東芝と日本IBMは5月14日、両社の技術・知見を融合させ、ドライブレコーダーやGPSなどの従来情報にドライバーの生体情報を加え、安心・安全・省エネルギーを実現する自動車運行管理ソリューション分野で協力していくと発表した。東芝は、2015年中に欧州での実証実験を開始する予定で、将来的には運送会社・タクシー会社・保険会社など幅広い企業へのサービス提供を目指す。具体的には、リストバンド型活動量計で収集したドライバーの睡眠状況や生体情報とドライブレコーダーで計測した道路交通情報を、タイムリーにクラウド上のプラットフォームを利用してデータ解析を行い、最適運転経路への誘導や、事故率の高い経路を回避することで、低燃費で安全なフリートマネジメントソリューションの検討を進めていく。想定事例としては、ストレスが過度にかかる道路の通行を避ける運行ルートの作成や、生体センサの情報をもとにしたドライバーへの休憩の指示・睡眠データによるシフトの組み替えなど、従来にない生体データを加味したソリューションの展開を目指す。日本IBMは、同社が全世界で展開している「Smarter Planet」に関するプロジェクトで蓄積された技術や知見を活用し上記調査に協力するとともに、2015年中に開始することを目指している実証実験で必要となるIT環境、具体的にはIBMのクラウド、ビッグデータ解析技術・プラットフォームを提供していく計画。
2015年05月15日zionoteは5月7日、ダイナミックBAドライバーを搭載したイヤホン「OPUS1」を5月末に発売すると発表した。価格は300ドル前後を予定している。OPUS1は、Wavelet Design社が手がける初の自社ブランド「WAVELET DESIGN」から発売される。新開発の「ダイナミックBAドライバー」を搭載している。ダイナミックBAドライバーとは、ムービングコイル式とBA(バランスド・アーマチュア)式のハイブリッド構造を採用したもの。低音から高音まで広い周波数帯域に渡ってフラットな特性を実現している。OPUS1はハンドメイドで製作される。1台ずつ測定された特性データはシリアルナンバーごとにWebページで公開される予定だ。
2015年05月07日サンコーは20日、先端のビットを交換できるUSB電動ドライバー「なくさない!収納式ビット USB電動ドライバー」を発表した。5月下旬より発売する。価格は2,980円。直販サイトでは4月20日から予約を受け付けている。USB電源または単4形乾電池×3本で動作する電動ドライバー。ドライバー本体に6本のビットを収納でき、ビットは磁石でくっついているため交換も簡単。付属ビットは合計16本で、延長用ポールも付属する。本体わきには小型のLEDライトを搭載しているので、暗い場所でもネジの位置を確認しやすい。底面には大型のLEDが装備されており、懐中電灯としても利用できる。最大トルクは2.5kgf.c、回転数は124rpm、USBケーブル長は1,100mm。本体サイズは直径46mm、全長160mm、重量は136g。
2015年04月20日プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)の小型家電ブランドであるブラウンは、4月10日より電動歯ブラシ「ブラウン オーラルB」シリーズから、特許を取得した「マルチアクションブラシ」を採用した「ブラウン オーラルB PROシリーズ」5製品の発売を開始した。価格はオープン。ブラウン オーラルB PRO シリーズは、すべてのモデルに新開発のブラシヘッド「マルチアクションブラシ」を搭載。同ブラシは、ブラシヘッド上で高低をつけられた毛束が二重の円を描くように配置され、その各々の毛束の列が反対方向に傾斜する角度(16度)で植毛されている。これにより、通常の角型手磨きブラシに比べて歯垢除去力は99.8%(同社実験データ)向上。さらに、上下左右に回転する「ブラウン オーラルB」独自の3D丸型回転を組み合わせることで、より効果的に歯垢を落とすことができる。同シリーズ最上位モデルの「PRO4000」では、Bluetooth接続によるスマートフォンとの連携機能を搭載。専用アプリが磨く場所を分かりやすく表示したり、歯を磨いたデータをカレンダー上にグラフ表示して、使用者の歯磨き習慣を分析してアドバイスを行うなどの機能が利用できる。さらに「PRO4000」「PRO3000」「PRO1000」では、新たに「歯ぐきケアモード」を採用。マルチアクションブラシと併用することで、より効果的な歯ぐきのブラッシングやマッサージを実現し、シニア層を中心とした歯周病ケアに関心の高い層にも対応している。
2015年04月10日ドリテックは4月9日、音波式電動歯ブラシ「TB-400」と「TB-500」を発表した。発売は4月下旬。価格はオープンで、推定市場価格はTB-400が2,480円前後、TB-500が4,480円前後(いずれも税別)。TB-400とTB-500は、毎分34,000回の高速振動が特徴の音波式電動歯ブラシ。念入りに磨きたい時に適した「標準モード」、振動数を落として優しく磨きたい時に使う「弱モード」、リズミカルに振動する「リズムモード」の3モードを用意する。30秒ごとにブラッシングの目安時間を知らせるお知らせ機能も持つ。歯と歯の隙間を磨くのに適した「エッジブラシ」と歯周ポケットなど微細な隙間を磨くのに適した「微細毛ブラシ」の2種類のブラシが付属する。IPX7の防水性能を持ち、水洗いも可能だ。電源は、TB-400が単4形乾電池×2本、TB-500が内蔵バッテリー。TB-500の充電時間は約10時間で、最大約90分の使用が可能だ。本体サイズ/重量は、TB-400が直径22×高さ218mm/36g(電池含まず)、TB-500が直径30×高さ228mm/68g(バッテリー含む)。2モデルともホワイトとピンクの2色を用意する。
2015年04月10日富士通とGlobal Mobility Service(GMS)は4月9日、フィリピンでのICTを活用した電動三輪タクシーの普及に向けて、サービス拡充のための実証を開始すると発表した。GMSは、2014年9月から2015年1月にかけて、車両に搭載することで遠隔からの走行制御を可能にするMobility-Cloud Connecting Systemを開発し、車両の現在位置の把握や、利用料金の支払いに滞りが生じた際に走行を遠隔で停止させることなどが可能なモビリティサービスの実証実験を行っており、今年の春から実サービスの運用を開始する計画だ。富士通とGMSが行う実験では、GMSのシステムと富士通の位置情報活用サービス「FUJITSU Intelligent Society Solution SPATIOWL」を連携させて、バッテリーの残量と消耗具合から走行可能距離を算出する機能や、給電スポットまで誘導するサービス、電力消費の少ないルートを案内するサービスなどの実証を行う。2015年秋から実証を開始し、2016年度中のサービス開始を予定している。フィリピンではガソリンを燃料とする三輪タクシーが移動手段として定着しており、同国内に350万台以上存在する。そのため、政府が電動三輪タクシーの導入を推進するなど、電動車両の普及に向けた機運が高まっている。
2015年04月09日女性10名によりおこなわれていた「すっぴん美肌選手権」の結果が、3月16日に発表されました。これは、フィリップスから発売されている電動洗顔ブラシ「ビザピュア」を1ヵ月間使用し、肌の美しさを競うもの。審査委員長を務めたのは、独自の審美眼でファッションプロデューサーとして活躍中の植松晃士(うえまつこうじ)さん。愛のある辛口トークとわかりやすい解説に人気が高く、テレビ・ラジオと各メディアでご活躍中の「美のカリスマ」です。グランプリに選ばれたのは、ROCOさん。審査委員長の植松さんによると、決め手となったのは「透明感とキメとトーンが均一であること」とのこと。美肌の条件として大切な二つがそろっているのだから、納得の結果です。洗顔ブラシのような日頃の肌ケアまわりのアイテムは、継続して使用しないとなかなかその効果が実感できないものです。「すっぴん美肌選手権」では、実際に使用した1ヵ月を経てのbeforeとafterの写真が披露されたので、「ビザピュア」のリアルな働きを感じられます。審査委員長の植松さんは、今回の美肌選手権全体を通じた感想として、「美肌は女性にとってかけがえのない宝。幸せになりたいなら、“洗顔おブス”になっちゃダメ! きちんとした洗顔で、美肌は手に入れるものよ! ビザピュアで、これからの人生を輝かせてください!」と語り、日頃の洗顔の大切さを伝えました。「すっぴん美肌選手権」の様子は 特設ページ でも見られます。特設ページでは参加者のプロフィールや企画の概要、各参加者の「ビザピュア」を使用しての感想などもわかるので、美肌をゲットしたい人の参考になりそうです。・“すっぴん美肌”選手権 公式サイト
2015年03月24日「毎日の洗顔は、ふわふわ泡を使って手で優しく洗う」とよく言われますが、本気で美肌をめざすなら、電動洗顔ブラシがオススメです。電動洗顔ブラシなら、手や泡ではとりきれない毛穴の奥の汚れまで取り除くことができます。特にフィリップスの「ビザピュア」は、通常の洗顔の最大10倍もの洗浄力があるので、そのきれいさは一目瞭然なのです。「ビザピュア」の秘密を、フィリップス エレクトロニクス ジャパンのビューティー製品担当マーケティングマネージャーの鍛治いく美さんに聞いてみました。美肌をめざすと、高級スキンケアを取り入れようと思いがちですが、「化粧品を受け止める土壌がないと、せっかくの高価なスキンケアも最大限の効果を引き出せなくなります」と鍛治さんは言います。彼女が言うように、「基本のキ」である洗顔を見直すことが、美肌につながりそうです。さまざまな会社から電動洗顔ブラシが発売されている中、「ビザピュア」の最大の特長は、「ブラシが回転と音波振動を組み合わせた3Dの動きをすることで、最大10倍の洗浄力を生み出しているのです」とのことでした。ブラシ洗顔は肌を傷めるのではという不安に対しても、目立つ毛穴の大きさが約0.5ミリと言われているのに対し、「ノーマル肌用ブラシには、0.075ミリの毛が17,000本植わっています」と聞いて、驚くとともに安心しました。「ビザピュア」のブラシの毛は毛穴よりもずっと細く柔らかいのです。実際に使ってみましたが、ゴシゴシという感じはまるでなく、優しく触れられるような感覚でとても心地よく洗い終えることができました。そして、一度使っただけで、肌がつるつる、すべすべになっていることをはっきりと実感! これには本当に驚きました。それも、ユニークな動きをするブラシと、ブラシの細かい毛が、普段洗えない毛穴やキメの隙間にたまった汚れを落としてくれたからなのです。さらには古い角質や毛穴に詰まった酸化した皮脂、角栓のようなものまできれいに取るので、「使い続けているうちに、小鼻の周りの黒ずみが目立たなくなったり、毛穴がだんだん引き締まってきて、目立たなくなることも期待できます」と聞いて、ますます使い続ける気になりました。ほかにも、「ビザピュア」は防水仕様なので、「ジャバジャバと水で洗って、バスルームに置いて自然乾燥で問題ありません」というのはうれしいですね。また「立てて置けるので、洗面所でも場所をとりません」というのも、女性の生活がよく考えられていると思います。さらに、スキンゾーンタイマーという機能があり、20秒ごとに小休止し、1分で停止するようになっているのも便利です。左右の頬、Tゾーンをそれぞれ20秒で洗う目安になるので、洗い過ぎを防げます。「肌にダメージを与えないで正しく使用できる機能がついているのです」と聞けば、電動洗顔ブラシに対する不安も払拭できそうです。それでもブラシは何だか心配という方には、「生卵の黄身にブラシを当てても黄身が割れないぐらい非常に優しい」という、実際に行われた実験について知ってほしいもの。鍛治さんも、「手でゴシゴシ洗うより、”ビザピュア”で洗ったほうが優しく、スキンケアの効果が高まることを知ってほしい」と強くアピールしていました。「ビザピュア」を使い続けることで、くすみが取れてファンデーションの色が合わなくなった人がいるほど、最大10倍の洗浄力で透明感を引き出すパワーは強力なのだとか。また、「ビザピュア」を販売しているフィリップスは「洗顔ブラシシェアNo.1※」とのこと。使い心地のよさや洗顔後の肌のツルツル感の気持ちよさを感じると、「ビザピュア」での洗顔がやみつきになりそうです。※『2014年(1-12月)「洗顔・ボディーブラシ」メーカー別金額シェア』全国有力家電量販店の販売実績を集計/GfK Japan 調べ・フィリップス 公式サイト
2015年03月13日フィリップス エレクトロニクス ジャパンは2月26日、音波式電動歯ブラシ「ソニッケアー」の初心者向けモデルとして「プラークディフェンス」を発表した。発売は3月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別6,980円前後だ。プラークディフェンスは、歯垢(プラーク)の除去に特化した電動歯ブラシのエントリーモデル。毎分31,000回の高速振動と幅広い振幅を組み合わせた「ソニックテクノロジー」によって、口内に唾液を活用した「音波水流」を生み出す。音波水流によってブラッシングしにくい歯のすき間や奥歯の歯垢も除去できる。また、ブラシには歯の形にフィットするカッティングが施された「プロリザルツプラークディフェンス」を採用した。サイズはW30×D30×H249mm、重量は133.8g。約48時間でフル充電され、1日2回・2分間使った場合は約2週間の使用が可能だ。基本的なブラッシング動作を行うクリーンモードを搭載する。カラーはグレーとピンク。
2015年02月26日サンワダイレクトは20日、単3形乾電池で駆動するコンパクトシュレッダー「電動シュレッダー 400-PSD018」シリーズを発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。通販サイト「サンワダイレクト」での価格は税別3,500円から。コンパクトサイズの電動シュレッダー。A4のコピー用紙を2枚まで同時切断が可能。電源には単3形乾電池×6本を使用する。本体には取っ手が付いており、場所を選ばずどこにでも持ち運んで使用できる。電源は回転スイッチ式で、用紙投入口の幅は2mmと狭く指などが入ってしまうこともない。用紙の細断形状は4.7×34mmのクロスカット。ダストボックスの容量は3.5リットルで、A4コピー用紙であれば約30枚分をカットして入れておける。本体側面には中が見える窓もあり、裁断した量を確認可能。ダストボックスが正しい位置にないと運転を開始しない「インターロックスイッチ」も搭載する。裁断速度は約1.4m/分で、連続使用時間は3分間(30分休止後に再運転可能)。本体サイズはW356×D89×H200mm、重量は約1.5kg。
2015年02月21日パナソニックは2月19日、ホームエネルギーマネジメントシステム(以下、HEMS)の「スマートHEMS」と電動窓シャッターとの連携を開始すると発表した。複数のシャッターを開閉するといった操作を個別もしくは一括で行えるほか、タイマーによる自動制御も可能だ。対応するシャッターの発売は5月下旬。スマートHEMSとは、接続機器の消費エネルギーを可視化して、自動制御を行うことで効率的に節電を行うシステム。専用モニターのほか、スマートフォンやタブレット、パソコンから管理できる。このたび、パナソニックのスマートHEMSは、文化シヤッター社の電動窓シャッター「マドマスター・スマートタイプ」との連携を開始する。家中の電動窓シャッターを一括(最大32台)でも操作できるため、シャッターのある部屋へ移動しなくても、手もとのモニターかスマートフォンなどでシャッターの開閉を行える。タイマー機能を持ち、設定した時刻に自動開閉が可能だ。パナソニックは、窓から差し込む日差しをシャッターで遮ることで節電対策になったり、長期の留守でもシャッターを自動開閉することによって防犯対策になったり、というように様々な活用法があるとする。
2015年02月20日プラネックスは3日、ドライバ内蔵の有線LANアダプタ「USB-LAN100R」を発表した。USBポートに挿すだけで有線LANアダプタとして使い始めることができる。発売日は2月10日。価格はオープン。Amazon.co.jpでの価格は1,980円。Windowsドライバを内蔵するほか、OS X標準ドライバやLinux(CDC-ECMサポート)に対応し、USBポートに接続するだけで、MacBook AirやRaspberryPiなど、有線LANポートを持たない製品でも有線LAN環境を構築できる。伝送速度は100Mbps/10Mbpsに対応。対応OSはWindows XP / 7 / 8 / 8.1、OS X 10.7 / 10.8 / 10.9 / 10.10、Linux。本体サイズはW22×D50×H15mm、重量は約18g。ケーブル長は約7cm。
2015年02月04日ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパンは7日、全国のGMS、ホームセンターおよび家電量販店における電動アシスト自転車の販売動向を発表した。それによると、2014年の電動アシスト自転車販売は金額ベースで前年比9%増となった。台数ベースでは前年比1%減。消費増税前の駆け込み需要により3月には同65%増を記録したが、その後10月までは増税後の反動減に加え、前年実績が極めて高かったことも影響してマイナス成長となり、通年では前年を下回った。台数ベースの成長が低迷している要因としては、新規需要が従来のペースで増え続けていないことも考えられるという。一方、金額ベースではチャイルドシート設定車など高額商品の販売が好調だったことから、前年比9%増となった。チャイルドシート設定車は年々増加しており、2014年は数量構成比で前年比6ポイント増の22%を記録。チャイルドシート設定車と、そうでない車種とでは、売価に1.5倍以上の開きがあり、電動アシスト自転車市場において金額ベースでの成長が台数ベースのそれを上回る一因ともなっているという。価格については、チャイルドシート設定車の税抜き平均価格自体は前年比2,000円増の11万8,000円、チャイルドシート設定が無いモデルは同7,000円増の8万6,000円となった。
2015年01月08日ON Semiconductorは、力率改善(PFC)制御を搭載した2つの高性能LED照明用オフラインAC-DCドライバを発表した。「NCL3008x」ファミリに加わった「NCL30085/6/8」の3品種は、高い力率を必要とする最大60Wのシングルステージ設計に対応している。また、「NCL30030」は、既存のソリューションを拡張したものであり、低い光振動と幅広いLED順電圧バリエーションを必要とする高電圧(最大150W)の2ステージトポロジーをサポートしている。「NCL30085/6/8」は、力率改善電流制御アルゴリズムを使用することで、フライバック、バックブーストおよびSEPICトポロジーに適したものになる。また、擬似共振モードで動作することにより、幅広いラインおよび負荷レベルで最適な効率性を実現できる。さらに、独自の制御方法を用いることにより、一次側からのみ電流を通常2%以内で細かく制御できる。そして、3品種のうち、「NCL30088」は非調光型である。「NCL30086」は、平均LED電流を制御するシングルインプットによりアナログおよびパルス幅変調(PWM)調光をサポートして、スマート調光を可能にする。「NCL30085」は、70%、25%、5%の3段階のログステップ調光をサポートする。これにより、ACスイッチのオン・オフを切り換えてコントローラに信号を出し、LED電流ポイントを下げることで照明の出力を削減する。3品種は、すべてユーザーによる設定が可能な電流サーマルフォールドバックの仕組みを備えているため、過熱を防止すると同時に、メーカーは長寿命を保証することができる。なお、パッケージは「NCL30085/8」がSOIC-8、「NCL30086」がSOIC-10。価格は1万個単位で0.35ドルから。もう一方の「NCL30030」は、2ステージPFCコントローラと擬似共振フライバックコントローラを備え、中電力および高電力のLED照明アプリケーションに最適化されており、低ベイ、高ベイ、街灯など商業用の照明に最適である。さらに、独自のマルチプライヤアーキテクチャを使用することにより、低い高調波歪みと100%に近い力率を達成すると同時に臨界モード型(CrM)で稼働する。そして、SOIC-16パッケージで提供され、高電圧用に間隔を空けるために1個のピンが取り外されている。価格は1万個単位で0.65ドルから。
2014年12月18日子どもの送り迎えに自転車を利用しているママも多いはず。園までの道のりで坂道が多かったり、距離が長かったりすると自転車をこぐのもひと苦労ですよね。特に荷物の多い日や、2人の子を乗せて自転車を運転しないといけない時には、あまりの重さにフラフラしてしまうこともあるでしょう。普通自転車では足、腰に限界を感じているなら、電動自転車の購入を検討してみるのもよいかもしれません。電動自転車と普通の自転車の特徴やメリット、デメリットを比較して、自分に合った自転車を使えるようにしておきましょう。■電動自転車のメリットは? 電動自転車には、普通の自転車にはないたくさんのメリットがあります。・ペダルが軽く、重い荷物を積んでいても大丈夫・こぎ出しが楽で足腰に負担がかからない・坂道でもスイスイ登れる・体力に自信がなくても平気・向かい風でも心配ない・体力の消耗が少ないので汗もかきにくく、メイクが崩れたり汗臭くなったりしない電動自転車ならではの魅力を知ると、一度は乗ってみたいと思うのではないでしょうか? ただ、メリットだけではなく、デメリットについてもしっかりと把握しておくことが大切です。■電動自転車のデメリットもしっかりと理解しておこう電動自転車の最大のデメリットは、電池が切れた時。自転車自体がかなり重く、女性の力で運ぶのは大変です! 充電が切れてもそのまま走行は可能ですが、電動自転車のタイプによっては、アシストなしでは走行が困難なほどペダルが重くなることもあります。充電をし忘れてしまい、子どもを乗せてしばらく走ってから電池が切れてしまったという時には、重たい自転車を家まで押して帰らないといけません。家の近くならよいですが、ちょっと離れた場所まで出かけていた時には、どうしたらよいのかわからなくなることもあるでしょう。ほかにも以下のようなデメリットがあります。・故障した際に修理してくれるところが近所になく、メーカーに問い合わせる必要がある・購入費用が高くつくので、家計のやりくりが大変・定期的なバッテリーの交換も必要・高価なものなので、盗難のリスクが高くなる電池の容量が多いタイプの電動自転車のほうが、万が一の充電切れを回避しやすいですが、その分出費も大きくなってしまいます。お財布事情を考慮して決めましょう。■電動自転車は高価な買い物、じっくりと検討を! 電動自転車は安いものでも8万円前後、高いものになれば13万円前後と高価な買い物です。ママの一存で決められるものでもない場合が多いので、家族でじっくり話し合ったり、メーカーの特徴を比較したりして、目的にマッチした電動自転車を選べるようにしましょう。
2014年12月13日米AMDは9日(現地時間)、同社製のAPUとGPUに対応するドライバ「Catalyst」の最新バージョンを公開した。今回のアップデートは、20以上の機能追加を行った大規模なもので、特別に「Catalyst Omega」というバージョン名が付けられた。今回のアップデートに当たり、ユーザーコミュニティからフィードバックを得て、数十にもおよぶバグや機能改善のリストを作成し、より要望が寄せられた課題に対して修正を行った。一般ユーザー向けには、動画補完機能「AMD FLUID MOTION VIDEO」の対応製品を追加。35Wの低電圧APUでも利用が可能となった。さらに、低解像度の動画に対する「超解像技術」や、仮想的に大きな画面サイズで映像を描画し、実際に使っているディスプレイ解像度にダウンスケールすることで、映像の品質を改善する「VIRTUAL SUPER RESOLUTION」といった機能を追加する。また、DELLがALIENWARE 13で採用した「ALIENWARE Graphics Amplifier」のサポートに加えて、5Kディスプレイへやディスプレイ表示技術「FreeSync」への対応も行われている。性能面でもドライバの最適化により、APUでは"Kaveri"がローンチした際のCatalyst 14.2と比べて最大29%、GPUでは最大19%の性能向上を実現したという。さらに従来の最新ドライバであったCatalyst 14.9と比べても最大15%程度のパフォーマンス向上が得られるとしている。このほか、Linuxにおける動画アクセラレーション「VAAPI」のサポートなども行われている。開発者向けには、髪の毛の動きをリアルに表現する「TressFX」を"3.0"へバージョンアップした。動物の毛皮のレンダリングに対応し、よりリアルに動物を表現できる。また、OpenCL 2.0やCodeXL、OpenGL ES 3.0のサポートも行われる。さて、マイナビニュースでは「Catalyst Omega」のより詳細な解説やパフォーマンス評価行っているので、こちらも合わせて確認いただきたい。
2014年12月09日ドウシシャは5日、時短・簡単調理グッズを取り扱う「minish」ブランドから、野菜の千切りなどが簡単にできる電動スライサー「クルクルベジスライサー DBS-14」を発表した。発売は12月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別4,980円前後だ。クルクルベジスライサーには、2種類のディスクが付属する。1つは千切り用で、もう1つはスパイラルカット用(らせん状に薄く切っていく方法)。ディスクと野菜をセットして、スイッチを押すだけでスライスできる。サイズはW160×D123×H195mm、重量は720g。電源コードの長さは1.3m。カラーはオレンジとアイボリーを用意する。モーター部分以外は水洗い可能だ。
2014年12月05日上質な眠りを提供するために、さまざまな技術を使ったベッドが開発されています。今回は、最新のリクライニング付き電動ベッドをご紹介します。睡眠環境をがらっと変えたいと思っている方は、この機会に自分のベッドを見直してみてはいかがでしょうか?睡眠環境を変える最新ベッド皆さんはどんなベッドをお使いですか?また、何年くらいそのベッドを使っていますか?引っ越しや故障などがないと、なかなか自分のベッドを買い替えようという気にはならないと思います。しかし、最新のベッドは非常に優れた機能を持っているのです。まず、最近ではリクライニング可能のベッドが増えています。これは、高齢化社会への対応策の1つでもあり、医療や介護分野の意見を活かして作られている商品もあります。なかにはデザイン性に富み、インテリアとして素敵なベッドも数多くあるようです。高齢者向けのハイデザインベッド高齢者向けではありますが、インテリア要素もある電動式ベッドを生活に取り入れることで、睡眠環境だけでなく、生活環境も変わります。最近では、年齢に関係なく仕事や趣味に意欲的なアクティブシニアといわれている高齢者が増えています。そういった方は、いかにも高齢者向けというのではなく、デザイン性やベッド自体の心地よさを前面に出すことで、前向きに購入を考える可能性があります。手すりやベッド横の柵を使わないときは見えないようにするなどデザイン面で工夫をされているものもあり、ニーズに合わせて臨機応変に対応できるように設計されたベッドもあります。快適さをプラスする機能性とオプションただ起き上がれるだけでなく、骨盤の立った安定した姿勢をキープできる機能を備えたベッドは、横になっている時間が長い高齢者の身体のずれを最小限に抑えてくれるメリットがあります。さらに個々でのベストなポジションを記憶できる機能があるベッドであれば、簡単操作でその動きを再現できて、その都度面倒な操作をする手間も省けて便利です。液晶画面が付いたものもあるので、販売店やショールームなどで試してみると良いでしょう。ベッドだけでなく、オプションで機能性を向上することもできます。たとえば、寝返りをスムーズにして床ずれを防止するマットレスや、開放感を持たせつつベッドからの落下を防止するサイドサポートなど快適な睡眠のために、さまざまなオプションも用意されています。他人事だと思わずに、万一のときのことを考えて、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?Photo by Tracy Byrnes
2014年11月28日パナソニックサイクルテックは11月19日、電動アシスト自転車「ビビ・DX」の新モデルを発表した。発売は2015年1月上旬で、希望小売価格は106,000円(税別)。ビビ・DXは主にに女性をターゲットとした電動アシスト自転車で、乗り降りしやすいU字型フレームや豊富なカラーバリエーションなどが特徴。2013年10月~2014年9月の1年間で販売台数が国内1位となっている。新モデルは、「マルチセンサーモーター」と「タフパワーアシスト制御」の2つを採用したことが大きなポイント。従来のビビ・DXでは、ペダルのクランク部の負荷を検知する「トルクセンサー」と、車速を検知する「スピードセンサー」が装備されていた。マルチセンサーモーターは、これにペダルの回転を検知する「回転センサー」を加えたもので、自転車の走行状態をよりきめ細かに検知することができる。さらに、長距離移動などハードな使用にも耐えられるように剛性も高められた。タフパワーアシスト制御は、マルチセンサーモーターからの情報を基に最適なアシストを行うもの。オートマチック走行時の出力が向上しており、スタート時など負荷がかかる状況でもパワフルな走行が可能となった。走行距離は、パワーモードで約31km、オートマチックモードで約39km、ロングモードで約51km。オートマチックモードでの走行距離は約8%向上している。バッテリーは、容量25.2V/8.9Ahのリチウムイオンバッテリーで、充電時間は約4.5時間だ。車輪サイズは24型(型番:BE-ELD43)と26型(型番:BE-ELD63)の2タイプ。いずれもピュアブラック、オフホワイト、フレッシュグリーン、グラマラスパープル、レッドジンジャー、プラズマシルバー、チョコブラウンの7色が用意されている。7色のうち、フレッシュグリーンとオフホワイトの2色では、ホワイトのバッテリーとチェーンケースが採用されている。全長は24型が1,760mmで、26型が1,860mm。全幅はいずれも580mmだ。車重は24型が26.9kgで、26型が27.7kg。
2014年11月19日ON Semiconductorは、車載照明アプリケーション向けにデュアルチャネルLEDドライバ「NCV78763」と、LED用電流コントローラ「NCV7691」を発表した。「NCV78763」は、先進の小型電力安定器およびデュアルチャネルLEDドライバで、最大60VのLEDストリング2個を駆動できる高性能の1チップ車載ランプソリューションである。各出力においてDC電流1.6Aをサポートする他、組み込み式の電流モードの電圧ブースタコントローラにより入力電流のフィルタを実現できる。また、パルス幅変調(PWM)ダイレクトフィードに加え、最大4kHzの周波数に対応した内蔵式のPWM調光機能も含まれており、外部のマイコンからの全周波数域および分解能制御が可能となっている。そして、ヘッドライトアプリケーション用に最適化されており、ハイビーム、ロービーム、方向指示器、スタティックコーナリング、霧および日中走行用ライトで使用することができる。加えて、各LEDチャネルに対して個別にバックスイッチ出力が用意されており、それを通して出力電流と出力電圧両方を特定のアプリケーション基準に合わせて構成できる。構成は、デバイスのシリアル周辺機器インタフェース(SPI)を介して行われる。さらに、統合診断機能により、安全監視に必要なシステムのマイコンの負荷を小さくできるため、照明設計の全体的な効率が向上するとしている。この他、1つの照明モジュールで複数のLEDチャネルが必要な場合には、複数の「NCV78763」を組み合わせることで対応できる。一方、「NCV7691」は車載LEDランプ用の電流コントローラである。この高度に統合されたプレドライバは、主に車載のリアコンビネーションランプ(RCL)、センター取り付け型のハイマウントストップライト(CHMSL)、および日中走行用ライト(DRL)を対象としており、PWMおよび診断機能に加え、バッテリ接続および負の温度係数(NTC)入力を1チップに組み込んでいる。また、外部のバイポーラトランジスタとフィードバック抵抗を組み合わせて使用することでLEDドライバ電流を正確に制御し、最大8個のLEDストリングを同時に駆動する。これにより、チャネルを柔軟に追加してマルチチャネルのシステムを作成できる。さらに、専用の調光機能はPWM入力ピンを通して組み込まれている。そして、LEDの輝度は、外部抵抗とバイポーラトランジスタを直列に使用して簡単にプログラムできる。この他、AEC-Q100認定を取得しており、厳しい車両環境に対処することができる。動作温度範囲は-55℃~+150℃。なお、パッケージは「NCV78763」が5mm角のQFN-32、7mm角のQFN-32、および36ピンSSOP、「NCV7691」がSOIC-8。価格は「NCV78763」が5000個発注時で1.85ドル、「NCV7691」が3000個発注時で0.29ドル。
2014年11月14日ドスパラは、40mmサイズのドライバを搭載したメタルハウジングのヘッドホン「DN-11515」を、同社運営の「上海問屋」で販売開始した。価格は3,999円。同製品は、40mmサイズのドライバを搭載したメタルハウジングのヘッドホンである。接続端子はL型の3.5mmステレオミニで、Y型のケーブルは絡みにくいフラットタイプのものを採用している。低音/高音ともにバランスよくチューニングしているので、モニターヘッドフォンとして利用できるという。インピーダンスは32Ω、感度は95db/mW(1kHz)。ハウジングサイズは直径90mmで、ケーブル長は1.3m。重量は328gとなっている。
2014年11月07日オムロン ヘルスケアは6日、音波式電動歯ブラシ「メディクリーン HT-B307」を発表した。歯の表面に付着した着色汚れを効果的に落とすブラシを採用している。発売は11月20日。価格はオープンで、推定市場価格は税別4,980円前後だ。HT-B307は、米コルゲート社と共同開発した「極細スパイラルブラシ」を採用した音波式電動歯ブラシ。極細スパイラル毛表面の凹凸によって、歯の表面に付着した着色汚れのステインをかき取る。さらに、縦横方向の振動を組み合わせた立体的な微振動「マルチアクション」によって、手磨きでは届きにくい箇所にも毛先が届く。1分間に約25,500回振動する「クリーンモード」を備える。ブラシ含む本体サイズはW18.8×D18.8×H195mm、重量は46g。約10時間でフル充電され、最大約7日間の使用が可能(1日2分×2回の使用を想定)。30秒ごとに短いポーズをはさんでブラッシングの目安時間を知らせる「歯磨き時間ナビタイマー」機能のほか、約3分で自動停止するオートパワーオフ機能も搭載。充電器、ブラシスタンド、極細スパイラルブラシ×1本が付属する。カラーはラベンダーとホワイト。極細スパイラルブラシの替えブラシは、2本入りを税別800円で発売する。また、別売のオプションとして、歯垢除去に効果的な「トリプルクリアブラシ」(2本入りで税別600円)、やわらかい毛先で歯垢をかき出す「極細マイルドブラシ」(2本入りで税別600円)、歯のすき間などをピンポイントで磨く「すき間みがきブラシ」(2本入りで税別800円)も用意する。
2014年11月07日Spansionは、インテリジェント照明に必要な機能を1チップ化したLEDドライバIC「S6AL211」シリーズを発表した。同シリーズは、DALI、DMX、Bluetooth Smartといった通信規格に対応する他、4チャネル降圧型DC/DCコンバータを内蔵しており、0.1~100%の範囲で調光できる。さらに、LED駆動回路の構築に必要なプリドライバ、センシングアンプ、LDOなどの周辺部品をすべて統合している。これにより、競合製品に比べて、PCBサイズを最大で25%削減できるのに加え、BOMコストの削減、およびコスト競争力のある製品の提供が可能になるとしている。なお、第1弾のDALIプロトコル対応製品は、5.8ドルでサンプル出荷中であり、12月より量産を開始する予定。第2弾のBluetooth Smartモジュール対応製品は、12月からサンプル出荷を開始する予定。
2014年11月05日新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は11月4日、テムザック、NTTドコモとともに福祉機器ロボットの電動車いす「NRR」を開発し、デンマークのコペンハーゲン市とファーボ・ミッドフュン市の介護・福祉施設、高齢者住宅およびリハビリセンターで同月から実証試験を開始すると発表した。「NRR」は車いすというよりはシニアカーのような形状をしており、従来の車いすと異なり、後ろから前向きに乗り込む。スマートフォンを搭載することにより通信機能を備え、クラウドと連動することによって利用者ごとに最適な座面の高さを調節したり、速度制限を設けることができる。また、バッテリー残量を監視ししたり、転倒や衝突を検知して異常を介護者へ知らせるアラート機能を備える。搭乗時の操作はジョイスティックで行うほか、搭乗していないときは付属のリモコンで操作して、利用者が自分の近くに「NRR」を呼び寄せるなどすることができる。最速で6km/hで走行可能で、本体重量は100kg、バッテリーが満タンの状態で8時間稼働する。今回の実証試験では3施設に計10台の「NRR」を配備し、介護従事者の「業務量コスト削減効果」を検証する。期間は2015年2月末まで。同実証試験の開始に先立ち、テムザックは「NRR」の本体部分について、欧州での商品販売に必要とされる「CEマーキング」に適合していることを照明する「CE宣言」を行ったという。販売に至った場合、価格は100万円を想定しているとのことだが、日本国内では規制の関係上、現時点で実証試験・販売の予定はない。NEDOは「欧州で広がることによってコストダウンにつながる。いずれは逆輸入のようなかたちで日本でも展開したい」と語った。
2014年11月04日ヤマハ発動機は10月31日、車いす用電動アシストユニット「JWX-2」に20インチ仕様を追加し、11月7日より発売すると発表した。「JWX-2」は、電動アシスト自転車PASの技術「パワー・アシスト・システム」を応用し、車いすのハンドリム操作の負荷に応じて電動の補助力がはたらく車いす用電動アシストユニット。さまざまな形状の車いすに装着でき、専用ソフトウェア「JW Smart Tune」を用いて、アシスト力や応答性、直進性、左右バランスなど、症状にあわせた細かい設定ができる。今回、20インチ仕様を追加したことで、身体の成長や症状の変化にあわせ微調整が欠かせない子ども用車いすへの装着が可能となった。また、低床の車いすを使用している片まひの人も使用できるという。メーカー希望価格は32万7000円~(税別)となっており、同社は年間100台の販売を計画している。
2014年11月04日アドバンテストは10月27日、次世代ディスプレイドライバIC向けテストシステム「T6391」を発表した。同装置は、多ピン化、高速インタフェース化、多機能化といった、次世代ディスプレイドライバICの技術トレンドに対応するテスト・プラットフォームで、同社が提供するディスプレイドライバICテスタ「T6300シリーズ」の後継機種として、TDL言語など従来同様の使用環境を継承しつつデータ処理および伝送速度を改善することにより、テスト・スループットを向上することを可能としたもの。多ピンデバイス、高速インタフェース、アナログ回路やメモリなど、ディスプレイドライバICに求められるさまざまあ機能のテストをカバー可能で、高スループットのテストを実現する高速伝送路や、複数のチップを同時にテストできる512のI/Oチャンネルを備えているほか、最大3584ピンのLCDチャンネルは、フルHDやWXGA、スマートフォン向けのHD720といった高画質の映像規格向けドライバICのテストもカバーすることが可能だという。また、I/Oピンは最大1.6Gbpsの周波数で動作し、モバイル機器の標準インタフェース規格であるMIPI向けディスプレイICをテストすることも可能なほか、モジュールを追加することで、4Kなどの次世代テレビ向けのディスプレイICのテストに必要な最大6.5Gbpsまで高速化が可能。さらに、アナログ機能のテストに対応した16チャンネルのAWG(arbitrary wave form:アナログテスト用の任意波形発生器)およびデジタル・キャプチャを備えており、タッチセンサ機能を搭載したディスプレイICのテストも可能なほか、ロジック回路のテストを効率化するSCPG(scan pattern generator)、メモリテスト用のパターンを発生するALPG(algorithmic pattern generator)、メモリセルのフェイル解析に用いるAFM(address fail memory)などの機能も揃えているという。なお、同装置の出荷開始は2014年12月末を予定しているという。
2014年10月27日完実電気は11月7日より、米Aurisonicsの製品の取り扱いを開始することを発表した。14.2mm口径のダイナミックドライバーと2基のバランスド・アーマチュア(BA)ドライバーを搭載したハイブリッドイヤホン「ASG2.5-RED」など3機種を同日に発売する。価格はいずれもオープン。Aurisonicsは、マスタリングエンジニアとしての豊かな経験を持つDale Lott氏が設立したブランド。テネシー州・ナッシュビルに本社を構え、"Made in U.S.A."にこだわり、同地で開発から生産まで行っている。○ASG2.5-REDASG2.5-REDは14.2mm口径のダイナミックドライバーと2基のBAドライバーを搭載したハイブリッドタイプのイヤホン。パンチの効いた低音再生を特徴としており、ユーザーがネジを回すことで低音域の強弱を調整できる独自機構を備えている。推定市場価格は74,000円前後(以下、すべて税別)。○ASG1PLUS-BLACKASG1PLUS-BLACKは14.2mm口径のダイナミックドライバーと1基のBAドライバーを搭載したハイブリッドタイプのイヤホン。ASG2.5-REDに比べ、ナチュラルでフラットなサウンドを提供する。推定市場価格は49,800円前後。○ROCKETS「ROCKETS」はその名のとおり、ロケットのようなデザインの個性的なイヤホン。5.1mm口径のダイナミックドライバーとチタン製シェルを組み合わせて、高速なレスポンスを特徴とする。ケブラー素材のケーブルは絡みにくく耐久性に優れる。IP65相当の防水性能を持つ。推定市場価格は27,500円前後。
2014年10月24日P&Gは10月23日、ブラウンの電動シェーバーの最上位機種「シリーズ9」の「9090cc」を発表した。11月上旬より発売する。価格はオープンで、推定市場価格は42,800円前後(税別)。シリーズ9は、深剃りと肌への優しさを両立させたシェーバー。2006年に発売した現行の最上位機種「シリーズ7」を上回るブラウンシェーバーのフラッグシップモデルだ。シリーズ9の大きな特徴となっているのが、「人工知能デュアル連動刃」の搭載。シリーズ9は4枚の外刃を備えており、4枚のうち外側の2枚は899パターンの網目を持つ「ディープキャッチ網刃」と呼ばれるものだ。内側の2つが専用設計されたトリマー「人工知能デュアル連動刃」だ。トリマーのうち1つは寝たヒゲを持ち上げる「極薄リフトアップ刃」で、もう1つはさまざまなくせヒゲを捕らえる「くせヒゲキャッチ刃」。この2つのトリマーの組み合わせで、従来のシェーバーでは剃るのに時間がかかったヒゲも効率的に捕らえることが可能となった。また、「人工知能ターボ音波テクノロジー」を採用しており、内刃は毎分1万回の音波振動を行う。振動によって肌を震わせることで、1ストロークで多くのヒゲを捕らえることが可能だ。さらに、ヒゲの濃さに応じて速度を変化させることで、深剃りでありながら肌への負担を抑えている。ヘッドは3D密着タイプ。ヘッドは前後に可動し、網刃には上下にフロートするサスペンション機構を装備しているる。この機構により、顔の曲面に追従してヘッドが密着。強く押し当てなくても多くのヒゲを捕らえることができる。電源は充電交流式で、充電時間は約1時間。フル充電時の連続使用時間は約45分だ。5段階の充電残量表示に加えて、充電切れの9分前より、1分刻みのカウントダウン表示も行われる。9090ccには、3段階の洗浄モードを自動洗浄する「クリーン&リニューシステム」も付属。新品の清潔さと切れ味を長期間キープすることが可能だ。本体サイズはW66×D44×H168mmで、質量は210g
2014年10月23日パナソニックサイクルテックは10月15日、幼児の2人同時乗車に対応した電動アシスト自転車「ギュット・アニーズ」の2014年モデル「BE-ENMA033」を発表した。発売は11月15日で、希望小売価格は129,000円(税別)。ギュット・アニーズは、トータルデザインとカラーリングにより、"カッコよさ"を追求した電動アシスト自転車の子育て世帯向けモデル。2013年9月に初代モデルが発売されており、BE-ENMA033は2代目モデルとなる。初代モデルとの違いは、大型のフロントバスケットを標準装備した点と、後チャイルドシートのシートカバーをリバーシブルで使用できる着せ替えタイプにした点、そして、フレーム形状の見直しだ。フレーム形状を見直したことで、適応身長は従来の144cm以上から2cm低くなり、142cm以上となった。なお、幼児の2人同時乗車を行う場合は、オプションの前用チャイルドシートを取り付ける。フロントバスケットを取り外さずに、前用チャイルドシートを装着可能だ。前用チャイルドシートの価格は10,952円(税別)。バッテリー容量は8.9Ahで、1回の充電で約26kmの走行が可能だ(パワーモード時)。
2014年10月15日フィリップス エレクトロニクス ジャパンは7日、音波式電動歯ブラシ「ソニッケアー」の期間限定モデルとして、「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン ブラック HX9353/54」を発表した。発売は10月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税込28,800円だ。HX9353/54は、ブラシヘッド、充電ケーブル、トラベルケースまで黒で統一された期間限定モデル。現行モデルはホワイトとピンクのみの展開で、ブラックを採用するのは「ソニッケアー」史上、これが初となる。すでに欧米で発売されており、デザインアワード「iF product design award 2014」では高いデザイン性を評価されて金賞を受賞した。ソニッケアー ダイヤモンドクリーンは、歯の汚れを高速の水流で落とす独自の技術「ソニックテクノロジー」と、ひし形にカットされた高密度なブラシを採用した電動歯ブラシ。手磨きに比べて7倍の歯垢除去率を実現する。サイズはW28×D31×H256mm、ブラシ含む重量は135g。充電は、無接点充電方式を採用したグラス型充電器によって行う。24時間でフル充電され、1日2回・2分間使用した場合は最大約3週間の使用が可能だ。充電器台、充電器用グラス、USB充電アダプタ、USBケーブル、充電機能付きトラベルケース、携帯用ブラシキャップ、ダイヤモンドクリーン スタンダードブラシヘッド×3本が付属する。
2014年10月08日