がん予防効果のあるにがうりのモモルデシンとも相性◎。
【緑茶】効果を高める食べ合わせ:べったら漬け、キムチ
緑茶に含まれるカテキンにはがんの原因ともなる活性酸素を除去する作用がある。麹のポリフェノール、キムチの乳酸菌にもがんを予防する効果がある。
「がんの予防のためには免疫力アップが不可欠。そのために、活性酸素を取り除く効果の高い抗酸化食品を積極的に取ることが大切です。ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群、βカロテン、ポリフェノールなどが含まれる野菜や果物を意識的に取りましょう。たとえばにんにくは強力ながん予防食材。これに含まれるアリシンはエネルギー源となるビタミンB1と一緒に摂ることでその吸収力を高めます。
エネルギーが増殖することで、免疫力がより強化されるという、メカニズムです」
たまねぎのケルセチンは血管を丈夫にし、弾力をつける効果がある。オクラと食べ合わせるとネバネバがこの吸収を助け、血流を促し、免疫力を高めてくれる。
「エネルギーを増強したり、血管を強化すると、体温を上げる効果もあり、結果として発がんリスクを下げることができるのです」
また、女性特有のがんや腫瘍に効果が認められている食材も、食べ合わせで栄養効果を高めることができる。