ヒップホップグループ・KICK THE CAN CREWが、シンガーソングライター・岡村靖幸とコラボレーション。約15年ぶりのシングルとして、「住所feat. 岡村靖幸」を8月29日にリリースする。同グループは2017年、結成20年をきっかけに14年ぶりのニューアルバム『KICK!』を発表、東京・日本武道館で「復活祭」を開催。12月には全国ツアーを開催するなど、長らくの活動休止から復活を遂げるべく精力的に活動してきた。本作は作詞をグループ3人と岡村、メロディーをKREVAが担当。歌うのは岡村で、蔦谷好位置 (agehasprings) とKREVAがサウンドプロデュースし、"LOVE"というテーマを表現する。なお、カップリングにはKICK THE CAN CREWとしての新曲「Keep It Up」(キピラ)が収録される。楽曲について、MCUは「百獣FUNKYなラブソングであり最高に真剣なラブソング」と説明し、KREVAは「色々と仕掛けたので最後までしっかり聴いてください!」とアピール。LITTLEは「皆と住所一緒にしたい次第」と語っている。一方、岡村は「楽しかったー! 蔦谷さんも参加してくれて意義深かったです」と振り返り、蔦谷も「デビュー同期のKICKと、子供の頃から聴いていた岡村さんとこんなかっこいい曲を一緒にやれて最高の気分」と歓喜している。「住所feat. 岡村靖幸」は、『KICK!』10曲のライブ音源を収録したボーナスCDが付属する初回限定盤(2,000円)と通常盤(1,000円)の2形態でリリース(価格はいずれも税別)。また、9月1日に日本武道館で開催される「現地集合~ワンマンライブ~」のホームページ最終チケット先行予約も始まっている。
2018年07月27日2012年公開の『アベンジャーズ』を抜いて、“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”史上1位の興行収入記録を更新した『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が、9月5日(水)よりMovieNEXでリリース、8月8日(水)より先行デジタル配信されることが決定。MovieNEXの予告編とともに、アベンジャーズvs最強の敵サノスの驚愕バトルシーン映像が解禁となった。世界累計興行収入は20億ドル超え、日本でも興行収入37億円、観客動員は延べ250万人を突破する大ヒットとなった本作。描かれるのは、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、スパイダーマンら最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”と、宇宙にうごめく悪の背後に存在し続けてきた“ラスボス”、サノスとの壮絶な戦いだ。地球を破壊できるほどの圧倒的なパワーをもつサノスの野望は、この宇宙を自身の信じる姿に変えること。6つ集めれば世界を滅ぼす無限の力を手にするといわれるインフィニティ・ストーンを狙うサノスに対し、“アベンジャーズ”が人類の命運を賭けた闘いに挑んでいく。■スパイダーマン×ドクター・ストレンジが初共闘!サノスに立ち向かうまた、今回解禁となった本編クリップ映像は、アイアンマン、スパイダーマン、ドクター・ストレンジたちが、最凶最悪の<ラスボス>サノスと闘う驚愕のバトルシーン。ドクター・ストレンジが驚異の魔術を使い、スパイダーマンがおしゃべりをしながらも縦横無尽にキック、そこにアイアンマンが奇襲攻撃を仕掛ける!しかし、サノスの規格外のパワーに3人はたちまちピンチに…。果たして、アベンジャーズの運命はいかに?本作の製作総指揮ヴィクトリア・アロンソは、サノスについて「ただの悪党ではありません。サノスは人類を救えるのは自分以外にないと考えています。ただ、その方法は尋常ではありません」とコメント、サノスの真の目的を示唆している。彼にとっての正義とは、何なのか。全宇宙を舞台にした壮絶な戦いが繰り広げられていく。■横浜マリンタワーがインフィニティ・ストーン色に輝く!サノスが狙うインフィニティ・ストーンとは、ブルー、レッド、パープル、イエロー、グリーン、オレンジ色に輝く6つの結晶で、それぞれが「空間」「現実」「力」「精神」「時間」「魂」のパワーを秘めている。インフィニティ・ストーンを意のままに操れるのは、並外れた力を持つ者のみ。6つすべてが揃うと、指をパチンと鳴らすだけで、全宇宙の半分の生命を滅ぼすほどの力を手に入れられるのだ。今回、本作のMovieNEXの発売決定を記念し、本日7月11日(水)日没から24時まで、横浜マリンタワーがこのインフィニティ・ストーンをイメージした6色にライトアップ!その様子を目撃したら、写真や動画に収めて「#アベンジャーズ」「#インフィニティウォー」「#横浜マリンタワー」などのハッシュタグをつけてSNSに投稿してみてほしい。なお、本作のMovieNEXはNo.1シリーズにふさわしい豪華ラインナップが実現。4K UHD MovieNEXプレミアムBOX(数量限定)や、『アベンジャーズ』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』もセットになった4K UHD ムービー・コレクション(初回限定)が発売。これら関連商品には、初回限定でマーベル・スタジオ10周年を記念したアベンジャーズのヒーローたち(16キャラクター)の特別映像集のブルーレイディスク「MARVEL 10th - THE RISE OF AN AVENGER DISC」が付属する。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は9月5日(水)よりMovieNEX発売、8月8日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVEL
2018年07月11日先日公開された中国での人気がさらなる後押しとなり、世界興収は16億682万9103ドル(約1757億円)、世界興行収入第5位となる驚異的な記録を樹立した『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。この度、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスが、アイアンマン役のロバート・ダウニーJr.との関係性などについて語った貴重なインタビューコメントを、シネマカフェが入手した。アメリカ・中国と同様、先日公開された日本でももちろん話題となっており、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)史上最速の興収30億円突破を記録し、熱狂の渦に包まれている。そんな我々を熱狂させるMCUは今年で記念すべき10周年を迎えた。このわずか10年の間で映画シリーズとしてはNo.1の興行収入を記録し、数々の人気キャラクターやスター俳優を輩出してきたMCU。その全ての原点ともいえるのが、2008年公開の『アイアンマン』だ。当時、ヒーローのイメージとはかけ離れていたロバート・ダウニーJr.がアイアンマン/トニー・スターク役に決まったことが報道されると、大きなニュースとなったが、いざ公開されてみれば観客からは絶賛の嵐。ロバート本人にとってはもちろん、マーベル・スタジオにとっても代表作となり、それ以後のMCUを軌道に乗せた1本となった。また、トニー・スタークと共にアベンジャーズ結成のころからチームを引っ張ってきたもう1人が、クリス・エヴァンス演じるスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ。スティーブとトニーは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で互いの正義感の違いから決裂…。スティーブがアベンジャーズを去っており、2人の関係性は全世界のファンが注目をしているポイントの1つとなっている。■クリエヴァ、ロバートは「ものすごく寛大な俳優」そんなチームを支える2人だが、演じる俳優自身はというと、スティーブ役のクリスはロバートについて「ほかの出演者たちを気づかうという意味で、ものすごく思慮深いんだ。特に僕に対してね」と前置きし、「このシリーズの出だしのころ、僕はとてもナーバスになっていたけど、彼の優しさや温かさや助力のお陰で、僕は色々な意味で助けられたし、自信や方法論やサポートを授けてもらったよ。彼は、ものすごく寛大な俳優で、いつも相手を称賛してくれる」と2人の深い関係性を明かす。また、「彼がこの映画に出ていなかったとしたら、僕はすっかり自分を見失っていただろうね。本当の意味で、まるでこの作品の父のようだよ。この作品を動かしているのは彼さ。その事実は、他の映画以上に今回の映画にとても深く息づいているね」と、本作では特になくてはならない存在だとも。劇中ではたびたび衝突してきた2人だが、俳優自身は強い絆で繋がれているようだ。■「自分がこのクラブの一員になれたと感じられる」さらに、「毎日のように数多くの俳優たちが出入りしているけど、その全員が自分は歓迎されていると感じられるように、彼はしっかり気を配っているんだ」と撮影でのロバートについてもコメント。特に、これまで共演のなかった人々に対しては特に気を配っているそうで、「そういう人々にとって、ほかの映画で見たことのある俳優が20人も30人もいるような撮影現場に足を踏み入れるのは、ものすごく緊張するものさ。だけど、僕らは毎日彼のもとで休憩をとったり、長めのランチをとったりしている。そうすると、すぐに、自分がこのクラブの一員になれたと感じられるんだ」と、現場でも仲間を引っ張るリーダー的存在となっているそうだ。見事なチームワークを気づいてきた彼らだが、今後、再びアイアンマンとキャプテン・アメリカの共闘する姿を見ることはできるのか?見事な連携で敵を圧倒する2人の姿が待ち遠しい。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVEL
2018年05月23日全米ではオープニング3日間の興行収入が驚異の2億5千万ドルを突破し、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を抜く全米の歴代映画史上No.1の大ヒット記録を達成したマーベル・ スタジオ最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。中国でも『ジュラシック・ワールド』を抜き、堂々の歴代第4位、第3位の記録を持つ『フォースの覚醒』の目前に迫り、世界中で大ヒットとなっている。■日本でも公開から17日間で30億円を突破!日本では、先月全米と同時に公開され、公開から17日間で30億円を突破。“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”史上最速の記録を達成した。さらに、現在も記録を伸ばし、公開4週目までで興収は33億3,968万8,500円、動員は224万817人を突破(5月20日現在)し、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の日本での興行収入を早くも超える形に。また先日は、東京ではチケットが即完売した本作の絶叫&応援上映を実施。本格的なコスチュームに身を包んだ熱心なファンなど、男女問わず幅広い層のファンが来場したが、ほとんどの人がすでに2回以上観たという中、すでに10回以上劇場に足を運んでいるという強者も!そして上映が始まると、キャラクターが登場するたびに割れんばかりの熱い歓声が起こり、絶体絶命のアベンジャーズたちへ本気のエールを送るなど、まさに会場は一体感に包まれていた様子。■世界中で爆発的ヒットの秘密は“劇中以外”にあった!?ロバート・ダウニーJr.やクリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、マーク・ラファロらに加え、英国で絶大な人気を誇る俳優ベネディクト・カンバーバッチなど、全員主役級のスターたちが“劇中以外”で見せる仲睦まじい姿…それも愛されるシリーズへ押し上げた一因なのかもしれない。例えば、撮影現場やプライベートでもじゃれあう姿がしばしばみられ、ロバートのSNS上では、アベンジャーズオリジナルメンバーがアベンジャーズチームの意を込めたお揃いのタトゥーを入れる様子が投稿されたり、ジェームズ・コーデンのバラエティ番組にキャストが総出で出演した際もからかい合ったりと、劇中に負けないくらい仲の良い掛け合いを見せている。さらに、今回シリーズ初参戦となる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』チームのクリス・プラットは、「ロバート・ダウニーJr.は素晴らしいリーダー」と絶賛し、また「ほかのキャストとの時間を大切にする。彼のベースキャンプにみんなを招き、音楽を聴きながらヤギの丸焼きなんかしたんだ!(笑)俳優の中でもチャンピオン級の別格だよ!」とインタビューで答えている。そんな仲の良さ、チームワークの良さも、撮影現場とファンの熱気を大いに盛り上げているにちがいない。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVEL
2018年05月21日最強ヒーローによる究極のチーム・アベンジャーズと、最凶最悪の“ラスボス”サノスとの壮絶なバトルで話題騒然となっている『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。この度、10年におよぶ“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”史上初めての絶叫&応援上映が決定した。全米では、オープニング3日間の興行収入が2億5千万ドルを突破し、全米の歴代映画史上NO.1の大ヒットを記録。その勢いのままに、公開からわずか11日間という最速で世界興収10億ドル(約1,090億円)を突破するという、またもや映画史を塗り替える偉業を達成した。5月11日からは中国でも公開されており、さらなる記録の更新が期待されている(すべてBox Office MOJO調べ。1ドル=109円換算)。もちろん、日本も世界に負けず劣らずの熱狂ぶり。公開から10日で25億円を突破し、動員171万8,327人、興行収入25億5,434万4,100円(5月6日現在)。これはMCU最速の記録となっている。そんな中、このたびMCU史上初の全国5大都市で絶叫&応援上映の同時開催が決定!応援上映とは、上映中も観客が自由にキャラクターへの声援や拍手を贈ったり、衝撃的なシーンで絶叫したりでき、会場が一体となって盛り上がれることから、昨今、人気を集めている上映スタイル。自身の推しヒーローの登場に絶叫するもよし!最凶の敵サノスに立ち向かうアイアンマンたちへ声援を送るのもよし!相変わらずなガーディアンズのヤツらや、アベンジャーズメンバーのユニークなやり取りに大笑いするのもよし!すでに劇場で鑑賞した人たちの中には、心揺さぶられる展開にもかかわらず、声に出したい思いを抑えて、ただ震えて堪えた人も多いかもしれない。ぜひこの機会に感情をオープンにして、本作を大いに楽しんでみては?『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVEL
2018年05月12日『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が世界中で大ヒット、『アベンジャーズ』の元祖メンバーたちがプライベートでおそろいのタトゥーをいれるなど、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)関連のおめでたいニュースが続く中、残念な事件が起きてしまった。ロバート・ダウニー・Jr.が着用した『アイアンマン』のコスチュームが、盗難被害に遭ったのだ。コスチュームが保管されていた小道具倉庫のオーナーは、今年2月中にはあったことを確認しているというが、最近になって盗難が発覚。火曜日(現地時間)、この事件は建物侵入窃盗事件としてロサンゼルス市警察(LAPD)に報告され、現在捜査が行われているそうだ。LAPDは盗難に遭った時期を「2月から4月25日」と発表している。盗まれたこのコスチュームは、2008年にMCUシリーズ第1弾として製作された『アイアンマン』でロバートが着用したもの。その価値なんと、約3,300万円(32万5,000ドル)。コスチュームのほかにも数点小道具がなくなっているとのことだが、LAPDは詳細を明らかにしていない。犯人の目星は付いていないもよう。(Hiromi Kaku)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVEL
2018年05月10日アイアンマンやキャプテン・アメリカ、さらにはスパイダーマンやドクター・ストレンジ、ブラックパンサーまでも参戦するマーベル・スタジオ最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。公開を迎え、盛り上がりを見せている中、ネタバレを踏まないように…とSNSで注意している人も多いのでは?今回シネマカフェでは4人のアメコミ好きライターからネタバレをぎりぎり我慢したレビューをご紹介!■上原礼子「最後はただ絶句するしかなかった」この時を待ち望んでいたはずなのに、言葉が見つからない。しかも、何(誰)に触れてもネタバレになってしまいそうだ。観ている最中は「来た来た!」という高揚感に、カタルシスさえあったというのに、なぜ各々のヒーローがその場所にいるのか、そのために何を犠牲にしてきたのかを観てきたはずなのに、最後はただ絶句するしかなかった。MCUの大傑作『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』と『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のルッソ兄弟監督は、最多ヒーロー登場の今回も期待を裏切らない。見事なまでのヒーロー群像を想像していたよりもはるかに壮絶な形で描いていく。そんな中に盛り込まれる、マーベルらしいウィットに富んだユーモアにはホッとさせられ、張りつめた緊張が緩む。特に最高なのは新参組・再会組の登場シーン。そこには、ちゃんと10年分の蓄積があった。とはいえ、ヒーローによっては活躍が物足りないし、今回登場しなかった者もいる。この続きは約1年後、『アベンジャーズ4』(仮題)だ。この衝撃と感慨は1年たっても変わらない、むしろいっそう強まっていくに違いない。■渡邉ひかる「泣きたくなるほど素敵な出会いがあちらこちらに」厳しい戦いの中でもユーモアを忘れず。この姿勢はユニバース史上最もダークな本作においても貫かれていた。アイアンマン&ドクター・ストレンジ、ソー&スター・ロードなど、泣きたくなるほど素敵な出会いがあちらこちらにあり、うっとりさせられるケミストリーが発生。もちろん、再会勢も素敵さでは負けていない。そんな中、嬉しくも驚いたのは、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々が予想以上の存在感を放っていたこと。クリス・プラットが以前「僕らは(アベンジャーズを)ちょっと助けてあげるだけ」と発言していたが、一体どの口が言ったのか…。しかも、ユーモアが楽し過ぎるせいで、厳しい展開がより厳しく感じられる。ラストは本当につらくて放心。と言いたいところだが、つらいのはラストだけでなく、冒頭も、中盤も。マーベルのいけず。あまりにつらいので鑑賞日以来、ユニバースの過去作を毎日1本観て傷を癒している。今日は『アイアンマン3』。けれど、続編が観られるのはほぼ1年後。なぜシリーズ作品を365本作ってから本作を公開してくれなかったのか。マーベルを恨む。でも、大好き。でも、恨む。■Lisle Wilkerson「世間が一番求めているスターたち」笑いとアクション満載でお約束のスタン・リーの特別出演もアリ!この10年間、マーベルのスーパーヒーローたちは映画館と 興行成績を圧倒し続け、今もなお、世間が一番求めているスターたちだと私は思う。アメリカ在住の私、最近は悲しいニュースだらけの日々との戦いで疲れ気味。なのでその現実からのちょっとしたエスケープになり心の支えになりました。上映中に、ブラックパンサーやクリス・プラット演じるスター・ロードの登場シーンで館内では拍手や大歓声が響き渡りました。今年は世界中で大ブレイクを果たしたブラックパンサーの人気でますますアベンジャーズが盛り上がる!だけどこれはパート1なのでエンディングがちょっと歯がゆいかも?(私の感想)でもご安心を、パート2はちょうど一年後に公開予定です!なので皆さん、アベンジャーズをぜひ楽しんできてください!■内田涼「最後のジェダイを軽く超える衝撃度!」マーベル・スタジオ10年の集大成。ファンにとっては最高のプレゼントにして、最大のサプライズといえる仕上がりで、期待を裏切らない。特にエンディングは『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を軽く超える衝撃度!次回作まで、丸1年待たなければいけないのは、ちょっと酷な気もするが、これもまたファンの特権だと思えば、贅沢な時間だ。一方、次回作とワンセットで壮大なサーガを紡ぐという構成上、本作だけを見ると、いろんな要素を詰め込んだ割には、ドラマ性が希薄。ビュッフェでお腹いっぱいになったけど、何を食べたかイマイチ記憶に残らない…。そんな印象も抱かせる作品だ。というわけで、やはり、次回作が“消化薬”として胸やけを解消し、結果的には、深い味わいをもたらしてくれることに期待したい。その点を踏まえれば、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』はGW大本命のエンタメ大作として、存分に楽しめるはずだ。打倒、コナン…じゃなくて、サノス!『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVEL
2018年04月29日最強ヒーローが集結するマーベル・スタジオ最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を手がけたアンソニー・ルッソ監督が緊急来日。取材に応じ、映画のネタバレを防ぐ対策や、先日“卒業宣言”したクリス・エヴァンスの去就について語った。■ニセの脚本を出回らせ、ネタバレ防止?映画の公開を前に、弟で共同メガホンをとるジョー・ルッソ監督とともに、「鑑賞後のネタバレはしばらく控えて」と声明をツイートして、話題を集めたばかり。世界中が熱い視線を注ぐ作品だけに、以前からネット上には、真偽が定かではない未確認情報も散見しており、マーベル・スタジオも頭を抱えているのだとか。「映画を見たからには、語りたくなる衝動はわかるよ。ただ、観客として劇場に足を運んで、初めて味わう興奮と感動に勝るものはない。その点は、ファンのみんなにも理解してほしいんだ。実はスタジオ内でも、ネタバレ対策はしている。ウソの情報を流したり、ニセの脚本を出回らせたりするんだよ」(アンソニー・ルッソ監督)■いちファンとして「見たいもの」を作っているSNS時代ではネタバレと同じくらい、ファンが巻き起こす賛否両論が、ときにクリエイターを悩ませることも。その点については「すべてのファンを満足させることは、不可能だとわかっている」と覚悟を決めている様子。「いちばん良くないのは、さまざまな意見に耳を傾けた結果、がんじがらめになり、平凡な映画になってしまうこと。もちろん、ファンあってのマーベル映画だ。だからこそ、僕も弟のジョーも、いちファンとして『見たいもの』を具現化する努力をしている」と強いこだわりを示す。兄弟で手がけた『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の主要キャラクターに加えて、本作ではドクター・ストレンジや、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々も本格参戦。「僕ら兄弟はまるで、マッド・サイエンティスト。一見、つながりがない者同士をぶつけあって、ひとつにしてしまう。そうすることで、思いも寄らないものを生み出すんだ。これぞ、語り部の腕の見せどころ。オーケストラの指揮者にも似ているね」(アンソニー・ルッソ監督)■クリス・エヴァンスが卒業宣言!キャップはどうなっちゃうの?ファンにとっては、キャップことキャプテン・アメリカを演じる俳優、クリス・エヴァンスの“卒業宣言”も気にあるところ。なんと来年5月全米公開予定の『アベンジャーズ4』(仮題)を最後に、クリスがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)から卒業すると報じられたのだ。そこんとこ、監督としてはどうなんですか?「僕の見解としては、あくまで契約満了という意味じゃないかなと…。つまり、契約を更新する可能性も大いにあるから、イコールMCUからの卒業ではないと思っている。実際、トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jrも、契約更新をして『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に参加しているし。とにかく、何でもありのMCUのことだから、今後何が起こっても不思議じゃないよ」(アンソニー・ルッソ監督)■『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ってどんな映画?6つすべてを手に入れると、全宇宙を滅ぼす力を得るインフィニティ・ストーン。その究極の力を秘めた石を狙う“最凶最悪”の敵サノスを倒すため、アベンジャーズが集結。人類の命運をかけた壮絶なバトルの幕が開ける。しかし、それは“アベンジャーズ全滅”へのカウントダウンだった。「前作の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で、トニーとキャップの関係性がだいぶ“こじれて”しまったからね。サノスの出現が、彼らの絆を復活させるかは未知数だよ。それくらい二人は複雑な事情を抱えているし、その分奥深くドラマチックな作品に仕上がっている」(アンソニー・ルッソ監督)最後に「6つあるインフィニティ・ストーンのうち、どれが欲しい?」と聞いてみると、「ソウル・ストーンかな。魂を司る、という以外は謎に満ちているから。いまだ見つかっていない最後のストーンという点にも魅せられる」と答えが返ってきた。残り5つのインフィニティ・ストーンの正体も含めて、やはりこのGW絶対見逃せないアクション超大作であることは間違いない。鑑賞後はくれぐれも、ネタバレに気をつけて!(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVEL
2018年04月28日マーベル・スタジオが放つシリーズ最新作にして、最も多くのヒーローが共演する『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が4月27日より公開された。予告などでは、アベンジャーズ「ガチ全滅」が示唆されるだけに、その全貌が非常に気になるところ。ここでは、現在明らかになっている情報をまとめてみた。■あらすじ史上最凶の敵サノスによって窮地に陥った世界を救うため、前代未聞となる数多くの豪華オールスター・ヒーローが集結!“最強たち”の究極の戦いをドラマチック に描き出す。あれ…あらすじ少なくない…?それもそのはず。今作ではマスコミ試写さえ行われないほどの徹底したネタバレ防止措置が施されているため、あらすじも本当に必要最低限しか分からないのだ。この事態に出演者も巻き込まれ、脚本を読むことができないだけでなく、演じている場面にどのようなCG加工がなされるのかも、教えてもらえなかったとか。監督を務めるアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟は「本当に一握りの人たちしか、真のプロットを知らない」とコメントするだけあって、衝撃の結末が待っているのは間違いなさそうだ。新たにアベンジャーズに参戦するキャスト!今作の最大の魅力は、これまでの『アベンジャー』シリーズで過去最大のヒーローが共演するという点。『アイアンマン』『マイティー・ソー』などお馴染みのヒーローはもちろん、昨年から今年にかけて公開されたマーベル作品からのキャラも多数参戦している。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』からクリス・プラット、ゾーイ・サルダナほか成り行きで結成されたお尋ね者のチームの彼ら『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。昨年には続編である『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』も公開され大ヒットしただけに、銀河を守るヒーローがどのようにアベンジャーズに関わっていくのかも気になるところ。スター・ロード/ピーター・クイル(クリス・プラット)やガモーラ(ゾーイ・サルダナ)などが参戦する。『ドクター・ストレンジ』からベネディクト・カンバーバッチテレビドラマ「SHERLOCK/シャーロック」などで知られるイギリスの人気俳優ベネディクト・カンバーバッチが主演を務める今作。天才だが上から目線の外科医が、事故によりキャリアを失うものの、自分の人生を取り戻すために魔術にめぐり合うという、これまでのヒーローものとは少し変わった設定が注目された。『スパイダーマン:ホームカミング』からトム・ホランドこれまで、いくつものシリーズが製作されているスパイダーマンだが、今作では作品同士で世界観を共有している「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)に参戦する形に。トム・ホランド演じる主人公ピーター・パーカーも、アベンジャーズに憧れる高校生という、ある意味、観客の目線に近い設定となっている。アイアンマンことロバート・ダウニー・Jr.も出演し、“師弟”としてガッツリ共演を果たした。『ブラックパンサー』からチャドウィック・ボーズマン、レティーシャ・ライトほかスパイダーマンと同様、2016年に公開された『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場した新たなヒーロー、ブラックパンサーを主役に描いた今作。アフリカの超文明国ワカンダの若き国王ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)が、ワカンダの秘密を狙う元秘密工作員の男エリック・キルモンガーの暗躍を知り、国を守るためにヒーローとして動き出す。ヒーローモノとしては驚異の興行収入をたたき出し、あの『タイタニック』を抜いて全米歴代興収3位を記録するほど、多くのファンを獲得した。予告編から、ラスボス「サノス」の情報を入手せよ!3月に全世界で同時解禁された本予告編では、これまで明らかにされなかった、ラスボス「サノス」の恐ろしい目的が明らかになっている。彼は「全宇宙の生命の半分を消し去る」という凶悪な野望を持っていたのだ。敵の存在を唯一知るのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のガモーラ。彼女によれば、サノスが6つのインフィニティ・ストーンをすべて手に入れてしまえば、指を1回鳴らすだけで、その野望が現実のものとなってしまうという。そんなシリアスな展開がありながら、「アベンジャーズ」シリーズらしいユーモアあふれる掛け合いは健在。アイアンマンとスター・ロード、スパイダーマンとドクター・ストレンジのクスッと笑える“初対面”シーンもあり、ファンの期待にバッチリこたえている。とはいえ、この本予告編でさえも本作の全貌を知るにはまだまだほど遠い。過去作を一挙おさらい!今作が第3弾となる『アベンジャーズ』シリーズ。ここでは、過去作を見た人も、今作でシリーズに興味を持った人もおさらいできるよう、アベンジャーズの活躍をまとめた。日本よ、これが映画だ『アベンジャーズ』人類史上最大の敵の襲来に備えて結成された最強ヒーローチーム「アベンジャーズ」。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ホークアイといったメンバーが勢ぞろい。個性豊かなヒーローが団結しようとする反面、それぞれの戦いで心に傷を負っていた彼らは、チームとして戦うことを拒むひと幕も…。“ヒーロー共闘”というだけあって、お互い協力し合って戦う姿に、多くのファンが歓喜した。愛を知る、全人類に捧ぐ――。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』幾度とない戦いから、アベンジャーズにも限界があると感じたトニー・スタークは、自らでは対応しきれない敵に備え、平和維持システムである人工知能「ウルトロン」を起動させる。しかし、ウルトロンが究極の平和維持のために下した判断は、人類の抹消。前作同様、豪華共演で人知を超えたウルトロンとの激しい戦いを描くだけでなく、ヒーローとしての決断の重さも伝わる良作。声優陣も続投!日本でもネタバレ対策必須?今作は各ヒーローの吹き替えキャストも続投しており、ジャパンプレミアでは、アベンジャーズ&ガーディアンズの声を担当した米倉涼子、山寺宏一、加藤浩次、遠藤憲一、溝端淳平、秋元才加、百田夏菜子(「ももいろクローバーZ」)らが顔をそろえた。ピーター・クイル役の山寺さんは、ガーディアンズのアベンジャーズ初参戦を大いに喜び、ロケット役の加藤さんは「アベンジャーズは地球ですけど、我々は銀河守ってますから!」とライバル心むき出し!ちなみに「俺はグルート!」が唯一のセリフのグルート役・遠藤さんが「ラストがすごい!」と言うと、すかさず加藤さんが「おっと!それ以上は言わないでください!」とネタバレを制止する場面もあり、会場を沸かせていた。本作のネタバレは厳禁なのだ。それでも詳細が気になる人は、メイキング映像をチェック!『アベンジャーズ』シリーズが多くのファンに愛される理由のひとつに、キャストたちの仲睦まじい様子、いわばファミリー感がある。全貌が謎めいている今作でも、きちんと待望のメイキング映像が用意されているあたり、製作側もよくファンを理解しているといえるだろう。主役級の豪華スターが和気あいあいとしている様子が見られるのも、アベンジャーズならでは。ファンも思わずほっこリしてしまう映像の中で、ブラックパンサーの祖国であるワカンダ王国での激しい戦闘シーンや、宙に浮かぶドクター・ストレンジ、さらにそんなドクター・ストレンジのマントを羽織るロバート・ダウニー・Jr.など、作品のヒントになるのでは…と思えるシーンも。この映像から本編の予想をするのも面白そうだ。果たして、本当にアベンジャーズは「ガチ全滅」してしまうのか?地球とアベンジャーズの運命を、ぜひ迫力ある劇場で体感してほしい。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は4月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 2015年7月4日より全国にて公開© Marvel 2015ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開© 2016MARVELスパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開© Marvel Studios 2016. © 2016 CTMG. All Rights Reserved.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開© Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remixマイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2017アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVELブラックパンサー 2018年3月1日より全国にて公開© Marvel Studios 2017 MARVEL-JAPAN.JP/blackpanther
2018年04月27日マーベル・スタジオ最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のスペシャル・ファンミーティングが4月16日(月)、TOHOシネマズ日比谷にて行われ、最年少アベンジャーズとして“スパイダーマン”役を務めるトム・ホランドと、メガホンをとったアンソニー・ルッソ監督が登壇。ゲストとして、日本語吹き替えで“ファルコン”役を務めている溝端淳平とアベンジャーズファン代表の佐野岳が登場した。本国アメリカでは、本作の前売り券が過去7作のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品を合わせた枚数を上回るなど、早くもかつてないオープニング記録が期待されている本作。スペシャル・ファンミーティングでは、本邦初公開となる23分間ものフッテージ映像が集まったファン500人の前で上映。まだ誰も観たことがない特別映像に会場が大興奮に沸き返る中、本作からアベンジャーズとして本格参戦するスパイダーマンを演じたトム・ホランドと『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に続きメガホンをとったアンソニー・ルッソ監督が登場し、ファンのボルテージは一気に上昇した!■監督、次回作についてサプライズ発表「日本がかなりフィーチャーされる」今回が初来日となったA・ルッソ監督は、「世界を代表する都市として東京の色々な映像は観てきましたが、実際はそれを上回る。もっと早く来れば良かったです。本作はもちろんですが、『アベンジャーズ4』(仮)では日本がちょっと、かなりフィーチャーされるので楽しみにしてください」と、いきなりのビッグサプライズ!客席からはどよめきと共に喜びの声が上がり、司会者が「言ってもいいんですか!?」と心配すると、「監督はいいんだ、僕はダメだけど」と“ネタバレ癖”(!?)があるトムが自虐気味にコメントし、ファンからは笑いが起こるひと幕も。■トムホ、“師匠”アイアンマンことロバート・ダウニーJr.に言及また、トムは『スパイダーマン:ホームカミング』から師弟関係にあるアイアンマンを演じるロバート・ダウニーJr.について、「撮影では毎日、色々な意見を交換しました。ロバートは礼儀正しく、プロフェッショナル。彼との仕事は夢のような体験です。即興もすごくて、彼が色々なことを投げかけてくるので、緊張して臨んでいます」と語り、「ロバートは父親的な存在?お兄さん的?」との質問に「彼の希望としては“お兄さん”だと思うよ」と茶目っ気たっぷりに応じた。■トムホ憧れのヒーローは、やっぱりあのキャラクター!今回、最多のキャラクターが登場するということで会場からチームワークについて問われた監督は「とにかくチームワークは抜群!単独シリーズでキャラクターを演じてきた全員が共演するという場が、いかに貴重かをみんなが自覚している。意気揚々と嬉しそうに共演を楽しんでる。誰か1人が主人公ということではない。自己主張やエゴのない、創造性と協調性に溢れる現場だったよ」と、主役級の出演者が勢ぞろいした撮影現場の様子を明かす。また、ファンから「憧れのキャラクター」について質問を受けたトムは、「スパイダーマン!」と即答。4歳の頃からスパイダーマンに憧れてきたという彼は、「ピーターのすごいところはスパイダーマンであることを秘密にしていること。自分だったらすぐに“インスタ”にアップする(笑)。力の弱い人、大切な人を守る、最高のキャラクターだよ」と、長年の夢が叶ったことの喜びを改めて語ってくれた。■溝端淳平『シビル・ウォー』は「ヒーロー映画の革命」会場からのQ&A後、ファルコン役の日本語吹替えキャストを務める溝端淳平と、マーベル好き“アベンジャーズファン代表”として佐野岳が登場。初対面となるトムと監督に、溝端さんは「『シビル・ウォー』が特に大好きで、ヒーロー映画の革命だと思っています。ヒューマンドラマとしても何度か泣いている作品の監督に会えて光栄です!」と感動しきり。「スパイダーマンはアベンジャーズ最年少ですが、今後どのような成長をするのでしょうか?」と、本作の内容に切り込む質問を投げかけると、トムは「スパイダーマンは若々しさを残すことを心がけた。アイアンマンやキャプテン・アメリカが事態の重大性を把握してる中、ピーターはすべてをわかっていなくて、楽しんでいる。カオスの中で若々しさを見せたいと思いました」と、スパイダーマンの見どころの1つを明かした。■“ライダー俳優”佐野岳、トム&監督にバク宙アピールまた、トムと監督と出会えた喜びを、ステージ上での見事なバック宙で表した“仮面ライダー”出身の佐野さんは、英語で「アベンジャーズの一員になりたい!」と監督にアピール。「敵として忍者や侍がいたらどうですか?」と提案すると、監督は「MCUの素晴らしさはなんでもあり、ということ。ひょっとしたらありかもしれませんね」と期待が膨らむコメント。フォトセッションの後、退場するかと思いきや、最後にトムは自らマイクを手にすると、「マーベルを代表してお礼を言わせてください」と話しはじめ、「作品のために世界中を回っている中で、皆さんから本当にたくさんの愛を頂いて感謝しています。ありがとうございます!!」と集まったファンに心からの感謝を述べ、会場は再び大きな拍手と歓声に包まれていた。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2D字幕スーパー版)は4月26日(木)東京、札幌、名古屋、大阪、福岡の5大都市で前夜祭特別上映(19時開映)。4月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVEL
2018年04月17日マーベル・スタジオ最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日公開)のスペシャルファンミーティングが16日、TOHOシネマズ日比谷で開催。来日したトム・ホランド、アンソニー・ルッソ監督、ファルコン役の日本語吹替版キャスト・溝端淳平、シリーズの大ファンである佐野岳が500人ものファンに迎えられ、会場が熱気に包まれた。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、最強の敵・サノスを倒すため、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、スパイダーマンら最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”が集結。人類の命運をかけた壮絶なバトルの幕が開ける。初来日となったアンソニー・ルッソ監督は「念願かなっての日本だ。もっと早く来たかったよ」とリップサービス。さらに「かなり特ダネになるんだけど、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に続く『アベンジャーズ4』では、日本がかなりフィーチャーされることになるから、みなさん大いに期待していてください」と、次回作のとっておき情報を告げると、会場から黄色い歓声が上がった。トムは「僕は許可がおりてないのでしゃべれませんが、監督はいいんです」とツッコミを入れ、会場は大爆笑。また、好きなヒーローについて聞かれると、トムは「憧れのキャラクターはスパイダーマン。彼のすごいところは自分がスパイダーマンであることを秘密にしていること。もし、自分だったら、その情報をすぐインスタグラムにアップしちゃう」と笑いを取る。その後「しかも彼は弱者を守り、正義のためにすごく良い行いをする最高のキャラクターだから」と、スパイダーマンを心から称えた。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(14)で弟のジョー・ルッソ監督とともに初めてマーベル作品を手がけたアンソニー・ルッソ監督は、やはりキャプテン・アメリカを選んだ。「1本目に監督したのがキャプテン・アメリカの作品で、2本目が『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)だった。その2本はキャプテン・アメリカを通して描いてきたから思い入れが強いんだ。彼もとても高潔で正義感あふれる素晴らしいキャラクターだ。また、ヒーローになるまでの道のりも興味深いし、見習うべきキャラクターだと思っている」続いて、溝端淳平と佐野岳が登場。溝端は「僕自身も大ファンなので、心待ちにしていました」と感激しながら2人と熱い握手を交わす。溝端がトムに「ピーター・パーカー役はご自身のキャリアにおいてどんな存在になりましたか?」と尋ねると、トムは「スパイダーマンを演じることは夢だった。4歳で初めてアニメを観て、5歳くらいからベッドルームでスパイダーマンを演じていたし、それからもいろいろとコスプレをしてきたから。今、僕自身がスパイダーマンを演じていること自体シュールなことだけど」と答えた。『アベンジャーズ』の大ファンだという佐野は、挨拶前に華麗なバク宙を披露。また、次回作の情報を受け「もし、日本でスパイダーマンのライバルとして忍者サムライがいたとしたら。そんな設定どうですか?」と、ルッソ監督に猛アピール。トムは「素晴らしいアイデアだと思う。でも、それは僕じゃなくて監督に!」とうながすと、ルッソ監督も「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の良さは何でもありなところだ。この先、どんどん世界観が展開してくなかで、ひょっとしてありかもね」と答え、会場を沸かせた。フォトセッション終了後、トムはMCからマイクを受け取り「マーベルを代表して、みなさんにお礼を申し上げます。これだけの愛をいただいて感謝してます」と締めくくり、大盛況のままイベントは幕を閉じた。
2018年04月16日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで吹き替えを担当した山寺宏一、加藤浩次、遠藤憲一、秋元才加が、この度、同じくマーベル・スタジオが贈る最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でも吹き替えで参加することが分かった。最強ヒーローによる究極のチーム・アベンジャーズの前に今回立ちはだかるのは、最凶最悪の“ラスボス”サノス。これまでのMCU史上最も壮絶なバトルとなるであろう敵が登場するということで、「遂にアベンジャーズ全滅か!?」と早くも超話題となっている。そんな“アベンジャーズ”最大のピンチに、強力な助っ人として『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』吹き替えメンバー、「ノリノリ賞金稼ぎ/スター・ロード」山寺宏一、「毒舌凶暴アライグマ/ロケット」加藤浩次、「喋るキュートな“木”/グルート」遠藤憲一、そして「心が読める不思議ちゃん/マンティス」秋元才加が参戦する。そして、3月下旬に都内スタジオで行われたアフレコ収録。実は、4人揃ってのアフレコは今回が初。加藤さんは「楽しかったですね~!」とアフレコをふり返り、「アイアンマンは一人でもメチャクチャ強いですが、ガーディアンズは『みんなで!』みたいなところがありますよね。だから一人じゃない」とコメント。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では“大人”、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』では“子ども”のグルートを演じ、全編を通して「私は(僕は)グルート」というセリフのみで会話をする役どころの遠藤さんは、「ちょっと反抗期になっています」と明かし、「監督と『僕は』か、『俺は』にするかでけっこう時間がかかっちゃいました。英語では『I’m Groot』ですが、日本語は『俺』とか『私』なので、これは結構大きなテーマですよ」と裏話も披露。また山寺さんは、「この『アベンジャーズ』シリーズにガーディアンズチームが参戦し、さらに深く広く面白い作品になっております。今回、本当に最凶の敵です。みんなで一致団結してどう立ち向かっていくのか!?ぜひ、楽しみにして頂きたいです」とアピールし、「マーベル10周年ということで、本当にたくさんのキャラクターが出てくるのですごく豪華です。ぜひ楽しみにしていてください!」(秋元さん)、「正直に言うと、マーベルの情報量はあまり無いんです。そんな人間が見ても楽しめる作品です」(遠藤さん)、「“アベンジャーズ全滅!?”ということになってますが、そこがどうなるのかが見どころだと思うので、楽しんで頂きたいです!」(加藤さん)とそれぞれメッセージを寄せた。さらに、すでに吹き替えキャストとして発表されている米倉涼子、溝端淳平、「ももいろクローバーZ」百田夏菜子は、『アベンジャーズ』シリーズ初参戦となる4人へ、「ガーディアンズメンバーの皆さん、アベンジャーズへようこそ!最凶の敵サノスを倒すために一緒に頑張りましょう!」とメッセージを送っている。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は4月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVEL
2018年04月03日これまでも、マーベル作品の劇場公開と連動してMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品を期間限定配信してきた「Hulu」。このたび、新たなTVシリーズ「マーベル ランナウェイズ」が4月18日(水)に日本初上陸、さらに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』も配信されることが決定した。Hulu独占配信が決定!「マーベル ランナウェイズ」4月18日配信Huluのマーベル作品をまとめたチャンネル「MARVEL BOX(マーベル・ボックス)」では劇場作品だけではなく、アニメやTVシリーズを随時、追加配信中。今回、アメリカのHulu向けにマーベル・テレビジョン、ABC Signature Studiosが共同製作した「マーベル ランナウェイズ」の日本初上陸が決定。「マーベル ランナウェイズ」は、ある事件をきっかけに特殊能力に目覚めた6人のティーンエイジャーと、悪の組織との闘いを描き出す。日本でもブームを巻き起こしティーンのバイブルとなった「ゴシップガール」や「The O.C.」のクリエイター、ジョシュ・シュワルツとステファニー・サヴェージが製作を担当、彼らが得意としてきたティーンたちの葛藤や悩みなど青春群像劇が見どころとなる。キャストには、ニコ役に日系人女優の岡野りりかも登場する。■ストーリー同じ高校に通うアレックス、ニコ、カロリーナ、ガート、チェイス、モリーの6人は、親同士がチャリティー団体「プライド」のメンバーということもあり、幼い頃からの友人だったが、ある事件をきっかけに疎遠になってしまう。年に1度の「プライド」会合で親たちが集合するのを機に、久しぶりに集まった6人。アレックスの父親が書斎に隠している高級酒を探していると、偶然、秘密の通路を見つける。通路の先には赤いローブを着た彼らの親たちが、なにやら怪しげな儀式のようなことを…。その儀式で同じ高校の生徒が生け贄のように扱われているのを目撃した6人は、「プライド」はチャリティー団体などではなく、悪の組織だったことを知る。その場から逃げだそうとするが、通路の扉が閉まっていてどうしても開かない。背後から迫ってくる親たちの足音に焦ったモリーの目が突然光りだし…。悪の組織の野望を阻止するため、6人はチーム「ランナウェイズ」を結成、彼らに立ち向かっていく――。Hulu プレミア「マーベル ランナウェイズ」は4月18日(水)より配信。シーズン1全10話は毎週水曜日に1話ずつ追加配信予定。最高に笑って泣けるアクション・アドベンチャー超大作!4月21日配信スター・ロード/ピーター・クイル(クリス・プラット)やガモーラ(ゾーイ・サルダナ)ら、宇宙一の“落ちこぼれ”チームが笑いとノリで銀河を救う!?大ヒット作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編がHuluに初登場、個性的なキャラクターと素晴らしいサウンドトラックでファンを虜にしている、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のSVOD(定額制動画配信)での最速配信も決定。同時期には『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』などの作品も期間限定配信され、4月27日(金)公開『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』までの予習・復習に最適。なお、4月1日(火)からは、キャプテン・アメリカの“恋人”が主人公となるTVシリーズ「エージェント・カーター」シーズン1&2の配信も開始。ゴールデンウィークは、マーベルの世界をたっぷり堪能することができそうだ。(text:cinemacafe.net)
2018年03月25日クリス・エヴァンスが、来年5月全米公開予定の『アベンジャーズ4』(仮題)を最後にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)から卒業すると宣言したという。「The New York Times」紙が報じた。「誰かに押されて電車から降りるよりも、自分で降りたいからね」と自分自身で引き際を決めたいとの思いで決断したようだ。2011年の『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』からキャプテン・アメリカを演じてきたクリス。来月には『アベンジャーズ』3作目の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の公開が控えている。昨年、クリスは本来ならば、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』までの出演契約だったが、『アベンジャーズ4』は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の「Part 2」だからと説得されて契約を1本延長したと語っていた。今秋には『アベンジャーズ4』の再撮影が行われるとのことで、これがクリスにとってキャプテン・アメリカを演じる最後の撮影に。クリスの卒業宣言を受け、ファンたちから「劇中でキャプテン・アメリカが死ぬのかもしれない」とのうわさも出ている。実際に、原作コミックではキャプテン・アメリカは死んでしまうからだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVEL
2018年03月23日パフォーマンスグループ「AAA」の一員で、ソロのラッパーとしても活躍するSKY-HI(日高光啓)が2月27日(火)、都内で行われたマーベル最新作『ブラックパンサー』の公開直前トークイベントに出席した。■SKY-HI「この時代に一番必要なメッセージがある」マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を舞台に、国王とヒーローという2つの顔をもつ主人公、ブラックパンサーの活躍を描き、4月に日本先行公開される『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にも直結する話題作。全米では公開わずか10日間で、興収4億ドルを稼ぎ出し、2週目の週末興収としては『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に次ぐ記録を樹立している。一足先に本編を鑑賞したSKY-HIさんは、「この時代に一番必要なメッセージがあるし、マーベルのヒーロー映画としても超王道。これは2018年の大事件ですね!」と興奮しきり。ブラックパンサー同様、2つの顔で活躍するSKY-HIさんは、現在放送されている本作のテレビスポットでは「国王de HERO」「二つの顔でその国をLead」と韻を踏みながら、ブラックパンサーを紹介するオリジナルラップを披露し、持ち前の表現力とスキルを発揮している。■映画は全米で大ヒット!ケンドリック・ラマーが手がけるアルバムも爆売れ今年のグラミー賞で5冠に輝くケンドリック・ラマーが手がけ、劇中使用楽曲&映画にインスパイアされたオリジナル楽曲で構成されたアルバム「ブラックパンサー ザ・アルバム」も全米チャートで2週連続トップを飾り、“爆売れ”中だ。そんな映画×音楽の化学反応にも注目したい本作にちなみ、イベントにはSKY-HIさんに加えて、ヒップホップ界の重鎮Zeebraをはじめ、KEN THE 390、「RHYMEBERRY」のMIRIらが登場。また、こちらも芸人と「RADIO FISH」メンバーという2つの顔をもつ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾が駆けつけ、5人でサイファー(即興のストリートラップ)を披露した。「緊張感がハンパない。体の水分、半分なくなりました」と畑違いのステージを終えて、安どの表情を浮かべる藤森さん。映画については「めちゃくちゃ面白いです。これまでのマーベル映画と一味違って、初めての人でも見やすいと思う」とアピールしていた。『ブラックパンサー』は3月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー 2018年3月1日より全国にて公開© Marvel Studios 2017 MARVEL-JAPAN.JP/blackpanther
2018年02月27日国王とヒーロー。2つの顔をもつ主人公の活躍を描いた『ブラックパンサー』は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の“最長不倒記録”を更新する、「革新と野心」に満ちあふれた傑作だ。■全米で巻き起こる、空前絶後の社会現象!配給のウォルト・ディズニー・ジャパンによると、全米で2月16日(現地時間)に公開された本作は、週末3日間で約1億9202万ドル(約204億円)を稼ぎ出し、圧勝の首位デビュー。この数字は全米オープニング週末興行収入として、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、『ジェラシック・ワールド』、『アベンジャーズ』に次ぐ歴代第5位の記録だ。単独ヒーロー作品としては『アイアンマン』『スパイダーマン』を抜いて、歴代トップに立った。まさに空前絶後の社会現象を巻き起こし、ニュー・ヒーロー誕生という“爪痕”を刻み付けた『ブラックパンサー』が、3月1日(木)に日本上陸する。■なぜ“ブラパン”は特別なのか?深すぎる葛藤のドラマ本作の主人公であるティ・チャラ/ブラックパンサーは、マーベル映画における初の黒人主要ヒーローだという以外にも、その存在が特別な理由が数多くある。まずは、背負っているものが大きすぎるという点。国王だった父の突然の死によって、王位を継承し、実は超高度文明国家である故郷ワカンダ(&それを可能にする希少鉱物のヴィブラニウム)の秘密を守るという使命を帯びた彼が、「自分にその資格はあるのか?」と葛藤するのだ。その上で、混迷する国際情勢を目の当たりにし「ただ掟に従い、国益を守ればいいのか?」とさらなる葛藤を抱えながら、悪と戦うブラックパンサー。アイデンティティの追求はマーベル映画の命題だが、ここまで奥深く繊細な心理描写は、革新的である。■これ1本で楽しめる!高い独立性とダレない展開さまざまなヒーローが交錯する壮大な世界観は、マーベル映画の大きな魅力だが、初心者にとっては「いまさら、ついていけるかな?」と敬遠したくなる理由なのも事実。その点、『ブラックパンサー』は他のマーベル映画に比べて、格段に独立性が高く、ずばり予備知識なしで誰もが楽しめる!陰謀と策略が張り巡らされ、「一体、真の敵は誰なのか?」と突きつけるストーリーは驚きの連続で、2時間14分の上映時間がまったくダレない。肉弾戦をメインに据えたアクション描写も、非常に野心的(さすが、『クリード チャンプを継ぐ男』を手がけたライアン・クーグラー監督!)。もちろん、マーベル映画の醍醐味である最先端のアイテムもふんだんに登場し、特に「すべての衝撃を吸収し、攻撃エネルギーに変える」ブラックパンサーの特製スーツは、差別や迫害をバネに、新たなカルチャーを生み出し続けるアフリカ系アメリカ人の底力を象徴しており、胸アツである。(text:Ryo Uchida)■関連作品:ブラックパンサー 2018年3月1日より全国にて公開© Marvel Studios 2017 MARVEL-JAPAN.JP/blackpanther
2018年02月26日最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の公開を控えるマーベル・スタジオ。このほど、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)10周年を記念したヒーロー大集結のスペシャルアートが公開された。MCUの第1作目として、2008年にロバート・ダウニー・Jr主演による『アイアンマン』が公開されてから10年。それ以降も、キャプテン・アメリカやソーなどの人気キャラクターを次々生み出し、さらにブラック・ウィドウやハルク、ホークアイなども集結した『アベンジャーズ』が2012年に公開されると、映画の枠を超えた新たなエンターテインメントとして大ヒットを記録。その後も『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や、『ドクター・ストレンジ』『スパイダーマン:ホームカミング』など数々の人気キャラクターたちがスクリーンに登場してきた。そして、10年という大きな節目を迎え、これまでに登場したヒーローたちが勢ぞろいしたスペシャルアートが解禁!重厚感のあるゴールドのロゴを背景に、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、スパイダーマンなどなど、そうそうたるヒーローたちが揃った姿は圧巻だ。しかも、これらのヒーローたちの多くが、10周年を迎えた今年に公開される『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』へ出演を予定している。本作の監督のひとり、ジョー・ルッソは、ほかの監督たちが描いてきたキャラクターたちを本作に登場させることについて「僕たちは、独自の視点からキャラクターにアプローチしている。もちろん、ほかの監督たちのアプローチを見て、気に入ったトーンやアイディアがあれば、僕たちはそれらのコンセプトに敬意を表する。また、もしそれがほかの領域にあるように感じれば、そのキャラクターをその領域に連れていく」とコメント。あくまでルッソ兄弟の視点を中心に描きつつも、これまでの作品の中で気に入ったコンセプトは積極的に取り入れているという。さらには、「マーベルのスタッフや監督たちは、真のアーティストたちなんだ。僕たちにとって、とても親しい友人でもあるし、とても頭が良く、楽しい。そんな興味深い人々と、僕たちはコラボ(共同作業)が出来るんだ」と語り、製作スタッフやこれまでの監督たちとの揺るぎない信頼関係についても触れている。今年公開される最新作では、そんなアベンジャーズに全滅の危機が訪れることになる。地球を壊せるほどの計り知れないパワーを持つ、最強最悪のラスボス・サノスが満を持して登場する中、史上最大のドリームチーム「アベンジャーズ」はどう立ち向かうのか、期待していて。『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』は4月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月09日2018年になり、3月に『ブラックパンサー』、4月に『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と立て続けにマーベル作品が公開される。さらに様々なヒーローたちが共通の世界観で活躍する「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」が10周年を迎え、まさに今年は“マーベル祭”!そんな愛すべきキャラクターが活躍するMCUに参戦できる唯一の方法がひとつ、マーベルエクスペリエンスでトレーニングを積むこと。シネマカフェではその体験ができる韓国・釜山に行き、アイアンマン、キャプテン・アメリカと共に戦うべく厳しい訓練に挑戦!■マーベルエクスペリエンスとは?マーベルのヒーローたちとストーリーラインに沿ってVRやARなど最新技術を使ったプログラムやアトラクションを楽しむことができる映像体験施設だ。期間限定となっており、韓国・釜山では2月25日に終了し、その後タイで開催することが決定している。「S.H.I.E.L.D.」に入隊!スーパーヒーローを管理する国家組織・シールドに新人として顔写真入りのパスを作成後、ゲートを潜りシールド基地へとつながるエレベーターに乗り込む。そのエレベーターにはアイアンマンやスパイダーマンの姿が。あっという間に到着したのはモバイルコマンドセンター。ここで我らのリーダー、ニック・フューリーが登場しミッションを与えられるのだ。そのミッションとはレッド・スカル、マダム・ヒドラ、アダプトイド、マードックらヴィランを捕まえること。身体を鍛え戦いに備えよアイアンマンやキャプテン・アメリカと一緒に戦いの場に出る前に、様々な訓練に挑戦。トレーニングセンターでは8つのプログラムを直接体験し、シールドの一員として恥のないよう、経験を積んでいくのだ。トレーニングには、アイアンマン、スパイダーマン、ブラックパンサー、ハルク、ブラック・ウィドウ、キャプテン・アメリカ&マイティー・ソーなど各キャラクターが得意とする技を取得していく。特に難易度が高いのは、スパイダーマンのロッククライミング、ブラック・ウィドウのレーザー脱出だろう。訓練終了したらその後卵型のチェアが並ぶVRシュミレーションへ。ここではシーハルクとアイアン・フィストが指揮し、悪役とヒーロー軍団の戦闘を体験する。ピンチを乗り越えいざ戦闘へ訓練を受けるも結局ヴィランに囚われてしまう私たち…を助けてくれるのは超アドレナリンのヒーロー、ハルク。その後は戦闘機に搭乗し全員と力をあわせ敵に挑む。このとき登場するキャラクターはアイアンマン、スパイダーマン、マイティ・ソー、ハルク、ウルヴァリン、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、ブラックパンサー、シーハルク、ヴィジョン、アイアン・フィスト。彼らと共に戦える至福の瞬間だ。ヴィランを捕まえ正式にシールドの一員に!戦いが終わり正式にシールドの一員として認められた私たちは、捕まったヴィランを覗くことができるのだがこの戦いには“続き”があるのだ…。心残りではあるが、何はともあれ私たちの任務はこれで終了となる。任務後は休憩を!基地のゲートをさらに潜るとショップとカフェテリアが。ショップにはマーベルロゴの入った服や、フィギュア、クッションなどが揃っている。また韓国・釜山が舞台となった映画『ブラックパンサー』のコーナーも。衝撃なのはハルクやアイアンマンなどが販売されているということ。金額は30,192,900ウォン日本円にして約300万円!まだ売れたことはないということなので、ハルクを連れて帰るチャンスかも。韓国で一番人気のキャラクターは“アイアンマン”ということもあり売れ筋1位はアイアンマンのグッズだそうだ。続いてカフェテリアには撮影スポットやキッズルームが設備されている。そこでは食事も可能で各ヒーローのコンセプトのピザやハンバーガー、ホットドッグなどが用意されている。基地を出てキャラクターと写真もシールド基地から出ると各キャラクターのオブジェがあり一緒に写真を撮ることもできる。今回一緒に戦うことができなかった『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のロケットやグルートの姿もあるので要チェックだ。協力:韓国観光公社/ウォルト・ディズニー・スタジオ(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2017
2018年02月09日ロバート・ダウニーJr主演の『アイアン・マン』から始まったマーベル映画が、今年10周年を迎えた。これを記念し、マーベルがいままでのスーパーヒーローやキャストらを集めて撮った集合写真を公開した。クリス・ヘムズワース(ソー)、スカーレット・ヨハンソン(ブラック・ウィドウ)、クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)、クリス・プラット(スター・ロード)、ベネディクト・カンバーバッチ(ドクター・ストレンジ)、トム・ホランド(スパイダーマン)など、各マーベル映画のそうそうたるスターたちが集結。さらに、まだスクリーンデビューしていない『Captain Marvel』(原題)の主演ブリー・ラーソンも参加していた。マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギや、数々の原作を手掛けてきたスタン・リーの姿も!撮影は昨年10月7日に行われ、舞台裏を写した動画も公開されているが、その撮影もようもまたすごい。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのカレン・ギランが「どこを見てもスーパーヒーローだらけなのよ!」と言うように、参加者はめったにないこの機会に大興奮だったようだ。「ETonline」によると、この10年でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画は計16本公開され、約51億ドル(約5,558憶円)の世界興収を上げたという。(Hiromi Kaku)
2018年02月09日『アベンジャーズ』シリーズのマーベル・スタジオが放つ最新作『ブラックパンサー』。先日行われたワールドプレミアでついに本編が初披露され、鑑賞した米メディアからは絶賛のコメントが相次いでいる本作から、特別映像が到着した。超文明大国ワカンダの秘密を守るため、世界中にスパイを放ち国内外の敵と戦う、これまでのマーベル・スタジオ作品にはない異色のスタイリッシュなハイスピード・アクション・エンターテインメントとなる本作。本作で脚本・監督を務めるのは、31歳という若さでハリウッドで注目を集めるライアン・クーグラー。2013年、本作のヴィラン、キルモンガーを演じるマイケル・B・ジョーダンを主演にした『フルートベール駅で』を監督、丸腰の黒人青年を警察官が射殺した実際の事件を映画化した手腕で数々の映画賞を受賞。そして、再びマイケルを主演に迎え、シルべスター・スタローンが出演した『クリード チャンプを継ぐ男』によって、クーグラー監督は、挑戦的な作品であっても幾層もの深みのあるドラマを描くことができる、卓越したフィルムメイカーとしての位置を確立した。「ライアン・クーグラーは驚異的なフィルムメイカー」マーベル・スタジオは、そんなクーグラー監督の、キャラクターを中心にストーリーが展開するドラマ重視の作家性に魅了され、彼に『ブラックパンサー』の映画化を託した。「ライアン・クーグラーは驚異的なフィルムメイカーです。彼は、今後、長らく賞賛されるであろう映画作品を、この若さですでに2本も作っている。今回『ブラックパンサー』の共同脚本として参加することに、監督自身が、私たちと同じくらい興奮し、情熱を持って挑んだという事実は、私たちにとって素晴らしい出来事でした。監督が初期段階で出したアイデアは、この映画の可能性について、私たちに新たな活気をもたらしてくれました」とマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギは称賛を持って語る。また、クーグラー監督は、ファイギとの話し合いでお互いの意見が見事に一致したことで『ブラックパンサー』を監督することへの「絶対的な魅力」を感じたという。「ケヴィンは、このユニバースがポップカルチャーにおいて、そして映画業界において、どういう意味を持つものなのか、どんなことができるのかをしっかりと把握しています。彼は大局を見ていますが、それと同時に、キャラクターやストーリーについて、何が大切なのかといった細かいことについても、直ちに見分けることができる人物なのです」と語る。様々な個性をもった監督を大抜擢し、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の可能性を広げ続けているマーベル・スタジオ。今回届いた映像で、ファイギやクーグラー監督、マーベル名誉会長スタン・リー、ティ・チャラ/ブラックパンサー役のチャドウィック・ボーズマンが語るように、『ブラックパンサー』によって、マーベルがほかのエンターテインメントに歴然たる差を付けていることを目の当たりにするはずだ。全米メディアから絶賛の声「史上最もアカデミー賞候補に近いマーベル作品」■ここで達成されたものに対して、僕はひれ伏すしかありません。この映画は文化的な事件です。――Patrick”PJ”Campbell(OmegaUnderground)■『ブラックパンサー』はスター・ウォーズを超えた。最大限の感謝と尊敬を込めて。ーーJill Scott■表現の問題、アイデンティティの問題について描いたヒーロー映画。それらが人々に拒まれることがいかなる悲劇かを描いている。マイケル・B・ジョーダンのキルモンガーに泣かされた。ーーJen Yamamoto(Los Angeles Times)■これは、MCU版ジェームスボンドだ。こんなヒーロー映画は観たことがない。一番素晴らしかったのは、家族の絆や部族を守ることについて、かくもエモーショナルで複雑なストーリーが展開されること。ーーErik Davis(Fandango)■予告編で期待させられた以上にエモーショナルで、アクションはまばゆく、VFXは魅力的で、衣裳と美術のデザインは実に優れています。史上最もアカデミー賞候補に近いマーベル・スタジオ作品となるでしょう。ーーSean Gerber(SuperHeroNews)『ブラックパンサー』は3月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月09日マーベル・スタジオの最新作『ブラックパンサー』のワールドプレミアが現地時間1月29日に開催され、超絶クールな“パープル”カーペットにキャスト陣や、ジョージ・ルーカス、アベンジャーズのメンバーらサプライズゲストも駆けつけた。第58回グラミー賞最多5冠に輝いたケンドリック・ラマーによる音楽プロデュースも発表され、先日は前売り券がアメリカで発売されるや、24時間でマーベル作品史上最高の売上を記録した本作。超文明国ワカンダの秘密を守るため、世界中にスパイを放ち国内外の敵と戦う、これまでのマーベル・スタジオ作品では類を見ないほど異色、かつスタイリッシュなアクション・エンターテイメントとして注目を集めている。その公開に先駆け、米・ロサンゼルスにて1月29日に行われたレッドカーペットイベントでは、普段のプレミアで使われる赤いカーペットではなく、主人公ブラックパンサーのスーツが紫に輝くことから、200m以上にも及ぶ“パープル”カーペットが!全世界N0.1の「アベンジャーズ」シリーズ最新作のワールドプレミアとあって、集まった海外メディアは約300人。会場には、本作の特徴でもあるスタイリッシュでクールな世界観がデザインされた空間が作られ、劇中に登場するパンサーの巨大な像や、ブラックパンサーの護衛部隊「ドーラ・ミラージュ」が会場入り口で待機、記念すべきこの日を盛り上げた。まるで本作の舞台であるワカンダへ誘うような演出に、詰めかけたファン4,000人も興奮状態。会場にはブラックパンサーの衣装やアベンジャーズメンバーの装いをした熱狂的ファンも集結し、盛り上がりを見せた。ブラックパンサー役C・ボーズマン「国王として、人間としての側面にも注目して」そして、主人公ティ・チャラ/ブラックパンサー役のチャドウィック・ボーズマンをはじめ、『クリード チャンプを継ぐ男』で一躍人気俳優となったマイケル・B・ジョーダンらが続々と到着。『それでも夜は明ける』でアカデミー賞助演女優賞受賞したルピタ・ニョンゴ。海外ドラマ「ウォーキング・デッド」シリーズのダナイ・グリラ。『ゲットアウト』で第90回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされているダニエル・カルーヤ。日本語吹き替え版で「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子が吹替えを担当するシュリ役のレティーシャ・ライト。さらに、『猿の惑星』シリーズのアンディ・サーキスや、「THIS IS US 36歳、これから」で海外ドラマ賞レースを席巻するスターリング・K・ブラウン、「SHERLOCK/シャーロック」でベネディクト・カンバーバッヂ演じるシャーロック・ホームズの相棒ワトソン役としてお馴染みのマーティン・フリーマンなど豪華キャストたちが登場すると、会場のボルテージも急上昇。超文明国ワカンダの「国王」と、そのワカンダの秘密を守る「ブラックパンサー」という2つの使命を引き継ぐこととなった主人公ティ・チャラを演じるチャドウィックは、まさに国王の姿を思わせるゴージャスな装い。本作では「彼の国王として、そして人間としての側面というものに焦点を当てている。そういうところが気に入っているんだ」と語り、「この物語は、彼の弱いところ、喪失感という部分なしに完成しない、そういった部分がきっちりと描かれているところに注目をしてほしい」とコメント、その深く描かれた人間性の魅力を語った。続けて「スケールの大きなアクションシーンも素晴らしいし、とてもスペクタクルにあふれているけど、なんといってもキャラクター重視の作品なので、キャラクター1人1人の人物像や人間性っていうものを深く掘り下げて描かれていることが魅力的だね」と、キャラクターの魅力についてもアピールした。ルピタ・ニョンゴも絢爛豪華な装い!「深いテーマを問いかけている」また、ワカンダのスパイ、ナキアを演じるルピタ・ニョンゴは「本作は、コミュニティというものは1つの国なのか?それとも世界全体としてのコミュニティであるべきなのか?という深いテーマをメッセージとして問いかけているから、この作品を見るときは、出来れば大勢で観てほしいわね」と、現代に問いかける物語であることに言及。そして製作総指揮を務めるマーベル・スタジオのCEOケヴィン・ファイギは、「いままでで最高のキャストがそろったことが素晴らしい」とコメント。「監督のライアン・クーグラーは最高の仕事をしてくれたよ!彼を抜擢したのは本当に最高のチョイスだった」と監督をねぎらい、さらに「本作は、世界中の人々が、新しく斬新な映画だと思ってくれる作品だと思う」と自信を見せた。本作を手掛けたライアン・クーグラー監督も、「いままでに誰も見たことがなかったような、特別で、個性的な作品を自分が手掛けるということを、監督として名誉に思っている!」と語り、「キャストや、スタッフが持てる限りの力を出して作った作品。2年半の月日をかけて完成をした映画なので、世界中の観客にも、その熱意が伝わって楽しんでもらえたらうれしいよ!」と熱量の籠ったコメントを世界中に送った。プロデューサーのネイト・ムーアは、「ワカンダの世界観が、すごく先進的でハイテク且つモダンでありながら、伝統的な文化が見事に融合をしている、とても素晴らしく美しいよ!」とその見事に構築された世界観についてコメントし、「日本の皆さん、新しいヒーローの映画を是非楽しんでね!」と、日本での公開を持つファンに向けても語ってくれた。ジョージ・ルーカスの姿も!サプライズゲスト続々なお、この日の会場にはスタン・リー御大はもちろん、サプライズゲストも登場!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督の実弟で、同シリーズに出演しているショーン・ガンは「見るのがとても楽しみだよ。僕はこういうレッドカーペットを何回かやったけど、今回揃った人たちは、いままでで最高だと思う」と本作への期待度をコメント。そして、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』にて本人役で出演し、『ナイトライダー』で知られるデビッド・ハッセルホルフも「この映画はこれまででも前売りが最大なんだ。すごいことになっている。『ブラックパンサー』は世界を制覇すると思うな」と熱くエール!マーベルのドラマシリーズ「エージェント・オブ・シールド」の主人公で、『アベンジャーズ』などで知られるコールソン役クラーク・クレッグは、「一国の王が、アフリカ人でスーパーパワーを持っているんだよ。そういうのは、見たことがなかった。今作のキャストと、ライアン・クーグラー監督によるフッテージを見て、あのコミックの精神が見事にとらえられていると思ったよ!」と称賛。さらに会場には、ワカンダTシャツを着たオスカー俳優のジェイミー・フォックスや、『美女と野獣』にも出演していたジョシュ・ギャッド、そして、「スター・ウォーズ」の生みの親である巨匠ジョージ・ルーカスも駆けつけていた。「なにもかもが新しい」早くも主要メディアが絶賛その後、プレミア上映が行われた現地では、早速各メディアにて取り上げられ「ダイナミックで躍動感あふれるすばらしい映画。MCU史上最もリアル感に満ちた作品」(LAタイムズ)、「映像も音もトーンもなにもかもが新しい。クーグラーが場外ホームランを放った。来年の賞レースにいまから期待がかかる」(NYマガジン)など著名メディアでも絶賛コメントが相次ぎ、「特筆すべきはマイケル・B・ジョーダン演じるキルモンガー。ロキと並ぶMCU最高のヴィラン」(Collider)、「本作のMVPはレティーシャ演じるシュリで決まり!シュリのスピンオフを作るべき!」(NYマガジン)と各キャラクターへの称賛も上がっている。『ブラックパンサー』は3月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月31日2017年は『美女と野獣』の興収120億円超えをはじめ、『ラ・ラ・ランド』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』など作品の良さが評判を呼び、異例のヒットを記録するなど洋画復活を印象付ける1年に。その流れは2018年、さらに加速する予感です!★マーベル映画の勢いが止まらない!『ドクター・ストレンジ』を皮切りに、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』、『スパイダーマン:ホームカミング』(同作のみソニー配給)、『マイティ・ソー バトルロイヤル』とマーベル・シネマティック・ユニバースシリーズ(MCU)を舞台にした作品が、同じ年に4本も日本公開されたマーベル映画。その勢いは2018年も止まらず、新たなヒーローが躍動する『ブラックパンサー』(3月1日公開)、最強チームが最恐の敵に立ち向かうシリーズ総決算『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日公開)が相次いで、スクリーンを彩ることに。世界に平和は訪れるか?★忘れちゃいけない巨匠、スピルバーグの新作が2作連続公開どんなに時代が変わっても、“その先”を見据えて映画の可能性を追求し続けるスティーブン・スピルバーグ監督。40年を優に超えるキャリアは2018年、何度目かの絶頂を迎えようとしている。まずは、すでに賞レースの目玉となっている『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(3月30日公開)。トム・ハンクス×メリル・ストリープの豪華共演に加えて、「政治と報道」というタイムリーな題材が幅広い層の共感を集めている。もう1本の最新作『レディ・プレイヤー1』は打って変わって、近未来のバーチャル空間を舞台にしたSFスペクタクル超大作。劇中にはガンダムをはじめ、日本のポップアイコンが多数登場しており、若い世代がスピルバーグ作品に触れる絶好のチャンスとなりそうだ。★サマーシーズンは近年まれに見る豪華ラインナップ!この夏公開される洋画は、例年にない豪華なタイトルが目白押し。その筆頭が「スター・ウォーズ」(SW)の世界を舞台に、誰もが知る“あの男”の若き日を描く『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(6月29日公開)だ。近年、40代の監督がメガホンをとってきたSW映画だが今回、ベテランのロン・ハワード監督がどう演出するか?SF的センスには長けているはずだけど…。国内興収95億円を記録した『ジュラシック・ワールド』の続編『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(7月13日公開)も胸アツなマスト作。新登場の恐竜はもちろん、火山島が舞台というこれまでにない斬新な設定にも注目したい。トム・クルーズの代名詞である『ミッション:インポッシブル』の第6弾(!)もこの夏公開予定。撮影中の負傷もなんのそので、再び華麗にミッションをクリアしてくれるはずだ。★2018年最大の話題作、成否は“あの人”次第?『ハリー・ポッター』シリーズと同じ魔法の世界を舞台に、原作者であるJ.K.ローリング自ら脚本を書きあげた『ファンタスティック・ビースト』の新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』も楽しみな一作だ。今回はロンドン、そしてパリの魔法界が舞台になるといい、魔法生物学者の魔法使いニュート・スキャマンダーらが、前作のラストで逃げ出したゲラート・グリンデルバルドを食い止めようと奮闘する。グリンデルバルドを演じるジョニー・デップに賛否あるようだが、果たして?つい先日、撮影が終了したばかりだが、前作が素晴らしすぎたので、ここは期待を胸に待つしかない!★一足先におすすめ作を紹介ここまで「日本では誰も見てない」作品の紹介となったので、次は一足先に鑑賞済みのおすすめ作を…。紳士なクマが大活躍するシリーズ第2弾『パディントン2』(1月19日公開)は、100点満点の傑作だった前作をはるかに上回る、いわば200点満点の大傑作!これ以上言うことありません。賞レースの台風の目である『シェイプ・オブ・ウォーター』(3月1日公開)も映画ファンなら見逃せない傑作。その奇妙でありながら、ピュアで美しいラブストーリーは、ギレルモ・デル・トロ監督の新境地にして集大成だ。ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』(3月16日公開)は、同じリー・アンクリッチ監督が手がけた『トイ・ストーリー3』以来となるピクサーの傑作。本作を機に、ピクサーは本来の輝きを取り戻したと断言したい。(text:Ryo Uchida)
2018年01月04日大物映画プロデューサーによるセクハラが暴露され、その後「#Me Too」の動きが世界中に広がった2017年。さらに映画界再編を予感させるビッグニュースも舞い込みました。日本でも「映画の楽しみ方」に変化が訪れた1年でした。★ハリウッドを魅了する日本カルチャー東宝は9月28日、国内興収250億円突破の大ヒットを記録した『君の名は。』を、ハリウッドで実写映画化すると発表した。公開時期は未定ながら、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を製作した「Bad Robot Productions」のJ.J.エイブラムスがプロデュースを担当する。今年は、遠藤周作の小説「沈黙」をマーティン・スコセッシ監督が映画化した『沈黙-サイレンス-』、黒澤明監督の名作『七人の侍』をリメイクした『マグニフィセント・セブン』、士郎正宗によるSF人気漫画を原作にした『ゴースト・イン・ザ・シェル』、日本の特撮「スーパー戦隊シリーズ」が元ネタとなった『パワーレンジャー』など、日本カルチャー発のハリウッド映画が数多く公開された。★世界に広がった“#Me Too”ハリウッドを代表する映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインによる女優たちへのセクハラが暴露されたのが、10月上旬のこと。これを機に「#Me Too」のハッシュタグをつけた告発メッセージが多数投稿され、その反響が世界中に広がった。セクハラや性暴力は絶対に許されるべきではないし、声を上げた被害者たちの勇気は称賛に値する。一方、セクハラの実態について長年「知ってた」「けど、知らんぷりしてた」映画業界の欺瞞も浮き彫りになり、問題の根深さを物語った。★『IT』国内興収20億円突破の衝撃!今年は国内興収120億円超えを記録した『美女と野獣』をはじめ、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』『ラ・ラ・ランド』など洋画実写が大いに盛り上がった。この流れは、話題作が次々公開される2018年も継続するはずだ。そんな“洋画復調”の象徴的な出来事が、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(11月3日公開)のサプライズヒットだ。日本では決して知名度が高くない伝説的ホラーのリブートは、R15+にも関わらず、興収20億円を突破し、現在もヒットを続けている。関係者によると、映画の評判がSNSで広がり「普段ホラー映画を進んで観ないような、学生グループやカップルが大挙して劇場に押し寄せている」といい、公開3週目にしてランキング1位を獲得する異例の推移を見せた。★“祭り化”する映画の地上波放送ブルーレイ&DVDの発売や、BS、CSでの放送など「家で映画を鑑賞する」方法が多様化するなか、近年、再び注目を浴びるのが、地上波での映画放送だ。かつて『天空の城ラピュタ』が放送されるたびに、Twitter上で巻き起こったバルス祭りを機に、SNSを通じて“同じ瞬間”を共有するイベントとして“祭り化”する傾向が進んでいる。11月12日にテレビ朝日系で放送された映画『シン・ゴジラ』は、平均視聴率15・2%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。放送中は視聴者のツイートがあふれ、映画に関連したワードの数々がトレンド入りした。本作に関しては、某キャストの出演シーンのカットも注目された。★ディズニー、フォックス事業を6兆円で買収現地時間12月14日、ウォルト・ディズニー・カンパニーが21世紀フォックスの映画・テレビ事業を買収すると公式サイトで発表した。買収額は524億ドル(約6兆円)!!これにより、傘下20世紀フォックスが手がける『X-MEN』や『デッドプール』といったマーベル映画が、『アベンジャーズ』をはじめ「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」に参戦する可能性が。また、ジェームズ・キャメロン監督が進める『アバター』続編4部作の配給もディズニーが手がける。ただし、ディズニーの真の狙いは、動画配信への本格進出だけに、今後さらなる展開を見せるのは必至だ。(text:Ryo Uchida)
2017年12月29日映画史に残る破格のメガ・ヒットを続ける「アベンジャーズ」シリーズ。その最新作となる『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』から、待望の初映像となる予告編が公開。ついに姿を現した史上最凶の敵サノスの前に、アベンジャーズのメンバーに加えてドクター・ストレンジ、ブラックパンサーらが集結した。2018年に10周年を迎えるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の集大成ともなる本作。最凶の敵サノスによって窮地に陥った世界を救うため、前代未聞となる数多くの豪華オールスター・ヒーローが集結!“最強たち”の究極の戦いがドラマチックに描かれていく。今回、解禁された初映像では、サノスの侵攻に気づいたアイアンマンやソー、ハルク、ブラック・ウィドウらに、ドクター・ストレンジ、ブラックパンサーが参戦。ヴィジョンとスカーレット・ウィッチの関係も気にかかる中、ニューヨークのスクールバスに乗っていたスパイダーマンことピーター・パーカーも、この異変に気づき、真新しいスパイダースーツで動き出す。さらに、満を持して現れたのは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の後、長らく姿を消していたキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース。ひげを蓄え、見違えたような姿で参戦するが、圧倒的パワーのサノスにはアイアンマンも、あのヴィジョンでさえも、太刀打ちできない様子…。映像のラスト、「何だ、おまえら」とばかりに戸惑いを見せるソーの前に現れたのは…あのガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々!もしや彼らが救世主となるのか!?追い詰められていくアベンジャーズ、そして新たに参戦した強力なメンバーと、マーベル史上最凶の敵サノスとの “究極の戦い”が、ついに幕を開ける。本作についてマーベル・スタジオトップのケヴィン・ファイギは、「生い立ちから住む世界まで、全くといっていいほど異なるキャラクターたちが、そうした違いを乗り越えチームとして一致団結できるか?というのが、今作に限らずこれまでも『アベンジャーズ』シリーズの核となるテーマだった」と語りつつ、「今回はサノスという強大な敵を前に、これまで以上に多くのキャラクターが力を合わせなきゃならなくなるんだ」と明かしている。過去最多のヒーローが力を合わせなければ太刀打ちできないほどの史上最凶の敵に、アベンジャーズはかつてない絶体絶命の危機に陥ることが示唆されている。また、本作の魅力は「なんと言ってもキャラクターじゃないかな」と即答。「キャスト陣の中には、最近MCUに加わった人もいれば、10年近く我々と一緒にやってきたベテランもいるけど、その誰もが観客の期待をはるかに超える見事な演技で、それぞれのキャラクターを完璧に体現しているというだけでなく、キャラクター同士の絡みや掛け合いも、観客を魅了して止まない要素の1つだと思うよ」とコメントする。それぞれのキャラクターとしても人気を博しているアベンジャーズのヒーローたち。ロバート・ダウニーJr.、クリス・エヴァンス、ベネディクト・カンバーバッチ、トム・ホランドなど、人気実力派俳優が演じる新旧のキャラクターの共演にも大いに期待が高まる。『アベンジャーズ:インフィニティー・ウォー』は2018年4月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月30日“スパイダーマン”の新シリーズ第1弾にして、アイアンマンやキャプテン・アメリカらの“マーベル・シネマティック・ユニバース”(MCU)に加わった『スパイダーマン:ホームカミング』のブルーレイ&DVDが、早くも12月20日(水)にリリースされることが決定した。本作は、性別や世代を越えて、世界中の人々に愛される「親愛なる隣人」のスーパーヒーロー、“スパイダーマン”の最新作。ヒーローとして強大な力を持つ一方で、初恋や学業との両立に悩む15歳の高校生らしい一面も併せ持つ、“等身大ヒーロー”の新たな戦いが描かれる。さらに、トニー・スターク/アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ハッピー・ホーガンなどお馴染みのキャラクターたちとも共演。ついにMCUに本格参戦したスパイダーマンが、軽快なノリでド派手なアクションに挑み、特製スーツとハイテク装備を駆使して活躍する。主演は、史上最も若いピーター・パーカー/スパイダーマンと話題を呼んだ、新鋭の実力派トム・ホランド。アイアンマンを演じるロバート・ダウニー・Jr、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンス、ハッピー・ホーガン役のジョン・ファヴローなどお馴染みキャストに加え、『バットマン』シリーズ、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートンが圧倒的存在感で悪役“バルチャー”を熱演。また、日本語吹き替え版には、ピーター・パーカー/スパイダーマン役に「カードファイト!! ヴァンガードG」「刀剣乱舞」の榎木淳弥、トニー・スターク/アイアンマン役にもちろん、復帰後第1作目となった藤原啓治。ほかにも大川透(バルチャー役)、中村悠一(キャプテン・アメリカ役)、美山加恋(リズ役)など、名実ともにトップクラスの豪華吹替キャスト陣が集結!なお、今回、ブルーレイ・3D・UHDの3種類の本編ディスクをオリジナルスチールブックにセットし、限定コミックブックやフィギュアなど超豪華特典も封入したプレミアムBOXを3,000セット限定で同時発売。このプレミアムBOXは、このためだけに描き下ろされたマーベル監修のコミックブックや、スパイダー・マグネット、日本限定スタンディメッセージカードに加え、スパイダーマンとバルチャーの戦いをモデル化した大迫力のコレクタブル・フィギュアを同梱。さらに、漫画界きってのアメコミ好きとして名高い「アイシールド21」「ワンパンマン」などの村田雄介によって描き下ろされた、ここでしか手に入らない日本限定B3ポスターが封入される超豪華な限定ボックスとなっている。『スパイダーマン:ホームカミング』は12月20日(水)ブルーレイ&DVD発売、同日レンタル開始。11月15日(水)より順次デジタル先行配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2017年10月22日『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に初登場し、アイアンマン側で戦ったマーベル・スタジオの新ヒーローを描く『ブラックパンサー』。その日本公開日が2018年3月1日(木)に決定し、日本版ティザービジュアルがお披露目された。ブラックパンサーは、『シビル・ウォー』にキャプテン・アメリカの持つ盾と同じ材質からなるスタイリッシュな漆黒のスーツで登場し、鋭い爪と俊敏な戦闘能力を披露。マーベル・ヒーローの中で、最も単独作品が待ち望まれていたキャラクターだ。本作では、超文明国ワカンダの国王であった父を亡くしたティ・チャラことブラックパンサーが、新たな国王として、ヒーローとして活躍する姿が描かれる。さらに、物語の中では、世界中が狙うこの国が有する重要な秘密が明らかにされる。ブラックパンサーは、その秘密を守るために世界中にスパイを放ち、国内外の敵と戦うという、これまでのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)になかったスパイ映画の要素を盛り込んだアクション・エンターテインメントとなる。監督は、『ロッキー』シリーズの歴代新記録を打ち立てた『クリード チャンプを継ぐ男』でシルベスター・スタローンにゴールデン・グローブ賞助演男優賞をもたらしたライアン・クーグラー。主人公のティ・チャラことブラックパンサーを演じるのは、『シビル・ウォー』に続いてチャドウィック・ボーズマン。さらに、「世界で最も美しい女性」にも選ばれたオスカー女優のルピタ・ニョンゴも出演し、『クリード』で主演を務め、監督からの信頼も厚いマイケル・B・ジョーダンがブラックパンサーの秘密を狙う敵として登場。『シビル・ウォー』のマーティン・フリーマン、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のアンディ・サーキスも再登場し、『ゲット・アウト』主演のダニエル・カルーヤ、オスカー俳優のベテラン、フォレスト・ウィテカーも参戦する。マーベル史上最も謎を秘めた新キャラクターがMCUに新たな風を吹き込み、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(11月3日公開)からバトンを受けながら、『アベンジャーズ/インフニティ・ウォー』(2018年4月27日公開)へとつながる重要な物語を紡ぐ。『ブラックパンサー』は2018年3月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月25日『スパイダーマン:ホームカミング』(8月11日公開)で15歳の初々しい高校生スパイダーマンを演じたトム・ホランドが初来日。"トムホ"という愛称ですでに世界的ブレイクを果たした彼にインタビューし、笑顔がチャーミングな21歳の素顔に迫った。トムホはすでに『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)で、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に参戦しているが、今回は自身がタイトルロールを務める新シリーズ第1弾ということで気合十分。本作では高校生ピーターの恋や葛藤、成長を軸に、彼の前に現れる強大な敵との戦いが描かれる。細マッチョな肢体と、側転やバック転も軽々とやれる飛び抜けた身体能力から「史上最高のスパイダーマン」という呼び声も高いトムホ。頭の回転が速い彼が、本作への思いを饒舌に語ってくれた。――『スパイダーマン ホームカミング』はすでに世界中で大ヒットし、日本公開が待ち遠しいです。今のご感想はいかがですか?素晴らしい気持ちだよ。世界中で素晴らしいレビューがいっぱい出ているし、興行収入的にも良い結果が残せた。本当にみなさんが映画を観てサポートしてくれたから、感謝の気持ちでいっぱいだ。自分たちが一生懸命作った映画がこういった反響をもらえたことはとてもうれしいし、自分でもすごく誇りに思っている。――タイトルにある「ホームカミング」には、どういう意味が込められていますか?ダンスパーティに行くという意味だけではなく、ピーター・パーカーというキャラクターを故郷に戻す、MCUの世界観に戻すという意味合いも含まれている。彼は唯一『アベンジャーズ』の中でスーパーヒーローっぽくなかったから、そこに戻ってくるという2つの意味が込められていると思う。――ずっとスパイダーマンが大好きで憧れていたそうですが、どういう点が好きなのですか?スパイダーマンはすごく共感できるヒーローだから、小さい頃からお気に入りのキャラクターだったし、尊敬もしていたんだ。なぜなら彼は子どもなのにヒーローだったから。やっぱり『アイアンマン』のトニー・スタークに共感することはすごく難しいと思う。トニー・スタークの黄色いランボルギーニはガス欠にならないけど、ピーター・パーカーはバス代がなかったりして、まさに地に足がついているヒーローだ。そういう点がすごくいいんじゃないかな。――そんなスパイダーマン役に大抜擢されました。夢を叶えるための秘訣があれば教えてください。やっぱり一生懸命頑張ること。それに尽きるね。僕は自分のキャリアを振り返るとすごくラッキーなことが続いてきたと思うけど、自分でも毎回ものすごく頑張ってきたとも思う。その頑張った成果が認められて本当にうれしいよ。――ユーモアのセンスが抜群ですが、それはコメディアンで作家でもあるお父さん(ドミニク・ホランド)の影響が大きいのでしょうか?そうだね。ぼくの家は静かだったためしがないよ。父は本当に面白くて愉快な人で話もすごく楽しいし、家族みんなが自分の話をいつも自信たっぷりにしてきたんだ。僕たち家族は父のスタンダップコメディを観て育ってきたおかげで、コメディのタイミングみたいなものを学んでこられたわけだからすごくありがたかったよ。実は僕自身、今までコメディをやったことがなかったけど、本作はアクション、ドラマ、コメディが入ったすごくバランスのいい作品だったので本当に良かったと思う。――ロバート・ダウニー・Jr.演じるトニー・スタークからヒーローとしての責任感を学んでいくピーター。あなた自身がロバートから学んだこととは?ロバートは本当に最高のスターだ。彼からは、どんなに有名になっても、どんなにお金を稼いでも、自分自身であり続けることが大事だということを学んだよ。彼は必ず撮影の10分前には現場に入っているし、全員に「こんにちは」と挨拶をしてくれるし、ものすごく一生懸命仕事をする人だ。クレイジーな業界のなかで、クレイジーでないままでいられる人を見られたことは非常に新鮮だった。彼と一緒に仕事ができてとても楽しかったし、これからもまたご一緒できることが非常にうれしいよ。――世界的に脚光を浴びたいま、以前と変わらない自分を保つためにどんなことをしていますか?なるべく友達と会ったり、一緒に行動したりすることかな。僕がちょっと嫌なヤツになってくると、友達が一番最初に「なんだよ、お前」と注意してくれると思うから。また、親からもいつも自分らしくいるようにとしつけられてきたよ。僕は自分自身について悪いヤツだとは思っていないから、なるべくフレンドリーでいるように心がけているし、今のこういう経験を楽しむことも大事だと思っている。今ここにいられること自体、とても恵まれていることだから。――今回、大好きなスパイダーマンを演じて、どんなメッセージを伝えたいと思いましたか?僕は今回、特に若い人たちに向けて、学校生活に関してのすごく大切なメッセージを伝えなければいけないという責任感を感じていた。僕が学校へ行っていた頃は、宿題をやったり一生懸命勉強したりすることはカッコ悪くてクールじゃないことだと感じていた。だからこそ、今回その反対の価値観を伝えたいと思った。学校でがむしゃらにやることはすごくクールでカッコイイことなんだと、僕には若い人たちを触発する役目があると感じたんだ。ピーターはすごく共感できる子どもで、そういう彼がすごいことをする。また、自分が自分でいることの大切さみたいなことも伝えなければいけないと思っていたよ。■プロフィールトム・ホランド1996年6月1日、イギリス・ロンドン生まれの俳優。父親はコメディアンで作家のドミニク・ホランド。2008年、ミュージカル「ビリー・エリオット」で舞台デビュー。『借りぐらしのアリエッティ』(10)のイギリス上映版で翔の声を演じる。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)でスパイダーマンの姿を初披露し、次回作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年4月27日公開)にもスパイダーマンとして参加予定。(C)Marvel Studios 2017. (C)2017 CTMG. All Rights Reserved.
2017年08月11日その昔、『ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない 第一章』が話題の三池崇史監督による『忍たま乱太郎』(11)を観た時に、これほどまで成長しない主人公がいたものかと、主人公の成長神話を真っ向から否定しにかかる痛快作に、なるほど確かにたかだか2時間で人間など成長しないものだと再認識した記憶がある。是枝裕和監督の『そして父になる』を観た時も、なかなか成長しない主演の福山雅治を観ながら、映画に成長神話など要らない、とまでは思っていないが、映画の前半でちょっと苦労したくらいで、その後半、突然スーパーヒーローになってしまうのはうそもうそ、と言ってもいいはずだ。その点、今回紹介する『スパイダーマン:ホームカミング』(8月11日公開)の主人公も、そう簡単に成長などしない。そう、ヒーローへの道のりは、超遠いのだ。日本でもすっかり市民権を得たマーベル・シネマティック・ユニバース(=MCU)に本格参戦するということで、15歳の高校生スパイダーマンとアイアンマンの豪華競演で、2017年最大の話題作と言っていいスパイダーマン新シリーズ『スパイダーマン:ホームカミング』。海外ではスパイダーマン映画として最高のオープニング成績を記録しており、我らが日本市場にも期待がかかるというもの。カンタンに言うと過去のスパイダーマンは一旦置いておいて、15歳の少年=ピーター・パーカーがスパイダーマンを目指して奮闘する物語だ。スパイダーマンの生みの親であるスタン・リーも「(主演の)トム・ホランドはスパイダーマンの役をやるために生まれてきた」などと激賞され、これまでのことがなかったことになっている感も否めないが、MCU的に考えると、とても重要な作品にもなっているのだ。15歳の少年が主人公なので、新聞社に勤めて、みたいなくだりもなく、主人公のピーター・パーカーは、普通の高校生としてハイスクールライフをエンジョイ中だ。スパイダーマンであるという自分の正体を隠してはいるものの、部活のノリでご近所パトロールの日々を送っている若者で、仲がいいダチにあっさり正体を見られてしまうほど、物語は牧歌的にスタートする。そのピーターの目標は、アベンジャーズの仲間入りをして、一人前の"ヒーロー"として認められることにある。放課後はあこがれのトニー・スターク=アイアンマンにもらった特製スーツに身を包み、街を跋扈するチンピラたちを成敗する日々を送るが、ある日、トニー・スタークに恨みを抱いているバルチャー(マイケル・キートン)が立ちはだかる。彼は普通の人間だが、自分で開発した巨大な翼を装着してニューヨークを飛び回り、街の犯罪を助長している。トニーに認められる絶好のチャンスを逃したくないピーターはトニーの制止を聞かず、無謀にもバルチャーに立ち向かってしまうのだが……。今作では、ヒーローにあこがれるもいまだなりきれてはいない最年少の"ヒーロー"がしゃにむに頑張る姿を描いていて、観る者すべてが感情移入してしまう共感要素が高い作品だ。その上、アクション満載のヒーロー作品の枠にとどまらず、15歳の少年が繰り広げる恋愛、友情など、誰もが味わったことがある甘ずっぱい高校生活をも描く青春ムービーの側面も強く、過去のマーベル・シネマティック・ユニバースの世界観を描いた作品の中でも、ダントツに"それ以前"を描いている。それゆえ人並み外れたパワーを持っていたとしても、なかなか成長しないことは当たり前で、主人公の奮闘物語に大いに感情を持っていかれる。そのために、主人公ピーター・パーカーの人間性も大きく掘り下げているのだ。その人間スパイディを描いた監督が、弱冠36歳のジョン・ワッツ監督だ。転機となった作品が、すぐ裸になってしまうケヴィン・ベーコンを主演に迎えた監督2作目『COP CAR/コップ・カー』(15)で、この作品で名もない少年俳優の演技力を引き出したことが評価され、今作への大抜てきにつながったという経緯がある。その手腕は今作でも遺憾なく発揮され、よくある青春映画よりも主人公の青春を描き上げ、過去のどのスパイダーマン映画よりもリアリティーがある葛藤ドラマを生み出した。そこに上手いことマーベル・シネマティック・ユニバースの世界観までも絡め、もはや非の打ちどころがない作品になっている。また、悪役が実にいい。トニー・スタークに激しく恨みを持っているバルチャー=エイドリアン・トゥームス役を、マイケル・キートンが演じている。彼は公開中の映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』でもマクドナルドを乗っ取る実在のビジネスマンを気持ちよく怪演しているが、己の正義を強く主張しまくるキャラクターは、今作でもパワーアップ!"やっていることは間違っているが、言っていることがわからなくもない"という観客を翻弄する役柄を演じたら、最近では右に出る者はいない。その昔、バットマンとして街の悪を成敗していた彼が、反対側に行ってしまったという見方も実に興味深い。トニー・スターク=アイアンマンに恨みを持っているという背景も、MCU的に本当に最高だ。ちなみに今作の主人公ピーター・パーカー=スパイダーマン、彼を日本に紹介するにあたっては、実にさまざまな媒体でオタク、ギーク、中二病、サエない男子との表現が踊っていて、それはそれで否定するつもりはないが、筆者の印象ではここまで真っ直ぐなピーター・パーカー=スパイダーマンはかつて観たことがない。彼はトニー・スターク=アイアンマンに認められたい一心で不器用ながらも日々頑張っている好青年で、それをトム・ホランドが時にコミカルに、時に実直に演じ上げている。いずれヒーローとして活躍してほしいキラキラの原石とも評したい主人公の青春をこの夏、スクリーンで見届けてくれ!(C)Marvel Studios 2017. (C)2017 CTMG. All Rights Reserved.
2017年08月10日新スパイダーマンのトムホこと、トム・ホランドが初来日し、雨の中、“神対応”のファンサービスを見せたことも話題となっている『スパイダーマン:ホームカミング』。間近に迫った日本公開を前に、アイアンマンことトニー・スタークが作った新スパイダーマンスーツに、トムホも大興奮する特別映像が公開された。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に本格参戦したスパイダーマンが、アイアンマンと競演する本作。登場するスパイダーマン/ピーター・パーカー(トム・ホランド)は、ただのヒーローではなく、アベンジャーズに憧れる「15歳の高校生」。友情や青春、甘酸っぱい恋愛に全力投球しながら成長していく姿は、かつてティーンエイジャーだった誰もが共感できるキャラクターとなっている。そんなピーターを真のヒーローに導く“師匠”として登場するのが、アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)。トニーはピーターのために開発した特製スパイダー・スーツを授けるが、そこには自身のパワードスーツをしのぐほどの強力オプションが満載だった!今回解禁された特別映像では、トムも「最高にクールだった」と語るスーツの機能にフォーカス。スパイダーマンの代名詞ともいえる自由自在に糸を飛ばす「ウェブ・シューター」は、今回なんと576パターンも登場。羽を広げてムササビのように空を舞う「ウェブ・ウィングス」や強力な電撃が走る「テーザー・ウェブ」など、バリエーションの豊富さは見応え抜群だ。胸元のクモのマークは「偵察ドローン」としても機能し、劇中でも大活躍。スパイダーマンの能力をフォローし、活動領域を格段にアップさせている。さらに、今回のスパイダー・スーツで最も特徴的な機能が、アイアンマンと同じ人工知能の搭載だ。アイアンマンのパワードスーツにも、戦闘をはじめ、あらゆるアシストを行う人工知能“JARVIS”や“FRIDAY”が搭載されていたが、スパイダーマンを手助けするのは女性の声を持つ人工知能。戦闘中だけでなく、恋のアドバイスまでしてしまう “彼女”=“スーツ・レディ”との軽妙なやりとりも見どころの1つとなっている。これまでのスパイダーマンとは一線を画す、アイアンマン・プロデュースのガジェット満載スーツは、親心(?)と遊び心にもあふれており必見!それぞれどんなシーンで活躍するのかは、スクリーンで確かめてみて。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2017年08月09日英俳優のトム・ホランドが主演作『スパイダーマン:ホームカミング』を引っさげ、初来日を果たし、8月7日(月)に東京・新宿歌舞伎町のシネシティ広場で開催されたジャパンプレミアに出席した。スパイダーマンを担いだ神輿(みこし)の登場で、賑やかにスタートしたこの日のプレミアだったが、途中で雨が降り出し、時折どしゃ降りとなる最悪のコンディション。それでも、トムは「ハジメマシテ、トム・ホランドです。僕も一緒に濡れるよ」と挨拶すると、壇上からレッドカーペットに駆け下り、精力的にファンサービスを実施!運よく会場入りできたファン700人が熱狂的に迎え入れた。いったんステージに戻ると、カタカナで自身の名前が入った半被を着こなし、太鼓のパフォーマンスも披露するなど日本の夏を満喫。「プロモーションで世界各国をまわったけど、一番クールでカッコいいプレミアだよ」とご機嫌だ。また、雨が弱まったタイミングを見計らい、中断したファンサービスを再開する“神対応”も見せていた。トムと言えば、日本では“トムホ”の愛称で親しまれているが、“ブラピ”“ジョニデ”といった略称をもつ=日本で人気を博すと聞かされると、「そうなの?」と驚きと喜びの表情。同席したジョン・ワッツ監督が「史上最高のスパイダーマンだよ」と太鼓判を押すと、「子どもの頃から、スパイダーマンになりたかったからね。夢が叶った気分だよ」と感無量の表情だった。スパイダーマンに変身し“部活ノリ”でNYの街を救う、ヒーロー気取りの高校生ピーター・パーカーが、宿敵バルチャーの悪事を前に、真のヒーローとして覚醒する。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に本格参戦し、スパイダーマンとアイアンマンとの競演で話題となっている。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2017年08月07日