カゴメは7月22日、野菜・果実ミックスジュースを継続して飲むことで、肌の奥の「隠れジミ」が減少することを、ヒト試験により明らかにしたと発表した。同成果の詳細は8月27日より開催される「日本食品科学工学会大62回大会」にて発表される予定だという。隠れジミは、肌の奥に潜むメラニンで、シミ予備軍とも呼ばれるもの。肌のターンオーバー(新陳代謝)により肌の表面に押し出され排出さるが、ターンオーバーが乱れると、肌の奥に留まってしまうことが知られていた。これまでの研究から、トマトジュースの飲用により隠れジミが改善され、その効果がカロテンの一種であるβ-カロテンによるものである可能性が報告されていた。今回の研究は、トマトジュース以上にβ-カロテンを含有している野菜・果実ミックスジュースにも隠れジミの改善効果があるのかどうかをヒト試験にて確認したもので、継続して飲用した結果、隠れジミが減少することを確認したほか、この効果の有効成分が、β-カロテンやα-カロテンのようなカロテン類であることが示唆されたとしている。なお、β-カロテンはジュースなどに加工することで、吸収性が高まるという。
2015年07月22日今、何かと注目されている「野菜氷」って知っていますか?健康や美容のためにもたっぷり採りたい野菜。でも、火を通して料理するよりももっと簡単に野菜を採れるのが、「野菜氷」なのです!野菜氷とは、野菜をミキサーでくだいてピューレ状にして氷にさせたもの。これは、料理研究科の村上祥子さんが考案したものなんです!村上さんがとくにオススメしている野菜は、たまねぎ氷。血管年齢が若くなり、1日2個のたまねぎ氷で若さと健康を維持する効果が得られるんだとか。糖尿病歴が長く、毎日血糖値を計れる方数名に試験的に食べ続けていただきました。その結果、考案者の私が驚くほど、血糖値が下がり、数値も安定しました。こうして効果が裏づけられ、「たまねぎ氷」が誕生したのです。きっかけは糖尿病でしたが、たまねぎは血圧を下げる、ガンを予防するなど効果は多岐に渡ります。まさに食べる万能薬です。出典:空飛ぶ料理研究科村上祥子のホームページよりその他にも、リコピンがたくさん含まれているトマトや、食物繊維が多いだいこん、腸内環境を整えてくれるしいたけなどなど…何で作っても美味しそうですね。野菜氷なら、夏バテで食欲がないときでも気軽に口に入れる事ができますし、時間がないときもすぐに栄養を採ることができます。つくり方はとっても簡単!●野菜を適当な大きさにカットする●レンジで加熱する●水を加えてミキサーにかける●容器に移して冷凍庫で凍らせるストックが一気に作れて、保存期間が長いのも嬉しいポイントですね。健康にも美容にも良い野菜氷。この夏、試さないわけにはいきません!
2015年07月21日レモンが健康や美容にとてもいいと知ってはいても、毎日の食事に取り入れるとなると、なかなか難しいもの。そのまま絞ってサラダやムニエルなどにかけてもいいのですが、使い切れずに残ってしまうこともしばしば……。そんなときはハチミツ漬けにするのがおすすめ。素朴ながらも手軽にビタミンCなどの栄養を補給できる保存食として重宝します。スライスしてハチミツをかけるだけ!「レモンのハチミツ漬け」の仕込みは、ものの5分もあればできます。レモンは皮ごと漬けてそのまま食べるので、できれば国産無農薬のものを選びましょう。まず、よく洗ったレモンをスライスして種を取り除き、保存容器に並べ入れます。ついでに、この時期に手に入る河内晩柑などの柑橘類も皮をむいて一緒に入れておくと、果実のシロップ漬けも同時にできます。あとは並べたレモンにかぶるくらいの量のハチミツを回しかけ、冷蔵庫に入れて1日待つだけ。ハチミツがちょっと少ない?と感じるくらいの量でも、レモンからたっぷり水分が出てきてちゃんと漬かるので大丈夫です。翌日には酸味が和らいだレモンスライスと、ハチミツとレモン汁がほどよく混ざった美味しいシロップができあがっています。美味しく飲んで食べて栄養補給をハチミツレモンシロップは朝の目覚めの水に少し加えて飲むと、気分がシャンとします。スムージーなどを作るときにミキサーに加えてもいいですね。炭酸水で割ったり、夜はお酒で割って飲んでも美味です。ちょっとお腹が空いた時などにハチミツ漬けにしたレモンスライスを食べると、甘酸っぱさと爽やかな香りにリフレッッシュできます。レモンにたっぷり含まれるビタミンCは一定の量しか体内に蓄積できず、一度にたくさん摂っても流れ出てしまうそうなので、意識してこまめに摂取したいもの。グラノーラ+ヨーグルトにハチミツレモンシロップをかけて朝食やおやつにしたり、ゼリーにしたり。食べ方を自由にアレンジできるのも、レモンのハチミツ漬けの魅力です。ゼリーの作り方(250ml)ハチミツレモンシロップ80mlに水120mlを加え、ゼラチン5gを50mlの熱湯でよく溶かしたものをさらに加えてよく混ぜる。器に注ぎ、粗熱が取れたらハチミツ漬けしたレモンスライスや果実を浮かべ、冷蔵庫で冷やし固める。ハチミツ漬けしたレモンは4〜5日以内に食べ切りたいですが、余ってしまいそうならばフードプロセッサーでペースト状に。そのままヨーグルトに混ぜても、生クリーム&牛乳と混ぜて冷凍庫で固めてアイスにしても美味しく、さっぱりした後味が◎ アイスは小さな紙コップに流し入れ、棒を挿してから固めると食べやすく、ホームパーティ時のデザートに出しても喜ばれそうです。アイスの作り方(小さな紙コップ3個分)ハチミツ漬けしたレモンペースト50mlに、生クリーム40mlを8分立てしたものを加えて混ぜ、さらに牛乳70mlを加えてよく混ぜる。紙コップに注いで棒を挿し、冷凍庫で冷やし固める。レモンには疲労回復効果のあるクエン酸もたっぷり。同様にハチミツにも疲労回復効果、整腸作用、殺菌効果などもあるそうです。気軽に作れて栄養も豊富、おまけに食べやすくてアレンジもいろいろ楽しめる「レモンのハチミツ漬け」。ますます暑さが厳しくなってくるこれからの季節、冷蔵庫に常備しておくと安心ですね。
2015年07月14日汗をかきやすい夏は、水分摂取が欠かせません。でも、間違った飲み物を選んでしまうと夏太りの原因になることも!正しく選んで、暑さを乗り切りたいですね。夏は熱中症対策として定番なのが、スポーツドリンク。軽い酸味があるため、喉が渇いたときにはおいしいですよね。でも、その口当たりとは異なり、主成分となるのは糖分。飲みすぎてしまうと、肥満の原因になりますよ。さらに冷やしすぎたものを飲めば、内臓の冷えを招いてしまい、代謝を低下させる可能性も。夏に良いと思われているスポーツドリンクも、飲み方によっては体に負担をかけてしまうのです。一方で、スポーツドリンクの良いところは、糖分だけでなく、塩分やミネラルを含んでいるところ。どうしても飲みたいときは、常温の水で少し薄めて飲むのがおすすめです。汗とともに失われるのは水分だけでなく、特に塩分が大切だといわれています。鉄分も一緒に汗で流れ出てしまうため、女性は特にミネラルが豊富な飲み物を選びたいところ。ミネラル豊富な硬水も良いのですが、飲みすぎるとお腹がゆるくなる場合もあるので注意が必要です。そこで、試してほしいのが自宅で作るオリジナルドリンク。内臓を冷やさないように白湯を使い、ミネラルが豊富なものをプラスし手作ります。例えば、天然の岩塩と昆布の粉末を入れるだけで、手軽に作れる昆布茶はいかがでしょうか?どちらも海に由来するもので、ミネラルが豊富です。そのほか、クエン酸で疲労回復効果が期待できる梅干をお湯に入れるだけの梅干し湯もおすすめ。ただの白湯でも良いのですが、塩分が含まれないとすぐに尿になって流れてしまいます。しっかりミネラルを補給して、暑い夏を乗り切りましょう!
2015年07月07日水の安全性や選び方などをあらためて考え直すことを目的とする「水を考えるプロジェクト」はこのほど、20代~70代の全国の男女600名を対象に実施した「熱中症に関する意識実態調査」の結果を明らかにした。調査期間は5月27日~28日。まず「熱中症になったことはありますか」と尋ねたところ、23.0%が「ある」と回答した。次に熱中症の症状で、暑い時期に自覚したことがある症状について聞いた。現場での応急処置で対応できる軽症の熱中症である「めまい、失神、立ちくらみ」は52.2%が、「手足のしびれ・気分の不快」は13.7%が、「筋肉痛・筋肉の硬直」は6.2%が自覚した経験があると回答。半数以上の回答者が、軽度の熱中症の諸症状を経験していることが明らかとなった。熱中症の自覚症状があるのは約4人に1人に対し、実際に軽度の熱中症の症状を経験がある人は2人に1人となっていることから、自覚していない"隠れ熱中症患者"が多いことがわかる。熱中症対策として、1日どの程度の水分を摂取しているか尋ねところ、最も多い回答は「501ml~1,000ml」(42.0%)だった。環境省は「1日に飲料として摂取すべき水分量の目安は1.2リットル」としているが(※)、それに該当する「1,200ml以上」と回答した割合は19.0%で2割にも満たなかった。熱中症対策として、1日にどの程度の水分を摂取する必要があると思うか聞くと、環境省が目安として挙げている「1.2リットル以上」を選択した人は27.0%だった。そのほかの7割以上は、熱中症対策の水分補給に関して正しく理解していないことがわかった。今回の調査では、2人に1人が「隠れ熱中症」であることが明らかになったが、医学博士で管理栄養士でもある井上正子先生によると、「隠れ熱中症」は、自分で気づいたときには、重症化していることが多いという。「自覚がなくても、呼気や皮膚から水分は失われています。喉が渇いたと感じたら、すでに脱水気味になっていることが多いので、喉が渇く前から水分補給をした方が良いでしょう」と、熱中症予防には、こまめな水分補給が有効であるとアドバイスしている。※環境省の「熱中症環境保健マニュアル III熱中症を防ぐためには」より
2015年06月22日伊藤園は6月9日、野菜汁100%飲料およびビタミン強化型の野菜・果実ミックスジュースの継続的な摂取による抗抑うつ・抗不安効果を確認したと発表した。同成果は筑波大学との共同研究によるもので、「Journal of Family Medicine and Community Health」に掲載されたほか、6月4日に開催された「WPA Regional Congress 2015」で発表された。これまでの研究で、うつ病を発症している人は発症していない人に比べて野菜の摂取量が少ないことが報告されている。これは野菜に含まれるカロテノイドやビタミンなどの成分を十分に摂取することで、うつ病の発症リスクが低減されるためと考えられている。今回の研究では、毎日の食事に加え、野菜汁100%飲料またはビタミン強化型の野菜・果実ミックスジュースで野菜の栄養を補うことで、抑うつ状態・不安状態を改善できるかどうか検証するため、臨床試験を実施した。試験は、抑うつぎみ(抑うつの程度を測るBDIスコアが11点以上)、状態-特性不安尺度(状態不安と特性不安の尺度であるSTAIスコアレベル3以上)の健常な25~60歳の男女60名を対称に実施。被験者を野菜汁100%飲料を1日1本摂取する群(野菜汁100%飲料群)と、野菜・果実ミックスジュースを1日1本摂取する群(野菜・果実ミックスジュース群)、飲料を摂取しない群(コントロール群)の各20名に分け、4、8、12週間摂取後のBDIスコアおよびSTAIスコアを比較した。その結果、抑うつの程度を示すBDIスコアでは、摂取前と比較して野菜汁100%飲料群と野菜・果実ミックスジュース群で12週間後に有意な改善が確認された。また、状態不安を測るSTAI-1では摂取前と比較して野菜汁100%飲料群で4週間後、12週間後に有意な改善が確認され、野菜・果実ミックスジュース群では12週間後に有意な改善が確認された。特性不安を示すSTAI-2スコアでは、摂取前と比較して野菜汁100%群で12週間後に、野菜・果実ミックスジュース群では8週間後、12週間後に有意な改善が確認された。同社は「野菜汁100%飲料、野菜・果実ミックスジュースを継続摂取することが、ストレスなどによる軽度の抑うつ状態や不安状態の改善に有効であると考えられます。今後は、メカニズムの解明に向けてさらなる研究を進めてまいります。」とコメントしている。
2015年06月09日キリンビバレッジは「おいしく地産全笑。プロジェクト」を指導し、第1弾商品として「キリン おいしく地産全笑。世界一の九州・沖縄をつくろう。野菜 100/野菜と果物」を、7月7日より全国で発売する。希望小売価格は150円(税抜)。ちなみに同社の「おいしく地産全笑。プロジェクト」は、「地域のおいしいを見つけてニッポン中で楽しむ、おいしい地産全消」がコンセプト。地産品を商品化し、地域経済・農業経営に貢献していくことを目指しているという。また両商品とも、にんじん汁をベースに、九州・沖縄各県の野菜をブレンドしており、「野菜100」は九州・沖縄の野菜汁を100%使用した野菜ジュース、「野菜と果物」は柑橘が香る野菜と果物のジュースとなっている。
2015年06月01日紫外線というと夏の強い日差しをイメージする人も少なくないだろうが、真夏同様に紫外線量が多いのが、5月と言われている。そのため、日焼け止めなどで紫外線防御をすることはもちろん、プラスαとして栄養面でも日焼け対策を考えることが必要となってくる。中でも着目してほしいのが、紫外線対策に効果的と言われるビタミンCだ。だが、ビタミンCはポピュラーであるがゆえに間違った知識を持っている人も散見される。意外と知らないビタミンCの正しい摂(と)り方を紹介していこう。○紫外線から身を守るビタミンCの2つの働きビタミンCには、紫外線によってできるシミやくすみを予防・改善する効果があると言われている。その作用は大きく分けて2種類ある。メラニン生成阻害作用シミやくすみの元になるメラニンの生成を抑える働きとなる。「ビタミンC誘導体」として、化粧品などにかなり前から使われている作用だ。シミの原因になるメラニンの生成に欠かせない「チロシナーゼ」という酵素の働きを阻害する役割がある。メラニン色素還元作用既にできてしまっているシミに対する作用。紫外線などを浴び、皮膚の中にある「メラニン色素」が刺激を受けると、化学反応で酸化されて黒褐色になるのがいわゆるシミだ。この酸化されたメラニン色素を無色状態に還元することで、シミを薄くすることができると考えられている。○間違った使い方はシミを濃くする場合もシミの原因のメラニンの生成などを抑える働きがあるビタミンCだが、「ビタミンCだったら何でもプラスに働く」という考え方は危険。ナチュラル思考のママ世代では、天然素材を使った手作りコスメが人気となっているようだが、ビタミンC成分を扱うときには注意が必要なのだ。例えば、ビタミンCが多いレモン汁で化粧水を作ったり、レモンの輪切りでパックしたりする人がいるが、シミやくすみにはかえって逆効果となる。レモンはビタミンCを含むが、皮の部分に「ソラレン」という光感受性の成分が含まれている。その成分が紫外線を逆に吸収しようと働きかけるため、シミやくすみが濃くなってしまうためだ。市販の化粧品は安全性を最優先に肌への影響を研究しているため、安心して使用できる。だがソラレン以外にビタミンC自体の刺激も強いことから、手作り化粧品でのスキンケアは慎重に行わないとトラブルを招くことになる。ビタミンCはメラニンの生成を抑える働きだけでなく、肌のはりの元になるエラスチンやコラーゲンの原料にもなっている重要な栄養素。特に紫外線を浴びた肌は、メラニン色素が活性化するだけでなく、活性酸素も発生し、肌にダメージを与えやすくなる。抗酸化力があるビタミンCは、そういった点でもこの季節に必要不可欠と言えるのだ。外から塗るためのビタミンCだけでなく、食べて内側から摂(と)るビタミンCにも着目するようにしよう。対策1 毎日こまめに摂取することが大事ビタミンCは、一定量以上は体内に貯蓄できないという特性がある。2~3時間で排出されるので、一度にたっぷり摂(と)るよりも、3食に分けてこまめに摂(と)る方法がよい。対策2 忙しいママ世代はスムージーなどで補給を育児や家事などで忙しいママ世代は、かしこく効率よく摂取することが大切となる。例えば、ドタバタする朝はジュースやスムージーで簡単補給。昼はたっぷりのサラダなどを食べ、夜はあまり量を食べられないようならば、サプリメントなどで補給するといいだろう。対策3 大量投与が有効とは限らないビタミンCは摂(と)ってもほとんどが尿として排出されてしまうので、多めに摂取したほうがいいという意見がある。ただ、たくさん摂(と)っても、体が貯蔵(貯蓄)できる量は限られており、余剰分は吸収しても結局は排出されてしまう。一般的には、適量は1日50mg~100mgとされている。風邪などを引いているときは少し多めでもいいが、そうでない場合はこの数値を目安にサプリメントの量などを考えてみるといいだろう。対策4 ソラレンが含まれる食べ物は、夜食べるのがベスト肌につけると逆にシミができると説明したソラレン。少量ならば問題ないが、ソラレンを含んだ食材を大量に食べたときには、紫外線吸収を促進する場合がある。食後2時間ぐらいが最も紫外線の吸収率が高まるので、ソラレンが豊富なものを食べる場合は、夕方~夜がいいだろう。レモンやグレープフルーツ、オレンジ、ライムなど、ソラレンが多い食材はビタミンCが豊富のため、できれば積極的に摂(と)りたいところではある。食べる時間帯を考え、上手にプラスするようにしよう。からだエイジング
2015年05月19日セロリを食べると摂取カロリーがマイナスになるって話、聞いたことがありませんか?これは本当です。食べるだけで、カロリーが消費されます。なぜなら、セロリはセロリ自体のカロリーより消化するときに必要なカロリーの方が多いので、食べるとカロリーが消費されるのです。ただ、残念ながらマイナスになるカロリーはほんのわずかなので、セロリを食べるだけではダイエットにまではなりません。でも、セロリの力はそれだけじゃないんです!今回は『The register-mail』より、セロリの活用術をご紹介します。■セロリの正しい保存法と調理法セロリは低カロリーなだけでなく、肌にハリを与えてくれるビタミンC、皮膚を強めてくれるビタミンAが豊富。食物繊維もたっぷりなので、美容にいいことづくめ。日焼け止めが欠かせない季節には、ぴったりの食べ物ですよね。セロリの匂いを苦手とする女性は多いと思いますが、栄養価も高いので、毎日の食生活にぜひ取り入れていきましょう!そのために、まずはスーパーでいいセロリを選びましょう。茎がまっすぐで葉が新鮮なものを選びます。セロリを買ってきたら、洗わずに冷蔵庫に入れてください。2週間ほど保存することができます。みなさんはセロリを食べるとき、どんな料理で食べますか?すぐに思い浮かぶのはセロリボート(セロリの茎のくぼみに具を載せて食べる料理)ですが、他にもたくさんおいしい調理法があるんです。セロリの茎は生、揚げる、ゆでる、焼く、電子レンジでチンするなど、あらゆる調理法でおいしく食べることができます。ただし、セロリは土がついていることが多いので、使う前に全体をよく洗うことが大事です。それでは次に、セロリのおいしい食べ方トップ10を紹介します。■セロリのおいしい食べ方10個(1)手軽なオードブルに!セロリボートの要領で茎にクリームチーズを塗り、パプリカを散らします。あっと言う間にオシャレなオードブルの完成!これなら、パーティーでも活躍しそうです。(2)葉っぱも食べられる!セロリに捨てるところはありません!葉っぱも肉と一緒に炒めたり、スープに入れたり、サラダにも使えます。全部使っちゃいましょう。(3)シチューにいろどりを!スープやシチューになんだか彩りが足りない。そんなときはセロリの出番です!ササッと切って入れちゃいましょう。サクサクの食感も加わって、おいしく仕上がります。(4)食感を活かしてタコスに!手軽でオシャレな料理、タコス!このタコスに刻んだセロリを入れると、シャキシャキの食感が加わっておいしいんです。風味もよくなりますよ!(5)ほうれん草と混ぜる!ほうれん草のサラダを、いつもと一味変えましょう。例えば、ほうれん草のサラダに、角切りにしたセロリ、千切りにしたニンジン、茹でたマカロニ、ピーマンとコーンを入れる。これを、お好みの低カロリードレッシングでどうぞ!(6)マヨネーズと和える!刻んだセロリとマヨネーズかマスタードを和えて、これをパンやイングリッシュマフィンにつけて食べると絶品です。さらに、ツナやチキンに少し入れると、食感と風味が増しますよ。お好みで辛いソースを入れてもおいしいです!(7)ササッと炒める!冷蔵庫にある野菜と一緒に炒めて、お好みでハーブや塩コショウを振りましょう。たったこれだけで、あっと言う間にもう1品ができちゃいます。(8)サルサソースにする!熱した油にニンニクを入れ、トマト、玉ねぎと一緒にセロリを炒めます。玉ねぎとセロリが柔らかくなったらOKです。小麦粉で粘りを出して、塩コショウを辛いソースで味付けすれば出来上がり!トルティーヤチップスと一緒に食べましょう。(9)強火で炒める!フライパンにオリーブオイルを熱し、セロリ、ニンジン、ブロッコリー、玉ねぎ、ピーマンをサッと炒めます。しょうゆをサッとかけ回し、玄米やパンに載せて食べましょう。香りが香ばしくて、箸が進みます!(10)茎に具を載せる!やっぱり1番は定番のセロリボート!半分に切った茎の内側にピーナッツバターを塗り、レーズンを乗せれば、体にもいい子供のおやつに!他にも好きな具を載せて、ワイワイ楽しみましょう!色々な食べ方を見ていると、だんだんセロリが食べたくなってきますよね。おいしくて栄養豊富なセロリ、毎日のメニューにもっと取り入れましょう!(文/和洲太郎)【参考】※Nutrition Q&A: Does celery have negative calories?-The Register-Mail
2015年05月17日1日に食べるべき野菜の量を知っていますか?野菜をたくさん食べることが身体にいいのはわかっていても、「どれくらい食べるべきかわからない!」という人がほとんどだと思います。わからないと人間ってそのまま放置してしまいがちですよね。それでは健康でいるために1日に食べるべき野菜の量をきっとクリアできないままになってしまいます。しかし、簡単に1日に食べるべき野菜の量をカウントする方法があるんです。今回は、料理家として活動している筆者が、その方法をお伝えしたいと思います。■「野菜料理を1日に5皿食べる」で350g摂取!厚生労働省が平成21年に策定した「21世紀における国民健康づくり運動:健康日本21」では1日に350g以上の野菜を摂取することを目標としています。350gと言われてもどれくらい食べるべきか、自分がどれくらい食べているか、なかなかわからないですよね。そこでとってもわかりやすくカウントする方法をお伝えしたいと思います。それは小鉢や小皿に入った野菜料理を“1日に5皿食べる”という方法なんです。定食などでほうれん草のおひたしや煮物、ポテトサラダなどが小鉢に入っていますよね。あの小鉢1つが大体70g分なので、それを1日で5皿食べると1日に食べるべき野菜350gをクリアできるんです。このカウント方法なら、簡単ですよね?ちなみに、コンビニの小さなサラダや惣菜のパックも1皿分と言えます。野菜炒め定食や野菜たっぷりカレー、中華丼などを頼んだ場合などの、大きなお皿に入った野菜料理なら小皿2皿分食べたとカウントすることができます。トマト1つが100g、キュウリ1本が100g、というように個別に覚えていくのは難しくても、“5皿食べる”ということであれば覚えやすいですよね。■朝も昼も夜も2皿ずつ食べればクリアできる!1日3食のうち、毎回2皿分ずつ食べるようにすると6皿になるので、1日350gがクリアできますね。例えば、朝食:トースト、昼食:ほうれん草とベーコンのクリームパスタ、夕食:牛丼といった食事をしたとします。この内容ですと、パスタに野菜が入っていて、牛丼にも玉ねぎが入っているとしても1日に取るべき5皿分のうち、2皿分しか食べていないこととなりますね。朝食を和食にすれば味噌汁の具や小鉢1品、漬け物などを食べることで、野菜を摂取しやすくなります。でもそれは、忙しい朝になかなかハードルが高いという人も多いですよね。上記のメニュー構成のままで考えるとすると、昼食のパスタのサイドメニューにミニサラダを、夕食にはおひたしと煮物をプラスするというような見直しをすると5皿分食べることができます。あるいは夕食でプラス2皿分のおかずを足すのが難しい人は、朝食のトーストにスムージーやサラダ、野菜スープなど何か1つプラスしてもいいですね。ちなみにスープであれば、コーンスープ1杯でも1皿分になります。いかがでしたか?「それくらい毎日食べているよ!」という人もいれば、「案外クリアするのは難しそうだな~」という人もいるのではないでしょうか。ぜひ意識して健康的な毎日を過ごしましょう。(文/まつながなお)
2015年05月14日国立がん研究センターはこのほど、コーヒーと緑茶摂取に関する全死亡リスクおよびがんや心疾患、脳血管疾患などの死亡リスクとの関係について明らかにした。同センターは、コーヒーと緑茶摂取と死亡リスクについて検討するため、多目的コホート研究を実施。多目的コホート研究では、40~69歳の男女約9万人を対象として1990年または1993年から2011年まで追跡調査した。調査から得られた結果をもとに、緑茶とコーヒーの習慣的摂取と全死亡およびがんなどの主要死因死亡リスクとの関連を調べたという。約19年(平均)の追跡期間中に1万2,874人が亡くなったが、その内訳は5,327人ががん、1,577人が心疾患、1,264人が脳血管疾患、783人が呼吸器疾患、992人が外因による死亡だったとのこと。結果を解析したところ、緑茶を一日1杯未満飲むグループを基準として比較した場合、一日5杯以上摂取したグループの全死亡リスクは、男性が「0.87」、女性が「0.83」となっており、それぞれ13%、17%もリスクが低下していることになる。また、摂取量が増えるにつれてリスクが下がる「負の相関」が見られていた。死因別では、がん死亡との関連は男女とも見られなかったが、心疾患による死亡は男女ともリスクが低くなっており、脳血管疾患と呼吸器疾患については男性でのみ低いという結果だった。緑茶摂取で心疾患などによる死亡リスクの低下が確認された理由について、同センターは緑茶に含まれ、血圧や体脂肪、脂質の調整作用があると言われる「カテキン」の効果によるものではないかと推定している。コーヒー摂取と死亡リスクの関連についても、同コホート研究による追跡調査から明らかになっている。研究開始時のコーヒーを飲む頻度に関する質問への回答から、調査対象者をコーヒーを飲む量に応じて5グループ(「ほとんど飲まない」~「一日5杯以上飲む」)に分類し、その後の全死亡およびがんや心疾患などによる死亡との関連性を調べた。その結果、コーヒーをほとんど飲まないグループを基準として比較した場合、一日3~4杯飲むグループの全死亡リスクが最も低くなっていた(0.76)。すなわち、コーヒーを1日3~4杯飲む人の死亡リスクは、全く飲まない人に比べ24%低いことになる。また、飲む量が増えるほど死亡リスクが下がる傾向があることも統計的に有意だった。死因別についても心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患については、コーヒー摂取による有意なリスク低下が見られた。同センターは、血糖値を改善し、血圧を調整する効果があるとされているクロロゲン酸や、血管内皮の機能を改善する効果があるとされているカフェインがコーヒーに含まれていることが、今回の結果につながったのではないかと推測している。ただ、同センターは「一日4杯までのコーヒー摂取は死亡リスク低下と有意な関連があることが示唆されました」とする一方で、「この研究で用いた質問票では、缶コーヒー、インスタントコーヒー、レギュラーコーヒーを含むコーヒーの摂取頻度を尋ねており、またカフェインとカフェイン抜きコーヒーを分けてはいませんので、この点をご留意ください」としている。なお、詳細は国立がん研究センターのホームページで確認することができる。※画像はすべて国立がん研究センターより
2015年05月07日よく「塩分の摂りすぎに注意してください」ということが言われていますが、ピンときてますか?2010年には「日本人の食事摂取基準」で塩分目標が30年ぶりに改訂され、今後5年間に達成したい目標として、男性は1日当たり9.0グラム未満、女性は7.5グラム未満という数字が設定されました。そう言われても、なんだか漠然としていますよね。実際、私たちはどれくらい塩分オーバーな生活を送っているのでしょうか?そして、塩分を控えるためにはどんなことができるのでしょうか?今回は、意外と知らない塩分摂取の現状とすぐにできる簡単な対策を4つお伝えしたいと思います。■日本人は必要量の5倍も塩分を摂っている!厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、2013年の日本の成人1人当たりの塩分平均摂取量は男性が11.1グラム、女性が9.4グラムとなっています。徐々に減ってはいるものの、なんと1日当たり平均10グラム前後も摂取しているんです!そんなにしょっぱいものを好んで食べているわけではないし、塩分には気をつけているつもりだし、「これ以上減らせないよ」という人はいませんか?実は、人間が生命維持に必要な塩分量は1日当たりたった2グラム!わたしたちは、体に必要な量の5倍もの塩分を摂取していることになります。ちなみにアメリカ人の1日当たり平均塩分摂取量は8.8グラム。もちろん塩分には生命維持だけでなく、食事をおいしくする意味もありますが、まだまだ減らす余地はありそうです。塩分の摂りすぎは、高血圧や生活習慣病の一因になります。厚生労働省の「塩分を控えるための12か条」を参考に、塩分を抑える食生活のポイントを見ていきましょう。■毎日の塩分をグッと控えるアイデア4つ(1)手作りのだしを上手に使うぜひ積極的に取り入れたいのが昆布やかつおぶしを使った“だし”。だし100ml当たりの塩分量はかつおぶしで0.1グラム、昆布だしでも0.2グラムです。だしをしっかりとって味噌汁の味噌の量を大さじ1杯減らすと塩分2.2グラム減らせます。(2)かけて食べるよりも“つけて食べる”お刺身やお寿司などにも使うしょうゆ、揚げ物に使うソースなどはかけるのではなく“つける”のが基本です。さらに減塩しょうゆを使えば、大さじ1杯当たり濃口しょうゆよりも1.2グラムも塩分がセーブできます。ちなみに、薄口しょうゆに含まれる塩分は濃口しょうゆよりも少し多めです。塩分セーブを考えるなら、薄口しょうゆではなく減塩しょうゆがおすすめです。(3)酸味や香辛料、ハーブなどを上手に使う焼き魚にはしょうゆを使わずにすだちなどの酸味をかけることで、約2グラムの減塩になります。同様に、味付けにしょうがやシソ、ハーブを使えば料理に含まれる塩分を減らすことができます。塩ひとつまみ分減らせれば、0.5グラムの塩分カットになります。(4)朝ご飯は洋食ではなく和食にするロースハム薄切り1枚には0.4グラム、ウインナー1本には0.5グラムの塩分が含まれています。朝食にウインナーを4本食べれば、それだけでもう塩分を2グラム摂取してしまっているのです。ちなみに、食パン6枚切り1枚にも塩分は0.8グラム程度含まれています。それに対して、塩鮭(中塩)は1切れ1.1グラム。白米には塩分は含まれていませんので、減塩味噌汁と合わせれば、朝食の塩分摂取量はグッと下げられます。塩分というと、料理に振りかける塩をまず連想しますが、実はそのほかの調味料や食品自体にも多く使われています。その事実を知って少し工夫すれば、減塩はそんなに難しいことではありません。とくに、日本人の塩分摂取量に大きな影響を与える二大要素は“しょうゆ”と“味噌”です。どちらも和食には欠かせないものですが、濃口しょうゆ大さじ1杯には2.6グラム、赤みそ大さじ1杯には2.2グラム前後の塩分が使われています。調理法や調味料を工夫して、少ない量でもおいしく食べられる工夫をすることが、減塩の一歩になります。ぜひ、いつまでも健やかな毎日を送るために、少しずつ減塩を始めていきましょう。(文/よりみちこ)【参考】※塩分を控えるための12か条-厚生労働省※More scientists doubt salt is as bad for you as the government says―The Washington Post
2015年05月01日今、街を歩けばいたるところにコーヒーチェーン店があり、最近はコンビニでも安価でおいしいコーヒーが飲めるところが増えていますよね。それもあってコーヒーは、多くの日本人に愛される存在になっています。ただ、こんなにもコーヒーが身近な存在になっていても、カフェインについてはまだまだ知らないことも多いはず。例えば、あなたは自分が1日にどれくらいカフェインを摂取しているかご存じですか?きっと、答えられないですよね。そこで今回は、カフェイン摂取に関する意外な事実をお伝えします。■実は若者より中高年の方がカフェインを摂取実は、バンク・オブ・アメリカの調査で、2010年の大人の1日の平均カフェイン摂取量は165ミリグラムとわかっているのです!これは前年の120ミリグラムより増えており、増加傾向にあります。さらに、この調査によると、年齢を重ねるにつれて、カフェインの摂取量が多くなっていることも明らかになっています。カフェインを多く摂取しているのは若者をイメージしがちですよね?しかし、年齢が高い人の方が摂取量は多いのです!実は、18~24歳のグループの摂取量が1日あたり120ミリグラムほど。一方、50~64歳は230ミリグラムほどと、大きく差が開いています。この年齢別のカフェイン摂取量は、50~64歳をピークに減少。これはちょうど、仕事が定年退職になる頃と時期が一致しています。仕事によるストレスが、カフェインの摂取量を増加させているのでしょう。あと、「仕事中はコーヒーが手放せない」とコーヒー摂取を習慣にしてしまっている人も多いのも関係ありますよね。■アメリカのカフェイン摂取が変化しているまた、日本ではカフェインといえばすぐにコーヒーが頭に浮かびますよね。しかしアメリカではカフェインといえばまずコーラがイメージされます。ところが、最近はアメリカでもコーヒーや紅茶、エナジードリンクなどでカフェインを摂取することも増えていると判明。健康志向が広まり、消費者が砂糖の量に敏感になったからではないかと言われています。「健康のために砂糖はあまりとりたくないけれど、ストレスはたまっているからカフェインは飲みたい……」そんな微妙な心理が伺えますね。年齢を重ねるごとにたくさんとりたくなってしまうカフェイン。適量なら覚醒効果があり、仕事の効率も上げてくれます。しかし、飲みすぎると動悸がしたり、頭痛や腹痛がしたり、ひどくなると嘔吐や歩行障害も現れることも……。飲みすぎには注意しましょう。(文/和洲太郎)【参考】※Caffeine consumption by age-Business Insider
2015年04月28日モスバーガーを展開するモスフードサービスは5月19日、全国のモスバーガー店舗(一部店舗除く)にて、モスライスバーガー「彩り野菜のきんぴら 国産野菜使用」を発売する。○より旨みと醤油の味わいをアップさせリニューアル同商品は、現行のモスライスバーガー「彩り野菜のきんぴら」をリニューアルし、新たに販売するもの。今回きんぴらに使用する食材は、現行の人参、椎茸、高野豆腐、唐辛子に加え、ごぼう、こんにゃく、昆布、枝豆の8種。具材の野菜、焼きのりと米は国産食材を使用している。また、これまで濃口醤油と白醤油(色の淡いしょうゆ)を使用していたが、風味の異なる2種類の濃口醤油に変更し、より旨みと醤油の味わいをアップさせたという。有明産の焼きのりの上に、京都のおばんざいをイメージした具だくさんのきんぴらをのせ、ライスプレートではさんだ。きんぴらにはごぼう、人参、こんにゃく、昆布、枝豆、椎茸、高野豆腐、唐辛子を使用。味付けには風味の異なる2種類の濃口醤油のほか、昆布の戻し汁を加えており、醤油のコクや深み、昆布だしの旨みを感じる仕上がりになっているという。価格は340円(税込)。
2015年04月25日富士フイルムは4月14日、マウスに経口で摂取させた抗酸化成分「アスタキサンチン」が皮膚まで到達していることを確認したと発表した。同成果は、同社ならびに京都大学 大学院農学研究科 海洋生物生産利用学分野の菅原達也 教授らによるもの。詳細は5月14日からパシフィコ横浜で開催される「第12回アジア栄養学会議(ACN2015)」にて発表される予定だという。これまでの研究にて研究グループは、アスタキサンチンをマウスが経口摂取すると、紫外線による肌のシワ形成と表皮からの水分蒸散が抑制されるという研究結果を報告していたが、この仕組みとして、経口摂取したアスタキサンチンが消化吸収され、皮膚まで到達。紫外線(UVA)により皮膚の真皮に発生した活性酸素を除去したことで、シワ形成抑制効果が生じたと推察したほか、経皮水分蒸散量の抑制効果も同様に、皮膚に到達したアスタキサンチンが、表皮のバリア機能を維持するのに必要なセラミドの産生や維持に影響を与えていると考え、今回、研究を行ったという。その結果、経口摂取したアスタキサンチンが皮膚まで届いていること、ならびにナノ乳化した場合はさらにその量が増加することを確認したという。なお同社では、美容ドリンクやサプリメントでアスタキサンチンを摂取することで、肌のシワ形成や経皮水分蒸散量が抑制されることが期待できるとしており、今後もアスタキサンチンの美容・健康における効能効果やメカニズムについての研究を進めていくとしている。
2015年04月15日サントリー食品インターナショナルはこのほど、「なっちゃんベジ フルーツ&野菜」(430mlペットボトル / 税別140円)を発売した。「なっちゃん」は1998年に誕生した同社のジュースブランド。今回は、女児に人気のコミック誌「ちゃお」(小学館発行)で活躍するモデルの意見を取り入れて開発したとのこと。同商品は、5種のフルーツと8種の野菜を使用。1本あたりに1日の緑黄色野菜の摂取目安量120g(厚生労働省「健康日本21」より)を配合している。フルーツの甘みをベースに、すっきりと飲める味わいに仕上げたという。パッケージには、ピンクを基調にさまざまなフルーツや野菜のイラストをデザイン。なお、発売時には「ちゃお」との共同開発をアピールするアイキャッチシールも貼付している。
2015年04月13日小さい頃から「野菜を食べなさい」とよく言われてきたが、社会人になり、外食の機会が多くなるとしっかり野菜を摂るのは非常に難しい。外食で"野菜をとる"ことを考えて注文したとしても、サラダ程度だ。先日カゴメの実施した調査でも、最も頻度の高い野菜摂取方法は「サラダ等、生野菜として」(48.7%)だった。しかし、生野菜よりも調理したのほうが摂取しやすい栄養素もあるのだという。厚生労働省が発表した平成25年度国民健康・栄養調査で、成人1日の野菜摂取量の平均が目標350gを大きく下回る283.1gであったことを受け、カゴメは女子栄養大学の三浦理代教授監修の元で、「野菜の摂取方法」に関する意識調査を実施。同調査は、2015年3月3日~5日に全国の男女1,200名(10代~60代 : 10代刻みで各200名ずつ)を対象とし、インターネットによるアンケート回答方式で行われた。まずは、野菜摂取の実態を調査するため、「あなたは普段野菜をどれほど摂取していると思いますか」「あなたは1日5皿以上(350g以上)の野菜を摂取できていると思いますか」「あなたは1日30食品食べられていると思いますか」との質問を実施。その結果、81%の人が野菜を摂取できていると回答したが、350gを摂取できていると回答したのは34.9%にとどまった。また、バランスよく栄養素を摂取するために「1日30食品を目標に」と言われているが、1日30食品食べられていると思うと回答したのは、わずか29%となっている。この結果により、野菜を摂っていると思っている多くの人が、実際には十分に摂れていないという事実が再確認できた。野菜を十分摂取できていないことや、1日30食品を食べていないことで、栄養バランスの偏った食事をしている人が多いことも見てとれる。次に、野菜の摂取方法に関する認識や実態を調査。トマトや人参に含まれる栄養成分のリコピンやβ-カロテンは、調理(加熱・破砕)することで、体内での吸収率がそれぞれ3.8倍と1.5倍に高まることが報告されている。そこで「野菜は調理することで、一部の栄養素の体内での吸収率が高まるという事実を知っていましたか」との質問を実施。知らなかったと回答した人は半数以上の69.7%に上り、知っていた人は全体の0.75%(9名)にとどまっている。さらに、最も栄養素が摂れると思っている野菜の摂取方法を聞いたところ「サラダ等、生野菜として」が1位(46.6%)となり、野菜の効率的な摂り方への正しい理解が得られていないことが分かった。普段の野菜摂取方法の調査では、最も頻度の高い野菜摂取方法は「サラダ等、生野菜として」(48.7%)、「炒めて、野菜炒などとして」 (18.3%)、「煮て、煮物などとして」(15.1%)という順位となり、最も好きな野菜の摂取方法では「サラダ等、生野菜として食べる」が1位(47.2%)となった。野菜の摂り方の主流は「生野菜」という結果になったが、野菜は調理することで美容やアンチエイジング効果が期待される抗酸化成分(リコピン、β-カロチン)の吸収が高まるだけではなく、かさが減ることでたくさんの量を摂取しやすくなるメリットもある。このことから、「生野菜」としての摂取に偏らず、調理して食べることの重要性も認識する必要があるとしている(カゴメ意識調査より)。フードコーディネーターである南恵子氏に、野菜を調理(加熱・破砕)して食べることのメリットを尋ねたところ、「動植物の細胞は細胞膜で覆われ、植物は細胞膜の周りをさらに細胞壁が覆っています。人間は細胞壁を分解する消化酵素を持っていないため、噛む程度では細胞壁が壊れないため、野菜に含まれている栄養成分は十分吸収されないのです。野菜を加熱したり、破砕することで、鉄分やカリウムなどのミネラル、またβ-カロテンやリコピンなど抗酸化作用のある栄養成分などが吸収されやすくなります」とのこと。ただし、水溶性のビタミンCは加熱したほうが損失があり、また茹でる、炒める、揚げるなどの加熱方法によってもビタミンCの損失量が違ってくるので、栄養素や成分によって加熱が良い場合と生食が良い場合があるようだ。加熱すると吸収が良くなるβ-カロテンやリコピンに関して詳しく聞いたところ、「にんじん、トマト、かぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜などに含まれており、生活習慣病や老化の原因となる活性酸素を除去してくれるため、積極的に摂りたい栄養素です。リコピンは、美肌や骨粗鬆症、男性不妊などに効果があるという研究結果もあります」とのこと。また、β-カロテンとリコピンを摂取するための効果的な調理方法を尋ねると、「トマトやにんじんなど、リコピンやβ-カロチンを豊富に含む野菜を炒める・煮込むなど、調理して食べること。熱に強い栄養成分、加熱しても失われることがありません」とのことだ。最後に南先生は、「市販の野菜ジュースやトマト調味料などは、野菜を加熱・破砕して作られるため、リコピンやβ-カロテンを効率よく吸収することができます。手軽に摂れる加工食品も、うまく日常に取り入れながら活用すると良いでしょう」とアドバイスしてくれた。
2015年04月10日タンパク質摂取不足タンパク質摂取不足は皮膚機能の老化現象を招き、肌水分量の低下やコラーゲン合成が減少することが知られている。日本人はタンパク質の摂取量が不足しており、高齢者においては健康維持に最低限必要とされる量も摂取できていない人がたくさんいることが指摘されている。研究の背景牡蠣(かき)は「海のミルク」と呼ばれるようにタンパク質、グリコーゲン、ビタミン、タウリンや亜鉛などを豊富に含んでいることから滋養強壮効果があることが知られている。牡蠣の美容効果に対してはあまり注目されていなかったが、近年同様に滋養強壮効果の高いスッポンの美容効果が注目され、スッポンエキスを含む健康食品が美容のために売り出されている。東洋新薬は広島県産牡蠣エキス「まるごと濃縮かきエキス」を販売している。牡蠣のむき身を酵素分解により、濃縮エキスとしたもの。滋養強壮成分を豊富に含み、亜鉛の含有量が高いのが特徴。亜鉛の吸収促進作用も有している。研究成果マウスを使った動物実験において、タンパク質摂取不足による、皮膚の老化機能、肌水分量の低下、コラーゲン合成低下をまるごと濃縮かきエキスが抑えることを明らかにした。研究内容は日本薬学会第135年会(2015年3月25日~28日:神戸)で発表がおこなわれた。【参考】・東洋新薬プレスリリース
2015年04月01日カゴメはこのほど、全国の15歳~69歳の男女1,200人を対象に実施した「野菜の摂取方法」に関する意識調査の結果を明らかにした。調査期間は3月3日~5日。まず、自身の普段の野菜摂取状況を聞いてみたところ、「かなり摂取していると思う」が7.9%、「摂取していると思う」が23.8%、「ある程度摂取していると思う」が49.8%となり、合計で8割超が野菜を摂取できていると思っていることが分かった。1日の目標となる350g分の野菜を摂取できていると思うか尋ねてみると、「とても思う」「まあまあそう思う」と回答した人は半数以下の34.9%であった。普段の野菜摂取方法を聞いたところ、「サラダ等、生野菜として食べる」という回答が最も多く89.5%となった。最も頻度の高い摂取方法についても尋ねると、やはり「サラダ等、生野菜として」が48.7%で最も多く、最も好きな野菜摂取方法についても、「サラダ等、生野菜として食べる」が47.2%で1位となった。野菜は調理することで、一部の栄養素の体内での吸収率が高まるという事実を知っていたかどうか尋ねてみると、69.7%が知らなかったと回答した。さらに、「生野菜は調理(加熱・破砕)することで細胞壁が壊され、一部の栄養素の体内での吸収率が高まる」という知識があった人は0.75%、1,200人でわずか9人であった。
2015年03月18日ライチやグレープフルーツを使った、おいしい2タイプの野菜飲料!雪印メグミルク株式会社は、「Dole (R) Vegetable野菜&グレープフルーツミックス100%」、および「Dole (R) Vegetable野菜&ライチフルーツミックス100%」を、3月末に全国発売する。商品はDole (R) Vegetableシリーズからで、世界にある産地から厳選された果実が用いられた、おいしい野菜飲料だ。パッケージは両方とも異国の風情を思わせるデザインで、グレープフルーツがブレンドされている商品パッケージには、フロリダにある美しいマイアミビーチをイメージ!またライチ入り商品のパッケージには華麗な蓮(はす)の花がデザインされ、ノスタルジーを感じさせる台湾の街並みを思わせる。野菜が不足しがちな人は、おいしく飲んで栄養も摂取できるこの商品を試してみては。どんな商品なのか?2商品とも果汁50%、野菜汁50%なので、果実飲料を飲むような気分で、野菜の栄養成分を十分に体内摂取できる。それぞれの商品の特色について、サンシャイン ステートとして知られる、フロリダ産のおいしいグレープフルーツが採用されている。またライチは台湾産が使われており、さわやかで甘い香りとともに楽しみながら飲める。(画像はプレスリリースより)【参考】・雪印メグミルク株式会社 プレスリリース・雪印メグミルク株式会社
2015年03月16日世界保健機関(WHO)は3月4日、砂糖などの糖類摂取をこれまで以上に抑えることを奨励する新指針を明らかにした。一日あたりの摂取量は、これまでよりもさらに厳しい25g程度とされており、インターネット上にはこの新指針について「マジか」「無理」などの嘆きの声があがっている。WHOはこれまで、食物から取り込む総摂取カロリーのうち、糖類の割合を10%未満にする目標を掲げていた。今回発表された新指針はこの目標をさらに厳しくしており、糖類によるカロリーは一日の総摂取カロリーの5%未満にすべきだと提唱。この数値は、平均的な成人でおよそ25g(ティースプーン6杯分に相当する)になるという。WHOのディレクターであるフランチェスコ・ブランカ博士は、「私たちは、糖類によるカロリーが一日の総摂取カロリーの10%未満という生活を続ければ、肥満や虫歯などのリスクが減るという確固たるエビデンスを持っている」と話す。一方でWHOは、我々は加工食品から「見えない形」で糖類を摂取しているケースが多いことも指摘。WHOによると、テーブルスプーン1杯のケチャップには約4gの糖類が、1本の炭酸飲料缶には約40gの糖類が含まれている。計算上では、炭酸飲料1本を飲むと、一日の推奨糖類摂取量を簡単にオーバーしてしまうことになる。今回の発表を受け、インターネット上では「今度からは炭酸飲みませんジュース飲みません」「無理…もたないよ」「厳しいなあ」「マジか」などの嘆き節や驚きの声があがっている(すべて原文)。写真と本文は関係ありません
2015年03月05日イチビキは2月27日、「糀スムージーの素」を発売する。厚生労働省では1日の果物推奨摂取量は200g以上としているが、実際は推奨摂取量を摂(と)れておらず、特に若年層での摂取不足が問題となっているという。また、近年は健康を意識している若い女性を中心にスムージーが注目されていることから、同社では毎日のスムージーで野菜をおいしく摂取できる「糀スムージーの素」を開発した。同商品は、独自の発酵技術を生かして開発した「糀もろみ」を使用。乳酸発酵のすっきり感と砂糖不使用の自然な甘さで、果物・野菜に合う味に仕上げた。野菜特有の苦味・臭みがやわらぐため、野菜が苦手な人にもおすすめだという。また、約1万株の菌株ライブラリーから選び抜いた植物性乳酸菌も含まれている。調理方法は、同商品に100~150g程度の果物や野菜と水100mlを加え、ミキサーで混ぜるだけとなっている。同社が推奨するスムージーには、「バナナとにんじんのスムージー」「りんごとほうれん草のスムージー」「キウイとパイナップルのスムージー」などがある。価格は4袋入りで200円(税別)。
2015年02月18日イチビキは2月27日、「糀(こうじ)もろみ」を使用した「糀スムージーの素」(1人前×4袋入り / 税別200円)を発売する。厚生労働省は1日の果物推奨摂取量を200g以上としているが、実際は推奨摂取量をとれておらず、特に若年層での摂取不足が問題となっているという。「2012年 厚生労働省調べ」によると、1日の果物摂取量は20代が66.6g、30代が59.9gと不足していることが分かる。一方で、近年、健康を意識している若い女性を中心に「スムージー」が人気を集めている。しかし、家庭で作ると味が単調になったり、野菜の苦味で習慣化しにくかったりといった問題点があるという。そこで同社は、創業より「発酵」と向き合ってきた経験と技術から、果物・野菜と相性が良い商品を開発したとのこと。同商品は独自製法により、米・米糀を二段階で発酵させている(「糀もろみ」として特許出願中)。砂糖不使用の自然な甘さと、乳酸発酵のすっきり感で、より果物や野菜に合う味に仕上げたとのこと。また、約1万株の菌株ライブラリーから選び抜いた植物性乳酸菌(殺菌済み商品)が含まれ、飲み続けることで健康をサポートするという。そして、簡単に作れるところも特徴だ。同商品1袋(45g)を、果物・野菜(100~150g程度)、水(100ml)と一緒にミキサーで混ぜるだけで、1人分の糀スムージーを作ることができる。
2015年02月17日カゴメ「飲むサラダシリーズ」!栄養タップリの野菜ジュース発売!カゴメ株式会社は『緑黄色野菜の飲むサラダ』を3月10日から全国発売する。2014年の春に発売された「食事と一緒に飲むサラダ」が好評につき、今回「飲むサラダシリーズ」の品揃えを充実させるという。またこの製品は30歳代から40歳代までの男性女性を対象としている。製品の容器は“真っ白い皿に緑黄色野菜がタップリと彩られているサラダ”のイメージでデザインされたという。消費者に健康に良い印象を与える数多くの野菜のプリントとともに、全体的にスッキリとして理解しやすい。また容器はカートカン(紙製円柱型)が取り入れられている。5種類の野菜が使用された、健康に役立つ野菜ジュース製品には、トマトやピーマン、かぼちゃ、にんじんなど、あわせて【5種類】の緑黄色野菜が用いられた100%野菜ジュースだ。サラダのような野菜繊維感を与えてくれるスッキリとした飲みやすい味で、1本に“2分の1日分”の野菜が使われている。さらに美容に役立つビタミン群(A、C、E)も体内に摂取できる。製品は195gで、賞味期限は270日となっている。最近野菜不足だと感じている人にとって、この野菜ジュースは体内栄養補給の為の強い味方になってくれるだろう。(画像はニュースリリースより)【参考】・カゴメ株式会社 ニュースリリース・カゴメ株式会社
2015年02月15日「ネムジム」読者にはおなじみの「トリプトファン」。睡眠ホルモン「メラトニン」の原料となることから、「ネムジム」では読者の皆さんに摂取を奨励してきました。しかし、「トリプトファン」を過剰摂取するのは注意が必要なんです。「トリプトファン」は1日3食規則正しく食事すれば摂れる「トリプトファン」は1日500mg程度摂ると、睡眠対策に有効といわれています。1日3食、「トリプトファン」を含む肉類(可食部100gあたり最大牛レバー290mg)、魚介類(同最大筋子330mg)、穀類(同最大パスタ150mg)、乳製品(同最大ナチュラルチーズ320mg)を普通に摂っている場合には滅多に過剰摂取になることはありません。でも、これらの食べ過ぎにはくれぐれも注意しなければなりません。「トリプトファン」ブームの後に健康被害が起きた!サプリ先進国の米国を中心に、1980年代の終盤に睡眠導入のためのサプリとして、「トリプトファン」が猛烈に売れたことがありました。しかし、しばらくして好酸球(白血球の1つで、アレルギー疾患や寄生虫症などの際に増加する)の増加と、非常に強い筋肉痛を起こす患者が多数出てきたのです。その症状は、「好酸球増加筋肉痛症候群」(EMS)と名付けられ、FDA(アメリカ食品医薬品局)は「トリプトファン」の健康食品としての販売を禁止し、全製品の回収を命じました。やがて、疫学調査と若干の動物実験を基に、原因は昭和電工の製造した「トリプトファン」に含有されていた不純物であるとの結論が出たのです。サプリはあくまでも「補うもの」しかし、内藤裕史氏の著書「健康食品中毒百科」によると、昭和電工の不純物がEMSの原因だという説は完全に否定されているそうです。理由は、(1)疫学調査の方法論に致命的な誤りがあること、(2)動物実験では昭和電工の「トリプトファン」を摂取した場合の8000倍でやっとEMSが出ること、(3)昭和電工以外の製品でも大量摂取によってEMSが報告されていること、(4)トリプトファンが全く関与しないで発症するEMSが存在すること――などです。ここで注目したいのは、サプリメントには過剰摂取による障害が起こる可能性があるということ。まずは毎日の食事を規則正しくバランス良くとりましょう。サプリメントは、それでも補えない部分をまかなう「健康補助」製品ということを認識しておくことです。
2015年02月15日「まるごと野菜カレー」シリーズ新メニューがラインアップ!株式会社明治は、野菜本来の素材の甘み、旨み、彩り、食感などを存分に楽しむことができる「まるごと野菜カレー」シリーズより、彩り豊かな8種類の野菜をたっぷり使った「まるごと野菜特撰彩(いろどり)野菜カレー」を、2015年2月9日から全国で発売する。発売25周年を迎える「まるごと野菜」ブランドは、成人の1日に必要な野菜摂取量の1/3以上を摂ることができるというコンセプトで1989年よりスタートして以来、野菜をおいしく、手軽に摂れると支持を得ている。野菜の存在感を引き立てた3種の新メニューが加わった。「まるごと野菜特撰彩(いろどり)野菜カレー」新発売美容や健康に意識の高い女性や、野菜をたっぷり食べたい人に向け、彩り豊かな野菜がごろごろ入った見た目も華やかで、スパイシーな香り高いカレーソースがポイントだ。ヤングコーンやかぼちゃ、なす、いんげんなど人気の野菜が8種類入っており、野菜の彩りだけでなく、素材本来の甘みや旨みが存分に味わえ、食感にもこだわった。ソースの中のツブツブとした食感の玉ねぎが特長的で、バジルやマスタードシード、ココナッツミルクやヨーグルトなどを使い、コクが深く広がる、ピリッとスパイスのきいた本格的な野菜づくしのカレーとなっている。○商品名まるごと野菜特撰彩(いろどり)野菜カレー○価格希望小売価格:オープンプライス○内容量200g○主要栄養成分(1「200g」当たり)エネルギー145kcal、たんぱく質3.0g、脂質5.1g、糖質20.1g、食物繊維3.4g、ナトリウム990mg、食塩相当量2.5g○発売日・発売地区2015年2月9日全国(プレスリリースより引用)「まるごと野菜カレー」シリーズでは、同時に大きな輪切りなすと甘くて旨みのある完熟トマトを組み合わせた「まるごと野菜なすと完熟トマトのカレー」と、みずくわいやれんこん、しょうがの“しゃきしゃき”とした食感が魅力の「まるごと野菜しゃきしゃき根菜とひき肉のカレー」を全3種を同時に発売する。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社明治プレスリリース
2015年02月07日野菜、食べてる?株式会社ネオマーケティングは、全国の20歳から69歳の男女1,000人を対象に、「野菜不足」をテーマにした意識調査を実施しました。冬には特に野菜不足に。理由は?調査では、「野菜摂取できていると思っている人」は84.2%と、野菜を食べることに対する意識は高い人が多いのに対して、1日の野菜摂取目標(350g以上)に達しているのはわずか14.0%という結果に。また、「冬に野菜摂取量は減少する」と回答した人は56.9%と半数以上。理由としては、「冬は価格が高くて買うのを控えるから(48.5%)」という回答が最も多いものでした。冬だからこそできる野菜摂取方法も厚生労働省が発表した、平成25年度の国民健康・栄養調査でも、成人1日の野菜摂取量の平均値は283.1gとなっており、目標である350gを大きく下回っていることが分かっています。美容にも健康にも欠かせない野菜。この調査結果を見てドキッとした人は多いのではないでしょうか。例えば、比較的安定した価格で供給される冬野菜を多く取り入れたり、たくさん野菜を摂ることができる鍋料理を増やしたりなど、工夫をして冬にもたっぷり野菜を摂りたいですね。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ネオマーケティング プレスリリース/PR TIMES
2015年02月04日Photo by Pinterestお菓子や飲み物など目に見える砂糖以外にも、多くの食品に使われている砂糖。WHO(世界保健機関)が定めている摂取量の目安は1日小さじ6杯(25グラム程度)ということですが、飲み物に砂糖を入れる習慣がある人は、3杯飲んだら1日の摂取量は超えてしまします。砂糖の摂り過ぎはダイエットの妨げになるだけでなく、美容や身体への影響も!とりわけ、ミネラルやビタミンを取り除いた白砂糖には注意が必要です。腸内バランスが崩れる!美人への近道は、腸内環境を整えること。砂糖の過剰摂取は腸内細菌のバランスを崩すことになり、悪玉菌の繁殖につながります。通常であれば乳酸菌などの身体に優しい善玉菌が腸内環境を守ってくれていますが、砂糖を好むカンジタ菌が悪玉菌へと変貌、こうなると「カンジタ症」として身体に弊害をもたらします。アトピーの悪化砂糖を大量に摂取すると、糖質を代謝するビタミンやミネラルが消耗してしまいがち。マグネシウム不足はアトピーの症状を悪化させることにつながります。アトピーの人はもちろんですが、そうでない人も砂糖を摂り過ぎると必要な栄養素が身体に行き渡らなくなることを知っておきましょう。生理痛がひどくなる!生理中はジャンクなものが食べたくなったりしますが、ここは我慢が必要です。「セロトニン」と呼ばれる気分を高揚させるホルモンの働きにより、アイスクリームやケーキなどを食べると一時的に気分がよくなるものの、摂取しすぎるとストレスホルモンが分泌されることが研究で分かっています。感情への影響だけでなく身体にも影響を及ぼすというから、生理中は特に気をつけたいですね。小じわの原因にぷるぷるした肌の弾力性を担うコラーゲンは、ご存知の通り年齢とともに減少していきます。砂糖はコラーゲンの老化を早めてしまうことから、砂糖の摂り過ぎは小じわのもとに。老化したコラーゲンを元に戻すことはできませんが、砂糖の摂取量を気遣うことならできそうですよね。 砂糖は甘いものだけでなく、スーパーやコンビニで売られているお惣菜やサラダのドレッシングなどにも結構な量が使われています。知らず知らずのうちに摂り過ぎているかもしれない糖分、今後は甘いもの以外にも気を配ってみてはいかがでしょう?
2015年01月31日「あ~また今年も、新たな一年が始まってしまった…」と、早速ため息をついているそこのあなた。歳を重ねることは決して悪いことばかりではありません。カラダへの栄養さえバランス良く取り入れていれば、年々経験値が増し、楽しいことがばかりが増えていくとは思いませんか? そこでまず心がけたいのが、健康・美肌を意識した食事の摂取。中でも今日は、冬にこそ摂りたい野菜について、数多くの媒体でコラムを執筆する筆者のおすすめをご紹介していきましょう。■野菜ジュースと言えばこの色! 栄養の宝庫“ニンジン”野菜ジュースと聞いてオレンジ色を思い浮かべた人は正解です。最低限摂取しておきたい緑黄色野菜の代表格とも言えるニンジンに注目した食生活を是非、心がけてみてください。一年を通して平均的に流通していますが、実はニンジンは冬野菜なんですよ~。ビタミンAがとにかく豊富に含まれているので、鼻や喉など風邪でやられやすい粘膜の保護に効果的。寒さ強まるこの季節だからこそ、積極的に摂り入れたい野菜と言えるでしょう。■加熱しても栄養はそのまま 万能野菜“カリフラワー”また、こちらもあまり知られていませんが、カリフラワーも一月がまさに旬。ビタミンCといえばすぐに思い浮かぶのがレモンですが、淡色野菜であるカリフラワーには、これに負けないほどのビタミンCが含まれていると言われているんです。食物繊維も非常に多く含まれているので、冬の食べ過ぎを解消するのにも最適な食材ですね。加熱しても栄養素が失われる率が低いため、カラダを冷やしがちなサラダよりも、この時期は温野菜で健康・美容対策をとってみては…? ■カラダを芯から温める“ショウガ”で寒い冬を乗り切ろうそして最後がコレ! ちょっぴり辛みのある野菜は、冬の冷え性対策にもってこいです。特にショウガには、ジンゲロンやショウガオールといった発汗作用が含まれており、冷えだけでなく風邪の初症状にも効き目が抜群。苦手な人には香りなどが若干キツイかもしれませんが、刻んだり、砂糖漬けにすることで様々な料理に使用できるので、試してみて。冷凍保存したショウガを一日一欠片、紅茶に入れて飲むだけでカラダの芯からポッカポカに温まりますよ~。以上、冬が旬の野菜3種類をご紹介致しました。寒い冬は、料理もなるべく省エネでやり過ごしたいもの。是非、お鍋のレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。
2015年01月18日飲み会やパーティーの機会が増える年末年始。外食が続くと、体重の増加が気になりますよね。でも、飲み会前にある食品を食べておくことで、カロリー摂取を抑えることができちゃいます!食べ過ぎ防止だけでなく、美容にもよいという嬉しい特典付きですよ。アンチエイジング効果も期待できる「りんご」水分と食物繊維たっぷりのりんごは、ひとつ食べればお腹にたまるだけでなく、便秘解消にもなります。さらに、りんごの皮に含まれるポリフェノールには、脂肪の吸収を抑制する働きがあります。ポリフェノールは体内の酸化を予防する効果や美白効果もあります。りんごを食べるときにはしっかり洗って、できるだけ皮ごと食べたいですね。食事の30分前を目処に食べるようにしましょう。低カロリーでお腹にたまる「スープ」米ペンシルベニア州立大学の研究者が、昼食前にスープを飲んだ被験者のグループと、そうでないグループを比較する実験を行いました。すると、スープを飲んだ被験者らは、飲まなかったグループと比べ、20パーセントほどカロリーの少ない食事内容で満足度が得られたそうです。高カロリーのクリーム系スープは避け、肉や魚などのストックをベースにした低カロリーのスープにするとベターです。なかでも唐辛子入りのチゲやスンドゥブなどは、カプサイシン効果で代謝が一層アップするので特にオススメです。美肌や艶髪にもなれちゃう「ナッツ」海外の女性たちの間で、ヘルシースナックとして人気のナッツ。高カロリーなのでたくさん食べるのはオススメできませんが、少量でも比較的お腹にたまりやすい食品です。ナッツには、体に優しい「不飽和脂肪酸」が豊富に含まれており、美容にもよい成分がいっぱい。体内の酸化に働きかける「セレン」と「ビタミンE」の相乗効果で、美しい髪や肌へと導きます。「ビタミンE」の割合が多い、アーモンドやヘーゼルナッツ、松の実は特におすすめ。ナッツ類はアンチエイジングのためにも、定期的に摂取したいですね。どうしても食べるものが用意できなければ水を!上記に挙げた食品がすぐに食べられない、というときの救世主は「水」です。飲み会の30分ほど前に水分補給をしておくと、食べ過ぎ防止につながります。詳しくは以前ANGIEで取り上げた水ダイエットの記事をご参照ください。心置きなく食べるためにも、飲み会前の事前対策をお忘れなく!※参考: health.com、wakasanohimitsu.jp、bbcgoodfood.com
2014年12月27日