を服用して避妊するという緊急手段もあります。避妊率100%ではありませんが、医師の指示に従って正しく服用すれば、高い避妊効果が見込めます。しかし、モーニングアフターピルは高価であり、吐き気などの副作用もあるため、慎重に扱う必要があります。また、事前に避妊できていなかった場合のデートDV被害に対して特別に使用するためのもので、軽々しく使用すべきではありません。
なお、低用量ピルとモーニングアフターピルは、ともに体調や既往歴によっては使えない場合もあります。服用を希望する人は、婦人科、産婦人科などの医師に相談した上で処方を受けてください。
※画像は本文と関係ありません
○記事監修: 善方裕美医師
日本産婦人科学会専門医、日本女性医学会専門医
1993年高知医科大学を卒業。神奈川県横浜市港北区小机にて「よしかた産婦人科・副院長」を務める。
また、横浜市立大学産婦人科にて、女性健康外来、成人病予防外来も担当。自身も3人の子どもを持つ現役のワーキング・ママでもある。主な著書・監修書籍
『マタニティ&ベビーピラティス―ママになってもエクササイズ!(小学館)』
『だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調(主婦の友社)』
『0~6歳 はじめての女の子の育児(ナツメ社)』など
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