生まれ育った時代の違いから、「ゆとり世代」と「バブル世代」では、考え方に大きな違いがあると言われています。では、就職を決める際の理由に、世代の違いはあるものなのでしょうか。今回、株式会社ヴォーカーズが「『ゆとり』と『バブル』の入社理由ランキング」を発表。 「ゆとり世代」と「バブル世代」が会社を選ぶ際に、何を重視しているのか、その大きな違いが明かとなりました。■ゆとり世代の入社理由1位は「自分の成長・キャリア」ゆとり世代の入社理由で最も多かったのは「自分の成長・キャリア」。 この結果から、ゆとり世代の多くは、会社に対して自分の成長環境を求めている、ということが読み取れると思います。好景気だったバブル世代と比較すると、大企業のリストラや倒産を目の当たりにし、先行きが不透明な中で育ったゆとり世代は「若いうちからスキルを身につけ、自分の市場価値を高めたい」という意志が強いようです。また、ゆとり世代は会社選びにおいて“ネームバリュー”や“会社の規模”にとらわれなくなってきたと言われています。 「良い会社に入って、どのような人生を歩むか」という会社軸の考え方が強かったバブル世代。それに対し、ゆとり世代は「自分の人生において、この会社で何が出来るか」という自分軸の考え方に変わってきているのかもしれません。■ゆとりとバブル世代の決定的な違いこの結果を見てみると、ゆとり世代とバブル世代には決定的な違いがあるようにも思えます。それは、ゆとり世代は「ワークライフバランス」を視野入れて会社を選んでいる人が2.9%もいるということ。このワークライフバランスというのは、バブル世代には全くない考え方なのではないでしょうか。ワークライフバランスというのは、仕事とプライベートのバランスを大切にするということ。最近では、「ゆとりは上司の飲みの誘いも断る」「残業をせず、定時になったらすぐ帰る」などと言われていて、あまり良い印象を持たれていないように聞こえますが、「プライベートを大切ししたい」「仕事は仕事、プライベートはプライベート」としっかり分けている人が多いということなのです。バブル世代からしてみると「仕事を甘く見ている」などという厳しい意見が聞こえてきそうですが、これは世代性の違いなのかもしれません。また、バブル世代では7.4%を占めていた「学校推薦」も、ゆとり世代ではランキング圏外。60年代~70年代以前の大卒者は学校推薦で就職を決めるのが主流だったことからの結果かもしれませんが、学校推薦でさえ落とされてしまう現代から考えると、なんだか羨ましい気もしますね。■「人」を重視するゆとり、「会社特徴」を見るバブルゆとり世代の入社理由として、こんなコメントも見られました。 「人事担当者の方が熱心に私の話を聞いてくれて、アドバイスを送ってくれたことがきっかけです」(証券/男性) 「面接官や人事の方など、全員気さくで働きやすいと感じたから」(生命保険/女性) 「実際に働いている先輩を見て決めました」(航空/男性)インターネットの発達、SNSの普及と共に、様々なコミュニティや個々の「つながり」をもつゆとり世代。そんなゆとり世代は多くの人の意見を理解、吸収できる「共感力」が高く、物欲(モノ)よりもコミュニケーション欲(人間関係)を大事にする世代とも言われています。「面接官や人事担当の人の印象がよかった」という理由で入社を決める人も多いということから、バブル世代よりも就活における情報量が圧倒的に多いゆとり世代は、実際に会う先輩社員の生の姿に強い影響を受けるのかもしれません。これから一緒に働くであろう先輩や同僚と上手くやっていけるのか?それがゆとり世代の就職活動における大きなキーポイントとなりそうですね。
2016年08月16日ローカルフードに親しむ、食の革命で注目されるアメリカ・オレゴン州のポートランド。そこで活躍する日本人女性シェフ、田村なを子さんは、食通の間でも人気のカリスマ的存在。とくに日本の和食文化を伝える「Bento」は人気です。先日、横浜で開催されたポートランドフェスタに来日した田村さんに、ポートランドの食事情、子どもたちに伝えたい食について、伺いました。「未来の子どもたちに、安全な食べものを引き継ぎたいんです」ポートランドでレストラン「Chef Naoko」を経営する田村なを子さんが、レストランをオープンさせたのは2007年。以来、地産地消の素材を使った和食を中心にしたナチュラル・オーガニック・キュイジーヌを展開してきました。デルタ航空の機内食も手掛け米国でも人気のシェフです。そんな田村さんが食にこだわるようになったきっかけは、自身がアレルギー体質だったことでした。安心、安全なオーガニック素材を食べることで体質も改善。自分の身体を通して、食をきちんと選ぶことの大切さを知ったことから、食へのこだわりが育っていきました、「ポートランドに住もうと思ったのも、娘の言葉がきっかけでした。当時9歳だった娘が一緒にポートランドに行った時、ここに住みたい!と言ったんです。それくらい、とても気持ちのいい場所に感じられました」親子でスタートしたポートランド生活。そこでまず始めたのは、生産者とのコミュニケーションでした。食通の街、ポートランドでキーワードとなっているのは、“ローカルフード”。つまり地産地消です。先日開催された「ポートランドフェスタ」の仕掛け人でもある、商い創造研究所の松本大地氏は、この街の食の背景について教えてくださいました。「世界でもレストランの多い都市として知られるポートランド。米国には世界中から食材が集まるニューヨークやサンフランシスコのような美食の街がありますが、なかでもポートランドはローカルフードが人気です。地域みんなで地元農家を支える仕組み、CSA(Community Support Agriculture)が根付いているのです」そんな都市で、田村さんが生産者とともにレストランのあり方を考えるようになったのは自然の流れといえるでしょう。田村さんは、地元の生産者のところに通って「どうやって自分の野菜を作ってもらうか?」を考えるところから始めたそうです。「協力していただいている生産者の一人、Ayers Creekのアンソニー・キャロルは、おいしい野菜を作るだけでなく、この街をどんなふうに創っていこうか? というところまで考えています。ですから私も食を通して、どのように和食文化を伝えようか、そんなことを考えながら生産者と一緒に素材作りをしてきました」 生きた食べものをとろうそしてもうひとつ、田村さんがこだわったのは「生きた食べものを届けたい」ということでした。「いきいきと新鮮な食べものは、食べたときに身体にプラスになるエネルギーを持っていると思うんです。食べるということは、生きた植物や動物の命を頂くことですから、目の前の食材に感謝する気持ちも生まれてきます。地元のとれたての野菜や、自然な環境で育てられた鶏、牛、豚。それらは自然食がもつ、食べもの本来の美味しさを持っていますよね。そういう食べものを、できれば子どもたちにも届けたいと思うんです。とくに子どもたちにとってアレルギーの原因となりがちな卵は、自然なものを選ぶようにしています。鶏がどんな餌を食べているか? 餌や育つ環境によって身体への影響も違ってきます」子どもたちのココロを育む、Bento文化を見直そう田村なを子さんがレストラン「Chef Naoko」で提供しているのは、素材にこだわり、手間ひまかけた和食キュイジーヌ。Bentoと呼ばれるお弁当ランチには、色とりどりの野菜やおかずが詰められて、ポートランドっ子にも人気です。そこには子どもを持つママたちにもヒントとなる美味しさがあります。「調理でこだわっているのは、手間ひまかけることを惜しまないということ。だしをとる、というのは和食の基本ですが、例えば野菜の煮物、卵焼きにも、だしを使って作ることで作り手の気持ちが伝わります。日本のお母さんたちも、昔からそうやって子どものお弁当に手間をかけることで、気持ちを伝え、子どものココロを育んできたのではないでしょうか。とくに子どもたちは身体が繊細ですから、言葉にしなくても五感で感じるものがあるはずです」と田村さん。 もちろん忙しいママにとって、お弁当に手間ひまかけるのは大変! かもしれませんが、ちょっと工夫すれば、だし取りは簡単です。前日の夕飯時にちょっと多めにだしを取り冷蔵保存しておけば、翌朝のお弁当にも活用できて便利ですよね。そして何より、色とりどりのおかずをバランスよく詰め込んだお弁当は、日本ならではの食文化。ママたちも、シェフのようなこだわりをもって、お弁当アートを楽しんでみてはどうでしょう。懐石弁当にインスパイアされた、ポートランド発のBentoは目にもおいしい。「料理は作る人から食べる人へのメッセージ。子どもたちの口福と健康を願って、お弁当作りを楽しんでみては」
2016年06月20日みなさん、こんにちは。前回はITエンジニアの世界の「シェアする文化」がどれだけ素晴らしいものなのか、勉強会を例に書かせてもらった。筆者は、エンジニア特化型Q&Aサイト「teratail(テラテイル)」の運営に関わっているのだが、まさにteratailもそうした「シェア文化」の上で成り立っているWebサイトの1つである。今回は、そのteratailに投稿された実際のQ&Aのうち、Webサイト内をおおいに沸かせた「名回答」がついたものをいくつかピックアップし、シェア文化の実例として紹介していきたい。質問自体はいずれもシンプルな疑問ではあるが、回答欄を見ると「え!? こんなに丁寧に答えてくれるの……??」「ふ、深い……!!」と思わずうなってしまうほどの名回答が生まれており、非常に多くのプラス評価がついている。○<br>と<br />の違いとは?素朴な疑問がきっかけで語られたHTMLの歴史まずご紹介したい質問はこれだ。「htmlの改行タグを<br>ではなくて<br />と書くのはどうしてでしょう?」htmlを書く時、改行タグが<br>ではなくて<br />と書かれてある場面によく出くわします。なぜ、<br />と記述するのでしょう?<br>と書くのと、一体何が違うのでしょう?なんともない、シンプルなHTMLタグの違いに関する質問かとおもいきや、回答欄を見ると、なんとも細やかな解説が![回答内容]HTMLは当初、SGMLで作られました。しかし、SGMLは自由度が高すぎたため逆に実装が難しく(特に当時の非力なコンピュータでは)、HTMLを唯一の例外として、あまり普及しませんでした。(ブラウザなどのHTMLの実装は、SGMLとしての解釈はせず、HTMLの仕様決め打ちの解釈で実装することにより、SGMLの難しさを回避していました。ただし、このことがブラウザ間の非互換性の元にもなりました)そこで、SGMLの仕様を見直して、自由度を下げる代わりに、仕様を簡便にして実装しやすくしたものがXMLです(したがって、XMLはSGMLと別のものではなく、SGMLの「サブセット」として規定されています。SGMLを処理できるプログラムでは XMLも扱えます)。「自由度を下げる」ことの代表的なものが、「開始タグと終了タグがペアになっていなければならない」というルールです。このルールを導入することで、これを扱うプログラムでは、閉じるのか閉じないのかがわからないタグを扱うために次々と予備の変数を用意して待たせておくといったような処理をしなくてよくなりました。SGMLではHTMLに見られるように単独のタグを定義することもできました。その後、「XMLとして扱えるHTMLを作ろう」という試みが行われるようになり、その中で既に定着している <br> などの単独タグをどうするかが問題になりました。単独タグを許すと、XMLのメリットである実装のしやすさが失われてしまいます。しかし、使い慣れた <br> が使えなくなるのも問題です。そこで1つの妥協として <br /> という記法が考案されたのです。上記の記法を使えば、単独タグであっても終了タグの登場に備えなくてもよいため、従来のXMLの処理をそれほど大きく変えなくても扱うことができます。(以下略)<br>と<br />について、単にHTMLとXHTMLの文法上の違いだけでなく、その裏にある歴史的背景まで説明がなされている。このように、求めていた回答をはるかにしのぐ「学び」を得られるのは、Q&Aサイトならではかもしれない。○Rubyistが2500字超えで語る"Pythonの良さ"他にも次のような質問がある。*「Python の良さを知りたい」Pythonを始めたばかりで、その魅力がまだいまいち分からないという質問である。これまたとてもシンプルでストレートな質問ではあったのだが、35票ものプラス評価(2016年3月11日時点)が集まる「名回答」が生まれるQ&Aとなった。その回答がこちら。これまた見事な名回答がそこにあった。Rubyistがここまで熱くPythonを語っている点や「…うわなにをするやめr」のところなど、ツッコミどころ満載なのも気になるが、いくつか回答の中身をピックアップすると、単に質問に答えるだけでなく、質問の背景に隠れているであろう投稿者の悩みにまで寄り添ったアドバイスが随所に散りばめられているのが分かる。例えば、以下のようなところだ。エンジニア初心者がよくぶつかるであろう英語に対する客観的なアドバイスが述べられている。残念なことですが、ライブラリの多くは英語でしか説明がありません。しかしながら、これは他の言語も同様です。これからプログラミングを学び、その技術力を高めるには、技術英語が読めることは必須の技能です。英語だからと言って敬遠せずに慣れてください。しかし、多くの人が使っている有名なライブラリであれば日本語で使い方が書かれたサイトがあります。Pythonは日本でも多くのユーザーが使用していますので、情報はすぐに見つかると思います。他にも、今後のスキルアップのために常識となってくることなど、非常に丁寧なアドバイスを示してくれている。一般的なWindowsユーザーにはコマンドプロンプトがなじみがないものに思えますが、それは一般ユーザーで終わる人だけの話です。プログラマーだけでなく、IT関係の技術者にとってコマンドプロンプトなどテキストベースであるCUIの操作は当たり前のものであり、その操作は一般的です。今のうちにこれも慣れてください。自分で調べるだけでは知り得なかったかもしれない副産物的な知識に加え、アドバイスまでもらえたのは質問者にとって(いい意味での)大きな誤算になったであろう。ほかにも、さまざまな方々が各視点から回答してくれており、ググっただけでは見つかりづらい「今」の声がリアルに反映されているように思える。以下、多くのプラス評価がついた回答があるもの、話題になったQ&Aをいくつかピックアップするので、もし気になるものがあればぜひ見ていただきたい。■「変数とかを英語にするとわかりにくくないですか?」プログラミング歴2カ月ほどのユーザーから出た素朴な疑問に対して、『クラスを作ったり関数を作ったりするのは「プログラムを作る」ことであると同時に「言語を拡張している」と考えています』や『私からの回答は「役割をはっきりさせましょう」です。チームや数カ月後の自分が分かるように書くことです 』といった、ベテランの方のプログラミングに対する「感覚」がリアルな言葉で返ってくるのはおもしろいところ。また逆に、『どれがプログラム特有の命令で、どれがプログラム記述者が自由につけた変数名なのかがわかりにくいのです』といったプログラミング入門者の感覚だからこそ気づきやすい視点が、ベテランの方にとっては新鮮だったりするようだ。■「1日に100万レコード増える場合のテーブル設計」現状、最もはてなブックマークがついているQ&Aである。ビッグデータを取り扱う際のテーブル設計についての質問だが、最も高い評価が付いている回答には、ソーシャルゲーム会社で実際にデータ分析基盤を作っているユーザーが現場での経験を基に実用的なアドバイスが書かれている。■「最近のプログラミング言語にgetter/setterがないのはなぜ?」Javaで使われるgetter/setterメソッドが、なぜSwiftやKotlinなどの比較的新しい言語では使われない設計になっているのか、という質問である。質問文に対して、ひとつひとつ丁寧に解説がなされた回答から、他のユーザーも巻き込んで議論が発展し、プロパティという仕組みの起源の話にまで至っている。■「【C++】なぜヘッダと実装はわけるべきなのでしょうか(.hに実装を書くことは邪道か)」『時々C++を学び始めたばかりの後輩から「なぜヘッダファイルに実装を書いてはならないのか」「なぜC++は2度も同じコードを書くことを強いるのか」と質問を受けます』と話す質問投稿者。いつもはそれらの疑問にお茶を濁して回答つつも、自身でも納得のいく答えがなかったということで今回この質問を投稿したとのこと。このような「そういえばなぜだろう?」という疑問には皆各々の見解を持っていて、読んでいるだけでも非常におもしろい。さて、ここまでteratail内で話題になった秀逸な回答がついたQ&Aを紹介してきたが、ここでひとつ疑問が残る。現状、回答することに対してとりわけ直接的な見返りがあるわけではないのだが、それにも関わらずなぜここまで回答してくれるのだろうか?実はこれ、teratailのナカノヒトたちも、長い間疑問に思っていることだったりする。teratailに限らず、ブログ文化や、勉強会文化もそうだが、他業種と比較してIT業界において圧倒的にシェアしあう文化がここまで根付いた根幹は一体どこにあるのだろうか? インタビューを通じてその点を少しでも明らかにしていきたい。次回は、teratailをよく活用してくれているユーザーへのインタビューを通じてその点を少しでも明らかにしていこうと思う。○執筆者紹介木下雄策1988年生まれ、福岡県出身。エンジニア特化型Q&Aサイト「teratail」のDevRel(技術者向け広報)担当。2013年にレバレジーズに新卒で入社し、1年でトップ営業マンとなった後、現在のteratailチームにジョイン。年間30以上のエンジニア向けイベント/勉強会を開催している。好きなものはJavaScript(ただしド素人)とスノーボード。
2016年03月16日ミロク情報サービス(MJS)は、文化活動や環境・社会活動の一環として東京藝術大学が創設した「ユーラシア文化交流センター」の活動に賛同し、活動への支援を4月より開始する。東京藝術大学が創設した「ユーラシア文化交流センター」は、ユーラシア全体の文化遺産の保護・修復、複製制作、遺産活用に関する情報を集め、文化的発展に深く貢献する国際ネットワークの構築を目的としている。同大学では、元東京藝術大学学長 故平山郁夫画伯が、国際社会に訴え内戦の混乱時にアフガニスタンから流出してしまった文化財を数多く保護するなど、古くからユーラシア文化の保護に深く携わっている。現在同センターでは、2001年に爆破されたバーミヤン東大仏の天井壁画「太陽神と飛天」を同大が特許を持つ特許技術を用いて、原寸大で復元する世界初の試みが行われており、4月12日から6月19日の間に東京藝術大学美術館陳館で開催されるアフガニスタン特別展「『素心 バーミヤン大仏天井壁画』~流出文化財とともに~」(入場無料)で展示される予定。ミロク情報サービスは、「豊かな生活の実現」、「文化活動への参加」、「社会的人格の錬成」という同社の企業理念に基づき、「東京国立博物館」や「文化財保護・芸術研究助成財団」の支援を継続的に行っている。同社は、「ユーラシア文化交流センター」への支援を通じて、今後も文化遺産の保護など、様々な社会貢献活動を行っていきたいとしている。
2016年03月14日食事は人が生きていく上で必ず必要なことです。毎日いただくからこそ、食事で運気をアップできたらラッキーですね。ミラクル食風水では、様々な角度から、食風水を通して開運していく方法をお伝えしていきます。なりたい自分をかなえていきましょう。■食風水とはすべての物にはエネルギーがあり、五行で分類することができます。五行とは、「木」「火」「土」「金」「水」。分類方法としては、味覚、色、形でみていきます。必ずしもひとつの食材にひとつのエネルギーと決まったわけではなく、「木」と「土」のエネルギーが混在する場合もあります。さらには、九星で分類をすることも可能なため、自分の生年月日から九星を割り出し、自分の星の持つエネルギーと相性の良いものや、必要なパワーを持つ食材を選ぶことにより、開運していくことが可能なのです。■食風水をする上で大切なことどんなエネルギーがあるかをしっかり意識することが大切です。ただ食べているだけでは、せっかくのエネルギーも半減してしまいます。テレビを見ながらや、新聞を読みながらなどの「ながら食事」にも注意しましょう。いただく前には、手を合わせて「いただきます」と言いましょう。食事はあなたの身となりパワーとなるものですが、食材の命をいただいているのです。感謝の気持ちを込めることにより、食材のパワーも高まります。旬の食材は特にエネルギーが高くなります。日本の四季を感じながら旬のパワーをいただきましょう。■食風水九星分類今回は、カンタンにあなたが食べると開運する具体的な食材を、「普段から積極的に食べておくと良い食材」と、「ここぞという時(受験やプレゼン前、告白前など)食べてから挑むと良い食材」に分けてご紹介します。■あなたの九星は?<ご自身が何年生まれかによって、九星を割り出して下さい>一白水星:昭和29年38年47年56年/平成2年11年20年生まれ二黒土星:昭和28年37年46年55年/平成元年10年19年生まれ三碧木星:昭和27年36年45年54年63年/平成9年18年生まれ四緑木星:昭和26年35年44年53年62年/平成8年17年26年生まれ五黄土星:昭和25年34年43年52年61年/平成7年16年25年生まれ六白金星:昭和24年33年42年51年60年/平成6年15年24年生まれ七赤金星:昭和23年32年41年50年59年/平成5年14年23年生まれ八白土星:昭和22年31年40年49年58年/平成4年13年22年生まれ九紫火星:昭和21年30年39年48年57年/平成3年12年21年生まれその年の節分以前の生まれの方は、前の年生まれとして見て下さい。(例:平成2年1月15日生まれの方の星は「二黒土星」です。)(他の星と重複する場合があります)<一白水星>普段から食べていると良いもの:ひじき、海苔、魚の干物ここぞという時に食べると良いもの:酢の物、しょうが、にんにく、長ネギ、胡椒、タマネギ<二黒土星>普段から食べていると良いもの:お米、パン、お好み焼き、ごま、小豆、大豆ここぞという時に食べると良いもの:コーヒー、紅茶、緑茶<三碧木星>普段から食べていると良いもの:酢の物、りんご、いちごここぞという時に食べると良いもの:ひじき、海苔、魚の干物<四緑木星>普段から食べていると良いもの:レモン、オレンジ、みかん、グレープフルーツ、ゆずここぞという時に食べると良いもの:ひじき、海苔、魚の干物<五黄土星>普段から食べていると良いもの:パパイヤ、マンゴー、バナナ(よく熟した物)、熟成肉ここぞという時に食べると良いもの:ゴーヤ、春菊、ごぼう<六白金星>普段から食べていると良いもの:ねぎ、里芋、ずいきここぞという時に食べると良いもの:パパイヤ、マンゴー、バナナ(よく熟した物)<七赤金星>普段から食べていると良いもの:しょうが、にんにく、長ネギ、胡椒、タマネギここぞという時に食べると良いもの:お米、パン、お好み焼き、ごま、小豆、大豆<八白土星>普段から食べていると良いもの:鶏肉、たまご、魚卵、マグロの赤身、甘エビここぞという時に食べると良いもの:ブラックチョコレート、コーヒー、紅茶<九紫火星>普段から食べていると良いもの:ゴーヤ、ブラックチョコレート、ココア、コーヒー、紅茶、春菊ここぞという時に食べると良いもの:酢の物、みかん、レモン、グレープフルーツ■おわりにいかがでしょうか。食風水は色々な運気をアップする方法がありますが、今回は九星別に具体的なラッキーフードをあげてみました。「これを食べたからラッキー!」と意識して召し上がってみて下さいね。(生田目浩美。/ライター)
2016年02月11日●シンガポール・台湾で駅弁販売を行った担当者の感触前編では、日本独自の食文化「駅弁」がなぜ国内に普及したのか、その背景について追ってみた。後編では、駅弁が「EKIBEN」として外国人に受け容れられるかどうかについて考えてみたい。公益社団法人「米穀安定供給確保支援機構」が開催した「日本の食文化『EKIBEN』とごはんの魅力」という説明会において、NRE大増(エヌアールイーダイマス)で商品開発部長を務める白木克彦氏が、外国人への駅弁訴求について、その糸口を示してくれた。ちなみにNRE大増は、JR東日本の飲食事業に携わる日本レストランエンタプライズ(NRE)のグループ会社。東京駅で販売される駅弁の製造や主要百貨店での弁当販売、スーパー・コンビニ用弁当の製造を手がけている。○国ごとの課題克服が必要NRE大増は、駅弁が海外に受け容れられるかどうか、試験的にシンガポールと台湾で販売を行った。その際の調理責任者が白木氏だ。試験販売とはいえ、日本で製造した駅弁をそのまま海外に持ち込んだわけではない。「日本で製造した弁当を海外に輸出するのは、食品の保存期間を考えると衛生的に難しい。現地で調理できるパートナーが必要になる」と、海外で駅弁を販売することの難しさを強調した。加えて“伊達巻きを卵焼き”にするといった、外国人の嗜好に合うメニューづくりにも苦労したと語る。結果、シンガポールでの取り組みは、“多彩な食材を彩りよく詰める駅弁”が逆に仇をなし、“食べられない食材が入っている”ことに抵抗感を示す客がみられた。また、本当にサンプル写真のように食材が入っているのか、たずねてくる客もあったという。一方、台湾での取り組みは、現地ではすでに駅弁文化が根づいており、事前のPRも功を奏したこともあって大盛況で終わったと報告した。台湾現地では2種類の駅弁を販売したが、さらなるメニューの拡充を求められた反面、多彩な食材調達によるコスト増をいかに抑えるかが課題になったと付け加えた。衛生面・コスト面はさておき、「EKIBEN」が海外に受け容れられるために克服しなくてはならない“文化の違い”が2点、白木氏のレポートから浮き上がってきた。1点目は、米飯が冷たくなってもおいしく味わえるのを理解してもらうこと。台湾では駅弁が根づいていると前述したが、その場で調理した温かい弁当が主流で、冷えてしまった米飯には慣れていない。だが、台湾では味については好評だったというから、食べてさえもらえればこの点は克服できそうだ。もう1点が駅弁ならではのパッケージングだ。ご存じのとおり、大半の駅弁が中身のみえないパッケージを採用している。そのため、何が食材に使われているのか外国人に伝わりにくく、シンガポールの例にみられたように“食べられない食材が入っているかもしれない”という理由から敬遠される可能性がある。また、店頭のサンプル写真と本当に同じように食材が詰められているのか、疑ってかかる客が生じることも考えられる。海外では、食品のサンプル写真と実際の中身が乖離している例が少なくない。“中身がみえないから”という理由で、手に取ってさえもらえない可能性があることも否定できない。コンビニ弁当のような透明パッケージにすれば、この問題をある程度は回避できるだろう。だが、日本人であれば“駅弁のフタを開ける瞬間のワクワク感”すら、旅の楽しみのひとつであると捉えるため、透明パッケージではかえって味気なさすら感じるのではないだろうか。駅弁は、サンプル写真と同じように食材が詰まっていることを、長い時間をかけて外国人に理解してもらうしかないだろう。●駅弁普及のための企業の取り組みさて、駅弁を「EKIBEN」として海外に売り出そうとする施策が活発化してきている。米穀安定供給確保支援機構だけでなく、日本の名だたる企業がEKIBENの推進に乗り出してきているのだ。その筆頭がJR東日本だろう。JR東日本とNREは、2015年10月にパリ・リヨン駅に「EKIBEN」の専門売店を期間限定で出店すると発表した。フランスは、かねてより和食の人気が高かった国。2013年に和食がユネスコ無形文化遺産に登録されてからは、その傾向がより一層加速した。こうした流れをEKIBENで捉えようとしたのがこの施策で、日本ではお馴染みの「幕の内折詰弁当」や「おにぎり弁当」のほか、フランスのシャロレー牛を使用したオリジナル弁当「パリ・リヨン弁当」などの販売を予定する。ちなみに、これらのメニュー開発を担当した調理責任者が前出の白木氏だ。だが、11月に発生したパリ同時多発テロにより、フランスに非常事態宣言が出された。その影響により、残念ながらこの施策は延期されたが、JR東日本もNREも、事態の終息をみて再度出店を試みる考えだ。○名物駅弁を訴求することで地元にインバウンドを呼び込む一方、国内を訪れるインバウンド観光客へ「EKIBEN」の啓蒙を行っているのが、駅弁最大手ともいえる崎陽軒。同社は外国人観光客向けに、英語表記のパンフレットを作成し、神奈川・東京を中心に展開している約150店舗での無料配布を実施した。「駅弁という、日本ならではの独自文化を海外の方たちにも旅行のひとつの楽しみとして味わっていただきたいと考えてこの施策を始めました」(崎陽軒・広報担当者)という。また、横浜名物として昇華した「シウマイ」を外国人に知ってもらうことで、観光地としての横浜の価値を高めるねらいもある。「インバウンド観光客が増加しているなか、横浜は決して優先順位の高い観光地ではありません。シウマイというメニューで横浜を訪れるきっかけにしていただきたいです」(同担当者)。アレルギー表示やイスラム法に合するハラール表示など、国内向けとは異なる対応が必要になると前置きしながらも、「今回の施策の反応をみて、さらなる多言語対応を検討していきたいです」(同担当者)とした。こうした外国人の理解を得られる取り組みが進めば、“食べられないものが入っているかもしれない”という不安が取り除け、中身がみえないパッケージでも手に取ってもらえるようになるのではないだろうか。●老舗イベント出展で知名度が全国区にさて、崎陽軒の「シウマイ弁当」は、駅弁からスタートしたのは確かだが、今ではその枠を越え“横浜名物”とまでいえる存在となった。駅での販売はもちろん、デパートやスーパー、自前のレストラン、横浜スタジアムなど販売チャネルは多岐にわたり、今やその知名度は全国区だ。このように、各地の駅弁がその土地の名物となり、全国に名が知れわたるかどうかが生き残りのカギともいえる。群馬県の横川・高崎で根を張る「峠の釜めし」や、北海道・森駅を発祥とし函館名物にまでなった「いかめし」などは、シウマイ弁当と同じく全国区への歩みをゆるぎないものにしている。では、どのように全国区になっていくのか。「峠の釜めし」も「いかめし」も、都内で行われているあるイベントの常連メニューとなっており、それを足がかりにして首都圏にファンを増やした面がある。そのイベントが京王百貨店・新宿店で毎年1月に行われている「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」だ。同イベントは、期間中の売上が6億円を超える京王百貨店が手がける最大級の催しで、1966年から51回も続く歴史を誇る。イベント内で行われる「駅弁大会」で上位に選出された駅弁の人気に火が付き、全国区に躍り出たということも少なくない。事実、いかめしは第1回大会で1位を獲得。以降、ランキングの常連となり、全国に知れわたるようになった。取材した当日は、首都圏に今年初の大雪が降り、交通機関に大ダメージが生じた日だったが、会場内は多くの“駅弁ファン”でにぎわっていた。それでも担当者によると「例日よりも少ない客入り」だという。客層をチェックしてみると、筆者が注目している外国人客はほとんどみられなかった。むしろ、お目当ての駅弁ブースにサッと並び、弁当を手に入れると併設された休憩所で味わう手慣れた客が多いように感じられた。歴史が長いイベントだけにリピーターが多いのだろう。また、新宿ではなく、浅草から秋葉原、有楽町にかけての“インバウンドの通り道”ともいえる地域周辺の百貨店で、このような催しが行われれば、客層は違ってきたかもしれない。余談だが、この日は「のどぐろと香箱蟹弁当」ブースの行列が目立った。北陸新幹線開通でわく石川県の名産であること、テニスの錦織選手が「のどぐろが食べたい」と発言して話題になったことが影響しているのかもしれない。いずれにせよ、“駅弁は駅で買うもの”という至極まっとうな常識から離れなければ、窮地に追い込まれている駅弁の浮上は困難だろう。インバウンド観光客という新しい需要取り込みと、駅以外の販売チャネルの確保といったことが、駅弁復活の課題になるといえる。○過去最高のインバウンド来日数にわく日本文化●インバウンド観光客を「虜」にする日本の“文化財ランドマーク”【前編】●インバウンド観光客を「虜」にする日本の“文化財ランドマーク”【後編】●インバウンド観光客を魅了できるか!? 日本独自の食文化「駅弁」復活への課題【前編】●インバウンド観光客を魅了できるか!? 日本独自の食文化「駅弁」復活への課題【後編】
2016年01月27日三越伊勢丹食品バイヤー×いしかわ農業総合支援機構(INATO)という、食のプロと能登を知り尽くした案内人が手を組み、美食家とともにめぐる「里山里海食ツアー」。ツアーに同行して体感した大らかな里山里海、そこから生まれる暮らしや食文化に触れた、能登旅紀行“能登EATravel”第2弾。■奥能登・珠洲に残された自然と人の共生“揚げ浜式製塩法”奥能登という響きがふさわしい、半島の突端にある珠洲市(すずし)。珠洲市の仁江海岸では、日本で唯一、揚げ浜式製塩法での塩づくりを継承してきた。揚げ浜式製塩法とは、江戸時代から400年以上も続く伝統の塩づくり。海水を浜へ揚げて、塩田へと撒き、乾燥させた砂を集めて木箱に入れる。そこに海水を流して濃い海水を採り、平窯で煮詰め塩をとる製塩技術のこと。早朝からの潮まき、日中の塩田作業、昼夜かかる釜炊など、塩づくりは昔も今も重労働。見学した、すず塩田村(すずえんでんむら)では、塩を約18時間かけて煮詰める釜炊に里山の薪だけを使っている。薪を使うことで里山の生態系にも循環が生まれるという。塩づくりにも里海と里山が結びついているのだ。4月から10月末までの晴れた日だけが作業日となるため生産量が限られる、奥能登の塩。舌の上でふんわり広がるまろやか塩は、文字通り手塩にかけてでき上がっている。■地元に愛され、世界に認められた日本酒「竹葉」に込められた情熱日本海に突き出た能登半島は、冬には荒波が押し寄せる外浦と1年を通して波静かな内浦がある。珠洲市から内浦側へ下ると能登町(のとちょう)へ。波穏やかな宇出津湾(うしつわん)を望む地に、明治2年創業の数馬酒造がある。24歳で社長業を継いだという、5代目・数馬嘉一郎さんが若い力で酒造りに挑む。地元で愛される酒であることはもちろん、世界最高峰の料理の祭典「マドリッドフュージョン2014」で、「獺祭」「真澄」「大七」と並んで数馬酒造の「竹葉」が選出されるなど、年間生産高850石という小さな酒蔵ながら世界からも注目されている。酒造りの要となる米には、高校時代の友人である米農家・裏貴大さんが無農薬無化学肥料で栽培した酒米を使っている酒も。また、酒造りに使う米は、100%自社精米をしている。「能登で作る安心・安全な酒米を使うことはこだわりの一つ。さらに仕入れた米を再選別したり、1%単位で磨けたりと、自社精米することで高い品質管理ができる」と数馬さん。また仕込み水は、能登半島で唯一海に面していない柳田村の山から湧きでる超軟水を、毎日タンクローリーで運んでいる。旨い酒造りに励む一方、里山里海の保全に向けた活動を裏さんや県内の大学生とともに行う。「地を思うことは、地を興すこと」という情熱で醸す6代目の酒は、奥能登から世界へと広がっていく。■赤土の能登島・高農園が育む“伝統とモダン”が実った野菜波が穏やかな七尾湾にうかぶ能登島は、和倉温泉から近く、2本の橋がかかり、リゾート地として多くの観光客で賑わう。そんな能登島の美しい自然に惹かれ、この地に移り住み農業をはじめた高農園の高夫妻。「2ヘクタールからはじめて今では20ヘクタールの畑に。年間300種類以上の野菜をつくっています」と高利充さん。高農園の野菜は、東京や大阪、金沢などのレストランと直接取引がほとんど。三越や伊勢丹など一部の百貨店で販売しているが、即時売り切れてしまう程の人気野菜だ。高夫妻が「自分でも食べたいと思える、おいしく安全な野菜作りを」と農薬は一切使用しない。また石川県JAS有機認証および石川県エコ農業者として認定されている。「能登島のミネラル分豊富な赤土に、もみ殻や緑肥を梳きこんで土づくりします。粘土質な赤土は、野菜がゆっくりと育ちます。栄養をしっかりと蓄えて成長した野菜は、身がしまっていて味も濃い。特にイモ類などの根菜は、本当においしい」と妻の博子さん。農家を営むにあたって“伝統とモダン”をコンセプトにしたという高農園では、石川県の加賀伝統野菜である金時草、加賀太きゅうり、源助だいこん、中島菜、金糸瓜など地に根付いてきた伝統野菜も積極的に手掛けている。“能登はやさしや土までも”、いつまでも手を振り見送ってくれる高夫妻の姿に、そんな言葉が頭に浮かんだ。取材協力/すず塩田村数馬酒造高農園(TEL/FAX 0767-85-2678)Vol1へ戻るVol3へ続く
2015年12月05日みなさん、「吹き出物」と「ニキビ」の違いってご存知ですか??その違いは年齢によって大きく分けられます。10代の思春期に、ホルモンの働きが活発になり皮脂分泌が過剰になることで発生するものが「ニキビ」「吹き出物」は“大人ニキビ”とも言われていますが、20歳超えてからできるものを指します。こちらはニキビとは違ってお肌を清潔に保つことが出来ていなかったり、食生活が乱れていたりすると肌が正常にターンオーバーできなくなり、毛穴が詰まりやすくなることでできやすくなります。10代のニキビは成長するに従ってホルモンの働きが落ち着いていくので正しくケアしていれば自然に治りますが、吹き出物は原因を改善しないと、繰り返し発生することが多く厄介です。更に新陳代謝が衰えていくとだんだん治りにくくなったり、跡が残ったりしてしまうのが特徴です。特に女性は吹き出物が出来てしまうとメイクをする時にとっても苦労しますよね…隠そうとしてファンデーションやコンシーラーを重ねてしまうと更にお肌が悪化することもあります。なるべく低刺激性の化粧品を使い、ブラシやスポンジは清潔な状態にしておきましょう。そしてお肌の乾燥を防ぐために、スキンケア商品は肌の保湿効果の高いものや、ビタミンC配合の商品を選ぶのが良いです。ビタミンCには、「皮脂を抑える働き」と「炎症を抑える働き」があります。いくらスキンケアを見直したり、食事に気を使っても治らない場合は睡眠不足が大きく関係してる場合があります。お肌のターンオーバーが最も行われやすい22時~2時の間に寝るのがオススメ。体を十分に休めることができ、ニキビの原因の一つとされるストレス解消にもつながっていきます。まずは、生活習慣全般を見直し、ストレスのない生活や規則正しい生活、健康な食生活を心がけて綺麗なお肌を目指しましょう!!
2015年08月27日暑い毎日。そうめんがおいしい季節ですね。普段何気なく食べていると思いますが、日本の麺食文化のルーツはそうめんだといわれています。今日は料理家のまつながなおが、 “日本三大そうめん”をご紹介したいと思います。■1:奈良県の三輪そうめんそうめんの歴史を辿ると、この三輪そうめんに至ります。いまから約1200年前、日本最古の神社である三輪山の大神神社で飢饉や疫病に苦しむ人々の救済を祈願したことがきっかけ。その結果、神様の啓示に従って、小麦を蒔いて粉にし、湧き水でこねて糸状にしたものが起源なのだとか。肥沃な土地ときれいな水が生み出した名品。お伊勢参りの途中の人々が食べたことなどによって、全国へと広まっていったそうです。なんと江戸時代の『日本山海名物図鑑』にも、「三輪そうめんは日本一」と書かれているそうですよ。三輪そうめんの組合では、農林水産省の手延べそうめんの品質基準よりもさらに厳密な独自な基準を定めているそうです。また、完成したそうめんは木箱で貯蔵し、熟成させてから出荷します。毎年5月には、天皇家にも献上されているそうです。三輪そうめんの特徴としては、細さ、そして熟成させているからこそのコシと風味があげられます。梅雨を二回三回と越して、熟成を重ねたものを売っているお店もあるんですよ。■2:兵庫県の播磨そうめん兵庫県の播磨そうめんは、あの『揖保乃糸』で有名。600年ほど前の寺院日記にそうめんについての記述が出てきており、そのころから播磨の地でそうめんが食べられていたことがわかります。そうめんづくりが本格的になってきたのは、江戸時代に入ってから。しかし生産量が伸びてくると粗悪品をつくる人も出てきたので、産地としての信頼を守るために製造者仲間で取り決めをつくったのだそうです。そのころに名声を守る努力をした人々がいたからこそ、現在の私たちがおいしい播磨のそうめんを食べることができるんですね。播磨でつくられるそうめんも、もちろん手延べ。特徴は、つるっと、もちもちした食感です。全国の手延べそうめんの生産第一位は兵庫県。播磨そうめんは日本で一番食べられているそうめんなんですよ。■3:香川県小豆島のそうめんお伊勢参りの帰りに、奈良県の三輪でそうめんの技術を習って帰り、島に広めたのが始まりといわれる小豆島のそうめん。小麦栽培に適した気候と瀬戸内海の天然塩、そしてそうめんを延ばすときに使うごま油もよくとれることから、小豆島で手延べそうめんが盛んにつくられるようになりました。雨量が少なくて日照時間が長いので、気候的にも天日干しに最適。また海上交通の要衝であったことも、理由のひとつです。小豆島のそうめんのいちばんの特徴は100%純正の天然ごま油を使って手延べしていること。そのため風味がとてもよいのです。また、他の油と違って酸化しづらいので、いつまでも風味が変わらないという側面もあります。香川県といえば讃岐うどんですが、なんとこの讃岐うどんの起源も小豆島のそうめんなんだとか……!そうめんは、さっと茹でるだけで終わってしまいがち。しかし、ちょっぴり歴史やルーツに思いを馳せながら、三大そうめん食べくらべを家族で楽しむのもいいかもしれませんね。(文/料理家・まつながなお)
2015年07月23日日本には四季や旬があり、季節や人生の節目ごとに「行事」があります。食卓には、それらを通じて受け継がれてきた「文化」があります。多忙な日々の中で忘れてしまいがちな「ニッポンの食卓文化」を、食卓をつなぐ会の料理伝承家hanaが、シンプルなレシピにしてご紹介します。今回は七夕と素麺のおはなし。五色の短冊は、習い事の上達を願った「願掛け」幼い頃はワクワク楽しみだった七夕、いまはどうでしょう? また、そもそもどんな由来があるかご存知でしょうか。七夕は五節句のひとつで、平安時代に宮中行事として行われるようになりました。元々は日本の神事であった「棚機(たなばた)」という禊の行事と、織り姫と彦星の伝説、中国の「乞巧奠(きっこうでん)」という風習があわさってできたもののようです。織り姫と彦星の伝説は、みなさんもご存じの通りですが、織り姫(琴座のベガ)は裁縫の仕事を、彦星(鷲座のアルタイル)は牽牛星という農業の仕事を司る星と考えられていました。この2つの星は、旧暦7月7日に最も光輝いているように見えることから、中国ではこの日を一年に一度の巡り会いの日と考え、この伝説が生まれました。(夏の大三角形)乞巧奠(きっこうでん)とは中国で行われた行事で、織り姫にあやかって機織りや裁縫が上達するようにと、お祈りをする風習が生まれました。針や裁縫道具を供えて上達を願うのですが、やがて芸事や書道などの上達を願うようになったといわれています。これらのはなしが日本に伝わって、七夕行事が行われるようになり、宮中ではこの時期の旬のもの、桃、梨、瓜、茄子、大豆、アワビなどを供えて星を眺めるようになりました。また里芋の葉にたまった夜露を天の川のしずくと考えて、その水で墨をとかし、神聖な梶の葉に歌を書いて願いごとをしました。それが江戸時代に庶民の間に伝わり、人々は野菜や果物を供えて歌を詠み、習い事の上達を願って書いた短冊を笹竹につるして、手習い事の願掛けとして星に祈るようになったのです。五色の短冊は五行説にあてはめた五色で、青(緑)、紅、黄、白、黒(紫)をあらわし、この世のすべて、という意味になっています。七夕飾りは「吹き流し」「網」「折り鶴」「神衣」「巾着」「くずかご」などが主なもので、6日の夕方には飾り付け、翌日7日の夜にははずします。千年以上前から、七夕の行事食は「素麺」!この時期には素麺を食べるのが、千年以上前からの行事食となっています。もともとは中国の「索餅」という小麦料理だったようですが、日本ではいつの頃からか天の川に見立て、この時期に食べやすい素麺を食べるようになりました。色つき素麺もここからきています。七夕の当日でも手軽に作れる、簡単素麺レシピをご紹介しましょう。「七夕素麺」のつくり方素麺に好きな具材をのせて、いつもより少し豪華に、七夕をイメージして美しく盛りつけてみてください。いろいろな具材を一緒に食べても、素麺と絡めて一種類ずつ食べても美味しくいただけます。麺つゆを作っておくとなにかと便利ですので、冷蔵庫にストックしておきましょう。<材料 2人分>・素麺 2把分・出汁 2カップ程度・麺つゆ 約1/2カップ分【麺つゆ】※作りやすい量 ・みりん 大さじ2・酒 大さじ4・砂糖 大さじ2・醤油 180cc【具材】※お好みで・白葱 5cm分 小口切り・茗荷 2個 細切り・蟹 適宜・鶏ささみ 1本・胡瓜 1本 細切り・錦糸卵 1個分・蒸し茄子 1本<作り方>1. 麺つゆを作る鍋にみりん、酒を入れて沸かしアルコール分が飛ぶまで3分ほど加熱する。同じ鍋に砂糖と醤油を入れて、砂糖を溶かしながら沸かし、沸いたら火をとめてあら熱をとり、密閉瓶に入れて保存する。2. お好み具材を準備する・・・鶏ささみ、蒸し茄子鶏ささみは耐熱容器に入れ、少量の酒と塩(分量外)をふってラップをする。茄子はヘタを切り落として、水洗いし、そのままラップをする。ささみと茄子をレンジで800Wで2分加熱し、食べやすい大きさに割いておく。3. お好み具材を準備する・・・錦糸卵卵1個に対し、小さじ1の砂糖を入れてよく混ぜ、熱したフライパンに油少々をひき、卵液を流し入れて薄く広げる。菜箸を使ってひっくりかえし、裏面はさっと焼いて取り出す。冷めたら細切りにしておく。4. 素麺を茹でる大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かし、素麺をぱらぱらと入れて2分ほど茹で、ざるにあげて、しっかりともみ洗いする。5. 盛り付け具材を綺麗に飾り、素麺と麺つゆを盛る。★ポイント★具材は好みでよいですが、細切りや小さめに切る方が素麺とからみやすくなります。全部の具材がなくても大丈夫です。錦糸卵を作るときは、フライパンが熱くなっていないと失敗します。卵液を多く入れすぎた場合は戻してよいので、薄めに焼きましょう。家族に「食文化」の楽しさを伝えていくのは、アラフォー世代の役割です。日々の食事を大切に、暮らしを丁寧に、を意識するだけで心が豊かになるもの。麺つゆは、家にある調味料で気軽に手作りすることができるので、お好み具材をたくさんのせて、七夕の夜は素麺料理と星空を楽しんでみてはいかがでしょうか?
2015年07月06日東京都台東区の上野恩賜公園・噴水広場で、日本と台湾の食文化交流イベント「日台食文化交流2015」が行われる。20日は10時から19時、21日は10時から18時まで。○台湾の屋台料理を堪能同イベントは、日本と台湾の食文化交流を通して日台関係を深めることを目指して開催される。台湾各地の果物や特産品の紹介や、駅弁と台湾鉄道の旅をPRするコーナー、水を入れてもむとゼリーのように固まる台湾固有の植物「オーギョーチー」に触れる体験コーナーなどを展開する。また、台湾の代表的な料理を出品する屋台や、雑貨、手芸品など販売するブースも出店し、台湾人の二胡奏者、林悦子さんと日本人ギター奏者、一星有希さんが登場し、演奏を披露するなど、様々なイベントが用意されている。イベントとして、「台湾ライチ種飛ばし大会」も開催する。当日優勝者にはライチ6kg、2日間総合優勝者にはあわせて台湾往復航空券が贈られる。各日先着500人で、参加費は500円。ちなみに、昨年の記録は13m75cmだったという。
2015年06月16日世界中の料理とお酒を一度に楽しめるグルメイベント「国際観光食文化博 世界のグルメ名酒博2015」が、7月15日から26日まで東京の日比谷公園で開催される。近年、その国のカルチャーとして、また安全性の見直しなど様々な視点から注目を集めている“食文化”というテーマを通じて、日本のさらなる国際化に向けて他文化への関心や相互理解をより深めていくことを目的とする同イベント。会場では、“見る・知る・味わう・聴く”をキーワードに、ドイツ料理やイギリス料理、ベルギー料理、アメリカ料理などを提供する飲食ブースや、各国の民族音楽、舞踊を堪能できるステージなど様々なコンテンツが用意される。6日間で5万人が来場した14年度に続き2回目となる今回は、国内屈指の観光スポットでもある東京・銀座至近の日比谷公園にて開催。世界中の食文化が一堂に会するイベントとしてだけでなく、訪日・在日外国人も気軽に参加しやすい国際グルメイベントを目指すとしている。【イベント情報】「国際観光食文化博 世界のグルメ名酒博2015」会場:日比谷公園住所:東京都千代田区日比谷公園1会期:7月15日~26日まで時間:11:00~21:00まで(最終日は20:00まで)料金:無料(会場内での飲食は有料)
2015年06月02日テイストオブ東京実行委員会は、食を通して世界の歴史、伝統、文化に出会うイベント「テイストオブ東京」を、6月5日から6月7日まで、お台場シンボルプロムナード公園にて開催する。同イベントの特徴は、一般販売されていないプレミアム食材などをその場で調理し、たくさん味わってもらうため試食サイズで提供すること。そして、来場者にはセミナーやステージパフォーマンス、各ブースでの会話からその国の歴史、伝統、文化などを、出店者とのコミュニケーションを通じて、食の知識を深めてもらいたいとしている。同イベントでの飲食物は、会場入口で配られる20枚綴りのチケットと、リストバンドによって購入できる。リストバンドをつけているとさまざまな特典が取得でき、まずリストバンドを使用し、テイストオブ東京のロゴ入りグラスを入手することを同委員会は推奨している。会場では、ロゴ入りグラスにビールやワイン、ラムやプレミアムテキーラ、ソフトドリンクなどが提供されるという。なお、料理は、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアなどの有名店、有名シェフ、大使館や企業から約40店舗出店される。"テイストオブ東京2015"場所:シンボルプロムナード公園日程:6月5日~6月7日時間:11:00~21:00(初日は16:00~)料金:入場無料、飲食代別途(チケット制)前売チケット3,500円/1日当日チケット4,500円/1日、追加チケット100円/1枚
2015年05月22日マレーシアグルメ特集第二弾!前回の「知っておきたいマレーシアグルメの基本の『き』」に引き続き、今回はマレーシアの食文化の中でも、知っておくともっとマレーシアグルメを楽しめる情報をお届け。 (さらに…)
2015年05月15日東京都渋谷区の代々木公園・イベント広場で、沖縄の音楽やグルメ、ビールなど沖縄文化を楽しめる「OKINAWAまつりin代々木公園2015」が行われる。開催日時は、5月9日と10日の2日間、11時から21時まで。○沖縄の音楽・食・文化が代々木公園に集合同イベントでは、沖縄出身のアーティスト・お笑い芸人によるステージパフォーマンスやエイサーなど、沖縄のカルチャーアトラクション、沖縄関連自治体・企業によるブース出展など、沖縄の文化やグルメなどを楽しむことができる。ステージイベントには、独自のポップサウンドを創り出す、石垣島出身の4人組バンド「トレモノ」や、沖縄の伝統芸能、エイサーをベースに空手の型や琉球舞踊などを取り入れた創作エイサー団体「琉球國祭り太鼓」、沖縄・レゲエ・POPのライブパフォーマンスを繰り広げる「SOUTH」などが登場。沖縄料理・沖縄物産関連店舗の出店もあり、「沖縄居酒屋たーち」、沖縄料理の「南風花はいばな」、沖縄に移住していた料理人が作る、本格沖縄料理の移動販売専門店「沖縄FOOD ASHIBIUNA」、「オリオンビール」のブースや、琉球泡盛の「瑞泉酒造」、沖縄の地酒を出品する「南都酒造」のブースなど、多くの店舗が味を披露する。
2015年05月01日ロティジャラ 写真提供:マレーカンポン4月25日に「ASEAN 春のお楽しみ会~マレーの食&プンチャック・シラットに触れる一日~」が国際機関日本アセアンセンターで開催される。 (さらに…)
2015年04月15日クリエイターアイテムショップ・PARKは、ファッションクリエイター・毒kinokopinkとの共催により、オタク文化と原宿ファッション文化をつなげるクリエイター見本市「公園会」を開催すると発表。同イベントにて自己PRや物販を行う参加クリエイターを募集している。会場は東京都・渋谷区の2.5D(渋谷PARCO part1 6F)。日時は3月1日 14:00~18:00。料金は前売1,500円、当日2,000円(ともに1ドリンク、入場特典ノベルティ付)。同イベントは、2014年5月のオープン以来、オタク文化と原宿ファッション文化の融合を目標に活動を続けているクリエイターアイテムショップPARKと、アーティストの衣装制作や「オスカル祭。」を主催した毒kinokopinkが、インターネット上で作品を公開し続けている若いクリエイターと、若い人材を発掘・起用したい業界との距離を縮め、仕事につながるチャンスの場を提供することを目的として開催するものだ。内容は、参加クリエイターによる自己PRやゲストコメンテーターによる講評、クリエイター物販、ライブステージという3つのプログラムで構成され、ゲストコメンテーターにはtomad(Maltine Records)、ミスミ(Zigg)、ヴィレッジヴァンガード渋谷宇田川店・増田日奈(ガールズポップカルチャー担当)が参加し、ライブステージにはtoriena、三代目パークマンサー (新生軟式globe)らの出演が予定されている。なお、主催者の毒kinokopink自身もクリエイターのひとりとして参加するということだ。また、現在募集しているのは、自己PRおよび物販に参加するクリエイター(若干名)。プレゼンテーションは最長10分間で、その様式や作品の既出/未発表は問わないという。なお、本人が顔出しNGの場合、プレゼンデータのみでの参加やショーケース形式等での参加も可能とのことだ。参加を希望するクリエイターは、こちらの応募フォームに名前やメールアドレス、自己PR、作品の概要がわかるPR素材URLを記入して応募する。締め切りは2月22日。
2015年02月12日一般社団法人 国際食文化交流会は、「国際観光 食文化博 世界のグルメ名酒博 2015」を、東京都世田谷区・駒沢オリンピック公園中央広場で4月10日~19日の10日間、また東京都墨田区・東京スカイツリータウン4F スカイアリーナで4月24日~5月10日の17日間、それぞれ開催する。○"見る・知る・味わう・聴く"をキーワードに、さまざまなコンテンツを提供同イベントは、世界中の料理とお酒を一度に楽しめる"世界のグルメ&ビール&ワインの祭典"。今後、日本のさらなる国際化に向けて、"食文化"という多くの人々にとって親しみのあるテーマを通じて国際交流の契機を提供し、他文化への関心・相互理解をより深めていくことを目的としているという。会場では、"見る・知る・味わう・聴く"をキーワードに、ドイツ・イギリス・ベルギー・アメリカ料理など世界中のグルメを提供する飲食ブースや、各国の民族音楽や舞踊を堪能できるメインステージなど、さまざまなコンテンツを予定している。2014年度の日比谷公園、東京スカイツリータウンに続き2回目の開催となる今回は、市民の憩いの場として親しまれている駒沢オリンピック公園が新たな会場として加わり、世界中の食文化が一堂に会するイベントとしてのブランド確立を目指す。また、訪日・在日外国人も気軽に参加できる国際グルメイベントとして成長させていきたい、としている。4月10日~19日は、駒沢オリンピック公園 中央広場(東京都世田谷区駒沢公園1)にて開催。4月24日~5月11日は、東京スカイツリータウン 4F スカイアリーナ(東京都墨田区押上1丁目)にて開催。ともに時間は、11時~21時予定(最終日20時まで)。入場料は無料(会場内での飲食は有料)。飲食ブースやメインステージなどのコンテンツに関する情報は、詳細が決まり次第、順次発表となる。
2015年02月05日先日報道があった「ハイスクール・ミュージカル」『スプリング・ブレイカーズ』などで知られる女優ヴァネッサ・ハジェンズのストーカー騒動に続報が入った。「愛してる、結婚したい」などとヴァネッサに大量のメールを送りつけた上、はるばるアフリカからL.A.にまで来たという男性の報道に戦慄が走ったが、どうやら彼は想像されたような恐ろしいストーカーではなかったようだと「TMZ」が報じている。男性の捜査にあたった警官によると、彼はとても礼儀正しく反省している様子だという。また「異なる文化から来たので、ヴァネッサを悩ませたり嫌がらせをしていたという自覚が全く無かった」と語っているようだ。ヴァネッサの弁護士は聴取を行い、ヴァネッサへの接近禁止令を永続的なものにする意向であるという。文化の違いで衝突が生じることはよくあるが、恐らくストーカー男性側としてはヴァネッサに自分の想いを伝えたかっただけなのだろう。しかしどのような形であれ彼女を怖がらせたことに違いはない。男性は抵抗する様子も無くサインに同意をしたということなので、報告を受けたヴァネッサはほっとしていることだろう。(text:cinemacafe.net)
2014年12月08日11月27日、「和紙(正しくは「和紙: 日本の手漉和紙技術」)が無形文化遺産に登録されたというニュースが飛び込んで来ました。すでに島根県の「石州半紙」は無形文化遺産に登録されていましたが、新たに岐阜県の「本美濃紙」、埼玉県の「細川紙」を加えてそれら3つを改めて「和紙」の技術として登録し直すことになりました。いずれもこうぞだけを原料に伝統的な手すきで作られています。その前には、日本の最先端技術として青色LEDの開発がノーベル物理学賞の対象となりましたが、一方でこうした伝統的技術も評価されるというのは大変喜ばしいことです。ところで、「世界遺産と無形文化遺産はどう違うのか」、この質問はときおり講義でも聞かれます。「知っている世界遺産は?」と尋ねると「和食」という答えが返ってくることもあります。いまさら恥ずかしくて聞けない! という人も、今回のコラムを読んでもらえればもう大丈夫です。○「無形文化」とは人間が伝える形のない文化これらはいずれもユネスコの事業です。まず、今回登録された「無形文化遺産」なのですが、伝統芸能のような人づてに伝えられる形のない文化を「無形文化」と呼んでいます。「無形文化遺産保護条約」に基づき、芸能、伝承、儀式、祭礼、文化空間などを一覧表に記載して保護・継承していくことを目的としています。対する世界遺産は、建造物や景観、自然の地形などを対象としています。「世界遺産条約」に基づき世界遺産リストに記載、登録し、それらの物件を人類全体のための遺産として損傷または破壊等の脅威から保護することが目的です。無形文化は人間が伝えるものですから、価値に大小はないと考え、他の遺産との優劣はつけません。例えば昨年登録された「和食」ですが、和食がほかの国の食文化と比べて優れているということではありませんし、比較のしようがありませんよね。ですから、審査も世界遺産ほど詳細なものではありません。ただ、各国からユネスコの事務局に推薦が殺到しており、事務局がさばききれずに審議が持ち越されてしまっています。保護について考えてみると、世界遺産は不動産ですから、原則的には「ありのままの」状態で保護されることが望まれます。文化財であれば創建当時のままに、自然であれば手つかずの自然のままに保っていくことが良しとされるのです。それに対し、無形文化遺産は文化の担い手や環境の変化の影響を大きく受けやすく、また、時代の流れのなかで文化そのものが変容していくこともあるでしょうから、どのように保護して継承していくのかということは、ケースバイケースだと思います。そうすると、無形文化遺産の定義はとてもあいまいなものに思えてきます。○世界遺産や無形文化遺産が身近なものにところで、日常的に和紙を使ってますか? 多くの人は使う機会はないかと思います。実家の和室に障子がはってあるなあ、とか、今度の年賀状は少し気合をいれて和紙をセレクトしてみるか、という感じではないでしょうか。そのように日常的ではない和紙がこれだけ話題になるのは、昨年6月の「富士山」の世界遺産登録と無関係ではないと思います。日本人の象徴ともいえる富士山は、直接的に遺産価値と関わりのない箱根など周辺の観光地もまきこんで、一大ブームとなりました。その波が収まらないうちに、今度は12月に「和食」が無形文化遺産に登録されたのです。「和食」という、国民一人ひとりにとってきってもきれない食文化が登録されたことで、文化事業に関する話題がぐっと身近に感じられるようになったのだと思います。ところで、いいのか悪いのか、「富岡製糸場」の登録は「富岡ショック」とでもいうものを多くの人にもたらしたのではないでしょうか。「あんなに地味なものが世界遺産になるなら、うちの施設の方がもっとスゴイ、だったらうちも手を挙げればいけるんじゃないか」という感覚です。そんな話を実際に古い工場を使っている方から聞いたことがあります。話がずれてしまいました。なんだか定義があいまいな無形文化遺産ですが、和紙を含めた伝統文化に光があたり、身近に感じる機会ができたのはいいことだと思います。この登録をきっかけに担い手の育成も進むかもしれませんし、利用者も増えるかもしれません。そうだなあ、筆者も来年のカレンダーは和テイストなものにしてみようかな。○筆者プロフィール : 本田 陽子(ほんだ ようこ)「世界遺産検定」を主催する世界遺産アカデミーの研究員。大学卒業後、大手広告代理店、情報通信社の大連(中国)事務所等を経て現職。全国各地の大学や企業、生涯学習センターなどで世界遺産の講義を行っている。○世界遺産検定とは?世界遺産の背景にある歴史、文化、自然等の理解を深め、学んだことを社会に還元していくことを目指した検定。有名な観光地のほとんどは世界遺産になっているため、旅の知識としても役立つと幅広い世代に人気。主催:世界遺産アカデミー開催月:3月・7月・9月・12月(年4回)開催地:全国主要都市受検料:4級2,670円、3級3,900円、2級5,040円、1級9,250円、マイスター1万8,510円、3・4級併願6,060円、2・3級併願8,220円解答形式:マークシート(マイスターのみ論述)申し込み方法:インターネット又は郵便局での申し込みその他詳細は世界遺産検定公式WEBサイトにて
2014年12月01日凸版印刷が運営する文化複合施設「トッパン小石川ビル・ミュージアム」(東京都文京区水道1-3-3トッパン小石川ビル)内2階に、レストラン「小石川テラス」が11月11日オープンする。同施設は凸版印刷が2000年に開業。日本初の「印刷博物館」と、クラシック専用コンサートホール「トッパンホール」の二つの施設が入る。レストランのコンセプトは「食文化をたのしむ」。日本各地で古くから栽培・食されてきた伝統野菜や旬の野菜を中心とした料理やお酒を、各地の若手陶芸作家による器で提供し、五感で体感しながら日本の食文化を楽しむことが出来る。内装デザインはコクヨファニチャーが担当。テラスを備え広々とした開放感溢れる作りな一方、文化施設としての格調高い落ち着きのある空間構成となる。また、日本各地の食に関する写真や書籍、日本の伝統模様をモチーフにしたグラフィックカーペットなど、知的好奇心を刺激する要素を随所に散りばめている。営業時間はランチライムが11時30分から14時(ラストオーダーは13時30分)、カフェタイムが14時30分から17時30分、ディナータイムが18時から22時(ラストオーダーは21時30分)で、定休日は日曜日・祝日(土曜日の営業は要問い合わせ)。今後は、凸版印刷が手掛ける日本の食文化を発信するウェブサイト「SHUN GATE」とも連携しながら、全国の生産者と消費者をつなげる機会を生み出す取り組みを積極的に行っていく予定という。
2014年11月10日10月15日から28日まで、伊勢丹新宿店本館では「岩手ごちそうさまツアー」と題し、岩手県の多彩な食文化と伝統工芸品を紹介する。開催にあたり、伊勢丹担当者と共に岩手県内の食と工芸を探訪したのは、ミシュラン三ツ星「銀座 小十」の主人、奥田透。フランス・パリにも店舗を構え、「本物の日本料理」の素晴らしさを世界に発信し続けている料理人だ。同氏が岩手県探訪に同行した理由は、現地で出合った食材・調理法を岩手伝統の器に盛り付け、それぞれの良さを最大限に引き出す方法を考案するため。現地での、浄法寺塗の塗師との対談では、「日本人は、日本の伝統品に対する興味や誇りが弱い。伝統工芸品の緻密さや性能、それを作るための高い技術にもっと目を向けてほしい」とコメントしている。探訪後、現地で出合った食材や器をもとに同氏が考案したメニューは、地下1階のキッチンステージで味わうことができる。メニュー名は、「岩手をまるごと味わうコース」(1人あたり3,000円)。真崎天然わかめと鮃の昆布締め、立花椎茸と法連草 薄揚げのお浸し、白金豚と木の子の味噌幽庵焼きなど盛りだくさんの内容で、器には南部鉄器や浄法寺塗りが使用されている。提供期間は10月8日から21日までで、翌22日からは、岩手県内のフレンチレストラン「ロレオール」シェフ・伊藤勝康による、岩手の食材を活かしたフレンチを楽しむことができる。加えて、会期中は岩手自慢の食材の数々が売り場に並ぶ。シナノゴールドとつがるの交配種となるりんご「奥州ロマン」は、まだ市場には出回っておらず、三越伊勢丹で初お披露目となるという。ドイツから輸入した100年以上前の醸造設備でクラシックビールを作っているブルワリー「ベアレン醸造所」からは、口当たりがよくうまみが詰まった「フェストビール」(389円)が紹介される。その他にも、伊勢丹バイヤーが「岩手は食材の宝庫。野のもの、山のもの、海のものともに良質なものがたくさん摂れる土地」と語る通り、「完熟山のきぶどう ジュース」(1,800円)、「いわて山形村短角牛ロース」(100gあたり1,700円)、無農薬・無化学肥料栽培の岩手県産エゴマとイエローマスタードを合わせた「エゴマスタード」(600円)などバラエティー豊かな食材がお目見えする。また、同イベントは、日本橋三越本店、銀座三越でも並行して開催、26日には日本橋三越本店、銀座三越にて、同氏と食ジャーナリストの柴田泉によるトークショー(参加費1人あたり1,000円)も開催される。今回のイベント開催前に産地を視察した2人が、現地で出合った食材や郷土料理に見出した岩手の魅力について語るだけでなく、岩手県のプライベートブランド「ぺっこ(pecco)」のお土産まで用意されているのがうれしい。開催時間は、日本橋三越本店は17時から17時45分、銀座三越は13時から13時45分。それぞれ定員16名。
2014年10月07日ローソンは「ナチュラルローソン」の店舗にて、「スペインフェア」を開催している。○スペインの食文化を弁当やサンドイッチに同フェアは、日本とスペインの交流400周年を記念し展開するもの。食文化の交流をテーマに、スペインでなじみの深いメニューをモチーフにした弁当やサンドイッチなど5商品を販売する。また、地ビールやワインなど日本ではなかなか手に入らない商品を取りそろえる。「鶏と野菜のチリンドロン煮」は、にんにくと唐辛子を炒めて香りをだし、鶏肉とパプリカ、ズッキーニ、マッシュルーム等をトマトと煮込み、七穀ごはんにのせ、オリーブをトッピングした。価格は330円(税込)。「スペイン風オムレツとチリンドロンチキン」は、野菜をたっぷり使ったスペイン風オムレツと、野菜のトマトソース煮(チリンドロン)と国産ローストチキンの、2種類のサンドイッチを組み合わせた。23日発売。価格は350円(税込)。「ツナのピカディーリョ」は、みじん切りにした玉ねぎ、きゅうり、赤・黄ピーマンなどを、オリーブオイルとワインビネガーで和え、ツナとオリーブを加えた。「ピカディーリョ」とは、きざんだ野菜をオイルとビネガーであえたシンプルなサラダのこと。価格は298円(税込)。「完熟トマトのピザまん」は、スペイン産ブラックオリーブを使用したピザまん。グリルした赤ピーマンをまぜ、うまみと甘味を出した。またチョリソーでコクを出し、隠し味にオレンジ果汁を加え、すっきりした後味に仕上げた。価格は164円(税込)。「いかのボカディージョ」は、スペインでおなじみのサンドイッチ。オーブンで焼いたパンで、キャベツといかリングをはさみ、タルタルソースととんかつソースのシンプルな味付けに、オリーブオイルとレモン果汁でさっぱりと仕上げた。まちかど厨房併設ナチュラルローソン店舗のみ販売。価格は240円(税込)。
2014年09月21日地下鉄表参道駅から根津美術館に向かう通り、ウッドスクリーンが目を引く建物は、インテリアデザイナー片山正通氏(Wonderwall Inc.)が手掛けた、高級車「レクサス」が運営するブランド体験スペース「INTERSECT BY LEXUS (インターセクト バイ レクサス )」。車のショールームではなく、食、アート、ファッション、カルチャーなどを通じて、レクサスが考える本質的なライフスタイルが感じられる場所です。1階は、ノルウェー発のコーヒーバー「FUGLEN(フグレン)」とのコラボレーションによるコーヒースタンドで朝9時からオープン。コーヒー350円、エスプレッソ280円、ベイクショップで焼かれたレクサスオリジナルベーカリーがリーズナブルな価格で楽しめます。奥は、イベントに合わせて展示を変えるエキシビジョンスペースで、コンセプトカーが展示されていることもあり、コーヒー片手に眺めることもできます。爽やかな笑顔が似合うバリスタくんは、ZUCCAの創業デザイナー小野塚 秋良氏のデザインしたHAKUIのユニフォームで身を包みスタイリッシュです。タイヤ痕をイメージした美しい床、2階へ続く階段は手吹き塗装を施した本物のレクサスのパーツが取り付けられ圧倒的な迫力です。階段の上り口は、日本の若き匠たちとコラボレーションしたライフスタイルショップで、ここでしか買えないカップ、ストール、シャツ、バッグ、帽子などが並び、プレゼントにも使えそうです。2階のビストロは、架空の“ミスター・レクサス”の書斎とリビングをイメージした空間で、一見大人の男性のおもちゃ箱ですが、女性の気持ちをくすぐる要素もたくさん見つかります。カッシーナのソファやイームズのスツール、ジョージナカシマのチェアなどがゆったりと配置され、棚には車以外にも食文化、アートの本などがたくさん、自由に観覧できます。ランチは11時から17時、肉、魚、野菜から選ぶ定食、ホットドッグ、週替わりのパスタとカレーライスなどがいただけます。オーダーしたのは、ホットドッグ。ソーセージとパンは日替わりでこの日はバゲットとハーブソーセージ。ラタトゥイユジェノベーゼなど3種のトッピング、惣菜、野菜サラダがついて1,000円で、ボリュームもあります。グレーで統一されたナプキン、ハンドタオル。ハンドタオルからは森の香りがします。アロマはyuica、食器はSyuroへオーダー、すべてのものがその道のプロと組んでオシャレ感を演出しています。お魚定食は、チキンブイヨンとサフランで煮た洋風のブリ大根。雑穀米かパン、野菜サラダ付いて1,300円、コーヒーは200円で付けることができます。外装や内装にレクサスのフロントグリルに使われているデザインアイコンのスピンドルグリル(糸巻き)が、随所に隠されています。コーヒーカップのソーサー、カードなど、どこに使われているのか探すのも面白そうですが、なんといっても片山正通氏の遊び心を知ることができるのは、レストルーム。天井一面に敷き詰められたミニカーは350台と圧巻です。車好きに限定されることのないINTERSECT BY LEXUSは都会の喧騒を忘れさせてくれ、お値段以上に価値があり、楽しめる大人のラウンジでした。INTERSECT BY LEXUS - TOKYO tel. 03-6447-1540東京都港区南青山4-21-261F CAFE & GARAGE 9:00-23:002F LOUNGE & SHOP 11:00-23:00不定休 公式サイト
2014年03月29日※画像は、株式会社近鉄ホテルシステムズニュースリリースより食文化のスペシャリストのアドバイス2013年春から「美と健康は食から」をテーマにメニュー開発を行っている天王寺都ホテルで、食文化の大学准教授とのメニュー開発コラボが実現した。食材の知識や正しい栄養の摂取方法などを食文化の専門家からアドバイスをしてもらいながら、出来上がったメニューだ。商品開発及びメニュー造成を行ったのは、梅花女子大学 食文化学部食文化学科准教授小鶴祥子さん。栄養士として小学校に勤務をした経験もあり、中学校・高校の家庭科教諭を経て、生活科学科・食文化学部で准教授になる。現在は、女子学生への食育や食知識と生活習慣に関して研究をしている。これだけ食べても低糖質?今回の新メニューを食すことが出来るのは、ホテル直営レストラン・スカイラウンジ「エトワール」のランチバイキングとディナー時の「低糖質ディナーラテール」など。これまでの通り「楽しく」「美味しく」食事を食べてもらいたい、というホテルのコンセプトはもちろん保ったままだ。低糖質、というと味気ないメニューになりがちだが、前菜からメインの仔羊のロースト、デザートまで、ボリュームと見た目も通常のフレンチと遜色ない。この機会に、健康を気遣ったフレンチを一度試してみるのもいいだろう。【参考】▼天王寺都ホテル▼株式会社近鉄ホテルシステムズニュースリリースタイムリーな美容情報満載!「美容最新ニュース」FacebookページOPEN!(10月2日)矢田亜希子の美しい歯の秘訣? 芸能人愛用のホワイトニング剤がスゴイ!(8月7日)30代女性に向けたブログメディア、「ANGIE」が登場。仕事や恋愛で悩みが多いこの世代に、楽しく生きるためのヒントを提案。(7月29日)
2013年10月08日日本らしさの象徴でもある「和食」。その人気は、日本国内はもちろん海外でも高く支持されています。しかし、どのくらいの人が日本の食文化を正しく理解し実践しているでしょうか。和食検定は、正しい日本の食文化を勉強したいという人にぴったりの検定です。和食検定とは、一般財団法人 日本ホテル教育センターが実施するもので、日本の食文化を正しく理解し、継承することを目的としています。また、和食そのものだけではなく、おもてなしの技術向上、和食を日本の文化として海外に発信できる人材の育成を目指します。受験を通して、日本の食文化を総合的に理解して知識を身につけることが可能です。検定は「基本レベル」と「実務レベル」の2種類があります。基本レベルは和食の料理や食材・マナーに関心があれば誰でも受験できますが、実務レベルは和食に関連する職場で部下の指導に当たる人を対象としており、基本レベルの認定を受けた人しか受験できません。・実施スケジュール毎年2月と10月に試験を実施しています。通常は試験実施日の約3カ月前から申込み開始。・試験内容基本レベル・実務レベルともに、マークシート方式の筆記試験で200問出題(90分)。基本レベルの出題項目…料理・接遇・和食基礎英語和食関連業界への就職を目指す人や、和食・マナーに関心のある人が対象。日本料理の歴史や基礎知識、しきたり・マナー、料理や接遇についての基礎的な英語に関する問題が出題。実務レベルの出題項目…振舞・伝心・和食応用英語着物や和室に関する知識と振る舞い方、飲食店でのマネジメントや新人育成の方法、和食店における英語の挨拶などから出題。・1級と2級和食検定での1級・2級の区分は下記のようになります。・各項目60%以上正解し、全体の正答率が65%以上85%未満の受験者は2級に認定・各項目80%以上正解し、全体の正答率が85%以上の受験者は1級に認定基礎レベル2級に認定された人は、再び基礎レベルに挑戦し1級を目指すこともできますが、実務レベルの試験を受けることも可能です。同様に、実務レベル2級に認定された人は実務レベル1級を目指して再受験できます。資格取得の準備過程で、和食に関連する知識やしきたり、マナーについて学んだことを、そのまま和食関連の飲食業・サービス業などに生かすことができるでしょう。実務レベルの資格を認定された人は、取得した知識をもって接客に対する人事評価などの経営面に反映させることも可能です。しかし、たとえ仕事に生かさなくても、和食・日本の文化への理解と知識を深めることができます。日本の食文化に興味がある人や和食のマナーなどについて学びたい人にもおすすめです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月22日ファミレスと高級ホテルではなぜ「雰囲気」が違うのか。そこには接客の仕方に根本的な違いがあった。覆面取材で、接客の違いを考えてみた。●典型的なサービスの違いファミレスで味わえない「雰囲気」を高級ホテルには期待したいもの。接客の違いはどこにあるだろうか。ファミレスでは、一般に席に案内する時、喫煙・禁煙を尋ね、次に店のにぎわいを演出するため、外から見える席から順に通す。その際、「こちらでお願いします」、あるいは「こちらへどうぞ」といった言葉を添えるのが一般的。高級ホテルのレストランやコーヒーショップでは、「景色のよい窓側が宜しいですか?それとも、落ち着いたコーナーが宜しいですか?」と尋ねるのが普通。ゲストに選択権を与えるわけだ。オーダーを置いていく時はどうだろうか。一般的なファミレスとは異なり、高級ホテルのレストランでは、複数のゲストに、間違いなくオーダーしたものを置いていく。その際、念のため小声で「子羊のステーキでございます」、「アンチョビのマリネでございます」といったように添える。これはキッチンからゲストの席に来るまでに、小さな紙に書いた料理、飲料と座席表を覚えてから来るからだ。ゲストどうしの楽しい会話をストップさせないことが目的とのこと。●ゲストの目的を支援する外資系ホテルなどのゲストがコーヒーショップやレストランを利用する目的には大きく2種類あると考えられる。ビジネスユースと、プライベートユースだ。例えばコーヒーショップを商談などで利用する場合、ゲストはほかの席から離れ、静かに話せる席を求める。プライベートの場合も、カップルであればほぼ同じ。ただし、友人グループなどの場合は、少々はしゃいでもOKな席を望むのではないか。こうしたことを考えて、ゲストの目的にかなう席を提案することが接客の常識。もし目的が異なる場合は、ゲストの意向に沿うように案内する。例えば、バーなどで灰皿を替えるにも、ゲストが灰皿から目を離しているタイミングを見計らってさっと替えるという。●同じ高級ホテルでもこんな違いが高級ホテルの代表といえば「ザ・リッツ・カールトン」であろう。リッツでは、館内のレストランなどの場所を尋ねると、原則、ゲストをそこまでお連れするのがマニュアルに書いてあるルール。しかし、いくら高級ホテルといえども、これを守るのは人件費という大きなコストがかかる。そのため、某高級ホテルでは、「こちらでございます」と言って、目指す方向へ3歩進むという。そのうちに、ゲストの「いえ、自分で行けます」といった言葉を期待しての発言だそうだ。同じ高級ホテルでもこうした違いがある。こうしたサービスの違いを比較してみると、面白い発見ができるかもしれない。(文:深山敏郎/(株)ミヤマコンサルティンググループ/コミュニケーションズ・スペシャリスト)●著者プロフィールコミュニケーション改善の請負人として、高級ホテル、外食チェーン、外車ディーラー、IT企業など、20年で延べ4万人あまりを直接指導。夢は、英国でシェイクスピア芝居を英語で上演すること。お問合せ先:info@miyamacg.com執筆協力:石井公一(いしいきみかず中小企業診断士)
2012年12月31日中学生のころは、ドラマやアニメの影響で「高校の文化祭は出し物や模擬店などがあってすごく楽しい」というイメージがあったのですが、筆者が進学した高校の文化祭は出し物や模擬店は一切禁止。クラス全員で美術制作をするだけで終了と、寂しい文化祭でした。今回はこのような文化祭のガッカリエピソードを読者のみなさんから募集しました。さて、どんなガッカリエピソードが出てくるのでしょうか?調査期間:2012/8/28~2012/8/30アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)●文化祭の準備シーズンになるとほかの人の愚痴がすごくて……。私は色んな人の中立な立場にいたので愚痴聞かされてすごく疲れました(20歳/女性)やっぱりクラスメイト同士のあつれきが生まれるものですけど、その間に立つ人間にしわ寄せが来るのは勘弁です。●参加できるのは生徒だけで、一般の人が来場できる文化祭ではなかった(26歳/男性)防犯上の問題もありますけど、理想はいろいろな人が来る文化祭ですよね。●お化け屋敷をやったが、暗くするために部屋を閉め切ってしまい、暑くて中にいられなかった(45歳/男性)でも明るいとお化け屋敷じゃないですから(笑)。●模擬店は生徒会しかダメという意味不明なルールがあり、ほかのクラスは「○○の歴史」などの面白くなさそうなものばかりでした(25歳/女性)模擬店をやりたいがために生徒会に入った人もいそうですね。●友人の彼女の女子校の文化祭に行く予定でウキウキだったのですが直前でそのカップルが別れたために中止に……(30歳/男性)男子高校生にとって、「女子高の文化祭」というのはあこがれですからね。さぞ残念だったでしょう。●3年時に模擬店を出せる予定だったのですが、前年に隣県で大規模な食中毒があり自粛。代わりに何をやったのか覚えていない……(32歳/男性)当時、多くの学校で模擬店の中止があったそうですね。●模擬店はやってもよかったが、火を使ってはいけないのでどこも似たような内容のものばかりになった。タコヤキ屋がやりたかったのに……(24歳/女性)●3年に一度しかないこと。飲食の模擬店がないこと。女子高なのに、バザー目当てのおばさまが多いこと。ステージとか華やかなものがないこと(29歳/女性)散々でしたね(笑)。●大学受験の勉強のためというよく分からない理由で、文化祭と体育祭が1年ごとに交互にしか行われない高校だった。文化祭が2回、体育祭が1回だったのはうれしいが(29歳/女性)交互っていうのは珍しいですね。●自分が高校に進学した年度から文化祭の模擬店がなくなった(28歳/男性)これは悲しい(笑)。●まったく無名の芸能人が来た(40歳/女性)芸能人が来るだけマシだと思いますよ(笑)。高校の文化祭は催し物が多くて楽しいというイメージあるだけに、肩透かしを食らったときのガッカリ具合はハンパではありませんよね。私と同じく、ガッカリな文化祭をすごしたみなさんに、幸あれ!(貫井康徳@dcp)
2012年11月23日兵庫県明石市の飲食店街をスペインの食文化「バル」風に食べ歩きができる「第3回ちょっと食べ歩き明石まちなかバル」が開催される。開催日時は11月9日(金)、10日(土)。明石駅前周辺の明石バル参加店舗で楽しめる。方法は当日チケット1枚700円のバルチケットを購入し、行きたいバル参加店舗へ。そして「バルメニュー」を注文するだけ。各々の店舗自慢の趣向を凝らした一品とワンドリンクを味わうことができる。なお、使いきれなかったチケットは11月11日~18日まであとバル参加店舗で600円の金券として利用できる。バル参加店舗は、寿司店、甘味処、家庭料理、お好み焼き屋、洋食屋、食堂、ラーメン屋、焼肉屋、焼き鳥店、レストラン、そば屋、串カツ店、タイレストラン、イタリアンレストラン、割烹料理屋、居酒屋など多彩で、数も62店舗に及ぶ。参加店には高級な店も。敷居が高いお店もバルチケットがあれば気軽に入れるのもこの明石まちなかバルの楽しみのひとつ。チケット販売場所は以下の通り 明石商工会議所 明石観光案内所(ステーションプラザ明石西館) 山陽電車明石駅ご案内センター 魚の駅(魚の棚商店街内)【開催日は両日とも22:00まで販売】 アスピア明石(4Fインフォメーションカウンター、北館6F事務所) 開催当日特設ブース(明石駅南側) 詳細は明石まちなかバルホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日あちこちの学校で文化祭が開かれ、楽しそうな学生たちの様子が目に付く季節になりました。そこでマイナビニュース会員1,000人に「文化祭」についてアンケートをとりました。お化け屋敷や喫茶店など文化祭おなじみの出し物のほか、ちょっと変わった出し物も披露する学校も。今回は、みなさんが文化祭でやった面白い出し物をご紹介します。調査期間: 2012/10/9~2012/10/13アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数:1,000件・大学では、マグロの解体ショーをしていました(25歳/女性)盛り上がりそう!見て楽しい、食べておいしい出し物っていいですよね!・高校の時に校庭の中央に火をたいてその周りでフォークダンスをする行事がありました(29歳/女性)男女共学ならそこで恋が芽生えたりするのかも?・男子が女装して、女子が男装する逆ミスコンテストがあった(23歳/女性)・学校の顔コンテスト。なぜか学校の顔になる人、というのを選ぶコンテスト(29歳/女性)学校の顔になるってスゴイことですよね?選考の基準は何なのでしょう。顔の良しあし?頭の良しあし?・アームレスリング大会(22歳/女性)自分の強さをアピールできるいい機会かも。派手さはないですけど、声援とか飛び交って盛り上がりそうですね!・宝くじを買って文化祭の際に当選番号発表して当たれば賞金がもらえる(39歳/男性)文化祭の日までちょっとだけ夢を見られて、楽しそう。・大学の時になぜかイベントで戦隊もののヒーローが学園祭にやってくる(22歳/女性)それを目当てに近所の子どもやお母さまが集まってきたりして。自分たちがやるのではなく、やってくるってことは、本格的なんでしょうね。・美容室。本当に髪を切る(30歳/女性)腕がよければいいけれど……。もし、ただの学生が切るのならちょっと勇気がいるかもしれません。その場の勢いでどんな髪型になってもいい!と思う人にはおすすめかも。・昔V6の番組でやっていた、「未成年の主張」を全校生徒の前でやって、それに出た(29歳/男性)・当時ウオーターボーイズがはやっていてまね事をやっていた気がします(26歳/男性)「未成年の主張」、懐かしいですね。参加した人は何を告白したのか気になるところ……。・スーパーマリオの世界体験。マリオになってゲームの中を歩ける(26歳/女性)実写版マリオ??土管とか毒キノコとか用意するんでしょうか。・男子は上半身裸で校歌に合わせて準備体操(23歳/女性)なにをするための準備体操なんでしょう(笑)。やっている本人たちはどんな気持ちなのか……なんて深く考えるのはやめましょう。・乗馬体験(32歳/男性)優雅ですね~。しかも馬が走れるくらい広い敷地のある学校っていうのがうらやましい。・男子のチアガール!ちょっと変でした・・・。(33歳/女性)ちょっと見てみたいかも。ムダ毛は処理してますよね?皆さん、面白い出し物を文化祭でされてますね。あなたは文化祭でどんな出し物をしましたか?(文/こうのゆみこ)
2012年10月27日