現役医師が教える不眠症教室-睡眠薬に依存しない5つの方法
身体に合わない睡眠薬とは?
では、どのようなことが起こる場合、睡眠薬が自分に合っていないのでしょうか?以下のようなことが起こる場合に合っていないと考えられます。また、最低でも3回以上は睡眠薬を飲んでみて試してみて下さいね。
- 朝、眠くて(またはかったるくて)起きて仕事や学校へいけない
- 午前中だるくて何も体が動かない、または頭が働かない
- 逆に寝れなくなってしまった
- 記憶がない、起きる時間のアラームの音が聞こえない
- 眠る時間帯がずれてしまう(例:夜中の1時過ぎになると寝れるなど大幅に眠くなる時間がずれてしまう)
- 睡眠以外に体調が悪くなる(例:腹痛、吐き気、頭痛、血尿、力が入らないなど)
これらの症状が出た場合には(3日以上)使用をやめ、医師にその旨を伝えて違った薬を出してもらうようにしましょう。
睡眠薬は一度飲むとやめられなくなるの?
じつは、結論は未だ研究段階であり、明確な答えは出ていない状態です。
2つの種類の依存性
依存性には2つの種類があります。
1.精神依存
その薬を飲まないと不安になったりする症状をいいますが、睡眠薬の場合にはこの精神依存はあまり見られません。