こんにちは、保育士の中田馨です。子どもが1歳を過ぎると徐々に考え始めるのが、2人目のこと。「きょうだいがいたら、賑やかだろうな」と思いますが、何歳差が親にとってラクに育てられるのか? 上の子のやきもちは大丈夫か? など気になることも。今回は、2人目を考えるタイミングについて話します。 心の準備はOK?2人目を「いつ産みましょう」という決まりはないものの、やはりママの心や体、生活のことも考えながら妊活をしたいものです。まずは、心を考えてみましょう。初めての出産、育児で最初の1年はきっとバタバタしていることだと思います。2人目を考えるのは、ママが育児に余裕が出てくるころがおすすめ。ママだけが「そろそろOK!」と思っていても、パパはそう思ってないことも。夫婦で話し合うことが大切です。ママだけが「2人目が欲しい!」と思ってもパパがそんな気分でなければ妊娠できませんから、やはり、パパの気持ちも大切にしなければいけません。私の場合、2人目がほしいと思ったのは、「抱っこ抱っこ!」の甘えん坊の長男の育児が落ち着いてきた2歳過ぎてからでした。そこから「そろそろ2人目はどうかな?」と夫と話し合いました。夫婦により2人目を考えられる時期は違いますので、焦らずきちんとお互いの気持ちを話し合いましょう。 体の準備はOK?産後すぐのママの体は、ホルモンバランスが崩れやすいです。体の調子が整っておらず、少しのことでイライラしてしまうこともあります。例えば、妊娠中に「年子がいいからすぐに妊活しよう!」と思っていたとしても、子どもを妊娠して育てるということは、やはりママの体にとって負担になります。ママの体のことを考えて、ママの産後の健診が終わって体が順調なことを確認し、生理がスタートしてから、徐々に妊活を考え始めるのがいいと思います。 また、帝王切開の場合は、最低でも半年は妊娠期間を空けたほうが良いといわれていますので、医師の指示に従いましょう。すぐの妊娠を望まない場合は、きちんと避妊しましょう。 お金の準備は?「2人目が欲しい!」と思っていて、心と体の準備もOKでも、気になるのはお金のこと。子ども一人育てるのにかかる費用は、約3000~6000万円といいます。(AIU保険会社調べ)。この金額をドン! と出されてしまうと「そんなにかかるものなんだー!」とびっくりしてしまいますが、一度にかかるお金ではないので、月々の夫婦の収入や国からの手当てなどを計算して計画的にやりくりを考えてみましょう。例えば、お金の面で考えてみると、 1~2歳差の場合・洋服などをおさがりで使いやすい・おもちゃが共有しやすい(おさがりが使える)・おむつ代が一度にかかる・保育園や幼稚園が重なるので保育料が割引になる・立て続けに進学資金が必要 3~4歳差の場合・おむつ代が重ならない・保育園の場合は保育料が割引になる・4歳差の場合、卒業、入学が重ならないので一度の大きな出費がない・洋服にしみなどがあり、使えず買い替えることもある・3歳差の場合は、卒業、入学が重なるので一度の出費がある・4年大学に行くと1年生と4年生で出費が重なる わが家の場合は4歳差なのですが、兄が先に習っていた習い事を、妹は幼児期から「やってみたい!」と言って一緒に通わせました。習い事を始めるタイミングが全て2人目は早くて、予定になかった思わぬ出費に感じました。 結局、何歳差が良いの?心、体、お金と気になることを書いてきましたが、結局のところは何歳差が良いのでしょうか? それも各家族の考え方で違うと思います。大切なのは2人目が生まれたあとの上の子へのフォローではないでしょうか。1歳差の場合は、急に「ライバル出現!」と感じ、何が起きたのか分からず「赤ちゃん返り」することもあります。まだ言葉の理解もできず、自分の気持ちを言葉で言えませんので泣いて「イヤだイヤだ!」、赤ちゃんのマネをして「抱っこして!」「おっぱいが欲しい!」と言ったりします。そんなときは、「お兄ちゃんなんだから少し待ちなさい」と言うのではなく、できるだけ優先して、その要求に応えてあげようという気持ちで行動するといいと思います。2歳差の場合は、簡単な言葉を理解できるようになっています。そのため、待ってほしいときは「おむつを替えたら抱っこするから待っててね」などと伝え、おむつを替えたらできるだけ上の子のところに行ってあげましょう。3、4歳差くらいになると、率先して赤ちゃんのお世話をしてくれることもあるでしょう。ママも、下の子が生まれて「嬉しいんだ!」と感じられる瞬間だと思います。とはいえ、やはり今までママたちの愛を独り占めしてきた上の子ですので、「わがままを言わずに頑張っている」部分があります。たとえ甘えてこなくても、「いつもお手伝いしてくれてありがとうね」と抱きしめるなどのスキンシップはできるだけたくさんしてあげるといいでしょう。 きょうだいが一緒に遊んでいるとき、「ああ、きょうだいがいてよかった」と思いますし、喧嘩しているときは「ああ、もう大変!」と思います。私自身は、総合して「生活が賑やかになって、さらにおもしろくなった」と感じています。パパとママが「この子にきょうだいがいたら、どんなおもしろい生活になるかな」と想像できるようになったときが、2人目を考えるタイミングかもしれませんね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2020年02月02日5歳と1歳の4学年差兄弟を育児中のゆきです!こちらの連載では次男を妊娠中のお話を書かせて頂いてます。1人目は里帰り出産でしたし、2人目妊娠前に引っ越しをしたので一から産院選びをしなければなりませんでした。はじめて受診した記事はこちら↓▼2人目妊婦、産院の「アレ」にありがたみを感じるしかし田舎のためか選択肢がなく、ネットで検索しましたが情報も少なく…。出産を受け入れてくれるかどうかという条件でしか選べませんでした。■産院にたいしては気になる点もありましたが… 後から聞いたところ、あまり評判のいい病院ではなかったようです。しかし、妊娠中に胎児にトラブルはなかったのと、2人目だったこともあり、とくに問題はありませんでした。そんな私ですが産院で少し残念だったことがあります。■私が唯一後悔していることは…!「夜間の子どもの立ち入りができなかったこと!!」1人目は立会出産を希望していた私たち夫婦ですが、今回は上の子のことを最優先に考えなければなりませんでした。それなのに私が2人目を出産した病院は「面会時間外に子ども立ち入り禁止」とのこと!それを知ったのは妊娠8か月頃、「出産時に関する持ち物や注意事項」が書いてある紙をもらってからでした。1人目を出産した病院は子どもが泊まれる部屋があったくらいなので、まさか「夜間子どもが入れない産院」があるなんて思ってもいませんでした。夜間に出産することになった場合、1人で陣痛~出産をすることになります。立会いを希望していた1人目のとき、陣痛時はパパが立ち会ってくれたのですが、はじめての出産のためお互いオロオロして、結局パパが仮眠している間に産まれてしまいました。出産~産後直後は1人で寂しい思いをしたので、今回の出産はできることなら産後すぐの時間はパパと過ごしたい…。そのため、昼に産みたいと思っていたのですが…。■いざ出産した時間は…いざ陣痛が来て産院に行ったのは深夜1時過ぎ…。上の子が入れないため送ってくれたパパは入り口でバイバイしました。そして深夜4時に出産しました。スピード出産だったので陣痛時はとくに寂しいと思うこともなかったです。しかし… 出産直後は産後ハイで眠れず、家にいる上の子に会いたくてやはりとても寂しい気持ちになりました。■確認しておけばよかったこと夜間は子どもが入れない産院があるなんて知らず…、ちゃんと確認して、子どもも入れる産院を選んでおけばよかったと反省しました。もしも次出産することがあるなら、下調べをちゃんとして思い残すことがないようにしたいと思います。
2020年01月23日1人目は完母で育てた私ですが、2人目はあえて混合育児を選択しました。母乳の出もよかった私がなぜ混合育児を選んだのか? その理由と合わせて、私が感じた母乳と育児用ミルクのメリット・デメリットをお伝えします。 母乳良好で混合育児を選択した理由とは?1人目のときは母乳もよく出ていて、子どももよく飲んでくれていたので、迷わず完母を選択しました。しかし、母乳のみ、育児用ミルクのみのように、どちらかに限定してしまうと、やはりそれぞれにメリットとデメリットがありました。 そこで、2人目は母乳と育児用ミルク、どちらも与えられるようにしようと、混合育児を選択しました。その結果、場所や状況に合わせてどちらかを選択でき、育児の負担やストレスは1人目とはまったく違いました。 母乳育児のメリット・デメリットは?母乳育児は子どもが飲みたいときにすぐ飲ませてあげることができ、荷物も少なく済むので、外出時にはとてもラクです。そしてお金がかからないのでとても経済的だと感じています。 ですが、母乳育児はほかの人が授乳を代わることができません。体調を崩してしまって薬が必要な場合は病院に行き、母乳にも影響のない薬を処方してもらわなくてはならないことが、私にとって一番不便でした。 ミルク育児のメリット・デメリットは?ミルク育児の一番のメリットは、なんと言ってもママ以外の人に授乳を代わってもらえることだと思っています。頻繁におなかが空いてしまう低月齢の時期でも、時間ごとに担当を決めておけば、ママも少し落ち着いて睡眠をとることができます。 しかし、月齢が上がってくると1回の育児用ミルクの消費量も増えてくることから、経済的には負担が大きく、外出先にベビールームがない場合に備えてお湯を常備しておく必要があるため、荷物がかさばってしまうというデメリットも感じました。 母乳・育児用ミルク・混合のどれを選択するのかはママ次第です。私個人としては、ママが楽しく育児できることが赤ちゃんにとっても一番いい選択だと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:前田奈々自閉症の長男、次男の二児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年01月21日ベビーカレンダー編集部がおすすめの妊娠・出産・育児マンガをご紹介! 今回はInstagramでフォロワー7.5万超のネコおやじ(@nekooyazi4231)さん。ご主人の連れ子の2人のお子さんと、ご自身とのお子さん1人を育てている、ステップファミリーのママです。 今回は、もん吉くんとの日常の刺激的な1シーンをご紹介します! まさかの展開!! 「自分でオムツを脱いでえらかったね!」と言ってあげたいけれど、鎮座しているものに驚きを隠せないですよね(笑)。 ネコおやじさんの育児エピソードはInstagramから更新されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 この投稿をInstagramで見る ネコおやじ(@nekooyazi4231)がシェアした投稿 - 2019年12月月17日午前6時08分PST
2020年01月19日現在5歳と1歳の4学年差の姉妹を育てています。本当は2歳差で欲しいと思い家族計画をしていたのですが、なかなかできなかったり、流産を1回経験したりして、結果的には長女が3歳の誕生日を迎えたころに次女を妊娠しました。今回は、4学年差でよかったと思う点と、大変だと感じる点について述べたいと思います。 よかった点① 下の子とゆっくり過ごせる長女が年少の夏に次女が生まれました。長女が幼稚園に慣れたころに次女が誕生したということは、私にとっても長女にとっても良いタイミングだったのではないかと思います。 長女が登園している間は次女とお昼寝するなど、ゆっくり過ごすことができました。長女も幼稚園に行けば友だちと遊べて、良い気分転換になったみたいです。私の体力がまだ戻っていなくて、長女の赤ちゃん返りが大変なとき、幼稚園の存在には本当に助けられました。 よかった点② 長女は自分のことができる長女は3歳になると、食事やトイレや着替えなどの身の回りのことがある程度自分でできるようになっていました。もし、長女がもっと小さいころに妊娠していた場合、抱っこして椅子やトイレに座らせたり、かがんで着替えさせたりと大きなおなかでのお世話は大変だっただろうと思います。 もちろん、赤ちゃん返りをして、できるのにやらないということはありましたが、私が本当につらいときは状況を理解し、わがままを言うことはなかったので助かりました。 大変だった点① 赤ちゃん返りが大変長女は繊細な子だということもあり、赤ちゃん返りがとても大変でした。「きょうだいの年齢が近いより、離れているほうが赤ちゃん返りが激しい」と先輩ママたちから聞いていたので、きょうだいの育て方に関する本を読んで参考にしました。 例えば、次女を叩いてしまうというような、直接次女にあたることはなかったのですが、おっぱいをあげることを嫌がるので、授乳中は長女に話しかけるなど精神的ケアを怠らないように心がけていました。 大変だった点② 遊び方が全然違う4歳離れていると、できることも楽しいと思うことも全然違います。長女にとって楽しい遊び場は次女にとっては遊びづらく、逆に次女にちょうど良い遊び場では長女は退屈してしまうので、どこにおでかけするかは悩みます。また、家で遊ぶにしても長女のおもちゃは細かいものが多いので、最近まで次女の誤飲の心配が絶えませんでした。 わが家は最初から4歳差にしたいと思って子作りしたわけではないのですが、子どもたちの様子や自分のキャパシティを考えると、この年齢差でよかった気がします。最近では2人が会話しながら遊ぶようにもなり、その姿に癒されています。 著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2019年12月26日私は現在、3歳になる長女と生後7カ月の次女がいる2児の母親ですが、子ども2人共に出生体重が4,000g前後というビッグベビーでした。ビッグベビーならではの妊娠中の体験談についてお話しします。 1人目の出産、長女のケース正直に申し上げると、私自身が妊娠前から肥満体型で(身長157cm、体重63kg)、BMIでいえば、肥満と標準の境目ギリギリ……という体型。そのため、長女を妊娠したときは医師に「できる限り妊娠中は太らないように。妊娠中の体重増加は8kgまでが目標です」とはっきりと宣告されました。 しかし食べることが大好きな私は、なかなか食事管理ができず……。また、妊娠初期は食べづわりで、フライドポテトとパンしか受け付けないという偏食もあってか、体重はどんどん右肩上がりになっていきました。 3,900gで生まれた長女妊娠中期には、すでに妊娠前から5kg増加しており、1カ月で2.5kg太ったことも。結局、妊娠期間中は11kg増となりました。そして、おなかの中にいた長女はといえば、妊娠中期ごろからぐんぐん推定体重が増えていき、妊娠後期に入るころには常に成長曲線が上限ギリギリ。 一番気がかりだったことは「頭囲が大きい」こと。医師にも「頭が大きいから自然分娩するには微妙なところだけれど、なんとか自然なお産で頑張りましょう」と励まされました。しかし、妊娠41週まで自然陣痛を待ってもまったく来ず、結局妊娠41週2日に計画入院し、陣痛促進剤やバルーンなどありとあらゆる方法を尽くして4日間という難産の末に長女を出産。出生体重は3,900gでした。 次女のときは自分から計画入院を志願2人目妊娠前の私の体重はさらに増えており、なんと69kgでした。心配なのは長女の難産の記憶。「また、あんなにお産が難航してしまったらどうしよう……」と常に頭をよぎります。そしておなかの中にいる次女の成長の経過を、長女の母子健康手帳と見比べ様子を見ていました。 そして、妊娠中期ごろから、やはり長女のときと同じように、毎回、成長曲線の上限ギリギリのところをいくようになりました。しかし長女の難産の悪夢がよみがえった私は、思い切って「妊娠40週になったら入院して、陣痛促進剤を使ってください」と志願。絶対にまたビッグベビーが生まれてくると確信していたのです。 私のお産の結果ですが、次女は妊娠40週3日で生まれて分娩時間は8時間という、長女と比べると圧倒的に短い時間で産むことができました。そして次女の出生体重は4,030gで、やはり嫌な予感は当たっており、少しでも早く産むことができてよかったと感じています。2回目の出産ともなると、出産経験があるので判断力や勘といった能力が上がり、お産に対しても合理的な判断ができました。すぐに医師に相談できたことがスムーズなお産に繋がったと実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身が毒親に育てられた。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年12月16日現在、3歳の長女と0歳児の次女を育てている私ですが、2人目の出産後は事情があって実家に頼ることができませんでした。そんな私が妊娠時から悩んでいたのは、「2人目の寝かしつけ」について。産後直後からワンオペ育児をせざるを得なかったのですが、自己流でラクに赤ちゃんを寝かしつける方法を編み出しました! 上の子の寝かしつけで心残りだったこと上の子の育児をおこなってきて、私の心残りとしてあったことが「寝かしつけ」についてでした。 具体的にいうと……・抱っこをして、寝たと思って布団に寝かせるとすぐに起きてしまう・眠いせいか30分以上泣き止まず、抱っこやおむつ替えなどしてもどうにもならない というように、寝かしつけの方法を確立してあげられなかったことが心残りでした。上の子のときはいくらでも時間を注げたけれど、2人目にはそんなにたくさん時間が取れないし……とだんだんと不安になってきてしまったのです。 新生児からおこなった寝かしつけの習慣上の子での経験をふまえ、2人目の寝かしつけ方法を早期に確立させることを目標にしました。上の子の育児で実感したのですが、抱っこやおっぱいなど、寝かしつけの方法はいろいろあるけれど、結局は「赤ちゃんが何をしたときに眠りに落ちるか?」というところが肝だと考えたのです。そうした考えのもと、2人目のときは、抱っこやおっぱいでウトウトしてきたら完全に寝入らせず、目を閉じたらすぐにお布団に寝かせるという方法をおこないました。これをできる限り新生児のときから取り組んだのです。 できる限り、即お布団に寝かせることで…もちろん眠りかけているときにお布団に寝かせるので、赤ちゃんが泣いてしまってうまくいかない日もありました。そんなときは泣かせっぱなしにさせず、10分以上泣いたら抱っこするという自己流ルールをできる限り徹底しておこないました。結果、生後2カ月ごろには、随分とじょうずに眠れるようになりました。また、上の子が家にいれば騒がしいときも多々あります。その対策として、日中の昼寝に関しては完全に上の子と部屋を切り離し、寝かせることにしています。夜も昼も基本的に暗くした寝室で寝ることになるので、2人目も「ここが眠る場所だ」と覚えやすかったようです。 現在、2人目は生後4カ月ですが、昼も夜もぐっすり寝てくれています。いつもと同じ場所、そして静かな環境で眠ることによって、上の子のときより圧倒的に手がかかりません。私も日中は2人目を見ながら在宅ワークもこなせています。それもこれも、よく眠ってくれるから成り立つこと。私の場合は、早期に寝かしつけの習慣をつけてよかったと感じています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身が毒親に育てられた。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年12月12日2人目が生まれても上の子を大事にしてあげよう! 多くの育児書にも書かれている通り、私もそう思っていました。それなのに…… 抱っこしてあげられなかった、次男授乳時のことをお話しします。 初めての赤ちゃん。おっぱいが出ない!?小さくて柔らかい赤ちゃんの口に乳首を含ませるのは、とても不思議な心地。「大きくなってね」という願いを込めても、私のおっぱいからは母乳は出ませんでした。赤ちゃんが起きている時間のほとんどで授乳にチャレンジしても、滲む程度の母乳しか出ず、「おっぱいが出なくてごめんね」と思い悩む日々。 しかしそんな私を元気づけてくれたのは、育児用ミルクを飲んで元気いっぱいに育つ長男でした。哺乳瓶をくわえながら眠ってしまう顔はとても幸せそうで、私は気持ちを切り替えて、完全ミルクで育てることにしました。 次こそはと挑んだ次男の母乳育児長男をはぐくんでくれた育児用ミルクに感謝しながらも、母乳をあげてみたいという思いを抱いていた私は、次男で再び母乳育児に挑戦! 初めて母乳が出たときはとてもうれしかったことを今でも覚えています。しかし、母乳育児には母乳育児の大変さが……。 母乳で張ったおっぱいは下着がすれるだけで痛く、長男を抱っこできない状態に。途中から乳首も切れてしまったので、思うように体を動かすことができませんでした。「おっぱいが痛くて抱っこできないの」と長男に話しましたが、まだ2歳前の長男には理解できるはずもなく、寂しい思いをさせてしまいました。 授乳タイムを、絵本タイムにとはいえ、母乳育児は悪いことばかりではありませんでした。横になり次男に授乳をしながら、長男に絵本を読むのは、哺乳瓶で片手が塞がっていたら少し難しかったと思います(姿勢には注意が必要ですが)。 母乳を飲みながら眠ってしまった次男と、絵本を読んでいる間に眠ってしまった長男の寝顔を同時に見られるのは、この上なく幸せな時間でした。次男も自然と絵本に親しむようになり、大きくなった今は3人で図書館へ行くのが習慣となっています。 母乳か育児用ミルクか、悩むママは多いことと思います。私はこの体験を通して、大事なのは子どもが成長する姿を楽しむことだと学びました。悩んだことも私にとってはとてもいい経験でしたが、「苦労して育てた」ではなく、「あなたと過ごした日々は楽しかった」と、子どもには伝えていきたいと思います。 著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年12月08日1人目の子を妊娠していたときは経過が順調で、普通に仕事や生活をしていました。2人目のときも順調かと思っていたら……妊娠32週でいきなりおなかが張り、破水してしまいました。大変だったそのときのことをお話しします。 いつもよりおなかが張る2人目を妊娠したのは上の子が4歳で甘えざかりのころ。何の異常もなく、仕事もフルで働き、上の子のお世話も普通にしながら生活していました。 しかし、妊娠32週のある日のことです。いつもよりおなかの張りがあるなと思い、休憩をしながら夕飯を食べ、上の子と一緒に早く寝ました。 少し時間が経つと、何かが出たような感じがあり、もしかしたら……と思って確認すると、出血が! どんどん流れ出してきたので、急いでかかりつけの産婦人科に連絡をしました。 大きな病院へ緊急搬送、そして入院に……急いでかかりつけの産婦人科に行き、診察してもらった結果、破水はしていなかったものの、「早産の可能性があるので、大きい病院に移ってもらいます」と言われました。そして、生まれて初めて救急車に乗り、大きな病院に搬送されたのです。 転院先での診察の結果、切迫早産という診断がおり、安静ため緊急入院となりました。入院後は、何かあれば緊急帝王切開になるかもしれないといわれ、おなかの張りを抑える点滴を24時間管理でおこない、移動はすべて車椅子の生活に。 とにかく妊娠37週まで私は、妊娠37週まではもってほしいと毎日おなかの子に語りかけていました。そしてわたしの声が届いたのか、状態は安定し、妊娠36週で退院することができ、元の産婦人科にも戻ることができました。 退院後は、いつ産んでもいいから今度は動いてと言われ、動くようにしました。しかし、安静の期間が長かったせいか、筋力も体力も落ちてしまい、すごくしんどかったです。 結局、2人目の子は妊娠38週までおなかの中にいてくれました。陣痛が来てからはあっという間だったのですが、最後に陣痛促進剤を使い、吸引分娩で元気な男の子が生まれました。大変な出産でしたが、何より無事に生まれてきてくれてよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:加藤美紀4歳と生後3カ月の二児の男の子のママ。仕事はフルタイムの事務職で、現在は育児休暇中。4歳の兄をこども園に預けている間はアフタービクスに行くなどしてアクティブに育児を楽しんでいる。
2019年12月06日1ヶ月ワンオペになった我が家。【前回の記事はコチラ】 「夫が1ヶ月の出張へ…不安なワンオペ育児に備えた夫の神対応に感動!」 乗り切るための作戦!完璧にやろうとしない。まぁ日頃から完ぺきではないのですが…。できるときはやるけど、忙しい時はほどほどに手を抜くことにしました。料理に疲れたときは…手抜き夕飯です!好きなものは焼いて、ご飯は鉄板を洗うときのことを考えて食材を選んでいます!肉のかわりにベーコンやソーセージ、ちょっと豪華にしたいときはくん製のハムもいいですねえ。野菜も一緒に焼いたら、栄養バランスもばっちりです。そして難関は…なるべく怒らないこと~!私は怒ると、なかなか通常モードに戻れない性格なのですが旦那がいるときは…旦那が帰宅することで、気分が変わるというか家の中の空気が入れ替わる感じがして、怒りモードから通常モードに戻るきっかけになるのです。それがない今は、なるべく怒らないように…と「まあいっか~」精神でやっていこうと思います!最後は…つい自分よりも大変な人のことを考えて「私なんてまだまだ」と思いがちなのですが…無意味なんですよね~!無意味なうえに自分を追い込みがちになるので、そんな風に考えないように、と思っています。まだもうちょっと続くワンオペですが、この3つの作戦で頑張ろうと思います!
2019年11月30日わが家の1人目の子が1歳半になるころ、だんだんと歩きがじょうずになったり、少しずつ言葉が出てきたりと、成長を感じられる場面が多くなり、同時に育児にもだいぶ余裕が出てきたと感じていました。そんなころに2人目を授かったのですが、2人目の育児は余裕には程遠いものでした。 イヤイヤ期と出産が重なって大変!上の子が1歳半になると、0~1歳前後のころと比べてだいぶ育児がラクになったと感じましたが、そのまま成長するに従って、さらにラクになっていくわけではありませんでした。 むしろ下の子を出産するころ、上の子は2歳でイヤイヤ期真っ盛り。0歳のころとはまた違った意味で育児が大変になってきました。上の子だけでも大変なのに、そこに出産や新生児育児が加わって本当にしんどい毎日でした。 下の子が大きくなるとぐっとラクになった子どもたちが小さいころは、2人それぞれに手がかかってとても大変でした。しかし、下の子が2~3歳くらいになると、ママが家事をしている間は、子ども同士で遊んでいてくれることも増えてぐっとラクに! そして、下の子の幼稚園に入園するときは、上の子と一緒に幼稚園に通えることがうれしかったようで、初めての集団生活でもほとんど泣くこともなく、スムーズに園生活をスタートすることができました。 一時は大変だけど、年が近いメリットも!育児の大変さは人それぞれではありますが、2人目を考えているママさんには、1歳半ごろに「育児がラクになってきた」と感じたとしても、そのあとのイヤイヤ期はかなり手強いことを知っておいてほしいです。 一方で、年が近いからこそのメリットも多々あるので、一時期の大変さは覚悟のうえで2人目が早めにほしいという方はぜひ応援したいです。 私自身、妹とは2歳差で、大人になった今でも友だち同士のように仲がいいので、2歳差でよかったと思っています。一方で、自分が2歳差のきょうだいを育ててみて、私たちが小さいころは母も大変だっただろうと思うようにもなりました。著者:奥田美紀二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年11月27日私は1人目と2人目の子どもを無痛分娩で出産しました。その病院では、無痛分娩は子宮口の開き具合などから計画分娩になります。陣痛が始まる前から麻酔を入れるので、1人目では陣痛を経験していません。しかし2人目は、陣痛を経験した後の無痛分娩となりました。2人目にして初めての陣痛体験をご紹介します。 陣痛がわかるのか心配だった「2人目はお産の進みが早いから気を付けて」と、病院側から何度も言われていました。さらに、陣痛が10分間隔になるころには病院に連絡するようにとのこと。私は1人目では陣痛を経験していないので、陣痛が来たときに「これが陣痛だ」とわかるのだろうかととても不安でした。妊娠37週3日の朝に生理痛のような腹痛と少量の出血がありました。これがおしるしなのか、高位破水なのか判断がつかず、病院に連絡をし、入院準備品を持って病院へ向かいました。診察の結果、破水はしておらず、週数もまだ早いのでそのまま帰宅となったのです。 妊娠38週0日の夜に腹痛が! 妊娠38週0日、2歳の娘を寝かしつけたあと、下痢のような鈍い腹痛に襲われました。もしかすると陣痛かもしれないと思い、陣痛アプリで間隔を計測してみましたが、今ひとつよくわからず……。私の感覚としては、完全におなかをくだしたときの痛みでした。すぐさま陣痛と下痢の痛みは区別がつかないものなのかネットで検索。「陣痛は出してはいけない下痢を我慢するような痛みだった」という内容の体験談を見つけ、「今まさにそれだ! やっぱり陣痛なのか、いや、でも下痢っぽいしどっち!? 」と1時間ほど迷いました。でも、だんだん痛みが強くなってきたので、病院に連絡すると「すぐに来てください」とのことでした。 子宮口7cmで入院に!家ではわかりにくかったのですが、タクシーに乗ったあと、痛みが来たときと引いたときの差がはっきりわかり、これは陣痛だなと確信しました。このころには、下痢よりも生理痛のような、しめつけられるような痛みになっていたのです。病院に着いてすぐに内診をして、子宮口が7cm開いているとのことで入院に。7cm開いている割には、大きな声が漏れるほどの痛みではありませんでした。この時点で、医師から「本当に無痛にしますか? 麻酔が効いてくるまで時間がかかるし、無痛にしないほうがお産の進みが良くて早く生まれると思いますよ」と言われましたが、私は痛みが怖かったので迷わず無痛をお願いしたのでした。 子宮口が全開になるころに麻酔が効き始めその後、麻酔を入れて効いてくるまで陣痛に耐え、「いきんでいい」と言われたものの、痛くて腰が引けていました。そして、赤ちゃんが下りてくるさらなる痛みが怖くて、もういきめない状態になっていました。しかし、そこでちょうど麻酔が効き始めたのです!その後は陣痛の波を見て助産師さんからの指示でいきみました。波が引いたときはテレビを見たり助産師さんとお話ししたりしつつ。そして入院から3時間ほどで息子を出産しました。 私は2回とも無痛分娩でしたが、1人目のときも子宮口が3cm開いた状況で痛みがほとんどなかったので、もしかすると痛みに鈍い体質なのかもしれません。それで陣痛に気付かず、知らぬ間にお産が進んでしまうのではという不安がありました。しかし、下痢としか思えない痛みだったのでなかなか病院に連絡できず、お産の途中で便が出ることもなかったので、あれは完全に陣痛の痛みだったのだと後になって思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:ひらたかおる二児の母。趣味はメルカリと写真。自分の備忘録と、いつか誰かの役に立つことを願って妊活中からブログを続けている。2018年から、自身の妊活や子育てでの経験をさらに活かすべくライターとして活動している。
2019年11月25日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 1人目のときは使わなかった「電動ベビーラック」。2人目の出産後はレンタルサービスを利用して約6カ月間使用しました。「1人目のときも使用すればよかった~」と後悔するほど便利だった電動ベビーラックについてお伝えします。 1人目は電動ベビーラックを利用せず1人目を出産したときも電動ベビーラックの存在は知っていましたが、周りに電動ベビーラックを使用している人がおらず、その良さを知る機会がありませんでした。気軽に手を出せる値段ではないですし、「子どもが嫌がって使えなかったらもったいない」という思いもあり、購入には至りませんでした。 1人目の子育てですし、1人の赤ちゃんにすべての時間を注げたので「寝かしつけを短縮する」という発想もありません。2人目以降の赤ちゃんだと「他のきょうだいに踏まれたりしないか」といった心配もあるかもしれませんが、初めての子どもだったのでその心配がなく、赤ちゃんをラックの上で寝かせる必要もありませんでした。 2人目は電動ベビーラックをレンタル2人目の妊娠中に、友人の家で電動ベビーラックを活用した寝かしつけを見せてもらいました。とにかく便利そうで感動し、「私も次は絶対に使おう!」と決意。 わが家は2人目妊娠中の時点では3人目以降の妊娠予定はなく、また電動ベビーラック自体の使用期間も「寝返りを始めると使用できない」ということだったので、レンタルサービスを利用しました。「赤ちゃんが嫌がるかもしれない」という心配もありましたが、赤ちゃんが気に入らなかった場合は途中で返却すれば良いので安心して利用できました。 電動ベビーラックを6カ月利用そして2人目の出産後、退院してすぐに電動ベビーラックを使用開始。1人目のときは、赤ちゃんが眠ったと思っても布団に置くと起きてしまうということを毎回3~4回は繰り返していました。2人目は赤ちゃんがまだウトウトしている状態でラックに置いても、電動ベビーラックのリズミカルな揺れのおかげでスムーズに入眠させることができました。寝かしつけだけで30分の短縮です。 電動ベビーラックは寝返りをするようになるまで、昼間の寝かしつけには毎日利用しました。上の子が赤ちゃんを踏んでしまわないか、いたずらをしないかということも心配だったのですが、その点、電動ベビーラックなら高さを調整できるので安心でした。 1人目育児の際は、赤ちゃん期の寝かしつけで体力面、精神面、時間を大幅に消耗しました。2人目育児では、電動ベビーラックを使用することでその苦労はかなり軽減できました。「1人目のときから使用すればもっとラクできたのに……」と後悔するほどでしたが、結果的に2人目の育児に活用できてよかったです。 著者:幸村あゆ5歳と2歳の兄妹の母。販売職、事務職を経て現在は子育てをはじめとする様々なジャンルの記事を執筆。子ども服やママファッション、インテリア、整理収納を研究するのが趣味。
2019年11月25日5歳と1歳の子どもの子育て中です。子どもが2人になってからやることが増え、以前と比べて丁寧な育児ができなくなっています。今回は1人目と2人目を比べて、こんなところが変わったということを紹介したいと思います。 おむつを替える回数が少ない1人目のねんね期はおむつかぶれが心配で、1日に15回以上していたおむつ替え。何時に替えたかがわかるよう、育児日記もしっかりつけていました。でも意外と漏れないし、かぶれないということがわかり、2人目のおむつ替えの回数は1日10回未満に。お尻の状態はきちんと確認していましたが、わが子の肌が強いのか、特にトラブルはありませんでした。 ちょっとぐらい汚くても気にならない1人目の子が生後半年を過ぎ、動き回るようになったころは菌や汚れがすごく気になり、紙せっけんや除菌グッズを持ち歩いていました。「汚いから触っちゃだめ」など注意することも多かったです。それが2人目になると、「ちょっとぐらいじゃ死にはしない!」という感じで以前よりおおらかだったため、のびのびと砂遊びや粘土遊びをさせてあげることができました。注意することが多かったからか、1人目は神経質なところがありますが、2人目は細かいことは気にしません。そして、1人目と比べて風邪をひきやすいということもなかったです。 市販のベビーフードも利用する1人目のときは「なるべく手作りのものを食べさせたい」と思い、市販のベビーフードは離乳食期間を通して数回しか食べさせませんでした。おやつも市販のものではなく、甘さ控えめのプリンやクッキーを作っていました。でも、料理する時間がなかなか取れないうえに、1人目の付き添いで外出することが多い2人目。腐ることが心配で、外出先では市販のものをあげていました。市販品を取り入れることで、バラエティーに富んだごはんやおやつを食べさせることができてよかったです。 1人目のときに比べると2人目は丁寧な育児をしていません。でもそれは愛情がないということでは決してなく、周りのママたちの様子もたくさん見て、自分でも経験を積み、「これぐらいで大丈夫」というのがわかったからです。1人目のときは頑張っていた分、私に余裕がなく、笑顔で接してあげられなかったときもあります。2人目にして「いい加減な育児」ではなく「良い加減の育児」になり、それはそれで良いことなのかなとも思っています。 著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2019年11月22日2ヶ月前に 次女が誕生 し、0歳&3歳の寝かしつけを毎日している、ふるえるとりです。ことりさん(3歳)の歯磨きをし、ひなちゃん(0歳)のオムツを替え、夜間に必要になるオムツ類とタオルと着替えを用意し、いざ寝室へ。前はふたりだったのが3人になると、途端に「ぞろぞろ」と集団で寝に行く感じが出ます。さて、同時にふたりの寝かしつけをするというのは、授乳をしながら抱っこゆらゆら、もう一方の手で頭をなでなで…静かに静かに、眠りに誘い込むという、さながら職人技…!そして1人ずつ寝落ちていくのを確認します。ことりさんの場合は、「おしゃべりはおしまいだよ、目をつむってネコちゃん(ぬいぐるみ)ギューしててね」というと素直に目をつむり、そのまま眠りに落ちていきます。ひなちゃんは満腹にさせてからひたすらゆらゆらと揺らして寝かしつけています。だいたいことりさんが先に寝落ちることが多いので、その後はじっくりとひなちゃんを寝かしつけ…るのですが、まだ2ヶ月児とはいえ6キロ近くあるので抱っこが体力勝負です。たまにひなちゃんが先に寝た場合は、ことりさんをなでたり抱きしめたり甘やかしまくって寝かすようにしています。いつも「片手間」になってしまっているのがなんだか切ないので、できるときにたくさん甘やかしています。両サイドの2人から深い寝息が聞こえてきたらミッションコンプリート。習慣的にいつも時計を確認しています。だいたい45~1時間程度でいつも寝かしつけが完了するので、30分前後だと「早かったな」だとか、1時間半もかかると「大変だったな」だとか…誰に報告するでも記録するでもないんですが、なぜか自己評価しています。寝かしつけた後のあるあるといえば…寝かしつけ後はベビーモニターの電源を入れて、リビングでモニターを見ながらのんびり過ごしています。好きな飲み物を飲んだり夜食を食べたりお絵描きしたり、1日の中で最も安らぐお楽しみ時間です。が、それも束の間…だいたい毎晩途中でアラーム音が鳴り、寝室へ逆戻り。「動いてる!そのまま寝るか?だめか?泣くか?」と中腰でモニターをそわそわ眺める日々です。これを書いている今も、隣のモニターにもそもそ時折動く姿が見受けられます。どうかこのまま寝ていてくれますように!
2019年11月17日今まで39℃の高熱で子ども達をお風呂に入れたり、体の前と後ろに下2人をおんぶと抱っこ、左腕にもう一人抱っこして、左手でもう一人の手を引きながら小児科へ駆け込んだり…(笑)なんやかんやと育児修羅場(大げさ)を経験してきた私ですが、その中でも結構上位に食い込んでくるほど『あれはしんどかったな~』と今でも思うエピソードです。4人目出産を機に、なぜか突然喘息になってしまった私。当時も年末に一度発作が出てしまい、その時にいただいた吸入が良く効いて、ほどなくして治まったんですが…年明け早々に突然再発!確かこの時は夫が仕事で不在、私1人でどうにかするしかなく。年末に効いたはずの吸入がなぜか全く効かず、咳が治まらない!さらに、その咳のせいで三男がなかなか寝てくれず…(上の子達はみんなすんなり寝てくれたので助かりました)できるだけ咳を口に中でかみ殺すように我慢しながら(それでも出ちゃうんですが)どうにかこうにか寝かしつけ、咳に効きそうなモノを色々準備して、とにかく落ち着こう…!と思った瞬間に寝たはずの三男が覚醒!!超・育児あるあるな展開に涙しながら慌てて三男の元へ行き、普段はあまりに寝ない時は抱っこ紐でおんぶすると一発だったんですが、この時は自分自身の体がしんどすぎて抱っこ紐を使えず、ただただひたすら抱っこで寝かしつけ。苦労してようやく寝かしつけに成功し、先ほど作った飲み物を飲もうとしましたが…暗がりに放置された飲み物は氷でも入れたん?ってくらいキンキンに冷めており。普通なら温め直したらいいと分かるんですが、意識がもうろうとしていたためか、なぜかその冷え切った飲み物を一気飲みし(今でもなぜそうしたのか分からない)再び湯を沸かして一から作り直し、出来上がる頃には再び三男が覚醒!!これをひたすらエンドレス!!三男も色々察してすぐ起きちゃうし、私自身もボロボロで、ポロポロ涙を流しながら朝を迎えたのでした。上の子達が朝までぐっすり寝てくれていたのがまだ救いでしたが、今思い返しても『あれはマジでキツかったな~』と思うエピソードでした。
2019年10月30日どうもこんにちは! のばらです。前回の続きです。周囲の何気ない一言を、すっかりひねくれた捉え方しかできなくなっていた私。「私は育児を大変だと思っちゃいけないの!?」そんな不満を抱えながら、それでも毎日やることは変わらず、娘たちの世話に追われる日々。結局はね、認めてほしかったんです。わかってほしかったんです。涙が止まらなくなりました。そして現在。末っ子長男が誕生した訳ですが…いや~ぁ、大変です(笑)2歳でこんなしんどいなら、もっと大きくなったら一体どんなことになるのかしらと一抹の不安を抱えておりますがあの頃よりも少しだけ心の余裕ができた今笑っていられる時間は確実に増えたような気がします。育児に先入観は通用しないんです。子どもはみんな違うんですから。今まさに育児を頑張ってるあなたの周りに、どうかあなたの頑張りを認めてくれる誰かがいますように。大丈夫! そのままでいいんだよ!あなたは頑張ってるよ!!
2019年10月25日まわりのママ友から「3人目を迷っていて…」と相談を受けることがあります。ひとりでも2人でも大変な育児。3人目となると、「母の体力と精神力がもたない!」と、私も思っていました。しかし3人目を生んでみると、子ども2人だったときよりも育児ストレスが減ったように感じます。今回は8歳・5歳・1歳の子どもの母である私から、「子どもが3人になって、育児ストレスが減ったと感じる3つの理由」をお伝えします。1:いい意味で「育児に完璧を求めなくなった」子どもが早く欲しかった私にとって、結婚4年目にできたひとり目の子どもは念願叶った瞬間でした。育児書を読んでは、できる限りそれに近づけるように努力し、子どもを「きちんと」育てようと奮闘。しかし、がんばり過ぎて疲れ果て、泣いてばかりの日が続いたこともありました。それから2年半後に2人目を授かり、上手に息抜きしたり、自分が楽しむ方法も覚えました。それでも子どもをきちんと育てたいという思いは変わらず、振り返ってみると、無理をしていたことも多かったです。さらに3年半後、3人目に恵まれました。直後に引っ越しによる環境の変化、第2子の赤ちゃん返りなどで、私の疲労はピークに。そこで気づいたのです。「大人の数が足りない!」と。子どもは3人なのに、大人は2人。大人の数のほうが少ないのに、子ども全員きちんと育てるなんてできっこない!と開き直った瞬間でした。それだけで、心がフッと軽くなりました。「親はなくとも子は育つ!勝手に育ってくれ!」と、育児に対する姿勢がガラリと変わりました。たとえば、遊んだあとは片づけする習慣がつくようにと一緒に片づけをしていましたが、それができなかったところで死ぬわけでもないし…と後回しにすることも。もちろん片づけできているほうが、部屋がきれいになって気分もいいのですが、子ども達が動かないことにイライラしたり、下の子の世話をしながら片づけをするのは大変でしたから、たまにはいいかと放置できるようになったのは大きな変化です。今では、この「完璧を求めない」姿勢は、決して間違いではないと思うようになりました。私が頑張ることで疲れたり、イライラしていることは、子どもにもいい影響を及ぼすわけはなく、また3人目ができるまでは「子どものため」と先回りしてしまうことも多かったように感じます。今では、これくらいの心もちのほうが子どもの成長にいいのではないかと思っています。2:子ども達を頼りやすくなった3人目が生まれる前、当時5歳と3歳の子どもたちに簡単なお手伝いをしてもらうことはありましたが、あとで親がやり直しをしたり、事実上手伝いと言っても、その習慣をつけるためだけのものに終わっていました。しかし3人目が生まれると、「大人が足りないのだから、子どももできることをやるべき!」と、本格的に子どもも戦力に加えることにしました。たとえば授乳中やオムツ替え中に宅配便がきたときには、子どもに受け取りをお願いするように。また、朝起きて洗濯物の山を見るのはイヤだったので、子どもに畳んでもらうようにしました。しかし現在5歳の長女がきれいに畳む一方で、8歳の長男が畳んだものは、本当に畳んだのか疑問に思うほどの仕上がり。しかし畳み直す余裕もないため、手を加えることもしなくなりました。そのうちもう少しマシになるだろう…と期待しています。子ども達にいろいろと頼むことで、本当にラクになりました。今は上の2人が毎月月替わりで1つの当番を決めて、毎日動いてくれます。今月の日課は、息子がお風呂掃除、娘がトイレ掃除です。特にお風呂掃除は、朝のバタバタする時間のなかやっていた家事の1つなので、息子に任せることで私の負担は激減です。もちろん子どもたちにとってもスキルアップとなり、いいことづくしです!3:3人目の世話をするのは上の2人長男も長女も、小さい子が大好き。第3子の授乳やオムツ替えなど、大人がしなければならないことはありますが、グズったときなどに上の子2人があやしてくれるなど大活躍。また何か危険があるときには、すぐに知らせてくれます。1歳を過ぎて歩けるようになると、もう立派な遊び仲間。「やっぱり子どもは子ども同士が一番だな」と前向きに放置しています。3人の世話をするなんて大変だと思っていましたが、実際には子どもが増えたことで子どもだけの時間が増え、親の負担は意外と増えないものだと感じました。3人目ができて思うことは、自分が人間として成長したなということ。どちらかというと神経質だった私が、さまざまな場面で「ま、いっか」と大らかに物事をとらえられるようになりました。子どもが増え、物理的に大変だと思うことはありますが、トータルで考えると育児ストレスは減り、にぎやかな3人の子どもたちと毎日楽しく過ごせています。<文・写真:ライター沖田かへ>
2019年10月24日「好きな人と最近よく目が合います。目が合うのはどうして?脈あり?男性心理は?」とたくさん疑問が湧いてきますよね。また、私はどうすればいいの?と悩んでいる女性も多いです。確かに好きな人と目が合うのは嬉しいような気がしますが、本当はどう思っているのか気になりますよね。そこで心理カウンセラーの筆者が、好きな人と目が合うのはどうしてなのか?そのときの男性心理は?また脈ありか見極める方法、または目が合ったときの反応で好きな人の気持ちを読めるテクニックまで、わかりやすく丁寧に解説しご紹介してまいります。好きな人と目が合うのはどういう意味があるのか、悩んでいる女性は必見です。■ 好きな人と目が合う理由って?まず、好きな人と目が合う理由から見ていきたいと思います。好きな人と目が合う意味について知りたい女性は必見です。■自分が自然と彼を見てしまっている好きな人と目が合う理由は、自分が自然と彼を見てしまっていることが考えられます。無意識のうちに、好きな気持ちが自然と彼を見てしまっているのでしょう。ほかのことをしていても、常に気持ちが好きな人へあるので、他のことをしながらも目線は好きな人を追っていると思われます。好きな気持ちが大きい人こそ、自然と彼を見てしまっているのかもしれませんね。■彼があなたのことを気になっている好きな人と目が合う理由は、彼があなたのことが気になっていると考えられます。なんとなく気になり徐々に気になって仕方がなくなって、あなたに想いを寄せ始めているのでしょう。脈ありの可能性が高くなると思われます。これからの展開が楽しみですね。これからも好きな人へ視線をお送り、目が合ったらニコッとしてみましょう。近く彼からアプローチがあるかも知れません。■よく思われていない場合もある好きな人と目が合う理由は、よく思われていない場合もあるでしょう。好きな人と目が合うのはいいことばかりではありません。悪い意味で気になっていることも考えられるのです。なにがよく思われていないのか、自分に心当たりがないか?考える必要があるかもしれません。好きな人と目が合ったと喜んでばかりいられないと思います。心当たりが見つかったら、しっかり反省するところは反省しましょう。■あなたの視線に彼が反応している好きな人と目が合う理由は、あなたの視線に彼が反応しているとも考えられます。どこにいても視線を感じるときが多く、彼のほうも思わず見てしまうのです。彼のほうはまだ半信半疑の状態で、自分の意思で視線を送るなどなかったと思います。ですので、目が合うということの意味合いがまったく違っていて、あなたの視線に彼が反応しているだけだったのです。いまの状態からは目が合うだけの関係でしょう。■勘違いのことも・・・・・・好きな人と目が合う理由は、もちろん勘違いのこともあるでしょう。好きな人と目が合うだけで嬉しいとばかり言ってられないと思います。あなたは好きな人に熱い視線を送っていたとしても、彼のほうはただ遠くのほうを眺めていたに過ぎず、たまたまその先にあなたがいただけなのです。そういう状態であれば、当然彼はあなたのことが目に入っておらず、もちろん目が合ったとも思っていないでしょう。■女性を見つめる男性心理って?次に、女性を見つめる男性心理を、わかりやすく解説します。好きな人と目が合ったときの男性の心理を知りたいと思っている女性は必見です。■かわいいから見てしまう女性を見つめる男性心理は、かわいいから見てしまうこともあるのです。男性は特に、女性の可愛い仕草や口調、声などが気になり興味津々で見てしまうことがあると思われます。かわいい女性が周りにあまりいないときほど、物珍しさもあり見てしまうこともあるでしょう。そこに恋愛感情があるかと言えば、なんとも言えないですが嫌な気持ちではないことは確かでだと思います。■片想いをしている女性を見つめる男性心理は、片想いをして女性を見つめているのかもしれないのです。切ない気持ちで女性を見つめているとも考えられます。自分だけが想っていることはわかっていて、この気持ちを早く相手にわかって欲しくて見つめているのでしょう。そして、両想いになることを願っていると思われます。たとえば気の弱い草食系男子が、片想いをしている女性を遠くから見つめている構図が見えるようです。■露出やボディスタイルに目を奪われている女性を見つめる男性心理は、露出やボディスタイルに目を奪われていると思われます。その女性のことが好きで見つめているわけではなく、単純に露出やボディスタイルに目を奪われているだけとも考えられるのです。ですので、どの女性であっても関係なく見過ぎてしまうことでしょう。男性にありがちな心理とも言えるのです。■気付いて欲しくて意図的に見つめる女性を見つめる男性心理は、気付いて欲しくて意図的に見つめることもあるでしょう。ずっと好意を寄せているこの想いを、気付いて欲しくて意図的に見つめていると思われます。告白の前に様子を伺うとともに、気付いていてくれたほうが、告白しやすいと思っているのでしょう。あるいは気付いて、女性のほうから告白して欲しいと、最近の草食系男子だったら思っているかもしれませんね。■好きな人と目が合う!脈ありのシチュエーションそれでは、好きな人と目が合う!脈ありのシチュエーションを、好きな人と目があったときの反応を含め、わかりやすくご紹介します。好きな人と目が合うのは、脈ありなのか?悩んでいる女性は必見です!■話しているときに目が合う脈ありのシチュエーションは、話しているときに目が合うことが考えられます。好意があればこそ、無意識のうちに見てしまうと思われるのです。普通は意識して目を見て会話をすると思いますが、話しているときに意識しなくても自然と好きな人に目がいくことで目が合い、見つめ合ってしまうときもあるでしょう。まさに脈ありとしか言いようがないです。■見つめ合う時間が長い脈ありのシチュエーションは、見つめ合う時間が長いことが考えられます。お互い想う気持ちが強ければ強いほど、見つめ合う時間が長いでしょう。自分達の世界に入り、まわりが見えなくなり、時が止まったかのように時間の長さも感じないほどだと思います。無言で見つめ合う時間が長いほど、間違いなく脈ありで今後の展開も早く進むでしょう。ワクワクしますね。■目が合うと逸らされるけどまた見てくる脈ありのシチュエーションは、目が合うと逸らされるけどまた見てくることがあります。好きな人と目が合うと逸らすのは、単に恥ずかしいだけで、嫌だから目を逸らすわけではありません。現にまた見てくるわけですから。微笑ましく可愛いですね。まぎれも無く脈ありと言ってよいでしょう。■優しい目つきで見てくる脈ありのシチュエーションは、優しい目つきで見てくるのも脈ありと思います。確かに優しい目つきで見てきて微笑んでくれたりしたら、胸がキュンとしますよね。彼の優しいオーラとあなたを想う気持ちが溢れているのです。こちらも二度惚れするような感じで、その優しさに包まれたいと女性は思ってしまうことでしょう。まさに脈ありで間違いないですね。■仕事中でも目が合う脈ありのシチュエーションは、仕事中でも目が合うことがあると思います。たとえ大事な仕事中でもどんなときでも、目がいってしまうということだと思います。それだけ四六時中想い合っていて意識もしているのでしょう。仕事中でも目が合うということは、なによりも好きな気持ちが優先されているように思われます。文句無く脈ありで両想いも確定でしょう。次の展開が楽しみですね。■目が合うとニコリと笑う脈ありのシチュエーションは、目が合うとニコリと笑うのも脈ありです。目が合うとニコリと笑うのは、穏やかに余裕をもってあなたに好意を寄せている様子が伺えます。年上の落ち着いた男性が行う脈ありサインとも言えるでしょう。彼の優しさが滲み出ているようで、「こんな男性と一緒に居られたらどんなに幸せだろう!」と感じられるくらいだと思います。■まとめいままで、好きな人と目が合うのはどういうことなのか、詳しく見てきましたがいかがだったでしょうか?自分に興味のないい人は見てくれないし、好きな人と目が合うのは意識されてるサインということがわかったと思います。これまでの「好きな人と目が合うのはどうしてなのか?」「目が合うのは脈があるのか?」見極めまでの解説とご紹介を参考に、ふたりのこれからをお楽しみください。(HIKARI/ライター)(ハウコレ編集部)
2019年10月19日どうもこんにちは! のばらです。前回の続きです。追い打ちをかけるかのような夫の言葉。前回の方と同様、きっとまるで悪気のない一言。……いやいやいや! でも夫だもの! 娘たちの父だもの!前回の方とは立場がちがう!!「あなたに男の子の育児の何がわかるの?」「普段仕事で家にいないあなたが娘たちの育児をどこまで把握してるの?」……自分の心に余裕がない時は相手の何気ない言葉ひとつもうまく消化できなくなります。ぐるぐると渦巻く黒い感情。そのとき一番強く私の心を支配してしまったのがまわりが見えなくなってちょっとした孤独みたいなものを感じてました。<次回に続く>
2019年10月18日どうもこんにちは! のばらです。今回は少しさかのぼって末っ子長男が生まれる前のおはなし。公園で声をかけてきてくれた方の言葉。おそらく、すでに大きくなった息子さんがいる方でした。姉妹を育てていて、すでに何度か言われた事のあるこの言葉。そもそもその方は良かれと思って言ってくれているでしょうし、今となって考えると「そーれがうちの子わんぱくなんですよー!」とか笑って答えて育児のアドバイスでも伺えば良かったのかと思うのですが当時、育児に関していっぱいいっぱいだった私は「なんで女の子ってだけで楽だと決めつけるの?」という捉え方しかできなくなっていたのです。<次回に続く>
2019年10月11日4歳と1歳のぷにぷに兄弟を育児中のゆきです! こちらの連載では次男妊娠中のお話を書かせて頂いてます。2話で1人目の時はつわりがなく、ご飯がおいしくて体重が増えたが、2人目の時はつわりで食べられなかったと書きました。▼2人目妊婦は楽じゃない! 第2話今回はそんな1人目と2人目の体重管理の違いについて書かせていただきたいと思います。■多くの妊婦さんを悩ます「体重管理」妊娠中の体重管理ってとても大変ですよね。私は1人目の時、それはもう頑張りました。1人目妊娠前はやせ型だったのですが、2話目で書いたようにご飯が美味しくなりみるみる太り、妊娠4カ月目頃には+6キロに…その時買っていた妊婦向け雑誌の体重管理のコーナーを見ては、 と、全く知らない人の体重を見ては落ち込んでいました。検診の時は…それでも「ここまでは増えていい」と言われたギリギリまで増えてしまい…、助産師さんにかる~く注意されただけで、泣きそうになるほど体重管理に取りつかれていました。結果めちゃくちゃ頑張って最終的な体重増加のリミットであった「+10キロ」で出産しました。■2人目妊娠時はというと…一方、2人目の時はというと、1人目出産後、体重管理から解放された安心感と育児ストレス、運動不足などなどで激太りし、1人目の臨月時の体重(ギリギリ標準体重くらい)で妊娠。そのため、 と思っていたのですが、つわりで痩せ、その後も胃が圧迫されて量を食べることができず、特に制限もなく、妊娠前から5キロも増えずに出産となりました。■「体重管理」については、考えが変わってきている?2人目妊娠中、以前読んでいた妊婦雑誌の新刊が産婦人科においてあり、何気なく雑誌を読んで驚きました。 たまたまかもしれませんが、私が以前読んだときには、本当にびっくりするくらいどの妊婦さんも体重が増えてなかったんです!しかし、2人目妊娠時に雑誌を見たときには、以前見たような「ほとんど増えてない妊婦さん」はいませんでした。思い返せば1人目を妊娠したころは、「体重は増やしたら難産になるから!!」とあちこちで聞いていたように思います。もちろん妊婦さんの元の体型や持病など様々な事情がある場合は、お医者さんの指示で増やしすぎないようにすることは大事だと思いますし、そうでなくとも急に体重が増加してしまうのは、母体や赤ちゃんにもよくないと思います。しかし私自身、1人目のときは雑誌や周りの風潮により、体重管理にストイックになりすぎて辛い思いをしました。だから「体重管理に対して少しゆるくなっているのかな?」という今の雰囲気に少し安心しました。私は2回の妊娠・出産を経験し「増えるときは増えるし、増えないときは増えない」ということを経験しました。1人目の時は周りと比べてしまいあんなにつらかった体重管理、また次妊娠することがあれば考えすぎないように無理をしないようにしたいです。筆者の体験談です。妊娠中の体重管理については、かかりつけの医師にご相談ください。
2019年10月10日4人目の出産当時、長男は小学1年生、次男は年長、そして長女は年少でした。電車で8時間かかる実家へ里帰りをしようか悩みましたが、小学生が長期欠席するのは好ましくないと感じ、夫に1週間の休暇が取れるか相談。幸いにも会社の方の理解があり、1週間ほど休暇をいただき、里帰りせずに出産を迎えました。 夫に家事・育児を任せるのが心配わが家の夫は料理が得意ではなく、作れるものはみそ汁とカレーくらいです。掃除機はかけられますが、洗濯機の使い方や洗剤の量など、細かいことはわからない様子。 また、幼稚園の子どもの持ち物やお迎え時間が曜日によって違うことを、口頭で何度も説明したのですが理解できず……。「お弁当も作れるのだろうか?」とさまざまなことが心配でたまりませんでした。 そこで出産入院中、夫が困らないように家事や幼稚園の支度を細かくノートにまとめたものを用意しておきました。 子どもの精神面も心配!出産入院中の1週間ほどは、私がいない生活になります。子どもたち3人はまだまだ甘えざかりなので「大丈夫だろうか?」と心配になりました。 特に幼稚園児の2人は、ママがどのくらい入院し、どのくらいで帰宅するのかわからない様子。そこで1週間分のカレンダーをつくり、毎日シールを貼っていってもらい、ママが帰ってくるまでの期間を感覚で伝わるようにしました。 さみしくなったときはグズグズしてしまうので、お手紙とシール、小さいおやつを人数分×1週間分、用意して出産に備えました。 「意外となんとかなる」と思えた!夜に陣痛が来た私は、子どもたちが寝ている間に病院に駆け込みました。付き添いもおらずひとりでしたが、私の場合は逆に集中できてよかったと思っています。 私が入院中の1週間、結局、夫は幼稚園をお休みさせて、子どもたちを遊びに連れて行ったようです。普段私は外食をさせませんが、夫と子どもたちはラーメン屋巡りをしたそう。子どもたちはとても楽しそうに報告してくれました。夫は、3人の子どもたちのお世話が想像以上に大変な様子で、日に日に疲れた顔になっていきました。 予想外の外食続きで、栄養バランスが気になりましたが、子どもたちにケガもなく、これまでの夫の様子を考えると、ひとりで面倒を見ていてくれただけでもすごいと感じました。夫自身も子育てをしながら家事をする負担を、身をもって実感したようで、お互いのことを知るいいきっかけになった出産前後でした。著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年10月05日2015年、国立社会保障・人口問題研究所の統計によると、夫婦にたずねた理想的な子ども数は2.32人だったそうです。私も子どもが2人欲しいと思っていましたが、いろいろと悩みました。今回、当時の私が妊娠・出産に前向きになれるようにおこなったことをお伝えします。 2人目が欲しいと考えたときに悩んだこと漠然と2人目が欲しいと感じていた私ですが、真剣に考えていくと巷でも聞かれる「2人目の壁」にぶつかりました。私の壁は、育児への不安と経済的な不安の2つ。夫は転勤がある職種なので、何か困ったときなどに両親に頼れる環境ではありません。私や夫が何らかのトラブルに見舞われたとき、2人の子育てがしっかりできるのか不安でした。 さらに夫は私より7歳年上で、2人目を欲しいと考えていたころは30代後半。これから子ども2人を育てながら教育を受けさせ、先々は自分たちの老後資金も確保しなくてはならないため、経済的に大丈夫なのかととても悩みました。 2人目計画を立てる前におこなったことひとりで考えすぎて、勝手にいっぱいいっぱいになっていた私。これではいけないと思い、悩みを解消するために夫に相談してみました。すると、夫も2人目を望んでいたようで「言い出すタイミングがなかったから話してもらってよかった!」とのことで、びっくり! この一言で、育児が大変になっても頑張れると感じました。ただ、もっと早く相談しておけばこんなに悩まずに済んだのに、と少し後悔しました。 2人目計画を実行するタイミング次に、具体的にいつごろに出産したいのかを話し合いました。わが家の場合、夫の仕事が忙しく、専業主婦の私が育児をほぼひとりでおこなっていたので、引き続き私が子育てに専念しながら幼稚園に通わすせる予定でした。ですから、上の子を入園させる前に出産できたらベストということになりました。その理由は下記の4点です。 ●入園前のほうが幼稚園の行事などに縛られず、出産や子ども2人のお世話に専念できるから●3学年差だと幼稚園や学校の卒業と入学が重なるので、それを避けるためには2学年差がよいと感じたから●出産も子育ても感覚が残っている早めのほうが安心だと思ったから●年が近いほうが子ども同士が仲良くなると思ったから それはまさに、上の子が2歳のそのときでした。そのため、2人目計画を立てたと同時に進め、3カ月目で妊娠し、無事2歳差で2人目を出産することができました。 子どもが1人から2人になると、やはり何かと大変です。でも、喜ぶ夫や上の子が下の子をかわいがる姿を見られたこともあり、育児の負担はそこまで感じませんでした。上の子の成長を感じられましたし、1人目の育児よりもずっとラクに思えます。神様からの贈り物ともいえる妊娠は自分たちの思い通りにいかないものですが、2人目を真剣に望み、そして行動してよかったなと思います。 著者:大鹿恵美9歳、7歳、4歳の三姉妹の母。これまでの育児を生かした体験談を主に執筆中。365日育児と家事と仕事でフル活動だが、夫との毎晩の晩酌とたまのママ友との交流が原動力となっている。
2019年10月02日1人目の出産は難産で、子どもは仮死状態で生まれてきました。私自身も産後はしばらく体調不良が続き、その結果、出産に恐怖を感じるようになり、2人目の妊娠は長い間あきらめていました。そんな私が2人目を考えるようになった経緯をお伝えしたいと思います。 出産恐怖症で2人目はあきらめていた1人目の出産は33時間の難産。苦しみの末に生まれたわが子は、仮死状態で別の病院へ緊急搬送。私自身も体調不良の日々を送り、障害を持つわが子を必死に育てる毎日だったため、2人目の出産は難しいだろうと考えていました。 夜になると夫のほうはせまってくるのですが、出産に恐怖を感じるようになっていたため、2年近く「体調が悪いから」と関係を拒否。2人も育てるのは無理だと考えていました。 1人目の成長とともに自然に2人目を願うようにしかし、障害を持っているとはいえ上の子もだんだんと成長し、手が離れる時間が増えてきました。障害を持たない子より遅くはありましたが歩けるようになり、自分で遊べる時間も増えるなどして、私自身も余裕を持って家事や育児ができるように。 すると、自然に「もう1人、子どもが欲しいな。2人目の出産は、1人目より軽い場合が多いと聞くし、なんとか産んで2人育てることができるかも」と考えられるようになってきました。 排卵時期を計算して計画的に妊娠1人目を妊娠したときは、結婚して2カ月後と早かったため、2人目もタイミングが合えば妊娠という面では心配ないと思いました。 けれど、夫との関係を持つことに対して気持ちが乗らない状態は相変わらず続いている日々。そのため夫には申し訳ない気持ちもありましたが、できるだけ少ない回数の関係で2人目を妊娠したいと考えました。しっかりと排卵時期を計算し、排卵チェックも市販薬でおこなうと、数回の関係で無事に妊娠することができました。 自分の心に余裕がないと、家事も育児も大変なもの。1人目出産後は特に毎日時間に追われてしまいますが、そのうち余裕が出てくると2人目妊娠に対する気持ちがわいてくるかもしれませんね。著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2019年09月19日私は2年半の妊活を経て、第一子を妊娠することができました。生理が来るたびに挫折感を味わい、涙を流したことも少なくありません。いつか2人目の妊活をするときは、「もう子どもが1人いるし、1人目妊活のような重みはないだろう」と考えたりしていたのですが、実際に2人目妊活をしてみると、想像以上につらいものでした。妊娠が判明するまでの1年半、1人目妊活以上に精神的に追い込まれることになり……。私の2人目妊活のつらかった経験談をご紹介します。 妊娠できないつらさをまた味わう…2人目妊活をスタートして3周期ほど妊娠できずに生理を迎えたとき、想像以上に落ち込んでしまいました。まだ始まったばかりなのに、なぜこんなにつらいのだろうと自問自答することも……。理由の1つは、どこかで「1人妊娠できたのだから2人目はすぐに授かれるかもしれない」という甘い気持ちがあったこと。そしてもう1つは、1人目妊活の2年半の延長につらさが積み重なっていくということ。2人目妊活を始めてまだ3カ月でしたが、3年近く妊活をしているような感覚でした。やがて1人目妊活のときよりももっと早い段階で、自分の妊娠しづらい体質に悔しさや劣等感を覚えるようになり……。 周りに妊婦さんが多い環境につらくなる1人目妊活中、友だちの妊娠報告には怯えましたが、外で妊婦さんを見てつらいとまでは思いませんでした。職場はみんな男性だったので、身近に妊婦さんはいなかったのですが、子どもを連れて児童館などに行くと2人目妊婦さんを目にすることが多く……。生理が来て落ち込んでいるとき、他のお母さんのかばんにマタニティマークを発見して「なぜ私は妊娠できないのだろう」と落ち込むこともありました。そして、妊婦さんを見るのがつらくなり、知っているお母さんが妊娠するのではないかと怖くなっていきました。そして次第に児童館すら遠ざけるようになったのです。 子連れで不妊治療に通う大変さなかなか授かれず、1人目同様に不妊治療での通院を考え始めました。そうなると問題になるのが待ち時間です。当然、子どもを連れて行かねばなりませんので、子どもがグズらず待てるのか? と心配でした。うちの子の場合、到底おとなしく待てるとは思えず、なかなか子連れでの通院に踏み切れませんでした。不妊鍼灸にも通いましたが、こちらは子連れ不可。夫の休みを通院にあてることにしたのですが、1人目妊活よりも自由が効かず、思うように通院できないストレスは大きかったです。 1人目の妊活で一通りの負の感情を味わっていたので、2人目妊活中は少し冷静に俯瞰で見ることができました。ですが、生理が来て「ああ、妊娠できなかった」と思う絶望は、1人目だろうが2人目だろうが変わりません。むしろ、通算の回数が多い2人目妊活中のほうが深い悲しみがありました。その後、妊婦さんを見てつらいという感覚は、第二子の妊娠とともにあっさりと消えてしまいました。上の子の幼稚園行事に参加すると下の子を連れてきている保護者は多く、もし今でも妊活中だったら⋯⋯と思うと胸が痛みます。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ひらたかおる二児の母。趣味はメルカリと写真。自分の備忘録と、いつか誰かの役に立つことを願って妊活中からブログを続けている。2018年から、自身の妊活や子育てでの経験をさらに活かすべくライターとして活動している。
2019年09月08日妊娠することは、夫婦にとってとてもうれしいことですよね。そんな妊娠中にちょっと気になるのが、2人の性生活。みなさんにお伝えするのはちょっと恥ずかしいですが、わが家の妊娠中の性生活についてお伝えしたいと思います。 1人目妊娠中、妊娠中期は性生活あり1人目の子どもを妊娠したときは、とにかく幸せでお互いに性行為をしたい気持ちはありましたが、安定期に入るまでは我慢しようと決めていました。 そして妊娠中期、つわりもおさまって体調がよくなってきたころに、自然と性行為をするように。そのときに気を付けたのは、おなかに負担がかからないようにすること、おなかが張ってきたらすぐにやめるということ。無理のないように気を付けました。 だんだんと性行為が負担になる妊娠7カ月を過ぎておなかがだんだん大きくなってくると、赤ちゃんを守りたいという思いが強くなってきて、性欲もなくなり、性行為が負担になってきました。 そこで、夫から誘いがあっても「おなかも大きくなってきてつらいから、赤ちゃんのために一緒にくっついて寝るだけにしよう」と話をして理解を得ていました。産後は産後で体調が悪かったので、しばらくは「体調が悪くてごめんね」と理由は伝えて、断っていました。 2人目妊娠中は性行為なし産後、しばらくは性欲がわかず、赤ちゃんのお世話で精一杯だったのですが、産後1年半くらいしてから、また自然と性行為をするようになり、2人目を妊娠。ただ、今度は1人目のときと違い、上の子のお世話に追われ、疲れ果てて上の子とぐっすり寝てしまうことが多く、妊娠中は性行為一切なしで過ごしました。 時折、夫から誘いがあったのですが、正直に「疲れているし、性欲がわかなくてごめんね」と伝えると理解してくれました。 妊娠中は、ホルモンの関係で性欲がなくなる女性も多いのだそうです。赤ちゃん第一と考えて、ご主人にも理解してもらい、妊娠中は無理のない性生活を送れたらいいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2019年09月06日33歳で第一子を出産し、2人目についても考えていました。育児雑誌やネットの体験談を見ると、年子は大変だとか何歳あけたらいいとか、いろいろな情報が飛び交っています。私は1人目の子をたっぷり抱っこしてあげたかったので、しっかり歩けるようになった1歳5カ月ごろから子作りを開始。しかし、さまざまな事情から2人目を授かることが難しく、結果あきらめることにしたのです。そのときのお話をしたいと思います。 1年の間にすっかりパパとママになった初めての子育ては思ったより忙しく、1年があっという間に過ぎました。私は体力的にも疲れていて、気分的にも2人目を作るという気分にはなれず、1年間以上セックスレスでした。そして性生活を再開したのは、私が授乳を終えた産後1年2カ月を過ぎたころです。授乳が終了したことで夜中に起きる回数も減り、体力的にも余裕ができましたが、気持ちの切り替えが難しかったのを覚えています。1年の間に夫と私はすっかりパパとママになっていたのです。 2人目が欲しい…でも妊娠せず…それでも2人目が欲しかったので、1人目が1歳5カ月になったころから子作りを開始しました。排卵日を計算してタイミングを合わせたり、冷えや食べ物にも注意したりしました。けれどなかなか妊娠しなかったのです。私の場合、1人目をのときは妊活開始から半年で授かりました。妊娠経験もあるし、2人目もすぐに妊娠するだろうと根拠のない自信をもっていたのですが、なかなか妊娠しない状況に焦りました。そのときの私の年齢は35歳。1人出産したからといって、2人目をすぐに授かれるとは限らないんだと当たり前のことに気づいたのです。 2年で妊活をやめた毎月来る生理にがっかりしながら妊活を続けました。不妊治療はしないと決めていたので、生活習慣の見直しや食生活改善、そして基礎体温をつけたり、排卵検査薬で妊娠しやすい時期を測ったり、できる範囲で妊娠に向けて夫婦で頑張りました。 しかし2年経っても妊娠には至らず、毎月がっかりするのに疲れてしまい……。妊活をやめることはとても勇気がいりましたが、精神的につらくなっていたので夫に打ち明けると、「そんなに悩ませてごめんね。いいよ」と言ってくれました。その後は2人の気分で性生活を営なみ、妊娠だけを目的にすることはなくなりました。2人目は授かれませんでしたが、いい夫婦関係を築けたので2人目の妊活をしたことはよかったと思っています。 1人目を妊娠・出産したからといって2人目がスムーズにできるとは限らないという事実を突きつけられ、心が折れそうになりました。結果として2人目の妊娠はありませんでしたが、妊活を通して夫婦でさまざまなことを考え、さらに絆が深まったことはよかったと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年09月05日わが家の長女は障害を持っています。そのため私自身、その後の妊娠や出産に対して恐怖心を持っていました。それでも、2人目を産みたいと決意。次女が生まれた日、長女の姿を見て、産んでよかったと心底感じたときの話をお伝えします。 2人目を産むかどうか悩む日々1人目出産時は33時間におよぶ難産で、母子ともに危険な状態に陥りました。なんとか命は取り留めたものの、長女には障害が残り、私も自律神経失調症や原田病などを患いました。 そのため、妊娠や出産に対する恐怖心があり、なかなか2人目を授かりたいという思いになれないまま、日々が過ぎていきました。しかし、自分の年齢的なことや、長女がひとりっ子のままでいいのかと考えたとき、徐々に2人目出産に向けた気持ちが沸いてきました。 赤ちゃんの誕生を楽しみに待つ長女「今度出産するときは、命を落とすかもしれない。また障害を持つ子が生まれるかもしれない」という不安を抱きつつも、長女にきょうだいを産んであげたいという気持ちが強くなり、2人目の出産を決意しました。 そして、すぐに妊娠。先生とよく相談し、家族にも産後のフォローをお願いしました。そのころ、長女は2歳。「お姉ちゃんになるんだよ」と何度も伝えると、私のおなかを触ったり声をかけたりして、赤ちゃんの出産をとても楽しみにしていました。 2人目を産んでよかった!妊娠後期、長女は「赤ちゃんのお世話をしたい」と言って、人形で赤ちゃんのお世話の練習をしていました。出産当日、家族と一緒に長女も産院へ。「もうすぐお姉ちゃんになるね」と話すと、ニコニコとしてうれしそうにはしゃいでいました。私自身も「2人の子どものために頑張ろう」と勇気が出ました。 そして出産。待ちに待った赤ちゃんとのご対面。不思議そうな表情で、赤ちゃんを見つめる長女。 長女は赤ちゃん返りをするときもありましたが、ぐんとお姉さんらしくなって、赤ちゃんのお世話を一緒にしてくれました。やさしく赤ちゃんの頭をなでたり、妹を思いやる姿はほほえましく、きょうだいを産んでよかったと心底感じました。著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2019年09月02日子どもと一対一だった1人目のときとは違い、子どもが2人いる生活の中での子育ては忙しくて大変! そんな忙しい日々のなかで、2人目育児で忘れがちなこととその対処法を私の経験からご紹介します。 ついつい忘れちゃう! 身体測定1人目のときは、機会があれば何度も測っていた子どもの身長や体重。2人目となると上の子のお世話もあり、なかなか測る機会がなくて忘れがちです。 私は、地域の子育て支援センターに行った際、上の子が遊んでいるすきに下の子の身長・体重を測ってもらっていました。支援センターでは、測定結果をメモ用紙に書いて渡してくれたので、それを取っておいて、時間ができたときに母子手帳に書き写していました。 上の子より少ない!? 写真撮影撮影した写真の枚数が少なくなってしまうことも、2人目あるあるではないでしょうか。初めての赤ちゃんで、写真もたくさん撮っていた1人目とは違い、2人目は少なくなりがち。せっかくのかわいい時期を記録に残さないのはもったいないですよね。 上の子が下の子と遊んでいるときを逃さず写真におさめれば、きょうだいの思い出にもなり、一石二鳥。忘れがちなことですが、スマホなら気軽にすぐ写真が撮れるので便利ですね。 もったいない! おさがりグッズの出し忘れ年齢差のあるきょうだいに、特に多い忘れがちなこと。それは上の子のおさがりグッズの出し忘れです。私自身、食器棚の奥にしまっておいたマグや食器などの存在をすっかり忘れ、下の子用を新しく購入したあとに発見。「もったいないことをした~!」と後悔したことがありました。 グッズを購入するときは上の子のおさがりがなかったか、よく考えてから購入することをおすすめします。洋服はタイミングを逃すと着られなくなったりするので、お気に入りだった洋服は少し大きくても下の子に使っています。 2人目育児は、第一子とは違った大変さがありますが、新しい楽しみもたくさんあります。忘れがちなことに注意するともっともっと楽しめると思います。著者:千倉美波二児の母。商社にて営業、商品開発、事務を経験後、専業主婦に。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年08月31日