ビューティ情報『この顔で泣いて笑って、生きてきた。たくさん刻まれた笑い皺も心地いい』

2020年3月26日 18:00

この顔で泣いて笑って、生きてきた。たくさん刻まれた笑い皺も心地いい

しわくちゃでも、つい触れたくなるようなお肌のおばあちゃま。憧れです。

過剰なメイクをしない代わりに、ベースとなる肌は美容医療の力を借りています。39歳のとき、左頬にあった薄くて大きなシミをレーザーで取りました。以来9年間、同じ先生に2カ月に一度、手入れしてもらっています。私の顔の状態を見て、必要なレーザーを当ててくれるのです。何かトラブルがあるとすぐに先生にメールして相談。9年の間にお互いの人生についても知るようになり、単なる医師と患者の間柄ではなく、シスターフッドに近いものを感じています。
美容についてなんでも話せる頼れる人がいるって、本当に心強いです。

■人生を楽しむ。変化を楽しむ。

2014年に家族でオーストラリアに移り住んで、早6年。オーストラリアと日本を行き来するようになって学んだこともあります。私が年齢を重ねることをさほど怖がらなくなった理由のひとつが、オーストラリアのビーチの風景。本当にあらゆる体型、あらゆる年齢の水着姿が見られるのです。

痩せてても太ってても、シワシワでも妊娠線があっても、中にはストーマをつけた人や、妊婦さん、赤ちゃん連れも。
たっぷりした体型のおばあちゃんがビキニで歩いていても誰も二度見しないし、波打ち際で波に巻かれてはしゃいでブラがずれそうになっているおばあちゃんとか、競泳水着で黙々と泳ぐおばあちゃんとか、孫を遊ばせながら背中を日に焼いているおばあちゃんとか、とにかく誰も人の目なんか気にしていないし、他人のことも気にしていない。

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