2021年1月4日 23:00
30~50代の女性にできやすいシミ・肝斑の原因は?どうケアすればいい?
肝斑の改善をうたった市販薬もあるので、そちらの利用するのも良いでしょう。また、美白化粧品を使ってメラニンを抑制するのも手です。
病院での肝斑の主な治療は服薬が一般的
セルフケアで肝斑の改善が見られなかったら皮膚科か美容皮膚科を受診して、本格的な治療をするのも選択肢の1つ。病院でおこなわれる主な治療法は以下のとおりです。
1.服薬
肝斑の治療として最初に病院で処方されるのがトラネキサム酸の内服薬です。トラネキサム酸にメラニンの生成を促し、肌の炎症を引き起こすプラスミンという物質の働きを抑える効果があります。そのため、肝斑の予防改善が期待できます。症例によっては、ビタミンCやL-システインなどの内服薬の併用や、ハイドロキノンやトレチノイン、アゼライン酸、ビタミンCといった外用薬が追加で処方されることもあります。
2.外科的治療
肝斑では、光治療、ケミカルピーリング、イオン導入、液体窒素治療が必要に応じておこなわれます(各治療法の詳細は「顔のシミをなんとかしたい!病院のシミ治療ってどんな感じ?【医師回答】」を参照)。
なお、肝斑は刺激によって炎症を起こすことで悪化するため、レーザー治療がおこなわれていませんでした。