2019年8月23日 09:00
首のリンパマッサージにはどんな効果が?やり方や注意点を解説
流れているリンパ液は、心臓から送られた血液(動脈)が末端部分まで到達し、血液から栄養素を送ると同時にリンパ液の主成分になるものを末端部分に送ります。そしてそのリンパ液の主成分をリンパ管に送り込んでリンパ液となり、送り込まれた際に老廃物などを一緒に回収し、リンパ管内でろ過しているのです。
運動していないと、動脈の流れを上げることはできません。なぜなら筋肉を活発に動かすためには血液が必要となり、筋肉を動かすための栄養素も必要です。この血液を送る作業は部分的に行うものではなく、身体は全身に繋がるため隅から隅まで血液を送らないと運動はできません。
運動していると自然とリンパ液の生成もスムーズになり、リンパが起因となる悪い症状も改善できます。
姿勢の悪さ
リンパが流れるためには、流れる環境を作ってあげることが大切。姿勢が悪いと、どこかの部位の筋肉に極端な負担をかけていたり、血管やリンパ管を圧迫して滞ってしまっていたりする恐れがあります。
背骨はスムーズなS字のカーブを描いていることが大切ですし、お尻が垂れた姿勢や肩が前に入っている猫背のような姿勢を取っていてもいけません。こうした姿勢は本来身体が維持するべき姿勢ではなく、血管やリンパ管に支障をきたしてしまうため、改善すべきことです。