「2018年の運勢」について知りたいことや今話題の「2018年の運勢」についての記事をチェック! (20/23)
マックスマーラ(Max Mara)の2018年春夏コレクションが、ミラノ・ファッション・ウィーク2日目の2017年9月21日(木)に発表された。今季は、都会で生活する女性に向けたワードローブを提案。ブランドの根底であるエレガンスを尊重しつつも、アクティブさや遊び心を取り入れて、魅惑的なアーバンスタイルを築き上げている。シティウーマンの象徴として用いられてたのは、トレンチコートだ。マックスマーラカラー・キャメル色のトレンチコートは、透け感のある素材使いで、陽の光を通すほど軽やかな仕上がり。柔軟な発想でアレンジを加えたアイテムも。アーム部分を切り取り、ペンシルスカートへとトランスフォームしたトレンチコート風ボトムスは、バイオレットカラーで染め上げられ優し気な印象だ。オフィスの必須アイテムであるスーツも、今季はプレイフルにリデザイン。テーラードスタイルは、ボトムスをクロップド丈にカットオフして軽さを出し、全面に色とりどりの花模様を散りばめた。また、カジュアルなウェアは洗練された印象に昇華。両胸ポケット付きのカジュアルなジャケットには、センタープレスパンツを合わせ、デニムのセットアップは、裾を膝までロールアップしたボーイカットパンツをコーディネートし、スタンダードから離れた上質なものへと引き上げている。新しい取り組みとしては、マックスマーラのアーカイブロゴをデザインに起用したこと。ブランド創業から間もなくして生まれたサンドカラーのモチーフは、ジャガードに織り込まれたり、レザーにプリントされ、シャツやパンツの上から顔を出している。アクセサリーラインもニューカマーが加わり、オーバーサイズのバッグとクラッチ、そしてアイリスのサングラスといった新作が同時にランウェイデビューしている。
2017年09月25日ジバンシィ(Givenchy)は、元クロエ(Chloé)のクレア・ワイト・ケラーを新アーティスティック・ディレクターに迎えて初となる2018年春夏ウィメンズコレクションをフランス・パリで発表。今季は初めてメンズウェアとミックスして新作を披露した。彼のジャケット、彼女のシャツーコレクションノートに書かれたこの言葉。クレアが作る新作は、メンズとウィメンズが呼応するように寄り添った、まとまりのある印象。ウィメンズはショルダーラインを大きく広げ、メンズは反対にストレートなラインに。同時に見ると、このショルダーメイクによってどちらもシャープな姿に映る。新しくジバンシィに加わった要素と言うと、英国文化のエッセンスだ。トレンチコート、そしてUKロックのアイデアから、稲妻モチーフが起用され、プリーツスカートの上にプリントされている。また、リカルド・ティッシの時代には見られなかったが「4G ロゴ」が復活。ブランド名のGが4つ並んだこの印象的なマークは、ジャケットやコートのボタンなどに用いられている。ボーダーのロゴ入りTシャツやデニムパンツなど、カジュアルな装いが現れたかと思うと、クラシックなミニドレスが交わる、そんなリズムのある進行。新しいアイコンとなるサブリナドレスは、重なるプリーツの狭間にレースをあしらった、女性らしいディテールが光るものだ。新バッグはGV3。名前には、クチュールが始まったオフィスの番地から「3」を起用したという。ミラー仕上げの’G’型留め具がポイントでウエストポーチタイプも展開される。
2017年09月25日フェンディ(FENDI)2018年春夏コレクションが、ミラノ・ファッション・ウィーク2日目の2017年9月21日(木)に発表された。今シーズン、フェンディにインスピレーションを与えたのは、イタリアのフューチャリズムと熱帯地方への旅。カリブ海独特の色彩や温暖な気候から生まれるテイストがクリエーションに力を与えている。フェンディならではの長いランウェイ。ショーの始まりと共に、リズミカルなサウンドが響き渡る。幕開けと同時に顔を出すのは鮮やかなカラー。海を想起させるブルーや豊かな草木を思い起こさせるグリーンに、コーラルピンクやサンドベージュが加わり、温かい春夏シーズンの訪れを軽やかに告げる。これら豊かな色彩の数々は、グラフィカルなプリントへと姿を変える。ストライプ、ボーダー、チェック。これらマルチカラーの模様は、シースルー素材をかませることで、よりグラフィカルで立体的になり、その魅力を増す。また、今季の面白さは、この直線的にモチーフを使って、広がりや奥行きを待たせた洋服を仕立てていること。キーシルエットは、ウエストを絞ったオフショルダーのトップと花のようなフレアなスカートのコンビ。このフィット&フレアなシルエットがアイコンとなり、ドレス、コートなどが形づくられている。スリーブはバルーン型にしたり、トップスのヘムを広げたり、リボンをあしらって動きをつけたり…とアレンジ方法は様々だが、一着の中で重さと軽さの絶妙なバランスが共存しているのは統一されている。レザー、ファー、シルク、シフォン。あらゆるファブリックで作られたピースには、とっておきのデコレーションを添えた。揺らめくように光を放つスパンコール刺繍やふわふわと浮かぶファー。また、熱帯に育つ植物たちからヒントを得て、イギリス刺繍「ブロデリー・アングレーズ」のシダの葉やレザーの花びらなども登場した。ニューバッグの提案としては、バケツ型のミニバッグ「モン トレソール」をメインに。エキゾチックレザーにメタリックパールを散りばめた、プレシャスな仕上がりだ。また、人気モデルのトートバッグ「ラナウェイ」は、トランスペアレントな素材使いで進化。タータンチェック柄を施し、丸みのあるハンドルとコンビネーションさせた。バッグに取り付けた、モンキーやバナナチャームも今季の起点となったポップなテーマを大胆に表現している。
2017年09月25日マルニ(MARNI)が、9月24日ミラノで2018年春夏ウィメンズコレクションを発表した。
2017年09月25日ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)が9月24日、ミラノで2018年春夏ウィメンズコレクションを発表した。テーマは、“クイーン オブ ハート”。
2017年09月25日エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)の2018年春夏コレクションは、モデル約30体に及ぶプレゼンテーション形式で発表された。ミラノ・ファッション・ウィーク2日目の2017年9月21日(木)のこと。マッシモ・ジョルジェッティがエミリオ・プッチを去った。迎える新シーズンは、クリエイティブチームが一丸となり、ブランドの原点に立ち返るものとなった。エミリオ・プッチに縁の深いカプリ島。美しい海に囲まれたこの島で、海とプールに挟まれた絶好のリゾートスポットに初めてのブティックを持ったのがブランドの始まりだ。セレブが集って夜な夜なパーティを繰り返すエリア。今季はこの地にインスピレーションを膨らませ、「プール パーティ」をキーワードにコレクションを進める。主役となるのは、そのまま海にもプールにもくり出せそうな軽やかなルックだ。スイムウェアに、シンプルなハーフスリーブワンピースとシャツドレス、そしてカフタン。裾には派手なクリスタルを、袖口にはオーガンザを重ねたデコレーションを添えてパーティ仕様に。カラフルなラッフル装飾は波の印象を、ポップなドット模様は泡のイメージを投影し、カリブ島のエッセンスを加えた。シルク、コットン、ジョーゼット。それにエミリオ・プッチならではのジャージ。これらをホワイト、アクア、オレンジ、エメラルドに染め上げる。プリントはすべてオリジナルの新作だ。「ビーチを上がったら、ガウンを羽織ってパーティだ!」そんな声が聞こえてきそうなほど、エミリオ・プッチガールの前にはガウンコートが多数揃う。濡れた頭を覆うべく、タオル地のヘッドドレスをトップに添えて。くるりとタオルを巻いたような形状だが、実は頭にはめるだけで、この渦巻シルエットが作れる優れもの。気軽さと遊び心はシューズラインにも影響を与えた。マルチカラーのサンダルは、レザージャケットーとPVC素材をミックスして個性豊かに。パンチングされたポインテッドトゥ、新型のカプリサンダルまで加われば、朝からは夜まで存分にパーティを満喫できるほど、バリエーション豊かなコーディネートが楽しめる。
2017年09月25日エトロ(ETRO)は、50周年を記念してメンズ・ウィメンズ合同ショーを開催。ミラノ・ファッション・ウィーク3日目の2017年9月22日(金)に、2018年春夏コレクションを発表した。テーマは、生命の樹を意味する「The Tree of Life」。家族経営のファッションハウスであるエトロ。ヴェロニカとキーン、兄と妹が家族が手と手を取り合って紡ぐ最新コレクションは、彼らの父親が若くして旅したインドからインスピレーションを得た。エトロのアイコン・ペイズリー柄がエキゾチックなカルチャーと交わり、新たな局面を追求するシーズン。メンズ・ウィメンズ同時発発表の記念すべきショーは、両者のモデルがランダムに入り乱れ、右から左からランウェイをまんべんなく闊歩する斬新な演出である。序盤は純粋さを象徴する白の装いから。ホワイトの顔料で特徴的な模様を描いたドレス、クリーム・アイボリーと同系色のグラデーションドレスなどが並んだ。蕾からゆっくりと花開くように、白いキャンバスにマスタードやイエローの差し色が施され、時の流れとともに、バイオレット、エメラルドグリーン、サーモン…といった色彩が顔を出す。頭角を現すアジアのカルチャー。ペイズリーと花模様をプリントしたシルクトップスは、チュニックのようなフォルムで異文化を主張。異素材をパッチワークしたウェアはカフタンのようであり、輝くゴールド、艶めくエメラルド。そういったジュエルで作られたピアスはシャンデリアのような存在感で、インドの王族をも思わせる。メンズ・ウィメンズ同時発表の醍醐味として、ジェンダーレスで提案されたルックも存在した。プリーツを配したコットンのジョッパーズパンツやワイドシルエットなパンツ。ウィメンズのパジャマシャツもパンツのセットアップで提案され、男性スーツ顔負けのクラシックなスタイルへと昇華している。男性服もこれの影響であろうか、斬新な佇まいに。力強いテーラリングを感じるブレザーやスモーキングジャケットも、渦をまくようにサイケデリックな模様が敷き詰められモダンに。合わせたタイには、ペイズリー型ジュエルを合わせ個性的なコーディネートを表現している。
2017年09月25日アンテプリマ(ANTEPRIMA)の2018年春夏コレクションが、ミラノ・ファッション・ウィーク2日目の2017年9月21日(木)に発表された。2018年で25周年を迎える、アンテプリマが選んだテーマは「Re:LOOK」。エレガンスを基軸としながらも、ほんの一さじのアレンジでスタンダードから離れた個性を打ち出してきたブランド。アニバーサリーイヤーを迎える今季もこのスタンスを尊重し、優しく力強いモードを打ち出している。アイコンに据えたのはスズランの花。高貴の象徴としても用いられているこの花をプリントにおこした。花が持つ本来の魅力を引き出すように、黒地にホワイトカラーで生き生きとした姿を描き、ドレスを作り出している。柔らかさと心地よさを基準に選ばれたテキスタイルは、流れるように揺らめき、安らぎを届けてくれる。アンチスタンダード、このアンテプリマスタイルを作り出すのは、アシンメトリーなフォルムだろう。裾はどちらか一辺が長いイレギュラーな形で、アームはワンショルダーのものが多い。ディテールを見ても、ウエストの一部分にプリーツスカートのアタッチが取り付けられたり、部分的にくりぬかれていたり、身体を横切るよう斜めにギャザーが配されたりしている。また、新鮮さでいえば、トランスペアレントな素材、ミラー素材の起用が挙げられる。色柄違いで登場したレインコートは、その透明度を利用して、インナーウェアを透けて見せる粋な活躍。今季のアイコンであるスズランは、ミラー素材のイヤリングになってコーディネートされていた。アンテプリマ25周年、デザイナー荻野いづみにインタビューアンテプリマ25周年を記念するアニバーサリーショーには、サンリオの人気キャラクター・ハローキティもサプライズ登場し、祝福ムード。最新コレクションからレインコートをピックアップしておめかしし、新作ローズゴールドカラーのワイヤーバッグをもって駆けつけた。ショーを終えた荻野いづみに、今季の感想と今後の目標について話を聞いた。Q.アニバーサリーを記念する特別なショーとなったと思いますが、今季を終えた感想を教えてください。過去に行ったことの中から、楽しかったことだけを思い出して作り上げたコレクションです。今季はとても良かったかなと思っています。Q.ずばり今季のテーマは何でしょう?スズランの花をテーマとして挙げました。これは、スズランの持つ幸せの再来であるとか、可憐なところが、アンテプリマととてもフィックスするところがあったためです。色彩は、1950年代のカラーも意識しました。また、今年はトリエンナーレにも足を運びましたし、ベネチアやハワイにも訪れ、アートシーンに触れてきました。そういった経験から、アーティスティックな雰囲気をディスコンストラクションなフォルムなどで、コレクションに落とし込んでいきました。Q.25年間大切にしてきたものと今後の目標を教えてください。エレガントをキープしつつ、だけど普通でありたくないというのが私のテーマです。やはりアンテプリマのアイコンと言えば、ワイヤーバッグ。今季はフィナーレにワイヤーバッグを登場させました。プラスチックマテリアルを編むという技術に注目していただいておりますので、今後もこのアイコンを育てるよう、もっとワイヤーバッグを極めていきたいと思っています。
2017年09月25日ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)は、2018年春夏メンズ&ウィメンズ合同ショーをミラノ・ファッション・ウィーク4日目の2017年9月23日(土)に開催。会場となったPalazzo Archintoは、1830年から1847年までの間、旧宅として使用されていた場所である。今シーズンのキーワードは、ずばりカラー。現在観光地となっている英国のケドレストン・ホールや、いくつもの宮殿を手掛けたスコットランドの建築家ロバート・アダムがインスピレーションになったとトーマス・マイヤーは語る。ランウェイには、くすみのあるグリーン、ピンク、パープルといったニュアンスカラーが並び、鮮烈なレッドが交わると引き締まった表情に変化する。パレットに反映して、今季はメンズ・ウィメンズ共に楽し気な印象だ。ウィメンズはとにかくデコレーションが多かった。パイソンのドレスにはハトメが飾られ、ワンピースにはフリンジ、透明のラウンド型パーツをたっぷりと。レングスは短めが主流で、パンツもワンピースもどれもミニ丈である。メンズとペアで提案されたのは、プルオーバーのアウターとレインコート。ビニルのような光沢素材で仕上げた、フード付きジャンパーも提案されている。メンズのジャケットスタイルも、これに伴いカジュアルに。スエード、アンティーク調のサテンなどのトレンチコートやブルゾンは、オーバーサイズでスポーツウェアさながらの軽やかな着心地。サイドラインのパンツやウォッシュドデニム風のトップス、パンツといった、ラフな装いも登場し、アクセサリーにバックパックやスニーカーを選べば、コーディネートはよりフレッシュで晴れやかな仕上がりとなる。
2017年09月24日ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)の2018年春夏ウィメンズコレクションが、ミラノ・ファッション・ウィーク3日目の2017年9月22日(金)に発表された。エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)の新作は、先んじてイギリス・ロンドンで発表されたため、ミラノでアルマーニの最新コレクションに出会えるのは、このジョルジオ アルマーニだけとなる。今季はとても明るくプレイフル。ピンクやグリーン、パープル、レッド…ブライトカラーを寄せ集めたパレットは元気と勇気をくれる。コレクションの幕開けは、春の訪れを告げる花々の登場から。ポップなフラワーたちがジャケット、スカート、ドレスの上を優雅に飛び回り、ストライプ模様、格子模様といったグラフィッカルなパターンと交わっていく。キーピースとなるのは、ショートジャケットとミニスカートのコンビ。ボディラインを美しく見せるためウエストシェイプされたトップスは、裾を斜めにカッティング。合わせたスカートは、フレアなものからプリーツタイプまで様々であるが、フレッシュな空気感は統一され、歩く度にふわふわと揺れ、躍動感に溢れている。後半にかけて登場するイブニングラインも、デイウェアのムードを受けて軽やかな印象だ。ほぼほぼ全てミニ丈スカートで統一され、ソフトなテキスタイルで仕立てられている。ブラックの下地に浮かび上がるスパンコール刺繍はもちろんだが、マルチカラーの”ポンポン”装飾も華やかなアクセントに。帽子やスタイルに散りばめられ、黒一色の世界に明るい光を差している。
2017年09月24日ヴェルサーチ(VERSACE)が、イタリア・ミラノで発表した2018年春夏コレクションは、ブランドにとってメモリアルなコレクションとなったであろう。ジャンニ・ヴェルサーチが没後20年を迎えた。アニバーサリーコレクションとなる今季は美術展覧会が行われるミラノ・トリエンナーレが会場に選ばれた。座席には一つの冊子が置かれている。カレンダーサイズのそれには、ジャンニが手掛けてきたアーカイブプリントがいくつも記されていた。そして、この冊子がこれから開かれるランウェイショーにつながっていく。始まりの合図と共に「Thank you ジャンニ、we love you.congratulation genious」といったジャンニを讃えるサウンドが流れる。ジジ・ハディッド、ベラ・ハディッド含む豪華モデルが纏うのは、アーカイブ作品から生まれたウェア。中でも、ヴェルサーチならではのシルクプリントは美しい。ブラック&ゴールドの「BAROQUE」、アニマルモチーフの「ANIMALIER」、インディアンの姿を描いた「NATIVE AMERICANS」、ヒトデや貝を現した「TRESOR DE LA MER」など、1997年からのブランドの軌跡を辿る思い出の数々が、ボディコンシャスなシルエットにのる。クラシックなシャツ、スポーティーなブラトップ。そしてシェイプされたジャケット&ドレス。デニムをモードへと昇華させたセットアップや、シャツ&スリムパンツで作るカーボーイルック、ペールトーン一色のロゴTシャツ&パンツスタイル、女性らしいベアドレスまで数々のスタイルが披露される。モデルたちは3体、4体で並んで歩いたり、1体で優雅に舞ったり。最もエンターテインメント性が高かったのは、フィナーレを終えた後のこと。会場のライトが消え、再びステージに明かりが灯ると、ジャンニの栄光を讃えるかのように往年のトップモデルがドナテラと共に顔を見せた。ナオミ・キャンベル、シンディ・クロフォード。「Gianni this is for you」のサウンドにマッチする、華麗な笑顔を見せていた。
2017年09月24日トッズ(TOD’S)2018年春夏ウィメンズコレクションが、日本時間の2017年9月22日(金)16:30よりイタリア・ミラノで発表される。ファッションプレスでは、その様子をライブ配信。先シーズンは、馬具の要素をベースに、アウトドアやストリートのムードを取り入れることで、トッズの洗練されたスタイルにフレッシュな新しさを見出した。表情豊かなヴィンテージ、ナッパ、ヘアカーフなどの様々なレザーを使用して作られたドレスや、ワンピース、コートなどのアイテムが登場。フェミニンなフォルムによって、レザーのハードさを抑え、優雅な表現に。また、ビッグシルエットのアウターや、大胆なカラーの切り替えが印象的なルックも披露した。【詳細】トッズ 2018年春夏コレクション開催日時:日本時間 2017年9月22日(金)16:30現地時間 9月22日(金)9:30
2017年09月24日N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)の2018年春夏ウィメンズコレクションが、ミラノ・ファッション・ウィーク初日の2017年9月20日(水)に発表された。N°21を手掛けるアレッサンドロ・デラクアが追い求めてきた「男性性と女性性」というキーワード。両者の共通項と融合点を見出すため、これまで幾重にもクリエーションを繰り返してきたが、昨シーズンはフェミニニティに寄った印象で変化が見られた。今季は、より大胆にフェミニニティへとシフト。女性性への興味関心が増したようで、ショー全体はロマンティックなムードに包まれている。象徴するのは、ピンクの連続となるスタート。キャミソールドレス、パフスリーブワンピースなど、桃色で染め上げられたウェアに、スパンコール装飾、くしゅっと寄せたギャザーがのり、可愛いらしい雰囲気を作る。続くのは、ペンシルスカートやプリーツスカートなど。くすんだピンク色のレザーシャツやジャンパー、スウェットパーカなどでトーンを抑えつつも、それらには、オーガンザのカバーリングや、フェザー、花刺繍などの装飾が施されているため、男性性の参入は極めて印象に薄い。ピンクを筆頭に、ソフトなイエローやヌードカラーなど、柔らかい色彩が並ぶショー。後半からはレッド、ブルー、ブラックと力強いカラーが姿を見せる。このカラーチェンジにより、テイストそのものも変化すると思いきや続行。プリーツスカートやノースリーブドレスなどが主役を担い、可憐なムードを盛り上げる。ここで気付かされるのは、カラーの影響力の強さである。序盤から登場していた、同じシルエットのアイテムが強い色彩が頭角を現すことにより一気に刺激的に見えてくる。特に、タイトスカートは青と赤でボタニカル模様をパッチワークすることで、民族的なエッセンスも保有する。また、レオパード模様がさらに拍車を掛け、肌の上に重ねることで夜のムードを運び、女性から可愛いらしさだけでなく、センシュアルなムードを引き出している。
2017年09月24日アルベルタ フェレッティ(Alberta Ferretti)の2018年春夏コレクションが、ミラノ・ファッション・ウィーク初日の2017年9月20日(水)に発表された。花模様が彩る、ロマンチックで詩的なフェレッティの姿はどこへやら。今季は、春夏シーズンの到来を楽しむかのように、ハツラツとしたスイムウェアからのスタートである。背中のカッティング方やネックのつき方で個性を出したワンピース水着。ラフなカーディガンやシャツを羽織り、頭にはつば広のハットをのせて、リゾート気分を満喫している。一方、色彩選びは陽気なムードを差し置いて慎重に。ブラック&ブラウンと、厳格な色彩がキーカラーに選ばれている。ワントーンのドレスルックの登場と共に、ビーチシーンから一転、進行方向はシティへと向かう。変わらずベースカラーは黒または茶色。スイムウェアの余韻を残し、バックスタイルは大きくカッティングされ、リボンディテールが首元を飾ったドレスが並ぶ。時間と共に色濃くなる都会のムード。レザーベルトのアクセントや、ギャザー、スリットといった技法が加わると、ドレスはより豊かな表情を見せていく。さらに素材にも変化が。レース、ニット、シースルー地とテキスタイルのラインナップが増えれば、生地を重ね束ねて…と遊び方もバリエーション豊富になる。ラストにかけては、装飾でより豪華に。ふわふわと揺れ動くフェザー、光を纏って輝くビジュー、鱗のように配されたレザーパーツ、生き生きした植物の姿を映し出す立体刺繍。これらがドレスの上で踊り出し、会場全体を軽快なムードからドラマティックな世界へと導いていく。
2017年09月24日アツシ ナカシマ(ATSUSHI NAKASHIMA)の2018年春夏コレクションが、イタリア・ミラノで2017年9月20日(水)に発表された。日本人デザイナー中島篤が、ミラノに挑むのは4シーズン目。今季はミラノ・ファッション・ウィーク初日にランウェイショーを行った。テーマは、合体、連合などの意味を持つ「coalescence」。サブテーマとして「多様な造形物を分解し、一つの被写体へ結合」というキーワードが添えられている。今シーズンもKinKi Kids堂本剛のソロアルバムからセレクトしたサウンドのもと、衣服の解体&再構築ショーが繰り返される。ただし、今季はデザイナー中島篤の変化に気付かされた。数シーズン続いていた和の要素が払拭されている。着物や帯といったジャパニーズカルチャーは排除され、トレンチコート、モッズコート、デニムジャケット、スウェットパーカーといったクラシックなアイテムが解体の対象となっている。これらをカットアウトし、ジップによって立て替えていく。身頃全体は幾何学的に分解され、異素材が一つに調和。さらにこのジップ切り替えにより、異なるアイテムの装着を無限に広げ、アームの着脱、シルエットの変形など、自由度の高いカスタマイズが可能となっている。後半からは、再構築アイテムに打って変わって、パッチワークウェアがランウェイを彩る。小さなパーツを幾何学的に配置し完成した、スウェットパンツやシャツワンピースなどが肩を並べる。また、ピンク、ブルー、イエローといったポップカラーの登場など、色彩の豊かさも後半戦の醍醐味。特に、メタリックシルバーのパラシュートワンピースやウィンドブレーカーといった類は、スポーツウェアのような軽快な仕上がりで、涼し気な印象をもたらした。
2017年09月23日モスキーノ(MOSCHINO)の2018年春夏コレクションーミラノ・ファッション・ウィーク2日目の夜、毎シーズンお祭り騒ぎのように行われるのが、モスキーノナイト。ジェレミー・スコットが繰り出す、ファッションショーよりエンターテインメントショーに近いコレクションは、多くの人の心を虜にする。そんなジェレミーによる新作は、モスキーノらしいスタートダッシュであった。アイコンの一つライダースジャケットを基軸に、身頃を胸上でカットオフしたり、スタッズを”じゃらじゃら”デコレーションしたり、裾を広げてチュールをかませたりしてアレンジ。合わせたのは、バレリーナをイメージしたというカラフルなチュールドレス。そこにさらに、ユニコーンのキャラクターMy Little Ponyとのコラボレーションによる、ライトピンクやライトブルーのシャツ、タンクトップ、ランチボックス型のハンドバッグが加われば、”甘辛ミックス”なスタイルが完成する。ジェレミーにしては穏やかでファンシーなショーと思いきや、ジェレミーの春はここから。ランウェイ奥に広がった「MOSCHINO」ロゴを見ると自ずとシーズンキーワードは伝わってきた。ブランドロゴを囲むように咲いた赤や黄色、紫の花々。そう、今季の鍵を握るのは「花」だ。そこからの展開は目まぐるしいほどスピーディー。まずは、一輪のピンクの花をモチーフにしたドレスが登場すると、モデルは胸元から、一枚また一枚…といった感じで花びらを観客に振る舞っていく。続くのは、モスキーノ流フラワープリンセスといったルックだろうか。花びらを忠実に再現するため、ムラ染めしたビッグドレスや蕾と見まがうほどタイトなドレス、またテキスタイルの重なりで花びらのボリュームを表現したワンピースなどが続く。中には、ドレスそのものが花の形をした球体のウェアもあった。おしべやめしべはよりリアルに再現され、ドレスから黄色い突起物が顔を出している。また、花そのもので作ったワンピースやパンツルックも登場。色とりどりの花を寄せ集めたウェアは、まさに”動く花々”といったところ。白いテキスタイルで包み込み、真っ赤なリボンと合わせれば、花束のようなドレスにも姿を変える。また、花に誘われてきた蝶々までもデザインに。紫のふわふわとした球体に集まる、色彩豊かな蝶々がふんだんにあしらわれたドレスルックも、ミラノの夜を盛り上げた。
2017年09月22日東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは、来たる2018年1月5日(金)~3月20日(火)の期間に入園可能な1デーパスポート、「キャンパスデーパスポート」を販売する。上記対象期間中、東京ディズニーシーでは、スペシャルバージョンの「タワー・オブ・テラー:Level13“シャドウ・オブ・シリキ”」や、新たに始まる「ディズニー/ピクサー映画の世界をテーマにしたスペシャルイベント」(開催期間:1月11日~3月19日)が楽しめる。さまざまなディズニー/ピクサー映画に登場する大人気のキャラクターたちがショーやグリーティングを繰り広げるほか、新たにグッズやメニューなども登場するという。また東京ディズニーランドでは、ディズニー映画『アナと雪の女王』のシーンで構成する期間限定のキャッスルプロジェクションも公演するスペシャルイベント、「アナとエルサのフローズンファンタジー」(開催期間:1月11日~3月19日)を冬休み期間中楽しめる。対象は、国内外の大学(大学院)、短大、各種専門学校、高等学校、中学校の生徒が対象で、ともに購入時と入園時にも本人の学生証を提示する必要がある(購入時は提示マスト)。通常料金が1デーパスポートで大人7,400円、中人6,400円のところ、大学生・大学院生・短大生・専門学生(18歳以上)が6,400円、高校生・中学生(12歳~17歳)が5,300円と、昨年度の「キャンパスデーパスポート」に比べてもリーズナブルな価格帯に変更に。販売場所は、東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーのチケット販売窓口、東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト(ディズニーe チケット、配送チケット)、主な旅行会社、JRの主要駅(舞浜駅を除く)、コンビニエンスストア、ディズニーストア(一部店舗を除く)ほか。販売期間は、2017年11月6日(月)~2018年3月20日(火)。※上記のメニューやグッズは、デザイン・価格の変更や、品切れとなる場合がございます。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2017年09月22日2018年の手帳販売が始まりましたね。まだ種類が豊富なこの時期が、手帳選びのチャンスです!今回は風水コンサルタントの田中さんが、干支でわかる「あなたの五行のバランスを整える色」を教えてくれました。来年は、ラッキーカラーの手帳を使いましょう♪【関連記事】そのクセが、仕事運を下げてる? オフィスでやめたほうが良いこと / マネジメントに役立つ風水術<風水メイクで幸運を手に入れる!> 金運に恵まれる眉の形は?/重要な決断の日には●●カラーのアイライン<オフィスでできる風水>女性同士の人間関係が良くなる4つの風水術/仕事運が良くなる/社内恋愛に効くラッキーカラーの手帳を使おう最近は手帳のバリエーションが多様になり、個人のさまざまなニーズに対応するものが増えて本当に便利になりましたよね。職種やライフスタイル、性格にまでフィットしたフォーマットの手帳が選べるようになり、ありがたいです。仕事だけでなく人生の効率を改善し、ミスをなくし、さらに前向きな気持ちでいられるような手帳も多種あるので選ぶのが楽しくなります。フォーマット、大きさや開始月の違いについては、自分にとって最も効率的でふさわしいものを選べば良いと思います。ここは運気よりユーザビリティを重視してOK。しかし色は、自分にとって幸運を招く色を選びたいものです。今日は自分のラッキーカラーを知るための新しいアイディアを1つお教えします。「風水=黄色?」ひと昔前なら、風水の手帳というとたいていは黄色でした。これはドクターコパさんの名言「西に黄色で金運アップ」の影響だと思われます。その言葉が大変インパクトがあったので、「風水=黄色」という認識が日本では広まったのです。日本以外で風水を信奉する地域、例えば香港やシンガポールのような華僑圏では、広く一般の人が風水を日常生活に取り込んでいるのですが、そこでは「風水=黄色」ということは全くありません。黄色もときには使いますが、毎年変わるラッキーカラーを取り入れる場合もあるし、自分の生年月日から調べたラッキーカラーを身に着ける人もいます。干支から見る、五行のバランスを整える色風水には四柱推命やクアナンバーといった生年月日から調べるラッキーカラーの出し方がいくつかあります。ラッキーカラーとは、「自分の五行のバランスを整える色」です。私が長年使っているラッキーカラーの出し方の中で、干支別の色使いは誰でも簡単に知ることができて、しかもとても効果があると感じられるので、今日はそれをお教えします。私たちになじみのある干支の12支、12種類の動物には、それぞれ紐づく五行の要素というのがあります。いのしし・ねずみが「水」、へび・うまが「火」、とら・うさぎが「木」、さる・とりが「金」、うし、たつ、ひつじ、いぬが「土」という具合です。干支五行ラッキーカラーねずみ水青、黒、金、銀、白、グレーうし土赤、ピンク、黄色とら木緑、青、黒うさぎ木緑、青、黒たつ土赤、ピンク、黄色へび火緑、赤、ピンクうま火緑、赤、ピンクひつじ土赤、ピンク、黄色さる金黄色、白、金、銀、グレーとり金黄色、白、金、銀、グレーいぬ土赤、ピンク、黄色いのしし水青、黒、金、銀、白、グレーあなたのラッキーカラーは何色でしたか?ちなみにこの干支は旧暦が年の変わり目となるので、1~2月生まれの方はこちらのサイトの中にあるチャイニーズホロスコープ()で調べてみてください。1月生まれの場合、大体が前年の干支となります。また、このラッキーカラーは手帳だけでなく携帯ケースなどの身近な持ち物にも同じように適用できます。自分のラッキーカラーが周りにあると思うと気分も上がりますよね。ラッキーカラーの手帳で、2018年はもっと幸せになりましょう!プロフィール/田中道明(たなかみちあき)ワールド・オブ・風水ジャパン代表、風水コンサルタント。2003 年以来リリアン・トゥーに師事し、日本語版のウェブサイト運営を行う。リリアン・ トゥーの邦訳書のうち、「モダン風水」(オクターブ)、「幸運のシンボル」(産調出版)、「フ ライングスター風水占い」(小学館)、「308 の風水術」(サンマーク出版)を翻訳(監訳含む)。米国、英国の商工会議所発行のビジネス誌などに風水のコラムを出稿している。翻訳でない 監修書に「旅の風水」(昭文社) 「風水の神さまをまねくお部屋の本」(かんき出版)がある。前職はインターネット・データセンターのセールスエンジニア。1972 年東京生まれ。■ワールド・オブ・風水ジャパン ■風水メガモール ■project DRESS2017 掲載中
2017年09月20日若手俳優・横浜流星が、2018年のカレンダー「横浜流星カレンダー2018」を10月18日(水)に発売することが決定。カレンダーは全カット撮りおろしで、横浜さんの様々な魅力が多面的に収められているようだ。「烈車戦隊トッキュウジャー」、「潜入捜査アイドル・ 刑事ダンス」、『オオカミ少女と黒王子』、舞台「スーパーダンガンロンパ 2 THE STAGE ~さよなら絶望学園~」、「BIOHAZARD THE Experience」などドラマや映画、舞台と話題作に出演し、松坂桃李&菅田将暉のW主演で話題となった『キセキ ーあの日のソビトー』では、「GReeeeN」のナビ役を演じたことでも注目を集めた横浜さん。今後も『兄友』『honey』の公開が来年に控えており、これからの活躍にも期待がかかっている。今回のカレンダーは、「映画の1シーンのような写真」をコンセプトに、どのシチュエーションもドラマティックにお芝居心も込めて撮影。夏の海、植物園、草原、都会の街並み…様々な場所で撮影されているという。横浜さんは、「今回のカレンダーは、新しい表情を撮って頂きたくて、スーツやカジュアルな服だけではなく、普段着ない様なオーバーオールやつなぎを着たり、髪型もしたことのないセットをして頂きました。朝霞の海や植物園など自然の中で撮影しました」と明かし、「実際に出来上がった写真を見たらナチュラルな写真以外にも、雰囲気のある写真や幻想的な写真もあり、新しい表情を沢山撮って頂けました」と自身も満足気。また「ページをめくる毎に楽しんで頂きたいと思っています。是非、2018年にこのカレンダーを部屋に飾って頂けると嬉しいです」とコメントしている。なお、カレンダーイベントの開催も決定。12月上旬を予定しており、詳細は決まり次第の発表となるようだ。「横浜流星カレンダー2018」は10月18日(水)より発売。※一部、発売日が異なる地域あり(cinemacafe.net)
2017年09月20日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)が9月11日、2018年スプリングウィメンズコレクションを発表した。
2017年09月20日9月16日、J.W.アンダーソン(J.W.ANDERSON)が2018年春夏ウィメンズコレクションを発表した。前日、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)のインスタグラムのアカウントには、“CIRCLE”というキーワードに関連するポストをアップし、今季のテーマであることを予感させた。ここ数シーズンは、観客同士がランウェイを隔てて向かい合わせになる席並びだったが、今季は円を描く席に配列され、中央には円形ロープマットが敷かれていた。ファーストルックはサマーニット素材のタンクトップロングワンピース。足元は多くのルックで登場した、サンドブーツ風のスニーカー。その後のルックも彼の故郷であるアイリッシュ産のリネン素材や、洗いざらしのコットン、柔らかいナッパレザーなどの、着心地のよい自然素材が多用されていた。体のラインを描くフィット感とフレアで広がりを見せる絶妙なバランスのとれたルックや、マルチストライプの組み合わせ、アシンメトリーのデザインなど、J.W.アンダーソンらしいアプローチはあるが、全体的に柔らかい印象でウェラブルな要素を強めた。エネルギーに溢れ、1ルックごとに独立した意味を持たせるような、難解なコレクションを披露してきたが、ここに来て一旦立ち止まり安らぎを求めたようだ。毎シーズン、高く評価されるコレクションを創り続けるということは、それだけ乗り越えるべき壁も高くなり続ける。ある種狂乱的ともいえる状態の中で感じるプレッシャーは計り知れないが、彼は渦に巻き込まれることなく“安らぎの場所”へと辿り着いたのかもしれない。決してそれは期待を裏切る内容ではなく、むしろ退屈さとは無縁で、J.W.アンダーソンの新たな一面と捉えられる。メンズから始まり今年で10年目。J.W.アンダーソンを次なるステージへと押し上げる、素晴らしいコレクションだった。
2017年09月19日ヴェルサス ヴェルサーチ(VERSUS VERSACE)の2018年春夏コレクションが、日本時間2017年9月17日(日)22:00より、イギリス・ロンドンで発表される。ファッションプレスではその模様をライブ配信。先シーズンは、ヴェルサス ヴェルサーチらしいセクシーなウェアに加え、スポーツ&アウトドアテイストを取り入れたアウターやトップスなどが登場。ネオンピンク、ブルーといったヴィヴィッドカラーを使用したダウンジャケットやトップスのほか、コラージュプリントをあしらったウェアも展開された。今シーズンは一体どんな服を発表するのだろう、気になる人はライブでチェックしてみては。【詳細】ヴェルサス ヴェルサーチ 2018年春夏コレクション開催日時:日本時間 2017年9月17日(日)22:00現地時間 9月17日(日)14:00
2017年09月18日グッチ(GUCCI)2018年春夏ウィメンズコレクションは、メンズコレクションと合同でミラノ・ファッション・ウィーク初日2017年9月20日(水)に発表された。今季のキーワードは「The act of creation as an act of resistance」であると、コレクションノートには綴られている。resistanceが意味するものは定かではないが、グッチを手掛けるアレッサンドロ・ミケーレの抵抗意識を感じさせたのは、グッチアイコンの遊び方だ。これまでもGGモチーフ、グリーン・レッド・グリーンのウェブなど、メゾンの象徴に重きを置き、クリエーションに多用してきたミケーレ。今季も歴史を大切にし、これらのアイコニックなモチーフをデザインの対象としながらも、アレンジ手法を少しマイナーチェンジしているように映った。一つの例として、ジャケット&パンツのルックが挙げられる。レイヤードは複雑で、上半身はジャケットの下にベスト、インナーのようなものが合わせられており、下半身はパンツの上にレーススカート、さらにミニスカートを重ねているように見える。一体当たりの点数の多いルックであるが、バッグ、アクセサリーを含めて半数以上のアイテムに「GGモチーフ」を起用。しかも部分的ではなく全面にだ。このモチーフ特有のクラシックな姿を保っているのものもあるが、中にはネックレスのように、色とりどりのビジューで表現され、本来の趣からかけ離れたものもある。また間に差し込まれた、ランジェリー風アイテムも新鮮である。比較的禁欲的な印象のあるミケーレの作品では、センシュアルな魅力を大胆に打ち出すのは新発想のように感じた。花鳥風月をポイントにノスタルジックな世界を築き上げてきた、グッチワールドにも変化が起きた。ミケーレが愛するボタニカルなモチーフは、力強いレッド、ブルーといった色彩で描かれ、幻想的というよりは刺激的。中には、リアルに描かれたハイビスカスが並ぶ、ハワイアンな絵柄も存在する。進化を遂げるミケーレの世界を加速させるのは、ディスコガールを想起させる80’sの要素と民族衣装の起用。ピチピチのミニスカートに、ボリュームショルダー。さらにネオンカラーも加われば、過去の世界へとタイムスリップした気分に。さらに、ディテールでチャイナボタンをあしらったジャケットやドレスの展開は、アジアへの旅に観客を誘ってくれる。もちろん、スポーツテイストやメンズライクなディテール、エアリーなドレススタイルなど、異なる要素をコラージュ的感覚で組み合わせた、折衷主義的グッチワールドにいるのは間違いないのだが…、どこか異次元の旅のようで、ミケーレの新しいスタートのようにも感じられた。
2017年09月18日ブルマリン(Blumarine)の2018年春夏コレクションが、ミラノ・ファッション・ウィーク4日目の2017年9月23日(土)に発表された。コレクションは、ブラック&ホワイトのドレスに、フリル、プリーツといった可愛らしいエッセンスをのせて歩み始めた。ショルダーラインから長く伸びたリボン、胸元にあしらわれたフリル。色彩は抑えて、ディテールとシルエットで女性らしさを作る、引き算の考え方がシーズンムードのようだ。素材は、シフォン、シルク、レースを中心に、柔らかな印象のものを選んだ。レースを差し込んだチャイナ風ブラウス、パフスリーブのシフォンドレス。深く入ったスリットは脚線美を美しくみせ、V字にカッティングされた胸元は女性から可憐さを引き出してくれる。マニッシュな装いは、少しのタッチでフェミニンに変化させる。ブラックのトップスはカシュクール型にして、オールインワンはオフショルダーに整えてエレガントに見せた。ブルマリンを象徴するフラワーは、プリントと刺繍ディテールで登場。コレクションの高まりを表現するかのように、中盤から後半にかけてパレットに彩りが宿り、フラワープリントドレスが連なる。スズランの花刺繍はドレスの裾や襟元、袖口などを優雅に彩りフェミニンな風を運んでくる。
2017年09月17日トリー バーチ(TORY BURCH)の2018年春夏コレクションが、アメリカ・ニューヨークで発表された。今回は、インテリア・デザイナーのデービッド・ヒックスからインスパイアされたコレクションだ。デービッド・ヒックスのカラフルで大胆な幾何学模様や細部に宿る美的感覚は、インテリアに新たな定義をもたらしたとともに、普遍的な価値を持つ。デービッド・ヒックスのクリエイティビティとトリー・バーチの表現がコラボレーションした、色彩豊かで親しみやすい世界観が広がる。しなやかな曲線を描くシルエットに、春夏の開放的なムードが漂う。ドレープシルク、カシミヤ、クレープなど柔らかい素材がフェミニンな印象をもたらし、ホワイトやマスタードイエロー、リーフグリーンなど明るい色彩とマッチして華やかな空気感が生み出される。ストライプのワンピースは眩しい日差しを反映したようなはっきりとしたカラーリングが目を引く。細かい幾何学模様と一緒にイエロー・グリーンなどのカラーパネルをプリントしたワンピースやセットアップはリラクシングな印象だが、ブラウンのベルトでウエストマークをすることでスタイリッシュな一面も見える。ブランドのイニシャル“T”で構成した幾何学模様をプリントした、オレンジやシャンブレーのドレスはエキゾチックな雰囲気。生地を羽織ったり巻いたりしているかのようなパターンやフリンジ、また、万華鏡プリントのセットアップからも、多様な文化の影響が感じられる。また、白地に色とりどりのアイリスが咲くプリントは、デービッド・ヒックスの庭園に対する愛を象徴したものだ。幾何学モチーフは、全面プリントのバッグや、ジュエリーにも施され存在感を放っている。バッグは、ナチュラルなカラーリングのレザーからタオル地の大きなトートバッグまで、イージーながらも、洗練された印象。足元にはフラットシューズをコーディネート。プールスライドサンダルやレインボーカラーのサンダルから、スタッズを配したホワイトレザーの都会的なシューズまで、開放的なスタイルに豊かな表情をプラスする。
2017年09月16日サポートサーフェス(support surface)の2018年春夏コレクションが2017年9月12日(火)、東京・恵比寿で発表された。今シーズンは透け感のある素材使いや、ウェアに立体感を出すことで、女性の所作を柔らかに演出するようなウェアが揃う。柔らかいピンク、グリーン、イエロー、クリーンなホワイトといった春の気配を感じさせる色合いのトップスやドレス、スカートがランウェイを彩る。それぞれ透け感のあるシフォン使いや、レーザーによるパンチング加工を施すことで軽やかに仕上げられた。中でも、エアリーなシフォン素材のチューリップ柄スカートは、モデルの動きに合わせてふわりと空気をはらみ、後を続くように弾むように揺れていき、歩みそのものを優雅に見せてくれる。またシフォン風の素材を採用したトップスは、肌が露わになるセンシュアルな一着だ。動きを柔らかに演出するのは、そんなエアリーな素材だけではなく、「立体感」を生み出すディテールにも見られる。トップスから始まり、ドレス、スカート、コートまで、フレアスリーブやきれいなドレープ、背後を追うかのようなマント風のデザインを取り入れることで、服に奥行きを持たせた。さらに、花や羽根をモチーフにした厚みのある刺繍をあしらうことで、立体感を作り出している。他にも「立体感」を生み出したのは、ストライプ・ボーダー・ギンガム・チェックといった様々なパターン使い。パンチング加工のスカートは、カットジャカードのチェック柄をラップ風にあしらい動きをつけた。また、ネイビーボーダーのシャツは、テキスタイルをあらゆる角度から切り返すことで、視覚的な立体感に繋げた。
2017年09月15日マイケル・コース コレクション(MICHAEL KORS Collection)2018年春コレクションのランウェイショーが、日本時間2017年9月13日(水)23:00より発表される。ファッションプレスではその模様をライブ配信。先シーズンは、ストロング・ショルダーを採用したパワフルな印象のテーラードコートやジャケットに加え、柔らかいドレープドレスやスリットの効いたスカートなどを提案。エレガント、セクシーでいながらインディペンデント、そして強さのある「ニューヨークウーマン」を描いた。今シーズンはいったいどんな女性像を魅せてくれるのだろう。なお、マイケル・コースのインスタグラムアカウントでは、ショーのバックステージやトップモデルたちの様子などがストーリー機能を通して垣間見れる。まるで会場にいるかのような、熱気を感じられそうだ。【詳細】マイケル・コース コレクション 2018年春コレクション開催日時:日本時間 2017年9月13日(水)23:00現地時間 9月13日(水)10:00
2017年09月14日ブライアン・セッツァー・オーケストラの来日公演が2018年1月に決定した。2014年の来日から4年ぶりとなる今回の来日は結成25周年を迎える節目のステージとなる。ブライアン・セッツァーといえば、なんと言ってもストレイ・キャッツである。トリオなのにあのサウンドの厚みも驚かされたが、エモーショナルなステージは当時の少年の心を熱くした。余談だが、セッツァーと言えば、入れ墨だらけだしちょいワルな感じがカッコよくて、それは50を過ぎビッグバンドでも遺憾なく発揮されている。しかし、先日、ジェフ・ベックのレスポール・トリビュート・ライヴのdvdを買った。セッツァーがゲスト参加しており、遠慮がちにグレッチを弾き、ベックに促されながらちょっと弾く、を繰り返しとても可愛らしかった。セッツァーといえども、ベック先生の前では大人しくなるのだなぁ、と感動した。そんなセッツァー率いたストレイ・キャッツが解散し、更なる広がりを見せてくれたのが、ビッグバンド、ブライアン・セッツァー・オーケストラである。ツアーは1月24日の北海道・札幌のニトリ文化ホールでの公演を皮切りとして、2月8日の愛知・名古屋国際会議場センチュリーホールの公演まで全国7カ所を回る。チケット料金はS席が9,800円、A席が8,800円(税込)。大阪、福岡、広島の3公演は9,800円のみとなる。なお東京公演の先行予約は9月11日より開始されている。詳細はウドー音楽事務所チケット情報まで。
2017年09月12日KENJI HIKINOの2018年春夏コレクション「Maranhenses」は、ブラジルのレンソイス・マラニャンセス国立公園にインスピレーションを得て展開。そこは広大な砂丘と無数のオアシスが神秘的な景色を織りなす、世界の絶景。砂丘が作り出す自然の曲線美をカッティングで表現。飾らない造形で女性の体をシンプルに美しく見せる服たちが並ぶ中に、たすき掛けで作るトップスやモダンアートのような曲線を描くブラトップなど、遊び心が溢れるアイテムで味付けをする。ベージュ、黒、白といったベースカラーに乗せられるのは、砂丘を染める夕日のオレンジやオアシスの水色。一生に一度は見てみたい景色を心に描いて、服で纏う。KENJI HIKINO 2018SS LOOKKENJI HIKINOHP / Facebook / Instagram
2017年09月10日タダシ ショージ(TADASHI SHOJI)2018年春夏コレクションが、日本時間の2017年9月8日(金)6:00よりアメリカ・ニューヨークで発表される。ファッションプレスではその様子をライブ配信。先シーズンのテーマは「解放のムーブメント」。抑制するものを全て脱ぎ捨てて、自由の表現を謳歌する女性像を描き出す。官能的なレース使いや色鮮やかな花柄、重厚なベルベットがフェミニンでゴージャスなムードを演出。その一方で、マニッシュなストライプやゴールドに輝くジャカードのセットアップなど、多彩なアプローチで様々な女性らしさを表現したコレクションとなった。今季、春夏コレクションの発表にも注目したい。【詳細】タダシ ショージ 2018年春夏コレクション・開催日時日本時間 2017年9月8日(金)6:00現地時間 9月7日(木)17:00
2017年09月10日