なんとなく元気が出ない…【医師監修】天気が悪い日に「体調を崩しやすいNG行動」と健康対策
天気が悪い日はなんとなく元気が出ない、体がだるい、頭が痛い、気持ちがふさぐ…といった体調不良を感じることはありませんか?実はこういった体調不良には、気象条件が影響していることもあります。今回は、雨の日に体調が悪くなりやすい原因や、心身の健康のために雨の日に避けるべきこと、やるといいことをご紹介します。自分でできる対策を取り入れて、雨の日も快適に過ごしましょう。
天気が悪い日に不調になる原因とは?
気圧の変化
雨の日は気圧が低いことが多く、この気圧の変化が体調不良を引き起こす一因となります。気圧の変化は耳の奥にある前庭という部分で感知され、自律神経を刺激。その結果、自律神経が乱れることで、不調につながることがあります。頭痛や倦怠感を感じる場合が多いのですが、特に女性は片頭痛持ちの方も多いため、低気圧で体調を崩す方も多くいらっしゃいます。
湿度の上昇
雨の日は湿度が高くなりますが、湿度の変化も自律神経を刺激するとされます。
漢方医学では湿度が高い状態を「湿邪」と呼び、むくみや頭痛、めまいなど様々な不調の原因になると考えられています。また、湿度が高いとカビやダニが繁殖しやすくなり、アレルギー症状が悪化することもあるでしょう。