眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガを紹介します。LDL(悪玉)コレステロール値の改善のため、スタチンというコレステロールを下げる薬を飲んでいるへそさん。最近なんだか痩せてきた気がして……!?★関連記事:「めちゃ下がりー!」コレステロールを下げる薬を飲み続けた結果… #アラフィフ主婦ちゃんねる 24こんにちは。アラフィフ主婦のへそと申します。健康診断でLDL(悪玉)コレステロール値が200越えというとんでもない数字になっていたことが判明し、LDL(悪玉)コレステロール値を下げる薬を飲むことにしました。最初は薬に対して不安があったものの、薬を飲み始めてから2カ月が経過しました。ちょうどそのころ、夫から「痩せたんじゃないの?」と言われました。食欲自体は増していたので痩せたという実感はあまりなかったのですが……。病院で体重を測ってもらったら痩せていました!!私が飲んでいるスタチンという薬には中性脂肪を下げる効果もあるらしく、このまま飲んでいたら痩せ過ぎてしまうのでは? と少し不安になりました。「最近痩せた気がして……」と私が言うと先生はカルテをじっと見た後、「そうでもないけど?」とばっさりひと言。その後、薬の処方日数について聞いたら「長期処方をご希望なら他の病院へどうぞ」と冷たい言い方をされてしまいました。この先生は良い人なのですがちょっとドライな部分があり、今回はそのドライさにやられてしまいました……。ー--------------医師の対応にへこんでしまったへそさん。医師とのコミュニケーションの取り方には悩んでしまいますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/新田正光先生(千葉西総合病院 副院長・循環器内科部長)1997年秋田大学医学部卒業。循環器専門医、総合内科専門医として活躍している。他にも心血管インターベンション治療学会専門医、透析専門医、救急科専門医の資格も取得している。日本内科学会 総合内科専門医・指導医。その他、日本心血管インターベンション治療学会、日本透析医学会、日本救急医学会や日本不整脈心電図学会の専門医も勤めている。著者/へそ(52歳)バツイチ再婚同士の夫と2人暮らし。最近の悩みは眉間のしわ。ブログ「おそがいチャンネル」にて日々の気付きを絵日記にしてつづっている。
2022年10月19日眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガを紹介します。健康診断でLDL(悪玉)コレステロール値が高いことが判明したへそさん。スタチンというコレステロールを下げる薬を飲み始めたところ……。★関連記事:「どうぞご自由に」冷たい印象の医師。しかし話をしてみると…!? #アラフィフ主婦ちゃんねる 23こんにちは。アラフィフ主婦のへそと申します。高コレステロール血症(脂質異常症)を予防するためにスタチンを飲み始めて早1カ月。2週間前におこなった血液検査の結果を聞くために近所の内科を受診しました。気になる検査結果は、LDL(悪玉)コレステロール値が劇的に下がっていました!検査の報告書いわく、LDL(悪玉)コレステロール値の基準は70〜139らしい。もともと200を越えていたのに基準値内に収まっているなんて……薬の力の強さを感じました。肝臓の数値も問題なく、しっかりと薬が効いているとのことでした。体調の変化もなく、服薬には問題が見当たらなかったので引き続きスタチンを飲むことにしました。そして会計のときに気付いたのですが、受付の人や看護師さんが皆さん目力の強い美人さんでした(笑)。ー--------------LDL(悪玉)コレステロール値が下がっていたというへそさん。薬の効果がしっかりと出てくれるとうれしいですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/新田正光先生(千葉西総合病院 副院長・循環器内科部長)1997年秋田大学医学部卒業。循環器専門医、総合内科専門医として活躍している。他にも心血管インターベンション治療学会専門医、透析専門医、救急科専門医の資格も取得している。日本内科学会 総合内科専門医・指導医。その他、日本心血管インターベンション治療学会、日本透析医学会、日本救急医学会や日本不整脈心電図学会の専門医も勤めている。★関連記事:「私だけ? それとも…」秋の夜長に、いけないことが習慣化されて… #五十路日和 60★関連記事:「大変なことになるから」抗がん剤治療では吐き気止めがめっちゃ大切で #子宮頸がんゆる闘病記 35★関連記事:「もしかして新型コロナ?」体調不良とおなかの違和感がずっと続いて… #大腸がんらしい 1著者/へそ(52歳)バツイチ再婚同士の夫と2人暮らし。最近の悩みは眉間のしわ。ブログ「おそがいチャンネル」にて日々の気付きを絵日記にしてつづっている。
2022年10月16日眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガを紹介します。へそさんは、健康診断でLDL(悪玉)コレステロール値が高いと指摘され、スタチンという薬を飲み始めました。服薬開始から2週間、血液検査のために病院へ行くと……。★関連記事:「ぷはー」コレステロール対策のサプリを調べる妻の視線の先には… #アラフィフ主婦ちゃんねる 22こんにちは。アラフィフ主婦のへそと申します。私はLDL(悪玉)コレステロール値の数値が高く、高コレステロール血症(脂質異常症)を予防するために病院へ通い出しました。スタチンという薬を2週間飲み、血液検査のために病院へと行きました。この病院の先生はちょっとドライな感じで、以前薬を飲むかどうか悩んでいたときにも「飲むか飲まないかはどうぞご自由に」と突き放されたように思いました。しかし、血液検査の結果や薬について話をしてみると、とても丁寧に説明をしてくれる良い先生でした!薬は2週間だけではなく、ずっと飲まなくてはならないのか聞いてみると「飲んでも飲まなくてもどちらでもいい」と言われました。患者に判断を任せるスタイルは変わらないんだな〜。先生いわく、「LDL(悪玉)コレステロール値が高いこと自体は病気ではないが、高いと動脈硬化など他の病気になりやすい。なので、飲まなければいけないわけではないが、飲めば数値は下がるし飲まなきゃ上がる」とのこと。病気になりたくないなら一生飲むことになるのか……。薬は継続して次回の受診時も血液検査をし、LDL(悪玉)コレステロール値が下がっているか、肝臓などに副作用が出ていないかを確認してくれることになりました。ー--------------医師の中にはそっけなく冷たい印象の人もいますよね。そんな人が自分の病気や心に寄り添ってくれるとうれしいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/新田正光先生(千葉西総合病院 副院長・循環器内科部長)1997年秋田大学医学部卒業。循環器専門医、総合内科専門医として活躍している。他にも心血管インターベンション治療学会専門医、透析専門医、救急科専門医の資格も取得している。日本内科学会 総合内科専門医・指導医。その他、日本心血管インターベンション治療学会、日本透析医学会、日本救急医学会や日本不整脈心電図学会の専門医も勤めている。著者/へそ(52歳)バツイチ再婚同士の夫と2人暮らし。最近の悩みは眉間のしわ。ブログ「おそがいチャンネル」にて日々の気付きを絵日記にしてつづっている。
2022年10月13日眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガを紹介します。4年ぶりの健康診断でLDL(悪玉)コレステロール値が高く、内科を受診して薬を処方してもらったへそさん。他にも高コレステロール対策をおこなっていると……!?★関連記事:「私も飲んでるし」薬剤師の言葉でもやもやしていた気持ちが晴れ… #アラフィフ主婦ちゃんねる 21こんにちは。アラフィフ主婦のへそと申します。LDL(悪玉)コレステロール値の上昇が止まらないので、できる範囲でコレステロール値が高くならないように対策を始めました。キャベツを食べたり、健康茶を飲んだり運動をしたり。ネットでどんな対策法があるか調べては実践していました。ある日、キトサンにはLDL(悪玉)コレステロールを下げる働きがあるという情報を発見! 夫にそれを伝えると、夫は毎晩キトサンを飲んでいるとのこと。他にも亜鉛が活性酸素を抑えることや、服薬しているスタチンにはコエンザイムQ10が良いという情報も手に入れました。そこで夫を見ると……全部毎晩飲んでる!!夫は一体何者なんだ……と思いながら、夫が愛用しているサプリを奪って飲み始めてみました。ー--------------へそさんが欲しい成分のサプリを飲んでいたというへそさんの夫。まるで予言者のようでびっくりしてしまいますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/新田正光先生(千葉西総合病院 副院長・循環器内科部長)1997年秋田大学医学部卒業。循環器専門医、総合内科専門医として活躍している。他にも心血管インターベンション治療学会専門医、透析専門医、救急科専門医の資格も取得している。日本内科学会 総合内科専門医・指導医。その他、日本心血管インターベンション治療学会、日本透析医学会、日本救急医学会や日本不整脈心電図学会の専門医も勤めている。★関連記事:「シャワーの水音がする…」すぐに電話を切りたがる夫に強まる浮気疑惑 #デブス女の修羅場 44★関連記事:「えっ、抜けない?」抗がん剤治療による脱毛に腹をくくったけれど… #子宮頸がんゆる闘病記 33★関連記事:「もしかして新型コロナ?」体調不良とおなかの違和感がずっと続いて… #大腸がんらしい 1著者/へそ(52歳)バツイチ再婚同士の夫と2人暮らし。最近の悩みは眉間のしわ。ブログ「おそがいチャンネル」にて日々の気付きを絵日記にしてつづっている。
2022年10月10日眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガを紹介します。LDL(悪玉)コレステロール値が基準値より高く、近くの内科を受診したへそさん。まずは薬を2週間飲むことになるも、へそさんはもやもやとした気持ちを抱えていて……。★関連記事:「飲みます」服薬について迷っていると医師からズバッとひと言! #アラフィフ主婦ちゃんねる 20こんにちは。アラフィフ主婦のへそと申します。健康診断でLDL(悪玉)コレステロール値が4年前よりも高くなっていることが判明した私。意を決して行った病院で「薬を飲むか飲まないかはあなた次第だ」と言われました。私の優柔不断な様子を見た先生が、2週間お試しでスタチンという薬を飲むことを提案してくれたので、ひとまずそのようにすることにしました。この判断でよかったのか……迷いながら薬局へと行きました。薬剤師さんにも相談してみると「私も飲んでるし」とひと言。まさかの同志発見!正直、薬剤師さんのトークって調剤報酬の点数稼ぎでしょ? なんて思っていたのですが、そうではないのだと気付きました。薬剤師さんのポジティブな言葉のおかげでもやもやが吹き飛びました!ー--------------薬剤師さんのおかげで不安な気持ちが解消されたへそさん。不安に思うことは相談してみると良い答えが得られることもありますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/新田正光先生(千葉西総合病院 副院長・循環器内科部長)1997年秋田大学医学部卒業。循環器専門医、総合内科専門医として活躍している。他にも心血管インターベンション治療学会専門医、透析専門医、救急科専門医の資格も取得している。日本内科学会 総合内科専門医・指導医。その他、日本心血管インターベンション治療学会、日本透析医学会、日本救急医学会や日本不整脈心電図学会の専門医も勤めている。著者/へそ(52歳)バツイチ再婚同士の夫と2人暮らし。最近の悩みは眉間のしわ。ブログ「おそがいチャンネル」にて日々の気付きを絵日記にしてつづっている。
2022年10月07日眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガを紹介します。4年ぶりの健康診断でLDL(悪玉)コレステロール値を計測したところ、基準値よりも高かったというへそさん。このままではいけないと、近所の内科へと行き……。★関連記事:「平家派ならぬ閉経派!?」夫のおやじギャグに思わず…!? #アラフィフ主婦ちゃんねる 19こんにちは。アラフィフ主婦のへそと申します。私はLDL(悪玉)コレステロール値が高く、その数字は背筋が凍るほどの高さでした……!ついでにHbA1c(糖化ヘモグロビンの割合)にも異常が見つかり、糖尿病予備軍であることも判明。流石にまずい! と思い、腹をくくって病院へ行きました。ただ、私は薬に対して抵抗がありました。でもこのコレステロール値だと薬を飲むことは避けられない状態でもありました。優柔不断な性格も相まって、薬を飲むか飲まないか悩む〜!こういうときは先生に「強制はしませんが、へそさんのリスク区分なら医師としては服薬をおすすめします」くらい言われると思っていました。しかし、完全にこちらに判断を任せるという形だったので、突き放されたようで少し寂しさも感じました。悩みに悩んで「先生なら飲みますか?」と聞き、スタチンという薬を飲むことに決めました。先生の提案でまずはお試しということで、2週間分の薬を処方してもらいました。ー--------------服薬について悩んだというへそさん。薬は体に影響を及ぼす可能性もあるので、飲むか飲まないか悩んでしまうこともありますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/新田正光先生(千葉西総合病院 副院長・循環器内科部長)1997年秋田大学医学部卒業。循環器専門医、総合内科専門医として活躍している。他にも心血管インターベンション治療学会専門医、透析専門医、救急科専門医の資格も取得している。日本内科学会 総合内科専門医・指導医。その他、日本心血管インターベンション治療学会、日本透析医学会、日本救急医学会や日本不整脈心電図学会の専門医も勤めている。著者/へそ(52歳)バツイチ再婚同士の夫と2人暮らし。最近の悩みは眉間のしわ。ブログ「おそがいチャンネル」にて日々の気付きを絵日記にしてつづっている。
2022年10月05日眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガを紹介します。健康診断でLDL(悪玉)コレステロール値が基準値よりも高いことが判明したへそさん。そのことについて夫と話をしていると、夫が突然……!?★関連記事:「無限にスリスリ!」脂質異常を抑えるため、とある食材を前菜に! #アラフィフ主婦ちゃんねる 18こんにちは。アラフィフ主婦のへそと申します。4年ぶりに健康診断を受けたところ、LDLコレステロール値とHbA1c(糖化ヘモグロビンの割合)に異常が見つかりました。そこで病院を受診するまでの間、コレステロールについて調べてみました。すると閉経後の女性は女性ホルモンであるエストロゲンの減少で、コレステロール値に変化が起こるとのこと。すると高コレステロール血症(脂質異常症)という病気になりやすいそうです。夫にそのことを話すと「平家派ならぬ閉経派?」というダジャレが(笑)。私はNetflixで平家物語のアニメを見たことをきっかけに、YouTubeで平家物語の人形劇を見たり日本史を勉強しなおしたりしていました。そのことはもちろん夫も知っています。なので平家と閉経をかけたダジャレを言ってきたのです! 夫のおやじギャグを言うときの瞬発力がすごいんですよね……。ー--------------会話の途中でとっさにダジャレを言うというへそさんの夫。妻の趣味に合わせてオリジナルのギャグを作ってくれるなんてすてきなパートナーですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/新田正光先生(千葉西総合病院 副院長・循環器内科部長)1997年秋田大学医学部卒業。循環器専門医、総合内科専門医として活躍している。他にも心血管インターベンション治療学会専門医、透析専門医、救急科専門医の資格も取得している。日本内科学会 総合内科専門医・指導医。その他、日本心血管インターベンション治療学会、日本透析医学会、日本救急医学会や日本不整脈心電図学会の専門医も勤めている。★関連記事:「とてつもなく大女…」試着した服は良い感じだったけれど自分の存在感が… #アラフォー絵日記 46★関連記事:「座っているのが一番しんどい…」退院後の生活でガラッと変わったこと #子宮頸がんゆる闘病記 29★関連記事:「もしかして新型コロナ?」体調不良とおなかの違和感がずっと続いて… #大腸がんらしい 1著者/へそ(52歳)バツイチ再婚同士の夫と2人暮らし。最近の悩みは眉間のしわ。ブログ「おそがいチャンネル」にて日々の気付きを絵日記にしてつづっている。
2022年09月28日眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガを紹介します。4年ぶりに受けた健康診断の結果、LDL(悪玉)コレステロールとHbA1c(糖化ヘモグロビンの割合)の数値が高くなっていたへそさん。さすがにまずい! と食生活を改善しようとして……。★関連記事:「糖尿病予備軍!?」4年ぶりの健康診断、その結果は… #アラフィフ主婦ちゃんねる 17こんにちは。アラフィフ主婦のへそと申します。健康診断の結果、ガチの脂質異常と軽度の糖代謝異常が判明しました。病院へ行く予定にしていましたが、1日でも早く対策したほうが良いと思ってまずは食生活を見直しました。キャベツが脂質異常にも糖尿病にもおすすめな食材であるということを知り、1日1回はキャベツを食べることにしました!千切りキャベツを食べることにしたのですが、自分で切るのは至難の技……!ということで、スライサーを購入しました。無限にスリスリできるくらい超便利でいい買い物になりました!ただ、開封したときに手を刃で切ってしまったので、保管する方法に悩みました。今はクリアファイルの端をテープで止めて、その中にしまうようにしています(笑)。キャベツに加えて、毎日食べていた甘い物も控えるようにしました。病院へ行くまでに少しでも結果が出てくれるといいなと思います。ー--------------病院で再度検査を受けるまでの間、食生活の改善に努めたへそさん。皆さんは普段の食事で何か意識していることはありますか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/新田正光先生(千葉西総合病院 副院長・循環器内科部長)1997年秋田大学医学部卒業。循環器専門医、総合内科専門医として活躍している。他にも心血管インターベンション治療学会専門医、透析専門医、救急科専門医の資格も取得している。日本内科学会 総合内科専門医・指導医。その他、日本心血管インターベンション治療学会、日本透析医学会、日本救急医学会や日本不整脈心電図学会の専門医も勤めている。★関連記事:「存在感がかすむ!」がんと一緒に摘出した子宮筋腫がデカ過ぎて… #子宮頸がんゆる闘病記 28★関連記事:「勉強が趣味」夫が資格を取る理由に対する妻の衝撃発言とは!? #デブス女の修羅場 40★関連記事:「もしかして新型コロナ?」体調不良とおなかの違和感がずっと続いて… #大腸がんらしい 1著者/へそ(52歳)バツイチ再婚同士の夫と2人暮らし。最近の悩みは眉間のしわ。ブログ「おそがいチャンネル」にて日々の気付きを絵日記にしてつづっている。
2022年09月25日年1回必ず受けている健康診断。いつもオールAで、毎年特に心配などしていませんでした。しかし今年は、結果通知を見て一瞬「あれ?」と固まった私。1つB判定で軽度異常となっているではありませんか! その結果を見て「なんで? どうして?」と疑問ばかりが頭を駆け巡ります。やはり40代にもなると、何かしらの体の不調や変化が出てくるのかしら……とがく然としてしまいました。★関連記事:「食べてる量は同じなのに…」更年期にLDLコレステロールはなぜ増える?下げるには?【医師監修】健康だけは自信があったはずなのに毎年の健康診断は、病気の早期発見のために欠かさず受けていた私。これまではずっとオールAで異常なしの結果でした。私は特にお酒をたくさん飲んでいるわけでもなく、たばこも吸いません。週に1回のヨガ、月に1回のバトミントンで適度に運動もしていました。食事も毎日自炊で野菜中心の献立にしています。なので、どこか健康面に関しては、きっと大丈夫と自信を持っていました。しかし今年は、そんな私の健康に対する自信を見事に打ち砕く結果が届いたのです。初のB判定である軽度異常が1つ付き、コメントには「わずかな所見が認められましたが、日常生活には差し支えありません」と記載されていました。B判定が付いた項目は、LDLコレステロール。通常60~119㎎/dlのところ私は126㎎/dlという結果でした。まったく予想もしていなかったのでショックでした。食生活も生活リズムもこれまでと特に変わっていないですし、毎日ヘルスメーターで体重、体脂肪、基礎代謝、筋肉量、水分量、骨密度まで計測している私。「これといった変化はなかったはずなのに……どうしてこんな結果が出たのか」とまったくわかりませんでした。LDLコレステロールって一体何だろうなぜこんな結果になったのかまったく見当がつかなかったので、とりあえず、B判定が付いたLDLコレステロールについてネットで調べることにしました。LDLコレステロールとは悪玉コレステロールのことで、名前だけ聞くと悪そうなイメージがありますが、LDLコレステロールは肝臓内のコレステロールを体中の末梢細胞に運ぶ大切な役割を担っているそうです。さらにLDLコレステロールが少ないと血管がもろくなり、ホルモンを作れなくなるのだとか。反対にLDLコレステロールが多いと、コレステロールが血管の壁にくっついて血の流れが悪くなり、動脈硬化を引き起こしやすくなるそうです。LDLコレステロール自体が悪いわけではなく、数値のバランスを保つことが大切なのだとわかりました。さらに調べてみると、40代以上の女性には私と同じようにLDLコレステロールが高くなり悩んでいる方が多いそうです。いろいろ見ている中で、私は特に「40代以上の女性はLDLコレステロールが増えやすい傾向があります。女性ホルモンのエストロゲンの減少がそうさせていることもあります」との話に興味を引かれました。仕方のない状況だとわかると心がラクに「LDLコレステロールと更年期に関係があるってこと?」そう思った私は、さらに調べてみました。それによると、「女性ホルモンのエストロゲンはコレステロールを材料として生成される。しかし、更年期になるとエストロゲンの量は減ってしまうためコレステロールが余りやすくなり、40代以上の女性はLDLコレステロールが増えやすい傾向になる」ということです。たしかに私も、ここ1年ほどの生理周期が長かったり短かったりを繰り返しており不安定で、「以前と違うな、更年期に差し掛かってきたのかな」と感じていました。女性ホルモンが減りつつある更年期にはLDLコレステロールが増えやすくて当然なのだとわかると、健康診断でのB判定もある程度は仕方のないことなのだと受け入れることができ、心がラクになりました。更年期によりLDLコレステロールが高くなりやすい状況にあるとわかったからには、野菜をより多く摂取したり脂質を抑えた食事にしたりするとともに、今よりも運動する機会を増やして、生活を見直していきたいと思います。まとめ今まで健康に自信を持っていた私。でも健康診断で初のB判定が付き、かなり不安に陥りました。どうしてそんな結果が出てしまったのかわからず、調べてみると……。LDLコレステロールと更年期との関係を知ることができました。ある程度は仕方のない状況だと認識すると、かなり心がラクになりました。ですから、これ以上悪化させないように食生活を再度見直していきます。脂質を抑えた食事、野菜の量を多くする、運動する機会を増やすなど、できることは積極的におこなっていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。イラスト/サトウユカ著者/izuみん(41歳)小学生の子ども2人を育てる母です。40歳を過ぎても美しい女性でありたいと強く願う私。外見はもちろん内面に関しても楽しいこと&うれしいことをして日々笑顔で過ごしていきたいです。
2022年09月17日簡単なケア・食べ方のコツなど8月16日、『ラク~に中性脂肪・コレステロールが下がる本』が宝島社から「TJ MOOK」として発売された。A4判、80ページ、価格は759円(税込)である。同書では手軽に実践可能な方法を紹介。みやま市工藤内科院長の工藤孝文氏や、肝臓クリニック札幌院長の川西輝明氏、千代田漢方内科クリニック院長の信川益明氏、銀座泰江内科クリニック院長の泰江慎太郎氏など、13名の医師、博士によるアドバイスが紹介されている。血管を強く元気にする方法健康診断で、中性脂肪の数値がよくない、コレステロール値が思わしくないなどの指摘を受けたとしても、これらは軽視されるケースもある。放置したままでいると、血管をむしばみ、身体機能や命を失うことにもなりかねない。中性脂肪は体のエネルギー源になるが、消費されずに余った場合、体脂肪となり、肥満や糖尿病の原因にもなりうる。また、コレステロールも、体に欠かせない脂質の一つではあるが、コレステロールの中でも悪玉コレステロールは要注意である。中性脂肪やコレステロールの増加は脂質異常症、動脈硬化を招き、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高める。新刊では中性脂肪とコレステロールを解説し、働きと増える仕組み、下げる食べ方、メニュー、生活習慣、運動、セルフケアなどが紹介されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※ラク~に中性脂肪・コレステロールが下がる本 - 宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
2022年08月23日コレステロール値の上昇や動脈硬化のリスクとなることが知られている飽和脂肪酸。さまざまな食べ物に含まれていますが、具体的にどの食べ物に多く含まれているか、ご存じですか?今回は飽和脂肪酸の摂りすぎにつながりやすい「おかず」をご紹介します。どのようなものが望ましいかの例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。飽和脂肪酸を摂りすぎに繋がる「おかず」飽和脂肪酸の目標量はエネルギーの7%未満とされています。日本人の食事摂取基準のエネルギー目標量から計算すると、成人女性では約13g、成人男性では約17gが飽和脂肪酸の目標量になる計算です。この飽和脂肪酸の量をもとに、摂りすぎに繋がりやすい食べ物を紹介していきます。肉・肉加工品肉や肉加工品などは、ほかのおかずに比べると飽和脂肪酸が多く含まれています。上記グラフの肉などを100g食べると、1日の目標量を超えるか、ほぼ近い量を摂る計算です。ほかの食べ物からも飽和脂肪酸を摂ることを考えると、確実にオーバーしてしまうため、飽和脂肪酸の量が気になるときは控えた方が良いでしょう。中でも牛は、鶏や豚に比べると脂質が多く、飽和脂肪酸の量も多くなっています。鶏か豚を選ぶ方が飽和脂肪酸の量を抑えられやすいでしょう。魚介類魚介類は肉類に比べると飽和脂肪酸の量は少なくなります。あゆの内臓、あんこうの肝、うなぎの白焼き、かき燻製油漬缶詰など、食べる機会が少ない方は、魚介類から飽和脂肪酸の摂りすぎを心配する必要は少ないでしょう。魚介類には、コレステロールを減らしたり動脈硬化を予防したりする不飽和脂肪酸が含まれます。とくに青魚(さば・さんま・いわし・あじなど)に含まれるため、意識して取り入れましょう。乳類乳類の中でも、クリームやチーズに飽和脂肪酸が多く含まれています。生クリームを使った料理やお菓子を良く食べる方、チーズを好んで食べる方は摂りすぎに気をつけましょう。また普通牛乳は100gあたり2.3gほどではありますが、毎日たくさん飲むと飽和脂肪酸を摂りすぎる恐れもあります。気になる方は低脂肪や無脂肪のタイプを選ぶと良いでしょう。その他(卵類・豆類)卵類や豆類は、ほかのおかずに比べ飽和脂肪酸の量が少なく、摂りすぎの心配が少ない食べ物です。豆類は、油で揚げた油揚げ、がんもどき、厚揚げはやや飽和脂肪酸の量が多くなっていますが、たくさん食べすぎなければ、避ける必要はないでしょう。卵や大豆製品は、肉類に比べ脂質が少なくカロリーも低いため、ダイエットや健康づくりに役立つ食べ物です。毎日のおかずのレパートリーに、ぜひ取り入れましょう。料理最後に料理別の飽和脂肪酸の量を比較しましょう。脂身の多い肉類を使ったステーキや焼肉の盛り合わせ、とんかつや生姜焼きは飽和脂肪酸の量が多くなっています。一方で、魚や豆腐、卵を使った料理や、皮を外したチキンソテーは飽和脂肪酸の量が抑えられていることがわかります。メニュー選びの参考にしてくださいね。飽和脂肪酸を控えたいときに選びたいおかず飽和脂肪酸を控えたいときは、上記でお伝えした通り、魚介類や卵、大豆製品を中心におかずを選ぶと良いでしょう。魚介類からは不飽和脂肪酸、卵からは良質なタンパク質や鉄、ビタミンD、ビタミンE、大豆製品からはカルシウムや鉄など、さまざまな栄養素が補給できるのも魅力です。肉類を選ぶときは、脂身の少ないモモなどの赤身の部位や、皮を外した鶏肉などを選ぶと飽和脂肪酸の量を控えられます。脂身の多い部位を食べたいときは、量や頻度を控えて楽しみましょう。飽和脂肪酸の摂りすぎは、健康へさまざまな影響を及ぼします。摂りすぎているかどうかは、食事管理アプリなどで自身の摂取量をチェックしてみるのもおすすめです。カラダに良い油を取り入れ、健康づくりに役立てましょう。 【参考・参照】文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)厚生労働省日本人の食事摂取基準(2020年版) 【執筆者】広田千尋/管理栄養士これまでに500件以上の指導経験があり、ダイエットや生活習慣病対策はもちろん、妊婦から高齢者まで幅広い指導を経験。栄養指導、レシピ制作、栄養教室や料理教室開催などのスキルと知識を生かし、あすけんではコラム執筆やオンラインカウンセリングを担当。
2022年07月17日悪玉コレステロール値が気になっている方の中には“コレステロールが多い”といわれる食品を避けている方も多いはず。これらの食品はもちろんですが、実はもっと気をつけた方がいい食品があることをご存じですか?今回はコレステロール値が気になっている方に向けて、控えたい食べ物や、とりたい食べ物について解説します。“コレステロールが多い”食べ物だけを気をつけたらいい?卵、イカ、タコ、魚卵などは、ほかの食べ物に比べるとコレステロールを多く含むので「これらの食品を食べるとコレステロール値が高くなる」「食べない方がいい」とよく耳にします。昔はこのようにいわれていましたが、実は食品自体に含まれるコレステロールは、そのまま血中コレステロール値に反映されるワケではないんです。このコレステロールが体内で使われるのは2~3割で、残りの7~8割は糖や脂質を材料として肝臓で合成されたコレステロールが使われます。もちろん、コレステロールが多いといわれる食品をたくさん食べないことも必要ですが、これだけの対策では、思ったような対策にならないことも。コレステロールの合成を促してしまう食べ物や、材料となる食べ物も同時に気をつけていく必要があります。コレステロール値が気になる方が注意したい「飽和脂肪酸」飽和脂肪酸という脂質は、体内でコレステロールの合成を促すとされ、摂取量が多いことでコレステロール値が上昇することは数々の研究で明らかになっています。飽和脂肪酸は主に肉類や、乳製品に含まれています。そのほとんどが「常温で固形」の形をした脂です。「肉の脂身やバターを室温に置いておいても溶けない」とイメージするとわかりやすいかもしれません。この飽和脂肪酸の摂取量を減らすことが、コレステロール値を下げるためには最も大切といわれています。飽和脂肪酸はどんな食べ物に含まれる?飽和脂肪酸は動物性の食品に主に含まれています。コレステロール値が気になる方は、以下の食べ物が多くなっていないか確認してみましょう。【コレステロール値が気になる方が控えたいものの例】肉類豚・牛の脂身、鶏の皮、牛ばら肉、豚ばら肉、ソーセージ、ベーコン油脂類バター、ラード(豚脂)、牛脂、マーガリン、ファットスプレッド(チョコレートスプレットなど)乳類生クリーム、ホイップクリーム、チーズ、アイスクリーム菓子類チョコレート、チーズケーキ、バターケーキ、パイ、タルト、シュークリーム、スナック菓子調味料類マヨネーズ、ハヤシルウ、カレールウ先ほどお伝えしたように「常温で固形の脂」をなるべく避ける…と考えるとわかりやすいでしょう。肉類は脂身を避けて赤身のものを選び、また洋菓子やスナック菓子は食べすぎに気をつけ、なるべくフルーツやナッツなどの間食を取り入れるようにするといいでしょう。コレステロールを下げるには、どんなものを食べたらいい?コレステロール値が気になる方がとりたい食べ物は、青魚や大豆製品、また野菜やきのこ、海藻類です。青魚や大豆製品には不飽和脂肪酸という脂質が含まれ、コレステロール値を下げるのを助けてくれます。また魚や大豆製品を食べる回数が増えることで、自然と肉類を食べる回数を減らし、飽和脂肪酸の摂取量を減らすのにも役立ちます。また野菜やきのこ、海藻類、また大豆製品に含まれる食物繊維も十分に摂取しましょう。食物繊維は余分な脂質を吸着して体外への排出を助けてくれるだけでなく、コレステロールから作られる胆汁酸の排泄を促して、コレステロール値を下げてくれる働きがあります。【コレステロール値が気になる方がとりたいものの例】魚類さば、さんま、いわし、ぶり、あじ大豆・大豆製品大豆、豆腐、納豆、おから野菜類枝豆、ごぼう、かぼちゃ、おくら、ほうれん草、ブロッコリーきのこ類しいたけ、エリンギ、しめじ、えのきたけ、まいたけ、なめこ海藻類ひじき、わかめ、焼きのり、こんぶ、もずく、めかぶこれらの食べ物を意識して増やしてみましょう。コレステロール値が高い状態が続くことで、動脈硬化のリスクの一因となります。食事はもちろん、運動や禁煙などの対策も大切です。生活習慣も振り返ってみて、少しずつできるところから取り組みをはじめてみましょう。 【参考・参照】厚生労働省日本人の食事摂取基準(2020年版)一般社団法人日本動脈硬化学会コレステロール摂取に関するQ&A<>(最終閲覧日:2021/04/10) 【執筆者】広田千尋/管理栄養士これまでに500件以上の指導経験があり、ダイエットや生活習慣病対策はもちろん、妊婦から高齢者まで幅広い指導を経験。栄養指導、レシピ制作、栄養教室や料理教室開催などのスキルと知識を生かし、あすけんではコラム執筆やオンラインカウンセリングを担当。
2022年07月17日健康診断や人間ドックの結果を見ると、意外に高いコレステロールの値。「特に暴飲暴食をしているわけでも、体重が急激に増えたわけでもないのになぜ?」と思っている方もいるのではないでしょうか。しかし、このコレステロールの値、女性は50代になると急激に上昇するというデータがあります。産婦人科医の駒形依子先生に50代女性の体とコレステロールの関係について聞きました。★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む50歳代に総コレステロール値は急上昇(厚生労働省 2000年 第5次循環器疾患基礎調査の概要より)上の表は厚生労働省が2000年に実施した「第5次循環器疾患基礎調査」のなかの「性・年齢階級別 総コレステロール値の分布(割合)」です。グラフの黄色い部分に注目してください。これは、脂質異常症の基準である総コレステロール値220mg/dl以上の人の割合です。40代が22.6%であるのに対し、50代になると44.4%と、約2倍も脂質異常症の基準値を超えている女性が増えていることがわかります。これはなぜなのでしょうか。コレステロール値の上昇は閉経後の体と深く関係50歳代に総コレステロール値が上昇する割合が増えるのは、閉経と深く関係があると駒形先生は言います。「コレステロールは体に必要なホルモンの原料でもありますが、閉経後はエストロゲンを生成する量が激減するため、何もしないとコレステロールが過剰になってしまいます。閉経前の更年期前期から、コレステロール値は少しずつ増える人が多くなります。それまでの数値より上がっていることがわかったら、脂質異常症の予備軍の可能性があります」(駒形先生)。脂質異常症を放置すると…「総コレステロールが高いということは、細胞に運ばれず血液中に残ってしまったコレステロールが多いということになります。取り残されたコレステロールが血管の壁にくっついて血流が悪くなり、動脈硬化を引き起こしてしまうこともあります。動脈硬化が進行してしまえばさらに血管が詰まりやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞などの血管系の疾患のリスクが上がります。コレステロール値は、値そのものに異常があったとしても自覚症状が表れることがほとんどありません。ですから、定期的に健康診断や検査をおこなったり、自主的に生活習慣に気を付けることが大切なのです」(駒形先生)。次の章では、食生活での注意点をお伝えします。食生活で特に注意したいことは?現在は脂質異常症の基準値を超えていなくても、閉経に向かうにあたり、これまでと同じ生活をしているとリスクが高まってしまいます。「まず気を付けて欲しいのが食生活です。よく、体のことを考えて揚げ物は控えているという方を見るのですが、揚げ物を毎日食べる人はほとんどいないと思います。むしろ大切なのは、毎日何げなく口にしているものに脂肪が含まれているのを知ることです。特に多いのが、乳脂肪を多くとり過ぎているパターン。朝はトースト、昼はピザ、間食にクッキー、ドリンクはカフェオレ……といった場合、かなりの乳脂肪をとっています。パンやお菓子を手作りする方はわかると思いますが、かなりのバターやマーガリンを使用しているからです。一切とってはいけないということではなく、毎日食べているものに乳脂肪が多く含まれていることを意識して、頻度を減らすだけでも効果があると思います」(駒形先生)。まとめ体が大きく変化する50代女性。これまでの生活習慣で問題なかったことが、問題が出てくる可能性があるということです。コレステロールの値が気になるという方は、毎日食べている食品を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
2022年02月11日お酒の量が急激に増えたというわけでもないのに、40歳を過ぎてから健診や人間ドックで「肝機能低下」の指摘。「肝機能が低下するとどうなるのだろう」と不安に感じてしまいますよね。アンチエイジング専門医の黒田愛美先生は栄養療法の一環で検査をするなかで、肝機能低下が見られる患者は多いと言います。そのなかでも近年問題視されている脂肪肝についてまとめました。そもそも肝機能とは?主に精製、貯蔵、解毒の3つの働きがあります肝機能が低下すると、体はどうなるのでしょうか。「肝臓の働きは簡単に言うと主に3つあります。体に必要な物を作る(精製)体に必要な物を蓄える(貯蔵)体に不要なものを処分する(解毒)肝機能低下とは、これらの働きが落ちているということです。これらの機能低下が進行すると肝機能障害になります」(黒田先生)。そして、この肝機能障害のなかでも近年増えているのが脂肪肝だと言います。「肝機能障害のなかで特に、近年の飽食や運動不足の影響から、非飲酒者の脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝疾患)が増えており、代表的な肝機能障害の一つとなっています。これらが慢性化すると、慢性肝炎、肝臓が硬くなって機能しなくなる肝硬変から肝臓がんに進行することもあります」(黒田先生)。脂肪肝とは?肝臓に中性脂肪がたまった状態アルコールを飲まない人でもなるという脂肪肝。どういう状態のことを指すのでしょうか。「脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪がたまった状態を指します。脂肪肝の最も多い原因は肥満です。 肥満や糖尿病の人は、インスリンの働きがにぶくなるため、肝臓に脂肪がたまりやすくなります。前述したように、肝臓の役割の一つに、使い切れなかった糖分や脂肪酸などを中性脂肪やグリコーゲンとして蓄える働きがあります。しかし、その後使わずにため込み続けると脂肪肝になってしまうのです」(黒田先生)。肥満以外にもある脂肪肝の原因脂肪肝の一番の原因は肥満。しかし、それだけではないと黒田先生は言います。「一つは女性ホルモンの低下です。女性ホルモンのエストロゲンはLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の上昇を抑える働きがありますが、分泌量の低下に伴い、LDLコレステロールが増えて、肝臓にたまってしまうことで脂肪肝を引き起こします。そのため、閉経後はエストロゲンが急激に低下するため、脂肪肝のリスクは高まると言えます。もう一つはコレステロールを使えない体である、ということです。コレステロールをため込まず、使える体にするためには腸内環境を整えて代謝を上げることが大切です」(黒田先生)。腸内環境を整えるためにはエストロゲンの低下は、補充しない限りは止められませんが、腸内環境はこれからでも整えられそうです。「腸内環境を整える方法はいくつかありますが、まず実践してほしいのが白砂糖を控えることです。白砂糖は人工的な精製した化学食品であり、体内で分解されにくい構造であることが知られています。腸内環境を整えるためには体に負担がなるべくかからない食品を選ぶことが大切です」(黒田先生)。まとめ脂肪肝と聞くと脂っぽい食品をまずは控えようと思いますが、まずは白砂糖だそうです。もちろん、揚げ物やスナック菓子などは肥満の原因になるので控えるべきですが、毎日食べるほどの元気はないですよね。ちょっとひと息の間食でとる白砂糖を使った食品をまずは控える。これならできそうです!取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/黒田愛美先生美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic副院長。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
2022年02月07日暴飲暴食をしているわけでもないのに、40代後半になると体重が増えた、太った、コレステロールの値が増えたといった悩みが聞かれます。今回は、その中のLDLコレステロールに注目。LDLコレステロールと更年期との関係と、LDLコレステロール値をできるだけ上げないためにできることを産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。更年期とコレステロール上昇は関係がある?コレステロールは女性ホルモンの材料コレステロールと聞くと、「肥満」「メタボリックシンドローム」と関連しているような、あまり良くないイメージがありますが……。「コレステロールは、人間の体に存在する脂質の一つです。 有害物質のように見られていますが、コレステロール自体は細胞膜・各種のホルモン・胆汁酸を作る材料となり、体に必要な物質です。女性ホルモンであるエストロゲンを産生するときにもコレステロールは必要です」(駒形先生)。女性ホルモンが減るとコレステロールが余る更年期になると女性ホルモンの分泌が減ることは知られています。女性ホルモンの分泌が減るならコレステロールも減るような気がするのですが?「女性ホルモンが減るということは、あまり作られないということです。作られないのに材料のコレステロールが過剰にあれば余ってしまいます。余ったぶんは悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールとなり、過剰に血液中にあることでさまざまな病気の原因になってしまいます」(駒形先生)LDLコレステロールが増えるとなぜダメ?コレステロール自体は体に必要な成分ですが、過剰になると害になるということです。どんな病気の原因になるのでしょうか。「余ったLDLコレステロールが血管の壁にくっついて血流が悪くなり、動脈硬化を引き起こしてしまいます。いわゆる血液ドロドロ状態です。動脈硬化が進行すればさらに血管が詰まりやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞などの血管系の疾患のリスクが上がります。動脈硬化を引き起こすということは、心臓や脳血管の病気になるリスクも格段に上がってしまうということです。LDLコレステロール値は、値そのものに異常があったとしても自覚症状が現れることがほとんどありません。ですから、定期的に健康診断や検査をおこなったり、生活習慣に気を付けたりすることが大切なのです」(駒形先生)。次の章では、生活習慣の注意点についてお伝えします。更年期世代が気を付けたい生活習慣とは?具体的には、どのように生活習慣を変えていくと良いのでしょうか。間食を見直して!やはり重要なのが食習慣です。脂肪を控えた食事にすることが大切ですが、脂肪を減らすというと揚げ物や油っぽい食べ物を控えると考える人が多いのではないでしょうか。でも、そもそも揚げ物を毎日食べる40代、50代は少ないですよね。それよりも気を付けて欲しいのが……油っぽく見えなくても実は意外に脂肪が含まれている食品です。それは乳脂肪分を含む食品です。まず、牛乳です。牛乳には動物性脂肪が豊富に含まれています。そして、バターやマーガリンを使った加工食品です。クッキーやケーキ、パンなど、何げなく口にしている人は多いのではないでしょうか。手作りをする人ならおわかりと思いますが、前述のお菓子類には大量のバターやマーガリン、砂糖が含まれています。そのため、LDLコレステロールが気になる人は洋食よりも和食を、と言われるのです。同じおやつでも、カフェオレとケーキよりも、緑茶と和菓子のほうが良いと言われるのは、脂肪分が少ないからです。LDLコレステロールの値が気になるなら、間食を見直すことも大切です」(駒形先生)。まとめ一見、ギトギトしていないクッキーやビスケット、パンといった洋菓子は何げなく食べてしまう人も多いでしょう。そして、健康に良いと思って飲んでいる牛乳も、飲み過ぎると脂肪のとり過ぎになるリスクが。私も毎日カフェオレを何杯も飲むのですが、牛乳を低脂肪乳に変えてみました!取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
2022年01月26日若いころは気にならなかったコレステロールも、健康診断を受けるたび上がってくると心配になってしまうもの。動脈硬化の原因ともなるコレステロール値が上がってきたら、どんなことに気を付ければ良いのでしょうか。栄養外来で食事指導をするアンチエイジング専門医・黒田愛美先生に聞きました。脂肪分の多い食品を控えるだけでは不十分!コレステロールを下げるというと、揚げ物など脂っこい食品を控えるという対策がまずは思い浮かびます。しかし、黒田先生はそれだけでは不十分だと言います。「コレステロールの多くは肝臓で合成されるもので、暴飲暴食をしていない限り、食品から分解して合成される量はそれほど多くありません。コレステロールは細胞膜やホルモンなどを合成するための原料であり、体には欠かせない成分です。本来なら原料として使われたあと、胆汁酸となって排出されれば体内にたまることはありません。しかし、40代以降になると女性ホルモンの分泌が少なくなることも関係して、コレステロールが使われずに悪玉コレステロールとなります。それが問題なのです」(黒田先生)。腸内環境を整えることが大事栄養外来に訪れる人のなかには悪玉コレステロール値が高い患者も。そのような人に対してはどのようなアドバイスをしているのでしょうか。「悪玉コレステロール値が高い患者さんに対しては、一般検査に加えて、腸内環境の検査(遅延型アレルギー検査)をおすすめしています。悪玉コレステロール値が高いということは、本来排出されるべき胆汁の在庫を腸に抱え込んでいるということとイコールです。ですから、まずは腸内環境を整えて、腸の胆汁を一掃するようにアドバイスしています。コレステロール値が高いという悩みに限らず、体調不良の多くは腸内環境が関係しています。まずは検査で、自分の腸内環境の状態を知ってほしいと思います」(黒田先生)。3つの栄養素を意識しようそれでは、腸内環境を改善するためにはどのような栄養をとると良いのでしょうか。食物繊維EPAMCT「きのこや海藻などに含まれる食物繊維は、汚れた腸内をお掃除してきれいにしてくれます。青魚などに含まれるEPAは悪玉コレステロールを低下させ、MCTオイルに含まれるMCTには、たまった胆汁の排出を促す働きがあります。この3つの栄養素を意識してとり、腸内環境を整えることが大切です」(黒田先生)。これにプラス、一般的にいわれる甘い物や脂っこい物、お酒などはできるだけ控えるよう心掛けると良いということです。まとめコレステロール値が増えている人は、食物繊維とEPA、MCTの3つの栄養素を意識にとってみてはいかがでしょうか。普段の食事からとるのは難しいという方は、信頼できるメーカーのサプリメントを利用しても良いということです。取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。★関連記事:知っておきたい!更年期とLDLコレステロール上昇との意外な関係【医師監修】★関連記事:コレステロールは美と健康に不可欠ってホント? 多いだけでなく「少なくても問題」という真実【医師監修】★関連記事:「もう少し早く知っておけばと後悔ばかり…」更年期とLDLコレステロールの関係【体験談】著者/監修/黒田愛美先生美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic副院長。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
2022年01月24日人間ドックなどの健診結果にある「脂質代謝」。特に注意喚起がないとスルーしてしまうかもしれませんが、3年前、5年前と比べて増えている方もいるのではないでしょうか。基準値内であっても、年齢とともに増えていると心配になるもの。そこで、40代以降の更年期世代のコレステロール値はなぜ上がりやすいのか、産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。脂質代謝とは?駒形先生によれば、健診結果にある「脂質代謝」には以下のような項目があると言います。総コレステロール(基準値140~199mg/dl)HDLコレステロールとLDLコレステロール、中性脂肪の値から算出される数値。基準値から外れている場合は、何が原因になっているかに着目する。中性脂肪(30~149 mg/dl)中性脂肪は、食物摂取後に小腸で吸収され血液の中に入ってエネルギー源として使われます。皮下脂肪や肝臓の脂肪として蓄積されますが、増え過ぎると肥満、脂肪肝、糖尿病などの原因となり、悪玉のLDLコレステロールの増加につながります。HDLコレステロール(40 mg/dl以上)善玉コレステロール。余分なコレステロールを末梢細胞から回収し、肝臓に戻すのが役割です。LDLコレステロール(60~119 mg/dl)悪玉コレステロール。肝臓内のコレステロールを体中の末梢細胞に運ぶ役割があります。数値が高いということは、細胞に運ばれず血液中に残ってしまったコレステロールが多いということになります。取り残されたコレステロールが血管の壁にくっついて血流が悪くなり、動脈硬化を引き起こす原因となります。nonHDLコレステロール(90~149 mg/dl )総コレステロールから善玉のHDLコレステロールを引いたもの。 血液中にはLDLコレステロールとは別の、さまざまな悪玉コレステロールがひそんでおり、それらを含めたすべての悪玉の量を表すのが、non-HDLコレステロールの値です。「脂質代謝とは、脂肪を分解する能力、機能を指します。更年期のころはこの脂質代謝が落ちる傾向にあります」(駒形先生)更年期世代はなぜLDLコレステロール値が上昇する?40代以降になると、コレステロールの中でも悪玉のLDLコレステロールが上昇しやすいと言います。それはなぜなのでしょうか。「その理由を話す前に、知っておいてほしいのは、LDLコレステロールは少な過ぎても良くないということです。ある程度の悪玉がなければ、善玉のHDLコレステロールが機能しないからです。健診結果にある基準値内であれば、善玉と悪玉のバランスが取れているということになります。さて、女性ホルモンのエストロゲンはコレステロールを材料に産生されますが、更年期になるとその量は減っていきます。作られる女性ホルモンは減るのに、それまでと同じように脂肪の多い食事をとっていると、コレステロールが余ってしまいます。脂肪の分解は主に肝臓でおこなっているのですが、コレステロールが余ってしまうと肝臓にも脂肪がたまって、脂肪を分解する機能が低下してしまいます。その結果、善玉のHDLコレステロールが減って、悪玉のLDLコレステロールが増えてしまうのです」(駒形先生)。食事以外でコレステロール値を下げるには?次に、LDLコレステロール値を下げるためには、どのように生活習慣を変えていくと良いのでしょうか。脂肪を控えた食事と運動の両輪で!「脂肪を控えた食事にすることは大前提になります。その上で、やはりプラスしたいのが運動です。女性ホルモンのエストロゲンは、LDLコレステロールを消費する働きもあります。更年期は、そのエストロゲンが減るので、自力で消費=運動しないといけないのです。40代、50代こそ運動習慣が必要です。できれば、更年期に入る前に運動習慣がつけられればベターなのですが、運動が苦手な人もウォーキングなどを少しずつで良いので、運動量を増やす努力をしてみてほしいと思います」(駒形先生)。まとめLDLコレステロールの値が気になるなら、食事の内容を気を付けるだけでなく運動を取り入れたほうが効果的ということです。皆さんは定期的な運動習慣がありますか? 私はほぼゼロなので、根本から生活を見直す必要がありそうです……。取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。★関連記事:コレステロールは美と健康に不可欠ってホント? 多いだけでなく「少なくても問題」という真実【医師監修】★関連記事:「もう少し早く知っておけばと後悔ばかり…」更年期とLDLコレステロールの関係【体験談】★関連記事:1年で悪玉コレステロール値が改善!飲み続けてよかったもの【体験談】著者/監修/駒形 依子 先生東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
2022年01月19日コレステロールと聞くと、メタボ、肥満、動脈硬化といったネガティブなイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。アンチエイジング専門医の黒田愛美先生によれば、コレステロールは美と健康に欠かせない成分であり、少ないことで問題も起きると言います。具体的にどういうことなのか聞いてみました。コレステロールは多くても少なくても問題コレステロール値が高いといろいろな病気の原因になるらしい……ことは多くの人が知っていますが、低いことも問題だそうです。「コレステロールは女性ホルモンのエストロゲンを含むホルモン、細胞膜、コエンザイムQ10、ビタミンDなど、女性の美容に必要な成分を作る原料です。コレステロールは多いことばかりが問題視されますが、総コレステロールが不足すると虚血性心疾患、脳内出血、精神障害の誘因となることもわかっています。コレステロールは美容と健康に必要な成分であることを知った上で、必要以上に増えた分を減らす意識を持つことが大切です」(黒田先生)。コレステロールは「使えていない」ことが問題コレステロール値が増えると、食生活の乱れや運動不足ばかりが指摘されますが、「体の変化」の影響が大きいと言います。「コレステロールは、体に必要な成分を合成するときに使い切れば増えることはありません。コレステロール値が高いということは、原料として使われていなくて余っているということです。余った分は悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールとなり、過剰に血液中にあることでさまざまな病気の原因になってしまいます。コレステロールを使えていない原因にはさまざまなものがありますが、更年期女性の場合は女性ホルモンのエストロゲンの分泌が少なくなることも一因です。健康診断や検査でコレステロール値が上がっていたら、体がコレステロールを使えていない可能性があることに気付いてほしいですね」(黒田先生)。次の章では、コレステロールを消費するために必要なことをお伝えします。「筋トレ+有酸素運動」で中性脂肪を消費それでは、コレステロールを余らせないようにするにはどうすれば良いのでしょうか。「コレステロールを消費するには、中性脂肪を減らすことが大切です。そのためには、大きな筋肉を鍛えて、代謝を上げる必要があります。大きな筋肉とは、大腿四頭筋や大殿筋といった太ももやおしり周りの筋肉です。いろいろな運動で鍛えられますが、わかりやすいのはスクワットでしょう。さらに、それに有酸素運動をプラスすることで脂肪燃焼効果を高めることができます。スクワットを10回×3セット以上をしたあと、有酸素運動を30分以上おこなえるとベストです。普段運動をしていない人はできる範囲で始めて、少しずつペースを上げると良いでしょう」(黒田先生)。まとめエストロゲン分泌が減る更年期こそ、筋トレが必要であるということです。黒田先生によれば、運動は毎日おこなわなくても良く、週に2~3回でも効果があるということ。スクワット+ウォーキングは一例です。自分が楽しめる運動を組み合わせてはいかがでしょうか。取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。★関連記事:「もう少し早く知っておけばと後悔ばかり…」更年期とLDLコレステロールの関係【体験談】★関連記事:1年で悪玉コレステロール値が改善!飲み続けてよかったもの【体験談】★関連記事:体が芯から温まる!冷え性対策・免疫力アップ・腸内環境・疲労回復に良い「鍋レシピ」4選【ビタミン外来医師監修】著者/監修/黒田愛美先生美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic副院長。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
2022年01月18日私は、更年期とLDLコレステロールが関係あることを知りませんでした。もう少し早く知っていたら、何か対策があったのにと後悔するばかりです。今回は、更年期が終わったあとに起こった私の体の変化について書きたいと思います。LDLコレステロール? 何のこと?更年期もあまり気にならなくなった50歳を過ぎたころ、会社の健康診断の結果が届きました。結果を見るとLDLコレステロール値が基準値120mg/dlに対して約220mg/dlもあり、「要再検査」と書いてありました。え? 何のこと? 今までコレステロールで引っかかったことはないし、自分には関係のないことと勝手に思っていました。何かの間違いと思い、あまり気にしませんでした。その後、健康診断の結果をよく見ると、以前と比べて体重が増えているし血圧も高くなっています。若いころはいくら食べても太らなかったし体重が増えてもすぐ戻ったのに、最近は増えても戻らなくなり、「代謝が悪くなっている!」 と感じました。血圧も以前は低め安定だったのが、高血圧とまではいきませんがジワジワと高くなっています。このころ私は毎日残業で帰りが遅く、夕飯を作る気力もなくコンビニ弁当やスーパーのお総菜を食べていました。食事内容も野菜が少なくてお肉が多かったと思います。夫は私の仕事に理解があり、残業のときの晩ごはんは各自というのがわが家のルールでした。でも、そんな生活を続けて体に良い訳がありません。更年期とLDLコレステロールの関係医師からはLDLコレステロールの説明しか受けませんでしたが、もしかしてこれも更年期と関係あるのでは?と思った私は、更年期とLDLコレステロールの関係をネットで調べてみました。すると脂質代謝が閉経後に大きく変化することや、LDLコレステロールは女性が50歳を超えると急速に上昇するとありました。ほかにも脂肪燃焼の働きがある女性ホルモンのエストロゲンが減少することで脂肪が燃焼しにくい体になること、エストロゲンが減少すると皮下脂肪だけでなく内臓脂肪もつきやすくなることなどの情報もありました。さらに狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの動脈硬化に伴う疾患と関係があるのがLDLコレステロールのようでした。一番ショックだったのは、これは健康診断後に受診した病院の医師から説明を受けたときに言われたのですが「LDLコレステロールは夜作られる傾向があるので、夜の食事は遅くても夜8時までにとったほうが良い」ということでした。知らなかったとはいえ、私が残業したあと、夜遅くなってから食事をしていたことはLDLコレステロールを作っていたことになります。これじゃあ、健康診断の結果も悪くて当然です。更年期症状がなくなって思うこと結局、会社勤めの間は栄養バランスの良い食事をとることに気を付けることぐらいしかできませんでした。その後、夫の希望で私の生まれ故郷で暮らすことになり、55歳で会社を辞めました。現在、私は岩手で夫と猫2匹とのんびり暮らしています。規則正しい生活をして、健康のために近所のスポーツ財団が主催するノルディックウォーキングとコンディショニングの教室に通って、時々散歩もしています。市の健康診断でもやはりLDLコレステロール値が同じように高かったので、病院に行くと、まずは食事指導を受けてという指示でした。食事指導では毎食野菜をとることと、毎日少しずつでも散歩などの運動をするようにと言われ、1カ月様子を見ることになりました。そして、1カ月後のLDLコレステロール値が200mg/dlとまだ高かったため、最終的にLDLコレステロール値を下げる薬を飲むことになりました。今は薬を飲んでいるので基準値まで下がりましたが、いつか薬を飲まなくてもLDLコレステロール値が基準値になるようにするのが今の目標です。まとめいつの間にか私の更年期の症状はなくなりましたが、更年期についてもう少し詳しく調べておけばよかったなというのが今の気持ちです。あまり症状がひどくなかったので病院に行くこともなく、普通に過ごせたのはよかったのですが、その分、更年期を甘く見ていました。そして、更年期が終わればまた元に戻るような気さえしていました。更年期が女性の体に及ぼす影響の大きさや、更年期とLDLコレステロールが関係しているということをもっと早く知っていれば、その時点で何か対処法があったのでは?と思うと後悔ばかりですが、まだまだこれからです。これからは自分の体と向き合って、無理せずうまくLDLコレステロールと付き合っていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)★関連記事:「健康に自信があった私が記憶障害!?」更年期の不調を甘く見てはいけなかった!【体験談】★関連記事:「不安が押し寄せてきて止まらない!」これも更年期の症状なの!?【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/akebeko1(58歳)神奈川から生まれ育った岩手に引っ越して、現在は夫と猫2匹と楽しく田舎暮らしをしている。
2021年11月14日コレステロール管理に適した機能性表示食品「レイデル ポリコサノール10」を販売している株式会社レインボーアンドネイチャージャパン(本社:東京都港区、代表取締役:李ビョング)は、健康情報WEBサイト「RAYDEL」に、最近テレビの健康情報番組でも取り上げられて注目を浴びているコレステロール管理の指標「LH比(LDLとHDLの比率)」の重要性について特集した記事『LH比(LDLとHDLの比率)が高いと糖尿病リスクが高くなる』を公開しました。健康診断表健康情報サイト「RAYDEL」の記事 国際糖尿病連合(International Diabetes Federation)の資料によると、2019年の世界中の糖尿病患者数は4億6千万人で、2045年には糖尿病患者が7億人を突破すると見込まれています。さらに、2019年の1年間で世界中の約420万人が糖尿病で命を失ったことが確認されました。■血中コレステロール値は糖尿病の危険を予測する因子糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンは膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。この重要なインスリンが働かない理由には次の2つの原因があります。(1)インスリン分泌低下(膵臓の機能の低下により十分なインスリンを作れなくなってしまう状態)(2)インスリン抵抗性(インスリンは十分な量が作られているけれども効果を発揮できない状態)(2)のインスリン抵抗性は体内の脂質にも影響を及ぼし、インスリン抵抗性が高くなると「中性脂肪」の数値は高くなり、血管が詰まる原因となる「LDL(悪玉)コレステロール」値が増加、反対に血管の清掃屋と呼ばれる「HDL(善玉)コレステロール」値は減少します。また、脂質の各数値からインスリン抵抗性のリスクが高いかどうかを測定することも可能で、空腹状態で測定した「中性脂肪値÷HDLコレステロール値」が3.5を超えると、インスリン抵抗性を疑う必要があるといわれています。■LDL(悪玉)コレステロールとHDL(善玉)コレステロールの比率(LH比)が高いと糖尿病の発病リスクは92%まで高くなる中国西安の西安交通大学(Xi'an Jiaotong University)医学部の研究チームは、人間の血中コレステロールの比率によって糖尿病の発病リスクが変わるという研究結果を発表しました。(※1)研究チームは約11万6千人の健康な中年層を対象にLDLとHDLの比率(LH比)によって4つのグループ(それぞれの平均LH比は1.37、1.81、2.19、3.06)に分け、約3年間での彼らの糖尿病の発病率を比較しました。その結果、LH比が最も低いグループを基準にした時、基準以外のLH比が高いグループの糖尿病の発病率は、それぞれ18%(LH比1.81)、42%(LH比2.19)、92%(LH比3.06)にまで増加しました。研究チームは「糖尿病の発病とLH比の相関関係を明らかにした最初の大規模な研究として、LH比の増加が糖尿病の危険性を高める独立変数であることを強く示唆している」と論文を通じて明らかにしています。※出典:Limin Wei, et al. Low-density lipoprotein cholesterol: high-density lipoprotein cholesterol ratio is associated with incident diabetes in Chinese adults: A retrospective cohort study. J Diabetes Investig Vol. 12 No. 1 January 2021■LH比は血管の健康管理にも役立つ糖尿病と同様に生活習慣病の一つである「脂質異常症」は動脈硬化を促進するので、LDL(悪玉)コレステロールとHDL(善玉)コレステロールの値に注意が必要です。<レイデルリサーチ研究所 ジョギョンヒョン博士>レインボーアンドネイチャージャパンの関連研究機関、韓国のレイデルリサーチ研究所ジョギョンヒョン博士は、LDLは肝臓でつくられたコレステロールを体全体に運ぶ役割があるが、LDL数値が正常より高ければ、血管壁に溜まって動脈硬化の原因になる。一方、HDLは余分なコレステロールを掃除して肝臓に戻し体外に排出する役割があるため動脈硬化の予防に役立つ。したがって、動脈硬化と冠動脈疾患を予防するためには、LDLコレステロールとHDLコレステロールそれぞれ単体を管理するのではなく、この二つのバランスが非常に重要である。LH比(LDL÷HDL)が改善されれば、動脈硬化の危険が下がり、各種の心脳血管疾患の発病リスクを下げることができると勧告しています。<LH比数値と血管内の状態>■「キューバ産サトウキビ由来ポリコサノール」人臨床試験結果でTC11.3%減少、LDL-C22.1%減少、LH比27.9%改善!「キューバ産サトウキビ由来ポリコサノール」は、キューバ産サトウキビの葉と茎の表面のワックスから抽出した8つの脂肪族アルコールの混合物で、サトウキビ1kgからわずか0.025gしか抽出されない貴重な天然由来の原料です。キューバ産ポリコサノールは約120編のSCI級論文を通じて、その機能性と安全性が確立されています。2010年のキューバ国立科学研究所で行われた人臨床試験で健常者を対象に8週間キューバ産ポリコサノールを毎日10mgずつ摂取した結果、総コレステロール(TC)が12.4%減少し、悪玉コレステロール(LDL)の数値が20.2%減少し、心血管疾患の重要な予測因子であるLH比(LDLとHDLの比率)は28.7%改善しました。<キューバ産ポリコサノール 臨床試験結果>【会社概要】商号 : 株式会社レインボーアンドネイチャージャパン代表者 : 代表取締役 李ビョング所在地 : 〒105-0012 東京都港区芝大門2-2-1 ACN 芝大門ビルディング6F設立 : 2018年4月事業内容: 食品・健康補助食品及び医薬品等の研究、企画開発、製造、卸、販売及び輸出入資本金 : 900万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月04日普段から定期的な運動は欠かさず、食生活にも気を配っているため、健康には自信がありました。ところがおととしの健康診断で、夫婦ともに悪玉(LDL)コレステロール値が高いことを指摘されたのです。今すぐに治療が必要な数値ではないものの、放置すれば高脂血症などの深刻な病気にもなりかねないとのこと。そんなとき、ちょっとしたきっかけである飲み物にハマり、日常的に飲み始めるようになりました。きっかけは義実家で飲んだ酒粕の甘酒夏のある日、義実家を訪れたときのことです。義母が「甘酒があるんだけど、飲んでみる?」と冷蔵庫から白いトロリとした液体を出しました。義兄が「昔、お寺で飲んだ甘酒が懐かしくなった」と、酒粕から甘酒を作ったのだそうです。私は、昔から甘酒も酒粕も好きでしたが、大人になってからはあまり口にする機会がありませんでした。その日はとても暑く、たくさん汗をかいたあとだったこともあり、久しぶりに飲む甘酒は驚くほどおいしかったことをよく覚えています。冷えていて喉ごしが良いというだけでなく、暑さによる体の重だるさが一瞬和らいだ気がしました。甘酒は「飲む点滴」などと言われるくらい栄養が豊富らしいということはなんとなく知っていました。そして実際飲んでみると、本当に体に良さそうだと感じました。そこで、義母に作り方を聞いてみると、酒粕を水で溶いて火にかけ、アルコール分が飛ぶまで加熱し、冷めたら冷蔵庫で保存するだけだということでした。帰宅後、私も早速甘酒を作り、次の日から飲み始めました。酒粕の甘酒から米こうじの甘酒にシフトしばらくはなんとなく体に良さそうだという理由で、酒粕から作った甘酒を1日にコップ1杯ずつ飲んでいましたが、そのうちに米こうじと米から作る甘酒が悪玉コレステロール値の改善に良いらしいと知りました。調べてみたら酒粕から作るものより若干手間と時間は掛かるものの、それでも十分簡単なので作り始めました。おかゆ2合を60度に冷まし、500gの米こうじを加えてしっかりと混ぜます。それを炊飯ジャーに入れて、2時間おきにしゃもじで混ぜながら、50~60度で約7~8時間保温します。この温度帯は米こうじの発酵が効率良く進む温度帯で、65度以上になるとこうじ菌が死んで全然甘くない甘酒になってしまうのだそうです。完成した甘酒は冷凍保存できるので、私は1カ月分をまとめて作っています。初めてこの甘酒を飲んだときに驚いたのは、その強烈な甘さです。「砂糖は一切加えていないのに、おかゆと米こうじだけでこんなに甘くなるとは、発酵の力は本当にすごい!」と感心しました。ただ、私と夫には甘過ぎるため、ヨーグルトや牛乳に混ぜて毎日コップ1杯程度を飲んでいます。1年後の健康診断で驚きの結果が!米こうじと米の甘酒を飲み続けて1年、再び健康診断の時期になりました。悪玉コレステロール値の変化が気になります。結果を聞くため夫と2人で診察室に入ると、なんの前置きもなくいきなり医師から「何かされましたか? 」と尋ねられました。質問の意味がわからずポカンとする私たちに、医師は受診結果のコレステロールの欄を指しました。そこには驚きの結果が!私の数値は、LDLが前回124から122に減少、HDLは90から94に増加と、改善はごくわずかでした。しかし夫の数値は、LDLが前回143から127に減少、HDLが71から82に増加と、劇的に改善していたのです。診断機関での正常値はLDLコレステロール120未満、HDL(善玉)コレステロール40以上だそうです。そこで、1年間米こうじと米の甘酒を飲み続けたことを医師に話しました。すると医師は、甘酒だけでここまでの効果があったこと、また1年間も地道に努力を続けたことを驚き、賞賛してくれました。私たち自身もまさかここまで良い結果が出ることは予想していなかったので、びっくりするやら、うれしいやらで、しばらくは会う人会う人に効果を吹聴していました。まとめこれが昨年の健康診断でのできごとです。1年間で悪玉コレステロールの数値が大きく改善はしたものの、依然として正常値には達していません。そして、米こうじの甘酒チャレンジは2年目に突入しました。もうすぐ、今年の健康診断の時期がやってきます。今回はなんとか夫婦そろって正常値の範囲内まで改善することが目標です。最初は軽い気持ちで始めたことですが、それがきっかけで自分たちの健康や体のことに以前より深く関心を持つようになりました。年齢とともに、疲れや不調を感じることも多くなりましたが、これからも無理なく続けられる方法をいろいろと模索しつつ、楽しみながら健康を保っていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)イラスト/サトウユカ
2021年04月07日オレンジページムックのレシピ集3月29日、オレンジページムック『オレンジページ おとなの健康レシピ コレステロールを下げる献立』が発売された。このレシピ集には、コレステロール対策以外にも中性脂肪対策におすすめのメニューが掲載されており、メタボリックシンドローム対策になる。価格は1430円(税込)である。コレステロール・中性脂肪の基礎知識なども年齢とともに注意が必要となるメタボ。女性の場合、50代ぐらいからコレステロールや中性脂肪の数値が高くなる傾向がみられるという。健康診断などでこれらの数値が高かった場合、食生活の見直しが不可欠である。また、年齢を問わず、メタボに陥らない心がけが欠かせない。発売されたレシピ集では、脂質控えめの1か月分の献立や、低糖質のおかずを紹介。メニューはいずれも特別な材料を使用するのではなく、同書を手に取ったその日から活用できる。掲載されているのは、「豚ヒレ肉のくわ焼き献立」「さわらの回鍋肉風献立」「鶏肉とレタスの湯引き献立」「豚しゃぶの和風サラダ献立」「豆腐チャンプルー献立」などのレシピのほか、コレステロールと中性脂肪を下げる食事のコツ、おかずカタログ、3つの注目食材なども紹介されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※オレンジページ おとなの健康レシピ コレステロールを下げる献立 - オレンジページの本【オレンジページnet】プロに教わる簡単おいしい献立レシピ
2021年04月06日中性脂肪やコレステロールが気になる人に大正製薬株式会社は、Livitaの生活習慣ケアシリーズから、機能性表示食品「コレス&ミドルケアカプセルW」を2020年5月8日に全国のドラッグストア等で発売する。同製品は、悪玉コレステロールを低下させる「リコピン」と、中性脂肪を低下させる「DHA・EPA」を含有したサプリメントだ。中性脂肪やコレステロールが気になる人に適している。リコピンは、トマトに含まれる成分を使用。主にトマトやスイカなど果物や野菜に含まれるカロテノイド色素の一種だ。DHA・EPAは、特にマグロやカツオ等の青魚に含まれ、身体では作ることができない必須栄養素だ。中性脂肪を抑制する他に、肝臓での脂肪酸の分解を促進する役割もある。ソフトカプセルで飲みやすいまた、ソフトカプセルタイプ採用で飲みやすい。1日3粒を目安に水またはお湯で噛まずに飲み込む。内容量は、約14日分の42粒。希望小売価格は、1800円(税抜き)だ。Livitaシリーズは、生活習慣で気になる様々なニーズに応える粉末やタブレット、カプセルなどを展開しており、好みやライフスタイルに合わせて選べる。今回の発売で、全23品となった。(画像はプレスリリースより)【参考】※大正製薬ニュースリリース
2020年05月15日「超悪玉コレステロール」がたまると、動脈硬化だけでなく、がんや認知症、脳梗塞、心筋梗塞のリスクも高まるという。菓子パン、スナック菓子、インスタント食品など、危険食品は身の回りにあるものばかり。取りすぎないようご用心ーー。「コレステロールは、私たちの体の細胞壁やホルモンの材料となるなど、生きるうえで必要不可欠なものです。ところが、誤った食生活によって悪影響をうけると、血管壁に蓄積して動脈硬化の原因となり、逆に体に悪影響を与えてしまうこともあるのです」こう話すのは内科医で動脈硬化に詳しい池谷敏郎先生。偏った食生活はコレステロールの“暴走”を起こすという。「コレステロールは体内でLDLコレステロールとして血管壁に運ばれます。このLDLコレステロールが酸化されて変性するとマクロファージという免疫細胞に取り込まれて処理され、血管壁にたまり、プラークというコブになってしまいます。これが動脈硬化です。LDLコレステロールが悪玉コレステロールと呼ばれるゆえんです。ちなみに、LDLコレステロールには大型、小型サイズとあるのですが、小型のものほど血管壁に取り込まれやすく、活性酸素による酸化もされやすいため、小型のLDLコレステロールは超悪玉コレステロールとよばれています」(池谷先生・以下同)LDLコレステロールが酸化すると次のような問題も。「LDLコレステロールが酸化した途端、体内で“異物”として認識されます。すると、私たちの健康のバランスをとろうとしてくれるマクロファージが“異物”を食べて処理してくれるのですが、このときに起こる現象が“炎症”です。炎症は、血管の老化や動脈硬化だけでなく、肌荒れやアレルギー疾患の悪化にもつながります。さらに、がん認知症、脳梗塞、心筋梗塞などの疾患のリスクも上げます」体内での炎症を起こりやすくする一因が、オメガ6系脂肪酸(リノール酸)を多く含む食品だ。オメガ6系脂肪酸の過剰摂取によって、炎症が引き起こされやすくなるというのだ。逆に、オメガ3系脂肪酸を多く取ることによって炎症にブレーキがかかるという。つまり、過剰な炎症をふせぐためにはオメガ6系と3系の脂肪酸のバランスが重要だ。オメガ6系脂肪酸は、サラダ油、キャノーラ油、ベニバナ油など、揚げ物に使われる油に多く含まれる。オメガ3系脂肪酸は、魚油やえごま油、アマニ油などが該当する。「体内の炎症を抑えるためには、オメガ6系脂肪酸を減らし、オメガ3系脂肪酸の摂取量を多くすることです。しかし、現代の食生活では、オメガ6系脂肪酸を過剰に摂取する傾向があります。脂質の摂取は必要なのですが、摂取する脂肪酸の種類については、もっと注意をしてほしいものです」揚げ物や天ぷら、炒め物、ドレッシング、豚肉や鶏肉の脂肪部分など、オメガ6系脂肪酸の油を使った食品は、私たちの周りにあふれている。「家庭で調理して食べる分には極端な量にはならないと思うのですが、外食や弁当、スーパーやコンビニで売られているお総菜などにはオメガ6系脂肪酸を多く含む油が使われていることが多いため、外食やコンビニ弁当が多いという人は要注意です」「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月08日「コレステロールは、私たちの体の細胞壁やホルモンの材料となるなど、生きるうえで必要不可欠なものです。ところが、誤った食生活によって悪影響をうけると、血管壁に蓄積して動脈硬化の原因となり、逆に体に悪影響を与えてしまうこともあるのです」こう話すのは内科医で動脈硬化に詳しい池谷敏郎先生。偏った食生活はコレステロールの“暴走”を起こすという。「コレステロールは体内でLDLコレステロールとして血管壁に運ばれます。このLDLコレステロールが酸化されて変性するとマクロファージという免疫細胞に取り込まれて処理され、血管壁にたまり、プラークというコブになってしまいます。これが動脈硬化です。LDLコレステロールが悪玉コレステロールと呼ばれるゆえんです。ちなみに、LDLコレステロールには大型、小型サイズとあるのですが、小型のものほど血管壁に取り込まれやすく、活性酸素による酸化もされやすいため、小型のLDLコレステロールは超悪玉コレステロールとよばれています」(池谷先生・以下同)超悪玉の小型LDLが増える原因のひとつが「中性脂肪の取りすぎ」だ。「中性脂肪を取りすぎると、小型LDLコレステロールが増え、脂肪の燃えかす(レムナント)を増やします。このレムナントが酸化されやすく、プラークの材料となるのです」中性脂肪は、炭水化物やマーガリンを含んだ、パン類やケーキ、クッキーなどの洋菓子やスナック菓子に多く含まれる。「中性脂肪は内臓脂肪の原料でもあり、おなかがポッコリしたメタボ体形の人は血中の中性脂肪値が高い傾向があります」そして、小型化したLDLコレステロールの酸化を促進する食べ物が、ソーセージ、ハムなど加工肉食品、インスタントラーメン、マヨネーズなど動物性由来の脂肪やトランス脂肪酸といった酸化したコレステロールを多く含む食品だ。「意外に思われるようですが、せんべいやおかきといった米を原料とした菓子も、表面に動物性油脂やトランス脂肪酸が塗られていることがあります」するめやビーフジャーキーといったUV照射をしている加工品も体内の酸化を促進する物質が多いのだという。「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月08日ダイエットをして理想の体型を手に入れたけど、健康診断の結果は高コレステロール…。ダイエット中の食事管理の注意点についてお伝えします。ダイエット開始を決意して、がんばった食事制限!その結果、目標体重に達し、体もすっきりしていい気分ですね。ところが、健康診断の結果、体重は減っているのに、コレステロール値が上がっていた!なんてことがあるのです。その原因は何でしょうか?出典:byBirthコレステロールってなあに?コレステロールとは、脂質の一種で、血液中だけではなく、脳や内臓、筋肉、脂肪細胞など全身に存在しています。人間は、体内で必要なコレステロールを2/3生成し、残り1/3を食物から摂取しています。<コレステロールの役割>胆汁酸の生成・細胞膜の原料・ビタミンDの合成・副腎皮質ホルモンの材料。<善玉コレステロール・悪玉コレステロール>コレステロールには、善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)があります。脂質の一つであるコレステロールは、そのままの状態では、血液中に溶けません。そこで、リポタンパクという物質に包まれます。そのリポタンパクの種類が、善玉コレステロールと悪玉コレステロールなのです。善玉コレステロール:体内の余分なコレステロールを肝臓に回収する働き悪玉コレステロール:血管を通して、全身にコレステロールを運ぶ働きどちらも大切な働きを持っているため、体にとって必要なものですが、コレステロールが増えすぎてしまうと、健康を害することがあります。コレステロールが増えると、血管壁に沈着します。これによって血管が細くなったり、切れやすくなることで、動脈硬化になりやすいです。動脈硬化が進むと、心筋梗塞や、脳卒中、脳梗塞のリスクが高まります。血液中のコレステロールが高くなる症状を、脂質異常症と言います。ダイエットとコレステロールの関係では、ダイエットとコレステロールにはどのような関係があるのでしょうか?それは食事の食べ方によるものです。ダイエットをする際に、摂取エネルギーを減らすために、主食などを抜いて炭水化物を減らした食事をする方も多くおられるかと思います。炭水化物は、エネルギー源なので、毎食食べていた米を控えるなどしてダイエットをすると、体重は減りやすくなりますね。ところが、極端に減らした食事を継続すると、空腹感が強くなってしまいます。注意が必要となるのは、その空腹の時に、おかずや菓子類を食べ過ぎてしまうことです。お肉や卵、油もの、菓子類などを食べ過ぎてしまうと、コレステロールが上がりやすくなってしまいます。炭水化物も必要量摂取しながら、空腹感は、野菜やきのこ類、海藻類で満たすと良いですね。コレステロールと食事コレステロールが高めの方は、1日に摂取するコレステロールを300mg以下にすると良いと言われています。<コレステロールを多く含む食品>卵黄(1個):286mgうなぎ(100g):240mgいくら(30g):144mgしらす干し(大さじ1):12.5mgたらこ(30g):105mgバター(大さじ1):31.5mg上記の食品は食べ過ぎに特に注意しましょう。<高コレステロールを防ぐ食品>魚類魚にはコレステロールを低下させるEPA(エイコサペンタエン酸)や、DHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれています。※鮮度の落ちた魚は酸化を進めてしまうので、新鮮な魚を選びましょう。食物繊維特に海藻やこんにゃく、果物などに含まれる水溶性食物繊維は、コレステロールを腸で吸着して、体外へ排出してくれます。ビタミンビタミンCやビタミンEには、コレステロールの酸化を防ぐ働きがあります。ビタミンB2には過酸化物質を分解する作用があります。植物油植物油は、善玉コレステロールを増やす不溶和脂肪酸を多く含んでいます。高コレステロール予防のポイント出典:byBirth<調理方法>グリルや網焼きで素材の脂を落としたり、しゃぶしゃぶのように湯通しして余分な脂を落とす方法も一つです。蒸したり、電子レンジを活用して、油を使わずに火を通すのもおすすめです。※焼いたり炒めたりする場合は、油をほとんど使用しなくてすむ、フッ素加工のフライパンを使いましょう。<お肉は部位に注意>バラ肉やロース肉、ベーコンやソーセージなどの加工品より、ヒレ肉やモモ肉、ささみなどを選びましょう。また鶏肉の皮や脂身が多い場合は、取り除いてから使用しましょう。<間食について>食事制限をしていると間食を摂りたくなりますよね。身近なお菓子類には、コレステロールを上げやすい食品が含まれていることが多いです。ホイップクリームを多く使用したケーキ、バターを多く使用した菓子パン、チョコレートなどに注意が必要です。出典:byBirthいかがでしたか?短期間で無理な食事制限をして体重が減り、理想の体型を手に入れることができたとしても、病気のリスクが高まっていたら本末転倒ですね。ダイエットをする時は、必要な食事量を維持しながら、不要な食品を摂りすぎないようにすることが大切ですね。
2019年06月28日悪玉コレステロールを下げる機能性表示食品富士フイルム株式会社は、2018年8月20日より、機能性表示食品「フラバンジェノール」を発売開始する。「フラバンジェノール」は悪玉コレステロールを下げる効果があるため、コレステロールが気になっている人におすすめの商品と言える。1日4粒で手軽に健康対策このたび新発売される「フラバンジェノール」には、「松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)」が1日の摂取目安量である4粒あたり、2.46mg配合されている。飲みやすい分量で手軽に健康改善を目指せるため、体質や健康状態を改善したいと考えている人は試してみるとよいだろう。「松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)」について松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)は抗酸化作用を持つポリフェノールを豊富に含む松の樹皮に含まれていて、機能性関与成分として「フラバンジェノール」に配合されている。これにより、体に悪影響を及ぼす悪玉コレステロールの値を下げ、健康的な生活へ導いてくれる。粒も小粒で飲みやすく、1日4粒ということから、気軽に健康改善できる心強い商品と言えるだろう。健康診断の結果が気になる人や、生活習慣を改善したい人など、悪玉コレステロールの値を少しでも抑えたい人にはぜひ試してほしい商品となっている。株式会社富士フイルムヘルスケア ラボラトリーにて通信販売されているため、この機会に試してみてはいかがだろうか?(画像はプレスリリースより)【参考】※富士フイルム株式会社のプレスリリース
2018年08月20日質問:LDL値が要治療だったのですが、メタボと関係ありますか?日本では2人に1人はメタボの可能性があると騒がれています。主人のLDL値が要治療だったのですが、メタボと関係ありますでしょうか。こってり系のラーメンが好きで、運動不足なのでとても心配です。生活習慣病や心臓病などにつながるといわれていますが、実際は太った日本人のどのくらいの割合の人が治療の必要な病気になるのでしょうか?東京都:たもつさん(32)回答:LDL値とメタボリックシンドロームの関係についてお答えします。――「LDLコレステロール」についてまず、LDL値が高いことと、メタボリックシンドロームとの関係についてのご質問ですね。メタボリックシンドロームの診断基準の中の脂質の項目は、「HDLコレステロール」が40mg/dl未満、中性脂肪値が150mg/dl以上となっており、実は「LDLコレステロール」の値に関する基準はありません。なぜ、LDLコレステロールの基準値が盛り込まれていないかといいますと、内臓脂肪として蓄積される脂肪は中性脂肪であり、このことからメタボリックシンドロームになると中性脂肪は高値に、HDLコレステロールは低値になります。一方、LDLコレステロール自体は、内臓脂肪の蓄積とはあまり関係していません。このためLDLコレステロールは病名としてメタボリックシンドロームを診断する上では、考慮されないということになります。しかし、LDLコレステロールは単独で強力に動脈硬化を進行させてしまいますので、心疾患、脳卒中などを予防するために適正値にコントロールしていく必要があります。LDLコレステロールが上昇してしまう原因として、食事中の飽和脂肪酸のとり過ぎが挙げられます。肉の脂身、バターやラードに飽和脂肪酸は多く含まれますから、ご主人の好きなラーメンも、汁は残す、チャーシューメンでなくシンプルなラーメンにする、といった配慮は必要かと思われます。また、運動はLDLコレステロールを下げ、肥満を解消する非常に有効な方法ですので、一駅余分に歩く、階段を利用するといった身近なところから運動量を増やしていきましょう。<肥満と病気の関係>次に、太った日本人のうち、どのくらいの割合の人が治療の必要な病気にかかるか、というご質問ですね。これは非常に難しい質問です。一説によると、肥満の人は肥満でない人に比べて、糖尿病が5倍、高血圧が3.5倍、痛風が2.5倍、心臓病が2倍、関節の病気が1.5倍という高率でかかりやすくなるといわれています。もちろん肥満でも病気にかからない人はいますが、適正体重を保っておくに越したことはありません。どうぞお大事にしてください。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日コレステロールは細胞を増やすのに必要不可欠ですが、発作や梗塞を起こすリスクが増えてしまうため、悪玉と善玉を区別してコントロールをする必要があります。これから紹介する食品を摂取すると悪玉コレステロールを減らすことができます。10の食品を食べながらコレステロールを下げましょう。1.紅茶血中の脂質を3週間で10%減らしてくれます。動脈の病気から守ってくれます。2.くるみ1日に40グラム摂取すると1ヵ月でLDLコレステロール値を9.3%下げます。でも食べ過ぎには注意してください。心臓にとても良いのですが、カロリーが高めです。3.えん麦体からLDLコレステロールを取り除く 成分が含まれています。続けて摂ることでコレステロール値を下げてくれます。4.生サーモンやイワシ魚には良い脂が豊富です。善玉コレステロールを生成するのを助けます。5.さやいんげん食物繊維が多く、コレステロールの吸収を遅くする効果があります。6.チョコレートカカオには抗酸化作用があり、コレステロールHDLを活性化させる効果があります。7.ほうれん草ほうれん草に含む栄養素が、身体にある過度なコレステロールを浄化させる効果があります。8.アボカド良い脂肪が豊富です。悪玉コレステロールによる心臓へのダメージを減らし、HDLコレステロールを増やします。でもカロリーが高いので食べ過ぎはいけません。9.ニンニク動脈を強め、弾力を持たせます。血圧を整える感染症から身体を守ってくれます。10.オリーブオイルLDLコレステロール値を下げ、脂肪を減らしてくれます。コレステロールを気にしている人はこれを避けよう肉、動物由来の食品、牛乳、ヨーグルト、バター、チーズ、卵、アルコール、加工食品など。コレストロールが気になる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2016年09月23日家に友達や家族が集まったときや、大人数でアウトドアを楽しむとき、みんなが満足する料理といえば焼肉やBBQですよね。でも、中にはコレステロールが気になる人もいるのでは。そんなときは、その形状から肉の脂を落としてくれると言われる「ジンギスカン用鍋」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?■脂を落としてコレステロール対策北海道名物のジンギスカンは、ラムとたっぷりの野菜を鉄板の鍋で焼き煮するというもの。北海道のおいしい野菜もたっぷりと食べられる、人気の名物料理です。しかし今回、着目したいのは、肉を焼くための鍋の形状です。ジンギスカンに使われる鍋は、中央が高く周りが低い独特の形状。真っ平らのプレートとは異なり、鍋の傾斜が、中央に置いた肉の脂をほどよく落としてくれます。流れた脂と肉汁は、周囲に配した野菜にほどよく染み込ませることができ、独特のおいしさを醸し出します。そんな鍋の形状を、ダイエット&ヘルシーライフに役立ててみてはいかがでしょうか。つまり、コレステロールが気になる人は、できるだけ鍋の中央付近で肉と野菜を焼くようにすれば、脂分の少ない料理が楽しめるということです。昔ながらの鉄のジンギスカン鍋は重いのですが、最近はお手入れも簡単で軽いセラミック製なども出ています。また、鍋はカートリッジ式の卓上ガスコンロや七輪の上にのせて利用しますが、あらかじめ専用コンロがセットになったものも販売され、野外での利用も便利です。 ■手作りのタレに愛情を込めてジンギスカンといえばラムですが、手に入りにくい場合は牛肉や豚肉、鶏肉でもOK!そして、ジンギスカンに欠かせない野菜といえばもやし。意外にも栄養豊富なもやしには、コレステロール値を下げたり、鉄分の吸収を促してくれるビタミンCのほか、 血流を促進するカリウム、お通じにもよい食物繊維などが含まれています。あとは好みの野菜を乗せて焼くだけでOKです。タレは市販のものでもいいですが、せっかくならば自分で作ってみませんか?<材料>・しょうゆ 100cc・豆板醤 小さじ2・砂糖 大さじ2・赤ワイン 50cc・酢 小さじ1・砂糖 大さじ2・すりごま 大さじ1・すりりんご 大さじ1・ゴマ油 小さじ1・しその葉 3枚<作り方>1. 火にかけた鍋にしょうゆ、豆板醤、砂糖、みりん、赤ワイン、を入れ、弱火で加熱します。2. 沸騰しそうになったら火を止めて、ほかの材料を入れます。3. 容器に入れて冷やします。4. ジンギスカン鍋を楽しむ直前に冷蔵庫から取り出し、みじん切りにしたしそを入れてできあがり。オリジナルのタレを作って、家族みんなで焼肉を楽しみましょう!
2016年08月28日