ビューティ情報『40歳以上の半数がなる!? 足の血管が悪目立ちする「下肢静脈瘤」はどんな病気? 原因は?【医師解説】』

2023年5月26日 09:10

40歳以上の半数がなる!? 足の血管が悪目立ちする「下肢静脈瘤」はどんな病気? 原因は?【医師解説】

睡眠中や朝方足をつると99%が「隠れ下肢静脈瘤」の可能性

足がつった女性


――下肢静脈瘤になると、どんな症状が現れるのでしょうか。

佟先生症状として一番わかりやすいのは、足の血管がボコボコと浮き出て見える状態です。ただし、下肢静脈瘤の症状には目に見えないもののほうが多いんです。見た目には現われていない状態を「隠れ下肢静脈瘤」といいます。

――「隠れ下肢静脈瘤」というのは、あまり耳なじみのない言葉です。

佟先生これまでは下肢静脈瘤イコール足の血管が浮き出て見た目が悪くなる病気、という認識でした。しかし、血管がボコボコと浮き出ている症状が出るのはステージ3程度まで進んだ状態です。目に見える症状が出るまでの間にも、下肢静脈瘤は少しずつ進行しているんです。


近年のデータによれば、下肢静脈瘤の患者さんのうち、血管がボコボコと浮き出るなど目に見える症状が出るのは約2割と報告されています。つまり、8割の方は隠れ下肢静脈瘤だということです。

――隠れ下肢静脈瘤には、どのような症状があるのでしょうか?

佟先生私のこれまでの診療経験からいうと、一番はむくみ、二番目は足の疲れ、三番目は睡眠中のこむら返りです。

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