違った良さを感じられるかと思います」とコメント。作詞・作曲/編曲を手掛けた川谷さんは「これまでにないポップなジェニーハイが誕生しました」と自信を見せ、参加した高野さんは「クリエイターなら誰もがグッときてしまう、歌詞にも注目してほしいです!」とアピールしている。また、瞳や王子をはじめ、アニメーター、脚本家、編集、声優、宣伝マンなど、アニメーション業界を盛り上げる登場人物たちも写し出された本ポスターも完成した。『ハケンアニメ!』は5月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハケンアニメ! 2022年5月20日より全国にて公開©️2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会
2022年03月08日さかなクンの半生を描く、沖田修一監督最新作『さかなのこ』の公開が決定。主演はのんが務める。お魚が大好きな小学生“ミー坊”は、寝ても覚めてもお魚のことばかり。お魚を、毎日見つめて、毎日描いて、毎日食べて。ほかの子どもと少し違うことを心配する父親とは対照的に、母親はそんなミー坊を温かく見守り、心配するよりもむしろその背中を押し続けるのだった。高校生になり、相変わらずお魚に夢中のミー坊は、町の不良ともなぜか仲良し、まるで何かの主人公のようにいつの間にか中心にいる。やがて1人暮らしを始めたミー坊は、思いがけない出会いや再会の中で、たくさんの人に愛されながら、ミー坊だけが進むことのできるただ一つの道にまっすぐに飛び込んで行く――。本作は、子どもの頃からお魚が大好きだったさかなクンが、たくさんの出会いの中でやがて“さかなクン”になるまでが書かれている、さかなクン初の自叙伝「さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~」を基に、劇作家や映画監督でもある前田司郎が、フィクションも織り交ぜながら、沖田監督と共にシナリオとして大胆にアレンジ。沖田監督は「これは、さかなクンの映画であって、さかなクンの映画ではありません。何かを猛烈に好きになった人の映画です」と説明し、さかなクンは「ギョギョッと!感動が大漁の“さかなのこ”がうまれました。この誕生を、さかなクンもキャストの皆さまとギョ制作チームの皆さまと共に、ものすっギョーく心待ちしていました!人とお魚の優しさが詰まった映画でギョざいます」とコメントしている。そして主演・のんさんは、子どものように天真爛漫で、好きなことに一直線、周囲の人間をいつのまにか幸せにする不思議な魅力にあふれた主人公“ミー坊”を性別の垣根を越え、生命力いっぱいに演じる。のんさんは「私がさかなクンの役をやれるなんて、これは凄い事件なんじゃないかな?と思っています。衣装合わせをして撮影現場に入り、これはセンセーショナルなキャスティングではなく、誠実な気持ちでこの役を私に託してくれたんだと感じました。素晴らしい映画ができました。早く皆様に観ていただきたいです」と語っている。『さかなのこ』は夏、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:さかなのこ 2022年夏、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開
2022年03月08日中村倫也はどこまで行くのだろうか――。畏怖の感情すら抱いてしまうほど、活躍ぶりが止まらない中村さん。映画『ファーストラヴ』にドラマ「珈琲いかがでしょう」「コントが始まる」、そして劇団☆新感線による舞台「狐晴明九尾狩」――。様々な形態でファンを楽しませてくれた彼の勢いは、2022年も止むことがない。映画『ウェディング・ハイ』『ハケンアニメ!』、配信ドラマ「仮面ライダーBLACK SUN」と現在発表されている作品だけでもバラエティに富み、さらなる覚醒の年になることだろう。その皮切りとなる『ウェディング・ハイ』(3月12日公開)は、2019年の映画『美人が婚活してみたら』『私をくいとめて』の大九明子監督との再タッグ作。『地獄の花園』『架空OL日記』等、書き手としても活躍するバカリズムが脚本を手掛けた結婚式コメディだ。篠原涼子、関水渚、岩田剛典、向井理ほか豪華キャストが勢ぞろいした本作で、中村さんが演じたのは自分の意見をなかなか言えないお人よしの新郎・石川彰人。式の準備から余興、スピーチ…周囲の熱と圧に押されて彰人が流されてしまうさまには、笑わされつつも激しく共感してしまうことだろう。そして、おとなしい人柄と饒舌な心の声(モノローグ)とのギャップを見事に成立させた部分に、中村さんの職人芸を感じずにはいられない。つまり、『ウェディング・ハイ』は名優・中村倫也の「受け」と「攻め」の演技を堪能できる作品でもあるわけだ。今回はその部分をテーマに、中村さんの表現術を紐解いていく。なお、本取材が行われたのは、「狐晴明九尾狩」が大千穐楽を迎え、ほどなくしたタイミング。主役の陰陽師・安倍晴明を任された中村さんは、激しいアクションと独特のセリフ回し、高い熱量が持ち味の劇団☆新感線で、約2か月に及んだハードな公演を走り切った。ならばこそ、彼の現在地から『ウェディング・ハイ』に通じる演技論を掘り下げてゆきたい――。撮影中は「リアリズムな芝居を意識」「ご無沙汰です」と柔らかな表情を浮かべ、こちらの緊張を和らげてくれた中村さんに感謝しつつ、「受け」と「攻め」、声の表現に脚本の読解術…ディープな質問をぶつけてみた。――まずは「狐晴明九尾狩」、お疲れさまでした。「中村倫也のボルケーノラジオ」(ファンクラブ会員限定コンテンツ)でも終演直後の想いを語っていらっしゃいましたが、今現在の状態はいかがですか?ボルケーノラジオ、聴かれたんですね(笑)。今はまだ疲労が残っていて、喉もちゃんとは治っていないかな。ちょっと時間をかけて、年内(2021年)には完全に戻すという感じです。――公演期間中、氷風呂に浸かって筋肉の炎症を防いでいたと伺いました。中村さんは演劇経験が本当に豊富ですが、それでも満身創痍になるほどだったんですね。運動量が結構多かったですし、和ものでちょっと特殊な立ち回りもありましたから。――確かに。着物の丈も長いなか、舞台上を縦横無尽に駆ける姿、凄かったです。その「狐晴明九尾狩」、配信ドラマ「No Activity/本日も異状なし」に続いて映画『ウェディング・ハイ』が公開。大九監督とは『私をくいとめて』に続くタッグですね。大九さんとは4回目かな?2015年のドラマ「想ひそめし~恋歌百人一首」が最初でしたね。そのあと『美人が婚活してみたら』『私をくいとめて』があって、『ウェディング・ハイ』です。――大九監督や白石和彌監督然り、同じ監督と継続して組むのは、信頼の証だと思います。知り合いだから気は楽ですよね(笑)。好きなものも知っているから、こんなニュアンスかな?というのを汲み取りやすくはなっていく気はします。まぁでも、そんなに変わらないかも(笑)。――(笑)。大九監督とのこれまでのコラボレーションの中では、本作が一番規模感が大きかったのではないでしょうか。これまでとの違いはありましたか?あぁ、なるほど。あんまり何にも考えてなかったかなぁ(笑)。そういう意味でいうと、はじめましての自分より先輩の俳優さんがいっぱいいたから、その人の性格を探りながらディレクションしている大九監督を見られましたね。規模としては大きいのかもしれませんが、結婚式という限定空間の中でリアクションを撮っていくスタイル、ミニマムな空間での会話という構造自体はいつも通りかもしれません。――なるほど。著書「やんごとなき雑談」のなかで「誰かの笑顔」というワードを象徴的に使っていらっしゃいましたが、本作を拝見してまさに「誰かを笑顔にする作品だ」と感じました。喜劇の効能が詰まった作品ですよね。そうですね。この映画を観て、誰も不幸にならないでしょうし。面白いか/面白くないかの感想は人それぞれでしょうが、間違いなく楽しい映画ではありますよね。バカリズムさんの脚本を読んでいる間も、楽しくてしょうがなかったです。――細かい部分にまで結婚式の“あるある”が詰まっていて、自分が式を挙げた時を思い出してニヤニヤしてしまいました。ああ、よかった。僕は結婚の経験がないし、結婚式にいたるまでの段取りやカタログなんかを見たのもこの現場が初めてでした。「これは新郎あるあるだな」と思いながら読んでいたけど、その“あるある感”を自分が知らないから出せない、だから現場でやるしかないという感じでした。――拝見するまでは勝手に式の当日のお話かな?と思っていたら、新郎と新婦の出会いからきっちり描かれていて、しかも出席者それぞれの過去編も入り…伏線回収などもあり、それぞれのピースが結婚式という場で一枚の絵になっていくのは快感でした。一番面白いところだけを切り取るのではなく、そこに至るまでのストロークがあるのが凄く映画っぽいですよね。まさに喜劇映画という感じ。――それぞれの人物に共感できるのも印象的でした。みんなちゃんとハッピーですよね。うまくいかなくて滑稽な笑いもあるけど、不幸になる人が全然いない。岩ちゃん(岩田剛典)の役(新婦の元カレ)なんて、一番ハイな人かもしれないし(笑)。――中村さんが演じられた彰人が、式の準備の際に内心では他のことを考えているシーンを観て、中村さんが以前「演技をするときは他のことを考えているくらいがちょうどいい」とおっしゃっていたのを思い出しました。そういう意味では、すごくリアリズムな芝居は意識していましたね。モノローグがあるからというのもありますが、口では「そうだよね」と言いながら、本当は面倒くさいなと思っていて、その言葉がモノローグで入る。いわばモノローグで担保してくれるので、撮影中はより対面のリアリズムに重きを置いていました。僕たち自身もそうですが、別のことを考えながら生きているものじゃないですか。そういう意味でも、今回はリアルっぽいものを追求しました。――モノローグを“声の演技”とすると『私をくいとめて』にも通じますし、アニメ映画『100日間生きたワニ』や『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族』でのナレーション、「バンクシーって誰?展」の音声ガイド等々、声の表現がより拡大している印象です。声の演技に関して、どのようなお考えをお持ちなのでしょうか。作風というか、求められるものによって渡すものを変えるという感じですね。ナレーションであれば映像を観ながらやりますが、音声ガイドは声の情報がちゃんと入るのはもちろん、展示の物語を構成に沿って出せるように心がけます。モノローグは半分肉声・半分心の声のようなものだと思うので、またちょっと違いますね。まぁでも、最終的にはなんかノリでやっています(笑)。――今回のモノローグ録りの際は、どんな演出があったのでしょう?いや、覚えていないですね。(考え込んで)覚えてないなぁ…。――ということは、すごくスムーズに録り終えたんですね、きっと。あっ、でもそれはいつもそうなんです。大体、予定されていた時間の半分くらいの時間で録り終わっちゃいますね。天才かもしれない…(笑)。いやでも、声の仕事は楽しいです。セリフ覚えなくていいし(笑)。――舞台のセリフ量は凄まじいですもんね…。そうそう(笑)。作品によって使い分ける“受け”と“攻め”の演技――モノローグの部分にも通じますが、今回は“受け”の演技が特徴的だと感じました。中村さんは常々「考える」「観察する」を大切にされていますよね。それが受けの芝居の巧みさにつながったのではないかと推察しました。改めて言われると照れくさいですね(笑)。僕も“受け”はあんまり得意じゃないけど、好きではあります。今回でいうと、作品全体における彰人のテンションや存在の仕方というのは自分の中になんとなくありました。「こういうセリフの言い方をすれば間違いではないだろうな」というところまではあって、その中で都度都度ノリでやっていました。――ということはやっぱり、俯瞰ですよね。作品の全体像から、自分の役割を計算していくというか。そうした演じ方は、活動当初からお持ちだったのでしょうか。元々あんまり入り込むタイプではないですし、当初からだったと思います。もちろんデビュー作なんて何もわからずやっていたから、何がどうという分析もできないレベルですが。――いえいえ!そこに付随してお聞きしたかったのは、「役に対する自己投影」です。彰人には少なからず中村さんのパブリックイメージも投影されているように感じましたが、とはいえいまお話しいただいたように俯瞰で演じられていると思うと、このあたりの配分が気になって。ケースバイケースではありますが、たぶん僕、ニュアンスとかがすごく細かいんです。自分の感覚だからうまく言語化できないかもしれませんが、音楽のミキサーみたいにたくさんのフェーダーがついたものが芝居をするうえであって、瞬間瞬間でどこを大にして小にするかを細かくやっているんです。――非常によくわかります。脳内にあるPA卓で個々のレベルを調整されているんですね。そうそう。演劇などだと如実に出るのですが、例えばシェイクスピアだと瞬間瞬間で音色が変わるんです。だから役がどうとか、この作品だからどうというよりもっと細かくあるんですよね。それを俯瞰でコントロールしているときもあれば、その瞬間に合わせて振り切るときもある。彰人は、十人くらい集まったら絶対こういう奴いるよねっていう身近な存在だと思います。だから自分であまり決め込まないようにしたかったし、アクが強いでも弱いでもなく、物語の真ん中にいる新郎新婦の片割れとしての浮遊感を出せたらと考えていましたね。そういった部分の調整は、やっぱり現場です。相手と会話する中で「どうなるかな」と考えながら、本番になったら相手が「こうやってきたな」というのに応じて返すという感じですね。とはいえ演じるのは自分ですし、この体とこの声で、自分の発想や感覚でやることしかできないから、色々な意味をひっくるめて常に役と等間隔でいる感じがあります。その都度自分から近寄ったり、或いは離したりもしますが、結局のところ等間隔なんですよね。――「役と等間隔」、実に面白いです。きっちり言語化してくださりありがとうございます。いやいや、伝わる人は稀ですよ。大体こういう込み入った話をするとぽかんとされます(笑)。――とんでもない、「なるほど!」の連続でした。過去に「よく分からない人物でいたい」「(俳優の)イメージが強すぎると作品の邪魔になる」といった発言もされていたので、つながりました。その「イメージ」も、使いこなせればいいのかなと思います。僕はなんでもいいんです、みんなが楽しんでくれれば(笑)。――先ほどの「笑顔」のお話に通じますね。この先も話題作が多数控えていますが、「楽しませる」はずっと変わらず、中村さんの原動力なのでしょうか。だと思います。それが性分なんでしょうね。――ここまで“受け”の芝居について教えていただいたので、“攻め”の芝居についても教えてください。それこそ「狐晴明九尾狩」は“攻め”の部分も多かったかなと思います。そうですね。自分に与えられたセリフを使って周りの人をどう動かすかというのが、“かかり”だと思います。――シーンのトーンや空気感、テンションが、自分から始まるわけですもんね。そういう役の時って、ひとつのシーンのセンテンスが3つあったら、自分が頭なんですよ。そして、終わりは相手役なんです。台本を読んで、「ここでセンテンスが区切られているな」とか「ここでこういう起伏があって、1回これを挟んでからこっちに行くんだな」ということを理解して、その矢印を都度こっちで示していく。それがないと相手が困るし、シーンがグダっちゃうから。たとえが悪いかもしれませんが、SMみたいなものです(笑)。攻めるにも愛情が必要ですしね。――相手役へのパスでもありますしね。いまのお話は脚本の読解術というか、方法論でもあると感じました。よっぽど難解な人間の深いところを描かれたら太刀打ちできないし探るしかないのですが、ホンってある程度は地図にはなっていると思うんです。作家さんもそのつもりで「読み取れよ」という感じで書いてくれていますし、読み解き方はなんとなくありますね。ただそれをアウトプットするのはまた別のお話で、それこそケースバイケースだし相手にもよります。脚本を一人で精読するときもあれば、現場でコミュニケーションをとりつつ作っていくときもある、そもそも、ホンに書かれているやり方が正しいとも限らない。だからやれる勉強は全部しつつ、いざ本番となったら一回全部捨ててやるくらいの気持ちでいます。そうしないと相手の良さを引き出せなかったり、膨らませる方向を間違えたら膨らむものも膨らまなくなっちゃうから。とはいえ、その後の展開の布石として踏まえておかなきゃいけないところや、取り逃がしちゃ駄目だよというところはちゃんとやりつつ…。やっぱり、教科書通りにはいきませんね。最終的には、ノリ!(笑)そもそも自分が“かかり”であっても外すときもありますし、想定していたのとは違う方向に流れていくときもあるので、それはそれで共犯者として心中する覚悟でやっています。――先ほどお話しされた、“愛”につながりますね。そうそう。いやしかし、『ウェディング・ハイ』の取材でこんな話をするとは思わなかった(笑)。(text:SYO/photo:You Ishii)■関連作品:ウェディング・ハイ 2022年3⽉12⽇より全国にて公開(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
2022年03月07日主演に岸井ゆきの、共演に浜辺美波を迎えた、国内外で注目を集める中川龍太郎監督の最新作『やがて海へと届く』から、浜辺さん演じるすみれが「私たちには、世界の片面しか見えていないと思うんだよね」と語る本編映像&同シーンメイキング映像がWEB初解禁された。この度解禁となった本編映像は、真奈(岸井ゆきの)とすみれ(浜辺美波)の仲睦まじい2人旅のシーン。好晴に恵まれた旅の途中、広大な海が一望できる丘の上に到着した2人。「私たちには、世界の片面しか見えていないと思うんだよね」とすみれは真奈に告げる。一方、「わたしは何も考えていない」と恥ずかしがる真奈。すみれが残した言葉の真意とは?その後真奈の前から姿を消したすみれの、ミステリアスな一面が垣間見れるシーンとなっている。そして、合わせて解禁となったメイキング映像は、同シーンの撮影風景。国際映画祭受賞の経験を持つ中川監督から演技指導を受ける岸井さん、浜辺さんの貴重な撮影風景が収められている。『やがて海へと届く』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:やがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2022年03月05日バカリズムが手掛けた完全オリジナルストーリーを、大九明子監督がメガホンをとり映画化した『ウェディング・ハイ』。この度、主演の篠原涼子をはじめとする豪華キャストが心理ゲームに挑戦した「クセ者は誰だ!?」YouTube特別映像が解禁となった。今回解禁された特別映像には、篠原さんと、中村倫也、関水渚、岩田剛典、向井理、高橋克実という豪華キャストが集結。結婚式にやってきたクセ者参列者が波乱を巻き起こす本作にちなみ、メンバーの中に潜む“クセ者”は誰なのかを暴く心理ゲームに挑戦するというもの。ゲームは、カードに書かれた結婚式にちなんだある「お題」に関する3つの質問に答えながら進行していく。まずは、お題を知らないクセ者2名がお互いを確認。質問パートが始まると、あまり心理ゲームは得意ではないと言う篠原さんに対し、ポーカーフェイスで淡々と質問に答えていく中村さん、ゲームを楽しむ様子を見せる関水さん。序盤はお互いの様子を伺う7人だったが、徐々に怪しい人物が浮かび上がってきてーー。しかし、最後の質問では、全員がバラバラの回答をし、誰がクセ者なのか、全くわからない状況に。果たしてクセ者の正体は?本編とはまた違ったキャストの一面を楽しめる映像となっている。キャスト陣の微妙な表情の変化に注目だ。『ウェディング・ハイ』は3月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウェディング・ハイ 2022年3⽉12⽇より全国にて公開(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
2022年03月05日『誘拐ラプソディー』、『捨てがたき人々』などの作品で注目を浴び、俳優としても活躍を続ける榊英雄監督が、『アリーキャット』の脚本家・清水匡と再びタッグを組んだ『ハザードランプ』より、本編映像が解禁された。夜の街を代行ドライバーとして働くベテラン須貝(安田顕)と、新人ドライバーの刈谷(山田裕貴)。この度解禁となった映像は、ふたりがタッグを組んだ初日、学生時代の仲間だったという酔客(六平直政、金田明夫)の“リンゴの投げ合い”という何ともおかしな喧嘩に巻き込まれるシーンを切り取っている。「辞めてくださいよ!」と身体を張って止めようとする須貝に対し、その様子を見ていた刈谷は、ナイフでリンゴを突き刺し「食う?」と一言。刈谷の妙な冷静さに我に帰った酔っ払いは、すっかり大人しくなる。須貝と刈谷のキャラクターが一瞬で観る人の心に突き刺さる、印象的なシーンだ。酔客を相手に交錯していく人間ドラマが展開する本作。地方都市の夜に浮き彫りになる男たちの物語の始まりを予感させる映像となっている。『ハザードランプ』は4月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハザードランプ 2022年4月15日より全国にて公開©2022「ハザードランプ」製作委員会
2022年03月04日実際の幽霊団地事件を基にした萩原みのり主演のホラー映画『N号棟』より特報と場面写真が解禁となった。本作は、2000年に岐阜県富加町にて実際に起きた幽霊団地事件を、「世にも奇妙な物語」を数多く演出およびプロデュースした奇才・後藤庸介監督による解釈で描いた“考察型”恐怖体験ホラー。主演には、近年話題作への出演が相次ぎ、昨年末に公開された主演作『成れの果て』での好演も記憶に新しい萩原みのり。共演には、子役時代から数々の作品に出演している実力派の山谷花純。『夏、至るころ』(20)、『衝動』(21)と主演作が続く倉悠貴、国内外問わず多くの賞を受賞している筒井真理子ほか、岡部たかし、諏訪太朗、赤間麻里子など若手からベテラン俳優が脇を固めている。この度解禁された特報では、萩原さん演じる女子大生・史織が幽霊団地で予測不能な現象に遭遇する様子を映し出している。同じ大学に通う啓太(倉さん)・真帆(山谷さん)と一緒に幽霊団地と呼ばれる団地へと足を踏み入れた史織を待ち受けるのは、不気味に蠢く住人やラップ現象。徐々に精神的にも肉体的にも疲弊し追い込まれていく彼女が行きついた先に待っていたものとは…? 謎めいた展開を予感させる映像となっている。併せて解禁となった場面写真では、何かを見て怯える史織の表情を捉えたものや、住人たちが踊り狂う不穏なカット、血まみれで作業する男の姿など、どれも本作のただならぬ雰囲気を物語っている。『N号棟』は4月29日(金・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:N号棟 2022年4月29日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©「N号棟」製作委員会
2022年03月04日小松菜奈と坂口健太郎共演、藤井道人監督の話題作『余命10年』よりキャラクター予告が解禁された。今回解禁となったのは小松さん、坂口さんが全身全霊で演じ切った茉莉と和人に迫るキャラクター予告。【茉莉編】は、どこにでもいる20代の女の子として友人との再会を楽しむ茉莉を映したシーンから始まる。“余命10年”という現実から、生きることに執着しないため、終わりの見えている恋はしないと決めていた茉莉だったが、中学時代の同級生・和人と再会し、彼女の運命は大きく変わっていく。自らが病に侵されていることを隠しながら、和人と楽しい時を重ねていく茉莉。2人の楽しい思い出が増えるたびに、ありふれた日常が愛おしくなっていく…。茉莉の「彼女にしてくれて、ありがとう」という言葉の先にあるものとは――。【和人編】は、生きることに迷い、影のある表情で窓辺に佇む和人の姿から始まる。“死にたい”とさえ考えていた和人は茉莉と恋に落ちたことで生きる希望を見つけ、新たな一歩を踏み出すことに。茉莉と和人、タケル(山田裕貴)と沙苗(奈緒)の仲良し4人組が春夏秋冬それぞれの季節を楽しみ、輝きだした日常。そして、茉莉と過ごす時間がなによりも幸せな和人は「今が楽しいから、このままがずっと続けばなって」と想いを明かすが、思い出が増えるたびに大切な時間は過ぎていく…。そして映像の最後で和人が流した涙の理由とは――。本作は初共演にしてW主演を務めた小松さん&坂口さんと、藤井道人監督をはじめとしたスタッフ陣が、茉莉と同じく難病を抱え、小説の文庫化を待たずして亡くなった原作者・小坂流加の想いを引き継ぎ、一切の妥協なく作り上げられた。減量にも向き合いながらヒロインの茉莉を演じた小松さんは「減量もあって集中力と体力が切れる瞬間もあったけれど、茉莉の気持ちに辿り着くまであきらめたくはありませんでした。撮影中は『新鮮な気持ち、新鮮な気持ち』と自分に言い聞かせながらお芝居をしていました」と本作に込めた想いを明かす。一方で坂口さんは「僕はシンプルに茉莉を愛することにウソをつかないようにと思って演じていました。和人が変化したのは茉莉に出会ったからこそ。人として茉莉のことをちゃんと愛し抜こうと思っていました」と茉莉への想いを軸に役作りに挑んだと語っている。キャスト、監督のこだわりと強い想いが込められた本作。生きることの希望にあふれた感動作だ。『余命10年』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年03月04日妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝共演、芥川賞作家・平野啓一郎原作の『ある男』より特報映像と第一弾ビジュアルが解禁。新たなキャストも発表された。本作は、第70回読売文学賞を受賞、累計21万部を超える平野啓一郎のベストセラー小説「ある男」の映画化。妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、仲野太賀、真木よう子、柄本明ら、日本を代表する豪華俳優陣が出演し、監督は『蜜蜂と遠雷』の石川慶が務める。この度解禁となった特報映像は、主人公である城戸役の妻夫木さん自らナレーションを担当し「僕たちは誰かを好きになる時、その人の何を見ているのだろう。その人の何を愛するのだろう」という、意味深な言葉から幕を開ける。その後、場面が転換し、エルヴィス・プレスリーの名曲「Can’t Help Falling In Love」のカバー曲とともに、里枝(安藤サクラ) が“ある男”大祐(窪田正孝)と、ともに過ごした幸せな日々が映し出される。しかし物語は一変、大祐が不慮の事故で亡くなってしまい、 “愛したはずの夫が、別人だった”という衝撃の事実が明かされる。「ある男」は一体誰だったのか、 なぜ別人になりすましていたのか…?謎を残し、次の展開がますます気になる特報映像となっている。特報後半に流れる劇伴音楽は、台湾の室内楽アンサンブルグループ「Cicada」が担当。日本映画へ初参加となる「Cicada」の創り出す音楽は、 映画本編でも人物やシーンをより深く印象付ける。また、第1弾ビジュアルは、城戸・里枝・大祐の3人の顔が重なり合い、それぞれのキャラクターの心情をあらわすかのような、映画の世界観に沿ったコンセプチュアルなデザインとなっている。さらに、物語を彩る新たな出演キャストも明らかに。里枝の息子・悠人を本作のオーディションで抜擢され、映画初出演を果たした坂元愛登、里枝の母親・初江に山口美也子、大祐の働く林産会社の社長・伊東にきたろう、「大祐」の過去を知る人物にカトウシンスケ、活躍目覚ましい河合優実、でんでんといった実力派俳優陣が名を連ねた。日本映画界屈指のオールスターキャストで贈る、「愛」と「過去」をめぐる、珠玉の感動ヒューマンミステリー。今後の情報にも注目だ。『ある男』は秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ある男 2022年全国にて公開予定©2022「ある男」製作委員会
2022年03月04日蛇甘平原の戦いを描く映画『キングダム2 遥かなる大地へ』より、“伍メンバー”を演じる新キャストが発表された。伍メンバーは、山崎賢人演じる信と、清野菜名演じるキーパーソン・羌瘣と運命共同体となる人物。信と同じ村の出身で、チンピラ兄弟と言われている尾兄弟の兄であり、お調子者ながらも仲間思いな尾平を、「ゆうべはお楽しみでしたね」「最愛」の岡山天音。穏やかながら、芯の強い性格で戦に挑むこととなる弟・尾到を、「TWO WEEKS」「教場」に出演した三浦貴大が演じる。岡山さんは「僕自身も奮闘しながらの撮影でした。彼の生き様が少しでもスクリーンに滲む事を願っております。原先生がこの世に産み落とし、佐藤監督、座長の賢人、キャスト・スタッフの皆様が漕ぎ出した大きな大きな船に乗せてもらえた事が何より光栄でした。僕らが生きる日常から遠くかけ離れたこの物語の中に、僕らの日常を生き抜く為の炎を見出して欲しいです」と呼びかけ、三浦さんは「信とは同郷であり、同じ伍のメンバーでもあり、腐れ縁のような仲です。信に振り回されながら、頼りなくも戦い抜く尾到、そして尾兄弟をお楽しみください」とメッセージを寄せる。そして、頼りなく見える風貌のため、いつも残り物のメンバーで伍を組んでいるハズレの伍長・澤圭は、『カメラを止めるな!』の濱津隆之が演じる。暴走しがちな信、心を閉ざす羌瘣、初陣の恐怖で動けない尾兄弟のまとめ役となる。濱津さんは「読み応えしかない作品。参加出来てとても光栄です」と熱い思いを語っている。そんな3人と、信&羌瘣も集結した新規カットも合わせて公開。戦の過酷さが垣間見える、躍動感ある一枚だ。『キングダム2 遥かなる大地へ』は夏、公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:キングダム2 遥かなる大地へ 2022年夏、公開予定(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会
2022年03月03日重松清の永遠のベストセラー小説を初映画化した、阿部寛×北村匠海共演の『とんび』。この度、北村さんが本作の魅力をナビゲートする特番映像と、親子が生きた足跡を想像させられる場面写真が公開された。幾度途切れても必ず繋がっていく親子の絆を描く「とんび」は、いまこの時代にこそ届けたい物語。到着した映像は、阿部寛演じる主人公ヤスの息子・アキラ役の北村さんのインタビューと共に本編映像が流れる。本作について北村さんは「親と子というものは絶対に切り離せなくて、無償の愛というものは存在すると改めて感じた作品」と語り、「人は誰しもが自分を産んでくれた親という存在がいて、自分もまた親になって…そうやってバトンが渡されていく尊さを感じました。作品のメッセージと登場人物の生き方がリンクしている作品に、僕は初めて出会いました」とふり返っている。不器用な父に男手一つで育てられた“愛すべき息子”アキラ。「とてもピュアで真っ直ぐ」と役柄を説明した北村さんは、「難しいことを考えずに演じました。とにかく(父親役の)阿部さんの懐に、アキラと同じように飛び込んでぶつかっていく。そういう所を意識していました」と役作りを明かす。今回、初共演となる阿部さんについては、「実際にお会いするととてもチャーミングな方でした。芝居の中での言葉ひとつひとつが重く、父親としての阿部さんの思いを、肌で感じることができました」とコメント。2人は役を超えた親子の強い絆で結ばれ、撮影に望んだという。そして最後には、「中々人に会えず、色々なことに縛られている今の時代ですが、この作品の持つ暖かい愛情が、縮こまった心を解してくれると思います」とメッセージも寄せている。『とんび』は4月8日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年03月03日「SixTONES」松村北斗が、メインキャストとして出演する映画『ホリック xxxHOLiC』の撮影期間中(撮影は2020年)に25歳の誕生日を迎え、その際にサプライズでお祝いされたオフショットが公開された。共演者と蜷川実花監督から、作品のモチーフでもある蝶やピンクと紫の花でデコレーションされたケーキが贈られ、和気あいあいとした現場の雰囲気が伝わってくる今回のオフショット。笑顔で写るキャストたちだが、劇中の松村さんが演じる百目鬼は、クールでミステリアスな四月一日(神木隆之介)の同級生という役どころ。友情に厚いといったギャップが魅力だ。百目鬼という人物について蜷川監督は「喋らない役って、すごく難しくて、しかも人気のキャラクター。一体どうしたらいいものかと、結構悩みましたね」と明かし、「松村くんは、SixTONESの撮影をしたことがあって、その時に、この子面白いなって、ずっと心に残っていて。プロデューサー陣と話していたときに、急に思い出して、彼なら百目鬼に合うと思った。そこから急に動き出しましたね」とふり返っている。そして、撮影を終えた松村さんは「監督は『全部良いカット撮っているから大丈夫だよ』とおっしゃってくださっているので、作品を待ち望むファンの気持ちで、完成を心待ちにしています」とコメント。掴みきれない役柄に苦戦し、不安があったと語る松村さんだが、持ち前のストイックさで、誰もが心を奪われる百目鬼を魅力的に演じ切っている。『ホリック xxxHOLiC』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年03月03日バカリズムが脚本を手掛けた、結婚式を舞台に繰り広げられる抱腹絶倒の群像コメディ映画『ウェディング・ハイ』より、篠原涼子が演じるNOと言わない敏腕ウェディングプランナー・中越のお仕事ショットが公開された。ウェディングプランナーは、新郎新婦にとって人生最高の日にすべく、全力でサポートする。中越もまた、新郎新婦の理想を形にし、親族や友人ら参列者全員が笑顔で幸せな気持ちになれる式を実現するため、日々働いている。何度も打ち合わせを重ね、当日は式全体を統括するという大役を担っている。日取りや予算、ドレス選びから余興の内容など、決めるべきことが山積みの結婚式。到着した場面写真では、新婦・遥(関水渚)の要望を真剣に聞く様子や、ドレス選びに同行し、遥ににこやかに対応するシーンが切り取られている。また、当日の披露宴で発生したトラブルに臨機応援に対応するのもプランナーの腕の見せどころ。本作でもある誤算によって思わぬ緊急事態が起きてしまう中、<チーム中越>が前代未聞の計画を実行。披露宴中にスタッフと真剣に話し合う姿や、凛々しい表情の中越の姿が写し出されている。なお、中越がぴったりなウェディングプランを診断する特設サイトもオープン。篠原さん録り下ろし音声や劇中BGM、ぶっ飛んだウェディングプラン、診断結果に紛れ込んだキャスト陣に注目だ。『ウェディング・ハイ』は3月12日(土)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ウェディング・ハイ 2022年3⽉12⽇より全国にて公開(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
2022年03月02日橋本環奈主演、累計発行部数50万部超え、オンラインアクセス数1,000万PV超えの人気コミックを映画化した『バイオレンスアクション』の第2弾キャストが発表。橋本さん演じる菊野ケイと急接近する天才会計士役に杉野遥亮、ケイに想いを寄せる渡辺役に鈴鹿央士ほか、馬場ふみか、森崎ウィン、大東駿介、太田夢莉が出演する。日商簿記検定2級取得を目指し専門学校に通いながら、アルバイトをする菊野ケイ。バイト先は指名制の殺し屋で、ケイはナンバーワン指名の実力を持つ超凄腕の殺し屋(ヒットガール)だった!!どんな相手にも臆せずバイトとしてターゲット撃破を完遂し、バイトが終われば「おつかれさまー」と颯爽と現場を後にする。この度、ケイ役を務める主演の橋本さんに加え、個性溢れる第2弾キャストが解禁。ヤクザの組の天才会計士で菊野ケイと急接近するテラノ役を、『東京リベンジャーズ』やドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」、現在「妻、小学生になる。」にも出演中の杉野遥亮。菊野ケイが通う専門学校の同級生でケイに想いを寄せる渡辺役を、『蜜蜂と遠雷』や主演映画『星空のむこうの国』が控える鈴鹿央士。菊野ケイがアルバイト先として通う表向きはラーメン屋の店長役を、映画『糸』や『恋は光』が待機する馬場ふみか。ヤクザ組織に所属するスナイパーの殺し屋・金子役を、『レディ・プレイヤー1』に出演し、『HIGH & LOW THE WORST』などに出演する森崎ウィン。コントロール不可能な狂犬ヤクザ・アヤべ役を、映画『37セカンズ』『明日の食卓』の大東駿介。そして菊野ケイと同じバイト仲間で凄腕スナイパーの殺し屋・だりあ役を「NMB48」の元メンバーで俳優の太田夢莉が演じる。第2弾キャストコメント◆杉野遥亮(テラノ役)テラノ役を務めさせていただくことになりました。杉野遥亮です。よろしくお願いします!撮影をしていたのが約一年前くらいだったと思います。やっとお知らせできました。自分が共感できる考え方や価値観がテラノにあったように感じたので、演じながらも、自分自身を振り返ったりするキッカケになった気がしました。作品を楽しみつつ、作品の中にたしかに存在する真実を皆さんに見つけていただき、感じていただければ嬉しいです!◆鈴鹿央士(渡辺役)今回、渡辺を演じました鈴鹿央士です。『バイオレンスアクション』では、「おっさんずラブ-in the sky-」でお世話になり、愛と熱い心で、まるで息子のように接してくれる瑠東(東一郎)さんとまた一緒に作品を作ることができてとても幸せです。原作を読ませていただいて、ケイさんやみちたかくんが繰り広げるアクションが、映像化されるのを想像するとワクワクが止まりませんでした。僕の演じた、渡辺のケイさんへの純粋な好意、可愛らしいキャラクターに僕はとても愛おしさを感じました。実際に渡辺を演じるにあたって、その愛おしさになるべく近づきたくて、人生で初めて髪を染めて、トゥルントゥルンのマッシュルームヘアーにしました。ヅラさんとのコンビネーションや、ケイさんへの想い。そして、こだわりのヘアースタイルにも注目していただきたいです!この作品に関わる全ての人が真っ直ぐ向き合って、愛情を込めて作った作品です。今年の夏に劇場で皆さまに届けられる日が来るのが待ち遠しいくらいです。是非!! お楽しみに!!◆馬場ふみか(店長役)映画『バイオレンスアクション』に店長役で出演いたします。店長は一見冷たくドライにも見えますが、働く女の子たちへの分かりづらいながらも寄り添う優しさが魅力的だなと演じていて思いました。とにかく個性的なキャラクターばかりで、笑いの絶えない現場でした。特に、瑠東監督の笑い声が現場に響き渡っていたのが印象的です。橋本環奈さん演じるケイのド派手なアクションも見どころです。テンポの良い爽快な作品になっていますので、ぜひご覧ください。◆森崎ウィン(金子役)沢田新先生と浅井蓮次先生が生んだ類を見ない面白さとワクワク感が詰まった今作の実写映画にて、キャストの一員になれた事を嬉しく思います。僕が演じた金子は実写のみのオリジナルキャラクターですが、冷静沈着にスナイパーライフルを握りしめる彼を演じる上で僕自身、現場でワクワクが止まりませんでした。猛スピードで駆け抜けて行く最高のアクションシーンと共に映画館でお待ちしております。◆大東駿介(アヤべ役)『バイオレンスアクション』×瑠東東一郎。こりゃ思う存分暴れていいんですよね?色んな意味でド強い濃口キャストの中で、わたくし大東駿介演じるアヤベは、瑠東監督から送り込まれた映画オリジナルの刺客として、ねちっこくド派手に掻き回してやりますので、是非劇場でお楽しみくださいませ。◆太田夢莉(だりあ役)原作を拝読した際に、一目で“だりあ”のファンになりました。この役を演じさせていただけたことを、本当に光栄に思います。だりあは、強さの中に孤独を秘めている女の子です。強がることには理由があり、殺し屋という職業以外は誰よりも人間らしいです。かっこよくもありながら、時に見える弱さに寄り添ってあげたくなる。そんなキャラクターを自分が演じられるのか不安でしたが、沢山の方に支えていただき、無事に撮影を終えることができて本当に安心しました。面白いシーン、アクションシーン、繊細なシーン、様々なシーンがございます。私は、さらっと仕事をこなすかっこいいケイちゃんが、深い言葉を伝えてくれるシーンが個人的に好きです。だりあとしても、自分としても、沁みました。是非、大きなスクリーンで観ていただきたいです!また、今後はさらなるキャストの発表が控えており、原作で特に注目を集めるキャラクターのヅラさん、みちたかくんのキャスト予想キャンペーンがTwitterで開始される予定という。『バイオレンスアクション』は夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バイオレンスアクション 2022年夏、全国にて公開予定©️浅井蓮次・沢田新・小学館/『バイオレンスアクション』製作委員会
2022年03月02日荒川弘の人気漫画原作による実写化映画の続編『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』の公開が決定し、特別予告編が解禁。入場者特典として描き下ろしスペシャルイラストの配布が決定した。本作は、2017年に公開された実写映画『鋼の錬金術師』の続編で、原作の感動の最終話までを描き切る堂々の完結編。原作者の荒川弘からは実写映画化に対して「一作目が、まだまだこれから!というところで終わったので、こうして完結編を作っていただき大変ありがたいです! 撮影現場も見学に行きました。エドとわちゃわちゃ遊んでるスカーさん、キックボードで撮影所内を軽やかに走り回るスカーさん等々裏では、すっかりなごみ系だった彼がスクリーンではいったいどうなっているのか、劇場で観るのが楽しみです!(あとこれまた撮影所の隅っこでシャドーボクシングしてたハボと大佐がツボでした)」とのコメントも届き、実写での「鋼の錬金術師」の完結に期待を寄せる。また、劇場公開の入場者特典として原作者の荒川先生が描き下ろすスペシャルイラストの配布が決定。イラストの内容や仕様、配布時期や場所などの詳細は今後の発表となるが、劇場でしか手に入らない貴重なイラストになることは間違いない。そして、アニメ版「鋼の錬金術師」「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」で主人公エドワード・エルリックを演じた朴璐美と、その弟アルフォンス・エルリックを演じた釘宮理恵が、エドとアルとして映画に期待と応援のコメントを寄せた特別予告編が解禁。これまで多くのファンに愛され続けてきたエドとアルの2人が、映画の公開を楽しみにしている様子が存分に伝わる予告編となっている。2人は、実写映画が公開することにはもちろん、超迫力の映像、描かれる数々の戦い、そして原作のストーリーが最後まで描かれるということに興奮を隠せない様子で、数々のキャラクターを誰が演じるのかということにも期待を膨らませている。本作では、傷の男(スカー)を新田真剣佑が演じるほか、新キャストとして数多くの実力派俳優が名を連ねている。2021年には連載開始20周年を迎え、大きな注目を集める本作。続報に期待だ。『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』は5月20日(金)より、『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』は6月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー 2022年5月20日より公開©2022 荒川弘/SQUARE ENIX©2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成 2022年6月24日より公開©2022 荒川弘/SQUARE ENIX©2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会
2022年03月02日2020年12月に全国公開され、大ロングラン上映中の三浦春馬主演映画『天外者』。この度、4月5日(火)に“春の特別上映”として全国308館の劇場で本作が上映されることが決定した。三浦春馬さんが五代友厚を、三浦翔平が盟友・坂本龍馬、西川貴教が岩崎弥太郎を演じ、五代の熱過ぎる人生を、近代日本の夜明けと共に瑞々しく壮大な青春群像劇として描いた本作。興行収入9億円を突破した本作が、今回の春の特別上映では、新たに5分に及ぶ「完全未公開メイキング映像」を本編終了後に付けて上映するという。『天外者』春の特別上映は4月5日(火)全国の劇場308館で実施。(cinemacafe.net)■関連作品:天外者 2020年12月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2020 「五代友厚」製作委員会
2022年03月02日「鋼の錬金術師」連載20周年新プロジェクトとして、原作の最終話までを描く実写映画の完結編『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』が二部作で連続公開決定。エドワード・エルリック役の山田涼介が続投するほか、新キャストも発表された。2017年12月に実写映画第1弾が公開され、興行収入約12億円を記録。続編となる今回の実写映画は、前編『復讐者スカー』、後編『最後の錬成』という二部作構成。前編は、その名の通り“傷の男(スカー)”が中心になる物語。右腕に分解の錬成陣を刻み込み、かつて、国軍によって滅ぼされたイシュヴァールの民の復讐のために全ての国家錬金術師の抹殺を誓う男で、エドも命を狙われ、2人は相対することに。そして後編は、原作のクライマックスシーンである“お父様”との戦いと、その後のエドとアル、仲間たちを描く。そして気になるキャストとして、エドワード・エルリック役の「Hey! Say! JUMP」の山田涼介、幼なじみのウィンリィ・ロックベル役の本田翼、国家錬金術師ロイ・マスタング大佐役のディーン・フジオカ、リザ・ホークアイ中尉役の蓮佛美沙子、マース・ヒューズ中佐役の佐藤隆太、エンヴィー役の本郷奏多、グラトニー役の内山信二と、前作から豪華キャストが続投することも明らかに。新キャストとして、エドとアルの父親であるヴァン・ホーエンハイムと、ホムンクルスたちの生みの親であるお父様の2役を内野聖陽。エドの命を狙うスカーを新田真剣佑。アメストリス軍の大総統キング・ブラッドレイを舘ひろしが演じる。新田真剣佑ほかにも、東の大国シンから不老不死の法を求めてやってきたシン国第十二皇子リン・ヤオを渡邊圭祐、リンの護衛ランファンを黒島結菜、ランファンの祖父フーを筧利夫。アメストリス軍、“剛腕の錬金術師”の2つ名を持つ国家錬金術師アレックス・ルイ・アームストロング少佐を山本耕史、その姉で“氷の女王”の異名を持つオリヴィエ・ミラ・アームストロング少将を栗山千明、“紅蓮の錬金術師”の2つ名を持つ国家錬金術師ゾルフ・J・キンブリー中佐を山田裕貴。エドとアルの母トリシャ・エルリックを仲間由紀恵、ウィンリィの機械鎧技師の師であり祖母のピナコ・ロックベルを風吹ジュン、ウィンリィの父ユーリ・ロックベルを藤木直人、母サラ・ロックベルを奥貫薫、ホムンクルスのセリムを寺田心、シン国第十七皇女メイ・チャンをロン・モンロウ、エドとアルの師匠イズミ・カーティスを遼河はるひが演じる。さらに、予告編とビジュアルも到着。アニメ版でエドの声を担当している朴ロ美がナレーションする予告編は、崩れ落ちた遺跡の中に立つエドの姿から始まり、復讐のために全ての国家錬金術師の抹殺を誓うスカーも登場。そして、街中での激しいアクションシーンが続き、エドとスカーの掌がぶつかる瞬間に青い錬成反応の光が迸るなど、大迫力の錬金術アクションへの期待が高まる。続いて、激しい戦場の場面が映し出され、戦場を走り抜ける額の傷がない頃のスカーとキンブリーや、マスタング、ホークアイ、ヒューズの3人が殲滅戦に疑問を持っていることが分かる会話と表情が描かれる。また、キング・ブラッドレイとリンの剣術の戦い、砲弾を放つ戦車、走る列車の上でのエドとエンヴィーとランファン、不穏なお父様の表情と「化け物か人か」というマスタングのセリフ、「生きて生きて生き延びて、僕たちは一緒に元の体に戻るんだろ」というアルの決意のセリフ、苦悶の表情で銃を構えるウィンリィ、右腕の機械鎧(オートメイル)が崩壊していくエドの姿と、気になるカットが続々と映し出されていく。瞬き厳禁!大迫力の予告編ビジュアルは、雨の中で右腕の機械鎧(オートメイル)を破壊され愕然するエドと、鎧の体を破壊されて倒れこむアル、右腕を構えながら獲物を狩るような鋭い視線を放つスカーという2種類。劇場に掲出されるポスターは、2種類を合成したものとなっている。キャスト・原作者のコメント●山田涼介(エドワード・エルリック役)僕自身「鋼の錬金術師」が大好きで続編が決まる前からチャンスがあれば完結まで演じたいと強く思っていたので、気持ちが途切れることのない4年間でした。こうして公開が決まり、とても嬉しく思っています。やるからには前作以上のものにしたいと思い、クランクイン半年前から食事制限や体作りを始めて、撮影に挑みました。撮影は大変でしたが「やっぱりこの作品が好きだ」という気持ちが自分を奮い立たせ、最後まで乗り切ることができました。今回から参加する新キャストの方もとても豪華ですし、スタッフキャスト一丸となって取り組みましたので、エドとアルの最後を見届けてもらえたら光栄です。●本田翼(ウィンリィ・ロックベル役)4年ぶりのハガレンの撮影でしたが、エドとアルとの距離感も、前作からの信頼関係をしっかりと引き継いで撮影に臨めたと思います。そしてキャストの方々、スタッフの皆さん変わらず、明るく楽しい現場でした。もともと原作が子供の頃から大好きでしたが、今回、撮影前にアニメをもう一度、見直しました。完結編は前作よりもシリアスな場面も多く、ウィンリィとしては家族の過去、そしてスカーと対峙するシーンなどもあるので、繊細な感情表現を意識して取り組みました。この物語が最後まで描かれ、そしてこの作品に携われたこと、とても嬉しく思います。●ディーン・フジオカ(ロイ・マスタング役)「鋼の錬金術師」の壮大な物語の中で、ロイ・マスタングというキャラクターを演じさせていただき、自分の人生においても非常に思い出深い作品となりました。本作ではイシュヴァール殲滅戦というマスタングにとってターニングポイントとなる重要なシーンを演じています、是非ご期待ください!改めて、曽利組に参加させていただけたことを光栄に思います。●蓮佛美沙子(リザ・ホークアイ役)個人的に続編ものが初めてなので、何年も前に取り組んだ役にまたこうして出会えたこと、より深く役を表現できたこと、とても嬉しかったです。1シーンを数日かけて撮影したり、見渡せど見渡せどグリーンバックの景色の中お芝居したり…パート1に続いて今回も、気力、集中力、想像力、いろんな‘力’が必要な現場でした。どんな仕上がりになっているのか、私自身楽しみです。そして、ホークアイの生き様が皆様に届きますように、と願っています。●本郷奏多(エンヴィー役)4年という歳月を経て、同じキャラクターを演じることは初めてだったので、非常に嬉しかったですし、大好きなハガレンという作品を同じキャストで一緒に作り上げていくことに感動しています。今作では前作以上にエンヴィーとしても、物語全体としても、盛り上がるポイントがたくさんあったり、僕が出演していないシーンで多くの素敵な方々がキャラクターを演じられているので、完成した作品を見るのが待ち遠しいです。●黒島結菜(ランファン役)ランファンはセリフの少ない役なので、佇まいと一言二言のセリフでの微妙な声の使い分けを大事に演じました。さらに仮面も被っているので、身体の些細な動きや、顔の向きの小さな変化で感情をどう表現するのかを常に考えていました。アクションシーンは力強さを表現するのがとても難しかったですが、皆さんと工夫しながら演じきりました。撮影期間も長かったので、この二部作がどういう風に完成されているか、とても楽しみです。●渡邊圭祐(リン・ヤオ役/グリード役)学生時代から好きな原作に、出演させていただけることを心から光栄に思います。同時に、個人的に推しでもあるリン/グリードというキャラクターを演じることに不安もありました。飄々とした一国の王子の気品と自信を持ちながら、どこか頼りなく情けないリンらしさが垣間見えるように精一杯尽力致しました。ご覧になった方の心に鋼の錬金術師という作品への愛情が少しでも伝わっていただければ幸いです。是非公開をお楽しみに。●山田裕貴(ゾルフ・J・キンブリー役)このお話をいただく前に偶然、アニメ版でキンブリーを見てぜひ演じたいと思っていたので、とてもありがたいです。引き寄せられたんじゃないかと感じています。キンブリーを演じてハガレンの世界に入れたことが嬉しいです。もっと長くキンブリーとして生きていたかったです。●舘ひろし(キング・ブラッドレイ役)最初に台本をいただきましたが、「鋼の錬金術師」の世界をもっと深く知るために、原作も読みました。ブラッドレイは基本的にはすごく悲しい存在だと思いましたので、その部分を意識して演じました。初めてブラッドレイの衣装を着た時は、この世界に入っていけることが楽しくて、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。アクションシーンも素敵な演出を作ってくれたので完成が楽しみです。ブラッドレイの帽子がお気に入りなのでぜひ皆さんにも注目してほしいです。●山本耕史(アレックス・ルイ・アームストロング役)役作りのため、とにかく筋トレをしました。現場では山田さんや新田さんをはじめとしたキャストの皆さんとも筋トレの話をしましたし、本番前にも筋トレをするなど、身体を限界まで追い込みました。ポージングをするシーンでは酸欠になりかけました(笑)。世の中が大変な状況の中での撮影でしたが、皆で、ハガレンの完結、という一つの目標に向かって撮影しているんだなと日々感じ、とても良い現場でした。●栗山千明(オリヴィエ・ミラ・アームストロング役)原作が大好きで、1作目が公開されたときに「羨ましいな」と思っていたので、今回、大好きなオリヴィエを演じさせていただくことができ、光栄な気持ちでいっぱいです!最初に衣装を着たときは興奮しました。少将らしいはっきりとした声にはもちろん、ちょっとした姿勢や角度にもこだわり、屈強なブリッグズ兵に囲まれた中で、男性の立ち姿に負けない姿を見せることを意識しました。この作品の一員となれたのが、すごく嬉しいです。●佐藤隆太(マース・ヒューズ役)前作で辛い別れをしたヒューズだったので、続編への出演が決まって本当に嬉しかったです。今回も現場の空気感がとても良く、もっとヒューズを演じていたいと思いました。登場シーンは限られていますがファンの方も多いキャラクターなので、僕が演じたヒューズが受け入れてもらえると嬉しいです。前作でも文字通り共に戦った共演者の皆さんや、スタッフの皆さんと久しぶりに再会することもできて、刺激的な時間でした。今回は一体どんなスケールの作品に仕上がっているのか、僕もとても楽しみにしています!●新田真剣佑(スカー役)2部作の脚本をいただき、夢中になって読みました。もともと一作目を観ていたのであの凄まじいクオリティの世界に飛び込めると思うととても楽しみでした。スカーは強くて、怖いですが、うちに秘めるものが深く、ブレない強い芯があるところが魅力的だと感じました。原作でも人気のスカー。完成が楽しみです。●内野聖陽(ヴァン・ホーエンハイム役/お父様役)漫画の名作とも言える「鋼の錬金術師」で、とても重要な役どころ、しかも敵対する役どころを、両方ともやらせて頂き、おもしろい経験をしました。ホーエンハイムは、自分の子供たちや人類を守るために家を出て、国中の人々を犠牲にして完全な存在になろうと目論むお父様を阻止しようとします。その真剣な姿は色っぽいけれど、普段はちょっと抜けたところがある愛すべきキャラクターです。一方、敵のお父様は、全てを自分のものにしたいという強い野望を持っており、影があって何を考えているか分からない謎めいたキャラクターです。この二人が同時に画面に登場するシーンは、特に面白かったです。なぜなら、自分の演技に対するリアクションを自分で考えたりできるからです。私が演じた二つのキャラクターが、同じ画の中にどう息づいているのか。全ては、曽利監督のCGという幻想の世界の中なので、とても上がりが楽しみです。漫画の名作がどう映像化されるのか、日本のCG技術の第一人者の監督さんの世界観にどっぷりと浸かったことはとても興奮する体験ですし、「鋼の錬金術師」のファンではない方にもとても期待していて欲しい作品ですね。●荒川弘(原作者)一作目が、まだまだこれから!というところで終わったので、こうして完結編を作っていただき大変ありがたいです!撮影現場も見学に行きました。エドとわちゃわちゃ遊んでるスカーさん、キックボードで撮影所内を軽やかに走り回るスカーさん等々裏では、すっかりなごみ系だった彼がスクリーンではいったいどうなっているのか、劇場で観るのが楽しみです!(あとこれまた撮影所の隅っこでシャドーボクシングしてたハボと大佐がツボでした)『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』は5月20日(金)より公開。『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』は6月24日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:鋼の錬金術師 2017年12月1日より全国にて公開© 2017 荒川弘/SQUARE ENIX © 2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー 2022年5月20日より公開©2022 荒川弘/SQUARE ENIX©2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成 2022年6月24日より公開©2022 荒川弘/SQUARE ENIX©2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会
2022年03月02日アニメ「進撃の巨人」の荒木哲郎監督ら日本が誇るトップクラスのクリエイターと、志尊淳、広瀬アリス、豪華声優陣が集結した映画『バブル』。この度、本作の本予告映像と新ポスタービジュアル、併せてヒロイン・ウタ役をZ世代から圧倒的人気を誇る2022年最注目アーティスト“りりあ。”が担当することが発表された。先日閉幕した第72回ベルリン国際映画祭に正式出品された本作。そのヒロイン・ウタ役とエンディングテーマ(主題歌)にりりあ。が大抜擢された。りりあ。さんはZ世代から圧倒的な支持を集め、SNSで絶賛を贈られる注目アーティスト。2019年秋頃よりTikTokやYouTubeで顔出しなしで弾き語り投稿を始めるとそのエモーショナルな歌声と豊かな表現力が話題となり、幅広い年代からフォローと絶賛コメントが殺到。いまでは、若者の心を掴んで離さないネクストブレイクアーティストとして、総SNSフォロワー数170万人を超えるほどの多くのファンの支持を集めている。演じるのは、本作の物語の重要なカギを握るヒロイン・ウタ。当初はエンディングテーマのみの担当として白羽の矢がたったが、「ご本人の話し声や柔らかいムードが心地よく、それはヒロインのウタというキャラクターに求めているものそのものでしたので、思わず声までお願いしてしまいました」と荒木監督。普段素顔を明かさずに活動するミステリアスさ、世間を魅了するほどに優しく心に染み入ってくるピュアな歌声を併せ持つ彼女が、まさにヒビキたちと出会ったばかりの謎多き存在でありながら、ピュアな言動でチームにすぐに馴染んでいくウタの姿にピタリとハマり、ヒロイン声優に起用された。本作の企画・プロデュースの川村元気も「彼女が本作『バブル』のヒロイン・ウタと重なった。部屋の中からまだ出てきていない未知の存在、その無垢な声。彼女にエンディングソングを歌ってもらい、かつヒロインの声もやってもらったら面白いのではないかと思った」と、監督と同様に運命の出会いであったことを明かした上で、「果たして映画は完成し、賭けは大きく成功したと確信している。ラストシーンの彼女の声は、観客の耳にいつまでも残るはずだ」とコメント。『君の名は。』の上白石萌音、『天気の子』の森七菜、『竜とそばかすの姫』の中村佳穂と、これまで自身のプロデュース作品で生み出してきた数多くのヒロインに続く、ニュー・ヒロインの誕生を期待させている。また、オープニングテーマ(主題歌)は大人気TVアニメ「呪術廻戦」の主題歌「廻廻奇譚」など、2019年デビューでありながら、爆発的な勢いでその人気が急上昇し、もはやトップアーティストの仲間入りを果たした、シンガーソングライター・Eve(イブ)による新たな書き下ろし楽曲「Bubble feat.Uta」に決定。本作のオープニングテーマであるこの曲のアップテンポで疾走感あふれる曲調は、映画内で繰り広げられるバトルクールや、ヒビキとウタに待ち受ける壮大な運命を予感させる仕上がり。解禁された最新予告映像は「ヒビキに会えたから、私は私になれた」というウタの台詞とともに、海に中の2人を描く神秘的なシーンから始まる。素性も分からぬまま、ヒビキたちと行動を共にすることになる、謎に包まれた存在のウタ。しかし彼女はそれまでヒビキにしか聞こえていなかった特別なハミングが聞こえ、「止めなきゃ」と何かを感じ取っている…。中盤から流れるEveによるオープニング主題歌と、ラストのウタのどこか切ない歌声のギャップも相まって、 エモさ満載の映像となった。さらに併せて、無邪気な表情を見せるウタとヒビキが、東京の上空で電車やトラックの車両とともに浮かぶ、浮遊感満載、まさに映画のイメージそのままの爽やかな新ポスタービジュアルが披露されたほか、ムビチケ前売り券発売情報と特典プレゼントの情報も解禁された。ヒロイン・ウタ役声優/エンディングテーマ担当りりあ。コメント最初は主題歌のお話だと聞いていたのでやりたい! と即答しました。その後にヒロイン役のお話を聞いて私が声優?! 無理! 出来るわけない! という気持ちと楽しそう! やってみたい! の気持ちが行ったり来たりで大騒ぎでした。このような壮大な企画だと知ったのは、ヒロイン役も決まった後のことでした。初めて台本を読んだ時、ウタの気持ちとリンクしすぎて泣きまくりました。今でも思い出して泣けるくらいウタに感情移入できたので初めてのアフレコでしたがあの時はちゃんとウタが心の中にいた気がします。オープニングテーマ担当Eveコメント「荒木哲郎×虚淵玄×小畑健×澤野弘之」自分の好きが集結したような空間に、歌でご一緒させて頂き感慨深い気持ちです。ピュアで優しくて、臨場感溢れるこの作品に今回書き下ろした「Bubble」という楽曲は今までみたことのないようなところにまで連れていってもらえたような気がします。壮大で美しい世界観と、目が離せないアクション、個性豊かなキャラクター達。熱量のあるこの作品に自分も関わることができて幸せです。是非劇場で体感してみて下さい。パルクールかっこいい!『バブル』は5月13日(金)より全国にて公開。NETFLIX版として4月28日(木)より全世界配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バブル 2022年5月13日より全国にて公開©2022「バブル」製作委員会
2022年03月01日菅田将暉と有村架純が共演した映画『花束みたいな恋をした』が、2月22日より中国で公開。公開規模は32省で上映館3,700館、10,000スクリーン以上という近年の日本の実写映画としては異例のスケールであることが分かった。東京・京王線の明大前駅で終電を逃し偶然出会った大学生の男女ふたりの忘れられない5年間を描く本作。「東京ラブストーリー」「Mother」「カルテット」など時代を超えて多くの名作ドラマを生み出してきた脚本家・坂元裕二による映画初のオリジナルラブストーリー。『罪の声』の土井裕泰が監督を務め、菅田さん、有村さんをW主演に迎えて2021年1月29日に日本公開。SNS中心に口コミが広がり、全国映画動員ランキング(興行通信社)6週連続1位、15週連続トップ10にランクイン、興行収入は38億円を突破し、日本中に“はな恋”ブームを巻き起こした。第45回日本アカデミー賞では優秀主演男優賞(菅田将暉)、優秀主演女優賞(有村架純)をW受賞するなど2021年の日本映画を代表する1本となった本作は、これまでに香港(21年6月10日公開)、シンガポール(21年6月17日公開)、韓国(21年7月14日公開)、台湾(21年7月16日公開)で公開されて各地で大きな反響を呼んできた。中国では、坂元氏のこれまでのテレビドラマが人気を集めており、今回が映画初のオリジナルラブストーリーであるということ、さらにキャスト人気の高さから、中国のソーシャル・カルチャー・サイト「Douban」では、2021年の日本映画で年間1位を獲得するなど期待が高まるなかで待望の公開となった。公開初日のみで興行収入は1028万元(約1億8,400万円)の好スタートを記録。日本同様に中国でも”はな恋“旋風を起こせるか注目を集めている。菅田将暉コメント一年前、映画館に様々な制約がかかった日本でなんとか公開された、そんな作品がこんなに大きなスケールで中国の方々のもとに届けられることになるなんて、感謝の気持ちでいっぱいです。坂元さんの散りばめた素敵な台詞が言葉や文化の垣根を越えてどんな風に受けとめてもらえるのか、興味深いです。「花束みたいな恋をした」に関わった全ての方の思いがちゃんと伝わりますように。有村架純コメント昨今は海外へ行くことも儘ならない中、この作品が日本を離れ、より多くの方へ届けることのできる機会をいただけたこと、心から感謝致します。この度は中国にて公開ということですが、大切な人と心と体で繋がり合える愛おしい時間を、思い出を、抱きしめながらご覧になっていただけたら幸せに思います。『花束みたいな恋をした』はBlu-ray & DVD発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花束みたいな恋をした 2021年1月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©️2021『花束みたいな恋をした』製作委員会
2022年03月01日神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗(SixTONES)、玉城ティナらが個性的なキャラクターを演じるCLAMP原作の実写映画『ホリック xxxHOLiC』より、主要キャラクターたちの場面写真が到着した。存在意義を見出せず、この世界から消えてしまってもいいと考える孤独な高校生・四月一日が、不思議な【ミセ】の主人・侑子や同級生の百目鬼、ひまわりとの出会いを通して、強くなっていく姿を描く本作。今回到着した場面写真では、神木さん演じる四月一日の戸惑いの表情や、柴咲さん演じる妖しく美しい侑子の姿、四月一日と侑子のドラマチックな出会いが切り取られている。さらに、クールでミステリアスな百目鬼(松村さん)が、弓を射る瞬間。謎を秘めたひまわり(玉城さん)が、どこか悲しげな表情を見せるシーンと、物語の展開が気になるキャラクターカットも。そして、女郎蜘蛛(吉岡里帆)と彼女に心酔する手下・アカグモ(磯村勇斗)が、甘い言葉で四月一日を闇の世界に引きずり込もうと誘惑する必見のシーンも公開された。『ホリック xxxHOLiC』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年03月01日「名探偵コナン」劇場版最新作『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』より、先日発表されたコナンらメインキャラクターのウエディングビジュアルに続き、第2弾となる“警察学校組”5人のビジュアルが公開された。今回到着したビジュアルに描かれているのは、降谷零をはじめ、警視庁警察学校鬼塚教場での同期であり、すでに殉職している松田陣平、萩原研二、諸伏景光、伊達航といった、劇場版で躍動する警察学校組。降谷は白と水色でまとめ、気品の溢れるタキシード姿を披露。松田は紺のセットアップでクールな装いだが、ピンクの花が可愛らしいアクセントに。ほかにも、淡いブルーで統一しスタイリッシュで爽やかな萩原、パステルパープルで上品な雰囲気の諸伏、緑のジャケットに黒のパンツでシックな装いの伊達と、それぞれ個性的でおしゃれな華々しいビジュアルが完成。なお、本編には出てこないプロモーション用ならではの激レアビジュアルとなっている。またこのビジュアルに合わせて、警察学校組のメンバーの声を担当している豪華声優陣からコメントも到着。降谷役の古谷徹は「制作期間が1年増えたおかげでアフレコにもたっぷり時間をかけることが出来、誰もが納得の完成度に仕上がっています」と自信をみせ、諸伏役の緑川光は「とにかく、警察学校組箱推しの方々には喜んで貰えると思いますので、是非楽しみにしてて下さいませ」とファンへ呼びかけている。警察学校組担当声優コメント・古谷徹/降谷零、安室透役予告編の収録からとても楽しみにしていた『ハロウィンの花嫁』、警察学校組が現代の事件と劇場版でどう関わるのか、想像もつきませんでしたが、見事な連携プレイが描かれて最高のエンターテイメント作品になりました。制作期間が1年増えたおかげでアフレコにもたっぷり時間をかけることが出来、誰もが納得の完成度に仕上がっています。今回も降谷零というスキルの高いキャラはとても演じ甲斐がありました。・神奈延年/松田陣平役こうして劇場版でまた松田陣平に会えたことに感謝いたします!しかも今回は警察学校組全員との初共演!?なんだか不思議な感覚ですが、アフレコ前からずっと心地よい緊張感が続いていました。今回もとてもスケールの大きな作品になっています。コナンくん、少年探偵団の活躍はもちろんなのですが、警察学校のメンバーにもご期待ください!・三木眞一郎/萩原研二役スペシャルの、しかもアバンだけでしか会えなかった萩原と、再び再会するチャンスをいただけたコト、本当に嬉しく、有り難かったです。本当に感謝しかありません。ぜひ、多くの方に警察学校の仲間たちの活躍を、みていただきたく思います。・緑川光/諸伏景光役いやぁ~、待ちに待った我々警察学校組の出番!(笑) 凝縮されたシーンに、5人の仲の良さとツーカーっぷりが発揮されてて、とても満足でした♪ 贅沢を言えば、もっともっと活躍を見たいところではありますが、皆んなが生きてる間のエピソードには限りがありますからね(苦笑)。とにかく、警察学校組箱推しの方々には喜んで貰えると思いますので、是非楽しみにしてて下さいませ(^-^) この映画が大ヒットして、また演じる機会が有りますように。・東地宏樹/伊達航役警察学校組全員集まれての収録でした!それだけでも貴重で嬉しかったのに、なんと、その日出番なしのはずのみなみさんが、収録前に差し入れを持って来てくれたのです!!感動。その思いに応えるべく、そして、藤原さんの代わりに伊達を担当すること、警察学校編のファンが多いこと、重責はありましたが、楽しく収録させていただきました。またなんらかの形で登場出来たら、嬉しいかぎりです!『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』は4月15日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:名探偵コナン ハロウィンの花嫁 2022年4月15日より全国東宝系にて公開©2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2022年03月01日小松菜奈&坂口健太郎ダブル主演、音楽「RADWIMPS」で贈る藤井道人監督のラブストーリー『余命10年』より、本編映像が解禁された。自らの余命が10年であることを知り、生きることに執着しないためもう恋はしないと心に決めた茉莉(小松菜奈)。生きることに迷い自分の居場所を見失った和人(坂口健太郎)。本作は2人が惹かれ合い、お互いを想い合って生きた“10年間”が色鮮やかな四季の移ろいとともに描かれている。この度解禁されたのは、「RADWIMPS」の楽曲とともに、茉莉が和人や友人、家族たちと過ごす思い出の日々が映し出された本編映像(重なる四季編)。映像は、茉莉がビデオカメラを持ち撮影しているところから始まる。そのレンズの先にいるのは、晴天の空の下、海辺ではしゃぐ和人とタケル(山田裕貴)、そして沙苗(奈緒)。4人は桜の下でお花見をして、浴衣姿で花火大会に赴き、秋の紅葉やクリスマスにはホームパーティーで盛り上がり、移り変わるそれぞれの季節を楽しむのだった。また、茉莉が家族と和やかにおせちを囲むシーンや、幸せを噛み締めるような茉莉の表情が切り取られる。友人と無邪気に遊び楽しそうにはしゃぐ茉莉を映す一方、服薬しながら病と闘い孤独を感じている様子も描かれており、鮮やかな情景の中で生まれる何気ない日々が、忘れがたいかけがえのない思い出になっていくのだと感じさせる。本作の監督を引き受けるにあたって藤井監督は1年を通して撮影することにこだわったそうだ。「約1年間に劇中の10年間を置き換えるようにして、春夏秋冬の四季になぞらえ茉莉と和人の過ごした楽しくも切ない時間を丁寧に描きたかった」とその熱い想いを明かしている。その想いに呼応するかのように、「RADWIMPS」の美しい音楽が映像に寄り添い、観る者の心を惹きつける。この春一番の感動作だ。『余命10年』は3月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年03月01日『ウェディング・ハイ』の公開直前イベントが2月28日(月)に実施され、主演の篠原涼子と中村倫也、関水渚が登壇。イベントの様子は生配信で公開された。結婚式が舞台の本作にちなみ、イベントは目黒区にある結婚式場メゾンプルミエールの披露宴会場に設置された華やかなスペシャルステージで開催された。まずはじめに、キャスト陣が一言ずつ挨拶。NOと言わない敏腕ウェディングプランナー・中越を演じた篠原さんは「本当に面白い作品なので、皆さんが笑いたいときに笑いを届けられる作品です。楽しんでいただけたらと思います」、新郎・彰人役の中村さんは「たくさんのクセ者参列者が出てくるのですが、特に池田鉄洋さんに注目してほしいです」と挨拶し、新婦・遥役の関水さんは「今日はお忙しい中ありがとうございます。最後までよろしくお願いします」とコメントした。実際の結婚式場で行われた撮影について「楽しい現場だった」とふり返る篠原さん。「キャストの皆さんが練習を重ねた余興シーンは本当に感動しました」と一番の見どころを熱く語り、中村さんも「克実さんと猿時さんのスピーチシーンも現場では長台詞を覚えてこられていて、それを見ていると自分も頑張ろうと思いましたね」と先輩たちの姿が励みになったそう。次に、映画の公開を楽しみに待つ一般の方から事前に募集した質問にキャスト陣が回答していった。「キャストのどなたかにプランナーをやってもらうとしたら、誰が良いですか?」という質問対し、関水さんが「やっぱり篠原さんにお願いしたい!」と即答すると、篠原さんは「真逆の人間だけど大丈夫かな」と謙遜しつつ、中村さんは「岩ちゃんかな、頭が良いので、どんなトラブルもクリアしてくれそう」と共演の岩田剛典に信頼を寄せている様子が伺えた。また、篠原さんは「中村さん。何事も焦らず冷静なイメージなので、こちらも大丈夫な気持ちにさせられる」と答え、プランナーに向いていると絶賛した。さらに、「皆さんがウェディングプランナーだったら提案したい、とっておきのプランがあれば教えて下さい」という質問に対しては、中村さんが「うーん、水泳大会!」と答え、篠原さんが「のど自慢大会とか良いんじゃないかな」などと個性的なプランが上る中、関水さんはMaroon5「Sugar」のMVがお気に入りのようで「あのMVのように、新郎新婦が好きなアーティストをサプライズで呼んであげたいですね」とコメント。中村さんは「一番まともな回答なんじゃない?」と笑いを誘った。また、本作に登場するクセ者参列者から届いたクセの強い難問に3人が挑戦するという企画も開催。穴埋めや絵しりとりなどから答えを導き出すクイズで、生配信を視聴する一般の方からヒントをもらいつつ回答。難題に挑戦した感想について篠原さんは「難しかった!中越とは真逆人間が出ちゃってすみません!でも映画は是非みてください(笑)」としっかりアピール。名回答で大活躍を見せた中村さんは「まさか、こんなにヒントを出す側になるとは(笑)」とコメントし、関水さんは「楽しかったです!クイズは全然だめだったので、次回は頑張ります!」とイベントを楽しんでいた様子だ。最後にはこの日のために用意されたウェディング“ハイ”ケーキと3人の写真撮影が行われ、大盛り上がりのイベントとなった。『ウェディング・ハイ』は3月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウェディング・ハイ 2022年3⽉12⽇より全国にて公開(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
2022年03月01日