ビューティ情報『中元日芽香「生理前になると倦怠感や食欲が増し…」 女性ホルモンとPMSの関係』

2022年7月5日 20:00

中元日芽香「生理前になると倦怠感や食欲が増し…」 女性ホルモンとPMSの関係

宋:ダイエットで急激に体重が減ったり、強いストレス環境に置かれると、脳が「生命を維持しなければ」と考えて、ホルモンの分泌を抑えようとするんです。それで生理が止まったり、排卵が起きなくなったりする。だから痩せすぎはよくないんですよ。女性ホルモンのうち約6割は卵巣から分泌されるんですが、残り4割は体脂肪から分泌されます。“脂肪は敵”って思ってる人が多いんですが、脂肪は、ある意味“財産”だと考えてほしいですね。中元:知りませんでした。若い時に生理が止まったら、その後の妊娠に影響はあるんですか?

宋:一時的に生理が止まったからといって、将来妊娠できなくなるわけではありません。生活の見直しや治療を受けることにより、その後妊娠できたという例もたくさんあります。
でも卵巣機能を整えるという点でも、体重の大幅な増減は好ましくないんです。

中元:女性ホルモンの分泌量は年齢によって変わるのでしょうか?

宋:脳の指令によって卵巣から女性ホルモンが分泌されるようになるのは、思春期の頃から。分泌量は20代でピークに達し、50歳前後で閉経を迎えると卵巣から分泌されるホルモンが急激に減ります。

中元:そうなると、心身にも様々な影響が出てきそうですね。

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