元アイドリング!!!のメンバーでタレントの高橋胡桃が、グラビアカメラマンの渡辺達生氏とコラボレーションした写真集『高橋胡桃×渡辺達生 PHOTO DOCUMENT「一番遠くて近い人」』(東京ニュース通信社)が20日、発売された。渡辺氏は、グラビアカメラマンとして40年以上活躍し、昨年、MBS・TBS系『情熱大陸』でも取り上げられた人物。60歳を過ぎてまだなお、 第一線で活躍中だ。そんな渡辺氏と、現在女優を中心にグラビアのフィールドでも活躍する高橋とのコラボレーションが実現。沖縄で撮影を行い、 一級品の"グラビア"を堪能できる一冊が完成した。また、「PHOTO DOCUMENT」と題して、 渡辺氏が撮影術を解説。ロケの時の様子、渡辺氏の撮影の様子、そして写真セレクトまで、この1冊ができるまでのドキュメントも紹介する。
2017年03月20日SNSによって否応なしにつながる関係やそこに付随する諸問題。特に未読スルーや友達申請などで頭を抱えている人もいるでしょう。そこで、マナー講師の尾形圭子さんとITジャーナリストの高橋暁子さんに解決策を伺いました。Q.友達の飲み会で仲良くなった子に、後からFacebookで探して友達申請を送信。別にメッセージなしでもいいよね?A.SNSの申請は、リアルで確認を。「プライベートでも、SNSで繋がっていいかどうかは対面で確認しておいて。申請時はメッセージを付けたほうがやはり丁寧で望ましいですが、実はFacebookのメッセージは友達じゃない人からだと通常と違うフォルダに振り分けられて、相手が気づかない場合も…。なので、リアルで聞きましょう!」(高橋さん)Q.合コンで知り合った男の子からのLINE攻勢。既読を付けると返信がプレッシャーになるので、「未読スルー」をしてもいい…?A.しがらみがなければ、思い切ってブロック!「もし先々関わることのない相手だったら、思い切ってブロックしたほうが自分が楽に。ブロックできないなら、ポップ通知で内容をさっと見て要返信か判断し、それによっては未読スルーをしてもいいのでは」(高橋さん)Q.自分が幹事の合コン後、男の子側の幹事と協力して全員のLINEグループを作ることに。みんな楽しく飲んでたし、何も言わずにグループトークに参加者の女の子を追加していい?A.グループを作る時は了承を取って!「携帯メールだけの時は、人のメールアドレスは勝手に教えないものでしたよね。それと同じで、勝手に誰かが連絡できるようにするのはマナー違反。やはり、できればその場で全員に確認するのがいいでしょう」(高橋さん)◇おがた・けいこヒューマンディスカバリー代表取締役、マナー講師。企業研修ほか、メディアで活躍し著書も多数。僧侶としても活動。◇たかはし・あきこITジャーナリスト。著書に『ソーシャルメディア中毒―つながりにおぼれる人たち―』(幻冬舎エデュケーション新書)など。※『anan』2016年4月13日号より。イラスト・ナカオ☆テッペイ
2016年04月11日連絡はパソコンや携帯で取るのが当たり前の今。ビジネスシーンでのメールのマナーもやっぱり気になるし、SNSでの気苦労も減らしたいと感じている人は多いのでは?スマートかつスムーズに人と繋がるためのコツをマナー講師の尾形圭子さんとITジャーナリストの高橋暁子さんに聞きました。Q.クライアントさんにLINEのIDを教えてと言われた。プライベートでの連絡ツールだから気のりがしないんだけど、教えるべき?A.上司を持ち出したり、逆提案でお断りを。「教えたくない時は『上が厳しくて、個人的なツールを業務に使えない』と言い訳を。実際、会社に属して仕事をするなら、基本は会社のツールのみでの連絡でいいはず」(尾形さん)「『電話のほうが連絡が取りやすいのですが…』など逆提案付きで断ると心証が良いままに」(高橋さん)Q.仕事相手が、電話番号検索で私のLINEを発見。土日でも思いついた時に仕事の連絡をしてくるので、やめてほしいんだけど、どうすればいい?A.通知をオフにし、「土日は返せません」と公言を。「通知機能を駆使。かつ、『肩こりがひどいので休日はあまり携帯を見ません』など方便を」(高橋さん)「いつも返信しているときりがない。返さずにいれば、『土日は返事がない人』と思われるように」(尾形さん)Q.自社イベントに来てくださった関連会社の人からFacebookに申請が。正直、友達にはなりたくない。でも無視はできない。どうすれば…?A.承認して自分の投稿の公開範囲を調整。「承認はして投稿の公開範囲を調整するのが王道。面倒ですが…。もしも直接申請の可否を尋ねられたら、『メールのほうがお話ししやすい』など代替案をつけてお断りを」(高橋さん)「Facebookは、今やかなり“公”度の高い場所。断るなら『使い方がよくわからなくて』と苦手なふりをすると角が立ちません」(尾形さん)◇おがた・けいこヒューマンディスカバリー代表取締役、マナー講師。企業研修ほか、メディアで活躍し著書も多数。僧侶としても活動。◇たかはし・あきこITジャーナリスト。著書に『ソーシャルメディア中毒―つながりにおぼれる人たち―』(幻冬舎エデュケーション新書)など。※『anan』2016年4月13日号より。イラスト・ナカオ☆テッペイ
2016年04月11日千葉県柏市は4月7日、中学1年生の子と親を対象に「LINE」のやりとりを監視するアプリ「Filii」の無償提供を開始する。期間限定で、市が指定した学校と希望する学校に提供する予定だ。この取り組みを専門家はどのように評価するのか。子どもとネットの関係に詳しいITジャーナリストの高橋暁子さんに聞いた。○ネットトラブル、要注意は中学1年生柏市が無償提供するのは、SNSやスマートフォンの利用データを取得し、分析する機能を持った「Filii」というアプリ。親子がそれぞれダウンロードすると、子どもの「LINE」上にある危険なやりとり(いじめや有害情報、出会い系、炎上などに関わるワード)を検出し、親に知らせてくれる。さらに同アプリには、SNSの利用時間帯がわかる機能も市独自で追加。行き過ぎたスマホ利用で子どもたちの日常生活に支障が出ていることから、親に把握してもらう意図がある。4月7日~7月20日の期間に市が指定した5校と希望のある学校で提供予定。期間終了後にアンケート調査を行い、効果が見込めそうであれば、利用料を補助するなどして全市で展開していきたいとしている。同市はこれまでも、啓発活動などを通じてネットトラブルを防ごうと努力を続けてきた。その中で「中学1年生のトラブルが多い」ということがわかり、利用対象を1年生にしたという。「中学校に入学して1~2週間で、既にクラス内には『LINE』のグループができている。ゴールデンウィーク明けにいじめが出てくる傾向もあるため、対策が必要な時期だと考えた」とのこと。さらに同市の学校警察連絡協議会が行っている調査(平成27年度)によれば、中学1年生から通信機器を使う子どもが多いということもわかっていて、スマホを使い始めるタイミングで対策を徹底したいという思いもあるそうだ。○SNSの運営事業者が対策すべき市によれば、「LINE」の監視アプリを自治体が導入するのは初めてとのこと。この取り組みについて、専門家はどのように評価するのか。ネットと子どもの関係に詳しいITジャーナリストの高橋暁子さんは、「自治体が対応を迫られ、追い詰められている感じがする」と率直な感想を寄せた。保護者も知識が乏しいネットの問題は、学校に対策を求められがちだという。「これまでのネットいじめは、『学校裏サイト』など行政のネットパトロールが可能な範囲で行われていたため、対策が成果をあげていた。しかし現在は、子どもたちのやりとりの大半が、外から見ることができない『LINE』になっている」とのこと。高橋さんによれば、「LINE」のやりとりを監視するような機能を持ったアプリは限られているため、うまく使えば効果はあるとした。一方で、「果たしてどれだけの親子がこのアプリを使ってくれるのかは未知数だ」とも語った。同アプリが使えるのは、Androidユーザーのみ。中学生の多くが使用しているというiPhoneでは利用できない。さらに同アプリを利用するには子どもの許可が必要だが、高橋さんは「反発が強いのではないか」と予想している。「海外では既に、FacebookなどのSNSから子どもたちが逃げ出している。InstagramやSnapchatなど、大人から自分たちの行動を探られない機能を利用するトレンドがある」。最近では小学生から通信機器を使い始めるケースが増えていることもあり、スマホを利用する前の小学生の段階から『監視アプリを入れないとスマホを使わせない』などとする対応が必要だと指摘した。もちろん啓発も欠かせない。加えて高橋さんは、「SNSの運営事業者に対策を打ってもらうしかないのでは」と話した。最近では東京都が、情報リテラシーの指導について「LINE」と共同研究を実施すると発表。もはや自治体だけの対応では、ネットトラブルは解決できない時代に来ているのかもしれない。
2016年04月06日情報セキュリティー企業の「デジタルアーツ」が、未成年の携帯電話やスマートフォン(スマホ)の利用実態調査結果を公表した。男子高校生の約8割、女子高校生の約7割がインターネット上での小遣い稼ぎの経験があると回答したという。○スマホ所有率は7割、利用料に負担感も調査は2016年1月8日から1月14日までの期間にインターネット上で実施。携帯電話かスマホを持つ全国の10歳から18歳の男女と0歳から9歳の子どもを持つ保護者計1,213人から回答を得た。調査によると、10歳から18歳のスマホ所有率は70.6%。うち小学校高学年(10歳から12歳)が37.9%、中学生が76.2%、高校生が97.6%で、特に女子中学生の所有率が増加しているという。ネット上で小遣い稼ぎをしたことがあると回答した子どもは、全体では30.7%だったが、男子高校生では79.6%、女子高校生では68.5%に上った。月平均の収入は86.8%が「1万円未満」と回答。月々の利用料を負担に感じている子どもが30.1%いることも分かった。○「ポイント交換や動画投稿で小遣い」、危険性は?子どもたちはどのような方法で小遣い稼ぎをしているのだろうか。デジタルアーツによると、最も回答が多かった方法は「ポイント交換」(76.8%)で、いわゆるポイントサイトやお小遣いサイトの利用だと考えられるという。企業のキャンペーンに登録したり、アンケートに回答したり、通信販売やゲームを利用することで得られるポイントをコツコツ貯め、換金したり商品券に換えたりすることができる。次に多かったのは「中古品の販売」(12.6%)だ。いま人気の高いフリマアプリ「メルカリ」や「ヤフーオークション」などのサイトで、いらなくなった古着や雑貨などを販売しているとみられる。さらに「写真・動画の投稿または再生・閲覧」(8.9%)が続いた。これには「YouTube」など動画サイトのほか、画像・動画の共有アプリ「写真袋」での小遣い稼ぎも推測されるという。「写真袋」は、共有された画像などを、課金すれば誰でもが閲覧できるサービスを提供。課金の一部は投稿者の収入となっていた。同サイトをめぐっては、投稿された児童ポルノ画像を放置していたとして、運営会社社長が逮捕される事件もあった。そのほかには、企業CMを閲覧することでアプリ内コインをもらえる「LINEフリーコインVideo」などもある。ネット上での小遣い稼ぎについて、ITジャーナリストの高橋暁子さんは「暇つぶしにやってお金がもらえるならラッキーという感覚でやっている子どもが多い」と指摘する。しかし、小遣い稼ぎをする過程では不特定多数のサイトに個人情報を登録する必要も出てくる。そのため「業者から勧誘の電話やメールが来る」「大量のスパムが届く」などの被害が多数出ているという。また、特に女子中高生の場合、性犯罪に巻き込まれる心配もあるので、安易に個人情報や写真を公開させないことが重要だ。高橋さんは「個人情報は安くないということを子どものうちから親がしっかり指導すべきだ。子どもがスマホをどのように使っているのか日ごろから目を配り、よく話し合ってほしい」と話している。※写真と本文は関係ありません
2016年03月07日小説家の小池一夫氏が、出会い系サイトを通じて知り合った男性に誘拐された岡山市の女子中学生について「倫理観も貞操観念もない女」と批判したTwitter投稿が議論を巻き起こしている(その後、小池氏は自身のブログにて謝罪)。報道によれば、少女は出会い系サイトに「家出をしたい」と投稿。これがきっかけで知り合った男性からその後のLINEのやりとりを通じて誘拐されたという。「少女に責任はない」などの意見が寄せられる中、なぜ少女がネット上で出会った見知らぬ男と会おうと思ったのか、理由が知りたいと考える人も多いのではないだろうか。その背景を、ネットと子どもの関係に詳しいITジャーナリストの高橋暁子さんに聞いた。○家出したい女の子が書きこむ「神待ち」掲示板少女が書き込んだとされる出会い系サイト。「彼女の場合はわからないが」と前置きした上で高橋さんは、「家出をしたい女の子が家に泊めてくれる人を募集するサイトは山ほどある」と答えた。ネット上では、このような女の子の行為を「神待ち」と呼ぶ。その行動は大胆に思えるが「誰かに話を聞いてもらいたい、などの気軽な気持ちだったりする」とのことなのだ。さらに未成年の女子が、このような気軽な気持ちを実行に移してしまうネット上のサービスは、ほかにもたくさんある。「神待ち掲示板」のような出会い系サイトもあれば、Twitterでのやりとり、それに異性との出会いの場を提供する「出会い系アプリ」と呼ばれるものなどだ。「『出会い系サイト』は規制がかけられているため少なくなってきているが、規制されていない『出会い系アプリ』は増えている」と高橋さん。さらに実際は出会いの場を想定しつつも、「LINEのIDを交換する」という名目で設置されている「ID交換掲示板」というものもあるという。○LINEのID規制は意味がない!?このような気軽な出会いの場で異性と知り合ったあと、つながっていくのが今回の事件の発端ともなったLINEでのやりとりだ。「文字でのやりとり、通話、動画や写真の送信が手っ取り早くできるツール」として重宝されているのだとか。しかし、18歳未満のユーザーは、相手を友達登録するためのID検索が利用できないはずだ。どうしてこのような事態になっているのか。高橋さんは、「ID検索ができなくても、QRコードで友達登録ができます」と答えた。LINEのサービスには、自分のQRコードを表示したり、相手のQRコードを読み取ったりする機能がついている。QRコードのスクリーンショットなどを送りあえば、見知らぬ相手とLINEで友達になるのは容易なことだという。○ネットでやりとりしたら「友達」という意識未成年の女子がアクセスしやすい異性との出会いの場。最近の少女たちにはこのようなサービスが「出会い系という意識すらない」とのことだ。「小学生でもSNSを使い、女子高生に関してはネット上で知り合った人と会うことは普通のことになっている。ネット上の彼氏というのも存在し、"ネットでやりとりをしたら友達"という意識がある」と話した。高橋さんは、いじめにあったり、仲のいい友達がいなかったり、周囲に知られたくない悩みがあるなどの場合、話せる相手を探す場として「ネット上の出会い」があると推察する。はじめは気軽な気持ちでやりとりをするが、LINEなどでの会話が進むにつれて、信用に値する相手へと認識が変わっていくのだ。子どもたちがこのような被害にあわないためにはどうしたらいいのか。大切なことは「ネット上で知り合った人には会わない」という基本を徹底して子どもに教えること。そして通信機器にできる限りのフィルタリングをかけ、日頃から会話を増やして子どもの様子を把握しておくことだという。日々変化を遂げるネットの世界。子どもたちの心理を知るためにも、大人が理解していく必要があるようだ。※写真と本文は関係ありません
2016年02月26日親であれば1度や2度、悩んだことがあるかもしれない子どものいじめ。文部科学省はこのほど、全国の小中高校、特別支援学校を対象にしたいじめに関する調査の結果を発表し、平成26年度の調査において認知件数が過去最多の18万8,057件にのぼったことが明らかになった。このうち、小学校での件数は初めて12万件を超えたほか、件数としては減少したものの、表面化しづらいネットいじめについても指摘されている。この問題について自治体はどのように捉えているのか聞いてみた。○低年齢化進むいじめ、潜在的なネットいじめも「予断を許さない」今回の調査は、全国の国公立、私立の小中高特別支援学校を対象に行われたもの。平成26年度に認知されたいじめの件数は前年度より2,254件増加し、児童生徒1,000人あたりの認知件数は13.7件となっている。中でも注目すべきは小学校で認知されたいじめの件数だ。前年度は11万8,748件だったものが、12万2,271件と12万件を超え、過去最多の数字となった。一方、「パソコンや携帯電話等で誹謗(ひぼう)中傷や嫌なことをされる」という、いわゆるネットいじめの件数については昨年度から890件減り、7,898件となった。しかし同省の担当者は「SNSなどのクローズな環境でのいじめは把握できていない可能性があるため、予断を許さない」とコメント。さらに小学校で認知された「ネットいじめ」の件数は増加傾向にあるという。○東京都では小学生のネットいじめが3割増 - SNS上のいじめ目立つネットいじめの低年齢化が顕著にみられる結果が出たのが東京都だ。公立の小中高特別支援学校で認知されたいじめの件数は8,397件と前年度より13.0%減と全体では減少に転じたが、小学校でのネットいじめの件数は前年度の1.3倍に増えた。ネットいじめの特徴について東京都に聞いてみると、「SNS上でのいじめが目立つ」と指摘。都が独自に行った調査で、無料アプリを使う上で嫌な思いをしたことなどを聞いてみると、最も多かった回答は「悪口・デマを書かれた、見た」だった。次いで「グループ外しにあった」「全く知らない人からのメール・電話」「写真などの個人情報を載せられた」などが続いている。都では、「ネットに接する前から教育をする必要があるが、啓発が追いついていない」として、今後対策を検討していくという。保護者への要望として、「インターネットに接続する機器を利用する時間や場所のルールを家族で話し合ってほしい」と話した。子どものネットいじめに詳しいITジャーナリストの高橋暁子氏によれば、都の調査と同様に「グループ内で悪口を言う」「SNSのグループから外す」「いじめの対象者の恥ずかしい写真や動画をグループ内で共有する」といったいじめのケースが横行しているという。また被害の特徴として「帰宅しても逃れられず、転校しても転校先の子どもに恥ずかしい写真などが転送される。結果として延々といじめられることになる」と指摘。24時間いつでもつながり、コピーや拡散が容易なインターネットを使ったいじめは、被害のダメージも大きいそうだ。なぜ、ネットいじめの低年齢化が進んでいるのか。そしてどのようにすれば、いじめの予防・早期発見が可能になるのか。後編でご紹介する。※画像と本文は関係ありません。
2015年11月05日東京都・浅草のGallery HATCHは、陶芸家・小山暁子氏の個展「小山暁子展-pollen-」を開催する。会期は11月3日~11月8日。開場時間は16:00~20:00(土・日・祝日は14:00~)。入場無料。同展は、身近な題材からストーリーを紡ぎだし、抽象化した陶立体作品やポエティックな陶器のテーブルウェアを制作する陶芸家・小山暁子氏の個展。「pollen(花粉)」をテーマとしたアート作品がを2階ギャラリーに、テーブルウェアの新作が1階バースペースに展示・販売されるということだ。また、開催初日の11月3日 16:00からは、同ギャラリーにおいて誰でも入場可能なレセプションの開催が予定されている。なお、小山暁子氏は1980年東京生まれ。2006年女子美術大学大学院 修士課程陶造形領域 修了。卒業後、都内の陶芸教室講師、陶芸作家のアシスタントを勤め、現在は女子美術大学助手。東京郊外に窯を構える。都内ギャラリーを中心に、近年は国内外の美術館企画展などへも出展している。
2015年10月29日リアルタイム・シンガーソングライター・高橋優が、自身最大規模となる14都市16公演のホール・ツアー「高橋優秋の全国ツアー~高橋は雨男?晴れ男?はっきりさせようじゃないか2012」のツアー中だ。ツアー初日は10月12日、神奈川県民ホール。楽曲制作のプロデューサーでもある浅田信一(G)の率いるバンドをバックに、高橋は曲ごとにギターを取り替えながら力強い歌声を聴かせる。コンディションはばっちり良好だ。高橋優 ライブ情報「一番恐れていたことが起きました。気象庁発表によると、本日の天気は“曇り”です(笑)」ツアータイトルに引っ掛けたユーモラスなMCで笑いを誘い、「でもステージ上は晴れですから。みなさんの心の中までも晴れ渡るように歌います」と呼びかける高橋。観客は時に座ってじっくりと、時に総立ちになって拳を振り上げ、徐々に一体感がホール全体を包み込んでゆく。セットリストは高橋優のベスト選曲とも言えるもので、出来たてほやほやの新曲も聴ける。MCも饒舌で、高橋は日常で感じる様々なエピソードを交えて、「同じ時代に生きていること」の喜びを観客に向けて何度も語りかけた。「僕にとっての幸せは、ここにいる人と同じ時代に生まれてよかったということです」この日のライブを体験した人は、必ずもう一度ライブを見たいと思っただろう。同時代を生きる人々と共に歩み、等身大の歌を作り続けるリアルタイム・シンガーソングライター。このツアーを通して高橋優は、さらに大きく成長するに違いない。本ツアーは、12月11日(火)・12日(水)中野サンプラザホールまで全16公演が行われる。また、本公演のライブレポートをチケットぴあwebサイトで公開中。取材・文:宮本英夫
2012年10月26日