2022年7月6日 11:00
IKKOは主治医の「大丈夫」メモをお守りに 患者数急増するパニック障害への対処法
早めに休息をとったり、睡眠を十分にとって食生活を見直す、気分転換をする、などを心がけましょう」
■信頼できる医師を見つけることが大切
発症してしまった場合、まずは精神科や心療内科を受診し、自分に合った治療法を見つけることが肝心だ。
IKKOさんの場合は、自分と相性のよい医師がいる心療内科に通うほか、自律神経を整えるはり治療に3年間毎日通ったという。自分に合う医師を見つけることが特に大切だとIKKOさん。
「私が話す前にいろいろ言ってくる先生よりも、まずじっくり話を聞いてくれる先生のほうがよかったですね。
仕事のやり方も変えました。弟子に任せられるものは任せて、1日働いたら1日か2日休んで頭を無にするようにしたんです。焦って中途半端に治療しても時は流れていくから。焦っちゃダメ、と何度も自分に言い聞かせてね」
みずからこんな工夫もした。
「発作が起きそうになると、韓流ドラマを見たり、音楽を聴いたり、“大好きなこと”に集中すると症状が少し和らぐんです」
“笑門来福”などの文字を書いて家中に貼ることで、自己暗示をかける方法も効果的だったという。
「食事と一緒に福を取り込めるように、キッチンには“福”の文字を。