ビューティ情報『IKKOは主治医の「大丈夫」メモをお守りに 患者数急増するパニック障害への対処法』

2022年7月6日 11:00

IKKOは主治医の「大丈夫」メモをお守りに 患者数急増するパニック障害への対処法

という“予期不安”を感じて外出できない、電車に乗れないなど、生活に支障が生じた場合に、パニック障害と診断されるという。

発作は、特に電車や渋滞中の車の中、エレベーター、スーパーのレジに並んでいるときなど「逃げ場がない」と感じる場所で起こりやすい。影森先生自身も、30代のときにパニック障害を発症した。

「山手線に乗っていたら高田馬場の手前で急に息苦しくなり、死んでしまうのではないかという恐怖に襲われたんです。当時はカウンセラーとして働きながら、月曜から土曜まで夜にはりの専門学校に通っていて、心身ともにストレスと疲労でいっぱいでした。でも、気づかないふりをしていたんです」

IKKOさんの場合も、疲労とストレスが重なっての発症だった。30歳で「アトリエIKKO」を設立。みずからの仕事と弟子を育てる重圧を一身に背負い、体は悲鳴を上げていたのだ。
軽い吐き気や動悸、めまいなどの“前兆”はあったが、多忙な日々にそれらをやり過ごしていたという。
冒頭の出来事によって1週間入院したものの、退院して仕事に戻ると再び重荷にさらされた。

「電話のコールが鳴ると体の震えが起こるようになってしまったんです。

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