日本が世界に誇るトップクラスのクリエイターが集結したオリジナルアニメ映画『バブル』のエンディングテーマ曲を担当するのは、ヒロイン・ウタの声優を務めるシンガーソングライターの“りりあ。”。彼女の起用理由を、荒木哲郎監督と川村元気プロデューサーが語った。主人公・ヒビキ役に志尊淳、バブルを調査する科学者・マコト役に広瀬アリス。また、荒木監督作品で重要なキャラクターを担当してきた宮野真守、梶裕貴、畠中祐、千本木彩花、井上麻里奈、三木眞一郎ら、超豪華声優陣が集結し制作された本作。世界に発信するアニメーションを制作すべく集められた精鋭たちの中で、ひときわ異質な存在感を放っているのが“りりあ。”だろう。本作のエンディングテーマ「じゃあね、またね。」を書き下ろし、ヒロインのウタの声優にも大抜擢された。Z世代から圧倒的な支持を集めており、SNSではその歌声や表現力に絶賛の声が止まらない、いま最も注目すべきアーティストの1人。シンガーソングライターりりあ。そんな“りりあ。”を本作に抜擢した荒木監督は、“りりあ。”の歌うエンディングテーマ「じゃあね、またね。」について、「今までアクションと音楽で”アガる”アニメ-ションを手掛けてきて、もちろん本作でも描いているつもりですが、今までになかった感触として、甘やかで寂しさのある音楽、そういった心がヒーリングされたような感覚で映画館を出ていただける作品になったと思います。まさか自分からこういう作品が生まれる時が来るとは思わなかったです」と、これまでの荒木作品とはひと味違う心のヒーリングという感触があったことを明かす。そして、りりあ。の存在について、本作のプロデューサーである川村氏は、もう一つの物語を音楽で進行することがポイントだと語っている。「本編は水没した東京というパラレルワールドが舞台なので、エンドロールはもしウタが現実の東京で生きていたらどういう風に世界を見ているのか、そんな歌詞を書いてもらったら面白いのではないかと思いました」と語っており、新海誠監督の『秒速5センチメートル』に触れながら「山崎まさよしさんの『One More Time , One More Chance』が流れたときに、まるでこの映画のために書かれた曲なのかと思うくらいに合っていた。そういった作品とは違うもう一つの物語を最後に音楽で進行させることができると思いました」と明かす。素顔を明かさない未知の存在・りりあ。と言葉を知らない謎の少女・ウタがリンクしているからこそ生まれた、楽曲でもう1つの物語を作り上げるということにチャレンジしたのだ。両者が共鳴して奏でられる、甘やかで寂しさのある音楽にも注目だ。『バブル』は5月13日(金)より全国にて公開。4月28日(木)よりNetflixにて全世界配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-バブル 2022年5月13日より全国にて公開©2022「バブル」製作委員会
2022年04月03日秋★枝氏による同名人気コミックを、神尾楓珠主演、西野七瀬ヒロインで映画化した『恋は光』より、場面写真が解禁された。“恋する女性が光って視える”という特異な体質ゆえに、恋を遠ざけていた大学生・西条と、性格も恋に対しての考え方も異なるタイプの3人の個性的な女性キャラクターが“恋とは何ぞや”を探究していく本作。“恋の光”が視える大学生・西条を、いま最も注目を集めている俳優・神尾楓珠が演じている。また西条の幼なじみの北代を西野七瀬が演じ、共演には、平祐奈、馬場ふみかが顔を揃える。脚本・監督は、『ももいろそらを』、『殺さない彼と死なない彼女』と、美しい画作りが国内外から高く評価されている小林啓一。風光明媚な、情緒に溢れたロケーションは、原作の空気感を捉えている。この度解禁された場面写真は、北代、東雲(平さん)、宿木(馬場さん)それぞれが、西条と恋について語り合う2ショット写真になっている。西条にずっと想いを寄せながらも、「光っていない」と言われたことで、自分の想いを打ち明けられず、幼なじみポジションから抜け出せない北代。気心が知れて何でも相談できる幼なじみだからこその距離感と空気が、心地よくも時に切なさを感じさせる。一方東雲は、西条と同じく恋愛経験がなく、文学や古典作品を読み漁りながら、純粋に恋を探究する。そんな彼女を「恋の定義をしてみませんか?」と交換日記に誘った西条だが、街を歩きながら恋についての分析や考察をする硬派なふたりの会話は独特で純粋そのものだ。そして、人の彼氏を奪いたくなってしまう悪癖を持ちながら、本当は素直に恋をしたいと思う宿木は、北代や東雲から西条を奪おうとふたりきりの飲みに誘い、猛アプローチをかけるが、冷静に宿木の恋愛観を分析する西条を奇異の目で見つめる。北代、東雲、宿木という独自のアプローチで西条と対峙する3人の恋の行方が、気になる写真になっている。『恋は光』は6月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:恋は光 2022年6月17日より全国にて公開©秋★枝/集英社・2022 映画「恋は光」製作委員会
2022年04月02日在留資格を失い、普通の高校生としての日常が奪われてしまった主人公が、理不尽な社会と向き合いながら成長していく映画『マイスモールランド』。この度、本作に出演する奥平大兼がナレーションに初挑戦した特別映像とメイキングカットが公開された。本作では、主人公・サーリャが心を開く少年・聡太を演じている奥平さん。今回、初めてナレーションを担当した映像は、本作のストーリーやテーマを、本編映像とメイキング・インタビュー映像で紡いだもの。自身も5か国のルーツを持つ現役高校生で、サーリャを演じた嵐莉菜が「ここで暮らしているクルドの方々とか、辛い思いをしてる子が本当にいっぱいいて、その子の気持ちも入れて、悲しいけど、でも強いサーリャを考えて」と役柄への思いを語る撮影時の様子。ベルリン国際映画祭に登壇した監督のスピーチも映し出され、キャスト・監督の思いが伝わる映像に仕上がっている。最初は少し緊張気味だった奥平さんは、ナレーション収録について「とても難しかったです。色々な喋り方があることが分かって勉強になりました」と話し、「今回ナレーションをさせて頂いてこの作品を客観的に見るきっかけになり、見た人によって解釈が変わる作品だと思いました。改めて少しでも多くの方に見ていただきたいなと思いました」とコメントしている。『マイスモールランド』は5月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マイスモールランド 2022年5月6日より新宿ピカデリーほか全国にて公開予定©2022「マイスモールランド」製作委員会
2022年04月02日3月24日に配信が開始され、日本のNetlfixの「今日の映画ランキング」で6日間連続で1位を獲得し、「世界の週間映画ランキング(非英語部門)」でトップ10入りを果たした映画『桜のような僕の恋人』より、本編未公開映像が解禁された。発行部数70万部を突破したベストセラー小説、宇山佳佑著「桜のような僕の恋人」(集英社文庫刊)を映画化した本作。かねてより原作ファンを公言し、本作の制作発表時には「震えるような感動と同時にずっしりと重い責任を感じました。僕の役者人生の中でもっとも泣いた宝物のような脚本です。僕の26年の人生の最高傑作にしたいと強く思っています」と熱いコメントを寄せた中島健人が、主人公・朝倉晴人役、ヒロインの有明美咲役を松本穂香が演じている。この度解禁されたのは、本編では未公開のデートシーンがふんだんに使われた解説付きの特別映像。付き合い始めたばかりの初々しいふたりが、デートを重ね距離を縮めていく様子が切り取られている。映像の中では、卓球でリズミカルなラリーを楽しんだり、古着屋でお互いに服を選びあったりと、ふたりの自然な表情が溢れており、美咲のオススメの古着屋を訪れた際は、美咲が選んだ服が似合うか自信のない晴人の背中を優しくさする美咲の優しい一面も見ることができる。そして、晴人のオススメの料理店を訪れ、美味しそうに一緒に料理を頬張るシーンでは、美咲が選んだ服を晴人が着てきており、徐々にお互いに影響をうけあっている姿も垣間見ることができる。また、晴人のカメラで公園の風景を撮影するシーンでは、晴人が美咲の肩をそっと優しく支えるシーンもあり、急接近していくふたりの距離に引き込まれる映像が集まっている。Netflix映画『桜のような僕の恋人』は全世界独占配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年04月01日小林聡美が小さな奇跡を体験する主人公・五十嵐芙美を演じた『ツユクサ』。共演の松重豊、平山秀幸監督が小林さんの魅力を語った。『かもめ食堂』『めがね』『プール』など、日常の喧騒を離れた場所でゆったりと自然体で自分らしく生きる主人公を演じ、女性たちから絶大な支持を得てきた小林聡美。そして、それらの作品で人生の豊かさを表現してきた小林さんが、本作『ツユクサ』でも海辺の小さな田舎町を舞台に、丁寧に生きることの大切さを、より大人の視点で優しく導いていく。本作で小林さんと共演した松重豊は、大林宣彦監督の伝説的な作品、『転校生』で熱狂的な支持を集めた小林さんが印象的だったようで、「聞いてみたかったことをお伺いしたり何気ない会話が、僕にとってはワクワクする。小林聡美さんは、どんなことに感動するんだろう、どんなものが好きなんだろう、そういう話をするなかで、(小林さんのデビュー作)『転校生』を観たときの感覚も思い出したりして。ああ、僕は今、あの小林聡美さんと時間を過ごしているんだ、と思ったら、やっぱりワクワクしますよね、トキメキますよね」と、小林さんの魅力を語っている。また、本作でメガホンをとった平山秀幸監督は、構想にかかった10年間のうちに日々を丁寧に生きるイメージを持たれるようになった小林さんについて、「僕の世代だと『転校生』のイメージが強いですが、今の人たちにはスローライフ的なイメージを抱かれるキャラクターなのかな。力まずに撮るというフォームとスローライフが重なったのかもしれない」と、本作のコンセプトと、小林さんの持つイメージがちょうど重なったと語る。加えて「小林さんは歳を重ねても永遠の少女なんですね。(笑)10年前も今も、僕が描いていた芙美像は全く変わりません。今、このタイミングだったことで、小林さんと芙美が重なったと思っています」と、小林さんの変わらぬキュートな魅力と、構想から10年を経たからこそ現在の小林さんと芙美の役柄がぴったり重なったと明かしている。『ツユクサ』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ツユクサ 2022年4月29日より全国にて公開©2022「ツユクサ」製作委員会
2022年04月01日本屋大賞受賞の傑作ベストセラーを広瀬すず・松坂桃李のW主演で映画化した『流浪の月』が、韓国で開催される全州国際映画祭にて上映されることが決定。監督の李相日、撮影監督のホン・ギョンピョも現地参加することが分かった。本作は、2020年本屋大賞を受賞した、凪良ゆうによる同名小説を原作に、誘拐事件の“被害女児”とその事件の“加害者”とされた青年の限りなく稀有な関係性を描く。このたび、本作の出品が決定したのは第23回全州国際映画祭(開催期間:4月28日~5月7日)の<ワールドシネマ>部門。同映画祭の<ワールドシネマ部門>は、その年の最も重要なフィクション映画とドキュメンタリー映画のためのノンコンペティション部門であり、現代のトレンドを代表する作品を上映する。日本映画の『流浪の月』に韓国の著名スタッフが参加していることからそのハイブリットさが評価され、ワールドシネマ部門にふさわしいとして出品が決定した。同部門には昨年、『すばらしき世界』(監督:西川美和)が出品されている。全州国際映画祭は、2000年にスタート。世界のインディペンデント映画やオルタナティブ映画を数多く紹介する国際映画祭として注目を集めており、また幅広い年齢層の映画ファンが参加することでも知られている。期間中は、賞を競い合うコンペティション部門をはじめ、<ワールドシネマ>や<シネマフェスト>、<ミッドナイトシネマ>などの非コンペティション部門もあわせて、韓国内外の作品が数多く上映される。同映画祭へのこれまでの出品邦画作品には、『アジアの天使』(監督:石井裕也)、『蜜蜂と遠雷』(監督:石川慶)、『Red』(監督:三島有紀子)などがあり、日本映画への期待と人気の高さをうかがわせる。『流浪の月』を、韓国の観客がどのように受け止めるのか、またゲストたちとどのような交流が生まれるのか。上映日の盛り上がりにも期待したい。『流浪の月』は5月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:流浪の月 2022年5月13日より全国にて公開(c)2022「流浪の月」製作委員会
2022年04月01日ベストセラー原作を小松菜奈、坂口健太郎のW主演、監督・藤井道人、音楽・「RADWIMPS」で映画化した『余命10年』。公開から4週目を迎え、累計動員数は160万人を突破、興行収入は20億円を記録する大ヒットとなり、SNSでは「この作品は映画を楽しむっていうより人の人生に触れる感じ」「毎年桜を見るとこの映画を思い出すんだろうな」と連日感動の声が届いており、「初見じゃないのに嗚咽するくらい泣いた」と複数回リピートする鑑賞者も現れている。そんな本作から、【映画鑑賞後の視聴推奨!】茉莉(小松菜奈)と和人(坂口健太郎)の抑えられない気持ちが1つになる、“二人の決断”を収めた本編映像が解禁された。20歳で難病となり、もう恋はしないと心に決めた茉莉と、生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人。惹かれ合いながらも距離をとり、別々の道を進んでいた2人だったが、和人が募る想いを茉莉にぶつけることでお互いの気持ちに正直に生きていくことを決断する姿を描いた本映像。本作において、重要かつ観客の感情を大きく揺さぶるシーンとなっている。「つまらない人生かもしれないけど隣には茉莉ちゃんがいる。死にたいって思っていた俺に生きたいって思わせてくれた茉莉ちゃんのために俺は生きる」と茉莉と共に歩む未来を夢だと伝える和人。さらに「一緒にいて下さい」とありったけの想いを言葉にする。限りある命だからと和人への好きという気持ちを抑え、心を閉ざしていた茉莉は、その言葉にこれまで堪えてきた想いが涙となって溢れ出し、幸せを噛み締めるように和人に抱きつく。茉莉は「同窓会なんて行くんじゃなかった」とつぶやくが、その言葉とは裏腹に2人は幸せそうに微笑む。2人がようやく共に生きていく未来を選んだ瞬間を切り取った1シーンとなっている。『余命10年』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年04月01日橋本環奈主演映画『バイオレンスアクション』より、アクションも満載な特報映像と、クール&ポップなティザービジュアルが到着した。日商簿記検定2級合格を目標に、専門学校に通う主人公・ケイ(橋本さん)は、ゆるふわピンクボブにオフショルニットを着こなし、キックボードで商店街を走る普通の学生。…しかし、彼女のバイト先は“殺し屋”だった――。到着した映像では、慣れた手つきで拳銃を操るケイに、ヤクザの会計士・テラノ(杉野遥亮)が見た目とのギャップに撃ち抜かれる場面や、拳銃を撃ちまくり、容赦無く敵を蹴り飛ばし、アクロバティックに宙を舞いながら銃撃する衝撃映像が続く。さらに、最狂の殺し屋・みちたかくん(城田優)とハイスピードな格闘を繰り広げるシーンも登場。そんなケイの過激な日常に、彼女に恋する同級生・渡辺(鈴鹿央士)も驚愕。一方、バイトの依頼先まで送り迎えをする運転手・ヅラさん(岡村隆史)のカツラを奪い、ポンポン遊び笑う可愛らしいシーンも映し出されている。また、ド派手なピンクが目を引くティザービジュアルも完成。ハートスコープの照準の中で、銃を構えて風船ガムを膨らませるケイ。「バイトで殺し屋、やってます」のコピーの通り、専門学生が学校終わりに殺し屋としてバイトをする姿が切り取られた。『バイオレンスアクション』は8月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:バイオレンスアクション 2022年8月19日より全国にて公開©️浅井蓮次・沢田新・小学館/『バイオレンスアクション』製作委員会
2022年04月01日CLAMPの人気漫画を、神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗(SixTONES)、玉城ティナらが出演し実写化する蜷川実花監督最新作『ホリック xxxHOLiC』より、神木さん演じる四月一日が割烹着姿で登場する場面写真が公開された。アヤカシが視えることで孤独に生きてきた高校生・四月一日は、普通の生活を送りたいという願いを叶えるため、対価と引き換えにどんな願いも叶えてくれる【ミセ】の女主人・侑子(柴咲さん)の提案で、家政夫として働き始める。そこで侑子やマル(DAOKO)モロ(モトーラ世理奈)と暮らしながら、自身の願いを叶えるための対価“一番大切なもの”を探し続ける。今回到着した場面写真は、そんな家政夫として働く四月一日の微笑ましい割烹着姿が写し出されている。首元にベージュの刺繍が施されたオシャレな割烹着と三角巾を身に着け、お盆やはたきを手にしたり、マルとモロと雑巾がけをしたり、日常が切り取られている。一切、家事をしない住人たちに代わり、慣れた手つきで家事全般をこなす四月一日が、最も得意とするのが料理。劇中に登場する食事シーンは、思わず食欲を搔き立てられること間違いなし。侑子のために、好物の甘い卵焼きや二日酔いに効くお味噌汁を作ったり、その日食べたい物のリクエストを聞いたり、細やかな配慮をみせている。『ホリック xxxHOLiC』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年04月01日安田顕、山田裕貴を主演に迎えた映画『ハザードランプ』の製作委員会が、4月15日(金)からの劇場公開を中止することを発表した。製作委員会からの書面ではまず、「この度は、映画監督の榊英雄氏に関する報道について、被害に遭われた皆様、心を痛められている全ての皆様に心からのお見舞いを申しあげます」との言葉から始まり、「過日、発表させていただきました通り、榊氏が監督を務めた映画「ハザードランプ」の製作委員会は、制作にかかわった多くの関係者の尽力に報いるためにも本作を公開したいという方針のもと、作品に携わった方々へのヒアリングおよび協議を継続して行ってまいりました」と説明。榊氏による女性への性加害の告発および報道を受け、榊氏が監督する映画『蜜月』が公開中止となった際は当初、本作は公開の予定だったことに触れながらも、「総意形成に至らなかったため、映画「ハザードランプ」 の 4月15日(金)の公開を中止とする決定をいたしました」と発表、「関わったキャストやスタッフをはじめとする関係者、および制作にご協力いただいた皆様、そして映画の公開を望んでくださっているお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申しあげます」と謝罪した。本作は映画『アリーキャット』監督・脚本コンビである榊氏と清水匡がタッグを組んだ完全オリジナルストーリー。代行ドライバーとして働く主人公・須貝を、演劇ユニット「TEAM NACS」メンバーで映画・ドラマ・舞台など数々の話題作に出演、硬派な役から個性的な役まで幅広く演じることに定評のある安田顕。代行ドライバーの相棒として一晩を共に過ごす刈谷役を、『余命10年』『東京リベンジャーズ』など多数の作品に引っ張りだこの山田裕貴が演じ、松本若菜、中村中、阿部純子らが出演していた。なお、前売券購入者を対象に払い戻しを実施。詳細については、 『ハザードランプ』公式ホームページを確認してほしい。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハザードランプ 公開中止©2022「ハザードランプ」製作委員会
2022年03月31日木竜麻生と藤原季節という期待の若手俳優を起用し、「俺のスカート、どこ行った?」「きれいのくに」などの映像作品の脚本も手掛ける演出家・脚本家の加藤拓也が監督デビューを果たした映画『わたし達はおとな』。この度、1シーン1カットによる斬新な予告が解禁となった。物語の主人公はデザイン学科に通う大学生の優実(木竜麻生)。ある日、演劇サークルに入っている知人から公演のチラシを作って欲しいと頼まれ、そのサークルの演出を手掛ける直哉(藤原季節)と出会う。初めはサークル活動の関わりだけだったが、やがて直哉が優実の家へ頻繁に出入りするように。半同棲状態となり、言えないことがつもりつもったある日、バイトを終えて帰ってきた直哉に、優実は「怒らないで欲しい」と言いながら使用済みの妊娠検査薬を渡す。表面上の祝福をする直哉に対し、「話し合いたい…」と口にした優実。そしてここから、ふたりのクライマックスが始まっていく。「私達の生活を非日常で俯瞰して体験する、そんなことがテーマの映画です」と加藤監督が明かす本作は、撮影時“覗いている感”に最もこだわる形で撮影された。主人公の優実とその恋人の直哉、2人の男女の日常を覗き見しているかのような圧倒的リアリティを追求し、緊張感と切迫感、狂おしいまでの人間らしさや感情のグラデーションが生々しく突き刺さる、これまでにない恋愛映画となっている。今回解禁となった予告映像では、優実と直哉のある日の出来事を映した1シーン1カットが丸々使用されている。2人で出かけていた先で、急な体調不良をおこした優実。先輩が手掛けた舞台を観ている最中というタイミングの体調不良に苛立っていた直哉は、自宅に戻っても、休む優実のことを考えずに1人で勝手に夕食を済ませてしまっていた。いつも直哉の帰り時間にあわせて夕食を作り、一緒に食事をとっていた優実にとっては納得がいかないものの、衝突を避けて口をつぐんでいたのだが…。まさに彼らの生活を覗き見ているかのような生々しさを感じさせるシーンとなっており、2人の目線や仕草、会話の流れ、絶妙な息遣い、彼らの一挙手一投足に注目し、妙に目が離せなくなる不思議な感覚――。そんな1シーン1カットを、包み隠さず全部丸ごと使用した斬新な予告映像が到着した。一方で、併せて解禁となったポスタービジュアルでは、優実と直哉の2人が穏やかにじゃれ合う様子が切り取られており、予告映像に映し出される緊迫感とは裏腹に、幸せそうな2人の雰囲気も感じさせる仕上がりとなっている。『わたし達はおとな』は6月10日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:わたし達はおとな 2022年6月10日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2022「わたし達はおとな」製作委員会
2022年03月31日司馬遼太郎の「峠」を映画化した、役所広司主演『峠 最後のサムライ』の新公開日が6月17日(金)に決定。新ビジュアルも到着した。当初、2020年9月に公開予定だった本作は3回の公開延期を経て、ついに公開が決定。いち早く作品を鑑賞したマスコミ・業界関係者からは、全編に渡り35mmフィルムで撮影された映像美と、日本映画界に連綿と受け継がれてきた時代劇を形作る、多様な技術が創出したリアリティ溢れる作品スケール、そして豪華俳優陣が紡ぎ上げた深く、熱い人間ドラマに、その年を代表する一本との呼び声も高かった。今回、新公開日発表と合わせて、メインビジュアルも一新され、まるで未来を見据えるかのごとく、まっすぐな眼差しを向ける河井継之助(役所さん)の表情が印象的。新コピーも相まって、より本作の“力強さ”にフォーカスしたデザインとなっており、武士としての使命とたぎる心を武器に、5万人の軍勢に対してたった690人の仲間と共に立ち向かった“最後のサムライ”継之助の不退転の覚悟と、その先に描かれる熱き人間ドラマが感じ取れる。『峠 最後のサムライ』は6月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:峠 最後のサムライ 2022年6月17日より全国にて公開©2020「峠 最後のサムライ」製作委員会
2022年03月31日岸井ゆきの主演映画『やがて海へと届く』より、浜辺美波演じる主人公の親友・すみれが撮影した特別映像と、すみれの写真が公開された。主人公・真奈(岸井さん)は、自由奔放でミステリアスなすみれと出会い、親友になるが、すみれは一人旅に出たまま、いなくなってしまう――。到着した映像は、すみれがビデオカメラを回し、様々な場所を撮影した、本編でも使用されていない特別映像。ひとり旅と歩くことが大好きなすみれが、旅先での景色をカメラに収めており、道端の猫、海の中にはだしで入ってみたり、電車に乗って景色を堪能したりと、すみれの見ていた映像を共有することができる。猫に話しかけたり、独り言を言ったり、楽しそうに旅をしている様子が垣間見え、ミステリアスな彼女の新しい一面を覗くこともできる。また、映像と合わせて公開された写真では、すみれが劇中で様々な髪型に変化する様子が切り取られている。真奈と出会った頃はロングヘア、大学生時代は肩にかかるくらいのボブヘアにメッシュが入り、さらにはショートヘア姿も到着した。『やがて海へと届く』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:やがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2022年03月31日二宮和也主演、ポンコツ同士の運命の出会いが弾ける冒険エンタメ超大作『TANG タング』。この度、満島ひかり、奈緒、京本大我(SixTONES)ら本作に出演する新たなキャストが発表。特報映像も公開された。今回発表されたのは、ゲーム三昧で妻に捨てられたダメ男・春日井健(二宮さん)と、突然現れた記憶の無い迷子のロボット“タング”という、ポンコツコンビの大冒険を彩る第2弾キャスト6名。健の妻でバリバリ働く弁護士の絵美を演じるのは、ヒロイン役で出演する春ドラマ「未来への10カウント」の放送も控える満島さん。初共演で夫婦を演じる2人の掛け合いも見どころだ。中国在住のロボット歴史学者で、ネットで見かけたタングに強い興味を示し、健とタングに出会う大槻凛役を、「あなたの番です」「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」『余命10年』などに出演する奈緒さん。大企業アトビットシステムズ社の社員で、とても博学でロボットやAIに詳しいが、めちゃくちゃクセが強い林原信二役を、ミュージカル出演が注目を集め、『映画少年たち』や『忍ジャニ参上!未来への戦い』でグループメンバーと映画出演しているものの、単独での映画本格出演は本作が初めてとなる京本さんが演じる。「まるでのび太君としずかちゃんみたいな夫婦を演じました」と明かす満島さんは、「かつての怪獣映画を撮影しているかのような、懐かしい気持ちになりました」と撮影をふり返る。また、奈緒さんは「初めての中国語のセリフやアクションシーンは緊張しました」とコメント。京本さんは、演じる林原は超がつくほどナルシストというキャラクターということで「撮影前から独特な決めポーズやしぐさを何パターンも研究して演技に取り入れています」と見どころを語っている。そのほか、健とタングの行動を監視する加藤飛鳥役で小手伸也、健と絵美をそっと見守る健の姉・桜子役で市川実日子、行方知れずになっているロボット工学の第一人者・馬場昌彦博士役で武田鉄矢が出演する。今回到着した映像では、草原で健がポンコツロボットを見つける、2人の初めての出会いからスタート。新たに発表されたキャストたちも登場し、壮大な冒険を予見させる映像だ。<第2弾キャストコメント>満島ひかりのびのびと柔らかく面白い二宮さんの存在と、楽しそうに映画を撮っていて朗らかな三木監督のいる現場で、まるでのび太君としずかちゃんみたいな夫婦を演じました。タング(ロボット)の出てくる新しい時代の話なのに、かつての怪獣映画を撮影しているかのような、懐かしい気持ちになりました。どんな作品になっているのか想像がつかないですが、きっと温かく可愛らしい、二宮さんとタングの冒険映画になっているのだと思います。ポンコツロボットのタング君、人気者になるといいな。小手伸也三木監督とは、実は大学の演劇サークルの同期で彼の世界観に僕のキャラがそぐわなかったのか、暫く疎遠だったんですが(笑)今回、初めて商業映画で一緒に仕事が出来てとても嬉しかったです。僕たちも、家庭を持って子供が出来て、改めて子供を育てることや親の葛藤などを描ける年齢になったのかと染み染み思いました。『TANG タング』は、ひとりのロボットと、二宮さん演じるひとりの大人が出逢いそれぞれの形で成長していく、家族のドラマです。ご家族で劇場にいらして頂けたら嬉しいです。奈緒初めての中国語のセリフやアクションシーンは緊張しましたが、二宮さんが励ましてくださって、頑張ることができました!タングと一緒の撮影は本当に新鮮で、とにかくタングが可愛くて。撮影中も「おはよう、タング!」って声をかけて、ずっと話しかけたりしていました。近い未来に起こりうる、夢がたくさん詰まった優しいお話。それが『TANG タング』です。そしてタングがきっと、今の私たちに大切なことを教えてくれると思います。ぜひ、劇場で楽しんでください。京本大我これまでたくさんの作品で二宮くんのお芝居を拝見していましたがこの作品で共演して生のお芝居を見せて頂き、鳥肌が立つような緊張感でした。今後お芝居をしていく中で、きっとこの経験がすごく生きてくるだろうと思っています。僕が演じた林原は超がつくくらいナルシストなキャラクターなので、撮影前から独特な決めポーズやしぐさを何パターンも研究して演技に取り入れています。そんなところもご覧になって頂ければ嬉しいです。公開をお楽しみに!市川実日子健と絵美夫婦を、そっと…時に強めに見守る健の姉、桜子役で参加しました。脚本を読んだ時、ロボットとひとの友情という可愛らしいお話の中に、ドキッとするメッセージが潜んでいるようにも思えました。そして、キャストのお名前を聞いた時のなんだかワクワクする意外性から、このチームが乗ろうとしている風のようなものがふっと見えた気がしました。公開を楽しみにしていただけたらうれしいです。武田鉄矢人間の生活にロボットが入ってくる、そんな未来の物語。すでに社会の中にロボットはたくさんいて、もはやそれは単なる機械ではない時代。私たちがロボットに求めるものは、もうテクノロジーだけではないのでしょう。「ロボットが友人になりうる可能性」。それこそがこの作品のテーマであり、そこに向かってロボットを作っていく時代なのではないでしょうか。『TANG タング』は、日本人の感性でロボットにヒューマニズムを込めた作品です。ぜひ劇場に足を運んで頂ければ幸いです。『TANG タング』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:TANG タング 2022年8月11日より全国にて公開Based on A ROBOT IN THE GARDEN by Deborah Install Copyright © 2015 by Deborah Install Licensed by Deborah Install c/o Andrew Nurnberg Associates, London through Tuttle-Mori Agency, Inc. , Tokyo ©2022映画「 TANG 」製作 委員会
2022年03月31日公開から4週目を迎え、累計動員数160万人、興行収入は20億円を突破する大ヒットとなっている小松菜奈&坂口健太郎W主演映画『余命10年』。映画公式Instagramにて、ここでしか見られない映像が公開された。劇中では、小松さん演じる茉莉が、ビデオカメラで日常を記録しており、そのビデオカメラの映像も映し出される。鑑賞者からは「茉莉が日々の思い出を撮り続けるビデオカメラの演出が印象的」、「茉莉ちゃんのビデオカメラに収まっていた大切な思い出の数々を一つ一つ見せてもらっているように感じました」といった感想が寄せられ、ひと際印象的に描かれている。そんなビデオカメラの映像は、実際に小松さんがカメラを持って撮影しており、小松さんは「撮影する時、本編の撮影カメラが現場からなくなって、茉莉のハンディカメラのみになるんです。『これが本編に使われるんで』って藤井監督に言われて、急にプレッシャーを感じました(笑)。茉莉の視点を感じてもらえたら良いなと撮影しました」とふり返っている。そして今回Instagramにて公開されたのは、坂口さん演じる和人と歩いた桜並木や、タケル(山田裕貴)や沙苗(奈緒)と楽しんだお花見など、茉莉が和人や友人、家族と過ごした愛おしい10年間が凝縮されている、本編未収録映像も含むビデオカメラの映像。本作を鑑賞した人も、未鑑賞の人も要チェックな、Instagramでしか見ることのできない必見のコンテンツとなっている。『余命10年』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年03月30日企画・脚本:庵野秀明×樋口真嗣監督がタッグを組んだウルトラマン55周年記念作品『シン・ウルトラマン』の場面写真が到着し、長澤まさみや西島秀俊ら登場人物の名前&専門分野も明らかになった。斎藤工が、主人公の“ウルトラマンになる男・神永新二”。その相棒役に長澤まさみ。西島秀俊が重要な役どころを演じ、彼らと同じく様々な脅威に立ち向かう組織のメンバーとして、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、早見あかり、田中哲司。そのほか、物語の鍵を握る役どころで山本耕史、岩松了、嶋田久作、益岡徹、長塚圭史、山崎一、和田聰宏が出演している本作。今回到着したのは、ベーターカプセルを掲げる神永や、緊迫した状況を感じさせるカット、特報映像に登場したウルトラマン、巨大不明生物・ガボラやネロンガなどが写し出された最新場面写真。さらに、巨大不明生物による災害対策を主として設立された防災庁の専従組織の名前が、通称【禍特対(カトクタイ)】であることも判明。そのメンバーとして、作戦立案担当官を神永が務めるほか、長澤さんが分析官・浅見弘子、有岡さんが非粒子物理学者・滝明久、早見さんが汎用生物学者・船縁由美、そして西島さんが班長・田村君男を演じ、所属していることが明らかになった。『シン・ウルトラマン』は5月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・ウルトラマン 2022年5月13日より全国東宝系にて公開Ⓒ2021「シン・ウルトラマン」製作委員会©️円谷プロ
2022年03月30日CLAMPの伝説的大ヒットコミックを原作とした映画『ホリック xxxHOLiC』より、柴咲コウ演じる不思議な【ミセ】の女主人・侑子の衣装にフォーカスをあてた写真が一挙に公開された。人の心の闇に寄り憑くアヤカシが視えることで、孤独に生きてきた高校生・四月一日(神木隆之介)が、対価と引き換えにどんな願いも叶えてくれる【ミセ】に迷い込み、出会うのが侑子。彼女は、“同じ服を二度と着ない”というキャラクターで、劇中では16着もの衣装を披露。華やかな緑の打掛に、幅広の帯を合わせた花魁風コーデでは、大きく結われた盛り髪には、蝶や花が彩られた金色の簪が。また、リボンのように結われた髪型が印象的なカットは、赤い牡丹の柄や大胆に見せた肩がポイントとなっている着物風ドレス。妖艶で気品溢れる、様々な生地が幾重にも重なってできた深紅のドレス。一方、花を模した繊細なカチューシャに合わせたリボンや、花柄の白いワンピースという、可愛らしさもある衣装も登場。ほかにも、エキゾチックなオレンジワンピース、ベールで顔を隠したアラビアン風コーデ、透け感のあるシフォン生地の袖と大ぶりのアクセサリーが神秘さを醸し出すコーデなど、豪華絢爛な衣装がずらり。柴咲さんはそんな衣装について「日が変わると衣装も変わる、毎回毎回、ファッションショーのような気分で楽しませてもらいました」とふり返り、「ほんとに一瞬しか映らない衣装もあって、特に縁側でお酒を飲んでいるシーンの衣装が気に入っています。目の前にキラキラした装飾のある衣装で、見るものすべてがキラキラしていました」と好きな衣装も明かしている。さらに本作は、藤棚や蓮の花が咲き乱れる美しい【ミセ】のセットや美術、小道具など、細部に至るまでこだわりをもって作られている。特に、侑子の煙筒は、特注で制作されている。『ホリック xxxHOLiC』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年03月30日先日行われた第94回アカデミー賞にて国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』の監督、濱口竜介の作品を特別上映する企画「濱口竜介監督作品ミニシアター合同特別上映ウィーク」の開催が決定した。今回の上映企画では、初期の代表作『PASSION』(’08)をユーロスペース、コアな濱口監督作品ファンを生み出した『親密さ』(’12)はポレポレ東中野、5時間半という長尺にも関わらず、大ヒットした『ハッピーアワー』(’15)はシアター・イメージフォーラムにて上映。3作品が再び聖地に凱旋することになる。なお、話題作『ドライブ・マイ・カー』は、人気作家・村上春樹の短編小説「女のいない男たち」(文春文庫刊)に所収されている1篇の映画化。西島秀俊、三浦透子、霧島れいか、岡田将生らが出演。同作は現在、各劇場にて再上映が順次行われている。「濱口竜介監督作品ミニシアター合同特別上映ウィーク」は4月2日(土)よりユーロスペース、ポレポレ東中野、シアター・イメージフォーラムにて開催。(cinemacafe.net)
2022年03月30日内田英治監督がYouTubeで目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏から着想を得た、オリジナル脚本で描かれる爽快なヒューマンドラマ『異動辞令は音楽隊!』より、特報映像とティザービジュアルが公開された。阿部寛主演で贈る本作は、コンプライアンスを問われるこの時代に、犯人検挙には手段を選ばない警部補・成瀬司の行き過ぎた捜査の結果、最前線の刑事から広報課内の音楽隊への異動辞令という青天の霹靂から始まる物語。映像初解禁となる特報映像では、30年間現場一筋の鬼刑事・成瀬司(阿部さん)のコンプライアンスを無視した過激な捜査、同僚刑事の胸ぐらに掴みかかる気性の荒さがたたり、突然、異動が言い渡されるところからスタート。しかしそこにいたのは、覇気のない音楽隊員たち。そして、成瀬に命じられたのは、打楽器。いままでと違う環境で、完全に場違いな成瀬のどうにも腑に落ちていない表情が、どこか可笑しくも、これから迎えるであろう人生の大転換に、大きく物語が動き出す予感を感じさせる。映像では、音楽隊の同僚となるトランペット奏者・来島春子(清野菜名)、捜査一課の部下である若手刑事・坂本祥太(磯村勇斗)、サックス奏者・北村裕司(高杉真宙)らの姿も映し出されている。さらに、成瀬が私服刑事姿のコワモテな風貌でドラムスティックを握るティザービジュアルも合わせて公開された。『異動辞令は音楽隊!』は8月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:異動辞令は音楽隊! 2022年8月26日より全国にて公開©2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2022年03月30日鈴木拡樹、荒牧慶彦、和田雅成らが出演する『映画刀剣乱舞』第2弾、『映画刀剣乱舞-黎明-』の製作が決定した。名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案にした本作。初の実写映画化となった前作『映画刀剣乱舞-継承-』(’19)は、中規模公開ながらも多くの熱いファンに支えられ、興行収入9.4億円のヒットを記録した。それから約3年をかけて温められてきた第2弾の製作が正式に決定し、4月よりクランクイン。引き続き、耶雲哉治監督がメガホンをとり、三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切国広役の荒牧慶彦ら主要キャストが続投。新たに新キャストも決定している。鈴木さんは「さまざまなメディアミックスで展開し、それぞれの本丸の物語を届け続けている刀剣乱舞。今作はその中でも意外な展開の物語になります。わくわくしながらお待ち頂きたいですね。また『映画刀剣乱舞』の魅力のひとつの大迫力の殺陣シーンも力を入れてお届けします。どの刀剣男士が共闘するのかも注目して頂きたいと思います」とファンへ呼びかけ、荒牧さんも「今はまだ脚本を読んだ段階ですが、前作とはまた違う惹き込まれるお話となっています。そこに山姥切国広がどう絡んでどう活躍するのか。この脚本が一本の映画として出来上がったとき、どういうものになるのか。お客様の反応が今から楽しみです。ぜひお楽しみに」とメッセージを寄せている。耶雲監督は「色々ありましたが関係者の熱い念いと執念が結実し、ついに映画刀剣乱舞第二弾が動き出すことになりました。そして刀剣男士のキャストも鈴木拡樹と荒牧慶彦を中心とした最高の布陣で出陣することとなりました。前作同様、監督を仰せつかり武者震いが止まりません。チーム一丸死力を尽くし千年先の世にも残る作品を目指したいと思っております」と心境を明かしている。『映画刀剣乱舞-黎明-』は2023年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:映画刀剣乱舞-継承- 2019年1月18日より全国にて公開©2019「映画刀剣乱舞」製作委員会 ©2015-2019 DMM GAMES/Nitroplus映画刀剣乱舞-黎明- 2023年公開予定©2023 「映画刀剣乱舞」製作委員会/NITRO PLUS・EXNOA LLC
2022年03月29日田中圭が、女子高生に殺されたいがために高校教師になった男を演じる主演映画『女子高生に殺されたい』より、本編映像が公開された。今回到着した映像は、田中さん扮する日本史教師・東山春人が、始業式で着任の挨拶をしているシーン。登場早々に色めき立つ女子生徒たちの中で、引っ込み思案でどこか影のある真帆(南沙良)、男子ウケ抜群の快活な京子(莉子)、強くなりたい一心でひたむきに柔道の稽古に打ち込む愛佳(茅島みずき)が映し出される。一方で、対人関係が苦手なあおい(河合優実)が、保健室のベッドの上で何かを予見し、怯える姿も…。春人が実行しようとしている完全犯罪の4人の登場人物が揃い、“自分”殺害計画がスタートしようとしている。どこにでもある挨拶風景だが…『女子高生に殺されたい』は4月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:女子高生に殺されたい 2022年4月1日より全国にて公開©2022 日活
2022年03月29日主演・松山ケンイチ、ヒロイン・長澤まさみが初共演する映画『ロストケア』の公開が決定。連続殺人犯と検事が対峙し、なぜ彼が殺人を犯したのかに迫る、真の正義とは、本当の幸せとは、を深く考えさせられる慟哭のヒューマンサスペンスとなっている。早朝の民家で老人と介護士の死体が発見された。捜査線上に浮かんだのは、死んだ介護士と同じ訪問介護センターに勤める斯波宗典。彼は、献身的な介護士として介護家族に慕われる心優しい青年だった。検事の大友秀美は、斯波が務める訪問介護センターで老人の死亡率が異常に高いことを突き止める。この介護センターでいったい何が起きているのか?大友は真実を明らかにするべく、斯波と対峙。「私は救いました」。斯波は、自分がしたことは「殺人」ではなく「救い」だと主張する――。本作は、葉真中顕の同名デビュー小説の映像化。第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、審査員・綾辻行人に「掛け値なしの傑作である。」と言わしめた。松山ケンイチが演じるのは、主人公の心優しい介護士・斯波宗典。長澤まさみが、彼と対峙する検事・大友秀美を演じ、初共演を果たす。撮影を終え、松山さんは「これから生きていくうえで大事にしなければならないものや、若い人たちに伝えるべきことが沢山詰まっている作品」と本作について語り、自分のこととして考え悩みながら演じたとふり返り「自分が出せる答えを見つけ、監督、スタッフさん、長澤さんと一緒に納得がいく作品が作り上げられたのではないかと思っております」と自信を見せている。長澤さんも「私が演じた『検事』は最初から最後まで正しいとはなにかを、悩み、心が揺れ動く役でした。私自身の迷いや心の揺れと、秀美の感情が良い方向にリンクし、良い演技ができました」と話し、「この映画の『伝えたいこと』を、多くの皆さんに受け取って頂きたい」とコメントしている。監督・脚本は、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『老後の資金がありません!』『そして、バトンは渡された』などを手掛け、独自の視点で社会派題材を入れ込みつつ、登場人物たちを魅力的に輝かせることでエンターテインメント作品に仕上げる、特異な演出力に定評がある前田哲。監督と共に、「砂の器」『四月は君の嘘』などを担当したヒューマンドラマの名手・龍居由佳里も脚本を務めた。また本作は、監督と松山さん、プロデューサーが長年温めてきた思い入れのある作品。脚本開発時から監督と松山さんは幾度も話し合いを重ね、脚本が完成したという。『ロストケア』は2023年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2022年03月29日西島秀俊主演、村上春樹の短編を映画化した濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』が、第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞。授賞式を終えたばかりの濱口監督や西島さん、岡田将生、霧島れいかが日本メディア向けの共同記者会見に出席し、喜びをコメント。合わせて、授賞式にはスケジュールの都合により参加できなかった三浦透子からもコメントが到着した。まず、率直な感想を聞かれた濱口監督は、「ありがとうございます!嬉しいです!ノミネートされることだけでも本当にすごいことだと思っていたので、こうして受賞ができるとは本当に思っていなかった。ありがたいことだと思っています」と感謝。オスカー像を手にした濱口監督は「重いです(笑)。ポン・ジュノ監督が2年前に取ったとき、片手で軽々と持ち上げられていたので、意外と軽いのかなと思っていた。重かったのでびっくりしました」と改めて語った。西島さんは「会場でたくさんの方に『この作品を観た、素晴らしかったよ』と言って頂いて。改めてこの作品が、国や言葉を越えていろんな人の心に深く響いたんだなと会場ですごく感じました。とても幸せです」と明かすと、霧島さんも「素直に心から嬉しい気持ちでいっぱいです。たくさんの方におめでとうと言って頂いて、どれだけたくさんの方の心に届いたのかということが実感できて、本当に、本当に嬉しいです」とコメント。濱口監督も「スティーヴン・スピルバーグ監督から『おめでとう。この映画にふさわしいものだ』と言って頂きました。スピルバーグさん自身もこの映画がとても好きだと言って頂けて、本当にすごい日だなと思いました」と感慨いっぱいの様子。岡田将生「あの場にいれたことがよかった」そして岡田さんは「あの場にいれたことがよかったなと思いますし、『ドライブ・マイ・カー』とタイトルが言われた時にみんなで立ち上がって、みんなで抱きしめあってるその瞬間は一生忘れない出来事なんだろうなと思ってます」とコメント。作品の名前が呼ばれたときのことについては「監督のこの凄い才能がもっともっと世界に広まってほしいなと、いち映画ファンとして思っているので本当に嬉しくて、濱口監督おめでとうございますという気持ちでいっぱい」と西島さん。岡田さんは「本当に、こんなことがあるんだなあ、と。素直に体が反応して、心が動いて。皆さんと喜びを分かち合えたのは本当に良かったなと、その瞬間に思いました」と語り、霧島さんも「すごく緊張していたのですが、耳に入ってきた瞬間に感情が素直にわーっと溢れてきて、体も反応してしまいました」と喜びを明かした。「『時間をかける』ということは大事なこと」と監督日本映画が国際長編映画賞(旧称:外国語映画賞)を受賞したのは、2009年開催の第81回、滝田洋二郎監督作『おくりびと』が受賞した以来13年ぶりの快挙となる。日本の映画界にとって本作が今後どんなものになるか、という質問に「それは、今後の皆さんが決めてくださればいいなと思っています。ただ、プロデューサーの方たちの尽力のおかげあって準備にとても時間をかけることができたのはとても貴重なことだったと思っています」と濱口監督。「いわゆる商業映画というものを作って2本目ですが、みなさんが準備の大切さというものを理解して作ってくださったということは感じていて、準備に時間をかけたことによってこういう結果が得られているということは言いたいですし、参考にしてやってみたいという方がいてくれたらそれはすごくありがたいと思います」と言う。「この『時間をかける』ということは大事なことで、その意志さえあれば、急き立てられるように仕事をすることもないし、お互いをリスペクトするような環境も生まれやすいと思う。これは映画界だけに限らないことで、『このことに価値があるんじゃないか』と思うことを時間をかけてやる、ということができたら、それは今より少し幸せなことなんじゃないか。そういう実例だと思っている」と監督は思いを明かした。三浦透子「スピーチ届きました。胸がいっぱいです」国際長編映画賞の受賞、本当におめでとうございます! 皆さんの姿、とてもかっこよかったです。『ドライブ・マイ・カー』という作品に関われたこと、誇りに思います。改めて、この作品から頂いた全ての出会いと経験に、心から感謝申し上げます。濱口さん、スピーチ届きました。胸がいっぱいです。なお、本作は国内外の賞レースの盛り上がりに合わせ、日本国内でも8月20日の公開から7か月が過ぎた今も、各地でロングラン上映が続いている。公開館数は115館からスタートし、今後公開が決定している上映館も含め、3月28日現在で総計405館の劇場で上映されており、興行収入は3月27日時点で8億8893万50円となった。そして芸術分野の優れた活動を顕彰する、第72回芸術選奨文部科学大臣賞に濱口監督が選出。文化庁長官表彰(国際芸術部門)に、芸術各分野において国際的に活躍し、特に顕著な成果をあげた個人として西島さんと濱口監督の両名が決定している。『ドライブ・マイ・カー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2022年03月28日「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」(辺見じゅん著/文春文庫刊)を原作に、シベリア抑留の過酷な状況でも希望を失わずに生きた日本人を描いた二宮和也主演の瀬々敬久監督作『ラーゲリより愛を込めて』より、スーパーティザー映像とビジュアルが解禁された。第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となった。あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下においても、ただ一人、生きることへの希望を捨てなかった人物。それが本作の主人公、山本幡男<やまもと はたお>である。ラーゲリでの劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人捕虜同士の諍いも絶えない中、山本は生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続けた。自身もラーゲリに身を置き、わずかな食糧で過酷な労働を強いられていたが、仲間想いの行動とその力強い信念で多くの捕虜たちの心に希望の火を灯した。そんな山本幡男の壮絶な半生を、高い演技力で国内外から定評のある二宮さんが演じる本作より、本編映像が初解禁となった。実在した山本幡男を演じるために、二宮さんは頭を坊主にして無精髭を生やし、山本のトレードマークである丸眼鏡をかけて撮影に臨んだ。劇中では十分な食事を与えられず、瘦せ細った捕虜役を演じるため、瀬々監督からの要望に応え大幅に体重を落としてからクランクイン。「山本は、自分の想いに蓋をしてしまった仲間に対し心の底にあるはずの願いに、気づかせてあげられる人」と語る二宮さん。猛烈な吹雪が舞う厳冬のシベリアで過酷な労働に耐えながらも、仲間に微笑みかけ、“生きるのをやめないでください” “帰国(ダモイ)の日は、来ます”と力強くうなずき、その表情から人々に希望を与え続けていた山本の優しさと強さを感じる映像となっている。さらに、併せて解禁となったスーパーティザービジュアルでは、列車の中から雪の舞うシベリアの空を眺める山本が写し出されている。捕虜の身で何処へ連行されるかも分からない絶望的な状況でも、帰国(ダモイ)を信じ、遠く離れた日本にいる家族に思いを馳せる姿が切り取られている。『ラーゲリより愛を込めて』は2022年冬、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラーゲリより愛を込めて 2022年冬、全国東宝系にて公開予定ⓒ2022『ラーゲリより愛を込めて』製作委員会 ⓒ1989清水香子
2022年03月28日『舞妓 Haaaan!!!』『謝罪の王様』などの阿部サダヲと水田伸生監督が4度目のタッグで贈る最新作『アイ・アム まきもと』より新キャストが発表され、コメントが到着した。本作は、阿部サダヲ演じる市役所の「おみおくり係」のちょっと迷惑な男“牧本”が、騒動を巻き起こし周囲の人々に影響を与えていく“迷惑系”ヒューマンストーリー。この度解禁となったのは、そんな牧本の“迷惑”に振り回される超豪華な追加キャスト。ある日、疎遠になった父の死を知らされ、執拗に牧本から葬儀への参列を迫られる津森塔子役に満島ひかり、牧本の向かいの家に住み、牧本に負けないほどのちょっと迷惑な男・蕪木役に宇崎竜童、全く空気の読めない牧本に本作内で最も迷惑を被っている刑事・神代役に松下洸平、牧本の迷惑に振り回されながらもその行動に理解を示す葬儀屋・下林役にでんでん、蕪木の強烈な迷惑エピソードを持つ、食品工場で働いていた蕪木の元同僚・平光役に松尾スズキ、牧本を取り締まるために県庁から派遣され、度重なる迷惑行為に目を光らせる新任の市民福祉局局長・小野口役に坪倉由幸(我が家)、と存在感あるキャスト陣が脇を固める。さらに、蕪木の迷惑に翻弄されながらもその武骨さに惹かれていた、いまは漁港で居酒屋を営む蕪木の元恋人・今江みはる役に宮沢りえ、蕪木の元同僚だったが“その迷惑に救われた”という謎の過去を持つ槍田役に國村隼と、日本映画界屈指の豪華俳優陣が集い、牧本が“まき”起こす迷惑から始まる、人々の繋がり、家族の絆、人生の悲喜こもごもをユーモラスに描く珠玉のヒューマンストーリーを盛り上げる。<キャストコメント>【満島ひかり】舞台の楽屋裏にやって来た水田監督から、「読んでみて」と数十枚の紙の脚本を頂いたのは3年ほど前。初めのページには、水田さんの名前と倉持裕さんの名前が書かれていて、大好きなふたりの名前に、ページを捲る前から満足した気持ちになっていました。私にとってはホームのような水田組で、これまた、いちファンの阿部サダヲさんとの共演ですからもう、感謝の気持ちで参加しました。主人公のマキモトさんは、素晴らしい真っ直ぐさの持ち主で、見ている人をハッ!とさせるところが幾度もあるのでは、と感じます。彼の迷惑さは、人が合理的に生きる為に忘れていたことを気付かせてくれる、そんな迷惑さなんだと、塔子を演じた私は思うのです。【松下洸平】神代役を演じました、松下洸平です。初めての水田監督作品、初めての阿部サダヲさん、僕にとってはどれもこれもが刺激的でワクワクする現場でした。空気の読めない牧本という人物に振り回され、劇中ではゆっくり蕎麦を食う時間さえも奪われておりましたが、なぜか手を差し伸べてしまう不思議な魅力を持った牧本の他人を動かす力の原動は「無垢」である事。しかし彼はそれを武器とはせず、真っ直ぐに見つめる透明な瞳で僕らに語りかけてくれました。その瞳を、是非劇場でご覧下さい。【松尾スズキ】大した迷惑はかけられてないんですが、マキモトというより、大人計画に入った頃の阿部にはだいぶ迷惑かけられました。それも今となってはいい思い出です。映画のマキモトは、ああいう性格だから友達が少なそうですが、阿部はわたしより友達が多そうなのが、なんというか、人生って不公平だなと思うのです。幸せってなんでしょう。マキモトと阿部を見ているとそう考えてしまうのです。【坪倉由幸(我が家)】僕は牧本の上司にあたる小野口という市民福祉局局長を演じさせていただきました。牧本には局長になった初日から局長室にとんでもない物を置かれていたり、車で走り出そうとしたらメチャクチャな止め方をされたり、牧本の事は嫌いではないが小野口としては牧本の言動すべてが理解できない。でも、僕自身としては牧本はとても素敵な人だなぁって思いました。「迷惑な男」で真っ先に思い浮かんだのが僕の相方の杉山。杉山もこういう迷惑のかけ方だったら人に好かれるのかなぁ...なんて思いました。【宮沢りえ】牧本さんには、いわゆる常識が通じません。複雑な女ゴコロを察してもくれません。とても、迷惑でした。でも、そんな強引な牧本さんから思いがけないプレゼントがありました。それは、みはるにとって、もしかしたら人生最高のギフトだった様に感じます。牧本さんが大切だと思う事は、私の大切でありたいと思わせてくれる作品でした。【國村隼】人知れず終わりをむかえたいくつもの人生があり、それを、ひとつ、ひとつと弔う男がいた。そんな主人公、牧本に訪ねてこられ、無理やり亡くなった友人の生きてきた様を語れと迫られる男。私が演じた槍田さんも、また、孤独でかたくなな人生の真っ最中なのに...。ほっといて欲しい、迷惑千万!やさしくも悲しい、嫌なんだけどちょっと嬉しい、そんな気持ちを描いた映画です。『アイ・アム まきもと』は9月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイ・アム まきもと 2022年9月、全国にて公開予定©2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会
2022年03月28日ホラー映画界の巨匠・中田秀夫監督が、ホラー映画初出演となる相葉雅紀を主演に迎え、新時代のホラーエンターテインメント『“それ”がいる森』を製作。この秋、公開されることが決定した。『リング』や『事故物件 恐い間取り』を手掛けた中田監督。今作は、不可解な怪奇現象が多発するという実在の森を舞台に、実際に数々の“それ”を見たという目撃情報をベースに、主人公たちが得体の知れない“それ”に遭遇するという、未知の恐怖を描いていく。中田秀夫監督『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(’14)以来、今回8年ぶりの映画主演作となる相葉さん。主人公・田中淳一を演じる相葉さんは「ホラー映画の巨匠、中田監督の作品に参加させて頂ける事、そして今回初めてのホラー映画にチャレンジする機会を頂けた事を、本当に光栄に思っております」と参加を喜び、「自分なりにこの映画が表現しようとしている『恐怖』と向き合っています。完成を楽しみにして頂けたら嬉しいです」とコメント。中田監督は「今回相葉雅紀さんを主演に迎え、再び『新味溢れるホラーとは?』と自問しながら、撮影を進めています。相葉さんは、現場でこちらが惚れ惚れするほどの『自然体』でありつつ『この場面から主人公本人の自覚がグッと高まるべきですね』と肝になる発言をしてくださり、私としてもとても助けられています。新しい挑戦に貪欲に取り組む彼の姿勢は、この映画のチャレンジと見事に共鳴してくれていると確信しています」と語っている。『“それ”がいる森』は9月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:“それ”がいる森 2022年9月30日より全国にて公開(C)2022「“それ”がいる森」製作委員会
2022年03月28日主演の篠原涼子をはじめ、中村倫也、関水渚、岩田剛典、向井理、高橋克実などオールスターキャストが集結した抱腹絶倒の群像コメディ映画『ウェディング・ハイ』。脚本は芸人、タレントとして活躍するほか、向田邦子賞やギャラクシー賞を受賞するなど脚本家としても才能を発揮するバカリズムで、『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』で数々の賞を受賞し、映画ファンから絶大な支持を集める大九明子がメガホンをとった。そんな本作に隠れた見どころポイントを、大九監督による演出の観点から解説する。▼登場人物全員が好きになる!魅力的なキャラクターたち大九監督作品ではこれまで、自分の周りにもいそうな、どこか鬱陶しいけど憎めない愛すべきキャラクターが多々登場してきた。本作でも、流されやすい新郎(中村倫也)に天真爛漫だけど実はしっかり者の新婦(関水渚)をはじめ、クセ者参列者たちに振り回されながらも、最高の結婚式を贈ろうと奔走するウェディングプランナーの中越(篠原涼子)の姿は思わず応援せずにはいられない。結婚式という身近なテーマだからこそ、新郎新婦、友人、親族どの立場の人が観ても楽しめ、スクリーンに映るキャラクターに自らを投影し感情移入することができる。また、『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』で大九監督と組んできた片桐はいり演じる新婦の恩師は、大九監督の希望で脚本に追加されたキャラクター。監督は「自己実現に忙しい男性たちの中に、毛色の違う女性キャラクターとしての片桐はいりさんの役を書き下ろしてもらいました」と明かし、新婦の幸せを真っ直ぐに願う素敵なキャラクターが誕生した。▼役者のポテンシャルを最大限に引き出す「画面に映るものすべてを面白くしたい」と語る大九監督。事前にカット割りはほとんど決めず、撮影で俳優が面白い芝居をしたら、すかさずそれをカメラに収めていくスタイルをとっている。本作でも、振り切った演技を見せた岩田さんのポテンシャルを引き出しているが、彼が活躍する後半の怒涛の伏線回収でも、やりすぎないギリギリの笑いのバランスを保っている。さらに、関水さん演じる新婦・遥に関しては、街でばったり大輔(前野朋哉/岩田さん演じる元カレ・裕也の親友)と会うシーンで早口で軽やかな嘘をつく関水さんの演技を受け、天真爛漫な中にも芯の強さを持つ新婦のキャラクター像が作られていった。▼結婚礼賛に終わらないウェディング・エンターテインメント監督が「ウェディングという日常の隣にあるようなものが舞台の映画ですから、不用意に観た人を傷つけることがあってはならないと思いました。誰一人として孤独な気持ちで帰ることのないように、という想いを込めて作りました」と語るように、結婚がすべて!と全肯定するわけではなく、“人生にはうまくいかないこともあるけどそれでも良い、大事なのはどんな選択をしたとしても、その人が幸せであること”というメッセージが込められている。また、中越と彰人・遥夫妻が結婚式場で打ち合わせをするシーンでは、同性のカップルが式場の下見をしている姿が映り込み、固定観念にはとらわれない、という監督の想いが随所に散りばめられた映画となっている。『ウェディング・ハイ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウェディング・ハイ 2022年3⽉12⽇より全国にて公開(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
2022年03月27日『淵に立つ』『本気のしるし』などの深田晃司監督最新作『LOVE LIFE』より新キャストが発表されコメントが到着。併せて場面スチールも解禁となった。本作は、矢野顕子の同名楽曲をモチーフにした人間ドラマ。海外から高い評価を得ている深田晃司監督が、「愛」と「人生」に向き合う夫婦の物語を構想期間20年の時を経て完成させた。幸せな人生を手にしたはずのある日、突然悲しい出来事が降りかかる主人公・妙子を木村文乃が演じる。この度解禁となったは、妙子を演じる木村さんの脇を固める新キャスト。妙子の夫、二郎を演じるのは、映画やドラマで活躍する永山絢斗。永山さんは「久しぶりの映画の撮影なので、自分自身ほくほくしている部分もありましたし、朝起きて、ワクワクしている自分が少しいるというか、幸せな現場に携わることが出来たと感じています」と撮影をふり返る。一方、妙子の元夫、パクを演じるのは、ろう者の俳優・手話表現モデルとしても活躍する砂田アトム。砂田さんは「内容は『愛とは何か』そして日本人と韓国人の関係、さらに聞こえる人と聞こえない人との絡みなど、さまざまなものが盛り込まれた映画になっています」とろう者の立場から見た本作の魅力について言及する。二郎の元恋人、山崎を演じるのは、昨年は『モンスターハンター』でハリウッドデビューするなど活躍目覚ましい山崎紘菜。「無意識の領域をお芝居で見つけようと模索した経験は、私にとってとてもかけがえのない財産となりました。今作に、そして監督との出会いにとても感謝しています」と初参加となった深田組への想いを明かしている。また、二郎の母・明恵には『37セカンズ』(’20)の神野三鈴、父・誠には『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(’21)の田口トモロヲと、日本の映画界において欠かせない2人が揃う。神野さんは「脚本を読み終えた時不思議な『救い』を感じました」と、田口さんは「現代社会が生み出して、隠れがちな歪なものであったり、闇であったりというのを、本当に静かにあぶり出す。その毒素もひっくるめて『LOVE LIFE』であると」それぞれ、本作の奥深さを語った。さらに本情報の解禁と併せて、場面スチールが解禁。ひとり息子を囲む妙子(木村文乃)と二郎(永山絢斗)の幸せそうな家族写真、一方、妙子の思い詰めた表情やそれぞれに近づく別の異性の存在。山崎(山崎紘菜)は二郎を引き留めるかのように張り詰めた表情をしており、妙子はパク(砂田アトム)に全てを委ねたように寄り添う。明恵(神野三鈴)と誠(田口トモロヲ)の不幸の前触れとも思しきショットもあり、どこか不穏な空気が漂う場面スチールとなっている。【キャストコメント】永山絢斗(二郎役)深田監督の作品は「淵に立つ」を拝見していたのですが、このお話をいただいた時は、とても嬉しかったです。監督の作品は、一言ではまとめられない監督の色が、どこかしらすごく出ていて、俳優としてもっと早くいろんな作品を見ておけば良かったなと思いました。監督は天使なのか悪魔なのか。まぁ、両方持っているんでしょうけど。宇宙人みたいな人ですよね。探り探り、撮影していました。最近はテレパシーも受け取れるようになってきました。久しぶりの映画の撮影なので、自分自身ほくほくしている部分もありましたし、朝起きて、ワクワクしている自分が少しいるというか、幸せな現場に携わることが出来たと感じています。二郎という役を貫いて、完成した本編に「LOVE LIFE」の音が流れるのを聞くのを楽しみにとっておきたいと思います。砂田アトム(パク役)映画『LOVE LIFE』に出演させていただいてすごく嬉しく思っています。共演した木村文乃さんは本当に素晴らしい方です。木村さんの“目”の表情というのはものすごく伝えてくるものがあって、目の奥から言葉が伝わってくる、そんなことを感じました。内容は「愛とは何か」そして日本人と韓国人の関係、さらに聞こえる人と聞こえない人との絡みなど、さまざまなものが盛り込まれた映画になっています。非常に魅力ある作品ですので、是非皆さまもご覧ください。そして聞こえない人たちの文化、聞こえない人の生活様式、さまざまなものが盛り込まれておりますので、聞こえる人も聞こえない人も、一緒に観ていただけたら非常に嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。山崎紘菜(山崎役)役名が自分の名前と同じ「山崎」で、役柄の設定に自分と重なる部分も多かったので、オーディションの時から山崎理佐という人物にとても親近感を抱いていました。なので出演が決まった時はとても嬉しかったですし、今作との出会いに何か運命的な物を感じました。深田監督は「観客に向けて何かを伝えようとするのではなく、目の前にいる相手に、共演者に伝える事に集中してほしい」とおっしゃられていたので、撮影中はただただその事だけを全うしようと努めていました。「なんでこんな事を言ってしまったのかわからないけど口走ってしまった」というような無意識の領域をお芝居で見つけようと模索した経験は、私にとってとてもかけがえのない財産となりました。今作に、そして監督との出会いにとても感謝しています。私自身、この映画を見終わった後にどんな感情が湧き出てくるのか、全然予想がつきません。全く新しい、自分でも出会ったことのない感情に出会えそうな予感がして、とても楽しみにしています。見てくださった方がどんな感想をお持ちになるのかぜひ知りたいです。神野三鈴(明恵役)初めての深田監督は映画をつくることみんなが尊重し合える状況で映画をつくること。純粋にそれのみに魂が熱く青く燃えているようで、私はとても幸せでした。脚本を読み終えた時不思議な「救い」を感じました。罪を抱え、どうしようもない真っ暗な世界の中で生きる時初めて覗く何かの存在、人生詰んだ、、ではなく、その人生そのものがもしかしたらその人の「人生の個性」なんじゃないか、、そこからが真に与えられた宿題のような、、そんな感覚になりました。何かの存在に名前はつける勇気がまだないけど空を見上げた時にふっと感じました。皆さんと繋がる同じ空に。皆さんそれぞれのLOVE LIFE を感じてくださったら嬉しいです。田口トモロヲ(誠役)現代社会が生み出して、隠れがちな歪なものであったり、闇であったりというのを、本当に静かにあぶり出す。その毒素もひっくるめて「LOVE LIFE」であると。一見静かですけど、生きる人間たちにとっては、ハードコアな気持ちが存在しているんだっていうところの面白さを感じて頂けたら、興味深く、見て頂けるのではないかと思います。映画「LOVE LIFE」見て、感じて、そして考える映画になると思います。『LOVE LIFE』は2022年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LOVE LIFE 2022年秋、全国にて公開予定©2022映画「LOVE LIFE」製作委員会&COMME DES CINEMAS
2022年03月25日小松菜奈と坂口健太郎がW主演、公開から3週目を迎え累計動員数は120万人を突破、興行収入15億円を記録する大ヒットとなっている映画『余命10年』。この度、撮影の舞台裏エピソードやそれぞれの思いが満載の“ネタバレあり”の特別鼎談映像が解禁。監督を務めた藤井道人と小松さん&坂口さんが約1年の撮影をふり返った。冒頭では、茉莉と和人が決断するシーンについて触れている。短い時間の中、撮影を行わなければならなかったため、小松さん、坂口さん、藤井監督含めスタッフは緊張に包まれていたのだそう。しかし、その緊張感は良い作用ももたらしたそうで、小松さんは「お互いの化学反応みたいな、惹きつける何かが生まれたなっていう感覚がすごくあった」と明かし、その日の撮影自体が「濃かった」と坂口さん。また、和人、友人のタケル(山田裕貴)、沙苗(奈緒)と一緒に楽しむ姿が描かれるシーンや、物語の終盤で描かれる茉莉の想像する未来についてのシーンは序盤に撮影したそうで、小松さんはその後、つらいシーンの撮影に進んでいく中で、茉莉として“楽しかった記憶”が鮮明にある分、切なかったと明かしている。そして、和人の表情が印象的なラストシーンについての話へ。現場では小松さんが茉莉として坂口さんの目線の先に立っていたそうで、小松さんは「(坂口さんの)あの顔はモニターで見ても、この映画が素晴らしいものになったんだなっていう確信がすごくあって、そこにぐっときて。すごくいい一枚だなって思いました」とふり返る。坂口さんもまた「映像的には映らないけど、菜奈ちゃんが目線に立ってくれて茉莉がそこにいるのを見るだけで、勝手に和人として正解の顔になれた。すごく美しいシーンだなって思いました」と自信を覗かせた。最後に、もう一度映画を鑑賞しようと思っている観客に向けて、藤井監督は「茉莉ちゃんの心情だったりとか願いだったり、色んなものが込められている、そういう部分を見てもらえたら嬉しいと思います」と語り、坂口さんは「観終わった後に、ひとつひとつのシーンや登場人物たちの表情がポンっと頭の中に輝き続けてくれる作品だと思うので、一度観た方もまた観に来てほしいし、色んな方にこの作品の素晴らしさを伝えてほしいなと思います」と話す。小松さんは「本当に自慢の作品になったと思います。末永く愛し続けてもらえたら一番私たちは幸せだなと思います。是非また何回も観てもらえたら嬉しいです」と、それぞれにメッセージを寄せた。さらに今回の映像の中には、茉莉と和人が結婚式を挙げるシーンも初解禁。幸せそうな2人の表情に感情が揺さぶられるシーンとなっている。『余命10年』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年03月25日大きな反響を呼んだ大ヒットアニメの劇場版『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』より最新予告映像が解禁された。今回解禁された最新予告映像は、小戸川が関与する一連の事件に関わった登場人物たちが、何者かに向かって次々と証言をしていくというもの。登場人物たちが語る証言が意味するものはいったい何なのか?また、本映像には映画にしかない新規映像も含まれている。映像は小戸川が「10月4日の深夜、俺は練馬から上目黒の事務所まで、黒猫を乗せたんだ」と証言するところから始まる。すると突然不吉な音楽に変わるやいなや、大門弟が「お前ら何者だよ!」と怒鳴り散らす。アイドルグループ「ミステリーキッス」のマネージャー・山本も「取材と伺っていたんだが、話が違うな」と怪しみ、ヤバいギャングのヤノも「クソうざい♪嘘くさい♪」とラップ口調で不快感を隠さない。どうやら警察でもない謎の第三者が、取材と称して関係者に事件について聞き取り調査をしているようだ。アイドルの二階堂ルイは神妙な面持ちで「私は殺してない…。神に誓ってもいい」とつぶやいている。先日解禁された新規カットでも思いつめた表情をしていた二階堂ルイ。そんな彼女が語る、どうにも穏やかではない証言の真意とは?そして突然、大量の調査報告書が映し出されたかと思えば、小料理屋の店主・タエ子が「どうなの調査?進んでる?」となにやら謎の第三者と親しげな様子をみせる。誰が、何のために何を調査しているのか。ナースの白川は「いろんな話したよ。小戸川さんの家族が帰って来なくなった話とか」と小戸川について語れば、その小戸川は「生きていくことがどういうことか、ちょっとは知ってたから。悲しくなったんだと思う」と意味深な言葉を語る。そして映像は一台のタクシーが映し出され、「私のこと覚えてない?」と聞く女性の声が。覚えてないと言う小戸川に対し「いいの。もっと大騒ぎされると思ったから」と、女性は答える。衝撃の最終回の“その後”が描かれる本作だが、いったいどんな結末が小戸川を待っているのか。最後にはドブが「事実はそれぞれの心の中にある。1つじゃない」と語る通り、本作はTVシリーズとは全く違った視点で紡がれるストーリーとなっているが、彼らの証言には一体どんな“事実”が隠されているのか…?どこか不穏で、意味深な証言をしていく登場人物たち。ますます謎が深まる予告映像となっている。さらに併せて、本作の劇場グッズ情報も解禁。メインビジュアルが2枚セットになった「クリアファイル2枚セット」や、映画限定イラストverのTシャツ、さらにはお湯を注ぐと絵が現れる不思議なマグカップなど、劇場でしか買えない商品が多数発表された。なおこれらの劇場グッズはアニメOPの演出を手掛けた、アニメーション作家・山田遼志の描き下ろしイラストを使用している。『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ 2022年4⽉1⽇よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開©P.I.C.S. / 映画⼩⼾川交通パートナーズ
2022年03月24日