クレンジングをやめたら肌がきれいになった。「石けんでメイクオフ」する選択
それを放っておくと、毛穴が詰まったり酸化したりして、肌を刺激してしまうのだと著者はいいます。
さらに、洗顔は汚れを落とすだけではなく、肌表面の不要になった角質を落とすことで、肌のターンオーバーのリズムが整い、健康でバリア機能が高い肌をキープすることができるといいます。
ところが、クレンジングは肌のバリア機能を乱し、乾燥やトラブルを引き起こす一因となってしまうのだとか。
一般的なメイク製品には、もちや仕上がりをよくするために、合成ポリマー・シリコーンなど油性の化学成分が入っています。これらを落とすには、油で溶かすオイルか、油を水になじませる界面活性剤、またはアルカリの力を借りるしかありません。
そして、ほとんどのクレンジングには界面活性剤が入っていて、これが肌のバリア機能に大きく影響しているのだというのです。
■ナチュラルコスメに替えてみる
肌のきれいを損なうクレンジングを使わずにメイクを愉しむ――その方法は、ただひとつ。お湯や石けんだけですっきり落ちるメイクアイテムを使うことです。
合成成分を使わず、天然原料で作られているナチュラルコスメやミネラルコスメがそれにあたります。(23ページより引用)