パン大好き、抗生剤をよく飲む…「おりものに異常が出やすい人」の特徴と対策 #207
抗生剤をよく飲んだり、膣内を過度に洗いすぎることも膣内環境を乱し、バリア機能を低下させてしまうことがありますが、小麦製品や精製糖などが多いときにもおりもののニオイや色、質に違和感を感じることが増えます。食事がダイレクトに影響する腸内細菌と膣内環境はお互いに関連していることもあり、おりものシートやデリケートゾーン用のソープなどにたよってばかりいても根本的な原因を絶つことにはなかなかつながりません。漢方では、黄色みが強く、ニオイがきついおりものがでるとき慢性炎症の原因になる『湿熱』がたまっていると考えます。
そして、『湿熱』を放置しているとアレルギー症状や肌トラブル、口臭や体臭などさまざまな迷惑な症状へと進展していくと考えるため、おりものの指標を確認したときには生活の見直しが必要と考えます。ということで、今週食べるとよい食薬は、『湿熱』対策になる【キャベツとオレンジのサラダ】です。逆にNG行動は悪玉菌の餌となり『湿熱』を生じる【朝のパン習慣】です。
食薬ごはん【今週食べるとよい食薬:キャベツとオレンジのサラダ】
時間がない時、そしてストレスがある時には、甘い物や揚げ物などちょっとジャンクなものが食べたくなりますよね。