CP+は「カメラと写真映像のワールドプレミアショー」というだけあって、主役は何といってもデジタルカメラ、レンズ、周辺機器、ソリューション、各メーカーだ。とはいえ、華といえばやっぱりコンパニオンのみなさん。会場を彩り、来場者には華を、取材陣にはいっときの癒やしを与えてくれる。CP+2015のコンパニオンさんフォトギャラリー、第1弾に続いて第2弾をお届けしよう。
2015年02月14日CP+2015のエプソンブースでは、メガネ型ウェアラブルデバイスのスマートグラス「MOVERIO」や、お約束のプリンタ展示のほか、デジタルカメラ向けの高精細な電子ビューファインダーパーツを展示していた。スマートグラスのMOVERIOは多くのデモ機を用意しているものの、常に数十分待ちと人気だった。また、写真とのコラボレーションとして、西野壮平氏の「Diorama Map"Amsterdam"」の画像をキーとしたデモも行われていた。プリンタに関しては、2104年11月に発売された、エプソンプロセレクション「SC-PX5VII」を中心とした展示だ。SC-PX5VIIは、プロ写真家やアマチュア写真愛好家向けのA3ノビ対応モデルで、モノクロだけで4本のインク(ライトグレー、グレー、ブラックまたはマットブラック)を使用しているのが特徴だ。エプソンプロセレクションシリーズのプリンタは写真印刷の表現力に定評があり、このジャンルのプリンタでは他社をリードしている。また、自社用紙だけでなくサードパーティ用紙のサンプルも展示し、作品を仕上げるための製品としてアピールしていた。○微細&高精細な電子ビューファインダー「ULTIMICRON」エプソンは、精密部品メーカーとしても世界有数の企業だ。CP+のブースでは、電子ビューファインダー「ULTIMICRON」を強くアピールしていたのも印象的だった。現在、0.48型236万ドットの電子ビューファインダーを搭載したカメラが市販されているが、さらなる挑戦として、4つの参考展示とデモが行われていた。参考展示は、大きさへの挑戦として0.3型のディスプレイ(解像度はVGA)、より精細な表示としてSXGA(441万画素)、色再現性の向上、高fps(120fpsで従来の60fpsから2倍)が行われており、すべて実際に確認できるものであった。そして「電子ビューファインダーは表示の遅延があるのでは?」という懸念を払拭するため、実際に動いている物体を撮影し、電子ビューファインダーでリアルタイムに見られるデモがあった。見た範囲でいえば、ほとんど遅れのない映像を表示できている。
2015年02月14日2月12日から神奈川県・パシフィコ横浜で開催されている「CP+2015」。コシナブースでは、今年も「カールツァイス」ブランドと「フォクトレンダー」ブランドを展示している。カールツァイスが白、フォクトレンダーが黒を基調としたブース構成だ。○カールツァイスのエリアでは「Otus 1.4/85」を展示昨年(2014年)のCP+は「Otus 1.4/55」に燃えたが、今年は中望遠レンズの「Otus 1.4/85」をガラスケース展示。奥のスタッフがいるカウンターに行くと、自分のカメラに取り付けて試用できた。レンズ構成は「Otus 1.4/5」がディスタゴンだったが、新作の「Otus 1.4/85」はプラナータイプの9群11枚となっている。価格は49万円。単焦点レンズながら、重さが約1.1kgもある。フィルター径は86mmと、どれも一般的な望遠単焦点レンズとは異なる製品だ。○フォクトレンダーは「NOKTON F0.95」シリーズの超広角レンズフォクトレンダーのコーナーでは、マイクロフォーサーズ用のF0.95という非常に明るいNOKTONレンズに、焦点距離10.5mmという超広角レンズが展示されていた。この製品も、スタッフのいるカウンターで実機を見られ、自分のカメラで試用できた。10.5mmの焦点距離は35mmフィルム換算で21mmとなり、このシリーズで最も広角なレンズになる。○VMマウントの15mm超広角レンズVMマウントシリーズでは、画角が110度と超広角な「SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III」を出展。後玉に非球面レンズを搭載している。このほか、ZMマウントの「Distagon T*1.4/35 ZM」や、Vintage Lineの「ULTRON 35mm F1.7 Aspherical」などが目についた。
2015年02月14日2月12日から神奈川県・パシフィコ横浜で開催されている「CP+2015」。ケンコー・トキナーは新しく発表されたレンズ(2製品)を展示し、カメラボディに付いた状態で手に取ることができた。ただし、まだ開発途中とのことで、自分のカメラに付けて試すことはできなかった。○久しぶりにリニューアルした「AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX」トキナーブランドとしては久しぶりにフルモデルチェンジとなった。大口径標準ズームの発表は、実に十数年ぶりだという。「AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX」は手ブレ補正などの機能は搭載せず、画作りに注力したとのこと。そのためか、トキナーらしく質量は約1kgと重めである。○11-20mmでF2.8の明るいレンズ「AT-X 11-20 PRO DX」は、「AT-X 116 PRO DXII」の上位モデルだ。11-16mmのAT-X 116 PRO DXIIより少し望遠側を広げた11-20mmのズーム幅となっている。○映像用レンズも展示ケンコー・トキナーは最近、映像用機器のレンズも手がけるようになった。一眼レフ用レンズの工学系はそのままに、絞りやフォーカス、ズームをすべてレンズ側で調整できるようにしたものと考えてよい。基本的にはマニュアル操作だ。マニュアル調整リングを付けるために、内部の構造が一眼レフ用レンズより複雑になるという(最近の一眼レフ用レンズは電子制御が一般的で、マニュアル調整リングが少ない)。
2015年02月14日●"写真"に革命をもたらす次世代カメラパシフィコ横浜で開催されている「CP+2015」へ行くために「みなとみらい」駅の改札を出たオレをまず驚かせたのは、クイーンズスクエアの天井にぶら下がる大きなスヌーピーだ。オレはスヌーピーには敏感なのだ。そして、子供が周りを走り回ったり、特撮ドラマ(「仮面ライダー」か?)の撮影が行われていたり、パシフィコ横浜に到達するわずか数分の間に、さまざまなものが襲いかかってきた。めまぐるしい街だ。パシフィコ横浜に着くと「ああ、今年も来たなあ」という感慨がある。この季節には、何年もこのパシフィコ横浜に足を運んでいるのだ。今年、CP+2015でオレを待ち受けていた興味深いアイテムを紹介していこう。○ピント位置を撮影後に変えられる次世代カメラ「LYTRO ILLUM」米LYTRO社は撮影後にピント位置を変えられるカメラのメーカーとして有名だ。LYTROが最初に作ったカメラは筒状のトイカメラのようなものだったが、その後の進化によって誕生したのが「LYTRO ILLUM」(ライトロイルム)だ。LYTRO ILLUMは焦点距離30-250mm(35mm判換算時)の光学8倍ズームレンズを搭載し、一般的なユーザーが十分満足して使える程度の焦点距離をカバーしている。レンズ部分はよくあるコンパクトデジタルカメラと比較すると長く、サイズはズームレンズを装着した一眼レフという感じ。ただし、重量は940gなので見た目ほど重くない。この大きなボディの理由は、4,000万「レイ」(画素ではない)の「ライトフィールドセンサー」を搭載しているからだとか。このセンサーが光の強さや色に加えて、光の"方向"(光線)の情報も記録する。そのため、撮影後に写真のピント位置や絞りを変えられるほか、3D映像も生成できるのだ。ちなみに、多くのデータを記録するせいで、1枚の画像データが50MBにもなってしまう。ピント位置の変更は、背面モニター(タッチパネル式だ!)での再生時にも行えるし、パソコンやタブレットから専用アプリを用いても行える。LYTRO ILLUMは、カメラにとって"フォーカス"とは、ひいては"写真"とは何なのか? という概念を根本から変えてくれそうで、強いインパクトを持つ未来的なカメラだ。○自分で組み立てられるカメラ「KONSTRUKTOR」現在、多くの人がデジタルカメラを使っているが、なかば趣味的にフィルムカメラを使う人も存在する。ある意味究極といってもいい、自分で組み立てられるフィルムカメラが、ロモグラフィーの「KONSTRUKTOR」だ。まるでプラモデルを組み立てるように、自分でパーツをネジ止めして組み立てていくと実際に使えるカメラが完成する。組み立てに要する時間はだいたい1~2時間だという。サイズはコンデジ程度だが、なんといっても軽い。ちなみにレンズもプラスティックで、焦点距離50mm・絞りF10というスペック。シャッター速度は1/80秒固定で、バルブモードも持っている。固定焦点で0.5m~∞にピントがあう。富士フイルムの「写ルンです」と似た仕様、という感じだろうか。いや、現在の「写ルンです」にはフラッシュがあるから、ちょっとだけ遅れをとっているかもしれない。もちろん「写ルンです」は自分では組み立てられないが。自分で組み立てるカメラというのは斬新だし、価格も3,790円(税別)と気軽に楽しめそうなのがいい。○歴史の影に消えていたレンズの復活「ペッツバール」正確に再現するのが写真の正義、という潮流が昨今あるようにオレは思う。そんな流れに押されてか、一時期は消えていた「ペッツバール」というレンズをロモグラフィー社が現代に復活させたのが、「LOMOGRAPHY PETZVAL LENS」だ。最近は「美しいボケ味」を重視する人が多いが、このペッツバールレンズでは背景がぐるぐると渦を巻くようにボケる。独特な味を持っているのだ。再現性が低いせいか、しばらくは歴史の表舞台から消え去っていたのだが、その特性を楽しみたいということで、ロモグラフィーがペッツバールを現代によみがえらせたらしい。実際に渦巻きボケの写真を見ると、これが実に美しい。ちなみにレンズの焦点距離は85mmでポートレート向けだ。ペッツバールのアイデンティティはその渦巻きボケの写真だけに限らない。レンズの鏡筒はレトロな真鍮製で、時代を感じさせてくれる。"持つ喜び"もたまらないだろう。ちなみに、マウントはキヤノンのEFマウント用とニコンのFマウント用を用意する。アナログでもデジタルでもOKなので、幅広いユーザーが楽しめる。●まだまだ行くぜ! CP+でオレを待ち受けていたおもしろアイテム○カシオブースにて発見! セルフィーで使いやすそうな「EX-ZR1600」多くのカメラがレンズだの画質だの連写速度だの、と撮影性能をアピールするなか、「セルフィー撮影で使いやすい」というわかりやすいアピールで、オレが気に入ったのがカシオのコンデジ「EX-ZR1600」だ。背面モニターが180度チルトするカメラも最近多くなった。ただし、これは単に"チルトできる"というだけだ。EX-ZR1600では背面モニターが"シャキッ"と"パキッ"と気持ちよくセルフィーポジションにチルトする。さらにカメラ前面にシャッターボタンを持ち、セルフィー撮影時にも押しやすい。Bluetooth Low Energyで常時スマートフォンと接続し、シャッターを切ると撮影画像をWi-Fiで自動転送するのだ。これは最近のセルフィー流行に乗ったすばらしい仕組みといえる。画像処理エンジン「EXILIMエンジンHS Ver.3」搭載で、動作レスポンスが極めて快適なのもいい。○CDの音を美しく再生するウッドコーンマジック - ビクターカメラ・写真のイベントなのに、なぜかCDコンポも展示されていた。それがビクターのウッドコーンスピーカー搭載コンポ「EX-B1」だ。このモデルは市販されておらず、イベントごとに台数限定で販売されているという特殊なものだ。今回は15台限定で販売するということだった。ウッドコーンスピーカー搭載機のなかでも、極めてハイレベルな機器だそもそも、ウッドコーンスピーカーって何? という話になるが、これは"ウッド"と名前にある通り、木製の振動板をつかったスピーカーだ。振動板を木にすることで、より自然な音を再現する、とされる。ビクターは音楽CDなどを作成する録音スタジオ(ちなみに本社の裏にある)を持っている。そこの録音エンジニアたちは、最終的な音の仕上がりをチェックするために、コンシューマー機器としてウッドコーンスピーカーを使っている。ブースでは音楽CDを再生していたが、こんな小さなスピーカーで、しかもCDを再生しているとはとても思えない音を出していた。このハイレゾオーディオ全盛の時代にも、「いいと思える音」を感じさせてくれるのは素晴らしい。何か、目の前で楽器が演奏されているかのように音の響きを感じてしまうのだが、これはPCM音源というよりもDSD音源のフィーリングだ。これがウッドコーンマジックだろうか。○写真はどこに行くのか?さて、「写真はどこに行くのか?」ということをしみじみと考えさせてくれたのが今回のCP+だ。かつて、絵画が写真の登場によって、その記録的な意味やバリューを失ったように、記録的な意味での写真も、もはや1つの到達点に達した気がする。ペッツバールのような、"写実"的ではなく"アート"的なレンズが復活したというのも、それが何かしらのターニングポイントを過ぎたことを感じさせてくれる。現在、一般的な静止画よりも多くの情報を記録するLYTRO ILLUMは、静止画から一歩進んで「空間を記録する」と称する。今回は取り上げていないが、パナソニックは4K動画から静止画を切り出す「4Kフォト」を大きく打ち出している。そんな流れのなかで、これから静止画を記録するためのカメラはどうなっていくのだろうか?この先、過去を振り返ることがあった時に、「そういえば、あの頃が1つのターニングポイントだったな」と思うような時代がまさしく"現在"なのではないか? とオレは考えている。
2015年02月14日2月12日から神奈川県・パシフィコ横浜で開催されている「CP+2015」。シグマのブースでは、先日発表された単焦点コンパクト「SIGMA dp0 Quattro」をはじめ、artラインの「24mm F1.4 DG HSM」などが展示されている。○孤高のコンデジ? 「SIGMA dp Quattro」シリーズSIGMA dp Quattroシリーズは、撮像素子にFoveon X3の最新モデル「Quattroセンサー」を搭載した高級コンパクトカメラだ。基本的なデザインや操作性などは共通であり、単焦点レンズの焦点距離を変えたラインアップとして、現在は「SIGMA dp1 Quattro」と「SIGMA dp2 Quattro」の2モデルが発売されている。先日発表された「SIGMA dp3 Quattro」は会場で手に取って使うことができた。同じく先日発表の「SIGMA dp0 Quattro」は、ガラスケース内の展示だったが、レンズの大きさからすぐにSIGMA dp0 Quattroだと分かるだろう。○フルサイズカメラに対応した24mm F1.4 DG HSMF1.4の明るさを持つ「24mm F1.4 DG HSM」は体験コーナーにある。F1.4のレンズは現在、35mmと50mmが発売されており、いずれも画質には定評がある。このレンズも同様に画質優先のため、大きなサイズと重い本体は仕方ないところだろう。○Contemporaryラインの超望遠ズームレンズ「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」も先日発表されたレンズだ。すでに発売されている「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports」は、同じ焦点距離で超音波モーターや手ぶれ補正機構などの機能も同じだが、Sportsラインなので堅牢性や高い防水性などが相違点。レンズ構成も異なるため、画質も同じではないという。ただ、ほぼ同じ機能を10万円程度安く手に入り、質量も軽いので、用途によってはContemporaryラインを選ぶ人も多いだろう。2製品とも体験コーナーにあり、比べてみることができた。○交換レンズ体験コーナーCP+のシグマブースではおなじみになった交換レンズ体験コーナーは、シグマのレンズを自分のカメラに付けて使い勝手などを体験できるコーナー。カメラ店で展示されていない、または展示する店舗がすくないレンズを試せる貴重な場だ。シグマの製品はすべて日本国内で生産されている。もっとアピールしてもいいように思うが、ブースでは技術を紹介するコーナーにひっそりとその表記が。
2015年02月14日ワコムは、神奈川県・パシフィコ横浜で行われているカメラと写真映像のワールドプレミアムショー「CP+(シーピープラス) 2015」にて、5人のプロ写真家によるペンタブレットを使ったフォトレタッチセミナーを開催している。会期は2月15日まで。入場料は1,500円(公式サイトで事前登録を行うと無料)。ここでは、その中の「Cintiq 27QHDを使った画像処理とプリントの極意」の様子をお届けする。同セミナーに登壇したのは、トッパングラフィックコミュニケーションズプリンティング・ディレクターの小島勉氏。写真、イラスト、文化財など、さまざまなジャンルのアート表現に携わり、写真家から絶大な信頼を寄せられるプロフェッショナルプリンターだ。同氏は、写真データをプリント作品に仕上げるためのプロのテクニックを紹介した「2000年ぐらいからインクジェットのプリンターを使った作品づくりに携わっています。最近では文化財の複製・復元にもインクジェットプリンターが使われるなど、その適用分野がどんどん大きくなってきているのを感じますね」と語る小島氏。小島氏も現在ワコムのペンタブレットを使っているが、手元にあるのは板型の旧バージョン「Intuos3」。今回のセミナーにあたり、最新モデル「Cintiq 27QHD touch」を使っての作品制作に取り組んだところ、「作業効率がかなり良くなりました」とコメントした。これまで板型のペンタブレットを使っていたこともあり、「普段と違う使い方ができるようになり、作画作業がとても楽しい」という所感を持ったという。そのほか、「27インチの大画面だと、A3サイズが100%通常表示できる上に、ツールバーも表示できるので操作性がいいですね。「タッチ機能」をONにすると指先で画面を拡大したり、そして回転したりと自由に写真を動かすことができるので、写真と新しい向き合い方も楽しめると思います」と、27インチの画面のメリットも語った。また、「Cintiq 27QHD touch」より新たに搭載されたワイヤレス型のリモコン()についても「より非常に作業性が向上したと感じました。以前は本体に組み込まれていたわけですが、リモコンになったことで、使いやすい位置で作業ができますし、充電2時間で160時間使えるのもいいですね」と好感触。「自分はPhotoshopを使うことが多いので、ボタンのほとんどをPhotoshopのショートカットに当てています。このようにカスタムした設定をワコムクラウドで共有できるのが大変便利なので、お使いの方は利用してみみるのもオススメです」と、実地における機能の活用を紹介した。そのほか、タッチペンに関して、「僕は作業中、常にペンをしっかり握っているのでボタンは全て非アクティブ、という特殊な設定で使っています。特に筆圧をしっかり感知する、バネのついたストローク芯がいいですね。筆圧をかける方なので軽く押さえるとほそく、ぐーっと書き込むと太くなるような設定にしています。それによって手の動きや感覚に近いペンの操作ができます」とコメントした。そして話はセミナータイトルの「プリントの極意」へ。「デジタルデータは当然のことながら、モニターで見たものをプリントします。画像処理(レタッチ)のキモは「レタッチは画像(データ)の破壊である」ということをしっかり頭にたたき込んでいくことです」と言及。「つまり、レタッチの作業はなるべく最小限に抑えていきたいわけですが、そのためにはきちんとした機材をそろえるというのが大切です。特に「正しく」みえるモニターや、カラーマネジメントに適した機材をそろえるのが一番の近道ですね」と、レタッチはなるべく抑え、「正しい」画像を表示できる環境が大切であると語った。「Cintiq 27QHD」は、ハードウェアキャリブレーション機能を搭載し、正確な色表現を実現することができることになったのも大きな特徴。これにより、多くのクリエイターの作業効率を向上するだろうと小島氏は話す。ここからはいよいよ「印刷」工程へ。「プリントの際は、Photoshopの[表示]→[校正設定]→[カスタム]から[シュミレーションするデバイス]をクリックし、プリントするプリンターを選択すると、該当プリンターでプリントした場合の仕上がり色で表示されます」とプレビュー方法を解説し、「色を見るために都度都度出力して確認&調整するのは大きな無駄です」と断言。「A3サイズともなると1枚出すのに時間もかかるし、コストもばかになりません。モニター上である程度正確に確認することができれば、その両方が節約できるので作品を作り込んでいくためには重要だと思います。また、安定した観察光源で評価することも大事です。正しい色を見るためには「色評価蛍光灯」というものがあります。ディスプレイとプリンタの出力結果の色を合わせたい!というときはカラーマネージメントに対応した適切な照明環境を整えることも考えるべきでしょう」と、出力後の照明環境についても整えるべきとコメントした。「色評価蛍光灯」は5000円くらいのお手軽なものから本格的なもの、LEDタイプのものもあるので気になる方は入手を検討してみてほしい。また、ワコムブースでは同社のペンタブレット製品を体験できるコーナーも設けられ、Windows OS搭載のクリエイティブタブレット「Cintiq Companion 2」(2月20日発売予定)や、本セミナーでも用いられた27型QHDの液晶パネルを搭載の液晶ペンタブレット「Cintiq 27QHD touch」(2月13日発売)などの新製品を体験できる。来場者にはワコムユーザーが多く見受けられ、「(Cintiq 27QHDの)大きさに驚きました。手で操作したり、画像を動かしたりできるのもすごく感覚的でいいですね!画面もとてもきれいだし、そろそろ板(Intuosユーザーだった模様)から切り替えたいかも…」と話していた。
2015年02月14日2月12日から神奈川県・パシフィコ横浜で開催されている「CP+2015」。タムロンはタッチ&トライコーナーをブースの中心に配置し、一眼レフ向けの交換レンズを多くの人が手に取れるようにしている。○15-30mmの超広角ズームレンズ2014年12月に発売された「SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD」がひとつの目玉。35mmフルサイズ対応の超広角ズームレンズで、このクラスでは初めて手ブレ補正機構を搭載しているのが特徴だ。現在は生産が追い付かないほどの人気という。○16mmからの高倍率ズームレンズタムロンはフィルムカメラ時代から、高倍率ズームレンズで高い評価を得ているメーカーだ。その最新モデルが「16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO」で、広角端が16mm、望遠端が300mmの18.8倍ズーム比率を誇る。こちらもタッチ&トライコーナーに各メーカー用レンズが用意されていた。○最高画質の超望遠ズームも「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD」も、2013年12月にキヤノン用、2014年4月にニコン用が発売されて注目を集めた製品だ。ブース中心あたりに展示されているが、超望遠レンズのため、ここではその良さが分かりにくいかもしれない。そこで、会場を見下ろす場所でも(ブース隅にある階段を上がる)、この製品を試用できるようになっていた。ここならある程度は遠くまで見渡せた。ちなみに、超広角ズームレンズの「SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD」も試用できるようになっている。○レンズクリーニングコーナーCP+のタムロンブースではおなじみのレンズクリーニングサービス。タムロンレンズを持参すると、レンズとボディ部を無料で掃除してくれる。
2015年02月13日神奈川県・パシフィコ横浜で2月12日から15日まで開催中の「CP+2015」。国内最大級のカメラの祭典であり、大手メーカーのみならず、様々なカメラや写真・映像関連メーカーがブースを出展している。そんななか、「LYTRO」ブースでは撮影後にピントを変えられるという、これまでにない機能を備えたデジタルカメラ「LYTRO ILLUM」(ライトロイルム)が展示されている。ブース内にはジオラマが設置され、実際にLYTRO ILLUMを試用することも可能。写真家によるトークショーも賑わいを見せている。○実際にブースでLYTRO ILLUMを体験してみたLYTRO ILLUMの特徴をざっくり説明すると、撮影した後からピント位置を自由に変更することができるデジタルカメラ、ということになる。スマートフォンなどでよくある「背景をソフトウェア処理でボカす」のとはちがって、光学的に「ちゃんとしたボケ」(何だか微妙な表現だが……)を自由に得られるのだ。撮影後には、ピント位置だけでなく絞りもF1.0からF16まで変更できる。なお、撮影時の絞りはズーム全域でF2.0固定だ。レンズ交換はできず、固定式となっている。ボディはカメラらしくはあるものの、グリップや液晶画面が斜めになっている個性的なデザイン。まさに"未来のカメラ"といった出で立ちで、個人的にはものすごくかっこいいと思う。レンズの青いラインもどことなく未来チックだ。肩に斜めがけして観光地を闊歩したい。レンズが巨大なので重そうに見えるが、重量は940gで見た目ほどでもない。レンズを装着した状態の一眼レフエントリー機と同じくらいだ。グリップの持ちやすさとも相まって、軽快に撮影を楽しめそうだと感じた。ブースにはジオラマが設置されており、LYTRO ILLUMを体験できる。操作などでわからないことは、その場にいるスタッフが丁寧に説明してくれるので安心だ。ちなみに、シャッターボタン脇の"LYTROボタン"を押すことで「深度オーバーレイ」モードとなり、ライブビュー画面内の被写体にリフォーカス(再合焦)できるかどうかを表示してくれる。具体的には、被写体のオレンジとブルーで縁取られた部分には、撮影後にピントを合わせられる。「撮影した後にピント位置を変更する」。文章で書くとそれだけのことだが、今後、写真の歴史に革命をもたらしかねない機能だ。ひょっとすると、CP+2015のLYTROブースこそが「未来」につながる入り口かもしれない。
2015年02月13日国内最大級のカメラ展示会「CP+2015」がパシフィコ横浜にて開幕した。開催期間は2月12日~15日までの4日間で、初日から多くのカメラファンが詰めかけた。ここでは富士フイルムのブースを紹介しよう。○X-T1にX-A2、最新レンズを試せる富士フイルムといえば、レンジファインダースタイルで多くのファンを獲得した「X」シリーズが目に浮かぶ読者も多いハズ。もちろん、今回の展示においてもXシリーズが主役となっており、ブースの中心にはXシリーズのさまざまなボディにレンズを装着して楽しめるタッチ&トライコーナーが設けられている。2月26日に発売が予定されている「X-A2」をはじめ、最新の交換レンズである「XF56mmF1.2 R APD」「XF16-55mmF2.8 R LM WR」「XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR」など、最新機種に触れたい人にとってはまたとないチャンスだ。X-A2のボディ形状は、前モデルのX-A1からさほど変更されていないが、レンズキットに同梱される「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II」は設計が一新されており、最短撮影距離が15cm、レンズ前から約7cmのマクロ撮影が可能になっている。ダブルズームレンズキットに同梱される望遠ズーム「XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II」も光学式手ブレ補正が約3.5段に強化されており、さらなる使い勝手の向上が見込める。ちなみに、タッチ&トライコーナーでは、先着順で2月13日と15日は「Xシリーズ特製Tシャツ」、2月14日は「ミニチュアカメラコレクション X-T1」のプレゼントも用意されている。こちらは無くなり次第終了予定ということだ。○インスタント写真が楽しめる「チェキ」も富士フイルムは社名の通りフイルムを製造している数少ないメーカーであり、そこにはこだわりがある。誰もが手軽にインスタント写真を楽しめる「チェキ」シリーズはその一つで、今回も関連製品を数多く展示。ワイド写真が撮れる「“チェキWIDE”instax WIDE 300」、Xシリーズやスマホから無線でインスタント写真をプリントできる「“スマホ de チェキ” instax SHARE SP-1」を体験できる。○デジタル写真をカンタン整理できる新開発製品そのほか最新製品の展示としては、PCがなくても撮影した画像を簡単に整理・保存できる「Wonder Photo Box」が目を引いた。デジカメやスマホ、タブレットから画像を読み込み、それを独自技術「Image Organizer」で撮影日、撮影場所、被写体ごとに自動振り分けし、よい写真を三つ星評価でオススメしてくれる。そのほか、フォトブックの簡単作成機能やネットでのプリント注文、オンラインストレージへのバックアップ機能などが予定されている。こちらの製品は5月の発売を目指して鋭意開発中とのことだ。
2015年02月13日CP+は「カメラと写真映像のワールドプレミアショー」というだけあって、主役は何といってもデジタルカメラ、レンズ、周辺機器、ソリューション、各メーカーだ。とはいえ、華といえばやっぱりコンパニオンのみなさん。会場を彩り、来場者には華を、取材陣にはいっときの癒やしを与えてくれる。CP+2015のコンパニオンさん、さっそくフォトギャラリー第1弾をお届けしよう。
2015年02月13日カメラと写真映像の情報イベント「CP+2015」が、今年もパシフィコ横浜で開催。マウスコンピューターのブースでは、写真家向けの高性能デスクトップPC「MDV For Photo」を展示していた。「MDV For Photo」は、"カメラには詳しいが、PCには詳しくない"ユーザー層に向けた製品で、写真家の可能性を広げる最適な構成を提供してくれるというもの。特徴としてはまず、高性能パーツによる処理速度の速さだ。搭載されているカードリーダーはUSB3.0に対応しており、転送速度は従来のUSB2.0に比べて最大10倍以上違うので取り込みにかかる時間が飛躍的に短縮される。スタンダードモデル「MDV-GZ7000S-DP」では、CPUにIntel Core i7-4790K (4.0GHz)、メモリにPC3-12800 32GBを採用しており、負荷のかかるRAW現像も短時間で処理することが可能だ。また、ストレージは高速SSDと大容量HDDを組み合わせることで、軽快な動作と日々蓄積されていく膨大な写真データの保存を両立させている。大容量HDDは本体前面にリムーバブルドライブとして搭載されているので、PCケースを開けずに簡単交換できるところもポイントだ。もうひとつ、写真家にとってもっとも悩むのがプリントにおける色再現だ。色再現のズレをなくしてしっかりとカラーマッチングできるよう、Adobe RGBキャリブレーションに対応したEIZO製24.1型ディスプレイ「EIZO CX241-CNX」、広色域印刷に対応したキヤノン製プリンタ「PIXUS PRO-10」とのセットプランも用意されている。ブースでは「MDV-GZ7000S-DP」が展示されており、約3年前の旧型PCと比較して操作を体験することができる。
2015年02月13日カメラと写真映像の情報イベント「CP+2015」が、パシフィコ横浜で2月12日から15日まで開催中だ。このイベントではカメラのみならずモニターやテレビ関連の展示も行われている。筆者は「4Kモニター」とNHKの「8Kテレビ」のブースをチェックしてきた。○カメライベントで、なぜ4Kモニターか?さて、カメラ関係のイベントでなぜ4Kモニターの展示なのだろうか? 一般的なフルHDモニターの解像度は1,920×1,080ドットに過ぎず、高画素化が進む現在のデジタルカメラの画像を表示するには実は力不足。そこで、4Kモニターなら自分のデジタルカメラで撮影した写真などをもっと美しく楽しめますよ、ということで4Kモニターの出展があるというわけだ。このブースでは、ユーザーが持参したSDメモリーカード内の画像を4Kモニターで見られる。そのほか、写真家が撮影した写真を4Kモニターで見られる「4Kフォトギャラリー」が行われていた。○4Kの次を見据えた8KテレビNHKによるスーパーハイビジョン、いわゆる8Kの映像デモでは実際に大画面の8Kテレビが設置され、多くの人々の注目を集めていた。残念ながら、この8K映像は撮影禁止ということで写真は掲載できない。ちなみに8Kテレビの技術スペックの表示では、音響が「22.2ch」のオーディオであると明記されており、音響的にもハイスペックなものであることがわかる。なお、この22.2chオーディオは仮想サラウンド技術によるもので、実際にそれだけの数のスピーカーを搭載するということではない。ちなみに8Kテレビでは4Kテレビと同様に表示色域が拡大され、フルHDテレビでは表現できない色を表示できるようになり、色表現力がリッチになっている。現在の4Kテレビと同じく、この色域の拡大はBT-2020規格に準拠している。4K・8Kテレビというのはやみくもに解像度が上がっただけではなく、表現力も向上しているというわけだ。この表現力は花や山など自然の風景の映像を見ていると強く感じることができる。今回のデモでもそのような色域の広さを実感できるような映像が表示されていた。4Kテレビで色域の広がった映像を見慣れた人でも、8K解像度でより一層、精細な映像を見ると、8Kテレビの時代を待ち焦がれてしまいそうだ。
2015年02月13日●ならではの着眼点が詰まった新EXILIM「EX-ZR1600」神奈川・パシフィコ横浜で2月12日から開催されている国内最大級の写真イベント「CP+2015」。カシオブースでは、発売を来月(3月)に控えた最新のEXILIM「EX-ZR1600」をはじめ、女性に人気の「EX-ZR50」、カメラ部とコントローラー(モニター)部が分離するフリースタイルカメラ「EX-FR10」などを展示。自分撮りブームの火付け役として、その楽しみを「みんな撮り」へと広げるプレゼンテーションを行っている。○元祖"自分撮り"のカシオならではの着眼点が詰まった「EX-ZR1600」最新のEXILIM ZRシリーズとなるZR1600は、180度のチルト式液晶モニターとフロントシャッターボタンを装備。画面に向かって手を動かすことでシャッターを切れる「モーションシャッター」や、ZR50で好評のメイクアップブラケティングも搭載。ワイド端25mm相当のズームレンズで広い範囲を写すことができ、誰でも簡単かつキレイな「自分撮り」「みんな撮り」を楽しめる。しかも、BluetoothによるZR1600とスマートフォンの常時接続に対応し、スマートフォンにインストールした専用アプリ[Scene(シーン)]からZR1600のシャッターを切ったり、画像を送信することもできる。●分離合体カメラ「FR10」の新展開、恒例のゴルフコーナーZR1600とスマホをつなぐBluetoothといえば、FR10でもカメラ部とコントローラー(モニター)部の通信に使用されている技術。これは、もはやカシオのお家芸といっていい。使い慣れたスマホのUIからカメラを操作できるので、EXILIMを使うのは初めてという方でも、新たに覚える操作(カメラの使い方)が少なくて済むのが嬉しい。そのFR10も充実した展示だ。新しいカラーバリエーションやアタッチメントなども参考出品されている。また、アジア圏で自分撮りブームを巻き起こしたTRシリーズの最新機種「TR500/TR50」も参考展示。国内の店頭ではなかなか目にする機会がないこれらの製品が見られるのもCP+ならではだろう。ほかにも、もはやCP+カシオブースの名物となった感のある、EXILIMのゴルフモデル(最新はEXILIM FC500S)によるフォームチェックコーナーを設置。FC500Sを体験しながらスイングフォームレッスンを受けられるプログラムも用意されている。この週末は打ちっ放しを見送って、CP+とカシオブースを訪れてみてはいかがだろうか。
2015年02月13日国内最大級の写真イベント「CP+2015」が、2月12日から2月15日まで神奈川県・パシフィコ横浜で開催中だ。パナソニックブースでは、スマートフォン機能を持つ「LUMIX DMC-CM1」や自撮り機能を強化した「LUMIX DMC-GF7」などのプロダクトのほか、「4K PHOTO」モードも体験できる。○スマホみたいな"カメラ"「LUMIX CM1」ブース内で人だかりができていたのは、2015年1月に発表されたばかりの「LUMIX DMC-CM1」だ。Android 4.4やLTE通信機能を搭載したSIMロックフリーの"デジタルカメラ"で、撮像素子に有効2,010万画素の1型高感度MOSセンサー、レンズに35mm判換算時で広角28mmの「F2.8 LEICA DC ELMARIT(エルマリート)」を採用した本格仕様となっている。○2人の距離を縮めてくれる? 自撮り強化の「LUMIX GF7」コンパクトなミラーレス「LUMIX DMC-GF7」は、上向き180度のチルトが可能な液晶モニターを採用したモデル。チルト液晶だけでもグンと自分撮りしやすくなるが、シャッターを切る仕組みとしてユニークな機能を搭載している。それが「フェイスシャッター」と「フレンドリーシャッター」だ。フェイスシャッターとは、いったん手で顔を覆い隠してから再び手をどけると、カメラ側が自動でシャッターを切ってくれるという機能。フレンドリーシャッターは、2つの顔が一定距離以内に近づくとシャッターを切ってくれる機能。実際に筆者もフレンドリーシャッターでブース内のお姉さんと自撮りをしてみたが、けっこう近寄らなくてはならないのでちょっぴり緊張した。○ひらひらと舞うモデルさんを「4K PHOTO」で実際に4K動画を撮影して静止画切り出しを体験できる「4K PHOTO」コーナーには、「LUMIX DMC-GH4」「LUMIX DMC-FZ1000」「LUMIX DMC-LX100」が用意されている。いずれの機種にも、約800万画素の静止画切り出しに適した設定を一括で行う「4Kフォトモード」を装備。決定的瞬間を逃すことなく捉えられる、ということで、4K PHOTOコーナーには絶えずひらりひらりと舞い続けるモデルさんが。撮った動画を再生・コマ送りしながら「ここだ!」という箇所を見つける作業はなかなか楽しい。被写体が常に動いていてもブレていない写真を手軽に撮影できた。
2015年02月13日●防塵防滴仕様の軽量コンパクトな一眼レフ神奈川・パシフィコ横浜で2月12日から開催されている国内最大級の写真イベント「CP+2015」。リコーブースでは、発売を来月(2015年3月)に控えた話題の新製品「PENTAX K-S2」と「WG-5 GPS」をはじめ、リニューアルして人気の「RICOH THETA」などを展示。レンズバーも、発表されたばかりの「HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW」や「HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW」を手にとって試せるとあって盛況だ。○主役は一眼レフ「PENTAX K-S2」と最新レンズひときわ目を引いたのが、一眼レフ「PENTAX K-S2」の展示だ。コンパクトなボディにKシリーズ初のバリアングルモニターや内蔵Wi-Fi、NFCを搭載。しかも防塵防滴仕様の本格派だ。従来の一眼レフのイメージとは一線を画した特徴的なカラーリングをラインナップする(オーダーカラーサービスも提供)。デザインはK-S1の雰囲気を継承しつつ、より洗練された印象だ。センサーは有効約2,012万画素のAPS-CサイズCMOSセンサー、そして視野率約100%、倍率約0.95倍のペンタプリズム方式ファインダーを奢る豪華仕様である。タッチパネルは非搭載だ。レンズ展示も注目を集めている。PENTAXユーザー待望の★印望遠ズーム「HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW」や「HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW」に加え、発表されたばかりのコンパクトな沈胴式標準ズーム「HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE」も試用可能。当然ながらK-S2との相性も良く、取り回しの良さや、静かで暗所にも強いAFなどを実感できる。●噂のフルサイズ機がついにベールを脱ぐ…!?○噂のフルサイズ機がついにベールを脱ぐ…!?かねて噂のあった35mmフルサイズ一眼レフ機も、参考出品という形でついにベールを脱いだ。とはいえ、実際には装着されていたsmc PENTAX-FA 31mmF1.8AL Limitedのみが本物で、肝心のカメラ本体は形状検討用のモックアップ。形状からは内蔵フラッシュを持たないことやチルト式モニター装備らしき可能性も伺えるが、この状態ではあくまで推測でしかない。なお、クロップ機能によりDAレンズが使えるようになるとのことなので、レンズマウントに大きな変更はなさそうだ。2015年中の発売を目指して開発中とのこと。一方の技術展示では、カメラやレンズのカットモデル(なんと「PENTAX 645Z」や望遠レンズが真っ二つ!)や、HDコーティングの技術展示もあり、興味深い。○大人気が続く「RICOH THETA」ワンショット全周パノラマカメラ「RICOH THETA」。すでに発売中ながら、ポップな新色と低価格化、そして最大3分間の360度動画対応といった新要素で人気が沸騰、市場ではバックオーダーを抱えるほどの品薄状態だが、CP+では心ゆくまで触ることができる。特設撮影ブースでの体験撮影も可能だ。●頑丈コンデジにアクションカム、さらにフィルム時代の展示も○頑丈コンデジにアクションカム、さらにフィルム時代の展示も来月発売のタフネスコンパクト最新モデル「WG-5 GPS」、メカニカルなデザインが男心をくすぐるアクションカム「WG-M1」も展示。カメラ本体のタッチ&トライはもちろん、使用シーンを広げる数々のマウントも併せて試すことができる。このほかにも、双眼鏡・望遠鏡コーナーや、コアなリコー、PENTAXファンにはたまらないグッズを扱うオンラインストア関連の展示なども充実。フィルム時代の初代Kマウント機「K2」のイラストが入ったマグカップが当たる来場者限定のキャンペーンなども行っているので、ぜひリコーブースへ足を運んでみてほしい。
2015年02月13日ソニーは、2月12日より横浜市・パシフィコ横浜で開催中の「CP+2015」にて、α7シリーズの試写コーナーや技術展示を用意したブースを出展。参考出品のレンズ群を実際にカメラに装着して撮影できるコーナーを設けるなど、来場者が最新製品に触れられるブースとなっていた。ソニーのブースでは、開発中のフルサイズ対応Eマウントレンズ「Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA」「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」「FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS」「FE 28mm F2」の4本と、ウルトラワイドおよびフィッシュアイの2つのコンバーターレンズが参考出品。いずれもカメラに装着して撮影できるようになっており、新レンズをいち早く試せる。試写コーナーではジオラマを設置し、4Dフォーカスを中心とした各種機能をチェックできるようになっていた。アクションカムの「FDR-X1000VR」と「HDR-AS200V」は、国内での発売概要が未発表ながら、実機が展示されていた。X1000VRは4Kに対応したアクションカムで、1月に米国で開催された展示会International CES 2015で発表され、国内でも投入される見込みだ。X1000VR、AS200Vとも手ブレ補正機能を搭載しており、自転車やドローンなどでの撮影にも適しているという。技術展示では、シャッター速度4.5段分の補正効果を持つ「5軸手ブレ補正機能」などを紹介。また、新技術として「ダイレクトドライブSSM」が説明されていた。従来のリングドライブSSMと同様に、超音波を使ったレンズ駆動方式で、AF速度や静粛性は同等だが、前後の微調整がより滑らかで高精度になり、特に動画撮影に向いているという。参考出品の「Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA」からダイレクトドライブSSMを搭載する。従来のリングドライブSSMとはレンズの性質によって使い分けになるとのこと。VAIO株式会社が開発しているPC「VAIO Prototype Tablet PC」の展示コーナーも設置。Adobe RGBカバー率95%以上のディスプレイ、RAW現像を高速に処理するパフォーマンスをアピールしていた。また、α7 IIとのテザー撮影のデモも行われていた。
2015年02月12日2015年2月12日、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜にて、カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2015」が開幕した。期間は2015年2月12日(木)~同年2月15日(日)だ。開催時間は午前10時~午後6時(最終日は午後5時まで)、入場料は1,500円だが、CP+2015の公式サイトで事前登録すると無料になる。今年もマイナビニュースでは、CP+2015の情報を随時お届けしていく。詳細はCP+の公式サイトを参照いただくとして、カメラメーカーとレンズメーカーはもちろん、多くのカメラ周辺機器メーカーがブースを出展。話題の新モデルや発売前のモデルに触れたり、各社によるセミナーなども豊富とあって、毎年たくさんのカメラファンが訪れる。昨年(2014年)は大雪に見舞われたCP+だが、今年は天気予報を見る限り、好天に恵まれそうだ。2月14日(土)と最終日の2月15日(日)は大きな混雑が予想されるので(毎年、土日は大変な人出)、お目当てのメーカーや製品がある方は、午前中の来場をおすすめしたい。
2015年02月12日キヤノンは、2月12日~15日にパシフィコ横浜で開催するカメラと写真映像のワールドプレミアムショー「CP+ CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW 2015」(CP+2015)に出展する。それに先立ち、キヤノンブースを紹介する動画を公開した。キヤノンブースでは、5,060万画素CMOSセンサーを搭載した「EOS 5Ds / 5Ds R」をはじめとした今春発表の新製品を展示。キヤノン製品を実際に体験できるコーナーを企画している。さらに、新製品の魅力や写真の楽しみ方をテーマに、プロカメラマンによるトークショーやセミナーも予定している。CP+2015の日程は2月12日~2月15日の各日10時~18時(最終日のみ17時)。会場は神奈川県横浜市のパシフィコ横浜。同社展示ブースはG-02。
2015年02月10日VAIOは、2月12日からパシフィコ横浜で開催される「CP+2015」のソニー/ソニーマーケティングブースに、同社PC試作機を出展する。同社は「クリエイター向けにデザインされた試作開発品」を出展するといい、これまで米国のクリエイター向けイベントAdobe MAXや、幕張メッセで開催された放送関連展示会「Inter BEE」などで出展されたPC試作機「VAIO Prototype Tablet PC」が展示されるものとみられる。「CP+2015」の開催日程は、2015年2月12日から15日まで(12日は特別招待者およびプレス関係者向けのプレミアタイム)。開催時間は各日10時から18時までで、最終日のみ17時まで。ソニー/ソニーマーケティングのブース番号はG-30。
2015年02月09日キヤノンは2月6日、プレミアムコンパクトデジタルカメラ「PowerShot G」シリーズの新ラインナップとなる「PowerShot G3 X」を「CP+(シーピープラス)2015」にて参考出品すると発表した。CP+2015において展示されるのは、現在開発中の「PowerShot G3 X」。1.0型の大型センサーと、焦点距離24-600mm相当(35mm判換算時)の光学25倍ズームレンズを備える。持ち歩きやすいサイズながら、1台で広角から望遠までカバーする。発売時期や価格、詳細な仕様については明らかになっていない。CP+2015はカメラ・写真と映像に関するイベント。2月12日から15日までの期間、神奈川県のパシフィコ横浜で開催される。
2015年02月06日ソニーは、2月12日から開催される「CP+(シーピープラス)2015」の出展概要を発表した。「α7II」などデジタルカメラ製品群のほか、開発中のαレンズ4本とコンバーター2本を参考出品する。CP+2015にて出展されるのは、2014年11月発表の「α7II」を含むデジタル一眼レフカメラ、レンズスタイルカメラ、「サイバーショット(Cyber-shot) RX」シリーズ、4K記録対応のハンディカム、4Kアクションカムなど。レンズの展示では、全αレンズ群に加えて、開発中の35mmフルサイズに対応したαレンズ「Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA」「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」「FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS」「FE 28mm F2」4本と、ウルトラワイドコンバーター、フィッシュアイコンバーターも展示。来場者は参考出品のプロダクトも体験できる。そのほか、4Kブラビアで写真を鑑賞するギャラリー、プロの写真家によるセミナーなどを用意する。CP+2015はカメラ・写真と映像に関するイベント。2月12日から15日までの期間、パシフィコ横浜で開催される。
2015年02月05日リコーイメージングは2月5日、35mm判フルサイズイメージセンサーを搭載したPENTAXブランドのデジタル一眼レフカメラを「CP+(シーピープラス)2015」にて参考出品すると発表した。CP+2015において出展されるのは、35mm判フルサイズの大型イメージセンサーを搭載したKマウントのデジタル一眼レフカメラ。2015年中の発売を目指して開発中の製品で、製品名などの詳細は未定となっている。クロップ機能により、DAレンズも使用可能だ。同日、リコーイメージングはフルサイズ対応のKマウント用交換レンズ「HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW」「HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW」も発表している。CP+2015はカメラ・写真と映像に関するイベント。2月12日から15日までの期間、パシフィコ横浜で開催される。
2015年02月05日ワコムは、神奈川県・パシフィコ横浜で2月12日~15日に開催されるカメラと写真映像のワールドプレミアムショー「CP+(シーピープラス) 2015」に出展し、5人のプロ写真家によるペンタブレットを使ったフォトレタッチセミナーを開催する。また、同社が1月6日に発表した液晶ペンタブレット「Cintiq 27QHD」や「Cintiq Companion 2」をはじめ、写真作品の制作を効率化するペンタブレット製品の体験コーナーが設けられる。CP+の入場料は1,500円(公式サイトで事前登録を行うと無料)。今回開催されるフォトレタッチセミナーの内容および講師に関して、プリンティング・ディレクター 小島勉氏の「Wacom Creative Seminar「Cintiq27QHD を使った画像処理とプリントの極意」、フォトグラファー 茂手木秀行氏の「Wacom Creative Seminar『Cintiq Companion 2 を活用したモノクロ写真づくり』」、写真家 礒村浩一氏の「Wacom×GANREF コラボレーションセミナー 『レタッチテクニック このワザで写真仕上げはほぼ完璧!』」、ゆるかわ写真家 川野恭子(きょん♪)氏の「Wacom Creative Seminar『Intuos で仕上げるゆるかわ写真』」、PHOTOGRAPHER yuricamera氏の「カメラの学校(デジタルハリウッド)×Wacom 『はじめてみよう!Intuos を使った動物写真のレタッチ』」といったセッションが予定されている。セミナーの詳しいスケジュールについてはこちらのページを参照してほしい。また、ワコムブースには同社のペンタブレット製品を体験できるコーナーが設けられる。Windows OS搭載のクリエイティブタブレット「Cintiq Companion 2」(2月20日発売予定)や、27型QHDの液晶パネルを搭載した広いワークスペースと広色域な色表示、ハードウェアキャリブレーション機能による正確な色表現を実現する液晶ペンタブレット「Cintiq 27QHD touch」(2月13日発売予定)といった新製品を発売日に先駆けて体験できるほか、21.5型液晶ペンタブレット「Cintiq 22HD」や、13.3型液晶ペンタブレット「Cintiq 13HD」、プロフェッショナル向けペンタブレット「Intuos Pro」、これから画像処理を始めてみたい人に適したペンタブレット「Intuos pen & touch」の6機種が用意されるとのことだ。なお、ワコムブースの場所は、パシフィコ横浜1F展示ホール フォトプリントメディアゾーンM-02に設営される。
2015年02月03日マウスコンピューターは、2月12日~15日にパシフィコ横浜で開催する「CP+ CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW 2015」(CP+2015)に出展する。会場では、「PCが解放するデジタルフォトの可能性」をテーマに、フォトグラファー向けに最新ハイスペックPCと旧世代PCの性能差や、写真取り込み速度の比較など、快適なカメラライフの提案を行なう。CP+2015の日程は2015年2月12日~2月15日の各日10時~18時(最終日のみ17:00)。会場は神奈川県横浜市のパシフィコ横浜。同社展示ブースはG-23。
2015年01月29日カメラ映像機器工業会(CIPA)は1月27日、カメラ・写真と映像に関するイベント「CP+(シーピープラス)2015」の詳細について都内で記者説明会を開催した。CP+2015では、一般来場者向けにプレミアタイム入場券を販売するなど、新しい取り組みを実施する。CP+2015は2015年2月12日~15日の期間、横浜市・パシフィコ横浜を会場に開催される。今回のテーマは「FOCUS! フレームの向こう側にある感動」。入場料は1,500円だが、事前にWeb登録を行えば無料となる。例年、開催初日10:00~12:00の「プレミアタイム」は、招待者と報道関係者のみを入場可能としていたが、今回初めて、一般来場者向けにプレミアタイム入場券を販売する。プレミアタイム入場券は、税込み3,000円で1,000枚限定、当日会場限定の販売を予定している。記者説明会では、CP+2015では新たな取り組みとして、フランスの写真賞「LES ZOOMS」の受賞者とその作品展示概要、日仏交流フォトアワード「The Editors’ Photo Award ZOOMS JAPAN 2016」の実施概要が報告された。また、2月14日がバレンタインデーであることにちなんで、マグナム・フォトの会長を務めている写真家マーティン・パー氏の作品の前で、カップルが写真を撮れるフォトスタジオ企画を用意するという。そのほか、「フォト・ヨコハマ」との連携イベントとして、「高円宮妃殿下写真展 ―鳥たちの煌き―」が2月11日~19日の期間、白雲邸(三溪園内)で開催される。
2015年01月28日カメラ映像機器工業会(CIPA)とフォト・ヨコハマ実行委員会は12月2日、都内で合同記者発表会を開き、カメラ・写真と映像に関するイベント「CP+(シーピープラス)2015」と「フォト・ヨコハマ 2015」の開催概要を発表した。○CP+2015はカメラと写真映像のワールドプレミアショーCIPAが主催する総合的カメラ映像ショー「CP+2015」は、2015年2月12日~15日の期間、横浜市・パシフィコ横浜を会場に開催される。テーマは「FOCUS! フレームの向こう側にある感動」。入場料は1,500円だが、事前にWeb登録を行えば無料となる。発表会では、CIPA 代表理事会長の内田恒二氏が最初に登壇。前回のCP+2014では45機種のワールドプレミア(世界初発表製品)が発表されたが、CP+2015ではそれを上回る多くの発表を期待していると述べた。続いて、CIPA CP+実行委員長の江田尚之氏がCP+2015の概要を紹介した。江田氏は、かつてはプリントで楽しんでいた趣味の写真から、SNSで瞬時にさまざまな人と共有するコミュニケーションとしての写真に時代が移行していること、高精細な4K写真を大画面で見たり、ウェアラブルカメラを使ったビデオ作品づくりなど、新しいテクノロジーによる楽しみ方が生まれていることについて触れた。CP+2015の出展社数および出展小間数は130社/965小間(12月2日現在)で、前回の128社/959小間からわずかながら増加。前回CP+2014の入場者数は大雪の影響で42,203人に留まったが、今回は70,000人を目標としている。また、注目のイベントとして、アルル国際写真フェスティバル ディレクターのフランソワ・エベル氏の講演、NHKによる8Kスーパーハイビジョンの特別展示、マグナム・フォト会長のマーティン・パー氏のトークショー、入賞作品を横浜とパリで展示する日仏交流フォトアワード企画などを予定している。○フォト・ヨコハマ 2015、街をあげて写真と映像を楽しむフォト・ヨコハマ 2015の開催概要については、自身も写真を趣味としている横浜市長 林文子氏が説明した。フォト・ヨコハマは1月から3月にかけてパシフィコ横浜や横浜美術館などの集客・文化施設で開催される複数のイベントの集合体だ。2015年は「写真のチカラ、あふれるヨコハマ」をテーマに、45万人の来場者と60を超えるパートナーイベントの参加を目標としている。海洋研究開発機構(JAMSTEC)による「研究者からの一枚」に代表される科学系のイベントや、「全国高校生写真サミット2015」、初心者向けのセミナー&ワークショップ「すずちゃんのカメラ講座」など、多くのイベントが予定されている。
2014年12月02日自分が愛用しているスキンケアアイテムが、本当に合っているかどうか、悩んだ経験はありませんか?わたしがそんな悩みを漠然と抱いていた時に出会ったのが、大人の女性のためのエイジングケアライン「ソワーニュ フィエルテ」シリーズです。※“フィエルテ”とはフランス語で「誇り、プライド」の意味“エイジプロデュースケア”という視点で開発されたこのシリーズ、若返りのキーとなる「テロメアDNA」と「細胞内タンパク質(=サーチュイン)」に着目。独自研究した結果、オリジナル成分「アムラエキス」にたどり着いたのだそう。「アムラ」とは、インドの伝統継承医学・アーユルヴェーダでは代表的な果実のひとつで、肝機能障害、糖尿病、貧血などに効果があるとされています。“寿命を延長させるしくみ”に関与する「細胞内タンパク質(=サーチュイン)」の生産を促進し、紫外線によるDNA損傷をも抑えてくれるのだそう。この注目成分「アムラエキス」が全商品に配合された「ソワーニュ フィエルテ」をフルライン使いすることにより、お肌のたるみ、コラーゲンの糖化、紫外線によるダメージなど、加齢によるすべてのお悩みをカバーすることができるんです。爽やかな水仙の香りも心地よく、気分よく毎日のお手入れを楽しんでいます。ここではシリーズの一部をご紹介します。潤いたっぷりのクリームが、肌にするりとなじむ「ソフニング スキン クレンジング AL」。まだ暑さの残る季節にも使いやすいクレンジングですが、秋冬の乾燥する時期にこそ実力を発揮するテクスチャーと感じました。そして、「エクストラリッチ ジェントル クレンザー AL」のホイップクリームのような優しい泡で洗顔した後の肌は、しっとりなめらか。洗顔している間は、グリーンベースのいい香りに包まれ、日中のストレスからも解放されます。保湿ケアはローション+クリームの2ステップ。肌タイプ別に、MD(マチュア・ドライ)とMC(マチュア・コンビネーション)があり、私は乾燥肌向けのこっくりとリッチな感触のMDタイプを使用。朝は「バリアシールド クリーム デイ」を顔全体に使用。薄くのびのいいクリームは、まさに潤いのヴェールをまとったよう。肌のハリがアップし、ファンデーションののりもよい感じです。のびのよさやしっとり感、そしてオールシーズン使いやすいテクスチャーなど、ラインを通しての質感のよさも利点。香りも、ナルシス(水仙)とジョンキル(黄水仙)の希少で高価な天然香料オイルを全アイテムに配合したうえで、アイテムごとに、華やかなフローラルやフルーティー、爽やかなグリーンなどと、ブレンドを変えているということです。夏疲れ気味の肌の底力を上げて、すぐにやってくる秋冬の乾燥に負けない素肌にするために、これからも使い続けたいと感じています。問い合わせ・CPコスメティクス TEL:0120-294-970 SOIGNE FIERTE (ソワーニュ フィエルテ) 公式サイト 関連リンク・ magazineworld.jp ・ 「キレイスタイルおすすめコスメ」特集
2014年08月26日やっと冬の寒さや乾燥から解放されましたが、冬の間にかなり乾きを貯めてしまった感がある、この季節の素肌。日に日に日差しが強くなる初夏に向けて、一見潤っているように見えて、実は乾いているんじゃないか? と気になっていました。以前、テレビに登場した若肌自慢の美魔女さんは、ことあるごとに、室内でも移動中でも加湿器をフル稼働していてスゴいなあ! と思いましたが、そこまでしなくても、もっと気軽にちょくちょく使えるものって何かないの? と思っていたら、ありました。メイクの上からも、ストッキングの上からもCPコスメティクスから5月18日に発売される「ソワーニュ アクアフィット ピコウォーターミスト h 」(250ml 3,000円/税抜)という化粧水。使い方は、肌や髪から15cmぐらい離してシュッとスプレーするだけ。きめ細かな霧が優しく広がって、信じられないくらい自然な天然ハーブのセージの香りが漂い、これでまず、うっとり癒されます。テクスチャーは柔らかい水という感じ。これを、顔にも髪にも全身にも使用可能とは、なんて贅沢で心地よい習慣でしょう。顔には、メイクアップ直しや仕上げに、コットンに含ませてアイパッドに、入浴後、化粧水をつけるまでの保湿に。髪には、パサつきや広がり、寝ぐせが気になる時に、ヘアスタイリング剤のベースに。腕と脚には、すねやひざ、ひじなどの乾燥が気になる時に、むくみやすい脚にストッキングの上から。ボディには、入浴後のボディローションに、スポーツ後、日焼け後のクールダウンに。お部屋では、ルームフレグランスとして気分転換に。こんなにいろいろ使えるなんて、ものすごく芸達者なローションではありませんか。保湿力がプラスされた心地よくパワフルな天然水発売元のCPコスメティクスは、化粧品の原料となる水にこだわり、南アルプスの伏流水をスキンケアのベース水に使用。雨や雪が約30年もの時をかけて幾重もの地層を通り、湧き水となった天然水をくみ上げ、独自の処理法でピコウォーター精製水ができあがるそうです。天然水プラス天然ハーブという自然の威力が、使い心地からも感じられます。サラリとした水みたいな使用感ですけれど、もちろん単なる水ではありません。みずみずしくリッチな肌へと整えるトリプルヒアルロン酸、保湿ペプチドであるアクアタイド、天然ハーブのセージエキス、カワラヨモギエキス、保湿効果抜群のアミトースなど、様々な頼もしい成分が配合されているとか。個人的には、メイクの上からも使えるところ、入浴後、化粧水をつけるまでの“つなぎ”保湿、ストッキングの上から脚にスプレー可能なところ、が特に気に入りました。乾燥しがちな飛行機や新幹線などにも手軽で最適! 出張や旅行の強力なお供となりそうです。問い合わせ/ ・CPコスメティクス 公式サイト お客様相談室 0120−294−970関連リンク・ magazineworld.jp 「あなたの、これからの美しさのために。」 ・ 「次世代エイジングコスメ」特集
2014年04月27日豊富な15色の口紅と、「エモダ・コスメティクス 」のコンセプトエモダ・コスメティクスから、「ライプ・リップ・ルージュ」を、3月15日に新発売する。今回、一度に色とりどりの15色の豊富な品ぞろえだ。容器のキャップは、エモダのロゴが入っており、シックで黒色の落ちついたデザインになっている。また外側のキャップをとると、黒とは対照的な美しいシルバー色が、口紅の色を、より鮮やかに、印象づけている。常にトレンドの発信を続けてきた「エモダ」が、今回「 エモダ・コスメティクス」として、本格的にコスメ事業を開始させることが決まっている。このエモダ・コスメティクスのコンセプトである「MUSE」は、女神の意味を持ち、「つけるだけで誰かに対しての、女神になれる」というメッセージを、こめている。この春3月中旬からウェブサイトで、販売を開始することになっている。女性らしい唇の実現と、15色の豊富なバリエーションの中身色のパターンは、 女性らしいローズ系の「ART LADY」や、少し薄いローズ系の「FRILL」、また、やわらかなピンク系の「NECTAR」、濃いパープル系の「COQUETTE」、上品な感じのパープル系の「STARLET」や、大人の女性を感じさせるワイン系の「BELLINI」、そしてモノトーン系の「LEATHER」がある。またオレンジ系の「CITRUS」、薄いオレンジ系の「FRAMINGO」、薄いブラウン系の「CASUAL」、その他「BASIC」や「SCORPIO」、また「ACEROLA」や「SATIN」、「INNOCENCE」の全部で15色である。どれも魅力的な色で、 唇のうるおいを保って、女性らしい、ふっくらとした唇を実現してくれる。今年は、この「ライプ・リップ・ルージュ」でバリエーション豊かな唇の色を楽しんでみては、いかがだろうか。元の記事を読む
2013年02月23日