ビューティ情報『どうしてシミはできるの?40代以降シミが増える理由は?皮膚科医が解説』

2020年7月27日 23:00

どうしてシミはできるの?40代以降シミが増える理由は?皮膚科医が解説

の中にあるチロシナーゼという酵素の働きが活発になり、メラニンが生成されます。

肌には、紫外線のダメージを抑えるためバリア機能があります。バリア機能を主に司る組織は、表皮細胞(ケラチノサイト)の死骸がぺちゃんこになり、屋根瓦のようになって表皮を覆う薄い層(=角層)と、その上にある皮脂膜です。概ね40代以降、皮脂分泌量が減少したり、角層のセラミドや天然保湿因子となるタンパク質が減少したりすることで、角層の水分保持力が低下。肌が乾燥しやすくなり、バリア機能が低下してきます。バリア機能が弱くなると、紫外線の肌への透過性が高くなり、紫外線による影響を受けやすくなることが、最近の研究でわかってきました。つまり、年齢とともに肌のバリア機能が衰え、肌が乾燥しやすくなると紫外線のダメージを受けやすくなってメラニンの生成が増え、シミを発生させてしまうのです。

原因2:ターンオーバーサイクルが崩れメラニンの排出機能が衰える
表皮細胞は約28日周期で新しい細胞に生まれ変わるターンオーバー(新陳代謝)を繰り返しています。
そのため、色素細胞からメラニンをもらった表皮細胞も徐々に表皮へと押し上げられ、やがてはがれ落ちます。

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