東洋古来の医学・漢方。日常的に耳にする言葉ですが、その考え方は意外と知らないことが多いですよね。冷えやむくみ、肌荒れなど、「病気というほどではないけれど、なんだか調子が悪い」という時に、使い方を覚えておくと強い味方になってくれるのが漢方です。
私たち日本人の身体にぴったりフィットする、漢方の基本を一緒にお勉強しましょう!
漢方の考え方「未病」の基本
出典:byBirth
漢方は「未病に効く」とされる薬です。「未病」とは、手足の冷えや慢性的な頭痛など、「病気という程ではない」身体の不調のこと。
病院やクリニックで診てもらっても「異常なし」といわれる、でもどうしても調子が悪い……そんな時に使っておくと、病気への発展を食い止めることができるのが漢方なのです。
病気になる前の段階である「未病」=体の不調の段階で、漢方を毎日の生活に取り入れれば、賢く病気を予防することも可能ですよ!
「漢方は即効性がない」は嘘?
漢方の効き方
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自然の生薬などでできている漢方薬は、身体に優しいイメージから「効き目が弱い」「長く飲まないと効果を感じにくい」などといったイメージがあるかと思います。