新世代の睡眠時無呼吸症候群の国産治療機器「JPAP」とは?
自分でも写真を撮っているので、デザインにはかなりこだわりがありますし、いつか皆さんにも白いJPAPを見ていただきたいと気持ちは今でもあります。 最近、山本先生にお会いしたときにも「先生、やっぱり女性には可愛いのを作りましょうよ」と言ったのですが、先生も根負けしたのか、やっと白色の花模様など私の意見にも少し耳を傾けてくれるようになりました。山本先生は本当に素晴らしいデザイナーですから、私が新しく立ち上げた別の会社で手がけている製品のデザインもこれからお願いしようと思っています。
小型化のもっとも大きな課題は「静音性」
機械のサイズを小さくするときに難しいのは静音性の問題です。機械本体のサイズがある程度大きければ、圧力を発生させるブロアーの雑音を消すことは比較的容易なのですが、今の技術では機械が小さくなるほど音を消すことが難しくなります。しかし、私たちが持っている別の技術を使えば、将来的にはより音が静かでコンパクトなものができます。 ただし、私たちは技術的に少し先行しすぎているのかもしれません。市場に出すタイミングが早すぎると受け入れられない場合もあります。
そういった意味では、現在の技術で小型化の壁となるのは静音性ではないかと思います。