2021年11月15日 15:50
腸を整えメンタルも整える「医師がすすめる食べ合わせ10」
肉との組み合わせでセロトニンが大量に生成される。
【卵+煮干しだし】
卵黄に含まれるレシチンは、神経系のシグナル伝達に関与し、記憶、集中力、認知機能の向上を助ける。卵にはトリプトファンも豊富。煮干しでつくるだしにも記憶力、認知機能の向上のほか、“幸せホルモン”のセロトニンをつくるイノシン酸が豊富。煮干しには鉄分も含まれているので、身も食べたい。
【玄米+油揚げ】
玄米は腸内環境を整える食物繊維やビタミン、ミネラル類が豊富。大豆食品の油揚げには、やる気や幸福感を得られる神経伝達物質ドーパミンの生成に必要なチロシンが多く含まれる。玄米、油揚げともにカリウム、マグネシウムが豊富で自律神経の働きを正常に保つのに役立つ。
玄米は消化吸収が遅いので日中に食べたい。
【レモン+シナモン&ジンジャー】
シナモンとジンジャーは“飲む漢方”とも言われているスパイス。共に体を温めて腎機能を助け、血流促進、新陳代謝、胃腸を整える作用もある。レモンはビタミンCの抗酸化作用、クエン酸の疲労回復効果がイライラや落ち込み予防に働く。組み合わせてとることで、消化吸収が促進され、腸を整えてくれる。
【納豆+キムチ】
キムチには副交感神経を優位にするGABAが豊富でリラックス効果、納豆は“幸せホルモン”のセロトニンをつくるトリプトファンを含む。