9月1日が「防災の日」ということを知っていますか? 園や学校では避難訓練を行ったり、防災について考える時間を設けたりしていますが、家庭でも防災に関する取り組みを行っておきたいところ。災害はいつ、どこで起きるかわかりません。お家での防災対策も、この機会に万全にしておきましょう。そこで今回は、家庭で行う防災の取り組みや防災知識などについて、まとめました。まずは避難準備からスタート!まずは、いつ地震などの災害が起きても避難できるように、準備しておくことが大切です。通帳や保険証といった大切なもののコピーや、印鑑、医薬品、非常食などをすぐに持ち出せるようにしておきましょう。子どものいる家庭では、子どもの年齢に合わせて準備するものも変わってくるはず。オムツの必要な月齢の場合は、東日本大震災の時の「赤ちゃんのオムツがなくて困った」という教訓を活かして、オムツも忘れず用意しておきましょう。子どもとしっかりと話し合う大人でさえ、突然地震が起こると冷静ではいられないこともありますから、子どもならなおさらです。パニックになって泣き出す子、恐怖のあまりその場から動けなくなる子もいます。防災の日を機に、地震が起きた時のことを想定して、子どもとしっかりと話し合っておくことも大切ですよ。そして、ママと一緒なら怖くないということ、移動する時は必ず手を繋いでおくということなど、日頃から子どもに防災の意識を備えさせておくことが必要。何の対策も意識も持たせていない状態で突然災害が来てしまうと、子どもは過剰に不安やストレスを感じてしまいます。そうならないよう、事前に防災意識を高めておきましょう。シチュエーション別で想定してみてたとえば、家にいる時に地震が起こったら、ということを考えてみてください。それぞれの部屋によっておいてある家具、倒れてきそうなもの、逃げやすい位置などは異なっているはず。「この部屋だったらどうするか」「あっちの部屋にいる時はどこに隠れるか」などと、子どもと一緒にイメージし、万が一に備えるようにしましょう。何も考えずに過ごすよりも、きちんとシチュエーション別で想定しておいたほうが、親子ともども柔軟に対応できるに違いありません。ママの働きかけが子どもの防災意識を変えることに繋がります。防災の日をきっかけに、日頃から声かけに配慮したり、一緒に非常用持ち出し品を用意したりしていきましょう!(RUREI)
2015年09月01日センチュリーは27日、「感震ブレーカー」と「感震ライト」をセットにした地震災害防災用品「地震火災の見張り番@home」を発表した。9月1日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は2,916円(税込)。防災の日(9月1日)に発売となる地震災害防災用品。震度5強相当の揺れでブレーカーの通電を遮断する「感震ブレーカー」と、震度3相当の揺れで自動点灯する「感震ライト」で構成されている。「感震ブレーカー」は、ブレーカースイッチにアタッチメントを取り付け、重り玉と台座をセットして使う。震度5強の地震で重り玉が落下し、その自重でブレーカースイッチを下げる(ブレーカーをオフ)ことで電気火災を予防する。アタッチメントはフレキシブル構造なので、ほとんどのブレーカーに取り付け可能。「防災製品等推奨品マーク」を取得しており、内閣府の「感震ブレーカー性能評価ガイドライン」にも準拠している。台座の本体サイズはW30×D30×H50mm、重り玉は直径27mmで重量は約60g、アタッチメントの本体サイズはW22×D25×H20mm。「感震ライト」は振動検知機能を内蔵しており、震度3相当の揺れで自動点灯するLEDライト。ブレーカーが落ちて明かりを確保したいときや停電時に有効なアイテムで、約5分以内に次の振動を検知しなければ自動で消灯する。電源には単3形乾電池×3本を使用。ホルダーが付属するので、壁面などへ簡単に設置できる。またハンディLEDライトとしても使えて、明るさは2段階で調整可能。本体サイズはW47×D25×H93mm、重量は約50g(電池含まず)。
2015年08月27日資生堂は8月20日、本社機能のある汐留オフィスにて、首都直下地震発生を想定した防災訓練を行い、初めて「帰宅困難者受入れ訓練」を、9月1日の防災の日に実施すると発表した。今回の訓練は、2015年3月に完成した同社独自の「帰宅困難者受入れマニュアル」の実効性検証を目的に、新橋駅周辺滞留者対策推進協議会の協力を得て、社外より帰宅困難者役の協力者を募って実施するという。役員や社員を対象にした「緊急対策本部訓練(年1回実施)」「安否確認訓練(年2回実施)」と、社外協力者を対象にした「帰宅困難者受入れ訓練(初実施)」を組み合わせた総合的な防災訓練となる。同社は、大規模災害発生時に新橋・汐留周辺にとどまる帰宅困難者に対して、汐留オフィスの一部を一時滞在施設として提供し、地域の混乱防止に協力・貢献することを定めた「災害発生時における帰宅困難者の受入れ等に関する協力協定」を港区と締結しており、災害時には汐留オフィスに帰宅困難者を最大220名、最長3日間受入れ、毛布や水、食料などを提供するとしている。今回の訓練では、「帰宅困難者受入れマニュアル」の実効性検証を主な目的とし、訓練を通じて明らかになった課題に対しては改善策を加え、防災対策の精度をさらに高めていくという。
2015年08月21日ディノス・セシールはこのほど、防災セット「ザ・セカンド・エイド」(税別7,800円)をディノスオンラインショップで発売した。同商品は、来る9月1日の「防災の日」を前に販売するもので、東日本大震災の経験を教訓に"非常時にそばにあるためには"を追求したコンパクトな防災セット。宮城県・仙台で東日本大震災を経験した高進商事と横浜のデザイン事務所のコラボで誕生した。大きさはA4サイズのボックスタイプ。備蓄時には場所を取らず置いておけて、非常時には探すことなくすぐに使うことができるとしている。中には「BOOK」と書かれた本と、「GOODS」「FOODS」と書かれた小箱2個入り。「BOOK」は、携帯・ネットがつながらない災害発生時の生きる知恵がつまったマニュアル。「GOODS」は、断水中でも使えるトイレや身体を拭ける無菌ぬれタオルをはじめ、防寒用ブランケット、マッチ、ろうそく、西暦シール、先割れスプーン、ストロー、おしり拭き、マスク、クリップ付きえんぴつが入っている。「FOODS」には、そのまま食べられる非常食(さつまいもの甘煮)と飲料水をセットにした。そのほか、大切なデジタルデータ・思い出を「火」と「水」から守る、本格耐火・防水保管庫「セントリー ポータブル耐水・防火保管庫」(税別9,980円)も販売している。また、文庫本サイズに折り畳んで携帯できる「たためる防災用キャップ」(税別3,600円)、LEDライトと電池ボックスが別々で、両手が使えるライト 「どこでもクリップライト」(税別2,000円)、ポンチョ型の携帯ブランケット「フード付きアルミブランケット」(税別1,280円)などの防災グッズもラインアップ。
2015年08月13日ヤフーは6月18日、同社が提供する「Yahoo!防災速報」で同日より「土砂災害警戒情報」「指定河川洪水予報」の提供を開始したと発表した。「Yahoo!防災速報」は、「緊急地震速報」「津波警報」「節電・停電情報」などの情報を通知するサービスとして2011年7月にスタート。その後も、「噴火警報」「豪雨予報」「熱中症情報」など、暮らしの安全に関わる情報を追加し、現在ではスマートフォンアプリ版(iOS、Android)・メール版合わせて400万人の利用者がいるという。近年、いわゆるゲリラ豪雨など短時間の強雨発生回数が増加傾向にあり、それに伴い土砂災害の発生数も2012年837件、2013年941件、2014年1184件と年々増加。これらのリスクから身を守るための情報を通知し、防災に役立てるため、「Yahoo!防災速報」に「土砂災害警戒情報」「指定河川洪水予報」を追加したとしている。
2015年06月19日家庭でも防災対策は大事ですが、市販の防災グッズは……地味! 正直なところ、「必要なのはわかるけど、すぐ買う気にはならない」という人も多いのではないでしょうか。ここで紹介するのは、防災対策グッズに対する考え方を見直し、楽しみながら防災対策を実現するアイデアです。○災害時だけではなく、日常で活用するアイテムを防災対策グッズは、災害時に持ち出せるよう、まとめて保管してあることが多いと思いますが、これだと、いざという時に使い方がわからないなど、実用性の面では「?」な部分があります。そこで、防災対策グッズをそろえる際の選択肢としてオススメなのが、キャンプ用品などのアウトドアグッズです。アウトドアグッズは、もともと野外で使うことを想定して作られているので丈夫で軽くてコンパクト、そして何よりデザインがかっこいいものが多いです。防災用品は、それなりに貴重な収納スペースを占有してしまいますので、レジャーで使えるグッズと兼用するという考え方はアリだと思います。バーベキューやキャンプの一般的な頻度を考えると、アウトドアグッズの出番はそんなに多くはないと思いますが、自宅の庭やベランダで食事をする際にも活躍します。「いつ出番が来るかわからない」防災対策専用グッズをずっと保管したままにしておくのではなく、ある程度、日常生活の中での利用価値があるものを防災対策に活用した方が、節約やメンテナンスの観点でメリットがあると思います。防災グッズを段ボールなどの収納ボックスに保管しているご家庭も多いと思いますが、すぐに持ち出せるよう、筆者は登山用の大きめなザックに避難用グッズを保管してます。執筆:KANA横浜市在住、3人の子持ち。 趣味は整理整頓と飲酒、アウトドア。野球観戦に燃えるアクティブ派だが、実は運動音痴なのでもっと動けるようになりたいと思いスポーツクラブに通い始めたところ。今年の目標は「物と体のダイエット!」本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年05月24日新たな住まいで生活を始める人、家は変わらなくても周囲が変わった人、様々な人がいるだろう。この休みのうちに、一度住まいの防災を見直してみてはどうだろうか?無印良品を展開する良品計画では、"「いつも」の品で「もしも」の備え"として、普段使いできる品で災害に備えることを提唱している。今回は、担当者である企画デザイン室 高橋さんにお話を伺った。○無印良品の備えとは?――"「いつも」の品で「もしも」の備え"という取り組みについて教えて下さい無印良品の商品を使って災害への備え方を伝えています。弊社が日常のものを扱っていることから、「普段使っている製品だからこそ、いざというときにも安心して使える」という考え方をひとつ大きな柱としています。防災用品って、特殊なジャンルになってしまっているとは思うんですよね。危機感が元にあるので、ネガティブなイメージはどうしても拭えませんが、少しでも前向きに取り組めるような仕掛けができれば……というのが我々の願いです。といっても、無印良品だけではかなわないことなので、他社さんの製品も紹介させてもらっています。我々の役割が、防災というテーマの中ではっきりしてくるのではないかと思っています。――中のセレクトは高橋さんが行っているのですか?そうですね、チームで動いています。最新のリストがこちらですが、自分のなかで4年間やってきて一番腑に落ちています。震災が発生する前から常に持っていてほしいものと、発生後に時間軸で必要になるものを、まとめたリストなんですよ。――担当されるうちにセレクトが変わっていったんですね例えば阪神・淡路大震災のときは早朝でみんな家にほとんどいましたよね。東日本大震災のときは昼間だったので、外出している人が多かった。まさにどこで被災するかがわからないことをつきつけられたわけですが、今までの防災用品は”持ち出し袋”といって、揺れたときに家から持ち出すイメージだったんですね。実際の地震はそうとは限らないことがわかって、しっかりリサーチした結果をまとめました。○場所よりも時間で考えることが大切――オフィス、自宅などでそれぞれのポイントはありますか?結局、オフィスだけ備えても完結しないのではないかと。営業中で外出しているかもしれない。一時避難などはオフィスのイメージですが、場合によってはオフィスで数日ということもありますし、やはり備える際には"場所"よりも"時間"が最初に存在するのではないかと思っています。場所は多種多様なので。――一番いいのは、自宅にもオフィスにも同じセットを……それがベストだと思いますね。自分がよくいる場所に、24時間や72時間を生き抜くセットがあるのが一番いい。本当はいつでも持ち歩ければいいですが、物理的に難しいので(笑)。持ち運び用としては、「スマートフォン用充電式電池(※無印良品での取り扱いあり)」「懐中電灯(※無印良品での取り扱いあり)」「ホイッスル」などをおすすめしています。懐中電灯もペンライトみたいなもので良いですし、充電器があればスマートフォンの明かりを使うこともできます。エマ―—ジェンシーブランケットなどもいまは小さいものがあるので、私はいつも持ち歩いています。――重要ですねスマホ充電機なんかはふつうに持ち歩くと便利ですね。軸足を"普段のちょっとしたアクシデント"において、その延長線上に大災害があると考えるのが、いいのではないかと思います。例えば急な雨に備えて折りたたみ傘を持ち歩くとか、急な来客にそなえてお菓子を多めに買っておこうとか、私たちは「くらしの備え」と呼んでいますが、そうした気持ちの延長線上にあるのがしっくりきます。――そう考えるとわかりやすいです最近では口腔ケアといって、歯磨き用のウェットシートもおすすめです。阪神・淡路大震災のときに、肺炎になってしまった方が多かったらしいのですが、その原因が歯のケアにあったそうです。「歯みがきシート」は、口から菌が入らないよう節水しながら歯みがきをするのに適しているグッズです。こういうのも実は旅の延長線上になるんじゃないかなと思うのは、出張などの際、旅先ですぐに人に会う時のスマ―トなケアとしても成立するから。実際に弊社が空港で展開している店舗でも好評です。そういった、ふだんから備えているものを、もしものときにも使えるのが良いと思いますね。――歯ブラシセットよりも気軽に持ち歩けそうですねノンアルコールなので、体も拭けます。食器拭きにもよくて、万能なんですよ。※次回は5月5日(火)更新予定です
2015年05月04日前回 は防災関連のものを収納する際のポイントを3つ見てきました。「でも、そもそも収納できる場所がないんです…」という場合には、まずは収納場所を作るためのオーガナイズ(片付け)を行いましょう。■防災グッズの収納場所を作るための4ステップオーガナイズの基本は、4ステップです。最初から一気に作ろうとするのではなく、まずはキッチンから、押し入れからなど、場所を区切って行いましょう。・ステップ1.頭の整理まずは、片付けをする目的や、どんな暮らしがしたいのか、自分の片付け方の特徴などについて考え、頭を整理します。防災グッズの収納場所を作るための目的は「備蓄品を収納して、家族と自分の命を守るための『場所を作る』」ことです。その目的をしっかり覚えておきましょう。・ステップ2.減らす「防災グッズをしまえるよう、ここをオーガナイズする!」と決めたら、まずはその場所にしまっているものを全部出しましょう。そして、1つ1つ、自分に(家族に)とって必要かどうか、使用頻度はどのくらいあるかを考えます。そのうえで、減らせる(捨てる、寄付する、あげる)ものは、どんどん家から出しましょう。家に残すものも、使用頻度が少ないのであれば、ちょっと使いにくいと思っている場所や取りにくい場所に移しましょう。今回の目的から考えると、もしものための備えのほうが、普段からよく使う、出しやすい場所に置く意味があるかもしれません。・ステップ3.整理する備蓄品は重要なものですが、普段の使用頻度はとても低いものです。普段まったく目にする機会がないと、整理して見直す機会も減ってしまいます。ですから、一部分は見えているようなしまい方を考えましょう。たとえば、透明なプラスチックケース(引き出し式がおすすめです。ふたを開けるタイプは上にものが重なると取り出しにくい)に入れて、上には日常品を重ねて収納しておくと、整理もしやすいですよ。・ステップ4.維持するオーガナイズ(片付け)は、一度で完成するものではありません。私たちの日々の生活には、どんどん物が入ってきます。その中で、新しく入ってくるものたちと非常への備えをどう共有させていくか、保管期限や状態の確認と共に、定期的に見直しをして、維持していきましょう。災害への備えや見直しをやらなければ…と思いつつ、手が止まっているなら、今がチャンスです。ぜひ取り組んでみてください。もしも、収納を改善するためのまとまった時間が取れないという場合には、プロにオーガナイズを頼んでみるのも1つの手です。それぞれのご家庭に合わせた方法で、収納の仕組み作りを行っていきましょう。
2015年05月03日前回 の記事では、災害への備えとして、「何をどれくらい備蓄するとよいのか」をご紹介しました。ご自身のケースに置き換えてお考えいただけましたでしょうか? 実際に計算してみると、その量に驚きますよね。しかも、これまでは「災害用備蓄は最低3日分あればよい」と言われていましたが、最低1週間分と聞くことも多くなってきています。それだけ、今後起こるといわれている災害は大規模であり、救助活動にも時間がかかると試算されているのです。怖がるだけでなく、いまできることから備えていきましょう。今回は災害への備えとして用意したものをどう収納するか、そのポイントを3つと、収納場所をつくるためにオーガナイズ(片付け)する方法をご紹介します。■防災グッズの収納ポイント(1)「分散収納を行う」非常用持ち出し袋は、もしもの時にすぐ出せる場所、たとえば玄関や廊下など脱出経路に置くのがよいといわれています。ただし、そこだけに全員分を置いてしまうのは少々危ないかもしれません。なぜなら実際の体験談として、物が倒れていて通れなかった、ドアが開かなくなってしまったなどが原因で「玄関まで行き着けなかった」という方がいらっしゃったからです。一方、備蓄品は、状況が少し落ち着いてから出せばよいもの。そのため収納には、普段は使いにくい場所を活かすとよいといわれています。ですが、これも1ヵ所にまとめて置いてしまうと、そこにたどり着けなければ、せっかくの備蓄品も意味をなさなくなってしまいます。非常用持ち出し袋も備蓄品も1ヵ所にまとめてしまっておくのではなく、分散して収納するのが、収納の面でも出しやすさの点でもよいといえます。それに、備蓄品は分散して収納すれば、ずいぶん多くのものをしまえるようになります。この方法ならば、1週間分の備蓄も可能かもしれません。■防災グッズの収納ポイント(2)「備蓄食料はゴールデンゾーンに収納する」使いやすく管理しやすく見えやすい、こういう場所を「収納場所のゴールデンゾーン」といいます。基本的に、使用頻度の少ない備蓄品をゴールデンゾーンにしまうようなことはしませんが、賞味期限などのある食料品や飲料については、死蔵品にしないためにも、ゴールデンゾーンの近くに収納するのは有効な方法です。たとえば、キッチンの一部に備蓄食料を置く場合、普段の食料ストックを備蓄として考えながら収納する方と、常備食と備蓄食料とを分けて収納する方がいらっしゃるでしょう。後者の場合には、備蓄品は透明なケースに入れて、「日常品とは違う」ということが家族にもわかるようラベリングする、といった工夫が必要です。最近の非常食はおいしいものも多く、常備食と一緒にストックしていたら、夫や子どもが夜食に食べてしまって、気づいたらなくなっていた…なんてこともあるようなので、気をつけておきましょう。■防災グッズの収納ポイント(3)「浸水被害を想定し、高温多湿を避ける」もしも、ご自宅が水害の際に浸水が想定されるような地域にある場合、備蓄品を1階部分へ収納するのは避けましょう。また、屋根裏や2階のベランダのように、高温多湿になりやすい場所や直射日光が当たる場所には、温度や湿度に影響されない日用品を保存しておきましょう。高温多湿になりやすい場所は、食料や飲料の保存には不向きです。そのほか、段ボールに入れたまま保管すると、衣類に虫がつくことも考えられますので、プラスチックケースに入れ替え、定期的に風を通しましょう。寝室に防災グッズを収納する場合は、高い位置へ収納することは避けてください。寝室では、防災グッズが落ちてきて怪我をしたり、壊れたりしてしまうことも考えられます。家具を高さの低いものにし、背の高い家具は固定するといった対策をして、非常用持ち出し袋も備蓄品も、なるべく低い位置にしまっておきましょう。
2015年05月02日「防災への備え、していますか?」と聞かれたら、何かしら「している」と答えるママが多いはず。でもそれが十分なのか足りないのか、はたまた何をどのくらい買い足す必要があるのかとなると、よくわからないのではないでしょうか。何も起こらないのが一番ですが「もしもの時」に備え、新年度を迎えたこのタイミングで、いま一度確認してみましょう。今回から4回にわたり、「家庭での備蓄品」という視点から2つのことを考えてみます。まずは、自分の家庭では、何をどれくらい用意する必要があるのかということ。そして次に、その備えをどこにどう保管しておくかということを考えます。具体的に必要な量を知ることで曖昧なイメージがハッキリし、優先するものを決められます。さらにそれをどうしまっておくかまで考えると、備蓄に対するモヤモヤも随分スッキリしてくるでしょう。大事な家族と自分のためにぜひ考えてみてください。それではまず、必要量を知ることから考えましょう。■まず頭の中の整理から…「非常用持ち出し品」と「備蓄品」の違いもしもに備えた物…と考えたとき、思い浮かぶものはなんですか? もし、水、ライト、食料、非常用トイレ、ホイッスルといったが思い浮かぶのなら、それはきっと非常用持ち出し袋に入っているもののイメージが近いはずです。しかし、必ずしも避難が必要になるとは限りません。自宅で数日を過ごす必要が出てくることもあります。もしもの時に備えた物=非常時に持ち出すものだけではないのです。私自身、備蓄の見直しをする中で感じたのは、「非常用持ち出し品」と「備蓄品」それぞれがごちゃ混ぜになっていることでした。よく考えてみれば、災害があった直後に避難するときに持っていくものと、その後に使うものとでは、その中身も量も変わってくるという事に気づきます。この点を踏まえた上で、最初に持ち出す袋に入れておくものと、自宅に備蓄しておくものとを分けて考えると、防災への備えがずいぶん考えやすくなってくるものです。■非常用持ち出し品と家庭備蓄品、それぞれのポイントは? 非常時に持ち出すものと、家庭に備蓄しておくもの、それぞれに押さえておくべきポイントをまとめました。<非常用持ち出し品のポイント>・最小限の必需品を揃える・重さの目安は男性で15kg、女性で10kg。・両手が使えるようにリュックタイプのもの・置き場所は「すぐに取り出せるところ」ちなみにリュックについて。整理収納アドバイザーでもあり浦安市防災備蓄を考える会の岡部梨恵子さんによると、「防炎加工」のものがよいとのこと。「火災が起こっているなかで避難する可能性もある。そんな時、背中まで気が回らないかもしれない」だからこそ、燃えにくい加工のされているものがよいそうです。たしかに、持ち出し用のリュックを防炎加工品にするのは、押さえておきたいポイントです。次に、家庭備蓄品を用意する上で押さえておきたいポイントは、以下の通りです。<家庭備蓄品のポイント>・ライフラインが復旧するまでのために準備しておくもの。・最低3日間分、できれば7日間分を用意。・なるべく普段使いの食べ慣れているもので賄う。・普段使いにくい場所を備蓄収納にするのもOK。内閣府の資料によると首都直下型地震が起きた場合、ライフライン復旧に要する時間は、一番早い電気で6日間、上水道は30日間、ガスは55日間と予測されています。 PDF:首都直下地震の国の復興対策に関する検討の視点について(参考資料) 水の配給や食料の支援もあるとは思いますが、いつどのくらい届くかはわかりません。この予測をみると、本当に7日分で足りるのか、もう少し先のことまで考えておく方がいいのではないかと考えさせられます。先述の岡部さんによれば「関東で大きな地震が起こった場合、避難所にどれだけの人が入れるかわかりませんし、自宅が過ごせる状態の人は入れてもらえないかもしれません。」とのこと。その時々の状況によりもちろん変わってくることですが、自宅で復旧を待てるよう備えることは非常に重要です。自宅で備蓄できるスペースとのバランスをとりながらしっかり考えたいところです。非常時の備えについてのポイントを確認したところで、次回は何をどれくらい用意しておけばよいのか、具体的なところをお話しします。
2015年04月02日ちゃんと備えてる? 3.11に見直したい防災対策&オシャレ備蓄食あの東日本大震災から、早くも4年。なかには防災意識が薄れてきている人もいるかもしれません。しかし、災害は忘れたころにやってくるもの。ちゃんと備えをしている人も、していない人も、この節目に防災アイテムを見直してみましょう。今回は、食料を中心にポイントを解説。普段使いもできるオシャレな備蓄食も紹介します。●一人暮らしの人は要注意! 自宅に食料はありますか?働く女性は忙しいもの。なかなか自炊ができない人も多いでしょう。まして一人暮らしだと外食やコンビニ食が多くなり、冷蔵庫を開けても何もない…なんてことも。これでは万が一何かあった場合、その日食べる物にも困ることになります。農林水産省は「最低3日分、できれば1週間分の食料品の備蓄」を各家庭に呼びかけています。大きな災害があっても、自宅がよほど大きな被害に遭わないかぎり、避難所で生活することはありません。つまり、「電気や水道などのライフラインが止まった」「食料が手に入りにくい」という状況で、しばらく自宅で生活することに。その状況を想定して備蓄しておきましょう。必須アイテムは、「水」「食料」「カセットコンロ(ボンベも忘れずに!)」の3つ。「わかってはいるけど、なかなか…」という人は、防災用食品にこだわらず、普段から保存性の高い食品を買い置きすることを意識して。お米、乾麺、カップ麺、シリアル、缶詰、乾物、レトルト食品、インスタント味噌汁などがあるといいですね。日頃から使いつつ買い足していけば期限切れの心配もありませんし、急な体調不良のときにも役立ちます。水は、飲用と調理用で、大人1人あたり1日3リットルが目安。1週間分を買い置きするのはスペース的になかなか難しいかもしれませんが、できるだけ多めに用意しておくと安心です。●オフィスで過ごすことも考えて、デスクにも食料を東日本大震災のとき、東京で発生した帰宅困難者は10万人を超えたと言われています。女性の体力で長距離を歩いて帰宅するのは大変ですし、いつもと治安状況の異なるなか、暗い夜道を歩いて犯罪に巻き込まれるリスクも。特別な理由がないなら無理に帰宅せず、職場で過ごす選択肢も検討しましょう。そのためにも、職場にも多少の食料品をストックしておくこと。近所のお店が品薄になったり、高層ビルのエレベーターが使えなくなったりするので、カップ麺のほか、お湯がなくても食べられる缶詰や日持ちするお菓子などがあるといいですね。また、忘れがちなのが衛生用品。歯磨きセットや生理用品は普段から置いている人もいると思いますが、そのほかにもコンタクト用品、ストッキングの替え、メイク落としシートなどを準備しておくと安心です。東日本大震災以降、企業にも食料や毛布を備蓄することが推進されています。自分の職場がどのような対策をしているか知らない人は、この機会に確認しておきましょう。●沈んだ気分も上がる「TERRA CAFE BAR」のオシャレ保存食備蓄食料は実用性がいちばんですが、大変なときこそ、美味しいものを食べて元気を取り戻すことも大切。世界の保存食を集めたセレクトショップ「TERRA CAFE BAR(テラ カフェ バール)」(東京都品川区・天王洲アイル)には、美味しくてオシャレな商品もそろっています。なかでも、スタッフ一押しという防災用食品はこの2つ!・防災食とは思えない美味しさとバリエーションの「ミリメシ」ミリタリーの「ミリ」と、ご飯の「メシ」で「ミリメシ」。その名のとおり、戦闘糧食の技術を活かしたレスキューフーズです。発熱セット、レンゲ、紙ナプキンまで入っているので、ほかに何もなくてもOK!アツアツの食事は、心まで温めてくれそうですね。メニューは、カレーライス、牛丼、シチュー、中華丼、ハンバーグとバラエティー豊かで、防災食であることを忘れてしまいそうなほど。保存期限は約3年半。価格はいずれも1080円(税込)。・パン好きガールは要チェック!「缶入りソフトパン」缶詰入りのパンはいろいろありますが、こちらは、独自の製法で焼きたての風味を缶に閉じ込めたという自慢の逸品だそう。たしかに缶詰とは思えない、しっとりとした食感には驚き!味はストロベリー、コーヒー、黒糖、ミルク、チョコレート、キャラメルの6種類あります。保存期限は味によって3年半~5年。価格はいずれも420円(税込)。店内にはほかにも燻製、塩漬け、干物、発酵食品、缶詰、フリーズドライなど多様な保存食がそろっていて、アウトドアや忙しい日のお助けアイテムとしても活躍してくれそうです。イートインスペースで人気の保存食をアレンジした週替わりランチは、自宅で保存食を活用するときの参考にも。季節のイベントも開催しているので、気になる人は足を運んでみて。「防災のため!」と肩ひじ張らず、まずは普段の生活に保存食を取り入れることから始めてみませんか?<取材・文/島田彩子取材協力/TERRA CAFE BAR(テラ カフェ バール)>
2015年03月11日NECは3月10日、豊島区において、防災カメラで撮影された群衆映像から混雑状況の把握・異変検知を行う「群衆行動解析技術」を用いたシステムを含む「豊島区総合防災システム構築業務委託」を受注したと発表した。同システムは2015年5月に稼働、6月に本格運用を予定している。「群衆行動解析技術」とは、異変につながる「群衆全体の動きの変化」を、個人を特定することなく解析する同社が開発した技術。混雑度を高精度に推定し、異常混雑や滞留者の流れの異常などを、カメラ映像を用いて検知する。新システムでは、群衆行動解析技術により、防災カメラの映像から、人と人が重なって見えるほどの混雑時も群衆の状況を高精度に解析すること、異常が発生した場所の混雑レベルや群衆の流れを速やかに解析することが可能。異常が発生した場合は自動的に職員に対しアラートを通知する。そのため、異常の発生場所や状況を即座に把握でき、支援要請や情報発信などが迅速に行えるようになるほか、混雑状況の監視に係る職員の業務負荷を軽減することも可能となる。豊島区では、1日約259万人の利用者を有する池袋駅をはじめとする主要駅周辺、幹線道路、救援センター(災害時の避難場所となる学校など)に、51台の防災カメラを設置。これらのカメラ映像を新庁舎災害対策センターにて収集し、災害時には区民による通報情報などとともに一元的に管理する。
2015年03月11日NTTは3月9日、ICTを活用した防災・危機管理ソリューションとして、自治体の災害・危機管理対策本部に向けた「危機管理情報マネジメント支援システム」、Twitterを活用した「防災アプリ」、「災害対策用可搬型バックアップ電源」を開発したと発表した。「危機管理情報マネジメント支援システム」は、自治体の危機管理室(EOC: Emergency Operations Center)の危機対応を支援するため、国際標準に基づく危機管理情報マネジメントフロー(自治体の災害対応ノウハウ)をシステムに組み込み、各種システムと連携・集約した情報を一元管理し、総覧できるようにするもの。Operational Planning "P"によるナビゲーション(Plan画面)、非定型業務の管理(Do画面)、状況認識の統一(See画面)の3つの画面から構成される。「まちアプリ」は、災害時も平時も両方で活用できる機能が盛り込まれており、普段からアプリに触れることで、円滑な住民同士の自助・共助を実現する。例えば、平時から防災を意識してもらうため、公共機関が提供する近隣エリアの浸水シミュレーションやハザードマップが閲覧できるほか、「観光アプリ」として、話題になっているスポットや地域の話題・イベント情報などを閲覧できる。災害時は、Twitterでつぶやかれたツイートから被災状況などに関する情報だけを抽出し、避難時の支援を求めるつぶやきや、内水氾濫の発生を知らせるつぶやきなどの投稿を地図上にマッピングする。「災害対策用可搬端バックアップ電源」は、エネルギーマネジメントの機能を持つ「制御ユニット」(約8kg)と蓄電池の機能を持つ「蓄電ユニット」(約20kg)から構成される。蓄電ユニットの中には、13個の蓄電池(1個当たり1.5kg程度)が収容されています。被災地などへ配備する時には、13の蓄電池を複数人で分担して運搬し、現地で組み立てて運用することが可能。同社が昨年に開発した即時通信回復機能を備えた「アタッシュケース型ICT BOX」とセットで被災地に持ち込むことにより、避難所や災害対策本部などの通信を2~5日間確保するという。
2015年03月10日冬に必要なあったかグッズ、何を使う?『冬必須のあったかグッズ』調査結果!株式会社コンピューター・プランニング・リサーチ(CPR)は冷え性対策などに役立つ【冬必要な、あったかグッズ】に関するアンケート調査を実施した。調査対象エリアは全国で、調査の方法はインターネット方式。そして回収サンプル数は813だった。『冬の必須、あたたまるグッズは?』(複数回答可)の質問について、トップは【こたつ】で、次いで【カイロ】【防寒肌着】【床暖房またホットカーペット】【ゆたんぽ】【電気毛布】などが順にランクインしている。アンケートの調査結果から、トップの【こたつ】は、西洋化が進んでも、現在は一人用のこたつや、ダイニングテーブルこたつなどが販売されており、昔と変わらず人気のあったかグッズのようだ。また【カイロ】は、どんな場所でも手軽に活用できるあったかグッズということで利用する人が多い。さらに【防寒肌着】は、現在はユニクロのヒートテック系アイテムなど、機能性が優れている肌着がバリエーション豊かに販売されていることで、年齢関係なく身につける人が増加している。“冷え性”になる理由は?冷え性といえば、女性の悩みという印象が強いが、近年では男性も冷え性で悩む人が増加している傾向だ。また冷え性について、エリアに関係なく、(個人差もあるが)筋肉量などの“基礎代謝”も要因の一つという。また体の温度が1度違うだけで、体内の免疫力も変わるといわれるので、免疫力を強化して、かつ基礎代謝もアップさせるとともに、このようなアンケート調査を参考にして、上手にあったかグッズを活用してみては。(画像は株式会社 コンピューター・プランニング・リサーチより)【参考】・株式会社 コンピューター・プランニング・リサーチ
2014年12月04日日立製作所は、独立行政法人防災科学技術研究所の「防災情報システム」を構築し、稼働を開始したと発表した。同研究所はこのシステムを利用して、自然災害に関するさまざまなデータをもとに大規模シミュレーション解析を行い、地震、津波、火山噴火、地すべり、風水害、雪氷災害などの自然災害に関する研究を行うとともに、これらの研究結果などをWebサービスとして随時公開していくという。このシステムは、大規模シミュレーションシステムと公開系クラウドシステムによって構成され、日立のテクニカルサーバ「HA8000-tc/HT210」を中核としており、複数のサーバ間でファイルを共有し、高速なデータ転送による並列処理を可能とする、日立独自開発の分散共有ファイルシステム「Hitachi Striping File System」により、データ処理の高速化を実現しているという。さらに、日立のユニファイドストレージ「Hitachi Unified Storage 100 シリーズ」を採用し、合計約3.3PBの大容量ストレージ環境を実現している。システムのうち、大規模シミュレーションシステムは、従来システムの約21倍となる298.9 TFLOPSの総合理論演算性能を実現。 また、公開系クラウドシステムは、「日立クラウド基盤導入ソリューションPowered by Apache CloudStack」を適用し、研究者が研究結果などを公開する際は、ポータル画面から簡単な操作によってWebサーバやストレージなどの必要なITリソースを準備することができ、オンデマンドで利用できるという。また、災害時などWebサービスにアクセスが集中する際には、Webサーバにリソースを優先的に割り当てることが可能で、さらに、従来設置していた多数の物理サーバを集約し、一元管理できるため、セキュリティレベルが統一され、効率的なシステム運用が可能となる。
2014年11月05日千趣会が運営するベルメゾンでは、地震や台風などの災害時にペットを守るための「防災グッズ」「避難グッズ」を販売している。○もしもの時のペットの移動に便利な「キャリー」避難時など移動時にペットを入れて運べるキャリー・バッグ。「ハウスにもなる"SOSペットバッグ"」は、リュック・手さげ・ショルダーの3WAYで使用できる。付属のスチールパイプを上部に差し込めば簡易ハウスにもなる。価格は1万4,040円。「抗菌仕様のコンパクトクレート」は、簡単な折りたたみ式で屋外&屋内で使える犬・ネコ用ペットハウス。布地には、ニオイのもととなる細菌やカビの繁殖を抑える銀イオンを配合している。サイズはSSからLまであり、価格は8,100~1万4,580円。「メッシュペットキャリー」は、ハードタイプのメッシュキャリー。フタと窓がクリアなので中のペットの様子が見える。持ち運びに便利なショルダーベルト付き。価格は3,899円。○ワンちゃんのためのリードやハーネス避難する際や、避難先で周囲に迷惑をかけないために、ペットのリード・ハーネスは予備にいくつか用意しておくと便利。「シンプルメッシュ胴輪&リード」は、ベーシックな色合いで、どんなウェアにも合わせやすい胴輪&リード。価格は3,132円。「どこでも係留できる"つなげるリング"」は、太さが異なる支柱や、車の座席のヘッドレストなどさまざまな場所で犬を仮つなぎできる専用リング。価格は1,026円。「ペット用"ウルトラパウブーツ"」は、ペット用の全天候型ブーツ。災害時、瓦礫(がれき)やガラスなどが飛散した場所を移動する場合、ペットの足裏の肉球を保護できる。夏のアスファルト対策にも有効。価格は6,480~7,714円。○避難先でもペットが快適に暮らせるように…「サークル」や「マット」避難時の移動に便利なペットのキャリー・バッグや、ペットの体温調節を助けるマットなども用意しておきたいアイテム。「折りたたみソフトサークル」は、組み立てや折りたたみが簡単なソフトサークル。上半分と側面扉はメッシュ素材で通気性も良い。価格は5,122円。「どこでもワンタッチドライブケージ」は、自動車で移動する際に便利に使えるケージ。飛び出しを防止するオートロック・スライダー付き。S・Mサイズには、シートベルト通し付なので、後部座席に簡単に取り付けできる。価格は3,069~5,384円。「ペット用 "あったかスパマット"」は、マット生地に使用している天然ラジウム不織布から発生する「遠赤外線効果」で、電気を使わなくても温かいマット。カバーは洗濯機で丸洗いできる。価格は1,653~2,455円。○ペットのトイレグッズどこでも使えるペットの携帯トイレや簡単処理グッズなども、種類豊富に取り揃えた。「携帯に便利なシリコン製トイレマット」は、市販のペットシーツがピッタリ付けられるシリコン製のトイレマット。価格は2,160~2,700円。「ペット用トイレシーツ"洗えるペットシーツ"」は、不織布にビニール地を裏打ちしているため、モレにくいペットシーツ。洗濯・脱水もできる。価格は1,555~3,024円。「プープバッグ・エコ レフィル4ロール」は、大型犬も余裕で使える22×31cmの大きめサイズのプープバッグ(うんち袋)。ニオイを軽減し、リラックス効果が期待できるラベンダーの香りが付いている。価格は518円。外出時のペットの排泄物は、車内に持ち込むとニオイが気になるが、「車につけられる排泄用ゴミ箱"ドンパック"」を利用すれば、排泄物を処理するまで車のボディの外で保管できる。価格は1,944円。○丈夫で持ち運びしやすい食器類外での水分補給や食事に、食器類も備えておくと便利。「やわらかいシリコン製ペットボウル」は、シリコン素材を使用しているため、丈夫で軽い。イエロー、ピンク、オレンジの3カラーを用意した。価格は1,296円。「お散歩ボトルトップ」は、市販のペットボトルのキャップ部分に取り付けて使えるボトルトップ。先端部のステンレスボールの働きで、犬が舐(な)めると適量の水が出るしくみとなっている。価格は1,111円。○健康管理に役立つフードや水ペットフードや水は、ペットの健康を維持するために備えておきたい防災グッズ。「ペットの天然水Vウォーター」は、愛犬・愛猫の健康を考えたバナジウム豊富な天然水。バナジウムなど天然のミネラルを配合しているが、マグネシウムの含有量は低い。価格は204~487円。「犬のおやつ"ビスカル"」は、ふん尿臭を軽減できる犬用スナック。米胚芽・大豆発酵抽出物、樹木抽出物、ガラクトオリゴ糖、緑茶カテキンを配合した。価格は442~1,944円。「猫のおやつ"ビスカルキャット"」は、猫に必要なタウリン・DHAを配合したスナック&フード。腸内の環境を整える米胚芽・大豆発酵抽出物、樹木抽出物入りで、ふん尿臭を軽減する。価格は288~523円。「猫専用ドリンク"アクティア またたびブレンド"」は、硬度0の純水にまたたび抽出物を加えた猫用の水。尿石の原因になりやすいマグネシウム・カルシウムは除去している。価格は324円。その他にも、ベルメゾンネットの「ペットの防災対策」で、様々な防災グッズを紹介している。※価格はすべて税込み
2014年10月16日ペット用品・ペットグッズ通販のPEPPY(ペピイ)では、ペット用の防災グッズ「防災スターターセット」を販売している。同商品は、万が一の時のために、ペットのために用意しておきたい「防災袋」。中には、軍手やビニール袋、流せるウェットティッシュなど、もしもの時に役立つグッズが入っている。その他、必要に応じて、必要なものを足していけば、それぞれのペットに応じた防災袋を準備できる。入っているものは、非常袋1枚、軍手1組、半透明ビニール袋(65×80cm)10枚、防災用ウェットティッシュ(20枚入)1個、給水バッグ(5L用)1枚、流せるウェットティッシュ(80枚入)1個、ペットシーツ「リフレカーボンシーツ(ワイドサイズ)」3枚、便処理グッズ「便利だワン!」が2枚。価格は1,404円(税込)。ペット用品・ペットグッズ通販のPEPPY(ペピイ)で販売している。
2014年10月09日9月1日は防災の日。万が一に備えて、日頃からきちんと備えをしておきたいですよね。災害に備えて家具を固定したり、防災グッズを常備したりしている人も多いと思いますが、意外と見落としがちなポイントがあるんです。■意外と忘れがちな、女子必須の防災グッズいざというときに備えて、懐中電灯やラジオ、備蓄用の水などを防災グッズとして準備している人も多いはず。必要最低限のものをまとめた市販品も多く販売されています。でも、市販品や一般的なグッズリストには入っていない、女子ならではの見落としがちなアイテムが。万が一のときに困らないよう、防災グッズにプラスしておきましょう。・生理用品もしも災害時に生理になってしまったら…可能性は決してゼロではありません。ナプキンなら長時間用の薄めタイプを、タンポンが使えるならあわせて用意しておきましょう。・シンプルな下着着替え用の下着は必ず入れておきましょう。とくにショーツは必須。このとき注意するのが、機能性重視でデザインのシンプルなものにすること。洗濯した下着が人目につくことも考えられます。派手なものやセクシーなタイプは避けるようにしましょう。・ウェットティッシュ飲料用の水は用意していても、災害時には入浴や洗顔のための水はありません。ウェットティッシュがあると、顔や体をふいたり、怪我をしたときに応急処置をしたりと何かと役立ちます。できれば、水をつかわないタイプのシャンプーなども用意しておくと安心です。■万全のつもりが…防災対策の盲点とは!?いくら防災グッズを万全に備えても、いざというときに持ち出せなければ意味がありません。普段使わないからといって、押し入れやクローゼットの中にしまいこんでしまうのはNG。防災グッズは、もっとも取り出しやすい場所に置いておくのが鉄則です。基本は玄関や部屋の出入り口。住まいがマンションなど高層階でなければ、ベランダ近くに置いておくのもよいでしょう。また、防災グッズは、「災害が起こったとき、生きのびるために必要なもの」と、「その後、避難生活を送るために必要なもの」に分けておきます。優先すべきは、懐中電灯や居場所を知らせるためのブザーやホイッスル。水や食料などの重いものは後回しです。全部を一つの袋にまとめている人は、一度中身を見直してみましょう。■防災グッズはオフィスにも仕事中に災害が起こったときのことを想定して、防災グッズはオフィスにも備えておきましょう。徒歩で帰宅しなければいけなくなった場合のために、はきなれたスニーカーは必須。できれば靴下もセットで用意しておきます。懐中電灯や救急医療品などのほか、普段から飴やチョコレート、生理用品、1泊用のスキンケアセットなどをデスクやロッカーに常備しておくと、もし会社で一晩待機、となった場合にも役立ちます。また、いつも使っている通勤バッグにもペンライトや防犯ブザーを。災害時だけでなく女性の防犯対策としてもおすすめです。携帯電話やスマートフォンの充電器も持ち歩いていると安心ですが、家族や知人と連絡をとりたいとき、必ずしも携帯電話が使えるとは限りません。公衆電話を使うときのことを考えて、必ず小銭を用意しておくようにしましょう。いつやってくるかが分からないのが災害です。見落としがないかどうかをチェックして、きちんと備えを心がけておきたいですね。
2014年09月01日9月1日は防災の日ですが、東日本大震災以来、防災について考えることは増えたのではないでしょうか。家に防災用品をそろえたり、家の近くの避難場所を確認しておいたり、やるべきことはたくさんありますね。いつくるかわからない災害だからこそ、準備はしっかりしておきたいものです。(C) naka - Fotolia.comキリンビバレッジ株式会社は、東日本大震災を機に水を扱う飲料メーカーとしての使命から、有事の際でも最低限の水分を確保できるよう、日頃から無理なく無駄なく備蓄品をストックする「スマートストック」を推進しているそう。2011年より、小学生の子どもがいる30~49歳の母親800名に対し、「震災時の備えと水分補給に関する調査」を実施し、備蓄や水分補給に対する意識を調べています。2014年7月の調査では、家庭の備蓄の実態を調査するとともに、地震以外にも備蓄が必要となる自然災害に対する意識を調査。その結果を見てみましょう。まず、普段から「自然災害」のことを意識していますか、という問いには、50.2%の人が意識していると答えました。また、普段から地震を含む自然災害を意識している人は、一世帯平均2リットルペットボトル5.22本の水を備蓄しており、そうでない人の約2倍の量の水を備蓄してることがわかりました。ただ、ひとり当たり3日間に必要な備蓄本数が2リットルペットボトル5本であることを考えると、一世帯あたりの備蓄量はまだ足りないよう。普段最も意識している自然災害は67.5%の人が「地震」と回答。地震大国日本らしい回答ですね。その一方で、17.2%が「台風」、6.0%が豪雨など、「地震」以外の自然災害を最も意識している人は全体の3割という結果に。地震以外にも水の備蓄が必要な自然災害は、実は多数発生しているのだとか。災害危機管理アドバイザーの和田隆昌さんによると、地震のほか、台風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、干害、異常低温、異常高温といった日本国内で起きうるほぼすべての自然災害において、水の供給がストップする可能性があるといいます。となると、やはり水の備蓄が大切になってきますね。実際に地震以外の自然災害で水が手に入らなくなった経験があるかを調査したところ、8.4%の人が「ある」と回答。その原因としては台風が最多で4割近く、続いて豪雨(17.9%)、干害(17.9%)と続き、天候による自然災害によって水が手に入らなくなった人が多く見受けられました。自然災害に限らず、何らかの理由で水道が止まった経験がある人は4割近く近くおり、その平均時間は約21.1時間。計画的な断水であっても、長時間水道が止まると、水の備蓄は必要。自分には関係ないと思っていられませんね。現在、2リットルペットボトルの水のストックがあると回答した人は51.6%、ストック本数は一世帯当たり平均3.77本で、昨年より0.23本分減少、震災直後の2011年と比較すると0.37本分と減少していました。備蓄をしない理由としては「消費期限の管理が難しい」 (31.5%)が最多で、続いて「継続するのが面倒」(28.2%)、「備蓄スペースがない」(26.4%)となっています。 また、実際、期限切れしてしまった備蓄品の1位は水で、約1/8の人が期限切れの経験があると回答。水の備蓄量の不足や期限切れの経験者数から、「消費しながら備蓄する」習慣が浸透していないよう。 突然に自然災害に襲われても慌てずに済むよう、「家族のあんしん、ストックしましょ。」という考え方をもとに、災害が起こったときのために必要なものを必要なだけ備蓄し、それを日常的に消費して回転させていくスマートストックの実践がオススメだとか。いざというときのために、水の備蓄はとても大切なこと。そしてそれを日常的に消費して、回転させれば、消費期限も守れますね。9月1日の防災の日を機に、スマートストックを始めてみては?・キリン アルカリイオンの水 公式サイト
2014年08月26日独立行政法人 防災科学技術研究所(NIED)は、同社が公開した「防災コンテスト」の参加者申し込みサイトに、意図しないフィッシングサイトが作成されていたと発表した。現在は同サイトを停止し、原因を究明している。今回判明したフィッシングサイトは、NIEDが外部に委託していた「防災コンテスト」参加者申し込みサイトが置かれているサーバー内に独立して設置されたもの。参加者申し込みサイト自体の改ざんは確認されておらず、従って同ページからのフィッシングサイトへの誘導や、申込者の情報の流出なども、現時点では確認されていない。フィッシングサイトの設置は2014年8月9日12時45分に判明し、NIEDは申し込みサイトの運用を停止した。現在は被害状況や侵入経路などを詳細状況を確認中という。同社はこの事態について謝罪するとともに、引き続き原因究明を行っていくとする。
2014年08月12日コクヨは日本防炎協会の認定を得た、防災用のフリース毛布「防災の達人」を11月19日に販売する。価格は7,140円。東京都は2013年4月に「東京都帰宅困難者対策条例」を施行。それに伴い、東京都の企業を中心に帰宅困難者を受け入れる準備として、備蓄用品のさらなる需要拡大が見込まれている。中でも毛布の需要は高く、自治体や企業を中心に備蓄が進むと予想される。このほど発売する同商品は、自治体が災害時に活用する毛布に、安全に配慮した難燃性の高い製品を求めていることから、難燃加工した素材を採用。また、保管時の収納にも配慮し、アルミパック加工を施したパッケージで毛布を圧縮している。限られたスペースでの備蓄に最適とのこと。同商品のサイズは、2,000mm×1,400mm×5mm。重さは0.9kg。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日化粧品などの製造・販売を行っているドクターシーラボは、9月1日の「防災の日」にちなみ、「防災とスキンケア」についてアンケート調査を行った。調査対象は同社のWeb会員237名。調査期間は8月21日から8月23日。「防災グッズを用意していますか?」と尋ねたところ、全体の57%が「はい」と回答。およそ2人に1人の女性が防災グッズを用意していることがわかる。防災グッズを備えていると回答した女性に「防災グッズの中にスキンケア・メイク用品は入っていますか?」と質問したところ、「はい」と回答した女性は25%だった。一方で、「防災グッズとして、スキンケア・メイク用品を用意したほうがいいと思いますか?」という質問に対して、「思う」と回答した女性は63%にのぼっている。また、防災グッズとして、スキンケア・メイク用品を用意している女性に対して、「どんなアイテムを用意していますか?」と質問したところ、化粧水や乳液など複数の機能が一つになっている「オールインワン化粧品(79%)」がダントツで1位となった。ついで2位「洗顔料(65%)」、3位「化粧水(41%)」、4位「クレンジング(38%)」、5位「日焼け止めアイテム(38%)」となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月30日ビデオリサーチ社は防災意識の表れとして、防災グッズの所有率について調査。全国主要7地区で実施しているACR調査(※)より、東日本大震災後に実施された最新結果を用いて行い、このほど調査内容を発表した。防災グッズの所有状況は、仙台地区は調査を行った7地区の中で37%とトップだった。東日本大震災の影響は大きいようだ。続いて所有率が高かったのは、関東地区の32%。2011年の東日本震災時に帰宅困難となったり、計画停電に該当したりなど、震災の影響を体感した人が多いからではないかと同社は見ている。続いて所有状況が高かった地域は中京地区で28%。30年以上前から想定されている「東海地震」に備えた、日頃からの防災意識の高さがうかがえる。一方、2011年の東日本大震災から比較的遠かったこともあるせいか、所有状況が低かった地域は札幌・関西・広島・福岡地区。11~16%と2割以下の所有状況だった。関西地方は1995年に阪神・淡路大震災に遭遇しているものの、16年以上が経過している。経験の風化や、震災後新たに転入してきた人が増えている影響があるようだ。※ACR調査は、ひとりの生活者に対して媒体接触状況と、消費・購買状況を同時に調査。そこから消費者の動向の把握、ターゲットのプロフィルの把握、媒体計画の立案など、マーケティング・プランニングの際の基礎データのこと。調査エリア(目標有効標本数)は関東(2,600サンプル)、関西(1,700サンプル)、中京(1,700サンプル)、福岡・札幌・仙台・広島(850サンプル)。調査対象は男女12~69歳【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月29日昨年起こった東日本大震災により防災への意識が一気に高まりました。でも、少し時間がたった今はちょっとおろそかになっている人もいるかもしれません。今回、9月1日の「防災の日」を前に、あらためて防災に対する意識を問い直すとともに、家族と離れて暮らす一人暮らしだからこそ、もう一度確認しておきたい災害時の連絡手段について紹介します。■避難場所を知っていますか?災害が起こったときの避難場所がどこか知っていますか?「一時避難場所」や「広域避難場所」は火災の延焼などから避難する場所で、多くは公園や広場などの屋外です。一方、「収容避難場所」は学校の体育館などで、被災者が当面の生活をする場所。食糧等の必需品が備えられています。自宅や職場付近の避難場所は自治体のホームページなどで確認できます。ちなみに、各都道府県の「一時避難場所」の情報はこちら。調べたら、その情報を家族や恋人、友人などと共有しておくことが大切です。一人暮らしをしていると、自分の家族のことでも情報不足になりがち。自分から積極的に知ろうとしないと、いざというときに情報を得る手がかりすらない可能性があります。家族の職場や学校、かかりつけの病院など、自宅以外でよく行く場所や連絡先など、情報共有しておくことをおすすめします。■複数の連絡手段を共有しよう!災害時に電話やメールがつながりにくい場合でも、「災害用伝言ダイヤル(171)」や「災害用ブロードバンド伝言板」は優先的に使えます。よく知られていることですが、実際には利用したことがない人も多いでしょう。「災害用伝言ダイヤル」に伝言登録するには被災地域の電話番号が必要です。また、せっかく情報を登録しても、相手が電話をかけ、聞いてくれなければ伝わりません。詳細はNTTのホームページに掲載されていますが、防災の日を含め、体験利用ができる日時が設定されています。一度ご家族と練習をしておくと、いざというときの利用がスムーズです。(※ちなみに、NTT東日本の「災害用伝言ダイヤル」情報はこちら。NTT西日本はこちら。)東日本大震災ではTwitterやFace bookといったSNSを使った連絡も有効でした。普段SNSを利用しない人でも、アカウントを持ち、家族とつながっておけば、連絡手段のひとつとなります。「SNSなんてチンプンカンプン…」というご家族には、家族共通の災害用Twitterアカウントを作り、ユーザー名や暗証番号を共有し、家族全員が書き込めるようにしておくのがおすすめです。帰省などの際にパソコンや携帯電話から利用できるよう設定および練習をしておきましょう。(一人暮らしアドバイザー:河野真希)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日昨年起こった東日本大震災により防災への意識が一気に高まりました。でも、少し時間がたった今はちょっとおろそかになっている人もいるかもしれません。今回、9月1日の「防災の日」を前に、あらためて防災に対する意識を問い直すとともに、家族と離れて暮らす一人暮らしだからこそ、もう一度確認しておきたい災害時の連絡手段について紹介します。■避難場所を知っていますか?災害が起こったときの避難場所がどこか知っていますか?「一時避難場所」や「広域避難場所」は火災の延焼などから避難する場所で、多くは公園や広場などの屋外です。一方、「収容避難場所」は学校の体育館などで、被災者が当面の生活をする場所。食糧等の必需品が備えられています。自宅や職場付近の避難場所は自治体のホームページなどで確認できます。ちなみに、各都道府県の「一時避難場所」の情報はこちら。調べたら、その情報を家族や恋人、友人などと共有しておくことが大切です。一人暮らしをしていると、自分の家族のことでも情報不足になりがち。自分から積極的に知ろうとしないと、いざというときに情報を得る手がかりすらない可能性があります。家族の職場や学校、かかりつけの病院など、自宅以外でよく行く場所や連絡先など、情報共有しておくことをおすすめします。■複数の連絡手段を共有しよう!災害時に電話やメールがつながりにくい場合でも、「災害用伝言ダイヤル(171)」や「災害用ブロードバンド伝言板」は優先的に使えます。よく知られていることですが、実際には利用したことがない人も多いでしょう。「災害用伝言ダイヤル」に伝言登録するには被災地域の電話番号が必要です。また、せっかく情報を登録しても、相手が電話をかけ、聞いてくれなければ伝わりません。詳細はNTTのホームページに掲載されていますが、防災の日を含め、体験利用ができる日時が設定されています。一度ご家族と練習をしておくと、いざというときの利用がスムーズです。(※ちなみに、NTT東日本の「災害用伝言ダイヤル」情報はこちら。NTT西日本はこちら。)東日本大震災ではTwitterやFace bookといったSNSを使った連絡も有効でした。普段SNSを利用しない人でも、アカウントを持ち、家族とつながっておけば、連絡手段のひとつとなります。「SNSなんてチンプンカンプン…」というご家族には、家族共通の災害用Twitterアカウントを作り、ユーザー名や暗証番号を共有し、家族全員が書き込めるようにしておくのがおすすめです。帰省などの際にパソコンや携帯電話から利用できるよう設定および練習をしておきましょう。(一人暮らしアドバイザー:河野真希)
2012年08月20日ディノスはこのほど、2012年1月1日~7月26日までのディノスオンラインショップで人気が高かった防災用品を発表。1位となったのは、阪神・淡路大震災の被災者であり防災士の資格を持つ田中廣さんが自身の体験もとに開発した「サバイバルローラーバッグ」だった。上位には避難時に外に持ち出す防災グッズセットがランクイン。1位の「サバイバルローラーバッグ ディノス特別セット」は、家族2~3人が2~3日を過ごすための防災用品34点がセット。ディノス特典として「サバイバルマニュアル」が付属している。価格1万9,800円(税込み)。2位は昨年7月の発売以来好評を得ている「お洒落な防災グッズセット(バックパックタイプ)」。災害時に本当に必要なアイテムを厳選した高品質・高機能な企画商品で、すぐに持ち出せるよう“玄関に出したまま備えられるお洒落なスタイル”が評価を得ている。基本セットは1万9,900円(税込み)、フルセットは2万9,900円(税込み)。また、バッグパックタイプに加え、トートタイプ(基本セット1万8,900円、フルセット2万8,900円。いずれも税込み)も新たに登場。両タイプとも、フルセットには長期保存可能な水や食料や簡易トイレなどをセットしている。人気ランキング3位はトイレの凝固・消臭剤、4位は電動アシスト自転車 スペシャル仕様 パンクレスタイヤが入った。また関連新商品として、「ハウススタイリングセレクト サバイバルセット」を発売している。災害時に役立つ七つ道具と、デザインにこだわったバッグのセットで、デイパック&七つ道具は2万4,800円(税込み)、サバイバル七つ道具は1万3,470円(税込み)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日優企画は、携帯用防災頭巾「石頭くん」の発売を開始した。これまで防災頭巾は自宅や職場、学校に設置し、地震・災害時に持ち出して利用するものと考えられていた。しかし、先の東日本大震災などの経験から、自宅や職場で被災するとは限らないという意識が高まっている。「石頭くん」は、折り畳んだ時はコンパクトで(重さ約115~150g)、ランドセル横フック部分にぶら下げる、カバンに収納するなどして、毎日持ち歩くことが可能。災害発生時にはすぐに取り出して頭部を覆い、折りたたんで収納されている垂れの部分で肩まで防御できる。使用されている生地は、財団法人日本防炎協会に認定されたもので、火災発生時に火の粉から身を守ることができる(消防士型のみ。フード型および防炎リュックサックは防炎性能試験を合格した生地を使用)。頭部には、耐衝撃性プラスチックが縫い込まれ、さらにポケットがついており、財布・本・手帳などの堅くて厚みのあるものや、タオルハンカチやオムツなどを収納し、より頑強にすることで落下物から頭部を守ることができる。価格は、携帯用防災頭巾「石頭くん消防士型」が5,000円。同「石頭くんフード型」は3,500円。「石頭くん防災リュック」は2,500円(いずれも税抜き)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月27日9月29日(木)に【おうちスタイル教室 第二弾】親子で一緒に「タオルで作る防災ずきん」ワークショップが開催されました!会場となったのは、「MOTTAINAI STATION&Shop」。MOTTAINAI(もったいない)とは、環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイさんの提唱により始まったキャンペーンで、この「MOTTAINAI STATION&Shop」では、MOTTAINAIのコンセプト3R(Reduce・Reuse・Recycle)+Respectのメッセージが込められたアイテムの展示・販売や、産直野菜の販売、ワークショップなどのイベントも行われています。ワークショップ当日は、1歳と2歳のちいさな参加者を含む、合計6名のおうちスタイル読者のみなさんにご来場いただきました。講師は、プロダクトデザイナーの傍ら、古着や捨てられない大切な生地を使って、“人と繋がるものづくり”をテーマに活動している「wascye/和さい」さん。「MOTTAINAI」のテーマとも通じるコンセプトで製作されている作家さんです。そして、ワークショップで作るのは、防災ずきんにもなる、フェイスタオルとハンドタオルを使ったタオルフード。フェイスタオルとハンドタオルを縫い合わせて作るのですが、必要な時には、縫い目をほどくとタオルに戻して使えるというすぐれもの。肌触りのよい素材を使用すれば、災害時以外にも、かぶっているだけでほっとできるようなタオルフードです。参加者のみなさんに好きな色・柄のタオルを選んでいただき、ワークショップのはじまりです。和さいさんお手製の作り方レシピブックを見ながら、フェイスタオルと、後頭部のクッション代わりとなるハンドタオルを縫い付けていきます。わかりにくい部分は、和さいさんが丁寧にサポート。ソーイング初心者さんにも、それぞれのペースに合わせてじっくり、きれいに仕上がるポイントを教えてくださいました。本体を縫い終えたら、あごの部分にリボンまたはボタンを縫いつけます。そして、額の部分を折り返し、ブローチで留めます。ブローチは、和さいさんがブータンで買い付けてきた布で、ひとつひとつ手づくりしたもの。できあがった防災ずきんをかぶって、2歳のユナちゃんもごきげん。赤ずきんちゃんみたいで本当にかわいい!防災ずきんにもなるタオルフードの作り方は、アトリエで公開中です。身近な素材で作れるので、みなさんもぜひおうちで挑戦してみてくださいね。タオルずきんの作り方 取材/おうちスタイル編集部
2011年10月14日9月29日(木)13:30より、MOTTAINAI×おうちスタイルpresents “親子で一緒に「タオルで作る防災ずきん」ワークショップ”を開催する。今回のワークショップで作るのは、フェイスタオルとハンドタオルを使った防災ずきん。ざくざくと粗めに縫って簡単に作ることができる。また、必要な時には縫い目をほどくとタオルに戻して使えるすぐれもの。肌触りのよい素材を使用すれば、災害時以外にも、かぶっているだけでほっとできるようなタオルフードとなる。そういった「やさしさ」が含まれているのも特長のひとつ。講師はプロダクトデザイナーの傍ら、古着や捨てられない大切な生地を使って、“人と繋がるものづくり”をテーマに活動しているwascye/和さいさん。ぜひご参加を!MOTTAINAI(もったいない)とは?環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイさんが提唱しているキャンペーン。マータイさんが2005年に来日した際、「もったいない」という日本語が環境活動の3R(Reduce=ゴミ削減、Reuse=再利用、Recycle=再資源化)を一言で表し、それだけではなく、かけがえのない地球資源に対するRespect(尊敬の念)までもが込められていることに感銘を受け、環境を守る世界共通の合言葉「MOTTAINAI」として広めていくことになりました。こうしてスタートしたMOTTAINAIキャンペーンは、地球環境に負担をかけないライフスタイルを広め、持続可能な循環型社会の構築を目指す世界的な活動として展開しています。 MOTTAINAI×おうちスタイルpresents「タオルで作る防災ずきん」親子ワークショップ開催日程:2011年9月29日(木)時間:13:30~15:00(13:00 受付開始)会場:MOTTAINAI STATION&Shop東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル1F アクセス:東京メトロ東西線 竹橋駅(1b出口)徒歩1分講師:wascye/和さい 参加費:無料持ち物:なし(材料・道具はこちらでご用意いたします)定員:5組10名様申し込み締切:2011年9月19日(月)発表方法:当選者の方には9月20日(火)以降、編集部よりお電話にてご連絡をさせていただきます。【留意事項】必ずお読みいただきご了承の上、ご応募ください。・会場までの交通費はご当選者のご負担となります。・ワークショップ中の事故等については責任を負いかねます。・当日は写真の撮影が入ります。後日、ワークショップのレポートを「おうちスタイル」にて掲載させていただきますので、予めご了承ください。【お申し込み方法】・以下の「応募する」リンクをクリックし、応募フォームよりお申し込みください。・応募者多数の場合は抽選となります。・当選確定後のキャンセルはできるだけご遠慮ください。 ★応募する★ (モバイル専用応募フォームは記事の下に表示されます)
2011年08月31日防災への関心が一層高まる中『防災対策として食料を準備しておきたい』という消費者のニーズに応えて、5年間保存可能な缶タイプ「マリー缶」「ミルクキャラメル缶」が8月2日(火)から限定発売された。あらためて、お菓子が非常食に適している点を幾つかあげてみよう。・高い栄養価を有していること。・調理せずにすぐに食べることができること。・子どもや高齢の方でも容易に摂取することができること。・一般的に保存期間が比較的長いこと(防災備蓄用として開発された菓子は長期保存可能)。・長期に及ぶ避難所生活の食事面におけるストレスの軽減を図ることが期待できること。今回発売される缶タイプの「マリー缶」と「ミルクキャラメル缶」は、5年間の長期保存ができるため、家庭に1つ常備しておくと安心だろう。また森永製菓では、手軽に始められる防災対策として、キョロちゃんが解説する防災用パンフレット「防災のしおり」や、携帯できる「ミニリーフレット」などを店頭配布している。ホームページには「防災の心得」のページもあり「非常持ち出し品」や「非常用備蓄品のチェックリストもあるので、こちらも是非活用したい。お問い合わせ:森永製菓株式会社 お客様相談室 TEL 0120-560-1620プレスリリース提供元: 日経プレスリリース
2011年08月02日