ビューティ情報『新世代の睡眠時無呼吸症候群の国産治療機器「JPAP」とは?』

2017年10月10日 11:05

新世代の睡眠時無呼吸症候群の国産治療機器「JPAP」とは?

人工鼻(Heat Moisture Exchangers; HME)とは、人工呼吸器を使っているときに吸気ガスを加湿するための器具です。患者さんの呼気中の水分を吸収して、吸気時にその水分を再び患者さんに吸わせることによって、人間の鼻腔粘膜と同様の加湿効果を得ることができるというものです。 人工鼻の場合には中にセルロース系の材料を入れて水分を蓄えますが、メトランのHummax QEではチューブの中に500ミクロンのホローファイバー(多孔質の中空糸膜)を入れてあります。このファイバーは疎水性なので、この中に水を入れても水は外に出ませんが、蒸発する面積はセルロースの6倍にもなります。この中空糸を使うことによって、まったくヒーターを使わなくても自然に水分が蒸発して、喉が乾かないように湿度を補うことができるのです。 CPAPは人工呼吸器のように吸気と呼気の通り道が分かれておらず、1本のチューブになっています。そのため、マスクには吐き出した炭酸ガスが溜まらないように外へ逃がす穴が開いています。 アメリカのあるメーカーが出している小型のCPAPはチューブの途中にHMEをつけているのですが、実はそれでは意味がありません。

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