ビューティ情報『IKKOは主治医の「大丈夫」メモをお守りに 患者数急増するパニック障害への対処法』

2022年7月6日 11:00

IKKOは主治医の「大丈夫」メモをお守りに 患者数急増するパニック障害への対処法

夜も、彼がいるときは大丈夫なんですが、一人だと不安になってめまいや息苦しさが押し寄せ、救急病院に駆け込むと治る。それを繰り返すような日々でした」

■40〜50代の更年期世代は特に注意が必要

統計的には20〜30代の発症率がもっとも高いパニック障害だが、影森先生の元には、40〜50代の患者も多く駆け込む。

「この世代の女性は女性ホルモンの減少により自律神経のバランスが崩れやすくなるうえ、さまざまなストレスにさらされやすいんです。仕事では責任が重くなり、私生活でも親の介護や子どもの巣立ちなどの変化が訪れます」

さらに、コロナ禍も追い打ちをかけているという。

「最近相談を受けた50代の女性の場合、1年ほど前から更年期症状があるなかで、お子さんが中学受験を控え、コロナの感染対策に気を使う日々でした。受験が終わった後、それまでのストレスからパニック障害を発症してしまったんです」

真面目で完璧主義な人や責任感が強いがんばり屋さんがなりやすいというパニック障害。発症しないためには、“前兆”に気づくことも大切だと影森先生。

「ふだんから漠然とした不安があり心身ともにスッキリしない、緊張すると下痢をする、人混みに出るのがおっくうになった、などいつもと違う状態がひとつでもある方は“パニック障害予備群”の可能性があります。

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