2023年3月25日 08:10
「毎日食べてた…」腸内環境悪化、太る原因にも!アンチエイジングの大敵となる意外な食品【医師監修】
「白砂糖にはグラニュー糖、氷砂糖、白ザラ糖などの種類がありますが、どれも成分のほとんどはショ糖です。ショ糖は化学名でスクロースと呼び、ブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)がくっついてできた二糖類です。
この二糖類というのが、砂糖が体の害になる理由の一つです。ショ糖はブドウ糖と果糖、2つの分子を化学薬品により人工的に結合させて精製した化学食品なのです」(黒田先生)
白砂糖が化学食品とは、意外に感じる人も多いのではないでしょうか。
白砂糖を控えたほうが良い理由3つ
それでは具体的に、白砂糖は体にどんな影響を及ぼすのでしょうか。
1.腸内環境を悪化させる
「白砂糖は2つの分子の結合が強固なため、胃酸や酵素をたくさん使ってもなかなか分解されません。このとき体内のミネラルを大量に消費してしまいます。
体内で分解されにくいということは、腸内や血管を傷つける原因にもなり、そればかりか、消化できずに残った白砂糖は悪玉菌のエサとなり、善玉菌を減少させてしまうのです」(黒田先生)
2.依存性が高くてやめられなくなる
「スイーツを食べると幸せな気分になる人は多いと思います。
これは白砂糖をはじめとるする甘みに、ドーパミン、セロトニン、エンドルフィンといった神経伝達物質が分泌されるため。